『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督が、『スター・ウォーズ』の映画を撮ることに興味を示しているという。「Variety」誌が初期段階の交渉に入っていると報じた。ワイティティ監督は、『スター・ウォーズ』の世界を舞台とした「マンダロリアン」にドロイド「IG-11」の声優として出演したり、シーズン1の最終話を監督したりという形で、『スター・ウォーズ』に関わっている。『スター・ウォーズ』の新しい映画といえば、マーベルの社長ケヴィン・ファイギが手掛けるプロジェクトがあると報じられているが、ワイティティ監督が関わる作品が、ファイギのプロジェクトと関連性があるのか、まったくの別企画なのかは不明。先日、「Variety」誌に『スター・ウォーズ』の新しい映画への関わりについて尋ねられたワイティティ監督は、「まだなにもわからない。でも、『マンダロリアン』はストームトルーパーと共演するいい機会だった」と語った。そして、『スター・ウォーズ』の映画を監督したいかと聞かれると、「もちろんやりたいよ。とりあえずは(『マンダロリアン』で)IG-11がヒーローであることに専念するけど」と言い、お茶を濁しつつも映画への意欲を見せた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年01月17日シリーズ最新作『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の大ヒットを記念して、1月10日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」に前作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が登場。謎のボードゲーム「ジュマンジ」で遊ぶと、ゲーム上の出来事が現実に起きてしまい、巨大な動物たちが街中で大暴れするというストーリーの第1作は1995年に故・ロビン・ウィリアムズ主演で映画化され、当時空前絶後の大ヒットを記録。本作はその20年後を描いた続編となり、学校の地下室で居残りをさせられていた4人の高校生が「ジュマンジ」という名前のソフトが入った古いビデオゲーム機を偶然発見。プレイするキャラクターを選択した途端、4人はそれぞれのキャラクターの体=アバターとなってゲームの中の世界に入り込んでしまう。現実世界の自分とは性格も体格も性別までも違う自分にボディ・スイッチング。さらにこのゲームを攻略しなければ、永遠にゲームの中に閉じ込められてしまうという。果たして彼らは、生きて現実世界に帰ることができるのか…というストーリー。4人の高校生がゲーム世界で“変身”した姿には、『ワイルド・スピード』シリーズや『ベイウォッチ』などで知られるドウェイン・ジョンソン。『スクール・オブ・ロック』『ルイスと不思議の時計』などで活躍するコメディ俳優のジャック・ブラック。『40歳の童貞男』や『ペット2』では声優も務めたケヴィン・ハート。ドラマ「ドクター・フー」や『アベンジャーズ』シリーズのカレン・ギラン。この4人のメインキャラを楠大典、伊藤健太郎、高木渉、白石涼子ら実力派人気声優が吹き替えするのも見どころだ。本作の続編となる『ジュマンジ/ネクスト・レベル』では、ジャングルでの壮絶なゲームをクリアした4人が、さらにスケールアップした過酷なステージに挑む。最新の体感型上映システム4DXによる“体感型アトラクション・ムービー”となった同作もお見逃しなく。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は大ヒット公開中。金曜ロードSHOW!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は1月10日(金)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 2018年4月6日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開
2020年01月10日今年のアカデミー賞授賞式も、昨年に引き続き「司会者不在」で開催されるという。放送局ABCの社長ケリー・バークがテレビ批評家協会のプレスツアーにて明言した。「(今年も)伝統的な司会者は立てずに行います。昨年、うまくいったことをリピートするつもりです。大規模なミュージカル・ナンバーあり、コメディあり、それにスターのパワーに満ちたエンターテインメント的な価値のある授賞式になるでしょう」と語っている。昨年のオスカーは、コメディアンのケヴィン・ハートが司会者に決定し、本人も大いに喜んでいたのだが、過去に同性愛者への差別的な発言をツイートしていたことが取りざたされ、決定の発表からわずか2日後にケヴィン本人が「辞退する」と表明。その後、意図的にではなく、やむを得ず30年ぶりに「司会者不在」で式が開催された。開催前は司会者がいないことに不安視する声も多かったが、開催後の評価は意外にも高いものだった。今年9月に行われたエミー賞授賞式も追随し、司会者を立てなかったほど。バークは司会についてどうするかということを、「かなり話し合った」といい、いずれ再び司会者を立てる日がくるかもしれないとも。しかし、「とにかくいまは楽しんでもらえるショーにフォーカスしたい」と述べている。オスカーのノミネーションは13日(現地時間)に発表される。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日クリスチャン・ベイルが、マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズの最新作『Thor: Love and Thunder』(原題)に出演交渉中だという。「Variety」誌が報じた。同作は『マイティ・ソー』シリーズの4作目であり、2021年11月5日に公開が決定。ソーを演じるクリス・ヘムズワース、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投、2013年の2作目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来久しぶりにジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが出演することで話題となっている。クリスチャンがどんな役で出演交渉中なのかは明らかになっていないが、昨年サンディエゴで開催されたコミコンで、マーベル社のCEOケヴィン・ファイギはある役について言及していた。原作のコミック本の内容に沿い、ナタリー演じるジェーンがソーの“おじ”であるカルと闘うことになると。クリスチャンといえば、2005年から2012年までクリストファー・ノーラン監督が手掛けた『ダークナイト』3部作でバットマンを演じたことで有名。DCヒーローだったクリスチャンが、ライバルのマーベルではカルという手強いヴィランとしての出演が期待されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年2月1日より全国にて2D/3D同時公開© 2013 MVLFFLLC. TM & © 2013 Marvel. All Rights Reserved.マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年11月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2017
2020年01月07日ノルウェー王室のマッタ・ルイーセ王女(48)の元夫、アリ・ベーンが現地時間25日に自ら命を絶ったとAFPが報じた。デンマーク人作家だったベーンは’02年にマッタ・ルイーセ王女と結婚し、3人の娘をもうけた。しかし、’16年に離婚。マッタ・ルイーセ王女はノルウェー国王ハーラル5世の長女で王位継承順位は4番目。最近、アメリカ人シャーマンのデュレク・レベットとの交際を公にし、プリンセスの称号を返上すると発表して物議を醸したお騒がせ王女だ。ベーンは’17年に、俳優のケヴィン・スペイシーを性的虐待で告発。’07年のノーベル賞受賞式でのコンサート中、テーブルの下でスペイシーに下半身を触られたと主張していた。今年の9月には同じくスペイシーからの被害を訴え、裁判を控えていたマッサージ師が謎の死を遂げており、スペイシーの告発者が急死するのはベーンで二例目となる。
