ジェレミー・レナーが、FBIエージェントの活躍を描く最新作でクリスチャン・ベイル(『ダークナイト ライジング』)の代役を務めることになりそうだ。『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセル監督の最新作となる『American Bullshit』(原題)は以前、クリスチャンが主人公を演じる方向で出演交渉が進められていた。だが今回、彼に代わって『アベンジャーズ』、『ボーン・レガシー』と超大作への抜擢が続くジェレミーが主人公のFBI捜査官役で出演交渉に入っているという。このキャスティング変更にあわせて映画のタイトルも変更される模様。同作は1970年代、「アブスキャム」と名づけられた作戦によるFBIの捜査で数多くのアメリカ国会議員が汚職で逮捕され、起訴されたという実話に基づいたストーリー。主人公のFBIエージェント、ジミー・ボイルが詐欺師メル・ワインバーグを逮捕まで追い詰めるまでが物語の軸となっており、メルをセクシー男優ブラッドリー・クーパーが演じることが既に決まっている。また、ラッセル監督は現在、メルの詐欺のパートナーである妻役のキャスティングも同時に進めているという。本作の撮影は来年2月にも開始される予定。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Picturesアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月19日闇の騎士、バットマンがジョーカーを葬ってから8年。“ゴッサム・シティー”は平穏な日々で満たされていたかのように見えた。この街を揺るがす、破壊者・ベインが姿を現すまでは…。クリストファー・ノーランが「バットマン」というヒーローに新たな解釈と深遠なるテーマを注ぎ込んだ最高傑作シリーズ。その最新作にして最終作『ダークナイト ライジング』がまもなく日本にも上陸!3幕にわたる壮大なる物語のラストには何が待ち受けているのか?いまだ謎多き本作に向けられる疑問と共に、注目すべきポイントをご紹介!前作から8年。眠りから醒めた、バットマン前作『ダークナイト』のラスト。熱烈な正義感を復讐心へと変貌させ、“トゥー・フェイス”なる狂人と化したハービー・デントは、多大な犠牲を払い悪と闘った“偽りのヒーロー”のまま命を落とす。それから8年。ハービーは英雄として語り継がれ、彼の名を冠した“デント法”なる新しい法律の下、犯罪者はたちまち投獄。凶悪な犯罪も無くなり、ハービーを倒した殺人者というレッテルを貼られたバットマンは、その存在意義すら忘れ去られようとしていた。では、バットマンことブルース・ウェインはこの8年間、何をして過ごしていたのか?ヒーローとしての代償を背負った一人の男の苦悩と最愛の人を失った哀しみ、そしてこれまでに見せたことのない抜け殻状態の彼が、観る者の目をとらえる。シリーズを通してブルースを演じてきたクリスチャン・ベールは語る。「8年間にブルース・ウェインが何をしていたのか、何を考えなければならなかったのか。彼にはつらい過去がある。だけど、あとどれだけそれに縛られて人生を送るのか?これは彼にとっての試練の時なんだ」。そして、続ける。「いつまで自分の人生をバットマンに支配させておくのか?それを捨てることができるだろうか?あるいは、彼はもはやバットマンという生き方に浸ってしまっているのか?」と。『ダークナイト』の最後に、バットマンと共謀をはかるゴードン市警本部長は「バットマンはゴッサムに必要な人だ。ただし今は“時”が違う」と言い放つ。バットマンとして彼に生きてほしい人間、忠告する人間、彼を取り囲む人々の様々な心の錯綜を前にして、ブルースが出す答えが、「バットマンとして戻る」ことなのである。謎を秘めた美女、キャットウーマンの登場そんなブルースの“現役復帰”の最大のきっかけとなるのが、キャットウーマンこと大泥棒のセリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)との出会い。大富豪であるブルースのお屋敷にメイドとして忍び込み、金庫からあるものを拝借したところを彼に見つかってしまうのだが、どうやら彼女の目的は“盗み”だけではないらしい。何かを嗅ぎつけたブルースは彼女の後を追うのだが…。果たして、彼女はバットマンにとっての敵となるのか?