ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』(公開中)の初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、古田新太と天海祐希が登壇した。同作は劇団☆新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、海賊アンヌ(天海)が石川五右衛門(古田)とともに大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』12年ぶりの続編となる。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。目玉焼きが飾られた個性的な帽子を着用して登場した古田。「目玉焼きシリーズといいまして、色々あるんですが、これは“燃えている目玉焼き”。きょうここに来るときに被っていたのは“完成した目玉焼き”。最近のお気に入り!」と笑顔を見せる。同作は、昨年秋に富山・新潟・大阪・東京の4都市で上演され、富山公演には天海の親戚が観劇しに来ていたそうで、天海は「親戚のおばあちゃんが観に来てくれて、もうおばあちゃんに私の姿を見てもらえただけで、本当に良かった」と感慨深げに振り返る。一方の古田は、「富山とか新潟とかめったに行かないから、各地のプロモーターの方たちのサービスがすっごいよかった」と独特な視点で公演を回顧。天海も「その土地のお菓子を毎日……ケーキがあったり! ありがたい。幸せな日々を送りました」と感謝を伝えていた。また、制作発表会見で「若手に教えたいことがある」と話していた古田は、石田ニコルや神尾楓珠ら若手俳優たちにアドバイスをしていたそうで、「“なんでもかんでも一生懸命にしたらいいもんじゃねぇぞ、抜くときは抜け”“工夫をするな”“言われたことをきっちりできるようにしなさい”ということを飲み屋で言っていました」と明かす。さらに、初演当時天海にもアドバイスをしたことがあるそうで、古田は「僕が観たいゆりちゃん(天海)があるじゃないですか。舞台上にいながらもお客さん目線で観ている」と告白。以前から天海のファンだという古田が「おれ、宝塚の卒業アルバム持ってるからね。制服のゆりちゃん、いまだにおれの寝室に置いてある」と話すと、天海は感謝を伝えつつも、「本当にやめてほしい……」とつぶやいていた。
2023年08月04日ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』(公開中)の初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、古田新太と天海祐希が登壇した。同作は新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、海賊アンヌ(天海)が石川五右衛門(古田)とともに大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』12年ぶりの続編となる。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。上映前の舞台挨拶となった今回。ネタバレしないようにとMCから釘を刺されると、古田は「でも、ほぼほぼ生で観ている人が……」とこぼし、天海も「ちょっと諦めて下さい(笑)」と冗談交じりに話し、笑いを誘う。改めて、天海は「『薔薇とサムライ2』たくさんの皆さんと一緒に作り上げました。なかなか1回では観きれないところもおありだったかもしれませんが、こうしてゲキ×シネで細かいところも見ていただけるようになりました。劇団☆新感線が初めての方も、天海祐希初めての方も是非楽しんでいただけたらいいなと思っています」と挨拶した。近年、約4年に1回のペースで劇団☆新感線に参加しているという天海は、いのうえひでのり氏の演出について「1から10まで振りとか表情のオーダーを細かくつけてくださるので、いのうえさんができることが、できたらいいんですけど、なかなか難しい。いのうえさんがすごい上手いから」とその難しさを告白。一方の古田はいのうえ演出にすっかり慣れているようで、「みんな色々抗ったりとか、自分で工夫したりとかするんですけど、もう私は工夫もしませんね。いのうえさんの中で仕上がったものを真似すりゃいいんだろうと考えです」と話し、笑顔を見せていた。また、天海は劇中で宝塚風の衣装を披露しているそうだが、「新感線でしかやらない。最初で最後」と特別な思いで着用していたという。「コロナ禍で大変だったお客様に楽しんでもらえるにはどうしたらいいか、という思いで『バラサム2』を上演するのかと思って、いのうえさんに『“例のもの”着てもいいです』と言いました」と着用に至った背景を話した。しかし、衣装合わせに行ってみるとイメージとは違ったようで、「リーゼントのかつらが置いてあって、『これですか!?』とびっくりして……」と驚いたそう。しかし、最後には「いのうえさんがこういうオーダーをされるのであれば仕方ない。新感線でしかしないから、まぁいいかと思って」とリーゼント頭での出演を決心したことを明かした。
2023年08月04日俳優の藤木直人が29日、東京・赤坂ACTシアターで行われた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の終演後に囲み取材に応じた。本舞台は、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であるJ.K.ローリング自ら演出家のジョン・ティファニー、脚本家のジャック・ソーンとともに創作したオリジナル・ストーリー。新ハリー・ポッターに就任した際、藤木は「自分がハリー・ポッターになるなんて1ミリも…いや、1ミクロンも想像していませんでした」とコメントを出していたが、無事初日を終え「ホッとしました。カーテンコールはとても感動しました」と感想を述べる。一方で藤木は「世界中で愛される作品なので、今日の僕のハリーを見て、どんな感想を持ったのか不安はあります」と正直な胸の内を明かすと「息子たちの話がストーリーの柱となっているので、あまりハリーが出てこない。だから楽できるのかなと思っていたのですが、舞台裏ではやらなければいけないことがいっぱいあって、舞台ってこんなに大変なんだと実感しました」と苦笑いを浮かべていた。「ハリー・ポッター」シリーズは映画版も多くのファンがいるが、藤木は「映画だと壮大な世界観をCGで表現できる。舞台も素晴らしい仕掛けがたくさんありますが、アナログ的に役者が頑張るところが舞台版の魅力なのでは」と述べると、さまざまなキャストがハリーを演じていることに「ある程度フォーマットが決まっているなか、自分なりにハリーを解釈して、クオリティを維持できるように頑張ります」と意気込みを語っていた。映像の世界から俳優業をスタートさせた藤木。「映画やドラマは、直接観る人がどう感想を持ったのか、演じているときは分からないけれど、舞台は目の前でお客さんが観てくださるので、空気感が伝わるのが面白い」と違いを述べ、「幕が上がると、休憩込みで3時間以上止まらない。間違えてしまったらどうしようというプレッシャーはありますが、それを上回る楽しさがあります」と早くも「ハリー・ポッター」の世界に魅了されているようだった。
2023年07月29日7月14日に劇団四季が創立70周年を迎えたことを記念し、全公演で舞台挨拶が行われた。劇団四季は、俳優・技術スタッフ・経営スタッフ約1400名で組織された、世界的に見ても最大規模の演劇集団だ。日本国内に専用劇場を持ち、ストレートプレイ(芝居)、オリジナルミュージカル、海外ミュージカル、ファミリーミュージカルなど幅広いレパートリーを上演している。1953年に浅利慶太を中心とした、学生10名によって創立された劇団四季。「演劇界に革命を起す」という志のもと、フランス革命の7月14日が創立日として定められた。創立記念日当日は、全公演において本編終了後、これまで劇団四季を応援してくれた観客への感謝の気持ちを込めて、出演者代表による舞台挨拶が行われた。『ジーザス・クライスト=スーパースター』[ジャポネスク・バージョン]では、出演者を代表してジーザス・クライスト役の神永東吾、イスカリオテのユダ役の佐久間仁、マグダラのマリア役の江畑晶慧、ピラト(ローマの総督)役の村俊英が挨拶し、客席からは大きな拍手が送られた。■劇団四季創立70周年記念 舞台挨拶皆さま、ご来場いただき、誠にありがとうございます。本日、劇団四季は創立70周年を迎えました。1953年7月14日、戦後間もない日本で、浅利慶太をはじめとした10人の学生たちの手によって産声を上げた劇団四季。劇場に足を運んでくださった多くのお客様に育まれ、こうして日本全国に舞台をお届けできるまでに成長しました。これまで私たちを支えてくださったすべての方々に、劇団員一同、心より御礼申し上げます。諸先輩方が舞台にささげた祈りを引き継ぎ、これからも演劇を通じて、「人生は素晴らしい、生きるに値する」というメッセージをお届けできるよう、誠心誠意努めてまいります。引き続きご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。【上演中の作品】■『アナと雪の女王』JR東日本四季劇場[春]ロングラン上演中■『ノートルダムの鐘』JR東日本四季劇場[秋]8月6日(日) 千秋楽■『ジーザス・クライスト=スーパースター』[ジャポネスク・バージョン]自由劇場7月16日(日) 千秋楽■『ライオンキング』有明四季劇場ロングラン上演中■『美女と野獣』舞浜アンフィシアターロングラン上演中■『クレイジー・フォー・ユー』KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>7月22日(土) 千秋楽■『キャッツ』名古屋四季劇場ロングラン上演中■『オペラ座の怪人』大阪四季劇場8月27日(日) 千秋楽■『リトルマーメイド』東1丁目劇場施設(旧北海道四季劇場)11月26日(日) 千秋楽
2023年07月18日映画『アイスクリームフィーバー』(公開中)の公開初日舞台挨拶が14日に行われ、吉岡里帆、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりか、千原徹也監督が登場した。同作は川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社刊)内収録の『アイスクリーム熱』の実写化作。10代~30代の4人の女性の“想い”と“人生”が交錯する新感覚なラブストーリーとなる。松本は「この作品って、ファッションとかアートとか歌、ミュージック、お芝居、いろんな文化、カルチャーがミックスされてるんですけど、ファッションとか青春とかで、皆さんの個性がぶつかり合っているというか、爆発しているというか」と作品の魅力を語り始めたものの、「ああ、どうしよう。うまく言えなくなっちゃった。ちょっと待ってくださいね。すみません」と考え込む。言葉を探すうちに「どうしよう。あ、大変」と涙が溢れてきた松本。「若者たちの中で色々あるじゃないですか。 自分たちをどう表現していいかということがわからなくて、一生懸命自分たちを表現するんだけど、それがうまくいかなかったりとか、批判されたりとか、そういう世の中になってきて」と懸命に語る。さらに松本は「でも、この映画は、自分がどんな趣味嗜好だったり、どんなファッションだったり、どれだけ平凡だったり、どれだけ奇抜だったりしても、それを認めてくれるような映画だと思うんです。千原ちゃんも、こんな奇抜じゃないですか。めちゃくちゃいいじゃないですか」「そういう個性というものをもっと、認め合えばいいじゃないかって思うんです。いろいろあるけれども、この映画を見て、自分の持ってる個というものをもっともっと出していいんだっていうこと(に気づいて)負けないでほしいですし、みんなが認め合えるような世の中になったらいいなと思いました」と言い切り、会場からは拍手が送られた。話す途中では、吉岡が涙する松本の肩を叩いて励ます一幕も。2人で支え合うようにして降壇していた。
