埼玉県立近代美術館では、『ニューヨーク・アートシーン —ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで—滋賀県立近代美術館コレクションを中心に』展が、2020年1月19日(日)まで開催されている。第二次世界大戦後、画期的な表現を次々と生み出して注目を集めたニューヨークのアートシーン。大戦中、戦火を逃れてヨーロッパから移り住んだ多くの美術家たちによって伝えられた近代美術がアメリカの若者たちを刺激し、新しい意欲的な表現が次々と生み出された。同展は、そんなニューヨークという都市で繰り広げられたアメリカ美術の半世紀を紹介するもの。改修のため休館している滋賀県立近代美術館が所蔵する日本屈指の戦後アメリカ美術のコレクションを中心に、国内の美術館に所蔵される優品を加えた約100点の作品が並ぶ。展示は全6章で構成。「新しいアメリカ絵画—抽象表現主義」「デュシャンとその末裔—ネオ・ダダとフルクサス」「パクス・アメリカーナの夢—ポップ・アートとスーパー・リアリズム」「最後の絵画—ポスト・ぺインタリーアブストラクション」「限界における美術—ミニマル・アートとコンセプチュアル・アート」「ポスト・モダン以後の表現—ニュー・ぺインティングとアプロプリエーション・ アート」と、年代やジャンルごとに区切りながら、世界のアート・シーンを席巻した戦後ニューヨーク美術が総覧できる。マーク・ロスコ、ジャスパー・ジョーンズ、フランク・ステラ、アンディ・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキアなど、時代を彩ったアーティストたちの数々の名品を、この機会に堪能したい。【開催情報】『ニューヨーク・アートシーン —ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで— 滋賀県立近代美術館コレクションを中心に』2020年1月19日(日)まで埼玉県立近代美術館にて開催【関連リンク】 埼玉県立近代美術館()アーシル・ゴーキー 《無題(バージニア風景)》 1943-44 年頃 油彩、カンヴァス 滋賀県立近代美術館蔵モーリス・ルイス 《ダレット・ペー》 1959年 アクリル、カンヴァス 滋賀県立近代美術館蔵
2019年12月22日初監督作『イージー★ライダー』で時代の寵児となった故デニス・ホッパーがハリウッドから干される原因となった幻の監督第2作『ラストムービー』が12月20日(金)より公開されることを受け、彼の半生を追ったドキュメンタリー『デニス・ホッパー/狂気の旅路』(原題:ALONG FOR THE RIDE)が同時公開されることが決定した。本作は、デニス・ホッパーの大ファンだったニック・エベリング監督が、70年代初頭から約40年にわたりホッパーの右腕だった男サティヤ・デ・ラ・マニトウを中心に、数々の知人たちの証言、そして自らが渉猟した貴重な未公開映像をもとに構成したドキュメンタリー。フランシス・F・コッポラ、デヴィッド・リンチ、ヴィム・ヴェンダース、ジェームズ・ディーン、ピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソン、ショーン・ペン…。一流の監督や俳優たちに、その才能と人柄を愛されながらも、ハリウッドから追放された異端児にして、70年代以降のアメリカを象徴するアーティスト、デニス・ホッパー。2010年に亡くなった彼は、その破天荒さと無謀さで、ハリウッドを追放されたアメリカの問題児にして異端者、そしていくつもの顔を持つ男。ジェームズ・ディーンの後継者ともいわれた、危うげな魅力を放つ個性派俳優としてデビューし、初監督・脚本・出演の『イージー★ライダー』(’69)は『俺たちに明日はない』などと並んでアメリカン・ニューシネマを牽引するも、監督2作目『ラストムービー』(’71)で全てを失った。映画は、1969年、まさに『イージー★ライダー』の熱狂から幕を開ける。その熱を引きずりながらホッパーは次作『ラストムービー』の製作にのめり込むが、完成した作品は難解な内容だと製作元に拒絶される。大きな絶望を味わったホッパーは、酒とドラッグと暴力に溺れ、家庭生活も仕事も全てを破綻させていく。だが、70年代後半からフィリップ・モーラ監督『デニス・ホッパーの マッド・ドッグ・モーガン/賞金首』(’76)、コッポラ監督『地獄の黙示録』(’79)などに出演。そして監督作も『アウト・オブ・ブルー』(’80)、ショーン・ペン主演『カラーズ 天使の消えた街』(’88)などを手掛け、80年代以降は俳優、監督として徐々にキャリア復活の兆しが見え始める――。本作ではその経緯を、実の弟デヴィッドや『アメリカの友人』で彼を起用したヴェンダース、『ブルーベルベット』(’86)で俳優としての再評価を決定づけたリンチ、交流の深かった俳優マイケル・マドセン、『ラストムービー』で共演したジュリー・アダムス、画家で映画監督のジュリアン・シュナーベル、建築家のフランク・ゲーリーら多くの友人知人が出演し証言する。また、アンディ・ウォーホルを魅了した名写真家であり、無類の美術愛好家であった一面も映し出す。映画監督、俳優、写真家、アートコレクターとしてのデニス・ホッパーが旅した道のりと、映画史において彼の果たした役割をたどる本作は、70年代以降のアメリカを映し出す1つの時代の証言であり、不器用なほどまっすぐに芸術を追い求めた1人のアーティストの愛すべきポートレイトともなっている。『デニス・ホッパー/狂気の旅路』は12月20日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月24日エンワントウキョウ(en one tokyo)は、国内で公開型アートオークションを運営するSBIアートオークションと共同で、昨年大好評を博したイベント「Harajuku Auction」の第2弾を、10月26日に東京・表参道にあるバツ アート ギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)にて開催。10月24日から25日のプレビュー期間中は全作品が展示される。原宿は1960年代以降、常にファッション、音楽、アートなど文化発信の中心であり、特に近年では世界的なストリートカルチャーの盛り上がりを受け、国際的なカルチャーシーンでも存在感を増している。「Harajuku Auction」2回目となる今回は、山口歴『OUT OF BOUNDS No.58』(150万円〜250万円)、MADSAKI『NOW OR NEVER』(10万円〜15万円)、KYNE『Untitled』(50万円〜80万円)、五木田智央『MATURE #2 2017』(2,000万円〜3,000万円)、ゲルハルト・リヒター『Waldhaus [House in Forest] (P18)』(70万円〜100万円)、カウズ『KIMPSONS SERIES (TWO WORKS)』(1,800万円〜2,800万円)、アンディ・ウォーホル『Vegetarian Vegetable, from Cambell’s soup Ⅱ』(250万円〜350万円)、ジュリアン・オピー『Anya With Cocktail Dress』(300万円〜500万円)、バンクシー『Happy Choppers』(120万円〜200万円)など、昨年より出品点数を211ロットと大幅に増やし、ストリートアートから音楽、デザイン、ポップアート、また現代美術を代表する作家の作品まで、より幅広いジャンルの作品がそろう。なお、10月24日から25日のプレビュー期間中は全作品が展示される。購入できるアートが一堂に会すまたとない機会に、足を運んでみては。【イベント情報】Harajuku Auction会期:10月24日〜10月25日(プレビュー)、10月26日(オークション)会場:BA-TSU ART GALLERY|B-SIDE住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5時間:10月24日〜10月25日(プレビュー)12:00~20:00、10月26日(オークション)15:00~
2019年10月15日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、秋も深まり芸術の秋を体験に「バスキア展」に行ってきました。■「バスキア展メイド・イン・ジャパン」森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて11月17日まで開催’80年代前半、ニューヨークのアートシーンを席巻したアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア。当時は日本の雑誌でも特集され、何度か来日し、個展も数回開催されたそう。記者はそのころ小さかったのでバスキアの人気を知ることはできなかったのですが、’96年に公開された映画『バスキア』で、27年の人生を駆け抜けたアーティストを知りました。勢いある力強い筆致に目を引く色使い。そして突然切断されたような早すぎる死。伝説となったバスキアは、近年再評価を受けていて、パリで’18年、NYでは今年6月に展覧会が開催されています。本展はタイトルが「メイド・イン・ジャパン」とあるように、日本の歴史や文化に影響を受け、創作に至った経緯を、バスキア研究の世界的権威が明らかにしていきます。世界中から集められた約130点のなかには、’17年ZOZO前社長の前澤友作氏が約123億円で購入した作品もありました。こちらは撮影可能となっています。ほか、アンディ・ウォーホルとの共作や持ち歩いていたノートの展示も。仏塔を描いたり平仮名を取り入れた作品は、日本の影響を感じました。日本初の本格的大規模展。音声ガイドも無料貸し出しの太っ腹サービスです!より深くバスキアの情熱に触れてみてください!ジャン=ミシェル・バスキア Untitled, 1982 Yusaku Maezawa Collection, Chiba Artwork(C)Estate of Jean-Michel Basquiat Licensed by Artestar, New York
