2024年2月26日 21:40
自宅で父が突然の心臓停止…「もしあのとき、逝かせてあげてたら」と思うワケは【体験談】
亡くなった私の父は、40代から心臓病で闘病していました。自宅で療養をしていたのですが、あるとき自宅で急に心臓停止してしまいました。そのときの対応や蘇生後の介護についてのお話です。
自宅で突然心臓が止まる
父はすでに40代から心臓病を患っており、入退院を繰り返す生活を続けていました。いつ具合が悪くなるかわからないこともあり、父の隣の部屋で寝るという生活を続けていました。
60代までは良くなったり、また悪くなったりを繰り返していたのですが、ある朝、早い時間に父に起こされました。具合が悪いというので、救急車を呼ぼうとしたのですが、まずは頭を冷やしてほしいと言われ、私は氷の用意をすることに。その間2、3分というわずかな時間でしたが、部屋に戻ったときは父はベッドで倒れており、すでに心臓が停止していたのです。
急いで救急車を呼び、寝ていた姉を起こして救急隊の指示通りに心臓マッサージをしながら到着を待つことになりました。数分後には救急車も到着していましたが、その場で救命処置をしてくれたものの、蘇生はしませんでした。そのまま救急車に乗り、車内で処置を繰り返したところ、病院に着くまでに何とか蘇生しました。