2024年4月19日 12:00
『アストロノオト』監督インタビュー。「みんなで話のできるアニメをつくりたかった」
そこは昔のテレビアニメと同じで、1年間続くアニメシリーズの最終回の内容は最初の段階では決まっていなくて、作っていく中で最終回ができていく。
今回は最終回の内容は決めてありましたけど、その過程は脚本のうえの(きみこ)さんとのやりとりの中で作っていく。そこが面白かったですし、「次週はどんな内容になるんだろう?」というテレビアニメのライブ感が楽しめると思います。
春日森制作中はコロナ禍だったのでリモートで話し合いながら1話ずつ作っていきました。物語が進んでいってもいくつかの部分は自分たちでもまだ決めていない部分もあったりして。
高松キャラクターが何かを探している時、実は自分たちも探していたりしましたね(笑)
春日森制作さんは不安だったかもしれないですけど(笑)。僕たちは本当に楽しんで作ってました。
高松ある程度まで脚本が進んだ時点で、最初の方の脚本を少し修正したり。
そこはオリジナル作品の利点であり醍醐味ですよね。
本作のポイントは、作品が進化していくきっかけを“スタッフ全員”がもたらしたことだ。
春日森うえのさんの脚本を読んで「このキャラクターにこんな過去があったのか!」と驚くこともありましたし、キャラクターデザインのあおき(まほ)