綾野剛、芳根京子、榮倉奈々、反町隆史らが出演する現在放送中の日曜劇場「オールドルーキー」第7話(8月14日放送)に、声優の津田健次郎と平田広明がゲストとして登場することが分かった。「ビクトリー」として初の試みであるパラアスリートのマネージメントに挑戦し、梅屋敷(増田貴久)の新たな一面が描かれる第7話。「最愛」では刑事役、「ナンバMG5」では愛犬の声、「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」ではヒロインの元上司役と近年、ドラマ出演に注目が集まる津田さんが今回演じるのは、車いすテニス選手・吉木(福山翔大)が競技で使用する車いすを無償で提供する車いす製造・販売会社の社員で技術担当の矢部浩一郎。選手の体の一部となる車いすの調整をミリ単位で求められるメカニックは、競技には欠かせない存在。長い付き合いである吉木と矢部の遠慮のないやり取りを目の当たりにした主人公らは、2人の関係の深さに圧倒される。「第7話は熱いドラマが繰り広げられています」と今回の物語について語った津田さんは、「現場に入るのが本当に楽しみでした。一番びっくりしたのが、実在する車いすの製造会社で撮影したことです。実際に車いすテニスの競技にも使われている車いすが現場にあり、細部へのこだわりを感じました。その分、いい芝居をしなければと思っていましたが、現場の空気感のおかげで自然にその世界に入っていくことができました」とふり返り、「マイペースなところがある一方、心の中に熱いものもある。とても愛情あふれるエンジニアを演じておりますので、ぜひご覧ください!」とコメント。「ONE PIECE」のサンジの声や、ジョニー・デップの吹き替えでも知られる平田さんが演じるのは、主人公らが吉木のスポンサー獲得のためにプレゼンを行う大手企業「日本海上運送」の社長・湊啓一郎。物語のカギを握ると言っても過言ではない人物だ。平田さんは「車いすテニスという競技は、今注目を浴びていると思います。国枝慎吾選手の活躍のおかげで、車いすテニスをはじめとしたパラスポーツ全般までみなさんの意識が広がっていると思います。このドラマがきっかけでさらにパラスポーツに興味を持っていただけたらなと思います」と話し、「梅屋敷による熱い説得が特に見どころだと思います。津田健次郎にも注目してぜひご覧ください!」と見どころも明かしている。そのほか、「おカネの切れ目が恋のはじまり」以来2回目のドラマ出演となる河井ゆずる(アインシュタイン)が、吉木の所属会社の社員役で出演する。「オールドルーキー」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年08月11日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。綾野剛が主演を務める日曜劇場『オールドルーキー』の第5話は、中川大志が演じる城拓也の大きな成長が見られる回となった。中川大志といえば、転機となった作品はテレビドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)だろう。その後も『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)や『G線上のあなたと私』(TBS系)などのヒット作に出演し、恋愛ドラマにおいても硬派な役で女性の心を掴んだ。また『親バカ青春白書』(日本テレビ系)では天然で可愛らしい大学生を演じ、また違ったギャップを見せた。『オールドルーキー』では明るく職場のムードメーカー的存在である若手社員・城拓也。ジョークを言ったり、少しおちゃらけた表情が見られたりするところもまた新鮮である。今回はそんな中川大志の演技が光った第5話のシーンを紹介していこう。新町との衝突、城の葛藤を演じる中川大志サッカーファンの城は、ビクトリーに入社したての新町を、誰よりもリスペクトし、いつも明るい笑顔で話しかけていた。そんな新町と城が今回、初めてタッグを組むことになる。二人が担当するのは、無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)。城が初めてスカウトした選手である。だからこそ気合が入っていたのだが、三咲はどうしてもテレビやグラビアに出るのは嫌だという。彼女は多くの人にフェンシングを広めたいという想いがあるが、極度の人見知りだったのだ。ある化粧品会社から、新商品のイメージキャラクターに三咲を起用したいと申し出があるも、三咲はやはりCMの絵コンテを見るなり、出演を拒んだ。社長の高柳雅史(反町隆史)も彼女のわがままに怒り、結局マネージメントは解除となることに。せっかく見つけて自分でスカウトした選手であっただけに、城は悔しい表情を見せる。少し顔が赤く、三咲のわがままな態度が頭に来ているのがわかる。しかし新町から「お前はどうしたいんだよ、城」「あの時の情熱、どこ行ったんだよ」と言われた時の城は、マネージメントしたい気持ちと社長である高柳の決断には逆らえない気持ちが葛藤している表情をしていた。中川大志のセリフの間の取り方、怒りと悔しさで体が震える様子、新町と言い合いになり、息が荒くなっている状態も、どれも演技が細かく、丁寧で見入ってしまった。新町との衝突シーンに胸が締め付けられた人も多いだろう。それは、城の想いを全身を使って表現した中川大志の成果ではないだろうか。この時の新町はいつもより挑発的だったが、それもまた城に火をつけさせるためだったのかもしれない。これが『アスリートファースト』について考え直すきっかけとなるのであった。城の成長が見られた反論シーン三咲とのマネージメントはしないことになっていたにもかかわらず、CMを契約してきた城と新町。もちろん高柳は勝手な行動をした二人に激怒していた。以前、「自分は社員だから社長に反論できない」と言っていた城がそこで放ったセリフ。「間違ってたのはビクトリーの方だと思います!」視聴者もみな驚いただろう。「よくぞ言えた!」と拍手したい瞬間だった。そこから間髪入れずに自らの行動がどうビクトリーに利益をもたらすか、しっかりと自分は会社に貢献しているということまでハッキリと伝えていた。これまでどことなく頼りなく、長いものには巻かれろな雰囲気だった城が、このときはとてもたくましく見えた。中川大志の真っ直ぐな視線と、迫力のある演技には惚れ惚れする。またこれまでと違った新しい一面を見ることができ、嬉しい限りである。日曜劇場では、主人公の成長も見られるが、主人公に影響して周囲の成長も描かれる。日常生活もそうやって、日々、誰かの影響を受けたり、誰かに影響を与えたりすることで変化していく。自分も城のように変わりたいと思った人もいれば、新町のように誰かを変えてあげたいと感じた人もいるだろう。第5話は中川大志の演技に見入りながら、日常にそんな気付きをくれた良回であった。新町もこれにて正社員へと昇格し、ますます勢いがます『オールドルーキー』。後半戦が楽しみだ。[文・構成/grape編集部]
2022年08月06日リミ フゥ(LIMI feu)の2022年秋冬コレクションから、「オールドスクールタトゥー」ロングブラウスが登場。“船乗りの験担ぎ”が起源の「オールドスクールタトゥー」着想タトゥープリントを施した、シンプルなシルエットのロングブラウスがラインナップ。インスピレーション源の「オールドスクールタトゥー」は、船乗りたちが出向時の験担ぎとして彫ったタトゥーが起源となっており、1930~70年代にスタイルが確立されたものだ。薔薇や蛇、燃えるハート、有刺鉄線などのモチーフをプリントプリントモチーフとして、「オールドスクールタトゥー」の図柄で人気の高いツバメやノーティカルスター、ハート、鷹、蛇、短剣、薔薇、スカルを採用。加えて、リミ フゥを象徴する炎や燃えるハートのモチーフ、2022年秋冬シーズンのテーマと連動した有刺鉄線、蜘蛛の巣をあしらった。さらに、リミ フゥとしてスタートを切った年月日を表すローマ数字や、気骨を表す言葉・絵柄も落とし込まれている。身体に彫る位置と同じ場所にレイアウト蜘蛛の巣モチーフは肘、羽は肩甲骨など、タトゥーは図案によって身体に彫る位置が決まっているため、ブラウスを身体に見立てて図案をレイアウトしているのもポイント。身にまとうことで、タトゥーを彫ったかのような雰囲気を楽しめる。カラーは、ホワイトとブラックの2色を用意。ホワイトは、ハリのあるコットンタイプライター生地、ブラックには柔らかなコットンローン生地が用いられている。【詳細】リミ フゥ 2022年秋冬新作「オールドスクールタトゥー」ロングブラウス発売日:2022年7月15日(金)~展開店舗:リミ フゥ 伊勢丹新宿店/ 西武渋谷店/ 西武池袋本店/ 三越銀座店/ そごう横浜店/ 名古屋三越栄店/ JR京都伊勢丹店/高島屋大阪店/ 大丸梅田店、公式オンラインストア [ザ ショップ ヨウジヤマモト リミ フゥ]価格:68,200円カラー:ホワイト、ブラック【問い合わせ先】リミ フゥ プレスルームTEL:03-5463-1500
