アメリカのソロシンガー、ADAM LAMBERT(アダム・ランバート)が2016年1月7日(木)宮城より、3年ぶり3度目の単独来日公演を行う事が決定した。公演は、1月13日(水)愛知・ダイヤモンドホールまで、5都市で6公演開催。7月にリリースした3年ぶりのアルバム『オリジナル・ハイ』を携えて行われる。【チケット情報はこちら】アダム・ランバートは1982年生まれ。2009年に、全米NO.1の視聴率を誇るオーディション番組『アメリカン・アイドル』で準優勝。同年、それを足がかりに歌手デビューを果たし、1stアルバム『フォー・ユア・エンターテイメント』は全米アルバムチャートで初登場3位を記録。最新作を含め、これまでリリースしたオリジナルアルバムは全てヒット。また、ソロ名義の活動だけでなく2012年6月より伝説のロックバンドQUEENにボーカリストとして参加。2014年にはSUMMER SONICにヘッドライナーとして出演。そのほか人気海外ドラマ『glee/グリー』に出演するなど、音楽以外の活動も行っている。来日公演のチケット一般発売は9月19日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、1月8日(金)東京・TOKYO DOME CITY HALL公演、12日(火)大阪・なんばHatch公演、15日(金)東京・EX THEATER ROPPONGI公演の先行を実施。受付は大阪公演が9月6日(日)午前11時まで。東京公演が9月10日(木)午前11時まで。■ADAM LAMBERT(アダム・ランバート)ジャパンツアー2016年1月7日(木) 仙台サンプラザホール(宮城県)1月8日(金) TOKYO DOME CITY HALL (東京都)1月10日(日) BLUE LIVE 広島(広島県)1月12日(火) なんばHatch(大阪府)1月13日(水) ダイアモンドホール(愛知県)1月15日(金) EX THEATER ROPPONGI(東京都)
2015年09月03日俳優の柳沢慎吾とモデルで歌手の三戸なつめが26日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『ピクセル』日本語吹替え版ジャパン・プレミアに登壇した。日本語吹替え版で、主役のサム・ブレナー(アダム・サンドラー)の声優を務めた柳沢は、MCから主演と紹介されるとご満悦になり、「(アダム・サンドラー)が無表情なんですよ。だからすごく難しかったです。でもこの間見させてもらったら、これがいいのよ」と自画自賛。「主演となると着ている衣装も違うでしょ。どう?」と問いかけ、会場から拍手をもらった。さらに、同作の主演を務めたアダム・サンドラーが、世界30カ国の吹き替えをチェックしたそうで、柳沢は「日本の彼、シンゴ・ヤナギサワが一番いいって!全然力が入ってなくて、シリアスなところも普通にやっていていいんだって」と喜びを爆発させて報告した。また、日本語吹替え版の主題歌に抜てきされた三戸もピクセル化した頭で登場し、主題歌を担当するという話を聞いたときの印象について「絶対ドッキリだと思ったんですけど、(プロデューサーの)中田ヤスタカさんのところにレコーディングに行ったときに"本物や!"と思って、うれしかったですけどビックリの方が大きかったです」と振り返り、同作を見た感想については「初めは柳沢さんが主役の声をやっていることを忘れていて、物語の途中で柳沢さんの名セリフが出てきて、そのときに柳沢さんだと思い出したくらいで、すごく自然でした」と柳沢の吹替えを絶賛した。同イベントでは、映画の話以外にも、高校野球や始球式の話でも"舌好調"だった柳沢。特に今月9日に、自身が横浜スタジアムで行った始球式がお気に入りのようで、「日本一長い始球式見た?1ヶ月も経ってないのに150万回(再生)行ったみたい」と自慢げに話していた。しかし、三戸が「私の始球式も見てください。甲子園で」と言うと、柳沢は驚きの表情を見せ「甲子園でやったの? 高校野球をやる甲子園で?…やりてえ」と本音を漏らして会場の笑いを誘った。同映画は、パックマンやドンキーコング、ギャラガやスペースインベーダーなどの懐かしい80年代ゲームキャラが、一斉に地球を侵略しにやってくるというSFエンターテインメント。9月12日(土)より丸の内ピカデリーほかで全国公開。
2015年08月28日全米を皮切りに全世界74か国で公開され、世界興収が1億ドルを突破した映画『ピクセル』。日本語吹き替え版には柳沢慎吾、渡辺直美の起用が発表され、日本でも公開前から注目が集まる本作から、とても地球を救うヒーローには見えない(?)主要キャスト5人の場面写真が到着した。NASAが宇宙へ向け、“友好メッセージ”を送ってから33年。サム・ブレナー(アダム・サンドラー)とウィル・クーパー(ケヴィン・ジェームズ)は昔と変わらぬ友情で結ばれていたが、サムは妻に逃げられ、人生くたびれ気味。一方、大統領になったウィルはほとんど公約を果たせず、失策続き。立場は異なるが、お互いに崖っぷち感が否めない。そんな中、グアムの空軍基地が“何か”に襲われ、ボロボロとキューブ状に崩壊させられてしまう。その映像を見たウィルは、その“侵略者たち”があるゲームに似ていることに気づく。かつてゲームの世界チャンピオンだったサムも、ひと目見ただけで「ギャラガ」と見抜くが、ホワイトハウスの官僚たちには相手にされない。落胆した帰り道、ラドロー・レイモンソフ(ジョシュ・ギャッド)と偶然の再会を果たすサム。かつては“神童”と呼ばれ、サムと世界チャンピオンの座を争った一人だ。陰謀論者のラドローは地球が危機に陥っていることを把握しており、サムとともに、ウィルへの説得を始める。支持率を下げるリスクを背負いたくないウィルは、軍隊の派遣を躊躇してしまい、世界はさらにピンチに。そして、いまはくたびれて、しがないオヤジだが、昔は最強だったゲームオタクチーム“アーケーターズ”が結成される!さらに、サムの最大のライバルでありトラウマでもあるゲーム大会チャンピオン、エディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)も加わり…。ゲームの中では“何千回”と地球を救ってきた彼らが、現実の世界を救えるのか、気にならずにいられない本作。すっかりいい歳になった、かつてのゲーム小僧たちの場面写真からも、それぞれのキャラクターをとらえることができる。主人公のサム・ブレナー役を務めるのは、アダム・サンドラー。コメディジャンルで20年間以上もトップで居続ける彼は、俳優であり脚本家で製作者、さらにミュージシャンと、多岐にわたって才能を発揮し、本作ではプロデューサーも兼任している。サムの親友であり、地球最大の危機に直面してしまう米大統領ウィル・クーパー役には、ケヴィン・ジェームズ。彼はCGのゲームキャラを相手に演技するため、家族に1か月家を空けてもらい、CG撮影時の目線の的となるテニスボールを家中の至るところに置いては、テニスボールに向かって怒鳴る日々を送っていたというエピソードも。アーケーターズの最年少メンバー、ラドロー・レイモンソフを演じるのは、『アナと雪の女王』でオラフの声を務めていたジョシュ・ギャッド。ブロードウェイミュージカル「ブック・オブ・モルモン」の主演俳優で培った美声を本作でも発揮。クリス・コロンバス監督とサンドラーと一緒に仕事ができるだけでなく、子どものころに遊んだゲームを壮大なスケールでプレーすることができると、心を躍らせたという。また、“ファイヤーブラスター”という別名を持ち、サムとは犬猿の仲のエディ・プラント役には、ピーター・ディンクレイジ。「ゲーム・オブ・スローンズ」でのシリアスな役が印象的な彼だが、『リビング・イン・オブリビオン/悪魔の撮影日誌』『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』などで魅せたコメディの名手としても知られている。そして、紅一点のヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐を演じるのは、ミシェル・モナハン。彼女は「楽しくないわけないじゃない!女性が自分だけというのは最高だったわ。男性陣はみんな歓迎してくれて、とても優しかった。もちろん、からわかれたりしたけれど、私も人をからかうのはすごく得意なのよ」と明かす。「自然と生まれてくる仲間意識や、カリスマ的な魅力があるんだ。彼らは真のチームだ」と、コロンバス監督も太鼓判を押すアーケーターズのメンバーたち。一見ヒーローには見えない彼らが、そのチームワークでどんな活躍をするのか、楽しみにしていて。『ピクセル』は9月12日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピクセル 2015年9月12日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 CTMG, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICTLY PROHIBITED.
