Omoinotakeが、9月から11月にかけてワンマンツアーを開催することが決定した。本ツアーでは、これまでワンマンライブで訪れたことがない地域である長崎県・石川県・香川県、そして初の海外公演となる台北・ソウル公演も含めた13カ所14公演をまわる。国内公演のチケットは、抽選先行を5月6日(月・祝) まで受付中。<ツアー情報>Omoinotake ONE MAN TOUR 20249月20日(金) 台北・Taipei The Wall Live House9月28日(土) ソウル・Seoul Rolling Hall10月4日(金) 福岡・DRUM Be-1開場18:30 / 開演19:0010月5日(土) 長崎・DRUM Be-7開場16:30 / 開演17:0010月12日(土) 宮城・仙台darwin開場15:00 / 開演15:3010月14日(月・祝) 北海道・札幌cube garden開場15:30 / 開演16:0010月18日(金) 石川・金沢Eight Hall開場18:30 / 開演19:0010月25日(金) 愛知・ダイアモンドホール開場18:00 / 開演19:0011月1日(金) 大阪・なんばHatch開場18:00 / 開演19:0011月5日(火) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)開場18:00 / 開演19:0011月9日(土) 香川・高松MONSTER開場16:30 / 開演17:0011月10日(日) 広島・Live space Reed開場16:30 / 開演17:0011月12日(火) 島根・松江B1開場18:30 / 開演19:0011月13日(水) 島根・松江B1開場18:30 / 開演19:00■抽選先行:5月6日(月・休) 23:59まで()公式サイト:
2024年04月30日7月3日(水) から15日(月・祝) にかけて神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホールで開催される『エアトリpresents 毎日が夏祭り2024』の第4弾出演アーティストが発表された。『毎日が夏祭り』では、冬の恒例イベントとなっている『毎日がクリスマス』が今年15周年を迎えることを記念し、“冬”に対して“夏”をコンセプトに様々なアーティストによる“お祭り”ライブが行われる。今回のアナウンスでは、7月7日(日) にでんぱ組.inc、ミームトーキョーらディアステージ、7月13日(土) 昼公演に眉村ちあきが出演することが決定した。<イベント情報>エアトリpresents 毎日が夏祭り20247月3日(水)~7月15日(月・祝)横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール【出演アーティスト】7月3日(水) ISEKI(ex.キマグレン)/磯貝サイモン/浜端ヨウヘイ7月4日(木) カラフルダイヤモンド(昼・夜公演)7月5日(金) 椎名慶治7月6日(土) 阿部真央/矢井田 瞳(昼公演)7月6日(土) 石崎ひゅーい/中田裕二(夜公演)7月7日(日) ディアステージ / パーフェクトミュージック(昼公演)バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI/虹のコンキスタドール/ミームトーキョー/きゅるりんってしてみて7月7日(日) ディアステージ/パーフェクトミュージック(夜公演)さよならステイチューン/雨模様のソラリス/CYNHN/ARCANA PROJECT/でんぱ組.inc7月8日(月) PYRAMID guest Kan Sano7月11日(木) OCHA NORMA(昼・夜公演)7月12日(金) KEYTALK/ベリーグッドマン7月13日(土) 眉村ちあき(昼公演)7月13日(土) RYTHEM/Wakana(夜公演)7月14日(日) 松室政哉、森崎ウィン(夜公演)7月15日(月・祝) 奥華子/つじあやの/藤田麻衣子(昼公演)7月15日(月・祝) PES(夜公演)チケット情報:()オフィシャルホームページ:
2024年04月30日4月28日、10人組ダンス&ボーカルグループBUDDiiSがパシフィコ横浜にて「BUDDiiS vol.07 Hall Tour -JUBiiLEE-」の最終公演を行った。初となるホールツアーでひとまわりもふたまわりも成長した彼らが見せたのは、これから先、未来を感じさせるステージ。充実の最終公演の模様をレポートする。冒頭から怒涛のセットリストでファンを魅了!激しく瞬く照明、流れ出す音楽に合わせて、客席のペンライトが揺れる。ステージ上段に10人の姿が現れると、大きな歓声が沸き起こった。暗転するとその姿は消え、次の瞬間、ステージ上段が左右に開き、そこから登場し、FUMINORIの「ファイナルいくよ!」の言葉と共に始まったのは「JUBiiLEE」。ホールツアーを経て、より大きくなった姿をしっかりとバディ(BUDDiiSファンネーム)に見せつけていく。ポップなメロディは華やかなライブの始まりにぴったりだ。そんなポップな楽曲から一点「Koi to me」で大人っぽく。クールなライティングの中、レーザーか彩り、10人の姿を際立たせる。カメラで抜かれる表情も魅惑的だ。芯のあるSHOWの歌声、MORRIEの高音が美しく響き渡り、FUMIYAのラップが低く空気を震わせる。3曲目からは「OZ」から始まるメドレーだ。客席に向かってクラップを促し、一緒に盛り上がっていく。ごきげんな「P.A.R.T.Y」と続き、ステージ上段に移動すると10人という人数の多さも生かしつつ、それぞれの個性が光るパフォーマンスを繰り広げる。腰掛け、ゆっくりとセットが前に迫り出し、「Under The Sea」へ。青のペンライトの光で染まった客席に歌声が泳ぎ出す。そして温まった空気をもっと!と盛り上げるように「To The Top」でメドレーを締めくくった。冒頭からハイスピードでバディたちをBUDDiiSの世界観に巻き込んだところで、改めて、会場と生配信を観ているバディに向けて自己紹介……だが、いつもとは少し様子が違うようだ。実は、この公演の前にインスタライブをしていたそうで、そこでFUMINORIがメンバーの自己紹介&コールをプロデュースした模様。考えてみれば、コロナ禍でデビューしたこともあって、自己紹介でファンとのコール&レスポンスをするという習慣がない。バディも多くがインライを観ていたようで準備はバッチリ。ということで、トップバッターのMORRIEからスタートするが、インライではやっていなかったバージョンでいきなりかま、FUMINORIに注意を受ける。SHOOTもMORRIEのアシストをしっかりとしていたところをみると、おそらく兄弟で打ち合わせていたのだろう。MORRIEが正式な自己紹介をしたところで順に、それぞれ(ときどき恥ずかしがりながらも)披露していく。SHOOTはプロデュースby兄の自己紹介を披露したり、自己紹介で「国宝級イケメンになります」としめくくりはにかむYUMA、。「僕だけ異質なんだよな」と少し首を傾げながら披露するKEVIN、「新ネタいきます」と言い、FUMINORIにネタじゃないとツッコまれるTAKUYAなどそれぞれのキャラクターもしっかりと出していた。FUMINORIは「自己紹介でいくら尺をとるんだ」と苦笑いを浮かべつつ、「今後やるかどうかは考えます」とのことで、次回のライブではもしかすると変わっているかも?笑顔たっぷりな自己紹介で会場を和ませたところで、次の曲へ。先ほどまでふざけていたのが嘘のように「Lack」をしっとりと聴かせていく。途中、SHOOTをMORRIEが後ろからハグをするような場面があり、会場を沸かせた。大人の表情で魅せる「僕と一緒にパーティーに行こう」「もっともっとひとつになっていきましょう」と、BUDDiiSの定番の盛り上がり曲のひとつ「ALRIGHT」。一緒にクラップをして、サビでは飛び跳ね、ペンライトを回し、コールをし、熱を上げる。さらに、「みんなで声を出していきましょう!」と「Beautiful」を。ここでもサビではバディも一緒に歌い、一体感を楽しんでいく。MORRIE、SHOW、SEIYAがぎゅっと集まって歌ってる様子に会場からは声も上がった。「Glow Gold」では広いステージを目一杯に使い、ダイナミックに躍動。なんとなく、メンバー同士がよりしっかりと視線を合わせている場面も多いように感じられる。SHOWとKEVIN、SHOOTとFUMIYAが目を合わせて歌うであったり、HARUKIがカメラ目線で笑顔を決めたりと、ドキリとさせるシーンも観られた。怒涛のように前半を駆け抜け、VTRへ。メンバーそれぞれの表情をしっかりとみせていく。カラフルかつフォーマルな姿でグラスを手にするメンバーたち。その間に挟み込まれるのは1人1人の決めゼリフカットだ。いくつかバージョンがあるようだが、せっかくなのでこの日のセリフを書き留めておきたいと思う。「僕と一緒にパーティーに行こ」(YUMA)、「俺についてこいよ」(SEIYA)、「僕と一緒にパーティー行こ」(FUMIYA)、「ほら隙みせるなよ、みんなみてるよ。僕についてきて」(FUMINORI)、「僕についてきて」(SHOW)、「芋掘りしに行こ」(KEVIN)、「ここから抜け出そう。王子のいうことは絶対です」(HARUKI)、「僕と一緒にパーティー行こ」(MORRIE)「一緒に帰ろ。今日は離さない」(TAKUYA)、「きみのこともっと知りたいから一緒に抜け出そう」(SHOOT)とセリフでメロメロにしたところでハードなDance Trackへ。衣装をチェンジし、ふたつに分かれてのパフォーマンスを見せたところで、FUMIYAのソロ、HARUKIとTAKUYA、YUMAとSHOW、とペアでのパフォーマンス、さらにFUMINORIはソロで、階段も使ったダイナミックなダンスを見せた。それぞれのダンスのベースにあるものが違うことが垣間見える。しかし、揃うとその個性が溶けあい、BUDDiiSのカラーへと変貌。重めのサウンドから次第に軽やかになり、スッと音が消える。MORRIEにスポットライトが当たり、アカペラでワンフレーズ歌い上げ、「みんな次に行く準備できてる?」と声をかけ、会場の大きなレスポンスに頷き、「Magic」へ。さわやかな楽曲だが、どこか大人っぽさもあり、楽曲自体としての進化も感じられる。SEIYAがささやくパートでは、かけていたサングラスをずらし、ジャケットをはだけさせ、ウィンクもあり、大歓声を浴びた。続けて「YO HO」でテンションを上げ、未解禁楽曲の「LOUD」。こちらはKEVINが作詞作曲を担当している。ボーカルのKEVIN、MORRIE、SHOW、SHOOTがステージ上段で歌い上げ、6人がダンスで盛り上げていく。KEVINとMORRIEの安定したハーモニー、さらにそこにSHOOTとSHOWの声が加わり、厚みが増す。壮大なメロディにパワフルなボーカル。曲前にFUMINORIが「みんなの背中を押していけるような楽曲」と紹介したが、まさにその言葉どおりの楽曲と言える。MCでは、改めてHUMINORIが来場の感謝を伝え、メンバーにここまでの感想を聞いていく。SEIYAは「13公演あっという間でした、本当に。僕たち最後の公演なので今まで以上に全力を出すんですけど、バディのみんなも今まで一番全力を出せますか!」と呼びかけ、大きなレスポンスに笑顔を見せた。さらに、MORRIEのアカペラについて「今日はいいっすね」とFUMINORI。「Magic」でのアカペラのこのツアーの醍醐味だそう。「ふざけようと思ったんだけど、ファイナルなんでかっこよくいこうかな、って」。地方ではご当地ネタも入れてふざけていたことも多かったという。そして話題は決めゼリフを言うVTRについて。「俺のときにYUMAが隣でずっと笑うんですよ。真剣にやってるのに!」とTAKUYA。これにYUMAは「バカにしているわけじゃない。キュンキュンしてニヤニヤしてる。かっこいいよね、やっぱり」とにこにこ。撮影は大部屋の一角で行われたそうだが、「撮影の時、めちゃくちゃ緊張しなかった?」とKEVIN。みんな恥ずかしかったから1人ずつで録っていたものの、みんなドアにへばりついて聞いていたそうでKEVINは「ふざけたよね。僕は常に『芋掘りに行こ』って言ってました」。3パターン撮影したとのことで、FUMINORIは長く言っている「やばいやつ(by FUMINORI)」があるそうだが、途中でセリフを終える予定だったのが、撮影スタッフ側が止めずにさらに欲しがったそうで「ずっとやってた。長く録ってたけど、たぶんいいところで切られた」という裏話も飛び出した。次の曲に行く前にHARUKIが「やりたい」ということで階ごとにコール&レスポンスをし、「満たされました」とにっこり。KEVINも「盛り上がりが過去最高級。楽しいですか?」と呼びかけ、歓声に「よかったじゃん」と笑顔を見せる。「めちゃくちゃ幸せです」と言ったあと、「中盤差し掛かってるけど、もっと楽しませますよ」と声出しのレクチャーをして「HOT CHEESE」へ。BUDDiiSとバディのパワーとパワーのぶつかりあい、熱い空気が作られていく。ピースサインでかわいいメンバーの表情が抜かれるたびに歓声が上がる。もちろん、レクチャーされた部分のコールは完璧だ。さらに終盤では、HARUKIがスマホでメンバーの表情を捉える。最後は会場入れて、撮影し、思い出を切り取った。「目の前のことにがむしゃらに取り組んでいたらここまで来れた」続いては、「BUD」。バディはペンライトを回し、メンバーはタオルを回し、パシフィコ横浜に風を起こしていく。かと思えば、ガッとハードに「BEAST2」。重低音を響かせ、「もっとこいよ」とバディを煽る。そして「WE HIGH」でまた空気を変える。その多面性に驚かされるが、に会場を盛り上げるパワーを持っていることには間違いない。全力でパフォーマンスをぶつけていく。曲終わりにMORRIEが酸欠気味になり、KEVINに連れられて袖にはける場面も見られた。そして会場も「熱気凄すぎてちょっと蜃気楼が見える」とFUMIYAがいうぐらいの熱が会場を充たしている。MORRIEが戻ってきたところで、「最後まで幸せを持って帰ってださい」とFUMINORIがコールしたのは「The One」。思わず会場から歓声が上がり、メンバーのテンションが上がっているのがわかる。ステージのあちこちで体を弾ませながらもじゃれ合う様子が見てとれた。この曲の注目ポイントは、毎回、メンバーの誰かが電話をかける、というアドリブ部分。この日はYUMAが担当。「今日は会いに来てくれてありがと。言いたいことがあるんだけど……みんなのことと大好きにゃん」とかわいくニャンコポーズも決め、大歓声。さらに銀テープも飛び、華やかに彩る。本編ラストとなるのは新曲「HONEY」。またこれまでのカラーとは異なるようなスピード感のある情熱的な楽曲だ。さらに艶やかなダンスもみせバディを魅了した。余韻冷めやらぬ中、アンコールでは客席から登場したメンバー。2階席、3階席のバディとも目を合わせながら、「Mr.Freak Out」と「R4U」をそばで届けた。ステージに戻り、アンコールのお礼を伝えたあと、HARUKIが「HOT CHEESE」で撮影した写真がスクリーンに映され、一緒に見返していくく。それぞれが感想を口にしながら見たあと、これまでのツアーでの「HOT CHEESE」での写真の振り返りみ。これはメンバーも知らなかったようで、沸き立つ……が、まさかの振り返り写真にFUMINORIしかいないという事態に一同が盛り上がる。愛されリーダーである。そして、ここで改めて前日に発表された、9月で日本武道館でワンマンライブを行うことを伝えたが「そんなファイナル、僕たちBUDDiiSがお知らせを持ってこないわけがありません!」とFUMINORI。昨日の振り返りのVTRを観たあと、もうひとつ控えていたお知らせが、なんと日本武道館公演2DAYSという発表だ。これには割れんばかりの大歓声が沸き起こる。FUMINORIは「こうしてライブを発表できるのは本当にみなさんのおかげですし、僕たちは目の前のことをがむしゃらに取り組んでいたらいろんな人と出会って、いろんな人と繋がって、いろんなバディとこうして出会えて、武道館というところまで発表できて。デビューして3年になるんですけど、こういった発表ができることをすごく嬉しく思いますし、みなさんのおかげだな、と感じております」とお礼を伝えた。「みんな違ってみんないいよね。生まれた日からwe are so special」そんな最高の気持ちのまま、ラストスパートで「CLICK ME」を披露。残すところあと一曲だが、ここでファイナルということもあり、メンバーから一言ずつメッセージが送られた。MORRIEは、アンコールで近くにいけない人もいてごめんなさい、一歩が小さいからと謝りつつ、「そんな小さな歩幅なんですけど、パフォーマンス面でも、人間としても未熟なところもたくさんあるんで、少しずつみなさんが支えてくれたおかげで成長していったツアーだな、と思いました。日本武道館、発表されましたけど、絶対に僕は成功させなきゃいないんです。お父さんと約束したんで。絶対に成功させます。お父さんお母さん見てる?」と手を振り、「引き続き、バディのみなさんもずっと支え続けてくれたら嬉しいです。僕は毎日元気です!」。前日の発表の際は涙をこぼしたというSEIYAは、「今日は泣かないです」と宣言しつつ、「ホールツアー、本当にあっというまで、1公演1公演、僕の敵な思い出になりました。どの公演も満席で、会場いっぱいのバディが光で僕たちのことを照らしてくれて……ありがとうございます。この景色は一緒の宝物だな、と感じています」。一瞬、言葉を詰まらせつつも、「日本武道館という大きな目標のステージが目の前に来ていて、その先の大きなステージも楽な道のりではないですけど、絶対に成功できると思っています。理由もあります。みんながいるからです!」と力強く伝えた。「みなさんに日々送っていただいているメッセージや言葉が力になっていて、その積み重ねで今BUDiiS10人がここに立っていられています。ステージ裏で支えてくれているスタッフさんもみんなでBUDDiiSのチームだと思っています。これから先、一緒に手を繋いでいろんな景色、最高の景色一緒に観ましょう!」「13公演やってて、大切だと思ったのが出会い」と語ったHARUKI。「奇跡」というワードを何度も口にし、噛み締めた。「いろんな地方を回って、ひとりひとりのバディと出会えて、その一つ一つの出会いを広げていって、出会える奇跡、今このタイミングで2公演日本武道館を発表できたタイミングの奇跡も感じています。ひとつひとつの奇跡を一緒に歩めるのは当たり前のことではないと思うのでこれからもバディのみんなと一緒に奇跡を歩みたいな、って思っています」まずメンバーへのお礼の言葉を口にしたのはTAKUYA。「10人みんなで、笑顔で元気に最終公演迎えられたことを幸せに思っています。いつもメンバーも優しくて一緒にいて楽しいこともいっぱいあるし、本当にそのおかげでここまで来られているな、と思います」。もちろん、バディに対する熱い思いも。「たくさんの人が自分やこのグループに対して愛を持ってくれているな、とすごく感じていてそれが幸せで。みんなが普段送ってくれるコメントだったりを読んですごく自信になってるし、辛い時も乗り越えられているので、自分も逆に、みんなの希望になれたらな、と思いながらやっています。この幸せを少しでも共有できるようにこれからも頑張っていきたいと思います」初日は「LOUD」の初披露、「The One」のセリフ部分を担当することもあってすごく緊張していた、と振り返ったSHOW。「今日、新しく『HONEY』が追加されたり、アンコールでデビュー曲の『CLICK ME』をやったり、内容が増えているにも関わらず、リラックスしてファイナルを迎えられたな、と。それだけ13公演やってすごく成長できたな、と思っております」とツアーを振り返った。