2019年12月26日本日12月20日(金)より公開スタートした、ケヴィン・ハートとブライアン・クランストン初共演作『THE UPSIDE/最強のふたり』から、2人の笑顔絶えない撮影現場を映すメイキング映像が到着した。本作は、日本公開されたフランス映画史上No.1の興行収入を記録した『最強のふたり』のハリウッドリメイク版。スラム街出身の主人公・デルをケヴィンが、全身麻痺の大富豪・フィリップをブライアンが演じている。今回到着した映像では、笑いが絶えないアットホームな現場だったことが伺える、撮影の様子を大公開。隙あらばスマホをいじるケヴィンのスマホ依存症っぷりが垣間見え、本番中もケータイをテーブルの上に置いていたり、鳴ってしまった際には「みんなプロに徹しようよ!」と他人のせいにしてみたり。また、台詞をすぐに忘れてしまいNGに。何度もスタッフのダイアンの名前を呼び、セリフを確認する姿が映し出されている。一方でブライアンは、ケヴィンがひたすら口にヨーグルトを入れてくる場面に思わず笑いを抑えられなくなってしまう様子や、子役にふざけながら注意する場面、また武術にダンスに動き回るケヴィンに対抗するように、顔だけでダンスしてみせるなど陽気な一面もカメラは捉えている。さらに、共演者のニコール・キッドマンやゴルシフテ・ファラハニもの様子も。ケヴィンはブライアンとニコールとの共演について「セット以外での彼らに驚いたよ。セットではハイレベルな職人だし、とびきり最高。でもカメラが回っていないときは、個性が半端なくてもっと最高!」と明かし、「ニコールは優しい人で、僕らはテイクの合間もジョークを言い合った。ブライアンも気が合って今では友達だよ。素晴らしい撮影期間だったね」とふり返っている。『THE UPSIDE/最強のふたり』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年12月20日フランス映画『最強のふたり』をハリウッドリメイクした『THE UPSIDE/最強のふたり』から、N.Y.が舞台の本作ならではの演出が施された本編映像がシネマカフェに到着した。全てが真逆のふたりのギャップに笑い、まさかの友情が涙を誘う感動のストーリーはそのままに、ふたりが互いに影響を与えることでたどり着く<人生のアップサイド>とは何かを描き、オリジナル版とは異なる感動のエンディングが待つ本作。舞台はN.Y.となっており、アメリカである点をうまく生かした演出が本作には多数登場。今回到着したのは、そのうちの1つを切り取った本編映像だ。ブライアン・クランストン扮する現代アート好きのフィリップが、一見誰にでも描けそうなヘンテコな絵画を8万ドルで買ったのを目にしたデル(ケヴィン・ハート)は、自分で絵を描くことに挑戦。そして、いよいよ完成した作品を披露するときが!デルの絵を見た人たちからは「燃える情熱を感じる」「ポスト・ポストモダン風」と控えめな誉め言葉が飛び、目の肥えたフィリップも「まったく予期してなかった」と言うと、「俺ってもしかして第2のバスクアかも!?」とすっかり舞い上がるデル。そんな彼の何気ない行動が、障害を理由に未来を諦めていたフィリップに大きな勇気を与えるきっかけとなる、本作でも重要なシーンとなっている。また、オリジナル版でもドリス(オマール・シー)が絵を描いていたが、オマール本人が好きに描いた絵となっており、モデルは存在せず。だが本作は、どこかN.Y.を代表するストリートアーティスト、バスキアを思い起こさせる作風や色使いになっており、N.Y.らしさを演出。製作陣の遊び心が垣間見える。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最強のふたり 2012年9月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 SPLENDIDO/GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION/TEN FILMS/CHAOCORPTHE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年12月18日ドウェイン・ジョンソンやジャック・ブラック、ケヴィン・ハートら豪華競演で贈る『ジュマンジ/ネクスト・レベル』。この度、前作に引き続き、女性戦士“ルビー・ラウンドハウス”として登場し、大活躍を見せるカレン・ギランの撮影秘話が明らかになった。“ロック様”ことドウェインをはじめとする人気ハリウッドスターが、ヘタレ男子やイケてる女子高生といった、未だ演じたことのないキャラクターを熱演し、大きな話題となった『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』。なかでも観客の視線をくぎ付けにしたのが、地味なガリ勉少女・マーサが入りこむゲームキャラ:ルビー・ラウンドハウス。演じるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』で身体の半分を機械に改造された“殺人兵器”ネビュラ役を演じ、一躍脚光を浴びたカレン・ギラン。そんなカレン演じるラウンドハウス(=マーサ)は、【空手】【太極拳】【合気道】をスキルに持つセクシーでタフな美女戦士というキャラクター。178cmの高身長とスラリと伸びた手足を生かし、仲間を助けるために“ジャンプキック”をお見舞いし、「Big Mountain」の「Baby I Love Your Way」に乗ってダンスを踊るように敵を一網打尽にする【ダンス武術】で、度々仲間たちの危機を救うなど、そのずば抜けたアクションシーンの数々が話題を呼んだ主要キャラの1人だ。新技“ヌンチャク漬け”の日々も「こういうの大好き」本作では、ラウンドハウスのスキルに新しく【ヌンチャク】が追加!通常、ヌンチャクは習得に何年もの練習が必要とされる難しい武器といわれているが、本作では撮影に入る数週間前に新たなスキルとして取り入れることが決定したという。当時の現場の様子について、ジェイク・カスダン監督は「様になる感じにはならないだろうと皆に言われていたというが、彼女は本当に良く頑張ったんだ。そしてかなり早くに納得が行く形でできるようになった。これにはこのために起用された専門家も含め、誰もが驚いたよ。彼女は本当に素質があるんだよね(笑)」と語り、カレンは素人とは思えないスピードでヌンチャクを使いこなせるほどに上達していたことを明かしている。その背景には、「毎日練習しているのよ。私のトレーラーには常にヌンチャクが5体くらい置いてあるし、ホテルの部屋にもいくつかある。今はヌンチャク人生を送っているの」とカレン本人が語るように、“ヌンチャク漬け”で猛特訓した日々を送っていたことが大きく影響した様子。さらには「ヌンチャクを手にした私は危険だし、そのヌンチャクをしょっちゅう落としているから、周りの人たちはすごく不安がっているわ。でもヌンチャクを使って立て続けに5人倒すルーティンは完璧にこなせるようになったの。こういうの大好き」と、茶目っ気たっぷりにコメント。人生初となるヌンチャクを使ったアクションシーンに自信を覗かせている。「彼女は本物」カレンのアクションを監督絶賛そんな彼女に対し、カスダン監督も「カレン本人はそもそもこういうのがとにかく得意なんだよ。そして前作以降、更に腕を上げていった。前作時でも素晴らしく、大変な努力家なんだが、本作の撮影が本格的になってきた段階で、彼女の戦闘能力やスタント・スキルはかなり向上し、肉体的なアクション・ヒーロー的な動きはなんでも見事にこなしていたね。ジュマンジ・シリーズ2作と、『アベンジャーズ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、こういう経験をかなり積んでいったので、彼女は本物だよ」と大絶賛。本作では新たな武器“ヌンチャク”を取り入れながら、見事なまでのダンスファイトを披露しているようだ。超絶難関の無理ゲーでは、“ネクスト・レベル”に進化したカレンのアクションが、彼らの冒険の命運を握るのかも!?撮影現場でも「見るたびにヌンチャクを振り回して練習していた」と目撃証言がでるほど鍛錬を重ねたという、カレンのヌンチャクさばきにも注目。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は12月13日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュマンジ/ネクスト・レベル 2019年12月13日日米同時公開
2019年12月14日フランスのみならずヨーロッパ各国、そして日本でも大ヒットした『最強のふたり』のハリウッドリメイク版となる『THE UPSIDE/最強のふたり』。この度、デルを演じるケヴィン・ハートの出演作『ジュマンジ/ネクスト・レベル』の公開を記念して、ケヴィンとブライアン・クランストンの仲の良さが伝わる特別映像が解禁となった。映画の中でコミカルな演技を見せているケヴィンは、本業がコメディアンということもあり、プライベートでもジョークを言っては常に人を笑わせている。そして、本作で共演したブライアンも「ブレイキング・バッド」ウォルター・ホワイト役のイメージが強烈だが、もともとシットコム出身。トーク番組に出演すると、俳優だということを忘れてしまうほど(?)貪欲に笑いを取りにいく姿がお茶の間で愛されている。そんな“根っからのコメディアン”なふたりが、インタビューでニコール・キッドマンとの共演について聞かれた際にもジョークを言い合う映像が到着。「彼女と仕事するなんて“DOPE”だった!」と「ヤバい」「最高」という意味のスラングで表現するケヴィンに、神妙な面持ちで「ニコールにDOPE(マリファナ)あげたの?」と聞き返すブライアン。ケヴィンがスラングの意味を説明するも、「ニコールにマリファナはマズい。彼女は奥さんで、母親で…」と全く理解しないブライアンにケヴィンがあきれ返る…という映像だ。実はこれ、インタビューの最中に突然始まったふたりの漫談を切り取ったもので、限られた時間しかない貴重なインタビューの時間でも、これだけふざけあってしまうふたりの仲の良さが伺える。人を笑わせ、楽しませる達人たちが真剣演技を見せる本編にも期待が高まる。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年12月14日ゲームに吸い込まれた仲間を救い、現実世界に戻るために命をかけてクリアを目指すアクション・アドベンチャー超大作『ジュマンジ/ネクスト・レベル』。この度、L.A.にてプレミアが開催され、ドウェイン・ジョンソンら豪華なキャストたちが集結、日本からファーストサマーウイカも参加した。