Clueが、世界中からセレクトしたポップアートとデザインインテリアアイテムのライフスタイル提案ショップ『&Collection(アンドコレクション)銀座店』を9月22日(金)にオープンします。先進的なライフスタイルショップが登場『&Collection』は、住居をイメージした空間の中で、アート作品をはじめとする世界中のデザイン商品を取り揃え、アートや家具、デザインアイテムを通じて生活を楽しむことを提案する、新しいカタチのライフスタイルショップです。2016年12月に表参道に本店をオープンし、今回オープンの『&Collection銀座店』を含め都内に4店舗を展開。今後さらに店舗が増える予定だそうです。取り扱うアートは、イギリスで活躍しロンドンの自然史博物館で作品が永久保存され、またバンコクのリッツ・カールトンホテルに多数使用されるなど実績を残している「Piyatat」や、世界から“現代のピカソ”、”ステロイドを注射したアンディ・ウォーホル”などの異名で呼ばれるオーストラリア出身のアーティスト、「ShaneBowden」など。彼らのファッショナブルな作品は世界中のセレブからも愛される一方、約1万円から購入できる“手が届くアート作品”も取り扱いギフトとしても注目を集めています。またインテリア商品は、海外一流ホテルにも使用され多くのデザイン賞を受賞している日本発上陸デザインガラス食器ブランドの「nudeglass」やイタリア製家具など、世界中から集めた感度の高いアイテムを多数取扱い、サロンやホテルなどプロユースからも高い支持を得ています。店舗概要店舗名:&Collection銀座店住所:〒104-0061東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座4FTEL:03-6274-6776(受付時間:11:00~21:00)営業時間:11:00–21:00取扱アイテム:ポップアート、テーブルオブジェ、食器、家具、ボディケアなど本店情報表参道本店東京都港区南青山5-9-12TEL:03-3409-1202営業時間:11:00~20:00&Collection
2017年09月21日ナイキ(NIKE)とロサンゼルス発のスニーカーブティックであるアンディフィーテッド(UNDEFEATED)がコラボレーションした「NIKE AIR MAX 97 OG / UNDFTD」(1万9,000円)が、9月16日より登場する。今年で15周年を迎えるアンディフィーテッドと、20周年を迎えるナイキによる記念シューズには、フルレングスのマックスエアを搭載。シュータンタグやインソールには「FIVE STRIKE」のロゴが、オリジナルツーリングには「UNDEFEATED」のロゴが配された特徴的なテープが採用されている。カラーはブラックとホワイトの2色で展開し、ホワイトはアンディフィーテッドのみで販売される。また、同日より、「UNDEFEATED SSL TEE(WORLD WIDE)」(6,000円)、「NIKE PULLOVER HOOD(PROPERTY OF)」(1万4,000円)、「UNDEFEATED×NIKE CREW SOCKS」(2,800円)のプロダクトも発売される。
2017年09月17日アンディフィーテッド(UNDEFEATED)が、2017年8月26日(金)福岡に新店舗をオープンする。アンディフィーテッドは、アメリカ・ロサンゼルス発のスニーカーブティック。ナイキ(NIKE)やアディダス(adidas)、ニューバランス(New Balance)、プーマ(PUMA)といったスポーツブランドからセレクトした、感度の高いスニーカーをラインナップしている。日本第7号となる福岡店のオープンを記念して、「UNDEFEATED FUKUOKA限定Tシャツ」が発売される。フロントにアンディフィーテッドのロゴと福岡の文字を配している。【詳細】アンディフィーテッド 福岡オープン日:2017年8月26日(金)住所:福岡県福岡市中央区大名1丁目14番23号大名入江ビル1FTEL:092-707-0595営業時間:11:00~20:00■UNDEFEATED FUKUOKA限定Tシャツ価格:5,500円+税
2017年08月29日ツタンカーメンから村上隆まで…ボストン美術館の至宝が登場(写真左)フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》1888年、(右)フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》1889年何世代もの偉大なコレクターたちに支えられ、卓越した美術作品を収蔵するボストン美術館。北米で一番歴史のある美術館から、古代エジプトや中国美術、日本美術、はたまたフランス絵画やアメリカ絵画、版画・写真、現代美術といった珠玉の美術作品80点が堂々来日しました。<ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション>は、上野の東京都美術館で開催中。東京会場での会期は2017年7月20日(木)〜10月9日(月・祝)となっています。巡回展となる本展は、東京会場の後、神戸、名古屋へと場所を移し開催予定です。まるで美術の百科事典、ボストン美術館のエッセンスをぎゅっと凝縮した貴重な機会を見逃すことなかれ。初里帰りの涅槃図やゴッホの傑作も大注目まず注目したいのが、本展で初めての里帰りを果たした、英一蝶(日本 1652-1724)の《涅槃図》(1713)です。横たわる釈迦の周りで生きとし生けるものすべてが感情豊かに嘆き悲しむ様子を描いた本作は、1911年にボストン美術館コレクションに収蔵されました。そして2016年8月から2017年5月まで大規模な修理が施され、その彩りを今に伝えます。古来の伝統を今の技術者が後世に残してゆく、大きな営みを細部までじっくりとご覧あれ。そしておなじみフィンセント・ファン・ゴッホ(オランダ 1853-1890)の描いたルーラン夫妻の肖像もそろって来日。ゴッホの親しい友人であったジョゼフ・ルーランをはじめ、ゴッホはその家族をモデルに20点以上もの肖像を描いたといいます。その中から《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》(1888)と《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》(1889)の傑作2点が満を持してやってきました。(写真左)クロード・モネ《ルーアン大聖堂、正面》1894年、(右)クロード・モネ《アンティーブ、午後の効果》1888年他にもお馴染みのモネの睡蓮といった印象派の絵画や、近代的な手法を用いた写真コレクション、今日も根強い人気を誇るアンディ・ウォーホルなど、見どころを挙げれば尽きることはない本展。美術ファンは垂涎間違いなし!取材・文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション催行期間:2017年07月20日 〜 2017年10月09日住所:東京都台東区上野公園8−36東京都美術館企画展示室電話番号:03-5777-8600
2017年08月25日2017年夏、アメリカ屈指の大美術館から古今東西の名作が来日!ゴッホの話題作2点も見られる注目の展覧会『ボストン美術館の至宝展ー東西の名品、珠玉のコレクション』に行ってきました!『ボストン美術館の至宝展』へ!【女子的アートナビ】vol. 82同展で紹介されているのは、古代エジプト美術や中国・日本美術、フランス・アメリカの絵画、さらには写真・版画や現代美術などの作品80点。ボストン美術館が誇る “珠玉の名品” がそろっているということで、期待を胸にプレス内覧会に潜入です!入り口の説明によると、この展覧会ではボストン美術館のコレクション収集に貢献したコレクターたちにも焦点をあてながら、作品を紹介しているとのこと。1870年に設立されたボストン美術館は、設立当初から公的資金に頼らず、個人コレクターやスポンサーからの寄贈などによってコレクションを形成。19世紀から20世紀の初頭には、冒険心のあるボストニアン(ボストンゆかりの人)たちが異国を旅して美術品を収集したそうです。慈善活動によって築き上げられたコレクションは、現在50万点近くにのぼるとのこと。ボストニアンたちの思いが詰まった大切な作品群を日本に貸してくれるなんて、ありがたいです!こちらは古代エジプト美術の展示室。《ツタンカーメン王頭部》をはじめ、ジュエリーやレリーフなどの名品11点を見ることができます。日本美術も充実!ボストン美術館の日本美術コレクションは、「世界でもっとも重要なコレクションのひとつ」といわれるほど質・量ともに充実。今回の展示室にも、野々村仁清の工芸品から曾我蕭白(そがしょうはく)、与謝蕪村、喜多川歌麿の絵画まで、見ごたえある作品が並んでいます。そのなかでも注目したいのが、英一蝶(はなぶさいっちょう)の巨大な《涅槃図(ねはんず)》。江戸時代に描かれた仏画の代表作で、高さが約2.9メートルもあります。涅槃図とは、お釈迦様がこの世から離れるときの様子を描いたもの。中央で横になっているのがお釈迦様で、周りでは多くの弟子や動物が嘆き悲しんでいます。