「日本武道館が決まって、より1人でも多くのバディを幸せにしたいし、少しでも大きい会場でライブがしたいんですけど、大きい会場になるほど物理的な距離は遠くなっちゃうじゃないですか。だから僕たちもホールツアーでは今回初めて客降りしたり。結成当時から、みなさんとの距離は近くいたいというか、仲良くいたいな、という思いがあって。それは日本武道館でやるときも変わらず持っています。心はいつも近くにいますので。寄り添っていたいな、と思っています」KEVINは「まず、この9都市13公演を走り抜けられたことが自分で正直自分でも信じられないぐらい。本当にできたんだ、っていま思っています。応援してくれている方々のおかげです」と感謝を伝えた。前回のツアーでは数曲しか参加できなかったと振り返り、「ライブを最初から最後までメンバーとバディと作り上げていく感覚を初心に戻った気持ちで、すごく楽しんでいました」。休止期間中も楽曲を制作し、ツアーでは新曲を3曲披露した。「その曲の反応や、一緒にパフォーマンスしてくれているメンバーのみんなの顔を見ると、ちゃんと発表できる場所があって表現してくれるメンバーがいて、受け取ってくれるみんながいて本当に良かったな、と思います。日本武道館もありますけど、BUDDiiSは止まらず大きくなっていけるんだろうな、と確信を持って思っています。そのためにも、もっとがんばって、楽曲も作って、美味しいご飯食べて、芋掘り行って(笑)。本当に素敵なメンバーとスタッフさんとバディのみんなに囲まれて幸せです!」と笑顔を見せた。続いてはFUMIYA。「普段からステージに立ってとき、できるだけ全体を見て、みんなの顔を見て、今日はこの人たちと一緒にライブを作っているんだな、って言うのをかみしめながら踊ったり歌ったりしているんですけど……」と話すことは何も考えていなかったと、言いながら、ひとつひとつ言葉を選びながら話していく。「本当に僕、飽き性というか弱っちぃ人なので、好きなことしかできないんです、昔から。苦手なことは本当に嫌になっちゃってやらないタイプの人間で。いま、本当に大好きなメンバーと、スタッフ、大好きなバディと一緒にいられて嬉しいし、一瞬たりとも嫌だなと思ったことがなくて、だから続けられるし、一生この仕事をしていたいと思う。日本武道館とか夢だったし、まだびっくりしています。でもそういうことが現実に起きる今にワクワクしていて楽しくて。本当にみんなのおかげでこの世に生まれてきてよかったと思うんで、みんなも楽しいこといっぱいしていきましょう。どんどん大きくなっていきたいからさ、いろんなことを思うかもしれないけど、安心してついてこられるように、僕たちもっと頑張るのでついてきてくれたらうれしいな、と思います」「僕はこのツアー始まる前に10人で最後にパシフィコに立っていられたらいいなと思っていたので、今立ってることが幸せで、嬉しいです」と涙で言葉をにじませたのはYUMA。「本当にメンバーが大好きで……だからこのみんなで武道館に立てるって発表できたことも、それを聞いてバディが喜んでくれたことも嬉しくて。このツアーが始まったとき、武道館につながるすごく大事なツアーだと思っていました。自分でいうのもあれなんですけど、ダンスも出しきれなかった部分が最初のほうあって、そのときにバディの方からのメッセージで勇気づけられてもっと頑張ろうと思えました。みんなに日常の辛さも吹き飛ばせるぐらい力をつけたいな、と思っているし、めちゃくちゃパワーアップしておくので期待していてください!」「お前のせいで俺もつられちゃったじゃん」とYUMAのほうを見て涙目で笑ったSHOOT。「僕も歌って踊ることが大好きで。メンバー、スタッフ、家族、友だちだったり、バディだったり僕に関わってくださる全ての方が好きで仕方がなくて。だから辛いことも乗り越えられるし、自分の僕の好きなことだから熱中できるし、仕事って言ったらあれですけど自分のものとして表現できているのが嬉しくて。それについてきてくださる方がこんなにもたくさんいて、幸せでいっぱいです。武道館も発表ありましたけど、嬉しい気持ちと同時に通過点でしかないと思っていて。もっともっと大きい景色をみんなに見せたいですし、僕らが楽しんだり表現しているのをみて応援したいな、と思ってくれるのがエンターテイメントだし、音楽だな、と思うので、これからも変わらず、みなさんと一緒に大きな変わらず景色を見て行けたらいいな、と思います。みんな、愛してます」ラストはFUMINORI。ステージに立てていることの感謝を伝えたあと、「今回ツアー回ってる中で、ふと考える瞬間があって。みんなに何かしてあげてることってあるかな、って考えるツアーで。っていうのも、仕事でミスしたり、上司に怒られたりしたときに慰めてあげることはできないし、学校でテストの点数が悪くても勉強教えてあげることはできないし、家事育児とかはもってのほかですけど、そう思ったとき、自分はみんなに何もしてあげられない、って感じてるんですけど、でも、それでも常に僕はみんなの近くにいます。どんな時でも絶対にそばにいます」とバディに寄り添うことを強く伝えた。「だから、みんなが苦しいと思ったときに、僕らの音楽だったり、僕らの想いっていうのがすぐに近くにあることを絶対に忘れないでいてほしいな、って思っていますし、そう思えるツアーにもなりました。そう思わせてくれた大好きなバディにも感謝しています。僕らはみんなのことが大、大、大好きです。これからも観たい景色がいっぱいあります。絶対に絶対に後悔はさせないので、これからも最高に愛のある、温かい応援を引き続きお願いします」そして、ツアーラストの曲へ。「一人一人みんな違って、本当に素敵です」とコールしたのは「Brightness」。「みんな違ってみんないいよね。生まれた日からwe are so special」そんな歌詞が明日からの自分をきっと励ましてくれるに違いない。最高のお知らせを届けて、最終公演を締め括ったBUDDiiS。次は日本武道館2Daysだ。これからも、スピードを増して成長していく彼らから目が離せない。取材・文:ふくだりょうこ撮影:浅葉未渚
2024年04月30日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】三遊亭白鳥が創作した全10話の『落語の仮面』は美内すずえの『ガラスの仮面』を下敷きに創作した女性落語家の成長物語。弁財亭和泉は10カ月かけてこの全10話を完演した実績を持つ。今回「代官山落語夜咄」で和泉に演じてもらうのは、第9話『二人の豊志賀』。主人公の三遊亭花が宿命のライバル立川あゆみと三題噺で直接対決する、物語のクライマックスと言うべき回だ。もちろん和泉はこの第9話を演じるに当たって第1話から9話までの「あらすじ」を冒頭でわかりやすく語ってくれるので、『落語の仮面』初体験の方でもスムーズに物語に入り込むことが出来る。この機会にぜひ、和泉が自らの個性で磨き上げた『落語の仮面』の世界を体験していただきたい。<公演情報>代官山落語夜咄「弁財亭和泉 白鳥噺の会」5月27日(月) 東京・晴れたら空に豆まいて※配信は6月10日(月) まで視聴可能■演目弁財亭和泉白鳥作〈落語の仮面〉より 第九話『二人の豊志賀』■チケット料金観覧:3,300円配信:2,200円配信はこちら:
2024年04月29日「劇場の熱気を、街に解き放ちたい!」「空と緑と共にエンターテインメントが楽しめる街にしたい!」。そんな想いで始まった日比谷フェスティバルが今年も5月6日(月・祝) まで東京ミッドタウン日比谷(千代田区)で開催され、開催2日目となる4月27日(土)、ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』の主人公ビリーによるパフォーマンスと出演者らによるトークが披露された。本作は、1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、諦めずに夢を叶えようとするひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描き、世界中を虜にした映画『BILLY ELLIOT』(邦題『リトル・ダンサー)』を2005年にミュージカル化した作品。2006年には英国ローレンス・オリヴィエ賞4部門、09年にはトニー賞で10部門を獲得し、日本では2017年に日本初演が開幕。2020年の再演に続き、この夏3度目の上演を迎える。この日披露されたのは、浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人の3代目ビリーによる劇中歌「エレクトリシティ」の特別パフォーマンス。実は2月に行われた製作発表のときにも上演したパフォーマンスなのだが、この約2カ月の間にもレッスンを重ねてきたビリーたち。さらに伸びやかかつキレのあるダンスと、堂々とした歌唱を観客の前で見せ、成長を感じさせた。なお、リハーサル前は雨が心配されたが、本番中は雨に降られることなく、のびのびとパフォーマンスを披露することができた。これもビリーたちの日頃の行いがいいからかもしれない……!彼らのパフォーマンスを観た、ビリーのおばあちゃん役を演じる阿知波悟美(※根岸季衣とダブルキャスト)は「(製作発表のときよりも)身長も高くなって、振りものびのびしているような気がして……もう涙を堪えていました」と話し、ビリーの兄・トニー役を演じる西川大貴(※吉田広大とダブルキャスト)も「当たり前ですが、4人の個性が全然違うじゃないですか。4人でやっているからこそのパワーもあると思うけれど、これからひとりになったときに『自分のステージだ』という個がどんどん出ていくと思うから、これからが本当に楽しみ」とコメントした。阿知波悟美西川大貴本作の魅力や見どころを“熱語り”した出演者たち。観客へのメッセージとして、浅田は「自分の舞台を観て感動してもらえるように練習しているので、ぜひ僕のビリーを観に来てください」、石黒は「自分自身の限界を打ち破る最高のビリーになります」、井上は「皆さんに元気を与えられるように、エネルギーを出し切って盛り上げていこうと思います」、春山は「お客様に希望を与えられるようなビリーになりたいです」とフレッシュなコメントを話した。また、阿知波は「子どもたちの素晴らしいパフォーマンスもそうですが、周りにいるアンサンブルの方々、それからスタッフの方々……みんなが素晴らしい作品にしようと邁進しておりますので、ぜひぜひご期待いただいて劇場に足を運んでいただきたいと思っております」といい、「バスタオルぐらいは必要かもしれません(笑)。ハンカチ1枚2枚お持ちになって劇場にいらしてください」と語った。西川は「ミュージカルって、歌とダンスとお芝居があると思うんですけど、こんなにいい音楽、いい振付、いい演出・脚本が揃ったミュージカルは本当にないですから!もう絶対観て後悔しないと思いますので、ぜひ観にいらしてください。一緒に稽古を始められるのがとても楽しみです」と期待を寄せていた。文=五月女菜穂撮影=山本春花
2024年04月29日今年設立25周年を迎えるエイティーフィールドが企画する対バンイベント『RESURRECTION』が、6月27日(木) に石川県・金沢vanvanV4にて開催されることが決定した。出演は、アルコサイト、ルサンチマン、CAT ATE HOTDOGS、climbgrowの4組。チケットは、5月9日(木) までオフィシャル先行を受付中だ。<イベント情報>『RESURRECTION』6月27日(木) 石川・金沢vanvanV4OPEN 18:30 / START 19:00出演アーティスト:アルコサイト / ルサンチマン / CAT ATE HOTDOGS / climbgrow【チケット料金】(前売)価格:3,000円(税込・ドリンク別)一般発売日:5月25日(土)■オフィシャル先行受付期間:4月29日(月) 14:00〜5月9日(木) 23:59
2024年04月29日8月・9月に東京国際フォーラムホールC、オリックス劇場にて、ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が上演されることが決定した。本作は、1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じた。ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞。日本では、2022年夏に演出・上田一豪、主演・岩本照で上演された。初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を演じるのは岩本照。Snow Manのリーダーとしてグループを牽引する岩本が、再びフランク・ジュニアに挑む。天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役を演じるのは、昨年俳優デビュー35周年を迎えた吉田栄作が初演に続き続投。そして、ヒロインのブレンダ役には新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・ 仙名彩世を迎える。また、初演に続き岸祐二、春野寿美礼、生田智子、阿部裕らミュージカル界の実力者も再び顔を揃える。吉田栄作仙名彩世■主演 岩本照 コメントまたあの素敵な世界へ挑戦させていただけること、本当に嬉しく思います。ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のサウンドトラックを今でも聴くぐらい、好きな楽曲たちで溢れていて、嘘のような本当の話を沢山の皆様に“嘘なく”届けさせていただきたいと思ってます。<公演情報>ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』脚本:テレンス・マクナリー作曲:マーク・シャイマン作詞:マーク・シャイマン、スコット・ウィットマン演出・翻訳・訳詞:上田一豪【出演】岩本照仙名彩世岸祐二生田智子阿部裕春野寿美礼吉田栄作鎌田誠樹伊藤広祥中谷優心可知寛子清水彩花榎本成志尾関晃輔輝生かなで菊地まさはる鈴木満梨奈田中真由中嶋紗希元榮菜摘山田美貴横山達夫りんたろう【東京公演】8月19日(月)~9月8日(日)会場:東京国際フォーラムホールC(全27回公演)【大阪公演】9月13日(金)~9月17日(火)会場:オリックス劇場(全8回公演)【チケット料金】(全席指定・税込)S席:14,000円A席:10,500円B席:8,000円※未就学児入場不可一般発売:7月上旬公式HP:
2024年04月29日2023年のドイツ映画賞で作品賞など主要5部門を受賞し、今年の米アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた、注目の映画『ありふれた教室』が、5月17日(金) に全国公開される。かなりよくできた学園サスペンスだ。どの国、どの時代にも起こりうる普遍的な問題をはらんでおり、みているうちに空恐ろしくなってくる。監督は本作が日本劇場初公開となるイルケル・チャタク、主演は演技派の人気女優レオニー・ベネシュ。『ありふれた教室』ドイツのごく普通の中学校。主人公は新たに赴任してきた教師、カーラ。彼女が担当しているのは一年生のクラスだ。移民や難民の受け入れに寛容なドイツらしく、さまざまな国籍の生徒がいる。学校では最近、金品の盗難事件が多発、その対策のために教師たちが学級委員の生徒と話しあっている。そんなシーンから映画ははじまる。問題があれば徹底的に調査し、非があれば厳罰でのぞむという「不寛容方式(ゼロトレランス)」のもと、校長は授業中に抜き打ちの“持ち物検査”を敢行する。そういう生徒へのやり方に疑問をもったカーラは、独自で犯人探しを開始。財布を入れた自身の上着を職員室の椅子にかけたまま離席し、ノートパソコンのカメラで録画を仕掛けておく、というもの。はたして、戻ってくるとお金はぬきとられ、パソコンには特徴のある柄が入った服の「犯人」が映っていた……。最初はささいな事件。容疑者はあっさりと特定されるのだが、犯行は完全否定され、やがて、深刻でぬきさしならない事態まで発展していく。ほとんどが中学校内で展開するドラマだが、息をもつかせぬ、というのはまさにこのことだ。テンポがあって、ぐいぐい引っ張っていかれる。面白い!トルコ系ドイツ人のイルケル・チャタク監督によるオリジナル脚本。教育分野で働くさまざまな人への入念なリサーチと、自身の子ども時代の経験をモチーフにストーリーを作り上げた。「この物語は制度、つまり社会の鏡についての作品です。それを表現するのに、学校は絶好の舞台なんです。なぜなら、私たちの社会の縮図であり、ひな型みたいなものだからです。国家元首、大臣、メディアなど、あらゆる人々が通る場所です」と監督は語っている。原題は『Das Lehrerzimmer』、翻訳すると「職員室」。机の並び方とか雰囲気は異なるが、先生たちの会話、生徒と接する様子は、おそらく日本と同じだろう。思いのほか生徒たちが大人びているようにみえる。答えを出させるというより、考えさせる授業のスタイルにもよるのかもしれない。事件への生徒たちのリアクションもまた、ロジカルで独特だ。そのことが、サスペンスを増幅させる。上映時間99分。カーラの私生活や過去といった要素を排し、学校で起こったことだけに焦点をあて、緊迫感を持続させる。なごやかな職員室が、教室が、次第に猜疑心でギスギスしていく。カメラはその両方を行き来する。紛糾する父母会、とまどう生徒たち……。仕事熱心で正義感の強いカーラが、追い込まれていく、まるでホラー映画を観ているような空恐ろしさ。彼女の心理状態を表すかのような独特なパキッとした効果音に惑わされつつ、衝撃のラストまで、これはヤラれます。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C) if... Productions/ZDF/arte MMXXII
2024年04月29日森三中・大島美幸とガンバレルーヤのまひる、よしこの3人が、本気でアーティストデビューを目指すプロジェクトを発表した。昨年、BE:FIRSTの「Mainstream」を歌った動画をYouTubeの大島本気チャンネルで公開し反響を得た3人。今回のプロジェクトは、BE:FIRSTへ楽曲提供を行う音楽プロデューサー、Matt CabとMATZが「Mainstream」を歌った彼女たちの動画を目にしたことがきっかけで始動。3人にとってアーティストデビューを目指すのは初の試み。プロジェクトの過程は、大島本気チャンネルが密着する。次回の動画は、5月1日(水) に公開される予定だ。◾️森三中・大島コメントMattさん、MATZさんにお誘いいただき、プロジェクトを始動することになりました。オーディション番組『THE FIRST』で学んだ、“なにかを始めるのに遅いことはない”を教訓に、楽しく本気で努力して、念願のボーイズ?グループになりたいと思います!才能の塊のよっちゃん、まーちゃんの横に並んでいられるよう、精一杯やってみます!応援していただけたら、嬉しいです!◾️ガンバレルーヤ・まひる コメントMatt Cabさん、MATZさんに見つけていただき、大島さんとガンバレルーヤで音楽をやらせていただきます。みなさん、楽しみに待っていてください!◾️ガンバレルーヤ・よしこ コメント大島さんのYouTube「大島本気チャンネル」で、大島さんとまーちゃんといろんな歌を歌わせていただき、まさかこのような企画に参加できるなんて本当に嬉しいです!Matt Cabさん、MATZさんに感謝です!大島本気チャンネルで学んだ、本気でやるという事を胸に、一生懸命音楽で遊ばせていただきます!本気でアーティストを目指すプロジェクト#1(本編)