現地時間の12月9日、ハリウッド通りにあるチャイニーズ・シアター前に敷かれたのは、映画さながらの雪山を表現したセットとブルー・カーペット。映画にも登場したバギーを実際に運転して勢いよくプレミア会場に到着したキャストたちは、円陣を組んで「ジュマンジ!ネクスト・レベル!」と気合いを入れ、ファンの声援に応えながらブルー・カーペットに降臨した。カレン・ギラン「もはやステージはジャングルだけじゃない」本作のプロデューサーでもあり、ムキムキのゲームキャラでありながら“中身はおじいちゃん!”という無茶ぶり設定のブレイブストーン博士を演じた“ロック様”ことドウェインは、「前作(『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』)は、素晴らしい出来だった。そして今回もさらに素晴らしい。続編でそれを成し遂げることはとても難しいことだ。本作をとても誇りに思っているよ」と、本作の出来に太鼓判。同じく“中身はおじいちゃん!”の動物学者フィンバー役を演じたケヴィン・ハートも、「どの世代でも、どの人種でも、すべての人が楽しめる作品だ。みんなの期待をはるかに超えていると思う!」と賛同した。そして地図の専門家のゲームキャラを演じるジャック・ブラックは、「本作は笑いとアクションとアドベンチャーが奇跡的な融合を見せた、とんでもない作品! 前作が好きな君はもうぜ~~~~~~っつたい楽しめるよ!!!」と熱弁。また、ダンス・ファイトを得意とする女戦士ルビー・ラウンドハウスを演じるカレン・ギランは、「もはやステージはジャングルだけじゃないの!雪山や、砂漠の砂丘、そこに新しいキャラも登場するのよ! ボディ・スイッチもシャッフルされるから、前作とは違うキャラクターの演技が楽しめるわ!」と、ゲーム内でキャラクターと中身が入れ替わる新作の見どころを明かした。ロック様がほしいスキルは「透明人間」カーペット上には、日本語吹替版声優として本作に参加したファーストサマーウイカさんの姿も!シックな黒のレースをあしらったロングドレスでキャストたちを迎え、自身が声優を務めることをキャストに英語で報告。盗みが得意なミン・フリートフット役を演じるオークワフィナと対面すると、「あなたが私の声なの!?」と感激するオークワフィナと熱くハグを交わすシーンも!そして楽しみにしていた、ロック様との対面も実現。「もしあなたがゲームのキャラクターなら、どんなパワー(スキル)が欲しい?」と質問すると、「透明人間になりたい!」とロック様。日本語で「とうめいにんげん!」という言葉も覚えたロック様は、さらに日本のファンに向けて「みんなのことを愛しているよ。是非『ジュマンジ/ネクスト・レベル』を見に行ってね!絶対気に入るよ!」とコメント、「どうもありがとう!」と日本語でメッセージも贈ってくれた。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は12月13日(金)より日米同時公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュマンジ/ネクスト・レベル 2019年12月13日日米同時公開
2019年12月11日自動車事故で大けがを負ったものの、驚異的な回復力を発揮してすっかり元気を取り戻したケヴィン・ハートが、「TLCチャイニーズ・シアター」の外に手形&足形を刻む栄誉を受けた。火曜日(現地時間)、ケヴィンはセレモニーに妻のエニコ・パリッシュと出席。ケヴィンの晴れの舞台をサポートしようと、『ジュマンジ』シリーズのドウェイン・ジョンソン、『ゲットハード/Get Hard』で共演したウィル・フェレルらも駆け付けた。ケヴィンはスピーチで「ここに来られたのは、自分自身だけの力じゃない。友情、パートナーシップ、称賛、尊敬の念のおかげ。ここにいる、みんなあってこそなんだ。本当にありがとう。みんなのことが大好きだよ。いまのこの瞬間をありがたく思ってる」と述べた。ドウェインは親友ケヴィンの人柄について「感じがよく、人を笑顔にさせ、笑わせてくれる」と称え、ケヴィンの頭を脇に抱えてキスした。ウィルは「ケヴィンのことが大好き。地球上で最もおもしろい人間の1人であるだけでなく、ハリウッドでは珍しいタイプの人で、ただただ、いいヤツ」、「家族思いの男であり、最高の友だち。必要なときに助けてくれる。彼をスターにしているものは、内面なんだ」とやはりケヴィンの人柄を絶賛した。(Hiromi Kaku)
2019年12月11日スラム街出身の無職の男とハンディキャップを持つ大富豪の出会いと友情を描いた『THE UPSIDE/最強のふたり』。この度、ケヴィン・ハート、ブライアン・クランストン、ニコール・キッドマンといったハリウッド人気俳優を迎えた本作に登場する、注目女優ゴルシフテ・ファラハニの出演シーンが到着した。ハリウッドでもトップクラスの豪華キャストが揃った本作。その中でもひときわ輝く魅力を放つのは、フィリップ(ブライアン)の理学療法士マギー役を演じるゴルシフテ・ファラハニ。イラン生まれの彼女は、イランで数本の映画に出演したのち、レオナルド・ディカプリオ主演『ワールド・オブ・ライズ』でヒロイン役を演じ、ハリウッドに進出。しかし、イラン政府から出国禁止処分となり、解除された後はパリへ移住。2016年には、ジム・ジャームッシュ監督作『パターソン』でアダム・ドライバー扮する主人公パターソンの妻ローラを好演、カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品の社会派映画『バハールの涙』でも主演を務め、日本でもじわじわと人気が高まっている注目の女優だ。今回は、ファラハニの出演シーンが到着。デル(ケヴィン)にフィリップの腕のストレッチ方法を教えるマギー。フィリップそっちのけで口説こうとするお調子者のデルを、クールにかわす姿がかっこいい映像となっている。本作の監督を務めたニール・バーガーは、このマギー役について「キャスティングがとても難しい役だった。ケヴィン、ブライアン、ニコールとバランスを取れる俳優を見つけなくてはならなかったから、部屋に入ってきた途端に何か特別なものを感じさせる人でなくてはならなかったんだよ。そしてゴルシフテ・ファラハニはその役を完璧にこなしてくれた」と、そのカリスマ性に称賛を贈っている。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年12月10日2019年も残すところ、あとひと月。新元号に変わってから半年以上が経ち、まもなく“令和初”のクリスマスがやってくる。今年のクリスマス、友達や家族、大切な人たちとの心の距離がグッと近づく特別な日におすすめ映画3作をご紹介。ハリウッドの最強バディ登場『THE UPSIDE/最強のふたり』12月20日(金)公開言わずと知れたフランスの名作『最強のふたり』がハリウッドでリメイク。スラム街出身で無職のデルと全身麻痺の大富豪フィリップという、立場も性格も、全てが真逆のふたりが次第に心を通わせ、やがて最強のバディへ。キャストには、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』など俳優としても高い人気を誇る売れっ子コメディアンのケヴィン・ハート、TVドラマ「ブレイキング・バッド」で人気を獲得し、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でアカデミー賞にノミネートされたブライアン・クランストン、さらにはアカデミー賞候補作とうわさの『スキャンダル』の公開も控えるニコール・キッドマン。芸達者な豪華俳優が揃い、ハリウッドらしく、フランスのオリジナル版よりもさらにエンタメ性が高くなっており、くすっと笑えるシーンも盛りだくさん。最後にふたりがたどり着く人生を“上昇させる”方法を知ったとき、大切な人と一緒に語り合いたくなるはず。名曲が愛し合う人たちを包み込む『ラスト・クリスマス』12月6日(金)公開世界中で熱狂的なファンを生んだTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと、キャスト&スタッフにアジア系が集結して話題を呼んだ『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディングという旬な俳優が、1984年の発売以降クリスマスの定番ソングとして全世界で愛されている「ワム!」の「ラスト・クリスマス」をモチーフにしたラブコメに挑む。『ラブ・アクチュアリー』の名女優エマ・トンプソンが原案・脚本・出演の3役を担う渾身作。思わずキュンとしてしまうロマンチックなストーリーを通して自分自身を見つめ直していく主人公を、誰もが知る「ワム!」やジョージ・マイケルの名曲が包み込み、クリスマスムードを満喫できるはず。舞台は宇宙へ!?『映画 ひつじのショーンUFO フィーバー!』12月13日公開人気シリーズ「ひつじのショーン」が再び長編映画として帰ってきた。前回は牧場から街へと冒険を繰り広げたショーンたちだが、本作の舞台はなんと宇宙。宇宙からやってきた迷子のルーラとショーンが大暴れするスケールの大きなストーリーには子どもも大人も大満足。宇宙からやってきた迷子のルーラとショーンの絆にほっこり、感動のラストにはうるっと涙してしまう。映画ファンなら唸ってしまう、劇中に散りばめられた複数の名作SF映画へのオマージュからは、『ウォレスとグルミット』シリーズなどで知られる英国アードマン・アニメーションズのスタッフたちの映画愛が伺えるはず。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【重複のため使用不可】A Shaun the Sheep MOVIE: FARMAGEDDON(原題) 2019年12月、全国にて公開予定©2018 AARDMAN ANIMATIONS LTD AND STUDIOCANAL SAS映画 ひつじのショーンUFOフィーバー! 2019年12月13日より全国にて公開© 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All Rights Reserved. 公THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.ラスト・クリスマス 2019年12月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Universal Pictures
