2021年3月25日 18:00
ライゾマティクスの大規模個展が東京都現代美術館にて開幕 設立から15年の多岐にわたる活動を複合的に展観
メディアアートのみならず、最先端の広告、エンターテインメントまで、国際的に幅広く活躍するライゾマティクス(Rhizomatiks)。彼らにとって美術館では初となる大規模個展『ライゾマティクス_マルティプレックス』が、3月20日(土)より6月20日(日)まで東京都現代美術館にて開催されている。
ライゾマティクスは2006年に結成されたクリエイター集団。従来のメディアアートの枠を軽々と飛び越え、ハード・ソフトの開発、大学や機関との共同研究なども行い、人とテクノロジーの関係性を追求、多くの人々の心をときめかせる作品やデバイス、建築に広告やショーなど多岐に渡るプロジェクトを手掛けてきた。本展は、設立15周年を迎えるライゾマティクスの活動を新作を含め総合的に紹介するものだ。
《Rhizome》(2021)展示風景
新作の《Rhizomatiks×ELEVENPLAY “multiplex”》(2021)は、演出振付家のMIKIKOが率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」との共作
床面と壁面を全面プロジェクションされた空間内には、キューブ型のロボティクスとカメラが自動走行で縦横無尽に動き回っている。