2024年04月29日東京ディズニーシーでは、「ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!」のスペシャルグッズが、2024年4月1日(月)から発売中。ダッフィー&フレンズがエッグハントを楽しむ様子のぬいぐるみをご紹介します。春パーカーのぬいぐるみイースターのダッフィー&フレンズのコスチュームが登場。タマゴが付いた春らしいカラーのパーカーを着ているぬいぐるみコスチュームです。耳のついたフーディー付きパーカーで、イースターバニーみたい。ダッフィー、ジェラトーニ、クッキー・アン、リーナ・ベルの4人のラインナップです。タマゴに入ったダッフィーたちぬいぐるみチャーム 2,300円(C)Disneyぬいぐるみチャームも登場します。イースターエッグに入ったダッフィー&フレンズのぬいぐるみ。小さなタマゴの中にぎゅっと入ったダッフィーたちが可愛いぬいぐるみです。お花や蝶々がついて春らしさを感じます。小物入れにもなるリーナ・ベルぬいぐるみぬいぐるみ 4,800円(C)Disneyリーナ・ベルのぬいぐるみは、自立して座るスタイル。花冠をつけた春らしいぬいぐるみです。リーナ・ベルは、イースターバスケットを抱えていて、イースターエッグが入っています。エッグを取り出すと、バスケットが小物入れになります。インテリアとして使えるぬいぐるみです。※価格やデザイン、販売日、販売店舗、販売方法等は予告なく変更になる場合があります。また、品切れや販売終了となる場合があります【ディズニー】最新エコバッグが激かわ♪ しかも使いやすそうでこれは欲しい!()【ユニクロ×ディズニー】全部ほしくなる良デザインの新作!シンプルなのが最高な4タイプ♪()【東京ディズニーシー】待望の“史上初グッズ”も!「ダッフィー&フレンズ新作グッズ」が充実♪(画像あり)()
2024年04月29日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 長井好弘のおススメ】ベテラン講談師・神田すみれが2022年に立ち上げた「講談ボタニカル」。ボタニカルとは「植物由来の成分をもつもの全般」のこと。リーダーの芸名も「すみれ」である。「草のように強く、花のようにカラフルに」を合言葉に、興味深いテーマの講談会を催してきた。今回は「男が語る男の世界」。一時は女性の演者ばかりが目立っていた講談界だが、近年は男性の入門者が急増し、男性のみが出演する講談会も珍しくなくなっている。フレッシュな二ツ目の神田伊織と一龍斎貞司、上り調子の中堅・神田山緑、今や重鎮の宝井琴梅、宝井琴柳という幅広い年齢層の個性派をそろえた出演者たちが、どんな「男の世界」を見せてくれるのか。ちなみに「植物由来」の会ではあるが、「草食男子」は見当たらないような……。<公演情報>講談ボタニカル「男が語る男の世界」5月29日(水) 東京・お江戸両国亭■演目一龍斎貞司『一心太助』神田伊織笹野名槍伝『道場破り』宝井琴柳大岡政談『五貫裁き』-仲入り-神田山緑『木村長門守堪忍袋』宝井琴梅『出世葵』■チケット料金前売:2,000円当日:2,500円
2024年04月28日旬の果物をたっぷりつかったタルトが揃う、フルーツタルト専門店「キル フェ ボン」。シーズンごとに華やかな新作が続々と登場中です♪彩りも味わいもばっちりでフォトジェニックなタルトは、手土産や特別な日のティータイム、お祝いごとにもぴったりですよね。今回はこれからのシーズンにおすすめ! ひと足早く南国を感じられるマンゴーのタルトや母の日限定タルトから、店舗限定で販売されている新作のテイクアウトドリンクまで、気になる新商品を一挙ご紹介します。ベルガモット×はちみつ×いちご!母の日限定タルトが気になる!母の日限定タルト(ホール)はサイズが2種類から選べます2024年5月1日(水)~5月12日(日)の期間、キル フェ ボン全店(全国11店舗)で販売されるのが、母の日限定の新作「イチゴとベルガモットムースのタルト ~はちみつ風味~」です。花束をイメージして作られたタルトで、母の日のプレゼントにもぴったりなんです♪サクサクのパイ生地とホワイトチョコレートにベルガモットとはちみつの2層のムースを重ね、はちみつ入りのクリームとみずみずしいイチゴをたっぷりと飾った母の日限定タルト。ベルガモットとはちみつの風味豊かなムースに甘酸っぱいいちごが好相性です。店舗限定で「イチゴ」づくし!キル フェ ボン各店からも続々と「イチゴ」を使ったタルトが登場中!「キル フェ ボン グランメゾン銀座」および「キル フェ ボン 仙台」では、2024年5月31日(金)までの期間、「特選 奈良県産 “古都姫”のタルト」を販売。甘味の強さと芳醇な香りが特長の「古都華」と甘さと酸味のバランスが絶妙な「珠姫」を掛け合わせで誕生した新品種イチゴ“古都姫”が主役のタルトです。「キル フェ ボン 青山」では、5月31日(金)までの毎週金・土・日の17時~限定で、「福島県産 斎藤農園 “ゆうやけベリー”のタルト」を販売。甘みと酸味のバランスに優れた「とちおとめ」と、さわやかな甘さと香りが特徴の「かおり野」の掛け合わせから誕生した「ゆうやけベリー」。2022年12月にデビューした、まだ流通量が少なく珍しいいちごなんですよ。「キル フェ ボン 横浜」で5月31日(金)まで販売中なのは「イチゴのバラのタルト」。横浜の市花である「バラ」をモチーフに作られていて、とっても華やかです!ひと言で「イチゴのタルト」と言っても、品種も味わいも、もちろん見た目も個性豊か! 各店舗ごとの「イチゴのタルト」、ぜひチェックしてみてくださいね。初夏を感じるタルトや「テイクアウトのドリンクメニュー」にも注目!「特選 宮崎県産マンゴーのタルト」whole(25cm) ¥27,000さらにキル フェ ボン全店舗では、2024年5月15日(水)~5月19日(日)の期間、マンゴーのタルト全4種が登場する「2024 MANGO FAIR」を開催。今回のフェアでは宮崎県産の完熟マンゴーを使用したものや、コーヒー・キャラメルなどさまざまな食材と組み合わたものなど、個性豊かなマンゴーのタルトが店内を彩ります。一足先に見た目も味も南国気分を味わえる5日間です。夏らしい気分を味わいたいなら「キル フェ ボン 東京ドームシティ店」にある、テイクアウト専門のドリンクスタンド「stand de jus et thé(スタンド ジュ エ テ)」で買えるテイクアウトドリンクもおすすめ!新作「ピンクグレープフルーツのフルージュ」は、季節限定の「グレープフルーツとヨーグルトムースのタルト」をイメージして作られたドリンクです。みずみずしいピンクグレープフルーツに、ヨーグルトの酸味にカスタードのコクが絶妙にマッチ! ハチミツの濃厚な甘みがさわやかなグレープフルーツの味わいの中に広がります。いちごたっぷりのタルトから、初夏を感じるタルト、爽やかなドリンクまで! 気になる新商品が目白押しの「キル フェ ボン」。みなさんも季節限定のお味を楽しんでみてはいかがでしょうか。※価格は全て税込み(8%)です。カフェ利用の場合は税率が異なります。※ドリンクはテイクアウトのみでの販売です。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※価格・デザイン・種類数は変更となる場合があります。文=伊東ししゃも【マリークヮント】3wayで使えるおしゃれなエコバッグが出たよ!ケースも付いていて便利すぎる♪()みんな!「ゴディバのモーニング」が最高すぎたよ!大満足のチョコづくしメニューがまさかの格安♪()もう全部オシャレ「タリーズ×マンハッタンポーテージ」のコラボアイテムが良すぎる…!()
2024年04月28日舞台『SLEUTH/スルース』が、2024年7月18日(木) から28日(日) に東京・よみうり大手町ホール、8月3日(土)・4日(日) に京都・京都劇場で上演されることが決定した。本作は、映画『ナイル殺人事件』『地中海殺人事件』などの脚本で知られるイギリスの劇作家アンソニー・シェファーが、1970年に発表した傑作ミステリー。ロンドン郊外にある作家の豪邸を舞台に、著名な推理小説家アンドリュー・ワイクと、その妻の愛人である若い俳優マイロ・ティンドルによる高貴で危険な心理ゲームが繰り広げられる。今回の舞台版は、アンドリュー・ワイク役を、数多のドラマ、映画、舞台において存在感を発揮している升毅、マイロ・ティンドル役をA.B.C-Zの橋本良亮がそれぞれ演じる。演出は、読売演劇大賞で作品賞を受賞、紀伊國屋演劇賞で個人賞を受賞した演劇集団円の内藤裕子が手がける。■升毅 コメント橋本良亮くん(以後ハッシー)との出会いはコロナ真っ只中の2021年春。その稽古場に現れたハッシーは、華奢で、線の細い、気の弱そうなイメージの若者だった。残念ながら舞台は本番直前に中止になり、初共演は成らなかった。それから2年、コロナが明けたとされた2023年。2年越しのリベンジが叶いオールスタッフ・キャストが集結した。そこで会ったハッシーは、初めましての時とは別人の、ガッチリした体格の自信に満ち溢れた青年だった。この2年の間に彼が何を考えどう生きてきたのか知る由もないが、驚くほどスケール&スキルアップして帰ってきた。当然ながら稽古場から本番千秋楽まで見事な座長っぷりだった。そして……。そこからまた1年、ハッシーとガッチリタッグを組む。この1年でまたハッシーがどれほどスキルアップしているのか、恐ろしくも楽しみで仕方ない。親子ほど歳の離れた男ふたりが、組んず解れつ……、一体どんな物語を紡ぎだし、火花を散らすのか。皆さん!楽しみじゃありませんか?■橋本良亮 コメントこの度、舞台『SLEUTH』に出演しますA.B.C-Zの橋本良亮です!このような作品に携われること、嬉しく思っています。とても緊張感のあるミステリーなのでどのように演じていくのか自分でもすごくワクワクしています。そしてなんといってもご一緒する升さん。また一緒に出来ることがとても嬉しいです。升さんは素敵なプレッシャーや緊張感、そして強烈な刺激を与えてくださり、それらをいつも稽古場から舞台上で放ってくれる方なので、この作品の最高の相棒です!ストレートプレイでほぼ2人芝居は初となる挑戦です。それもまた自分が成長できる場所だと思うので気合い入れていきます。どんどん引き込まれるようなスリリングな作品、このカンパニーで素敵な作品を目指しお客様に色んな意味で驚いていただき何回でも観たいと思えるような作品にしていきたいです。個人的には今年初めて舞台に立つのですごく楽しみです。それでは劇場でお待ちしております!<公演情報>舞台『SLEUTH/スルース』作:アンソニー・シェファー演出:内藤裕子【キャスト】アンドリュー:升毅マイロ:橋本良亮【東京公演】日程:2024年7月18日(木)~28日(日)会場:よみうり大手町ホール【京都公演】日程:2024年8月3日(土)・4日(日)会場:京都劇場チケット一般発売日:2024年6月15日(土) 10:00~公式サイト:
2024年04月28日ウルフルズが、8月より約2年ぶりのホールツアー『ウルフルズ ライブツアー2024 ツーツーウラウラツー シーズン1』を開催することを発表した。ツアータイトルは、2002年に開催された全国ツアー『ツーツーウラウラ』に因んだもの。22年の時を経て開催される今回ツアーでは、初めて訪れる街も含む全14都市を回る。チケットは、5月1日(水) よりオフィシャルファンクラブ“ウルフルクラブ”会員限定の最速先行予約の受付がスタート。<ツアー情報>『ウルフルズ ライブツアー2024 ツーツーウラウラツー シーズン1』8月31日(土) 佐賀・鳥栖市民文化会館OPEN 17:45 / START 18:309月3日(火) 兵庫・アクリエひめじOPEN 17:45 / START 18:309月5日(木) 京都・ロームシアター京都OPEN 17:45 / START 18:309月7日(土) 静岡・焼津文化会館OPEN 16:15 / START 17:009月12日(木) 高知・高知市文化プラザかるぽーとOPEN 17:45 / START 18:309月20日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)OPEN 17:45 / START 18:309月28日(土) 群馬・渋川市民会館OPEN 16:15 / START 17:0010月5日(土) 千葉・成田国際文化会館OPEN 16:15 / START 17:0010月6日(日) 茨城・常陸大宮市文化センター(ロゼホール)OPEN 16:15 / START 17:0010月11日(金) 長野・岡谷市文化会館(カノラホール)OPEN 17:45 / START 18:3010月13日(日) 富山・新川文化ホール(ミラージュホール)OPEN 16:15 / START 17:0010月14日(月・祝) 新潟・糸魚川市民会館OPEN 16:15 / START 17:0010月18日(金) 福島・南相馬市民文化会館(ゆめはっと)OPEN 17:45 / START 18:3010月20日(日) 山形・希望ホール(酒田市民会館)OPEN 15:45 / START 16:30【チケット料金】通常席:8,000円(税込)プレミアム席:9,000円(税込・各会場、前から4列目まで)※全席指定※3歳以下入場不可、4歳以上~12歳まで保護者同伴のうえ入場可■オフィシャルファンクラブ”ウルフルクラブ”マニア・ライト会員限定:最速先行(抽選)受付期間:5月1日(水) 20:00~5月12日(日) 23:59枚数制限1申込みにつき2枚まで複数公演それぞれ第2希望まで申込み可■オフィシャルファンクラブ”ウルフルクラブ”マニア会員限定:2次先行(抽選)受付期間:5月16日(木) 20:00~5月19日(日) 23:59枚数制限:1申込みにつき2枚まで複数公演それぞれ第2希望まで申込み可詳細はこちら:
2024年04月28日ONE N’ ONLYが4月27日、パシフィコ横浜にてワンマンライブ「ONE N’ SWAG ~All out~」を行った。この公演は2023年10月13日の石川県を皮切りにスタートした47都道府県ツアー「ONE N’ SWAG ~Hook Up!!!!!!~」のファイナルとなる。全国46都道府県を周り、たどり着いたパシフィコ横浜。ツアーの集大成となる公演で彼らが見せたのは笑顔と、パワーみなぎるステージ、培われた多面的な魅力だった。オープニングから一瞬も見逃せない、最終公演にAll out!!開演直前。会場に流れる「EVOL」がゆっくりとテンションを引き上げていく。ボリュームが上がったBGMに幕開けを予感して、SWAG(ONE N’ ONLYのファンネーム)がペンライトを手に立ち上がる。プツッと音楽が途切れ、暗転。メンバー映像が流れ始めると、会場のテンションが一気に上がったのがわかる。そして、ステージにアーチ上に設置されていた銀色のバルーンが立ち上がった……と思ったら、花のような形に姿を変え、舞い上がっていく。まるでマジックでも見ているような、という次の瞬間、ステージに6人の姿が現れ、割れんばかりの歓声が迎える。オープニングを飾るが曲はTETTAの強いボーカルから始まる「Fight or Die」。未発表楽曲だ。気合いのこもった歌声、パワーのあるダンス。そんな彼らの姿を炎と満席のパシフィコのペンライトが照らす。強烈な1曲目で殴りかかったところで、「I’M SWAG」へ。シンプルなステージ上で彼らの姿をレーザーの光が彩る。両側に設置された大きなスクリーンにはメンバーそれぞれの表情が映し出されおり、そちらにも視線を向けたいが、あまりにステージ上のパフォーマンスが力強く、視線を惹きつけられる。そして、力強いのはステージ上だけではない。HAYATOの煽りに合わせて、SWAGのペンライトを振る手にも力が籠っているように感じられる。ライブ序盤の独特の高揚感に空気が温められていく中、「Shut Up!BREAKER」と畳み掛けていく。3曲を終えたところで改めて会場、生中継を観ているSWAGにむけてご挨拶。HAYATOは「楽しんでますか!」と呼びかけ、「全力でぶちかますぞ!」と気合を込めた。「今日一番熱くいきます!」とREIが続き、TETTAは「この日をずっと待ってました。みんなを幸せにして帰します」。KENSHINは「楽しみにしてた?」と語りかけ、「……SWAG、愛してるよ」と微笑み、EIKUも「会いたかったぞ!最後まで楽しんでってください」とにっこり。そしてNAOYAは「もうみんなの熱さでもう汗びっちょりだよ。最後まで楽しんでいこうね」と爽やかに挨拶。会場の熱を確かめるようにHAYATOがコール&レスポンスをしたあと、「この47都道府県ツアー、46公演分の全てを込めて、すべてのSWAGの想いをひとつに。タイトルどおり全力でいくから、みんなも日ごろの嫌なこと全部忘れて今日は全部さらけだそうぜ!」とジャケットを脱ぎ捨て「Category」へ。赤と黒を基調とした衣装がステージによく映える。KENSHINが「SWAG騒げんのか!」と煽り、会場もそれに応える。「YOUNG BLOOD」では立ち上る炎の中での迫力あるパフォーマンスに思わず息を止めて見入ってしまう。そして一転、ポップな「Beautiful」へ。柔らかな光の中、メンバー同士が目をあわせ微笑み合うような場面に和むが、暗転し、VTRが流れ始めると様子が変わる。目覚めから、着替え、シャワー、そして衣装へと着替えていくメンバーの姿が映し出されているのだが、シーンが変わるごとに会場からは悲鳴にも似た声が上がる。SWAGの心をかき乱したところで、黒のスーツをルーズに着こなし、ハットという姿で6人とマイクスタンドが登場。「QUEEN」で追い討ちをかける。パフォーマンスもさながら、カメラに抜かれる艶やかな表情も見逃せない。間髪入れず「What’s Your Favorite?」は椅子を使ったパフォーマンス。この椅子の演出が曲の雰囲気がマッチしていて、これまでと全く違う楽曲の魅力を引き出しているように感じられる。さらに終盤でネクタイを外すものだから……、どうしたものか。「たくさんの人たちにおかえりって言ってもらえるのは嬉しいし、気持ちいい」続く「DEJAVU」では艶やかさが際立っていくく。楽曲、ダンスはもちろんだが、照明を効果的に使った演出でシルエットを際立たせる姿が印象的。さらに黒のジャケットを脱ぎ、おろされた布と絡み合い、白シャツをはだけさせ、素肌を見せる。ラストは白シャツさえも脱ぎ、肩にかけたKENSHINが「DEJAVU」と囁いた瞬間に布が落ち暗転。このパートでは絶え間なく客席から悲鳴が漏れていて、動揺が感じられた。しかし、ここからまたガラッと空気が変えるように、会場をレーザーが彩っていく。今回、ステージ両脇には世界で2セットしかない回転するビームツイスターという特殊レーザーが設置されており、世界初の光の演出となった。ここから怒涛のメドレーパートがスタート。まずKENSHIN、HAYATO、NAOYAが「ALL OUT」でハードに攻めていく。そして全員で「Turn it up」と続き、体に響くサウンドで会場を揺らす。事前にコールレクチャー動画もアップされていた「Set a Fire」では全体で声を出し、ペンライトを突き上げる。「L.O.C.A」、「LA DI DA」、さらに「Sexy Beach Party Yes!!」で、全員で飛び跳ねていく。そのままの流れでDANCE BREAKへ。6人全員で見せる大迫力のパフォーマンスで熱を持続させたまま最新曲「DOMINO」と怒涛のブロックを締め括った。前半戦を走り抜けたところでMCへ。直前まで使用していたヘッドマイクの音がすでに切れていることに気づかず、会場に呼びかけてしまうなどKENSHINがお茶目な様子を見せつつ、メンバーのテンションが上がっているのも感じられる。3階まで満席の客席にそれぞれが目を細め、SWAGとコール&レスポンスも行った。そしてTETTAが「みんなただいま!」と言うと会場からは盛大な「おかえり!」が返る。47都道府県ツアーということで、それぞれが地元でのライブでは「ただいまま」と言っていたが、TETTAの地元がこの神奈川。