ボディスーツを見事に着こなしたアン・ハサウェイがこれまでになくセクシーに演じるキャットウーマン。過去にはミシェル・ファイファーら錚々たる女優がこの伝説のヒロインを演じてきたが、アンが演じる彼女はそれよりも深い謎をプンプンと匂わせ、それでいてとても知的。最愛の人を失い傷心のブルースの心まで盗み、操ってしまうのか…?圧倒的なパワーとイデオロギーを武器にした敵、ベインそして、本作で最大の焦点となるのが、バットマンを再び戦場へと向かわせる、最強の敵・ベインの存在である。バットマンを脅かす(しかもバットマンはお休み状態…)ほどの強靭な肉体はおろか、一匹狼的なジョーカーとは異なり人々を扇動するカリスマ性を備えている彼は、まさに無敵とも思える。彼の言い分は「腐敗したゴッサム・シティーの浄化と市民による革命」。異様なマスクをつけたトム・ハーディの語り口は実に頭脳明晰さを感じさせ、バットマンにはない生まれもっての覚悟が、観る者までをも扇動していく。果たして、彼がバットマンを表舞台に引きずり出すワケとは…?2時間45分という長尺の上映時間もあっという間に感じさせる数々のキャラクターたちの正義と苦悩のドラマ、同時に物語の完結に向けて深みを増しながら浮き彫りにされていく、バットマンの「顔」。ノーラン監督は明言する。「バットマンというキャラクターでやりたかったことのすべてを、僕はこの映画に盛り込むことができた。そして、僕はそれをやり遂げた。観客も、すべてが語られたと感じてくれたらと願っているよ」。公開までもう間もなく。もちろんラストは明かせないが、“やり遂げた”という監督の言葉には納得せざるを得ないはず。一瞬たりとも目が離せない、この壮大な“終焉”の物語をあなたもぜひ体験してみて。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月18日『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督が豪華キャストを迎え、悪を滅ぼす闇の騎士“ダークナイト”の最終決戦を描く傑作シリーズの最新作にして最終章『ダークナイト ライジング』が7月28日(土)より公開となる。全世界待望の公開に先駆けて、7月16日(現地時間)、“ゴッサムシティ”ことニューヨークにてワールド・プレミアが開催され、ノーラン監督、主演のクリスチャン・ベールら豪華キャスト&スタッフが勢揃いした。前作から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な殺し屋・ベインによる死闘、謎を秘めた“キャットウーマン”ことセリーナ・カイルの真実に迫っていく。本作に対する熱狂ぶりを象徴するように、ニューヨークのAMC Lincoln Square−IMAX Theater前にて行われたブラックカーペット・イベントでは、完結編の初のお披露目の場を一目見ようとファンが大挙しブロードウェイの一車線を完全封鎖せざるを得ないほどに。映画をイメージしたバットエンブレムを散りばめたレッドカーペットならぬブラックカーペットに錚々たるキャストたちが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に!その圧巻の光景に世界各国から集まった総勢約200名もの報道陣からのフラッシュの嵐が会場を覆いつくした。本作の出演で「私の人生もいろんな意味で変わった」と話すバットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン。新たなキャストたちとの共演については「クリス(監督)は常に素晴らしい俳優を選びますね。みんな素晴らしい俳優で、映画のセットで常に新しい空気があるというのは、やりがいがありました」と清々しい笑顔で語った。また、純白のドレスで登場したキャットウーマン役のアン・ハサウェイは、「昔の映画や女優さんと猫に関するリサーチをたくさんしました」とコメント。これまでにも大女優たちが演じてきたこの役の出来栄えについては「昔の女優さんには申し訳ないけど、新しい役作りができたと思う。この作品はいままでとは全く違う世界なので、きっと分かってもらえると思う」と自信をうかがわせた。先日めでたく婚約を果たしたばかりのアンだが、キャットウーマンのセクシー衣裳についても「(婚約者も)とっても気に入ってくれました」とのろける一幕も。