2019年10月07日アイウェアブランドのレトロスーパーフューチャー(RETROSUPERFUTURE)から、アンディー・ウォーホル(ANDY WARHOL)美術財団とのコラボレーションによるサングラスが登場。2019年9月14日(土)よりラフォーレ原宿内のセレクトショップ「GR8(グレイト)」にて限定発売される。他には無い大胆な感性と普遍的なデザインを組み合わせた、唯一無二の存在感を放つアイウェアを提案しているレトロスーパーフューチャー。アンディー・ウォーホル美術財団とは6回目のコラボレーションとなる今回は、ブランドの人気モデル「DREW MAMA(ドリュー ママ)」と「FRED(フレッド)」をベースに、ウォーホルが亡くなる直前に描いたカモフラージュの作品を落とし込んだサングラスを製作。特にアメリカにおける大衆消費社会の光と影の両面を映し出したウォーホルにとって、カモフラージュ柄もそのモチーフの対象となった一つ。元々は戦場で敵の目を欺くためのものだったものが、やがてファッションに昇華されることで大衆化したカモフラージュ柄。ウォーホルはその連続的なモチーフに普遍的な美を見出し、複雑な文化的側面を超えて鮮やかな色彩へと変えてみせた。そんなウォーホルの美学を反映させたコラボレーションサングラスは、ブルーとグレーのカモフラージュにライトグレーのレンズを採用した「DREW MAMA CAMO BLUE(ドリュー ママ カモ ブルー)」と、ピンクとパープルのカモフラージュに淡いピンクのレンズを採用した「FRED CAMO PINK(フレッド カモ ピンク)」の2モデルがラインナップ。価格は55,000円+税で、日本では各デザイン限定5本での販売。サングラス本体とクリップオンレンズのセットで、オリジナルケースが付属する。【商品情報】レトロスーパーフューチャー×アンディー・ウォーホル 第6弾コラボレーションサングラス発売日:2019年9月14日(土)販売店舗:GR8(東京都渋谷区神宮前1丁目11-6ラフォーレ原宿2.5 F)価格:55,000円+税※各デザイン5本、合計10本限定。【問い合わせ先】有限会社ブルースTEL:03-6438-9913
2019年09月14日“ポップアートの旗手”アンディ・ウォーホルの展覧会「ANDY WARHOL KYOTO/アンディ・ウォーホル・キョウト」が、2020年9月19日(土)から2021年1月3日(日)まで、京都・京都市京セラ美術館 新館 東山キューブにて開催される。“ポップアートの旗手”アンディ・ウォーホルとは?1960年代のニューヨークで、大衆文化と消費社会のイメージを主題や素材とする“ポップアート”の旗手として活躍した唯一無二のアーティスト、アンディ・ウォーホル。トレードマークは銀髪とクリアフレームのメガネ。アーティストだけではなく、商業デザイナー、画家、音楽プロデューサー、写真家、映画制作者、そして社交家と様々な顔を持ち、あらゆるメディアとジャンルを超えてマルチクリエーターとして活躍した人物だ。その作品の中で最も有名なものは、アメリカの食品製造会社「キャンベル・スープ・カンパニー」が60年代当時販売していたスープ缶32種類を、シルクスクリーンによる印刷で描いた『キャンベルのスープ缶』。当時のアメリカにおける主要な美術運動として“ポップアート”の時代が到来するきっかけの一つとなった作品だ。京都初の本格的なウォーホル展本回顧展は、京都における初の本格的なアンディ・ウォーホル展。米国ピッツバーグにあるアンディ・ウォーホル美術館の所蔵品から、イラストレーターとして活躍していた1950年代の初期作品をはじめ、代名詞ともいえるシルクスクリーンを多用した1960年代に制作された「死と惨事」シリーズなどの象徴的なキャンバス作品、映画やテレビ番組などの映像、注文絵画としてのセレブリティのポートレート、そして、宗教画を参照した晩年の作品を展示。特にアメリカにおける大衆消費社会の光と影の両面を映し出したアンディ・ウォーホルの作品約200点を通して、その複雑なアンディ・ウォーホル像に迫るものとなっている。開催概要「ANDY WARHOL KYOTO/アンディ・ウォーホル・キョウト」開催期間:2020年9月19日(土)〜2021年1月3日(日)会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
2019年08月31日京都国立美術館で、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展が、8月9日に開幕。10月14日まで開催される。© 京都服飾文化研究財団ファッションは「着る」だけでなく、「視るあるいは視られる」ものである。特定の文化や社会、グループで通用するコードがあり、そこから駆け引きあるいはゲームにも似た自己と他者とのコミュニケーションが生まれている。インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの装いを自由に発信できるようになった現在、個人とファッションの関わり方も新しい局面を迎えている。本展では、18世紀の男女の宮廷服や20世紀初頭の紳士服など歴史的な衣装類から現代の衣服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションから精選した約90点を中心に紹介。またファッションやアートの他、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における新たなドレス・コード、そしてその装いの実践(=ゲーム)を見つめ直す。「ドレス・コード?——着る人たちのゲーム」 展示風景© 京都服飾文化研究財団、福永一夫撮影「ドレス・コード?——着る人たちのゲーム」 展示風景© 京都服飾文化研究財団、福永一夫撮影会場は、「裸で外を歩いてはいけない? 」「組織のルールを守らなければならない? 」「服は意志を持って選ばなければならない? 」といった、13のキーワードに基づいて構成される。例えば、学校や職場で制服やスーツを着る。最も身近で分かりやすい服装のコードだが、一方でこのドレス・コードは時に破られたり、置き換えられたり、別のコードが生まれることもある。この「組織のルールを守らなければならない? 」のセクションでは、ロジャース・ピート・カンパニー(Rogers Peet Company)の男性用スーツや「セーラー服と機関銃」の映画ポスターなどから、ファッション、あるいは装いの普遍性や現代的な意味についてを問う。COMME des GARÇONS HOMME PLUS(川久保玲) 2009年秋冬京都服飾文化研究財団所蔵、畠山崇撮影ジェフ・クーンズ×LOUIS VUITTON 2017年京都服飾文化研究財団所蔵、畠山崇撮影時に、ファッションのみならず、様々な分野と広く関わり合いを持っている服は、文学や演劇、映画、マンガなどにおいてキャラクターの性格や行動、感情を表す重要な要素となる。会場では、演劇カンパニーのマームとジプシー、チェルフッチュによるインスタレーション、歴史マンガ『イノサン』『イノサン Rouge ルージュ』とのコラボレーションなどを通して服とキャラクターについてを考察する。都築響一(選)《ニッポンの洋服》2019年より 《異色肌》2017年© Lamaski森村泰昌 《セルフポートレイト 駒場のマリリン》 1995/2008年 ゼラチン・シルバー・プリント 豊田市美術館蔵出展ブランドは、アライア(ALAÏA)、アシードンクラウド(ASEEDONCLÖUD)、バーバリー(BURBERRY)、ビューティフルピープル(beautiful people)、シャネル(CHANEL)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)、ディオール(DIOR)、フェンディ(FENDI)、ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)、グッチ(GUCCI)、ヘルムート ラング(HELMUT LANG)、ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)、イッセ イミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)、コーシェ(KOCHÉ)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、モスキーノ(MOSCHINO)、ポール・スミス(Paul Smith)、トム ブラウン(Thom Browne)、ユニクロ(UNIQLO)、ヴァレンティノ(VALENTINO)、ヴェトモン(VETEMENTS)、ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)など。衣装以外では、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、ミケランジェロ・ピストレット(Michelangelo Pistoletto)、ハンス・エイケルブーム(Hans Eijkelboom)、都築響一、青山悟、チェルフィッチュ、坂本眞一、マームとジプシーといった作家たちの作品が出展される。【イベント情報】「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」会期:8月9日~10月14日会場:京都国立近代美術館住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26−1時間:9:30~17:00(毎週金・土曜日は21:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,300円(1,100円)、大学・専門学生900円(700円)、高校生500円(300円)※( )内は20名以上の前売り、団体料金休館日:月曜日(8月12日、9月16日、23日、10月14日は開館、翌日火曜日が休館)会期:12月8日〜2020年2月23日会場:熊本市現代美術館住所:熊本県熊本市中央区上通町2-3 ぴぷれす熊日会館3階時間:10:00〜20:00(入館は19:30まで)料金:詳細未定休館日:火曜日(年末年始は休館)※ただし2月11日は開館、翌日水曜日が休館