2019年12月07日12月上旬から動画配信サービス「U-NEXT」で配信予定のオリジナルK-POPバラエティー番組『THE BOYZ be ambitious~THE BOYZの北海道満喫ツアー2019~』の記者会見が11月25日、東京・豊洲PITで行われ、K-POPボーイズグループのTHE BOYZが出席した。動画配信サービス「U-NEXT」で12月上旬から配信予定の同番組は、2017年のデビュー以来、母国の韓国のみならず全世界で注目を集めているTHE BOYZのオリジナル番組で、メンバーが初めて訪れた北海道の旅に密着。配信を間近に控えたこの日は、報道陣向けの記者会見が行われた。番組の内容についてジュヨンは「この番組は僕たちが初めて北海道に行って撮影をしたリアリティー番組で、海外のリアリティー番組は2回目になります」と説明し、「様々な経験をさせていただきましたので、皆さんにも楽しんでご覧になっていただければうれしいですね」とアピール。ケヴィンも「この番組は『THE BOYZ be ambitious』というタイトルですが、撮影で行った展望台にクラーク博士の銅像がありました。クラーク博士の有名な言葉があり、それをいただいてこのタイトルになりました。まさに『THE BOYZよ大志を抱け』という意味が込められています。タイトル通り、大志を抱いて一生懸命撮影しましたよ」と振り返り、キューが「じゃがいもの収穫をしました。それをバーベキューしたことを覚えています」と語るなど、メンバーにとっては楽しい北海道旅行だったという。そんな彼らたちは、日本で初めての発売となった1stミニアルバム『TATTOO』を11月6日にリリースしたばかり。日本での活動が本格化するが、ソヌは「これからも日本のファンにたくさん会いに行きたいですし、日本での活動を通して様々な姿をお見せする予定ですので、これからもたくさんの愛と期待と関心を寄せてもらえたらうれしいです」と日本のファンにメッセージを送った。
2019年12月02日日本でも大ヒットを記録した『最強のふたり』から8年、ハリウッドでリメイクされた『THE UPSIDE/最強のふたり』がついに日本上陸。ケヴィン・ハート、ブライアン・クランストンというアメリカで絶大な人気を誇るふたりに関わるキーパーソンを演じているのは、久々のヒロイン役となるニコール・キッドマンだ。フランスのオリジナル版をリスペクトしながらリメイクされた本作には、“ハリウッドらしい”変更点が至るところに見られる。その1つが、ブライアン扮する大富豪フィリップの秘書イヴォンヌのキャラクター。もちろんオリジナル版にも、フランスのベテラン女優アンヌ・ル・ニが演じた秘書が登場するが、ハリウッド版では物語の鍵ともいえる重要な役どころを担っている。イヴォンヌを演じるニコールといえば、アカデミー賞助演女優賞にノミネートを果たした『LION/ライオン ~25年目のただいま~』や『ある少年の告白』、海外ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」、さらにはアメコミ映画の『アクアマン』まで、近年では母親役を演じることが多くなってきた。本作では、才色兼備の有能な秘書に。少しだけ謎めいた雰囲気のあるイヴォンヌ役を演じられる女優はニコールしかいない、という製作陣の強い要望により今回のキャスティングが実現した。本作が初共演となったブライアンは、「ニコールの参加は純粋に嬉しかったよ!撮影の合間は長い待ち時間があるから、普通、俳優は衣装部屋に退散するんだけど、ニコールはいつもセットにいるんだ。大女優なのに驚いたよ。彼女は素晴らしい俳優だね」と称賛を惜しまない。次回作の『The Goldfinch』(原題)でも母親役を演じているニコール。メガネ姿の知的なヒロインに、ぜひ注目してほしい。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:THE UPSIDE/最強のふたり 2019年12月20日より全国にて公開©2019 STX Financing, LLC. All Rights Reserved.
2019年11月24日アルコール依存症、魔法使い、ダークヒーローなど数々のキャラクターを演じてきたニコラス・ケイジが、初めて本人であるニコラス・ケイジ役を演じるかもしれない。『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)というタイトルの映画に出演交渉中とのこと。「Hollywood Reporter」が報じた。タイトルは「大きな才能という耐えがたい重圧」を意味する。同作で彼が演じるのは、クエンティン・タランティーノの監督作に出たくて仕方がないニコラス・ケイジという俳優。(実際に、ニコラスはこれまでずっとタランティーノ監督と組みたいということを公言している)。ティーンエイジャーの娘との関係に悩んだり、1990年代の自分のドッペルゲンガーが現れこれまでの役選びを批判され、現在の落ち目ぶりを指摘されたりという描写もあるという。映画の中で多額の借金を抱えたニコラス・ケイジは、新たな脚本を購入するために億万長者に近づく。しかし、CIAからその人物がメキシコの政治家の娘を誘拐した麻薬カルテルのドンであることを明かされ、情報を聞き出す任務に就く…という内容だそうだ。なお、ニコラスが多額の借金まみれであることは、実際に以前から報じられている。『恋人まで1%』のトム・ゴーミカンがメガホンを取り、「デスパレートな妻たち」の脚本家ケヴィン・エッテンとともに脚本を手掛ける。(Hiromi Kaku)
2019年11月18日10日(現地時間)、第45回ピープルズ・チョイス・アワードが開催された。映画部門では、MCU作品&キャストが圧勝。映画賞&アクション映画賞に『アベンジャーズ/エンドゲーム』、男優賞にロバート・ダウニー・Jr.(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)、アクション映画スター賞にトム・ホランド(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)、女優賞にゼンデイヤ(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)が選ばれた。テレビ部門では、今年シーズン3が配信された「ストレンジャー・シングス」が作品賞とドラマ賞を独占。対抗馬は最終章が話題となった「ゲーム・オブ・スローンズ」、ティーンに絶大的人気を誇る「リバーデイル」、長寿番組「ウォーキング・デッド」、批評家も高評価の「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから」などだった。「ストレンジャー・シングス」からはミリー・ボビー・ブラウンが女優賞も受賞した。注目を浴びたのは、みんなのアイコン賞に選ばれたジェニファー・アニストン。『マーダー・ミステリー』で夫婦を演じたアダム・サンドラーとの友情や、「フレンズ」のキャスト、視聴者などに対する感謝を語り、観客を涙させた。さらなるインパクトを与えたのは、自動車事故で大けがを負ったケヴィン・ハートが最優秀コメディ演技賞を受け取りにきたことだった。事故後2か月、初めて公に姿を見せ、受賞スピーチで「いままでよりも人生に感謝するようになった」と語った。(Hiromi Kaku)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年11月12日『アベンジャーズ/エンドゲーム』が全世界歴代興行収入記録を塗り替え世界No.1 となったことも記憶も新しい中、スカーレット・ヨハンソン演じるマーベルの人気キャラクターの過去と秘密を描く単独映画『ブラック・ウィドウ』(原題:BLACK WIDOW)が、日米同時公開されることが決定した。万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた世界最高のエージェントであり、過酷な訓練によって育てられたスパイにして超一流の暗殺者であるブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウは、『アイアンマン2』(2010年)でマーベル映画に初登場して以来、アベンジャーズの一員として『アベンジャーズ』から『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』と計7本の作品で活躍。