2021年1月25日 14:00
退職したら確定申告が必要?申告すべきケース・申告方法をFPが解説!
年末調整に必要な書類をリストアップして、早めの準備を心がけましょう。
退職後に2か所以上でアルバイトをした
再就職せずにアルバイトで生計を立てるケースもあります。2か所以上でアルバイトをした場合は、前職も含めてすべての所得を合算し、所得税額を算出するために確定申告をしましょう。
本業とは別で副業の所得が20万円以上あった
最近では副業を推奨する企業も増えてきました。副業の収入から経費を差し引いた所得の金額が20万円を超えた場合は、雑所得として確定申告が必要です。
『退職所得の受給に関する申告書』を提出していない
年の途中で会社を退職したときに退職金の支給がある場合、『退職所得の受給に関する申告書』を提出します。これにより退職所得控除が適用され、退職金にかかる税金が安くなります。
もしこの申告書を提出していない場合は、確定申告をすれば還付金が受けられる可能性があるので、忘れずに確認してください。
失業保険に確定申告は不要
退職をして次の就職先が見つからないときには、以前の会社の雇用保険から求職者給付(失業保険)を受給できます。失業保険は所得ではなく、再就職までの間の生活保障を目的に支給されます。