この作品は、1911年にボストン美術館に収蔵されてから一度しか公開されなかったとのとこと。今回、日本に里帰りするため約1年かけて解体修理し、よみがえったそうです。会場では、修理の様子を伝える映像も見ることができました。いよいよ、ゴッホの友達が登場!次のフロアでは、フランス絵画が展示紹介されています。ボストン美術館が所蔵するヨーロッパ美術のなかでも、特に19世紀フランス絵画は名品ぞろい。今展でもミレーやモネ、ドガ、ルノワール、セザンヌなどの名作が19点も並んでいます。そして、いよいよゴッホの作品が出てきました!このお二人は、ゴッホの友達、ルーラン夫妻です。1888年にパリから南仏の町アルルに移り住んだゴッホにとって数少ない友人となったのが、郵便の仕事をしていたジョゼフ・ルーラン。彼とその妻、さらに3人の子供たちはゴッホのモデルとなり、20点以上もの肖像画が描かれました。このふたつの絵を見比べてみると雰囲気がちょっと違いますよね。夫の絵は背景がシンプルですが、妻の方はとっても華やか。東京都美術館学芸員の大橋菜都子さんによると、この絵は対作品として描かれたものではなく、制作時期も違うとのこと。ゴッホは1888年の夏に夫のジョゼフを描いた後、10月に画家のゴーガンと共同生活を開始。でも12月には有名な「耳切り事件」を起こして二人の生活は破綻します。その後、1889年の春ごろに描いたのがルーラン夫人の肖像画。その装飾的な背景などはゴーガンの影響を受けていると考えられているそうです。ちなみに、上の写真は《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》を美術館に寄贈したロバート・トリート・ペイン2世を紹介したパネル。職業は弁護士でボストン美術館の理事もつとめていたそうです。自分で購入した絵、それもゴッホを寄贈できるなんて、太っ腹!展覧会は、フランス絵画のあとにも、アメリカ絵画や版画に写真、現代アートへと続いています。著作権の関係で撮影はできませんでしたが、ジョージア・オキーフの魅惑的な花の絵やアンディ・ウォーホル、さらに村上隆の作品も展示されていました。また、会場を出たところにはルーラン夫妻に挟まれて記念撮影できるコーナーも用意されています!ボストニアンたちが収集した名品の数々を日本で見られる貴重なチャンス、ぜひお見逃しなく!Information会期:~10月9日(月・祝)※休室日は月曜日(ただし8月14日、9月18日、10月9日は開室)、9月19日(火)時間:9:30 ~ 17:30(※金曜日は20:00まで。8月11、18、25日は21:00まで)※入室は30分前まで会場:東京都美術館 企画展示室料金:一般 1,600円/大学生・専門学校生 1,300円/高校生 800円/65歳以上 1,000円
2017年08月22日カルバン・クライン(Calvin Klein)2017年秋コレクション「CALVIN KLEIN 205W39NYC」のシーズンビジュアルが公開された。ビジュアルではアメリカ・カリフォルニア州の砂漠を舞台に、ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)が手がけた初めてのコレクションをフィーチャーした。アンディ・ウォーホルの作品を含む、広告掲示板を背景に22名のモデルが登場。なお、広告は実際に数日間砂漠に設置されたそうだ。モデルたちが着用したのは、コレクションから登場したマーチングバンドのユニフォームを想わせるシャツ、透明のナイロンがコーティングされたチェックコート、パワーブローカー風のテーラリングなど。他にもワークウェア、ウェスタンウェアなどがミックスされている。さらに、新しいデニム・ライン「CALVIN KLEIN JEANS ESTABLISHED 1978」のデニムパンツやジャケットも映し出された。パッチは女性のシルエットが描かれたユニークなデザインとなっている。© 2017 Willy Vanderperre
2017年07月28日ダニエル・ブリュールとヴォルフガング・ベッカー監督の『グッバイ、レーニン!』コンビが贈る最新作『僕とカミンスキーの旅』。本作で描かれるのは、盲目の美術家として、60年代ポップアート界でアンディ・ウォーホルらと並び時代の寵児となった伝説の画家マヌエル・カミンスキー。このほど、20世紀の美術史において、数多くの偉人たちと交流を持ったカミンスキーの人生をドキュメンタリータッチで振り返る、華やかな本編冒頭の映像と、“20 世紀の偉人”たちとの交流写真がシネマカフェに到着した。金と名声ほしさに芸術家の伝記を書こうと思い立った無名の美術評論家ゼバスティアン(ダニエル・ブリュール)は、スイスの山奥で隠遁生活を送る画家カミンスキーを訪ねる。ゼバスティアンは知られざる新事実を暴くため、年老いたカミンスキーを言葉巧みに自宅から誘い出し、若き日に愛した女性のもとへ連れて行こうとするが、トラブル続きの旅はいつしか奇妙な方角にねじれ、思いがけない終着点に向かっていく――。『グッバイ、レーニン!』監督&主演コンビが12年ぶりの再タッグで、盲目の天才画家と青年の奇想天外なロードムービーを描く本作。そのリアルな世界観や現代美術への痛烈な皮肉は、美術界の第一線で世界的に活躍する奈良美智氏、会田誠氏、森村泰昌氏などからも絶賛の声を受けている。そんな本作から今回到着したのは、巨匠カミンスキーの訃報を伝える各国のニュースの声から始まる、およそ5分もの冒頭映像。1920年代にポーランド人の母親とともにパリへ渡り、アンリ・マティスの弟子となり、パブロ・ピカソにも一目置かれたマヌエル・カミンスキー。1960年代にポップアート花盛りのニューヨークを訪れるや、“盲目の画家”としてメディアに祭り上げられ、時代の寵児に。ところが突然、表舞台から姿を眩まし、スイスでの隠遁生活に入ってしまう。“伝説の盲目の画家”カミンスキーとは、いったい何者なのか?映像では、カミンスキーと親交があった“20世紀の偉人”たちが数多く登場する。「ゲルニカ」など20世紀絵画に革命をもたらせたパブロ・ピカソ、フォービズムのリーダー的存在でありカミンスキーの師匠とされるアンリ・マティス、彫刻家で画家のアルベルト・ジャコメッティ、芸術家・詩人のジャン・コクトーなど、名だたる偉人たちを魅了した若き日のカミンスキーが前半では映し出される。60年代に入り、NYへ進出したカミンスキーは“盲目の画家”として脚光を浴び、ついにアメリカンポップアートで最も有名な巨匠アンディー・ウォーホルと並び評されるまでに。その交友は美術界を超え、「ザ・ビートルズ」やサスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック、モハメド・アリも。さらにウディ・アレンが出演するクイズショーに登場するカミンスキーの様子まで、ドキュメンタリータッチに、華やかに映し出していく。アート界の裏側や皮肉までをも描いた虚実入り交じる作品にふさわしい、巧妙で遊び心満載のオープニングは、公開に先駆けて行われたマスコミ試写会でも絶賛されたという。奇しくも、本作の公開近くには、「キリンラガービール アンディ・ウォーホルデザインパッケージ」が発売されるなど、ポップアートが熱いこの春。60年代、一世を風靡した伝説の画家マヌエル・カミンスキーに、この映像から迫ってみては?『僕とカミンスキーの旅』は4月29日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕とカミンスキーの旅 2017年4月29日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) 2015 X Filme Creative Pool GmbH / ED Productions Sprl / WDR / Arte / Potemkino / ARRI MEDIA
2017年04月28日伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーにて3月15日から21日まで「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」が開催される。同展では、キャンベルスープ缶に代表される日用品や、有名人をモチーフとした作品を数多く手掛けてきたアンディ・ウォーホルの「MICKEY MOUSE from MYTHS」や、村上隆の作品で最も知名度の高いキャラクターDOB君がオフセット作品に描かれている「そして、そしてそしてそしてそして。黄色い世界」、ロックを愛し少女を多く描く奈良美智の「Guitar girl」など、現代でも人気の衰えないポップアーティストを中心にアーティストの版画作品が約30点展示される。【イベント詳細】「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」会期:3月15日~21日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30~20:00(3月21日のみ18:00まで)
