モデルでタレントの中村アンが21日、東京・表参道のベーカリーカフェ426表参道で行われたライオン「Power Fashion Box by Ban」発表会に出席した。ライオン「Power Fashion Box by Ban」発表会に出席した中村アンライオンは、同社の制汗剤『Ban 汗ブロック』シリーズの「着たい服を着よう。」キャンペーンの一環として、この春夏におすすめの"パワーファッション"と出逢えるクローゼットカフェを、3月22~25日の期間限定で、東京・表参道のベーカリーカフェ426表参道にオープン。オープンを翌日に控えたこの日は、同店舗でメディア発表会が行われ、『Ban』のイメージキャラクターを務める中村アンが登場した。派手なピンクの"パワーファッション"に身を包んで登壇した中村は「今日は女性のスタッフさんが多く、この衣装が人気でした。皆さんの声に応えたく、ピンクにしてみました」とファション解説。毎日プロのスタイリストが来場者にピッタリのファッションをすすめる同店舗について「本当にクローゼットの空間ですよね。すごく新鮮ですし、私にはこれどうなんだろう? という衣装も考えてオススメしてくれたりするので、意見をもらえるのはうれしいですよね」と好印象のようで、「私の場合、表に出る時は印象に残る服をオーダーして、それに合わせて何着か持ってきてもらいます。皆さんも着てみたいものを要望して、一歩踏み出す機会になればと思います」とアピールした。制汗剤『Ban』は、今年から男性用の発売もスタート。男性の独特な匂いの話題となり、「私は三半規管が弱く、タクシーの匂いや公共物の匂いなどに反応してしまって頭痛が出たり、気持ち悪くなったりします。男性の匂いにも合わない人とかがいるんですよね。マネージャーさんに『Ban』を送りつけて塗るようにお願いしているところなんです(笑)」とマネージャーをダメ出しし、「すごく気にされている方と無頓着の方が男性にはいると思いますが、少し気を遣っていると素敵だなって思います」とコメント。続けて男性に求める身だしなみとして「スーツを着ているのであれば、ちゃんと着て欲しいですね。スーツをダラっと着るより、ビシッと決めている方が全てに対してちゃんとしている人なんだと思います。誰にも見られてない時に抜けているのは、それはそれでいいと思いますよ。会った時の印象としては決まっていた方が素敵だと思います」と男性たちにアドバイスを送っていた。
2018年03月22日第70回全米監督協会(DGA)賞が3日(現地時間)にロサンゼルスで発表され、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が長編映画監督賞を受賞した。デル・トロ監督は初ノミネートにして受賞という栄冠。今回の候補者はクリストファー・ノーラン監督(『ダンケルク』)を除いて、グレタ・ガーウィグ監督(『レディ・バード』)、マーティン・マクドナー(『スリー・ビルボード』)、ジョーダン・ピール監督(『ゲット・アウト』)の3人もこれが初めてのノミネートだった。『ゲット・アウト』がデビュー作だったジョーダン・ピール監督が新人監督賞を受賞した。グレタ・ガーウィグも『レディ・バード』が単独での監督デビュー作だが、2008年に『Nights and Weekends』(原題)で共同監督を務めたため、新人監督賞候補には入っていない。ドキュメンタリー部門は『City of Ghosts』(原題)のマシュー・ハイネマン監督(『カルテル・ランド』)が受賞した。TV部門では、ジャン=マルク・ヴァレ監督が「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」でTV映画/ミニシリーズ部門監督賞を受賞。ドラマ・シリーズ部門は「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のエピソード「Offred」のリード・モラーノ、「コメディ・シリーズ部門は「Veep/ヴィープ」のエピソード「Chicklet」のベス・マッカーシー=ミラーが受賞した。DGA賞とアカデミー賞監督賞の受賞結果はこれまでほぼ一致していて、違う結果になったのは過去に7回だけ。最近では2012年にベン・アフレックが『アルゴ』でDGA賞を受賞したが、アカデミー賞にはノミネートされず、その年のオスカーはアン・リー(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』)が受賞した。今年のアカデミー賞候補にも強敵がそろっているが、果たして結果はどうなるか。第90回アカデミー賞は3月4日(現地時間)に発表される。(text:Yuki Tominaga)
2018年02月04日アングリッド(Ungrid)から、コンバース(CONVERSE)とのコラボレーションによるスニーカーが登場。2018年4月上旬より、アングリッド店舗および公式オンラインストアにて発売される。2016年にアングリッド5周年を記念してリリースされた際は、約2,000足が即完売したという人気のコラボレーションモデル。今回は「U.S. オリジネイター(U.S. ORIGINATOR)」モデルのローカット「オールスター(ALL STAR)」をベースに、本革のスエードを使用したヴィンテージ感溢れる一足となっている。カラーは素材と相性の良いベージュをセレクト。シュータンロゴやヒールパッチのグレー、インソールのブルーと合わせて、大人の落ち着きのあるナチュラルでラフなルックスに仕上がっている。また、シューレースは通常より細めのものを採用することで、シューズ全体をスマートな印象に引き立てているのもポイントだ。【商品情報】Ungrid×CONVERSE コラボレーションスニーカー発売時期:2018年4月上旬価格:16,200円(税込)カラー:ベージュサイズ展開:22.5/23.5/24.5/26.5/27.5/28.0 ※26.5~28.0はweb限定
2018年02月04日「EXILE TRIBE」が所属する「LDH JAPAN」とショートフィルムの総合ブランド「Short Shorts」がタッグを組み、LDH楽曲の世界観を具現化するプロジェクト『CINEMA FIGHTERS』。その中の1作、Dream Amiの「ドレスを脱いだシンデレラ」から生まれた『色のない洋服店』は、身につけるすべての服が黒一色という、色を失った架空の世界で小さな洋服屋を営む主人公をAmiさん自らが演じている。本楽曲の歌詞から発想を膨らませ、見事に映像化したのは、マーティン・スコセッシやアン・リーなどを輩出したニューヨーク大学大学院映画学科で学んだ気鋭の映像作家・齋藤俊道監督だ。本作が映画初主演のAmiさんは齋藤監督のもと、どんな思いで作品に臨んだのだろうか。――まず「色は秩序を乱す、として排除された…」という「色のない世界」は、かなりショッキングですが、Amiさんはその設定にどんなことを感じられましたか?Ami:私自身、色が秩序を乱す世界は想像できないので、ファンタジーだなと思いました。ただ、心の中ではいまの時代もそうなりかけている部分もあるのではないかな? と思います。実際にいまの時代は個性も表現も自由になっていて、本当は自由な表現をしたいのに、批判を恐れてなかなか出来ない人も多いのではないかと思います。決められた枠の中でみんながもがいていて、その枠がどんどん狭くなっているんじゃないかなと。私自身がいまこうして表現するお仕事をさせて頂いているからこそ共感できる部分もあります。――とはいえ、主人公・由衣は秘密の仕事部屋で、人知れずカラフルな洋服を作っていましたね。まさに孤独なプリンセスのようなイメージが浮かびましたが、ご自身で初めての演技について参考にしたキャラクター、人物などはいますか?Ami:今回の由衣を演じるにあたって誰かに重ねることはありませんでした。撮影に入る前に監督から「Amiちゃんのままで良い。役作りらしい役作りはしないで良いから、ただひとつ、脚本を読んで由衣の気持ちに重なる過去の自分の経験を思い返してほしい」と言われて、自分の中にある感情で良いんだと思って、誰かになりきろうとか、あの人みたいにやろうなどとは思わず、あくまでも自分を演じるという感覚でした。――劇中での由衣は、なぜ、鹿賀丈史さん演じる謎の放浪画家の絵が好きだったのだろうと思われますか?Ami:秩序を乱すと言われている色をたくさん使っていて、その絵から自分の中にあるものと同じ感情を見つけたのではないかなと思います。――そんな由衣が“ありのままの自分”を表現しようと心に決め、初めて色を身につけて人前に出るときに選んだ色は【赤】でした。これは齋藤監督のアイデアでしょうか?Ami:あの赤い衣装は監督が選ばれました。衣装合わせのときは本当に沢山の衣装を着させて頂いたのですが、監督の中ではなかなかしっくりこなかったようで、すごくこだわりのある方なんだなと思いました。逆に言えば、監督の中にはしっかりとした由衣のイメージがあるんだなと思いましたし、監督の言った通りにすれば間違いないと信頼していました。――Amiさん自身の【赤】に対するイメージはどのようなものでしょうか?Ami:私の中では【赤】は情熱や熱いもの、強い気持ちを表現するときに使う色で、普段の衣装では【赤】はあまり選ばずに、柔らかい色を選びがちなのですが、ここぞというときに赤い服を選ぶ傾向があるなと思います。自分の意識していない部分で色の持つ力は関係していて、自分に影響を与えていたのだと思います。――では、Amiさん自身がありのままになる、素顔になる瞬間というのは、どんなときですか?Ami:普段のお仕事で人前に立つときと、お家でリラックスしているときは、もちろんそれぞれ違いますが、どちらかが本当の自分というわけではなく、どちらも本当の自分だと思います。お仕事で綺麗な服を着させて頂いている自分も自分らしいですし、逆に部屋着でゆったりしている自分も自分らしいと思います。どんなときも自分らしいと思える瞬間を、一秒でも多く過ごしていきたいと思います。自分らしく生きることが称賛される一方、枠からはみ出し、秩序を乱す者は徹底的に疎外されてしまう現代の映し鏡のような物語。劇中の由衣が“ありのままの自分”を表現するために、強い気持ちで1歩踏みだしたように、ソロアーティストとして躍進するAmiさん自身も新たな道を歩き始めている。(text:cinemacafe.net)