2019年08月20日3月、iFというデザイン賞の取材で訪れた南ドイツ、ミュンヘン。中世の風情ある美しき旧市街、シンデレラ城のモデルと言われる古城、雄大な自然、そんな風景を想像していたミュンヘンだったけれど、それら歴史に溶け込むように現代のデザインやアートが共存する街はとてもユニーク。街を歩いているだけでおもろデザインに出会う。今回は、そんな創造性に溢れたミュンヘンのコンテンポラリーな側面についてを書きたいと思う。私の滞在期間中は、年に一度の「ミュンヘン・クリエイティブ・ビジネス・ウィーク(MCBW)」が9日間(3月9日から17日)にわたって開催中だった。街の美術館やギャラリーなどではデザインにまつわるイベントやワークショップが企画され、世界各国・国内各地から関係者が集い、地元を含むバイエルン州を始めドイツの産業や学生たちにとってもデザインとつながる重要な機会となっているようだ。「MCBW」のカタログが美術館などで配布されていた。MCBWの一環で、ドローグデザインの創設者の一人であるGijs Bakkerのレクチャーなども企画されていた!さらに今年はバウハウス設立100周年という節目の年であることから、ここミュンヘンでもバウハウスの歴史を紐解く展覧会「Reflex Bauhaus」(~2020年2月2日)が約1年間にわたって開催されたりとデザインに対して人々の意識は高まっている。「Reflex Bauhaus」展が開催されているのは、ピナコテーク・デア・モデルネ(PINAKOTHEK DER MODERNE)という、ミュンヘン市内の中心部(ミュンヘン中央駅から徒歩20分ほど)にある現代美術館。この美術館、ちょっと複雑なのだが、一つの館に、ミュンヘン工科大学建築ミュージアム(建築)、ミュンヘン版画館(グラフィックアート)、バイエルン州立現代美術館(現代アート)、ディ・ノイエ・ザムルング(デザイン)、4つの美術館が同居する、まさにコンテンポラリーアートの殿堂。入場料10ユーロで4つの美術館すべての展示を見ることができる。訪れた際、1階のミュンヘン版画館(STAATLICHE GRAPHISCHE SAMMLUNG MÜNCHEN)では、西ドイツ生まれのアメリカ人アーティスト、キキ・スミス(Kiki Smith)の展覧会「TOUCH. PRINTS BY KIKI SMITH」が開催中だった。本展では、キキ・スミスを代表する作品の一つであるルイス・キャロル『地下の国のアリス(1886年)』をモチーフにした版画「Pool of Tears 2 (after Lewis Carroll)」を始めとするリトグラフ、ドローイング、コラージュ、写真などプリントワークに焦点を当てた繊細でドリーミーで美しすぎる作品群が記憶に残っている。キキ・スミス「Pool of Tears 2 (after Lewis Carroll)」現代アートを展示する2階のバイエルン州立現代美術館(PIN. Freunde der Pinakothek)では、ウォーホル、ピカソやダリ、フランシス・ベイコン、バウハウスで教鞭を取ったクレーなど、1900年以降の膨大なコンテンポラリーアートを見ることができる(所蔵2万点超え! )。フランシス・ベイコン「Kreuzigung, 1965」ダン・フレイヴィン「‘monument’ for V. Tatlin」2017年にはエスパス ルイ・ヴィトン東京でもフィーチャーされた。それに加えてバウハウス展を行う地下のディ・ノイエ・ザムルング(Die Neue Sammlung)では、世界最古にして最大のモダンデザインコレクションを公開。ピナコテーク・デア・モデルネは、近現代美術の展示館としてはヨーロッパ最大規模というだけあり、見応えがとにかくすごいのだ。ディ・ノイエ・ザムルングでの「Reflex Bauhaus」展(~2020年2月2日)それだけではなくこの区画一帯には、ピナコテーク・デア・モデルネを含め、ALTE PINAKOTHEK(旧絵画館)、NEUE PINAKOTHEK(新絵画館)と「ピナコテーク」と名のつく3つの美術館がテレジエン通りを挟んで向かい合っている。さらにSAMMLUNG SCHACK(19世紀の名品を含むドイツの芸術家約180点の絵画を収蔵)、MUSEUM BRANDHORST(サイ・トゥオンブリーやアンディ・ウォーホルを常設)も隣接(私は時間切れで回ることはできませんでした)。以上が美術館のレポート。ちなみに、ミュンヘン空港からホテルのある市内中心まではタクシーで30分(70ユーロくらい)ほどなのだが、車の窓からは中心部に近づくにつれ、BMWミュージアム(BMWの自動車博物館)やアリアンツ・アレーナ(バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアム)、ミュンヘン・オリンピアシュタディオン(1972年ミュンヘンオリンピックのメインスタジアム)といったユニークなかたちをしたモダン建築を見ることができる。ミュンヘンへ旅する方におすすめしたい、ミュンヘンのデザイン&アートのスポット。ご参考にいただけたら嬉しいです!PINAKOTHEK DER MODERNE住所:Barer Str. 40, 80333 MünchenURL::(オフィシャルサイトは日本語対応)※ノイエ・ピナコテークは改修工事のため2018年12月31日より一時閉館中。
2019年08月16日スーパーヒーロー映画『ヴェノム』続編の監督に、アンディ・サーキスが決まった。『バンブルビー』のトラヴィス・ナイトを含む、数名の候補の中から選ばれたものだ。ベテラン俳優のサーキスは、これまでに『ブレス しあわせの呼吸』、Netflixの『モーグリ:ジャングルの伝説』を監督している。1作目の『ヴェノム』は昨年秋公開され、全世界で8億5,600万ドルを売り上げる大ヒットとなった。主演兼エグゼクティブプロデューサーのトム・ハーディは、続編でも同じ役割を務める。北米公開予定は来年10月だ。文=猿渡由紀
2019年08月07日アンディ・サーキスが『ヴェノム』続編の監督に決まった。以前からうわさされていたが、ついにアンディ本人が『ヴェノム』のコミックを目の前に掲げた写真をインスタグラムに投稿し、報告。「本当に起こるんだ。感じるよ…シンビオート(主人公のエディに寄生してヴェノムになった地球外の寄生生物)がぼくの中に宿主を見つけたということを。準備万端だ…待ちきれないよ。トムはどう?」と主演のトム・ハーディに呼び掛けた。アンディといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や、『猿の惑星』シリーズの猿のシーザー役などの「モーションキャプチャー俳優」として知られるが、近年は監督業にも進出。2017年に『ブレス しあわせの呼吸』で監督デビューを果たし、昨年はNetflix映画『モーグリ:ジャングルの伝説』を監督した。モーションキャプチャー俳優として有名なだけに、アンディのインスタグラムでは「出演するんじゃなくて、監督の方なの?」という声も見られる。『ヴェノム』続編は2020年10月に全米公開を予定しており、主演のトム、脚本家のケリー・マーセルは続投、ヴェノムの宿敵・カーネイジ役にウディ・ハレルソンが出演することが決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2019年08月06日アディダス(adidas)は、アンディフィーテッド(UNDEFEATED)とコラボレーションし、アメリカの独立記念日をモチーフにしたフットウエア「adidas ULTRABOOST × UNDEFEATED」を5月31日より発売した。「ULTRABOOST UNDFTD」EF1968(2万5,000円)アメリカ・ロサンゼルス発のスニーカーブティック、アンディフィーテッド。今回発売した「ULTRABOOST UNDFTD」(2万5,000円)は、アディダスの中でも人気の高いULTRABOOSTを採用。クッション性と反発性を持つBOOST™フォームと、プライムニットアッパーを使用することで履き心地の良さを兼ね備える。オールホワイトのアッパー部分にUNDEFEATEDのファイブストライクと呼ばれるロゴデザインが大胆に配されている。「ULTRABOOST UNDFTD」EF1968(2万5,000円)また、アメリカの“Independence Day(独立記念日)”をデザインモチーフにし、星条旗を彷彿させるレッド&ブルーのロゴを、左右異なるカラーでレイアウト。ホワイト以外にレッド、ブルーのシューレースが付属され、ヒール部分には星条旗があしらわれた印象的な一足となっている。取り扱いは、アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダスオリジナルスショップ銀座・六本⽊・ダイバーシティ東京プラザ・ラゾーナ川崎・心斎橋・福岡、アディダス ブランドコアストア新宿・渋谷・名古屋、アディダス オンラインショップ、アンディフィーテッド公式サイト、阪急メンズ東京、mita sneakers、VA An Omnibus Shoes Store、DOVER STREET MARKET GINZA、UNITED ARROWS & SONS、Stylesにて。
2019年06月03日ゴールデンウイークの語源は映画の宣伝用語。今週は映画三昧というのはいかがでしょうか?年間約500本を鑑賞しているという映画コメンテーターの有村昆氏(42)にGWに、おすすめの“必見映画”を紹介してもらった。今回は、公開が終了した過去の映画。気になるものがあったら、DVDを借りに走ろう!■「この世界の片隅に」(配給・東京テアトル2016年公開)アニメーションの中で僕も妻も大好きな映画の1本です。絵のタッチが水彩画のような薄い感じで、もの凄く優しい。何気ない、のんびりとした、すずさんという主人公は本当に素朴なんですよ。今まで、たくさんの戦争映画ってありましたが、あんなに軍隊が出てこなくて、いち女の子の視点から見た戦争を描いた映画は、まずなかったです。あんなに、のほほんと暮らしていた女の子でさえも、戦争で腕がとれて、今後、どうやって、生きていっていいか、わからくなったりするんですよ。 自然災害とか戦争とか、いつ日本で起こるかもわからない出来事を1人の視点で、描いた傑作でしたね。GWに家族が集まった時こそ見て欲しいです。子供はアニメという取っつきやすさもあるし、おじいちゃん、おばあちゃん世代は戦争を知っているし、家族みんなで1本真面目な作品を、見てもらうのも、いいかなと思います。■「フィフティ・シェイズ」シリーズの「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(配給・東宝東和2015年公開)「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(2017年公開)「フィフティ・シェイズ・フリード」(2018年公開)の3部作。原作はアメリカのコミケみたいなところで大ヒットした自費出版の“官能小説”なんですよ。アメリカの主婦が、この小説にハマりまくったんです。それが映画化されたんですが、 この映画はアメリカで大ヒットを飛ばして、日本でもTOHOシネマズシャンテで全国ロードショーしました。R18でエッチなんですけど見た目が超オシャレで女性が見て凄くかっこいいと思える映画です。■「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」(配給・REGENTS2018年公開)主演がエイミー・シューマーというぽっちゃりしたコメディ女優さんで、日本語吹き替え版を渡辺直美ちゃんがやっているんです。主人公はトレーニング中に頭を打って気絶しちゃうんですが、その後に意識が戻って自分の姿を鏡で見たらスーパーモデル級に!でも周りの人たちは、前の彼女のままに見えているんですよ。自分だけはスーパーモデルになってると思っているので、 どんどん自信を持ち始めると、その勘違いが逆に好転していくんです。僕もこの作品を見ているうちに、なんか不思議と彼女がきれいに見えてくるんです。