2020年5月11日 14:00
個人年金保険とiDeCoをFPが徹底比較!違い&メリットデメリットを理解しよう
iDeCoでは手数料も発生するので、預貯金だけで運用すると損してしまうこともあります。投資を行って積極的に年金を増やしたい人は、iDeCoの方がおすすめです。
50代以上で加入を考えるなら
iDeCoでは通算加入期間によって、年金受取が可能になる年齢が次のように決まっています。
iDeCoで60歳から年金を受け取るには、10年以上の積立期間が必要です。50代の人でも加入のメリットがないわけではありませんが、60歳から年金をもらうことはできません。
個人年金保険の場合には、保険料の一時払いも可能になっており、年金の受け取り開始年齢も契約で自由に設定できます。60代や70代で加入できる商品もあるので、高齢になってからの資金準備に活用できます。
個人年金保険とiDeCoは併用できる
個人年金保険とiDeCoの両方に加入することも可能です。
所得控除の枠もそれぞれ別になるので、両方を併用すれば節税効果も大きくなります。
たとえば、iDeCoだけで積み立てると、急にまとまった資金が必要になったときに引き出せず困ってしまうことがあります。途中解約もできる個人年金保険でも積み立てをしておくと、資産運用に柔軟性を持たせることができます。