2022年08月06日綾野剛主演「オールドルーキー」第5話が7月31日放送。フェンシング選手役でゲスト出演した當真あみに「透明感あるしキラキラしてる」などの声が殺到。またフェンシングを理解しようと勉強する新町にも「アスリートも信頼できる」といった反応が送られている。プロサッカー選手を引退しセカンドキャリアを歩むことになった主人公が、スポーツマネージメント企業で現役アスリートのマネジメントを担当することになる…というストーリーが展開する本作。スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で見習いとして働く新町亮太郎を綾野さんが演じ、サッカー好きで新町に憧れている城拓也に中川大志。「ビクトリー」入社5年目でいつもは新町とコンビを組んでる深沢塔子には芳根京子。毒舌で塔子に対抗心を抱く梅屋敷聡太に増田貴久。元人気アナウンサーで新町と結婚、専業主婦をしていたが人気インフルエンサーとなった新町果奈子には榮倉奈々。果奈子の妹で城に興味がある糸山留美に生田絵梨花。ビジネスにはクールな姿勢を見せるが果奈子の大ファンでもある「ビクトリー」社長・高柳雅史に反町隆史といった顔ぶれも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。城は無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真さん)にスター性を感じ「ビクトリー」にスカウト。高柳は城に新町とコンビを組むよう伝え、城は新町との初タッグに気合いも入る。しかし三咲は極度の人見知りで活動費とフェンシングの認知度を上げたいと思いつつ、そのためにテレビに出演したり、グラビアの撮影をするのは嫌だと言う。そんななかある化粧品会社から三咲を新商品のイメージキャラクターに起用したいと申し出がある。大きなチャンスに高柳も新町や城とともに打ち合わせに参加するが、CMの絵コンテを見た三咲は撮影を拒み、高柳は三咲と契約できないと結論を出してしまう…というのが今回のストーリー。三咲役の當真さんは「妻、小学生になる。」での演技も話題となった注目の女優。視聴者からは「當間あみさん、見たことあるな~と思ったら!「妻、小学生になる。」の出雲ちゃんだった」「當真あみさん、透明感あるしキラキラしてるし。これから楽しみ」などの声が殺到。三咲をタレント的に売り出そうとしていたが考えが合わず、彼女をマネジメントすることをあきらめる城に対し、フェンシングの本を読んで勉強し、彼女の考えを理解しようとする新町には「フェンシングしかり、2話のスケートボードしかり、ちゃんと勉強する新町さんえらいよね」「アスリートのことをちゃんと理解しようとその競技そのものを勉強してる新町さん素敵だよな」「競技のこときちんと勉強して理解しようとする新町さん良いよね。アスリートも信頼できると思う」いった反応も送られている。【第6話あらすじ】正社員になった新町はバスケットボール選手の新垣和人(浅利陽介)を担当することに。ベテランの新垣は家族のために移籍を希望しており、実力からしても移籍はほぼ確実だったはずが新垣が練習中に大ケガ。移籍先との交渉は暗礁に乗り上げ、契約切れとなる元チームにも戻れなくなる。引退の危機に追い込まれた新垣に対し、高柳もマネージメント解消を考え始める…。「オールドルーキー」は毎週日曜21:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年08月01日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。かつて日本代表として活躍していた主人公がスポーツマネジメントという分野で第二の人生を歩む日曜劇場『オールドルーキー』。仕事に熱心に取り組む主人公の姿はいつも視聴者に元気を与えてくれる。しかし『オールドルーキー』第4話は、これまでと少し異なる『味変』の回となった。主人公・新町(綾野剛)が仕事ではなく、家族と向き合う重要な回である。綾野剛だからこそできる父親役の魅力綾野剛が演じる、父親としての新町は、明るく、笑顔で優しい反面、少し臆病なところがあり、強く叱ったり、居心地が悪いと感じたらその場から逃げたりするところがあった。よく考えると、我々はこれまで数々のドラマや映画で、喧嘩に強く、怖いと感じる役を演じてきた綾野剛を見てきたはずだ。それなのに『オールドルーキー』の新町が、本気で怒る姿は一ミリも想像できない。子供や妻に強く当たっている姿なんて考えられない。不思議である。これが綾野剛が作り上げたキャラクターであり、私たちは先入観さえ消えてしまうマジックにかけられているのか。先入観をなくしてくれることで、彼のまた新たな一面に出会えた気持ちになる。回を重ねるごとに綾野剛という俳優の未知数な魅力に取り憑かれているのは確かだ。そのマジック状態で見ることができたからこそ、第4話では、わだかまりを解くことに時間がかかってしまった新町の家族への想いがさらに伝わってくるのであった。娘との冷戦についに終止符娘はずっと「サッカー選手のかっこいいパパ」でいてほしかったのだろう。引退が決まってから、娘は口を聞いてくれなくなっていた。そして新町自身もサッカーへの未練を断ち切ることができていなかったのである。そこでビクトリーの社長や妻からの許しをもらい、現役復帰にチャレンジすることになった。娘たちにも、「これでもしダメだったらパパを許して欲しい」と伝えたうえでの挑戦だった。しかし結果は現役復帰ならず。こうなることはわかっていたかもしれないが、許すと言ったはずの娘も泣きじゃくっていた。やはり、サッカー選手のパパが見たかったのだろう。どこかで期待していた分、悔しい想いがあったに違いない。新町も自分の力不足と本当の引退を受け止めるしかなかった。そして後日、新町の引退試合が行われることに。やはり、これまで『不完全燃焼』で終わっていたことが最大の心残りだったのである。共に働くビクトリーの仲間や、サッカー選手時代のファンや仲間に見届けられ、ようやく新町はサッカー選手生命を終えることができた。盛大に祝福されるラストはやはり感極まるものがある。そして、娘とのわだかまりも解け、家族の絆がさらに深まった。何事も自分も予期せぬタイミングや、突然の流れで終わってしまうこともあるが、区切りをつけるということは気持ちの面でも大切なのかもしれない。ここから新町の第二の人生がスタートすることを、改めてはっきりと感じることができた瞬間だった。スポーツ選手のシビアな部分このドラマの良さは、スポーツ選手の活躍しているかっこいいところだけでなく、悩みや引退といったリアリティな部分まで扱っているところだ。今回、『横浜DeNAベイスターズ』2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)は、梅屋敷(増田貴久)からマネージメント契約が間もなく終了することを告げられていた。北芝はベイスターズに入団して6年目を迎えたが、ずっと2軍のまま。まだ24歳だが、待っていたのは今季限りでの戦力外通告だった。スポーツ選手というのは実力主義の世界。成績が悪ければ24歳でクビということも起こり得るのだ。会社と違って定年までその仕事が保証されることがない。選手の悲しい表情を見ていると、そのシビアで残酷な世界を改めて実感させられる。世界の選手たちはそんな思いをしながら、日々努力しているのかと思うとこれから我々もスポーツを見る目が変わるだろう。第二の人生をスタートさせた新町と、スポーツの世界をこれからも共に楽しみたい。[文・構成/grape編集部]
2022年07月30日Netflixが配信開始から間もない『グレイマン』について、続編とスピンオフ映画を製作することになったという。「『グレイマン』ユニバースが広がります!現在、『グレイマン』の続編を開発中です。主演のライアン・ゴズリング、監督のジョー&アンソニー・ルッソ、共同脚本家のスティーヴン・マクフィーリーが戻ってきます!さらに、多くの人から高い評価を得ているポール・ワーニック&レット・リース(『デッドプール』)による、スピンオフの製作も進行中です」とツイッターで発表。『グレイマン』は、マーク・グリーニーの小説「暗殺者グレイマン」シリーズを原作とした映画で、ライアンはCIAに裏切られ、逃亡生活を余儀なくされる暗殺者シエラ・シックス/コート・ジェントリーを演じている。シックスの命を狙うサイコパスな暗殺者ロイド・ハンセン役をクリス・エヴァンス、シックスを助けるCIAエージェントのダニ・ミランダをアナ・デ・アルマスが演じているほか、「Marvel アイアン・フィスト」のジェシカ・ヘンウィック、「ブリジャートン家」で大ブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジらも出演。続編にはライアンが引き続き主演するが、スピンオフの主演はだれか明らかになっていないため、「ぜひクリス演じるロイドを!」という映画ファンの声がツイッターに寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】グレイマン 2022年7月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開、7月22日よりNetflixにて配信
2022年07月27日先ほど第4話が放送された日曜劇場「オールドルーキー」の次週第5話(7月31日放送)に、神尾楓珠がゲスト出演することが分かった。「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「左ききのエレン」「いいね!光源氏くん」などに出演し、春ドラマ「ナンバMG5」の伍代役が大きな注目を集めた神尾さん。日曜劇場初出演となる今作では、人気も実力もある日本サッカー界の将来を背負って立つ存在、FC東京所属のJリーガー・伊垣尚人を演じる。第4話は、切羽詰まった表情で主人公・新町(綾野剛)に連絡をしてきたところで終了したが、奇しくも現役時代の新町と同じポジションであり将来有望な伊垣は、新町にどのような影響をもたらすのか。また、サッカー経験者であり、一時はプロを目指そうとしていたという神尾さんのサッカーシーンにも注目だ。神尾さんは「デビュー作がサッカー部員の役だったので、これまでも何度か作品でサッカーを披露したことはあり、僕自身、子どもの頃の夢がサッカー選手でした。現実ではなれなかったのですが、役を通してサッカー選手として生きられることが楽しみです」と話し、「これから徐々に登場していくので是非お楽しみにしていてください!」と視聴者へ呼びかけている。第5話あらすじ城(中川大志)は無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)にスター性を感じ、「ビクトリー」にスカウト。さらに、新町(綾野剛)とも初タッグを組むことになり、気合いが入っていた。しかし、三咲は極度の人見知りのため、テレビ出演やグラビア撮影は嫌だと言い、思うようにマネージメントができずにいた。そんな中、ある化粧品会社から三咲を新商品のイメージキャラクターに起用したいと申し出がある。願ってもないチャンスだったが、CMの絵コンテを見た三咲は、撮影を頑なに拒否。同じ頃、新町はサッカー日本代表候補で人気Jリーガーの伊垣尚人(神尾楓珠)からとある連絡を受けていた――。「オールドルーキー」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年07月24日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。綾野剛の演技といえばどんなイメージがあるだろうか。『コウノドリ』(TBS系)のような優しいイメージもあれば、『アバランチ』(フジテレビ系)のようなワイルドで力強いイメージもあるだろう。そんな綾野剛を見てきたからこそ、現在、放送中の『オールドルーキー』(TBS系 日曜夜9時〜)は少し違和感を覚えないだろうか。私の言う違和感というのは、綾野剛が『普通』なことである。誰にでも優しくて、仕事に真面目で、情に厚い。感情表現も豊かである。