2019年2月20日 19:22
FPが理想的な家計を解説!手取りに対する支出の割合を家族構成別にご紹介
また賃金も物価に比例して安くなる傾向があるため、手取りに対する割合、負担感はそれほど変わらない場合もあり、支出割合についても、実際にお住いの地域の状況に応じて補正する必要があります。
家族構成別、手取り収入に対する理想的な支出・貯蓄割合の目安
それぞれの支出項目が手取りに占める理想的な割合は、家族構成や収入、家賃負担の有無、住んでいる地域(都市部・地方)など、それぞれの家庭の状況によって変わります。
そのため、すべての家庭に当てはまる正解はありません。ここでは平均的な家庭における理想的な支出割合を、主な家族構成別にご紹介します。ご自身の家庭にもっとも近いケースを目安としてご活用ください。
2人世帯(夫婦2人のみ・共働きDINKS)
20代、共に会社員の夫婦2人の世帯。このような世帯はDINKS(ダブルインカムノーキッズ)ともいわれ、夫婦2人ともフルタイムで働いているため、一般的に手取りが多くなります。
十分に貯蓄できる余力がある反面、独身時代からの延長で、趣味や外食など浪費しやすい傾向もあります。
収入に余裕があることで家計の管理を怠り、いつの間にかお金がなくなっているという世帯も少なくありません。