くらし情報『愛知県豊橋市立八町小学校で実施した英語イマージョン教育の公開授業と教員向け講演会についての取材記事を公開』

2024年1月18日 13:00

愛知県豊橋市立八町小学校で実施した英語イマージョン教育の公開授業と教員向け講演会についての取材記事を公開

というふうに二言語を厳しく区別することは問題視されています(Ramirez & Faltis, 2021)。「発言しよう」という子どもの気持ちを潰してしまうからです。
また、どちらの言語を使うかを自分で選ぶことはバイリンガルにとって自然なことです。(--中略--)原田教授は、これまでの八町小の授業視察にて、学んでいる内容(教科)の理解が深まる(Baker, 2003)など、日本語での発言を尊重することの効果が見られたことを報告しました。

■日本人教員とNET(英語を母語とする教員)のチームワークにより、児童が理解できるインプットを最大限与えながらも、英語でのアウトプットは強要せず、発言しやすい雰囲気や心理的安全性を保っている
原田教授によると、日本人教員とNETのチームティーチングは、八町小の成果において最も重要な役割を果たしているとのこと。まず、児童たちが教科の概念を英語でも理解できるように、NETがジェスチャーや表情などを巧みに使っています。日本人教員は、必要に応じて日本語を使いますが、意識的に英語で言い換えたり、英語での言い方を児童たちに確認したりします。そして、児童が日本語を使って発言した場合も称賛し、そこから英語で言い換えることで、さらなる英語のインプットやアウトプット、やり取りにつながっています。

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