2017年03月12日ビラボン(BILLABONG)が、アンディ・ウォーホルとコラボレーションした限定コレクション「ウォーホル・サーフ(WARHOL SURF)」を発売。2017年3月2日(木)より販売される。20世紀を代表するアーティスト、アンディ・ウォーホル。マリリン・モンローやキャンベルのスープ缶など、卑近なイメージを複製した彼のポップアート作品は、ただ大衆を揶揄しているだけではなく、その根底に彼の圧倒的な美的センスを見ることができる。本コレクションは、数々のアーティストとコラボレーションを行うライン「ビラボン・ラボ」と、「アンディ・ウォーホル美術財団」とのコラボレーションで実現された。「ウォーホル・サーフ」では、そんなデザインとしても優れた彼の作品をベースに、サーフカルチャーという要素を融合したアイテムを、ブランド初のデュアルジェンダーで展開する。サーフでストリートなムードと、反逆的な作品がマッチする。代表作《花》を思わせるプリントを、ピンクやブルーの爽やかな色あいで表現したラッシュガードや、タオル、ビキニが登場。さらに、アーティスト自身を写した白黒写真をプリントしたメンズのタンクトップなども揃う。【詳細】WARHOL SURF発売日:2017年3月2日(木)販売店舗:全国のビラボンストア、オフィシャルオンライン・ストア、各セレクトショップ■価格帯・SWIM 11,000円〜18,500円・WET 9,000円〜23,000円・APPAREL 5,000円〜9,500円・ACC 3,000円〜7,000円【問い合わせ先】ジーエスエムジャパンTEL:0120-112-773
2017年03月05日アンディ・ウォーホルとトートバッグ専門ブランドのルートート(ROOTOTE)による、コラボレーションバッグが登場。ウォーホルの誕生日である2017年8月6日(日)より発売される。ルートートは、アンディ・ウォーホルの作品をのせたアイテムを2006年からリリースし、これまで100種類以上のバッグを展開してきた。中には、お馴染みであるキャンベルのトマトスープ缶やバナナ、花をモチーフにしたイアンパクトのあるデザインのビッグサイズトートバッグや、「ブリロ・ボックス」を落し込んだミニショッパーバッグなどが登場。ファン心をくすぐる鮮やかなデザインで人気を博してきた。今回のコラボレーションバッグに、どのアートが使われるかは未定。続報にぜひとも注目したい。【詳細】Andy Warhol×ROOTOTE発売日:2017年8月6日(日)※記事内画像は発売中商品、今回のコラボバッグではない
2017年02月25日カレンウォーカー(KAREN WALKER)から新作アイウェアが登場。2017年2月下旬から全国のセレクトショップにて販売される。テーマは「トランスフォーマーズ(TRANSFORMERS)」。新登場した9つのフレームは、オーバーサイズスクエアや、50年代の大げさなキャッツアイなど派手なものが多い。カラーはダスティピンク、カーキ、新しいクリスタルカラーのメタルレンズ、レインボーミラーやアンバートーンなどを採用した。イメージビジュアルにはデザイナー・カレンウォーカー自身が初めて登場。「トランスフォーマーズ」というテーマの通り、カレンは幾つものキャラクターに扮している。写真家・ 映画監督であるシンディ・シャーマン(Cindy Sherman)の作品や、アートフォトグラファー、銀座で写真展を開催するロバート メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)などの自画像を参考にし、幾つものアイコンを作り出した。カレンは今回のイメージビジュアルに関して、次のように述べている「毎日、私は沢山の異なった役割を担っています。それは、全ての女性に当てはまる現代のライフスタイルです。今回のキャンペーンイメージ では、その多様性を映し出したかったです」。【詳細】TRANSFORMERS展開予定時期:2017年2月下旬展開場所:全国のセレクトショップ 【問い合わせ先】コロネットTEL:03-5216-6516
2017年02月16日年に1度のアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」が、2月26日まで恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にて開催中だ。第9回となる今回は“マルチプルな未来”を総合テーマに、複製技術を伴う映像の特性と、その発達とともに、個人や社会にもたらされている変化が指し示すものについて、国内外から様々なジャンルの作品やゲストを招き、展示、上映、ライブパフォーマンス、シンポジウム、レクチャーなどを通じて考察していく。メイン会場となるのは、2016年9月にリニューアルしたばかりの東京都写真美術館。イントロダクションとして迎えるのは、ポップスターや女優など様々な肖像に自らが扮した数多の作品で知られる森村泰昌がアンディ・ウォーホルに捧げるために制作した「銃を持つ私/ウォーホルに捧げる」や、澤田知子がおびただしい数のセルフポートレイト写真を用い東アジアの女性たちの微細な差異を考察した「FACIAL SIGNATURE」、気鋭の映像作家レイ・レイが父親の所持していた1988年の書籍『外国の装丁集』をもとにしたアニメーション「本の上の本」、ロバート・ノース&アントワネット・デ・ヨングが、20余年にわたる取材を通じて辿った国際的なヘロインの流通経路と、その道筋上に広がる社会の現実を描き出したインスタレーション「ポピーアフガン・ヘロインをたどって」などといった同館の展示作品。また、リニューアルに伴い大型スクリーンが設置された同館2階ロビーでは、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノの映像作品「そこはそこにない」を展示。この映像は、1920年代半ばにソ連で普及した政治的プロパガンダ演劇運動「青いブラウス」に触発されて制作されたもの。現代のニュースメディア上のイメージからポーズや所作を抜き出し、複数の女性たちの身体を介し振付された動作やジェスチャー、作曲家ダニエル・ヤナシュによるライブ音響とともに再提示されている。その他、東京都写真美術館周辺会場でも様々な展示や映画の上映が行われている。伊東建築塾 恵比寿スタジオ(東京都渋谷区恵比寿3-32-12)では、ル・コルビュジエの建築作品の一つとして2016年に世界遺産に登録された「クルチェット邸」が舞台となった映画『ル・コルビュジエの家』の上映、G/P gallery(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F)では、日本では3年振りとなる写真家、小山泰介の個展「Generated X」、NADiff Gallery(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T B1F)では、写真家と批評家が2010年に発足し活動を行ってきた「写真分離派」の活動を総括する書籍刊行記念展「写真分離派展 vol.4(仮)」、AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F)では、「あいちトリエンナーレ2016」にも参加した国際的に活躍するアーティストの三田村光土里と、ロンドンを拠点に活動する映像・造形作家の尾角典子による2人展「The Reading――三田村光土里尾角典子」、YEBISU GARDEN CINEMA(東京都渋谷区恵比寿4-20-2 恵比寿ガーデンプレイス内)では、グザヴィエ・ドラン監督最新作『たかが世界の終わり』を上映する。【イベント情報】「第9回 恵比寿映像祭」会場:東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連帯各所他住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス会期:17年2月10日~26日時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料《特権》1990(監督:イヴォンヌ・レイナー)より