2018年01月24日誰にとっても初恋は特別なものであり、初恋の記憶は鮮明に記憶されていると思っていたが、主人公が初恋の記憶、青春の記憶をたどることで見えてくる謎と真実を描いた『ベロニカとの記憶』を観て気づかされた。人の記憶はとても曖昧で、勝手で、不確かで、でも“その時”に抱いた感覚や気持ちは鮮明に刻まれていて、記憶の旅、過去へと遡る旅は、人生を重ねた人が楽しむことのできる旅なのだと──。『ベロニカとの記憶』は、ブッカー賞に輝いたジュリアン・バーンズの小説「終わりの感覚」の映画化で、もともと小説の大ファンだったリテーシュ・バトラ監督に白羽の矢が立った。バトラ監督にとって本作は、長編デビュー作『めぐり逢わせのお弁当』に続く待望の2作目。今回は、『アイリス』のアカデミー賞俳優ジム・ブロードベント、大御所シャーロット・ランプリングを筆頭に英国の演技派俳優が顔を揃えている。現代に生きる主人公が40年前の初恋の記憶を呼び覚ますストーリーであり、若い年代を演じるキャストも『ダンケルク』に出演しているビリー・ハウル、アン・リー監督作『ビリー・リンの永遠の一日』で俳優デビューを飾ったジョー・アルウィンなど注目俳優の名前が並ぶ。ジム・ブロードベントの演じる主人公トニーの元に、ある人の遺品に関する通知が届くところから物語は始まる。亡くなったのは40年も前の初恋の相手ベロニカの母親。「添付品をエイドリアンの親友であるあなたに遺します」という手紙を受け取るが、そこに添付品はなかった。遺品は青春時代の友人エイドリアンの日記であることが判明するが、なぜその日記をベロニカの母親が持っていたのか──記憶をたどり、40年ぶりにベロニカ(シャーロット・ランプリング)と再会することで、ある事実が明らかになっていく。老人が青春時代をふり返り、現代と過去が交差していく物語は珍しくないが、この『ベロニカとの記憶』がありきたりの物語になっていないのは、感情も、記憶も、事実も、すべてが明らかにならないことだ。未解決というわけでは決してなく、劇中のエイドリアンが発するセリフにもよく表れているが、人生は不確かなもので溢れていて、それが人生である。その不確かなものを知りたくて観客は映画にのめり込むわけだが、すべてを明かさないことで想像はより膨らみ、物語が進むにつれ発見がある。それは単なる謎解きの発見だけではなく、感情における発見。とても知的かつ感傷的な映画だ。印象的なロケーションとしては、橋が記憶に刻まれている。若きトニーとベロニカが出会ってすぐに訪れるのがイングランド南西部ブリストルの観光スポットであるクリフトン吊り橋。ワイヤーで吊り下げるタイプの橋としては世界で一番古い橋だと言われている。そして40年後、ベロニカがトニーとの再会の場所に選んだのはロンドンのテムズ川に架かるミレニアム歩道橋。映画のなかでは「グラグラ橋」と呼ばれていた橋だ。2000年に開通するが横揺れが発生したため数日で封鎖され2002年に再開通。『ハリーポッターと謎のプリンス』の冒頭でデスイーター(死喰い人)に壊された橋としても知られている。ほかにも『ブリジット・ジョーンズの日記』や『シャーロック・ホームズ』に出てくる有名すぎる可動橋のタワーブリッジ、『007/スペクター』の冒頭に登場するヴォクソール・ブリッジなどイギリス映画のロケーションとしての橋の登場はとても多い。そんな橋を訪ね歩く旅もいいかもしれない。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2018年01月17日「悪役を演じてみたかったの」。こう言いながら微笑む姿はチャーミングで可愛らしくもあるが、『ブライト』に登場するノオミ・ラパスは美しく、恐ろしい。彼女が演じたレイラは階級社会の頂点に立つエルフであり、残忍で獰猛なリーダーだからだ。異種族が入り乱れる争いの中で、レイラは人間のウォード(ウィル・スミス)とオークのジャコビー(ジョエル・エドガートン)に牙をむいてくる。「私は演じる役を理解したいと思っている。執着と言ってもいいほどにね。悪役を演じたかったのは、役の中にハートを見つけるのが大きな挑戦だと思ったからよ。なぜ彼女はそうなったのか?たとえ残酷な行いでも理解し、正当化しなければ演じられない。レイラを理解する鍵は、彼女の痛み、夢、情熱にあったわ。かつて存在していた古い世界の秩序を取り戻せば、エルフにとって美しい世界が訪れると彼女は信じているの」。さらにもう1つ挑戦だったのは、そんなレイラの内面をアクションで表現すること。台詞ではなく、流麗なキックや俊敏なガンファイトが彼女を物語る。「まさに挑む気持ちだったわ!完璧で美しい戦い方をするのがエルフだし、レイラは静謐なキャラクターだからちょっとした動きにも意味があるの。彼女の静寂と激しい葛藤。そのバランスを見つける必要があった」。また、「エルフの瞳になるのは大変。コンタクトを入れているのだけど、乳白色がかってよく見えなくなるから戦いにくいの。歯も喋りづらかったわね。変な発音になってしまうから、ひたすら練習した」と語るように、エルフだけにレイラは外見も特徴的。ただし、ノオミ・ラパスという人はそもそも、作品ごとに印象が大きく異なる。「そう言ってもらえて嬉しいわ。繰り返したくない気持ちが強いの。挑戦したいし、新しい方向に行きたい。それは人生も一緒ね。私自身も、役柄も、常に変わり続けようとしている」。では、素顔のノオミ・ラパスはどんな人?単刀直入にこう聞くと、「誰にも分かりっこないわね(笑)!」との答えが。「私は私。ただ、自分を見失うことはあるわ。それくらい深く役に入り込むから。例えば、(7つ子の姉妹を1人7役で演じた)『セブン・シスターズ』のときは悪夢にうなされた。役ごとに靴も違ったから『今日の撮影はどの靴で?』とみんなに聞くのに、誰からも返事をもらえなくて裸足で撮影現場に行く夢を見たの。パニックよね(笑)。そうやって、役が人生を浸食することはたまにある」。『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』『プロメテウス』などにも出演し、いまや国際的スターに。現在への足掛かりとなったのは「ミレニアム」シリーズのリスベット役だが、「こうなるとは全然予想していなかった」と明かす。「母国のスウェーデンは小さい国だから、国外で活動するだろうとは思っていたけど。7歳のときから、『いつかニューヨークに住む!』と言っていたくらいだし(笑)。ハリウッドを夢見ていたわけではないけど、最高の才能と仕事をしたいとは思っていた。だから、いまの私はすごく幸せ。世界を見て回れるしね。東京の街を散策した昨晩も、それを噛みしめたわ。映画を撮りたいくらい素敵だもの。ただ、あまりにも旅が多いから、いまの自宅はロンドンだけど故郷は心の中。ルーティーンを決めて、それをこなすことで日常を作り、自分を保つの」。自分を保ちながら、世界を駆け巡る。そんな彼女のモットーは「オープンであること」だそうだ。「ものすごく裕福な家庭で育ったわけでもないから、夢のために戦い続けてきた。何者になるのか、どの道を行くかは自分次第だとずっと信じてきたの。夢は何なのか?何がしたいのか?と常に問い掛けているし、そんな自分を開放するようにしている。日本もそうだと聞いたのだけど、スウェーデンでは自分の気持ちを隠す傾向にあるの。感情を人にさらすよりは、抑える。家族の間でさえもね。そんな風潮を壊そうとしているところが、私にはあるかもしれない。だって、役者は感情とリンクするものだから。様々な感情を抱くことを恐れてはいけない。悲しみでさえもね」。「作品選びの際は、脚本、役柄、監督のコンビネーションが大事。仕事をしたい人は数えきれないけど、いま思いついた監督はアン・リー、ダーレン・アロノフスキー、キャスリン・ビグロー。クリスチャン・ベールとはいつか絶対に共演したい!」とのこと。『ブライト』への出演も「見たことのない作品世界、魅力的な悪役、監督のデヴィッド・エアー」のコンビネーションが決め手だった上に、Netflixとのタッグにも心惹かれたという。それでは最後に、ウィル・スミス&ジョエル・エドガートンにもした質問を。映画館で観たことはないけれど、自分にとって大切な1本になっている映画は?「トニー・スコットの『トゥルー・ロマンス』ね。14歳のときにテレビで見て、夢中になったわ。本当に大好きで、何度も何度も観たの。いまも大切に思っている作品よ」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)
2017年12月25日『めぐり逢わせのお弁当』のリテーシュ・バトラ監督がジム・ブロードベント、シャーロット・ランプリングという2人のベテラン俳優とともに贈る最新作『ベロニカとの記憶』。本作では、イギリスの新進俳優の共演も大きな注目を集めている。本作は、2011年英国ブッカー賞に輝いた、記憶と時間をめぐるサスペンスフルな小説「終わりの感覚」(ジュリアン・バーンズ著)を映画化。元妻とも良好な関係を築き、出産間近の娘がいる主人公トニー(ジム・ブロードベント)の若きころの初恋の記憶が、ミステリータッチで描かれていく。若き日のトニーを演じているのが、本作で映画デビュー後、クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』にも桟橋の士官役として出演したビリー・ハウル。そして、トニーの親友・エイドリアンを、アン・リー監督『ビリー・リンの永遠の一日』に抜擢されて注目を浴び、テイラー・スウィフトと交際中といわれるジョー・アルウィンが演じている。「プラダ」モデルが夢の共演を果たすことに!2人は物語の核となる、トニーの青春時代で共演し、初恋の“若い日のピュアさと危うさ”を見事に表現。しかも、そんな2人には共通点が!ビリーは、「プラダ(PRADA)」の2016年春夏メンズウェアの顔を務めた一方で、ジョーも2018年春夏の「プラダ」モデルに抜擢され、現在も活躍中。奇しくも「プラダ」モデルが劇中で夢の共演を果たしている。ビリーは本作への出演について、「ジム・ブロードベントが演じるトニー役の若いころを演じることは、興味深かったよ。ジムとは実際にどう演じるかについて相談はしてないんだ。そうしたやり方は少し怖い部分もあったけど、迷いはなかった。ジムと僕はお互いに自由に演じるという合意の下に演技をしていたからね。開放される気がしたんだ」とコメント。「彼の方が先に撮影してたから、少し奇妙だったね。彼の出演シーンを見ることができたので、それを基に役作りをした。そこから年を取ったトニーという人物の本質を見出していったんだ」と、名優の佇まいから役作りのヒントを得ていたことを明かしてくれた。今後も話題作への出演が続く、英国の注目株ジョーの最新作は、シアーシャ・ローナンと共演する2作、チェーホフの「かもめ」の映画化『The Seagull』(原題)とイアン・マキューアン原作の『On Chesil Beach』(原題)。また、ビリーはエマ・ストーン主演『The Favourite』(原題)、ニコール・キッドマン主演『Boy Erased』(原題)、シアーシャ・ローナン主演『Mary Queen of Scots』(原題)など話題作ばかりが控えている。トニーとエイドリアンの、ベロニカをめぐる三角関係、そして物語を彩る英国の注目株2人の演技にも注目だ。『ベロニカとの記憶』は2018年1月20日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月10日アラサー女子たちが憧れるハリウッド女優といえば、『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』でオシャレなキャリアウーマンを演じたアン・ハサウェイですが、主演・製作総指揮を務めた最新作では美しくて洗練されたイメージを一変!なんと、「職ナシ・家ナシ・彼氏ナシ」の三拍子そろったダメウーマンを演じて話題となっています。そんな注目作とは……。各国で衝撃を与えている異色作『シンクロナイズドモンスター』!【映画、ときどき私】 vol. 122憧れのニューヨークでライターとして働いていたグロリアだったが、会社にリストラされて以来、職探しもせずに毎日酒浸りの生活を送っていた。そして、ついに同棲中の彼氏にも見放され、家を追い出されてしまうことに。すべてを失ったグロリアは生まれ故郷の小さな田舎町へと向かい、幼なじみの営むバーで働くこととなる。そんなある日、韓国に巨大な怪獣が出現したという驚愕のニュースが駆け巡る!世界中の人々が騒然とするなか、グロリアだけはある異変に気がついてしまう。それは、なんと自分と怪獣がシンクロして同じ動きをしているということだった。その事実に舞い上がるグロリアだったが、そこへ “新たな敵” が立ちはだかることになる。グロリアに託された世界の運命が迎える結末とは……?アン・ハサウェイが酔っ払いの負け組女子を演じ、しかもそれが怪獣とシンクロしてしまうという見たこともない驚きのストーリー展開となっていますが、今回は本作に並々ならぬ情熱を注いでいる方に見どころを聞いてきました。