8月に北海道と東京で上演される、ハイバイ『ワレワレのモロモロ2024 札幌東京編』の詳細が発表された。ハイバイは劇作家・演出家の岩井秀人が主宰を務める劇団。『ワレワレのモロモロ』は参加者が自分の身に起こった話を書き、それをそのまま演劇化して本人を中心に演じる企画で、これまで地方劇場や高校・大学、教育機関など全国で開催を続け、開催地は延べ30カ所、参加者は延べ550名以上にわたる。さいたまゴールドシアター編やフランス・ジュヌビリエ編など、世代や国境を超えて上演を重ねた岩井のライフワークとなる企画だ。今回は「札幌」と「東京」それぞれの地から選りすぐりの実話エピソードが集結。北海道・札幌に新しくオープンするジョブキタ北八劇場で約3週間の滞在制作、公演を経て、約2年ぶりにハイバイ公演として東京凱旋公演が行われる。出演者は板垣雄亮、足立信彦、滝沢めぐみ、南雲大輔、納谷真大の5名が名を連ねた。『ワレワレのモロモロ2024 札幌東京編』は、2024年8月8日(木) から11日(日) にジョブキタ北八劇場、8月14日(水) から18日(日) に東京・ザ・スズナリで上演される。また8月8日(木)・9日(金) の終演後には、本公演の企画や滞在制作についてのアフタートークを実施。他の上演回のチケットを持っている人も、本イベントに限り参加することができる。■岩井秀人 コメント岩井です。ワレワレのモロモロでございます。個人的にはいつも通りの「そいつはヒデー!!(涙笑)」なものもありつつ、さらに射程の広いものが題材になっていて、味わい深いものになりそうです。なかなか日常では触れることができない「宗教」についてや、「資本主義のはしごを必死に登った」体験が語られます。僕自身、世代的(70年代生)にもあまり能動的に話題にしてきづらかったものを扱えることが楽しいです。これを機に、いろんなことを明るく話題に取り上げていける世の中になったらいいなと思いつつ、本番まで楽しくやっていこうと思っております。お楽しみに!<公演情報>ハイバイ『ワレワレのモロモロ2024 札幌東京編』構成・演出・脚色:岩井秀人出演:板垣雄亮、足立信彦、滝沢めぐみ、南雲大輔、納谷真大【札幌公演】日程:2024年8月8日(木)〜11日(日)会場:ジョブキタ北八劇場■アフタートーク8月8日(木) 19:00回 納谷真大(ジョブキタ北八劇場芸術監督)×岩井秀人8月9日(金) 19:00回 出演者×岩井秀人※終演後に開催。※公演チケットをお持ちの方のみ参加いただけます。※他の上演回のチケットをお持ちの方も終演後に入場いただけます。【東京公演】日程:2024年8月14日(水)〜18日(日)会場:ザ・スズナリ一般発売:6月1日(土) 10:00チケット情報(東京公演のみ):()特設サイト:
2024年05月10日リズムよくシャッターを切る音が重なる。レンズに捉えられた2人はぞくりとするほど色っぽい。独特の緊張感に包まれた中、不意にその空気が緩む瞬間があった。それが、セットチェンジのとき。カメラマンから「座ってください」と指示が飛ぶと、スタッフが椅子を用意する前に、福士蒼汰がわざと空気椅子のポーズをする。そのおどけた仕草に、松本まりかも思わず笑い声をあげた。飾らない、素顔の2人がそこにいた。5月17日(金) 公開の映画『湖の女たち』でW主演を務める福士蒼汰と松本まりか。2人が演じるのは、歪んだ支配欲を抱く若手刑事・圭介と、圭介の冷たい視線に恍惚を覚える介護士の佳代。目の前でにこやかに笑っている2人と同一人物が演じているとは思えない。パブリックイメージを覆す、倒錯した関係性に観客は衝撃を覚えるだろう。役者として新境地を切り開いた2人に、圭介と佳代として生きた日々を振り返ってもらった。チャレンジングな作品なので周りの方々が気を遣ってくださいました――普段仮面をかぶって隠している人間の欲がさらけ出されたような描写が数多くありました。この役を引き受けるのには覚悟が必要だったと思うのですが、やってみようと思った一番の決め手は何だったのでしょうか。福士いつかこういった作品にも挑戦してみたいと思っていました。お話をいただいたのが29歳のときだったのですが、それまでエンタメ作品に出演させていただくことが多かったので、違うこともやってみたいなという思いが自分の中で沸々としていた。だから、このお話をいただいた時は、躊躇うことなく受け入れられたんです。チャレンジングな作品ではあるので、周りの方々が気を遣ってくださっていました。松本私も福士くんと同じで、このお話が来たときは、バラエティーとか、すごくポップな作品をやっていて。こういう作品をやれるところに行きたいけど、自分の現実と乖離しているし、という状況だったんですね。そんな中、(監督を務める大森)立嗣さんが「佳代をまりかでやりたい」とおっしゃってくださって。立嗣さんが覚悟を持って挑む作品の重要な役を私に任せてくださる。それだけで、台本を読む前にやりたいと思いました。――内容に対する抵抗はそんなになかったんですね。福士僕は抵抗はありませんでした。自然と導かれるように現場に立っていたように思います。松本私はむしろ台本を読んでから逡巡しました。正直、自分の理解が追いつかなくて、やりたいけど、やれる自信がなかったんです。でも、本能的に行きたい場所だったし、そこに立った景色が見たいという欲求が、できるかどうかわからないという不安を上回っていた。未知のものに立ち向かいたい気持ちが、私をあの場所へ連れて行ってくれました。これほど極限状態に行ける作品とめぐり会えることはそうない――壮絶だったのは、佳代が四つん這いになってこれまでの経歴を圭介に告白するシーンです。答えるのも大変なシーンかもしれませんが、あの場面を少し振り返っていただけますか。松本極限状態でした。役と同化する感じで、自分も追いつめられているけど、佳代も追いつめられているから、それではそれでいいやと思うしかないというか。抜けられない沼の中にいて、どんどん深みにハマっていくような感覚でした。早く抜け出して楽になりたいんです。でも、佳代が同じ状況なら、私もこの感覚をそのまま持っていってやろうと。――そこには、佳代と同じような、ある種の恍惚もあるのでしょうか。松本キツかったからこそ、そう感じていたのではないかと思います。そこまで極限状態に行かせてくれる作品とめぐり会えることもそうないですし、この作品はそれほどの作品でした。作品に力がなければ、極限までは行けない。それだけの作品にめぐり会えた喜びはあった気がします。――圭介は、佳代の告白を聞きながら瞼に涙をためていました。あの涙はト書き通りですか。福士実はあまり覚えていないんです。松本ト書きには書いてなかったですね。福士自分の中でそういう心理状態に持っていかれていたのだと思います。佳代に向けて言った言葉が、全部自分に返ってくるような感じがして。圭介は、佳代にすべてをさらけ出させようとする。でもそれは同時に自分の開示でもあったのではないかと思います。佳代を通して自分を見つめているようなシーンです。嫌われる覚悟で距離を保っていました――映画の中では緊迫した関係だったので、素のお2人がなごやかな雰囲気でちょっとホッとしています(笑)。松本でもね、撮影中は、福士くんのこと嫌いでした(笑)。福士今回は現場で雑談などは一切交わさず、嫌われる覚悟で距離を保ちました。松本ほとんど話さなかった。福士僕は人とお話しすることが好きで。現場でも自分から積極的に話しかけるタイプなんです。でも今回は、現場で僕が笑顔を見せたら圭介という人物が完成しない気がして。今思い返せば本当に申し訳ない気持ちになるのですが、松本さんに対してだけ距離を置いていました。松本嫌いだった〜(笑)。でもそれがいいというか。サディスティックなんだけど、色っぽくて惹かれちゃう。福士さんって優しくて爽やかなイメージがありますけど、私は本当はこういう人だっていまだに疑っています(笑)。福士僕が本当に圭介のような人物だと思われるんですか?松本仮の姿です(笑)。でもそれが魅力なんですよ。むしろもっとそういう顔を見せてほしい(笑)。福士そう言っていただけるようになってよかったです。――ハードな役だったと思いますが、もう一度この役を演じられるとしたら、やりたいですか。福士この先の圭介には興味があります。この先どういう人生を送っていくのか想像がつかないので、彼の今後を演じられるなら面白そうです。松本私はやりたいです。本当に追いつめられましたけど、その先に見えるもの、手にするものがものすごく大きかったので。この映画をやるまで、様々なことに追われる日々で、何を見ても美しいと感じられなくなっていて。でも、この映画のラストが朝焼けのシーンなんですけど、撮影当日、湖の前で朝日を逆光に準備しているスタッフさんを見て、久しぶりに心から美しいと思ったんです。それは、私が今まで見てきた中で一番美しい景色でした。そして、自分の限界に挑戦しなければ見られない景色でした。あのとき、明確に思ったんです、ここにいたいって。あの美しさに出会えるなら、また佳代という役をやりたい。今度は、あのときとは違う目線で演じられるかもしれないですしね。底なし沼にいる感覚は最近までありました――本作の湖は、どこにも行けない閉塞感や、いろんなことを象徴しているように感じました。お2人の中にも、湖のような感情はありますか。松本全然あるな。福士知りたいです。松本ずっと混沌としていたので(笑)。私はそれを湖ではなく、沼と表現していたんですけど。売れない時期は底なし沼に自分が溺れて、誰にも見つけてもらえないような感覚でした。別に苦労話をしたいわけではないし、それを苦労だと思っていないけど、底なし沼にいる感覚は、本当につい最近までずっとありましたね。福士撮影期間中に、琵琶湖を船でまわらせていただいたのですが、琵琶湖は一番深いところで水深100mくらいあるらしくて。底に沈んだ昔のものが、網などに引っかかって出てくることがあるそうなんです。でもそれだけ深いと、水圧の関係で水面に上がっていく途中で泡みたいに溶けたり爆発してしまうこともある。その話を聞いたときに、なんて面白いんだろうと思いました。きっと原作の吉田(修一)先生もそういう象徴として湖を用いたのではないかと。――福士さんにも、そういう気持ちがあると。福士あるんだと思います。湖は、海や川と違って、流れがないから堆積する。それは、僕たちの行きづまる感覚に似ていて。掘り起こされた瞬間に爆発するのも、僕らの感情に通じるものだと思います。自分の中で鬱積していたものが、ある瞬間に何かの弾みで表に出る。大抵そういう感情はネガティブなものだと思いますが、でもそれが表出された瞬間は、ある種発散に似ていて気持ち良かったりするんですよね。――俳優というのは、そんな湖の底に沈めた感情を引きずり出して表現する仕事でもあります。そうした仕事を生業にしていることへの業を、今回やってみて感じましたか。松本(「どう?」という視線で福士を見つめる)福士……感じました!感じたというより、大森監督がそれを引き出してくれました。大森監督は、台詞に対して心から言いたくなったタイミングで言ってほしいという監督。極論、そういう感情になるまで言わなくてもいいという意味なんです。これは心の扉を開いて、その奥にあるものを引っ張り出してくる作業ですし、一番手前の扉では物足りない。何重にもなっている鍵を開けた先にあるものを、大森監督は見たがっている。監督のおかげで、否応なく役者の業を突きつけられている感覚になりました。松本今回の作品がまさにそうですけど、こういう場を与えられたときに、尻込みしながらも挑戦したいと思ってしまうことがすべてなんですよね。これだけ役者という仕事を続けながら、いまだに私はこれができると自信満々に言えるものが何もない。そのくせにお芝居以上の快感を得られるものが見つからないままなんです。演技をしていても、最高潮だと思える瞬間なんて滅多になくて。でも、時折、そう思える瞬間がある。その一瞬に、私はずっと病みつきになっているんです。きっとその瞬間こそが、私が生きていると思える瞬間。一瞬の快感を味わいたくて、お芝居を続けているところがあるかもしれません。取材・文:横川良明撮影:映美福士蒼汰スタイリング:オク トシヒロヘアメイク:佐鳥麻子松本まりかスタイリング:コギソマナ(io)ヘアメイク:桑野泰成(ilumini.)衣装協力(※すべて税込価格):トップス¥18700,プリーツパンツ¥61600/HATRAピアス¥231000/メシカジャパン(メシカ)サンダル/スタイリスト私物ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント福士さん・松本さんのサイン入りポラを2名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) より全国公開『湖の女たち』ポスタービジュアル公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年05月10日映画『アンダー・ユア・ベッド』の本編映像が公開された。2019年に高良健吾主演で実写化された映画を韓国でリメイクした本作。監督は本作が韓国デビュー作となるSABUが務め、孤独な人生を送る男・ジフン役をイ・ジフン、ジフンが長い間一途に思い続ける女性・イェウン役をイ・ユヌ、暴力を振るうイェウンの夫役をシン・スハンがそれぞれ演じる。今回公開されたのは、本作唯一の静穏な瞬間を捉えた本編映像。イェウンの家を特定し、彼女を追って同じ町に観賞魚店を構えたジフン。偶然にも彼女が店を訪れ再会するもジフンのことを一切覚えていなかった。夫の嫉妬心で家族や友だちと会うことすら許されないイェウンは、毎日夫からの性暴力に怯えて過ごす日々。そんな空間に、心が休める場所が欲しいと観賞魚を飼おうと思ったが、水槽と観賞魚で約10万ウォン(日本円で約1万円)の値段に驚き、諦めようとしていた。彼女の力になりたいと思ったジフンは、売れないセットがあるからそれをタダで譲る代わりにエサを必ずこのお店で買うように、という条件で、観賞魚を譲ることになった。彼らを再び引き合わせたネオングッピー。実は大学生時代に彼女と一度だけ言葉を交わした際、趣味のネオングッピーを飼ってみたいと言われたことをジフンは忘れたことはなかった。また自分のことを思い出してくれることを願い、ネオングッピーを持って、彼女の家を訪れる。毎日夫からの激しい暴力と暴言の生活に苦しんでいたイェウンはネオングッピーを見るや否や、忘れかけていた幸せを思い出したように、ほんの一瞬だけ笑顔を見せる。彼女の笑顔を目の前で見たジフンは、以前味わった幸せの感触を体中に感じる。映像にはその幸せを再び味わいたいと、彼女への執着心が加速するジフンの姿が捉えられている。映画『アンダー・ユア・ベッド』本編映像<作品情報>『アンダー・ユア・ベッド』5月31日(金) 公開公式サイト: Mystery Pictures, ALL RIGHTS RESERVED
2024年05月10日古美術の充実したコレクションを誇る東京・南青山の根津美術館は、自館の収蔵品を様々な視点からひもとく企画展を定期的に開催している。 6月1日(土)から7月15日(月・祝)まで開催される今回の企画展の着眼点は「数字」。『古美術かぞえうた』という愛らしいタイトルのもと、名前に数字が織り込まれた多彩な収蔵品が勢揃いする。ものの数量や分量、順序や回数を表す数字は、確かに私たちの身のまわりにあふれている。そして、古美術作品の名前でも、数字をともなうものは少なくないのだとか。意味があって名前に織り込まれた数字は、その作品の特徴を端的に示すものだが、その数字が意味する内容は一様ではない。ときに形を意味したり、技法を示唆したり、作品の形式を表したり……。同展は、そうした作品名の中にある数字に注目することで、作品の鑑賞や理解の糸口になることを期待して企画されたという。例えば、花を生ける窓がひとつの花入は「一重切(いちじゅうぎり)」と呼ばれるが、これは数字が花入の形式を表しているもの。釉薬を用いて焼成する陶器の「三彩」や「五彩」は色の数を表すと同時に、技法にも関わっている。「四方鉢」や「六角鉢」のように、四角や六角の器の形を表すものもあれば、乱世を避けて隠居した4人の老人を描く《商山四晧図(しょうざんしこうず)》や《七夕図》のように、中国の故事にちなむ画題もある。また、《五徳義書巻(ごとくぎしょかん)》のように、儒教で説く5つの重要な道徳観念を記したものや、中国の名勝「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)」のように、決まった組み合わせを示すものもある。なかでも長大な数字をもつのは、《百万塔》。奈良時代に死者を弔うために実際に100万基の小塔がつくられ、10寺院に10万基ずつが納められたが、現在は一部が残るのみで、1基でも「百万塔」と呼ばれるのだという。《織部縞文四方鉢》 美濃日本・桃山~江戸時代17世紀根津美術館蔵数字をきっかけに、こうした解説を読んでいくと、作品の理解が深まるのが同展の大きな魅力だ。また登場する作品が書や絵画、陶磁や漆工、金工、木竹工など多岐にわたる点も楽しみなところだろう。なお、同時開催の小企画展『江戸→東京 -駆け抜ける工芸-』と『季夏の茶の湯』では、明治期の漆工と金工、そして季節の茶道具も堪能することができる。《青井戸茶碗銘 凉及》 朝鮮・朝鮮時代16世紀根津美術館蔵<開催概要>企画展『古美術かぞえうた―名前に数字がある作品―』会期:2024年6月1日(土)~7月15日(月・祝)会場:根津美術館時間:10:00~17:00休館日:月曜(7月15日は開館)料金:一般1,300円、大高1,000円※日時指定予約制公式サイト:
2024年05月10日ドラマ『パム&トミー』で共演したセバスチャン・スタンとリリー・ジェームズが、新作映画で再び夫婦を演じることになった。ホラー映画で、タイトルは『Let the Evil Go West』。ある物を拾ってきてから幻覚に悩まされるようになった夫を見て、妻は悪魔が家にやってきたのだと確信するという物語。監督は『胸騒ぎ』のクリスチャン・タフドルップ。スタンの次回公開作は、今年のサンダンス映画祭でお披露目された『A Different Man』。また、今月のカンヌ映画祭で上映される『The Apprentice』では、若い頃のドナルド・トランプを演じる。ジェームズの次回公開作は、犯罪コメディ『Greedy People』。文=猿渡由紀
