2019年2月20日 19:22
FPが理想的な家計を解説!手取りに対する支出の割合を家族構成別にご紹介
家族構成・収入例
理想の支出割合例
支出金額例
支出を抑えるポイントは固定費の見直し
節約というと、食費を削ったり、電気をこまめに消したり、外食やレジャーを控えたりといった、変動費を削るイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
変動費の節約は、我慢すればある程度の効果がすぐ出る反面、常に節約を意識しなければならず、生活が窮屈になったり、ストレスを感じ長続きしにくい傾向があります。
それに対して固定費は、自動引き落としなどで無意識のうちに支払っていることも多く、手付かずになりがちです。確かに固定費の見直しは、変動費の見直しに比べ手間はかかります。しかし一度の見直してしまえばその後も節約効果が持続し、生活をあまり変えず大きな節約効果が期待できるのが特徴です。
そのため、まずは固定費を理想的な割合に近づける見直しを行い、その後で変動費を理想的な割合まで減らしていく。これが無理なく支出抑制効果を持続させる効率的な家計見直しのポイントです。
家計の現状把握が理想的な家計への第一歩
理想的な支出割合に近づけるには、まず家計の現状を把握できていなければ始まりません。