大人気コミック『曇天に笑う』が、福士蒼汰主演、本広克行監督で実写映画化されることが発表になった。すでに撮影が行われており、2017年に公開される。その他の画像唐々煙の原作は累計で120万部のヒットを記録しており、2014年にはアニメ化、昨年には舞台化された。明治維新後の滋賀県・大津を舞台に、人に災いをもたらすという大蛇を阻止しようとする曇家(くもうけ)の曇天三兄弟、彼らと異なる方法で大蛇を封印しようとする明治政府大臣の直属部隊、政府転覆を企む忍者集団・風魔一族の戦いを描く。三兄弟の長男・曇天火(くもう・てんか)を演じる福士は「本広監督作品はとてもキャラクター達が格好良く描かれていて、かつ、リアリティに溢れていると思います。今回も『曇天に笑う』の各キャラクターをクールに、そして温かく作って頂けると信じているので、僕も監督の力をお借りして、曇天火を精一杯演じていきたいです」とコメント。劇中には激しいアクションシーンも多いが「日本のスペシャルエンタテイメントとして、ド派手に盛り上げていきたいです。日本国内に限らず世界中の人にも見て欲しいです」と意気込んでいる。本広監督は「昨今、マンガ原作の実写映画化が相次ぐ中、なぜこの作品のメガホンが私に託されたのか改めて深く考えてみますと、これまで私が関わってきたヒット作品はほとんど全て“オトコたちの物語”であったことに気がつきました。ならば映画『曇天に笑う』は、自分の関わった作品を全て超える勢いで作って行きたいと思ってます!」と言い、原作者の唐々煙は「どんな世界になるのか、単純に作品を愛し、映像が好きな身として、ただただ楽しみにお待ちしております」とコメントを寄せている。『曇天に笑う』2017年全国公開
2016年07月04日週刊ヤングジャンプにて連載中の『東京喰種 トーキョーグール』が実写映画化。2017年7月29日(土)に全国公開される。原作はヤングジャンプの人気コミック『東京喰種 トーキョーグール』原作の『東京喰種 トーキョーグール』は、2011年のコミック連載開始から10代、20代の男女を中心にファンがつき、2014年にアニメ化、そして2015年からは舞台化、ゲーム化など様々なメディアで人気を博す大ヒット作となった。物語の舞台は、人を喰らう怪人“喰種(グール)”がのさばる東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」で、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼと出会う。その出会いから、この物語は動き出す……。映画館に行く前に、喰種(グール)を知る人の姿をしながらもヒトを喰らう喰種たちが口にできるものは、植物連鎖の頂点とされるヒト。彼らは、人間の食べ物はひどく不味く感じてしまい、口にできない。しかし、水とコーヒーだけは人間と同様に摂取することができる。戦闘時に発動する赫眼(カクガン)喰種と人間との違いを見分けるのが、目が赤く変化する状態”赫眼(カクガン)”。目が赤くなるのは、人間を捕食したり、喰種捜査官と戦う時のみ。普段は赫眼を発動しないため、人間との区別がつかない。捕食器官である赫子(カグネ)赫子(カグネ)は、喰種の捕食器官。体内から放出される「Rc細胞」を自由に動かすことで、捕食だけでなく、攻撃にも使用する。彼らの治癒力は驚異的であり、ダメージを受けたとしても骨折などは短時間で治るが、赫子または赫子を材料にした武器「クインケ」からは大きなダメージを追う。また、赫子は喰種ひとりひとりが異なるものを持っている。自らを守るマスクは必須アイテム喰種たちは、それぞれに個別のマスクを持っている。それは、喰種対策局・CCGの捜査官と闘う際に素顔を隠すのが目的。彼らにとって、人間の世界で生きるには必要不可欠なものである。登場人物半喰種の主人公・カネキ(金木研)は窪田正孝主人公であるカネキは、読書が趣味のごくさえない普通の大学生。しかし、リゼに襲われたことで半喰種となってしまい、行きつけの喫茶店「あんていく」に助けを求めることとなる。半喰種のため、片目のみ赫眼。また、そのコントロールができないため普段は眼帯を着用している。演じるのは、現在(2017年7月)関西テレビ・フジテレビ系のTVドラマ『僕たちがやりました』に出演中、今や日本映画界の若手俳優を代表する存在となった窪田正孝だ。人間と喰種の狭間で苦悩するカネキを熱演する。喰種の女子高生トーカ(霧島董香)に清水富美香ヒロインのトーカ役は、普段はドライな性格だが、仲間思いで優しい一面もある女子高生。この役を清水富美加が演じる。清水はこの映画のために、トレードマークだったロングヘアを30cmもカットし、漫画やアニメで見たトーカのイメージを忠実に再現している。カネキの憧れ、リゼ(神代利世)に蒼井優蒼井優演じるリゼ(神代利世)は、喫茶店に通っているカネキが憧れる女性。表向きは理知的で清楚な女性だが、実は喰種の世界でも恐れられるほどの大喰い喰種。カネキとは「あんていく」で出会い、読書好きという共通点から意気投合するが、その後、彼を襲う。本作では、これまでの蒼井優とはまた違う、狂気じみた一面を垣間見ることとなる。喫茶店「あんていく」の人々カネキが行きつけの喫茶店「あんていく」に集うメンバーにも豪華メンバーが集結。カネキを助ける店長役である村井國夫をはじめ、浜野謙太、佐々木希、柳俊太郎らが名を連ねる。一見、どこにでもある普通の喫茶店であるが、ここは喰種が集う店。一見穏やかそうな店員たちも、実はみな喰種である。マスク屋を営む喰種ウタは坂東巳之助マスク屋を営む喰種は、坂東巳之助演じるウタ。多くの喰種のマスクを制作しており、カネキのためにもマスクを用意する。他の喰種とは違い常に赫眼状態。性格は穏やかでマイペースだがファッションはパンク。左半分を大胆に刈り上げたワンサイドのツーブロックの髪型に、ピアス、全身タトゥーという個性派だ。喰種と対抗するCCG本局の捜査官を演じる大泉洋喰種に対抗するCCG本局所属の上等捜査官・真戸呉緒を演じる大泉洋。鋭い勘と冷酷な姿勢で様々な喰種を仕留めてきた、ベテラン喰種捜査官という役どころだ。白く縮れたヘアスタイルと、喰種と闘うための武器「クインケ」を装着した姿は、原作から飛び出してきたようなクオリティに仕上がっている。CCGの捜査官・亜門鋼太朗に鈴木伸之鈴木伸之が演じるのは、CCGの捜査官・亜門鋼太朗。秀才でありながら高い格闘能力も持ち合わせる。「世界を歪めているのは喰種」という思想から喰種を徐々に追い詰める。喰種被害者やその遺族を思う正義感の強い男。クリスチャンダダ・デザイナー森川マサノリが衣装担当劇中衣装を担当するのはクリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)のデザイナー森川マサノリ。かねてから本作のファンだったこともあり、製作サイドのラブコールに応え、監督とともに原作のイメージを膨らませて映画オリジナルの衣装を担当した。カネキとトーカの戦闘服、真戸と亜門のスーツ、そして「あんていく」の制服など、物語のなかでも印象的である衣装を手掛けた森川に、製作の裏話を聞いた。原作ファンだったとのことで、衣装のイメージはしやすかったのではないですか。漫画は、連載スタート時からずっと読んでいて、大体のイメージはありました。でも、映画の衣装製作は初めてで、どう立ち回ればいいのか分からないというのが正直な思いでしたね。CGシーンも多かったですし、完成形が見えているわけではなくて。監督の意見を基本に、最後の決定権は監督に委ねるかたちでアイディアを出していきました。製作する中で、大切にしていたことはありますか。映画は漫画と違い、紙ではなくて映像。やりすぎるとコスプレっぽくなるだろうし、それだけは避けたかった。コスプレ感を出さないためにも、監督からは「これは世界に発信する作品だから、映画としてのオリジナリティーを持たせてほしい」とお願いされていました。だから、ファンタジーを求める場所とリアリティを求める場所のバランス、原作に寄り添う部分と切り離す部分のバランスは大事にしていました。その両立というのは、例えばどのような表現ですか。原作に近づけた部分でいうと「あんていく」の制服。シーン自体も映画の中で占める時間が長いですし、漫画やアニメにかなり近づけて再現しました。少しアレンジを加えた部分でいうと、赫子を使うシーン。赫子って、戦闘時のみ体内から出てくるわけで、その出てくる場所が服にもないと変じゃないですか。映像として見るのだから、そこは汚れや破れでリアリティをもたせました。それから、トーカの戦闘衣装も。原作だとマントみたいなものを着ているのですが「現実的に考えて、マントを付けていると、あんな俊敏な動きはできないですよね。」ということを監督と話して、マント付きの戦闘服ではなくミリタリーベースのオリジナルデザインに変えてみました。それぞれの衣装のデザインは、何を軸に決められたのでしょうか。軸にしたのは、登場人物それぞれのキャラクターイメージです。カネキは、普通の大学生という設定ですし、あんまりかっこ良すぎない感じ。100点ではなく60点ぐらいのデザインを目指したかったので、原作もパーカーでしたしそのまま戦闘服に選びました。スタイリングもよりカネキっぽくするために、インナーにはシャツをあわせて、裾からは切り替えてネルシャツを出した大学生っぽいスタイルにしています。でも、パーカーといっても戦うための服だから、素材にはコーティングをかけてしっかり強いイメージを出しました。喰種に対抗するCCGの2人の衣装もキャラクターイメージからインスピレーションを得ていて、真戸さんはくたっとしたようなスーツ、亜門君はリアリティな部分を軽減してファンタジーな部分を誇張し、彼の正義感を表す戦闘服のようなコートにしました。このように初めて映画の衣装を手掛けてみて、森川はこれまでのクリエーションとは何か違うものを感じたという。映画衣装には、コレクション製作時とは異なる面があったようだ。クリスチャンダダらしさは表現されなかったのでしょうか。そうですね、今回はあまり出していません。というのも、映画での衣装製作は、コレクションのようにブランドの個性を出すものではないのかなと。監督からお願いされていたのも、あくまで“映画としてのオリジナリティ”。レザーの使い方などに、クリスチャンダダっぽさを少しだけ感じられるかもしれませんが、素材の提案も含め、基本的に第一に考えたのはスクリーンで見る絵としてのかっこよさです。これまでツアー衣装なども手掛けられていると思いますが、それともまた違ったのでしょうか。全く別物でした。衣装とひと口に言っても目的が異なっていて、ライブの場合は、“どのようにしたらアーティストさんがその瞬間をかっこよく見せれるか”を考えますけど、映画の場合は“絵としていかに映像をかっこよく見せられるか”ということに拘りながら取り組みます。