2020年10月15日 14:00
株式投資における貸株金利とは?知っておきたい貸株サービスの仕組みを専門家が解説!
長期保有の株式を活用できる
貸株サービスを利用する2つ目のメリットは、保有している株式を有効利用できるという点です。
株式投資の利益の仕組み
株式の利益にはキャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。キャピタルゲインとは株式を売却することによって得られる売買差益のことです。たとえば10万円で購入した株式が15万円になったときに売却すれば、差額5万円がキャピタルゲインになります。
そしてインカムゲインとは、株式を保有している間に得られる利益です。株式では配当金や株主優待などがインカムゲインになります。
配当金とは、株主に分配される現金での配当のことです。株主は持株に応じて利益の還元を受ける権利を持っています。
配当金は会社の利益の状態によって増減や有無が決まります。
ただし、会社によっては利益があっても配当金を支払わない場合もあります。また株主優待とは、企業が株主に自社の商品や割引券をプレゼントすることです。
貸株によってインカムゲインを増やすことできる
配当だけでなく、株主優待からもリターンが得られるので、インカムゲイン投資は人気があります。さらに貸株を利用すれば、保有している間に貸株金利を受け取れるので、インカムゲインを増やせるのです。