ドラマの主人公としてあるべき姿をしているはずなのに、なんだか物足りない。この物足りなさは、きっとこれまで数々の作品で、綾野剛という俳優の異色を放つ演技を見続けていたからではないだろうか。良い意味で『目立たない』主人公。でも、その目立たなさがいかに大事なのかを第3話で気付かされたのである。綾野剛はあえてこのような役を作り上げているのかとさえ感じた。第3話は、アイドルグループの『SixTONES』メンバーとしても活躍する田中樹演じる、マラソンのトップランナー、秀島との絆を描いた回であった。メインはマラソンランナーの秀島と、彼を入社時からサポートしていた塔子(芳根京子)。大口を叩いたものの、大会で結果を出せなかった秀島が世間からの批判に耐えられず、方針を変えるため、担当から塔子を外すよう希望した。一方で新町(綾野剛)が、秀島を担当することになり、彼にとっては正社員への切符がかかった大事な任務となる。しかし、新町は自分のためではなく、秀島と塔子の関係の修復を試みるのであった。二人の間に入り、想いを代弁してあげ、すれ違う二人を結ばせようと必死に動いていたのである。恋愛ドラマならこれはありえない。主人公が完全にアシスト側にまわっている構図になっていたのだ。でも、新町が取った行動は間違っていない。なぜなら、その人にとってベストな方法を提案するのが彼のモットーだからだ。『塔子が担当することが秀島にとって最良』だと判断した結果なのである。もし、新町が個性の強いキャラクターだったらどうなっていただろう。今回のゲストはマラソンランナーの秀島だったが、ビックマウスといい、発言も強気なキャラクターとは、主張がぶつかっていたのではないだろうか。塔子も仕事に責任感を持って取り組んでおり、自信もある。新町まで我が強いキャラだときっと反発しあっていただろう。オールドルーキーは様々なスポーツ選手が登場するが、ゲストが豪華なだけあってやはり皆、個性も強い。綾野剛が演じる新町はこれらのキャラクターとぶつかり合わないような設計になっているのではないだろうか。この塩梅がちょうどいい故、このドラマは最高のバランスで成り立っている。新町は自分の意見をはっきり伝えることもできるが、相手の意見をしっかりと聞くこともできる。そして謙虚だ。話している時の優しい雰囲気は誰からも好かれるに違いない。主人公だからといってひたすらに存在感を放つのではなく、周囲とのバランスを考えた上でキャラクターを仕上げる。これこそが綾野剛のなす技なのだと思った。このドラマを見始めて感じていた違和感の答えがようやく見つかった気がする。俳優の想いや計算され尽くした役作りは底知れない。これからも新たな発見を楽しみにドラマを視聴したいと思う。秀島のビックマウスに隠れた弱さ、アスリートの苦悩スポーツ選手の記者会見を思い返してみると、謙虚な人もいれば、それは無理でしょと言わんばかりの大口を叩く人もいる。自由な発言が求められる記者会見の場では『その人らしさ』がより現れるのだろう。「あの選手はなぜ、そんな発言をしたのか?」と深く追求することで、その人の本質が見えてくる。その点に注目した今回の展開は実に興味深いものだった。マラソンランナーの秀島は自他共に認めるビックマウス。試合前の記者会見では日本記録更新で優勝すると断言するような男だ。しかし、このビックマウスには隠れた本心があった。それは『自信のなさ』である。秀島は自信のなさをビックマウスによって打ち消すタイプなのであった。人前で宣言すれば、プライドも相まって有言実行をしないといけない気持ちになる。それを利用して自分を奮い立たせるのだ。やる気の出し方は人それぞれだが、あえて大口を叩くやり方も悪くないように思えた。最後まで秀島がビックマウスを直さなかったのも、彼が発言に伴った『結果を出す人間』であるという、一つの表現かもしれない。次回は新町が、サッカー選手として現役復帰のリベンジをする。ようやくスポーツマネジメントの面白さに気付き始めたところで、この展開。『オールドルーキー』の今後を左右する一大事だ。[文・構成/grape編集部]
2022年07月23日全米ベストセラー小説を初映像化した最新オリジナルシリーズ「ザ・オールドマン~元CIAの葛藤」が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて8月17日(水)より独占配信決定。予告編映像とキービジュアルが解禁された。本作は、米国で最も権威あるミステリー作品の賞であるエドガー賞受賞作家トーマス・ペリーによるベストセラー小説「The Old Man」(邦題「老いた男」)を原作に描かれ、ディズニープラスのオリジナル作品として初めてドラマシリーズ化された全7話のアクションスリラー作品。アメリカでは2020年以降プライムタイムのケーブルテレビで最も視聴されたシリーズ(※)となった。30年前にアメリカ政府と対立したことでCIAから逃亡することになって以来、2匹の犬と人知れず生きてきた元CIA工作員のダン・チェイス(ジェフ・ブリッジス)。CIAから逃れ静かに暮らしていたある日、何者かに狙われたチェイスは、敵を倒し名前を変えて逃走することに。チェイスにはアフガニスタン紛争中に“憎き野獣”とまで呼ばれ手段を選ばぬ男として恐れられてきた過去があったのだ。チェイスの元へさらなる追手が迫り来る一方、チェイスと複雑な過去があったFBIの副長官ハロルド・ハーパー(ジョン・リスゴー)は彼を追い詰めるよう指示されるが、逮捕は当局の予想以上に難航し、ついには特別訓練を受けた特殊部隊までもが出動する事態に。チェイスはなぜ、いまになって追われることになったのか、そして事態の背後に潜むものとは?守るべきものを守るため、チェイスは立ち上がる。主演は、『アイアンマン』や『キングスマン:ゴールデン・サークル』でもお馴染みで『クレイジー・ハート』ではアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジス。本作では自ら製作総指揮も務める。ジェフ・ブリッジスそして彼を追い詰めるFBIのハーパー役には『スキャンダル』や『猿の惑星:創世記』ほか数々の出演作と受賞歴を持つ個性派ベテラン俳優のジョン・リスゴー。ジョン・リスゴーまた、「プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち」に出演していたエイミー・ブレネマンらハリウッドの豪華俳優陣が勢揃いする。第1話と2話の監督は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のジョン・ワッツが務め、シリーズ全体の製作総指揮も担当。このほど、アメリカでは早くもシーズン2の制作が発表されている。(※2020年以降プライムタイム(ゴールデンタイム)にケーブルテレビで放送された作品の中で、公開初日の視聴者数が最多を記録)。「ザ・オールドマン~元CIAの葛藤」は8月17日(水)よりディズニープラスの「スター」にて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年07月23日関東でも猛暑日が続いていた6月下旬、本誌が千葉県で目撃したのは綾野剛(40)。この日は日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)のロケが行われていたのだ。『オールドルーキー』は3話続けて視聴率は2桁を超え、好スタートをきっている。「綾野さんの最近の出演作でいえば、『恋はDeepに』の平均視聴率が8.4%、『アバランチ』の平均視聴率が8.6%でした。いま撮影中の日曜劇場は人気枠ですし、綾野さんとしても『もう一桁俳優は返上したい』という思いが強いようです。ふだんの綾野さんは、現場で共演者によく話しかけるタイプなのです。しかし今回はコロナ禍での撮影でもあり、また役作りに集中するためか、共演者から離れて、ひとりでスマホを見ている姿がよくみかけられています。ゲスト出演者にも、軽い挨拶程度ですませ、すぐに撮影に入ることが多いですね」(TBS関係者)また綾野が節減しているのは言葉数だけではないという。「綾野さんがかなりやせていたので、心配した共演者がその理由について聞いたところ、『お酒を飲むとむくみやすい体質なので、少し控えているんです』と、答えていました」(前出・TBS関係者)酒豪とも報じられている綾野が、まさかの節酒宣言。やはり「二桁視聴率死守」への強い覚悟を固めているようだ。
2022年07月21日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「明日からまた1週間が始まる…」社会人も学生も日曜の夜は憂鬱な気持ちになってしまう人が多いだろう。そんな夜にこそ見てほしいものが日曜劇場である。気持ちが高まり「明日からまた頑張ろう」と思わせてくれる作品に出会えたら、良い1週間のスタートを切ることができるだろう。だからこそ、この枠は『日曜劇場らしさ』が大切だと思っている。ここで指す、日曜劇場らしさというのは、主人公が目の前のことに誠意を持って、熱心に取り組む姿が見られることだ。目標に向かって努力することで、チームワークもできる。そんなドラマの中の登場人物はいつだってキラキラと輝いて見えるのだ。仕事や勉強に一生懸命取り組む姿は、時に感動を与え、私たちに日常との向き合い方を改めて考えさせてくれる。それが私たちのパワーとなるのだ。開始早々、好感触を得ている綾野剛主演の『オールドルーキー』(TBS系)。引退を余儀なくされた元サッカー日本代表の主人公・新町亮太郎が、スポーツマネジメント会社の社員として第二の人生を歩む。第2話ではアスリートに向き合う新町と、増田貴久演じる梅屋敷颯太の苦労も描かれ、日曜劇場らしい見応えのある回となった。早くも仕事の本質に辿り着いた主人公高柳社長(反町隆史)から新たに任されたのは、9歳のスケートボード選手・牧村ひかりのスカウト。ひかりは全国大会で優勝したものの、まだ無名な小学生。今のうちにマネージメント契約を結び、育てて行きたいという方針である。しかし、立ちはだかるのは父親の壁。他人ではなく、自らがスケートボードを教えてひかりを育てたいという父親の意見を尊重するべく、塔子(芳根京子)は要望に合うスポンサー探しを行っていた。そしてスポンサーを獲得し、いざ契約が決まるという直前。新町は待ったを入れた。父親の意見を尊重してきたが、ひかり自身はどう考えているのか。大切なのは本人の意見である。また9歳だからといって、本人の主張に耳を傾けないのはおかしい。「アスリートに寄り添うこと」それが自分の仕事であり、使命である。