逆に「どうせ私なんて」って、うじうじ言ってると本当にそうなってしまうんじゃないかと。この映画は、物事は考え方しだいで、未来が変わるということを教えてくれました。ネガティブになって悩んでいる人におすすめです。悩んでいることが、ちっぽけに感じてきます。■「ビッグ・アイズ」(配給・ギャガ2015年公開)ティム・バートン監督作品で、1960年代のアメリカでの実話なんです。その時代に、画家のアンディ・ウォーホルが絶賛したこともあり、目がものすごく大きい女の子のイラストが、めちゃくちゃ流行ったんですよ。でも、そのイラストの作者のウォルター・キーンさんは実は、その絵を描いてなくて奥さんが描いていたんです。奥さんは、旦那が売れてくれれば嬉しいと思って描いていたんですが、旦那がパーティー三昧で遊び惚ける。でも絵がめちゃくちゃ売れて奥さんも裕福な生活をしているので、真実を告発するかどうかで悩む話です。だから日本でいうと佐村河内守さんと新垣隆さんのゴーストライター問題のようなストーリーでしょうか。今の時代は女性監督や女流作家とか、出てこられる時代ですけど、今から5、60年前の時代は男性の作品だから表に出られたという背景があるんですよ。だからその時代は、絵だけじゃなくて、小説など他にもゴーストライターで奥さんが書いていた可能性が、実は過去にあったんじゃないかというのを、一石投じる映画なんです。■「カメラを止めるな!」(配給・アスミック・エース、ENBUゼミナール2017年公開)もう地上波放送もされましたが、まだ見ていないという方は、このGWで是非見てもらいたいです。僕がはじめて知ったのは水道橋博士がTwitterで大傑作だとつぶやいているのを見て知ったんです。観てみたら面白すぎて、僕もひっくり返っちゃたんですよ。しかも映画の専門学校の卒業制作の作品で監督も出演者も無名 。37分間ワンシーンワンカットの長回しで、裏方が一生懸命やっているじゃないですか、こんな雑草魂で映画を撮るって素敵だなと思いました。■「恋人たちの予感」(配給・日本ヘラルド映画1989年公開)メグ・ライアンとビリー・クリスタルの出演映画で、“男女の友情は成り立つのか”というお話。10年来の友達の二人が男女の関係になるのですが、あくまで友達のまま。 しかし、男は 結婚したがるように。メグ演じる女性の方も少しづつひかれていって、最終的にどうなるか……。通常の恋愛映画なら最後は男女が「I love you」って言って終わるじゃないですか。なんとこの映画の最後は「I hate you」「あなたのことが大嫌い」と言って終わるんです。そのあたりも注目ポイントですね。もう一つ、他の恋愛映画との違いは女流脚本家が書いている点です。今までの恋愛もののヒット作は男性脚本家だったんです。おそらく世界で初めて女流脚本家が恋愛ものを書いて大成功した例なんですよ。本当の女性の気持ちは、女性にしかわからないということを教えてくれる映画なので、「そうよ、それそれ」と共感できる女性は多いと思います。■「アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル」(配給ショウゲート2018年公開)アラフィフ・アラカン世代の方はご存知だと思いますがフィギュアスケートで過去2度冬季オリンピックに出場したトーニャ・ハーディングがライバル選手を襲撃して、負傷させた疑惑が浮上し、当時のワイドショーを騒がせたものを、実際に描いたという話です。それぞれ当事者に、インタビュー形式で質問して「私はやっていません」とか「私はトーニャに言われてやりました」とか答えているんですよ。でも、言ってることが食い違ってくる、果たして真実は……という話なんです。なぜトーニャが、あんなに暴力的なことをやってしまったのか。それは お母さんにルーツがあったということがわかるんです。スケート漬けの毎日で、お母さんはトーニャをめちゃくちゃスパルタ教育でボッコボコにしているんです。トーニャはそういったお母さんを見て育ったので、こういった事件を起こしてしまったのか……という部分もある。だからアラフィフ・アラカンの女性がこの作品を見たときに今まで自分がどういう風に子供を育ててきたかというのを自己確認できる映画です。(取材・文:インタビューマン山下)
2019年04月30日東京・TOC五反田メッセで開催中の「ザ・ローリング・ストーンズ」の大規模な企画展「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」。当初5月6日(月・振休)までだった同展の会期が、6月5日(水)までに延長されることが決定した。史上最強のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」自身のプロデュースによる大規模な企画展は、日本がアジア唯一の開催。都心でありながら、3000平米という巨大な空間に、500点を超えるアイテムがところ狭しと展示。ヴィンテージ楽器、手書きの作詞ノート、日記・ファンクラブのアンケート・手紙などのプライベートなアイテム。アンディ・ウォーホル、ジョン・パッシュ、ロバート・フランクなどが手がけたアートワーク。アレキサンダー・マックイーン、プラダ、ディオール、グッチ、ジャンポール・ゴルチエなど超一流のデザイナーが手がけた70点を超える衣装。初期のメンバーが共同生活した当時の部屋や、レコーディングスタジオの完全再現。ストーンズの楽曲を自由にミックスできるレコーディングブース。熱狂の3Dコンサートなど、ファンならずとも楽しめる企画展で、そのすべてが撮影OKとなっている。チケットは発売中。■「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」会期:3月15日(金)から6月5日(水)会場:TOC五反田メッセ(東京都)
2019年04月26日ネオンサイン(NEON SIGN)は、2019-20年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションを発表した。ダイナソー/ジュエル/レインボーのイメージを洋服に「ダイナソー」「ジュエル」「レインボー」といった3つのイメージから紡ぎ出された今シーズンは、ウィメンズ・メンズを同じ世界観のもと構築。ネオンサインはメンズ・ユニセックスから始まったブランドだが、女性がメンズアイテムを買いに来ることも多く、ウィメンズラインができてからはウィメンズアイテムを求める男性客もしばしば来店することから、あえてイメージにボーダーを設けなかったという。恐竜から着想を得たテキスタイル思わず目に留まるのは、カラフルでユニークなテキスタイル。「ステゴザウルス」の背びれにインスパイアされた開襟シャツは、“実際の恐竜はどんな色だったのか?”という疑問をもとにデザイン。古い資料や化石からは想像もつかないカラフルなカラーリングを施し、遥か古代に想いを馳せる。恐竜の表皮の模様を落とし込んだニットアイテムも、ウォーミングなカラーに彩られている。アンディ・ウォーホルのポップアート風プリントや宝石柄ニットヴィヴィッドな恐竜柄や“FEMALE”のロゴは、アンディ・ウォーホルを彷彿させる反復プリントによって、ポップアートさながらのアイキャッチな仕上がりに。また、宝石をびっしり並べた“ジュエル”模様をそのままニットに落とし込んだセーターや、ペイズリー柄をあしらったベロアのセットアップ、フラッグチェックのトップスなど、遊び心に溢れた柄が散見された。多色染めグラデーション様々な色が混在した、空のように淡いグラデーションを描くパンツは、多色染めによって表現されたもの。3度にわたって色を染めていくことで、柔らかくきめ細やかな色味に仕上げている。オーバーシルエットのジャケット&コートダウンジャケットやコートなどのアウターは、肩をドロップさせ、下の方に重心を設定したオーバーシルエットに仕立てられている。モヘアシャギーのロングコートや、ボタン部分にビジューをあしらったファージャケットなど、多彩な素材のアウターを用意する。目の大きいチェック地のコートは、ツイードを圧縮した素材を使用。抜き衿で着ても形をきれいにキープできるよう、肩にバンドが施されており、常に安定したフォルムで着用することが可能だ。“2枚で1着”レイヤード風アウターも2018-19年秋冬コレクションにも見られた、1着のアウターを着るだけでレイヤードしているかのように見えるスタイルも登場。裾で繋ぎ合わせられた2枚の服は、自然なフォルムで“1着”のアウターになり、2枚の間に他の服を着るなど、スタイリングのアイディアをより自由なものにする。シックなグレンチェックのアウターからは、内側に仕立てたグリーンの布地が見え、アクセントを効かせる。
2019年04月24日フレディ・マーキュリーに大きな影響を与え、“ゲイカルチャー界のウォルト・ディズニー”と呼ばれたゲイアートの先駆者の波乱の半生を描いた映画『トム・オブ・フィンランド』の日本公開が決定した。本作で描かれるのは、まだ同性愛が厳しく罰せられていた第二次世界大戦後のフィンランドを舞台に、身内にも隠れて自らの本能的な欲望をドローイングとして表現し続けていたトウコ・ラークソネン。本名から海外でも覚えやすい「トム」と名乗り、描いた絵がアメリカの雑誌で表紙を飾ったことをきっかけに、その名がアンダーグラウンドからアートの表舞台へと一気に知れ渡り、栄光を手にするまでの波乱に満ちた半生を描いている。監督は、ニコラス・ホルトが主演を務める、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』3部作の原作者J・R・R・トールキンの伝記映画『TOLKIEN』(原題)の公開が控えるドメ・カルコスキ。フィンランドで最も成功した映画監督といわれており、本作は昨年度米アカデミー賞外国語映画賞のフィンランド代表作品にも選ばれている。日本でも、“漫画のアカデミー賞”といわれるアイズナー賞を受賞し、NHKでドラマ化もされた田亀源五郎原作「弟の夫」や、昨年度テレビドラマで高視聴率をたたき出し映画化もされる「おっさんずラブ」、男性カップルの日々の食卓を描いた、よしながふみ原作の大人気マンガを西島秀俊&内野聖陽のW主演でドラマ化し早くも話題沸騰中の「きのう何食べた?」、そして大倉忠義と成田凌の共演で2020年の公開を控える漫画「窮鼠はチーズの夢を見る」実写化など、近年、同性カップルをテーマにした作品が大きな注目を集めているさなか。“ゲイカルチャー界のウォルト・ディズニー”とも呼ばれ、「クイーン」のフレディ・マーキュリーをはじめ、アンディ・ウォーホル、ロバート・メイプルソープ、デイヴィッド・ホックニー、ジャン=ポール・ゴルチエ、トム・フォードといった数多のアーティストたちに影響を与えたトム・オブ・フィンランド。LGBTに対しての軽蔑や無理解と闘った芸術家が、何十年もの苦難の末につかみ取った愛と栄光の物語に、期待していて。