ゴードン市警本部長役としてシリーズ全作に携わってきたゲイリー・オールドマンからは、本作から警官ジョン・ブレイク役で参入したジョゼフ・ゴードン=レヴィットについて「最高でした!ジョゼフとのシーンがたくさんあって、それが映画で良い感じなんです。ずっと彼のファンだったので、やっと一緒に仕事ができて嬉しかった」と意外な一面を見せ、手放しで後輩を称えた。また、8年間携わってきたシリーズの終焉を迎え、「少し寂しいよ。8年間というのは、学校みたいなもんだね。卒業して、離れると同じように、また会う人もいれば、会わない人もいる」(ゲイリー)、「長く一緒にいたグループとさよならするのは、特にこのグループのように仲が良いというのは、ノスタルジーが少し残りますね」(モーガン・フリーマン)とベテラン勢からは哀愁の残るコメントが寄せられた。前作『インセプション』に続くノーラン作品への出演となったマリオン・コティヤール(ミランダ・テイト役)とトム・ハーディー(ベイン役)は「監督の作品ならいつでも出演したいわ。彼は素晴らしいアーティストで、ビジョンもしっかり持っている。本当に楽しかった」(マリオン)、「自分が自分のことを羨ましいと思っているよ」(トム)と、監督の類まれなる才能に心酔しているよう。徐々にその内容が明かされつつある『ダークナイト ライジング』。まもなくアン・ハサウェイやジョセフ・ゴードン=レヴィットらが本作を携え来日し、7月25日(水)にはジャパン・プレミアが開催される予定。いよいよもってこの注目作の目撃者が誕生する。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月18日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』が28日(土)から日本公開を迎える。長らくその内容がヴェールに包まれてきた本作だが、このほどノーラン監督のコメントが到着した。その他の写真本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く3部作の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。欲望が渦巻く街ゴッサムで自らの正義を貫くために、ありとあらゆる犠牲を払って孤独な戦いを続ける男ブルース・ウェイン。これまで様々なクリエイター、映画監督たちが彼を描いてきたが、ノーラン監督は「ブルース・ウェインというキャラクターの魅力は、“巨額の富”以外に彼が何も超人的なパワーを持たないという点だ。だから、生身の人間として彼にアプローチでき、彼を通して僕らが生きている世界を見ることができる」と分析する。だからこそノーラン監督は、ウェインや登場人物たちが抱える感情の起伏を、目もくらむようなアクションシーンと同じレベルで描きこんできた。「この映画で描かれる感情はとても激しく、誇張されている。日常的なストーリーには応用できないようなものなので、将来、私は恋しく思うだろうね。この映画のキャラクターたちだったからこそ、描くことができたものであり、それは大きな喜びだった」。そんなノーラン監督が描く最後のブルース・ウェインの物語が『ダークナイト ライジング』だ。前作『ダークナイト』でウェインは街を救うことと引き換えに愛する女性を失い、街の守護者としてのアイデンティティも喪失した。新作はそこから8年後の物語になる。「僕たちがこだわったのは、前作の結末がゴッサムに影響をもたらすことであり、実際にそうなっている。表面的には、ゴッサムはずっと安全な街になっているんだ」。ジョーカーの危機は去り、ウェインも姿を消し、街に平和が訪れた。しかし、ノーラン監督は新作を完成させた。“新たな脅威”を描くためではなく、ウェインが姿を消し、ゴッサムが平和になったという“結末が招いた事態”を描くためだ。「この映画は、様々な“行動の結果”を出発点にしている。この映画は影響の重大性を描いたものであり、贖罪を描いたものであり、じつに多くのことを描いている」と語るノーラン監督。最終章は、単純な新作や続編ではなく、壮大な3部作に幕を引くための物語になっているようだ。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月12日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』が今夏に公開される前に、前作『ダークナイト』が24日(日)の夜に地上波で初放映され、さらに27日(水)には三部作の序章『バットマン ビギンズ』と共にスペシャル・パッケージでブルーレイ&DVDが再発売される。