それは……。スペインが生んだ鬼才ナチョ・ビガロンド監督!この作品は、なんと監督が人生でも最も好きな映画作家の1人である松本人志の監督作『大日本人』を観たことがきっかけで生まれたそうですが、そこからどのようにして構想を膨らませていったのか、本作に込められた思いについても語ってもらいました。今回の独創的な発想はどのようにして生まれたのですか?監督まずは「怪獣モノを作りたい」というのがあって、そのあとに「距離」というコンセプトを掘り下げたいと思ったんだ。それはなぜかというと、僕らは何か事件が起きたりするとそれをテレビや報道で見ることが多く、自分自身は経験していないんだけど、それを知ったり追ったりすることができるよね。だから、そこで感じる距離というものが鍵となる映画を作りたかったんだ。では、女性を怪獣とシンクロさせようと思った理由は?監督物語を構築しているときに、この主人公は女性だということに気がついたんだ。ということは、戦う相手は男性で、現代の大きなトピックであるDVに関わるものになるべきだと感じたんだよ。通常、DVというと恋愛や結婚という関係性で起きることが多いんだけど、今回の主人公たちのように、ただの友情関係でも相手を傷つけるようなこともあるわけだし、そういうことも掘り下げたかったんだ。ただ、怪獣モノでありながら、シリアスでダークな要素も合わせた作品を作るということは、怖い気持ちも正直あったけど、自分が怖いと思うものが実は一番おもしろかったりもするから、そのアイディアに気がついてからは「これは作らなきゃ!」という思いだったよ。今回は、単なる怪獣映画ではなく、アルコール依存症など社会的な問題も描いていますがその意図は?監督もともと怪獣映画が大好きで、無条件といえるほどの愛情を持っているんだけど、自分で怪獣モノを作ろうと思ったときに、2つの理由からみなさんが予想しているものとは違うものを作りたいなと思ったんだ。まず1つ目は、まさに映画作りの醍醐味だと思うけど、いままでのやり方を取り除いて新しい視点で描いていくこと。そしてもう1つは、「どういう要素を取り込めば自分なりの怪獣モノを作れるか」と考えていたらこういう物語になったということなんだ。なぜなら、僕はビッグネームの監督ではないから、予算が集まるわけではないし、壮大なスケールの怪獣映画を作るのは無理だと最初からわかっていたからね。この作品にはご自分の経験も反映させているそうですが、どのあたりにその要素を入れましたか?監督いまはマドリードに住んでいるけれど、僕が生まれた北スペインの小さな町とグロリアが戻る町が酷似していたし、4~5年くらい前に脚本を書いているときの自分の状況とグロリアの状況はすごく近いものがあったんだよ。そして、僕の周りにも夢が叶わなくて自分の出身地に戻る友達がけっこう増えているなか、もし自分も人生で失敗してしまったら、小さな町に戻らなければいけないじゃないかというすごい強い恐怖心があったし、それによって気分が落ち込むことも多かったんだ。自分の生まれたところに戻るというのはロマンチックな感じもするけれど、僕にとってはどちらかというと怖いことでもあったから、そのことを含めてグロリアというキャラクターに自分自身をすごく反映させているんだよ。ちなみに、もし監督が何かとシンクロできるとしたらどうしたいですか?監督興味深い質問で簡単には答えられないなぁ。でも、シンクロできるとしたら歌手のテイラー・スウィフトかな(笑)。なぜかというと、ライブパフォーマンスをしているときの彼女の気持ちを体験したいからと、彼女を通して自分の構想しているくだらない映画を実現して世に出すことができるからね。それって最高じゃないかな(笑)。最後に、この作品で注目して欲しいポイントがあれば教えてください!監督まずは、アンの演じ方とキャラクターの把握の仕方が素晴らしいので、ぜひそこは見てもらいたいね。あと、グロリアというのはある種被害者的な立場なんだけれど、自分をひどく傷つけられるようなことがあっても、そのたびにそれを少しずつ力に変えていって、決して自分を被害者扱いしないんだ。だから、同じような状況にある方々にとって、そこから何か得るものがあったらすごくうれしいなと思っているよ。人生には戦うべきときが誰にでもある!女子力ゼロのヒロインでも、どこか憎めないキュートさと内に秘めた強さを持つアン・ハサウェイ。その新たな魅力にますます好きになってしまう女子も多いはず。あなたの周りにもいる “怪獣” や人生の危機が目の前に立ちはだかっていると感じているなら、そんなものもアンと一緒にぶっ壊しちゃって!驚きの展開を見せる予告編はこちら!作品情報『シンクロナイズドモンスター』11月3日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー配給:アルバトロス・フィルム©2016 COLOSSAL MOVIE PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年11月02日Amazonビデオにて、日本未公開の映画をいち早く先行独占公開する新たなサービス「Amazonビデオ ミニシアター」が本日10月4日(水)よりスタート。第1弾作品は、英国の新星ジョー・アルウィンが主演を務め、ヴィン・ディーゼルやクリステン・スチュワートら豪華キャストが出演するアン・リー監督作『ビリー・リンの永遠の一日』となった。「Amazonビデオ ミニシアター」では、Amazonの利用者が日本初公開の映画をオンデマンドでレンタルして、いち早く楽しむことができる。これにより、上映劇場が限られてきたミニシアター系の良質な映画を、期間限定ながら日本中どこででもAmazonビデオで楽しめることになる。なお、先行独占配信期間は各作品につき約1か月間の予定という。Amazonビデオ事業部門本部長のウェイド・ワカシゲ氏は、「海外で多数受賞した映画でも、日本ではなかなか劇場公開されなかったり、海外劇場公開後からDVD発売やオンデマンド配信開始まで、最長1年以上かかることもあります。特に映画ファンのみなさまには『Amazonビデオ ミニシアター』を通して、できるだけ早いタイミングで日本初公開の映画をご覧いただき、また、視聴できる映画作品数も増やしていくことで、Amazonビデオのサービスをより楽しんでいただけると思います」とコメント。また、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントホームエンタテインメント営業統括本部バイスプレジデントの曽我謙介氏も、「このたび、Amazonと一緒にソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPEJ)の日本初上陸作品を提供させていただけることを大変喜ばしく思います」と語り、「コンテンツの趣味嗜好や消費方法が多様化していく中、好きな時に好きな場所で日本初上陸の作品をお楽しみいただける本サービスは非常に魅力的なものであると考えています。今回はお客様からの問い合わせが非常に多かった作品群をご用意させていただきました」とアピールした。■初回公開作品はソニー・ピクチャーズ提供の『ビリー・リンの永遠の一日』『ブロークバック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で2度のアカデミー賞監督賞に輝く名匠アン・リー監督作で、19歳で“イラク戦争の英雄”になった青年ビリーの戦争体験と、心の葛藤を描くヒューマンドラマ。戦場での姿がメディアに取り上げられ、一夜にして“英雄”になったビリーがアメリカに一時帰国、凱旋ツアーに駆り出されていく。その中で感じる違和感や、フラッシュバックする戦場での出来事を通して、9・11以降のアメリカ社会のあり方、戦争とは何かを問う。主演を務めるジョー・アルウィンは、テイラー・スウィフトの“イマ彼”といわれ、ビッグネームが名を連ねる新作が数々控える期待の新星。そのほか、主人公ビリーが尊敬する部隊の上司役にヴィン・ディーゼル、弟想いの姉役にはクリステン・スチュワートほか、ギャレット・ヘドランド、クリス・タッカーなど盤石の共演陣が脇を固める。今後も続々とバラエティ豊富なラインナップを追加していく予定という。『ビリー・リンの永遠の一日』は10月4日より10月31日までAmazonビデオ ミニシアターにて先行独占配信。<今後のラインナップは以下のとおり>『ホーンテッド・メモリーズ戦慄ノ館』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)11月1日~11月28日独占配信予定『バンド・エイド』(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)11月29日~12月26日独占配信予定『Man From Reno』(原題)(マイシアターD.D.)12月27日~2018年1月23日独占配信予定※本リリース掲載作品のレンタル鑑賞価格は1400円。今後の配信作品の価格は変動する可能性あり。(text:cinemacafe.net)
2017年10月04日ドミニクアンセルベーカリー表参道に、シンガポールの名物カニ料理「チリクラブ」からインスピレーションを得た”カニ型”チョコレートスイーツ「ドミニク・アンセル×キャンドルナッツ『シンガポール クラブ デザート』が登場。2017年8月25日(金)から9月10日(日)まで限定発売される。”カニ”の形をしたユニークなチョコレートは、部位によって味わいと食感が異なる。さらに爪の中は、カニの身に見立てたマンゴームース、カニの下には卵を表現したマンゴータピオカを敷きつめられていて、食べ進めるほどに異なる味わいが楽しめる。また「シンガポール クラブ デザート」最大の特徴となるのは、甲羅の中に詰まったココナッツパンナコッタパンダンゼリー。シンガポールのゼリー”パンダンゼリー”とココナッツパンナコッタをそれぞれの食感、味を活かした形でバランスよく融合させた。このユニークなチョコレート「シンガポール クラブ デザート」は、ドミニクアンセルベーカリー表参道を立ち上げ、2017年4月には世界の最優秀パティシエ賞を史上最年少で受賞したドミニク・アンセルと、ミシュラン1つ星を獲得したレストラン「キャンドルナッツ」のオーナーシェフ マルコム・リーとのコラボレーションによって生まれたもの。シンガポール政府観光局が主催するイベント「シンガポール:インサイド・アウト」の一環として発売される。【アイテム詳細】「ドミニク・アンセル×キャンドルナッツ『シンガポール クラブ デザート』2,400円+税発売期間:2017年8月25日(金)~9月10日(日)取扱店舗:ドミニクアンセルベーカリー オモテサンドウ住所:東京都渋谷区神宮前5-7-14※なくなり次第終了。