新町はスポーツマネジメントという仕事の楽しさに早くも気付いたようだった。マネジメント契約が選手のためじゃなく、会社の利益を優先すべきものなら、この仕事は続けられない。自分のやり方を貫く、これでこそ日曜劇場の主人公だと思った。契約寸前で保留となったことに最初は怒りをあらわにしていた塔子だったが、新町の考えを聞いて何も言い返せないようだった。結果的に、ひかりの意見も尊重され、マネジメントは他社と協力し共同マネジメント契約を結ぶことで合意。新町の信念により、選手にとってベストな方法を提案することが出来たのである。増田貴久の独特な存在感新町・塔子ペアが奮闘するなか、同じく増田貴久演じる梅屋敷も仕事に奮闘していた。増田貴久と言えば、近年ドラマ界でじわじわとその存在感を発揮している。火付けになったのは『ボイス110緊急指令室』(日本テレビ)。主人公の部下として、職務に奮闘する姿を見せながらも、中盤で組織を裏切るという重要な役を器用に演じていた。芝居を見ていて思うが、髪型や表情からはどことなく少年のような幼さを感じさせるものの、声は低音で男らしい。『ボイス』では鍛え上げられた肉体も披露していたが、普段のニコニコとして優しい印象からは到底結びつかない仕上がりだった。そのギャップに惹かれる人が多いのも頷ける。増田貴久は口元の表情が豊かだ。怒ったり、悲しんだり、口角がわかりやすく上下する。彼から感じるマスコットキャラクターのような雰囲気はそんな多様な表情から来ているのかもしれない。しかし、オールドルーキーでは自他共に認める会社のエースを演じており、性格も怒りっぽく、これまでの役とは一味違った印象を受ける。今回、梅屋敷が担当していたのはプロゴルファーの高槻(竹財輝之助)。ペットロスが原因となり、極度のスランプに陥っていた。布団の販売からスポーツマネジメント会社に転職した梅屋敷はスポーツ経験がない故、スランプの改善方法がわからず困り果てる。匙を投げそうになりながらも、自腹でペットをプレゼントすることで高槻はスランプを乗り越えることに成功した。自分だけではどうしようもできない、これがスポーツマネジメントの仕事の難しさなのだ。にしても、自腹でペットを購入した展開は驚きの展開。梅屋敷の仕事に対する熱意が伺える。もどかしさに怒りをぶつけたり、スランプを克服し、嬉し涙する姿は締めにふさわしいシーンとなった。増田貴久の持つ独特な存在感が発揮された証である。これからも彼の俳優としての可能性には大いに期待したい。第2話では、改めて人をサポートする仕事の向き合い方や難しさを知ることができた。少しずつ成長する主人公と、ビクトリーの仲間たちの奮闘をこれからも見守っていきたい。[文・構成/grape編集部]
2022年07月09日セリーヌのグローバルアンバサダーをつとめるBLACKPINKのLISAが、セリーヌのアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターであるエディ・スリマンによるコレクションを着用しました。LISA/©CELINEバッグ トリオンフ ティーン ブザス 45万1,000円(税込、予定価格)(2022年7月4日 ソウルにて)
2022年07月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。今活躍している人も、現役でバリバリ働いている人も、その終わりがいつ来るかなんてわからない。自分はまだいける!そう思っていたとしても世間の評価は無惨にも異なる場合がある。もし明日、チームが解散になったら?会社をクビになったら?私たちは現実と向き合うことはできるだろうか。プライドを捨てて新しい人生を歩むことはできるだろうか。2022年6月26日より、綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)がスタートした。人生はいつだってやり直せる。まさに人生の教科書になってくれそうな新たなドラマの誕生である。『オールドルーキー』の主人公は綾野剛演じる、元サッカー日本代表の新町亮太郎。いわゆるサッカー選手としての全盛期はとっくに過ぎてしまっているものの、また日本代表へ返り咲こうと闘志を燃やしていた。周囲から「それは厳しいでしょ」と向けられる視線にも気づいていない、ちょっぴり痛めな主人公である。ある日、所属していたチーム「ジェンマ八王子」が突然、経営難で解散することになった。同僚は他チームに移籍する中、新町は年齢のハードルもあり、いっこうに移籍先が見つからない。そこで、移籍先を見つけてもらうため、スポーツ選手のマネジメントを行う会社ビクトリーと出会う。しかし、現実はそう甘くなかった。結局、移籍先は見つからず、そのまま『現役引退』を余儀なくされたのである。住宅ローンや幼い娘2人の教育費など、これから大事だという時に無職になる不安は考えただけでも恐ろしい。妻が頭を抱えるのも当然だ。新町の全盛期、J1にいた頃の年俸は5000万以上。よく「生活の質は簡単に下げられない」というが、新町は、まさにソレだった。J3のジェンマ八王子に移籍してから年収は400万円台になったにも関わらず、妻には「またJ1に返り咲いてやる」と言いながら高級車や時計など浪費を繰り返していたのだ。それなのに、いざ、叩きつけられた引退という現実。これまでサッカーしかやってきていなかった新町は、もちろんパソコン操作やサラリーマンのような営業もできない。転職活動は上手くいかなかった。世間はそう甘くない。そう主人公が身を呈して教えてくれたのだが、ドラマとはいえ、初回から目をそむけたくなるような残酷なスタートである。これまでスポーツや仕事などで大きな挫折の経験がある人は共感できる部分が多かったのではないだろうか。綾野剛の表情豊かな演技に視聴者も感情移入!数々のドラマを視聴してきたが、ここまで陰と陽のキャラクターを上手く使いこなす俳優は他に出てこない。最近だと『アバランチ』『MIU404』『恋はDeepに』『コウノドリ』など、どれも違った綾野剛を楽しむことができた。声のトーンが高く、ヘラヘラとした様子で喋るのも綾野剛であり、ドスの効いた声に鋭い目つきで睨むのも、微笑みながら包み込むような優しさを見せる姿も綾野剛なのである。ここまで対照的なキャラクターを演じ分けながら、どちらを見ても「綾野剛だ!」と認識させられることに感心する。そして本作の綾野剛は陽の印象が強い。いつもニコニコとしていて、よく喋り、周囲を明るくするタイプだ。サッカー選手というみんなの憧れであるからこそ、キラキラとした弾ける笑顔が似合う。初回では、そんなキャラクターが世間の厳しさを目の当たりにし、徐々にプライドがボロボロになっていく姿を綾野剛ならではのキャラクターで演じて魅せた。悲しみを笑顔で取り繕っている感じも繊細に表現されている。本当は辛いけど笑うしかないんだろうな。そう感じさせられる表情を見ることで、こちらも自然と感情移入されてしまうのである。また、涙のシーンはさらに箔が付く。日雇いの交通整理の仕事をしながら、虚しくなった新町が「俺、何やってんだ…」と、涙ぐむ姿には多くの視聴者が胸を締め付けられたのではないだろうか。幅広い表情を見せてくれる綾野剛の演技が今後も楽しみだ。個性豊かなレギュラーメンバーも見どころ!社長の厚意もあり、ビクトリーで働くことになった新町だが、そこには愉快なキャラクターも数多く登場。バリバリ仕事ができる若手のホープ・塔子(芳根京子)は、初回から新町の教育係として奮闘。ゲストである、横浜流星演じるサッカー選手との商談シーンも、凛として応じる姿は非常に魅力的であった。また塔子と同様に成績優秀で社長にも買われている梅屋敷(増田貴久)。仕事ができると自覚しているが故に鼻につく態度が個性的で可愛らしい。最近ドラマに引っ張りだこな増田貴久の演技も見どころである。第二の人生を再スタートさせる主人公が仲間と共にこれからどう成長してくのか、夏ドラマにふさわしい、熱いパワーをもらえる作品になりそうだ。[文・構成/grape編集部]
2022年07月02日King Gnu(キングヌー)の新曲「雨燦々」が配信リリース。綾野剛主演のTBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌として書き下ろした。King Gnu新曲「雨燦々」がドラマ主題歌に2021年末は、映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌「一途」や同映画のエンディングテーマ「逆夢」のリリースで話題を呼んだKing Gnu。2022年も菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」主題歌「カメレオン」の発売や、初の東京ドーム公演の開催など、ホットなニュースが絶えない。そんなKing Gnuが、新曲「雨燦々」をリリース。TBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌として書き下ろした楽曲だ。King Gnuの新たな一面が垣間見えるような一曲に仕上がっているようで、常田大希は「我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました」と語っている。新曲「雨燦々」MV公開新曲「雨燦々」のミュージックビデオは、8月16日(火)20:00に公開。PERIMETRON(ペリメトロン)のOSRIN(オスリン)が監督を務めており、「眩しく赤い青春を描きました。 私のこの夏は雨燦々、一色。 あの頃みたいに 一緒に帰ろって言って チャリンコでまたねって。 またやりたいな〜。 スイカ食いながら見てください。」とコメントを寄せている。綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」なお、「オールドルーキー」は、綾野剛主演の日曜ドラマ。ドラマでは、綾野扮する元サッカー日本代表・新町亮太郎がスポーツマネージメントの世界で奮闘する姿が描かれる。<King Gnu 常田大希コメント>日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌のために「雨燦々」という楽曲を書き下ろしました。お話を頂き脚本を読み込んで行く内に、登場人物達の魅力に引き込まれて時間を忘れて読み耽ってしまったのが良い思い出です。こんなポジティブなエネルギーに満ちた作品に力を添えられた事をとても嬉しく思っております。意外にもKing Gnu としては剛ちゃんとの初作品になりますね!我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました。聴いていただくのが楽しみです。どうぞ宜しく!<綾野剛コメント>『オールドルーキー』にとって最後のピースがそろいました。誰一人として孤独にならぬよう照らしてくれる煌めき。いつだって寄り添ってくれる力強い愛。そして涙以上に染み込む雨がこんなにもあったかいなんて。また僕らを眩しい世界へと導いてくださいました。これからの時代を切り開き、生きる人すべてへふりそそぐ応援讃歌。ここに誕生です!【詳細】King Gnu 新曲「雨燦々」配信日:2022年7月15日(金)※綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」主題歌■TBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」放送日時:2022年6月26日(日)より毎週日曜21:00~21:54※初回25分拡大出演者:綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、生田絵梨花、稲垣来泉、 泉谷星奈、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史
