2023年7月12日 10:00
作曲家・林光の幻のオペラが45年ぶりに蘇る こんにゃく座 オペラ『浮かれのひょう六機織唄』新演出で上演決定 カンフェティでチケット発売
(こんにゃく座では、『そしてみんなうそをついた』(2008)、『想稿・銀河鉄道の夜』(2010・2016)、『森は生きている』(2012)、オペラ『末摘花』(2020)等がある。)
こんにゃく座に入座する前、大石は京都オペラグループのオペラ『浮かれのひょう六機織唄』公演に「ひょう六」役として出演した経験があります。歌い手として音楽や物語の特性を知り尽くした大石だからこその丁寧な作品づくりができることを期待しています。
【ものがたり】
村いちばんのモテモテ男ひょう六は歌と踊り、色事にかけては人並み以上
でもちっとも働かない困ったヤツ
しかしある時ひょう六に凶作でピンチ続きのこの村を救うため大きな役目が舞い込んだ
となり村は評判の機織娘、お糸の織り出す布のおかげでたいそう豊かに栄えている
「ひょう六、おまえ、お糸を口説きたぶらかし、お糸の機織りの技で、この村のピンチを救っておくれ」
天下はれてひょう六は
ああ堂々の
色じかけの旅へと出発する
スタッフプロフィール
台本/若林一郎(わかばやし いちろう)
1931年東京生まれ。放送作家、劇作家。鎌倉アカデミア演劇科卒。
「ものしり博士」(NHK)