2017年08月25日8月11日より公開され、早くも話題沸騰中の『スパイダーマン:ホームカミング』。10代にしてヒーローになったピーター・パーカーの成長物語という側面は、2002年に始まった『スパイダーマン』シリーズから受け継がれている。突然得たスーパーパワーに舞い上がりながら、次第に責任感も身につけていく。そんな歩みを演じた歴代2人の主演俳優のその後の活躍を見れば、『スパイダーマン』シリーズ主演=名優への登竜門という公式が見えてくる。トビー・マグワイア/『スパイダーマン』2002年の『スパイダーマン』でピーターを演じたのはトビー・マグワイア。大作への主演が続く親友レオナルド・ディカプリオに対して、『サイダーハウス・ルール』(’99)やアン・リー監督作(『アイス・ストーム』『楽園をください』)など、インディーズ系の作品で活躍する演技派という印象だった。それだけに、アクション演技もほとんど経験のなかった彼が鍛え上げて変身した姿のインパクトは大きく、北米公開1周目に興収1億ドルという史上初の快挙を達成。高まった期待に応えてみせた。ピーターは高校生だが、2002年の時点でトビーはすでに27歳。かなりの年齢ギャップだが、もともと童顔でもあり、演技力と合わせ技でこれも難なくクリア。さらに彼はシリーズ主演を続けながら、ジョージ・クルーニー監督作『さらば、ベルリン』(’06)などドラマ作品にも出演、主演作『シービスケット』(’03)では製作総指揮も兼任した。『スパイダーマン3』(’07)を以ってシリーズを卒業後、09年の主演作『マイ・ブラザー』でゴールデングローブ賞ドラマ部門主演男優賞候補に。2014年の主演作『完全なるチェックメイト』然り、スーパーヒーロー役を経験した上で、自らの本分はキャラクターの内面を深く掘り下げる心理描写だと確信したようだ。最近では『スパイダーマン』出演時から始めた映画製作業の方に熱心で、出演作を厳選しすぎなのがファンとしては少々寂しいところ。アンドリュー・ガーフィールド/『アメイジング・スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』(’12)『アメイジング・スパイダーマン2』(’14)で後継者となったアンドリュー・ガーフィールドがピーター役に挑戦したのは、トビーよりさらに年上の29歳のとき。彼もまた『大いなる陰謀』(’07)やゴールデングローブ賞助演男優賞候補になった『ソーシャル・ネットワーク』(’10)、『わたしを離さないで』(’10)などドラマ作で注目された若手だった。スパイダーマンを演じた2年間、映画出演は同シリーズに集中したが、ブロードウェイで舞台「セールスマンの死」に出演、俳優として幅広いチャレンジに貪欲な姿勢を見せた。演じる役に対する桁外れの献身でも定評がある。スパイダーマン卒業後の主演作2本『沈黙-サイレンス-』(’16)『ハクソー・リッジ』(’16)はともに重厚なテーマの大作。前者では長期にわたる撮影で役にのめり込みすぎてしまったのか、婚約のうわさもあったエマ・ストーンと破局してしまった…。太平洋戦争の沖縄戦で銃を持たず人命救助に徹した衛生兵を演じた後者では、第89回アカデミー主演男優賞候補に選ばれた。トム・ホランド/『スパイダーマン:ホームカミング』そして三代目となるトムは21歳。彼が演じるピーターは、過去2シリーズの悩める少年像に比べると格段にポップ。作品が「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの1作であることからも、いままでとは違うキャラクターが要求されるが、それに応えるのに必須なのは何をおいても演技力。実年齢が近いことに加えて、先輩2人に勝るとも劣らないキャリアがトムの強みだ。12歳でミュージカル「ビリー・エリオット」主演に抜擢され、映画『インポッシブル』(’12)などに出演。『借りぐらしのアリエッティ』(’11)イギリス版の翔役や、トム・ハーディ主演の『オン・ザ・ハイウェイその夜、86分』など、10代にして声だけの演技でも実績あり。今後も『アベンジャーズ』シリーズのみならず、ベネディクト・カンバーバッチと共演の『The Current War』(原題)など多彩な出演作が待機している。ところで、トビーもアンドリューも、ピーターのガールフレンドを演じた女優たち(キルステン・ダンスト、エマ・ストーン)と交際に発展した過去がある。トムもミシェル役のゼンデイヤと休暇を一緒に過ごしたなどと一部で報じられたが、ゼンデイヤは「もう何年も休暇なんて取ってない」とツイートし、トムが「プレス・ツアーもカウントしてるのかな?」と舌を出した絵文字付きでリプライ。ミレニアル世代のピーター・パーカー役者は、どうやら先輩たちと違って公私はきっちり分ける派らしい。すでにキャラクター像が成立しているアイコニックなヒーローを演じるプレッシャーは計り知れないが、強烈なアンチへの対応も含めて、スパイダーマンという役との出会いは、いい演技を見せるだけでは許してもらえない映画スターとしての覚悟を学ぶ機会にもなるだろう。実力派の若手俳優に大作主演を経験させ、押しも押されぬスターに育て上げるばかりか、スーパーヒーローのイメージに縛りつけず、さらに飛躍させる。そんな役割が“ピーター・パーカー/スパイダーマン”という役にはあるのだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月15日昨年9月、わずか交際期間3か月でトム・ヒドルストンと破局したテイラー・スウィフトが、密かに新恋人と愛を育んでいたようだ。そのお相手とは、昨年アン・リー監督の『Billy Lynn’s Long Halftime Walk』(原題)の主演に抜擢された、イギリス出身の新人俳優ジョー・アルウィン。関係者が「The Sun」紙に語ったところによると、「テイラーとジョーは、交際して数か月になります。かなりシリアスな関係ですよ。しかし、(交際を公にしたことで)トムとの間に起こったことを考え、2人は付き合っていることを内緒にしておこうとしていたんです」とのこと。テイラーはジョーとロンドンで会うため、ノース・ロンドンに家を借りるほどの本気ぶり。いままで交際を隠し通せたのは、「ジョーに会うときはプライベートジェットで渡英し、テイラーのセキュリティースタッフが“軍隊のミッション”ごとく、彼女を誰からも見られないように工夫していたからだ」という。また、テイラー自身もウィッグをかぶるなどして、テイラー・スウィフトであることをうまく隠しながら、ジョーとのデートを楽しんでいたそうだ。現在26歳のジョーは、昨年の映画デビュー以来、名の知れた俳優たちとの共演作2本に出演が決定。テイラーとの交際でさらに知名度も高まるだろう。(Hiromi Kaku)
2017年05月17日2008年1月に亡くなったヒース・レジャーをテーマとしたドキュメンタリー映画「I Am Heath Ledger」(原題)が完成した。ヒースの一番上の姉ケイトさんが、オーストラリアのテレビ番組「The Project」から取材を受け、この映画に対する心境を語っている。映画には、主にヒースが撮った自分の映像が使われており、「ヒースはものすごくプライベート主義な子だったから、ほとんどの映像が見たことのないものばかりで、とても感情が揺さぶられました」とのこと。「初めて見たときは、ずっと叫んだり泣いたり…。精神が浄化されるような経験でしたね。特に、私たち家族にとっては」。ケイトさんを含むヒースの家族は、ヒースをよく知るナオミ・ワッツ、エミール・ハーシュ、アン・リー監督らと共に映画の中でもインタビューを受けているそうだ。映画の仕上がりには「満足している」とし、監督のエイドリアン・ブイテンホイスとデリク・マレーに感謝の意を伝えた。先月トライベッカ映画祭で初上映された「I Am Heath Ledger」は、今月17日(現地時間)にアメリカの「Spike TV」局で放送予定。(Hiromi Kaku)
2017年05月12日シュウ ウエムラ(shu uemura)から、アクセサリー・ジュエリーブランド「アンブッシュ(AMBUSH)」とコラボレーションした「AMBUSH for シュウ ウエムラ コレクション」が登場。デザイナーYOONとVERBALからなる「アンブッシュ」がシュウ ウエムラへ贈るのは、ジュエリーのように輝くゴールドのパッケージ。シュウ ウエムラの人気アイテムが、煌びやかなデザインとなって全22アイテム限定登場する。ベルベットのようななめらかさと乾燥しにくさを追求したマット リップ「ルージュ アンリミテッドシュプリーム マット」からは、ナチュラルなリップも、視線を集める大胆な唇も叶える2色の限定色がラインナップ。発色と色持ちにすぐれ、チークカラー・フェイスカラーとして使用できる「グローオン」からは、小顔効果を生み出す”コントアリング”向けのブラウンが、まぶたの上でなめらかに伸び広がる「プレスド アイシャドー」からは東京にインスピレーションを得た、4つの限定色が展開される。これら「グローオン」「プレスド アイシャドー」を収納できる、限定カスタム パレットは必見。ゴールドパッケージの上に「AMBUSH shu uemura」のロゴを中央に配した、スタイリッシュな仕上がりだ。そのほか、人気のクレンジング オイルや乾燥を防いでくれるリップ バームなどが店頭に並ぶ。【アイテム詳細】AMBUSH for シュウ ウエムラ コレクション発売日:2017年4月26日(水)<限定発売>■アイテム例・アイ フォイル AMB ドリームキャッチャーズ 限定1色 3,000円+税・AMB スクオッド(カスタム パレット IV) 1,200円+税・プレスド アイシャドー(レフィル) 限定4色 各2,000円+税・グローオン AMBUSHED(レフィル) 限定1色 2,500円+税・アイブロー マニキュア 限定2色 各3,000円+税・ルージュ アンリミテッド シアー シャイン 限定2色 各3,200円+税・ルージュ アンリミテッド シュプリーム マット 限定2色 各3,200円+税【問い合わせ先】シュウ ウエムラTEL:03-6911-8560
2017年05月12日とても1,600円には見えない(写真:Everett Collection/アフロ) 米国時間17日、アン・ハサウェイが朝のトーク番組「Good Morning America」に出演した。この時彼女が着ていたのは黒地に色とりどりの花が描かれた春らしいシフォンドレス。一体どこの高級ブランドの新作かと思いきや、驚きのお値打ち品だった。 ハサウェイはこのドレスを蚤の市で見つけたという。値段はなんと15ドル(約1,630円)。「選んだ洋服はなるべく長く着たいと思っているから、可能な限りヴィンテージものを買うようにしているの」と、番組で自身のファッション観について語った。 4月7日にはハサウェイが主演するSFコメディ『Colossal』が公開された。突如地球に現れ、街を破壊し始める謎の巨大モンスターが、なぜかハサウェイ演じる飲んだくれの売れないライター、グロリアの動きにシンクロしている……という設定。なぜ彼女と怪物の精神がリンクしてしまったのか。16日時点での国内累計興行収入は61万6,344ドルという大コケ状態だけに、日本での公開は期待できないかもしれない。
2017年04月18日モデルでタレントの中村アンが3日、都内で行われた「2017年度 サマンサタバサグループ入社式」にサプライズで登場した。若い女性向けのバッグや小物、ジュエリーなどのブランドを展開しているサマンサタバサグループの入社式に、ミューズを務める中村アンがVTRで登場。224人の新入社員がいる前で「皆さんこんにちは。今日はご入社おめでとうございます。これから社会人として不安がいっぱいあると思いますが、頑張ってください」と中村のVTRが流された後に、サプライズで会場の後方から中村が登場すると、新入社員から大きな歓声が巻き起こり、「初めてのサプライズだったので緊張しました」と笑顔を見せた。入社式では、新入社員の質問を中村が答えるというコーナーもあり、「社会人の女性としてやっておくべきことは?」という質問に「相手に思いやりをもって接すること。それとあいさつや礼儀は学生よりもちゃんと身に付けた方がいいと思います」と回答。最後に「私は大学を卒業してからこの仕事をするようになりましたが、皆さんと同じぐらい不安と期待があったと思い出しますし、皆さんの顔を見たら懐かしいなと思いました」とデビュー当時を振り返りながら「自分がどうしたいか分からないことが沢山あると思いますが、とりあえず目の前のことを頑張って、毎日楽しく元気に、そしてちょっと前のめりにチャレンジして欲しいと思います」とエールを送り、退場の際は新入社員と握手をして会場を後にした。