2022年06月23日ウィンダンシー(WIND AND SEA)から、VANS(ヴァンズ )との初のコラボレーションコレクションが登場。ウィンダンシー×VANS「オールドスクール」互いに異なる立場と土壌から、独自のカルチャーを築き上げているウィンダンシーとVANS。両者にとって初のコラボレーションとなる今回は、VANS永遠の定番として多くのファンに愛される名作「オールドスクール(OLD SKOOL)」をベースにしたコラボレーションスニーカーが制作された。“VANS AND SEA”の特別なロゴをデザイン普遍的な美しさを持つ「オールドスクール」のシルエットや特徴はそのままに、ソール部分に“VANS AND SEA”の特別なロゴをリフレクタープリントでデザイン。カラーは定番のブラック、様々なスタイルに合うベージュの2色で展開される。チェッカーフラッグ柄のTシャツ&ソックスもまた、VANSのシグネチャーであるチェッカーフラッグ柄にフィーチャーしたビッグシルエットTシャツとソックスも発売。ビッグシルエットTシャツは胸元にチェッカーフラッグ柄の“SEA”ロゴを大胆に、ソックスは履き口周りにチェッカーフラッグ柄と“VANS AND SEA”ロゴをデザインしている。商品情報VANS × WIND AND SEA発売日:・2022年6月10日(金) ウィンダンシー公式オンラインストア、ABC-NETMART本店のオンラインストアにて先行発売・2022年6月11日(土) ウィンダンシー中目黒・大阪、その他VANS取扱の実店舗で発売価格:・「オールドスクール」14,300円・「チェッカーフラッグ Tシャツ」7,700円・「チェッカーフラッグ ソックス(3足)」3,850円
2022年06月09日VANS(ヴァンズ)からストライプ柄の新作スニーカー「オールドスクール(Old Skool)」「オーセンティック(Authentic)」が、2022年6月10日(土)よりVANSストア各店などで発売される。爽やか上品ストライプ柄のVANS新作スニーカーVANSのアイコニックなシューズに、マルチストライプ柄の新作がラインナップ。アッパーにあしらったストライプ生地は、まるで高級テーラーで仕立てられたかのように上品な佇まいだ。「オールドスクール」にはブルー系にまとめたストライプ柄を、「オーセンティック」にはグリーン系をアッパーに採用。涼しげなカラーは、これから迎える夏のコーディネートで活躍してくれそうだ。詳細マルチストライプパック発売日:・2022年6月4日(土) ビリーズ・2022年6月10日(金)~ VANSストア各店、ABCマート グランドステージオンライン価格:・オールドスクール 8,250円・オーセンティック 7,150円【問い合わせ先】VANSジャパンTEL:03-3476-5624
2022年06月09日福田靖脚本の新ドラマ「オールドルーキー」に芳根京子、反町隆史、中川大志の出演が決定した。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に主人公・新町亮太郎(綾野剛)が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。芳根さんが演じるのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社長も期待する、デキる若手社員・深沢塔子。責任感が人一倍強く、バリバリ働くキャリアウーマンで、入社5年目にして7人のアスリートのマネージメントを担当。元々、アナウンサー志望であり、スポーツ選手と結婚できるかもと思い、ここに入社したというミーハーな一面もある。そして、新町の教育係としてバディを組むことになる。今回の役作りで髪を20cmほどカットしたという芳根さん。「ここまで思い切ってバッサリ切ったのは初めてで、自分でも鏡を見るたびに驚いてしまいますが、新たな自分をお見せできるのではないかなと思っています」と言い、「撮影が始まったばかりで、塔子という女性をどう魅力的に生きていくか模索中ですが、新町さんとのコンビが、見ていてすっと入ってくるような気持ちいいコンビになるといいなと思っています」と意気込む。日曜劇場初出演となる中川さんと反町さんが演じるのは、「ビクトリー」の高学歴若手社員・城拓也と「ビクトリー」の社長・高柳雅史。新町に憧れてサッカーを始めた根っからのサッカー好きで、遊び感覚で仕事を楽しんでいる“ムードメーカー”城役の中川さんは「普段俳優という表舞台に立つ職業をしていますが、僕自身、裏方の仕事にも常に興味を持ってきました。今作の台本を読んで、アスリートと全力で向き合い、どうやったら良いパフォーマンスをして貰えるのか、どうやったらその人の魅力が一番伝わるのか、常に考え、裏から支えていくマネージメントの仕事にとても魅力を感じました。幼い頃から、スポーツには沢山の感動を貰いました。アスリートの方々、スポーツ業界で働く方々へのリスペクトを忘れず、存分にその世界を楽しみたいと思います!」とコメント。城拓也役の中川大志“ある目的”があって新町をわざわざ入社させたという、敵か味方か分からない高柳役の反町さんは「人生をかけてきた『仕事』が頓挫し、人生の第二ステージに立った時、人は何に支えられ、どう試練や葛藤を乗り越えていくのか?セカンドキャリアと一言で言っても、環境も人間関係もゼロからのスタートはどんなチャレンジなんだろうと想像しつつ、妥協しない『ビクトリー』の社長役を演じています。魅力的な出演者が織りなす人間関係にも注目して、お楽しみいただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。高柳雅史役の反町隆史「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月30日サッカー以外何もないどん底主人公が新たな目標に向かい、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する、福田靖脚本のドラマ「オールドルーキー」。この度、綾野剛演じる主人公の妻を榮倉奈々が演じることが分かった。妻・果奈子は、主人公・新町の一番のサポーターとして時には厳しく、時に優しく彼を鼓舞してきた元人気アナウンサー。2人の娘・泉実(稲垣来泉)と明紗(泉谷星奈)を育てるためにも、新町の第二の人生を必死でサポートしていくが、現実に直面し、心が折れそうになる新町に複雑な思いを抱えていくことに。そして、自分自身も家族のために大きく動き出していく。榮倉さんは「亮太郎の一番の応援団であり、一番の理解者であり、きっとこれまでも亮太郎を献身的に支えて・・・手のひらで転がして・・・きたであろう、夫婦のこれまでのストーリーが垣間見えるような、家族のシーンを作っていけたらと思っています」とコメントしている。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月29日俳優の中川大志が、7月期に放送される綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(毎週日曜21:00~)に出演することが29日、発表された。本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。5月23日からスポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働く個性豊かな面々をはじめとしたドラマ出演者たち=本作のベストイレブンを随時発表している。このたび、2019年に第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、その演技力を伸ばし続けている中川大志の出演が発表された。役者歴が長く、映画はもちろんドラマ、バラエティやラジオなど多岐にわたって活躍している中川。NHK大河ドラマへの出演は4作品にもなるという実力派だが、意外にもTBS日曜劇場へのレギュラー出演は今作が初となる。中川が演じるのは、「ビクトリー」の高学歴若手社員・城拓也(じょう・たくや)。育ちがよく、スポーツが大好きという理由で入社したため、遊び感覚で仕事を楽しんでいる。小学生の頃に、日本代表戦に出場していた新町に憧れてサッカーを始めたという根っからのサッカー好き。新町が同じ会社の“オールドルーキー”として奮闘する姿は、純粋に新町をリスペクトする城にどのような影響をもたらすのだろうか。○■中川大志コメント中学生の頃から、TBSドラマの現場では沢山のことを学び、その後の俳優としての核となる、かけがえのない時間を過ごさせていただきました。いつか絶対に立ちたい! と夢見ていた、憧れの日曜劇場に初めて参加出来ることが本当にうれしくて、ドキドキしています。普段俳優という表舞台に立つ職業をしていますが、僕自身、裏方の仕事にも常に興味を持ってきました。今作の台本を読んで、アスリートと全力で向き合い、どうやったら良いパフォーマンスをして貰えるのか、どうやったらその人の魅力が一番伝わるのか、常に考え、裏から支えていくマネージメントの仕事にとても魅力を感じました。幼い頃から、スポーツには沢山の感動を貰いました。アスリートの方々、スポーツ業界で働く方々へのリスペクトを忘れず、存分にその世界を楽しみたいと思います! お楽しみに!