2023年07月14日結婚の挨拶はとても緊張するのではないでしょうか。服装や髪型など、いろいろと悩んでしまうかもしれません。今回は結婚の挨拶での思わぬアクシデントエピソードを紹介します。結婚の挨拶に行くことにどんな服装で行くべきか悩む手土産の準備はバッチリ!挨拶は無事に終了仲良くやっていきたい結婚の挨拶は確かに緊張しますよね。少し失敗もあったようですが、お互いに気遣いの心が伝わったようでなによりです。ちょっと微笑ましいカップルの結婚前のエピソードでした!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月13日日本青年館ホールにて上演中の『シュレック・ザ・ミュージカル』フルバージョン公演より、応援サポーターの近藤春菜とメインキャストのコメント、そして舞台写真が到着した。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手掛けてきたドリームワークスが2001年に制作し、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞したアドベンチャーコメディ映画。本作は2008年にブロードウェイにてミュージカル化され、2022年8月には90分の短縮バージョンがトライアウト公演として日本初上陸。大人から子供まで楽しめる物語や音楽などが話題となり、大好評のうちに幕を閉じた。出演者は主人公・シュレック役のspi、ヒロイン・フィオナ役の福田えり、喋るロバ・ドンキー役の吉田純也、ファークアード卿役の泉見洋平をはじめ、トライアウト公演のメインキャスト陣が続投。また、オーディションを勝ち抜いたキャストたちが新たに集結した。7月7日に行われた初日前会見では、「シュレックじゃねぇよ!」でお馴染みハリセンボンの近藤春菜が、季節に合わせて涼しげな浴衣姿で登場。7月7日は七夕ということでメインキャスト&近藤春菜が願いを発表すると、舞台上でシュレックが近藤春菜の願いを叶える一幕もあった。『シュレック・ザ・ミュージカル』初日前会見より<登壇者コメント>■spi(シュレック役)今回はフルバージョン公演ということで、初演よりもたくさん歌わせていただきます!去年見た方も2倍楽しめるのではないかと思います!去年よりも公演時間も長くなっているので、ずっとマスクでいるのはかなり暑いですね……サウナスーツみたいなので、どんどん顔が小さくなっちゃうんじゃないかなと思います(笑)。子供たちが好きなお笑いがたくさんあるので、家族連れの皆さんも3世代で来て頂けたらと思います。この夏はシュレックで決まりです!■近藤春奈『シュレック・ザ・ミュージカル』がパワーアップして再演が決定した時から、応援サポーターは私しかいないと思っていました!今年も応援サポーターを務められることがとても嬉しいですし、作品自体がとても面白いので頑張って応援していきたい気持ちです。今日はフィオナ姫の前で、シュレックにお姫様抱っこしてもらいました!いつもは「シュレックじゃねーよ!」と言っているのですが、あの時ばかりはシュレックとひとつになった感じでした(笑)■福田えり(フィオナ役)初日を迎える気持ち劇場に入り、いよいよ始まるのだなぁという緊張感と、作品の最後のピースであるお客様と共に、このシュレックの世界を創り上げることができる高揚感に包まれています!早く皆様とシュレックの世界を共有したいです。1公演1公演、大切に楽しんでフィオナを演じたいと思います。フルバージョンになっての見どころ昨年のトライアウトverにはなかった楽曲やカットされていたシーンも増え、一人一人のキャラクター性が更に深くなっているかなと思います。そして今回は、16人編成の生オーケストラでの上演となるので、迫力ある音楽も見どころです!お客様へのメッセージいよいよシュレックザミュージカルが開幕いたします!個性豊かで愛くるしいキャラクターが勢揃い!目で耳で楽しみ、大いに笑い、そして時にホロッと心に刺さる瞬間も。観終わった後、心があったかくなる作品です。ぜひ、劇場で体感してください!皆様のご来場を心よりお待ちしております。■吉田純也(ドンキー役)初日を迎える気持ち何よりもまずはドキドキしています!そして……昨年の「トライアル公演」と今年の「本公演」とでは、全くもって新しい気持ちです。全ての内容がボリュームアップ・パワーアップしているからです。とは言っても、トライアル公演で見つけた楽しさ、面白さ、友情、絆を活かしています。フルバージョンになっての見どころキャストは元より、オーケストラの皆さんの素晴らしい熱演ですね。客席や舞台上からは姿は見えませんが、舞台袖でしっかりとシュレック・ザ・ミュージカルの世界を彩ってくださっています。稽古場では楽士のみなさんと向かい合って練習できました。これは物凄く大きな事でした。迫力のある演奏も、おひとりおひとりの緻密で繊細な心と音から成り立っているんだなと改めて感じられました。そんな心の振動を感じてくださいね!お客様へのメッセージ日常生活において、他人には言えないコンプレックスってわりと、誰でもあると思うんです。それを抱えたまま是非劇場へ(笑)とびっきり変な仲間たちが、みなさんを大歓迎しますから頭空っぽで楽しんでいただけたら嬉しいです。■泉見洋平(ファークアード卿役)初日を迎える気持ち、フルバージョンになっての見どころ昨年のトライアウト公演では短縮版の為、描かれていなかった場面やナンバーがあります。僕が演じる"ファークアード卿"も、二幕で新曲「ファークアードのバラード」があります。自身の生い立ちが詳しく解るナンバーで、なぜこんなにわがままで強欲になってしまったのか……。涙なしでは語れない壮絶な半生を歌います(笑)そして、前回もあった"ファークアード卿"のお城、"デュロック城"の場面とナンバーは、楽曲がフルサイズになって、ダンサーの皆さんと共に、より一層華やかなキラキラしたショーナンバーになりました!ちっちゃな王様"ファークアード卿"、今年も汗多めで頑張っています!お客様へのメッセージこのお話は、怪物とおとぎ話の住人達が繰り広げる、人間ドラマだと思います。愉快でファンタジーなナンバーの中に込められた"大切なコト"を、大人も子供も楽しみながらキャッチして頂けたなら幸いです。ちびっ子達の初めて観るミュージカルが「シュレック・ザ・ミュージカル」だと嬉しいですね。<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』2023年7月8日(土)~7月16日(日)・7月22日(土)~7月30日(日)会場:東京・日本青年館ホールチケット情報【ライブ配信】7月30日(日) 12:00公演 ※千秋楽詳細は公式サイトにてご確認ください。
2023年07月10日俳優の山下智久と女優の新木優子が7日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』劇場公開初日舞台挨拶に、深水元基、イ・ジェハン監督とともに登壇した。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。七夕ということでキャスト陣は浴衣姿で登場。山下は「先週までアジアを回らせてもらったんですけど、帰ってきて浴衣を着て、日本に帰ってきたなという気持ちがして、僕自身も着る機会がないので、七夕の日に浴衣を着えていることをとてもうれしく思っています」と喜んだ。新木も「着る機会がなかったので、こういうイベントで、しかも七夕の日に着物を着て作品とともに舞台挨拶ができることがうれしいですし、忘れられない1日になるなと思いました。すごくうれしいです」とにっこり。深水は「普段プライベートで着ることはないんですけど、時代劇とかでしか着ないので、七夕の日に着付けしていただいたので、今日はみんなにいっぱい写真を撮ってもらいたいなと思います」とお茶目にコメントした。キャスト陣の浴衣姿を見て、イ・ジェハン監督は「私も着てみたいと思います。韓国に帰る前に1着買いたいと思います」と話していた。映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は、Prime Videoで独占配信中、7月7日よりディレクターズ版劇場公開。
2023年07月07日8月4日(金) に公開されるゲキ×シネ『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』の初日舞台挨拶と全国生中継付き上映が決定した。『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』は、2022年秋に劇団☆新感線42周年興行として富山・新潟・大阪・東京で上演。歌・ダンス・アクションをたっぷり盛り込んだ冒険活劇は、主宰・演出・いのうえひでのり、座付き作家・中島かずきが高校生の頃から35年間ブレずに貫き続けるたくさんの“好き”が詰まった作品となっている。ゲキ×シネでは、映像・音声ともにスクリーン用に編集・ミックスし、ライブの興奮はそのままに、洗練されたクオリティで臨場感あふれる映像を楽しむことができる。初日舞台挨拶には、ハマリ役・石川五右衛門を演じた古田新太と、物語の主人公となるアンヌを演じた天海祐希が登壇する予定だ。また、本作がDolby Cinemaでも上映されることが発表された。サウンドデザインは、数々の名作を収録しているイギリスのアビーロードスタジオで実施。サウンドミックスは、『リトル・マーメイド』や『007』シリーズなどで知られるMike Prestwood Smithが手がけている。<イベント情報>ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』初日舞台挨拶8月4日(金) 新宿バルト9※9:30の回上映後、14:05の回上映前に実施。【登壇者】古田新太、天海祐希【チケット情報】料金:2,600円(税込)※ムビチケ使用不可/各種割引・招待適用不可受付期間:7月8日(土) 11:00~7月24日(月) 23:59までゲキ×シネ『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』舞台挨拶中継付き上映【チケット情報】料金:2,300円(税込)※上映館により生中継を実施する回数、回は異なります。詳細はこちら:<作品情報>ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』8月4日(金) 公開公式サイト:
2023年07月07日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、結婚の挨拶をしたときのエピソードを紹介します。結婚が決まり、挨拶をしに彼女の実家を訪ねた男性。挨拶には両親だけでなく、姉もいることを彼女から伝えられました。彼女の実家へ聞いてないけど!両親だけでなく…なんとか結婚の挨拶が終わり…姉も優しそう結婚式の予定怖いと聞いていた姉も、優しそうな雰囲気で一安心ですね。相手の家族に結婚の挨拶をするときは、男性のように緊張してしまうでしょう…。結婚式は挙げない旨を伝えましたが…無事に挨拶を終えることができるでしょうか?作画:iwao.原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月02日映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)の公開初日舞台挨拶が1日に都内で行われ、北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)とともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。北村匠海、山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。同作に場地役で参加していた永山絢斗容疑者が6月16日未明に大麻取締法違反で逮捕・送検さたことから公開が危ぶまれていた同作。主演の北村は「やっと公開できました。皆さんの目の前に立つと何を話そうかなという気になるんですけど、やっぱり公開できたことが、とにかくありがとうございます。皆さんのおかげですという一言に尽きるかなと思います」としみじみとする。イベントでは撮影の思い出を聞かれ、清水は「記憶があんまりないんですよね。毎秒フィジカルで負けないように頑張ろうという気持ちで、Everyday do my bestでやってました」となぜか英語混じりで発言。山田も「彼のベストはやっぱり僕のソウルとフィジカルに……」と応えたものの、北村が「だせえよ!」とつっこむ。また高杉も現場での思い出について「Do my……」と言いかけ、周囲が「Do my?」「Do myなんとか?」といじり、清水が「離れてるから何が起きてるかわかんないっす!」と慌てていた。同作の公開について聞かれた吉沢は「あんなことがあって、実際公開もどうなるのか、各々不安な思いもあったと思うんですけど、実際公開できるとなって、今日改めてみんなで会って、本当に普段と変わらない。それぞれ楽しそうにやってる感じに『このチームは強いんだ』というのを改めて思いましたし、ここにいる皆さんは今後別の形でもお会いできそうな方々だな、会いたいなと思う皆さんなので、ぜひ今後ともよろしくお願いします」とキャストに対しても頭を下げる。最後に北村は「正直どうなるかわからなかったです。色々あった後に、プロデューサーにしゃべったんですけど、僕は1人で立つことになっても舞台挨拶はしたいと。むしろ1回だけでいいんじゃないかという話をしたんですけど、みんな集まってくれました」と心境を吐露。「自分を恨むような時間もあったんですけど、やっぱり公開を待ってくれる人たちがすべてで、皆様に本当にこの映画を純粋に観てほしいという思いで今日までやってこれたと思います」と語る。さらに「きっとこのメンバーでステージに立つことを最後だと僕自身も思っているんですが、そういう寂しさもありつつ、このステージに立っていない仲間も含めて、僕たちがこの映画に費やした時間っていうのに嘘はないし、本当にみんなDo my bestで……」と「Do my best」盛り込むと、清水は驚き。北村は至って真面目に「1秒1秒真摯にマジで頑張りました。この作品を成立させるため、そして完結させるために映画がやっと届くことに素直に感謝しております。どうかこれからも、この『東京リベンジャーズ』を愛していただきたいと思います。僕たちもやっぱりずっと愛し続ける作品ですし、自分たちの子供のようなものなので、ぜひともこの映画をこの先もずっと愛していただけたら嬉しいです」と熱い言葉でまとめた。
2023年07月01日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最終章となるシーズン5に、『プレデター:ザ・プレイ』のダン・トラクテンバーグ監督が起用されたことが分かった。Netflix公式関連サイト「Netflix Tudum」が発表した。トラクテンバーグ監督は2016年に『10 クローバーフィールド・レーン』で長編映画監督デビュー。昨年配信された『プレデター:ザ・プレイ』が高い評価を受け、主演のアンバー・ミッドサンダーと共に一気に知名度を上げた。テレビでは「ブラックミラー」(シーズン3・第2話「拡張現実ゲーム」)、「ザ・ボーイズ」(シーズン1・第1話)のメガホンを取ったこともある。「ストレンジャー・シングス」シーズン5で、どのエピソードの監督を務めるかはいまのところ明らかになっていない。1981年生まれのトラクテンバーグ監督は、本件を取り上げた記事をリツイートし、「私にとって、すべてが始まった場所に戻る…80年代だ」とコメント。ファンから「全話で最もよいエピソードを撮ってくれると信じている」「あの世界観の中で、あなたがどんなことをしてくれるのか楽しみだ」「おめでとう!」「ますます観るのが楽しみになった」などのメッセージが寄せられている。「ストレンジャー・シングス」シーズン5は、全米脚本家組合のストライキにより製作を中断しており、配信開始日は未定。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月30日大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原茂](以下、当社)は、2023年7月9日に「リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports×Alpen TOKYO」を実施することを決定いたしました。リッチー・マコウ氏とダン・カーター氏「リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports×Alpen TOKYO」は、Alpen TOKYO内でadidas+リポビタン関連商品を含む10,000円(税込)以上をご購入の方が先着で参加できるイベントで、リポビタンアンバサダーとして当社が契約する元ALL BLACKSのリッチー・マコウ氏とダン・カーター氏が、現役時代のエピソードを交えながら、日ごろの体調管理の重要性などをテーマにお話しいただきます。さらに参加者からの質問コーナーなど、ここだけの特典も盛りだくさんです。また、7月12日には同施設内でラグビーニュージーランド代表選手のサイン入り色紙などをプレゼントするトークイベントもadidas Japan主催で開催します。当社は、2022年1月より、ラグビーニュージーランド代表「ALL BLACKS」擁するニュージーランドラグビー協会と「プレミアムグローバルパートナー契約」を締結しており、ラグビー日本代表「トップパートナー」としての活動と合わせ、国内の競技者やファンのさらなる増加につなげ、日本ラグビー界全体のさらなる発展を支援する様々な取り組みを行ってまいります。「リッチー・マコウ、ダン・カーター トークイベント presented by リポビタンSports×Alpen TOKYO」≪概要≫開催日時:7月9日(日)10:30~11:30会場:Alpen TOKYO 1F(東京都新宿区新宿3丁目23-7 ユニカビル)ゲスト:リッチー・マコウ氏/ダン・カーター氏キャンペーン期間:2023年6月28日(水)~7月8日(土)応募人数:先着30名様限定参加特典:ゲストサイン入りグッズ+リポビタンSports(シリーズ品のいずれか1点)をもれなくプレゼント応募条件:キャンペーン期間中にAlpen TOKYO内で、adidas+リポビタン関連商品を含む10,000円(税込)以上をご購入の方(ALL BLACKS関連商品を含む)応募方法:Alpen TOKYO参加フォームよりお申し込みくださいQRコード( )≪備考:adidas Japan主催トークイベント≫開催日時:7月12日(水)15:15~16:00ゲスト:ALL BLACKS XV選手数名参加特典:選手サイン入り色紙をもれなくプレゼント。さらに、抽選で選手のサイン入りグッズをプレゼント※会場、応募人数、応募条件、応募方法は上記同様※イベントの概要は予告なく変更となる可能性がございます。元オールブラックストークイベント.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月28日俳優の桜田通が23日、都内で行われた映画『大名倒産』の初日舞台挨拶に出席し、「もし100億円を手に入れたら?」の回答で場内を盛り上げる場面があった。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木隆之介)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があったことから、返済か切腹かの窮地に。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、笑いと涙の展開が巻き起こる傑作エンターテインメントだ。この日のイベントには、桜田のほか、主演の神木隆之介をはじめ、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、宮崎あおい、高田延彦、佐藤浩市、前田哲監督が参加した。同作の内容にちなみ、キャスト・監督陣が「明日から別の職業になるなら?」をテーマにトーク。「ポケモンマスターとか、海賊王とかいっぱいなりたい夢はあるんですけど……」と切り出した桜田は、「実際の職業ならタクシーの運転手」と答え、会場を驚かせる。さらに、神木の「車掌さん」を受けて、「神木さんの運転手になります。始発とか終電まで勤めていると思うので、送ります」と立候補。不意をつかれた神木は、「俺、車掌さんなのに運転手付きなの? すごい……」と驚きの表情を浮かべた。さらに、100億円の借金を抱える小四郎に関連して、「もし100億円を手に入れたら?」と聞かれた桜田は、「松竹さんに『大名倒産2』をお願いします」と作品愛にあふれた回答。会場からも大きな拍手が起こる中、神木から「次回は桜田通主演ということで!」と主役の座を譲られると、「いやいや(次回作も主演で)お願いしますよ!」とタジタジだった。
2023年06月23日俳優の神木隆之介が23日、都内で行われた映画『大名倒産』の初日舞台挨拶に出席し、なりたい職業を明かした。同作はベストセラー作家・浅田次郎氏による傑作時代小説の映画化作。越後・丹生山藩の鮭役人の子・間垣小四郎(神木)がひょんなことから一国の大名になるが、藩には莫大な借金があったことから、返済か切腹かの窮地に。次々と無理難題に巻き込まれていく若殿を中心に、笑いと涙の展開が巻き起こる傑作エンターテインメントだ。この日のイベントには、主演の神木のほか、杉咲花、松山ケンイチ、小手伸也、桜田通、宮崎あおい、高田延彦、佐藤浩市、前田哲監督が参加した。同作の内容にちなみ、「明日から別の職業になるなら?」というテーマでトークが展開。鉄道好きで知られる神木は「車掌さん」と回答し、「(車内アナウンス)やってみたいですね! あれって歌ったりしちゃだめですよね? そこは我慢して仕事をしっかりやります」と鉄道愛をにじませた。続いて、同じ質問を受けた松山は、「僕は撮り鉄ですね。車掌(の神木)込みで撮るわ」と神木の答えに便乗。「(ファンの方と)みんなで撮りに行くわ。みなさんも今、撮り鉄って聞いたら『私も!』って思った人いっぱいいると思う」と観客を巻き込みながら、会場を盛り上げていた。その後、答えに困っていた佐藤に、松山が「鉄道関係でないですか?」と助け船を出したことから、“鉄道つながり”の職業を答える流れに。「弁当販売」(佐藤)、「文房具のデザインをして車内販売」(宮崎)、「トレインショッピングの通販会社の偉い人」(小手)と次々に発表し、見事な連携で笑いを誘った。この流れのまま進むかと思われたが、高田が「妻にも言っていないんですが……」と切り出し、「リニアモーターカーの運転手さんになりたい」と告白。「まさかこういう場面で皆さんにお伝えできるとは思わなかったです」と照れ笑いを浮かべていた。