2015年08月14日映画で活躍する俳優には、すごく稼いでいるイメージがありませんか?特にハリウッドの俳優は、ギャラも日本の俳優とは桁違い。そこで今回は、米『フォーブス』誌が発表した“世界でもっとも稼いだ俳優ランキング”を紹介します。ちなみに以下の数字は、2014年6月1日~2015年6月1日までの収入です。■世界で最も稼いだハリウッドの俳優トップ1010位:マーク・ウォールバーグ/3,200万ドル(39.7億円)9位:アクシャイ・クマール/3,250万ドル(約40.3億円)7位:アミターブ・バッチャン/3,350万ドル(約41.6億円)7位:サルマン・カーン/3,350万ドル(約41.6億円)6位:トム・クルーズ/4,000万ドル(約49.6億円)5位:アダム・サンドラー/4,100万ドル(約51億円)4位:ブラッドリー・クーパー/4,150万ドル(約51.5億円)3位:ヴィン・ディーゼル/4,700万ドル(約58.3億円)2位:ジャッキー・チェン/5,000万ドル(約62億円)1位:ロバート・ダウニー・Jr/8,000万ドル(約99.3億円)■第1位は『アイアンマン』シリーズの俳優!世界の俳優のなかで見事トップに輝いたのは、『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.。彼が1年で稼いだ額は、なんと8,000万ドル(約99.3億円)。年商100億円の企業は少なくありませんが、個人でこれだけ稼ぐなんて相当ですよね!また、ロバートが出演した映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、中国で興行収入2億4,000万ドル(約296億円)の興行収入を記録しているそうです。そして2位は、香港出身のジャッキー・チェン。中国で大ヒットした映画『ドラゴン・ブレイド』に出演し、彼が1年で稼いだ額は、5,000万ドル(約62億円)となりました。なおアメリカや香港出身の俳優だけではなく、他の国で生まれた俳優たちもランクインしています。リストには、北アイルランド出身のリーアム・ニーソン(22位)やイギリス出身のダニエル・クレイグ(15位)、オーストラリア出身のヒュー・ジャックマン(21位)らの名前も。そして今回のランキングでは、12人の俳優たちが初めてランクインしています。うち5人はボリウッド(インドの映画産業)からで、そのなかの3人はトップ10に入っています。同額で7位にランクインしたのは、アミターブ・バッチャンとサルマン・カーンの2人。収入は、3,350万ドル(約41.6億円)でした。そしてアクシャイ・クマールが、3,250万ドル(約40.3億円)で9位となっています。ただ、トップ10のうち6人はアメリカ出身の俳優でした。映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』に出演したヴィン・ディーゼルは、4,700万ドル(約58.3億円)を稼ぎ、3位にランクイン。映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、全世界興行収入15億ドルに達したといいます。5位のアダム・サンドラーは、米動画配信サービスのネットフリックスと4本の映画を契約したこともあり、4,100万ドル(約51億円)を稼ぎました。また10位に入ったマーク・ウォールバーグは、3,200万ドル(39.7億円)でした。■なかにはプロデューサーを務める俳優もちなみにヒット映画『アメリカン・スナイパー』で主演兼プロデューサーを務めたブラッドリー・クーパーは、1年間で4,150万ドル(約51.5億円)を稼ぎ、4位にランクインしています。また6位にランクインしたトム・クルーズも、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズで主演だけでなくプロデューサーも務めています。トムは40,00万ドル(約49.6億円)でした。ハリウッドの売れっ子俳優たちが1年で稼ぐ額は、大企業顔負けの金額ですね。(文/椎名恵麻)【参考】※The World’s Highest-Paid Actors 2015: Robert Downey Jr. Leads With $80 Million Haul –Forbes
2015年08月13日米BOX OFFICE MOJOは7月24日~7月26日の全米週末興業成績を発表した。体長1.5センチの“アントマン”になろうと奮闘する、マーブルの新作ヒーロー映画『アントマン』が前週に続いて1位をキープ。累計興行収入も1億607万5,000ドルと、2週間で1億ドルの大台を超えた。2位は初登場の『ピクセル』。宇宙人がパックマン、ギャラガ、ドンキーコングなど、80年代のクラシックアーケードゲームの人気キャラクターの姿を借りた兵器を地球へ送り込んでくる。人類を危機から救うためにゲームオタクたちが立ち上がる。“ハリー・ポッター”シリーズのクリス・コロンバスがメガホンを取り、『ジャックとジル』のアダム・サンドラー、『ブラインド・フィアー』のミシェル・モナハンらが出演している。5位はジェイク・ギレンホール主演の『Southpaw(原題)』が初登場。妻を死なせてしまい、父親不適格とされ娘を福祉施設に保護されてしまった左利きのボクサーが、最愛の娘を取り戻すために再起を図る人間ドラマだ。6位も初登場の『Paper Towns(原題)』。『さよならを待つふたりのために』『きっと、星のせいじゃない』のジョン・グリーン原作の同名小説が原作の青春物語にミステリーの要素を加えた映画で、人気モデルのカーラ・デルヴーニュの初主演作となっている。
2015年07月27日昨年11月『SINGIN’ IN THE RAIN-雨に唄えば-』で日本のファンを魅了したアダム・クーパーが主演を務める『兵士の物語』が7月24日(金)より東京芸術劇場プレイハウスにて開幕する。舞台『兵士の物語』チケット情報2004年、2005年に英国のみリミテッド上演され、今なおプレミアプロダクションと呼び声高い英国ロイヤル・オペラ・ハウス製作の『兵士の物語』。日本では2009年以来2度目の来日となるが、アダム・クーパー以外は新キャストを迎え、日本でしか観ることの出来ない顔合わせが実現した。自分の大切にしているヴァイオリンと、巨額の富を得られる悪の書を交換したがために悪魔に魂まで奪われそうになる兵士にアダム・クーパー。兵士のかつてのフィアンセと、後に兵士と結婚することになる王女の二役を演じるのは、出演作が完売続きのロイヤル・バレエ・プリンシパル=ラウラ・モレーラ。ストーリーテラーにはマシュー・ボーン作品の常連 サム・アーチャー、そして兵士を貶める悪魔をロイヤル・バレエのファースト・ソリスト=アレクサンダー・キャンベルが演じる。開幕を前に行われた公開稽古では、まさにムーラン・ルージュのような香りが漂うセットの中で4人息の合った演技を披露した。アダム演じる兵士のダンスは、時にコミカルに、時に切なく、悪魔の犠牲になっていく様を感情豊かに見せ、ラウラもフィアンセの際に魅せる繊細な表情と王女の際に魅せるコケティッシュな表情とを見事に演じ分けていた。4人のキャストと7人のオーケストラによる65分という凝縮された本作。ダンサーたちが踊りだけでなくテキストを語り、ストーリーが進んでいく様も見所のひとつと言える。先日の取材会で、本作についてアダムは「非常にエネルギーに満ちた公演です。ダンサーたちは舞台上の様々な場所を点々と移動し、その中で台詞とダンスが合い重なっていきます。そして、兵士がいかに犠牲者であるかが描かれていきます。なぜ犠牲者かというと、家に対する愛、家族に対する愛、彼はこうした愛する心を持っていながらも、誘惑によって自分のやりたいことが実現できなくなってしまいます。彼のやりたいこととそれを断絶する誘惑とのジレンマを台詞、ダンスで表現していきます。そういった点が見所ではないでしょうか」と述べた。また。ラウラは日本で演じることについて、「日本には何度も来ているので外国というよりはふるさとの感覚があります。特に日本の方は演劇、ダンス、文化に至るまで知識が豊富なので、リアクションが温かく、日本で公演をさせていただけるのは光栄」と語った。日本でしか観られない珠玉のキャストで贈る濃密な舞台空間、是非その目で確かめてほしい。公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて8月2日(日)まで。
2015年07月24日パックマンにドンキーコング、ギャラガやスペースインベーターら懐かしのゲームキャラクターたちが地球を侵略する『ピクセル』。7月18日(現地時間)、ワールドプレミアイベントがニューヨークにて行われ、監督のクリス・コロンバスを始め、主演のアダム・サンドラー、さらに日本からパックマンの生みの親である岩谷徹教授が参加した。今から30数年前、NASAが宇宙人との交流を夢見て“人間”を…“地球”を…深く知ってもらうための紹介映像を宇宙に向けて発信、その中には 当時大流行していたゲームの映像も送られた。ところが受信した宇宙人は、それを友好のメッセージではなく挑戦状ととってしまい…。超巨大パックマンと全長約10mのセンチピードのモニュメントが見下ろす中行われたイベントでは、アダムや、ミシェル・モナハン、そして共演のジョシュ・ギャッド、ピーター・ディンクレイジらがレッドカーペットに登場すると会場前を埋め尽くしたファンから大喝采が。そんな中、登場した岩谷氏は、わが子でもあるパックマンのハリウッドデビューに大満足の様子で、「ゲームをテーマにした映画に参画できて、とても嬉しいです。映画はとても素晴らしくできあがっているので、ファミリーの方、ゲームファン以外の方でも楽しめるのではないかと思います。35年前は2Dだったキャラクターが立体的になって、とても迫力が出ました。NYでのパックマンのシーンは見逃せないシーンだと思います」と語り、終始笑顔でイベントを楽しんでいた。『ハリー・ポッター』シリーズ、『ナイト ミュージアム』シリーズを手掛けてきたコロンバス監督は「1982年のゲームチャンピオンだった3人が、2015年になるとすっかりダメな大人になっている。1人は陰謀論にとりつかれ、1人はホームシアターの取り付け係、もう1人は牢獄入りだ。しかしアメリカ合衆国の大統領が、ゲームキャラの姿をしたエイリアンと戦うために彼らを呼び集めなければならない。なぜなら彼らが世界最高のゲームの達人だからさ。彼らだけが地球を救うことができるんだ」と語った。そしてその元チャンピオンだがいまはオタクの主人公を演じたアダムは「みんなが楽しめる映画を作りたいと思っていたけど、こんなにもたくさんの小さい子どもたちが気に入ってくれるとは思っていなかった。僕は地球を救う男の役だ。ここにいる彼らを集めて戦うんだ。どのゲームキャラも好きだよ。全部気に入っている」とアピール。その後も気軽にサインや写真撮影に応じ、終始和やかな雰囲気でワールドプレミアイベントは幕を閉じた。『ピクセル』は9月12日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて3D&2D公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピクセル 2015年9月12日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 CTMG, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICTLY PROHIBITED.