その他の写真本シリーズの主人公はブルース・ウェインという大富豪。親から継いだ莫大な遺産で事業を成功させ、何不自由ない暮らしをしている誰もがうらやむ男だ。しかし、彼は自宅の地下に巨大な基地を建設し、ありとあらゆる犠牲を払って闇の騎士“ダークナイト”として街の平和と正義を守るために命がけの戦いを繰り広げている。シリーズはウェインが“ダークナイト”になるまでと、彼の前に現れる強敵との戦いを描いている。これまでも数々のアクション映画、ヒーロー映画が作り出されてきたが、ノーラン監督はそのすべてをゼロから見直し、物語の基になったグラフィック・ノベルの魅力や設定を研究して、これまでにないシリーズを作りあげてきた。中でも『ダークナイト』は、重厚なドラマとアクションに加えて、“ジョーカー”を演じたヒース・レジャーの鬼気迫る演技が多くの観客から支持され、当時の興行記録を次々と塗り替えるヒットを記録。その熱狂は一時的なものに終わらず、繰り返し再上映されるなど、4年前の作品にもかかわらず早くも“映画史に残る作品”として熱い支持を集めている。ちなみに、『ダークナイト』の公開直後、ノーラン監督は米国でのインタビューで「今後数年もかけて『ダークナイト』の続編に値するストーリーが作れるのか? これが最重要な問題の一つです。あと過去3作以上続いたシリーズ作品で傑作と呼ばれる作品が過去に何作品存在しただろうか? ということです」とコメントしていた。しかし、今夏、前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務めた最終章『ダークナイト ライジング』が公開される。ノーラン監督が続編を作ることを躊躇するほどの完成度を誇る『ダークナイト』と、それを上回る物語が描かれる『ダークナイト ライジング』。地上波初放映を機に本シリーズのファンがさらに増え、最終章への期待がさらに高まるのではないだろうか。『ダークナイト』6月24日(日)EX 日曜洋画劇場にて地上波初放映!『バットマン ビギンズ』初回生産限定スペシャル・パッケージブルーレイ2500円(税込)DVD1500円(税込)『ダークナイト』初回生産限定スペシャル・パッケージブルーレイ(2枚組)2500円(税込)DVD(1枚組)1500円(税込)いずれも6月27日(水)発売ワーナー・ホーム・ビデオ『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年06月22日全世界を震撼させた前作『ダークナイト』から4年、悪を滅ぼす闇の騎士“ダークナイト”の最終決戦を描いた、この夏の注目作『ダークナイト ライジング』。この公開に先駆けて、鬼才クリストファー・ノーラン監督を筆頭に、アン・ハサウェイ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットら出演キャストが本作を引っさげ来日することが決定した!ノーラン監督が創り上げた“ダークナイト”シリーズに自ら終止符を打つ本作。その編集作業が最終段階を迎える中、謎のベールに包まれたままの自信作をノーラン監督自らPRするため、来日することが決定。ノーラン監督の来日は、2010年7月の『インセプション』での来日以来2年ぶり、4度目となる。さらに、キャスト陣からはキャットウーマン(セリーナ・カイル)を演じるアン・ハサウェイが2006年11月の『プラダを着た悪魔』でのPR以来2度目の来日、詳細は明かされていないが本作で重要なキャラクター・ブレイクを演じるジョセフ・ゴードン=レヴィットが待望の初来日を果たす。3人は、7月25日(水)に東京国際フォーラムで開催されるジャパン・プレミアに出席する予定とのこと、ファンの大歓声と熱狂に迎えられること間違いなし!また、この吉報と共に今回、本作の最新キャラクター・ビジュアルも公開となった。ダークナイト(クリスチャン・ベール)、彼にとって脅威の存在となるベイン(トム・ハーディ)、そしてキャットウーマンの3人が雨に打たれ、それぞれの固い決意が伝わるようなクールなデザインとなっている。そこに横たわるのは、「伝説が、壮絶に、終わる。」の文字。徐々に公開されていく予告編映像に続き、“完結編”に向けての期待が高まる中、このビジュアルは7月1日(日)より全国の交通広告や屋外広告で披露される予定。