映画『今夜、世界からこの恋が消えても』実は旧知の仲! 監督・三木孝浩&脚本・月川翔が対談
そういう意味では今回の脚本もそういう作りになっていたので、非常にやりやすかったです」とコメント。
実は三木と月川は共に現代の恋愛・青春映画を代表する監督というだけでなく、旧知の仲。そもそものその出会いは?ふたりの繋がりの記憶を遡ってもらった。
「事務所に入るとき、最後に面接をしてくださったのが三木さんだった」
三木孝浩監督
「同じ事務所に月川くんが入って来て、行定勲監督の作品(『クローズド・ノート』07年)のメイキングを一緒にやったんですよね。そこからつき合いが始まって、その中でいろいろ映画の話をしたり、お互いの映画作りに関しても相談し合ったり。
月川くんが『君の膵臓をたべたい』(17年)を撮ることになったときも、僕は浜辺美波ちゃんの初出演の作品を監督していたので(『空色物語「浜辺美波~アリと恋文~」』11年)、話をしたりしてましたね」(三木)
「そもそも三木さんは僕にとっては面接官で、事務所に入るときに最後に面接をしてくださったのが三木さんだったんですよ(笑)」(月川)
月川翔
「そうか! そうだったね(笑)。面接と言ってもそんな大仰なものではなくて、入社するかもしれない監督がいるから会ってほしいと言われて、作品を観させていただいたら、それがすごく面白かったんですよ。