2024年05月10日RHYMESTERが、ライブイベント『キングオブステージ in サンリオピューロランド 2024』を6月30日(日) に東京・サンリオピューロランド1階 フェアリーランドシアターで開催することが決定した。今年で3年目を迎える『キングオブステージ in サンリオピューロランド』は、サンリオおよびサンリオピューロランドとのコラボレーション企画でスタートした人気イベント。チケットにはサンリオピューロランドのデイパスポートに来場予約とイベント入場料が含まれていることもあり子ども連れの参加者も多く、チケットは毎回即完売を記録している。今年も前回同様2部制のそれぞれ1時間程の公演で、ゲストキャラクターのサプライズ出演も予定されている。昨年まではRHYMESTERと「ぐでたま」とのコラボレーション・アートワークやグッズが話題となったが、今年は宇多丸はバッドばつ丸、Mummy-Dはポチャッコ、DJ JINはハンギョドンと新しくコラボレートしており、こちらも話題となりそうだ。チケットの抽選受付は、5月15日(水) 正午よりスタートする。<イベント情報>キングオブステージ in サンリオピューロランド 20246月30日(日) 東京・サンリオピューロランド1階 フェアリーランドシアター1部:開場14:00 / 開演14:302部:開場16:30 / 開演17:00※どちらのステージも1時間程度(予定)出演:RHYMESTERRHYMESTER 公式サイト:
2024年05月10日ジョージ・ミラーが監督を務める映画『マッドマックス:フュリオサ』のファイナル予告が公開された。本作では、シャーリーズ・セロンが演じた『マッドマックス』サーガ最強の戦士フュリオサの怒りの“原点”が、アニャ・テイラー=ジョイと、『マイティ・ソー』シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースの共演で描かれる。公開された映像では、フュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)の宿敵であるはずのディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)が、足を引きずりながら車を追いかけるシーンから始まる。ディメンタス将軍率いる数えきれないほどの謎のバイク集団、大迫力のドリフトなどのカーアクションに加え、顔に真っ黒なグリースを塗ったフュリオサが彼を追い詰め、ライフルを構えるシーンも見ることができる。また前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の爆走カーチェイスシーンが“逆再生”で盛り込まれる壮大な演出も。さらに、前作でも話題となった圧倒的スケールで描かれるカーアクションがさらにパワーアップしており、映像の後半には、禍々しい黒いグライダーで空を飛ぶ敵との空中戦、前作でも登場した超大型トレーラーのウォー・タンクの後部に設置した秘密兵器、火炎放射器による爆炎攻撃など、息もつかせぬ怒涛のアクションが凝縮されている。加えて注目なのは、覚悟を決めたフュリオサの眼力。復讐を誓った仇に肉薄する彼女の表情は、まさに“怒りの戦士”。その爆誕の瞬間と、人生を賭けた壮絶なフュリオサの復讐の行方も見どころとなりそうだ。併せて、新たな場面写真が公開された。フュリオサが車から飛び出す姿は、戦いに向かうまさに怒りの戦士そのもの。そして彼女がその手に持つ銃は、前作でマックスがフュリオサから奪った銃に酷似している。さらに、5月31日(金) の公開日より3週連続で入場者プレゼント「日本限定!スペシャルアート・ステッカー」(全3種)が配布されることが決定。公開1週目から配布される第1弾のステッカーのビジュアルは、ディメンタス将軍が大手を広げて乗り込んでいる巨大なモンスターカーが火を噴き、その前に“バズカット”“義手”“銃”で戦闘準備万端のフュリオサが構える、まさに本作を象徴するような構図が印象的なデザインとなっている。なお本ステッカーの裏面のQRコードを読み込むことで、各ステッカーのビジュアルのスマホ用壁紙がダウンロードできる。『マッドマックス:フュリオサ』入場者プレゼント「日本限定!スペシャルアート・ステッカー」第1弾デザインそして新作公開に合わせ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がテレビ東京「午後のロードショー」で6月3日(月) 13時40分から放送される予定だ。『マッドマックス:フュリオサ』ファイナル予告<作品情報>『マッドマックス:フュリオサ』5月31日(金) 公開公式サイト: 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年05月10日KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める映画『まる』が、2024年10月に公開されることが決定した。堂本が映画で主演を務めるのは、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来27年ぶり。近年では音楽活動が中心となっていたが、荻上直子監督と企画プロデューサーから約2年間にわたる熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。今回堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた〇(まる)を発端に、日常が〇に浸食され始める奇想天外な物語だ。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27年ぶりの主演にして新境地を魅せる。併せて、2種類のティザービジュアルと特報映像も公開となった。ティザービジュアル(メイン)は、沢田が住む街を背景に撮り下ろした写真を使用。巨大な〇に飲み込まれそうな沢田の上に、「ある日突然、〇が迫ってきた」という言葉が微妙に歪んだ形で添えられている。またキャラクターバージョンでは、沢田らしい虚無感のある表情が収められている。デザインは、A24作品の日本版ビジュアル(『ミッドサマー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)、荻上監督の初期作品『バーバー吉野』『めがね』『トイレット』などを手がけるデザイナー・大島依提亜が担当。グラフィカルで普遍的な〇の形を日常的な実写風景、人物と組み合せる事で不思議な作品世界を表現した。また特報映像には、日常が〇に浸食され、いつしか〇に囚われはじめる沢田の様子が映し出されていく。最後には襲い掛かる奇妙な出来事に対して、「すごっ」とどこか他人事のような沢田の一幕も。いつの間にか観ているこちらの心までぐるぐる回り出すような、不思議な世界観を纏った内容となっている。■堂本剛 コメント主演でお芝居させていただくのは久しぶりです。寝不足で誰のために何のために働いているのかも考えられない毎日を過ごしている主人公の沢田。だから顔色も良くはない、目の下にはクマ、顔の筋肉も動いていない。自分本来の心で人生を柔らかく生きて描きたいままに画を描くこと。これが叶えば良いだけなのに、人は自分を誰かと比べ、審査し、点数のようなものを付ける。孤独だということをそれこそ理解できずにそうしてしまう人も多いのだろう。孤独を感じていなければ人はそうならないだろう。頼んでもいないのに人は人の生き方や道にそうする事で我が身や我が心が安心するのだろう。ならばそれに付き合うこともまた人生か?と、沢田なりに人々の孤独に漂ってみている。きっと正しくないしもはや楽しくもないことはわかっているが、いらぬ優しさがそうさせてしまうのかも知れない。そんな沢田を演じるうえでいろいろを整えることをやめて崩すイメージで演じさせていただきました。共演者の皆様がとても優しく接して下さいました。荻上監督をはじめスタッフの皆様も大変優しく接して下さいました。そのことがいちばん嬉しくて幸せでした。「人は人に優しく生きることができる」を叶え合い大切な一日を繰り返し完成した作品『まる』。まるという言葉や文字を皆様はどう捉えてこの作品を楽しんでいただけるか興味深いところです。劇中でもたくさんまるを描きました。細部に渡る隅々まで。たくさんたくさん描きました。世の中が平和を諦めずに平和を作ることへ時間や命を繋げてほしいと想いを込めて「。」■監督・脚本:荻上直子 コメント撮影中の1カ月間、純度の高い無色透明な塊、みたいなもののそばにいるような気持ちでした。もし彼のタマシイが見えたら、きっとそんな感じなのだろうと思う。混じり気のないどこまでもどこまでも透明な珠(たま)。映画『まる』特報映像<作品情報>映画『まる』2024年10月公開公式サイト: Asmik Ace, Inc.
2024年05月10日2023年8月にNHK総合で放送されたドラマ『アナウンサーたちの戦争』の映画化が決定。併せて2024年8月に公開されることが発表となった。本作では、太平洋戦争中のラジオ放送に携わったアナウンサーたちの葛藤と苦悩が事実をもとに描かれる。開戦ニュースと玉音放送の両方を担当した伝説のアナウンサー・和田信賢役で森田剛、女性アナウンサーの草分け的存在である和田実枝子役で橋本愛、開戦臨時ニュースを読み一躍名をあげた若手アナウンサー・館野守男役で高良健吾、開戦後に派遣されたマニラ局ではナンバー2として局長を支えた米良忠麿役で安田顕、戦後もNHKを代表するスポーツアナとして活躍し、野球殿堂入りを果たした志村正順役で大東駿介、秘密裏にベトナムに派遣され、偽ニュースで敵軍を攪乱する謀略放送に従事したアナウンサー・今福祝役で浜野謙太が出演する。また、終戦の年に特攻隊員として飛び立つ朝倉寿喜役を水上恒司、和田実枝子と同期入局した赤沼ツヤ役を藤原さくら、多くのアナウンサーが戦争をあおる情熱的な“雄叫び調アナウンス”になっていく中で、「宣伝・情熱は危険だ」と勇気ある苦言を呈し続けた川添照夫役を中島歩、集金係からアナウンサーに転身した長笠原栄風役を渋川清彦、日本放送協会で海外放送を担当していた番組制作のホープ・並河亮役を眞島秀和、ラジオ放送開始の1925年に入局した中村茂役を遠山俊也、野球や相撲など日本のスポーツ実況放送の原型を作ったアナウンサー・松内則三役を古舘寛治、1945年4月に情報局五代目総裁に就任した下村宏役を小日向文世が演じる。また、森田演じる和田信賢の魂の叫びが垣間見える、本作のティザービジュアルが公開された。■森田剛 コメント終わった話ではなく、今生きている自分たちの話だと思います。言葉の重さ、命の重さを受け取ってもらいたいです。そして多くの人の目に触れてほしいと思っています。■橋本愛 コメントこのたび映画館で上映されること、心から嬉しく思います。戦争のために、私たちの命も、メディアも、すべてが支配されることの恐ろしさ、そして憤りを感じながら演じたことを思い出します。今も世界を見渡せば、そのあまりの残酷さに胸が張り裂けそうになります。スタッフもキャストも、きっと全員が全身全霊を込めて取り組んだ作品です。どうか届きますように。■高良健吾 コメント言霊という言葉があるように、言葉には凄まじい力があります。その言葉がどのように扱われ、利用され、皆が信じていたものが崩れていったのか、この作品に関わる事で、役を演じる事で、自分自身苦しい想いをした事を今でも思い出します。今は結果が分かっているからこそ、戦時中の事を様々な考えで、言葉で意見する事ができますが、当時生きていた人たちは今を必死に生きていくしかなかった。『アナウンサーたちの戦争』は今の世に必要な作品です。アナウンサーという職業を選ばなかった、遠くに感じている方にも響くものが必ずあります。当時放送されたものとは違う編集で劇場公開されます。是非劇場でご覧下さい。■安田顕 コメント“言葉”という、誰もが持っているものが人を救ったり時には凶器になったりすることを突き付けられる作品です。学徒出陣。かつて、旧国立競技場で行われたそのイベントの実況を拒否したアナウンサー役の森田剛さんが、誰もいない雨の中、魂の言葉を吐露する箇所があります。この作品のその一片に、そこの森田剛さんの魂の芝居に、心打たれました。学徒が、出陣したんです。子どもを、出兵させたんです。人を、殺しに行かせたんです。そこに、右も左も、上も下も、ありません。それを肝に銘じたはずの戦後80年の只中に、この国の我々は生きています。この作品が届いて欲しいと願うのは、とにもかくにも、その一片に至るシークエンスです。あの瞬間を遺そうとする森田剛さんの演技です。嘔吐に至るほどの言霊をぶち撒けるあなたの芝居に、感情を揺さぶられました。ありがとう!!私的な言葉を、公に伝えてしまい、すみません。いつかメールアドレス教えてください(笑)。日常の何気ない言葉の積み重ねに、その先があります。争いごとが他人事ではなくなってきた現代だからこそ、過去を知り今を見つめ、未来を考えるきっかけになることを願います。是非、劇場でご覧ください。■大東駿介 コメント戦争が過去の話ではない、他人事ではすまない“今”を生きる人間として、放送に携わる人間として、痛いほど、恐ろしいほど感情移入した作品です。アナウンサー志村正順氏のアナウンス音源から伝わる当時の“今”をしっかりこの作品に宿したつもりです。是非劇場で受け止めて頂きたいです。■浜野謙太 コメント『おかえりモネ』でご一緒した一木(正恵/演出)さんからは並々ならぬ拘りを感じた。僕は主だった役ではないが全力で付いて行こうと思った。行き着けば、自分たちへの痛烈な批判になりうる表現は痛々しいけど、ダイレクトに人の心を打つと思う。この作品がそうだ。そこにはやり残された反省、現在の僕たちにも身につまされる事があるからだ。脚本を読んだ時、涙が止まらなかったし撮影時は幸せだった。ここに参加出来た事、とても光栄に思います。■水上恒司 コメントドラマから劇場版へ。このような流れに成った作品に携わったのは今作品が初めてであり、改めて作り手と見て下さる多くの方々のパワーを感じました。私事でありますが、特攻隊員の役を人生で3度演じさせて頂きました。戦争を語る上で特攻隊員は切っても切れない存在ですが、まだまだフォーカスを当てるべき存在は沢山あると考えます。今回はアナウンサー、です。和田信賢の壮絶な葛藤を体感してください。■藤原さくら コメント圧倒的な「声の力」「言葉の力」を前に、当時の人々が突き動かされていくのを丁寧に描いたドラマが映画になりました。あの力強いアナウンサーたちの声や眼差しを劇場で目の当たりにすることで、より深いところまでやさしさも、恐ろしさも、胸に染み渡っていく体験になると思います。私が演じたツヤは、厳しい戦争の中、最後まで諦めずに女性のアナウンスを届けようとした女性でした。強く、カッコよく、しなやかなツヤのように私も在りたいです。ぜひ劇場で。■中島歩 コメントこの作品が描く時代から現在に至るまで、報道というものは実に多様に姿を変えていきました。しかしその本質は変わっていないように感じます。それどころかその影響力や効果は益々強くなっているのではないでしょうか。この作品は現実に起きたことに基づいています。僕はこの作品に関わったことで報道の危うさを感じ、報道と自分の関係を改めて考え直しました。戦争の影響が広がる今にこそぜひご覧になってみてください。■渋川清彦 コメントそれぞれの武器で、それぞれのやり方で闘っていく。銃や戦車や爆弾ではなく。当時の事を想像したり今も残っている音に少し触れてみたりと、勉強になりました。そしてまた素晴らしい監督にめぐり逢え、またひとつ財産が増えました。最後に、戦争のない世になりますように。■眞島秀和 コメントメディアに関わる先人たちの苦しみを描いた本作に参加出来たことは、俳優として光栄です。劇場での上映も楽しみにしております。■遠山俊也 コメント改めて観ました、「エンターテイメントとして面白い!楽しんでください!!」と単純には言えませんでした。登場人物はみんな良かれと思って行動している、良い方に向かえと言葉を発している。悪い人はひとりもいないのに悪魔は生まれてくる。でも私は、この後味の悪さを感じていたい、「信用できる言葉」とはなんなのかを考えたい。当時よりさらに深刻で複雑で難解かもしれない今、現在だからこそお薦めしたい真実の作品です。■古舘寛治 コメント劇場公開おめでとうございます。このような意義深い作品がテレビ放送だけでなく劇場でも公開される。素晴らしいことです。人は個人では誰もが戦争を嫌うのに、それが社会になるとやがて戦争に傾いていき、個もそれに加担し協力せざるを得なくなる。その不可思議を誰もが考え続けることが大切なのではないか?それを促す役目を物語は担える。そんな作者の気概が伝わってくるような作品です。ぜひ!■小日向文世 コメントラジオは、困っている人に呼びかけられる、知らない国の知らない人たちにいろんなことが伝えられるという思いで始まり、アナウンサーたちが「前畑頑張れ!」のオリンピック中継など華々しく活躍するようになりました。一方で、アナウンサーたちが戦争という時代に巻き込まれ、散り散りになっていく歴史もありました。戦争がなくならない今の時代だからこそ、いろんな思いで見ていただけたらと思います。<作品情報>『劇場版 アナウンサーたちの戦争』2024年8月公開(C)2023 NHK