2023年06月23日NODA・MAPの新作公演『兎、波を走る』が6月17日(土) に東京芸術劇場プレイハウスにて開幕し、舞台写真と初日開幕コメントが到着した。NODA・MAP 第 26 回公演『兎、波を走る』撮影:篠山紀信)NODA・MAP 第 26 回公演『兎、波を走る』撮影:篠山紀信)本公演は、作・演出を務める野田秀樹曰く“潰れかかった遊園地”を舞台に繰り広げられる“劇中劇(ショー)”のような作品。“アリス”や“世界的な稀代の劇作家”まがいの人間ふたりも登場する。出演は、およそ2年ぶりに野田作品に登場する高橋一生をはじめ、松たか子、野田作品に初登場となる多部未華子のほか、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一、野田といったキャストが名を連ねる。東京公演は7月30日(日) まで。その後大阪、福岡に巡演。全公演にて当日券を販売。<初日開幕 コメント>■高橋一生開演前、野田さんから皆に改めて「言葉を大事にしてほしい」という話がありました。それを念頭に、今日はとても落ち着いてこれまでと同じようにやれました。僕が発したひと言で、お客様が虚構の世界から現実にぐっと引っ張られる瞬間を感じたような気がします。野田さんの演劇の力のすごさと、それを構築するチームワークの重要性をしみじみ実感しました。劇場で圧倒され、受け取ったものを帰り道や家で改めて感じる……そんな観劇体験ができる作品だと思います。■松たか子「ああ、初日が開いた、よかった」というのが、今の率直な気持ちです。ワークショップ、稽古場での稽古、劇場入りしてからの稽古……そういった全てを経た上での初日だったなという感覚があります。お客様も緊張されていたと思うんですけれども、最初からたくさん笑ってくださって、役者それぞれが各々の役目を果たせているのだなと感じられて力をもらいました。まだまだ公演は続きます。劇場でお待ちしています。■多部未華子「始まってしまった」という気持ちです。これから回数を重ねていく中で、自分がどうなっていくかもわからない。そんな未知の世界へのスタートを切ったなと感じています。まだいっぱいいっぱいで、手応えもお客様の反応を感じる余裕もありません。きちんと伝えなければいけないことを背負った複雑な役柄ではありますが、野田さんの作品の一員として舞台に立っていることを楽しめるところまでいきたいなと思います。明日からもまた頑張ります。■野田秀樹他者の人生を預かっている作品なので、今回はことさらに、ちゃんと届けなくてはという思いが強くありました。それだけに、後半、客席の空気がズーンと重たくなって以降、これはいいことなのか?どうなんだ?と内心ドキドキしていたんですが、客席からの拍手の第一音を聞いて、これは嘘じゃない拍手だな、いい芝居になってよかったと感じました。今後も気を引き締めて、素晴らしい役者たちと最後の1ステージまで真摯に届けていきます。<公演情報>NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』作・演出:野田秀樹NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』公演ビジュアル【出演】高橋一生松たか子多部未華子秋山菜津子大倉孝二大鶴佐助山崎一野田秀樹秋山遊楽石川詩織織田圭祐貝ヶ石奈美上村聡白倉裕二代田正彦竹本智香子谷村実紀間瀬奈都美松本誠的場祐太水口早香茂手木桜子森田真和柳生拓哉李そじん六川裕史【東京公演】日程:6月17日(土)~7月30日(日) 東京芸術劇場プレイハウス料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席8,500円、サイドシート5,700円【大阪公演】日程:8月3日(木)~8月13日(日) 新歌舞伎座料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席8,000円、サイドシート5,700円※25歳以下の方は、サイドシートを3,000円でご購入いただけます。一般発売日:7月8日(土) 10:00★6月21日(水) 11:00より、大阪公演のアプリユーザー向け先行抽選を受付開始! 詳細は追ってアプリ内でご案内いたします。【博多公演】日程:8月17日(木)~8月27日(日) 博多座料金(全席指定・税込):S席12,000円、A席10,000円、B席8,500円、サイド席5,700円※25歳以下の方は、サイド席を3,000円でご購入いただけます。一般発売日:7月8日(土) 10:00チケット購入リンク:公式サイト:
2023年06月19日映画『忌怪島/きかいじま』(6月16日公開)の公開初日舞台挨拶が16日に行われ、西畑大吾(なにわ男子)、山本美月、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、大谷凜香、當真あみ、なだぎ武、伊藤歩、清水崇監督が登場した。同作は『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した清水崇監督の最新作。今回の舞台は島となり、今話題のメタバースの世界を表現、「VR」研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島と、現実と仮想世界の2つの間で今までにない最強の恐怖が待ち受けてるという。撮影時のエピソードを聞かれると、山本が「現場で踊ってたよね」と明かし、西畑が「なにわ男子のデビュー曲の『初心LOVE』という曲があって、振り付けが簡単で、キャストの皆さんやスタッフの皆さんと一緒に」と説明する。するとなだぎが「ちょっと今ここで踊ってみてくれへん?」と無茶振り。西畑は「なんで!?」と戸惑いながら歌って踊り出すも、あまりにも写真を撮られるので「ぱしゃぱしゃ! ぱしゃぱしゃ鳴ってる!」とカメラマンにツッコミ。「こんなはずじゃなくて」という歌詞では「こんなはずじゃないんですよ、ほんまにそんなはずじゃないです!」と大照れだったが、「こういう振りをみんなでたりとかしてましたね」とその場をまとめた。清水監督が「舞台挨拶で踊った主役、なかなかいないですよ」と言うと、「踊ってくれるかなと思って」と話を振ったという山本も「すごいサービス精神」と感心し、「私はダンスできないから見てたんですけど、さすが生駒ちゃんとか、振りを覚えるのがすごく速いなあと思って」と振り返る。さらに清水監督は「スマホに動画残ってます。いつかなんかされたら出してやる」ともくろみ、西畑は「怖い怖い!」と苦笑。當真は「私は踊れないので見てました」と告白すると、なだぎは「踊れないメンバーばっかりやな!」とつっこむ。また西畑は最後の挨拶でも「まさか『うぶらぶ』踊ることになるとは思ってなかったんですけど、この作品がたくさんの皆さんに届けばいいなと思います」と照れながら語っていた。
2023年06月16日各国の映画祭で高い評価を得たドキュメンタリー『70歳のチア・リーダー』より予告編が解禁された。米国フロリダ州を拠点に、年間100回以上もの公演を行い、週に3回の練習をこなすシニア女性だけのチア・ダンス・チーム<カレンダー・ガールズ>(Calendar Girls)を追った本作。この度解禁された予告編では、メンバーの女性たちのカラフルな衣装と華やかなダンス、さらに持病との闘い、夫の無理解、老いとの向き合い…それぞれが置かれた状況に翻弄されつつも、仲間と支え合いチア・ダンスに励む前向きな彼女たちを映し出していく。2005年からフロリダ南西部の人々の心をつかんできたカレンダー・ガールズ。映像では、様々な衣装に身を包み、キラキラのメイクでパフォーマンスを披露する彼女たちが切り取られている。互いに励まし合い、サポートしながら全力で踊る姿に、見ているだけで元気づけられる。『70歳のチア・リーダー』は6月23日(金)よりアップリンク吉祥寺にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月04日黒島結菜が主演を務めるM&Oplaysプロデュース「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」が、本日6月3日(土)開幕。舞台写真が公開された。M&Oplaysと岩松了が定期的に行っている人気プロデュース公演となる本作は、人の気配が消えた年の瀬の銀座を舞台に、早くに両親を亡くし肩を寄せ合って生きてきた兄弟が、銀座に現れた2人の若い浮浪者、かつて父親の愛人だった女性と出会い、それぞれのドラマが絡み合い、徐々に打ち解けていく“赦し”の物語。物語の主軸となる、両親を亡くしひっそりと暮らす兄妹の妹・イズミを黒島さん、父の愛人に惹かれる兄・アキオを井之脇海が演じるほか、浮浪者役で青木柚と櫻井健人、弁護士役で岩松さん、かつて父親の愛人だった葉子役で松雪泰子が出演。濃密な会話劇を繰り広げる。黒島さんは「『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』開幕しました!稽古をしていた1ヶ月間は私にとってあまりにも贅沢な日々で、もっと稽古をしたいという気持ちと、はやくみなさんに見てほしいという気持ちが入り混じっていました」とふり返り、「岩松さんの描く、鋭さもあり心地よい空間を、心強いキャストスタッフの皆さんと精一杯表現しています。是非みなさんに楽しんでいただけたら嬉しいですし、これからみなさんと同じ時間を共有できることを心から楽しみにしています」とコメント。井之脇さんは「どう受け取ってもらえるのか、とても楽しみです!千秋楽まで、その瞬間を生き抜きたいと思います。劇場でお待ちしています」と話し、松雪さんは「ガラスの様に繊細な世界を、是非劇場で体験して頂けますと幸いです。本多劇場でお待ちしております」と呼びかける。また、作・演出のほか、出演もする岩松さんは「今は6月なので季節的には真逆になりますが、年の瀬を懐かしむように楽しんでもらえたらと思います。どうぞご期待ください」とメッセージを寄せている。▼M&Oplaysプロデュース「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」あらすじ銀座、そこはかつて海だった。その空には、鴎が飛び交っていたのかもしれない――。アキオとイズミは早くに両親を亡くし、寄り添うように生きてきた。いま、アキオは銀座の広告代理店で働き、忙しい兄のためにイズミは手作りの弁当を職場に届けたりしている。イズミは、兄が大好きで、いつまでも2人で一緒にいたいと思っている。そんなとき、イズミは銀座の街で2人の若い浮浪者に出会う。アキオは銀座で父親の愛人だった葉子に出会い、だんだんと惹かれていく。人の気配が消えた年の瀬の銀座に現れた2人の若い浮浪者、寄り添う兄と妹、彼らと対峙する美しい女性。それぞれのドラマが絡み合い、やがて兄と妹にもたらされる恩寵とは――。M&Oplaysプロデュース「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」は6月25日(日)まで本多劇場にて上演。※富山、大阪、新潟公演あり(cinemacafe.net)