ヒーローたちが揃うアベンジャーズにおいて、スーパーパワーや人類の英知を極める科学力、圧倒的な経済力には頼らず、自らの強さと美しさを武器に戦う彼女の雄姿は、アイアンマンやスパイダーマンたちとは一線を画す独自の人気を誇ってきた。そんな彼女が『アベンジャーズ/エンドゲーム』でとった決断に、観客は大きな衝撃を受け、その隠された過去に思いを馳せずにはいられなかった。そんな彼女の過去と秘密を描く本作について、まだ多くは情報が出されていないが、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギらによると、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後の時代を背景に、ナターシャの“因縁の地”としてシリーズの中でも度々言及されてきたブタペストが舞台の一つとなること、新キャラクターでありナターシャの妹分とされているエレーナの登場などが明かされており、世界中のファンが大きな期待と共に公開を待ち焦がれているところだ。新キャラ満載の限定ポスターを東京コミコンで配布また、2019年8月にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたディズニー・ファンの祭典「D23」で配布された限定ポスターが、11月22日(金)~11月24日(日)に開催される「東京コミコン2019」内マーベルブースにて限定6,000枚の日本初配布が決定。赤を基調としたビジュアルの中央にたたずむのは、新たなグレーのコスチュームに身を包んだブラック・ウィドウ。両手には棒状の武器を携え、赤いリップと正面を見据えた視線が印象的。さらに、今作のメインの敵となるといわれる謎のヴィラン、タスクマスターの姿がブラック・ウィドウの背後に不気味に登場。見たもの全てを瞬時にコピーできるという原作コミックのままの能力を持つとすると、肉弾戦を得意とするブラック・ウィドウとの死闘が想像される。そしてポスター左右には、さらなる新キャラクターたちがお披露目。右側に描かれる、マスクをかぶったキャラクターは「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で人気のデヴィッド・ハーバーが演じるレッド・ガーディアン。さらに、アカデミー賞女優レイチェル・ワイズも顔を並べているが、彼女は以前、本作出演に関して自身の役柄をブラック・ウィドウであると語っており、本作ではコードネームとして使われる“ブラック・ウィドウ”が複数登場するとのうわさも。ポスター左側には、エレーナを演じるフローレンス・ピューをはじめとする女性たちが数名並び、ブラック・ウィドウと同じく“ウィドウ”と呼ばれるスパイたちではないかと推測されている。スカーレット本人は「この作品は私に”終わり”をもたらすために必要だった」と語っている本作。今後の続報にも注目だ。『ブラック・ウィドウ』は2020年5月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月12日映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場し、重大な役割を果たした、スカーレット・ヨハンソン演じる人気キャラクター、“ブラック・ウィドウ”。その単独映画となる『ブラック・ウィドウ』が、2020年5月1日(金)に、日米同時公開されることが決定した。描かれるのは、万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた、世界最高のエージェントにして超一流の暗殺者ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの謎に包まれた過去と秘密。強さと美しさを兼ね備えた彼女に秘められた謎……。そして『アベンジャーズ/エンドゲーム』の選択の裏に隠された背景が、ついに明かされることになるという。まだ本作についての情報は、多く出されているわけではないが、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギらによると、『シビル・ウォー/キャブテン・アメリカ』の直後の時代を背景に、ナターシャの因縁の地であるブタベストが舞台のひとつとなること、また、新キャラクターでありナターシャの妹分とされているエレーナの登場などが明かされている。さらに、2019年8月にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたディズニー・ファンの祭典D23で配布された、本作の限定ポスターが、11月22日(金)〜11月24日(日)に開催される、“東京コミックコンベンション 2019”のマーベルブースにて、限定6,000枚の日本初配布が決定された。限定ポスター (c)2019 MARVEL赤を基調としたビジュアルの中央にたたずむのは、新たなグレーのコスチュームに身を包んだブラック・ウィドウ。両手には棒状の武器を携え、赤いリッブと正面を見据えた視線が印象的だ。さらに、今作のメインの敵となると言われる謎のヴィラン、タスクマスターの姿も、背後に不気味に登場している。タスクマスターは原作コミックで、見たもの全てを瞬時にコビーできるという能力を持ったキャラクター。ブラック・ウィドウのおそろしい脅威になりそうだ。また、ボスター左右にはさらなる新キャラクターたちの横顔が。右側に描かれる、マスクをかぶったキャラクターは、『ストレンジャー・シングス』のデヴィッド・ハーバーが演じるレッド・ガーディアンだ。そしてさらに、アカデミー賞女優レイチェル・ワイズも顔を並べている。彼女は以前、本作出演に関して、自身の役柄を「ブラック・ウィドウである」と語っており、その発言の真意は、いまだ謎に包まれている。『ブラック・ウィドウ』2020年5月1日(金)日米同時公開
2019年11月12日大事故&大けがからSNSに復帰したばかりのケヴィン・ハートが、抱腹絶倒もののハロウィン動画をアップした。ケヴィンが今年挑戦したコスプレは、なんと“宿敵”であり“親友”のドウェイン・ジョンソン。現在のドウェインではなく、「ブイブイ言わせていた」というレトロな表現が似合うような90年代のドウェインだ。パンチパーマ風の髪、黒のタートルネックをデニムにインし、腰にはウエストポーチ、首と手首にはごつめのシルバーチェーン。全てを忠実に再現し、ミニ・ドウェインに扮したケヴィンが、決めポーズまでマネをしている姿は必見の価値あり。アリアナ・グランデは「トワイライト・ゾーン」(日本では「ミステリー・ゾーン」)の1エピソードである「みにくい顔」の主人公に扮し、いつものグラマラスな雰囲気からは想像がつかない狂気に満ちた顔をSNSで披露した。マーベル映画でロキを演じたトム・ヒドルストンと、マーベルドラマでデアデビルを演じたチャーリー・コックスは、お互いのキャラのコスチュームを交換して身につけ、ハロウィンを楽しむ姿が目撃された。2人はブロードウェイで現在上演中の「Betrayal」で共演している。毎年恒例、誰よりも本気度とクオリティーの高いコスプレが名物となっているハイディ・クルムは、今年は10時間以上かけて“変わっていく様子”をライブ中継。脳みそが透けていて、内臓も丸見えのサイボーグのような姿になっているが、まだ「完成」との宣言はしていない。その姿以上にハイディの耐える力に注目が集まっている。(Hiromi Kaku)
2019年11月01日WEBや女性誌で人気上昇中の占い師・真木あかりさんによる、連載コラム「真木あかりの惑星カレンダー」では、 惑星の動きを占星学的に読み解きます。今回は、11月1日からスタートする水星逆行についてお届けします。■11月1日、水星が逆行を開始します水星逆行(2019/11/1~2019/11/21)2019年最後の水星逆行が、11月の初日に始まります。スタートの時間は04:54、朝起きたらすでに逆行している感じですね。慌ただしい金曜&月初となりそうなので、少し早めに起きてあれこれダンドリをつけておくと良いかもしれません。今回の水星逆行は蠍座で起こります。水星逆行のときにありがちな「待っている返事がなかなか来ない」「予定が狂ってバタバタしやすい」という傾向に加え、「過去を振り返る」「過去に戻って、やり残したタスクを終わらせる」などの意味合いが強調される方は多いでしょう。今回のように蠍座で起こる逆行では、特に「自分の心の奥のほう、具体的に言うならば過去の記憶と関連が強い」といった特徴が見られそう。自分のなかで終わりにしたことがふたたび思い出されたり、すっかり忘れていたことが怒涛のように胸にあふれてきたり、という感じですね。水星逆行の時期は怖いもの、と思われがちですが、決して低迷期というわけではありません。なくしものが見つかったり、懐かしい人と再会したり連絡を取り合えたりと、「想定外の嬉しいこと」もたくさんある時期。どなたも承知しているとは思いますが、物事は嬉しいことだけで成り立っているわけでも、悪いことだけで成り立っているわけでもなく、それは水星逆行でも同じなのですよね。ただ、辛い経験をたくさんなさって、やっとの思いでここまで頑張ってきたという人にとっては「連絡がなかなか来ない」といえば恐怖でしかないでしょうし、「忘れていたことを思い出す」といえば辛い記憶がまた蘇ってくるのではと、たまらない気持ちになったとしても無理はないかと思います。とはいえ、不安になったときこそ、「そういう時期」と捉えて心の穏やかさを取り戻すことは、運に振り回されずにいるための大切なスタンス。そのうえで、この時期の出来事から自分に役立つメッセージを受け取っていけたら素敵です。◎逆行を通して、水星が私達に投げかけてくるものは?