2017年04月03日シェイク シャック(Shake Shack)から、「ドミニクアンセルベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)」とコラボレーションしたデザート「バースデーケーキコンクリート」が登場。2017年4月15日(土)、16日(日)の2日間限定で、シェイク シャック アトレ恵比寿店にて販売される。シェイク シャックの人気デザート「コンクリート」は、濃厚なフローズンカスタードと厳選したトッピングを高速でミックスしたアイス。今回アトレ恵比寿店のオープン1周年を記念し、「ドミニクアンセルベーカリー」とコラボレーションしたオリジナルのトッピングを提供する。「バースデーケーキコンクリート」は、世界の店舗でも恵比寿でしか食べれないスペシャルな1品だ。「バースデーケーキコンクリート」では、ドミニクアンセルベーカリーが焼き上げたブルーベリーマフィンを特別にトッピングする。ブルーベリーが甘酸っぱいふかふかのマフィンに、冷たくてクリーミィなフローズンカスタードがトロリと絡み合う。さらに、アクセントとしてバターやレモンを合わせたリッチなスプレッド「レモンカード」を忍ばせ、春らしい爽やかな風味に仕上げた。【詳細】バースデーケーキコンクリート販売期間:2017年4月15日(土)、16日(日)販売店舗:シェイク シャック アトレ恵比寿店住所:東京都渋谷区恵比寿南 1-6-1 アトレ恵比寿西館 1F価格:スモール 480円 / レギュラー 650円【問い合わせ先】TEL:03-5475-8546
2017年04月01日本年度アカデミー賞作品賞を獲得し、異例の1か月“前倒し”の拡大公開が決定した『ムーンライト』。マイアミの貧困地区を舞台に、少年の成長と愛を3つの時代構成で追った本作が、“21世紀の5大ロマンス映画”に選ばれたことが分かった。名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。母親はドラッグに溺れている。そんなシャロン少年にとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友だちだった。高校生になっても何も変わらない日常の中、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れる。やがて、成人した2人は再会を果たすが…。第74回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)受賞、第89回アカデミー賞では8部門にノミネートされ、作品賞・脚色賞・助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を獲得した本作。“オスカー前哨戦”では、最も多くの作品賞を受賞していた(329部門ノミネート・158部門受賞)。さらに、89年のアカデミー賞の歴史の中で、LGBTQをテーマにした作品として初めて作品賞を獲得、まさに「映画史を変えた作品」となった。LGBTQとは、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)に加え、クィアまたはクエスチョニング(Q:性同一性や性的志向がはっきりしない、確信が持てない)を含めた人たちのこと。自分の居場所を探し求める黒人少年の成長を、色彩豊かで革新的な映像美と心情に迫る音楽で綴った本作は、貧困やネグレクト、いじめ、ドラッグなどが描かれ、重めのドラマを連想しがちではあるものの、実は主人公シャロンのピュアすぎる恋心が綴られた切ないラブストーリーだ。過去の“恋人的”な同性の旧友と再会するまでの20年間を、3つの時代構成で描いた物語は、米・映画サイト「THE PLAYLIST」が選ぶ「21世紀のロマンス映画」でも、『エターナル・サンシャイン』『花様年華』『キャロル』『ビフォア・サンセット』に次ぐラブストーリーとして5位にランクイン。観たあとも、ずっと頭や心から離れない余韻を残す作品、むしろ時間が経つにつれて印象が色濃くなってくる作品として高く評価されている。これまで、LGBTQをテーマにした作品としては『めぐりあう時間たち』(’02)、『ブロークバック・マウンテン』(’05)、『ミルク』(’08)、『キッズ・オールライト』(’10)、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(‘14)など、アカデミー賞作品賞にノミネートされながら受賞できなかった作品は数多い。例えば、『ブロークバック・マウンテン』は第78回において作品賞を含む最多8部門にノミネートされたが、アン・リーの監督賞ほか、脚色賞、作曲賞の3部門受賞にとどまり、ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラがそれぞれ第88回主演・助演女優賞にノミネートされた『キャロル』は作品賞にノミネートさえされなかった。こうした経緯を鑑みると、本作はまさに映画史、アカデミー賞の歴史を塗り替えた記念碑的作品といえる。この春に上陸する、最も切なく、最も純粋な愛の物語を楽しみしていて。『ムーンライト』は3月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 A24 Distribution, LLC
2017年03月13日女優のアン・ハサウェイが、間もなく1歳を迎える息子の写真を初公開。8日の国際女性デーに国連本部でスピーチをしていたアンは、その様子をノートパソコンで見ているジョナサン・ローズ・バンクス・シュルマン君の写真をインスタグラムに投稿した。そのスピーチでアンは、女性たちは子供を持ちたいと願うことで「経済的に罰せられている」と育休制度の重要さを訴えた。アンはアメリカでは12週間の無給の育児休暇の制度しかないため、裕福でない人たちは生活に苦しんでいると指摘した。「なぜか私たちアメリカ人の親は3カ月の無給期間を経て通常業務に復帰することを期待されています」「妊娠中にはさらにもう1人分の食事が必要になることと、アメリカとはほとんどの国民がその月々の収入で生計を立てている国であることを考えてみても、どうやったら12週間の無給休暇で経済が成り立つのでしょうか? ほとんどの人にとって成り立たないというのが実情なのです」そしてアンは自身の幼少期も振り返り、母が子供のためにキャリアを捨てなければいけない必要があったために父親の仕事が唯一の収入源となり、そのために多忙な父親とは十分な時間を過ごすことができなかったと語った。「私の母はキャリアを取るか3人の子供の育児を取るかの選択を迫られました。両方を続けられる体制がなかったので主婦になるしかなかったのです」「女性が家と家族の面倒を見るという考え方と習慣は今でも根強く残っていますが、これは女性に対する偏見というだけでなく、男性の家族と社会における参加とつながりも制限しているのです」「今日ここにいる人たちのどれだけが幼少時代に十分なほど父親の姿を見ましたか?」「ここにいる子供を持つ父親の皆さんは、どれだけ子供たちに会えていますか? 成長を遂げたいのなら、私たちは互いに支え合う必要があるのです」(C)BANG Media International
2017年03月13日台湾が生んだ名匠エドワード・ヤン監督の没後10年、生誕70年の節目に、25年ぶりに4Kデジタルリマスターで蘇る伝説の傑作『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。主演を務めるのは、ヤン監督に見出されて本作で俳優デビューし、現在も『グランド・マスター』や、ベルリンで絶賛を受けたSABU監督作『Mr.Long/ミスター・ロン』をはじめ国際的に活躍するチャン・チェン。実は本作には、現在も映画界の第一線で活躍する俳優や監督が多数出演している。ヤン監督が実際に起きた事件から着想を得た本作は、1960年代の台北を舞台に、少年少女の青春のきらめきや残酷さとともに、当時の社会の姿や“時代のうねり”を鮮烈な映像と秀逸な脚本で映し出し、BBCが1995年に選んだ「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選出されるなど、映画史上に燦然と輝く傑作として知られている。これまで世界中のクリエイターや多くの映画ファンたちにも熱狂的に支持されていきたが、今回、25年ぶりに4Kレストア・デジタルリマスター化、3時間56分版で劇場公開が実現。これまでDVD化されず、伝説化されてきた本作には、マーティン・スコセッシをはじめ、『怒り』の李相日監督、『ジムノペディに乱れる』の行定勲監督、『溺れるナイフ』の山戸結希監督、俳優の永瀬正敏、加瀬亮、イッセー尾形などからも熱い応援コメントが寄せられている。そんな本作の主演を務めたのは、いまや国際的に活躍するスター、チャン・チェン。エドワード・ヤン監督は「映画業界に大規模に新しい血を入れなくては!」という強い想いから、本作では現場経験のほとんどない俳優やスタッフを積極的に登用し、1年を超える長いリハーサルを敢行して作品を完成させた。熱い情熱あふれる監督に見出され、本作でデビューを飾っていった俳優やスタッフたちは、現在もなお映画界を牽引する存在として活躍を続け、エドワード・ヤンの魂を受け継いでいる。■チャン・チェン(主人公シャオスー役)アジアを代表する大スターに!それまで演技経験はほぼなかったが、ヤン監督に見出され主演に抜擢、1991年の本作でデビューを飾った。続く、ヤン監督の『カップルズ』、ウォン・カーウァイ監督の『ブエノスアイレス』などに出演。兵役からの復帰後は、アン・リー監督のオスカー受賞作『グリーン・デスティニー』、ジョン・ウー監督の大ヒット作『レッド・クリフPartI & Part II』、カーウァイ監督『グランド・マスター』、妻夫木聡も参加したホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』などに出演。アジアを代表する監督たちから、絶大な信頼を寄せられる俳優となった。また、2014年には短編作で自身も監督デビュー。SABU監督最新作『Mr.Long/ミスター・ロン』(秋以降公開予定)にて主演を務め、本年度ベルリン国際映画祭コンペティション部門へも出品されるなど、その活躍はワールドワイドに。本作の日本での再上映を祝福し、来日も決定している。■チアン・ショウチョン(チャンチョン役)永作博美の主演作を監督!本作で女優デビューした彼女は、いまや台湾を代表する監督のひとり。本作の後、ヤン監督の作品に脚本や助監督として参加。ホウ・シャオシェン監督の助監督を経て、オムニバス『三方通話』(’02)の一篇で監督デビューを果たす。その後の短編『跳格子』は台湾「金馬奨最優秀短編賞受賞」をはじめ数々の賞に輝き、ドキュメンタリー映画『風に吹かれて-キャメラマン李屏賓の肖像』も評価された彼女は、2015年、永作さんや佐々木希らが出演した『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』で監督を務め、日本でも話題に。“エドワード・ヤンの後継者”とも呼ばれている。■クー・ユールン(フェイジー役)若き実力派俳優へと成長!映画監督の父、クー・イーチェンの影響もあり幼少期から映画の現場に親しんできたクー・ユールン。ホウ・シャオシェン監督『恋恋風塵』(’86)に出演後、本作でも印象に残る演技をみせる。