それに、若手のアーティストさんだと、僕から「こういうのは?」と提案するとそのまま引き受けて下さることも多くて。どちらかというとツアー衣装はデザインの中にエゴも入れられるのです。今回の映画は森川さんにとって新たな新境地だったんですね。はい、僕にとってはかなり挑戦でした。ライブ衣装は、レディー・ガガさんの衣装を務めて以来、ゆずさんやその他アーティストの方々からもたくさんお話をいただくようになっていたのですが、映画は初めて。『東京喰種 トーキョーグール』は特殊な経験でした。でも、こうして新しいクリエーションが出来たことは、クリスチャンダダにとっても新しいアプローチになったと感じています。主題歌はRADWIMPS野田洋次郎のソロプロジェクト「illion」主題歌は、野田洋次郎(RADWIMPS)のソロプロジェクト、illionによる「BANKA」。illionによる映画主題歌は本作が初となる。その楽曲にのせた特別映像では、今までベールに包まれていた“喰種”と、それに対抗する“人間”の姿が。また、「人間と喰種、2つの世界に居場所を持てるただ一人の存在」であるカネキの葛藤も描かれている。本作にインスパイアされ、書き下ろされた楽曲では、主人公の心情に寄り添う歌詞世界を、はかなくも美しい旋律にのせて奏でている。ストーリー人の姿をしながらも人を喰らう怪人“喰種”。東京では彼らが人間と同じように暮らしている。ごく普通のさえない大学生・カネキは、ある日、事故に遭い重傷を負う。病院に運び込まれたカネキは、知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となる。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・トーカと出会う。ぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていくトーカ。彼女もまた喰種。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まる…。作品情報『東京喰種』公開日:2017年7月29日(土)全国公開原作:石田スイ「東京喰種トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載出演:窪田正孝、清水富美加、鈴木伸之、蒼井優、大泉洋、村井國夫、桜田ひより、相田翔子、浜野謙太、佐々木希、栁俊太郎、白石隼也、古畑星夏、前野朋哉、ダンカン、岩松了ほか監督:萩原健太郎配給:松竹©石田スイ/集英社 ©「東京喰種」製作委員会
2016年07月03日週刊少年ジャンプで連載中の人気コミック『銀魂』が、小栗旬主演、福田雄一監督で実写映画化されることが正式に発表された。原作者の空知英秋は「『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」とコメントを寄せている。その他の画像『銀魂(ぎんたま)』(既刊64巻)は、2004年より連載を開始した、単行本発行部数累計5000万部を超えるジャンプの看板コミック。パラレルワールドの江戸を舞台に、己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった侍・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身におきる様々な事件が描かれる。小栗は、天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、かつては攘夷戦争に参加し“白夜叉”の異名を持つ伝説の侍“銀さん”を演じる。小栗自身、銀魂ファンを公言しており、コミック27巻には“小栗旬之介”というパロディキャラが登場した。実写映画化に際し、松橋プロデューサーは「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっている今というタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」と説明。「私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい。なぜなら、私の手元にある福田さんの書いた台本、すげえ面白いんです。」と自信をのぞかせる。空知英秋は「“ジャンプ”でやってる“幕末”の“侍”ものというキーワードで『るろうに剣心』並みの大作漫画と勘違いした、こんな豪華なスタッフとキャストが集まってくれました」と自虐的に話し、「漫画の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、皆さん。わざわざ沈む船に乗り込んだ“現代”の“侍”達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ」と読者へ向けてコメント。福田監督は「空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です」といい、「空知先生にお会いした時に『福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!』と言われたのですが、銀魂ともなると、残念ながら? たくさんの予算を頂けました。この予算、たくさん笑えて感動出来る銀魂のために使い切りたいと思います」と宣言。原作のどこを実写化するのかストーリーや他のキャスティングについてはまだ明かされていないが、福田監督は「僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました」と話しており、今後の発表に注目が集まる。本作は7月から撮影を開始し、ワーナー・ブラザース映画の配給で2017年に公開される。『銀魂』2017年 全国ロードショー
2016年07月01日「週刊少年ジャンプ」が誇る大人気看板コミック「銀魂」が、まさかの実写映画化!小栗旬が主人公の“銀さん”こと坂田銀時として主演、「勇者ヨシヒコ」や『HK/変態仮面』の福田雄一が監督を務めることになった。舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男、万事屋(なんでも屋)の坂田銀時。彼と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きる、さまざまな事件を描いていく。原作は、2004年より連載を開始し、発行部数は累計5,000万部を超える空知英秋による大人気コミック。抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ痛快なエンターテイメントは、アニメ化でも絶大な支持を獲得しており、『劇場版銀魂 新訳紅桜篇』(‘10)、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(’13)と2度の劇場アニメ化を経て、今回ついに実写映画化が実現した。原作の空知さんは、「メンバーが豪華だろうと、原作が原作ですから基本“泥舟”。原作の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人たちの作る、また別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」とコメントを寄せている。原作者もそう語る、まさかの実写化で主演を務めるのは、『信長協奏曲』の大ヒットも記憶に新しい小栗さん。今年で映画デビュー15周年を迎える、まさに日本映画界のトップ俳優の1人だが、自身も「銀魂」ファン。コミック27巻には「小栗旬之介」という名のパロディキャラも登場している。演じる主人公・坂田銀時は、“天パ”の銀髪が特徴で、かつては攘夷戦争に参加し「白夜叉」の異名を持つ伝説の侍。普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。決めるときはビシッと決めるそのギャップには、女性ファンも数多い。さらに、脚本・監督を務めるのは、山田孝之主演「勇者ヨシヒコ」シリーズ、鈴木亮平主演『HK/変態仮面』シリーズなどで高い評価を受ける、福田監督。以前から本作の実写映画化のうわさが出るたび、「もし実写化されるなら、福田雄一で実写化して欲しい」「福田雄一だったら見る」という声も上がるほど。これまで幾度となく実写化の企画が持ち込まれている中、今回、満を持して実現に至ったのも福田監督によるところが大きかったという。本作の松橋プロデューサーは、「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっているいまというタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」とコメント。「これだったら見てみたい、という先生や集英社の皆さんの琴線に触れたのだと思います。それ相当の覚悟で、福田監督もリスクある舟に乗ってくれました。私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい。なぜなら、私の手元にある福田さんの書いた台本、すげえ面白いんです」と語り、早くも自信をのぞかせている。この2人について空知さんは、「福田監督は『勇者ヨシヒコ』でコスプレ感丸出しながらも、そんなのお構いなしで物語に引き込み爆笑させてしまう剛腕振りを見たときから、嫉妬からこのオッさん死んで欲しいなと思っていたし、小栗くんも『クローズ』がカッコ良かったんで、漫画に無断で登場させたときから訴えられるんじゃないかとドキドキしていたし…」とコメント。撮影はこの7月から開始されるが、実写化されるストーリーや他のキャスティングについてはまだ明らかになっていない。小栗旬×福田組が「銀魂」をどう料理してみせるのか、期待は尽きない。『銀魂』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月01日俳優・小栗旬が、人気漫画を実写化する映画『銀魂』(2017年公開)で主演を務めることが1日、発表された。原作は、空知英秋氏が漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミック。強烈なギャグセンスと激しいアクション、厚い人情も見られる作風で5,000万部を記録し、これまでTVアニメや劇場アニメなどのメディアミックスも好成績を収めてきた。