2015年07月21日人気ゲームのキャラクターたちによる地球侵略を描いた映画『ピクセル』(9月12日公開)の本編映像が、32年前に任天堂がファミリーコンピュータを発売した"ファミコンの日"である本日7月15日、公開された。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督がメガホンをとる本作は、NASAが30数年前に宇宙人との交流するため、地球の紹介映像を発信したところ、宇宙人がそれを友好のメッセージでなく挑戦状と受け取ってしまい、当時大流行していた地球の文化として紹介したゲームキャラクターにふんして侵略してくるというストーリー。パックマン、ドンキーコング、スペースインベーダーといった懐かしのゲームキャラがアメリカの大都市を襲う。このたび公開された本編映像は、地球を救うために立ち上がったゲームオタクたちとパックマンの戦闘シーン。ゲームキャラの侵略に対抗すべく集められたサム・ブレナー(アダム・サンドラー)、エディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)、ラドロー・レイモンソフ(ジョシュ・ギャット)ら3人のオタクとパックマンが戦闘シーンの一部始終で、実際のゲームを忠実に再現したことが伝わる映像となっている。映像で、パックマンはマンハッタンの街を大暴走。次々に車と衝突し、車は横転してピクセル化されていく。ブレナーはパックマンの爆走ぶりに思わず「あんなに速かったか?」と2人に問いかけると、エディは「うまく追い込め!」と指示。そして見事パックマンを追い込み、ラドローは「やった! 逃げ道はないぞ!」と喜ぶが、パックマンは何かを食べて光り輝く。”パワーエサ”を食べ、10秒間の無敵を手に入れたのだ。窮地に追い込まれたブレナーは「おい、まずいぞ」と焦り、ミシェル・モナハン演じるヴァン・パッテン中佐からは「逃げないと食べられる!」との声が飛ぶ。無敵状態のパックマンとの逆転チェイスの後、パックマンの口が大写しになるシーンで映像は終わる。視聴効果スーパーバイザーを務めたマシュー・バトラーは「できる限り厳密にゲームを模倣することがとても重要だった」とコメント。実際のゲームでもパックマンはモンスターより少し速く進む。キャラの動きや、お互いに接したときの反応も往年のゲーム通りにすることが極めて重要と考え、同シーンではパックマンが街を爆走する際に口をパクパクする頻度や移動スピードも忠実に再現している。32年前、1983年7月15日に任天堂からファミリーコンピュータ本体と同時発売されたソフトは、『ドンキーコング』。本作では、そのドンキーが大暴れし、ストーリーの鍵をも握っているという。
2015年07月15日日本生まれのゲームキャラが地球を襲う、話題の米映画『ピクセル』(クリス・コロンバス監督)の日本語吹替え版の公開アフレコが7月9日(木)、都内で行われ、ボイスキャストを務める柳沢慎吾と渡辺直美が出席した。柳沢さんは『マダガスカル』シリーズでシマウマのマーティを演じるなど、声優としても活躍するが、実写ハリウッド映画の吹替えは、初めての経験。アダム・サンドラー演じる、ゲームの元世界チャンピオン役で、「やっぱり実写ならではの、抑えた演技は難しい。ディレクターさんにも『もっとゆとりを持って』と言われちゃった。どうしても、オーバーな演技になるから」と反省気味。この日は朝から収録を行ったと言い、「よせばいいのに、休憩中もしゃべって、扁桃腺がはれちゃった。7時間くらい“立ちっぱ”で、おれは出っ歯!」と笑いを誘った。一方、渡辺さんは世界的テニスプレイヤーであるセリーナ・ウィリアムズ本人を演じ、「今夜、ウィンブルドンでシャラポワと準決勝ですよね?もしセリーナが優勝したら、映画の宣伝にもなる」とエールをおくった。「パックマン」「ドンキーコング」「ギャラガ」「スペースインベーダー」といった日本が誇るゲームキャラクターに姿を変えた宇宙人が地球侵略を企てる、かつてないディザスター・ムービー。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督がメガホンをとり、異なるゲーム会社のキャラが複数登場するハリウッド初の実写作品を生み出した。渡辺さんが「これをきっかけにハリウッド進出、ありえますよ。だって、主演ですよ!」と持ち上げると、当の柳沢さんは「そうなったら、ヤバイよ~」とまんざらでもない様子。「いままでおれをバカにしてきた連中を見返してやるっ!」と本気になっていた。『ピクセル』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピクセル 2015年9月12日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 CTMG, Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICTLY PROHIBITED.