「たくさんの人たちにおかえりって言ってもらえるのは嬉しいし、気持ちいい」と満面の笑みを見せた。ここでNAOYAに「一言も喋ってない」と話かけられたEIKUは「楽しい!」と嬉しそうな表情を見せ、「この景色が素敵すぎて感極まってました」と率直な感想を口にした。そんなEIKUの言葉にそれぞれも頷き、「みんなも楽しみにしていたと思うけど、俺らも楽しみにしていた」とNAOYA。そんなNAOYAについて、HAYATOは「今日はなおくんがずっとソワソワしてた」。「メイク中も落ち着かなかったけど、みんなの顔を見たらやってやるぜってなったからSWAGの力はすごいです」。このあとはかわるがわるお色直し(?)に行くということで、2パートに分かれてトークを繰り広げた。まずHAYATO、REI、TETTAは会場に向かって今日はどこから来たのか問いかけていたが、本当に日本全国、北から南、さまざまな場所からこの日パシフィコ横浜に集まってきているのがわかる。NAOYA、EIKU、KENSHINのパートでは、衣装について。今回、セクシーパートはEIKU、NAOYAはメドレーパートからの衣装を担当。メドレーパートでの衣装はユニフォーム風となっており、番号が入っているが、それぞれの誕生日の日にちが入れられている。さらに和柄と南米のヒップホップ感を取り入れたと明かした。「みんなにこの“ギフト”を送るね」6人が揃うと「ここからみんなも参加できる歌って踊れるような曲を用意している」とNAOYA。手にバルーンで作られたキュートなアイテムを手に「Video Chat」へ。テレフォンコールに応えるパートではTETTAが「もしもし、お母さんお父さん?産んでくれてありがとう!パシフィコ横浜でやってるよ!」と言い、歓声を浴びる。アイテムを手に、ぎゅっと集まったり、かわいい表情ものぞかせた。そして、「Freaking Happy」、「Nice Guy」、「HOLIDAY」とゴキゲンな楽曲でステップを踏んでいく。メンバー自身がすごく楽しそうで、それだけでニコニコしてしまいそうだ。「HOLIDAY」の後半では客席に降り、より近い場所で、SWAGとみんなで一緒に楽しんでいく。続く曲もそのまま客席で。NAOYAが「みんなにこの“ギフト”を送るね」と言って届られたのはもちろん「GIFT」。笑顔と共に6人から贈られる優しい歌に、自然と会場には笑顔があふれる。賑やかなムードから、フッとステージの照明が落ち着いたものに変わる。TETTAのアカペラから始まったのは「You are」。そこに、EIKU、REIの歌声が重なる。3人が向かい合い、声を重ねて生まれるハーモニーに思わず大きな拍手が沸き起こった。後半はNAOYAとKENSHIN、HAYATOが加わり、ダンスと共に楽曲の世界観を際立たせる。しっとりとした空気に包まれたが、ここからもうひとつギアをあげていく。ジャケットを脱ぎ捨て、HAYATOが「OK、パシフィコ横浜!まだまだ盛り上げていこうぜ!」と「OPEN」を真っ赤なライティングの中で繰り広げる。SWAGのペンライトもより力強く揺れる。そして47都道府県ツアーのテーマソングとも言える「Hook Up」。サビではSWAGもコールをし、会場を揺らす。大きな会場にだからこそ、会場にいるすべての人を巻き込むワンエンの力がより強くなっているのが全編通して感じられる。KENSHINが「これでラストの曲、全力で楽しんでいこえぜ!」と声をかけ「EVOL」へ。クセになるサビは自然と体が動くし、コールでは一体感が高まっていき、最高の楽曲で高い熱を保ったまま、本編を締めくくった。この先も上へ! それぞれのメッセ―ジ最初から最後まで、SWAGを熱狂の渦に巻き込んだまま駆け抜けたワンエンだが、まだ終わらない。暗転すると、47都道府県のツアーを振り返るVTRが流れ、オフショットも満載の映像に、SWAGの視線も釘付けに。そして、アンコール1曲目となる「Step up」では先ほどのバルーンのアイテムを手に、客席から登場し、まずはSWAGを驚かせた。KENASHINが改めてアンコールのお礼と共に「愛してるぜ」と伝え、そのまま客席で「Call me」を。1階だけではなく、メンバーそれぞれが2階席、3階席を丁寧に巡り、SWAGに感謝を伝えていく。全員がステージに戻り「俺らのこと好き?」とNAOYAが問いかけると客席からは力いっぱいの「大好き」というレスポンスが。そんな声に「俺らはその何倍も……好きだぞ」と笑顔を浮かべ、会場をとろけさせた。5ヶ月をかけて廻った47都道府県ツアーも、残すところあと1曲。改めてメンバーからSWAGに向けてメッセージが送られた。まずはNAOYA。「始まる前はめちゃめちゃソワソワしててドキドキしてたんですけど、始まったらあっという間に終わりに向かってて。今回47都道府県ツアーという僕たちもやったことがない、長い長いツアーだったんですけど、今回、このツアーをやって全国に僕たちを応援してくれているSWAGがいるんだな、ということを直接感じられたのが本当に嬉しいです」と感謝の想いを伝えた。でも、ここで終わりじゃない、と強い意志をにじませる。「Hook Upはこの先もどんどん、どんどんしていこうと思いますし、もっともっとみんなに大きい景色を見せたいし、僕たちを支えてくれているスタッフのみなさんにも恩返ししたい。ONE N’ ONLYはまだまだ突っ走っていいきますので、応援よろしくお願いします!」「話したいことはたくさんあるんですけど」と切り出したのはEIKU。「ファイナル、本当に全力で届けられたかな、と思っております。長かったようで短かったような感じなんですけど、メンバーがいたから、裏でたくさんのスタッフさんが動いてくれたり、そしてSWAGだったり。みなさんの気持ちが僕の心にしっかりと届いています。本当に素晴らしい景色を見せてくれてありがとうございます」でも、ここは通過点、とEIKUも力を込める。「僕たちはどんどんどんどん大きくなっていきます。そのためにはSWAGの力がないとダメだし、それこそスタッフさんの力も必要だし、それに応えられるように毎日毎日精進していきたいと思います!」と決意を語った。KESHINは「楽しかったですか!」とまずは客席に向かって問いかけ、歓声に「俺も楽しかったです」と満足気な表情を浮かべた。「47都道府県ツアー、始まる時は長いツアーになるのかなと思っていたんですけど、本当に47都道府県に本当にSWAGがいて応援してくれている方がいて、今日こうやってパシフィコの景色をワンマンで見るみことができました。本当に嬉しいですね」と噛み締め、「パシフィコの景色見られるのかな、と思った時期もあったんですけど、こうやってみんなの応援ひとつひとつで、こんな素敵な景色を見せていただけて。本当にありがとうございます。日頃、生きていたらいろいろあると思うんですけど、ONE N’ ONLYがみなさんの心の支えに少しでもなれたら良いな、って思いますし、ストレス発散したいなというときはまたワンエンのライブに来てほしいな、と……」とここで噛んでしまうKENSHIN。メンバーからツッコミを受け「いまめっちゃいいところだったのに!」と言ったあと、キリッとした表情を見せ、「もう、ひとつだけ!ありがとう、まじで!愛してるわ、総じて!」。「今日、ずっとなんかテンションがやばくて」とはにかみ、会場も笑顔にした。「2日後には6年目に突入します」とREI。5周年企画のひとつだった47都道府県ツアー。そのツアーを走り終え「改めてすげえいいグループに入ったな、と本当に思います」と言うと会場からは拍手が。「正直余裕もない中でした。その中でメンバーみんな明るいんですよ、毎日バカやって。ちょっとの嫌な気持ちって、ずっと回っていくと、どんどん嫌な方向になっていくと思うんですけど、それをさせないグループというか。いつも本当に支えてもらっています」。さらに、ここに来るまでの自身の想いについても振り返った。「この景色見るのってもっと早いって慢心抱いてました。二十歳ぐらいのときには見られだろうな、って。俺絶対すげぇもんって勝手に思ってました。でも(メンバーの)みんながいて、SWAGがいてたくさんの声があって、一つ一つ大事にして、やっと見られたな、と。この景色がこんなに価値のある景色なんだな、と今しみじみ思います」。ファンからは、今日絶対に泣くだろうと言われていたそうだが、「なぜかいまちょっとね、グッとね、熱いものが込み上げてきたんです。それはなんでかっていうと、まだまだもっと僕たち上に行けると思ったんです」と言うと大きな拍手が沸き起こった。「僕たちだけじゃない、みんなの、SWAGの声があったからなんです。改めていいファンと良いメンバーに囲まれて、死ぬまでやめないです、このグループ!」そして、メンバー、会場にいるスタッフ、SWAGに向けて「全員を心から愛してます!」と力強く伝えた。続くTETTAは「いやあ、嬉しいね」としみじみ。「やっぱり47都道府県、回ってよかったな、って本当に心から思ってます。一公演一公演大切にしてきて、SWAGとの距離も縮まったと思ってるし、それがあったからこのパシフィコでこのすばらしい景色が見られてると思っています。もう嬉しすぎて……」と言葉を切り、「泣かないですよ」とちょっといたずらっぽい笑顔をにじませる。「今日、絶対泣かないって決めてるんです。それはやっぱり僕の中で夢でもある日本武道館に絶対に行きたいという気持ちがあるので。そのためにはSWAGの力が本当に必要です。そしてスタッフのみなさんも、メンバーの力もないと、全員の力がないと絶対にいけないんです。だから、みんなでもっと上の上のステージ、目指しましょう!」そしてラストはHAYATO。「さあ順番が回ってきてしまいました」と言って笑いを呼んだあと「やっと言えます、SWAGのみんなもメンバーも、一緒に回ってくれた支えくれたスタッフさんみんな、このツアーお疲れ様でした!」とねぎらった。「ありえない期間で47都道府県回ったと思います。こんな挑戦させてもらえる今のこの環境がありがたいな、と改めて思っています。一年前ぐらいにパシフィコに立とうとしていて。でもなかなかワンマンで立てなくて、すげぇ悔しかったし、こうやって活動しているどうしても上へ上へとか、大きく大きくって意識しすぎて、上手くいかない時もたくさんあるんです。でもそんなときにこの47都道府県ツアーが始まって、どこか失っていたライブを純粋に楽しむ気持ちだったり、SWAGの地元や故郷の空気を感じながら、一緒にライブを楽しむあの空間を一公演一公演、大事にしてて、47公演分の思いが胸に蓄積されてて。この景色をやっと見ることができました」でも、ワンエンはここでは止まらない、ということをHAYATOも語った。「俺、夢めちゃめちゃでかいからさ。ワールドワイドなグループになるとか言ってるから。まずは挑戦もしつつ、いろんな立ちたいステージだったり、みんなと一緒に見たい景色だったりを全部見てやろう、っていう自信をこのツアーでみんなからもらいました。みんなも応援してくれるから、その分、僕らもみんなの夢だったり目標を全力で応援したり、曲を聞いたら少しでも幸せになれるようなそんなグループになっていきたいな、と改めて思いました」そして、「本当に俺らについてくれば、みんなの人生……人生って言いたかったんだよ(笑)。みんなの人生、ちょっとでも豊かにするんで。ここに約束します。まだまだONE N’ ONLYについてきてください」そして、「ラスト、最高にAll outしようぜ!」と会場全体でコール&レスポンスをし、ラストは「My Love」。笑顔を弾けさせ、楽しそうに歌う6人。そして、「47都道府県ツアーこうやって走り抜けていけたのもSWAGみんなの応援があったからです。最後みんなで一緒に歌ってくれー!」とKENSHINが呼びかけ、会場で大合唱。その歌声を噛み締めるように、耳を傾ける6 人の姿が印象的だった。「名残惜しいけどまだまだ俺らの旅は続くんで、これからも引き続き応援お願いします。今日ここでHook Upして、All outした仲間だから。また絶対、集まってライブしようぜ!」とHAYATOの言葉にSWAGも歓声で応えた。最後までSWAGに愛と感謝を伝え続けたワンエン。ずっと笑顔だったのは、きっと、その先の未来を見据えているから。終演後には秋のホールツアーの開催が発表された。ツアーの最終公演は自身最大のキャパシティとなる東京ガーデンシアター。ONE N’ ONLYは、さらに、上へ、上へと駆け上がっていく。【セットリスト】M1:Fight or DieM2:I’M SWAGM3:Shut Up!BREAKERM4:CategoryM5:YOUNG BLOODM6:BeautifulM7:QUEENM8:What’s Your Favorite?M9:DEJAVUM10:メドレーALL OUTTurn it upSet a FireL.O.C.ALA DI DASexy Beach Party Yes!!DOMINOM11:Video ChatM12:Freaking HappyM13:Nice GuyM14:HOLIDAYM15:GIFTM16:You areM17:OPENM18:Hook UpM19:EVOLEN1:Step UpEN2:Call meEN3:My Love取材・文/ふくだりょうこ、撮影/笹森健一/小坂茂雄/草間智博
2024年04月28日夢だったのかもしれない。2024年春、桜の蕾がひらく時期に合わせて幕を開けた、宮城・埼玉・愛知・福岡・大阪の5都市をめぐるホールツアー『架空のアウトライン』で、一夜の夢のようなコンセプチュアルなライブパフォーマンスを魅せつけた『原因は自分にある。(げんじぶ)』。3月31日、三郷市文化会館でおこなわれた埼玉公演、アンコールなしの潔いステージングは、まだまだ進化の途中にある彼らの底力と、今後も観測者たち(げんじぶファンの呼称)の心を掴んで離さない覚悟に満ちていた。序盤からトップスピードで観測者の心を連れていく3月13日に発表されたばかりのコンセプトEP『仮定法のあなたへ』を引っ提げての本ツアー。誰もが期待していた『マルチバース・アドベンチャー』から、げんじぶの輝かしいショーが始まる。メインモニターには薔薇色を主としたツアーロゴが堂々と浮かびあがり、ステージを這うスモークの合間からげんじぶの7人が登場。ピンクを基調とし、袖元や襟に花やビジューがあしらわれた衣装は、さながら城からやってきた王子様のよう。高校を卒業したばかりの桜木雅哉は金髪になっており、大胆なイメチェン姿にさっそく観測者の歓声が上がる。発表から2週間ほどしか経っていない『仮定法のあなたへ』オープニングタイトルでもある本曲だが、全力でパフォーマンスするげんじぶに負けないほど、観測者の息もぴったり。一寸の狂いもなくコールできるのは、事前にSNSにアップされた、メンバーたちによるレッスン動画のおかげだろう。ファンを誰ひとり置いていかないげんじぶのライブ。序盤からトップスピードで観測者たちの心を絡めとったまま、長野凌大の「みなさん、今日は一緒に歌って楽しんでいきましょう!」の掛け声で、次曲『原因は君にもある。』へ。ステージを交互に照らす白・青のライトに合わせ、客席では無数のペンライトが揺れる。空間に響きわたるクラップ。冒頭から吊り上げられたボルテージはそのままに、小泉光咲の透明なハイトーンボイスと、安定のフォーメーションダンスが融合する。杢代和人の決めゼリフ「明らかに観測者、君たちのせいだ」に酔いしれたと思えば、気づいたときには、虹色に明滅するライトに浮かびあがるげんじぶの7人から、目が離せなくなっている。大倉空人の「みなさんの声を聞かせてください! せーの!」に煽られて、お馴染みの「ら・らららららら〜♪」の大合唱。重ねられる「そんなもんですか?」の掛け声に置いていかれまいと、観測者もヒートアップしていく。「OK! みなさん最高です、ありがとう!」と太鼓判を捺された勢いのまま、げんじぶの大人気ナンバー『シェイクスピアに学ぶ恋愛定理』へとなだれ込んでいく。予測不能な、げんじぶとのゼロ距離体験『シェイクスピアに学ぶ恋愛定理』から『GOD釈迦にHIP-HOP』の流れで、予期せぬ展開が。リーダー・吉澤要人が「埼玉公演、はじまりました! 僕たちと力を合わせて最高の公演をつくりましょう」と優しく呼びかけ、正面のメインモニターにはバラの花びらが咲き誇る。美しさに見惚れている間に、ステージの際まで距離を詰めているメンバーたち。すでに最大値まで昂らせた観測者たちの心は、大倉の投げキスと「みなさんに会いに来ました!」、そして小泉の「みんなのところに行くよ!」の呼びかけで、さらに想定外の領域まで連れていかれる。暗転していた客席の隅から隅まで眩い光に包まれたところで、気づけば、げんじぶメンバー全員がステージを降り、観測者たちのすぐそばに。興奮は加速する。不確かな恋の物語について歌い上げていたはずの彼らは、自己紹介曲としても知られる『GOD釈迦にHIP-HOP』を、なんと客席のド真ん中でパフォーマンス。これまでメインステージに釘付けだった観測者たちは、身を180度回転させ、客席中央でニコニコとマイクを握るメンバーに熱い視線を送る。げんじぶにとっての2023年は、初の全国ホールツアー、そして、ぴあアリーナMMでおこなわれた初のアリーナ公演と、初めて尽くしの一年だった。デビューから約5年、着実に新たな地平へと歩を進めている彼らの背中は、誇らしく頼もしい。少しずつ遠くなっていく彼らに一抹の寂しさを感じていた観測者もいるかもしれないが、そんなファンたちだって、げんじぶは見逃さない。杢代の「愛してるよ、ばか!」に脳を痺れさせ、大倉の「みんな、声出してくれる?」のお願いに必死で応える観測者たち。楽しそうに目を合わせながら歌う吉澤と小泉がメインモニターに映し出されるや否や、武藤潤の骨太なボーカルにさらなる厚みを感じる。予測不能なげんじぶたちとのゼロ距離体験に、客席からの安定したコール「き・き・きすみー!」にも自然と熱がこもる。最低限のMCに滲む自信定番の人気曲で盛り上がった熱を秘めたまま、突如、ステージは暗転。メインモニターに浮かび上がったインタールード映像に呼応するように、ステージ右側のスポットライトが点灯し、登場したのは吉澤だ。意味深に置かれたデスクが見え、ザアッと一陣の風の音がして、便箋が頼りなく飛んでいく。吉澤はその一枚の紙片を追うように、長い両手足を存分に使ったバレエダンスを艶やかに披露。その背景には「運命以上のあなたと、また会う日まで」の文字が。メインモニターに浮かんでは消えていく歌詞が儚げな『ダイヤモンドリリー』。幻想的なスモークが漂うなか、ほかのメンバーも一人ずつ姿をあらわす。伸びやかに染みわたる小泉の声。MVを彷彿とさせるリリックムービーを背に、それぞれのメンバーがしっとりと歌い上げるバラード。ペンライトの光の波が、静かに揺蕩う。もしも、君がいなくなってしまったら……。本ホールツアー『仮定法のあなたへ』のコンセプトを裏切らないラインナップに、観測者の心はとらわれたままだ。ここから『キミヲナクシテ』『貴方に溺れて、僕は潤んで。』『美しい人』『In the Nude』と、序盤のアップテンポなシーンから一転、じっくりと聴かせるセットリストに否応なく引き込まれていく。少しずつ立ち位置を変えながらクルクルと歌い踊る彼らは、視線を一ヶ所に留めておくことを許さない。全体を通してMCの少ないライブ構成にも、彼らの自信が滲む。明滅する光が、鼓動にリンクする地響きのようなスネアが、観測者の視覚と聴覚をジャックする。ステージ真上から降ろされたストリングカーテンが予感になびいて揺れ、赤く妖艶な世界で武藤と長野が高らかに歌い上げた『貴方に溺れて、僕は潤んで。』は、そのまま『美しい人』へ。ストリングカーテンの裏に用意されていたのは、一人ひとりのメンバーに設えられたヴィンテージ風チェア。ライトアップされ、キラリと銀色に輝くチェアに座った状態で繰り広げられる妖艶なパフォーマンスに、いとも簡単に目が奪われる。曲調に合わせ、暗転したかと思えば白や紫に染め上げられる舞台。独特な指を鳴らす振り付けも相まって、これまでにない大人なムードを漂わせるげんじぶの姿に、歓声とはまた趣のちがうため息が混じる。