舞台は、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた"天人 (あまんと)"の台頭と廃刀令により、隆盛を極めた侍が衰退の一途をたどっている時代を背景として、己を信じる侍魂を堅持する変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きるさまざまな事件を描く。小栗が演じるのが、この万事屋(なんでも屋)の主人公・銀時。天然パーマの銀髪が特徴で、向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもので、かつて攘夷(じょうい)戦争に参加し"白夜叉"と称される伝説の侍だ。普段は気が抜けているものの肝心な時には、しっかりした面持ちを見せるギャップから、多くの女性ファンを獲得している。原作ファンの小栗だが、27巻には"小栗旬之介"というパロディキャラも登場していた。脚本を執筆しながらメガホンを取るのは、『HK 変態仮面』シリーズやTVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一監督。実写映画化のうわさが出る度に「福田雄一で」「福田雄一だったら見る」という声も上がるほどで、実写企画が幾度となく集英社に持ち込まれる中、今回実現に至ったのは福田監督によるところが大きかったという。「空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です」と力強く告げる福田監督。原作の空知氏からは「『福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!』と言われた」と振り返るが、「『銀魂』ともなると、残念ながら? たくさんの予算を頂けました」と明かし「原作の魅力を実写化でも表現できればと、僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました」と強調する。そんな空知氏は「メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟」とコメント。「原作の実写化はイメージと違うとたたかれるのが常」と前置きしながらも「もう今更何をやっても読者の皆さんの『銀魂』のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから『銀魂』に乗りたいと言ってくれた方々」と信頼を寄せる。その上で、「そんな人たちの作るまた別の形の『銀魂』ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです」と胸の内を打ち明けている。さらに松橋プロデューサーは、「連載がクライマックスに向けて大いに盛り上がっている今というタイミングと、そして何より、福田雄一という作品と相性がピッタリの稀有(けう)な作家で作りたい、という提案に空知先生も興味を示してくれました」と今回の実写化実現を補足。「それ相当の覚悟で、福田監督もリスクある舟に乗ってくれました」とし、「私は何も心配していないし、ファンの皆さんにも期待してほしい」と呼びかけた。(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会
2016年07月01日石田スイ原作の人気コミックを実写映画化する『東京喰種 トーキョーグール』で、窪田正孝が主人公の金木研(カネキ)を、清水富美加が霧嶋董香(トーカ)を演じることが発表になった。その他の情報映画は、人の姿をしながら人をくらう“喰種(グール)”が暮らしている東京を舞台に、事故で少女の臓器を移植されたことをきっかけに“半喰種”になってしまったカネキが、“喰種”のトーカの助けをかりながら、喰種を駆逐しようとする人間たちと戦いを繰り広げる様を描く。窪田は「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています」とした上で「先生をはじめ、ファンの方の大切な大切な東京喰種という作品。誠に微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います。いち原作ファンとして。石田先生、原作ファンの方、東京喰種の名に恥じないよう現場でスタッフキャストの皆さんと精一杯作り上げて行きたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します」とコメント。清水は「声をかけて下さった方々に後悔をさせたくない、という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように、いや、そのテーマが何かも今は分からないのですが、詰めて詰めて、撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたいと思っております」と語っている。作者の石田は「実写化に関して、もちろん不安はあります。映画の製作側の方々が本当に根気良く、原作者である自分の意見を聞いてくださっていて、自身の不安は少しずつですが取り除かれました。ものをつくる環境としては、とても健全な場所だなと感じておりますし、本来そうあるべきだと思います。しかし、それによって映画が良くなるのかはわかりませんし、結局ダメになっちゃうかもしれません。ただ、個人的な望みを申し上げれば、“健全な環境でつくればちゃんと良いものが出来るんだ”ということを、監督の萩原健太郎さんには、証明していただければ良いな、と願っております」とコメントを寄せている。『東京喰種 トーキョーグール』2017年夏全国公開
2016年06月24日累計1800万部を誇る超人気コミックス「東京喰種 トーキョーグール」の実写映画化が発表され話題を集めているが、この度、映画の主演に窪田正孝、ヒロインに清水富美加が抜擢されたことが明らかとなった。人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは人体のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた知人のリゼという少女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧島董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。カネキは愛する人や友人とどう向き合うか葛藤する中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いが始まるのだった…。原作は、2011年のコミック連載開始からその魅力的な世界観に10代・20代の男女を中心に熱狂的なファンがつき、アニメ化、は舞台化、ゲーム化など、様々なメディアで人気を博す、大ヒット作だ。そして今回、待望のキャストが発表! 主人公のカネキこと金木研役には、「デスノート」や、現在公開中の映画『MARS~ただ、君を愛してる~』など出演作が立て続き、人気、実力共に日本映画界の若手俳優を代表する存在の窪田さん。今回の主演抜擢にあたって窪田さんは「自分もビビっているのが本音です。先生をはじめ、ファンの方の大切な大切な東京喰種という作品。誠に微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います」と想いを語った。また「石田先生、原作ファンの方、東京喰種の名に恥じないよう現場でスタッフキャストの皆さんと精一杯作り上げていきたいと思います」と意気込んでいた。そんな窪田さんは今回、人間でありながらも、人間を食べることでしか生きることができない【喰種(グール)】に半分変化してしまったカネキの悲しみと運命を、魅力たっぷりに演じていく。また、ヒロイン・トーカこと霧島董香役には、連続テレビ小説「まれ」や、先日最終回を迎えた「世界一難しい恋」などで存在感が光る演技力と、バラエティ番組での魅力的なトークなど幅広いジャンルでの活躍が注目されている清水さんが好演。役柄とは真逆のタイプと語る清水さんは「自分は平和にぬくぬく生きてきたなぁとも思います」と一言。そして「生まれてから大した地獄を知らなければ、見たこともないです。故に、どういったものを、どのように、どのくらい削ぎ落とさなくてはいけないのか、どのくらい自分を追い込まなくてはいけないかということが、計り知れないことは分かります」と話し、「声をかけて下さった方々に後悔をさせたくない、という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように、いや、そのテーマが何かも今は分からないのですが、詰めて詰めて、撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたいと思っております」と熱い想いを述べていた。そして原作者の石田スイがキャスト2人に関してコメントを寄せている。映画CMにて涙を流す窪田さんに「この人すごい」と衝撃を受けたと語る石田氏は「演技の素晴らしさは勿論、『カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ』というキャラのイメージぴったりのお姿で」と窪田さんを絶賛。一方清水さんについては「どう演じられるのか想像がついておりません」と一言。しかし「その部分に、『どうなるか分からないけど面白そう』という興味を抱きまして、自分が推させていただきました。(それと、見た目が可愛らしかったので)」とオファーの経緯を明かした。『東京喰種』は2017年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月24日俳優・窪田正孝が、人気漫画の実写化映画『東京喰種トーキョーグール』(2017年夏公開)で主演を務めることが23日、明らかになった。ヒロインを演じる女優・清水富美加と初共演する。原作は、石田スイ氏によって漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載されている同コミック。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった金木研(カネキ)は、他の喰種に翻弄(ほんろう)されながらも、自分自身に向き合っていく。窪田が演じるのが、この主人公・カネキ。読書好きの平凡な大学生だったカネキは、半喰種となって人間の命を奪い生き永らえる喰種、そして己自身に疑問と葛藤を抱きつつ、世界のあり方を模索する。一方、清水が務めるのは、霧嶋董香(トーカ)役。ショートフィルムなどを手掛け、海外で数々の賞を受けている萩原健太郎監督がメガホンを取る。「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています」と緊張気味に口にする窪田。