2017年02月16日パリ歓楽街のスタイリッシュホテルピガール & ポワッソニエール(Pigalle & Poissonnière)地区かつて風俗街として知られていたピガール地区ですが、近頃はセックスショップに代わって、雰囲気あるカクテルバーが増えてきているほか、世界料理のレストランが次々にオープン。新たなる形で注目度を高めています。オープンしたばかりの「LE PIGALLE PARIS(ル・ピガール・パリ)」は、多様な文化が交差するモンマルトル南部らしい、生粋の地域型ホテル。アーティストやデザイナーをはじめ、このエリアで生活する多様な面々が携わり、客室インテリアはちょっとスキャンダラス。地階の公共スペースは常に賑わっていて、ポールダンスに必要な道具はすべて揃っているという、ユニークなホテルです。スポット情報スポット名:LE PIGALLE PARIS住所:9, rue Frochot, Paris, France9th Arr. (Opéra Garnier/Pigalle)電話番号:03-5772-6284客室それぞれにデザイナーのこだわりがサンティエ & ポルト・サンマルタン(Sentier & Porte Saint-Martin)地区ボンヌ・ヌーヴェル、サンティエ、ストラスブール=サンドニ……。高級感あるシャンゼリゼや、ボヘミアン・シックなサンジェルマンしか知らない観光客にとっては、行ってはいけない地下鉄駅のように思えるかもしれないけれど、すっかりパリの街に溶け込んだ、新たな定番ホテルがここに。リトル・エジプトとして知られるこの近辺。そこで以前、織物工場として使われていた建物を改造して出来たのが「HÔTEL EDGAR(オテル・エドガー)」。ユニークな芸術性を見せつつもシックなこのホテルを完成させるにあたって、オーナーは、デザイナーやディレクター、アーティストといった友達の輪に頼ったのだそう。地階にはシーフードに重点を置いた高級ビストロを用意。テラス席はいつ訪れてもビューティフルな若者でいっぱいです。スポット情報スポット名:HÔTEL EDGAR(オテル・エドガー)住所:31 rue d'Alexandrie, Paris, France2nd Arr. (La Bourse)電話番号:03-5772-6284ナイトクラブを一流ホテルに改装!ル・マレ & ボブール(Le Marais & Beaubourg)地区お洒落なビストロやブーランジェリー、コンセプトショップに並び、近頃マレ地区には素敵なデザイナーズホテルもたくさん集まっています。やっぱり買い物を思い切り楽しむには必要不可欠。パリ市内でも、特に絵になるこの界隈を単純に歩いて楽しむにもやっぱり便利です。1885年以降、浴場として利用されていた建物を使った「LES BAINS PARIS(レ バン パリ)」。1980年代からは、アンディ・ウォーホル、イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルドやケイト・モスといったセレブも訪れる人気ナイトクラブとして栄えた、歴史あるスポット。2010年、遂にクラブとしての幕は閉じ、大型改装を経て今日は、高級デザイナーズホテルとして新たな一章を綴り始めています。スポット情報スポット名:LES BAINS PARIS(レ バン パリ)住所:7 Rue du Bourg-l'Abbé, Paris, France3rd Arr. (Le Marais)電話番号:03-5772-6284まるでニューヨークのモダンアート!サンマルタン運河 & レピュブリック(Canal Saint-Martin & République)地区若いエネルギーで溢れるこのエリア。今日はこの街の人々の命と願い、自由と団結力を象徴する場所ともなりました。ゆっくりと流れる運河は相変わらず、テラス席で味わうアルフレスコ・カクテルや、アート展オープニングへ訪れる人を見守っています。オベルカンフの「HÔTEL FABRIC PARIS(ファブリック)」は、典型的なニューヨークのホテルをヒントにした、パリのホテルにしてはちょっと珍しい一軒。巨大なオスマン様式の建物はあえてパス。このエリアの独特な工業地帯としての歴史を汲んで、織物工場を丁寧に改築して完成しました。赤レンガはこのホテルのプライドです。スポット情報スポット名:HÔTEL FABRIC PARIS住所:31 rue de la Folie Méricourt, Paris, France11th Arr. (Opéra Bastille)電話番号:03-5772-6284シンプルシックな無駄のないデザインが心地よい左岸(Rive Gauche)地区さて、セーヌ川向かいの左岸も忘れてはいけません。右岸ほどの勢いではないものの、カルティエ・ラタンの中心地から、新しく13区に登場したビジネス街、ZACパリ・リヴゴーシュなど、もう少し外れの辺りまで、エリア開発と共に、こちら側にも着実に素敵なホテルは増えています。これから注目度が高まりそうなプラス・ディタリー付近にオープンしたばかりのこのデザイナーズホテル「HÔTEL C.O.Q(C.O.Q ホテル)」。デルフィーヌ・ソーヴァジェ(Delphine Sauvaget)とポーリーヌ・ドゥープ(Pauline d’Hoop)から成るデザイナーデュオ、Agence Favoriteが手がけたインテリアは、とっても新鮮。アメリカのベッド&ブレックファースト的な、シックで居心地良く、寒い季節でもホッと温まりそうな空間が迎えてくれます。スポット情報スポット名:C.O.Q HOTEL PARIS(C.O.Q ホテル)住所:15 rue Edouard Manet, Paris, France13th Arr. (Gare D'Austerlitz)電話番号:03-5772-6284
2017年02月16日パレ・ロワイヤル内の特設テントを会場に1月19日、2017-18年秋冬メンズコレクションのショーを行った、キム・ジョーンズ(Kim Jones)によるルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)。ニューヨークをイメージ都市とし、アップタウンのエレガンスとダウンタウンのカジュアルなストリートの雰囲気をコレクションに投影。ヒップホップカルチャーの要素を加えながら、ジャン=ミッシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、キース・ヘリング(Keith Haring)らの絵画からカラーパレットを引用し、摩天楼のプリントを配してニューヨーク一色に仕上げている。上品なトレンチをトップに、ボトムはワイドパンツとスニーカーをコーディネートし、ミックスチャーとカジュアルダウンの妙を見せた。今シーズン特に目を引いたのが、シュプリーム(Supreme)とのコラボレーション。キム・ジョーンズが好きなニューヨークスタイルにシュプリームは欠かせないものとしている。モノグラムとシュプリームのロゴのジャカードによるベースボールシャツやブルゾン、エピとロゴがミックスされたサイドバッグやカードケース、更にはモノグラムとロゴがミックスされたターンテーブルバッグまで登場した。
2017年01月20日世界屈指の文化都市“京都”にて4月15日から5月14日まで、国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017」が開催される。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は、京都の趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間にて、国内外の重要作家の貴重な写真作品や写真コレクションを展示する写真祭。回を重ねるごとに好評を博しており、第4回までに約25万人が来場している。第5回となる今回は、国内外のアーティストが“LOVE”をテーマに、京都の寺社や町家などにて新作や撮りおろし作品を発表。写真家の荒木経惟は、名勝とされる池泉廻遊式庭園にて最新作「机上の愛」を日本初公開。同作では、人形や人体模型の一部や花などといった机の上に置かれたオブジェなどが写し出された。ラファエル・ダラポルタ(Raphael Dallaporta)は、約3万6千年前の人類最古の壁画が残ると言われる世界遺産のショーヴェ洞窟の作品を発表。保護のため非公開となっているショーヴェ洞窟に6 時間のみ立ち入りを許され、独自の手法で洞窟を360 度撮影したダラポルタが、立体的に配置された4K のLED パネルへ作品を投影したインスタレーションとプリントでショーヴェ洞窟の幻想的かつ礼厳な空間を再現する。パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)など、名だたる著名人をシャッターに収めた”ポートレートの巨匠”として知られるアーノルド・ニューマン(Arnold Newman)は、貴重なオリジナルプリントなどを集めた国内初の大回顧展を開催。「BMW アート・カー by アンディ・ウォーホル」も特別展示される。20 世紀後半にもっとも影響力のあったアーティストのひとりであるロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)は、シャネル銀座ビルディングの設計を手掛けた建築家のピーター・マリーノ(Peter Marino)のプライベートコレクションより、自然美と肉体美、束縛と破壊をテーマにした作品を展示する。その他、被写体の持つ生命力をダイナミックに捉えたポー トレートで世界的に高く評価されているイサベル・ムニョス(Isabel Munoz)や、若手写真家の登竜門をめざすべく設立した「KG + AWARD」で16 年度グランプリを受賞した香港のヴィジュアルアーティストのヤン・カレン(Yan Kallen)などの作品も展示される。また、会期中は数カ所の展覧会を廻る週末ガイドツアーやトークイベント、体験型ワークショップなどのイベントも用意。インターナショナル・ポートフォリオレビューや、展示作家から写真制作を多角的に学べるマスタークラスなどの学生・アマチュア・プロに向けた企画も行われる。002245