2024年05月10日『王様戦隊キングオージャー』では感情を表に出さない氷雪の国王リタ・カニスカを演じた平川結月。そんな彼女の1st 写真集『ゆづき。』が5月2日に発売された。無邪気な表情や物憂げな表情など、ドキッとするほど距離が近いプライベート感あふれる魅力が詰まった写真の数々は彼女にとっても自信作のよう。「これを見て私に沼ってほしい」といたずらっぽく笑う平川結月に『ゆづき。』に込めた思いや、1年間リタとして過ごした日々について話を聞いた。「平川結月ってこんな人だよ」と知っていただける1冊──1st 写真集『ゆづき。』について、「私の名刺代わりとなるような1冊になったら嬉しいです」とコメントされていましたね。『王様戦隊キングオージャー』をきっかけに私のことを知ってくださった方が多いと思うんですが、私が演じたリタ・カニスカは顔の下半分が隠れているうえ感情をあまり見せないキャラクターだったんです。だからこそ、写真集では素の自分も出して「平川結月ってこんな人だよ」とみなさんに知っていただけるような1冊にしたいという思いがありました。──それで「名刺」という言葉が出てきたのですね。写真集の情報が解禁されたときには、SNSでもファンの方たちから多くの声があがっていました。写真集を出すのが初めてなので未知数なところが多く、「どんな反応があるだろう?」と結構不安でしたが(苦笑)、ありがたいことにたくさんの反響をいただいて。楽しみにしてくださっている様子が私もすごく嬉しかったですし、みなさんの元に早くお届けしたいなと思いました。──撮影の際に被写体として意識したことなどはありましたか?秋田と東京都内で撮影しましたが、一貫してあんまり撮影だと思って挑んでいなかったというか……私自身が撮られたことに気づいていなかった写真もあります(笑)。本当に自然体の私を切り取っていただいたなので、「より良い写真集にしたい」という思いはもちろんありましたが、頑張ったというよりはその場を楽しんだ感覚のほうが近いです。とてもリラックスして撮影に臨めました。──フォトグラファーの前康輔さんとは事前にやり取りがあったのでしょうか?撮影に入る前に一度打ち合わせみたいな感じでお食事をさせていただきました。そのときから、写真集の話よりも世間話のほうが断然多かったんです(笑)。すごく和やかにお話ししていただいて、その雰囲気のまま撮影に挑めたので、すごくありがたかったです。私は元々、撮影ってすごく緊張して身構えてしまうタイプなんですが、撮っているときも前さんが色々とお話ししてくださったので、とてもリラックスしてのびのびと撮影に臨めました。東京の街を散歩する私に遭遇するかも!?──秋田での撮影を選んだのはなぜでしょう?『王様戦隊キングオージャー』のリタが雪に関して縁のある役だったというのも理由のひとつですし……熊本出身なので、人生で一面の雪景色というのを見たことがなかったのも大きいです。初めてのものに触れた瞬間の表情を写真集に収めることができたら、きっと良い記念になるだろうなと思って雪のある場所を選びました。──雪景色のなかにたたずむ写真がすごく素敵でした。辺り一面真っ白で壮大な景色が広がっていて、雪景色を見たことがない私にとっては「ここって日本なの!?」と思うぐらい圧倒されましたし、自然のパワーを感じました。でも、雪のなかを歩くのって大変じゃないですか。雪道に慣れていなさすぎて、一歩一歩踏みしめながら慎重に歩いていたのですっごく筋肉痛になりました(笑)。そんなところも楽しかったです。──特にお気に入りのロケーションは?どれもお気に入りですが……湖で撮影したものですかね。背景に雪がかかった山が連なっていて、湖にその山々が反射しているんです。とても壮大なロケーションなので、見どころのひとつになっていると思います。──衣装やヘアメイクもいろんなバリエーションがありますね。プライベートでは黒や白ばかりを着ていますし、髪の毛もいつもストレートなので、私自身もすごく新鮮でした。衣装やヘアメイクも含めて、新しい平川結月をみなさんにも見ていただけるんじゃないかなと思います。──都内の撮影ではボーリングをやっている姿も。得意なのでしょうか?得意なはずだったんですけど……撮影の日は調子が悪かったみたいです(笑)。カメラマンの前さんとガチで対決して負けました(笑)。──都内パートでは休日を過ごしている素の平川さんが想像できるような写真も多いですが、実際にはプライベートで何をすることが多いですか?散歩がすごく好きなので、休みの日はよく散歩をしています。仕事やプライベートで湧き出た感情を、散歩の時間に整理したりリセットすることが多いです。散歩中にコーヒーをテイクアウトしてベンチに座って飲んでみたり。「あのとき、ああだったなあ」と、心に引っかかっている気持ちを掘り起こして整理して、その場にポンって置いて帰るイメージですかね…。そういう意味でも散歩は私にとって、すごく大事な時間です。──東京の街を散歩する平川さんに遭遇するかもしれませんね(笑)。電車に乗って知らない駅で降りて、そこを歩くのが好きなので……あるかもしれないです(笑)。上京して5年くらい経ちますが、コロナ禍もあったのでまだ見ぬ街はたくさんあります。そういったところに今後もふらっと行ってみたいと思っているので、まさにこの写真集に写っているような私がいるかもしれません。自分に制限をかけず「とりあえずやってみる」──先ほどお話に出てきたように、『王様戦隊キングオージャー』で演じたリタは感情の起伏をあまり見せないキャラクターでしたが、ギャップという意味では王様たちのなかでは一番振り幅が大きかったと思います。そうですね。リタのキャラクターに関しては、脚本や監督の演出ですごく面白く膨らませていただいたなと思っています。それでもやっぱり根本にあるのは、裁判長としての自分、国王としての自分、リタ・カニスカとしての自分という3つの顔であって、それらが重ならざるを得ない状況で出てくる矛盾やもどかしさがリタのギャップを生み出しているんじゃないかなと演じながら思っていました。──その根本があるから、必然的にリタのギャップが引き出された?そうだと思います。それに、ほかの王様たちがすごく自分勝手にガチャガチャ動いてあっちこっちで色々始めるので(笑)、それを見ていたら自然とリタも反応してしまいますよね。──パイロット監督の上堀内(佳寿也)さんと仕事をしてみてどのように感じましたか?妥協をしないというか……最後の最後まで、最後のワンカットまで、より良いものやさらに面白いものをつくろうと追求される監督なので、私もそこに必死で食らいついていく感じでした。──監督とのやり取りのなかで今後も忘れないでおきたいことなどは?「とりあえずやってみる」ということを学びました。相手の出方を探ってしまったり、「こうやってみようかな?いや、やっぱりやらないでおこう」と自分自身をコントロールしてしまう部分が私にはあって。私のそういう性格を上堀内監督はきっと気づいていたんでしょうね。「こっちでいくらでも修正できるんだから、とりあえず1回やってみなよ」と言ってくださって、その言葉にすごく救われました。一歩踏み出す勇気を『王様戦隊キングオージャー』での1年間で鍛えていただいたなあと思っています。──表情が見えにくいリタでしたが、目や眉の動きなど、とても細かいところまでお芝居されていた印象でした。1年間リタを演じたことで改めて気づいたのが「すべての動作にはちゃんと意味がある」ということでした。それってリタを演じたからこそ、より強く感じることができたんだと思います。不動を貫いているけれど、動いていないわけではない。止まっていることにも何かしら意味があるし、何をするにも「絶対にそうしないといけない」とリタが思った理由が必ずあるので、「なぜ今リタはこうしたいのか」とか「なぜリタはこうしちゃったのか」といったことを深く考えるきっかけになりました。──戦闘シーンに声を入れるアフレコは、最初みなさん苦戦するといいますが?そうですね……リタに関しては、第一章(第26話まで)はそこまで戦闘シーンに声を入れることがなかったんですが、第二章からは結構声を入れるようになったんです。その理由について、監督から「第一章から2年経って、リタは強くなったんだ」と説明を受けました。その“強さ”というのも、戦いに強いだけでなく、王として、ひとりの人間としてリタは強くなったんだなという実感があったので、それをどう声に乗せて伝えたらいいのか……最初は難しかったです。回数を重ねることで、徐々に表現できるようになっていったと思います。──スーツアクターの方とのコミュニケーションも特撮ならではですよね。パピヨンオージャーを演じる蜂須賀(祐一)さんとは現場でなかなか会うタイミングがないので、会えたときにはキャラクターのイメージの共有や、「何話のここってこうだよね」みたいなすり合わせは結構やっていました。「何話のあそこはこうやっておいたから、アフレコでこういう感じにしておいてくれる?」とか、意見を交換しながら一緒にキャラクターを作り上げた感じがありましたし、たくさん殺陣を教えていただいたりもしたので、1年間ずっと支えていただきました。──生身でのアクションも多かったですからね。そうなんです。大きな剣を使うので扱いがすごく大変で、蜂須賀さんに剣の握り方から振り方まで、全部教えていただきました。子どもたちの応援に感じた「ヒーローの偉大さ」──生身でのアクションといえば、Gロッソでのキャストも登場する素面ショーがありますが、実際にファンのみなさんを目の前にしてどのようなことを感じましたか?テレビシリーズが放送されている間はイベントなどでファンのみなさんとお会いする機会が少なかったんですが、撮影が終わってGロッソで直接みなさんとお会いしたことで「1年間応援していただいたんだな」と改めて実感できました。──小さいお子さんたちがステージに向かって応援する姿も印象的ですよね。そうなんです。小さいお子さんが一生懸命応援してくれているのを見ると、ヒーローの偉大さを強く感じて自分自身も気が引き締まる思いです。5月19日まで全国を回るファイナルライブツアーも続くので、1年間応援してくださった方々に元気や勇気、感謝を伝えることができるといいなと強く思います。──改めて振り返っていただいて、1年間の撮影が終わった瞬間にはどんなことを思ったのでしょうか?まずは「終わった!」という達成感でした。我ながらよく1年間休まずにやり通せたなという思いと同時に、寂しさも少しありました。ただ、その後もイベントでみんなと会う予定があったので、そこまで「寂しい!」という感じではなかったんですが……Gロッソでファンの方が泣いていたりするんですよね。それを見たときに「ああ、本当に終わっていくんだな」と思いました。全部終わったときにはきっと、すごく寂しくなるんだろうなと思っています。──ファンの方たちもきっとリタロスになっていると思いますが、その寂しさを埋めるように1st 写真集『ゆづき。』が発売されるということですね。そうなると嬉しいです。私がまだみなさんにお見せできていなかった一面をこの写真集に込めることができたので、今まで以上に私のことを知っていただける1冊になっていると思います。『ゆづき。』を手に取って「こんな一面もあるんだ」と新たに発見して、沼っていただけたら嬉しいですね(笑)。それくらい自信作です!──ちなみに、写真集をご自身で見て「自分ってこんなところがあったんだ」と思った一面は?笑っている写真が多いので、いつもヘラヘラしているんだなと思いました(笑)。そのあたりも……見どころかな!?取材・文:とみたまい撮影:映美ヘアメイク:田村直子(GiGGLE)スタイリング:川上舞乃ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント平川さんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら(0398d288-f768-431a-87f2-3cb45b0c4719) からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!平川結月1st写真集『ゆづき。』好評発売中!
2024年05月09日TRICERATOPSの和田唱が、4年ぶりのソロアルバム『BIRDMAN』を5月15日(水) に配信リリースすることが決定した。『BIRDMAN』は、ドラムとストリングス以外のすべての楽器を自身で演奏し、あくまでも“フルアルバム”という形式にこだわり、全11曲をレコーディングしたセルフプロデュース作。デビューから27年、音楽への愛情を注ぎ込み、キャリアを拡げてきた和田が、今描きたい世界をふんだんに詰め込んだ意欲作となっている。また、和田ひとりでステージを展開させるワンマンライヴ『一人宇宙旅行-MEETING BIRDMAN-』が、5月26日(日) の愛知・名古屋JAMMIN’を皮切りに、5月31日(金) の大阪・梅田BananaHall、6月2日(日) の東京・品川Club eXで開催される。ライヴ会場では本作のCD販売(一般流通は未定)も予定されている。そして本日5月9日(木) 夜より、アルバム収録曲のミュージックビデオ計3作品が、5月15日の配信リリース日までに連続公開される予定だ。<リリース情報>和田唱 3rdソロアルバム『BIRDMAN』5月15日(水) 配信リリース※5月26日(日) よりツアー会場限定でCD発売和田唱『BIRDMAN』ジャケット【収録曲】1. まだ?2. UR3D3. Bleed...4. E.T.5. Stay6. Boy7. 終身刑8. シニカル期9. 鳥10. クロノロジー11. ごめんねの効能<ツアー情報>和田唱『一人宇宙旅行 2024 -MEETING BIRDMAN-』5月26日(日) 愛知・名古屋JAMMIN’5月31日(金) 大阪・梅田BananaHall6月2日(日) 東京・品川Club eXTRICERATOPS 公式サイト:
2024年05月09日20世紀美術、とりわけシュルレアリスムの画家たちに強い影響を与えた画家、ジョルジョ・デ・キリコ。彼の作品が100点以上展示される大回顧展『デ・キリコ展』が東京都美術館で4月27日(土) に開幕。8月29日(木) まで開催されている。イタリア人の両親のもと、ギリシャで生まれ育ったジョルジョ・デ・キリコ(1888〜1978)。父の死後に移り住んだミュンヘンで美術を学んだデ・キリコは、ニーチェの哲学や、アルノルト・ベックリン、マックス・クリンガーらの作品に大きな影響を受け、「形而上絵画」と名付けた作品群で世界中から注目を集める存在となっていく。同展は作風を変遷させながらも、自らの美を追求したデ・キリコの全貌を5章構成で迫る回顧展だ。展示室内にはデ・キリコの作品をイメージしたアーチ型の門が設えられた場所もあり、展示空間からもその作品世界を追体験することができる。展示風景より (C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024デ・キリコは生涯にわたって何百枚もの自画像、肖像画を描いた。第1章「自画像・肖像画」では彼の多様な画風について、自画像や肖像画の変遷でたどっていく。《弟の肖像》は、のちにアルベルト・サヴィニオの名前で作家・劇作家・作曲家として活躍する実弟の肖像画。デ・キリコが象徴主義の画家、アルノルト・ベックリンの強い影響を受けていた頃に古典的な肖像画の形式に則って描いたものだ。この約50年後に描いた《17世紀の衣装をまとった公園での自画像》は、バロック時代の衣装を身に着けた自分自身を描いている。《弟の肖像》1910年 ベルリン国立美術館蔵(C) Photo Scala, Firenze / bpk, Bildagentur fuer Kunst, Kultur und Geschichte, Berlin(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024《17世紀の衣装をまとった公園での自画像》1959年 ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団蔵 (C) Fondazione Giorgio e Isa de Chirico, Roma(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024第2章「形而上絵画」は、彼の代名詞とも言える「形而上絵画」について取り上げる。「形而上(メタフィジックス)」とは、哲学において、形のないもの、形を超えたもの、つまり思考や精神、概念などを示す言葉だ。1910年のある日、見慣れたフィレンツェのサンタ・クローチェ広場を見たとき、まるで初めて見る景色であるかのような感覚に襲われたデ・キリコは、この「啓示」をきっかけに、歪んだ遠近法用いたり、脈絡のないモチーフを配置した広場や室内、マヌカン(マネキン)などを描き始める。わかりやすいモチーフや構図を使っていながらも、どこか現実離れした不穏で神秘的な雰囲気を醸し出すこれらの作品を、後に自ら「形而上絵画」と名付けたのだ。アーケードや長く伸びる影、雲ひとつないのに不穏な青空などを描いたイタリア広場のシリーズをデ・キリコは数多く描いている。この謎めいた作品群に、詩人で小説家、評論家のギヨーム・アポリネールや若きシュルレアリストたちはたちまち魅了されていった。《バラ色の塔のあるイタリア広場》1934年頃トレント・エ・ロヴェレート近現代美術館蔵(L.F.コレクションより長期貸与)(C) Archivio Fotografico e Mediateca Mart(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024《イタリア広場(詩人の記念碑)》1969年ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団蔵(C) Fondazione Giorgio e Isa de Chirico, Roma(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024第一次世界大戦勃発にともない、パリからイタリアのフェッラーラに移り住んだデ・キリコは、「形而上的室内」と呼ばれる室内空間を描くようになり、その後、マヌカンをモチーフにいた作品を生み出していく。《福音書的な静物Ⅰ》1916年大阪中之島美術館蔵(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024《形而上的なミューズたち》1918年カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館(フランチェスコ・フェデリコ・チェッルーティ美術財団より長期貸与)(C) Castello di Rivoli Museo d’Arte Contemporanea, Rivoli-Turin, long-term loan from Fondazione Cerruti(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024《予言者》1914-15年ニューヨーク近代美術館(James Thrall Soby Bequest)(C) Digital image, The Museum of Modern Art, New York / Scala, Firenze(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024同展では、各章の合間にデ・キリコの絵画以外の活動も紹介している。