原作の石田氏からも、キャスティングの称賛を受け「有り難すぎるお言葉に気持ちが救われました」と告げながらも、「実際は自分もビビっているのが本音」と身震いする。それでも「微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います。いち原作ファンとして」と意気込んでいる。清水は、演じるトーカを自身とは「真逆のタイプ」と断言。加えて、「どういったものを、どのように、どのくらい削ぎ落とさなくてはいけないのか、どのくらい自分を追い込まなくてはいけないかということが、計り知れない」と窪田同様にプレッシャーを語るが、「『声をかけてくださった方々に後悔をさせたくない』という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように」と強調し、「詰めて詰めて『撮影が終わったら死んでもいい』くらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたい」とアピールしている。そんな2人に対して、石田氏は、まず窪田について「演技の素晴らしさはもちろん、『カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ』というキャラのイメージぴったりのお姿」と絶賛。また、「窪田さんのすごさは、皆さんにもすでにバレつつあるとは思うのですが、自分の作品を踏み台にして、さらに『窪田正孝すごい』という事を知っていただけると、映画化はうまくいったと言ってもいいのではないか」とまで熱烈なラブコールを寄せている。一方、清水については、「どう演じられるのか想像がついておりません」としつつも、「その部分に『どうなるかわからないけど面白そう』という興味を抱きまして、自分が推させていただきました(それと、見た目がかわいらしかったので)」と抜てきの背景を告白。その上で、「言及して良いものかわかりませんが」と前置きしながら、「正式にオファーさせていただいた際に、トーカを演(や)る上で、一つこちらから"無理"をお願いしまして、清水さんがそれを受けてくださったとお聞きしました」とも打ち明け、「そこに清水さんの強い意志を感じましたし、トーカに通じる部分を持っていらっしゃるように思いました」と太鼓判を押す。これらを踏まえ、あらためて清水演じる「トーカ、楽しみにしております」と期待を寄せた。(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
2016年06月24日累計1800万部を記録している人気漫画『東京喰種トーキョーグール』が実写映画化されることが17日、発表された。石田スイ氏によって漫画誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載されている同コミック。2014年にはTVアニメ第1期が放送、2015年からはTVアニメ第2期、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され、若い世代を中心に話題となっている。舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった主人公の金木研は、他の"喰種"に翻弄(ほんろう)されながらも、自分自身に向き合っていく。実写映画化発表と共に、公式サイトもオープン。原作ファンにもなじみ深い印象的なセリフを背景に、金木(カネキ)や霧嶋董香(トーカ)のシルエットが、背景で切り替わるビジュアルとなっている。(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
2016年06月17日週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載中の人気コミック「東京喰種トーキョーグール」が、実写映画化されることがこのほど決定した。人を喰らう怪人“喰種(グール)”が跋扈(ばっこ)する東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、 人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼと出会う。 自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。人間の命を奪い、喰い生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は――!?「東京喰種トーキョーグール」は、2011年の連載開始からその魅力的な世界観に10代、20代の男女を中心に熱狂的なファンがつき、コミック累計は1800万部を誇る超人気を博している。また、2014年にはアニメ化もされ、 花江夏樹、花澤香菜、宮野真守、梶裕貴、下野紘、浪川大輔ら大人気声優陣が出演していることでも話題となった。さらに、2015年からは舞台化、そしてゲーム化と、様々なメディアで人気を博す大ヒット作となっている。そして、この実写映画化発表と共に、配給の松竹より公式サイトがオープン。原作ファンにも馴染みの深い作中の印象的なセリフをベースに、主人公・カネキ、ヒロイン・トーカのシルエットが背景で切り替わるビジュアルとなっている。今回、実写映画化が発表されたものの、公開日、キャストなどに至ってはまだベールに包まれたまま。大人気の作品だけあって、誰がどんな役を演じるのか、続報に大きな期待が集まりそう。(cinemacafe.net)
2016年06月17日和田竜のベストセラー小説を実写化した映画『忍びの国』が、2017年7月1日(土)に全国の劇場で公開される。従来の時代小説とは異なるテイスト、そして明瞭で痛快にテンポよく進むストーリーの「のぼうの城」で脚光を浴びた和田竜。その後も「村上海賊の娘」など、圧倒的なスケールで読者を戦国の世界へ誘う作品を発表し続ける和田の小説「忍びの国」(発行部数50万部)が、本作の原作だ。時は戦国。伊賀一の腕を持ちながらも無類の怠け者でもある忍び・無門を主人公に、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と、百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との壮絶な戦いが描かれる。主人公・無門(むもん)を演じるのは、今回、時代劇映画初主演となる大野智。嵐のメンバーとしてはもちろん、ドラマ、舞台、映画、アートと様々なステージでその存在感を発揮している大野が、“金の亡者”で“無類の怠け者”、けれど“史上最強の忍び”という破天荒な人物像にチャレンジする。また、無門の妻で、安芸の武家から無門にさらわれてきた女性・お国役の石原さとみ、伊賀・下山家の嫡男で、ある事件により忍びに失望してしまう下山平兵衛の鈴木亮平、伊賀を治める十二家評定集の一人・百地三太夫役の立川談春、剛力で名を馳せる信雄の家臣・日置大膳役の伊勢谷友介と、豪華キャストが脇を固める。メガホンを取るのは、『予告犯』、『殿、利息でござる!』など次々と話題作を手掛ける中村義洋監督。そして、原作者の和田竜が本作の脚本も合わせて務める。さらに、本作の主題歌が嵐52枚目のシングル「つなぐ」に決定。今回新たに公開された特報では、いち早く主題歌が聴けるので、是非チャックしてみて。【作品概要】『忍びの国』公開:2017年7月1日(土)キャスト:大野智、石原さとみ、鈴木亮平、立川談春、知念侑李、マキタスポーツ、平祐奈、國村隼、伊勢谷友介、でんでん、満島真之介、きたろう ほか監督:中村義洋原作・脚本:和田竜『忍びの国』(新潮文庫刊)製作:映画『忍びの国』製作委員会主題歌:嵐「つなぐ」(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会 (C)2008 和田竜/新潮社【ストーリー】時は戦国。織田信長は諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、ただ一国だけ手出しすることを禁じた国があった。あの魔王・信長が最も恐れたども。伊賀・忍び軍団――。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ人でなし。と呼ばれていた。そんな忍びの一人、無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に嫁ぎのなさを詰め寄られる日々を過ごしていた。天正七年九月、信長の次男・は、父の命に背き、伊賀に攻め込む決意をした。かつての主君を裏切り信雄の家臣になった、無門に弟を殺され伊賀への復讐を誓う忍びの下山平兵衛。対する伊賀十二評定の重鎮・と下山甲斐、そして忍びたち…。様々な人間たちの思惑が入り乱れ、知略謀略が張り巡らされた末、織田軍と伊賀忍び軍団は、壮絶な大合戦に突き進んでいく…。
2016年06月03日映画『溺れるナイフ』が2016年11月5日(土)に公開。ジョージ朝倉原作の同名コミックを実写化する。小松菜奈、菅田将暉が主演2004年から13年にかけて「別冊フレンド」に連載され、世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける「溺れるナイフ」。本作を手掛けるのは、若手女性監督の山戸結希。小松菜奈、菅田将暉がW主演。二人の脇を固めるのは、ジャニーズWESTの重岡大毅、上白石萌音、志磨遼平、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチスら。予告編に先駆けて公開された特報映像では、旬なキャストたちの個性あふれる演技も垣間見える。東京から転校してきた美少女モデルの夏芽と強烈なオーラを放つ地元の少年コウの物語。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる「10代の一瞬間(=全能感)」の謳歌、挫折、そして再生が、10代の少年少女たちを通して、激しくも儚く、そして美しく描いていくという。主題歌は志磨遼平ソロプロジェクト・ドレスコーズなお、映画初出演となる志磨遼平ソロプロジェクト・ドレスコーズが、主題歌を担当。主題歌は志磨が在籍していた伝説のバンド・毛皮のマリーズの名曲「コミック・ジェネレイション」で、ニューバージョンを再録するそうだ。ストーリーストーリー:東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が二人を襲う・・・。