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLCダークナイト 2008年8月2日、3日先行公開、8月9日より丸の内プラゼールほか全国にて公開TM & © DC Comics© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2012年06月18日クリスチャン・ベールが「バットマン」の4作目に「ぜひチャレンジしたい」と話しているようだ。日本でも7月28日(土)より公開予定の『ダークナイト ライジング』で前2作に続きバットマンことブルース・ウェインを演じているクリスチャン。シリーズ3作目となる本作はクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取る最後の作品と見られているものの、クリスチャンとしては将来的にバットマンを再び演じる選択肢は排除していないという。「僕の理解としては今回のものが最後の作品になるってことだよ。それが適切だ。妥当な結末だと思うよ。でもね…もし監督のクリスが新しい脚本を持ってきて『どう?別のストーリーがあるんだ』って言ってきたら、ぜひ第4作目にチャレンジしてみたいよ」とコメント。とは言うものの、肝心のクリストファーが絶対に第4作目はあり得ないと示唆し、今回の3作目がバットマンのストーリーの「終焉」になると「EMPIRE Magazine」誌に明言している。「そもそも僕がバットマン映画に引き込まれたのは、ブルース・ウェインのストーリーがあるからで、彼の子供の頃から始まるストーリーに生身のキャラクターを感じたからなんだ。ブルースはジェームズ・ボンドのような完全に出来上がったキャラクターではないので、幼少期から悲惨な経験を重ねて驚くべき人物になるまでの彼の旅路を我々は追いかけているんだよ。その過程は、私にとっては3部作なんだ。だから、明らかに今回の3作目がブルースのストーリーの“終焉”なんだ」と述懐している。クリストファーと共に脚本を執筆する弟のジョナサン・ローランも「これが正しい終わり方なんだ。全てをぶっ壊してね!」と畳み掛けている。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年06月04日鬼才クリストファー・ノーランが壮大なスケールで描く「バットマン」シリーズ最終章『ダークナイト ライジング』。いまだ多くの謎に満ちた本作だが、先日公開となったアン・ハサウェイ扮するキャットウーマンの新たなビジュアルに続き、本作の第3弾となる予告編映像が到着!注目の物語の一端が徐々に明らかとなってきた。前作『ダークナイト』から8年後のゴッサム・シティを舞台に、“闇の騎士=ダークナイト”と街の破壊を企む残虐な殺し屋・ベインの対決、謎を秘めた“キャットウーマン”ことセリーナ・カイルの真実に迫っていく本作。「この映画で、僕が子供のときに刻み込まれた、ハリウッド映画の壮大さや興奮を映画に取り戻したいと思っている」と高らかに宣言しているノーラン監督。その自信もこちらの映像を見れば納得!「“嵐”が来るわ…」と不吉を予測するセリーナ・カイル(キャットウーマン)の不安を煽る言葉で幕を開けるこちらの映像。そこに映るのはカオスと化した街、キャットウーマンの暗躍、そしてベインに囚われ絶体絶命の危機に陥った“ダークナイト”…。ゴッサム・シティを悪の手から守ってきたダークナイトの最大の危機に怯える者の様子もあれば、セリーナの口からは「まだ人の犠牲になる気?」との忠告も。“ダークナイト”ことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベールにアン・ハサウェイの関係も徐々に明らかになってきたが、彼らを取り巻くマリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゲイリー・オールドマンら豪華キャストの誰もが浮かべるのが、最大のピンチを前にした不安の表情。小さな違和感から確信的な歪みへ、最凶の敵・ベインの手によって“嵐”が街に襲いかかるが、ダークナイトはこれにどう立ち向かっていくのか?『ダークナイト』では2008年の公開当時、『タイタニック』に次ぐ5億3,334万ドルで全米興行成績歴代2位(MOJO調べ)という驚異的な記録を打ち立て、『インセプション』(’10)では全世界で驚異の8億ドル越えを打ち立てたノーラン監督。