2023年06月03日俳優の磯村勇斗が2日、都内で行われた映画『渇水』の公開初日舞台挨拶に出席。同作でメガホンをとった高橋正弥監督から絶賛される場面があった。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには主演を務めた生田のほか、門脇麦、山崎、柚穂、高橋正弥監督、企画プロデュースの白石和彌氏が参加。生田演じる岩切の同僚・木田を演じた磯村は、「本日は数ある映画の中から『渇水』を選んで劇場に足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます」と挨拶する。好きなシーンを聞かれると、磯村は「門脇さんがネイルを塗っているシーン」と回答。「現場でも思ったんですが、本当に“渇ききっている”雰囲気が出ていて。何もしゃべらなくてもすごく説得力がある」とその姿を思い浮かべた。また、キャスト陣についてトークが展開すると、高橋監督は俳優・磯村勇斗のすごさについて、「ここにいる方々みんな芝居巧者なんですが、磯村さんはセリフがある部分はもちろん、セリフがなくて立っているだけ、見ているだけでも、木田という役の感情を込めて芝居をしていただいた」と分析。「スタッフの中でも“磯村さんは良いところに立っていい芝居をしている”と評判が良かった」と現場の生の声も伝えた。高橋監督がキャスト一人ひとりを順番に褒めていくと、門脇が「1人ずつこんなたくさんコメントいただけると思ってなかった」といい、キャスト陣はそろって照れくさそうな表情に。しかし、続く白石氏が「全員分、高橋監督が言ったので特にない……(笑)」と苦笑いすると、生田は「特にないはちょっとやだよ?」とツッコミを入れ、笑いを誘っていた。
2023年06月02日俳優の生田斗真が2日、都内で行われた映画『渇水』の公開初日舞台挨拶に出席し、磯村勇斗の撮影秘話を明かした。河林満氏による同名小説を、刊行から30年の時を経て初の映画化。日照り続きの夏、給水制限が発令されていた市の水道局に勤める岩切俊作(生田)の業務は、水道料金滞納家庭や店舗を回っての料金徴収と、水道を停止すること。貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々で、妻・子供とも別居中の俊作はある日、停水執行中に育児放棄を受けている幼い姉妹(山崎七海、柚穂)と出会う。自分の子供と重ね合わせてしまう俊作は、自分の心の渇きを潤すように、その姉妹に救いの手を差し伸べる。この日のイベントには主演を務めた生田のほか、門脇麦、磯村勇斗、山崎七海、柚穂、高橋正弥監督、企画プロデュースの白石和彌氏が参加。司会者から最も好きなシーンを聞かれた生田は、「若い女優陣2人(山崎・柚穂)が、水を張っていないプールの中でシンクロナイズドスイミングごっこ遊びをしているシーン」と答え、「すごく輝いて見えた。今でも鮮明に覚えている。本当にきれいに輝く水が見える気がする」と絶賛した。一方、生田の心をつかんだ山崎は万引きのシーンが好きだといい、「(万引き)やったことないんですけど、映像になると、やったことあるくらいキレイに……」と話し、笑いを誘う。その後もしきりに「やったことない」を強調する山崎に、生田が「あんまり言うと、やったことあるのかな? ってなっちゃうから! あんまり言わない方がいい(笑)」とすかさずフォローを入れ、会場を盛り上げた。また、白石氏は縁側でアイスを食べるシーンを挙げ、「鬼の長回しで、アイスを食べきらないといけないから、アイスを食べる技術がすごい」と驚いたそう。中でも磯村は多くのアイスを食べたそうで、生田が「磯村勇斗が真夏に震えているのが不憫でならなかったです。でも好青年ですから、スタッフさんから『大丈夫ですか?』と聞かれても震えながら『大丈夫です……』と答えていた」と震える磯村のモノマネをしながら、撮影を振り返っていた。
2023年06月02日~子どもから大人まで愛される「ファミちゃん」がラケットやボールを持ったデザインに~ダンロップの住友ゴム工業(株)(社長:山本悟)は、ベビー・子ども関連アイテムの製造・販売を行う(株)ファミリア(社長:岡崎忠彦、以下ファミリア)とのコラボレーションアイテムを、ダンロップスポーツ公式オンラインストアおよびダンロップクラブハウス梅田店で6月14日から順次販売します※1。 販売アイテムは、キャップ、トートバッグ、保冷バッグ、ウォッシュタオル、ポシェットですべて数量限定です※2。本コラボレーションは、「スポーツを通して子どもたちの成長をサポートしたい」という両社共通の想いのもと実現しました。ファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」がテニスを楽しんでいる様子をデザインで表現し、テニスをより身近に感じていただけるようなアイテムを企画しました。サーブを打つ姿など、テニスプレーヤーならではのフォームにこだわった「ファミちゃん」がポイントです。※1:ファミリアオンラインショップ、神戸本店、代官山店でも一部アイテムの販売があります。また、ファミリアのみで販売する商品もあります。詳細はファミリア公式ホームページをご確認ください。: ※2:メーカー希望小売価格は、キャップ6,600円(税抜価格6,000円)、トートバッグ11,000円(税抜価格10,000円)、保冷バッグ4,400円(税抜価格4,000円)、ウォッシュタオル2,200円(税抜価格2,000円)、ポシェット12,100円(税抜価格11,000)円です。■販売方法について【ダンロップスポーツ公式オンラインストア】ファミリア : 販売開始日:2023年6 月14日10時~商品なくなり次第終了※3※3トートバッグ、保冷バッグの2品番のみ6月下旬頃に再販があります。ファミリアコラボ商品はオンラインストアクーポン対象外です。(購入制限について)6月14日から6月15日9時59分までは1回の注文で、1品番3つまでとさせていただきます。6月15日10時以降、購入制限はありません。【ダンロップクラブハウス梅田店】ダンロップクラブハウス梅田店 | 直営店 | DUNLOP GOLFING WORLD : 販売開始日:2023年6月16日10時~商品なくなり次第終了(購入制限について)6月16日は1人1品番1つまでとさせていただきます(キャップは1サイズ1点まで)。6月17日以降、購入制限はありません。商品のお取り置き、ご予約はお受けできません。■ダンロップ×ファミリア コラボレーション商品の概要【キャップ】ツバ先と背面のアジャスターにファミリアチェック※4を使用しています。3種類のサイズ展開で、親子リンクコーデを楽しめます。メーカー希望小売価格:6,600円(税抜価格6,000円)素材:ポリエステル100%サイズ:(サイズ1)頭囲約50~53cm、(サイズ2)頭囲約53~56cm、(サイズ3)頭囲約56~59cmカラー:ネイビー(上記サイズ1、サイズ2)、ベージュ(上記サイズ3)原産国:日本*JTA(日本テニス協会)ルールブック服装規定適応外商品【トートバッグ】ファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」が、トロフィーポーズ※5をとり今にも動き出しそうなデザインをあしらったトートバッグ。ネイビーとファミリアチェック※4のバイカラーデザインを採用。背面にはラケット1本収納できるスペースがあり、内側には二分割のインナーポケットが付いています。メーカー希望小売価格:11,000円(税抜価格10,000円)素材:ナイロン、ポリエステルサイズ:L36×W15×H38cmカラー:ネイビー原産国:中国【保冷バッグ】ファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」が、ラケットを手に持ったデザインの保冷バッグ。ピンクとファミリアチェック※4のバイカラーデザインを採用。500mlのペットボトルを4本収納できます。メーカー希望小売価格:4,400円(税抜価格4,000円)素材:ナイロン、ポリエステルサイズ:L23×W13×H20.5cmカラー:ピンク原産国:中国【ウォッシュタオル】ファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」が、ダンロップのロングセラーテニスボール「ダンロップ フォート」を抱っこしている愛らしいデザインのウォッシュタオルです。メーカー希望小売価格:2,200円(税抜価格2,000円)素材:綿100%サイズ:約34×35cmカラー:ピンク原産国:日本【ポシェット】ファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」がテニスを楽しんでいるデザインを採用。ファスナーにテニスボールが付いており、ファスナーを開け閉めするたびにボールを打っているように見える遊び心溢れるデザインです。メーカー希望小売価格:12,100円(税抜価格11,000円)素材:(表)ナイロン100%(裏)ポリエステル100%サイズ:丈約17cm、口巾約25cm、底マチ巾約10cmカラー:ネイビー原産国:中国※4ファミリアの顔として長年愛され続けている「ファミリアチェック」。「日本の子どもが着て、より輝く生地を自分たちで作りたい」という創業者の想いから、1950年代後半に素材開発を行ったのが始まりです。※5トロフィーポーズとはサーブを打つ際にトスを上げ、ラケットを担ぐ形のこと。優勝トロフィー上部に付いている人形のポーズがこれに似ていることからつけられたと言われている。■(株)ファミリアについて「子どもの可能性をクリエイトする」わたしたちは、すべての子どもたちがもっている可能性という未来を、一緒にクリエイトしていきます。うまれて最初に触れる「もの」「こと」、最初に目にするもの、身に付けるもの。そのすべてに、本物とやさしさを。ファミリアは、世界で最も愛されるベビー・子ども関連企業になるために、子どもたちの可能性に触れる「本物」を発信していきます。会社名:株式会社ファミリア代表者:代表取締役社長 岡崎忠彦所在地:兵庫県神戸市中央区磯上通4-3-10URLHOME | familiar ファミリア 公式サイト : Instagramファミリア (@familiar_official) • Instagram photos and videos : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月31日現在公開中の映画『最後まで行く』より、撮影現場から初日舞台挨拶までの軌跡を描いたスペシャル映像が公開された。本作は、一人の男を轢いてしまったことで極限まで追い詰められていく刑事の4日間を描いたノンストップエンタテインメント作品。監督は『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『余命10年』など、次々と話題作を手掛けている藤井道人。災難が降りかかる主人公の刑事・工藤を岡田准一、その工藤を追う冷徹な監察官・矢崎を綾野剛が演じる。公開されたのは、岡田と綾野のインタビューや撮影現場でのメイキング映像、そして初日舞台挨拶の様子で構成されている貴重なスペシャル映像。メイキング映像では、昨年1月に道路が凍ってしまうくらいの極寒の中で、「雨降らし」といわれる文字通り雨を降らせて行われたクランクインの映像や、岡田演じる刑事・工藤が突然飛び出してきた尾田(磯村勇斗)を撥ねてしまった本編冒頭シーンの撮影を行っている様子が収められている。また、岡田と綾野の2人が対決をする金庫内での撮影は本来なら数日かかる予定だったものが、岡田がアクション演出のサポートに加わったことで、わずか1日で終了。岡田、綾野が常に全身全霊で本作に挑んでいる姿が映し出されている。インタビュー映像では、岡田が「細かいことをハイクオリティで詰めていく芳醇な現場でした。(自分が演じた工藤は)ダメだけど愛すべきキャラクターということを藤井監督と話しながら作っていきました」と語るように、このメイキング映像の中には藤井監督と綿密なディスカッションを重ねながら本作を作り上げていく様子も。工藤を必要以上に追う冷徹な監察官・矢崎を演じた綾野は「工藤と矢崎は偏ったラブストーリーみたいなところもある」と、本作の新たな一面を語っている。そのほか、スペシャル映像にはアクションだけではなく、岡田の渾身のモノマネシーンや綾野の狂気的な演技、そしてカーチェイスのメイキングなど盛りだくさんの映像が収められている。『最後まで行く』“最後まで”ノンストップ スペシャル映像<作品情報>『最後まで行く』公開中公式サイト:
2023年05月27日映画『最後まで行く』(5月19日公開)の公開初日舞台挨拶が19日に都内で行われ、岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督が登場した。同作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作。年の瀬の夜、刑事・工藤(岡田准一)は危篤の母のもとに向かうため、雨の中で車を飛ばすが、妻からの着信で母が亡くなった事を知らされ、目の前に現れた一人の男をはね飛ばしてしまう。工藤は男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みるが、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」 とメッセージが届く。綾野について、岡田は「本当にぶっ飛んだ役柄でいらっしゃったんですけど、現場では優しいし、現場を見られてる方で、ひらパー(ひらかたパーク)のCMの話になって、『准一さん、やられてますよね。出たいです』と言ってくれて。『ひらパーは綾野くん出られないんじゃないの?』と言ったら、忘れられないのが『僕はトライストーンのアンタッチャブルなんで大丈夫です』と言ってて」と振り返る。「ものづくりに対する情熱が真摯で、それが映画の中でもずっとあったから、共演してて本当に楽しかったです。いいもの作るためのことしか考えたくないスタンスなんだなというのが心地よかったです」と感謝した。広末が「ちょっと、ひらパー推しすぎじゃないですか? この映画の宣伝なのに毎回ひらパーの話」とつっこむと、岡田と綾野は2人で「おま」とひらパーのポーズを披露し、会場は拍手。岡田は逆に「涼子ちゃん、今日手紙をくれたんですよ。ケーキを持ってご挨拶してくれて、『岡田さんとはまた共演すると思いますので』みたいな感動的なこと言って手紙までくれて、なんていい人なんだと思って。でも『書いてる途中で来ちゃって』とか言って横で書き出して『締めがあるから』って、書いたら岡田准一の准がちがう“じゅん”だった。松本潤の、潤ってる方のじゅんだった」と指摘する。広末は「そう言われれば! ごめんなさいファンの皆さん!!」と恐縮し、「潤ってねーから!」と吠える岡田。広末は「准一さんって呼ばれてるみたいなんだけど、“岡田くん”って呼んでて。昔弟役で、23年前にドラマで共演させていただいて、当時SMAPさんとかTOKIOさんとかと共演することが多くて、アイドルの方ってご自身より若い役が恋人とか結婚相手になるじゃないですか。今回妻役というのが意外で、『いいんですか?』と思って。だから当時のまま、“岡田くん”のままなんですよね。准一というのが、いまいち(ピンとこない)」と弁解し、綾野は「何の話してるんでしたっけ?」とつっこんでいた。
2023年05月19日映画『おとななじみ』(5月12日公開)の公開初日舞台挨拶が12日に都内で行われ、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズ Jr.)、久間田琳加、萩原利久、浅川梨奈、高橋洋人監督(※高ははしごだか)が登場した。同作は中原アヤ氏による同名コミックの実写化作。青山春(井上)と加賀屋楓(久間田琳加)は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ”。楓は20年間ハルを思い続けているが、ハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎてしまい……。2人の進みそうで進まない恋模様を描く。初主演映画の初日を迎えた井上は「感慨深いと言いますか、まさか自分が主演映画を撮ることができるなんて思ってもいなかったので、こうして無事公開できてまずはホッとしてますね」と喜びを表す。また作品に合わせて自分を「〇〇男子」と名付けるコーナーでは、井上は「超省エネ男子です。基本的に休みの日もベッドから出ない、動かない生活をしてたり」と紹介。「ダンスの振り付けを覚える時も体を動かさずに覚えるんですよ。目で見て首だけ動かして覚えたりする部分は省エネ男子だと思います。予告にもあったフラッシュモブのシーンのダンスも目で見て覚えてたら、スタッフさんに『井上が全然覚えない』と心配されてたらしくて、後から聞きました」と明かし、「その方が僕は入りやすいタイプ。できたらリアルで見た方が入ります、でも動画でも振りを覚えたりします」と説明した。作品によって「変わったこと、影響があったこと」というトークテーマでは、高橋監督が「この作品の影響で、自分の判断力が変わってきたのか。井上くんがハルを演じてくれて、現場で撮影している時はハルに見えたし、撮影がうまくいって作品も面白くなったんですけど、最近ハルがベースになってきてませんか?」と井上の変化について尋ねる。ハル=超残念男子のため、井上は「超残念男子になっちゃってますかね?」と苦笑しつつ、「確かに喋り声でふとした時に出ちゃったりします。笑い方とか、ハルっぽくなっちゃう瞬間があるかもしれないです。無意識のうちに出ちゃってるかもしれないですね」と認めていた。この日は井上、久間田が初だという鏡開きにも挑戦。「ムズキュンは?」「おとななじみ」と、客の声を煽るやりとりをすることになったが、声出しOKに慣れない客席の反応が小さく、何度も練習して挑む。本番では、掛け声と共に発射された金テープの方にキャスト陣が驚いていた。
2023年05月12日6月2日(金) より公開される映画『渇水』の完成披露試写会が実施され、主演の生田斗真をはじめとした豪華キャスト・スタッフが舞台挨拶に登壇した。大勢の観客に迎えられ、登壇した生田、門脇⻨、磯村勇斗、尾野真千子、山﨑七海、柚穂、髙橋正弥監督、白石和彌プロデューサー。生田が「本当に自信を持ってお届けできる作品が完成しました。こんなに素晴らしいみなさんと、監督の熱い、熱い思いがこもった映画です」、門脇が「私には子供がいないので、母親を演じるのは難しいのですが、さらに難しい役を演じました。最後に何か温かいものが皆さんに届けばいいなと思います」、磯村が「撮影をしてから期間があいたのですが、皆さんの前で上映できるということをすごく嬉しく思います」、尾野が「本当に今日という日が嬉しくてたまりません」と、コメント。生田斗真また、山﨑が「すごく緊張しているのですが、よろしくお願いします」、柚穂が「今日は来てくださいましてありがとうございます。楽しんでいただければと思います」、白石プロデューサーが「髙橋監督と素敵なキャストの皆さんとお届けできて嬉しく思います」、髙橋監督が「12年かけてようやく映画が完成したということで嬉しく思いますし、登壇しているキャストのみなさん、そのほかの映画に登場しているみなさん、白石さんはじめスタッフのみなさんに感謝したいです。今日は初めて一般の方にご覧いただく機会ということで、是非楽しんでいただければと思います」と、それぞれ挨拶をした。山﨑七海1990年に書かれた小説『渇水』をなぜ映画化しようと思ったか尋ねられた髙橋監督は「90年というとバブル期で、日本中は裕福な時代だったのですが、一方で当時から格差社会や貧困を描いている作品がありまして、30年経った今もそういったものがなくなっていないということに深い思いを感じまして、それを皆さんに観ていただきたいと思い、この作品をつくりました」と話し、白石プロデューサーも「素晴らしい脚本で、これを映像化できないのはもったいないなというのと、こういう作品を世の中に出して、どういう感想がいただけるのか、見たいという強い思いがあり、この作品が世に出る一歩のお手伝いになるならと思い、髙橋さんにお願いして参加しました。髙橋監督が粘り強くこの脚本を映画化しようとしているというのを聞いて、脚本を2018年くらいに読ませていただいて、そこで初めて監督と話して、間違いない、やりたいという気持ちを持ちました」と、今回初となるプロデュースを引き受けた決め手を振り返った。白石和彌プロデューサー「最強の凡人」岩切を演じた生田に、“普通の人”の心の渇きや葛藤を演じる上で、どのような点を意識したか尋ねると「特殊な撮影方法で、(この姉妹の)ふたりには脚本が渡っていなくて、監督が口頭で伝えるというスタイルだったんですね。ある日、僕と磯村勇斗が家にやってきて「水道止めます」って言って、「なになに! わかんない!」って状況になりますよね。そんな彼女たちの生っぽいシーンが浮かないように、生っぽい演技を意識しましたね」と答える生田。続けて姉妹二人との撮影を、「⻑い撮影期間色々な話をしたいのですが、あの子たちとは喋っちゃダメって罪なこと言うんですよ。でも彼女たちは知らないから、罪なことをしているという申し訳ない気持ちがあったんですが、裏を返すと、水道停止を執行する苦しさを感じましたね」と振り返る。「私がすごい人見知りすぎて、話せないというのがずっとあって、どう関係というものをつくるのかわからなかったのですが、それがよかったのかもしれませんね」と、山﨑も大人な反応。姉妹の母親役を演じた門脇は「最後まで役は掴めなかったです。でも、(姉妹のふたりが)日々本当の姉妹のように仲良くなって、ずっと二人きりでいて、私も距離をとった方がいいなと思っていたんですが、心苦しかったですね。今日久々に会って、ふたりが大きくなりすぎて、さらに現場との感じも違くて、違う子たちみたい!」と久々の再会を喜んだ。そんな門脇に、柚穂は「身⻑が10センチ伸びました」と報告し、会場からは感嘆の声が上がった。門脇麦磯村は、同僚役を演じた生田との距離感や関係性に関して「(生田とは)初めましてで、趣味の話をさせてもらったり、お互いジャブを打つというか、様子見ながらお話ししていく中で、岩切と木田の関係性が自然に出来上がってきましたね。社用車のシーンは印象深いですね。この撮影は雨が多かったんですけど、唯一晴れたので印象的でしたね」と撮影を振り返ると、生田が「『渇水』っていう映画なのに、撮影中ずっと雨だったんですよ。