くらし情報『1本30万円!? 高額な歯科インプラント治療。本当に値段に見合った内容なの?【医師監修】』

2022年12月30日 03:10

1本30万円!? 高額な歯科インプラント治療。本当に値段に見合った内容なの?【医師監修】

手術は1回法と2回法にわけられます。

歯茎を切開して、顎の骨にドリルでインプラント体用の穴を開けます。その穴にインプラント体を埋め入れるところまではどちらの手法でも同じです。

1回法では、そのままアバットメントを装着し、手術は終了になります。

2回法は、インプラント体を埋め込んだ後、一度ヒーリングアバットメントというカバーを設置して歯茎を縫合します。手術から2〜3カ月後にインプラント体と骨の結合具合を確認し、問題がなければもう一度歯茎を切開してカバーを取り外し、アバットメントを装着します。

2回法のほうがしっかりとをインプラントが顎の骨と結合してから被せ物を装着できるので、1回法よりも2回法をおすすめします」(古川先生)

歯科インプラントは一生使えるものなのでしょうか?

「基本的に一度歯科インプラントを付けたらそのまま使い続けることができます。被せ物やアバットメントが壊れてしまうこともありますが、その場合は壊れた部分だけ交換すれば大丈夫です。


もちろん、歯科インプラントを外すこともできます。

50代60代で歯科インプラントの治療を受けた方が年を取って、寝たきりなどで自分で歯磨きやうがいができなくなったときに、インプラントを取らなければいけないということが問題になっています。

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