以降、ヤン監督の作品へは『カップルズ』『ヤンヤン 夏の思い出』と出演し、監督に才能を引き出され演技の幅を広げていく。その後、アン・リー監督『ラスト、コーション』やア―ヴィン・チェン監督『台北の朝、僕は恋をする』など名匠から若手まで幅広い監督とタッグを組む。その後、『シチリアの恋』に抜擢されたリン・ユゥシェン監督作や、女優シルヴィア・チャンが監督を務めた『念念』などにも出演し、数多くの映画賞で高い評価を受けている。そのほか、作り手に転身した者も数多いという本作。出演者の人生までも大きく変えてしまうほど、エネルギーに満ちあふれた作品は、25年経ったいまでも色あせることのない情熱を放っている。『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』は3月11日(土)より角川シネマ有楽町にて、3月18日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月11日モデルで女優の中村アン(29)が7日、自身のブログで幼少期の写真を公開し、「かわいすぎる」「エンジェル」と反響を呼んでいる。中村は「2017」というタイトルで更新し、「あけましておめでとうございます」とあいさつ。「久しぶりに 家族で過ごしたりお正月を満喫今年は 4日から仕事はじめで 食べすぎたりなど 気を抜かずに済んだ気もします。笑」と正月を振り返り、「今年もよろしくお願いします」と呼びかけた。ブログの最後には、初詣に出かけた様子やお雑煮などお正月らしい写真を公開するとともに、自身の幼少期の写真を公開。大きなぬいぐるみを両手で持ち、その横からひょこっとかわいらしい笑顔を見せている。この幼少期の写真に、ファンからは「ちっちゃいアンさま、かわいすぎます」「癒されました」「ちびアンちゃんかわいすぎる!!エンジェルですね!!」「かわゆい」などと絶賛の声が寄せられている。
2017年01月09日2017年公開の映画から、注目の洋画作品を一挙紹介。日本で話題のものから、すでに公開されている国で話題になっているもの、アカデミー賞受賞作など盛りだくさんなので、年明けのお出かけプランの参考にしてほしい。話題作映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ待望の5作目。海賊船ブラック・パール号の船長にして、決して北を指さないコンパスを持つ伝説の海賊ジャック・スパロウはもちろんジョニー・デップ、そしていつもペットの猿を肩に連れた海賊ヘクター・バルボッサは、引き続きとジェフリー・ラッシュが演じる。公開日:2017年7月1日(土)詳細はこちら>>映画『メッセージ』映画『メッセージ』は、映像化不可能と言われていたアメリカ人作家テッド・チャンによる短編小説「あなたの人生の物語」を映像化したもの。突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。その内部にいる謎の知的生命体と意志の疎通をはかるため軍に雇われた言語学者・ルイーズを主人公に、“彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくSFドラマとなっている。公開時期:2017年詳細はこちら>>映画『ダンケルク』『ダークナイト』3部作や『インセプション』、『インターステラー』などで知られるクリストファー・ノーラン監督の最新作、映画『ダンケルク』。1940年、ドイツ軍に侵攻されたフランス北部の都市ダンケルクから、軍の船や民間船まであらゆる手段を動員して、イギリス軍とフランス軍の兵士約30万人を救出した「ダンケルクの戦い」を映像化したスペクタクル・サスペンスだ。公開日:2017年詳細はこちら>>映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』人気作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の第2作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2』。ピーターの出生の秘密や新キャラクターの登場など、気になる要素が満載で、かつての敵対者は新たな同盟者に、コミックスのファンにはなじみのあるキャラクターがガーディアンズのために集合する。※日本の公開時期は未定。詳細はこちら>>映画『ブレードランナー 2049』リドリー・スコット監督映画『ブレードランナー』の続編の映画化が、34年の歳月を経て遂に実現した『ブレードランナー 2049』。続編の舞台は、1982年公開のオリジナル作品から数十年後の世界で、リドリー・スコットは製作総指揮、ハリソン・フォードが前作の主人公リック・デッカード役を再び演じている。日本公開:2017年11月詳細はこちら>>映画『攻殻機動隊』ハリウッド版実写映画『攻殻機動隊』は、スカーレット・ヨハンソンが草薙素子、北野武が荒巻大輔を演じている。発表された登場人物の中にクゼ ヒデオの名前がある事から、TVアニメシリーズ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」が題材となる可能性が高まっている。公開時期:2017年3月31日(金)詳細はこちら>>映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』世界中で大ヒットを記録している「ワイルド・スピード」シリーズの最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』。ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムといったシリーズお馴染みキャストの再集結に加え、アカデミー賞主演女優賞を獲得しているシャーリーズ・セロンなどの出演も決定している。メガホンを取るのは、『交渉人』『ミニミニ大作戦』『ストレイト・アウタ・コンプトン』などで知られるF・ゲイリー・グレイだ。公開日:2017年4月28日(金)詳細はこちら>>映画『スパイダーマン:ホームカミング』スパイダーマンシリーズの最新作、映画『スパイダーマン:ホームカミング』は、アイアンマンと夢の競演を果たすことで注目が集まる作品。15歳の少年ピーターが本作のスパイダーマンなのだが、彼の真のヒーローへの道がどう切り開かれていくのかが注目される。日本公開:2017年8月11日(金・祝)詳細はこちら>>映画『美女と野獣』ディズニー・アニメーション『美女と野獣』の実写映画。アニメーション公開から25周年目という節目の年にエマ・ワトソンが主人公のベルを演じる。野獣役はダン・スティーヴンス、父親のモーリスをケヴィン・クライン、野獣の城のウェイターでろうそくのルミエール役にはユアン・マクレガーなど豪華なキャストも見所。これまでに幾度となく実写化されてきた「美女と野獣」だが、アニメーション映画史上初のアカデミー作品賞ノミネート、作曲賞と歌曲賞を受賞したものの実写化とあり、注目が集まる。公開日:2017年4月21日(金)詳細はこちら>>映画『エイリアン:コベナント』映画『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』の前日譚に当たる『エイリアン:コベナント』。原題に“Alien”の文字があることで、作品にエイリアンが登場する可能性も示唆されている。舞台は、『プロメテウス』から10年後の世界。コベナント号が未知の楽園と思われる惑星を発見するも、そこには暗く危険な世界が広がっていた。唯一見つかったのはプロメテウス号の調査チームの生存者、デイヴィットだけだった…というところからストーリーが展開されるそうだ。※日本の公開時期は未定。詳細はこちら>>ドラマ・ラブストーリー映画『たかが世界の終わり』若き天才、グザヴィエ・ドラン監督の最新映画『たかが世界の終わり』。12年間家を離れていた主人公ルイ(ギャスパー・ウリエル)が、自らの死を告げに家に帰った1日を舞台にした作品だ。家族の誰もがルイに対し大きな愛情を抱き、再会の日を楽しいものにしようとしているのだが、すれ違い、ぶつかってしまうそれぞれの思い。レア・セドゥやヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイと言った実力派が演じきる1日から一時も目が離せないだろう。公開日:2017年2月11日(土)詳細はこちら>>映画『はじまりへの旅』映画『はじまりへの旅』は、コメディのようなタッチでありながら、「普通とはなにか」、「自分らしさとはなにか」といった誰もが抱えている普遍的な問いを観るものに問いかける作品。カンヌ映画祭を始めとする数々の国際的な映画賞を受賞しており、日本に先行して公開されたアメリカでは、わずか4館での公開から口コミで評判が広がり、600館にまで拡大した話題作だ。公開日:2017年4月1日(日)詳細はこちら>>映画『ラ・ラ・ランド』アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、女優志望のミアとジャズピアニストのセバスチャンの恋模様を描いたミュージカル作品『ラ・ラ・ランド』。セバスチャン役には、日本でも人気の高いライアン・ゴズリング、そしてミア役には、アカデミー賞を始め数多くの賞にノミネートされた経歴のあるエマ・ストーンが抜擢された。公開日:2017年2月24日(金)詳細はこちら>>映画『夜に生きる』ベン・アフレック監督・脚本・主演を担当する映画『夜に生きる』。ボストンを舞台に禁酒法時代のギャングの生き様、破滅的な愛を描いていく。エル・ファニングや、モデルとしても活躍するシエナ・ミラーが出演する。公開日:2017年5月詳細はこちら>>映画『素晴らしきかな、人生』『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』のデヴィッド・フランケル監督最新作『素晴らしきかな、人生』。ウィル・スミスやケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンら、アカデミー賞受賞&ノミネート俳優が結集した。公開日:2017年2月25日(土)詳細はこちら>>映画『ジャッキー/ファーストレディ』映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は、2017年春に全国で公開される話題作。“ジャッキー”の愛称で親しまれ、今なお高い人気を誇るファーストレディ「ジャクリーン・ケネディ」をナタリー・ポートマンが外見だけでなく、話す英語のアクセントまで徹底的に再現して情感豊かに演じ切っている。公開時期:2017年春詳細はこちら>>映画『マリアンヌ』映画『マリアンヌ』は、ブラッド・ピット主演最新作。極秘諜報員とフランス人レジスタンスの男女にはばかる過酷な運命と究極の愛が試されるロマンチックスリラーだ。相手役には、数々の話題作に出演するマリオン・コティヤール。愛する2人を阻む社会的立場や、その間柄でも言えないような“秘密”など様々な要素の絡み合いが楽しめる作品となっている。公開日:2017年年2月10日(金)詳細はこちら>>映画「ビリー・リンの永遠の一日」巨匠アン・リー監督の最新作『ビリー・リンの永遠の一日』。19歳でイラク戦争の英雄となった、青年ビリーの戦争体験と心の葛藤を、美しい映像に乗せて描いた作品だ。ビリーが、英雄として取り上げられていく中で感じる葛藤や違和感。戦争が作り出した“ヒーロー”として彼の姿を通して、9・11以降のアメリカ社会のあり方、戦争とは何かを社会に問う感動の人間ドラマを描いている。