蠍座が象徴するテーマに「死と再生」というものがあります。物騒なキーワードですが、蠍座の神話からひもといてみましょう。英雄オリオンは「この世で一番強いのは俺だ」と驕り高ぶった口をきいたために大地の女神の怒りに触れ、彼女が放った蠍に刺されて死んでしまいます。このオリオンが象徴するものが、意思。人が傲慢になれば成長がストップし、ちっぽけなことで今まで築いてきたものを失います。そう、誰よりも強かったはずなのに、蠍に刺されただけで死んでしまったオリオンのように。人は意思を強くもって、これまでの自分に打ち克ち新しいことに挑戦し続けることでより良く生きていけるのです。「死と再生」が象徴する「死」とは、未熟な自分を手放すこと。そして「再生」というのは、わずかにでも成長した自分として生きていくことなのです。この時期、終わったことや忘れていたことが、ふと心のなかに蘇ってくる人は多いでしょう。終わりにしたと思っていた人と、再会する場合もあります。そこで、どうするか。それがこの逆行期の最大のテーマ。それによって、どんな自分が「再生」するかが決まってくるからです。特に、恋愛で復縁を願っている人にとっては、普段よりもチャンスが得やすくなる時期。全員とは言えませんが、思ってもみないところで再会したり、連絡が取れたりする可能性もあります。ただ、「本当にその人で幸せになれるのか?」「自分のなかの何かを殺して合わせてはいないか?」と、必ずよく考えるようにしてください。復縁を願っているくらいですから、どんなにわずかな希望でもYesと言いたいところだと思います。ただ、薄々「でも、冷静に考えれば苦労ばかりだよね……」「離れて楽になったかも」という気持ちがあったりするなら、それを見て見ぬふりをしても逆行後にまたギクシャクする可能性が高いのです。「再生」は、自分がより幸せになるためにするということをお忘れなきように。そして、忘れていたことをふと思い出した場合は、それが「再生」のために起こっていることを忘れないようにしましょうね。苦しめられたり、悲しんだりするために思い出されているわけではありません。人が困難な出来事から立ち直るとき、一気に心の傷が修復されるわけではありません。思い出したり、少しどうでもよくなったり、でもまた思い出したり……と、寄せては返す波のように治っていきます。いってみれば「もう治っていいよ」という運命からのサインなんですね。「再生」の意味合いがあるこの時期は、そうした意味合いがより強まるであろうと思います。自分のために、この逆行を使っていきましょう。どなたにとっても、意義のある逆行期間となりますように。■惑星逆行とは?星占いでは10個の星がそれぞれどの場所にいるかを見て運命を読み解いていきますが、月と太陽以外の惑星は時折、これまでと逆の軌道を描いて進んでいるように見えることがあります。この現象を「逆行」と呼びます。逆行の間、その惑星が意味するテーマは“いつも通り”ではなくなります。ストップしたり、戻ったり、一旦立ち止まって考えたり、などといった事象で実感できることが多いでしょう。「怖い」「悪いことが起きる」と不安になる方も多いのですが、ずっとネガティブな状態だったことがぽこんと元に戻る、ということだってあります。忘れ物を取りに引き返す、復習するといったイメージも浮かびます。どちらも大切なこと、ですよね。ケヴィン・バーク(※)は、順行の惑星は成長のレベルにおいて作用し、逆行の惑星は真価のレベルにおいて作用すると述べてもいます。この「逆行カレンダー」では、ただ惑星逆行を恐れるのみならず、自分が進化するために活かしていけるよう、さまざまな逆行の様子をお伝えしていきます。※ケヴィン・バーク:『占星術完全ガイド ――古典的技法から現代的解釈まで』の著者>>次回もお楽しみに11月前半のボイドタイムカレンダー(10月31日更新)プロフィール真木あかり占い師。大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道へ。四柱推命を中心に、占星術や九星気学、タロットカードなどを用いて鑑定・執筆を行う。『悪魔の誕生日事典』(宝島社)をはじめ著書、連載多数。
2019年10月30日ゲーム世界に吸い込まれた高校生たちが現実世界に戻るため、予測不可能なゲームをサバイバルしていく体感型アトラクション・ムービー『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が、日本語吹き替え版も上映することが決定。前作から主演声優陣も続投することが分かった。ゲームクリアから2年。現在、大学生となった気弱なゲームオタクのスペンサー役を木村良平が担当するほか、セルフィー大好きうぬぼれ美人のベサニー役をM・A・O、勉強苦手なアメフト選手のフリッジ役を武内駿輔、シャイで真面目ながり勉少女のマーサ役を水瀬いのりが続投!再びゲームの世界に吸い込まれることに…。そして、この4人が吸い込まれた“ゲーム世界のキャラクター”、ドウェイン・ジョンソン扮する冒険家の博士ブレイブストーン役は楠大典、地図専門家の教授オベロン役(ジャック・ブラック)は高木渉、動物学者フィンバー役(ケヴィン・ハート)は伊藤健太郎、女戦士ラウンドハウス役(カレン・ギラン)は白石涼子が演じている。しかし、続編となる本作ではさらに2人のおじいちゃんコンビも参戦。現実世界から6人もの人間がゲーム世界に入ったことで、誰がどのキャラクターの声を演じるのかもバグり気味に…!?ほかにも謎のゲーム・キャラクター役に、歌手でタレントのファーストサマーウイカが決定。本作ではゲームの世界で入れ替わるキャラクター設定がリセットされてしまい、救出対象のスペンサーがいったいどのステージにいて、どんなキャラクターになっているのか分からない…そんな謎のゲーム・キャラクターを彼女が演じるのだ。声優初挑戦となるファーストサマーウイカさんは「ありがたい!ありがたすぎます!!実は、昔からアテレコの仕事はしてみたいと思っていたのですが、なんと、あの人気シリーズの『ジュマンジ』で声優デビューできるなんて本当に夢にも思っていませんでした」と喜び、「私が演じるのは、ゲームの中に吸い込まれてしまった主人公のスペンサーが、ゲーム世界の中(=ジュマンジの世界)でアバターとなるキャラクターの一人です。しかも、そのキャラクターがどんな姿・形をしているのかということは言いたいのですけど、これは言えないので、映画を観てのお楽しみ!」とコメントしている。『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は12月13日(金)より日米同時公開。(cinemacafe.net)
2019年10月24日スピルバーグやスコセッシなどの名前ならまだしも、ケヴィン・ファイギの名前を聞いて、すぐピンと来る方は映画通と言える。でも殆どの方は、「それ誰?」と思うのではないだろうか。46歳という若さでマーベル・スタジオの社長を務め、当時誰にも見向きされなかったアイアンマンと言うキャラクターに新たな息を吹き込み世界の人気スーパーヒーローとして確立させ、マーベル・シネマティック・ユニバースの基盤を作った人、それがケヴィン・ファイギだ。現在のハリウッドで、いや世界中でいまいちばんときめいているセレブ的プロデューサーの軌跡を追ってみた。ネバー・ギブアップ精神1973年マサチューセッツ州ボストン生まれニュージャージー州育ちのケヴィン少年は、幼い頃からアクション・フィギュアと映画が大好きで、将来は映画を作りたいと夢見ていた。そこでケヴィンは、映画業界に入りたいキッズたちの憧れの的である私立大学USC(University of Southern California:南カリフォルニア大学)に入学申請をする。しかし彼はここで見事に却下されてしまう。だがこれでくじけていてはハリウッドではやっていけない。ケヴィン少年がUSCにトライすること5回。(アメリカの大学は学期の節目ごとに入学が可能)普通これだけ却下されれば諦める人が多いだろう。ところがケヴィンは諦めなかった。米国「Vanity Fair」のインタビューでは当時をふり返り「毎学期ごとにUSCに入学願書を提出した。5回、ひょっとしたら6回トライした」と語っている。そして遂にケヴィン少年は入学を許可される。彼が2~3回目の願書却下で諦めてしまっていたら、いまのマーベルにケヴィン・ファイギはいなかったかもしれないのだ。青年ケヴィン、ハリウッドへ!大学ですべてが決まるとは言わないものの、USCに入るとかなりのアドバンテージがある。何と言っても、ジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキス、ロン・ハワードなど錚々たる映画業界の要人たちが卒業した有名大学だけのことはあって、USC在学生・卒業生は映画業界でかなり優遇される。そのアドバンテージとして真っ先にあげられるのは、学校側から提示されるインターンシップの豪華さである。当時のケヴィン少年が物にしたのは、当時をときめく『スーパーマン』や『リーサル・ウェポン』シリーズの監督・プロデューサーとして有名だったリチャード・ドナー&ローレン・シュラー・ドナー夫妻が営むプロダクション会社でのインターンシップだった。仕事内容は主に夫妻が愛するワンコの散歩と洗車だったらしいが、「業界内の仕事」であることには変わりない。持ち前の粘りで2年間の“お手伝い係”を全うしたケヴィン少年は、やがて夫妻から有給の製作アシスタントとして雇われることになり、熟練プロデューサーだったローレン夫人のもとで働くことになる。当時『X-MEN』のプロデュースを手掛けていたローレン氏は、ケヴィンが持っていたマーベル・ヒーローの知識に感服しアソシエイト・プロデューサーとしてケヴィンを起用した。