2022年05月29日「NEWS」の増田貴久が、福田靖脚本で贈る7月期のTBS新日曜劇場「オールドルーキー」に出演することが分かった。サッカー以外のスキル&経験なしのどん底主人公・新町亮太郎(綾野剛)が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語にもなっている本作。今回、増田さんが演じるのは、そんな主人公が働くことになるスポーツマネージメント会社「ビクトリー」のエース・梅屋敷聡太。自身の学歴に激しくコンプレックスを持つ梅屋敷は、仕事が上手くいった同僚や、自分より優れた後輩を猛烈にライバル視する一面も。彼が仕事にかける情熱やその背景が明らかになるとき、どのような彼の葛藤が見えてくるのか注目だ。TBS連続ドラマへの出演は、「レジデント~5人の研修医」から10年ぶりとなった今回。増田さんは「久しぶりにTBSのドラマに呼んでいただけてうれしいです!」と喜び、「この作品の素晴らしさを伝える1つのピースとして、精一杯頑張ります」と意気込んでいる。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月25日福田靖脚本ドラマ「オールドルーキー」より、綾野剛演じる主人公が働くスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社長秘書役で岡崎紗絵が出演することが分かった。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底主人公・新町亮太郎が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。新町を綾野さんが演じるほか、上司役に高橋克実、愛娘役に稲垣来泉と泉谷星奈が決定している。今回新たに発表された岡崎さんは、『シノノメ色の週末』「パーフェクトワールド」「ナイト・ドクター」「ドクターホワイト」やバラエティ番組などに出演、モデルとしても活躍し、マルチな才能を見せている。本作で演じるのは、「ビクトリー」の社長が絶大な信頼を置く凄腕社長秘書・真崎かほり。夜な夜な飲み会を開いては優しい言葉を投げかけることから、社員たちにとって女神のような存在で、一目置かれている。一方で、社長秘書として社長の辛辣な社員評価を知り尽くしているが、そのことは決して社員には明かさないという小悪魔系女子でもある。「名だたる俳優の皆様とご一緒できるのはとても光栄です」と出演を喜んだ岡崎さんは、「葛藤するけども、持ち前の明るさと強さで打開し、新たな道を切り拓いていく。今までにない考え方や行動で、周りをも巻き込んで影響させていく。熱を伝導していくパワーを持った主人公に、私も熱く感化されて、希望溢れる作品の一員になりたいです」と意気込んでいる。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月24日鬼才パク・チャヌク監督が世界を震撼させた驚愕の復讐サスペンスを4Kリマスターで甦えらせた『オールド・ボーイ 4K』より、本国オリジナル予告2種とポスター、サブ写真が解禁された。この度解禁されたのは、2003年11月の韓国公開当初の本国オリジナル予告2種。本国オリジナル予告1は、はた迷惑な酔っ払い男オ・デス(チェ・ミンシク)の姿から始まり、韓国を代表する映画音楽監督チョ・ヨンウクが手掛けた本作のサウンドトラックから、ユ・ジテ演じる謎の男ウジンの複雑な感情を象徴するワルツ曲「Farewell, My Lovely」が流れ、「15年の監禁は始まりにすぎなかった」のテロップと同時に冒頭の酔っぱらい男オ・デスが復讐の怪物に変貌した姿で映し出される。また本国オリジナル予告2は、同じくサウンドトラックから、チェ・ミンシク演じる主人公オ・デスの孤独と哀愁を表現した曲「In A Lonely Place」が流れる中、オ・デスが電話を片手に「お前は誰だ」と言う場面から始まり、矢継ぎ早にキャストらの表情を切り取った場面が映し出される。最後には「二人の男の秘密」、「最高の対決が始まる」と締めくくられており、2種とも不穏なムードと謎解きサスペンス要素の高い予告となっている。韓国オリジナル予告で印象的に使われている2曲の曲名「Farewell, My Lovely」、「In A Lonely Place」は、実はどちらも映画のタイトル。「Farewell,~」はロバート・ミッチャム主演のアメリカ映画で邦題は『さらば愛しき女よ』で、「In A~」はハンフリー・ボガート主演のアメリカ映画で邦題は『孤独な場所で』だ。実はパク・チャヌク監督は、劇中で使用される曲の全てに様々な映画のタイトルを引用。引用された映画とその音楽が表現する世界観から本作を読み解くこともできるという、こだわりの強い監督ならではの仕掛けになっている。『オールド・ボーイ 4K』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月24日7月期のTBS新日曜劇場は、綾野剛主演の「オールドルーキー」を放送。「HERO」「海猿」シリーズの福田靖脚本による完全オリジナルドラマとなる。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もない、どん底に追い込まれた主人公・新町亮太郎が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために、37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。日曜劇場初主演となる綾野さんが演じる新町は、サッカーに人生をかけてきた底抜けに明るいプロサッカー選手。日本代表まで上り詰めたが、怪我の影響で低迷。その後、J3のチームに所属していたが、37歳で突如、現役引退に追い込まれてしまう。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、現役アスリートの代理人やマネージメントを行うスポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、何よりもサッカー選手だった自分を誇りに思ってくれていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。しかし、その娘たちには、引退したことを言えないでいる…。また、心のどこかでは “引退”が未だ受け入れられない自分がいて、現実の間で揺れ動いていく新町。仕事でも大きな壁に直面する――。そんな「ビクトリー」で働く個性豊かなエージェントたちが対峙するのは、顧客となる現役アスリートたち。今作では、実際のトップアスリートたちに緻密な取材を行っている。例えば、野球では現役で活躍する鈴木誠也選手に取材し、選手としての葛藤や、自身が所属しているスポーツマネージメントの話などを聞いたほか、有名アスリートたちの生の声も反映させているという。綾野さんは「脚本の福田靖さんが描く新町や登場人物に対する愛がとても深く温かく、時に苦しく、それでも前進するための人生において大切なメッセージをたくさん受け取ることができ、ドラマチームの真摯な眼差しと志と向き合いに僕自身とても勇気をいただきました。登場人物だけが主役なのではなく、作品自体が主役なのだと思える作品に出会わせていただきました」と本作について語る。また、撮影に向けてサッカーの練習中だという綾野さん。「初日はシュートも打てず、無人ゴールなのにネットを揺らすこともできず、本当に何もできないところからのスタートでした。ですが信頼するコーチ、スタッフと共に日々サッカーと向き合うことこそが本当のスタートだと毎日自身を鼓舞しています」と報告し、「毎日新たな発見があり、まさに日々成長です。やりがいが、生きがいに進化した新町が辿ってきた軌跡を、そして登場人物全ての、これからのオールドルーキーを一緒に紡いでくれるチームと全霊で挑みます」と意気込みを語っている。日曜劇場「オールドルーキー」は7月期毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年03月23日VANS(ヴァンズ)のスニーカー「オールドスクール(OLD SKOOL)」「エラ(ERA)」「SK8-HI(スケートハイ)」より2022年の干支“寅”をモチーフにした新作「“タイガーパターン”パック(“Tiger Pattern” Pack)」が登場。2021年12月30日(木)より、ABCマート グランドステージにて発売される。VANS“寅年”にちなんだタイガー柄人気スニーカー3型今回登場する、VANSの人気スニーカー3型「オールドスクール」「エラ」「SK8-HI」の新作は、“寅年”にちなんだタイガー柄が目を惹くデザイン。いずれもファーやハラコ素材のようなデジタルプリントを採用し、表情豊かに仕上げた。また、「オールドスクール」と「SK8-HI」は、シューズの踵部分のクッションを省いた“テイパード”と名付けられたシルエットを採用。スッキリとしたフォルムに成形することで、幅広いスタイリングに合わせることの出来る一足となっている。なお、サイズは22.0cmから30.0cmで展開。ユニセックスで着用することが可能だ。詳細VANS 「“タイガーパターン”パック」発売日:2021年12月30日(木)販売店舗:ABCマート グランドステージおよびABCマート オンラインストア価格:オールドスクール 8,250円、エラ 7,150円、スケートハイ 9,350円サイズ:22.0cm~29.0cm(0.5cm刻み)、30cm
