くらし情報『舞台『オデッサ』東京公演開幕 コメント&舞台写真公開』

2024年1月9日 13:25

舞台『オデッサ』東京公演開幕 コメント&舞台写真公開

鹿児島弁や英語を使った芝居をやったことが無かったので、まずはネイティブの鹿児島弁を浴びて少しでもそれに近づけるようにと鹿児島に行きました。
稽古場でも迫田さんとエマさんに一言一句セリフを全部CDに吹き込んでもらい、それを移動の車や稽古場で聞き続ける日々でした。

■宮澤エマ(警部 役)
英語を喋りながら舞台に立つというのが初めてで、日本語と英語を喋っている私は同一人物ですが2つの役を演じているかのような気持ちになりました。
それぞれの言語で私の喋り方や動作がすごく違うというのを改めて実感して、そこをどう統一させていくのかというのがすごく難しかったです。
今まで翻訳劇をやるときに、日本語をより英語のニュアンスに近づけるという作業をしたことはありましたが、今回はその逆で、英語台詞を観客の皆さんが読む日本語字幕のニュアンスに近づけました。柿澤君も膨大な英語を喋るので少しでも短く、分かりやすく、言いやすくなるようにしました。私の演劇人生での初めてが多く詰まった作品です。

■迫田孝也(旅行者 役)
三谷さんが僕に「貴方はネイティブな鹿児島弁で努力も何もしていない」とおっしゃって(笑)。
毎日稽古場に行くと、三谷さんとキャスト皆で丸くなって座って台本に対する意見を交わす“エマタイム”と呼ばれる時間があったのですが、そこでいかに「僕も一員だよ」

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