流れるように『In the Nude』へ、途端にステージ上は架空のダンスホールに変貌。首筋を撫でる大倉に場が沸き、一瞬のスポットライトが小泉を強く照らしあげる。ダンサブルなナンバーは怒涛の勢いで観測者を飽きさせない。成熟に近づいた彼らのセクシーさを目の当たりにしたと思いきや、『推論的に宇宙人』から『チョコループ』へとポップな世界観に導かれる。サビの「宇宙中中中(宙!)」のコールや通称「ニナニナダンス」など、この日初めて『推論的に宇宙人』の生パフォーマンスを体感する観測者も多かったはずだが、そうとは思えないほど呼吸が合っている。吉澤が長野と肩を組んだかと思えば、次は杢代が吉澤に絡みに行き……と、いくら目があっても足りない。序盤の『GOD釈迦にHIP-HOP』で前代未聞のゼロ距離を果たした彼らだが、まだまだ油断はさせない。左右に伸びた花道に繰り出した彼らは、一階席も二階席も分け隔てなくファンサービスを送る。客席の奥まで覗き込む武藤、桜木の頬に顔を寄せる杢代、じわじわと小泉に身を寄せる長野。互いに目配せし合いながら、全力の笑顔でパフォーマンスするげんじぶたち。メンバー、そして観測者の一体感あるサビのダンスが会場を満たす。最後はメンバー全員でつくったハートマークで、観測者全員への愛を表現した。汗に濡れた長野の前髪を、桜木が……ステージも中盤、メンバーそれぞれの自己紹介を兼ねたMCタイムへ。一人ひとりが名前を告げるたびに観測者が応えるお決まりの応酬に、げんじぶのライブらしいアットホーム感が醸される。「ちょっと長めのMCをやりますので、みなさん座ってください!」と観測者にこころ配りをした大倉から「あらためまして、コンセプトEP『仮定法のあなたへ』を引っ提げたホールツアー『架空のアウトライン』埼玉公演です! お越しいただきありがとうございます」と感謝の言葉が。「いまのところですね、全11曲かな? コール&レスポンスできる曲がありましたが、声出してくれましたか?」と客席へ呼びかけるも、即座に「聞かなくても聞こえてます!」と少々ズレた発言を続け、メンバーから突っ込まれる場面も。やはり、サビのコール&レスポンスに一体感が生まれる『推論的に宇宙人』はメンバーにとっても思い入れのある一曲のよう。なかでもサビの「宇宙中中中(宙!)」を担当する桜木からは「僕が歌ってますけど、(みんな歌ってくれるから)歌わなくてもいいのかな? って」とチャーミングな一言が。続けて武藤の「(コール&レスポンスは)これから練習できる動画もあると思いますので、みなさん見てください!」という促しに、さすがの最年長らしさを感じる。本ツアーが『仮定法のあなたへ』のコンセプトにちなみ「もしも〇〇だったら……」というストーリー仕立てになっている旨を説明する長野に、客席からどよめきが。メインモニターに映し出された長野の前髪が濡れる汗で反射し、そのあまりの美しさに我慢ならず声を上げた観測者が多数いたのだ。「僕の髪はどうでもいいんですよ! 今回のライブは、一つのストーリーを見ているような感覚で楽しんでもらえたらと思っています」と懸命に続ける長野だが、見かねた桜木が身を寄せて彼の髪を直すと、必死に抑えていたであろう観測者の嬌声が爆発した。ここまで、自ら声を発することが少なかった吉澤に向け、大倉が「要人さん、お声を聞かせてください!」と振ると、「今日、元気っすよね、観測者のみなさん! みんな元気もりもりで」と要人節で応答。ここで言うことじゃないんだけど、重要なことを思い出して……と前置きし、「犬を飼ってるんですけど、3歳になりました!」と愛犬のルー(ルーチェ)が誕生日を迎えたことを報告した。その流れに任せ、吉澤が「ルー、ルー」と愛犬に呼びかけるように声を出すと、武藤が鳴き真似で応える小芝居が。長野が「ルーじゃなくて潤や!」と突っ込むと、武藤はなんとも絶妙な真顔でメインモニターを凝視する。杢代が「笑いをとったあとに、よくその顔できるよね」と締めるところまで、げんじぶらしい阿吽の呼吸が感じとれた。ホールツアー真っ最中の彼らだが、2024年11月17日にぴあアリーナMMで開催されるアリーナ公演『白昼夢の招待』が決まっている。埼玉公演の当日が申し込み締切であることを流麗に伝えた大倉が、長野が出演するドラマ『シークレット同盟』(読売テレビ)、そして小泉が出演する『ラーメンD 松平國光』(CS日テレプラス)の告知も。後者はちょうど埼玉公演の当日が放送日であったことから、大倉が「このライブが終わって20分で帰れる人はリアタイできます!」と言うと、小泉も「どっかに帰ってもらって、観られる方は観てください」と続けて笑いを誘った。MCの最後は、メンバーと観測者が息を合わせて『推論的に宇宙人』のコールを練習。実際の歌割りに沿って、観測者が声を入れるタイミングをメンバー自らがレクチャーする。「うわめっちゃ盛ってるパクチー!(パクチー!?)」から「もっとわからない!」まで練習すると、大倉から杢代へ「ちゃんとレコーディング通りにやって?」とダメ出しが。杢代の言い分としては「レコーディング通りにやるとIKKOさんみたいになっちゃうんだもん!」とのことだったが、2度目の練習ではしっかり指の振りをつけて「指どうなってんの? 音ゲー(音ゲー!)」とやり切った杢代。大倉は満足げに「和人、いいねえ〜!」と喜んだ。メンバーそれぞれの色が出たMCコーナーが、いわば本ライブの前章と後章の区分けを担う。桜木の「そろそろ僕たちのパフォーマンスが観たくなってきたころじゃないですか? ご起立ください!」の掛け声を受けて立ち上がった観測者たちのエネルギーは、まだまだ発散の余地を残していた。ストーリーテラーから贈られる1000年後の物語『架空のアウトライン』後章は、桜木のボーカルと打鍵音が印象的な『545』からスタート。ピアノサウンドに合わせた優雅なダンス、その合間に杢代と小泉が肩を組み合えば、長野と大倉の伸びやかな声が混じり合う。武藤から桜木、そして小泉へと、まるでバトンが渡されるように繋がっていく歌声は、ピアノアレンジされた『ラベンダー』へと帰着する。地から天へと光の粒が浮かび上がるメインモニターの映像は、愛にはなれず星に変わった無念の恋を象徴しているのだろうか。情感を込めてしっとりと歌い上げる桜木と杢代の思いを受け取るように、長野と武藤が担うサビが会場に轟く。少しずつスモークが這い、スポットライトがメンバーを照らす幻想的な舞台は、ピアノの一音を余韻に残したまま、見守る観測者たちの期待をくすぐる。『545』から『ラベンダー』と、げんじぶの表現の幅を示唆するバラードナンバーで身を揺らしていた観測者。すると、メインモニターに一冊の本が映し出され、眩い光とともに一枚ずつペラリ、ペラリとページが捲られていく。そこには、げんじぶ一人ひとりの写真が。次の瞬間に登場したのは、城の王子然とした高貴な衣装から一転、白と黒のモノトーンに変化したメンバーたち。それぞれ対極に位置する色をまといながら一人ずつ再登場し、煌々たる光をバックに圧巻のDANCETRACKを見せつける。白と黒、身につけられた反対色は何を意味するのか。過去か未来か、善か悪か、それとも、喜劇か悲劇か?考える暇も与えぬまま、舞台の真上から降りる白い垂れ幕が荒野を彷彿とさせる『ケイカクドヲリ』のパフォーマンスへ。嵐にも似た風が吹きすさぶなかでも、一糸乱れぬフォーメーションダンスに五感もろとも持っていかれる。勢いを緩めぬままに『Museum:0』へと突入したステージ上はもはや異空間で、見慣れたはずの時計の針を模したようなラインダンスも、非現実的に映る。加速。疾走。このまま我々はどこへ行くのか。行き先もわからないまま、メンバー全員の「Welcome Back! Museum: Zero」の声が響いた次の瞬間には、天井から歯車や時計、本、額縁のモチーフが吊り下げられており、意図せず架空の美術館へ迷い込んでいたことがわかる。本を手にしたメンバーたちが、一人ひとり確立したストーリーテラーとして、架空の未来を紐解いていく。「もしも1000年後の世界で、あなたの歌が見つかったら」「古ぼけた道を歩いていた」「片思いの残骸を歩いていた」「気の迷いをコンパスに変えて」「返事がしないんだ」「1000年後の未来も響いている」「誰も知らない歌を歌おう」恋や愛が消えてしまった1000年後に思いを馳せる『誰も知らない歌』で、メンバー全員と観測者の声が融合していく。無数の光の粒に誘われて、気づいたら「ら・ららら・ら〜♪」のシンガロングに心ゆくまで身を委ねている。デビュー後まもなくコロナ禍の影響を受けたげんじぶのライブでは、世相に合わせ、長らく観客の声出しが制限されていた。客席に呼びかけても返事がない時期が長かった彼らにとって、コール&レスポンスや、その場一体となっての大合唱は、決して当たり前の景色ではない。「もしもの世界」をコンセプチュアルにまとめ上げた物語も、終幕が近いことを悟る。終わらないでほしい。ずっとこの時間が続いてほしい。観測者たちの願いを背負った彼らの姿は、伸びゆく音像に包まれて一瞬だけ暗転する。げんじぶが魅せた一夜の夢明転した舞台は、速度と勢いはそのままにメドレーへ突入。杢代の「観測者のみなさんと、もっともっと盛り上がっていきたいです! あなたの声をもっともっと聞かせてください!」のお願いに応える形で始まった『夢に唄えば』から、吉澤の「まだまだ声出せますよね! その調子だよ!」の掛け声で『嗜好に関する世論調査』へ。もはや身に染み付いている「二択! 二択!」コールが会場中に鳴り渡る。ふたたびメンバー全員が客席へ降りてくると、あまりにも近い距離と目線に、観測者たちは悲鳴にも似た声を上げる。肩を組み合いながら歌う桜木・杢代がメインモニターに映し出され、ファンサービスまみれの『ギミギミラブ』が流れると、小泉の「僕はどこにいるでしょうか?」の問いかけが。なんと二階席に出現した小泉の姿に観測者たちのテンションは上限を突破。続けて大倉も二階席に顔を出し「クラップして一緒に盛り上がっていきましょう!」とニコニコの笑顔で煽る。怒涛のメドレーはライブの結末に向けてまっすぐに迸る。客席の間を練り歩きながら、武藤が「最高だよ! また、げんじぶに会いに来てくれ。俺たちはそんな存在でいたい。グッドラック!」と自身の言葉で思いをぶつける。セットリストは『ネバーエンドロール』から『桜Ground』、そして『THE EMPATHY』へ。一階も二階も関係なくメンバーがあらわれることがわかった今、どんな瞬間も油断はできない。メインモニターには、画面いっぱいに投げキス&連続ハートのファンサを繰り出す大倉のアップが映し出される。武藤・小泉のタフなボーカルに、長野の軽快なラップが重なる『THE EMPATHY』で、メインステージ側に戻っていくメンバーたち。クラップで団結力を増した会場は、ともに手を振り上げるメンバーと観測者の熱気で満たされていた。吉澤の「みなさんの声を聞かせてください! もっと!」でさらに温度を高めていく。長野の「僕たちとあなたなら、きっと見つけられるはず。今日という一日、最高の一日を」の誠実な声が届く。序盤から緩急をつけつつ、しかし確かな勢いのままで、彼らのセルフタイトル『原因は自分にある。』のイントロに飲まれる。安定した武藤のボーカルには、どれだけ時が経っても、どれだけ大きく高い存在になっても、原点はここにあると示してくれるような安心感がある。きらめくピンスポット、細部まで見落とせないダンス、ステージからもメインモニターからも目を離す猶予はなく、歌声に震える鼓膜。やがて鐘の音が聞こえ、歯車を巻き戻す調べが場を支配する。時間がきたのだ。ドン、ドンドンドン、とリズミカルに地の底を叩くようなイントロは『灼けゆく青』。げんじぶらしい哲学的なポエトリーが、メインモニターに浮上しては溶けていく。「ら・らら・らら・らら」と声を重ね合ったメンバーたちは、やがてスモークに包まれ、覆い隠された。気づいたらもう舞台上に彼らの姿はなく、7人分のスポットライトが無人の夢の跡を照らすばかりだった。動から静、またもや動へと押し上げられるようなエンターテイメントの余韻は冷めやらない。アンコールなしのステージは、そのまま本ツアータイトル『架空のアウトライン』を体現しているかのようだった。一夜限りの夢の続きは、次にいつみられるのだろう。11月にはアリーナ公演が控えている。さらなる進化の途中であることを仄めかした『原因は自分にある。』は、これからどんな高みを目指していくのだろうか。取材・文:北村有撮影:米山三郎
2024年04月27日8月にWOWOWで放送・配信される『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』のメインキャストが発表された。本作は、“警察の中の警察”とも言われ、警視庁職員の不正を取り締まるプロ集団・警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係の知られざる内部捜査を描いた本格サスペンス『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』の続編。伊兼源太郎による『ブラックリスト 警視庁監察ファイル』『残響 警視庁監察ファイル』の2作を原作に、前作よりもさらにスケールアップしたエンターテインメント作品として制作される。ジンイチ監察係所属の主人公・佐良正輝役として続投が決まっていた松岡昌宏に加え、佐良の上司である監察官・能馬慶一郎役の仲村トオル、能馬の右腕であり公安出身の「首切りのプロ」と呼ばれる監察係長・須賀透役の池田鉄洋、前作で不正を疑われジンイチの監察対象となったが、本作では佐良とともに不正の全貌解明に挑む皆口菜子役の泉里香、捜査一課時代の佐良の後輩で、佐良の眼の前で殉死を遂げた斎藤康太役の戸塚祥太も前作から引き続き出演することが決定。さらに、サイバーセキュリティ対策本部より異動してきた若手監察係員役で浜中文一、監察係の班長役でマキタスポーツが登場する。併せて、本作の特報映像が公開された。■松岡昌宏 コメント――続編制作の決定を聞いたときのお気持ち、更に撮影がスタートして今の心境は?また大変な時間が始まる。――次のステージへと進んだ本作、シーズン2の魅力を一言で団体戦。――視聴者の皆様へのメッセージお手柔らかに。■仲村トオル コメント脚本を読み終えた時の印象は、「こんなリアリティのある怖い話をドラマにするのは怖いな……」という【二重の怖れ】でした。ホラー映画も観ない、絶叫マシンにも乗らない、恐怖にエンタメ料金を払う気の無い自分ですが「この怖さは面白い!」と思いました。闇の中の泥沼の淵を歩く松岡昌宏君演じる佐良正輝を冷たく見守り、時に堅く支え、静かに背中を押す。そんな能馬慶一郎になれば、と思っています。■泉里香 コメント約3年ぶりに『密告はうたう』が帰ってきます。私にとって前作は練習を重ねたアクションシーンや水中ダイブしたりと体当たりで向き合った思い入れが深い作品で、監督、スタッフさん、共演者の方々など同じチームでまたご一緒できることを嬉しく思っております。今作で私が演じる皆口は交通課から警視庁人事一課に異動して松岡さん演じる佐良さんの部下として葛藤しながらも情熱を持って警察という大きな組織と戦い、また前作で殉職した恋人の斎藤康太の死の真相に迫っていきます。行確される側からする側になっても、自分の信念を持って真っ直ぐに歩む皆口を表現できるように演じていますので成長した姿をぜひご覧ください。■池田鉄洋 コメント『密告はうたう』は、私のなかで最もタフな撮影でした。皆が皆を疑い、対象者を行確(尾行)する。そんなシーンの数々を演じていると、結末を知っていながら、疑心暗鬼に陥り、苦しくなってくるのです。お互いを疑う関係性では、共演者に頼る事もできません。そんな緊迫した撮影現場から作り出される物語は、視聴者の皆様を、揺さぶり、惑わせ、夢中にさせます。前作を超えるただならぬ緊張感を、是非お楽しみください。■浜中文一 コメント私が演じる毛利は、警察の厳しい上下関係のなかでも、思ったことを悪気なく言ってしまう“今どき”なキャラクターです。私はどちらかというと上下関係に気を遣うタイプなので全く逆なのですが、世代ごとの考え方の違いがでるよう意識して役作りをしました。この作品は、登場人物の全てが怪しく、疑わしく見えます。もし自分がこの作品の世界にいたら人間不信になるのでは、と感じるほどです(笑)。シーズン2から初めてご覧になる方も、ご自身で推理しながら楽しんで頂ける作品だと思いますので、ご期待頂ければと思います。■マキタスポーツ コメント今シーズンから“ジンイチ”に参加することになりました原西道男役のマキタスポーツです。前シーズンの重厚な雰囲気は踏襲したまま、警察の中の警察という神経がすり減る役どころですが、どこか人間味を残せるよう撮影に臨んでおります。撮影現場も緊張感があり、その甲斐もあってか見どころの多い内容になっていますので、是非ともお楽しみに!またこれを機にWOWOWへの加入もご一考ください。■戸塚祥太 コメント殉職した斎藤康太として今回も参加させていただきます。内片監督のもとで松岡さんの背中を追いかけた時間が今も身体の隅々まで染み込んでいます。真正面から闇に飛び込む佐良先輩の物語を楽しみながら再び背中を追わせていただきます。楽しみにしていてください。『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』特報映像<番組情報>『連続ドラマW 密告はうたう2 警視庁監察ファイル』WOWOWで8月に放送・配信予定(全8話)公式サイト:
2024年04月27日だんだんと暑くなる季節。外へのおでかけはサンダルが増えますよね。でも、レジャーなどでは足先が出るデザインは危ないし、かといってスニーカーだと蒸れるし靴下を履くのも面倒。今回はそんな人におすすめしたい、ワークマンの人気サンダルを実際に履いてみてレビューします!【ワークマン】フィールドサンダルアドバンス:2,500円(税込)カラー・サイズ・素材・カラー:ブラック、アッシュグレー(ワークマン女子では限定カラー「ホワイト」も販売)・サイズ:S〜3L・素材:ポリエステル、ゴム底・男女兼用フロントにドローコードのあるデザインが、人気フットウェアブランド「KEEN(キーン)」の「ニューポートH2サンダル」のようだとネットでも話題です。KEENのアイテムはAmazonで14,000〜15,000円ほどしたので、それに比べるとかなりの激安価格ですね。立ったままラクに脱ぎ履きできる【ワークマン フィールドサンダルアドバンス】ラクに脱ぎ履きできるのが嬉しい足首周りのゴムを引っ張るだけで簡単に脱ぎ履きできるので、忙しい朝や、アウトドアで脱ぎ履きすることが多いシーンでも楽ちんです。立ったままでも履けますよ。メッシュ加工で通気性が良く、裸足で履いても蒸れません。といっても全体がメッシュで覆われているわけではなく、サイドには肌が覗く部分もあるので、見た目もスニーカーに比べて涼しげです。重さはLサイズで片足277gでした。もちろん布面積が少ない分、一般的なスニーカーよりは軽いです。さすがにビーチサンダルやクロックスほどの軽さはありませんが、軽量タイプのランニング用シューズくらいの軽さで、長時間履いても重さで足が疲れませんよ。靴底には滑り止め付きで安心靴底を見ると、ギザギザの滑り止めがついています。かかと部分はより細かい模様の滑り止めがついていて、しっかりと地面を掴んでくれます足元の悪いレジャー先の地面でも、安全に履くことができそうです。コーディネート例【ワークマン フィールドサンダルアドバンス】足元に重心が置かれておしゃれに決まりますまずはグレーの7分丈プリーツスカートと合わせてみました。足先が見えるサンダルと違い、足全体が隠れるため、あえて足首が見えるくらいのスカートと合わせると涼しげでいいですよ。トップスは蛍光イエローのフーディや水色のシャツなどを合わせました。グレーはカラフルな色の引き立て役になってくれるのがいいですね。このサンダル、正面のデザインからか割と存在感があるので、ゆるめのボトムスと合わせた重心低めのコーデも面白いなと思いました。裸足はもちろん、靴下を履いても違和感なし。黒い靴下とも合わせてみましたが、カラーソックスをちらりと覗かせるコーデもかわいいかもしれません!実際に履いて1時間ほど過ごしてみた!さっそく履いて子どもとのお出かけに。出発時は肌寒かったので靴下を着用しました。少し風がある中、20分ほど自転車を漕いで公園に到着。靴底はスニーカーのようにしっかりしているので、ペダルも快適に漕げました。その後、コンクリートや土の上を子どもとかけっこしたり、遊具の上り下りをしたりと割とアクティブに活動しましたが、軽くて疲れにくく、快適に過ごせました。子どもは急に走り出したり止まったり予測不能な動きをしますが、そんな動きにも普通のスニーカーのように対応することができます。また、薄いソールのサンダルはすぐに足が疲れがちですが、このサンダルは靴底がしっかりしているので、そうした疲労や痛みも感じませんでした!ワークマンの春夏サンダルはおしゃれなデザインなだけでなく、機能性や安全性にも優れたアイテムでした。人気アイテムなので、売り切れる前に早めにチェックしてみて!※価格はセールなどで変動する場合があります。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・種類数は変更となる場合があります。文=くわばらなっとう【ワークマンの靴】2024春夏最高傑作!足へのストレスゼロな「激安新作スニーカー」で長時間歩いてみた()ワークマン新作「激安セットアップ」が最高!着てみたらおしゃれで無限に着回せた【コーデ例も紹介】()【山崎実業】まるでホテルみたい!「カオスで不便な洗面台」がtowerの“スゴい収納”で大変身【賃貸OK】()