ケヴィンはそこで、製作総指揮にあたっていたマーベル・スタジオのCEOアヴィ・アラッドと運命的な出会いをすることになる。コミック・ヒーローに対する豊富な知識はもとより、ケヴィンの誠実さ、気転の速さ、そして映画に対するセンスを感じたアラッド氏は、ケヴィンにマーベルへの入社を勧めたのである。マーベルの苦難とスーパー・プロデューサーの誕生話しは多少前後するが、ここでまだケヴィンがマーベルへ入社する前の1996年に時を遡る。それは、マーベル・スタジオがまだマーベル・コミックスだったころだ。この年、同社は破産申告をする憂き目に遭っていた。若者たちのコミック・ブック離れが致命的な原因だ。マーベルは借金返済のために売れるものは全て売らなければいけない、という状況に追い込まれる。人気キャラクターの映画化権も売りに出された。ハルクはパラマウントへ、X-MEN、ファンタスティック・フォー、デアデビルはセットで当時の21世紀フォックスへ、そして最近「養育権争い」となったスパイダーマンとその関連キャラ(例:ヴェノム)はソニー・ピクチャーズへ、といった具合である。この時期にケヴィンの恩人となるアヴィ・アラッド氏が苦境に瀕したコミック会社の将来性に目をつけた。アラッド氏は昔からマーベル・ファンで、ハリウッドでもプロデューサーとして著名だった。アラッド氏は、仲間で屈指のオモチャ企業Toy Bizの責任者だったアイザック・パルムッター氏にマーベル参入をうながす。かくして両氏の指揮のもとマーベル・コミックス社は、マーベル・スタジオとして新装オープンするに至る。さて、マーベル・スタジオに入社したケヴィン青年に話を戻そう。入社当初、アラッド氏の右腕として採用されたとはいえケヴィンの仕事は、毎日山のように送られて来る脚本に目を通し、ミーティングに出かけるアラッド氏のカバン持ち兼助手といった具合だった。当時のマーベル社は、スパイダーマンなどの主要キャラクターを他社に売り渡してしまったため、自社のキャラを主人公にした映画なのにも関わらず、その方向性に口を出せない状況が続いていた。「キャラクターを熟知している我々がクリエイティブをコントロールしなければいけない。マーベル・スタジオに権利が残っていて映画製作においてコントロールが効き、かつオモチャとしても一番売れそうなキャラクターは何か…?」マーベル・スタジオの上層部もケヴィンも同じ思いを抱えていた。極秘のうちにマーベルは、子どもたちから成るリサーチ・グループを集め、マイティーソーやアイアンマン、ハルクなどのイラストを見せて、「どのキャラクターの人形が欲しいか?」という質問をし、その答えを統計した。その結果アイアンマンが“優勝”を飾ることになる。そして奇しくも2006年、ケヴィンの恩人であるアラッド氏がマーベルの会長兼CEO(最高経営責任者)としての引退を発表した。頭の回転の速さに加えマーベル・キャラクターに対する知識と愛情では誰にも負けなかったケヴィン・ファイギはかくして2007年、マーベル・スタジオの社長に就任したのである。敏腕プロデューサーの快進撃その権限を持ってして、水を得た魚のようにファイギの活躍が始まる。当時、ドラッグ問題などで俳優としてはリスクが非常に高かったロバート・ダウニーJr.の『アイアンマン』への器用を承認し、結果映画は記録的な大成功を収める。これを機にマーベル・シネマティック・ユニバースという巨大なフランチャイズがスタートし大成功を収めるに至っている。いっぽう、マーベルの大躍進に反比例して巨大なフランチャイズが岐路に立たされていた。親元ジョージ・ルーカスの手を離れてディズニーが買収するに至った『スター・ウォーズ』シリーズ、特に世界中で愛されている映画シリーズで暗雲が立ち込めていた。J.J.エイブラムスの指揮下でファンファーレとともに始まった最終3部作のうち、現在すでに公開されている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、そして監督ライアン・ジョンソンによる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は興行的には成功しているものの、「成功」という感覚からは程遠い気持ちを味わっているファンも見受けられた。その暗い気持ちは、スター・ウォーズ・シリーズ最愛のキャラクターであるハン・ソロの若き日を描いたスピンオフ作品『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の興行結果が出るにあたり万人のものとなる。12月公開『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を前にして、すでに将来のスター・ウォーズ戦略を練りはじめているディズニーは、偉大なるブランドをピンチから救い出してくれる人物を内々で模索していた。好きを極めてハリウッドの頂点へディズニーは、この時すでにファイギに着目していた。人当たりの良さ、論争の中で仲裁に入れる楽天家な気性、そして自らがスターウォーズの大ファンでもあることからファンのレベルに立って物を考えられる…。世界最大フランチャイズと言っても過言ではない『スター・ウォーズ』の舵取りを任せられる最適任者がファイギであることは誰の目からも明らかだった。9月25日ディズニーは、ケヴィン・ファイギがルーカス・フィルムのもとでこれからの『スター・ウォーズ』映画シリーズの製作指揮として就任することを発表した。ファイギは様々なインタビューで、子ども時代に『スター・ウォーズ』から受けた影響は計り知れないと語っている。まさに映画ファンとしての夢を叶えた人である。読者の皆さんの中でもきっと「映画で身を立てていきたい!」と思っている方がいらっしゃるだろう。もし周囲の人に、「映画なんか作ってもお金にならんぞ」などと言う御仁がいたら、ケヴィン・ファイギのことを話すと良いかもしれない。人間、なんでも好きなものがあったら、とことん好きになって、夢を諦めずに努力を重ねれば、きっといいことがある。そう思わせてくれるのがケヴィン・ファイギなのである。(文・取材:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)(text:Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)
2019年10月23日ワーナーメディアが来春スタートするストリーミングサービス「HBO Max」が、スタジオジブリの作品の放映権を獲得した。これにより、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』などの作品を配信することが可能となる。「HBO Max」のCCOケヴィン・ライリーは、「スタジオジブリの作品は、視覚的に息を呑むような素晴らしさで、夢中になるような体験ができます。わくわくさせ、魅力的。そして人情味あふれる数々の作品が、世界中の人の心をつかんできました。HBO Maxという利便性の高いプラットフォームを通して、より多くのファンにジブリ作品をお届けできることをうれしく思います」と語っている。「HBO Max」は子ども&ファミリー向けの番組に重点を置き、今月初めにはこのセクションを担当する重役を発表したばかり。また、長寿番組「セサミストリート」が「HBO Max」を“ホーム”とすることも決まり、シーズン51が配信されることも明らかになっている。(Hiromi Kaku)
2019年10月18日ブリー・ラーソンが、「Variety」誌の「パワー・オブ・ウィメン」特集号の表紙に登場。『キャプテン・マーベル』に主演し、MCU入りを果たしたブリーは、「キャスト全員が女性」というマーベル映画実現に向けて動いているといううわさに関してコメントした。同誌の記者が、「この件に関して、本当に話し合いは持たれているのでしょうか?」とブリーに尋ねたところ、「マーベル作品の多くの女性キャストたちが、ケヴィン・ファイギに『私たち、(女性)みんなでマーベル映画をやってきたじゃない。だからこれ(女性だけのマーベル映画)をやりたいんだけど』って言ったのは確か」とコメント。「だけどそれがどう作用するかわからない。だって、私はマーベルの将来を任されているわけじゃないしね。でも、私たち女性キャストは、すごく情熱的に、やりたいとお願いしたの。世界中の人たちが同じように望んでくれたら、実現するかもしれないね」と、ファンの声に期待を寄せた。ファイギも以前、「キャスト全員が女性」のマーベル映画に興味を示していることを明かしたが、これまでに具体的な映画化の話は報道されていない。しかし、女性キャラを中心に据えた『キャプテン・マーベル』は大ヒットし、来年はスカーレット・ヨハンソン主演の『ブラック・ウィドウ』も公開される。ライバルのDCコミックス原作の『ワンダーウーマン』も数々の記録を打ち立てた。ブリーが提案するよう、ファンからの要望が十分に集まれば、「キャスト全員が女性」のマーベル映画が実現するかもしれない。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年10月10日2020年3月12日(木)から29日(日)まで東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)のこけら落としシリーズとして上演されるオリジナル演出版ブロードウェイミュージカル「レント」。同公演の来日ツアー全キャストが決定した。