2017年01月16日1888年から続くブランド「キリンラガービール」から「キリンラガービール アンディ・ウォーホルデザインパッケージ」が2016年に続き再登場。2回に分けて発売されることが決定。第一弾は2017年4月18日(火)より、第二弾は5月16日(火)より数量限定で全国発売。時代を超えて支持されている「キリンラガービール」と、芸術に対する既成概念や常識を根底から覆し、今なお人気のアーティスト「アンディ・ウォーホル」を掛け合わせたデザイン缶「キリンラガービール アンディ・ウォーホルデザインパッケージ」。キリンのロゴもカラフルになり、これまでのキリンラガービールにはなかったようなポップな見た目が目を引く。パッケージは、全部で8種類。二回目の発売となる今回は、ウォーホルが手掛けた「マリリン・モンロー」のアート作品を新たにデザインに追加。バリエーションが広がった。他にも「ドル記号」など、名作がそろっているので、ぜひお気に入りの一缶を探してみて【商品概要】キリンラガービール アンディ・ウォーホルデザインパッケージ第一弾:2017年4月18日(火) ※数量限定第二弾:2017年5月16日(火) ※数量限定発売地域:全国容量/容器:350ml缶(6缶パック)価格:オープン価格アルコール分:5%※本企画はアンディ・ウォーホル財団の協力を得て行われている。当財団はアンディ・ウォーホルのライセンス貸与の収益を寄付の基金の一部としている。
2016年12月11日アメリカ・ロサンゼルス発のスニーカーブティック「アンディフィーテッド(Undefeated)」の期間限定ストアが、京都BALにオープン。期間は、2016年12月9日(金)から2017年3月31日(金)まで。期間中ストアでは、ナイキ(NIKE)やアディダス(adidas)、ニューバランス(New Balance)、リーボック(Reebok)など、人気ブランドが勢ぞろい。その中から、「アンディフィーテッド」が厳選した高感度のスニーカーばかりを展開する。さらに、ブティックオリジナルのアパレルラインも登場。ブランドを象徴するFIVE STRIKEロゴを配した定番アイテムはもちろん、最新の2016年ホリデーコレクションも販売される。ロゴを胸元にあしらったシンプルで、大きめのサイズ感のTシャツや、英字をプリントしたトレーナーは、スポーティでストリート感のあり、スニーカーとも相性がいい。【詳細】アンディフィーテッド 期間限定ストア期間:2016年12月9日(金)~2017年3月31日(金)開催場所:京都BAL 4階 特設会場住所:京都市中京区河原町通三条下ル⼭崎町251営業時間:11:00~20:00
2016年12月09日サンローラン(Saint Laurent)は、新作ムービー「SAINT LAURENT #YSL04 TUXEDO MOVIE」を公開した。テーマは、クリエイティブ・ディレクター アンソニー・ヴァカレロのデビューシーズンである2017年春夏コレクション。前作「#YSL03」で初の試みとなった動画に、再びチャレンジした。ただし色彩は省かれ、ファースト、セカンドビジュアル同様にモノトーンの世界が綴られている。黒と白、たったの2色で描くサンローランの世界は美しい。光はゆらりと揺れ動き、時に優しく時に情熱的にシーズンルックを照らす。メゾンを象徴するタキシード、アンソニーならではの色気のあるシースルウェア…。シャツは繊細な透け感が見事に表現され、肌をセンシュアルに映し出す。一方、YSLのロゴピアスは星のように瞬き、幻想的な印象だ。登場するのは、性差を越えたアンドロジナスなモデルたちで、愛に溢れたキスシーンは情熱的。音楽はベートーヴェンの交響曲第7番をベースに、モデルのフレジャ・ベハがアンディ・ウォーホルのテキストを読みあげたもの。このムービーでしか見ることのできない特別なサンドだ。
2016年12月01日第68回カンヌ国際映画祭監督週間で上映され絶賛された、フィリップ・ガレル監督の最新作『パリ、恋人たちの影』。“ゴダールの再来”と呼ばれたその才能と、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の歌姫・ニコとの運命的な出会いと別れでも知られる名匠は、自身の愛の痛みと向き合い、数々のアーティストに影響を与えながら60年、70年代のアートシーンを歩んできた。作品を見つめると時代が浮かび上がってくる…そんなフィリップ・ガレル監督の魅力に迫った。夫・ピエールの才能を信じ、二人三脚でドキュメンタリー映画を製作する妻・マノン。映画製作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修生のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。あるときエリザベットは、ピエールの妻マノンも浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げる。思い描いていた未来とは少し違う現在に、満たされない想い抱え、愛されたいと彷徨う男と女たち。愛の痛みだけでなく、愛する喜びが、モノクロームの映像の中に軽やかに浮かび上がるーー。本作は、ヌーヴェルヴァーグの次世代の旗手として活躍を続けるフィリップ・ガレル監督の最新作。共同脚本をゴダール、ブニュエルらとタッグを組んできたジャン=クロード・カリエール、撮影監督をロメール、ルイ・マルの世界を映し出してきたレナート・ベルタが務めるなど、映画界を牽引してきた錚々たるスタッフが集結している。■“宿命の女”「ヴェルヴェッド・アンダーグラウンド」の歌姫ニコとの出会いそんなガレルが注目を集めたのは、16歳で制作した短編だった。そして、68年のフランス五月革命を機にパリを離れる。69年のニューヨーク、ガレルはアメリカン・ポップカルチャーの中心人物であるアンディ・ウォーホルのスタジオ「ファクトリー」に出入りするように。そこで、デヴィッド・ボウイなど数々のアーティストに影響を与え、近年では宮沢りえ主演『紙の月』主題歌としても起用された「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」の歌姫・ニコと運命的に出会う。当時、ボブ・ディラン、ブライアン・ジョーンズ、レナード・コーエンらと浮名を流していたニコはすでに伝説と化していた。2人はその後、結婚。公私ともにパートナーとなり、その生活が破たんする78年までの間に、ガレルはニコを主演に迎えた『内なる傷痕』『孤高』など7本の映画を製作。また、認知されることはなかったが、ニコはアラン・ドロンとの間に息子アリーを生んでおり、ガレルは『秘密の子供』の重要なモチーフとして描く。そして、88年に事故によりニコが急逝すると、彼女と過ごした私的な記憶から生まれた『ギターはもう聞こえない』を発表、ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた。ガレル自身が「愛の産物」と呼ぶこれらの作品は、いまもなお色褪せることなく、カルト的な人気を博している。■ジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメール、ジーン・セバーグ…時代の寵児たちに愛されたニコだけでなく、これまで時代を代表するさまざまなアーティストから愛されてきたガレル監督。その交友関係がもたらした経験によって、私的かつ、時代の空気感を醸し出すガレル独特の作風が確立されていく。<ガレルをめぐる監督たち>◇エリック・ロメール…ヌーヴェルヴァーグ運動の中心人物として知られるロメールから個人レッスンを受けたガレル。彼から「映画」を学ぶ。◇ジャック・ドワイヨン…ガレルの親友であり、同じく“ポスト・ヌーヴェルヴァーグ”の一人として知られる。ガレル監督『彼女は長い時間太陽の下で過ごした』に出演もしている。◇ジャン=リュック・ゴダール…「ゴダールの再来」と呼ばれたことについて「ガレルは息をするように映画を撮る」と賛辞を贈っている。これまで、ゴダールの常連スタッフであるラウル・クタール(撮影監督)、フランソワ・ミュジー(録音)などとも仕事を重ねる。そのほか、オリヴィエ・アサイヤス監督、レオス・カラックス監督らとも親交が深い。<ガレルを愛したミューズたち>◇ジーン・セバーグ…ゴダールのデビュー作『勝手にしやがれ』でヒロインを演じ人気を博す。ガレルが愛した女性の一人で監督作『孤高』では、ニコとも共演を果たしている。出演の5年後、悲劇的な死を迎える。◇カトリーヌ・ドヌーヴ…『シェルブールの雨傘』『終電車』など、映画史に燦然と輝く数々の傑作に出演。主演を務めたガレル監督『夜風の匂い』では、ドヌーヴ自らが「あなたと映画を作りたい」とラブ・コールを送りつづけてついに実現した。■映画界を牽引してきたスタッフと共に撮り上げた最新作はフィリップ・ガレルの新境地最新作となる『パリ、恋人たちの影』は、これまで愛に光を当て続けてきたガレルがとらえた、傷つきながらも宝石のように輝く恋人たちの姿を、俯瞰的に描いた新境地。『昼顔』『ブルジョワジーの密かな愉しみ』などで知られる巨匠ジャン=クロード・カリエールが脚本に参加。また、『満月の夜』『さよなら子供たち』などで高い評価を受けるレナード・ベルタが撮影監督を務め、フィリップ・ガレルの世界をより高みへと引き上げる。「これは、フィリップ・ガレル監督の最高傑作だ! 観る者の情感を揺さぶり、まっすぐに訴えかけてくる」(カイエ・ドゥ・シネマ)、「監督の私的な記憶から輝いたものが生まれ、ありふれた男女の人生が、宝石のようになる」(ル・モンド)など、絶賛を受けている本作。