深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼馴染のカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる―。夏芽の決断は?コウの想いは?永遠を信じていた二人の恋の行方は?作品情報『溺れるナイフ』公開日:2016年11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国公開出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)、斉藤陽一郎、嶺豪一、伊藤歩夢、堀内正美、市川実和子、ミッキー・カーチス原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊) (C)ジョージ朝倉/講談社監督:山戸結希脚本:井土紀州、山戸結希音楽:坂本秀一(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年05月29日ディズニー・アニメーション『美女と野獣』が、ベル役にエマ・ワトソンを迎えついに実写映画化。アニメーション公開から26年の時を経て、2017年4月21日(金)日本公開となる。ディズニーと『美女と野獣』ディズニーがアニメーション映画『美女と野獣』を公開したのは、1991年のこと。1740年にヴィルヌーヴ夫人によって最初に書かれた「美女と野獣」は、これまで文学やテレビドラマ、バレエ、舞台など、様々な解釈によって感動の物語を綴ってきた。映画化は幾度となく行われ、1940年代にジャン・コクトー監督が、2014年にもレア・セドゥ主演で実写化されている。しかし、ディズニーアニメーションの誕生は、その中でも決定的な存在であった。アニメーション映画史上初となるアカデミー賞作品賞にノミネート。さらに、一つの作品から「朝の風景」「ひとりぼっちの晩餐会」「美女と野獣」と3つの楽曲がアカデミー歌曲賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞、グラミー賞でも次々に賞を獲得。社会現象といえるほどの勢いで、一大センセーションを巻き起こすこととなった。ベル役に女優エマ・ワトソンを迎え実写化公開から25周年を迎えたディズニー『美女と野獣』は、実写映画化され現代へ。主人公ベルを演じるのは「4歳からベルに夢中!」とキャラクターの大ファンであるエマ・ワトソン。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で、世代や性別を超えて人々に愛された彼女が、抜群の歌唱力を手に、21世紀のニューヒロインを演じる。ベルの相手役・野獣には、TVドラマ『ダウントン・アビー』で脚光を浴びたダン・スティーヴンスが抜擢。フェイシャル・キャプチャーとパフォーマンス・キャプチャーといった映像テクノロジーを用いて、現代版野獣がリアルに描かれる。なぜベルは野獣を愛したのか?知られざる真実が明かされる『美女と野獣』は、魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子と、一人の少女ベルとの物語。”人と違う外見に縛られ”本当の自分を受け入れられない野獣が、”人と違うことを自分の輝きに変える”ベルと出会い、人を愛し愛されることを学んでいく。実写映画化に伴い、大きなテーマとなるのは「なぜベルは野獣を愛したのか?」という一つの問いだ。ビル・コンドン監督インタビュー日本公開に先駆け、監督ビル・コンドンが来日。映画『シカゴ』『ドリームガールズ』と数々のミュージカル映画を世に送り出してきた彼が、ディズニー作品をどう描いたのか。『美女と野獣』実写化にかける思いについて話を聞くことができた。Q:数多くのディズニー作品の中から、なぜ『美女と野獣』が実写化されたのでしょう。コンドン:ディズニーにとって大きなチャレンジだったと思います。ここ数年、ディズニーは、スタジオ部門の会長ララ・ホーンを中心に、いわゆる古典と呼ばれる作品を実写化して現代風にリメイクしてきました。これらの作品と比べると『美女と野獣』は近年のもの。実際、アニメーション作品もとても多くの人に愛され、子供の頃に見た人々が今は自分の子供たちと見ている。早い段階で、舞台・ミュージカル化もされ、もちろん日本でも上演されていますよね。またアニメーション映画『美女と野獣』が生まれた時期は、ディズニースタジオの中でルネッサンスを迎えた時期でした。そういう点で、他の過去のアニメーション作品と『美女と野獣』は立ち位置が異なる。近代作品を実写化することはもちろん、人気のある『美女と野獣』を選ぶことは、ディズニーにとって大きな決断に繋がったと思います。Q:人気作品を実写化する上で、ビル監督が挑戦したことはどんなことでしょうか。コンドン:物語をリアルに描くこと。私が実写化する上で必要だと思ったことは、主人公のベルや野獣、そして城の住人たちであるルミエールやポット夫人といったキャラクターたちに新たな観点からさらなる深みを与えることです。アニメーションで描かれているキャラクターたちは、いわゆる「典型」という形でしか表現されていない。様々な側面やニュアンスを持った、人間味が描かれているわけではないんですよね。今回、本物の役者たちに演じてもらうということで、各キャラクターに人間性を持たせました。バックストーリー、心理描写を掘り下げることによって、それぞれのキャラクターたちの個性をきちんと描き出す。特に、ベルが野獣に恋に落ちるところは、現実世界のようにリアルに映し出したかったんです。Q:ベルと野獣はどういった人物だと捉えましたか。コンドン:ベルと野獣に共通しているところは、喪失感を持っているのに、未だそれが解決していないことです。ベルに関しては、頭の中に雲がかかっているというか。現実を飛び出して、冒険に出たいんだけれど、彼女の中にあるいくつかの疑問を脱ぎされない。父親がなぜ彼女に対して過保護なのか。どうしてパリからこの小さな村へ引っ越したのか。母親の死因は何なのか。父親は、ベルを大切にするあまり守ることしか考えていない。結果、彼があまりに秘密にしすぎたため、ベルは自分の過去や母親について疑問を抱いてしまうんですよね。野獣の方も、母親を失ったことによって、愛情を感じられる唯一の相手がいなくなってしまった。その後はひどい父親と残されてしまう。本作では、ストーリーを通して二人の過去を解いていく。野獣はベルの母親の死因を知り、ベルは母親を亡くして野獣が変化したことに気付く。二人がお互いを理解していく中で、心の接点を見つけ、互いに心の傷を癒していく。そして、似たような過去の心の痛みを持っている人と出会うことで、自分の問題も解決できるように成長していきます。Q:二人の成長シーンに、込めたメッセージとは。コンドン:基本的なメッセージは、「美女と野獣」で語り継がれているもので、「表面的なものにとらわれず、さらに深いところを見ることが大切だ」ということです。現代は、表面的なものが明るみになりやすいく、そういったものばかりが取り上げられやすい。だからこそ、特に若い世代には作品を通して、表面に惑わされずちゃんと知識を持つ必要があることを感じて欲しい。愛の道筋は、見つけ出さなくてはいけないものですので。と同時に、ベルと野獣は互いに心を開くことによって、自分でも知らなかった自分自身を知る。その当たりも作品から感じとって欲しいですね。ベルと野獣の生い立ちの秘密、美しい城で贅沢な暮らしをしていた王子が呪いにかけられた理由など、アニメーション映画では知り得なかったキャラクターたちの過去や人間性が明らかとなるのが、実写映画版『美女と野獣』の魅力だと教えてくれた、ビル・コンドン監督。そして、彼の手元から生まれた、美しい楽曲、壮麗なセット、華美な衣装も実写化ならではの面白さだろう。3つの新曲、アリアナ・グランデが聞かせる主題歌『美女と野獣』アニメーション版に登場したすべてのミュージカル・ナンバーを起用。オープニングは、アカデミー歌曲賞にノミネートした「朝の風景」から。エマ・ワトソン演じる主人公ベルが朝の町を歌いながら歩き、パンを手に取り馬に果物を上げ、人々と会話を繰り広げる。豊かな歌声で描き出されるのは、明るいベルのキャラクターと物語の舞台だ。実写版から加わる新曲は3つ。野獣の住む城の住人たちがかつての思い出に振り返りながら歌うナンバー「デイズ・イン・ザ・サン~日差しをあびて~」、ベルに向けた野獣の切ないバラード「ひそかな夢」、ベルと父との過去が明かされる「時は永遠に」。どれもストーリーとキャラクターに深みを与える役割を担う。また、アニメーション版でセリーヌ・ディオンを一躍歌姫の地位へと送り出した主題歌『美女と野獣』は、歌い手をアリアナ・グランデへバトンタッチ。キュートなルックスからは想像できない声量と歌唱力でよりドラマティックに作品を盛り上げる。デュエット相手は、ジョン・レジェンドだ。まさにあの野獣の城だ、見事に再現された豪華なセット『美女と野獣』の撮影は、3か月に渡ってイギリスの各地で行われた。ベルの家、校舎、婦人服店、教会などが並ぶベルの住む村は、ディテールにまでこだわり再現されている。中でも、「まさにあのお城だ」と感動させられるのは、野獣の城だろう。何か月にもわたるリサーチを重ね、ベルと野獣が距離を縮める図書室、魔法のバラを隠し置く西塔が個性豊かに表現されている。ベルのイエロードレスはアニメーション作品へのオマージュオスカー受賞者の衣装デザイナー、ジャクリーヌ・デュランが村人たちの素朴な衣装から、舞踏会で踊る娘たちのドレスまでデザイン。中でも、最大の挑戦となったのは、ベルのイエロードレスだ。物語の中で印象的なこのドレスは、アニメーションへのオマージュとして黄色いカラーがポイント。「踊った時に最も美しいドレス」を目指し、オーガンザとスワロフスキーを組み合わせてプリンセスドレスを完成させた。『美女と野獣』キャラクター&キャスト紹介また、愛すべきキャラクターたちが実力派キャストで蘇るのも実写版の醍醐味。『美女と野獣』を盛り上げるキャラクターたちを演者と共に紹介する。ベル:エマ・ワトソン / 吹き替え声優:昆夏美受動的なヒロインの殻を破り、自ら行動を起こすヒロインとして熱い支持を集めた主人公のベル。演じるのは、「ベルは独立心旺盛で自分の目で世界を見たいと思っている」とベルへの思いを語るエマ・ワトソンだ。撮影中はビル・コンドン監督と話し合いを重ね、現代に生きる私たちの心へ訴えかけるベルを作り上げた。外の世界に出て人生を謳歌したいと情熱を持ち続ける、ベルの心を表現したエマ・ワトソンの歌声にも注目。野獣:ダン・スティーヴンス / 吹き替え声優:山崎育三郎呪いによって野獣に変えられた美しく傲慢な王子。孤独の中で心を閉ざす男の姿は、物語の情感面で中心の担う存在である。