彫刻や舞台芸術においてもデ・キリコは精力的に活動を行っていた。展示風景よりデ・キリコによる彫刻群 (C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024バレエ『ブルネッラ』衣装1931年上演ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団蔵(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 20241920年代に入ると、徐々に古典主義的な表現を取り入れ始めるが、そのことに対して多くのシュルレアリストたちは反発し、デ・キリコと袂を分かつこととなる。第3章「1920年代の展開」、第4章「伝統的な絵画への回帰『秩序への回帰』から『ネオ・バロック』へ」では、デ・キリコの新しい表現、そして伝統的な絵画への回帰を取り上げる。左:《谷間の家具》1928年ナーマド・コレクション(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024右:《谷間の家具》1927年トレント・エ・ロヴェレート近現代美術館(L.F.コレクションより長期貸与)(C) Archivio Fotografico e Mediateca Mart(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024デ・キリコは1920代頃からルネサンス期の作品に、1940年代にはバロック期に傾倒し、自らの作品も西洋絵画の伝統的な様式へと回帰していく。《風景の中で水浴する女たちと赤い布》1945年ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団蔵(C) Fondazione Giorgio e Isa de Chirico, Roma(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024そして、最終章となる第5章「新形而上絵画」は、最晩年、1960年代後半以降について取り上げる。「形而上絵画」から始まり、古典絵画へと回帰していったデ・キリコは、その後、さらにそれまでの経験をふまえた「新形而上絵画」と呼ばれる新しい画風を切り開き、亡くなるまでの10年にわたって描き続けた。「新形而上絵画」では、かつての形而上絵画にあった寂しさや寂寥感は薄れ、よりいっそう謎めいた作品が増えている。《オデュッセウスの帰還》1968年ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(C) Fondazione Giorgio e Isa de Chirico, Roma(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024《瞑想する人》1971年ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団蔵(C) Fondazione Giorgio e Isa de Chirico, Roma(C) Giorgio de Chirico, by SIAE 2024若い時期に脚光を浴びながらも、そのスタイルに甘んじず、批判を浴びながらも自らの芸術を追求し続けてきたデ・キリコ。世界各地から集った約100点以上もの作品で、その画業を通覧できる貴重な機会だ。彼が作り出す不思議な世界をしっかりと目に焼き付けよう。取材・文・撮影:浦島茂世<開催概要>『デ・キリコ展』2024年4月27日(土)~8月29日(木)、東京都美術館にて開催公式サイト:チケット情報:()
2024年05月09日8月25日(日) に長崎・長崎市稲佐山公園野外ステージで開催される野外フェス『Sky Jamboree 2024 ~one pray in nagasaki~』の全出演者が発表された。『Sky Jamboree』は、今年で24回目の開催となる長崎の夏の風物詩。すでに発表済みの10-FEET、ストレイテナー、SiM、WurtSの4組に加え、このたびELLEGARDEN、マキシマム ザ ホルモン、SUPER BEAVER、go!go!vanillas、サバシスターの出演が決定した。チケットは、5月16日(木) 17時から放送のFM長崎「Colors」内でFM長崎“宇宙最速”先行販売(先着)を実施。またイベント公式サイトでは、5月17日(金) 10時から5月23日(木) まで抽選先行受付が行われる。<イベント情報>『Sky Jamboree 2024 ~one pray in nagasaki~』8月25日(日) 長崎・長崎市稲佐山公園野外ステージ開場10:00 / 開演11:00※雨天決行(荒天中止)出演:10-FEET/ストレイテナー/ELLEGARDEN/マキシマム ザ ホルモン/SUPER BEAVER/SiM/go!go!vanillas/WurtS/サバシスター公式サイト:
2024年05月09日現在公開中の映画『オッペンハイマー』の観客動員100万人突破記念トークイベントが5月7日(火)、新宿ピカデリーにて行われた。本作は、第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者J・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描いたクリストファー・ノーラン監督最新作。第96回アカデミー賞で作品賞・監督賞をはじめ最多7部門を受賞し、公開から37日となる5月4日に観客動員100万人越えを達成、興行収入は16億円を突破し、2024年公開洋画作品No.1を記録している。スペシャルゲストには、来日時の講演に参加してオッペンハイマー本人に会ったこともあり、現在は世界平和アピール七人委員会のメンバーでもある慶應義塾大学名誉教授・小沼通二氏と、映画『オッペンハイマー』の字幕監修を担当した京都大学大学院理学研究科教授・橋本幸士氏のふたりが登壇した。字幕を監修した橋本氏は、「字幕監修で何度も観ましたが、毎回新しい視点があり、自分の原点に返らされる作品。初めて観た時には物理学者を辞めようかと思いました。科学の兵器転用について自分のなかに内省の意識があり、それに蓋をして生きてきたことに気が付きました。多くの科学者の心の蓋を外し、各人が作品を観てどう感じたかや、科学の価値や社会的意義、責任について語り合っていくきっかけをくれた」と作品を受けとめた。今回で3回目の鑑賞という小沼氏は、観るたびに印象と感想が変わったそうで、「無駄がない。オッペンハイマーの聴聞会に関してある程度知っていたつもりだったが、知らないこともあった。過去の出来事と思う一方で、いや、これは過去の話としてしまっていいのだろうか」と作品が投げかける普遍的なテーマについても言及した。また、1960年に来日したオッペンハイマーの講演に参加した経験を持つ小沼氏は、「今でもその会場の様子が目に浮かびます。当時、彼は50代でしたが、肩を丸めた、ひどく疲れたくたびれたおじいさんだなというのが最初の印象。その頃には聴聞会も終わっていましたから、痛めつけられたんだろうな」と、『オッペンハイマー』の大きな見せ場のひとつである「聴聞会」によって、オッペンハイマー自身がいかに傷つけられたかを慮るコメントも。さらに小沼氏は、1955年に出版されたオッペンハイマー編「科学50年史―20世紀の科学」の貴重な翻訳本も持参。オッペンハイマーが執筆した序文を当時大学院生だった小沼氏が翻訳し、彼の文章を初めて日本に紹介した人物であることも明かした。京都大学の物理学科で『オッペンハイマー』を語り合う会を開催したという橋本氏は、「原爆に関する教育がしっかりとされている日本では、原爆と科学について素直に感じたことを口にしてはいけないような雰囲気があるが、この映画は科学者に深く考える機会を提供した。これからの科学を皆で議論するような雰囲気を、日本の科学者たちの間で醸成していく機会になったと思う」と若い科学者たちに与えた影響を語った。最後に小沼氏は、日本の現在の状況などと絡めながら「この作品で描かれることを他人事だと思わないで、過去の話であると同時に現代の日本にも通じる、決して蔑ろにしてはならないテーマが描かれており、学ぶべきことがたくさんある」と締めくくった。『オッペンハイマー』公開中(C) Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年05月09日太平洋戦争下の広島県呉市を舞台に、つつましく生きる人々の日常を丁寧かつコミカルに描く、こうの史代の漫画『この世界の片隅に』。これまでに度々アニメ化・ドラマ化されてきた名作がミュージカルとなって、本日5月9日(木)に東京・日生劇場で開幕する。音楽を手掛けるのは、シンガーソングライターとして「手紙~拝啓 十五の君へ~」などのヒット曲を放ったのちの2014年に一切の活動を休止し、アメリカの音楽大学に留学したアンジェラ・アキ。当時からミュージカル作家になる夢を語っていた彼女が、オファーが来る前から原作漫画を読んでいて大好きだったという本作で、10年ぶりの活動再開を果たした。アンジェラ自身が本作の楽曲を歌ったアルバムが、開幕に先駆けて既に発売されており、聴いた上でミュージカル観劇に臨むという楽しみ方もできそうだ。脚本・演出は、『四月は君の嘘』『のだめカンタービレ』でも漫画のミュージカル化に携わってきた上田一豪。自身が主宰する劇団TipTapでもオリジナルミュージカルを作・演出し続けている上、『キューティ・ブロンド』『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『ネクスト・トゥ・ノーマル』など翻訳ミュージカルの演出でも確かな手腕を発揮している実力派だ。広島市から呉市に嫁いでくる「ボーっとした」主人公・すずをWキャストで演じるのは、有名ミュージカルのヒロイン役をほとんど総なめにしてきた昆夏美と、歌手として活動する傍ら舞台俳優としても読売演劇大賞・杉村春子賞に輝くなど高い評価を得ている大原櫻子。すずの夫・周作役には海宝直人と村井良大、すずの友人・リンに役は平野綾と桜井玲香、周作の姉・径子役には音月桂と、演技力・歌唱力ともども申し分ないキャストが揃った。時系列に沿って淡々とエピソードが綴られていく原作を、果たして2~3時間の物語にどうまとめ上げるのか。そして自己主張が決して激しいとは言えない登場人物たちは、一体どんな形で歌うのか。予想はつかないが、ミュージカルへの情熱と実績を併せ持ったこの面々なら、ミュージカルならではの『この世界の片隅に』を作り上げてくれるに違いない。「アンジェラ・アキ sings『この世界の片隅に』」全曲FLASH文:熊田音子昆夏美さん・大原櫻子さん×海宝直人さん・村井良大さんインタビューも掲載中!()<公演情報>ミュージカル『この世界の片隅に』原作:こうの史代音楽:アンジェラ・アキ脚本・演出:上田一豪出演:浦野すず:昆夏美/大原櫻子(Wキャスト)北條周作:海宝直人/村井良大(Wキャスト)白木リン:平野綾/桜井玲香(Wキャスト)水原哲:小野塚勇人/小林 唯(Wキャスト)浦野すみ:小向なる黒村径子:音月桂白木美貴子 川口竜也 加藤潤一飯野めぐみ 家塚敦子 伽藍琳 小林遼介 鈴木結加里 高瀬雄史 丹宗立峰中山昇 般若愛実 東倫太朗 舩山智香子 古川隼大 麦嶋真帆桑原広佳 澤田杏菜 嶋瀬晴大村つばき 鞆琉那 増田梨沙【東京公演】2024年5月9日(木)~5月30日(木)会場:日生劇場【全国ツアー公演】6月6日(木)~6月9日(日) 北海道公演 札幌文化芸術劇場hitaru6月15日(土)・16日(日) 岩手公演 トーサイクラシックホール岩手大ホール(岩手県民会館)6月22日(土)・23日(日) 新潟公演 新潟県民会館大ホール6月28日(金)~30日(日) 愛知公演 御園座7月6日(土)・7日(日) 長野公演 まつもと市民芸術館7月13日(土)・14日(日) 茨城公演 水戸市民会館グロービスホール7月18日(木)~21日(日) 大阪公演 SkyシアターMBS7月27日(土)・28日(日) 広島公演 呉信用金庫ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年05月09日6月21日(金) に公開される映画『ザ・ウォッチャーズ』の新たな場面写真とメイキングカットが公開された。本作は、『シックス・センス』『オールド』で知られるM・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランが自ら脚本・長編初監督を手掛けた作品。地図にない森に迷い込んだダコタ・ファニング演じる主人公ミナが、忽然と現れた謎のガラス貼りの部屋で、見知らぬ3人とともに“謎の何か”に毎晩監視される恐怖を描く。公開された場面写真では、ガラス貼りの部屋に閉じ込められた4人の姿や、破ったら殺される禁断のルール、毎晩訪れる監視者(ウォッチャーズ)の存在など、得体の知れない状況を不安がるミナの姿が写し出されている。また、初公開されたメイキングカットには、森の中で演出するイシャナと彼女の指示に注意深く耳を傾けるキャストたちの姿も収められている。<作品情報>『ザ・ウォッチャーズ』6月21日(金) 公開公式サイト: WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年05月09日4強のキャプテンたちが必勝を誓った。5月8日『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメント』メディアカンファレンスが行われた。1位埼玉ワイルドナイツのHO坂手淳史、2位東芝ブレイブルーパス東京のNO8リーチ マイケル、3位東京サンゴリアスのHO堀越康介、4位横浜キヤノンイーグルスのCTB梶村祐介が一堂に会し、意気込みを語った。坂手「リーグワンの2023-24シーズンの一番熱いゲームが始まると思うので、その熱い試合にふさわしい準備をして、ふさわしいプレーができるようにその日を迎えたいと思う」リーチ「サントリー戦が最後の試合だと思って準備していく。ファンにしっかりいいパフォーマンスを見せたい」堀越「サンゴリアスとしてはシーズンの集大成を全部ぶつけていきたいと思う。そのための100%の準備をして、3回目の対戦で絶対リベンジして、チャンピオンに向けてまず東芝戦に勝ちたい」梶村「イーグルスとして今季チャンピオンを目指してシーズンインした。その中2季連続でプレーオフ進出のチャンスを得た。まず準決勝、ワイルドナイツさんにリベンジしたいと思う。みなさんがワクワクするラグビーを見せたい」今季チームが成長した点とターニングポイントとなったゲームを質問されると、主将たちはこのように答えた。坂手「16試合すべて勝つことができたが、今季はどの試合も満足せずに常に強くなっていこうとチームで意思統一してみんなで歩んできた。常に成長し続けた16試合だと思うので、この勢いや成長をプレーオフにつなげたい。全試合色んなメンバーで合わせつつ、いい成長ができたと思う。接戦を勝ち切ったのも財産になるし、どんな点差でも落ち着いて自分たちのゲームをすることを意識してきた。それを遂行できる選手が揃ったのは良かった」リーチ「開幕から最終節までチームとして成長できたことがたくさんあって、課題も出てきた。ターニングポイントは何個かあるが、僕が一番のターニングポイントと思うゲームは2回目の府中ダービー。ディフェンスが良かった。この勢いでプレーオフへ進みたいと思う。プレイヤーとしてこのリーグワンはやっていて楽しいし、あとファン感覚で試合を見ていても楽しい」堀越「今季サンゴリアスはいい時もなかなかうまくいかない時もあって、ちょっと波があったシーズンだが、このプレーオフの舞台に立てたのはチームとして成長した部分でもある。このプレーオフに向けて、チームでやってきたことの集大成にしたい。タフな試合が続いて、厳しい時もあったが、それもすべて自分たちで成長につなげられたと思うので、次の府中ダービーが楽しみ」梶村「イーグルスは今季振り返ってみるとジェットコースターのようなシーズンだったと個人的には思う。なかなか勝ちが先行できないシーズンだったが、自分たちの目指すラグビーを遂行できたと思っている。個人的には(クボタ)スピアーズ(船橋・東京ベイ)さんとの試合が印象に残っている。結局勝てなかったが、このゲームを通してチームの中で危機感が生まれて、そこからチームが建て直すきっかけとなるゲームだった。(SHファフ・デクラークとCTBジェシー・クリエルが中盤ケガで離脱したが)彼らに頼っていた部分が少なからずあったので、彼らがいない時にどれだけコネクションを保てるか重要と話していたので、それが最終的に2季連続プレーオフ進出につながったと思う」(写真左より)坂手淳史(埼玉ワイルドナイツ)、梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)『NTTリーグワン2023-24』プレーオフトーナメント準決勝は1位埼玉WK×4位横浜E、2位BL東京×3位東京SGの顔合わせとなる。シーズン3度目の対戦かつ短いスパンでの連戦となる難しさを問われると、4人はこう返答した。坂手「3回目の対決で短いスパンでの2連戦になるので、自分たちのラグビーに集中していい準備をしたい。イーグルスさんは沢木(敬介)さんを中心に何をしてくるかわからないところがあるので、何があってもいいように準備したい」梶村「何をしてくるかわからないアタックは自分たちの強みだが、ただプレーオフだからと言って特別なことをするのではなく、自分たちのラグビーをしっかり遂行していくことが大事だと思うので、しっかり準備したい」リーチ「府中ダービーは楽しい。でも、負けた後のサントリーはしっかり準備しないと負けると思うので、しっかり準備していく。サンゴリアスはチームとして勝ち切る能力が強く、最後の最後までアタックしてくるので、しっかり警戒したい。個人としては一番府中ダービーが楽しい試合。