いまやハリウッドでは、ジェームズ・キャメロンに次ぐマネーメイキング・ディレクターと言われる彼の新たな記録に期待が集まる。『ダークナイト ライジング』は7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC■関連記事:完璧すぎるスタイルに釘づけ!ネコ耳&マスク着用の“アン版”キャットウーマン披露アン・ハサウェイ、役作りで1日500カロリーの過激なダイエット実行説を否定ひな祭り記念、ガールズパワーみなぎる最強ヒロイン映画を一挙紹介!ジョセフ・G=レヴィットが監督・脚本・主演に挑戦。共演はスカーレット・ヨハンソンバットマンに迫る最大の敵も登場『ダークナイト ライジング』注目の新予告編が到着!
2012年05月23日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』の予告編映像がこのほど公開され、他のアクション映画、ヒーロー映画とは一線を画すノーラン監督の映像世界の一端が明かされた。『ダークナイト ライジング』新予告動画本作は『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。欲望が渦巻く街ゴッサムで自らの正義を貫くために、ありとあらゆる犠牲を払って孤独な戦いを続けてきた主人公ブルース・ウェイン。このほど公開された予告編はまず、空路で護送中のベインが街に放たれる不吉なくだりが描かれる。一度は平和を手にしたはずの街は、最凶にしてゴッサムの申し子、ベインによって再び破壊と混乱の中へ。予告編はド派手なアクションシーンをあえて描かずに静かな音楽に乗せて崩れ落ちる橋、爆破される競技場など衝撃的なシーンを見せていく。そしてウェインは、『…ビギンズ』を思い出させる深く暗い闇の中にいることが確認される。最新作でウェインは誰と戦い、自身の中に潜む何と向き合うことになるのか? そしてシリーズはどんな結末を迎えるのか? 全世界が注視するエンディングは今夏に明らかになる。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年05月23日東京・銀座のクリスチャン ディオール特別会場にて、世界のトップアーティスト70名とクリスチャン・ディオールがコラボする「”LADY DIOR AS SEEN BY”展」が、4月22日(日)~5月20日(日)までの期間限定で開催される。旗艦店である「ディオール銀座」が4月22日にリニューアル・オープンすることを記念して開催するもので、ディオールのアイコンバッグである「レディ ディオール」をテーマに、約70名にのぼる世界中のトップアーティストらとコラボレーションしたエキシビジョン・イベント。ピーター・リンドバーグ、デビッド・リンチ、オリンピア・スカリーなど各分野で活躍するアーティスト達が出店するほか、名和晃平や宮永愛子、鬼頭健吾、東信、土井浩一郎ら日本人アーティストの作品も加わる予定。お問い合わせ: 公式サイト
2012年04月18日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』の予告編映像がこのほど公開され、前作をしのぐ壮大なスケールで描かれる“伝説の結末”の一端が明らかになった。『ダークナイトライジング』予告編本作は、アメリカン・コミックを代表する人気ヒーローの物語を、これまでになかった語り口と重厚な映像で描き、映画ファンに衝撃をもたらした『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが新キャストとして参加する。前作『ダークナイト』のラストでジョーカーの危機は去り、バットマンがその姿を消したゴッサムシティ。このほど公開された予告編は穏やかな日々が続き、ゴードン刑事の馘首が囁かれているゴッサムの場面で幕を開ける。続いて仮装パーティ会場で主人公ブルースに謎の美女が「時代は変化している。“嵐”がくるわ ウェインさん」と警告すると、街に史上最強にして最凶の敵ベインが出現し、刑務所から囚人を解放し、フットボールスタジアムを爆破。「ゴッサムが灰と化したら死なせてやる」と不気味に宣言する通り、ベインは、これまでの悪役とはスケール違いの惨事を次々と巻き起こし、ブルース=バットマンを苦しめていく。果たして彼がどんな欲望のために、街を破壊しているのかは不明だが、予告編には「奴らの目的は?」