その原因が生田斗真なんじゃないかって、さっき袖でみんなに詰められました(笑)」と和気藹々としたエピソードを披露。このイベント当日も雨が降っていたことから、「どうしよう。公開するのは6月2日。気をつけろ、雨降るぞ!」と注意喚起すると、「本物だね」と尾野がボソッとツッコんだ。磯村勇斗そんな、夫との距離が出来てしまった妻を演じた尾野は「普通にやってしまいました。生田さんは本当に雨を降らされるんで、じめっとしていて。ひまわりがいい感じだったのでよかったです」と、ここでも雨トークを披露。姉妹を演じた山﨑、柚穂には冒頭以外の台本が渡されなかったことに関して、髙橋監督は「姉妹が母親と離れて暮らすということになってしまうので、先々の状況をあまり説明しないで、終わりを教えないまま演じてほしいという希望がありました。色々なことを頭の中にインプットすると、こうしたいとかあると思うのですが、人生というのは1日先のことはわからないので、そういう気分を姉妹の二人には体感してほしいと思ったので、そのようにしました」と意図を話すと、山﨑も「初めてなので、何をどうしたらいいかわからないという不安がありました」と、柚穂も「その場で言われちゃうから、間違えちゃうこともあったけど、みんなが優しくサポートしてくれたからうまくいきました」と話したが、「勘がいいので一回説明すると全部把握してくれたので助かりました」と髙橋監督。再び、雨続きだった現場に関しての話になると、髙橋監督がポケットからてるてる坊主を取り出す。「ふたりからもらったてるてる坊主を持ってきました。雨のせいで撮影中止も何回かあった中、てるてる坊主を作ってくれて、現場中は台本に挟んでました」というエピソードに会場も和やかな雰囲気に。しかし、生田が「いやーごめんね、なんだか。俺、雨男パワーが勝っちゃってごめんね」と謝ると、柚穂は「大丈夫です!」とここでも大人の対応を見せ、「優しいね」と生田も感謝しっぱなしだった。柚穂16mmフィルムで行われた撮影を髙橋監督は「水とか水道、太陽の光とか熱いものを表現するのにフィルムが適してまして、これは白石さんの提案でもありましたね」と振り返り、白石プロデューサーも「原作が90年代の作品なので、そのテイストを入れたいとも思いました」と経緯を語る。そんな現場を磯村は「監督はものすごく役者に寄り添って演出してくださったので、現場が温かかったですね。物語は苦しいのですが、スタッフさんとか役者陣は優しく撮影できたな、それは監督のお人柄だなと思いましたね」と、門脇も「フィルムはテンション上がりますよね。スタッフのみなさんがテンション上がっているのも分かるから、いいですよね。映画を観ていても監督の優しさとか、登場人物に対する眼差しが優しいのを感じましたね」と監督の人柄を絶賛。数々の子役との演技経験のある尾野は、今回の演出方法に「辛いでしょうねえ。そういう経験が今後この子たちにとっては宝物になるんじゃないかなとも思いますね」と姉妹の二人をねぎらった。尾野真千子そして、是非注目してほしいポイントを「この映画は新しい時代の女優さんを発見してもらう映画なので、フィルム映画の中で彼女たちが色々な感情を爆発しているところを是非ご覧いただければと思います」と生田が、「上映前なので多くを語りませんが、難しく考えるというよりも、フィルムで撮った空気感というものを感じ取っていただいて、体感していただければと思いますので、ごゆっくりご覧いただければと思います」と髙橋監督が答えた。髙橋正弥監督最後に生田が、「ちょっと雨が降る中お越しいただきありがとうございます(笑)。 たくさんの映画があって、色々なジャンルのものもありますが、こういったフィルムに刻んでいく映画も昨今映画館で見る機会もあまりなく、貴重な機会ですので、皆さんの良い経験になってしてほしいと思います」と締め、イベントは幕を閉じた。<作品情報>『渇水』6月2日(金) 全国公開公式サイト:
2023年05月12日結婚が決まったら、二人で行く義実家への挨拶。しかし、その挨拶で「やめておけば良かった」と後悔することもあるようです。そこで今回は「義実家への挨拶で後悔したエピソード」をご紹介します!確認しておけば良かった仏滅などの六曜挨拶に行く日を義実家の休みの日に合わせるだけで、六曜を見ていなかったことを後悔しました。元々、面識はあったので挨拶自体は滞りなく終わりましたが、帰り際に「うちは仏滅でも気にしないけど、大丈夫?」と聞かれ、気まずい雰囲気になりました。人によっては気にする方もいるため、確認すれば良かったです。(30歳/パート)確認しておけば良かった挨拶の服装義実家への挨拶へは、きれいめな服を着て行くということを知らず、呑気にしていました。当日、親から電話があり「服は買ったの?!正装で行くんだよ!」と言われ、急いできれいめな服を買いに行きました。早めに用意しておけば良かったと思います。手土産もどこでも買えるようなものを持っていってしまい、もっと考えておけば良かったと後悔しました。(26歳/専業主婦)これからの人は参考に初めての結婚挨拶ではわからないこともありますよね。事前に気になることは確認してみることが大切なのかも。今回の先輩方のエピソードを参考に、挨拶の準備を進めてみてください!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年05月09日歌舞伎座新開場十周年「團菊祭五月大歌舞伎」が5月2日(火) に東京・歌舞伎座で開幕。その初日レポートが到着した。「團菊祭」は、ゆかりの演目、出演者で魅せる歌舞伎座五月興行恒例の祭典。昼の部は、江戸歌舞伎の様式美溢れる人気作『寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)』から。幕が開くと、中村梅玉演じる工藤左衛門祐経が富士の巻狩りの総奉行に任じられた祝宴を催し、中村魁春演じる傾城・大磯の虎や、大名たちが居並んでいる。そこへ坂東巳之助演じる小林朝比奈の仲介により現れたのは、尾上右近演じる曽我十郎と尾上松也演じる五郎の兄弟。父の仇を討とうとはやる五郎は、工藤に詰め寄るが……。父の仇である工藤を討ち取りながらも若くして散った兄弟の死を悼み、中世以降、広く愛されてきた「曽我もの」の作品の中でも、特に祝祭性の高い人気の場面が『寿曽我対面』だ。どっしりとした貫禄を見せる梅玉の工藤に清新なエネルギー溢れる十郎と五郎が向かっていく。梅玉が筋書の聞き書きで「周りが活きのいい後輩ばかりですから新鮮です。期待している後輩たちに負けないように」と語ったように、若手俳優の活躍も目覚ましい一幕となった。続いては「十二世市川團十郎十年祭」『若き日の信長(わかきひののぶなが)』。文豪・大佛次郎が十一世市川團十郎のために書き下ろし、昭和27(1952)年に初演された本作。十一世、十二世團十郎が大切にし、当代の團十郎に受け継がれた成田屋ゆかりの演目で十二世市川團十郎を偲ぶ。秋の夕景から始まり、冬の冷たい朝、清洲城の堀外、堀内の書院に轟く雷鳴まで、市川團十郎演じる信長の複雑に変わりゆく心情に合わせ巧みに変化していく舞台美術も印象的で、信長が自分の苦しみを理解してもらえず平手中務政秀(中村梅玉)に死なれた悔しさと淋しさを吐露する場面は、人々の心を惹きつける。「信長が亡き父を思う気持ちや、父と息子の関係性や距離感には、自分自身と通じるものを感じています。父の十年祭で上演できることをありがたく思います」と取材会で語った團十郎。父・十二世團十郎から教わったという十年祭にふさわしい演目に、客席からは故人を懐かしむあたたかな拍手が送られた。続く、華やかな舞踊と豪快な立廻りがみどころの『音菊眞秀若武者(おとにきくまことのわかむしゃ)』では寺嶋眞秀が初代尾上眞秀を名のり初舞台を勤めた。舞台は藤の花が咲き誇る山里曲輪。国守の祝いの宴が催されるなか、剣術指南役に連れられ一人の女童(尾上眞秀)がやってくる。はつらつとした声を場内に響かせた眞秀演じる女童は、大伴家茂(市川團十郎)、藤波御前(尾上菊之助)とともに可憐な舞を披露する。やがて、自身が実は岩見重太郎という男子であることを明かすと、後半では長坂趙範(尾上松緑)やその手下、大狒々を相手に勇ましく立廻り、凛々しい姿を見せる眞秀。さらには忽然とあらわれた弓矢八幡(尾上菊五郎)の威徳によって重太郎は狒々を退治。今回の初舞台のためにシャネルのサポートにより制作された明るい色合いで華やかな祝幕を背景に花道を豪快に引っ込むと、その堂々とした姿に割れんばかりの拍手が送られた。尾上菊之助が5年ぶりに髪結新三役に挑む『梅雨小袖昔八丈 髪結新三』夜の部は、歌舞伎の様式美を堪能できるひと幕『宮島のだんまり(みやじまのだんまり)』から。幕が開くと舞台一面に浪幕が。やがて大薩摩の豪快な演奏が場内に響き渡ると、浪幕が振り落とされ舞台は海辺の厳島神社へ。いわくあり気な巻物を読みふける傾城浮舟太夫(中村雀右衛門)、巻物を奪おうとする源氏の智将・畠山庄司重忠(中村又五郎)らが登場する。さらに浮舟を捕えようとする人々、ついには平家一門を率いる平相国清盛(中村歌六)も現れ、源平物語でおなじみの登場人物たちによる巻物を巡っての「だんまり」を展開。「だんまり」は、暗闇のなか善悪入り乱れた登場人物たちが無言で宝物を探り合う歌舞伎独特の演出の一つ。美しい絵面で展開される、歌舞伎らしさを感じられるひと時だ。本作の特徴である主役の傾城浮舟太夫は、男の盗賊という自らの正体を明かすと、上半身は男、下半身は女の姿で、男の勇ましさと遊女の色っぽさを同時に表現する「傾城六方」で花道の引っ込み、独特の風情をみせた。続いては、春をよぶ二月堂お水取り『達陀(だったん)』。「お水取り」で知られる東大寺二月堂の修二会の行を題材に、二世尾上松緑が創作し、昭和42(1967)年に初演された舞踊劇。舞台となるのは、修二会の法会が行われている奈良・東大寺の二月堂。法会を取り仕切る僧の集慶(尾上松緑)が東大寺に所縁ある故人たちの名を記した過去帳を読み上げるところへ、どこからともなく青衣の女人(中村梅枝)が現れる。この女は、集慶のかつての恋人。やがて女人は幻想の集慶(尾上左近)の手を取り昔の思い出を踊り……。東大寺に伝わる僧集慶と青衣の女人の伝説が巧みに取り入れられた本作は、幻想的な雰囲気と艶やかな情感が漂う前半から、降り注ぐ火の粉を物ともせずダイナミックな群舞を見せるクライマックスまで、圧巻の舞台が続く。「練行衆の誰一人が欠けても成り立たない集団の芸術」と松緑が話す通り、舞台上に並んだ練行衆が一体となり大きなうねりを生み、劇場全体がその渦に引き込まれていくかのよう。「お水取りの行をリスペクトしたうえで、皆が共通の意識をもって、その旗を立てられたゴールに向かっていくと、1日1日研ぎ澄まされたものになるのではないか」と語る松緑の作品への真摯な思いも伝わる一幕。静と動のコントラストが美しい舞踊劇に客席からは大きな拍手が巻き起こった。夜の部を締めくくるのは、河竹黙阿弥による名作『梅雨小袖昔八丈 髪結新三(つゆこそでむかしはちじょう かみゆいしんざ)』。白子屋の一人娘のお熊と手代の忠七が恋仲であることを知った髪結新三(尾上菊之助)は、忠七を騙してお熊を誘拐し、身代金をせしめようと企む。新三はお熊を取り戻そうとやってきた俠客の弥太五郎源七(坂東彦三郎)を追い返すも、続いてやってきた老猾な家主の長兵衛(河原崎権十郎)にやり込められてしまい……。河竹黙阿弥の没後百三十年、五代目菊五郎の没後百二十年、初演から百五十年という節目の年でもある本年。今回5年ぶりに再び髪結新三役に挑む尾上菊之助は、場面や関わる相手によって変化していく新三という江戸の市井の人間を生き生きと体現。筋書では「幕開きに演目の全体像をご説明する解説がつきます。江戸から明治への転換期という混乱の中で生まれた物語で、そこに込められた、何を大切に生きていくべきかというメッセージを感じていただきたい」と演出へのアプローチも語った菊之助。黙阿弥らしい七五調の台詞も耳に心地よく、初鰹の売り声など、随所に江戸の市井の人々の姿が感じられる本作。江戸歌舞伎の粋を感じられる一幕となった。「團菊祭五月大歌舞伎」は5月27日(土) まで歌舞伎座で上演される。「團菊祭五月大歌舞伎」の詳細はこちら:チケット購入リンク:写真提供:松竹(株)※無断転載禁止
