2023年9月17日 11:10
老けないための食事って?老化を防ぐ食材・老化の原因になる食材とは?【医師解説】
若いころに比べて疲れやすくなった、なかなかやる気が出ない、肌の衰えが気になる……。『50歳の分岐点差がつく「思秋期」の過ごし方』が話題の精神科医の和田秀樹先生は、心身ともに揺らぎがちな更年期の時期を「思秋期」と呼んでいます。今回は、老けないための食事について解説をしていただきました。
教えていただいたのは…
和田秀樹先生(精神科医)
1960年大阪市生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医、ルネクリニック東京院院長、立命館大学生命科学特任教授、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、和田秀樹心と体のクリニック院長などを務める。著書にベストセラーの『80歳の壁』(幻冬舎)など多数。高齢者専門の精神科医として30年以上にわたって現場に携わっている。
細胞の炎症を防ぐ食材を食べて老化予防
――老けないために食事で心がけたほうがいいことを教えてください。
和田先生私自身は、食べたいものを食べればいいと考えています。ただ、食べる際には“細胞の炎症を防ぐ食材”をできるだけ摂取するようにしています。