今回はダン・スティーヴンスが、”獣の中に人間が囚われている”という複雑な心を切り取る。映像テクノロジーを使った、キャラクター再現法も見どころの一つ。ガストン:ルーク・エヴァンス / 吹き替え声優:吉原光夫ベルとの結婚を心に決める、村一番のプレイボーイ・ガストン。アニメーション版から多くのファンが存在する、どこか憎めないその悪役は、『ホビット 竜に奪われた王国』のルーク・エヴァンスが務める。ル・フウ:ジョシュ・キャッド / 吹き替え声優:藤井隆ガストンの子分のル・フウ役には『アナと雪の女王』でオラフの声を務めた、ジョシュ・キャッドを起用。圧倒的な歌唱力でユーモラスな悪役を見事に演じきる。ベルの父・モーリス:ケヴィン・クライン / 吹き替え声優:村井國夫ベルに深い愛情を注ぐ父・モーリス役は、アカデミー賞・トニー賞に輝くケヴィン・クライン。深い演技力で妻を亡くした喪失感や切ない心情を描き出す。ルミエール:ユアン・マクレガー / 吹き替え声優:成河蝋台の姿に変えられた城の給仕長ルミエールは、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが担当。手足が動かせるルミエールは、城の住人たちの中でもとりわけ人間味があふれる役どころ。パフォーマンス・キャプチャーという技術を駆使し、実際にユアンの人間性も加えられている。コグスワース:イアン・ユッケラン / 吹き替え声優:小倉久寛置時計に変えられた生真面目な執事・コグスワース役で参加したのは、イアン・ユッケラン。過去にビル・コンドン監督と組んだことのある彼は、「ビルは本作のような映画に最適な監督」と評価。ポット夫人:エマ・トンプソン / 吹き替え声優:岩崎宏美世話好きな料理番・ポット夫人は、2度のアカデミー賞に輝くエマ・トンプソンが演じる。物語の中では、ベルと野獣との間に芽生える愛を見守る包容力のある存在。プリュメット:ググ・バサ=ロー / 吹き替え声優:島田歌穂メイド城で働くメイド・プリュメットは、ルミエールの恋人。羽ぼうきに姿を変えられたてしまったが、ダンス好きでセクシーなところは変わらず。マダム・ド・ガルドローブ:オードラ・マクドナルド / 吹き替え声優:濱田めぐみかつてヨーロッパでも評判のオペラ歌手だった、マダム・ド・ガルドローブ。華やかな生活を送る歌姫だったが、現在では洋服ダンスに。カデンツァ:スタンリー・トゥッチ / 吹き替え声優:オペラ歌手マダム・ド・ガルドローブを妻に持つマエストロは、ちょっぴり神経質な性格。王子(野獣)の舞踏会で、妻とともに音楽を奏でていた時に呪いにかけられ、ハープシコードに変化した。映画『美女と野獣』あらすじ魔女によって野獣の姿に変えられた美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。絶望のなか、彼はベルという女性に出会う。自分らしく生きながらも心に孤独を抱えるベル。はたして、その王子の運命を変えることができるか?作品詳細映画『美女と野獣』公開日:2017年4月21日(金)監督:ビル・コンドン出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス原題:Beauty and the Beast配給:ウォルト・ディズニー・ジャパンプレミアム吹替版キャスト:昆夏美、山崎育三郎、岩崎宏美、村井國夫、吉原光夫、藤井隆、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、池田優斗ほか(c)2017 Disney Enterprises, Inc. 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2016年05月27日漫画家・荒川弘の代表コミック「鋼の錬金術師」を実写化。主役のエドワード役に山田涼介を起用し、映画『鋼の錬金術師』が2017年12月1日(金)に日本で公開される。それに先駆け、アジア最大級の映画の祭典、第30回 東京国際映画祭にて、日本のコミック原作は史上初となるオープニング上映されたほか、全米、ヨーロッパを含めた190ヶ国以上の国々での公開される。鋼の錬金術師とは?「鋼の錬金術師」は、2001年から2010年にかけて月刊「少年ガンガン」で連載された人気コミック。全世界累計7,000万部、少年誌での連載にもかかわらず、オリジナリティ溢れる設定とビジュアルが男性ファンのみならず熱狂的な女性ファンも獲得、深いメッセージ性は大人層の支持を得ていた。連載開始から16年で2度アニメ化された。原作者の荒川弘は、次のように映画と出演キャストへの期待と絶大な信頼を寄せている。「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」錬金術とは…錬金術とは物質の構成や形状を変化させ新たなものに作り替える技術。魔法のようでもあるが、無から有を生む万能の術ではなく、「等価交換」を原則とする厳正科学である。“人間”自体を作ることは禁止。エドワード&アルフォンスの兄弟は、幼いころ亡き母親にどうしても会いたく、蘇らせる人体錬成を行ったが、失敗。その代償として身体の一部を失った。亡き母を想い、幼きエルリック兄弟が“人体錬成”を試みる全ての始まりのシーンやアルの石獣と戦う姿、そしてエドが武器を錬成するシーンなど、ファン待望の映像が既に予告として披露されている。錬金術を駆使した壮大で圧巻のアクションを予感させる。主演のエドワード役に山田涼介を起用主役のエドワードを演じるのは「暗殺教室」シリーズの山田涼介(Hey! Say! JUMP)。ヒロインで、エドたちの幼馴染・機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役は本田翼が演じる。さらに、兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役はディーン・フジオカ。ほかにも、佐藤隆太、蓮佛美沙子、夏菜、大泉洋、松雪泰子たちの出演も決定。アルの声は新人俳優・水石亜飛夢が担当エドの弟であるアルの声に抜擢されたのは新人・水石亜飛夢。「星の王子様」(15)など、舞台やドラマで活動する期待の俳優だ。声はもちろん、アルに動きを与えるため、撮影現場でモーションキャプチャーも演じた。もともとは”動き”を吹き込むだけだったが、芽生え始めた不信感を兄にぶつける激しい喧嘩のシーンは、もはや吹き替えなど不要なほどの出来栄えで、そのまま水石がアルの声を担当することが決まったそうだ。配役エドワード役:山田涼介ウィンリィ・ロックベル役:本田翼ロイ・マスタング役:ディーン・フジオカ親友ヒューズ中佐役:佐藤隆太ホークアイ中尉役:蓮佛美沙子ロス少尉役:夏菜タッカ―役:大泉洋ドクター・マルコ―役:國村隼ハクロ将軍役:小日向文世ラスト役:松雪泰子エンヴィー役:本郷奏多グラトニー役:内山信二コーネロ教役:石丸謙二郎MISIA新曲「君のそばにいるよ」が主題歌主題歌にはMISIA書き下ろしの楽曲「君のそばにいるよ」。デビュー20周年を控えた40枚目となるシングルを、2017年11月29日(水)にリリース。初回仕様限定盤には、映画「鋼の錬金術師」とコラボしたオリジナルステッカーが封入される。エドとアルの二人の兄弟の絆の物語から着想を得たそうで、MISIAは次のように話している。「鋼の錬金術師は、もともと好きな作品なので嬉しかった。山田涼介さん演じるエドワードとアルフォンスの兄弟から感じとった歌詞に、果てしない希望を感じるメロディーとアレンジ楽曲、そして私の歌、それらを錬金して完成したものが『君のそばにいるよ』です。」監督・曽利文彦による映像技術監督は、「ピンポン」などを手掛けてきた曽利文彦。曽利はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあり、まさに“ハガレン”の錬金術を駆使したアクションシーンを映像化するために必要不可欠な技量を持つ監督だ。『鋼の錬金術師』では、弟、アルフォス・エリックが日本映画では不可能とされていた最先端の技術を駆使した全編フルCGのリアリティあふれる姿で登場し圧倒する。また本作は、高品質なデジタル映像とクリアなサウンドが特長のIMAXでの上映が決定しており、IMAXの予告映像も公開された。床から天井、左右の 壁いっぱいに広がる大型スクリーンの IMAX上映で鑑賞すればより一層、大迫力の映像美を楽しむことができる。“ハガレン”史上初の大規模原画展映画公開を記念して、2017年秋に“ハガレン”史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」の開催が決定。2017年9月16日(土)から10月29日(日)まで、東京ドームシティ・ギャラリー アーモで開催される。さらに、2017年11月3日(金・祝)から30日(木)まで大阪・大阪南港ATCミュージアムでも行われることが決定した。”ハガレン”あらすじ「返せよ、足だろうが、両腕だろうが、心臓だろうが、くれてやる。だから返せよ!たった1人の弟なんだよ!」錬金術の天才的な才能を見せる兄 エドワード・エルリックと、その弟 アルフォンス・エルリック。「この理論なら完璧だ!母を生き返らせることができる!」と人体錬成"の理論を考える。「母さんの笑顔がもう1度見たくて…」と幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから “錬金術”において最大のタブーとされる人体錬成を行う兄弟。しかし、錬成は失敗。エドワードは左足を、アルフォンスは体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成して、鎧に定着させることに成功し、アルフォンスは一命を取り留める。時が経ち、エドワードは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着し、失った身体を取り戻す手掛かりを得るために国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれていた。そしてその手掛かりが“賢者の石”と呼ばれる伝説の石であることを確信する。弟の体を取り戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。亡き母の「人体錬成」の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す二人の壮大な冒険の旅が今、始まる――やがて“賢者の石”を探す旅は国家をも揺るがす巨大な陰謀をめぐる熾烈な戦いへ変貌していく―。