公開日:2017年2月11日(土・祝)詳細はこちら>>映画『僕と世界の方程式』映画『僕と世界の方程式』は、2017年1月28日(土)に公開されるヒューマンドラマ。自閉症と診断された天才少年ネイサンが母親の深い愛情に支えられながら、数学の才能で自ら道を拓いていく姿を描く物語だ。主演は英国次世代スター、エイサ・バターフィールド。サリー・ホーキンス、エディ・マーサン、レイフ・スポールなどイギリス屈指の名優たちが脇を固めるキャスティングにも注目したい。公開日:2017年1月28日(土)詳細はこちら>>映画『天使にショパンの歌声を』小さなカナダの寄宿学校を舞台に物語が展開される『天使にショパンの歌声を』。劇中には、ショパンの「別れの曲」、リストの「愛の夢」など涙を誘うピアノの有名曲から、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタ曲、そして心洗われるヴィヴァルディの合唱曲「グローリア」まで数々の名曲が登場し物語を彩る。公開日:2017年1月14日(土)詳細はこちら>>SF・アクション映画『ジャスティス・リーグ』2017年冬に公開される映画『ジャスティス・リーグ』。スーパーマン亡き世界に台頭しつつある強大な敵に対抗するため、バットマンとワンダーウーマンが仲間たちを集めていくところからスタートする物語だ。ベン・アフレック(バットマン)、ガル・ガドット(ワンダーウーマン)、ジェイソン・モモア(アクアマン)と言ったお馴染みのキャストも楽しみの一つ。日本公開時期:2017年冬詳細はこちら>>映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』2017年夏、全国で公開される映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』。世界中で大ヒットしている「トランスフォーマー」シリーズの新3部作第1弾が本作だ。新キャストとして『羊たちの沈黙』でハンニバル・レクター博士を演じた大御所のアンソニー・ホプキンス、新ヒロインに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のローラ・ハドックが参加。そのほか、御馴染みのジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、スタンリー・トゥッチなどが再び出演する。公開:2017年夏詳細はこちら>>映画『グレートウォール』映画『グレートウォール』は、チャン・イーモウ監督の最新作。今や世界遺産となっている中国・万里の長城を舞台に、マット・デイモン演じる主人公ウィリアム・ガリンが中国の王朝と力を合わせ、“未知の怪物”との戦いを繰り広げる。公開日:2017年4月14日(金)詳細はこちら>>映画『Valerian(原題)』リュック・ベッソン(Luc Besson)監督の最新作『Valerian and the City of a Thousand Planets(原題)』は、フランスのSFコミック『Valerian and Laureline』を実写化した作品。舞台は28世紀で、700年後の宇宙空間やそこに棲む不思議な生き物たちが織り成す幻想的な世界は、リアルに再現されていながらも、現実を超えるほどの美しい光や色で、観るもの引き込む。※日本の公開時期は未定。詳細はこちら>>映画『ドクター・ストレンジ』マーベルが贈る異色の魔術師ヒーロー『ドクター・ストレンジ』。主人公のストレンジは、天才的な脳外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を失ってしまった男で、その傷を治す最後の手段として魔術師を頼る。すると手の感覚が戻るばかりかあらゆる“魔術”が使えるようになるのだが、医者という職業柄、人を傷つけることができず、大きな葛藤に悩まされる。公開日:2017年1月27日(金)詳細はこちら>>映画『ナイスガイズ!』映画『ナイスガイズ!』は、酒浸りの私立探偵マーチと腕っ節の強い示談屋ヒーリーの凸凹コンビに、マーチの娘・ホリーが加わった3人が事件解決に奔走するアクション・エンターテイメント。主演を務めるのは、オスカー俳優ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングで、彼ら以外にも、アンゴーリー・ライスやマット・ボマーら豪華キャストが集結する。公開日:2017年2月18日(土)詳細はこちら>>映画『アサシン クリード』全世界でシリーズ累計3,700万本以上を売り上げている同名の人気アクションゲームをベースにしたミステリーアクション映画『アサシン クリード』。ゲームの世界観はそのままに、新しいキャラクターとストーリーが描かれる実写作品となっている。主人公は、記憶をなくした死刑囚のカラム・リンチ。遺伝子操作によってDNAに眠る記憶を強制的に呼び覚まされた彼は、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシンであった祖先の記憶を追体験させられることになる。公開時期:2017年詳細はこちら>>サスペンス・ファンタジー映画『ザ・コンサルタント』ベン・アフレックが主演を務める『ザ・コンサルタント』。彼が演じるのは本作のアンチ・ヒーロー“クリスチャン・ウルフ”だ。会計士の仮面をかぶり、夜は裏社会の殺し屋として巨悪に対峙するウルフ。年収10億円、天才的頭脳を持ち、最強のファイターでもあり、命中率100%のスナイパー。本籍・本名・私生活、そのすべてが謎に包まれた会計士が、アメリカ政府、マフィア、一流企業に追われてまで危険な仕事に手を出す本当の理由とは?公開日:2017年1月21日(金)詳細はこちら>>映画『ネオン・デーモン』エル・ファニング主演、モデル業界の煌めきと闇を描いた映画『ネオン・デーモン』。鬼才として知られるニコラス・ウィンディング・レフン監督が手がける最新作は、ロサンゼルスを舞台にモデル志望の女子が業界へ深く入れば入るほど、危険な存在になっていくというサスペンスホラーだ。公開日:2017年1月13日(金)詳細はこちら>>映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』ティム・バートン監督最新作、映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』が2017年2月3日(金)に全国の劇場で公開される話題作。原作は、ランサム・リグズによる小説『ハヤブサが守る家』(邦題)。ニューヨークタイムズ・ベストセラーにも選ばれた、ウェールズの小島を舞台に主人公の少年ジェイクの摩訶不思議な冒険を描いた作品で、映画内では、奇妙な能力を持つ子供達の世界を描いている。公開時期:2017年2月3日(金)詳細はこちら>>映画『Nocturnal Animals(原題)』トム フォード(Tom Ford)のデザイナーであるトム・フォードが監督を務める映画『Nocturnal Animals(原題)』。1993年に出版されたオースティン・ライトの小説「ミステリ原稿(Tony and Susan)」の実写化作品だ。アートギャラリーのオーナーであるスーザンのもとに、20年前に別れた元夫のトニーから小説原稿が届く。それを読み進めていくうちにあまりの衝撃的内容から不安に駆られ、彼の真意に迫る様子を描いたサスペンスとなっている。米国公開日:2016年11月18日(金)詳細はこちら>>ドキュメンタリー映画『人類遺産』かつて人間の手によって作られ利用され、やがて人間の都合で放置され朽ちてゆく世界中の「廃墟」を映し出した映画『人類遺産』。人々の健康を支えた病院や、高度成長期を支えたマンモス団地、壮大な建造物は朽ちて風が吹きすさび、子供たちの楽園だったテーマパークは、海の波に飲まれている。誰もいない風景に、まるでその場にいるかのような臨場感と不思議な生命力を感じさせられる。公開時期:2017年2月詳細はこちら>>映画『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』映画『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』は、イタリア最南端のランペドゥーサ島という穏やかな島の難民・移民の玄関口という別の顔に着目した作品。この島に住む12歳の少年・サムエレの何気ない日々と“もう一つの日々”を取り上げたドキュメンタリー映画だ。公開時期:2017年2月11日(土)詳細はこちら>>映画『アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代』映画『アメリカンズ ロバート・フランクの写した時代』は、写真界の巨匠ロバート・フランクの人生と彼が生きた時代を、貴重映像や各時代の空気を伝える豪華な音楽を収録したドキュメンタリー。彼のチャーミングな人柄と作品群に魅了されたアーティストたちの協力を得て完成した作品で、「老齢を迎えた彼の遺産を残したい」という思いのこもったレガシー・プロジェクトとも言えるものに仕上がってる。公開時期:2017年4月下旬詳細はこちら>>
2016年12月13日ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)による「アンルート(EN ROUTE)」から、水洗いできるコットンタイプライターのセットアップが登場。2017年2月末に発売予定だ。コットン100%を使用。そこに張り感のある加工を施し独特なシャリ感を添えた。ジャケットは薄く軽いので、シャツのように気負わず羽織れるのがポイント。ボトムスはゆったりとしたサイズ感に整え、イージーな着心地を与えた。きれいめなシルエットながら、リラックス感のある素材を用いているので、普段使いにも最適。水洗いできるのも嬉しい点だ。【アイテム詳細】アンルート セットアップ発売時期:2017年2月末(予定)価格:・ジャケット 26,000円、パンツ 14,000円カラー:カーキ、ネイビー【問い合わせ先】アンルート 二子玉川TEL:03-5797-3184
2016年12月12日ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)6階では12月1日より、「ドーバー ストリート マーケット ホリデー スペシャル」と題した企画を実施している。会期中は、ロシアを拠点とするブランド、ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)の17SSコレクションより、ドーバー ストリート マーケット限定のアイテムを用意。フィラ(FILA)やカッパ(Kappa)、セルジオ タッキーニ(Sergio Tacchini)などのイタリアのスポーツウエアブランドとのコラボレーションによるアイテムが展開される。さらに、ステューシー(STUSSY)のソーシャルマーケティングマネージャーのNeek Lurkが率いるブランド、アンタイ ソーシャル ソーシャル クラブ(ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB)のドーバー ストリート マーケット限定アイテムも登場。蛍光色を帯びたサーモンピンクのTシャツやクルーネックスウェット、フーディーなどが展開される。フロント部分には「Foreshadow」、バックには「ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB」の波打ったようなブランドロゴが施されている。その他にもグッチ(GUCCI)、ラフ・シモンズ(Raf Simons)、ヴェトモン(Vetements)などのブランドからの限定アイテムも発売予定。