今回は、35mmフィルムで過去作が観られる特集上映の開催も決定しており、私的な愛の記憶をフィルムに描き出してきた彼の世界を改めてスクリーンで堪能してみては?『パリ、恋人たちの影』は2017年1月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月27日ユニクロ(UNIQLO)が、2017年春夏コレクションを2016年11月18日(金)に東京・渋谷にて発表した。人はなぜ服を着るのか?ユニクロが継続的に掲げるこの問いには多くの答えがある。温かいインナーは寒い日のため、きちんとしたスーツは仕事のため、そしてカジュアルウェアは友人と遊ぶ日のため……。日々の生活を豊かにしてくれる洋服は、今シーズンさらに表情豊かにパワーアップし、どんな人のニーズにも応えられるようなワードローブとして展開。特に今シーズンは、コラボレーション商品に加え、新たなプロジェクトも始動する。ユニクロ ユー2016年9月に誕生した、クリストフ・ルメール率いるデザインチームが創り出すコレクション「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」。今シーズンは、素材やテクスチャーへのこだわりをより強め、ファッション性の高いワンランク上のベーシックウェアを提案する。大小様々なストライプ幅を織り交ぜたシアサッカーや、いくつかの糸が織り交ぜられた立体感のあるニットなど、その表現は多岐に渡る。素材の面白さはもとより、夏らしい爽やかなイエローやブルーの色味と相まってさらに研ぎ澄まされたデザインを生みだす。アウターからニット、カットソー、パンツ、スカートまでメンズ・ウィメンズともに豊富な型数でラインナップ。なお、小物類では機能的なバッグやキャップなどが登場する予定だ。MoMAとのコラボレーションプロジェクト「SPRZ NY」世界最高峰のモダンアートコレクションを有するMoMAとのコラボレーションプロジェクト「SPRZ NY」。今シーズンは、Tシャツのほかにバッグや傘などの雑貨も充実しており、着る人・持つ人の感性を刺激するような創造性に満ちたバリエーションを揃える。それぞれのアイテムを彩るのは、世界に名を轟かせる豪華なアーティストたち。アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングらに加えて、ソル・ルウィット、フランソワ・モレルによる幾何学アートもアイテムに落とし込む。イネス・ド・ラ・フレサンジュイネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーションは、フランスの港町マルセイユがインスピレーション源。夏の日差しが似合う爽やかさの中に、ノスタルジックなムードが漂うコレクションが完成している。“藍色”のグラデーションをテーマ色とし、そこに赤を差し色として採用。涼し気なリネンのワンピースやかぎ針編みのカジュアルニットなどにもそのカラーリングが取り入れられている。かごバッグ、エスパドリーユといった小物類にも洗練されたデザインが行き届いており、上質なリミックススタイルがトータルコーディネートで楽しめる。ハナ タジマ フォー ユニクロ2016-17年秋冬コレクションより登場した、ハナ・タジマとのコラボレーション「ハナ タジマ フォー ユニクロ(HANA TAJIMA FOR UNIQLO)」。全てのアイテムが、ボディラインを強調しないゆったりとしたシルエットで構成されており、これまでユニクロが提案してきたコンフォータブルウェアとは一線を画すデザインが魅力だ。エスニックなムードを纏うワイドパンツやプルオーバーなどが揃い、ゆったりとしたサイズ感の中にも女性らしさを忘れないエフォートレスな着こなしを展開する。マジック フォー オール今年で2周年を迎えるユニクロとディズニーによるプロジェクト。今年は新登場となるシリーズが豊富に揃う。注目は、ディズニーキャラクターが描かれたボックスに、Tシャツとピンバッチが入ったスペシャルアイテムだ。古書をイメージしたボックスは、インテリアとしても活躍しそう。また、アイコニックなポーズをしたミッキーマウスがあしらわれた「MICKEY STANDS」コレクション、アメリカ西海岸のカルチャーと日本の藍染めからインスパイアされたコレクションといった新作が、続々発売されるのであわせてチェックしてほしい。J BRANDと開発したデニム発売ユニクロやGU(ジーユー)を手掛ける株式会社ファーストリテイリングは、アメリカ・ロサンゼルスにデニムの研究・開発を行う専門施設「デニムイノベーションセンター(DENIM INNOVATION CENTER)」を開設。ここではすべての自社デニム製品の開発を行い、特にユニクロでは2017年秋冬シーズンから本施設でJ BRAND(ジェイ ブランド)と共に開発した製品を販売する予定だ。世界的なデニム生地メーカーが集うロサンゼルスを舞台とする「デニムイノベーションセンター」では、ジーンズの種類に応じて最適な生地を開発・選定できる仕組みを設置。タッグを組んだファブリックメーカーの中には、ジャパンデニムの代表格といえる広島県のカイハラ社の名前も。ジーンズ作りに必要な要素、ファブリック・フィット(シルエット)・フィニッシュ(加工・デザインディテール)の3つを基軸に、より美しく快適に着用できるアイテムを提案する。ユニクロが贈る、日常を映し出すファッションショー会場では、新作を展示すると同時にファッションショーも披露。通常のライフウェアはもちろんのこと、コラボレーションラインとの組み合わせも見られた。オフィスや公園、部屋でのリラックスタイムなど全部で4つのライフシーンに分け、何気なく街の中で目にするような光景をランウェイの中で再現していく。スマートフォンを片手に音楽を聴きながら歩く女性、仲睦まじい老夫婦や親子、そしてスーツで颯爽と歩く男性。ユニクロのシンプルなワードローブが、ひとりひとりの個性を伝えてくれる。性別、年齢、国境、全ての垣根を超え、どんな人のニーズにも応えられるようなワードローブの提案がここに濃縮されていた。
2016年11月21日ユニクロ(UNIQLO)とMoMA(ニューヨーク近代美術館)のコラボレーションプロジェクト「SPRZ NY(エスピーアールゼット・ニューヨーク)の新作が登場。2017年春より一部のユニクロ店舗にて発売される。世界最高峰のモダンアートコレクションを有し、「あっ」っと驚かせるようなアートを発信しているMoMA。彼らはこれまで良質で革新的なものを、あらゆる人に提供することに取り組んできた。それはユニクロにも通ずる部分。今回のコラボレーションでは、創造性豊かなアートがユニクロのライフウェアを彩る。初回となる2017年春夏コレクションでは、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリングら錚々たるアーティストに加えて、ソル・ルウィット、フランソワ・モレルといった幾何学アートもアイテムに落とし込む。ラインナップはTシャツのほかにバッグや傘などの雑貨も充実。着る人、持つ人の感性を刺激し、生活に彩りと豊かさを与える。なお、ユニクロは2017年春夏、イネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボレーションやクリストフ・ルメール率いるデザインチームが創り出す「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」も展開する。【詳細】SPRZ NY(エスピーアールゼット・ニューヨーク)発売時期:2017年春頃予定
2016年11月21日ドクターマーチン(Dr.Martens)の期間限定ストアが、スニーカーブティック「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」の台場ストアにオープン。期間は2016年11月23日(水)から11月27日(日)まで。性別、世代、ジャンルを超えて世界中から愛されているシューズブランド、「ドクターマーチン」。今回の限定ストアでは、3ホールや8ホール、サイドゴアなど定番モデルが勢ぞろい。さらに、新開発のソールでより優れた履き心地と軽量化を実現した新シリーズ「ディーエムズ・ライト(DM’s LITE)」や、厚底モデル「ジャドン(JADON)」も登場する。また、商品を購入すると、先着順で音楽と関わりの深いオリジナルアイテムがプレゼントされる。【詳細】ドクターマーチン 限定ストア期間:2016年11月23日(水)〜11月27日(日)会場:アンディフィーテッド 台場ストア住所:東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場3F営業時間:11:00〜21:00◼︎展開アイテム例・「DM’s LITE」 CAVENDISH 3 EYE SHOE / NEWTON 8 EYE BOOTカラー:ブラック、チェリーレッド・3 EYELET SHOE / 8EYE BOOTSカラー:ブラック、チェリーレッド・「TINA CHELSEA」カラー:ブラック・「JADON」 8 EYE BOOTカラー:ブラック【問い合わせ先】TEL:03-6457-1705