2015年07月09日ゲームキャラクターが地球を侵略する米映画『ピクセル』の公開アフレコが7月9日に、都内で行われ、日本語吹替え版で声優を務める柳沢慎吾と渡辺直美が出席した。柳沢はアダム・サンドラー演じる主人公で、ゲームの元世界チャンピオン役。渡辺は劇中に本人役で登場するテニス選手のセリーナ・ウィリアムズを演じている。その他の画像本作は30年前にNASAが宇宙に発信した“平和のメッセージ”を、宇宙人がなぜか宣戦布告と受け取り、メッセージに含まれていたパックマンやドンキーコング、ギャラガ、スペースインベーダーといったゲームキャラクターに変身し、地球を侵略するパニック映画。クリス・コロンバス監督がメガホンをとり、サマーシーズンの“大穴”として、ハリウッドで脚光を浴びている。柳沢は「朝から収録していて、休憩中もしゃべっちゃうから、扁桃腺がはれて(笑)。おれの口がパックマンだからね」と絶好調だったが、実写映画の吹き替えは初体験で「どうしても演技がオーバーになっちゃっう。抑えた演技は難しいですね。ディレクターさんからも『もっとゆとりをもって演じてください』って言われちゃった」と悪戦苦闘していた。一方、渡辺はテニス選手のユニフォームに身を包み、外見からセリーナになりきり「そういえば今日、ウィンブルドンでシャラポワと準決勝ですよね? もしセリーナが優勝してくれたら、映画のいい宣伝になる」とエールをおくった。また、「柳沢さん、主演ですから、これをきっかけにハリウッド進出、ありますよ!」と持ち上げると、当の柳沢は「もしおれがあっち(ハリウッド)に行ったら、ヤバいよ~。バカにした連中を見返したいね」とご機嫌だった。『ピクセル』9月12日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年07月09日イタリアのリゾート地を舞台に、80年代の大ヒット曲に乗せて贈るラブミュージカル『踊るアイラブユー♪』。本作を始め、音楽好きも、ラブコメ好きも夏に楽しめるオススメの映画をピックアップしてみた。まず本作は、ブーツ型に例えられるイタリア半島の“かかと”、リゾート地プーリアが舞台。恋に慎重なテイラーは、3年前に別れた恋人が忘れられない。そんな折、彼女とは真逆の性格の姉マディが突然の結婚宣言。彼女から紹介された婚約者は、まさかの元カレだった…という王道の三角関係を描くミュージカル。いち早く映画を観賞したマスコミ関係者からは、「80’sの洋楽ファンなら思わず体が動き出す、ポップ・チューンが彩る甘酸っぱいラブストーリー。キャストによる有名な音楽PVのコスプレをチェックするのも楽しい」「キラキラの80’sポップスと、イケメンすぎるイタリア人男に女性ホルモンが踊り出す!ヒロインの恋心にシンクロしたトキメキがとまらない!!」といった声が続出している。また、クライマックス近くで歌われる「ロクセット」の「愛のぬくもり」は、リチャード・ギア&ジュリア・ロバーツ共演『プリティ・ウーマン』の挿入歌であったり、シンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」が流れる独身女子会には80年代の歌姫が“コスプレ”で勢揃いしたりと聴きどころ・見どころも満載だ。リゾート地での結婚式といえば、エーゲ海の小島を舞台にした『マンマ・ミーア!』(’08)は、シングル・アルバムあわせて全世界 2億5千枚枚を売り上げた「ABBA」の名曲に乗せて繰り広げられるハート・フルムービー。結婚式を間近に控える20歳のソフィ(アマンダ・セイフライド)。母子家庭で育ったソフィの願いは、父親とバージンロードを歩くこと。母親ドナ(メリル・ストリープ)の日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3 人に招待状を出すのだが…。夢見る結婚式に胸を高鳴らせる、ソフィ役のアマンダ・セイフライドが可憐でキュートだ。また、恋を信じる男の子と恋を信じない女の子のビタースウィートな 500 日を描いた『(500)日のサマー』(’09)も、シーンに合った音楽が印象的。建築家を夢見つつ、グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ある日、秘書として入社してきたキュートなサマー(ズーイー・デシャネル)にひと目惚れ。好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった2人。だが、トムは運命の恋を夢見る男の子、一方、サマーは真実の愛なんて信じない女の子。2人の間には、どこまでも相容れないグレーゾーンが広がっていて…。『50回目のファースト・キス』(’04)もまた、常夏のハワイを舞台にした、ちょっぴり切なくも、ピュアで温かいラブストーリー。“昨日のことをすべて忘れてしまう”記憶障害に陥ったルーシー(ドリュー・バリモア)。行きつけのカフェで朝食を取っていると、男が声をかけてきた。シーライフ・パークで動物たちの面倒を見る獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)だ。ルーシーの大好きなワッフルや海洋生物について話すうちに意気投合した 2人は、翌朝もカフェで一緒に朝食を食べようと約束するが、翌日会った彼女は彼のことを覚えていなかった…。偶然出会った男女の軽妙な会話のやりとりといえば、『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(‘95)も思い浮かぶ。男性、女性それぞれのリアルでありながらロマンティックな会話劇が胸に響く本作は、その後の『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』という3部作につながっていく。欧州鉄道で出逢ったジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルピー)。2人は意気投合して列車を途中下車し、朝日が差すまでウィーンの街を歩き続ける。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていき…。いずれも、“脳内恋愛ホルモン”が刺激され。恋愛モードにひたれる作品ばかり。素敵な夏の恋を映画でも楽しんでみて。『踊るアイラブユー♪』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:踊るアイラブユー♪ 2015年7月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) WOS DISTRIBUTION(IRELAND)LTD,2014
2015年06月25日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の会見がメキシコのカンクンで開催中の『Summer Of Sony 2015』で行われ、主演のアダム・サンドラー、クリス・コロンバス監督をはじめ、ピーター・ディンクレイジ、ミッシェル・モナハンらがジョークを交えて、世界中から集まった記者たちの質問に回答した。その他の画像本作は、宇宙からやってきた侵略者が80年代に人気を博したゲームキャラクターの姿に扮して人類を攻撃する様と、地球の危機を救うべく立ち上がった“レトロゲーマー”たちの戦いを描いた超大作。コロンバス監督は『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズを監督したことで知られているが、脚本家としても活躍しており「アダムが送ってくれた脚本はここ5年ぐらいの中でも非常にすばらしいもので、(自身が脚本を手がけた)『グレムリン』や『グーニーズ』みたいな映画が作れるんじゃないか?と思ったんだ。今の夏の大作はスーパーヒーローものや続編ものばかりの中で、とても新鮮な作品になるんじゃないかなと思った」とコメント。劇中にはパックマンやドンキーコングなど日本で生まれた人気ゲームキャラクターが数多く登場するが「アダムがこの映画の企画を持ってきたときに彼はパックマン、ドンキーコングなどいくつかの権利をすでに取っていたんだ。各ゲーム会社と、何度も何度もミーティング重ねたよ。ビジュアルやストーリーボードを見せて説得を重ね、彼らにキャラクターに敬意を表して扱うと話して理解してもらえたんだ」と説明した。自宅にパックマンのゲーム機を設置しているほどゲーム好きのサンドラーは「ピザハットにゲーム機があって、スコアはギネスになってるからチェックしてくれ」とジョークを飛ばし「80年代のゲームって暇をつぶす時の楽しい方法だったし、幸せな時間だったな。25セント入れないと遊べなかったし、小銭がなくなると終わりだ。でも今はプレーし続けられるからね」と振り返った。また、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気上昇中のディンクレイジは「役者としては同じことを繰り返すのではなく、新しいものを取り入れたいし違った役をやりたいんだ」と語り、「同じような役のオファーは来ているんだけど、似たような役なら最も素晴らしい『ゲーム・オブ…』をすでにやっているからね。だから『ピクセルの役のオファーをもらった時はこのメンバーと一緒にできることがうれしかったし、迷わずにオファーを受けたよ」と語った。会見は終始、ジョークが飛び交うリラックスしたムードの中で行われ、マスコミ向けのフォトコールでは会場に設置された巨大なパックマンのオブジェを前に登壇者たちが驚くポーズで撮影に応じた。『ピクセル』9月12日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2015年06月18日イギリスのスターダンサー、アダム・クーパーが主演する舞台『兵士の物語』が7月、東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。