2023年05月08日第158回直木賞を受賞した作家・門井慶喜による同名小説を豪華キャストで映画化した『銀河鉄道の父』。5月5日“こどもの日”に初日舞台挨拶が行われ、主演の役所広司、共演の菅田将暉、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯と“宮沢家”キャストが最後の集結、成島出監督と登壇した。まずは宮沢賢治の故郷・岩手県花巻市で活動するイーハトーブ子ども合唱隊による宮沢賢治作詞・作曲の「星めぐりの歌」の生合唱からスタート。そして宮沢賢治の父・政次郎を演じた主演の役所さんが「やっと今日という日を迎えることができました。スタッフ・キャストが一丸となって作った作品です。皆さんに気に入って頂けると嬉しいです」と話すと、菅田さんも「当たり前のように公開できること、お客さんが観に来てくださっていることに感謝したい」と挨拶。また、見どころについては「時代の変化に合わせて灯りが変わってくる。最初はランプの灯りだけで撮影をしていて、とても綺麗で美しい映像になっています」と映像美をアピールした。賢治を演じた菅田さんもガラス製のランプが思い出深いようで「役所さんとの芝居でヒートアップしてぶつかって、貴重なガラス製のランプが割れて大変でした」と述懐。貴重な体験だったことを明かした。賢治の妹・トシを演じた森さんはラストシーンを見どころに挙げ、「夢と愛で溢れた素敵なシーン。私自身も夢心地で撮影をしていました」と手応え。賢治の弟・清六を演じた豊田さんは「喜助が政次郎さんに『おめえは父親であり過ぎる』と言い放つセリフは政次郎さんを表すセリフなので印象的でした」と回想。これに賢治の祖父・喜助を演じた田中さんは「自分のセリフを忘れるくらい役所さんの芝居が面白くて、無我夢中で観察。やはり凄いなあと思った」とリスペクトを込めると、若い時代を描いたシーンゆえ役所さんも「若作りしている泯さんを見たのが初めてだったので面白かった」とふり返る。賢治の母・イチを演じた坂井さんも若き日の役所さんがお気に入りだそう。「冒頭シーンでの役所さんの白い割烹着姿がチャーミング」と予告すると、菅田さんは「前髪が良い!20代の設定ですよね?」と役所さんに確認、「そうです!」と役所さんは照れていた。なお、宮沢家を演じた“家族キャスト”6人が勢ぞろいするのは、この日がラストということで、いまだからこそ聞きたいことをそれぞれ質問。3歳から20歳までバスケをやっていたという豊田さんは、役所さんに「そんな僕でも全力の役所さんを止めることが出来なかった。筋トレをしていますか?」と質問。菅田も「わかる!わかる!」と共感する中、役所さんは「そんな、そんな。散歩くらいですよ」と返し、2人を驚かせるひと幕も。一方、役作りのために減量していたという菅田さんは「ロケ地では何を食べていましたか?」とキャスト陣に質問。「五平餅」の話題が出ると、「あれ美味しそうだった~!」と食べられずに悔しそうだった菅田さん。役所さんは「役者の鏡だねえ!」と冗談めかしつつも熱の入った役作りに賛辞を送っていた。そして森さんは「殺気すら感じた」と、菅田さん演じる宮沢賢治が鬼気迫る雰囲気で読経するシーンの舞台裏に興味津々。読経で声を枯らしたという菅田さんは「撮影前に近くのお寺で正座して精神統一をしたら気持ちが昂った」と苦笑い。父・政次郎として制止に入った役所さんは「菅田君は仮面ライダーもやっているから…。アクションは怖かった」と、その迫力を絶賛していた。最後に菅田さんは「この映画を観たら、きっと自分の家族や色々な人の顔が浮かぶと思う。楽しんで観てほしい」とアピール。成島監督は「この素敵な原作をこの素敵なメンバーで撮れて監督冥利に尽きます。この映画を撮るために映画監督になったのではないかという気持ちで初日を迎えて感無量です」と話し、「皆さんに応援してもらって映画は初めて完成します」と言葉に力を込めた。『銀河鉄道の父』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年05月06日映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』の大ヒット舞台挨拶が、4月29日(土・祝) に丸の内ピカデリーで開催された。『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は、累計発行部数7,000万部を超える人気コミック『東京卍リベンジャーズ』を、北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜らオールスターキャストで実写化した映画の最新作。公開からの3日間で興行収入約6億円、4月22日(土)、23日(日) の週末2日間では、2023年公開実写作品の中で動員・興行収入ともに1位を記録している。MCからの呼びかけで高杉真宙と吉沢亮が登場したが、もうひとりの登壇者である北村が姿を現さず、会場はざわつく中で舞台挨拶はスタート。吉沢は「寝坊かな?」と会場を笑わせるも「呼んでみましょうか!」と北村の名を叫ぶと、会場後方の客席から北村が姿を現した。悲鳴にも近い歓声が起こると、「みんな気づかないね(笑)!実はここで一緒に映画を観ていました!」とサプライズでお客さんと一緒に鑑賞していたことを報告。会場の熱気やお客さんの熱量を間近で感じながら、ステージへ登壇した。北村は改めて舞台上で集まったファンに感謝の言葉を伝え「今日は大ヒット舞台挨拶ということで、皆さんと一緒に観させていただきました。上映後には拍手も起きていて、本当に嬉しかったです」と感慨深く語り、「面白いですよね」と観客に投げかけながら「最高の原作があって、この原作を心から愛せるきっかけとなった『血のハロウィン編』を実写化できたのは本当に光栄です」と何度も頭を下げた。公開から約1週間が経ち、すでに10回以上鑑賞している人もいるなど、日本中を席巻している“東リベ祭り”について北村は「本当に多くの反響をいただいていて、2部作ということでこの前編『-運命-』についてどういった声が届くか気になっていました。前編だけでは完結しないので、もどかしいと思う人が多いのかなと思っていたのですが、本当に面白いと言ってくださる方が多くて。こうして繰り返し観ていただける作品に携わることができたのは本当に嬉しいです」と笑顔を見せた。また吉沢も「最近連絡をとっていなかった知人や友達からも“観たよ”と連絡をいただいて、お子さんから大人まで、世代を問わず本当に幅広い層の方から支持していただけているのかなと」と分析。北村も自身が所属するバンドのライブ会場での話を持ち出し「ライブ会場のホールの右側の席が全員子どもだったんです。これって『東リベ』効果なのかなとその時思いましたね」とコメントした。そして高杉も「撮影中の現場のスタッフさんから“観に行ったよ”と声をかけてくださって、撮影の無い休みの日にわざわざ劇場まで行ってくださる方が多くて、本当に嬉しいですね」と喜びを語った。本作を何度も楽しめるポイントを聞かれた吉沢は「出演者全員が魅力的で、フルスペックなお芝居をされているので、今日は誰の演技を観ようかなという感じで観るのは面白いかもしれないですね」と提案。北村と高杉も頷きながら「今日は後ろに映るエキストラさんを見てようかなとか、結構レギュラーで出ている方もいるので楽しいかもしれないですね」と“東リベ”ならではの楽しみ方を語った。そして前作を観なくても楽しめる作品として原作『血のハロウィン編』が描かれる本作について「前作の振り返りをふんだんに盛り込んでいますので、今作から観る人も面白いと感じることができる作品になっています。前編『運命』は、もう1度『1』が観たくなる作品だと思うので、何度でも観てほしいですね」とコメント。高杉も「それぞれの出会いが『1』でしっかり描かれていると思うので、キャラクターの関係性を改めて確認して、『血のハロウィン編』を観るとよりキャラクター同士の絆というものが深く理解できるのかなと思います」と振り返った。6月30日(日) に公開を控える、後編『-決戦-』。『血のハロウィン編』完結となる物語の見どころを聞かれた北村は「『1』と近い、駆け抜ける構成になっています。前編『-運命-』は緻密にキャラクターの心情が描かれていますが、後編『-決戦-』は汗、涙といった熱いものが描かれています。とくに後編『-決戦-』は、マイキーが物語の中心にいて、タケミチの横には千冬がいて、より色々なキャラクターにフォーカスが当たるので、“10リベ”“20リベ”と観ても楽しめる作品になっていると思います」と力強くコメント。吉沢も「これまで描かれてないマイキーの感情の爆発が描かれています。『1』も完成された映画でしたが、後編『-決戦-』を観て、ようやく『1』を超える作品だと言えると思うので、本当に楽しみにしていただきたいです」と自信たっぷりにコメントした。ここで公式SNSで募集したファンからの質問コーナーを実施。「自分にとって運命の分かれ道だと感じた瞬間はありますか?」という質問に対し、北村は「芸能界に入ったのが8歳。そこが圧倒的に運命の分かれ道ですね。今17、18年芸能界にいて、流石にベテランの域に入ってきましたね。芸能界を知らないのが8年しかないってすごいことだなと感じます」と述懐。吉沢も芸能界に入った瞬間が運命の分かれ道だと語り、「15歳の時に芸能界に入って、来年で15周年。人生の半分は役者という仕事をさせていただいて、出会う人のおかげで生き方が変わってきた気もしますし、皆さんのおかげでこうして舞台挨拶に登壇できるのは本当にありがたいことです」と振り返りながら感謝。高杉も「13、14歳で芸能界に入って、こうして共演した方と再会したり、こうして役者を続けられることや一つ一つの巡り合わせに運命を感じますね」と感慨深く語った。最後に北村から最後の挨拶が行われ、「『血のハロウィン編』は2部作ということで、普通映画というものは、完成披露があって、公開記念の舞台挨拶があって、公開後の舞台挨拶があって、本来こういった舞台挨拶で関係は一旦切れてしまうのですが、『東京リベンジャーズ』は6月まで続きます。まだまだ、映画、キャスト、そして鑑賞してくださった皆さんとの繋がりが続きますので、仲間として一緒に盛り上げてほしいです。2部作を通して、本当に最高な作品ができたと自負していますし、全員が素晴らしくてカッコイイです。そんな僕らの仲間と共に、皆さんも一緒に歩いてくれたら嬉しいです」と、会場にいるファンへの感謝、そして後編に向けての想いを述べ、それに応えた会場の大歓声とともにイベントは終了した。<作品情報>『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』公開中(C)和久井健/講談社 (C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年05月01日