くらし情報『『ゴールド・ボーイ』岡田将生と羽村仁成、ひりひりする悪だくみの頭脳戦【おとなの映画ガイド】』

2024年2月26日 12:00

『ゴールド・ボーイ』岡田将生と羽村仁成、ひりひりする悪だくみの頭脳戦【おとなの映画ガイド】

最近の日本映画では、出色のサスペンスだ。

「何をしたとしても14歳までは捕まらないよ。少年法で決まってるから」と言い放つ朝陽──。『リボルバー・リリー』の好演が印象に残る羽村仁成は、本作でも、感情を内に秘めた演技。表面はよくできた秀才、その裏に冷血な顔をもつ複雑なキャラクターを見事に演じている。

『ゴールド・ボーイ』岡田将生と羽村仁成、ひりひりする悪だくみの頭脳戦【おとなの映画ガイド】


岡田と羽村、その顔を半々に使ったポスター画像が、表裏一体ともいえる主人公ふたりを表現しているかのようで、面白い。朝陽の母役で黒木華、実の父役で北村一輝、昇の妻役に松井玲奈、その従兄弟で刑事役に江口洋介と、脇役も主役級の顔ぶれが並び、映画に厚みをもたせている。


文=坂口英明(ぴあ編集部)

『ゴールド・ボーイ』岡田将生と羽村仁成、ひりひりする悪だくみの頭脳戦【おとなの映画ガイド】


【ぴあ水先案内から】

中川右介さん(作家、編集者)
「……岡田将生が、あの端正な顔立ちで、ロボットのように無表情に完全犯罪を実行していく。彼の犯罪は美しく、見惚れてしまう……」

中川右介さんの水先案内をもっと見る(https://lp.p.pia.jp/article/pilotage/337422/index.html)

(C) 2024 GOLD BOY

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