『トム・オブ・フィンランド』は8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月22日リーバイス(LEVI’S®)によるNYブルックリンのデザイン集団ルックスタジオ(LQQK STUDIO)とのカスタマイズをテーマにしたアートイベント「THERE IS NO WRONG」が、4月6日から3日間、原宿のThe Mass ギャラリーでスタートした。イベント期間中、同ギャラリーをサテライトスタジオとしてデニムジャケットや501®、502®、511®、スウェット、シャツ、Tシャツなど、リーバイスのアイテムをスタジオの職人とアーティストたちが1点ずつ制作。すべてがワンオフアイテムで商品は併設されたギフトショップで販売される。会場には今回のためにNYからシルクスクリーンプリンティングマシーン、製版機や刺繍用ミシン、真空管アンプやスピーカーなどDJ機材までが持ち込まれ、ワークショップを開催。今回のイベントを企画したジョー・ガービー(Joe Garvey)がキュレーションした27名のコンテンポラリー・アーティストの作品も展示されている。さらにリーバイスのサンフランシスコ本社のアーカイブ室からダミアン・ハースト、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングのカスタマイズジーンズ、受刑者が30年にわたり獄中でボールペンとマーカーで制作したプリズンパンツ、パンクベストなども公開されている。Punk Battle Vest, 1990sWarhol Factory x Levi’s® Illumination Jeans, 2006リーバイスはブルージーンズが発明された1987年5月20日を501®DAYとして毎年4、5月にキャンペーンを開催。今年は「We are all collaborator」をテーマに自分だけのデニムを作っていくことを提案。今回のイベントも施工業者を入れず、レセプションの行われた4月5日には今回のために来日した8名のアーティストたちが自ら会場を設営する光景を公開。“カスタマイズ”は期間中、会場で続けられる。なお、同展終了後の4月9日には渋谷のトランクホテル(TRUNK HOTEL)のポップアップスペースで、期間中に制作されたワンオフの商品が販売される。Text by Tatsuya Noda【イベント情報】LEVI’S® CUSTOMIZATION ART EXHIBITION “THERE IS NO WRONG”会期:4月6日~4月8日会場:The Mass Gallery住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1時間:10:00~18:00入場無料※アーカイブの展示は土日のみ
2019年04月06日リーバイス(Levi’s)は、"カスタマイズ"をテーマにしたアート展「LEVI’S CUSTOMIZATION ART EXHIBITION “THERE IS NO WRONG”」を、東京・表参道のThe Mass Galleryにて開催する。期間は2019年4月6日(土)から4月8日(月)まで。会場では、ニューヨーク・ブルックリンの一室でスタートしたデザイン集団・ルック スタジオ(LQQK STUDIO)をはじめとする総勢27名のコンテンポラリーアーティストによる作品や、彼らがカスタマイズしたリーバイスなど、様々なアートピースを展示・販売。また展示の目玉として、サンフランシスコ本社のアーカイブ室より、ダミアン・ハースト、アンディ・ウォーホル、キース・へリングらによるカスタムジーンズなど、秘蔵アーカイブ5点が並べられる。「Damien Hirst Bondage 501 Jeans」は、ダミアン・ハーストが、リーバイス 501をボンデージジーンズにカスタマイズしたもの。ジッパーポケット、ベルクロ、ストラップをあしらったデニムパンツに、ペイントを飛ばした。「Warhol Factory x Levi’s Illumination Jeans」は、アンディ・ウォーホル晩年の2作品「最後の晩餐(The Last Supper)」シリーズと「天国と地獄は紙一重(Heaven and Hell Are Just One Breath Away)」シリーズを組み合わせたグラフィックが印象的。ブラックライトを照射するとグラフィックが浮かびあがる幻想的な作品となっている。「Keith Haring Print 501」は、ホワイトの501に、キース・へリングのアートワークを大胆にプリントした。2Fのギャラリースペースは、この展覧会のために来日したアーティストのサテライトスタジオとしてオープン。デニムジャケットや501、502、511、スウェット、シャツ、Tシャツなどのリーバイスプロダクトが、ここで1点1点カスタマイズされ、併設のギフトショップで販売される。また4月9日(火)にはトランク ホテル内でも販売される予定だ。【詳細】「LEVI’S CUSTOMIZATION ART EXHIBITION “THERE IS NO WRONG”」場所:The Mass Gallery(東京都渋谷区神宮前5-11-1)日時:2019年4月6日(土)~4月8日(月) ※アーカイブの展示は土・日のみ時間:12:00~18:00入場料:無料
2019年04月05日イベントでは、コレクターの宮津さんと笠間日動美術館の副館長・長谷川智恵子さんの案内で一部の作品についてツアーしながら解説、さらには館長の長谷川徳七さんも登場して、今回展示作品の魅力を語ってくださいました。コレクター・宮津大輔さんが「難しく考えずに美術に対する先入観や既成概念を捨てて素直に見てほしい」と挨拶。本展は、宮津さんが25年間かけて、蒐集した現代アート作品から選りすぐった35点を、笠間日動美術館所蔵の近代名画とペアにして展示するという新たな試みとなっています。イベントでは、コレクターの宮津さんと笠間日動美術館の副館長・長谷川智恵子さんの案内で一部の作品についてツアーしながら解説、さらには館長の長谷川徳七さんも登場して、今回展示作品の魅力を語ってくれました。長谷川館長が自ら愛するスーラのデッサンの魅力を熱く解説。宮津さんの案内と解説で、アルベルト・ジャコメッティ『ディエゴの胸像』とジョンペット・クスウィダナント『ロングマーチ・ジャワ』、マルク・シャガール『村の通り』とカンボジアの作家リム・ソクチャンリナ『国道5号線』、アンリ・マティス『窓辺に座る女』とオラファー・エリアソンのインスタレーション『大輔のためのウインドウ・プロジェクション』、エドガー・ドゥガ『美しき女』とタワン・ワトゥヤ『Beautifulcreatures』、ウォーホルの2作品、セレブリティポートレート(副館長の肖像画)とブリロのデッサン、マックス・エルンスト『夢創りの達人』とMiND X『コンフォートゾーン』、ジョルジュ・スーラ『踊る道化』とエリザベス・ペイトン『ジョン・ライドン、ラファイエット』、岸田劉生『村娘之図』と奈良美智『無題』、アーティストの分身の青りんごを描いたルネ・マグリット『ビュー・ニューヨーク』と草間彌生の『南瓜』と10組のペアリングをご紹介頂きました。宮津さんの解説にとどまらず、副館長がシャガールに会った話、ウォーホルのモデルになった話や館長が最愛のスーラのデッサンを断れずにワシントン・ナショナルギャラリーに貸し出したところ買いたいと言われて慌てた話、さらには、現場にいた作家のタワン・ワトゥヤさんやMiNDXのプロデューサーにコメントを求めたりと、アクティブなオープニング・イベントとなりました。長谷川副館長がアンディ・ウォーホルのモデルになった裏話を披露。今回のペアリングは、ルネ・マグリッドの青りんごと草間彌生の南瓜のように視覚的な共通点に着目した組み合わせであったり、アンリ・マティスとオラファー/エリアソンの作品のように、異世界への扉を象徴する「窓」に着目した組み合わせがあったりと、ペアリングのあやを楽しみながら鑑賞すると新たな発見があるにちがいありません。根っからのコレクターである宮津さんが選んだ珠玉のペアリングを「美術に関する先入観や既成概念を捨てて」笠間日動美術館へ行って堪能してみませんか。DRESS会員にはチケットプレゼントもございます。■展覧会概要■展覧会名シンクロニシティ‐宮津大輔コレクション×笠間日動美術館 響き合う近・現代美術‐■会期2019年3月23 日(土)- 5月19日(日)■会場笠間日動美術館 企画展示館 茨城県笠間市笠間978-4■開館時間午前9時30 分より午後5時(入館受付は午後4時30分まで) 休館日毎週月曜日 (但し4月29 日、5月6日は開館、5月7日は休館)■入 館 料大人 1000 円、65歳以上 800円、大学・高校生 700円、中・小生 500円■主催公益財団法人日動美術財団笠間日動美術館■特別協賛野村ホールディングス株式会社株式会社DRESS■お問合せ先:TEL:0296-72-2160※会期中に作品保存などの理由より、展示替えする場合があります。また、メディア・アートにつきましては、機材や記録媒体などの都合より鑑賞いただけない場合があります。日本初公開となるMiNDXのインスタレーション『コンフォートゾーン』■交通案内【J R 利 用】・常磐線友部駅北口(9:55/10:50/11:50発)より「かさま観光周遊バス」(100円)、または市内循環バスで約15分。「日動美術館入口」下車徒歩1分・水戸線笠間駅より徒歩約25分(日動美術館・春風萬里荘共、但し方向は逆)、「かさま観光周遊バス」またはレンタサイクルの利用が便利です。【自動車利用]】・常磐道友部JCT経由、北関東道友部ICより国道355号線経由約6キロ・東北道栃木都賀JCT経由、北関東道笠間西ICより国道50号線経由約8キロ■宮津大輔さんプロフィール1963年東京都出身。アートコレクター、横浜美術大学教授、京都造形芸術大学客員教授。1994年以来、企業に勤めながら収集したコレクションや、アーティストと共同で建設した自宅が国内外で広く紹介される。文化庁「現代美術の海外発信に関する検討会」委員、「Asian Art Award 2017」審査員等を歴任。著書に『現代アート経済学』(光文社新書)、『現代アートを買おう!』(集英社新書/中国・金城出版/台湾・Uni Books/韓国・Art Books)、『アート×テクノロジーの時代』(光文社新書)などがある。