来日を前に、クーパーがインタビューに答えた舞台『兵士の物語』チケット情報同作は英国ロイヤル・オペラ・ハウスの製作で2004年、ロンドンで初演。日本では2009年に続いて2度目の来日公演だ。ストラヴィンスキーの音楽にのせて、富と引き換えに魂を悪魔に売り渡したひとりの兵士の姿を描く。「これは小さな作品で、登場人物は4人しかいません。悪魔、ナレーター、少女。それから僕の演じる兵士は、我が道を行く若者で、誰かが…後でそれが悪魔だということが分かるのですが、誰かが彼のところにやって来て、彼を常軌を逸した旅に連れ出し、遂に彼は悪魔に乗っ取られてしまうという。魅力に溢れた、素晴らしい舞台です」とクーパー。従来のスタイルでは、台詞部分を俳優が、バレエのパートをダンサーが担う本作。「このバージョンでは、誰もがそれぞれの台詞を喋ります。これはわれわれにとってとても良いことです。ダンスと会話が入り交じるのは。まあ、大変ですが(笑)、挑戦しがいがあります」昨年来日公演も行った『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ではミュージカルに出演するなど、ダンサーの枠をこえて幅広く活躍するクーパー。そのキャリアについて「様々なスタイルの仕事ができるところはとても気に入ってます。それによって、演じることに常に関心を失わずにいられる。ロックウッド(『雨に唄えば』の主人公)のように歌を気持ちよく歌い上げる男を演じることもあれば、『兵士の物語』のように、スタイルが入り交じったものにも挑戦する。僕が踊りを好きなのは、動きによって物語を伝えたいからで、動きによって観客の感情を引き出したい。ふたつの作品は、やり方は全く違うけれど、それが実現できている。こんなふうにいろいろなスタイルで踊る機会を与えられる自分はなんてラッキーなんだろうと思う」と話した。来日公演は7月24日(金)から8月2日(日)まで。チケットの一般発売は6月20日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、6月18日(木)午後11時59分まで受付。最後に、アダム・クーパーファンにTV番組情報をご案内。明日6月13日(土)午後7時30分よりNHK BSプレミアムで放映する『天海祐希魔法と妃(きさき)と女たち「ロンドン編」』にアダム・クーパーが登場。昨年の日本公演を見て感激したという天海祐希とステージやロンドンについてトークする。
2015年06月12日アダム・サンドラーとダスティン・ホフマンが共演する映画『靴職人と魔法のミシン』が本日から公開されている。本作は『扉をたたく人』で高評価を得たトム・マッカーシーが監督と脚本を手がけており、監督とサンドラーは本作で初めてタッグを組んでいる。その他の画像本作の主人公マックスはマンハッタンで代々続く小さな靴修理店を営んでいる中年男で、恋人もおらず、母親とふたりで暮している。物語は、愛用の電動ミシンが故障し、マックスがしかたなく旧式のミシンで靴を修理したところ、その靴をはくと“靴の持ち主”に変身できることを発見。彼は魔法のミシンをつかって変身し、未知の人生を体験していくが、思いがけないトラブルに巻き込まれていく。「アダムが最初だった。私たちは彼を想定して脚本を執筆した」というマッカシー監督は、サンドラーとまったく面識がなかったにも関わらず彼をマックス役に想定して脚本を書き進めたという。一方、完成した脚本を読んだサンドラーは出演を快諾し「この作品では本物のニューヨークの雰囲気が味わえると思う。地元愛があって笑いあり涙ありのごちゃまぜだけどちゃんと筋が通っているんだ。まさにトムらしい映画だと思う」と監督の手腕を賞賛する。本作は主人公が暮らすニューヨークの街や、そこで生活を続けている人々の姿が丁寧に描かれているのも特徴だ。監督が「ニューヨークの多様性とロウアー・イーストサイド(マンハッタンのエリアの名前)の歴史が、物語の中で重要な役割を担っている。この特別な場所は歴史的に多くを背負っていて、そのことは映画の中で常に引き合いに出され最後の最後となるシーンまで続くんだ」語る通り、劇中にはこの地区が労働者階級が暮す街から高級住宅や建築が並ぶ地区へと姿を変えつつある状況や、それでも地元を愛して周囲と友情を築きながら暮す人々の姿が描かれる。街への愛情を作品にこめた監督と、監督の気持ちをくみとって主演を務めたサンドラー。ふたりの“想い”がつまった本作は、日本でも高い評価を集めるのではないだろうか。『靴職人と魔法のミシン』公開中
2015年06月05日『ミート・ザ・ペアレンツ』『父親たちの星条旗』で役者として活躍し、『カールじいさんの空飛ぶ家』では脚本を、『扉をたたく人』では監督を務める多才なトム・マッカーシー監督の最新作『靴職人と魔法のミシン』。本作から、イケメン英国男子として人気上昇中のダン・スティーヴンスが登場する本編のワンシーンが解禁された。マンハッタンのロウアー・イーストサイド。年老いた母親と2人暮らしのマックス(アダム・サンドラー)は、彼女ナシ&貯金ナシの孤独な中年男。代々続く小さな靴修理店を営む彼にとって、人生はとてつもなく平凡で単調なものだった。そんなある日、愛用のミシンが故障し、物置から先祖伝来の旧式ミシンを持ち出したマックス。仕上げた靴を試し履きした瞬間、鏡に映ったのは、いつもの冴えない自分ではなく、その靴の持ち主だったのだ。“魔法のミシン”を手に入れたマックスは、他人に変身して未知の人生を体験するという刺激的な日々を満喫するが、ささやかな親孝行を思い立ったことから、思いがけないトラブルに巻き込まれて…!?本作は、マッカーシー監督がアダム・サンドラーを主演に迎えて贈るヒューマン・コメディ。今回解禁された映像で登場するのは、英国のTVシリーズ「ダウントン・アビー」のマシュー・クローリー役で脚光を浴び、ディズニー実写版『美女と野獣』(2017年公開予定)でエマ・ワトソンの相手役の野獣に大抜擢されたダン・スティーヴンス。スティーヴンスが演じるのは、マックスの営む靴修理屋の隣に彼女と住むエミリアーノ。ある日、エミリアーノの彼女が彼の靴をマックスの元に修理に出したことから、マックスは“魔法のミシン”の力でエミリアーノになりすまし、マンションに居る彼女の元へ。誰もが羨む美男美女カップルの生活の一部を垣間見ることになるが、中身は冴えない靴職人のままなので、何だかちょっぴりドンくさくて…。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』などにも出演し、今後の活躍に目が離せないスティーヴンスの、ほかではなかなか見られないレアな姿。まずは届いた映像から確かめてみて。『靴職人と魔法のミシン』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:靴職人と魔法のミシン 2015年6月5日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 COBBLER NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年05月25日2007年に監督と脚本を務めた『扉をたたく人』で注目され、俳優としても幅広く活躍しているトム・マッカーシーの監督最新作『靴職人と魔法のミシン』。大ヒットアニメ映画『カールじいさんの空飛ぶ家』でもアカデミー賞脚本賞にノミネートされた実力を持つマッカーシー監督が、オリジナル・シナリオで描いた話題のヒューマン・コメディです。恋人も友達もいない冴えない中年のマックスは、ニューヨークの下町で小さな靴修理店を営み、単調な日々を送っていた。そんなある日、愛用のミシンが故障してしまい、物置で埃をかぶっていた先祖伝来の旧式ミシンを使って靴の修理をすることに。すると、不思議なことにそのミシンで仕上げた靴を履くと靴の持ち主に変身してしまうのだった。それ以来、マックスは様々な世代や人種になりすまして、他人の人生を疑似体験する刺激的な日々を満喫し、平凡な人生が一気に動き出し始める。そんななか、親孝行のつもりで始めたことがきっかけとなり、ハプニングとトラブルに次々と見舞われるマックス。その先に待ち受けていたのは、人生をさらに大きく変えてしまう予想外の真実だった……。「他人の靴で1マイル歩いてみたら分かる」というフレーズからストーリーの着想を得たというマッカーシー監督が、自己発見をテーマとして描いた本作。人生に行き詰まりを感じるときがあったとしても、自分にはまだまだ大きな可能性があるのだということに気づかせてくれます。そんな本作には、絶大な人気を誇るコメディアン俳優アダム・サンドラーをはじめ、ダスティン・ホフマンやスティーヴ・ブシェミといった豪華キャストが勢ぞろい。その職人技ともいえる演技は、作品をより味わい深いものにし、笑いと驚きで観客を飽きさせません。人生の喜びを発見して生まれ変わるマックスの姿は、いくつになっても新しい自分になれることを教えてくれるはず。あなたの中にも、まだ知らない自分や新たな可能性が眠っているかもしれません。もし、“魔法のミシン”を手に入れたら、どんな自分に変身してみたいですか?イベントデータ:『靴職人と魔法のミシン』公開表記:6月5日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー配給:ロングライド© 2014 COBBLER NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年05月23日ベルギー発のオーガニックなベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」が、5月23日から公開の映画『サンドラの週末』とコラボレーションし、「ル・パン・コティディアン 表参道店」と映画の公開劇場にて、5月23日(土)~6月7日(日)までの期間限定で相互に割引サービスを展開する。『サンドラの週末』はベルギーを舞台に、夫とふたりの子どもと暮らすひとりの女性の物語だ。ある週末、突然サンドラの身に降りかかった、働く社会のシビアな現実。