【チケット情報はこちら】同作はプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに、AIDSや貧困、孤独に悩みながらも「未来も過去もない。大切なのは今、この瞬間なんだ」と躍動するイーストヴィレッジの若者たちの鮮烈な姿を描くミュージカル。また今回は、脚本・作詞・作曲を務めた故ジョナサン・ラーソンの生誕60周年の公演となる。チケットぴあでは現在先着先行販売を実施中。<キャスト>マーク役:コーディ・ジェンキンス/ CODY JENKINSロジャー役:コールマン・カミングス/ COLEMAN CUMMINGSミミ役:アイヤナ・スマッシュ/ AIYANA SMASHエンジェル役:ジョシュア・タヴァレス/ JOSHUA TAVARESコリンズ役:シャフィーク・ヒックス/ SHAFIQ HICKSジョアン役:サマンサ・ムボレクワ/ SAMANTHA MBOLEKWAモーリーン役:ケルシー・スウェイガード/ KELSEE SWEIGARDベニー役:ホアン・ルイス・エスピナル/ JUAN LUIS ESPINALアンサンブルキャスト:ザレ・アングア(ZARE ANGUAY)、レイラ・ガースク(RAYLA GARSKE)、レクシー・グリーン(LEXI GREENE)、イザベル・ジャサ(YSABEL JASA)、カイラ・アサンテ・ラコタ(CAIRA ASANTE LAKOTA)、スティーヴン・ロシェ・ロペス(STEPHEN ROCHET LOPEZ)、ベンジャミン・H.ムーア(BENJAMIN H. MOORE)、カリーナ・パーカー(CARLINA PARKER)、ジェイムス・スコッピ(JAMES SCHOPPE)、ジェイソン・テイラー・スミス(JASON TYLER SMITH)、ケヴィン・スティーヴンス(KEVIN STEVENS)、サム・ヴァン・ヴリート(SAM VAN VLEET)※2019年10月2日現在の情報です。出演者がやむを得ない事情により変更になる場合もございます。出演者の変更によるチケットの払い戻しは行いませんので予めご了承下さい。
2019年10月01日1か月以上前にスパイダーマンがMCUを離脱すると報じられ、世界中のファンが悲しんだ。スパイダーマンがMCUに復帰するのは絶望的とみられていたが、ここにきて、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが、スパイダーマンのMCU離脱を撤回する声明を発表。驚きの展開となっている。マーベルの社長ケヴィン・ファイギは「スパイディーのMCUの旅が続くことになって、本当にうれしい。マーベル・スタジオのみんなも、製作を続けられることをとても喜んでいます」、ソニーは「私たちはこの4年間で素晴らしいコラボを行ってきました。多くのファンと同じように、私たちもこの関係を続けられたらと強く感じていたのです。一緒に前進することが決まり、うれしく思います」とコメントしている。「Variety」誌によれば、木曜日夜(現地時間)、ソニー、ディズニーの重役とファイギが話し合いの機会を持ったという。前回はマーベル・ディズニー対ソニー間の利益の配分で交渉が決裂したと言われているが、今回はファイギのプロデューサーとしての手腕をソニーに“貸し出す”ことを条件に、マーベルとディズニーは利益の25%を受け取ることで合意に至ったとのこと。MCUに戻ったトム・ホランドが演じる『スパイダーマン』第3弾は、2021年7月16日に米国公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2019年09月28日マーベルの社長ケヴィン・ファイギが、ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディとともに、『スター・ウォーズ』の映画製作を手掛けることになったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。「スカイウォーカー・サーガ」の完結編である『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の製作を終えてから、本格的に始動するとのこと。関係者は、すでにケヴィンがある有名俳優に演じてほしい役があると声をかけたと明かしている。この有名俳優がだれであるかは不明だが、ブリー・ラーソンが取った行動で「もしかして声をかけられたのはブリー?」と話題になっている。ブリーはつい数時間前に『スター・ウォーズ』のコスプレでライフセーバーを持ち、C-3POと撮影した写真をSNSに投稿。「だれか『スター・ウォーズ』って言った?」とキャプションを添えたのだ。ブリー自身の「売り込み」かもしれないが、『スター・ウォーズ』の多くのファンはブリーを歓迎している模様。ディズニーの会長アラン・ホルンは、「キャシーとルーカス・フィルムが企画しているプロジェクトが楽しみです」、「『スカイウォーカー・サーガ』の完結を受け、キャシーは『スター・ウォーズ』の物語に新時代を築こうとしています。ケヴィン・ファイギは(『スター・ウォーズ』の)熱狂的ファンとして知られています。この類まれな才能を持つ2人のプロデューサーが、『スター・ウォーズ』の映画を一緒に作る。納得のいくことでしょう」とコメントしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より全国にて公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年09月27日日本で公開されたフランス映画史上No.1の興行収入を記録した『最強のふたり』のハリウッドリメイク版で、ケヴィン・ハートとブライアン・クランストンのコンビで贈る『THE UPSIDE』が、邦題『THE UPSIDE/最強のふたり』として12月20日(金)より公開決定。ポスターと予告編も解禁となった。スラム街出身の主人公・デルに扮するのは、コメディアンとして高い人気を誇り、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』や『ペット』シリーズなどで俳優としても活躍するケヴィン・ハート。全身麻痺の大富豪・フィリップには、TVドラマ「ブレイキング・バッド」でエミー賞4度の受賞を誇り、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』でアカデミー賞にノミネートされたブライアン・クランストン。さらに、オスカー女優の中でも最高峰に立つニコール・キッドマンもフィリップの秘書・イヴォンヌ役でアンサンブルに加わる。この度完成したポスターは、電動車椅子でふたりが街を走り抜ける『最強のふたり』のお馴染みの名シーンが切り取られたもの。さらに予告編では、お調子者だがまっすぐな性格のデルと、人生を諦めかけているフィリップが次第に絆を深めていく様子が描かれる。フランス版のオマール・シーとフランソワ・クリュゼのコンビに負けず劣らずのケヴィンとブライアンの相性抜群のバディ感に、ニコール扮するキャラクターがどのように関わってくるのか。また、ソウルの女王アレサ・フランクリンの名曲「Think」が、ハリウッドならではの底抜けに前向きなエンターテインメント性を感じさせる映像となっている。『最強のふたり』とは…フランスで2011年の興行No.1を獲得し、ヨーロッパ各国、そして日本でも大ヒットを記録した『最強のふたり』。日本では第24回東京国際映画祭コンペティション部門にて初上映され、最高賞の東京サクラグランプリを獲得、劇場公開されるや否や、笑いと感動が口コミで広まり、日本公開のフランス映画で最もヒットした作品となった。ハリウッドで『THE UPSIDE』としてリメイクされ、今年1月に全米で公開されると初登場1位にランクイン、その後7週連続でトップ10入りとなった。スラム街出身の無職の男とハンディキャップを持つ大富豪、全てが真逆のふたりのギャップに笑い、まさかの友情が涙を誘う感動ストーリーはそのままに、ふたりが互いに影響を与えることでたどり着く“人生のアップサイド”を描き、オリジナル版とはまた異なる感動のエンディングが待ち受ける。『THE UPSIDE/最強のふたり』は12月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月26日十数人の男性から強制わいせつやセクハラで訴訟を起こされている俳優のケヴィン・スペイシー(59)。原告の一人を担当していたジェニー・ハリソン弁護士が、実名は明かさずにスペイシーによる被害を訴えていたマッサージ師が死亡したと公表した。CBS NEWSなど米国の複数のメディアが報じている。この原告の男性は2年前にスペイシーに施術した際、腕を掴まれてスペイシーの局部に手を導かれ、性器を触るよう強制されたほか、キスを迫られたりオーラルセックスを強要されたりしたと主張していた。ハリソン氏は声明で「ジョン・ドウ氏(匿名の男性の呼び名)が最近亡くなったのは事実です。彼の早すぎる死は、家族に凄まじいショックを与え、葬儀を行う余裕もないほどです。業務上の責任から、私はスペイシーの代理人にこのことを伝えました。その意図として、家族が悲しみを乗り越え、故人の抱えていた問題を解決するためにより多くの時間を持てるように裁判所への通知を少し待って欲しいと伝えましたが、被告側はこの要請を無視して即刻提出。死亡の事実が明るみに出てしまいました」と、怒りを露わにした。死因はまだわかっていない。スペイシーを巡る訴訟では、マサチューセッツ州のバーテンダーによる訴えが、7月に検事により棄却されている。
2019年09月19日