2021年12月30日『シックス・センス』『ヴィジット』など数々の衝撃作を手がけてきたM・ナイト・シャマラン監督の最新作『オールド』が本日から日本での公開をスタートした。本作は、謎のビーチを訪れた人々が体験する衝撃的な出来事の数々を描いた作品で、これまでのシャマラン作品同様、アッと驚く展開や予測不可能な物語が楽しめる。その一方で本作は不可思議な設定を用いてこれまで以上に“人間ドラマ”を描こうとしている作品でもある。「私の人生で経験したことがこの映画の中で描かれています」と語るシャマラン監督に話を聞いた。本作の舞台は美しい海と自然が広がるリゾート地。休暇を楽しむために訪れた人々は豪華なホテルで従業員から笑顔で迎えられ、美味しそうなドリンクでもてなされる。そして案内されたのは、人里離れたビーチ。人々は美しい海と空に笑みがこぼれる。しかし、謎の女性の死体が見つかり、ビーチでは奇妙な出来事が次々に発生。さらに小さな少年が気がつくと青年に成長している。逃げ出すことは不可能で、そこにいる人々は通常では考えられない速度で老いていく。一体、何が起こっているのか?本作には原案がある。ピエール・オスカー・レヴィとフレデリック・ペータースが手がけたグラフィックノベル『Sandcastle』は2010年にフランスで発行された作品で、シャマラン監督は娘たちからプレゼントされ「最初に読んだ時からミステリアスで面白いと思いました」と振り返る。「自分のアイデアでもそう思うのですが“これは面白い。このアイデアに2年ほど費やしてもいいな”と思わせてくれるものがありました。ダークコメディで面白いんけど、どこか奇妙で壮大さもあって……これは映画にしたいと思ったわけです」そこでシャマラン監督は書籍から受けたインスピレーションを基に脚本を執筆し、撮影の準備を進めていった。新型コロナの感染が広がる状況下だったが、シャマラン監督は自身でプロデューサーも務め、安全対策をしながら、悪天候などのトラブルを乗り越えて撮影を敢行した。「パンデミック(感染拡大)の時期だったので、これまで以上に自分の考えていることを紙に書き出して、壁に貼って、それらをじっくりと分析する時間がありました。私が夢見る、理想とする“映画言語”とは一体、どういうものなのかをじっくりと考える時間があったわけです。ドリー(撮影用の移動車)の上でカメラをどの角度で動かせばいいのか? ズームをどのように使うのが効果的なのか? 1970年代風のカメラの動きをするにはなにが必要なのか? そんなことを考えたりしました。あとは“カメラがキャラクターたちの動きと関係なく動く”なんてことも考えたりしましたね。あるふたりが会話している場面があるとして、通常だとそれぞれのキャラクターを映すわけですが、まるで時間が流れていくようにカメラ自身の動きが存在したとしたら……そんなことも考えました」シャマラン監督が振り返る通り、本作ではこれまでのシャマラン作品以上に計算された構図のショットや、観客を意図的に惑わせるカメラの動きが多く登場する。さらに監督はロケで撮影することにこだわったようだ。「作品に自分で資金を投じるようになったのは『ヴィジット』からだと思うのですが、資金を出すことで、自身の決断を下すことができるようになったと思います。今回の作品で私はロケーション撮影を選択しました。それは余計に予算のかかることですし、パンデミックが起こっている状況ですから、いつも以上に予算がかかることはわかっていましたが、自分でプロデューサーも務めていたことでロケが実現したわけです。経済的なリスクを背負うことで、自分の芸術性を守り、結果として出来上がった作品は、これまでより成功するようになったと思っています」シャマラン監督は、いつも“超現実的なものと、地に足のついたドラマのバランス”を重視していると力説する。「それは非常にデリケートなバランスの上に成り立っているものです。通常のドラマもあれば、ハリー・ポッターのような完全なファンタジーもありますが、ふたつのバランスをとることが私の作品では重要なのです。たとえば恐竜が現代に戻ってきたとしたら? そんな超現実的な設定を地に足のついたドラマとして語ることができれば、観客は"もしかしたら、そんなことも起こりえるのでは?”と感じてくれるでしょう。だから私はいつも目には見えないもの、手で触れられないものが、見たり触れたりできると感じられることに興味があります。子どもはそういうことを信じられますよね? 私は大人もそういうことを信じられたらいいなと思っているんです。そして私の作品にはもうひとつの特徴があります。それはすでに存在する超現実的な神話の上で、さらに自分の考えた新しい超現実的な神話を語ることです。エイリアンやゴーストやヴァンパイアは、劇場に来る前から観客が知っている神話ですよね? 私はその上でさらに新しい神話を作り出して語りたいのです。今回の映画ですと、ビーチに岩があって、その岩が人間の細胞をとても早いスピードで成長させる。このような設定を加えると観客に理解してもらうのが難しくなるのはわかっているのですが、これこそが私の映画の特徴だと思っています」美しくも奇妙なビーチを訪れた人々はすごい速度で成長していく。愛らしかった幼児はあっと言う間に成人になり、若い父親の顔には深いシワが刻まれる。まるで人生を“早送り”しているような現象が発生するが、この設定はシャマラン監督が日々の生活をおくる中で思いついたものだという。「私の人生で経験したことがこの映画の中で描かれています。たとえばですが、子どもたちの成長は本当に早くて、あっと言う間に大人になってしまうんです。私の子どもたちはすでに成人して、娘のひとりは今回の映画のセカンドユニットのディレクターをしています。その一方で、自分の親はどんどん老いて弱っていく。私の親も年老いて、歩いたり、食事するのを手伝わなければならない状況にあります。まるで赤ん坊の世話をしているようなことを自分の親に対してやっている状況なんです。ですから、“老いること=オールド”がいつも私の頭の中にあって、世の中にはいつも同じものはないんだな、家族でさえもどんどん変わっていくものなんだと感じるようになりました」その結果、本作は、誰もが人生の中で感じる時間の不思議さ、気がつくと様々な状況が変化していくことの驚きが盛り込まれた作品になった。「もし仮にものごとのスピードがものすごく早くなったとします。そうすると皮肉なことに、イヤなメールを受け取ったとか、狙っていた仕事を誰かに取られたなんてことが“それって本当に大事なことか? そんなことに執着していていいのか?”と思えてくると思うのです。逆に人は人生の中で何を楽しむべきなのか? 何が人生で大事なのか? を考えると思います。そして人は“いま現在”が最も大事なんだと感じられるのではないでしょうか? ものごとをゆっくりとしたスパンで見ていくと、ひとつひとつの大切さが見えなくなってしまうことがあると思うのです」ここまで読んだあなたは“今回のシャマラン映画はいつもと少し違うのでは?”と思うかもしれない。もちろん、本作にはシャマラン監督お得意の衝撃的な設定や展開、観客の予想を上回るラストが描かれる。その上で本作はこれまで以上に観客が考えたり、自分の引き寄せたりできる題材も扱っている。ショックやサプライズで終わらない、ありそうでなかった“新たなシャマラン映画”の誕生といえるだろう。『オールド』公開中
2021年08月27日M.ナイト・シャマラン監督がガエル・ガルシア・ベルナルら多彩なキャストを迎えた最新作『オールド』が、ついに公開。この度、シャマラン監督をはじめとした、製作スタッフ陣が撮影時の貴重なエピソードを語る特別映像が到着した。映像内で開口一番、「現場での撮影準備はまさに悪夢だった」とシャマラン監督が語る本作の撮影は、2020年新型コロナウイルスの世界的な流行によって、あらゆる主要都市がロックダウンされていた時期に行われた。本作は、場面設定はほとんど1か所のみだったため、その撮影箇所を探すことが製作者にとって最重要タスクとなった。撮影の準備として、まずは主な舞台となる美しいプライベートビーチ、そして2つ目はホテルのロケ地探しから始まり、間もなくカリブ海に目を付け、中でもドミニカ共和国が検討されることに。シャマラン監督と主なスタッフたちは3か所を候補として挙げ、最終的に息を飲むほどの美しい景観だけでなく、本作の世界観に必須となる適度な孤立感を持つサンタ・バーバラ・デ・サマナのマジェスティック・ビーチを主な撮影場所に決めた。このドミニカ共和国での撮影は、シャマラン監督において、初の試みである米国外での撮影となり、過去に『ヴィジット』(15)、『スプリット』(17)、『ミスター・ガラス』(19)といった近年のシャマラン監督作品で何度もタッグを組んできた製作のマーク・ビエンストックも「撮影は苦労の連続だった」と語るように、コロナ禍というだけでなく、撮影地がドミニカ共和国という小さな国での撮影ということで必要な備品や人材を全て準備して現地入りしたこともあり、撮影は過酷だったようだ。美術監督のネイマン・マーシャルは、「崖に周囲を囲まれ周囲と遮断されたビーチという発想は面白い仕掛けだ。視覚的にも物語的にもね」とロケ地として選ばれたサマナのビーチの魅力について語る。