それに加えて、若い男子は「空気を読む」ということを意識しながら育ってきたので、「恥じらい+空気を読む=身動きがとれない」ということになったりしています。
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高校生くらいまでお勉強にいそしんできた若い男子なら、それに加えて人の顔色をうかがう能力に長けています。大人たちが言う通りにお勉強をしないと、大学に進学できない・・・・・・というような息苦しさとセットで成長してきたわけです。だから無理をして勉強を続けてきた男子は、まず「親」のことを考えています。親の気に入るようにふるまうにはどうすればいいのか?ということを考えるのが得意なのです。
それがひとりっ子の男子なら、もっと大変です。小さいころから親の顔色をうかがうことが「仕事」だった・・・・・・ひとりっ子の男子からよく聞く言葉です。きっとひとりっ子の女子も同じようなものでしょう。
でも、こと恋愛となると、女子のほうが親の期待と、自分の希望を両立させて人生を考えていくのがうまいのでしょう。
■■女子の役割
もともと恥じらいがあるうえに、ちょっとした「いい子」として生きてきた、いわば不自由な男子が、今日明日でいきなり自由に女子とコミュニケーションできる人になるはずもなく・・・・・・結局、彼女は欲しいけれど好きアピールができない、ということになります。