2016年11月19日世界で最も著名なイギリス人デザイナーで知られ、ファッション業界でも知らぬ者はいない重鎮、ポール・スミス。デビュー以降、世界中のカルチャーに精通した彼から繰り広げられるクリエイションの数々は、現在に至るまで一向に枯渇する気配がありません。そんな彼のクリエイションの秘密をテーマにした展覧会が現在、京都近代美術館にて大好評開催中です。『ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH』は、2013年にロンドンのデザインミュージアムにて開催されました。その後ヨーロッパ各地を巡回し、この度満を持して日本へ上陸。全国3都市を巡る展覧会の最初の地・京都の京都近代美術館へ弾丸取材へ行ってまいりました!お気に入りのアート作品を壁一面に堪能できるサプールから「文化屋雑貨店」に至るまで、ありとあらゆる物事への興味関心が人一倍強いポール・スミス。自身のインスタグラムからも、好奇心の幅広さを伺うことができます。今回の展覧会の最初の章では、ポール氏自身がこれまで集めてきたアートワークの一部(おそらく一部ですが、一部かと疑いたくなるような膨大な展示数)を見ることができます。壁一面に飾られたアンディ・ウォーホルら著名なアーティストの作品、落書き、雑誌の切り抜き、熱烈なファンレター、過去のポール・スミスのキービジュアル広告などなど、その数とバラエティの多さに圧倒されてしまうでしょう。Paul Smithブランドのいちばんの立役者 "ポーリーン" というアモーレポール・スミスは実は元競輪選手。10代の時の大怪我を機に選手生命を絶たれてしまいますが、その後出会ったのがファッションでした。そのファッションの基礎を教えた女性こそ、のちのアモーレそして妻となる "ポーリーン" という一人の女性。当時ロンドンの芸術学校の学生だった彼女がいたからこそ、ポール氏はファッションデザイナーの道を歩み始めたのです。展覧会ではデザイナーとして走り出した当時のロンドンでの第一号店と、パリでの初コレクションの様子を再現しています。「彼女がいなければすべて実現できなかったでしょう。」だなんて、なんという幸せ者。千里の道もひとりのアモーレから?ポール氏も例外ではないんですね。ポール・スミスの仕事場を再現今回の展示では、これまで展覧会などでしか見ることのできなかった資料が数多く見られています。その一つがポール・スミスの部屋とポール・スミスブランドのオフィスの再現。前者はとにかく、物・物・物!初期iMacなんてなぜ置いてあるのか、わかりません……。溢れかえりそうなほどの物に囲まれていて、うっかり注意散漫になりそうですが、同時に、飄々と行き来するポール氏が目に浮かぶよう。そのほか、世界中のショップのショーウィンドウをおさめたコーナーがあったり、過去のコラボレーションが全て展示されていたり、ポール・スミスの総てを味わい尽くすことができます。また、会場でのオーディオ案内は、自身も英国留学経験があり、英国との親和性も高い俳優の松田翔太さんが務められています。ブランドの裏側を知ることは、すでにファンの人にとっては思い入れをより一層強くする機会であり、これまであまり関わりのなかった方にとっては洋服の裏に隠された想いを受け取るまたとない機会です。京都・東京・名古屋近辺のみなさまは是非、今夏ポール・スミス展へ。展示会は総て撮影OK!通常の展覧会ではまずあり得ない出血大サービスです。京都、東京会場では来場者全員に特別デザインのイヤホンが無料でプレゼントされるという嬉しい特典付き。(※名古屋会場は来場者先着1万名限り)ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH《 京都会場 》京都国立近代美術館(京都市左京区)2016年6月4日(土)~7月18日(月)《 東京会場 》上野の森美術館(東京都台東区)2016年7月27日(水)~8月23日(火) 《 名古屋会場 》松坂屋美術館(名古屋市中区)2016年9月11日(日)~10月16日(日) Text. Midori Tokioka
2016年11月13日東京・銀座のソニービルでは11月12日から17年3月31日まで、同ビル建替前のカウントダウンイベントとなる「It’s a Sony 展」が開催される。創業70周年を迎えたソニーは今年、新たな時代への挑戦を象徴する取り組みとして、ソニービルの大規模リニューアル計画「銀座ソニーパークプロジェクト」を実施。18年夏から20年まではソニービルの現在の敷地を「銀座ソニーパーク」として広く開放し、22年までに新しいソニービルを建設して新たに開業する。これに伴い、ソニービルは17年3月31日をもって営業を一旦終了し、建て替えに向けた工事を開始。「It’s a Sony 展」はこの閉館に先立って開催されるもので、ソニービルが歩んだ50年の歴史と今後の進化を、歴代のソニー商品とともに紹介していく。同展は前半と後半の2部構成となっており、11月12日から17年2月12日までの前半では、“歴史”をテーマに日本初のランジスタラジオ「TR-55」や、初代ウォークマン(R)「TPS-L2」、エンターテインメントロボット「AIBO」などのアーカイブ商品を当時の広告などとともに展示。また、「My Favorite Sony」コーナーを設置し、アンディ・ウォーホルによる版画「SONY-WALKMAN」や、各界の著名人10名による思い出のソニー商品とエピソードなども紹介される。17年2月17日から3月31日までの後半は「銀座ソニーパーク」のコンセプトをいち早く体験できるようなフロア構成や展示を予定。国内外で活躍するクリエイターによる“パーク”をモチーフとしたインスタレーションも設置される他、次世代の新人アーティストによる音楽ライブなども開催される。また、同展の開催を記念して、期間限定のラバーストラップ(税込500円)をカプセルトイで販売。初代ウォークマンをはじめとした歴代商品やソニービルをモチーフにしたストラップなど全21種類が用意され、毎月5種類のデザインが切り替わる。【イベント情報】「It’s a Sony 展」会場:ソニービル1~4階住所:東京都中央区銀座5-3-1会期:11月12日~17年3月31日時間:11:00~19:00(12月31日、17年1月2日、3日は18:00まで)入場無料休館日:17年1月1日、2月20日
2016年11月09日アルファ・インダストリーズ(Alpha Industries)とロサンゼルス発スニーカーブティック「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」のコラボレーションMA-1ジャケットが登場。アルファ・インダストリーズは、本格的な仕様からタウンユースまで、クオリティとファッション性を両立させた様々なプロダクトを手がけるミリタリーブランドだ。今回はMA-1ジャケットを、表地はブラック、そしてライニングにグレーを基調としたタイガーカモフラージュ柄を施した。リバーシブル可能な2way仕様なのもポイント。これからの秋冬シーズンに活躍するアイテムになりそうだ。【詳細】Undefeated x Alpha Industries MA-1 Jacket発売日:2016年10月28日(金)価格:30,000円+税取り扱い: アンディフィーテッド 東京、静岡、大阪、沖縄、横浜、台場 / ZOZO TOWN、楽天
2016年11月03日ユキヒーロープロレス(YUKIHERO PRO-WRESTLING)の2017年春夏コレクションが2016年10月21日(金)、渋谷のライブハウス「クラブ キャメロット」にて発表された。今シーズンのコレクションは、人気ティーンファッション誌のモデルによって結成されたアイドルグループ「夢見るアドレセンス」や女優、秋野暢子を迎えた、ミュージカル形式で展開。 スポットライトが青い光を放ち、スモーク立ち込める会場内に設置されたステージには、土管や電柱などが並ぶ。これから何が起こるのか全く予測できないユニークで斬新な演出がブランドらしい。古典的なミュージカル映画を思わせる快活な音楽が流れ、『ヒールをはいた猫』という演目がスタート。猫に扮したメンバーによるダンスや歌がショーを盛り上げる。さらにストーリーは進行し、舞台は突如モデルたちによるランウェイに変化する。ポップアートをはじめとする「60年代のアメリカ文化」、ミュージカルの主役でもある「猫」、そしてブランドを象徴する「プロレス」。この通常は交わることがない3つの要素が、プリント、素材、シルエットで表現され、融合し、全く新しいものが生まれている。プリントは、メンバーが着用していた衣装にも施されていたアンディ・ウォーホルの名作『キャンベルスープ』を猫缶にオマージュしたものや、猫のモチーフをコピーのように何匹もプリントし、ポップアート風に仕上げたものなどが登場。裾を結んだシャツや、腰のくびれを強調したワンピースなど、シルエットも60年代らしい。モデルもマリリン・モンローのようなメイクで登場した。さらに、プロレスラーのキャラクターでさりげなく遊び心を演出。ニットにプリントされたリングのコーナーのモチーフは、一見グラフィカルな模様のよう。黒のデニムパンツはフロントから見るとクールな印象だが、後ろのポケットにはプロレスラーが。さらに、かっちりした印象のジャケットにはメッシュ素材を使用するなど、プロレスを切り口にイメージを崩していくようなディテールがなんともユニークだ。クライマックスには、デザイナー本人も登場し、モデルからミュージカルの役者まで全員を交えてダンスや歌で大騒ぎ。エネルギーと個性が溢れるブランドにふさわしい斬新なショーに幕を閉じた。
