メラビアンの法則は矛盾だらけ!言語の伝達力が7%説は大間違い
を交えながら、壇上を右へ左へと歩きまわることで知られていました。このような動作を入れることで、より相手に伝わりやすくなるのです。
さあ、部下や同僚、お客様とのコミュニケーションをより潤滑にするために、今日からメラビアンの法則を取り入れてください。視覚(ビジュアル)55%、聴覚(音声)38%、言語(文字)7%。各数字を並べて「55387」です。
これは「ゴーゴー(55)サバ(38)ンナ(7)。ゴーゴーサバンナ」といいます。はい声を出していいましょう「ゴーゴーサバンナ!」。
今日からすぐに実践できるテクニックです。
~ここまで~
これは笑いごとではありません。無知な研修講師の間で、まことしやかに伝えられている悪魔の法則なのです。
■メラビアンの法則はなぜ矛盾しているのか
言語(文字)だけで7%しか伝わらないなら、文書はどうなるのでしょうか。
7%しか伝わらないなら、文書で残しても93%の人に伝わらないわけですから、文書の必要性がなくなります。また、業務のやり取りやはメールでは成立せず、書籍なども著者の意図している7%しか伝わらないことになります。
聴覚(音声)も38%しか伝わらないなら、外出先から上司に業務報告の電話をしても、38%しか伝わらないことになります「報・連・相」