(『NTTリーグワン2022 プレーオフトーナメント』準決勝の)リベンジは全く考えていない。この試合東芝らしくプレーできるかしか考えていない」堀越「今季の東芝は(リッチー・)モウンガ選手のアタックで本当に強いと思った。3回目のチャンスがあり、興奮している。僕らにとっても府中ダービーは特別なもの。気合の入り方が違うので、絶対盛り上がる試合になるし、見ていて楽しい試合になると思うので、楽しみ」準決勝で警戒する相手チームの選手、鍵となる自チームの選手はこうだ。坂手「梶村ですね。前回出ていないので、身体もいい状態で来るかと思うので彼には警戒したい。(自軍のキーマンは)ワイルドナイツは9番の小山(大輝)や10番の(松田)力也がいいコントロールしてくれているので、そこでしっかりチームを勢い付けてくれると思う。」梶村「前回最終節プレーできなかったので、昨季プレーオフ準決勝は個人でもプレーできなかったので、今季リベンジしたいと思う。警戒するのは小山選手。彼がテンポをコントロールしてくるので、隙を見せたらそこを突いてくるので、気が抜けない。注目してほしいのは(ヴィリアメ・)タカヤワ選手。今季好調でイーグルスのトライゲッターなので、彼にいいボールを回していきたい」リーチ「警戒したいのは流大。彼が出てくるかどうかわからないが、彼がキーマンになってくると思う。流選手の良さは視野の広さ。ピッチ全部が見えて、誰が走ってきているかわかっていて、どこにボールを放ればいいか理解している。2回目のヤマハ(静岡ブルーレヴズ)戦もすこがった。どう対策するかはこれから考えていきたい。(自軍のキーマンは)ワーナー・ディアンズ。過去3試合1試合ずつ成長しているので、プレーオフのワーナー・ディアンズに期待している」堀越「東芝さんは圧倒的なフィジカルとモウンガ選手を中心にした多彩なアタックを仕掛けてくるので、2度やって本当に強いと感じてた。でも3度目のリベンジするチャンスがきて、興奮しているし、しっかり準備して勝ちたい。(自軍のキーマンは)10番の髙本幹也。今季リーグワンデビューしてからスタートで出ていて、チームメイトとして見ていて毎試合成長しているし、若いながらもチームを引っ張ってくれているので、彼に期待したい」(写真左より)リーチマイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、堀越康介(東京サンゴアリス)埼玉WKは『ラグビーワールドカップ(RWC)2023』での日本の10番・松田、横浜Eは『RWC2019』の正SO・田村優、BL東京はニュージーランド56キャップのモウンガ(BL東京)、東京SGは新人賞の有力候補の髙本という“四者四様”のSOを擁する。主将たちは自軍のSOへの信頼を寄せるとともに、準決勝で対峙する相手の司令塔を警戒した。坂手「力也は本当にいい選手。彼自身のプレーももちろんいいが、周りとしっかりコネクションしてチームを前進させるのが彼の良さだと思うので、それを前面に出してくれればチームとしてうまくいくと思う。個人的にはキックもプレーオフは100%で決めてくれると思うのでそこに期待している。優さんはテリトリーはもちろん、ロングパスや短いパス、FWを使うプレーなどまんべんなくプレーできる。優さんの周りで何か起こってくると思うので、優さんにプレッシャーに掛けられるようしっかりプランニングしていきたい」梶村「ゲームコントロールがうまいですし、最終節負けた時テリトリーを完全にコントロールされたので、次は優さんが入って優位にしたいと思う。力也さんも経験あり、何でもできるし、何よりもチームを毎試合勝たせているのが脅威なので、彼をパニックにさせるのが重要だと思う」リーチ「モウンガはプレーだけではなく、ラグビーIQがかなり高い。この状況でどういう選択するか、1週間の中でどう準備するか、プレーオフでは何を意識すべきかわかっている。プレーに関してスピードもすごい。ボールを持てば何かやってくれる。でも彼だけに頼ってはいけない。周りの選手も動いて彼の良さを出したいと思う。モウンガは何でもできてチームに愛情を持っている。彼の良さを出すためにFWはがんばらないといけない。髙本選手は1年目でもベテラン感を出していて、タイトな試合を勝ち切ったりしているので、プレッシャーを掛けたい」堀越「幹也は若いし、強気なプレー選択でチームを引っ張ってほしいと思う。モウンガ選手は何でもできて、危ない選手なので、しっかりプレッシャーを掛けていきたい。80分通してプレッシャー掛け続けないと危険な選手なので、常にプレッシャーを掛けたい。どういうプレッシャーの掛け方をするかはまだ決まっていないので、これから練習したい」16戦を戦うリーグ戦と一発勝負のプレーオフトーナメントの違いを聞かれると。坂手「1試合1試合で見ると大差ないが、その後待っているリカバリーできないプレッシャーは大きいと思う。どういう形であれ、自分たちのプレーの精度が大事になってくる。それを焦らずやれば、自ずと結果は出るかなと思う」リーチ「プレッシャーが掛かるので、プレッシャーとの向き合い方がひとつ大事だと思う。あとは東芝らしくプレーすることが大事」堀越「やはり規律だと思う。スコアプレッシャーで3点を取るゲームになると思うので、80分間しっかり規律を守ることがファイナルラグビーでは大事だと思う」梶村「プレーオフだからと言って特別なことは戦術含めてまだ聞いていないが、やらないつもり。いかに自分たちらしく、いつも通りプレーするかが大事。スペシャルなことはないのが大事だと思う」(写真左より)坂手淳史(埼玉ワイルドナイツ)、梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス)、リーチマイケル(東芝ブレイブルーパス東京)、堀越康介(東京サンゴアリス)埼玉WK×横浜Eの『ジャパンラグビー トップリーグ』以降の対戦成績は埼玉WKの17勝1敗。今季も開幕戦で53-12、最終節で43-14で埼玉WKが勝利している。府中ダービーはBL東京の17勝15敗の勝ち越し。第2節・26-19、第15節・36-27とダブルをやってのけた。果たして埼玉WKが王座奪還を達成するのか、それともBL東京が初優勝を手繰り寄せるのか、はたまた東京SG、横浜Eが下剋上を決めるのか。『NTTリーグワン2023-24 プレーオフトーナメント』準決勝・埼玉WK×横浜Eは5月18日(土)・秩父宮ラグビー場、BL東京×東京SGは19日(日)・秩父宮、3位決定戦は25日(土)・秩父宮、決勝は26日(日)・国立競技場にてキックオフ。準決勝のチケットは5月11日(土)、決勝&3位決定戦のチケットは12日(日) 一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 プレーオフトーナメントのチケット情報()NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24の特設ページ
2024年05月09日現代も人気の高い江戸時代末期の浮世絵師、歌川国芳の団扇絵をテーマにした展覧会『国芳の団扇絵―猫と歌舞伎とチャキチャキ娘』が6月1日(土)〜7月28日(日)、太田記念美術館で開催される。さまざまなジャンルを手がけた国芳作品のなかでも団扇絵だけを紹介するのは史上初のことだという。団扇は江戸っ子にとっても夏の暑さをしのぐための必需品であると同時に、色や形を楽しむおしゃれアイテムでもあった。歌舞伎ファンにとっては今で言う推し活グッズであり、団扇をつくるための浮世絵=団扇絵も流行したのだ。消耗品であることから残像数が少ないなか状態の良い美品を集め、初展示作品100点を含む220点を紹介する。ユーモラスな戯画やパワフルな武者絵のイメージのある国芳だが、団扇絵では役者絵や美人画が多い。代表作《鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘》や《猫の曲まり》をはじめ、店の宣伝のためにつくられたもの、謎解き尽くしのものなど、江戸の暮らしに溶け込むようなテーマが多く、当時の日常生活、情報や娯楽なども垣間見られる。愛嬌に溢れた国芳美人、猫の表情など、国芳の細やかな描写、あるいは裏表で絵柄を変えるアイデアなど隅々まで楽しめ、飽きることがない。歌川国芳《鏡面シリーズ猫と遊ぶ娘》(前期展示)さらに人気役者絵はブロマイド的なもの、芝居をする役柄に当てはめた役者絵など華やかで、現代と同様、憧れや応援の気持ちとともに、彼らと日常をともにする感覚にもつながっていたのかもしれないと思わせる。暑気払いにふさわしい展覧会だ。歌川国芳《夕寿豆美》(前期展示)<開催概要>『国芳の団扇絵―猫と歌舞伎とチャキチャキ娘』会期:2024年6月1日(土)~7月28日(日)会場:太田記念美術館時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:月曜(7月15日は開館)、6月 26日(水)~28日(金), 7月16日(火)料金:一般1,000円、大高700円公式サイト:
2024年05月09日舞台『千と千尋の神隠し』が、プレビュー公演を経て、現地時間5月7日(火)、英ロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムで開幕した。本作は2022年に東宝創立90周年記念公演として、宮﨑駿の名作映画を、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け初の舞台化。映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げた。2023年名古屋御園座での再演を経て、2024年3月東京・帝国劇場からスタートし、名古屋・御園座、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru での上演が決定している全国ツアー公演と並行して、4月から8月にかけて初の海外公演を上演する。ロンドン公演では、冒頭、引っ越し先の風景に千尋が「ベー」と舌を出す映画を思い出させる演技や、湯婆婆の部屋のカーテンから登場する頭(かしら)の動きやパペットひとつひとつに観客から嬉しそうな反応があり、神さま達が油屋を訪れる場面では、グランドサークル(客席内)に設置された提灯が点灯し、場内全体が不思議な街となり、ロンドン公演ならではの光景も。また、カオナシが登場すると、観客から「わあ!」と感嘆の声が上がり、千尋とハクがおにぎりを食べる場面では、観客はその演技に集中し、静かに見入っていたという。(撮影:Johan Persson)(撮影:Johan Persson)(撮影:Johan Persson)カーテンコールではスタンディングオベーションが起き、割れんばかりの拍手と歓声、指笛で歓喜に包まれた初日を終え、この日千尋役を務めた橋本環奈、上白石萌音からも「あれだけあたたかい歓声で迎えられて本当に嬉しいなと思いました」(橋本)、「しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました」(上白石)と喜びのコメントが届いた。舞台『千と千尋の神隠し』5月7日昼の部カーテンコールより舞台『千と千尋の神隠し』5月7日夜の部カーテンコールより舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演は、8月24日(土) まで同劇場で上演される。橋本環奈・上白石萌音 ロンドンでの生活は?【橋本環奈コメント】――日本人俳優として、ロンドン・ウェストエンドで舞台のセンターに立ち、スタンディングオベーションを受けた気持ちはいかがですか?今日が初日なので、初日の反応であったりとか、どういうふうな感じになるんだろうという、ワクワクが大きいんですけどプレビューの段階でも日本人のお客様と全然違って、いろんなところで笑いが起こったり、ロンドンの方たちのジブリ好(ず)きな気持ちであったり、お酒を飲みながら観ていたり、ポップコーン食べたり、鑑賞スタイルがすごく気楽な部分が、本当に素敵だなと思っています。土曜日とかは小さなお子さんもいらっしゃいました。そういう方々が見てくださっていることも嬉しいですし、カーテンコールのあの熱狂を感じた時、本当にすごいなと思いました。もちろん日本人の方々の、声には出さないけど、すごく楽しんでくれてる気持ちって、舞台に立っていてすごく伝わるんですね。(ロンドンでも)あれだけあたたかい歓声で迎えられて本当に嬉しいなと思いました。(撮影:Johan Persson)――カンパニーの皆さんとの生活はいかがですか?初演の2年前の時からずっと一緒にいるカンパニーの皆が本当に大好きで、ロンドンに来させて頂いてからも、部屋で皆で集まってご飯を食べながら、しゃべったり、本当に仲良くなれて一緒に舞台に立っているキャストもそうですが、演出家のジョン(・ケアード)であったり(今井)麻緒子(共同翻案)さんであったり、トビー(・オリエ パペットデザイン・ディレクション)、サラ(・ライト アソシエイト・パペットディレクター)、ブラッド(・ハーク 音楽スーパーヴァイザー・編曲)達ともたわいもない会話をしたりとか仲間という言葉が本当に適切な表現につながると思えるくらい、心から信頼できる皆とロンドンの舞台に立てて本当に嬉しく思います。――舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたと思いますか?作品の強さはもちろんですが、ジブリがこれだけ世界に愛されている理由は、本当に様々あると思うんですよね。でもその中の一つを挙げるとしたら雑巾がけのシーンとかも日本ならではだな、という話をしているんですけど、ごめんなさい、と千尋がすごく謝っているような日本人らしいところを、ロンドンでも、日本でやっていた公演から本当に変えていなくて日本の良さやリアルを伝えられる部分はこの演劇ならではだと思いますし、ロンドンの方々から観ても楽しんで受け入れて頂けているのではないかなと思っています。(撮影:Johan Persson)――ロンドン生活での楽しさ、発見は?もうすでにロンドンが大好きです。イギリス自体初めて来るので「どういう街なんだろう」と思っていましたが、来てみて、本当に最高だなと……。街並みもそうですし、つたない英語でも聞いてくれたり、質問を返してくれたりとか、受け入れるという、文化や歴史の背景があると思うんですけどロンドンの方々が優しくてあたたかいんです。劇場で見てくださっている方々の反応であったりを見ていても受け入れてくれる人柄や街並み、全て素敵だな、というふうに感じました。何をとっても良いところしか思い浮かばなくて、絶対また旅行で来るだろうと思うくらい大好きな街になりました。(撮影:Johan Persson)【上白石萌音コメント】――日本人俳優としてロンドン・ウェストエンドで舞台のセンターに立ってスタンディングオベーションを受けた気持ちはいかがですか?浴びたことのない熱気を浴びて、しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました。お客様達がとても喜んでくださったのが伝わって来て嬉しかったです。カーテンコールの最後に千尋がオンマイクで「ありがとうございました」と言うのですが、その瞬間に、私は日本人で、私たちは日本から来て日本語で作品を届けたんだなという実感がせりあがって来てグッときました。毎回そこで感じるものがあります。(撮影:Johan Persson)――日本とロンドンのお客さんの反応の違いはありますか?思ったことをそのまま出力してくださる感じがします。すごく楽しみに来てくださっているんだな、というのが伝わってきてうれしいです。客席でお酒を飲んだりポップコーンを食べたりなさっているので、全体の空気感が堅苦しくなくてリラックスしています。同時にすごく演劇へのリスペクトがある、素敵な空間だなと思います。――舞台『千と千尋の神隠し』のどんなところがロンドンで受け入れられたと思いますか?日本人がすごく日本人をやっているというところが大きいんじゃないかと思います。日本らしさを前面に出したシーンや動きがしっかり受け入れられているのを感じるので、これは私たちだから出来ることなのかな、と思っています。セリフにもたくさん反応があります。母国語ではない言葉で作品を観るのはお客様もエネルギーを使うことだと思いますが、ちゃんと言葉が伝わっているんだな、というのを感じて凄く嬉しいです。この作品には言葉のないシーンも沢山ありますが、そこでは日本で感じるのと同じような集中力や言葉のいらない一体感が共通してあって、「ああ一緒に作っているな」という感じがします。(撮影:Johan Persson)――カンパニーの皆さんとのロンドンのお稽古はいかがでしたか?色々なことが起きましたが、皆で励まし合って、緊張感を高めながらの稽古でした。知らない土地で長く暮らすとなると寂しさを感じるのかなと思っていましたが、このカンパニーにちゃんと属しているというか、居場所があるのがとても心強いです。あとは、現地スタッフの皆さんとも沢山話をして、お互いに言葉を教え合っています。(ロンドンでも)日本のスタッフの皆さんと変わらない作品への愛を注いでくださって、国も言葉も関係なくワンチームになっているな、と感じながらお稽古していました。――ロンドン生活での楽しさ、発見は?アプリでパッとチケットを取って、演劇を観に行けるのが最高に幸せです。稽古が早く終わった日は当日券を押さえて一人で劇場に行って楽しみました。演劇でアウトプットをして演劇でインプットするという純度の高い生活を送っています。夢のようです。(撮影:Johan Persson)<公演情報>舞台『千と千尋の神隠し』原作:宮﨑駿演出・翻案:ジョン・ケアード共同翻案:今井麻緒子出演:千尋:橋本環奈 / 上白石萌音 / 川栄李奈/ 福地桃子ハク:醍醐虎汰朗 / 三浦宏規 / 増子敦貴(GENIC)カオナシ:森山開次 / 小㞍健太 / 山野光 / 中川賢リン/千尋の母:妃海風 / 華優希 / 実咲凜音釜爺:田口トモロヲ / 橋本さとし / 宮崎吐夢湯婆婆/銭婆:夏木マリ / 朴璐美 / 羽野晶紀 / 春風ひとみ兄役/千尋の父:大澄賢也 / 堀部圭亮父役:吉村直 / 伊藤俊彦青蛙:おばたのお兄さん / 元木聖也頭:五十嵐ゆうや / 奥山ばらば坊:武者真由 / 坂口杏奈他【ロンドン公演】日程:2024年4月30日(火)~8月24日(土)会場:ロンドン・コロシアム【福岡公演】日程:2024年4月27日(土)~5月19日(日)会場:博多座【大阪公演】日程:2024年5月27日(月)~6月6日(木)会場:梅田芸術劇場メインホール【北海道公演】日程:2024年6月15日(土)~20日(木)会場:札幌文化芸術劇場 hitaruチケット情報:()日本公演公式サイト:海外公演公式サイト:
2024年05月09日グレン・パウエルとアンソニー・マッキーが実話にもとづく映画『Monsanto』で共演することになった。ローラ・ダーンも出演する。タイトルのモンサントは、化学製品の会社。同社が製造する除草剤を使用して健康被害を受けた男性(マッキー)が訴訟をするという物語。パウエルは男性の弁護士を、ダーンはモンサントに勤務する科学者を演じる。監督は『アラモ』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック。パウエルの最近作は、来週日本公開の『恋するプリテンダー』。今月は、リチャード・リンクレイター監督の主演作『Hit Man』もアメリカで配信開始になる(日本は後に劇場公開予定)。マッキーの次回作は、来年公開予定のマーベル映画『Captain America:Brave New World』。文=猿渡由紀
2024年05月09日7月19日(金) に公開される映画『逃走中 THE MOVIE』の新たな出演者が発表された。本作は、2004年から放送が開始され、今年で20周年を迎えるフジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』の映画版。賞金総額1億円超、参加総数1,000人の史上最大級の逃走劇が繰り広げられる。メインキャストとしてJO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が出演する。今回新たな出演者として、お笑い芸人からは津田篤宏(ダイアン)、長谷川雅紀(錦鯉)、クロちゃん(安田大サーカス)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、小宮浩信(三四郎)が名を連ねた。本作への出演にあたり、津田は「ダイアン津田の出てるシーンは瞬き厳禁ですよ!観てくださった方にはスーを差し上げます!」、長谷川は「こ~んに~ちは~!!映画にはバラエティと違う緊張感がありますね。親子で観てね!」と持ち前のギャグを交えたコメントを寄せた。クロちゃんは「いつもはいつ捕まるかわからないドキドキの緊張感があるけど、今回は役者としての緊張感……ちょっと声色変えたり演技しようかなって思ったんだけどクロちゃんのままでいてくれって言われました。重要なシーンを担っていますので、皆さん!絶対観てよ~!」と撮影時のエピソードを明かしつつ見どころをアピールした。一方、久保田は「“逃走中見ました”って子どもに声かけられたことはないんですけれども……全国にいるたくさんの久保田ファンの子どもたち!この夏は『逃走中 THE MOVIE』で決まりだぜ!」、小宮は「TVの時は初っ端に毎回捕まってるので、営業に行っても子どもに“小宮にだったら勝てる”って言われるんです(笑)。今回はどこで捕まるのか乞うご期待、ってことですね!」と自虐を炸裂させたコメントを寄せている。さらに、元サッカー日本代表の大久保嘉人をはじめ、TikTokフォロワー数1,000万人超えを誇る景井ひな、司会やリポーター、モデル、俳優とマルチな活躍を見せるハリー杉山、元AKB48メンバーの大島麻衣、スーパー戦隊シリーズ第42作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に出演した横山涼の参加も発表された。なお今回アナウンスされたキャストはいずれも本人役での出演となる。■津田篤宏(ダイアン)コメント全文映画、楽しみですね!バラエティの時はみんな笑って緊張感あってていうのがあると思うんですけど、今回の映画は緊張感のほうが特にいつもの何十倍も強いと思うんで。みなさん『逃走中 THE MOVIE』ぜひご覧ください!ダイアン津田の出てるシーンは瞬き厳禁ですよ!観てくださった方にはスーを差し上げます!受け取ってください!■長谷川雅紀(錦鯉)コメント全文こ~んに~ちは~!!映画にはバラエティと違う緊張感がありますね。でも役者・長谷川雅紀としてのスタートラインは切れたのかと。ここからは色々と声がかかるんだろうと思うとデビュー作が『逃走中 THE MOVIE』なのは良いですね。映画とTVで共通するのは、ハンターは怖い、ってことです(笑)。親子で観てね!■クロちゃん(安田大サーカス)コメント全文映画版ということで、普段バラエティで活躍しているクロちゃんが『逃走中 THE MOVIE』に出るしんよ~!いつもはいつ捕まるかわからないドキドキの緊張感があるけど、今回は役者としての緊張感……ちょっと声色変えたり演技しようかなって思ったんだけどクロちゃんのままでいてくれって言われました。逃走中は子どもたちがいっぱい見てますからね、これで評価が上がればいいと思います。重要なシーンを担っていますので、皆さん!絶対観てよ~!クロちゃんは映画もバラエティも二刀流!わわわわ~!■久保田かずのぶ(とろサーモン)コメント全文出演が決まって嬉しかったですね。ありがたいですよ。実際「逃走中見ました」って子どもに声かけられたことはないんですけれども……全国にいるたくさんの久保田ファンの子どもたち!この夏は『逃走中 THE MOVIE』で決まりだぜ!■小宮浩信(三四郎)コメント全文TVの時は初っ端に毎回捕まってるので営業に行っても子どもに「小宮にだったら勝てる」って言われるんです(笑)。開始1分半で捕まったこともあるし、本編前のハンターもいるシミュレーションでも捕まりました。本編スタートより前に捕まるっていう。運が悪いのかな。毎回結構ガチで逃げてるんですけどね……今回はどこで捕まるのか乞うご期待、ってことですね!いつも通りにはならないよってところを見せつけたいです。■大久保嘉人 コメント全文TVバラエティの逃走中にはお世話になってます。お芝居はやったことがないので、大丈夫かなって思いましたが、すぐ引き受けました(笑)。こんな経験は初めてだったので緊張しましたけどすごく楽しかったです。本当に楽しくてちょっと怖い映画になっていると思います。普段テレビで見ている逃走中とはまた違ったものが見られると思うので、お楽しみに!しっかり僕のことも見つけてください!■ハリー杉山 コメント全文Hello Hello!ノンストップ!ハリー杉山です!絶対出たいと思っていたコンテンツの中で、しかも映画じゃないですか。嬉しい気持ちでいっぱいです。今までの逃走中では見たことのない展開があると思います。皆さん、今年の夏、老若男女関係ないです。ぜひとも家族や大切なみんなと一緒に『逃走中 THE MOVIE』をたっぷりと楽しんでいただきたいです!Check it!■景井ひな コメント全文私、バラエティの逃走中には1回しか出たことがないんですけど……まさかの『逃走中 THE MOVIE』に出ちゃったっていう(笑)。またバラエティの逃走中にも出たいです!映画の撮影も楽しかったです!お楽しみに!■大島麻衣 コメント全文皆さんが大好きな逃走中が劇場版になってやってまいります!にこやかに見ているといつもの逃走中とは打って変わって、かなりドキドキハラハラするような展開になっていますが、とても面白く観られると思います。ぜひ、最後までご覧ください!私のことも探してね~!■横山涼 コメント全文20周年……それだけ愛されての映画化は本当にワクワクしますね。TVより先に映画に出演というまさかの展開になりましたが、嬉しいです。『逃走中 THE MOVIE』は本当に臨場感あふれる、リアリティのある、緊張感のあるめちゃくちゃ面白い作品になってると思うので、ぜひ劇場に足を運んでください!どれだけ怖くても、劇場からは逃げ出さないように最後まで目を離さずに見てくれたら嬉しいです!<作品情報>『逃走中 THE MOVIE』7月19日(金) 公開公式サイト: フジテレビジョン 東映FNS27社
2024年05月09日2024年4月22日に下北沢DaisyBarにて、「Grasshopper vol.20~Re-jump~」が行われた。ちなみに既にvol.21は2月に、vol.22は3月に終了しており、5月27日にvol.23が開催される。それなのに何故また今回がvol.20なのか。実は1月に開催されたvol.20では、まなつ、CULTURES!!!、極東飯店での開催予定だったが、極東飯店が当日キャンセルとなり、まなつとCULTURES!!!のツーマンとして開催された。これはこれで盛り上がりを見せたのだが、「改めてこのスリーマンでしたい!」という2組とGrasshopperチームの熱い思いが合致し、急遽vol.23ではなく、vol.20のリベンジマッチとして、同メンツで開催することとなった。その思いを込めて、”Re-jump”という新たなタイトルを追加し、ある意味これまでのGrasshopperとは違う意味を持ったイベントとして、今回行われることになった。冬越えて叶った念願の気持ち×既にある信頼関係の元で行われたからこそ生まれた強い熱狂。そこに関西からやって来た初Grasshopperレポートの私は圧倒された。今回はその記録である。まなつ1組目は1月とは違い、町田出身スリーピースロックバンド・まなつが担当。登場して曲に入る前にいたやボーイ(Vo.Ba)は「リベンジマッチって言うなら、1等賞取らないといけないでしょ!」と叫び、1曲目『夢で見たような』をプレイ。初っ端から全身全霊でロックンロールを見せつけて、フロアも高々と掲げた拳で応える。その熱そのままに『レボデス』に入る。その繋ぎが本当にパワフルなまま繋がれるので、見入って汗拭う暇もなかった。ここにライブバンドとして評価される実力を見た。楽曲もサビの”TONIGHT TONIGHT TONIGHT”というフレーズのリズムが良くてノリやすく、さらに会場の一体感が増した。そして3曲目『アイラブユー』も、ほたて(Dr)の力強い〈タンタンタタタン、タタタタン〉のドラムのキックのリズムの入りで、すぐに心を掴まれてしまう。この曲のサビでは手拍子も発生し、3人の躍動感もどんどん増していった。MCでいたやボーイは、「前回もCULTURES!!!とライブでぶつかり合って仲良くなれて良かったんだけど、やっぱり3組でやれないことに心残りがあった」「その日の打ち上げで「この3組でやりましょう!」って言ったら、ぴあさんもすぐ「やりましょう!」と答えて、すごい勢いで会場取っていた」「ぴあがバンドマンと同じ気持ちだったのが、すごく嬉しい。皆さんも今日は同じ気持ちでいてくれたらと思います!」と、信頼関係を感じるMCの後に披露されたのが『ナイトライダー』。“ひとつになる日が来るから!”“夜はこれから”とMCの言葉で、曲中の歌詞で、この場にいる全員がこの日を一緒に最高にする仲間だということを認識させてくれる。5曲目『夢のしるし』を終え、再びMCへ。「大事な時間は呆気なく過ぎ去る。だからこの瞬間を、今を大事に」と『ブルーメモリー』を演奏。ここまでの雰囲気とは少し違い、深い青色の照明に照らされるのもあって、寂しさや後悔をじっくり吐き出しているように見えたが、その青色の照明に少しずつ明るい白色や赤色の照明が混じっていく構成が、それでも前を向いて生きていく人間のストーリーに重なる。そして「ロックバンドなんかに救われない人生でありますように!あなたを救うのは、あなた自身でありますように!」と『ヒーロー』をプレイ。いたやボーイが、アリー(Gt.Cho)が、ほたてが、最後の力と言わんばかり思い思いのプレイでフロアを煽る!これで実は終了の予定だったが、「2分あるよ、2分あるよ!」と急遽『旗揚げ』を追加演奏。このライブ全体のメッセージにも感じた、自分の機嫌は自分で取ろうぜ!というスタンスの答え合わせの如く、全員が更に自由でアグレッシブなプレイを見せる。フィニッシュで、いたやボーイは倒れ込んだ。完全燃焼。熱量の高いライブパフォーマンスの中にも、誤魔化しの効かないスリーピース編成でしっかりブレないギターとアクセントとなるコーラスを見せるアリー、パワフルさと笑顔で支えるドラムの紅一点のほたて、そしてメッセンジャーとして前線に立ついたやボーイは、春の夜に熱く輝く一番星だった。〈セットリスト〉1.夢でみたような2.レボデス3.アイラブユー4.ナイトライダー5.夢のしるし6.ブルーメモリー7.ヒーロー8.旗揚げCULTURES!!!2組目は千葉県佐倉市4ピースバンドCULTURES!!!。ボーカルを除く3人が位置についた後、梅本(Gt)による『DIVE』の甲高いギターイントロが鳴り、遅れて佐藤(Vo.Gt)が登場。この曲はハンドマイクなこともあり、登場するやいなや柵に登り「踊ろうぜー!」と、まなつと負けじにトップギアからのスタート。「この瞬間だけは紛れもなく幸せです!」と佐藤は話したが、その幸せをフロアの1人1人と分かち合うように歌う。2曲目『SPRINT!!』でも「遊ぼうぜー!」と会場のテンションは継続。ただその勢いに佐藤のギターのストラップが耐えきれず、急遽途中から再びピンボーカルスタイルで対応。3曲目『2017』に関しては途中梅本はアドリブのギタープレイで対応するなど、こちらも現場で鍛え上げられたライブバンドの底力を見せる。フロアも歌って助け合っていたが、正直CULTURES!!!初見の私からしたら、普段からこんなんじゃないの?充分カッコいいんだけど!と思って拳上げて見ていた。問題ないように支えていた横山のベース、田櫓のドラムも目を見張るものがあった。MCでは「前回はまなつのベースがこんなことになっていた」とエピソードを話す。ただ今回違うのは、なんと極東飯店の土肥(Gt)の活躍により、このMCの間に佐藤のギターが復活したのだ。これもまた対バンライブの面白さか。「まなつの言う通り、最後に自分を救うのは自分自身だと思う。その途中で俺等を頼ってくれ」という言葉と共に演奏された『hikariare.』、“この瞬間のために生きてるんだって”“これ以上の幸せはいらないよ”と力強く歌う『Pray for me』は、まさにフロアも含めた今日のGrasshopperの結束力や各バンドのヒーロー性を象徴するメロディ。後半もライブハウスならではの感情のキャッチボールが続いていく中、『ぼくらの戦争』でクライマックス。かつて佐藤は「勝ち負けでしか価値が分からない人だった」と話したが、それ以上の価値があることがロックバンドの演奏にあることを伝えてくれた。そしてそれはきっと誰もが持っている個性にもあるということも。それが分からなくなった時が来たら、CULTURES!!!の音楽に任せよう。と、本来ここで終わる予定だったがCULTURES!!!も急遽『ランナーズハイ』を追加!駆け抜けるような演奏で締めた。佐藤は「いつか常にぴあに頼まないといけないくらいチケット予約が来るバンドになって、武道館でやる時は、ぴあで予約した人だけドリンク付けます!」と宣言。もう全国のどんなロックバンドとも、ぶつかり合える実力を持ち合わせている。まだ呼んでいないライブハウスの都道府県がいたら呼びましょう。〈セットリスト〉1.DIVE2.SPRINT!!3.20174.hikariare.5.Pray for me6.ぼくらの戦争7.ランナーズハイ極東飯店リハーサルから一際デカく重い音を轟かせる。そのまま板付きで「長かったね。お疲れ。」と、いおん(Vo.Gt)の一言でライブスタート。1曲目『嫌』の伸びやかなんだけど、クセのある歪んだギターのイントロで、あっという間に抜け出せなくなる世界観を創り上げる。「この曲に関してはサビでワーってなったら嬉しい」と、いおんは話したが、言われるまでもなく反応するフロアに自然と笑みが溢れる。2曲目は『ネコも食べない』。懐かしさや異国情緒も混じってるような得も言われぬ浮遊感がある。3曲目は『カンフースクワッド』。ゆったりとしつつも一段上がった轟音がじわじわと体に焼き付いていく感覚がある。ミステリアスな赤い照明と相まったのもあるだろう。簡単にジャンルの括れないバンドサウンドが会場を包み込んでいく。いおん、土肥、ちょー(Ba)、タチバナ(Dr)の4人の丁度良く飄々とした感じがまた、その音楽性に納得感を出す。いおんはMCでメンバー紹介した後、「まさかぴあがこんなライブハウスのイベントのリベンジを軽々しくやるのが意外だった」と話す。そして「俺は好きなんだけど、ライブでは盛り上がらない曲」というまさかの説明をしてから、『恐竜はダイナソー』で中盤戦がスタート。ここまでの3曲とは違ったクリーンで抜けたギターと、あのユーミンの名曲へのリスペクトを感じるフレーズが印象的。たしかに爆発的に盛り上がる曲ではないかもしれないが、聴いてて右肩上がりでワクワクしてくるし、教育テレビの恐竜特番の曲に使ってほしい耳馴染みの良さがある。小学生も好きになれる曲だと感じた。5曲目『video2』は、ゆったりと抱きしめるような入りから、土肥(Gt)のギターが炸裂する。ここまで極東飯店の音を食らうことで開いた穴という穴に染み込むような、ここで持ってくるのがズルいとさえ思った1曲だった。ここで恐らくぴあ側からの要望もあって、「極東飯店はアンコールやんないんですけど、その代わり今から追加でやっていいですか?」と、『シュガー』『Mia,I’m ready』を披露。『Mia,I’m ready』では手拍子が起こるなど、この太っ腹サービスにフロアも最後まで楽しむ。「あと1万曲したい。2時間したい」と惜しんだ最後に演奏されたのは『92』。きっとあらゆるジャンルから洗練したことで生まれた、聴いたら1秒で心がスパークする安心感さえある強いサビはラストにもってこい。そして土肥は途中から柵を登り、ギターを弾き倒し続けていた。飄々としつつも、所々感情が見え、何よりテクニックの高さもあって、最後まで底の見えない4人の存在感があった。ただ1つ間違いなく言えるのは「こんなヒーローがいてもいい」ということ。まなつとCULTURES!!!の出した火力とは違うけど、彼らもまた困った時に頼れる音楽をしていた。〈セットリスト〉1.嫌2.ネコも食べない3.カンフースクワッド4.恐竜はダイナソー5.video26.シュガー7.Mia,I’m ready8.92どのバンドもセトリに急遽追加するし、ハプニングもあったしで、1月のvol.20と変わらず、予定調和なことが全然なかった1日となった。でも「これもなんかGrasshopperと、この3組っぽいな」と笑い飛ばせる幸せな満足感に溢れた空気があった。恐らく今日の3組とぴあは、またどこかで巡り合うだろう。そこは更にジャンプアップしたステージとなっているはずだ。その場には4/22下北沢DaisyBarで同じ気持ちで楽しんだあなたと、このレポをここまで読んでくれているあなた、どっちもいてほしいと私は願う。Text by 遊津場 @sakidori_yutubaPhoto by 清水舞<次回の公演>『Grasshopper vol.23』5月27日(月) 下北沢CLUB Que出演:WOLVEs GROOVY/ゴホウビ/宇宙団■チケット情報:イベント公式サイト:
2024年05月08日累計発行部数3000万部突破の人気漫画『ブルーロック』シリーズが初の映画化!劇場版は原作のもうひとつの物語『ブルーロック -EPISODE 凪-』を基に展開。凪役の声優・島﨑信長さんと潔役の浦 和希さんに映画の裏話についてインタビューしました。世界一のエゴイストストライカーを目指して、ユース世代のサッカープレーヤーたちが激闘を繰り広げる『ブルーロック』。原作はコミックス累計発行部数3000万部突破の金城宗幸・ノ村雄介による同名人気漫画で、その魅力をダイナミックにもクールに活写したTVシリーズは大きな話題を集め、第2期の制作も決定しているが、本作の注目点は何と言ってもその設定だ。日本をW杯優勝に導くため、全国各地から招集された300人の高校生FW(フォワード)たち。彼らは その名も“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの下、専用の特殊な施設で過酷な試練と熾烈な争いに挑んでいくことになるが、脱落すれば日本代表入りの権利は永久に剥奪されてしまう……。そのデスゲームのような作風から、“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”とも称されている。『ブルーロック』初の劇場版は、原作のもうひとつの物語そんな『ブルーロック』シリーズ初の映画化が決定。映画 『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』4月19日(金) 全国ロードショー 配給:バンダイナムコフィルムワークス c金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会TVシリーズは日本代表のエースストライカーを夢見る無名の高校生・潔 世一(いさぎ・よいち)を主人公に描かれたが、劇場版は原作のもうひとつの物語『ブルーロック -EPISODE 凪-』を基に展開。本編でもメインキャラクターのひとりである、サッカー歴半年ながら桁外れのセンスを誇る天才・凪 誠士郎(なぎ・せいしろう)から見た物語が語られる。その凪を演じるのは、数々の作品に出演している人気声優・島﨑信長。そして、潔を演じるのは、同役で初主演を果たして第18回声優アワード・主演声優賞も受賞した浦 和希だ。浦「主人公を奪われて、悔しい気持ち」!?浦 和希劇場版に関して、「これまで主人公ということをあまり意識はしてはいなかったですが、いざその座を奪われてみるとちょっと悔しい気持ちになったりもしていて(笑)。ただ、劇場版の中でも潔の行動や言動はすごく主人公然としているので、もっとちゃんと主人公の自覚を持たないといけないなと思いました」と浦。そんな浦に対して島﨑は、「でも浦くんは、TVシリーズのときからちゃんと自覚を持ってやっていたよ。俺は、嘘は言わないから!今回、凪が主人公ということで、視点が変わるとこれだけ見え方が変わるんだなってあらためて認識しました。潔視点のTVシリーズでの凪は本当に得体の知れない存在で、演出上、ちょっと抑えてフィルターを掛けていたところもありましたが、今回は凪視点として、フィルターを通さない等身大の凪を演じることが出来たので面白かったですね。TVシリーズと見比べても楽しんでいただけるんじゃないかと思います」。島﨑信長TVシリーズ、劇場版を通じて見えてくる、それぞれのキャラクターのさまざまな側面。他にも、凪をサッカーに導いた存在で、大企業の御曹司にしてあらゆるプレーに対応可能な器用さを持つ御影玲王(みかげ・レオ/CV:内田雄馬)、雰囲気は知的ながら実は難しいことが苦手で凪や玲王たちから「バカ斬鉄」と呼ばれる剣城斬鉄(つるぎ・ざんてつ/CV:興津和幸)、自らを“キング”だと称する強靭なフィジカルと正確無比なシュートテクニックの持ち主・馬狼照英(ばろう・しょうえい/CV:諏訪部順一)、現時点のトッププレーヤーで高い得点能力を誇る糸師 凛(いとし・りん/CV:内山昂輝)など、多種多様なキャラクターが集っている。潔と凪それぞれのキャラクターの魅力とは?映画 『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』4月19日(金) 全国ロードショー 配給:バンダイナムコフィルムワークス c金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会そんな中での潔と凪の魅力を、浦と島﨑はどのように感じているのだろうか。浦:潔はサッカーに対する真っすぐさみたいなところがすごく魅力的だと思っています。凛と初めて会ったときも素直にボールさばきに感動していて、世界選抜と戦ったときも「行きたい……俺もあそこへ」って力の差を素直に受け止めて、自分がそうなるにはどうしたらいいかと考えるんですよね。馬狼に対しても彼を変えようとするんじゃなくて、自分が変わって適応するっていう現状打破能力みたいなものがすごくカッコいいなと思います。人間としても尊敬出来るところが魅力ですね。島﨑:潔の立ち振る舞いは声優の仕事においても理想的だと思うよ。声優って本当にその場その場で即対応を求められることが多くて、例えばですが、大号泣し終わった5秒後くらいに、吹っ切れた次の日の朝のシーンが来るんですよ。そこから幼少期とか10年後とかもざらにある(笑)。潔は試合中に、その瞬間で反応しながら対応しているので、考え方も含めて声優とかぶるところかもしれないです。映画 『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』4月19日(金) 全国ロードショー 配給:バンダイナムコフィルムワークス c金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会凪はやっぱり見た目も含めて設定がカッコいいですよね。ただ、凪の深い魅力ってそこではなくて、この作品のテーマにもなっている奥底にあるエゴや熱量だったり、意外とあるコミュニケーション能力だったり、人への思いとかもちゃんとあるところです。玲王や斬鉄との絆や潔との関係性から掘り下げたときに見えてくる凪というのが面白いですね。“エゴ”は『ブルーロック』を貫くキーワード世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。島﨑の言葉にもある“エゴ”は本作を貫くキーワードだ。潔はもともと、サッカーは全員でやるスポーツだという教えを叩き込まれていたが、そのことで生まれた後悔から自分でゴールを決めたいと考えるようになる。一方、面倒くさいが口ぐせで日々を無気力に生きていた凪は、サッカーと出会い、“ブルーロック”でのライバルたちとの出会いを経て、執着心と向上力を見せていく。浦と島﨑が本作の魅力として語るのも、その“エゴ”。浦:なかなか切り込めなかったところに切り込んでいるところがすごいですよね。上を目指すうえで、これくらいのマインドでいなきゃだめだよねっていうことと、“言っていいんだ”“頑張っていいんだ”っていうことをあらためて教えてくれているなって。僕はこの作品って自己啓発本だと思っているんですが、本当に背中を押してくれる、哲学的で精神的なところを支えてくれるのが『ブルーロック』の魅力だと思います。島﨑:ちゃんと人間を描いているから、自己啓発本って言えるものにもなるんだよね。あと、これだけの人に刺さるのは、浦くんの言葉のとおりここまで自分を主張して“言っていいんだ”というのがあるんだと思います。今の世の中、どこかやっぱり右に倣えのところがあるので、俺が俺がっていう“エゴ”の部分が痛快なんじゃないかな。しかもちゃんと努力して足搔いている人たちが言っているから、刺さるんだと思います。“エゴ”って言うと悪く聞こえるかもしれないけれど、やっぱり必要なものですよね。島﨑、浦にとっての“エゴ”とは?では、声優の仕事においてもエゴはあって、それはやっぱり必要なのものなのだろうか。そのあたりを浦と島﨑に聞いてみた──。浦:いいものを作っていくためのエゴはあると思います。別の作品で、僕がやらせてもらった役のあるお芝居を監督さんがいいと思ってくださって、当初予定されていた表情よりももっとこうしたい、みたいなものが生まれたっておっしゃってくださったことがあったんですよ。そのとき、それくらい相手を納得させられるようないいものを常に生み出していかなきゃいけない、生み出していきたいと思いましたが、それも自分のエゴなのかもしれないですよね。もちろん自分の出すものが正解だから、僕の芝居に絵を合わせろとか音を付けろっていうことではないんです。でも、そうやってセッションが出来て、より作品を良くしていけるだけの何かを自分からも出していきたいですね。島﨑:エゴはいっぱいありますよね。この作品やこの役をより良くするためにこうしたいということは、日々の現場である気はします。ただ、浦くんの話にもあったように、アニメーションって各分野のプロフェッショナルが作っていて、分業なんですよね。便宜上、僕らは何々のキャラクター役って言わせてわせてもらったりするけれど、顔はやってないんですよ。僕らがどういう芝居をしようが、アニメーターさんがどういう表情を描くかで変わって、走る速さも音響効果さん足音のSEをどういうペースで付けるかで変わるんです。だからこそ各々のプロと、僕ら声の芝居のプロが同じ方向を向いて、それぞれがより良いものを提示していくことでさらに上にいけたらと思っているので、むしろエゴを出していったほうが面白いですよね。この作品においてのエゴもただのわがままではなく、チームの勝利のため。その努力の過程として、必要になってくるものなんですよね。そうした意味でのエゴは、責任も伴うもの。そんなことを言うと、島﨑が「主体性っていうことなんでしょうね。主体性と自主性の違いって責任を伴うかどうかみたいで、主体性はそれを伴うもので自主性は伴なわないものらしいんです。主体性っていうところでのエゴはありますよね」と話してくれた。映画 『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』4月19日(金) 全国ロードショー 配給:バンダイナムコフィルムワークス c金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会加えて、「責任を背負ってるやつは強くなるので、TVシリーズで主人公の潔 世一を任された浦くんもたくさんのものを吸収して、より強くなったと思いますよ」と島﨑。そんなところから、最後にあらためてお互いを語ってもらった。「信長さんは凪そのもの」浦:僕はもう信長さんは凪そのものだと思っています。「面倒くさい」って常に言っているっていうことではなくて(笑)、天才の部分で凪そのものだなって。もちろん努力もされていると思いますが、完璧なお芝居をさらっとやられていて、本当にすごい方だなと思います。同時に作品や役に対する熱量も本当に高くて、その中で僕のことも「そのままでいいから」って支えてくださって。すごく頼もしい先輩で、一生頭が上がらないですね……。自分の声優人生を語るうえで、欠かせない方です。島﨑:ありがとうございます(笑)。でも先輩って大きく見えるものなんですよ。僕も先輩はずっと大きく見えていて、その先輩たちからいろいろなものをもらって、それを浦くんにも伝えてはいるけれど、思っているほど僕と浦くんに差があるわけじゃないから大丈夫(笑)。浦くんも熱量のあるいい役者さんで、素晴らしいですよ。いろいろなものを素直に受け止めながら、貪欲に吸収しているということでは、やっぱり潔と重なるところがあると思います。これからも一緒にいいもの作っていこうね!映画 『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』4月19日(金) 全国ロードショー文=渡辺 水央
2024年05月08日無名の職人が手仕事でつくった日用の品々がもつ美を評価した思想家・柳宗悦(1889-1961)は、今からほぼ100年前の1925年、「民衆的工藝」を意味する「民藝」の新語を生み出した。その民藝運動がこれまで見出してきた約150件の品々を紹介するとともに、民藝の今、そしてこれからをも展望する巡回展が、東京の世田谷美術館で開幕した。これまでも民藝を紹介する展覧会は度々開かれてきたが、今回の民藝展の特徴のひとつは、創始者・柳の歩みや民藝運動の歴史を時系列にたどる構成はとらず、日々の暮らしのなかで使われてきた品々を「衣・食・住」の3つの視点から展観することだ。最初の展示室に登場するのも、「暮らしのなかの美」という考え方を象徴する大規模な展示である。第1章「1941生活展」展示風景食器類と燭台がセットされたテーブルを中心に、味わいのある家具や品々が飾られた居室は、柳が東京・目黒の日本民藝館で1941年に開催した「生活展」の再現を試みたもの。暮らしのなかで民藝を活かすライフスタイルを提案した生活展は、当時としては画期的なテーブル・コーディネートも取り入れていた。傍らに設置された当時の展示風景写真を見ると、見事な再現だと感じられるが、実は細かい部分で再現できなかった点もあるという。ひとつの理由は、当時の展示物には、柳が家族と自宅で使っていた普段使いの食器も含まれていたから。まさに「暮らしのなかの美」を体現するエピソードである。第2章「暮らしのなかの民藝」「衣」を装う展示風景第1章で民藝のライフスタイルにふれた後は、いよいよ「衣・食・住」を掘り下げた第2章へ。作品がゆったりと配された展示室は、ときに作品同士の色や形が響き合うように感じられる美しい空間だ。柳の眼が選んだ品々は、北は北海道から南は沖縄まで、また朝鮮半島をはじめとするアジアや欧米のものまで多岐にわたり、制作年代も縄文から同時代の昭和まで長きに及ぶ。室内の順路は特になく、「衣」であれば、染め物や織物、編み物、刺子や刺繡など、様々な手仕事でつくられた着物や履物、装身具を自由に見ることができる。例えば几帳面な刺子の足袋のように、丈夫にするという機能性と文様の美しさを備えた品や、可憐な草花を刺繡した古い衣を染め直し、外出着として頭からかぶる被衣(かつぎ)に仕立て直した再生衣料など、どの品にも各々の見どころがある。制作手法や生産地の風土、発見時のエピソードなどを記した簡潔な解説も多く、個々の作品を味わう手がかりとなっている。展示風景より左から、《網袋》ルカイ族(台湾)20世紀日本民藝館/《刺子足袋》羽前庄内(山形)1940年頃日本民藝館展示風景より《剣酢漿草大紋山道文様被衣》江戸時代18-19世紀日本民藝館「食」を彩る品々は、柳が説いた民藝美を最もよく表したものと言えるそうだ。貯蔵や煮炊きに使われた縄文土器に注目した柳は、縄や紐で華美な装飾が施されていても、「恐らく一切が生活から遊離したものではなかった」と考えていたというが、職人たちが地域の特性から生まれた素材を用い、形や文様に工夫をこらして生み出した品々もまた、生活から遊離することなく、同時に美しさも備えた典型的な民藝の品ということだろう。第2章「暮らしのなかの民藝」「食」を彩る展示風景展示風景より《深鉢》南安曇郡小倉村出土(長野)縄文時代中期日本民藝館展示風景より《緑黒釉掛分皿》因幡牛ノ戸(鳥取)1931年頃日本民藝館同展では、作品を組み合わせることで民藝の雰囲気を伝えてくれる展示も印象深い。たとえば、「住」の展示では、味わい深い江戸時代の行灯と昭和の照明が並び、一方、沖縄を扱ったコーナーでは、琉球王国時代の仏壇を中心とした展示が静清な佇まいを見せている。第2章「暮らしのなかの民藝」「住」を飾る展示風景第2章「暮らしのなかの民藝」「気候風土が育んだ暮らし―沖縄」展示風景同展のもうひとつの特徴は、柳の没後の展開にも焦点をあて、第3章「ひろがる民藝」を設けていることだ。地域的な広がりで紹介されるのは、柳の同志の濱田庄司、芹沢銈介、外村吉之介が1972年に刊行した書籍『世界の民藝』に関わる品々。各地の気候風土や生活に育まれたプリミティブなデザインが、民藝の新たな扉を開いたと評価されているそうだ。素朴な造形とともに、例えばメキシコの鍋に添えられた芹沢の「あたかも玉ねぎの断面を見るようなおもしろさがある」といった感想など、民藝の目利きのわかりやすいコメントに思わずほっこりするコーナーでもある。展示風景より《入れ子土鍋》グアダラハラ市近郊(メキシコ)20世紀後半静岡市立芹沢銈介美術館時間的な広がりは、現代の職人たちに注目した「民藝の産地」の展示に見られる。今回選ばれたのは、大分の小鹿田焼、兵庫の丹波布、岩手の鳥越竹細工、富山の八尾和紙、岡山の倉敷ガラスの5つ。これまでの品々と、今まさに生み出されている品々、そして現地で取材した制作風景とインタビュー映像が紹介されており、とりわけ作り手たちの真摯な言葉には耳を傾けずにはいられない。第3章「ひろがる民藝」展示風景「民藝の産地」の丹波布(兵庫)の展示風景展示風景より、八尾和紙を用いた作品芹沢銈介《型染カレンダー 1958年海外版》東京1957年静岡市立芹沢銈介美術館展示の最後は、現在の民藝ブームの先駆者ともいわれるテリー・エリスと北村恵子によるインスタレーションだ。世界各地のフォークアートや日本の民藝、あるいは気に入った民藝の品をイメージして現代作家につくってもらった作品など、民藝を「いま」の暮らしに融合した色彩も豊かな展示は、「これからの民藝スタイル」を提示するものだという。第3章「Mixed MINGEI Style by MOGI」展示風景テリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による「これからの民藝スタイル」のインスタレーション今回の展覧会は、「民藝とは何だろう?」という初心者にも親しみやすい展示が心がけられたというが、インスタレーションも含めた美しい展示とわかりやすい解説が、民藝の美を堪能させてくれると同時に、そのコンセプトをヴィヴィッドに伝えてくれたように思う。そして会場出口に待っているのは、国内外の職人による民藝の多彩な品々や、染色家でアーティストの宮入圭太が同展のためにデザインしたグッズを取り揃えた特設ショップ。気に入った品をもち帰って暮らしに取り入れるのは、「美はくらしのなかにある」という展覧会コンセプトにも合致することだろう。展覧会特設ショップの一角取材・文・撮影:中山ゆかり<開催概要>『民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある』2024年4月24日(水)〜6月30日(日)、世田谷美術館にて開催公式サイト:
2024年05月08日高野寛による新プロジェクト・HAASによる個展『「Calm / hibinohibiki」HAAS a.k.a. Hiroshi Takano Ambient & Photo Exhibition』が、5月10日(金) から31日(金) に坂本慎太郎がロゴを手がけるギャラリー「JULY TREE」で開催されることが決定した。本展は、写真、イラスト、アンビエント、ミニマルミュージックなど「ポップ」の外側にある表現を追求し、高野が敬愛する写真家エルンスト・ハースより命名された「HAAS a.k.a. Hiroshi Takano」名義での初の個展となる。アンビエントをテーマに厳選された写真の展示販売に加え、同作品を中心としたZINE、2017年から2024年の録音からコンパイルされたアンビエントアルバム『Calm / hibinohibiki』のカセットテープも会場限定で先行販売される。また、トーク&ライブイベントが5月19日(日) に同所で行われることが発表された。イベントは2部制となっており、第1部では写真について、今回の展示とアンビエントについてのトーク、第2部では30分程度の即興演奏が予定されている。■高野寛 コメント若い頃からずっと、アンビエントは仄かな香りのように、いつも暮らしの傍らにあった。平凡な景色の中にある光を写せば、日常はアンビエントになる。壊れそうな世界の中でも、静かな時を取り戻せるように。「静けさ:日々の響き」というタイトルに願いを込めて。<展覧会情報>『Calm / hibinohibiki』HAAS a.k.a. Hiroshi Takano Ambient & Photo Exhibition会期:5月10日(金)〜5月31日(金)会場:東京・JULY TREE<イベント情報>HAAS a.k.a. Hiroshi Takano talk & live日時:5月19日(日) 19:00 start〜会場:東京・JULY TREE第1部:トーク※写真について、今回の展示とアンビエントについて第2部:ライブ※即興演奏(30分ほどを予定しています)JULY TREE 公式サイト:
2024年05月08日SANABAGUN.が活動を休止することを発表。併せてメンバー8人からコメントが到着した。SANABAGUN.は、岩間俊樹(MC)、高岩遼(Vo.)、磯貝一樹(Gt.)、澤村一平(Ds.)、谷本大河(Sax. / Fl.)、髙橋紘一(Tp. / Flh.)、大林亮三(Ba.)、大樋祐大(Key.)からなる平成生まれのヒップホップチーム。今後は、活動休止前最後のワンマンライブ『SANABAGUN.LIVE " 8XL " IN ZEPP SHINJUKU』が6月21日(金) に東京・Zepp Shinjukuで行われ、9月に予定されているイベント出演をもって活動休止期間に入る。活動休止後は、これまでと同様にメンバーそれぞれミュージシャンとしてのソロ活動を展開する。また2027年1月8日(金) に次なる活動について発表される予定だ。■高岩遼(Vo.)コメント皆さん今までありがとうちょっとひと息入れますわ。この音楽人生はまだまだ長く遠く続いていく。目には見えない芸術はどこか危うくて美しい。ミュージシャンは儚くも自由で、一番カッコよく佇まなければならない。男なら身一つで冒険に出ろ。夢がある。生きてる意味がある。いつか“ならず者”の旗の下にまた、個性とセンスを重んじて、鍛錬と研究の日々を重ね、互いに傷の一つや二つ増やして、背中デカくして再集結を路上で企もう。それはバンドではない。平成生まれのヒップホップチームとして。集合体の傑作として。これからも宜しく。令和6年5月8日高岩遼 a.k.a ジョニー・ザ・キッド■岩間俊樹(MC)コメント日頃、SANABAGUN.や個々のソロ活動をご支援、応援して頂きありがとうございます。結成後、常にSANABAGUN.が生活の中心にあって、何をするにもそこをベースにがむしゃらに走り続けた10年。今後の期間は僕にとって、『立ち止まって観えるものを見定め、新しい自身の可能性を見出す』期間とさせて頂きます。皆さんに支えられてここまでこれました。ここまでこれたおかげで色んな考え方ができるようになりました。感謝しています。本当に勝手ながら、今回の決断、ご理解して頂けると幸いです。ps.僕自身がペンを止めることはありません。岩間俊樹■澤村一平(Ds.)コメント去年10周年を迎えたSANABAGUN.。自分としては、20代のほとんどをサナバに費やしたと言ってもよくて、たくさんの出会いも経験もサナバを中心に回っていた10年間でした。気付けばサナバと共にあるのが当たり前の生活だったし、これからもずっとそうありたいという気持ちは変わっていません。これからもずっとその当たり前を続けるために、ちょっとの期間非日常を味わってみようと思います。10年間応援ありがとうございました。また会いましょう!澤村一平■谷本大河(Sax. / Fl.)コメント自分にとってサナバはいつでも帰って来れる“家”みたいなもんだと思っています。8人での共同生活はめちゃくちゃ楽しいけど、ずっと“家”の中にいる訳にはいきません。時には旅も必要なんだと。急なお知らせで驚かせてしまい申し訳ないですが、ご心配なく。冒頭でも言った通りサナバは“家”です。8人が帰って来た際はまた我々の永遠の青春にお付き合い下さい。谷本大河■髙橋紘一(Tp. / Flh.)コメント四季が移ろうように、SANABAGUN.もまたその摂理の上にいる。バカで最高な、ならず者たちと10年間で味わった酸いも甘いも旨いも苦いも悔しいも。これまで応援してくれた皆様へ、本当にありがとう。来たるべく春へ向け、日々精進。これもまた人生。髙橋紘一■大林亮三(Ba.)コメントいつも応援してくれてる皆様。SANABAGUN.は少しばかりお休みします。突然のご報告になってしまい、ごめんなさい。期待を裏切らない8人。かっこよくあり続けるためにも休止中も各々はストイックにやっていくでしょう。少し寂しさもありますが、また会うその日まで皆んながどんな風にパワーアップしてるか楽しみにしててください。またすぐに。funk!!大林亮三■大樋祐大(Key.)コメントSANABAGUN.鍵盤の大樋祐大です。いつも応援して下さっているファンの方々、並びに関係者の皆様 突然の報告申し訳ございません。数年後より一層素晴らしいプレイヤーになって戻って来れる事を夢見てます。僕も精進します。今後ともSANABAGUN. 及びメンバー8人の事も見守っていて下さい。大樋祐大■磯貝一樹(Gt.)コメントSANABAGUN.に加入してあっという間の3年間。沢山の勉強をさせてもらいました。少しの間活動を休止しますがまた戻ってくるので心配いりません。その日までメンバーそれぞれが自分を磨き、それぞれの人生を生きてまた集まることでしょう。その時を僕もすごく楽しみにしております。またお会いしましょう。磯貝一樹<ライブ情報>SANABAGUN.LIVE " 8XL " IN ZEPP SHINJUKU6月21日(金) Zepp Shinjuku開場18:00 / 開演19:00チケット情報:()公式サイト:
2024年05月08日BABYMETALが7月10日(水) に発売するBlu-ray、DVD、LIVE ALBUM / VINYL『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM』のトレーラー映像が公開された。本作には、3月2日・3日に神奈川・横浜アリーナで開催されたMOMOMETALの“聖誕”を祝うライブの模様を収録。MOMOMETALの20歳最後となる3月2日を「20 NIGHT」、誕生日当日となる3日を「21 NIGHT」と銘打ち、各日異なるセットリストと規格外の演出でファンを魅了した。公開された映像では、「DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)」「Shanti Shanti Shanti」「Kagerou」「Elevator Girl」「ヤバッ!」「Starlight」など久しぶりに披露された楽曲や、本公演の主役であるMOMOMETALがその日限りの演出で熱唱した「ヘドバンギャー!!」、「META!メタ太郎」のハイライトシーンを一足早く見ることができる。また、一般市販盤として発売されるアナログサイズジャケット仕様の完全生産限定盤Blu-rayとライブ音源のアナログ盤2形態、そして「THE ONE」限定の商品として発売されるTHE ONEリミテッドエディションのジャケットと購入特典のビジュアルも公開された。『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM』トレーラー映像<リリース情報>BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM7月10日(水) リリース●2Blu-ray(完全生産限定盤):13,200円(税込)20 NIGHT / 21 NIGHT:全30曲収録※アナログサイズジャケット仕様『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM』2Blu-ray(完全生産限定盤)ジャケット●2Blu-ray(通常盤):12,100円(税込)20 NIGHT / 21 NIGHT:全30曲収録●2DVD(通常盤):9,900円(税込)20 NIGHT / 21 NIGHT:全30曲収録●2VINYL(完全生産限定盤):5,500円(税込)タイトル:BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM “20 NIGHT”20 NIGHT:全15曲収録『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM “20 NIGHT”』ジャケット●2VINYL(完全生産限定盤):5,500円(税込)タイトル:BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM “21 NIGHT”21 NIGHT:全15曲収録『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM “21 NIGHT”』ジャケット●THE ONE限定盤(完全生産限定盤)2Blu-ray+4CD+写真集:26,400円(税込)タイトル:『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM』 - THE ONE LIMITED EDITION -セット内容:Blu-ray(2枚 / 全30曲)、LIVE ALBUM(4枚 / 全30曲)※64ページライブ写真集付きスペシャルパッケージ仕様『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM』 - THE ONE LIMITED EDITION - ジャケット【収録内容】■20 NIGHT01. BABYMETAL DEATH02. メギツネ03. DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)04. Shanti Shanti Shanti05. Kagerou06. MAYA07. BxMxC08. シンコペーション09. Monochrome10. メタリ!! (feat. Tom Morello)11. ギミチョコ!!12. ド・キ・ド・キ☆モーニング13. THE ONE14. ヘドバンギャー!!15. Road of Resistance■21 NIGHT01. BABYMETAL DEATH02. Distortion (feat. Alissa White-Gluz)03. PA PA YA!! (feat. F.HERO)04. Elevator Girl05. ヤバッ!06. Believing07. Brand New Day (feat. Tim Henson and Scott LePage)08. Starlight09. KARATE10. メタリ!! (feat. Tom Morello)11. ギミチョコ!!12. ド・キ・ド・キ☆モーニング13. THE ONE14. META!メタ太郎15. Arkadia『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 LEGEND - MM』 - THE ONE LIMITED EDITION - 予約リンク:主要販売サイト:公式サイト:
2024年05月08日5月7日(火) に第68回岸田國士戯曲賞の授賞式が学士会館にて行われ、『ハートランド』で受賞した池田亮が出席した。併せて、同作品が書籍化されることも発表された。岸田國士戯曲賞は、白水社が主催し、演劇界に新たなる新風を吹き込む新人劇作家の奨励と育成を目的に1955年に新劇戯曲賞として設置され、1961年には「新劇」岸田戯曲賞、1979年に岸田國士戯曲賞と改称され現在に至る。新人劇作家の登竜門とされることから、「演劇界の芥川賞」とも称されている。賞状と、正賞の時計、副賞が贈られた池田は受賞者挨拶で「自分の創作は『痛み』が根幹になっている。どの作品を作る時も、色々な自分の痛みを発端にしているのに、創作していくとまた別の痛みが加わって、もう痛みのループ。でも、やめられない。そこから、なにか飛躍した作品を作りたいと思い、自分を問い直して作ったのが『ハートランド』です。賛否が割れて、長いという感想が多いことにより燃えて、ある種、自分を取り戻したんじゃないかと思っています。今回この賞をいただいて、もっと次に、次にどんどん進んで良いんだなと思いました。これからは、今までのことを含めて、また新しい表現というところで、色々な作品を作っていくような作家になりたい」とコメント。受賞への感謝と、更なる創作活動への意気込みを述べた。池田の次回作『球体の球体』は、9月にシアタートラムで上演される。<書籍情報>『ハートランド』『ハートランド』書影5月16日(木) 発売定価:2,530円(税込)出版社:白水社※「養生」を併録<公演情報>『球体の球体』2024年9月上演会場:シアタートラム脚本・演出・美術:池田亮
2024年05月08日劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(読み:みちしるべ)の主題歌スペシャルコラボムービーが公開された。劇場版第27作目となる今回の舞台は、北海道の函館。とある財閥の収蔵庫に“月下の奇術師”の異名を持つキッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次と江戸川コナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。4月12日に公開を迎えると、5月3日には観客動員数732万人を超え、前作『黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』に続き、2作連続で興行収入100億円を突破。邦画のシリーズアニメとして初の快挙を達成した。さらに公開から26日経った5月7日時点で観客動員数850万人、興行収入121億円を突破し、歴代最高記録となる昨年の興行収入138.8億円超えも迫るヒットを記録している。公開された映像は、aikoが歌う主題歌「相思相愛」の優しい歌い出しで、ついに幼馴染である遠山和葉への告白を決意した平次が約束を取り付けるシーンからスタートする。その後も「あたしはあなたにはなれない なれない ずっと遠くから見てる 見てるだけで」という歌詞のように、和葉に一目惚れした福城聖というライバルの出現に敵意むき出しの平次や、ロンドンのビックベンで無事に恋人同士になったものの物理的な距離は開いたままのコナン(工藤新一)と毛利蘭、父親である中森警部が撃たれ、病院に駆け付けた中森青子と、それを幼馴染として見守りながらも正体を明かすことのできない黒羽快斗(怪盗キッド)など、近づきそうで近づききれない関係性と各々の切なさが伝わってくるシーンが次々に流れる。また、ロープウェイの上をスケボーでダイナミックに滑走するコナンや、セスナ機の上で緊迫した表情で向かい合う平次と聖、五稜郭で派手な殺陣を披露する沖田総司と鬼丸など、初解禁のキャラクターが登場するアクションシーンも。さらに、怪盗キッドがラストシーンで空を飛びながら優しい表情で青子との電話を切った後、手に持った手袋をシリアスな眼差しで見つめるシーンも確認できる。劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』×aiko「相思相愛」スペシャルコラボムービー<作品情報>劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公開中公式サイト: 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
2024年05月08日