2019年04月01日ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ(THE ROLLING STONES)史上初となる大規模企画展「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」が、TOC五反田メッセで開催。開催期間の延長が決定し、2019年6月5日(水)まで開催される。ザ・ローリング・ストーンズ自らがプロデュースする大規模展「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」は、50年以上にわたって世界的人気を誇ってきたザ・ローリング・ストーンズのメンバー自らがプロデュースする企画展。これまで、2016年4月ロンドンを皮切りに、ニューヨーク・シカゴ・ラスベガス・ナッシュビル・シドニーと世界各地で開催されてきた。東京は、アジア唯一の巡回地となる。会場では、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、イアン・スチュワートらが選んだ貴重な資料を通し、狭いアパートでメンバーらが共に暮らした部屋を完全再現した初期の時代から、世界の音楽シーンをリードする存在になるまでの壮大な物語を追体験できる。バンドメンバーが実際に使用した楽器会場では、500点を超えるストーンズ・アイテムから、数多くの名曲を生み出してきたザ・ローリング・ストーンズの音色の源泉に迫る。ヴィンテージギターの豊富なコレクションをはじめ、貴重な楽器、作詞ノート、ツアーやバックステージにまつわる品々、アルバム・アート、ステージ・デザイン、さらには日記や手紙などのプライベート・アーカイヴまでが揃っている。半世紀に渡る貴重な衣装の数々ひと際目を惹く、1960年代から現在に至るまで、超一流デザイナーたちが手がけた衣装の数々。アレキサンダー・マックイーン、プラダ、ディオール、グッチ、エディ・スリマン、オジー・クラーク、ローレン・スコット、ジャン・ポール・ゴルチエなど世界的有名デザイナーやブランドの特別な協力を得て制作された煌びやかなステージ衣装を紹介していく。190点以上のオリジナル・アートワーク会場では、アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ベイリー、ジョン・パッシュ、ウォルトン・フォードなど名だたるアーティストたちが手がけたオリジナル・アートワークを展覧できる。その数は実に190点以上にも及ぶ。クライマックスを飾る3Dコンサート展覧会場のクライマックスには、バックステージから始まる熱狂の3Dコンサートが繰り広げられる。そのほか、体験型ミキシングコーナー、貴重な映像が流れるプロジェクションルーム、などの臨場感あふれるコンテンツも用意。音楽のみならず、デザインやファッションなど、ジャンルを超えて、様々なカルチャーに影響を与え続けてきたザ・ローリング・ストーンズの魅力に改めて触れられる場所となる。ミック・ジャガーらのコメントも到着日本に初上陸に際して、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッドの4人が見どころやファンに体験してもらいたいところなど、企画展について語った映像が公開されている。初日には日本限定版『ヴードゥー・ラウンジ・イン・ジャパン1995』発売企画展開催初日には、『ヴードゥー・ラウンジ・イン・ジャパン1995』を日本限定販売。同作は、1995年に2度目の来日公演をした際に収録され、当時VHSとレーザーディスクで日本限定で発売されたものの、その後廃盤となった“幻”とも言える作品だ。さらに、会場限定の「スペシャル・エディション(特製スリーヴケース付/ステッカー3枚入り)」も発売される。また、2019年5月22日(水)からは『スティッキー・フィンガーズ(スペイン・ヴァージョン)』から『リワインド1971-1984』まで5タイトルが入った会場限定ボックス・セットも発売。完全生産限定盤となる。会場限定オーディオテクニカのコラボヘッドホン発売オーディオテクニカの本展コラボヘッドホンが会場限定で販売される。限定ヘッドホンは、アジア唯一の開催国となる日本の企画展専用に作られたオフィシャルロゴをハウジング部分配したデザイン。ハイレゾ対応で質感・音質ともにワンランク上の音楽を楽しめる、シックな色味の「ATH-AR5RS BK」、ブラックのハウジングに赤いベロマークが映える「ATH-AR3RS BK」、そしてベロマークをイメージしたレッドカラーの「ATH-AR3RS RD」といった3種を用意した。マスターマインド・ジャパンのコラボウェアマスターマインド・ジャパン(mastermind JAPAN)とザ・ローリング・ストーンズのコラボレーションウェアも登場。両者のコラボレーションは、バンドの結成50周年記念アイテム以来7年ぶりの発売となる。ザ・ローリング・ストーンズのリップス&タンの上にマスターマインド・ジャパンのスカル&ボーンズ・ロゴを組み合わせたアイコニックなモチーフをプリントしたTシャツ2型とフーディ2型を揃える。コラボレーションウェアは、展覧会会場の他、マスターマインド・トウキョウ店頭でも展開される。【開催概要】「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」開催日程:2019年3月15日(金)~6月5日(水)会場:TOC五反田メッセ住所:東京都品川区西五反田6-6-19開館時間:月~金・土・祝前日 11:00~20:00 ※最終入館19:30まで日・祝日 11:00~18:00 ※最終入館17:30まで展示数:500点以上※一部展示を除き撮影可能※年齢制限小学生以下入場無料(但し保護者同伴に限る)■チケット情報・一般(前売) 3,200円・学生(中・高・大・専) 2,000円 ※入場の際に学生証提示要。・グループ(10名以上) 3,000円・土日祝限定 優先入場チケット 3,700円日時指定制:6つの時間帯から選択可能。11:00〜12:00、12:00〜13:00、13:00〜14:00、14:00〜15:00、15:00〜16:00、16:00〜17:30・VIPチケット 8,500円特典:期間中いつでも2回入場OK/優先入場/VIPパス贈呈※VIPパスは当日窓口にて受け渡し。※シリアルナンバー入り。URL:■オーディオテクニカ会場限定ヘッドホン価格:ATH-AR5RS 22,222円+税、ATH-AR3RS 2種 各11,111円+税※ベロマークプリントのスペシャルパッケージに封入して販売。■ザ・ローリング・ストーンズ スペシャル 紙ジャケット・ボックス・セット<『Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展』会場限定商品> 13,426円+税発売日:2019年5月22日(水)■マスターマインド・ジャパン コラボレーションウェア発売日:2019年5月1日(水)※マスターマインド・トウキョウでは5月4日(土)~、マスターマインド・ジャパン オンラインショップでは5月7日(火)~数量限定発売。価格:Tシャツ 20,000円+税、フーディ 52,000円+税【問い合わせ先】INFORMATIONダイヤル 0570-063-050(オペレーター対応 全日10:00〜20:00)※0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話・PHS・IP電話から利用不可。
2019年02月08日CA4LA(カシラ)より、アンディ・ウォーホルとコラボレーションしたハットシリーズが登場。2018年12月23日(日)から販売される。過去数回に渡り、実現されているアンディ・ウォーホルとのコラボレーション。今回CA4LAが焦点を当てたのは、アンディ・ウォーホルの“黄金期”と云われる60年代作品から晩年期までのアートワークだ。彼の作品のモチーフを刺繍やプリントで表現した、ベースボールキャップやベレーなど全12種類を取り揃える。中でも注目は、新登場となるフライトキャップ。耳まですっぽりと覆うことができるこの帽子には、これからの時期に嬉しい温かなファーをたっぷりとあしらっている。グレーやブラック、ワインをベースに、アンディ・ウォーホルのロゴをアクセントに配した。また定番となるベレーには、彼のアートワークを大胆にプリント。ピンクやブルーなどポップなカラーで描いた遊び心溢れるデザインを揃える。なお、いずれのラインナップは、男女ともに着用可能だ。【詳細】アンディ・ウォーホル × CA4LA発売日:2018年12月23日(日)・ベレー(ブラック、ピンク、ブルー)6,800円 ※ベレーのみ販売中・フライトキャップ(ブラック、グレー、ワイン) 10,000円・ベースボールキャップ(ブラック、グレー) 7,400円・ボアハット 8,900円(ブラック、グレー)・ワッペンハット 10,000円【問い合わせ先】CA4LA ショールームTEL:03-5775-3433
2018年12月20日俳優の浅野忠信が描いたドローイング700点を紹介する展覧会「TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展」が、ワタリウム美術館にて12月7日から2019年3月31日まで開催される。©Tadanobu Asano浅野忠信がドローイングを描き始めたきっかけは、2013年に中国で撮影された映画『羅曼蔕克消亡史』(2016年、中国にて公開)の隔離された長い待ち時間だったという。映画の台本やスケジュール表の裏、ホテルのロゴの入ったメモ帳、薬袋などにボールペンで描き始め、現在まで5年間、その数は3,634枚という膨大なものになり、さらに続いている。一部は本人のSNSでも公開されている。同展では、浅野自身が描いた、ハードロック的なものから、デッサン、落書き、漫画、アメコミ、抽象など多岐にわたるドローイング700点を紹介。溺れてしまいそうなドローイングの海に浸かり、その中を泳ぐように鑑賞してみると、不思議なことに浅野の些細な心の変化や思惑を感じることが出来る。ドローイングというのは、描いた人の思考の軌跡をたどりながら、見る側もそれををたどることが出来る面白さがある。撮影までの時間を潰すことから始まったドローイングが、頭を切り替える散歩のような役目をもっただろうし、さらにシュールレアリストが美しさを意識しないように考え出したオートマティスム(自動記述)のようにもなっていったに違いない。60年代のアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)が第一ファクトリーで頭が吹っ飛ぶくらいのサウンドの中で作品を制作していたことをも喚起させる。浅野は絵を描くプロではないが、日本屈指の特異な表現者の思考を絵の中に垣間見るとき、実は人間がどこにでもいける自由をもっていることに驚かされ、大きな勇気をもらうだろう。【イベント情報】TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展会期:12月7日~2019年3月31日会場:ワタリウム美術館住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21時まで)料金:大人1,000円 学生(25歳以下)800円 小中学生500円 70歳以上700円※ペア券は大人2人1,600円、学生2人1,200円休館日:月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、12月31日から1月3日