「想いを声に出さなければ誰にも届かない」シチュエーションの中、自分の存在価値を何度も疑いながらも自身を見つけ出す主人公サンドラを演じたのは、アカデミー賞女優マリオン・コティヤールだ。弱さと強さ、繊細さ、心の機微を渾身の演技は注目。また、監督はベルギー出身で、カンヌ国際映画祭最高賞「パルムドール」に輝いたダルデンヌ兄弟。この最強の組み合わせから“人の強さを信じる”感動の物語が誕生した。今回、監督がベルギー出身であることにちなみ、「ル・パン・コティディアン」とのコラボレーションが実現した。「ル・パン・コティディアン」は、伝統的なレシピと出来る限りオーガニック食材を使用した、パンを中心としたメニューが人気で、NYセレブにも愛される名店だ。表参道店は、ウッディで柔らかな日差しに包まれたベルギーの素朴な暮らしを連想させる居心地の良いリラックス空間。心揺さぶられるヒューマンドラマを堪能した後に、ほっとひと息こちらでくつろいでみてはいかが。映画の半券でレストランでおお会計の10%割引になり、また「ル・パン・コティディアン 表参道」に設置してあるコースターを「Bunkamura ル・シネマ」「ヒューマントラストシネマ有楽町」で提示すれば200円引きで映画が鑑賞できる。(映画『サンドラの週末』のみで有効)ぜひチェックしてみて。『サンドラの週末』は5月23日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:Miwa Ogata)■関連作品:サンドラの週末 2015年5月23日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか,全国より公開(C) Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim
2015年05月20日TVシリーズ「ゴシップガール」のブレア役で人気を博したレイトン・ミースターが、夫のアダム・ブロディとの第1子を妊娠していることが明らかになった。29歳のレイトンと35歳のアダムは2011年に映画『The Oranges』(原題)で共演して知り合い、交際が始まった。そして昨年2月に極秘結婚、4か月後にトニー賞授賞式で初めてレッド・カーペットでのツーショットを披露した。女優業以外に歌手としても活動しているレイトンは、最近ツアーを終えたばかり。その頃から大きくなり始めたおなかを目撃されるようになった。昨年8月、子どもは何人ほしいかと尋ねられたアダムは「12人かな」とジョークで切り返したが、本当にパパになる日はもうすぐのようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月20日パックマンをはじめ、日本が生んだゲームキャラクターが“地球の侵略者”として多数登場する話題のエンターテインメント大作『ピクセル』の特別フッテージ映像が5月18日に、都内で報道陣にお披露目された。『パックマン』の生みの親で、本編にカメオ出演している岩谷徹教授(東京工芸大学)も駆けつけ、「巨大化したパックマンが、ニューヨークの街をドリフトしながら進む姿がすばらしい」と太鼓判を押した。その他の写真30年前にNASAが宇宙に発信した“平和のメッセージ”を、宇宙人がなぜか勘違いし、メッセージに含まれていたパックマンやドンキーコング、ギャラガ、スペースインベーダーといったゲームキャラクターに変身し、地球を侵略しにやって来るというユニークなパニック映画。『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督が、メガホンをとり、異なるゲーム会社の複数キャラが登場するハリウッド初の実写作品を生み出した。この日お披露目された8分37秒の映像には、巨大化したパックマンがパワークッキーを食べて“立場が逆転”するというプレイ経験者なら、思わずクスッとなるシーンも含まれており、岩谷教授も「こうして3Dで表現されると、圧倒的な存在感ですね。きっと新しい世代にも、キャラクターの個性を知ってもらえるはず」と映画の完成に期待を寄せた。岩谷教授本人は昨年8月、ロケが行われるカナダのモントリオールを訪問し、「主演のアダム・サンドラーさんは豪快な人。ミシェル・モナハンは日本語ペラペラで、驚かされた」と出演者の印象を語った。また、劇中の岩谷教授を演じる日系俳優デニス・アキヤマとも対面を果たし、「一緒に食事をしたが、あまりに似ていてビックリ(笑)」。岩谷教授本人も、ゲームセンターの修理工としてカメオ出演している。『ピクセル』9月19日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年05月18日世界の名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の最新作は、ひとりの女性が自分自身を見つけ出すまでを描いた感動の物語『サンドラの週末』。各国で賞賛されている本作は、ダルデンヌ兄弟がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に6作品連続で出品という偉業を成し遂げた話題作です。 夫と2人の小さな子供とともに暮らしているサンドラは、ある工場に勤めていたが、体調不良からしばらく休職していた。ようやく復職することになった矢先、なんと上司から解雇を言い渡されることに。そして、解雇から免れるための唯一の条件は、投票によって16人の同僚のうち過半数が自分のボーナスを諦めて、サンドラの復職に賛成するというものだった。 サンドラに残された時間は週末の2日間のみ。サンドラは、夫に支えられながら、同僚たちを説得することを決意する。彼らが選ぶのは、ボーナスか、サンドラか。長い週末のあとに、サンドラを待ち受ける運命とは……? 主演のマリオン・コティヤールは、繊細で複雑な内面を持つ女性を見事に演じ切り、アカデミー賞主演女優賞のノミネートをはじめ数多くの賞を獲得し、世界中のメディアも絶賛。「ダルデンヌ兄弟との映画作りは、若いころからの夢でもあり、一番理想的だった」と語るマリオン・コティヤールが魅せる最高の演技は、観客を主人公の心に寄り添わせ、私たちを感動に包み込んでくれるのです。 人は誰しも、家族や友人など、見えない絆に支えられて生きており、あなたもまた多くの人を支えて生きているのだと改めて感じさせてくれるはず。自分の存在価値を見失ってしまう時があったとしても、人間の強さを信じて、自信を取り戻した先には、温かい希望が広がっているのです。サンドラと共に、新しい人生の扉をあけてみませんか? イベントデータ: 『サンドラの週末』 公開表記:5月23日Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー ! 配給:ビターズ・エンド © Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim Distribuzione -Eyeworks -RTBF(Télévisions, belge) -France 2 Cinéma
2015年05月10日3月に全世界同時に解禁となった特別動画に往年のゲームファンはもちろん、映画ファンが驚愕&熱狂!米国YouTubeでの視聴数が960万超を突破するなど話題の映画『ピクセル』から、新たな場面写真3点が解禁。ついに、あのゲームキャラたちが地球侵略に向かう(?)様子が明らかとなった。本作は、「パックマン」「ドンキーコング」「ギャラガ」「スペースインベーダー」といった日本が誇るゲームキャラクターの“フリをした”宇宙人が地球侵略を企てる、かつてないディザスター・ムービー。彼らに立ち向かうのは、80年代当時はゲームチャンピオン、いまでは“ただの大人”になった最強のゲームオタクたち。コメディ俳優のアダム・サンドラーや、『X-MEN:フューチャー&パスト』「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、『アナと雪の女王』のオラフの声を務めたジョシュ・ギャッドらが出演、監督を『ハリー・ポッター』シリーズを手がけたクリス・コロンバスが務める。初公開された場面写真は、ニューヨークと思われる夜の交差点に突如現れた「パックマン」に、赤、ピンク、空色、オレンジの色の4台のMINIが対峙しているシーン。日本で誕生した"パックマン"が、巨大な姿でリアルな世界に現れ、黄色い光を放ちながら街中を暴走!?歩道を行く人々が慌てふためく様子をとらえている。「パックマン」に続くのは、王者よろしく猛々しく下々の者を見下ろす「ドンキーコング」。ピクセル状のコングの横には、お馴染みの樽が積まれ、ハンマーも用意されており、戦闘モードは万全といった様子だ。そして、ワシントンDCのワシントンモニュメント上空に現れているのは「ボス・ギャラガ」。その姿はまるで産卵かのよう…。周辺に飛ぶ4機のヘリと比較すれば、ギャラガの巨大さは一目瞭然だ。この後、彼らはどんな侵略を繰り広げることになるのか…。今回の場面写真だけでも、過去にゲームで遊んだことのある人にはもちろん、“彼ら”を知らない世代にも衝撃度は大。世界のゲームファンを熱狂させたキャラたちは、本当に地球侵略を開始してしまうのか、続報にも注目だ。『ピクセル』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月28日東京・虎ノ門の展示スペース「CURATOR’S CUBE」で、アダム・シルヴァーマン(ADAM SILVERMAN)による個展「GLENDALE WORK」が開催される。期間は4月25日から5月10日まで。アダム・シルヴァーマンはロサンゼルスを拠点に活動する陶芸家。以前は建築家として活動していたが、03年にこれまで私的に手掛けてきた陶芸の道に専念することを決意。15年にはグレンデールに新たなスタジオを開いており、今回の展示名はその地名から付けられた。会場では「Playmountain」で作品を発表して以来、10年に渡って進化を続けてきた同氏の作品群が出展される。【イベント情報】GLENDALE WORK会場:CURATOR’S CUBE住所:東京都港区愛宕1-1-9会期:4月25日から5月10日時間:12:00から19:00