しかし、ようやくロケ地が決まったものの、撮影期間は運悪くハリケーンのシーズンと重なってしまったという。「文字どおり世界中を探し回ったよ、私の頭の中にあるようなビーチをね。結局カリブ海で撮ることになったが、コロナもハリケーンも保険に入れなかった。そして崖を作ったところで、ハリケーンに襲われた。リスクの多い撮影だった」と当時起こったハリケーンによる壮絶なアクシデントについてシャマラン監督は語る。しかし、そんな中「限られた時間で撮るからミスはできない。1日だって延期できない中、本作を撮り切れたことを誇りに思うよ」と語り、数々のアクシデントや制約を乗り越えて完成した本作に自信を覗かせている。本作は、コロナ禍の真最中に撮影されたことで、意図せず隔絶を強いられた世界の現状ともシンクロする内容になっている。『オールド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年08月27日シャーリーズ・セロン主演のNetflixのSFアクション映画『オールド・ガード』の監督が、ヴィクトリア・マホーニーに決まった。オリジナルを監督したジーナ・プリンス=バイスウッドは、今作の成功でほかからオファーがかかり、続編の監督から降板していた。昨年配信開始された『オールド・ガード』は、Netflixのオリジナル映画の中でも最も多くのアクセスを稼いだヒット作。セロンはプロデューサーも兼任する。続編には、セロンのほか、キキ・レイン、マティアス・スーナールツ、キウェテル・エジョフォーなども再登場する。文=猿渡由紀
2021年08月27日スリラー映画の名手M.ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』。本作でシャマラン監督が選んだテーマは、“時間”。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、“時間”が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できない家族の恐怖とサバイバルを描く。この度、シャマラン監督がこだわったキャスティングについてのコメントが到着した。本作は、ある年の父の日にシャマランが3人の娘たちからグラフィックノベル「SANDCASTLE」(原題)を贈られたことから始まった。2011年に出版されたこの書籍は、フランス人作家であるピエール・オスカル・レヴィと、アーティストであるフレデリック・ペータースが手掛けた、物悲しく瞑想的な雰囲気の作品で、いろいろと考えさせられるような内容。休暇を楽しもうと人里離れたビーチを訪れた人々が急速に年を重ねることとなってしまうというストーリーが、シャマランの想像力を刺激し、全ての人に共通する“死”についてのストーリーを映画に落とし込んだという。本作だけでなく『ヴィジット』『スプリット』『ミスター・ガラス』でも製作総指揮を務めたスティーヴン・シュナイダーは、本作の人を惹きつけるようなストーリーに深みと真正性を加えるため、シャマランは世界中のあらゆる地域から役者を加える必要があると感じ、様々な民族的バックグラウンドや国籍を持つ、勢いある役者に出演してもらおうとしたと明かす。また、シャマランは「製作に携わる全ての映画作品において、僕が今どこにいるのかを反映したものにしたいと思っています。今いる場所を表現することで、僕が移民であるという事実を知らせることができると思います」と語り、「キャリアを語る際には特別目立たせることはしないが、僕は米国で映画製作をしながらも、生まれはインドのポンディシェリ。幸運なことに、ハリウッドで映画製作をして、世界中の人々に映画を観てもらうことができています。だからか、出演者を検討するときにメキシコ訛り、ドイツ訛り、英国訛りの役者を迎えるのは素敵なことだと思います」と、自分のバックグラウンドを反映させたものを作ろうとしたことを教えてくれた。今回一家の父親ガイ役を演じたメキシコ生まれのガエル・ガルシア・ベルナル、妻プリスカを演じたルクセンブルク生まれのヴィッキー・クリープス、娘役を演じたニュージーランド出身のトーマシン・マッケンジーや、アジア系アメリカ人のケン・レオンら国際色豊かなキャスト陣のキャスティングが、シャマラン監督の理想の形であったことが分かるだろう。また、プロデューサーのアシュウィン・ラジャンにとって、国際色豊かな出演者たちを率いるという点でもガエルは理想的だったと言い、「思いやりに溢れたガエルは、ガイ役にぴったりな役者だった。命が脅かされている状況下で子供が2人いる父親であり、プリスカの夫でもあるガイを演じるには、瞬時にこの役柄に入り込めなければならない。作品全体がガイや2人の子供の視点から描かれている。その点でガエルは素晴らしく成し遂げてくれたと思う。人を惹き込むような役者だ」と、ガエルがまさに適役であったこと、そして本作での好演を絶賛している。コロナ禍でオーディションを実施し、撮影を行い、1800万ドルもの製作費も監督自らが出して製作された肝いりの本作。キャスティングにおいても一切妥協をすることなく、理想の俳優たちが集結した最新作といえそうだ。『オールド』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年08月22日VANS(ヴァンズ)から、“湯呑み”をモチーフにしたスニーカーコレクション「VANS 鮨 SUSHI PACK」が登場。VANSのオーセンティック&オールドスクールが“鮨屋の湯呑み柄”で登場鮨屋のカウンターでお馴染み、様々な魚編の漢字を総柄であしらった湯呑みとVANSの異色のコラボレーションが実現。VANSブランドの第一作目「オーセンティック(Authentic)」と、ブランドアイコンのサイドストライプを初めて採用した「オールドスクール(Old Skool)」。アッパーの一部に鮨屋の湯呑み柄を大胆にあしらった、2つの定番モデルが展開される。カラーは、いずれのモデルもホワイト&ブラックの2色展開。USスケートカルチャーの元祖と日本の伝統パターンが融合した、ユニークでニュートラディショナルな仕上がりの一足となっている。商品情報「VANS 鮨 SUSHI PACK」発売日:2021年8月7日(土)価格:・「オーセンティック」7,700円・「オールドスクール」8,800円取扱店舗:VANSストア各店、ABC-MART一部店舗
2021年08月16日『シックス・センス』『サイン』『ヴィジット』『スプリット』など、話題作を次々生み出すスリラー映画の名手M.ナイト・シャマラン監督の『オールド』。この度、全米公開に合わせてプレミアイベントが開催され、本作のメガホンをとったシャマラン監督ほか、ビーチに訪れる一家の父親役を演じた主演のガエル・ガルシア・ベルナルらが一挙に集結した。7月23日(金)より全米で公開された本作は、7月25日(日)までの週末3日間で1,651万ドル(日本円=約18億2270万円)を稼ぎ、初登場No.1を記録した(※数字は7月26日付、Box Office Mojo調べ)。プレミアイベントにはシャマラン監督、ガエルほか、アレックス・ウルフ(『ジュマンジ/ネクスト・レベル』)、エリザ・スカンレン(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)らキャストたちが、本作の舞台となるビーチをイメージした砂が敷き詰められた“サンドカーペット”に登場した。ガエルは「このような機会でプレミアを開催出来るのは素晴らしいことだよ。僕自身はよく劇場に足を運んでいるんだ。メキシコでは劇場が営業しているからね」と語り、コロナ禍で長期間多くの人が劇場から離れていたが、本作を多くの人が再開した劇場で観ることに期待を寄せた。また、シャマラン監督の作品でのお気に入りのポイントについて問われると「監督は真の映画人そのものだ。物事へのアプローチ、映画に関する知識や言語を自由自在に操ることが出来る。多くの試みをしてそれを随所に活かしている。創造力に満ちた雰囲気づくり、世界観を現場にもたらす方法を知っている。リスクも伴うけどリスクを冒してチャレンジしていかないと良いものは生まれないと思う」と魅力を明かした。シャマラン監督もまた「このプレミアの開催日を選んだ時はまだコロナ禍で、上手く行くことを願っていた」と打ち明け、プレミアを無事に開催することができたことに安堵の表情を見せ、「劇場での映画鑑賞が最高のアートである理由は、1つの空間で観客同士が影響しあうなどたくさんある」と続ける。「1人で映画鑑賞、読書をしても自分自身の世界観や感想しか生み出さないが、500人以上の見知らぬ人と鑑賞することで色々な視点を共有することが出来る」と言い、「皆が互いに影響し合う。こうやって集まれるということは素晴らしいことだ」と、劇場体験がもたらす素晴らしさについて語り、本作を多くの観客に観てもらえること、そして多くの観客が同じ空間で作品を鑑賞することによって新たな映画の視点を考えるきっかけを与えあうことに期待を寄せた。コロナ禍でオーディションを実施し、撮影を行い、1800万ドルもの製作費も監督自らが捻出したという本作。実は本作のアイディアは、シャマラン監督の娘たちが父の日にプレゼントしてくれた“サンド・キャッスル”というグラフィックノベルが原案になっているという。『オールド』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年07月27日