2018年11月22日ニューエラ(NEW ERA)は、ジャン=ミシェル・バスキアをフィーチャーしたヘッドウェアを、2018年11月13日(火)より発売する。ジャン=ミシェル・バスキアは、アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターとしても名高いデヴィッド・ボウイのコレクションに名を連ねるなど、20世紀の美術史において重要なアーティストの1人。近年では、その作品をレオナルド・ディカプリオが購入したことや、日本の実業家が123億円で落札したことが話題となり、さらに2018年12月には彼にスポットを当てたドキュメンタリー映画の公開も予定。27歳で若くしてこの世を去った天才は、今再びスポットライトを浴びている。今回は、そんな彼の代表作である王冠を模したアート〈King Pleasure〉など、様々なアートワークを用いてニューエラのキャップ全9型を提案。ブランドの代表モデルである「9FIFTY」をはじめ、「9FORTY」、「Runner」そしてニット帽の「Beanie」をベースに採用した。【詳細】ニューエラ×ジャン=ミシェル・バスキア 新作ヘッドウェア発売日:2018年11月13日(火)価格:9FIFTY 全4種 各5,300円+税9FORTY 3,800円+税9FORTY 3,800円+税Beanie 全3種 各3,600円+税【問い合わせ先】ニューエラTEL:03-5773-6733
2018年11月15日アンセル・エルゴートとタロン・エガートンが初共演する映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』から、アンセル演じる主人公のジョーと、エマ・ロバーツ演じる彼が想いを寄せるシドニーが初めて言葉を交わす本編映像がシネマカフェに到着した。1980年代初頭のロサンゼルスを舞台に、実在した投資グループ「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」が起こしたスキャンダルと“汚れた金”で結ばれた友情を描いた本作。今回到着した映像は、ジョーとディーン(タロン・エガートン)が協力し、ビバリーヒルズ屈指の金持ちの若者たちから出資を募るためのプレゼンを成功させた夜、偶然同じレストランで食事をしていたジョーとシドニーが、お店の外で初めて言葉を交わすシーン。ある日、参加したパーティーで見かけた芸術家の助手・シドニーに一目惚れしたジョー。この辺りでは一番の美女である彼女は高根の花の存在であり、これまで話しかけられずにいたのだ。映像ではジョーの必死そうな様子にシドニーはどこか苦笑気味だが、そんな押しの強さにまんざらでもない様子。そして、「俺の先生になってくれないか」「芸術についての特訓コースを頼みたい」とジョーが頼み、“頭金”として当時ポップアート界のアイコンであったアンディ・ウォーホルからもらったばかりのサイン入りシュガーをシドニーに渡す…という場面で映像は終了する。顔見知りになった2人は、このあとシドニーがボスの展示会で大きなミスをしてしまったことをきっかけに大きく動き出すという。本作ではそんな2人の“恋の行方”も見守っていきたい。プロデューサーを務めたホリー・ウィーアズマは、エマのについて「とても正直な部分があって、いま何を考えていて、何を感じているかはっきりと読み取ることができるの。演技のときも同じように、役の気持ちをしっかり表現するから、とてもリアルに感じられる」と魅力を語っており、本映像からもシドニーの心情が見えるようだ。『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』は11月10日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ビリオネア・ボーイズ・クラブ 2018年11月10日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2017, BB Club, LLC. All rights reserved.
2018年11月09日「進撃の巨人」がハリウッドで実写映画化されることになり、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』シリーズのアンディ・ムスキエティ監督がメガホンをとることが分かった。「Variety」誌が伝えた。同誌によれば、月曜日(現地時間)、配給のワーナー・ブラザースと原作漫画「進撃の巨人」の出版社である講談社が、ハリウッドでの映画化に向けて契約を結んだという。『ハリー・ポッター』&『ファンタスティック・ビースト』シリーズを手掛けているデヴィッド・ハイマン、ハリウッド版『デス・ノート』からプロデューサー業にも乗り出した俳優のマシ・オカ、ムスキエティ監督の姉で『MAMA』、『IT』シリーズのプロデューサーを務めてきたバーバラ・ムスキエティが製作を担当する。2009年から「別冊少年マガジン」に連載中の諌山創氏による人気漫画「進撃の巨人」は、日本で2013年にアニメ化、2015年に樋口真嗣監督作として『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の2部作で映画化された。ムスキエティ監督は、現在『IT』の続編を撮影中であり、ハリウッド版『進撃の巨人』の製作開始時期やキャストなどの詳細は明らかになっていない。(Hiromi Kaku)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開© 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 2015年8月1日より全国東宝系にて公開© 2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 © 諫山創/講談社進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD 2015年9月19日より全国東宝系にて公開© 2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 © 諫山創/講談社IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017年11月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年10月30日ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)とアンディフィーテッド(UNDEFEATED)、ティンバーランド(Timberland)によるトリプルコラボレーションアイテムが登場。2018年10月27日(土)より、全国のア ベイシング エイプ正規取扱店にて発売される。コラボレーションでは、ブーツと、3つのブランドロゴをフロントに配したロングティ―シャツを展開。シューズは、防寒、防水、耐久性に優れたティンバーランドの定番モデル“イエローヌバック”をベースに採用。アッパーに、ベイプお馴染みのカモ柄を配した。また、シュータンのタグには、コラボレーションの証として、3者のロゴが刻まれている。さらに、ベイプのグリーンのカモ柄を大胆に施したシューレースと、コラボレーションロゴが入ったキーホルダーが付属する。また、ア ベイシング エイプとアンディフィーテッドによるコラボレーションアパレルも同日に発売する。アウターは、ベイプの“猿”ロゴにアンディフィーテッドのロゴを重ねたワッペンを左胸に施したブラックのダウンジャケットや、左右で異なるカモ柄を配したジャケットがラインナップ。その他にも、カモ柄のジップアップフーディやスウェット、カモ柄パンツ、両者のロゴをフロントとバックに大胆に施したTシャツなど、ファンにとっては見逃せないアイテムが勢揃いする。【詳細】ア ベイシング エイプ×アンディフィーテッド×ティンバーランド発売日:2018年10月27日(土)取扱店舗:全国のア ベイシング エイプ正規取扱店価格例:・BAPE × UNDFTD × TIMBERLAND L/S TEE 9,000円+税・TIMBERLAND × BAPE × UNDFTD BOOTS 32,000円+税■ア ベイシング エイプ×アンディフィーテッド・BAPE × UNDFTD CLASSIC DOWN JACKET 160,000円+税・BAPE × UNDFTD M-51 HOODIE JACKET 55,800円+税・BAPE × UNDFTD TIGER SHARK HALF FULL ZIP HOODIE 30,800円+税・BAPE × UNDFTD TIGER SHARK HALF CREWNECK 22,800円+税・BAPE × UNDFTD TEE 7,800円+税・BAPE × UNDFTD 6POCKET PANTS 23,000円+税【問い合わせ先】ベイプストア 渋谷TEL:03-6415-6041
2018年10月27日ラフ・シモンズ(Raf Simons)によるカルバン・クライン(CALVIN KLEIN 205W39NYC)が、伊勢丹新宿店本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3にてポップアップを開催中。期間は10月23日まで。ポップアップでは、2018-19年秋冬新作が豊富にラインアップ。また、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のアートワークを散りばめたコラボレーションアイテムも手に入る貴重なチャンスとなっている。カルバン・クラインは、ラフ・シモンズがチーフ・クリエイティブ・オフィサーへ就任したことをきっかけに、アンディ・ウォーホル美術財団と長期のパートナーシップを組んだことが発表されている。
