2019年3月20日 19:47
【新築・中古別】マンション購入で失敗しないための注意点をFPが解説
失敗しないための注意点【中古】
中古マンションを購入する際、特に注意したいのが以下のような点です。
仲介手数料耐震強度管理・修繕状況に問題はないか修繕積立金の負担リノベーション物件1. 仲介手数料
中古マンション購入時にかかる諸経費の相場(物件価格の6〜10%)は、新築マンション(同3〜7%)に比べ高い傾向がありますが、その大きな要因となっているのが、物件価格の3%程度かかる不動産業者に支払う仲介手数料の存在です。この仲介手数料は、交渉次第で下げられる可能性があり、特に売主(マンションの現所有者)からも仲介手数料を受け取っている場合には、値下げに応じてもらいやすい傾向があります。不動産業者側から値下げしてくれることは稀なため、購入者側から交渉を持ちかけてみることが大切です。
2. 耐震強度
1981年(昭和56年)6月1日の建築基準法改正前に建築されたマンションは、現行よりも耐震基準が緩く、耐震強度が不足している可能性があります。安全性はもちろん、住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の適用を受けるための条件としても、十分な耐震強度が確保されている物件を選ぶようにしましょう。