2016年10月24日徹底した役作りに定評があるジャレッド・レトが、アンディ・ウォーホルの伝記映画に主演することが決定した。タイトルはシンプルに『Warhol』(原題)だという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ジャレッドは、アカデミー賞の作品賞にノミネートされた『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』を制作したマイケル・デ・ルカと共にプロデューサーも務める。脚本は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー脚本賞を受賞したテレンス・ウィンターが担当。ジャレッドとマイケルが共同で映画化権を獲得した、ヴィクター・ボクリス著のウォーホルの伝記「Warhol:The Biography」をもとに描く。キャンベルのスープ缶やコカ・コーラのボトルなどのポップアートで有名なウォーホルは、1987年に58歳でこの世を去った。銀髪のウィッグがトレードマーク。画家であり芸術家、映画制作やロックバンドのプロデュースなど、マルチな才能を誇ったウォーホル。58年の人生で、大抵の人は経験することのない、「全男性抹殺団」のメンバーに狙撃され重体に陥るという衝撃的な事件に巻き込まれたことも…。カメレオン俳優のジャレッドにとって、短くも濃い一生を送ったウォーホルはまさにハマり役。『ソーシャル・ネットワーク』、『キャプテン・フィリップス』、『マネーボール』のように、実話をもとに映画化するのが得意なマイケルと共に制作することから、“本物”のウォーホルが見られること間違いない。(Hiromi Kaku)
2016年09月21日(Photo by Shiori)「アート」という言葉を聞いて何を思い浮かべるだろうか? ピカソ、モネ、レオナルド・ダ・ヴィンチ?それともウォーホル? 世の中にあるものはすべてアートになり得る。 お菓子の包み紙だって、コンビニの袋だって、タバコの箱だって。 ①キャンベル・スープ缶(アンディ・ウォーホル)(Photo by PROLorenz Seidler)大量消費社会、そして資本主義社会を象徴するモチーフを作品に多く使ってきたウォーホル。 工場で大量に生産され、大量に消費されていく「キャンベル社のスープ缶」を大量に並べた作品を出したことはアート史において画期的だった。 今でもなお、現代アートやポップアートと言えば“ウォーホル”、“キャンベル・スープ缶”が代名詞だ。 ②99セント(アンドレアス・グルスキー)(Photo by artscape)アメリカの“99セントストア”、日本で言う“100円ショップ”のような大量生産された低価格の商品を扱う店を撮った作品。 カラフルなパッケージが目を引くが、これほどまでに大量生産された商品が並べられているのを見ると人間のエゴの恐ろしさを感じずにはいられない。 ③トラッシュ(パスカル・ロスタン、ブルーノ・ムロン)(Photo by Jeremie Baldocchi)<写真は俳優トム・クルーズのゴミ> フランスの写真家・パパラッチによる、有名人の出すゴミ袋を回収して中身を並べて撮影した作品。 捨てるゴミにこそ、それを捨てた本人の“本当のパーソナリティ”が表れるのではないかという考えをもとに実行したプロジェクトだった。 世界の人の出すゴミを撮った「ワールド・トラッシュ」という作品も興味深い。 ④プラスチックバッグス・オブ・ニューヨーク(@plasticbagsofny)(Photo by Plastic Bags of NY)無惨な姿で捨てられるニューヨークのプラスチックバッグの写真を投稿するインスタグラムのアカウント。 「ヒューマンズ・オブ・ニューヨーク」で人々が語ったことの引用を載せており、一つ一つのプラスチックバッグにも物語があるように感じさせられる。 プラスチックバッグを適当にもらって適当に放り投げるなんてしてはいけないとメッセージを発信しているようにも思える。 ⑤NYC Garbage(Photo by NYC Garbage)パッケージデザイナーによるかっこよくパッケージされたゴミだ。 価格は日本円で5千円〜1万円くらい。 ニューヨークだけでなく、LA、ゲイ・マリッジ(同性婚)、ジャイアンツなどをテーマにしたクールな作品ばかりで、一般的に“無価値”とされているものに価値をつけていることが特徴だ。 ニューヨークやLAのエッセンスを詰め込んだゴミは旅の思い出に買うのもいいかもしれない。 大量消費社会と“現代アート”(Photo by Eddie O.)この類いの作品を見ていると、アメリカ社会が題材となっている場合が多い。 それほどアメリカの大量消費文化は程度が甚だしいのだ。 筆者もアメリカで生活したことがあるが、“使い捨て”の文化にはかなりの衝撃を受けたのを覚えている。 毎食プラスチックの皿やフォークを使っては捨てて、手やテーブルを拭くのもタオルではなくペーパータオルを使うのは珍しいことではなかった。 さて、まわりにあるなんでもないと思えるものこそが面白いのは、そういうものが皮肉にも“記号”として現代の大量生産・消費社会を成り立たせているからだ。 そこらじゅうに溢れている大量生産された商品やゴミなどの“無価値”とされるものに価値や意味を見出すのが現代のアートかもしれない。 この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“「ポイ捨て」は「アート」だ!” 土曜日の明け方。渋谷。センター街。ポイ捨てされた「ゴミ」で街一帯が覆われます。そんな渋谷のセンター街に落ちているタバコそのままを3Dスキャンし、シルバージュエリ... ーBe inspired!
2016年07月24日展覧会「恋する現代アート」が、7月24日から11月23日まで、長野・軽井沢のセゾン現代美術館で開催される。恋愛は、人類最古の叙事詩と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』や、日本で平安時代に生まれた世界最古の小説『源氏物語』など、昔から存在する文学作品に登場する。そして、現代美術作品においても数多くの作家が恋愛をテーマに、また、恋愛からインスピレーションを得た作品を創作してきた。本展では恋愛の要素を中心に、「好きな人に切ないまでに深く想いを寄せること」だけでなく、「昔の場所や事物に思いをはせること」という広義の恋からも着想を得ながら、恋愛にまつわる作品や恋愛を彷彿とさせる作品が主観的に展示される。出展作家には、アンディ・ウォーホルと共にアメリカン・ポップ・アートの旗手として知られるロイ・リキテンスタインや、ニュー・ペインティングの代表的な作家で、近年は『バスキア』や『潜水服は蝶の夢を見る』など映画監督としての活動で知られるジュリアン・シュナーベルの他、A.R.ペンク、篠原有司男、エルズワース・ケリー、ロバート・ロンゴ、宇佐美圭司、箱嶋泰美、小林正人らが名を連ねる。軽井沢の森の中で作品に「恋」をして、一見難しそうな現代アートがいかに簡単で面白いかを感じてみては?【イベント情報】「恋する現代アート」会場:一般財団法人セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140会期:7月24日~11月23日時間:10:00~18:00(11月は17:00閉館)※最終入館は閉館30分前料金:一般1000円、大高生700円、中小生300円休館日:木曜日(9月22日、11月3日は開館)但し8月は無休
2016年07月23日レオナルド・ディカプリオが南フランスのリゾート、サントロペで自身の名を冠したオークション・ガラを開催、地球の環境保護を目的に4,000万ドルの資金を集めた。20日(現地時間)、地球の気候変動と自然保護を目的とする団体「レオナルド・ディカプリオ財団」がサントロペのワイナリー「ドメーヌ・ベルトー・ブリユー」でオークションを開催。主催者のレオはもちろん、ボノやブラッドリー・クーパー、ジャレッド・レト、トビー・マグワイアやジョナ・ヒルなど仲良しの俳優仲間ら、多くのセレブが集まった。オークションに出品されたのは、レオが中米のベリーズの島に所有する土地(入札価格1,100万ドル~)、エルトン・ジョンのプライベート・コンサート2回(300万ドル)、ロダンの彫刻「考える人」の数量限定復刻版(約200万ドル)など。レオは所有していたアンディ・ウォーホルやバンクシーの作品も出品した。ナオミ・キャンベルやエルトン・ジョン、オーランド・ブルームにイリーナ・シェイクなども出席し、ケイト・ハドソンは美しいモデルたちやミシェル・ロドリゲスとの集合写真をインスタグラムにアップしている。レオはスピーチで絶滅危惧種について言及し、「絶滅の危機に瀕している種の保護にフォーカスすることは、世界規模の“ノアの方舟”のネットワークを作るようなことです」と熱く語った。(text:Yuki Tominaga)
2016年07月22日