作品概要映画『鋼の錬金術師』公開時期:2017年12月1日(金)、全国ロードショー監督:曽利文彦原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉配給:ワーナー・ブラザース映画※荒川の描き下ろし特別編コミックスが映画『鋼の錬金術師』の入場者特典にとして配布される。7年ぶりに荒川が新作エピソードを描き下ろす。©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年05月27日“ハガレン”こと荒川弘の人気コミック『鋼の錬金術師』が、山田涼介主演、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らで実写映画化されることが発表になった。ワーナー・ブラザース映画が巨額の予算を投じて手がける本作は、アクションやCG映像にも力を入れ、日本映画の枠を超えたワールドワイドな展開を視野に入れていると言う。その他の写真原作(全27巻)は、世界21カ国で発売されており、全世界でのシリーズ累計部数は7000万部超。これまでTVアニメ化、アニメ劇場版がなどが製作されている。原作者の荒川は「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)」とコメント。本作は、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスの波乱に満ちた冒険と成長のストーリーで、『ピンポン』『あしたのジョー』の曽利文彦監督がメガホンを執る。主役のエドワードを演じる山田は原作について「僕自身も小さな頃から読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います」と話し、「今回主演という立場を頂いた時は、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と告白。アクションについては「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています」といい、「原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と意気込みを語っている。本田翼がエドワードたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役、ディーン・フジオカが兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役、松雪泰子がふたりの前に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)で謀略に長けた“色欲”のラスト役を演じる。そのほか、佐藤隆太(マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(マスタングの側近ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、大泉洋(本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、本郷奏多(“嫉妬”のエンヴィー役)、内山信二(“暴食”のグラトニー役)、石丸謙二郎(ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役)が出演する。撮影は6月に世界観の表現を追求してイタリアロケから開始され、日本での撮影を経て8月下旬に撮影終了を予定している。映画『鋼の錬金術師』2017年冬、全国ロードショー
2016年05月24日目の肥えた日本のコミックファンだけでなく、世界をも魅了する今世紀最大級の大人気傑作コミック「鋼の錬金術師」が実写映画化され、2017年冬に全国公開されることが決定。主人公の“鋼”の錬金術師エドワード・エルリックを、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が演じることが明らかとなった。原作は、2001年にスクウェア・エニックス月刊「少年ガンガン」で連載スタート、2010年に連載を終了した漫画家・荒川弘の代表作。連載中から10~20代を中心に注目を集め、TVアニメ化~アニメ劇場版を契機に爆発的な人気を獲得、全世界シリーズ累計部数7,000万部超という空前の記録を打ち立てた。少年誌での連載にもかかわらず、オリジナリティあふれる設定とストーリー、そして鮮烈なビジュアルが熱狂的な女性ファンをも虜にさせ、深いメッセージ性が幅広い層からの支持を得ている、まさに日本漫画界を代表する伝説的コミックだ。錬金術とは、物質の構成や形状を変化させ、新たなものに作り替える技術で、無から有を生む万能の術ではなく、「等価交換」を原則とする厳正科学。この錬金術が存在するファンタジーな世界観は日本での映像化は不可能と言われ、ハリウッドでの映画化もウワサされていたが、「ハリー・ポッター」「るろうに剣心」「デスノート」といった、人気シリーズの実写化を実現させてきたワーナー・ブラザース映画が、世界も視野に入れ映画化に挑む。撮影は6月、世界観の表現を追求してイタリアロケから開始、日本での撮影を経て、8月下旬にクランクアップを予定しているという。主人公となるのは、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンス。幼い2人は母親を生き返らせるため、“錬金術”の最大の禁忌(タブー)である“人体錬成”を行い、失敗。その代償としてエドワードは右腕と左脚を、アルフォンスは身体全てを失い、魂を鎧に定着させた体になってしまう。やがて、右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着したエドワードは国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれるように。人体錬成の対価として失ったものを取り戻すため、兄弟は絶大な力を秘める“賢者の石”を探す冒険の旅へと向かう――。“鋼”の錬金術師、エドワード役を演じることになったのは、『暗殺教室』シリーズの大ヒットも記憶に新しい山田さん。今回の出演にあたり、「僕自身も小さなころから読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらも、ヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います。今回主演という立場をいただいたときは、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と真摯にコメント。イタリアロケから始まる大規模な撮影とアクションシーンが見所になる本作に挑むことに関して、「(アクションについて)できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある、いまこの時代だからこそ、実現できる。原作ファンの方にはもちろん、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、いまは決意が固まりました」と、新たな進化した山田さんを予感させるコメントを寄せている。また、エドたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役には、『アオハライド』『起終点駅 ターミナル』などでヒロインを見事に演じた本田翼。山田さんとは、本作が初共演となる。「連載当初から読んでいて、単行本も完全版も大切に持っている本当に大好きな作品」と原作の大ファンを公表している本田さんは、本作の出演について「プレッシャーが凄いです。原作ファン、そして私たちの世代にこそ観て欲しいし、観たいと思わせる作品にできたらと思っています」と、意気込みを語っている。さらに、兄弟の良き理解者となる若き士官、“焔(ほのお)の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング大佐役には、俳優だけでなく映画監督、アーティストと多彩な才能を発揮するブレイク俳優、ディーン・フジオカ。原作でも人気の高い役とあって「人気のマスタング大佐を演じさせていただくプレッシャーはありますが、原作ファンの皆様の大きなご期待を背負えるように、まずは身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたいと思います。学生時代にはボクシング、俳優のキャリアを始めてからは中華武術やテコンドーを含め日常的に練習し、過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が今回の新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と、その心境を明かしている。ほかにも、マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役に佐藤隆太、マスタングの側近ホークアイ中尉役に蓮佛美沙子、ロス少尉役に夏菜。本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカ―役に大泉洋、ドクター・マルコ―役に國村隼、そしてハクロ将軍役に小日向文世が名を連ねる。一方、エドとアルの冒険に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)側では、謀略に長けた“色欲”のラスト役に松雪泰子が参戦。出演に際し、「世界中にファンがいる今作。演じさせていただくキャラクターは原作ファンの方々の思い入れも強いキャラクターだとお聞きし、身の引き締まる思いです。曽利(文彦)監督とも実写の映画では初めてですので、どんな作品作りになるか、楽しみにしております」とコメント。さらに、“嫉妬”のエンヴィー役に本郷奏多、“暴食”のグラトニー役に内山信二、ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役に石丸謙二郎と日本を代表する俳優たちが結集。まさに超豪華キャストが勢ぞろいした本作で監督を務めるのは、2002年『ピンポン』を大ヒットに導いた曽利文彦。「今作はそれ以来となる、自らが立ち上げた作品であり、特別な思い入れがあります」と語っており、「『鋼の錬金術師』の世界観やテーマ性、そして“生きていくことの真実”を描いた、この素晴らしいストーリーを幅広い世代にご覧いただけるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきたいです」と映画化への情熱を明かしている。