2015年04月15日国際的に活躍する女優マリオン・コティヤールが本年度アカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされた最新作『サンドラの週末』。フランスを代表する伝説的歌手の生涯を描いた『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でオスカーを獲得して以来、2度目のノミネートとなった本作から、マリオンと、“カンヌの常連”ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督の“相思相愛”ともいえるコメントが到着。すべての撮影を終えたマリオンが号泣していたことが明らかとなった。不当に解雇を言い渡された病み上がりの女性が、仕事を続けるための条件である“16人の同僚がボーナスを諦め、自分の復職に投票してくれること”を叶えるため、夫に支えられながら奔走していく本作。マリオンは、必死に同僚のもとを1軒1軒訪ね歩く等身大の主人公サンドラを熱演。常に不安げで自分に自信の持てない女性が、同僚を訪ねるうちに、自分自身にも、そして周囲にも希望を見出していく姿には誰もが心を強く揺さぶられると、アカデミー賞の前哨戦から注目を集め、マリオンは2度目となるオスカーノミネートを果たしている。そんな彼女について、「偉大な女優はすべてを捨てられる」と称賛の声を惜しまないのが、ベルギーが生んだ名匠ジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟。第52回カンヌ国際映画祭「パルムドール」を受賞した『ロゼッタ』(’99)では新人女優エミリー・ドゥケンヌに同「女優賞」をもたらし、『ある子供』(’05)では2度目の「パルムドール」を獲得。クリント・イーストウッド監督作『ヒア アフター』のセシル・ドゥ・フランスを主演に迎えた『少年と自転車』でも第64回「審査員特別グランプリ」を受賞するなど、史上初、5作品連続のカンヌ受賞歴を持つ兄弟監督だ。入念かつ徹底したリハーサルを行う中で役者のポテンシャルを引き出し、カメラを意識させない俳優の自然な姿をスクリーンに何度も映し出してきた。今回も本作で、混戦極めたアカデミー賞「主演女優賞」へのノミネートや、10の「主演女優賞」をマリオンにもたらした監督たち。彼女について、兄のジャン=ピエールは「マリオンは、とても賢く、寛大で気前のよい女性です。また同時に、偉大な女優です。彼女がそれまで映画でつくってきたイメージや、ミューズを務めるブランドのイメージ、そして世間が彼女に持つあらゆるイメージ。それらすべてを消し去り、マリオンはサンドラになってくれました。このように自分を忘れさせることのできるのが本当の偉大な女優なんです」と語り、絶賛。さらに、弟のリュックも続ける。「彼女は撮影に入る前に『私をあなたたちの思うようにしてくださって結構です』と宣言し、私たちに身を任せてくれました。ほかの俳優・スタッフと食事も移動も控え室も一緒。専用のヘアメイクもドライバーも一切つけませんでした。何でもないことのようですが、こういったことは、仲間意識を作るのに重要なことで、映画にも繋がっていきます。また、私たちが出す細かな注文を全て受け入れ、突き詰め、そして彼女からも提案し、演技にも工夫をしてくれました。マリオンは、女性、そして女優としても本当に素晴らしい人です」。一切妥協はしないダルデンヌ兄弟のもと、さすが、マリオンも役者として果敢に作品に向き合い続けたようだ。撮影前、1か月にも及ぶリハーサルを行ったという本作は全編フランス語だが、フランス人であるマリオンは、このリハーサル期間でベルギーのアクセントを会得し、その土地の環境に馴染んでいったともいう。また、ダルデンヌ兄弟は、衣装や髪型、登場人物が乗る車の車種など、細部まで設定し、テイク数を重ねながら真実味にこだわった演出をすることでも知られている。サンドラが身につけているピンク色のタンクトップは特に印象的だが、「美しい色味の衣装にしたのは、自分に自信がなく、病み上がりで弱っている主人公サンドラに1つでも輝きを与えたかったからです。衣装については、色々と悩みましたが、リボンのデザインがプリントされているTシャツは、マリオン自身が私たちの意図をくみ取り、気に入って選んだものなのです」と、彼女自身のこだわりを明かした。そして、マリオン自身も本作について、「間違いなく一番深く、理想的なものでした。これほど、演出家たちに寄り添ってもらっていると感じたことはありません。最終カットの時には、物語が、撮影が終わってしまうんだと思うと、心の底から悲しくなりました」と語っている。その言葉を裏付けるかのように、先日の来日の際、「マリオンは最終カットの後、号泣してしまったんだよ」とリュック監督は語っており、マリオンとリュック&ジャン=ピエール監督の3人で肩を組みながら、クランクアップ直後の泣いている写真を大切に保存していることも明かしている。「いつか、もう一度彼女と仕事をする日がくるかもしれませんね」と両監督が言えば、「彼らが望むなら!すぐにイエスです。また一緒に映画を作りたいです」とマリオン。深い信頼関係の中から生まれた、マリオン演じる繊細で力強い女性サンドラは、必見といえそうだ。『サンドラの週末』は5月23日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日『カールじいさんの空飛ぶ家』で脚本を担当し、監督作『扉をたたく人』も好評を得たトム・マッカーシーの監督最新作『靴職人と魔法のミシン』。このほど、豪華キャストが織りなす予告編とポスタービジュアルが解禁となった。マンハッタンのロウアー・イーストサイド。年老いた母親とふたり暮らしのマックス(アダム・サンドラー)は、彼女ナシ&貯金ナシの孤独な中年男。代々続く小さな靴修理店を営む彼の人生は、平凡で単調なものだった。そんなある日、愛用のミシンが故障し、物置から先祖伝来の旧式ミシンを持ち出したマックスに、不思議な出来事が起きる!“魔法のミシン”を手に入れたマックスは、ささやかな親孝行を思い立ったことから、思いがけないトラブルに巻き込まれ…。『再会の街で』『50回目のファースト・キス』などシリアスな作品からコメディまで幅広い作品に出演するアダム・サンドラーが、“魔法のミシン”を手に入れた冴えない中年男に扮し、再び人生に喜びを取り戻していく姿を描く本作。届いた予告編では、アダム演じるNYの下町の平凡な靴職人マックスが偶然手に入れた、“魔法のミシン”の力がお披露目!そのミシンで修理した自分と同じサイズの靴を履けば、誰にでも変身できる…そんな不思議な力を手にマックスは、ここぞとばかり、さまざまな人物になろうと試みるのだが、やがてトラブルに巻き込まれていく。謎の失踪を遂げた父親役のダスティン・ホフマンや、スティーヴ・ブシェミ、エレン・バーキンらベテランの個性派と、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』ほか出演作が続き、ディズニー実写版『美女と野獣』ではエマ・ワトソンとも共演する英国イケメン、ダン・スティーヴンスといった豪華俳優陣の妙演が脇をがっちり固めながら、恋も冒険も諦めていた靴職人の人生再生の姿をアダムが好演。ダスティン演じる父親との絆を感じさせるエピソードも気になるところで、不思議な魔法にかけられたヒューマン・コメディを盛り立てている。『靴職人と魔法のミシン』は6月5日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日エミー賞受賞の大ヒット医療TVドラマ「scrubs~恋のお騒がせ病棟」で8年間にわたり主演を務めたザック・ブラフが、ケイト・ハドソンと夫婦役を演じるヒューマン・コメディ『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』が、初夏より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルが到着した。35歳になったいまでも夢見がちな、売れない俳優エイダン(ザック・ブラフ)。献身的な妻(ケイト・ハドソン)が家族の生活費を稼ぎ、エイダンの父親が子どもたちの私立学校の授業料を支払っていたが、その父親がガンになったことから事態は一変。子どもたちを公立学校に転校させたくないエイダンは、妻の勧めもありホームスクールで自ら“先生役”を試みることに。彼なりの方法で人生について教えようとするが、実はそれは、エイダン自身の自分探しの旅でもあり…。夢を諦めきれずに役者として鳴かず飛ばずの生活を送っていた“中2病”の主人公が、父親がガンになるという切実な問題に直面し、父として、夫として、役者として、息子として、さまざまな立場で悩みながら人間として成長する様子をユーモアたっぷりに描いた本作。昨年のサンダンス映画祭でも絶賛を浴びた。本作で共同脚本と主演を務めるブラフは、ナタリー・ポートマンとの共演で話題を呼んだ初監督作『終わりで始まりの4日間』がインディペンデント・スピリット賞「新人作品賞」など各賞を受賞。昨年はウディ・アレン脚本のブロードウェイ・ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」にも主演するなど、多方面で活躍する彼のもとに一流キャストとスタッフが結集した。主人公エイダンを支える妻役は、『あの頃ペニー・レインと』『私だけのハッピー・エンディング』のケイト・ハドソンが好演。さらに、クロエ・グレース・モレッツに続く人気子役として注目のジョーイ・キングが娘役として出演。エイダンの引きこもりの弟役には、『アナと雪の女王』のオラフの声を務め、日本のゲームキャラが登場するアダム・サンドラー主演『ピクセル』、エマ・ワトソン&ダン・スティーヴンスによるディズニー実写版『美女と野獣』など出演作が多数控える人気急上昇中のジョシュ・ギャッド。