「革命だ」というやりとりも収録されており、物語のスケールは前2作をはるかにしのぐことが予想される。また、短い時間ながらコティアールやレヴィットらも登場。彼らがどんな役柄を演じているかも気になるところだ。『ダークナイト ライジング』7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年01月06日クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダークナイトライジング』の最新画像がこのほど公開された。本作は、アメリカン・コミックを代表する人気ヒーローの物語を、これまでになかった語り口と重厚な映像で描き、映画ファンに衝撃をもたらした『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章。前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴェットらが新キャストとして参加する。その他の画像今回、公開された新画像は、圧倒的なパワーをもつバットマンの新たな敵ベインの後ろ姿と、壊れたバットマスクをとらえた衝撃的なもの。本シリーズは幼少期に暴漢によって両親を殺され、己の奥底に深い“闇”を抱えた主人公ブルース・ウェインが自らの闇と向き合いながら、同じく心に闇を抱えた宿敵と戦う物語で、本質的にはバットマンもジョーカーもペンギンも同じ“心に闇を抱えたもの”である点が大きな特徴だ。前作『ダークナイト』では一切の倫理を超えた“絶対的な悪”としてジョーカーが登場し、バットマンを苦しめたが、終章に登場する“史上最強の敵”ベインがどんな人物なのかも気になるところだ。また、本作はノーラン監督の強いこだわりで前作以上にIMAXカメラを用いた撮影を敢行。16日から北米を皮切りに全世界のIMAX館で順次、約6分の『ダークナイトライジング』プロローグ映像が上映されている。ノーラン監督は「『ダークナイト』をIMAXフィルムで撮影・映写してみた経験がとても刺激になった。ここまで臨場感を出してくれる撮影ツールは他にはない。今回ゴッサム・シティを再び描くにあたり、このユニークなフォーマットをもっと多用するべきと決めた。今回見せる6分間のシークエンスは、悪役(ベイン)を紹介する内容で、映画ファン、バットマン・ファンたちに、このフォーマットによる本作がどんなものになるかを感じてもらいたいと思っている。本作は来年の夏に公開されるが、きっと素晴らしい体験になると思う」とコメント。日本でのプロローグ映像の公開はまだ未定だが、ノーラン監督が新作とIMAXの映像に大きな自信をもっていることが伺える。『ダークナイト ライジング』2012年7月28日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年12月28日クリスチャン・ベイルが主演を務めるチャン・イーモウ監督の最新作『The Flowers of War』(英題)のプレミアが北京で開催され、上映後の記者会見で監督は、ベイルの起用にはスティーブン・スピルバーグ監督が一役買ったことを明らかにした。監督は「友人であるスティーブン・スピルバーグに英語版の脚本を読んでもらい、俳優は誰がいいか薦めてもらいました」と語った。スピルバーグが何人か挙げた候補の1人が、スピルバーグの『太陽の帝国』(’87)で主演を務めたベイルだった。当時13歳だったベイルは同作で第二次世界大戦中の日本占領下の中国に生きるイギリス人の少年を演じている。クリスチャンは「彼(スピルバーグ)はイーモウに僕宛の手紙を渡しました。そこには『やりなさい』と書いてあったんです」と明かす。製作費1億ドルとも言われる大作で、アカデミー賞外国語部門の中国代表作に選出されているが、イーモウ監督は「オスカー受賞がゴールではありません。素晴らしい芸術、良い映画を作りたかっただけです。オスカーについてはよく分かりませんから、運に任せます」と語る。『The Flowers of War』は1937年、中国・南京に侵攻してきた日本軍から逃れようと教会に逃げ込んだ娼婦たちをかくまうアメリカ人の聖職者の物語。クリスチャンは聖職者のジョン・ミラーを演じている。16日より中国全土で公開され、23日からアメリカで限定公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Fame Pictures/AFLO■関連作品:The Flowers of War (英題)ダークナイト ライジング 2012年夏、全国にて公開© Warner Bros. Ent. All rights reserved.■関連記事:アン・ハサウェイ、「子供の頃の夢だった」キャットウーマン姿をお披露目!『ダークナイト ライジング』特報&ポスターが解禁!病室で横たわる男の正体とは?