2024年04月27日6月21日(金) より公開される映画『ザ・ウォッチャーズ』が、お笑いコンビ・ラランドのニシダが背負うリュックサックに広告を掲示するサービス「ニシダ・アド」へ広告展開することが決定した。本作は、『シックス・センス』『オールド』で知られるM・ナイト・シャマランの娘、イシャナ・ナイト・シャマランが自ら脚本・長編初監督を手掛けた作品。地図にない森に迷い込んだダコタ・ファニング演じる主人公ミナが、忽然と現れた謎のガラス貼りの部屋で、見知らぬ3人とともに“謎の何か”に毎晩監視される恐怖を描く。ニシダ・アド実施理由について宣伝担当者は、「監視するに値する人間性を持つニシダさんのリュックサックに“監視者募集中”の広告を掲出できて光栄です」とコメント。5月1日から30日までの1カ月間、不穏なビジュアルを背負うことが決定したニシダは、「今回かなり目を引くビジュアル内容なので、街中でずっと監視されてるような気になりそうです。いつもの広告より目立ちそうで怖いです」と主人公さながらに監視される恐怖を語っている。5月中旬には『ザ・ウォッチャーズ』の関係者が“監視者”となって、ニシダの動きをレポートする予定となっている。「ニシダ・アド」『ザ・ウォッチャーズ』ビジュアル(c)2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED<作品情報>『ザ・ウォッチャーズ』6月21日(金) 公開公式サイト: WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年04月27日小沢健二が、アルバム『LIFE』の発売30周年を記念して、8月31日に東京・日本武道館でアニバーサリーライブを開催する。『LIFE』は、1994年8月31日にリリースされた小沢健二の2ndアルバム。「愛し愛されて生きるのさ」「ラブリー」「今夜はブギー・バック」「ぼくらが旅に出る理由」などのヒットシングルを含む全9トラックが収録され、発売から30年を経た今も多くの音楽ファンに愛され続けている。本ライブでは、『LIFE』の収録曲全曲を演奏するだけでなく、アルバムのサウンドを徹底的に再現すべくレコーディングに参加した主要ミュージシャンのほぼ全員を招集。東京スカパラダイスオーケストラのメンバー、スチャダラパー、ヒックスヴィル、服部隆之指揮によるオーケストラなど、『LIFE』の音を作り上げた面々が日本武道館のステージに集結する。また、演奏には可能な限り当時の機材・手法が使用される予定となっており、再現度の高いライブパフォーマンスとなりそうだ。なお、当日のステージでは『LIFE』収録曲をライブ後半にまとめて演奏し、ライブ前半は『LIFE』以外の曲を披露する予定だ。■小沢健二 コメントアルバム『LIFE』の発売日は1994年8月31日。そのピッタリ30年後の8月31日の土曜日に日本武道館で、スカパラのメンバーやスチャダラやヒックスヴィルや服部隆之指揮のオーケストラ……、つまり一緒に録音した大勢のみんなと、『LIFE』全曲の音を再現します。キーボードが3台入っている曲は、3人のキーボーディストで再現。「あの音だ!」となるはず。昔一緒に聴いてたご友人や、最近音楽に興味のあるお子さんたちと聴きにきてください。帰り道、「お父さん、なんで泣いてるの?」となるやつです。笑ライブ前半は『LIFE』以外の曲をやります。聴きたい曲があれば、インスタやXwitterに #LIFE小沢健二 でどうぞ。できたら、私的なエピソードも添えて。長い時間、本当にありがとう。最後は一緒に「愛し愛されて生きるのさ」をみんなで歌って、今の生活に帰ろう。家族や友人たちと。<ライブ情報>小沢健二『LIFE再現ライブ』8月31日(土) 東京・日本武道館開場 16:30 / 開演 17:30■演奏ミュージシャンNARGO, 北原雅彦,GAMO & 沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)、スチャダラパー(ANI、Bose、SHINCO)、ヒックスヴィル(真城めぐみ、木暮晋也、中森泰弘)、服部隆之オーケストラ(服部隆之指揮、コンサートマスター・室屋光一郎)、朝川朋之、他『LIFE』録音及び小沢ライブ演奏メンバー小沢健二 オフィシャルサイト:
2024年04月26日シンガーソングライターの折坂悠太が、4thアルバム『呪文』を6月26日(水) にリリースすることが決定した。コロナ禍で制作された前作『心理』からおよそ2年8カ月ぶりのアルバムとなる本作は、内省的なコンセプトの前作と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような確かな眼差しを落とし込んだ内容となっている。BS-TBS 木曜ドラマ23『天狗の台所』主題歌の「人人」のほか、以前からライブやフェスでも演奏してきた楽曲、書き下ろしの新曲を含む全9曲が収録される。アルバムには、senoo ricky(ドラム)、宮田あずみ(コントラバス)、山内弘太(エレキギター)からなるバンドメンバーを中心に、折坂悠太(重奏)で共に活動してきたyatchi(ピアノ)、ハラナツコ(サックス)、宮坂遼太郎(パーカッション)、波多野敦子(ストリングス)らが参加。レコーディングとミックスを、角銅真実、NRQ、池間由布子、テニスコーツなどを手がける大城真が担当し、マスタリングはFrederic Staderが行う。またアルバムリリースを記念して、全国8都市9公演をまわるホールツアー『呪文ツアー』の開催が発表された。チケットの先行受付は5月13日(月) まで。■折坂悠太 コメント草葉の陰から、台所のつめたい床。「虚しいね」と言い捨てたすぐ後で、捨てた言葉が気になって、今来た廊下を探して戻る。生姜とにんにくそれぞれひとかけ。玉葱・りんご、1/4きれ。ミキサーの中へ。「大丈夫」の代わりに、呪文を唱える。ディダバディ、ディダバディ、愛しています。<リリース情報>折坂悠太 4thアルバム『呪文』6月26日(水) リリース折坂悠太『呪文』ジャケット●初回限定盤(2CD):4,400円(税込)アルバムCD+インストバージョンCD●通常盤(CDのみ):3,300円(税込)【収録曲】1. スペル2. 夜香木3. 人人4. 凪5. 信濃路6. 努努7. 正気8. 無言9. ハチス<ツアー情報>折坂悠太『呪文ツアー』折坂悠太『呪文ツアー』告知画像9月18日(水) 宮城・日立システムズホール仙台 シアターホールOPEN18:00 / START19:009月20日(金) 北海道・共済ホールOPEN18:00 / START19:009月22日(日) 大阪・サンケイホールブリーゼOPEN17:00 / START18:009月23日(月) 岡山・おかやま未来ホールOPEN17:00 / START18:0010月6日(日) 福岡・電気ビルみらいホールOPEN17:00 / START18:0010月7日(月) 愛知・名古屋市青少年文化センター アートピアホールOPEN18:00 / START19:0010月9日(水) 京都・ロームシアター京都 サウスホールOPEN18:00 / START19:0010月17日(木) 東京・LINE CUBE SHIBUYAOPEN17:30 / START18:3010月18日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYAOPEN17:30 / START18:30■オフィシャル先行:5月13日(月) 23:59まで()公式サイト:
2024年04月26日ロックバンド・ヤングスキニーが、ツアー『“老いてもヤングスキニーツアーvol.4”いったことないとこあったんだ編』を開催することを発表した。本ツアーは、まだ行ったことがないライブハウスを巡る対バンツアーとなっており、7月23日(火) 山口・RISING HALLから10月5日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場まで、全11公演が行われる。ゲストは後日発表される。チケットは、本日よりヤングスキニーオフィシャルファンクラブ「ヤンスキカンパニー」会員限定最速先行の受付がスタート。<ツアー情報>『“老いてもヤングスキニーツアーvol.4”いったことないとこあったんだ編』『“老いてもヤングスキニーツアーvol.4”いったことないとこあったんだ編』ビジュアル7月23日(火) 山口・RISING HALL開場 18:15 / 開演 19:007月25日(木) 徳島・club GRINDHOUSE開場 18:30 / 開演 19:007月28日(日) 和歌山・CLUB GATE開場 17:30 / 開演 18:008月8日(木) 富山・SOUL POWER開場 18:30 / 開演 19:008月10日(土) 秋田・Club SWINDLE開場 17:30 / 開演 18:008月12日(月・祝) 青森・Quarter開場 17:30 / 開演 18:008月28日(水) 宮崎・FLOOR開場 18:30 / 開演 19:008月29日(木) 大分・DRUM Be-0開場 18:30 / 開演 19:009月5日(木) 北海道・函館club COCOA開場 18:30 / 開演 19:009月8日(日) 北海道・帯広MEGA STONE開場 15:30 / 開演 16:0010月5日(土) 沖縄・ミュージックタウン音市場開場 17:00 / 開演 18:00【チケット料金】前売:4,000円(税込)※オールスタンディング(整理番号付き)山口公演のみ2階席指定 / 未就学児入場不可 / 各会場ドリンク代別途必要■ファンクラブ先行(抽選)受付期間:4月26日(金) 21:00~5月1日(水) 23:59<ライブ情報>ヤングスキニー『ヤンスキ春の野音祭り』■ヤンスキ春の野音祭り 東京編5月6日(月・祝) 東京・日比谷野外音楽堂開場 17:00 / 開演 18:00■ヤンスキ春の野音祭り 大阪編5月25日(土) 大阪・大阪城野外音楽堂開場 16:30 / 開演 17:30【チケット情報】前売:5,500円(税込)※全席指定 / 未就学児入場不可チケット情報:()Official HP:
2024年04月26日8月4日(日) に開催される『PSYCHIC FES 2024』の第3弾出演アーティストが発表された。『PSYCHIC FES』は、ロックバンド・PK shampooが主催するサーキットイベント。大阪・BIGCATを中心として、SUNHALL、ANIMA、FANJ twice、Pangea、HOKAGEの心斎橋一帯のライブハウス6会場ほかで行われる。このたび第3弾アーティストとしてKALMA、多次元制御機構よだか、TEMPLE、No Fun、Mega Shinnosuke、目やに!、RAZORS EDGEの出演が決定した。チケットは4月27日(土) 10時より一般発売がスタート。一般発売Aは期間限定価格のスタンディング6,000円での販売となるが、予定枚数終了後は、一般発売Bとしてスタンディング6,800円での販売となる。■ヤマトパンクス(PK shampoo) コメントまずい!好き放題やってたらとんでもない赤字が出そうになってきた!やばい!怒られる!!怒られたくない!!ついては次回のチケットからちょびっとだけ値上げさせてくれ!!つまり是非とも今回買っといてくれ!!ヨロシャス!!追伸:2年前、犬を飼いたくて少々割高でもペット可の今の物件を選んだのですが、結局犬を飼わないまま引っ越すことになりそうです。大家さん、お金を返してください。行きあたりばったりですみません。PSYCHIC FES、よろしくお願いします。<イベント情報>『PSYCHIC FES 2024』8月4日(日) 開場12:00 / 開演13:00会場:BIGCAT / SUNHALL / ANIMA / FANJ twice / Pangea / HOKAGE 他『PSYCHIC FES 2024』告知画像【出演アーティスト】(50音順)アルカラ / 梅田サイファー / Order From Minor. / ガガガSP / かずき山盛り / 加速するラブズ / KALMA / 小林私 / SuiseiNoboAz / 多次元制御機構よだか / the dadadadys / TENDOUJI / TEMPLE / トップシークレットマン / ドミコ / ネクライトーキー / No Fun / THE BACK HORN / PK shampoo / PURIKURA MIND / the bercedes menz / Mega Shinnosuke / 目やに! / 山田亮一 / 夜の本気ダンス / RAZORS EDGE / LOSTAGE / 浪漫革命 他チケット情報:()イベントHP:
2024年04月26日映画『愛と誠』三部作の初となるデジタル配信が、本日4月26日(金) よりプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルでスタートした。『愛と誠』は、1973年3・4合併号から1976年39号まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された、梶原一騎(原作)&ながやす巧(作画)による同名漫画を原作とした実写映画。不良高校生のリーダーと財閥の娘との純愛を描いた学園青春バトルアクションもの、および学園純愛ラブストーリーものという、今や日本映画の人気二大ジャンルのはしり、プロトタイプとも言える作品だ。主演は西城秀樹(1作目)、南条弘二(2作目)、加納竜(3作目)がそれぞれ務め、ヒロイン役は3作共通で本作がデビュー作となった早乙女愛が演じた。また2012年には三池崇史監督、妻夫木聡、武井咲、斎藤工出演で再映画化されている。なお「プラス松竹」での独占配信は本日から3カ月間となる。<作品情報>『愛と誠』(1974年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:石森史郎/山根成之監督:山根成之出演:西城秀樹/早乙女愛/仲雅美/織田あきら/坂上大樹 他『愛と誠』キーアート【ストーリー】信州・蓼科高原のスキー場。財閥の娘、早乙女愛は危うく谷に転落する寸前、少年、太賀誠に助けられる。彼の額には傷が残った。9年後、ふたりは意外な、そして運命的な出会いをする。名門・青葉台高校のアイドルになっていた愛とその仲間が、合宿中暴走族に絡まれるのを救ったのが、地元の不良高校生のリーダー、誠だった。愛は、傷の償いをすべく父の力を借りて、誠を青葉台高校に転入させる。凶暴な誠は、1日目から問題を起こした。さらに誠は不良仲間を支配し、その横暴は日増しにエスカレートしていく……。配信リンク: 松竹株式会社『続・愛と誠』(1975年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:石森史郎/山根成之監督:山根成之出演:早乙女愛/南条弘二/森次晃嗣/中川加奈/多岐川裕美 他『続・愛と誠』キーアート【ストーリー】青葉台高校を退学させられた太賀誠は、悪名高い花園実業へ転校。早乙女愛も誠を追って転校する。花園実業には、誰もが畏怖するスケバングループがいた。ふてぶてしい誠の態度にその中のひとりが襲いかかるが、反対に逆さ吊りにされる。それは、彼女たちへの誠の宣戦布告でもあった。誠はスケバンの影の大番長を探すが、なかなか見つからない。そんな時、新人の体育教師が襲撃される事件が起きた。その犯人こそ、影の大番長高原由紀だった。配信リンク: 松竹株式会社『愛と誠・完結篇』(1976年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:山根成之監督:南部英夫出演:早乙女愛/加納竜/柴俊夫/白木万理/東八郎/大滝秀治 他『愛と誠・完結篇』キーアート【ストーリー】悪の温床、花園実業高校に通う愛と誠。ある夜、愛に脅迫電話があった。「誠に転校するよう伝えろ。彼の命が惜しければ」。愛から忠告された誠は、逆に新たな挑戦状に闘志を燃やす始末だった。翌朝登校した誠の教室は、悪名高いヤングマフィア「緋桜団」に占拠されていた。檀長の砂土谷峻の鞭が誠に飛び、打ちのめされる。そこに割って入ったのが、高校の理事長で政財界の黒幕、座王だった。座王と峻は実の親子で、子どもの頃に目を傷つけられた峻は家を飛び出した過去がある。その日以来、誠と峻の因縁の対決が始まった。そして突然、早乙女家に重大事件が起き、最大の危機が迫る……。配信リンク: 松竹株式会社プラス松竹 公式サイト:
2024年04月26日4月13日、14日の2日間、大阪・天王寺公園エントランスエリアてんしばで、大阪・西成を拠点とするブルワリー『Derailleur Brew Works』と、関西最大級の無料ローカルフェス『GREENJAM』がタッグを組んだ野外音楽フェス『坂ノ上音楽祭』が開催。キセルやSPECIAL OTHERS、TENSAIBAND BEYOND、土岐麻子らが出演した同フェスの2日目にego apartmentが登場。気温25℃の夏日、桜も満開のお花見ウィークエンドのてんしばで最高にアツいステージを繰り広げたego apartmentのライブをレポートする。まだライブが始まる前、リハーサル中のego apartmentの演奏に引き寄せられるようにステージ前のスタンディングエリアに人が集まってくる。会場の天王寺公園にはフットサルコートや小さな子どもが遊べるアトラクションがあり、天王寺動物園も隣接。晴天に恵まれたこの日は、親子連れや友達同士がひしめき合うスタンディングエリアと、その奥のピクニックエリア、さらにその奥に広がる広大なフリーエリアもシートを広げてくつろぐ人で満杯。大人も子どもも芝生でくつろぎながらクラフトビールとグッドミュージック、DJやトークライブが楽しめると謳う『坂ノ上音楽祭』ならではの光景だ。「Next Live Artist, ego apartment!」とアナウンスがかると、White Townの「Your Woman」にのせてego apartment の3人が歓声に迎えられ登場。ステージ中央に集まり、お互いに気合を入れるようにそれぞれの背中を両手で叩き合うと、ステージ向かって左にZen(Gt&Vo)、中央の少し奥まったところにDyna(B)、右手にShu(Vo&Gt)といういつも通りの立ち位置へ。「よろしくお願いしますego apartmentです!」とZenが観客に呼びかけ、オープニングは「1998」。イントロのベースパートでステージ前方に歩み出るDyna。低く囁くようなZenのボーカルと、Shuのハイトーンが交差しながら気だるいグルーブを生み出してゆく。真っ青な空の下にいながら深夜のような酩酊感を覚え、それも心地よい。Zen(Gt&Vo)「NEXT 2 U」のイントロが聴こえると、「wow!」という歓声が上がり、曲に合わせてクラップが起きる。Dynaは嬉しそうに微笑む。哀愁を帯びた曲調ながら、DynaとZenが向かい合ってプレイする姿に観客のテンションも高まっていく。私の背後で「えっ、ドラムいないんだ!」という驚きの声が聞こえたが、彼らはサポートメンバーを入れず3人+同期を使ったステージを行うのがデフォルト。が、昨秋のワンマンではShuが数曲でドラムをプレイする場面もあり、この先いくらでも起こりうるであろう変化に期待もしている。続く「Wrong with u」は青空を仰ぎたくなるような心地よいメロディー。彼らの曲は英語詞中心で、時折ごく自然に日本語詞が差し込まれる。この曲でもZenのブルージーな低音ボーカルに体を揺らしていると、Shuの「時間はもうないとりあえずバイトゆくわ」というフレーズがひょいと顔を出す。サイパン出身で兵庫育ちのDynaとオーストラリア出身のZen、大阪出身で中学時代から洋楽中心の音楽ライフを送っていたShu。3人ともが作詞作曲をし、関西を拠点に2020年からego apartmentとしての活動が始まった。この日はホームである関西ということや、駆け出したくなるような春の陽気も相まってか、ステージの3人もとてもリラックスして演奏を楽しんでいるように見えた。MCでは、「言わなアカンことがいっぱいある」とDynaが思い出したようにメモを取り出し、5月29日に2年ぶりのニューアルバムをリリースすることや、その2ndアルバムのリリースパーティーを6月27日に大阪で開催することをお知らせ。「メモ用意してるんや」と笑うZenも含め、クールなステージ運びとMCでの飾らない素顔のギャップも彼らのチャームポイントだ。Shu(Vo&Gt)中盤は「FOG」からスタートし、1日の始まりを思わせる清々しい「mayonnaise」からシームレスに「N o o N」へ。この2曲は彼らのライブではおなじみの流れだけれど、ライブハウスとは景色の違う抜けるような青空の下、デイタイムに体感できるのは格別だ。掲げた手をゆらりと風にまかせて踊る人。日差しを避けるようにego apartmentのタオルを肩にかけてステージに見入る人。風に乗って飛んできた桜の花びらが前に立つ人の肩にはらりと舞い落ちる最高のロケーションの中、各々が自由にライブを楽しむ姿が目に心地よかった。続けて「1月にリリースした新曲を聴いてください」(Dyna)と「mad cooking machine」を。ゆらめくようなギターと浮遊感のあるトラックはまるで深海で踊っているよう。ShuのファルセットとZenの低音ボーカルが重なるパートは、ハモるというよりそれぞれの持ち味が発色していて良い。ダンサブルだけれど熱量はそれほど高くなく、漂うムードも温度もひんやり。それでいて気づけば音の波間に体を委ねている。続く「Sensation」では深海から原色の世界へ一息にワープ。ギターのカッティングで、「one, two, three!」の掛け声で観客のテンションを上げていく。ego apartmentの歌詞を紐解いてみると実は内省的な色合いが濃いものも多いのだけれど、それがメロディーに乗りサウンドで彩られると、まさに昇華というのか途端にダンスナンバーとなって聴く者を酔わせる。続いて披露された「Weigh me down」もそう。タオルをガンガンに振り回すようなアッパーな盛り上がりとはまた違った、聴き手の体の芯に作用しじっくりと解き放っていくような高揚感を味わわせてくれる。Dyna(B)「OKラスト!」の掛け声とともに、最後の曲である「huu」が賑やかに騒々しくスタート。「1、2、3、4!」のカウントでDynaが煽れば、瞬く間に火が広がるようにスタンディングエリアではあちこちでジャンプする人や、拳を上げる人が。ステージ前方へせり出たDynaは羽を広げるように両手を伸ばし風と一体化するかのよう。そのDynaと向き合ってギターを掻き鳴らすZenはどんどんボルテージが上がり、最後にはステージに仰向けになり頭の上でギターをプレイ。ライブが最高潮に達する中、「ありがとうego apartmentでした!」の言葉を残しステージは終了。メンバーがステージを去るまで拍手と歓声が続いた。MCでも告知された2年ぶり2枚目となるフルアルバム『ku ru i』は果たしてどんなアルバムになるのか。昨秋のワンマンでいくつか新曲がプレイされ、中には磁石のS極とN極ぐらい真反対の方を向いた曲もあり、改めて3人の中から湧き出るアイディアの奥深さに驚嘆させられた。ヒップホップやR&B、ソウル、インディーロックもエレクトロもK-POPもJ-POPも幅広く滋養とするユニークでキャッチーな音作りはego apartmentの大きな魅力であり持ち味だ。そのアルバムを携えたリリースパーティー『ego apartment presents O do ri Ku ru i』は6月27日(木)心斎橋Yogibo META VALLEYにて開催。アルバム発売から約1カ月を経過し、『ku ru i』の曲たちがじっくりとリスナーに浸透していった頃にパーティーの幕が開く。そしてリリースパーティー=ワンマンかと思いきや、スケジュールではこの日のACTは“ego apartment and special more…”と表記されている。ego apartment プラスDJ?ゲストバンド?さらにこのパーティーはオンラインチケットも用意され、ワールドワイドに配信。世界のどこにいても、誰でも同じひとときを楽しむことができるこのパーティーが待ち遠しいし、この夜何が起こるのか、この目と耳で確かめたい。Text:梶原有紀子Photo:@shohnophoto<公演情報>坂ノ上音楽祭2024年4月14日(日)てんしば(天王寺公園)セットリスト1.19982.NEXT 2 U3.Wrong with u4.FOG5.mayonnaise6.N o o N7.mad cooking machine8.Sensation9.Weigh me down10.huu<イベント情報>ego apartment presents『O do ri Ku ru i』6月27日(木) 大阪・Yogibo META VALLEY開場19:00 / 開演19:30出演:ego apartment / and more※配信あり。配信期間は6月27日(木) 19:00〜6月28日(金) 17:00までチケット情報:()公式サイト:
2024年04月26日全国から3000人以上が応募した声優ガールズユニットオーディションから選ばれた8人で結成されたIBERIs&(イベリスアンド)。昨年3月のメジャーデビュー以来、すでに5枚のシングルをリリースし、1周年を経た5月6日には3回目のワンマンライブを行う。メンバーから小川華果、園田れい、西尾桃子の3人に、これまでの経緯を踏まえたステージへの想いを聞いた。――メジャーデビューから1年になりますが、デビュー前の皆さんはどんな生活を送っていたんですか?小川高校を卒業してすぐ、焼肉と日本料理を出すお店の厨房で働いていました。もし声優になれなかったら、料理の道もいいなと思って。――「特技はキャベツの千切り」とアピールしています。小川かつらむきや魚のさばき方も教えてもらいました。覚え切ってない時点でやめてしまったので、うまくはさばけないんですけど(笑)。――メンバーに料理をふるまったことも?園田1回も手料理を食べたことがないです(笑)。西尾キャベツの千切りが特技と知って2年経つのに(笑)。小川私の家のキッチンが狭いので。いつかみんなにふるまえたらいいなと思います。西尾ふるまわれたい(笑)。園田楽しみにしているね!――小川さんは歌も特技にされていますが、練習していたんですか?小川レッスンを受けたことはなかったんですけど、学校で毎日歌っていました。生徒会の副会長をやっていて、放課後に生徒会室から距離が離れた職員室まで「聞こえていたよ」と言われるくらいの声量でした(笑)。西尾私は高校を卒業して少しだけ、声優の養成所に通っていたんですけど、一回挫折してしまいました。それでフリーターになって、何も考えずに過ごす時期がありました。でも、歌もダンスも好きだし、やっぱり声優になりたいと思った時期に「SUN AUDITION」があって、「受けてみるか」と。――バイトもしていたんですか?西尾高校生の頃から、ずっとやっていました。うどん屋さんとか、全部接客業です。人と話すのが好きで、ずっとニコニコしていました。――西尾さん目当てで、うどん屋さんに来るお客さんもいたでしょうね。小川いそう!西尾話し掛けられるのは日常茶飯事でした(笑)。――あと、西尾さんは2歳からサンバをやっていたそうですが、そんな小さい頃にどう始めたんですか?西尾サンバチームが練習しているところに、勝手に飛び込んでいって踊ったのがきっかけらしいです。記憶はないですけど、導かれたのかなと。それから家族みんなでサンバをするようになりました。母が一緒にダンサーになって、父がバテリア(楽器隊)に入って。――IBERIs&でダンス経験があったのは、西尾さんと日菜さんだけとか。西尾中学までサンバをやって、高校ではダンス部に入って、K-POPのカバーとかしていました。――園田さんは3月まで女子大生だったんですよね。園田オーディションを受けるまでは普通の大学生で、芸術系のことを学んでいました。アニメーションの制作をメインに、油彩、水彩、版画、陶芸とかいろいろと。面白おかしい学生生活でした。――合コンに行ったりも?園田そういうのとは一番ほど遠かったです(笑)。でも、イラストを描くのが大好きで、美術や芸術をたくさん勉強できた4年間はすごく楽しかったです。――卒業制作は仕事をしながら大変だったのでは?園田制作期間は一番大変でしたね。2分弱のアニメーションで、プロジェクションマッピングで縦長の画像を出して、インスタレーションをする展示作品を作りました。仕事をしていることは大学の人にあまり言ってなかったんですけど、授業に出られないときは親しい友だちに助けてもらって、どうにか完成しました。いつかみなさんにも公開したいです。小川頑張っていたもんな。――IBERIs&に入ってから、変わったところもありますか?西尾人間としての成長を自分で感じます。昔は人生楽しければいいという感じで、頭を動かすこともしてなくて、勉強とかも逃げていたんです。それが、この世界で「逃げちゃダメだ!」みたいな気持ちが芽生えました。プロの凄さを目の当たりにしながら、精進しています。小川調理師として働いていても、どこかで声優をやりたい気持ちがあったから、身が入らないときもあって。「本当にやりたいのはこれじゃない」と思っている自分がいました。IBERIs&には最後の挑戦と決めて入って、これこそやりたいことでしたけど、妥協していたら、お仕事はもらえない。ツケは全部自分に回ってくる。日々の練習は欠かせないし、自分の人生に対する責任感はすごく持つようになりました。――北海道から上京して、生活で戸惑いもありました?小川東京は北海道より寒く感じます。西尾エーッ?小川ビル風がすごく吹くから冷たくて。2月に久々に北海道に行ったときも、気温はマイナス2度とかでも日差しがあって、暖かかったです。あと、東京は風が吹く分、花粉がすごく飛んでますよね。私は花粉症がひどくて、くしゃみのしすぎで声が変わってしまったり、体調面で悩まされることは多いです。園田IBERIs&で1年半くらい活動してきて、自分の知らなかった領域の自分を知りました。こんなに泣くタイプとは思ってなかったんです(笑)。中学や高校の卒業式でも涙はカラッカラで「みんなバイバイ」みたいな感じでしたけど、オーディション中から最近でも、すごく泣いてしまって。――どんなことで?園田いろいろあります。自分について考えすぎて、かえって何もわからなくなったり。お芝居に悩んで世界の終わりみたいな感じでグショグショに落ち込むこともありました。そんなとき、桃子も華果も親身になって相談に乗ってくれて、励ましてもらえて。ユニットの活動は人生で初めてで、仲が悪くなったりするのかなと思っていたんですけど、身近に切磋琢磨し合える仲間がいることがこんなにありがたいんだと、元気をもらえました。――最初の頃と印象が変わったメンバーもいますか?西尾いますね。この3人はオーディションから同じグループで、華果は最初おとなしくてあまり喋らない印象でした。「私なんて……」って謙遜するタイプかと思っていたら、めっちゃひとり言が多くて、一番のカマチョでした(笑)。園田わかる!「こんなに喋るんだ」と思った(笑)。小川たぶん思ったことを全部口に出しているんです。西尾最近の一番の口ぐせが「むくんできた」という(笑)。小川すぐむくむんです。たとえばうどんを食べると、スープを飲んだ瞬間から、むくみ始めます(笑)。私は桃子をテンションが高い子かと思ったら、それだけではなくて、周りをよく見ていてリーダーシップもありました。れいはオーディションで残っていた20人が写真を撮影した日に、すごく泣いていました(笑)。園田泣いちゃった~(笑)。カシャカシャ撮られて緊張して、スタッフさんに「大丈夫だよ」と言われてフーンとなっちゃって。小川か弱い女の子かと思ったら、発言が面白いし、哲学的なことを考えているんです。西尾難しい言葉を発します。3次審査の会場で爆ウケしたのが、「このオーディションに受からなかったら、どうします?」と聞かれて「バクチします」と言って(笑)。ひと言でフロアを沸かせていました。園田そんなこと言ってた?「気づいたらここまで来ていて、時は過ぎ去って、諸行無常ですね」みたいなことは言った記憶があります(笑)。桃子は裏表がないというか、ずっとワーッとしている感じで、イメージが一貫しています。華果は……難しいな(笑)。小川何だよ(笑)。最近れいに言われたのは「IBERIs&で唯一年上に思える」と。園田最年長が(大橋)海咲と(三波)春香で、次が華果、その下が私ですけど、海咲と春香は私と同い年な感じがするんです。華果だけが年上だなと。小川何ででしょう?園田オーディション期間中、助けてもらっていたんです。私はまともに周りと関わらず、端っこで小さくなっていましたけど、華果だけはやさしくしてくれて、他に話せる人がいなくて。その印象があるかもしれません。――園田さんの食いしん坊ぶりは昔からですか?西尾最初から、お弁当が余分に用意されていると、1コ食べたあとに「もう1コいいですか?」と言っていたよね(笑)。園田今日はちょっと少なめにしようと、ごはんをよそって席に行ったら、近くにいたメンバーがのぞき込んで「こんなに食べるの?」と言われたことがありました(笑)。西尾基準から大盛りなんだね(笑)。――『バズリズム02』でIBERIs&が密着されたときは、ダンスレッスンについて園田さんが「毎日のように泣いてた」と話してました。園田初心者で全然うまくできなくて、毎回落ち込みまくっていました。「もうダメだ」となって、何とか復活して、また落ち込んで……と毎日繰り返していて。小川私もダンスは未経験で、「どんな体の動かし方をしたら、そうなるんだ?」と理解するまで、すごく時間が掛かりました。今でも振り覚えは遅いですけど、何とか食らいついています。西尾私は最初、世の中を知らなくて謎の自信を持っていましたけど、この世界で周りの人を見て、全然足りないと気づきました。あの凄い技術を自分も身に付けようと、日々頑張っています。――西尾さんは泣きはしませんでした?西尾いや、聞いてください。私、初期は泣き虫キャラだったのが、れいに盗られたんです(笑)!園田盗ってはいないから(笑)。西尾本当に凄かったんです。毎回リリースイベントで感想を言うたびに、泣いていましたから(笑)。「こんなに皆さんがいてくれて嬉しい。ふえーん……」みたいな。でも、先輩の吉岡茉由さんに「ステージでは涙を見せない。みんなが不安にならないように、私は強いんだと示している」とおっしゃっていて。それから泣かないようにしました。園田私だって、それからステージでは泣かないようにしているし(笑)。でも、いまだに春香は日菜が喋ると「うえーん……」って泣いてます。小川何かもう母親目線なんだよね(笑)。園田最年長が最年少を見て「成長したね」って母性を感じちゃって(笑)。――5月6日にメジャーデビュー1周年のワンマンがありますが、これまでで特に印象深いステージはありますか?西尾としま文化の日に池袋のグローバルリングでやったライブは、私たちを知らない方もいっぱい駆け寄ってきてくれて。小川オープンスペースだったので。西尾ライブ中に、お客さんがガーッと多くなってきたんです。園田それが目に見えてわかったので嬉しくて。盛り上がりを肌で感じて、楽しかった気持ちをいまだに思い出します。小川私たちのファンの&er(アンダー)の皆さんも「俺らのIBERIs&だぜ」みたいに誇りに思ってくれていたのも、すごく伝わってきました。――初期の北海道遠征のVlog動画では、小川さんが「心臓が痛い」と言っていました。小川言ってました?まだ何もわからない状態で、地元でいいところを見せなきゃという気持ちもあって、余計に緊張していたんだと思います。家族も来ていて、ステージに立っている私を見て目の前で泣き出したので、私もつられて泣きました(笑)。西尾初めて8人全員揃ってステージに立ったのが、あの「ルスツうまいもんまつり」だったんです。園田お披露目イベントは、私が体調不良で出演できなかったので。初ステージがまさかの北の大地になりました。緊張して「ステージに出たらMCであの話をして、ダンスをして歌って……。あーあーあー、ちゃんとできるかな?」みたいな感じでしたね。懐かしいな。今は全然緊張しなくなりました。西尾私は昔から緊張しないタイプです。サンバのステージにいっぱい出ていたので、人前には慣れていて。園田メンバーの春香は、さっきから名前がよく出ますけど(笑)、いまだに緊張していて「背中を叩いて」と言われます。西尾私もMCはいまだに緊張するときがあります。でも、ステージの最中は、いろいろなことに気を配りながらも、楽しむことができています。――出番前の楽屋はどんな感じですか?園田ずっと変な話をしているよね。ここでは言えないような(笑)。西尾くだらない話です(笑)。園田気持ちがちょっと落ちたとき、上げるためにミニゲームをやるのが、メンバー内で流行っています。西尾MCの打ち合わせをして頭がいっぱいになってくると、リセットするためにほうれんそうゲームをしたり。――西尾さんは=LOVEの有明アリーナを観たそうですが、学ぶこともありました?西尾小さい頃からアイドルが好きで、いろいろなグループを見てきましたけど、今は=LOVEさん、≠MEさんが一番。ライブもいつも行っていて、本当に素晴らしくて。この前はステージに近い良い席で、憧れでお手本の皆さんを間近で見られて、いっぱい吸収して帰ってきました。――どんなことを?西尾皆さん、自分の歌割でないところでもずっと世界観に入っていて。踊り方や歌い方が曲によって全然違うし、声も変えられています。ライブとしてのクオリティがすごく高いので、IBERIs&もそんなふうになりたいと思いました。――髙松瞳さんの推しうちわを持った写真がSNSで上がっていました。西尾瞳さん推しです!でも、大谷映美里さんのような女性らしさに溢れた方も好きで、どっちもなりたい対象ですね。――IBERIs&のライブの良さはどんなことだと思いますか?西尾セトリに毎回こだわっていて、スタッフさんと話し合っています。