音楽を、『(500)日のサマー』『マネーボール』ほか、iPhoneのCM「Photos Every Day」なども手がける天才作曲家ロブ・シモンセンが担当。また、大の音楽好きのブラフ監督らしく、サントラには豪華アーティストたちが参加。本作のために書き下ろされた「コールドプレイ」とキャット・パワーの異色コラボによるタイトル・トラックをはじめ、鬼才ジェイムズ・マーサー率いる「ザ・シンズ」や、グラミー賞新人賞受賞のボン・イヴェールらの新曲など、ハートウォーミングな物語を美しく彩る音楽も要チェックだ。『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』は初夏、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月05日『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督最新作『ピクセル』(9月19日公開)の映像が18日に公開され、日本のゲームキャラクターが続々登場するユニークな世界観が見えてきた。『ピクセル』は、NASAが三十数年前に宇宙人と交流すべく地球の紹介映像を発信したところ、宇宙人側が友好ではなく挑戦状と受け取ってしまい、地球の文化として紹介した当時流行のゲームキャラクターにふんして侵略してくるというストーリー。「パックマン」「ドンキーコング」「スペースインベーダー」といった往年のレトロゲームキャラたちが、ニューヨークやワシントンで大暴れする。米軍はゲームキャラたちと銃撃戦を繰り広げるが、彼らは触れたものや攻撃したものを全てカクカクとしたブロック状に"ピクセル化"させる技を持っているため、全く歯が立たない。そこで、今はただの大人になってしまった最強のゲームオタクたちが立ち上がり、弱点を見抜いて、ゲームクリアを目指していく。今回公開された映像では、日本のゲームキャラクターが、懐かしい8ビットのゲーム音にのせて次々に登場。実写のハリウッド映画で、異なるゲーム会社による複数のキャラクターが一堂に会すのは初めてのことで、さまざまなキャラに、街や人、車が"ピクセル化"され、ボロボロと音を立てて崩れていく様子は、今までにないユニークな映像だ。監督は『ハリー・ポッター』『ナイト ミュージアム』シリーズのクリス・コロンバス。テレビ画面から飛び出したゲームキャラクターがリアルに攻めてくるというストーリーで、得意としてきたファンタジーな世界観を描く。出演は、アダム・サンドラー、ミシェル・モナハンほか。
2015年03月18日『父親たちの星条旗』で役者としても活躍し、『カールじいさんの空飛ぶ家』では脚本を、『扉をたたく人』で監督を務めるなど多岐にわたって活躍するトム・マッカーシーの最新監督作『靴職人と魔法のミシン』が6月に公開することが明らかになった。マンハッタンのロウアー・イーストサイド。年老いた母親とふたり暮らしのマックスは、彼女ナシ&貯金ナシの孤独な中年男。代々続く小さな靴修理店を営む彼にとって、人生はとてつもなく平凡で単調なものだった。そんなある日、愛用の電動ミシンが故障し、物置から先祖伝来の旧式ミシンを持ち出したマックスは、直した靴を試し履きした瞬間、目を疑うほどの衝撃を受ける。鏡に映ったのは、いつもの冴えない自分ではなく靴の持ち主!かくして“魔法のミシン”を手に入れたマックスは、他人に変身して未知の人生を体験するという刺激的な日々を満喫するが、ささやかな親孝行を思い立ったことから、思いがけないトラブルに巻き込まれて…。主人公を演じるのは『再会の街で』『50回目のファースト・キス』に出演するアダム・サンドラー。不思議な魔法の力を借りて人生の喜びを発見していく靴職人を好演する。共演者には、『クレイマー、クレイマー』『レインマン』のオスカー俳優ダスティン・ホフマンに加え、『モンスターズ・インク』でサリーのライバル、ランディの声で知られているスティーヴ・ブシェミ、『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』のエレン・バーキン、さらに海外TVドラマ「ダウントン・アビー」でブレイクを果たし、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』に出演、エマ・ワトソン主演の実写版『美女と野獣』では野獣役の出演交渉に入っているという注目の英国俳優ダン・スティーヴンスが出演している。ニューヨークの下町情緒と共に、マッカーシー監督が描く恋も冒険もすっかり諦めていた靴職人の素敵なおとぎ話に浸ってみて。『靴職人と魔法のミシン』6月、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月09日アダム・サンドラーとダスティン・ホフマンが共演する映画『靴職人と魔法のミシン』が6月に公開されることが決定した。『扉をたたく人』のトム・マッカーシーが脚本と監督を務める。本作の主人公マックスはマンハッタンで代々続く小さな靴修理店を営んでいる中年男で、恋人もおらず、母親とふたりで暮している。物語は、愛用の電動ミシンが故障し、マックスがしかたなく旧式のミシンで靴を修理したところ、その靴をはくと“靴の持ち主”に変身できることを発見! 彼は魔法のミシンをつかって変身し、未知の人生を体験していくが、思いがけないトラブルに巻き込まれていく。サンドラー、ホフマンをはじめ、スティーヴ・ブシェミ、エレン・バーキン、ダン・スティーヴンスらが出演する。『靴職人と魔法のミシン』6月、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
2015年03月09日人気バンドMaroon5のアダム・レヴィーンが、2月23日(月)に開催される第87回アカデミー賞授賞式で歌曲賞にノミネートされた『Lost Stars』を披露することが発表された。本楽曲は、レヴィーンがスクリーンデビューを飾った映画『はじまりのうた』で、主演のキーラ・ナイトレイとレヴィーンによって歌われている。その他の写真『はじまりのうた』は、ニューヨークを舞台に人生に行き詰った人々が、音楽を通じてそれぞれが抱える問題と向き合い、新たなスタートを切るべく奮闘する物語。レヴィーンはナイトレイ演じる主人公の恋人役として登場し、マーク・ラファロが主人公の運命を変えていく音楽プロデューサーとして出演している。『once ダブリンの街角で』のジョン・カーニーが監督と脚本を手がけた。演技経験ゼロだったレヴィーンは「話をもらって光栄だった。僕は本当に気に入った作品に出会わないかぎり、映画には出ないでおこうと思ってきたんだ。脚本を読んで、すぐ気に入ったね。カーニーに期待してもらえるなんて刺激的だ」と語っており、本作にノーギャラで出演している。カーニー監督がメガホンを執った大ヒット作『once…』の主題歌は、アカデミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞しており、レヴィーンが会場でパフォーマンスする楽曲『Lost Stars』の受賞にも期待がかかる。第87回アカデミー賞授賞式2月23日(月)WOWOW 独占生中継午前9:00~(生中継・同時通訳)/夜9:00~(字幕版)放送『はじまりのうた』2月7日(土)シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
2015年01月29日その年の最低の映画に与えられるゴールデン・ラズベリー(ラジー)賞。その候補が発表14日(現地時間)発表になり、『トランスフォーマーロストエイジ』が作品賞など最多7部門でノミネートされた。全世界の興収が11億ドルに達した大ヒット作は、作品賞のほかに最低シリーズ作品賞、最低脚本賞、最低スクリーン・コンボ賞、最低監督賞(マイケル・ベイ)、最低助演女優賞(ニコラ・ペルツ)、最低助演男優賞(ケルシー・グラマー)で候補になった。『Kirk Cameron’s Saving Christmas』(原題)、『ザ・ヘラクレス』が作品賞を含めて6部門ノミネートでそれに続き、作品賞にはニコラス・ケイジ主演の『Left Behind』(原題)、『ミュータント・タートルズ』がノミネートされた。俳優部門では、ニコラス・ケイジ、セス・マクファーレン(『荒野はつらいよ~アリゾナより愛を込めて~』)、カーク・キャメロン(『Kirk Cameron’s Saving Christmas』)、ケラン・ルッツ(『ザ・ヘラクレス』)、ラジー賞常連のアダム・サンドラー(『Blended』原題)が男優賞候補に。女優賞はドリュー・バリモア(『Blended』)、キャメロン・ディアス(『The Other Woman』原題、『Sex Tape』原題)、メリッサ・マッカーシー(『Tammy』原題)、シャーリーズ・セロン(『荒野はつらいよ~アリゾナより愛を込めて~』)、ガイア・ワイス(『ザ・ヘラクレス』)という豪華な顔ぶれ。そして今年は新たに名誉挽回(Redeem)賞が設けられた。これは、かつてラジー賞を受賞しながら、新作で高い評価を得た俳優に贈られる賞で、ベン・アフレック(『ゴーン・ガール』)、ジェニファー・アニストン(『Cake』原題)、マイク・マイヤーズ(『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』原題)、キアヌ・リーヴス(『ジョン・ウィック』、クリステン・スチュワート(『Camp X-Ray』)が候補になった。授賞結果は例年通りにアカデミー賞授賞式前日、2月21日(現地時間)に発表される。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマーロストエイジ 2014年8月8日より全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年01月15日