2011年12月12日クリストファー・ノーラン監督が現在撮影中の最新作『ダークナイト ライジング』の特報映像とポスター画像がこのほど解禁になり、全世界の映画ファンが待ちわびた“ダークナイト伝説”最終章の一端がついに明らかになった。『ダークナイト ライジング』特報アメリカン・コミックを代表する人気ヒーローの物語を、これまでになかった語り口と重厚な映像で描き、映画ファンに衝撃をもたらした『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』に続く“ダークナイト3部作”の最終章にあたる本作。全米ではクランクイン前から数々の情報やウワサが飛び交い、撮影が始まると各報道陣が競って現場の模様をリークするなど、通常の大作映画でも考えられないほどの加熱ぶりを見せている。とは言え、これまでのノーラン作品同様、最終章の概要は依然として謎のまま。そんな中、届けられたポスター画像は、タイトルなどが一切記載されておらず崩れゆくビルのスキマから見える空が、お馴染みの“バットサイン”になっている異色なデザイン。全世界で圧倒的な知名度のある作品だからこそ可能なデザインだが、ノーラン監督の「映画館で“衝撃”を味わってほしい」というメッセージともとれそうだ。さらに公開された特報映像では、前2作の映像を引用しながらブルース・ウェイン=バットマンが歩んできた道を紹介し、一瞬だが新たなる“悪”であるべインが登場。理想を追い求めるがゆえに孤独な世界に身を浸し、名声を捨てて闇の騎士“ダークナイト”になることを選んだ男が終章でどこにたどり着くのか?短い映像ながら観客の期待を煽る内容に仕上がっている。本作は前2作に続いてクリスチャン・ベールが主演を務め、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンらが続投。さらにアン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリアン・コティアール、ジョセフ・ゴードン=レヴェットらが新キャストとして参加する。『ダークナイト ライジング』2012年夏公開
2011年08月12日助演女優賞に続いて、俳優部門で2番目に発表となった助演男優賞は、『ザ・ファイター』のクリスチャン・ベイルが輝いた。助演女優賞のメリッサ・レオに続き、『ザ・ファイター』は助演賞アベック受賞となった。実在のボクサー、ミッキー・ウォードが家族や周囲に支えられながらチャンピオンを目指す姿を描いた『ザ・ファイター』で、彼が演じたのはマーク・ウォールバーグ演じる主人公の異父兄で、才能に恵まれながらも麻薬に溺れていく男。今回、13キロの減量に加え髪を抜き、歯並びまで変えて役柄になりきった。ゴールデン・グローブ賞に全米映画俳優組合賞など、アカデミー賞前哨戦の賞レースで助演男優賞部門の多くで賞に輝いてきたクリスチャンだが、大方の予想通り、見事にオスカーも制した。子役として俳優活動をスタートさせ、1987年のスティーヴン・スピルバーグ監督作『太陽の帝国』でや約4,000人のオーディションの中から選ばれて演じた主人公の少年役が絶賛されたクリスチャン。その後も数々のクリストファー・ノーラン監督による『バットマン』シリーズなどの話題作に出演、毎回、凄まじいまでの役作りを行う演技派俳優として高い評価を得てきたが、オスカー受賞は今回が初めてとなる。プレゼンターのリース・ウィザースプーンに名前を呼ばれ、祝福の拍手と歓声を浴びて壇上に上がったクリスチャンは「多くの有能な人たちの中で僕は何をしているのか…光栄です」と語り、監督、共演陣、そして自身が演じたディッキー・エクランド、主人公のモデルであるミッキー・ウォード、そして妻への感謝を口にした。特集 2011アカデミー賞■関連作品:ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日