2016年12月03日王道の大人気ブランド 株式会社フィッツコーポレーションが「エビアン」から発売されている「エビアン フェイシャルスプレー」のデザイナーズモデルを2016年11月19日(土)から発売を開始する。「エビアン」はフランスのウォーターブランドで、エビアンウォーターのデザイナーコラボは10年目となり、今年は初めてフェイシャルスプレーでもコラボモデルが登場する。デザインも機能性もいい2016年のデザインはエビアンウォーターが初めてファッションの世界に踏み込んだ時に、デザイナーズボトルでコラボした、クリスチャン・ラクロワと再びコラボレートする。エビアン フェイシャルスプレーは導入化粧水という、つけた後に使う化粧品のために肌にうるおいを与えて、浸透を助けてくれるものだ。カルシウムイオンが豊富に含まれているのでうるおいをしっかり閉じ込めてくれ、ミネラルバランスの整ったスプレーで心地よく角質層まで浸透し、肌本来の美しさへと導いてくれる。「エビアン フェイシャルスプレー リミテッドエディション(クリスチャン・ラクロワ)」は内容量300gで価格は税抜1,450円、2016年11月19日(土)から全国発売される。全国のバラエティショップや小売店などで購入可能。限定発売なので早めにチェックしてみてほしい。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社フィッツコーポレーションプレスリリース(Dream News)
2016年11月16日ドミニク アンセル ベーカリー(DOMINIQUE ANSEL BAKERY)が、ハロウィン気分を盛り上げるかぼちゃ尽くしの期間限定メニューを発売している。「ハロウィン ルリジューズ」(680円)は、季節毎にユニークな装いで登場するドミニク アンセル ベーカリーのシュークリームをハロウィンバージョンに仕立てたもの。かぼちゃの頭にコウモリが乗ったハロウィンらしいデザインとなっており、甘酸っぱいブラックベリークリームと爽やかな柑橘系のマンダリンジャムを合わせ、芳醇でやわらかな香り広がるスイーツに仕上げた。ハロウィンやサンクスギビングなどのアメリカのイベントに欠かせないスイーツ「パンプキンタルト」(680円)も登場。シナモンなどのスパイシーな香りと旬のかぼちゃの甘みを活かし、伝統的な本場アメリカの味を再現した、パーティーシーズンにおすすめのスイーツとなっている。パンでは、メロンパンとクリームパンを掛け合わせたようなハイブリッド系のパンとして人気の「ミスター ロボット」が、ハロウィンに合わせてジャックオーランタンになって登場。ふわふわでしっとりとしたココア生地の中に優しい味わいのパンプキンクリームがたっぷりと詰め込まれた。また、人気のアーモンドクロワッサンの中にやわらかい甘みのパンプキンクリームとチェーリージャムを詰めた「パンプキン チェリー クロワッサン」(350円)も販売される。さらに、10月28日の18時から20時までは、「パンプキンスイーツ&ジャックオーランタン作り」を開催。同店自慢のシェフ陣による丁寧な指導のもと自分だけのオリジナルランタンが作れる他、ドミニク アンセル ベーカリーオリジナルのパンプキンスイーツも楽しめる。参加費はひとり税込5,800円で受付は当日の17時30分から。
2016年10月14日映画『ビリー・リンの永遠の一日』が全国で公開される。※2017年2月11日(土・祝)に公開を予定していたが、延期が決定。映画『ブロークバック・マウンテン』と『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で、2度のアカデミー監督賞を受賞している巨匠アン・リー監督の最新作『ビリー・リンの永遠の一日』。19歳でイラク戦争の英雄となった、青年ビリーの戦争体験と心の葛藤を、美しい映像に乗せて描いた作品だ。ビリーが、英雄として取り上げられていく中で感じる葛藤や違和感。戦争が作り出した“ヒーロー”として彼の姿を通して、9・11以降のアメリカ社会のあり方、戦争とは何かを社会に問う感動の人間ドラマだ。イラク戦争から一時帰国した際の、凱旋ツアー最大の目玉となる感謝祭のアメリカン・フットボールのハーフタイムイベントのシーンが、特に象徴的。ハーフタイムショーの中で、戦争の記憶が蘇る“ラスト12分”は、世界初の映像技術(120フレーム/秒)を駆使したアン・リー監督渾身の一場面だ。アン・リーは映画について次のように語る。「ある若き兵士がアメフトの試合のハーフタイムショーにセンセーションを巻き起こす。とてもドラマティックなんです。大人になっていく青年というキャラクター、そして社会というものを掘り下げるのに、素晴らしい題材です。観客の皆さんがこの作品をドラマティックに感じ、そしてひとりの兵士が経験してきたことを人間的なレベルで深く理解してくれると良いですね」【映画情報】映画『ビリー・リンの永遠の一日』原題:BILLY LYNN’S LONG HALFTIME WALK※公開日2017年2月11日(土・祝)より延期。原作:ベン・ファウンテン 小説「Billy Lynn’s Long Halftime Walk」監督:アン・リーキャスト:ジョー・アルウィン、クリステン・スチュワート、クリス・タッカー、ギャレット・ヘドランド、ヴィン・ディーゼル、スティーヴ・マーティン
2016年10月02日『ブロークバック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で2度のアカデミー賞監督賞に輝く巨匠アン・リーが、イラク戦争で英雄となった19歳の青年の葛藤を描く『BILLY LYNN’S LONG HALFTIME WALK』の邦題が、『ビリー・リンの永遠の一日』に決定、2017年2月11日(土・祝)より日本公開されることになった。2005年。イラク戦争での勇姿がメディアに取り上げられ、一躍“英雄”になった19歳の青年ビリー・リン。故郷アメリカに一時帰国し、凱旋ツアーに駆り出される中で、ビリーは自分が“ヒーロー”として扱われることへの違和感を感じ始める。そして、いよいよ戦地へ戻る前日、ツアー最大の目玉となる感謝祭のアメリカン・フットボールの試合“サンクスギビングデー・ゲーム”のハーフタイムイベントに、大々的に迎えられたビリー。大歓声の中でビリーは、現実と戦争の記憶が交差する一瞬のような永遠のような“時”を経験する――。本作は、イラク戦争で九死に一生を得て、英雄となった19歳の青年ビリーの戦争体験と葛藤を、最も美しくエモーショナルな映像に乗せて描き、9・11以降のアメリカ社会のあり方、戦争とは何かを社会に問う人間ドラマ。ハーフタイムショーの中で狂気=戦争の記憶が蘇る“ラスト12分”は、世界初の最新映像技術(120フレーム/秒)を駆使したアン・リー監督渾身のシーンで、早くもアカデミー賞の呼び声も高い。主人公の青年ビリー・リンには、新星のジョー・アルウィンが大抜擢。クリステン・スチュワートがビリーの姉キャサリンを演じるほか、クリス・タッカー、ギャレット・ヘドランド、ヴィン・ディーゼル、スティーヴ・マーティンといった超豪華キャストが集結。また、本作は第54回ニューヨーク映画祭(9月30日~10月16日)への出品が決定しており、ワールドプレミアも開催予定。過去のアン・リー監督作品で、同映画祭に出品された『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『グリーン・デスティニー』はそれぞれアカデミー賞監督賞、外国語映画賞を獲得しており、賞レースに向けて大きな注目を集めている。『ビリー・リンの永遠の一日』は2017年2月11日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月29日アン・リー監督の最新作『BILLY LYNN’S LONG HALFTIME WALK』(全米公開2016年11月11日)の邦題が、『ビリー・リンの永遠の一日』に決まり、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの配給で、来年2月11日(土)に公開されることが発表になった。その他の情報アン・リー監督が『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の次に手がけるのは、戦場での姿がメディアに取り上げられ、19歳でイラク戦争の英雄になった青年ビリーの戦争体験と、心の葛藤を描くヒューマンドラマ。一夜にして“英雄”になったビリーがアメリカに一時帰国し、凱旋ツアーに駆り出される中で感じる違和感や、フラッシュバックする戦場での出来事を通して、9・11以降のアメリカ社会のあり方や、戦争とは何かを社会に問う作品になるという。原作はベン・ファウンテンの小説『Billy Lynn’s Long Halftime Walk』。ビリー・リンを新鋭ジョー・アルウィンが演じるほか、クリステン・スチュワート、クリス・タッカー、ギャレット・ヘドランド、ヴィン・ディーゼル、スティーヴ・マーティンらが出演する。資料によると、戦地へ戻る前日、ビリーは感謝祭のアメリカン・フットボールのハーフタイムイベントに迎えられ、ハーフタイムショーの中で狂気=戦争の記憶が蘇る“ラスト12分”のシーンがあり、世界初の映像技術(120フレーム/秒)を駆使したアン・リー監督渾身の映像になっているという。本作は第54回ニューヨーク映画祭(9月30日~10月16日)への出品が決定しており、ワールドプレミアも開催される。これまで、同映画祭に出品されたアン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『グリーン・デスティニー』はアカデミー賞を受賞していることから、賞レースへ直結する映画祭としても注目が集まる。『ビリー・リンの永遠の一日』2017年2月11日(土・祝)全国公開
2016年09月29日3度のアカデミー賞に輝くアン・リー監督の最新作『BILLY LYNN’S LONG HALFTIME WALK』(全米公開2016年11月11日)が、『ビリー・リンの永遠の一日』の邦題で2017年2月11日に日本公開されることが28日、明らかになった。本作は、19歳でイラク戦争の英雄となった青年ビリー・リンの戦争体験と心の葛藤を描き、9・11以降のアメリカ社会のあり方、戦争とは何かを社会に問う人間ドラマ。イラク戦争での勇姿がメディアに取り上げられて一躍"英雄"になったビリーは、故郷アメリカに一時帰国し凱旋ツアーに駆り出される中で、自分が"ヒーロー"として扱われることへの違和感を感じ始める。そして、戦地へ戻る前日、ツアー最大の目玉となる感謝祭のアメリカン・フットボールのハーフタイムイベントに迎えられたビリーは、大歓声の中で現実と戦争の記憶が交差する一瞬のような、永遠のような"時"を経験する。ハーフタイムショーの中で狂気=戦争の記憶がよみがえるラスト12分では、世界初の映像技術(120フレーム/秒)を駆使。アン・リー監督渾身のシーンとなっている。本作は、第54回ニューヨーク映画祭(9月30日~10月16日)での出品が決定しており、ワールドプレミアも開催予定。過去のアン・リー監督作品で同映画祭に出品された『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2012年)と『グリーン・デスティニー』(2000年)の2作品はアカデミー賞を受賞している。
2016年09月29日