2018年10月17日パリ・ブローニュの森にある「フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)」にて10月3日より、エゴン・シーレ(Egon Schiele)とジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の展覧会が同時開催中。Egon Schiele / Moa, 1911 / Gouache, watercolour and pencil on paper / 48 x 31 cm / Private Collection, London / Picture: © Mathias Kessler, 2017この2つの展覧会は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションテーマのうちの一つ、「アーティストの主観的で表現主義的なビジョン」に沿うものであり、同館が特定の“歴史に残る”アーティストに焦点を当てた展示を行うのは初めて。エゴン・シーレ(1890~1918年)はオーストリア・トゥルン出身の画家。1909年にウィーン美術アカデミーを離れ、「Neukunstgruppe(新たなる芸術の集い)」を設立。1911年以降は、身体の歪みや内省、欲望と悲劇の表情に魅せられ、孤立しながらも自身の作品制作に没頭した。1918年にスペイン風邪に倒れたものの、10年間で300もの絵画と、数百におよぶドローイングを制作。彼の特異なものの見方は、20世紀初期のウィーンの精神と切り離すことのできない、表現主義の極致の一つとなっている。パリでは25年ぶりの開催となるエゴン・シーレの個展では、「Pregnant woman and Death」(1911年)、「Self-Portrait with Chinese Lantern Plant」(1912年)、「Portrait of the Artist’s Wife Seated, Holding Her Right Leg」(1917年)など、主に裸体画や肖像画にフォーカスし、およそ120点のドローイング、水彩画、油彩画を展示する。一方のジャン=ミシェル・バスキア(1960~1988年)は、20世紀において最も著名な画家の1人。学校を中退後、ニューヨークのストリートを最初のアトリエとし、早々に成功を収めつつも、期待と苦悩のはざまで思い悩む日々が続いた。彼の作品はモダニズムと表現主義に回帰しながらも、多種に渡るモチーフを描き、主にアフリカンアメリカの伝統や暴動といったテーマからインスピレーションを得たものが多い。1988年のバスキアの死は数千もの絵画と、その数を上回る多くのドローイングを含む豊富な作品を遺した。Jean-Michel Basquiat / Untitled, 1982 / Acrylic and oilstick on wood / 182.8 x 121.9 cm / Private Collection © Estate of Jean-Michel Basquiat. / Licensed by Artestar, New York.ジャン=ミシェル・バスキア展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトン内の4フロアを使い、過去にヨーロッパでは見ることのできなかった「Obnoxious Liberals」(1982年)や「In Italian」(1983年)を始め、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)とのコラボレーション作品など、象徴的な作品135点に焦点を当てながら、その画家人生を考察する。奇しくも28年間で生涯の幕を閉じ、没後10年で時代を象徴するアート界のキーパーソンとなった2人。 彼らは自身の運命や才能、その短い生涯で生み出した作品の影響力と永続性という点でつながっている。それぞれの作品の具体的な文脈を尊重する本展を通して、彼らの激動のキャリアと、同じくらい豊かであった2人が生きた時代を感じることができるだろう。【展覧会情報】「エゴン・シーレ/ジャン=ミシェル・バスキア」展会期:10月3日~2019年1月14日会場:フォンダシオン ルイ・ヴィトン(La Fondation Louis Vuitton)住所:8, Avenue du Mahatma Gandhi Bois de Boulogne - 75116 - Paris
2018年10月06日ドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が、2018年12月22日(土)にYEBISU GARDEN CINEMAほか、全国で順次公開される。アーティスト・バスキアの秘密に迫るドキュメンタリー『バスキア、10代最後のとき』は、ストリート暮らしからアートシーンのスターとなった、ニューヨーク生まれのアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの秘密に迫るドキュメンタリー。バスキアは、アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターとしても名高いデヴィッド・ボウイのコレクションに名を連ねるなど、20世紀の美術史において重要なアーティスト。近年では、その作品をレオナルド・ディカプリオが購入したことや、日本の実業家が123億円で落札したことが話題となっている。ドラマティックな成功を掴んでから、27歳という早すぎる死を迎えたバスキア。『バスキア、10代最後のとき』では、彼が友人のアパートを転々としながらストリートに作品を残し続けていた、1978年から1981年頃にかけての時期にフォーカスし、天才アーティストが誕生するまでを描く。ジム・ジャームッシュなどが当時の世相やバスキアの姿を証言ヒップホップやパンクロック、ファッション、文学、アート、揺れ動く政治に人種問題など、目まぐるしく変化していた当時のムーブメントのリアルな実態を、アーティストのファブ・5・フレディ、『ワイルド・スタイル』の主演を務めたリー・キュノネス、映画監督のジム・ジャームッシュ、『プラダを着た悪魔』の衣装を担当したファッション・デザイナーのパトリシア・フィールドら、バスキアの友人が、カメラの前で語る。同時に、ありとあらゆるカルチャーを貪欲に吸収し、アーティストへと育っていくバスキアの姿についても言及する。世界初公開の秘蔵コレクションも世界初公開となる、秘蔵コレクションも劇中に登場。有名になる前のバスキアとともに暮らしていた、元ガールフレンドのアレクシス・アドラーが30年感保管してきた個人所蔵の作品だ。絵画だけでなく、部屋の冷蔵庫、壁、ドア、そして外のゴミまでがアート作品に変わる様子や、創作中のバスキアの写真も登場する。さらに、グラフィティ・ユニット“SAMO”として街の様々な場所に残した謎めいた詩、“マンメイド”と命名した洋服へのペインティング、映画監督のヴィンセント・ギャロらと組んだバンド「グレイ」など、文学やファッション、音楽など多岐にわたるジャンルの活動も紹介。コラージュからドローイングと、次々と手法を変え、ついにキャンバスへと至る、表現方法の変化を辿った貴重な映像も収録されている。詳細映画『バスキア、10代最後のとき』公開日:2018年12月22日(土) YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開出演:アレクシス・アドラー、ファブ・5・フレディ、リー・キュノネス、ジム・ジャームッシュ、パトリシア・フィールドほか原題:BOOM FOR REAL : THE LATE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT
2018年09月30日ハッピーソックス(Happy Socks)とアンディー・ウォーホルがコラボレーションした限定カプセルコレクションが登場。2018年10月2日(火)より、ハッピーソックス直営店などで発売される。カプセルコレクションでは、ポップアートの代表的アーティストであるアンディ・ウォーホルの作品を、ソックスとメンズアンダーウェアに落とし込んだ。UNDER WEAR 3,600円+税 ※サイズ展開(S、M)アイテムは、全9型がラインナップ。アンディ・ウォーホルのアイコンとも言えるバナナや$マークのスクリーンプリントを、クリムゾンレッドやベビーブルーといった、ハッピーソックスならではのカラフルなカラーパレットで表現。アンディー・ウォーホルの作品同様、目に留まる色鮮やかなアイテムとなっている。【詳細】アンディ・ウォーホル × ハッピーソックス 限定カプセルコレクション発売日:2018年10月2日(火)~販売店舗:ハッピーソックス(原宿店、ルミネエスト新宿店、グランスタ丸の内店)、一部の専門店、取り扱い百貨店※メンズアンダーウェアは直営店3店舗のみでの取り扱いとなる価格:・ソックス 各1,500円+税 ※2サイズ展開・4P BOX SET 6,000円+税 ※2サイズ展開 ・UNDER WEAR 3,600円+税 ※サイズ展開(S、M)【問い合わせ先】ハッピーソックス 原宿店TEL:03-6438-9638
2018年09月29日ユニクロ(UNIQLO)のグラフィックTシャツブランド「UT」から、ディズニーのキャラクター、ミッキーマウスとアンディー・ウォーホルのコレクション「ディズニー ミッキーマウス アート バイ アンディ・ウォーホル(DISNEY MICKEY MOUSE art by ANDY WARHOL)」が登場。2018年10月5日(金)より全国のユニクロ店舗およびオンラインストアで発売される。「ディズニー ミッキーマウス アート バイ アンディ・ウォーホル」は、「誰もが“特別なミッキーマウス”に出会える」をコンセプトにした「MICKEY ART」コレクションの新作。ポップアートの巨匠、アンディー・ウォーホルがシルクスクリーンで表現したミッキーマウスのアートなどを、Tシャツをはじめ、スウェット、スウェットワンピースに落とし込んでいる。メンズ、ウィメンズ、ユニセックス、キッズのアイテムを用意し、ファミリーで愉しむことができる。シルクスクリーンによる複製で生まれた「リピートアート」に加え、ミッキーのシルエットを抜き出して全面にプリントしたものや、シルクスクリーンの「ダブル・ミッキーマウス」にミッキーマウスのスケッチを重ねて三連にしたモデルなど、ポップでアーティスティックなデザインが揃う。【詳細】ディズニー ミッキーマウス アート バイ アンディ・ウォーホル発売日:2018年10月5日(金)取扱場所:全国のユニクロ店舗およびオンラインストア価格:・ユニセックス Tシャツ 1,500円+税・メンズ スウェットシャツ 1,990円+税・ウィメンズ スウェットプルオーバー 1,990円+税・ウィメンズ スウェットワンピース 2,990円+税・キッズ Tシャツ 990円+税※キッズはオンラインストアのみで展開柄数:全26色柄(ユニセックス8色柄、メンズ6色柄、ウィメンズ8色柄、キッズ 4色柄)展開サイズ:ユニセックス XS~4XL、メンズ&ウィメンズ XS~3XL、キッズ 100~160※ユニセックスサイズ XS、XXL~4XLおよびメンズ&ウィメンズサイズ XS、XXL~3XLはオンラインストアのみで展開※「ディズニー ミッキーマウス アート バイ アンディ・ウォーホル」購入者に先着でオリジナル・ショッピングバッグをプレゼント(一部店舗を除く。店舗により配布数は異なる。なくなり次第終了)。
2018年09月16日