カッコいい曲、かわいい曲、盛り上がる曲、感謝を伝える曲など盛りだくさん。IBERIs&のいろいろな顔が一気に見られるところが私たちのライブの良さだと思います。あと、MCが面白い!園田いろいろな意味でね(笑)。西尾私たちのワチャワチャ感を詰め込んで、お客さんにもツッコんだり。みんなで会話しているようなアットホーム感があります。園田ポンコツMCとも言われますけど(笑)。西尾事前に話すことを考えていても、メンバーの話を聞いていると、ツッコむところが多すぎて(笑)。個性が8人バラバラなので。園田楽しい雰囲気は感じられると思います。――最新シングルの「UUUUU」が初のラブソングだったので、かわいさもよりフィーチャーされますか?園田そこは出します。恋するキュンキュンを全力で表現します。西尾メンバーの顔がかわいいんですよ(笑)。かわいらしい表情が似合う子が多くて、MVでもそこを押し出しているので、注目してほしいです。声もかわいいしね。園田声優アーティストなので、みんなレコーディングからなり切って、かわいさをめっちゃ出しています。西尾私もいつもの13倍くらいのかわいさを絞り出しました(笑)。――今度のライブでは、今までにない取り組みもありますか?園田特典会でね。西尾スタッフさんとメンバーで大会議をしたんです。新しいことをやります。「UUUUU」のMV、とってもかわいいですよね。小川キュンとするシーンが多くて、ハイライトがすごい。西尾それだけ言っておこうかな(笑)。――今の話にヒントがあるわけですか(笑)。本番までに個々で磨いておきたいことも?小川体力作りはすごく大事だと思います。曲数がさらに増えて、5thシングルのカップリングの「Merry Go-Round」では、サビをほぼ1人で歌わせてもらっているので。どんなセトリの組み方になっても、常に全力で歌えるようにしないと。――体力作りのために、どんなことをしているんですか?小川ジムに通ってランニングをしたり、久々にプランクも始めました。西尾地味にキツいよね。体をねじったり。小川運動なんて全然してこなかったんですけど、かわいい自分を見てもらいたいのでがんばります!西尾私はお客さんと目を合わせて踊るのが好きですけど、歌とダンスとファンサのバランスが難しくて。いい感じに全部をバランス良くできるようになりたいと思っています。園田私も筋トレを毎日コツコツしています。こんなに脚が出る衣装が初めてということもあって。YouTubeの動画で腹筋、プランク、脚パカとかメニューをまとめて、「これは脚痩せのため」「腹筋を割るため」と一連でやっています。――結構ハードそうですね。園田1日の終わりにやっているので、眠すぎるときは気絶しそうになります(笑)。でも、皆さんにもっと素敵な私を見てもらいたくて。――食べる量も減らしますか?園田そこは妥協しません(笑)。食べた分はエネルギーとして体力や筋力に還元して、きれいになっていきます!Text:斉藤貴志Photo:小境勝巳ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<ライブ情報>IBERIs& ワンマンライブ ”Magic Hour” vol.3〜UUUUU〜2024年5月6日(月・休) GARRET udagawa16:30開場 / 17:00開演チケットはこちら:()IBERIs&オフィシャルサイト
2024年04月26日5月3日(金・祝) より公開される映画『マイ・スイート・ハニー』より、ユ・ヘジンのインタビューが到着した。本作は、ユ・ヘジン演じる仕事中毒の製菓会社研究員チャ・チホが、何事にもポジティブなシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで、初めて恋を知る物語。1997年の映画『ブラック・ジャック』でデビュー以降、『ベテラン』『梟ーフクロウー』『コンフィデンシャル:国際共助捜査』など、様々作品に出演しているユ・ヘジン。本作では初のラブコメに挑戦し、第28回春史国際映画祭の審査委員特別賞(俳優部門)を受賞している。──本作出演のオファーを受けた際のお気持ちと、最初に脚本を読んだ際の感想をお願いいたします。『ワンドゥギ』という作品を観て、イ・ハン監督の作品に関心を持っていましたが、ちょうど『マイ・スイート・ハニー』のシナリオを受け取りました。ファン・スンウォンの小説『ソナギ(にわか雨)』を想起させるような純粋さもありながら、おもしろかった。傷を抱えた男女のロマンスがどう描かれるのか気になり、穏やかな微笑を浮かべるような物語が心に染みたんだと思います。シナリオを興味深く読みました。──本作でラブコメディに初挑戦され、ユ・ヘジンさんの新たな一面を観ることができました。チホという役を演じるにあたって、まずどのように役作りをされたのでしょうか。また、チホさんとご自身との共通点はあると思いますか?物語に入り込むと、キャラクターが自然とできてくる方です。現実感覚というものがまったくないチホが恋に落ちて、ときめきと痛みを感じるのですが、初めて感じるそういう感情にどう反応するのか考えているうちに、自然とキャラクターができてきたんだと思います。相手と手をつなぎたくてしょうがないのに、つなぐまでものすごくドキドキした記憶や、一緒にいて別れた途端また会いたいような感情を思い起こしながら、チホを作り上げました。──演じるにあたって難しかった点、苦労された点がありましたら、教えてください。チホは現実感覚がなく、社会性も不足していますが、イルヨンがチホを“なぜ”好きなのかという疑問を感じさせてはいけないと思いました。ですから、現実感覚はないけども、イルヨンが十分愛するに値するキャラクターにしないといけない。そのバランスを考えました。イルヨンが一目ぼれするような、チホの純粋な魅力をどう表現するか、ずっと考えていました。──チャ・チホを演じる上で、監督から何か注文はありましたか?またアドリブはどの程度入れられましたか?作品の準備をしながら、演出するイ・ハン監督の実際の姿をいろいろ参考にしました。監督は本当に純粋で、まるでチホのような感じなんです。だからこの映画が人間味の感じられる映画になったんだと思います。──キム・ヒソンさんとの初共演は、いかがでしたか。愛の物語なので、相手方の俳優との相性がとっても重要な作品なんです。キム・ヒソンさんの性格の良さはよく聞いていましたが、現場で会ってみると、びっくりするぐらい、相手の俳優を居心地よくしてくれます。スタッフたちも、ミーアキャットみたいにいつもキム・ヒソンさんを待っていました(笑)。キム・ヒソンさんの明るいエネルギーのおかげで、私もいい影響をたくさん受けた気がします。──キム・ヒソンさんとのシーンでもっとも印象的だったシーンと、その理由を教えてください。映画の中で、イルヨンとチホが別れる場面があります。イルヨンが別れようと言って人波の中に入っていくシーンの撮影で、私が大泣きしました。モニターを見ながら、私も監督もヒソンさんも涙を流したのを覚えています。シナリオには「人波の中に消えていくイルヨンを見る」と書かれていたのですが、私がチホになって考えてみると、その感情はただ眺めているのでは収まらず、座り込みました。純粋な愛を感じた場面でした。──その他のキャストの方々や監督との現場でのエピソードで、印象に残っているものを教えてください。ドライブインシアターでの撮影場面は、NGが何度も出たんですが、笑いながら楽しく撮影した記憶があります。露出は避けたい方なのですが、この場面では私がちょっと積極的にアイディアを出しました。チホのような純粋な人が慌てふためく姿を見せるとおもしろいだろうと思ったんです。ズボンが脱げて慌てるチホの姿がうまく撮れたと思います(笑)。──本作ならではの魅力は何だと思われますか?『マイ・スイート・ハニー』は刺激的でない、本当に純粋な愛の物語を描いた映画です。日本の観客の皆さんも見て共感できる、温かく純粋な物語という点が、この作品の最大の魅力だと思います。<作品情報>映画『マイ・スイート・ハニー』5月3日(金・祝) 公開公式サイト: Inc. & MOVIEROCK ALL RIGHT RESERVED
2024年04月26日KUNIOの新作公演、KUNIO16『ゴドーを待ちながら』の上演が決定した。『ゴドーを待ちながら』は、サミュエル・ベケットが1952年にフランス語で初出版し、その翌年にパリで初演されて以降、不条理演劇の代名詞として多くの演出家によって上演し続けられている戯曲。今回、KUNIOでは、2016年に河合祥一郎が主宰する“Kawai Project”での上演時に新翻訳を行った台本(未出版)を元に上演を行う。出演は、小田豊、外山誠二を中心に、所属する劇団「柿喰う客」にとどまらず幅広く活躍する大村わたる、杉原邦生演出の木ノ下歌舞伎『勧進帳』にて弁慶役で強烈な印象を残したリー5世、という杉原が信頼を寄せる俳優たちと、今回が舞台初挑戦となる中山翔貴まで、バラエティに富んだ顔ぶれとなった。上演は2024年6月、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて。■演出・美術 杉原邦生 コメントとある公演の終演後、楽屋のベンチで雑談しながら、何の気なしに「今後演ってみたい戯曲ってあるんですか?」と尋ねたとき、小田豊さんは「死ぬまでに『ゴドー(を待ちながら)』を演りたい」と、即答してくれました。『ゴドーを待ちながら』は、僕自身いつか上演したいと思い続けていた作品のひとつでしたが、KUNIOの企画会議で何度か候補にあがっても、その度、いま(その時)ではない気がして、先送りになっていました。だから、なんだか勝手に運命的なものを感じてしまい、その場で「じゃあ、KUNIOで企画していいですか?」と言ってしまいました。こうして、今回の上演は思いもかけないきっかけからスタートしたのです。僕たちは、忙しなく日常を動き続けているとき、〈動かぬもの〉に気づけないことがあります。その〈動かぬもの〉とは、物理的に存在しているものだけではありません。終わりの見えない課題、変えようのない事実、答えのない問い、自分の中にある感情、記憶もしかすると、僕たちはいつも、それら〈動かぬもの〉に気づけていないのではなく、気づけていないことにしているだけなのかもしれません。なぜなら、そのものたちに真剣に目を向けようとしたとき、僕たちの思考もまた、忙しなく動き続ける日常の中で〈動かぬもの〉になってしまうからです。小田さんと『ゴドー』を演ろうという話をして、さっそく戯曲を読み直してみたとき、なぜか、涙が溢れてきました。あの場から動かぬふたりの男たちは、必死に〈動かぬもの〉に対峙しようとしている、そう見えたからなのかもしれません。そして、あのとき何の気なしに聞いていた小田さんの「死ぬまでに」という言葉が、僕の中に〈動かぬもの〉として残っていたからなのかもしれません。目まぐるしく動きつづける現代で、僕たちはいま、多くの〈動かぬもの〉にどう向き合うべきなのか。そんなことを考えながら、絶大な信頼を寄せるお馴染みのキャスト、スタッフと共に、KUNIO版『ゴドーを待ちながら』をお届けしたいと思っています。<公演情報>KUNIO16『ゴドーを待ちながら』6月22日(土)〜30日(日) 神奈川・KAAT神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉※受付は開演の45分前、開場は30分前より原作:Samuel BECKETTS “EN ATTENDANT GODOT”翻訳:河合祥一郎演出・美術:杉原邦生【出演】小田豊外山誠二大村わたるリー5世中山翔貴【チケット料金】([全席自由席・整理番号付)一般:5,500円プレビュー割引:4,500円(6月22日(土) のみ)夜割引:5,000円(6月27日(木) のみ)25才以下割引:3,500円※未就学児はご入場いただけません。※一般料金のチケットで年齢割引の対象者様が入場されても差額の返金はできません。また、年齢割引のチケットで一般の方がご入場される際は、公演当日に受付で差額のお支払をお願いいたします。※25才以下割引は前売のみが対象。※公演中止の場合を除き、ご予約・ご購入いただきましたチケットのキャンセル・変更は承れません。※やむを得ぬ事情により、記載内容・公演情報などに変更が生じる場合がございます。■チケット一般発売5月18日(土) 10:00
2024年04月26日イギリスの作家A・A・ミルンによる児童小説『クマのプーさん』を原作に、ディズニーが1960年代からたびたび映像化し、キャラクターたちを不動の人気者にしてきた『くまのプーさん』シリーズ。そのプー、クリストファー・ロビン、ピグレット、ティガーらが、なんとミュージカルとなってお目見えする。2021年にオフ・ブロードウェイで初演され、その後世界各地で上演されてきたミュージカルの日本版が、明日4月27日(土)に東京・日本橋三井ホールで開幕。5月6日(月・休)までの東京公演を皮切りに、日本人キャストがパペットを操りながら日本語で演じる『くまのプーさん』が、7月14日(日)まで全国10都市を回る。ミュージカル『くまのプーさん』アメリカ公演より @2023 Disney.All Rights Reservedミュージカル『くまのプーさん』アメリカ公演より @2023 Disney.All Rights Reservedディズニーと共同で本作を製作したのは、ほかにも『はらぺこあおむし』『パディントン』『セサミストリート』『ピーターラビット』といった人気キャラクターたちの物語を、パペットを使って舞台化してきているロックフェラー・プロダクションズ。ストーリーは原作とアニメシリーズを基に同社が新たに創作したもので、音楽は主にリチャード&ロバート・シャーマン兄弟(『メリー・ポピンズ』)がアニメシリーズのために書いた楽曲で構成されるほか、原作者ミルンの書いたプーの「鼻歌」もあちこちに登場するという。日本版の主催は、『シュレック・ザ・ミュージカル』ミュージカル『魔女の宅急便』などの実績を持つアークスインターナショナル。同二作で演出や音楽監督を務めた、共に劇団四季出身の岸本功喜と小島良太が、今作でも日本版演出補と翻訳を担う。キャストは、くまのプーさん役に横山達夫・養田陸矢・岩田大輝、ピグレット/ルー役に新田恵海・石橋佑果、ティガー役に風間由次郎・伊藤広祥、クリストファー・ロビン役に櫻井碧人・村山董絃・笹本旭ら(各役ダブル/トリプルキャスト)。パペットたちと子役が100エーカーの森を駆け回る、ゴールデンウィークにぴったりのファミリー向けエンターテインメントと言えそうだ。ミュージカル『くまのプーさん』アメリカ公演より文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』脚本・演出:ジョナサン・ロックフェラー作詞作曲:シャーマン・ブラザーズ、A.A.ミルン追加作曲:ネイト・エドモンソン日本版演出補:岸本功喜翻訳:小島良太出演:くまのプーさん:横山達夫養田陸矢岩田大輝ピグレット/ルー: 新田恵海石橋佑果ティガー:風間由次郎伊藤広祥イーヨー/オウル/ラビット:鈴木たけゆき深堀景介岩田大輝カンガ:渡辺七海澤田美紀クリストファー・ロビン:櫻井碧人村山董絃笹本旭【東京公演】2024年4月27日(土)~5月6日(月・休)会場:日本橋三井ホール(COREDO室町1)【愛知公演】2024年5月11日(土)・12日(日)会場:岡崎市民会館 あおいホール【千葉公演】2024年5月18日(土)・19日(日)会場:松戸市民会館【大阪公演】2024年5月23日(木)~5月26日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール【埼玉公演】2024年6月1日(土)・2日(日)会場:あげお富士住建ホール(上尾市文化センター) 大ホール【宮城公演】2024年6月8日(土)・9日(日)会場:多賀城市民会館 大ホール【神奈川公演】2024年6月15日(土)・16日(日)会場:相模原市民会館ホール【福岡公演】2024年6月22日(土)・23日(日)会場:キャナルシティ劇場【広島公演】2024年7月6日(土)・7日(日)会場:広島国際会議場 フェニックスホール【静岡公演】2024年7月13日(土)・14日(日)会場:静岡市民文化会館 中ホールチケット情報:()公式サイト:
2024年04月26日体験型「恐竜」ライブエンターテインメント『DINO SAFARI(ディノサファリ)2024』が、4月26日(金) から5月6日(月・休) まで、渋谷ヒカリエ9階のヒカリエホールにて開催される(全34公演)。もしも恐竜に本当に出会えたら?『DINO SAFARI(ディノサファリ)』では、株式会社ON-ART社が17年の歳月をかけ開発したリアルな“恐竜型メカニカルスーツ”が、観客の目の前で自由に歩き回り、まるで観客自身が恐竜の世界に入り込んだかのような体験ができる。今年の大きな見どころは、ティラノサウルスとギガノトサウルスの“ライバル”対決だ。ティラノサウルスは、頑丈な体を誇り、北米大陸に君臨していた大型肉食恐竜。かたや、南米大陸に生息したギガノトサウルスは、大きな体と爪が特徴だ。どちらも最恐の捕食者として謳われている2頭の頂上決戦が、時代を超えて渋谷で実現する。また、分厚く特徴的な頭を持つパキケファロサウルスが2頭で渋谷に初上陸するので、こちらも注目だ。恐竜たちを生み出しているON-ART社の代表取締役・金丸賀也氏も「ティラノサウルスとギガノトサウルスが、バトルを繰り広げるんですが、やはりそこが大きな見どころです」とアピール。昨年、新たに完成したというギガノトサウルスの出来ばえにも自信を示した。また、今回はワンダースタルと呼ばれる、緑色に光り輝く古代石が、ライブ全体の鍵を握る存在として登場。驚きや恐れ、感動といった言葉にできない気持ちの結晶だといい、金丸氏は「ディノサファリが、どのように生まれたのか理解していただけるんじゃないかと思います」と説明。実際、ワンダースタルに秘められた不思議なパワーが、展開に大きな影響を与えており、例年以上に、ストーリー性が強いものに。恐竜と人間との共生ドラマが、視覚的にはもちろん、より感情移入できる内容になっている。研究結果から恐竜の生態をより忠実に再現するライブショーとしての迫力に加えて、来場者を恐竜の世界に導くナビゲーターと、冒険の安全を守るレンジャーたちによる解説にも工夫が凝らされている。4年連続でナビゲーターを務める中村麻里子は「毎年新鮮な気持ちで臨んでいるが、本当にさらにパワーアップしていると感じている。新しい恐竜も皆さんにご紹介できるので、楽しみ」と意気込み。初登場の柏木佑介は、「恐竜たちが間近ですごい」と驚きの表情を見せ、「お子さんにとっては、きっと一生忘れられない思い出になるはず。僕らレンジャーは、恐竜の魅力を最大限、皆さんにお届けできるように、千秋楽まで頑張りたい」と抱負を語った。公演が行われる渋谷ヒカリエホールAに隣接するホールBでは会期中、物販エリア「DINOバザール」に加えて、「DINO SAFARI」初となるスペシャルフードの提供も決定。大好評の化石発掘体験、恐竜変身マスク制作、オリジナル缶バッジの制作、立体恐竜ペイント、恐竜すくいゲームが楽しめるワークショップ「わくわくDINOワーク」が開催される(各ワークショップは、別途参加料金が必要)。また、ホールAホワイエには、鉛筆で恐竜を描く高校生YouTuber「チャンネルD」が描いたイラストをパネル化して展示。本公演のために描き下ろした初公開のイラストも見ることができる。なお、本公演では外国の人にも楽しんでもらえるように、スマホを使った英語ガイドも準備される。取材・文・撮影:内田涼<開催情報>DINO-A-LIVE『DINO SAFARI 2024』日程:4月26日(金)~5月6日(月・休) ※全34公演場所:東京・渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール公式サイト:チケット情報:()
2024年04月26日