曽利監督といえば、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあるだけに、錬金術を駆使したアクションシーンの映像化は腕の見せどころとなりそうだ。映画化が決定した報を受けた原作者の荒川弘は、「色々なメディア展開をしてきた『鋼の錬金術師』ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と、映画と出演キャストへの期待と絶大な信頼を寄せている。おそらく、日本映画の常識をぶち破る究極のエンターテインメントの1つとなるだろう本作。今後の動向も目が離せない。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日Hey! Say! JUMPの山田涼介が、人気漫画を実写化する映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)で主演を務め、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らと初共演することが23日、明らかになった。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された荒川弘氏による同名コミック。連載中はTVアニメ化もされ、男女を問わない評価を獲得、累計7,000万部超えを記録するなど、同誌の人気をもけん引した。壮大なスケールやファンタジックな世界観で、海外のコミックファンの間でも話題となった原作だが、国内での映画化は不可能とされ、ハリウッドでの映像化もうわさされてきた。しかし今回、『ハリー・ポッター』や『デスノート』シリーズのワーナー・ブラザース映画が挑戦。同じく漫画原作の映画『ピンポン』(02年)を大ヒットさせた曽利文彦監督が迎えられた上、アクションやCG映像に巨額の予算が準備され、邦画の枠を超えてワールドワイドな展開を見据えた作品として仕上げるという。描かれるのは、幼い日に最愛の母親を亡くした兄・エドワード(エド/山田)と弟・アルフォンス(アル)の冒険と成長のストーリー。2人は母を生き返らせるために"錬金術"の最大の禁忌(タブー)"人体錬成"を行い、それに失敗した結果、代償としてエドは体の一部、アルは身体全てを失い魂をよろいに定着させた体になってしまう。やがてエドは国家錬金術師となり、"鋼"の二つ名を授かる。そんな兄弟の失ったものを取り戻す力を秘める"賢者の石"を探す旅を映し出す。山田は、小さい頃から原作を読んでいたと明かし、その魅力を「現実離れした世界観でありながらもヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を引きつけられている」と推測。そんな原作への思いもあるからこそ、「どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、『自分がこのプレッシャーに勝てるのか?』という気持ちも」と吐露する。しかし、作品の持つ「すごさ」を原作ファンだけでなく、それを知らない観客にも伝えるべく「身体を鍛え、役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と気合は十分。アクションについても「できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたい」と意気込んでいる。本田は、ヒロインでエドたちの幼なじみ兼機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役。「連載当初から読んでいて、単行本も完全版も大切に持っている本当に大好きな作品」と公言する本田もまた、「プレッシャーがすごい」とこぼしながらも「原作ファン、そして私たちの世代にこそ見てほしいし、見たいと思わせる作品にできたら」と希望を口にする。エドたち兄弟の理解者で、若き士官"焔の錬金術師"の名を持つロイ・マスタングを演じるのが、ディーン・フジオカ。原作でも人気の高い役どころとあって「プレッシャーはありますが、原作ファンの皆さまの大きなご期待を背負えるようにまずは身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたい」とアピールしている。ホムンクルス・"色欲"のラスト役の松雪も「身の引き締まる思い」と口をそろえた。さらに、ヒューズ中佐役の佐藤隆太、ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子、ロス少尉役の夏菜、国家錬金術師タッカー役の大泉洋、ドクター・マルコー役の國村隼、ハクロ将軍役の小日向文世、コーネロ教主役の石丸謙二郎も登場。加えて、ほかのホムンクルス役として、本郷奏多が"嫉妬"のエンヴィーを、内山信二が"暴食"のグラトニーを、それぞれ演じる。実写化の報を受けた原作の荒川氏は「マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)」と恐縮気味。曽利監督を「マンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方」と評し、「アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみ」と期待を寄せた。映画の撮影は6月、イタリアロケからスタート。日本での撮影を経て、8月下旬のクランクアップを予定している。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年05月24日国内1,200万ダウンロードを誇るマンガ・ノベルアプリ「comico」。ここで連載中の大人気漫画「こえ恋」を実写ドラマ化することがこのほど決定! ヒロインには、「カルピスウォーター」のCMに出演する永野芽郁が演じることも明らかにされた。なお本作は、「comico」初の実写テレビドラマ化となる。高校入学早々に風邪で寝込んだ吉岡ゆいこ(永野芽郁)。そんな中、クラス委員長の松原くんからの電話を受ける。電話越しに聞くやさしい彼の声にドキドキするゆいこだったが、翌日いざ登校して松原くんに会ってみると…そこにいたのは、なぜか紙袋をかぶった謎の男の子だった!吉岡ゆいこの、ちょっと変わった胸キュン高校生活が始まる──。ヒロインのゆいこ役には、『俺物語!!』でもヒロインを務め、来年公開予定の『ピーチガール』にも出演が決定している永野さん。本作では、なぜか紙袋をかぶって生活しているクラス委員長・松原くんへの淡い想いや青春のきらめきをフレッシュに好演する。今回の決定を受け永野さんは、「主演と聞いてびっくりしました。まだ実感が湧かないです」と驚いたようだが、「『なるほど~』と何に対してもすぐに納得してしまうところは自分とそっくりだなと思いました(笑)」とゆいこと自身との共通点も見つけた様子。「ゆいこはとても素直で何でもまっすぐに受け止める女の子だなと思ったので、常に新鮮な気持ちで一つ一つの感情を丁寧に表現できるよう演じたいです」と意気込んだ。原作者・どーるるは「主人公のゆいこを演じてくださる永野芽郁さんはイメージにぴったり」と絶賛しており、「初めてドラマ化のお話をお聞きした時、大変驚いたと同時に、実写化された時どのように『こえ恋』の世界観が表現されるのか、とても興味が湧きました」と期待を寄せる。エンディングテーマには、若い世代から絶大な支持を集める井上苑子の「ナツコイ」が起用されることも決定。恋をする女子のドキドキを歌った恋愛ソングが、ドラマを一層彩っている。ちょっと変わった高校生の男女が織りなす、甘酸っぱくて切ない胸キュン必至のラブストーリー。気になる松原くんの声や実写版の写真など、まだまだ謎に包まれたまま…。どんなキャスティングがされるのか、予想しながら続報を待っていて。「こえ恋」は7月より毎週金曜日24時52分~テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月21日“警察官と女子高生の年の差結婚”といういままでにない設定が話題を呼んでいる大人気少女コミック「PとJK」が、来年春に実写映画公開されることが決定!主演は亀梨和也、ヒロインに土屋太鳳を迎え、本作で初共演を果たすことも明らかにされた。恋愛初心者の高校1年生・カコ(土屋太鳳)は、大学生のふりをして参加した合コンで、功太(亀梨和也)に出会う。お互いに好印象をもった2人は惹かれあうが、カコが高校生だとわかると急に功太の態度が一変。実は功太は警察官で、立場上女子高生とは付き合えないと自分を押さえていたのだった。しかし、自分をかばってカコがケガをしてしまったことをきっかけに、カコの一途な思いを受け止めようと決意。そして、警察官として高校生の彼女と一緒になる唯一の手段として、「恋人として付き合うのではなく、正式に結婚する」ことを提案!最初は猛反対していたカコの父親も、2人の誠実な思いがカコの両親にも通じ、「高校を卒業するまでは通い婚とし、周囲には内緒にすること」という条件付きで結婚が許される。晴れて夫婦となり幸せをかみしめる2人だが、その結婚生活には次々と困難が立ちはだかるのだった…。原作は、2013年より「別冊フレンド」(講談社)にて連載されている三次マキの同名コミック。めちゃくちゃイケメンな「P(=POLICE・警察官)」と、恋愛初心者の「JK(女子高生)」との秘密の結婚という斬新な設定と、年の差カップルのピュアなラブストーリーにドキドキが止まらない、と連載当初から話題になり、さらにストーリーが深まるにつれ、2人のまっすぐな想いに思わず泣けて感動する、と女子中高生を中心に大ヒット。累計210万部を誇る超人気作だ。主演には、主演ドラマ「怪盗山猫」が高視聴率をマークし、映画にCMと幅広く活躍する亀梨さん。本作では警察官の功太を演じ、また今回が満を持しての恋愛映画初主演となる。ヒロインには、大ヒット映画『orange-オレンジ-』で主演を務め、現在放送中の「お迎えデス。」でもヒロインを演じ、『青空エール』『金メダル男』と公開作が続々と控える土屋さん。今回は、功太に恋してしまう恋愛初心者の高校1年生、歌子(カコ)役を好演する。2人は本作が初共演ということで、亀梨さんは土屋さんについて「すごく才能のある女優さんだと思うので、自分より若い世代からの刺激を受けるのが楽しみです」と語り、また土屋さんはとても緊張していると話し「原作がとても魅力的だということ、そしてその世界を創り出す映像の中で大先輩である亀梨和也さんと御一緒し、歌子として存在するということ。ものすごく嬉しい気持ちと同時に、ものすごく大きな責任を感じます」と続けた。さらに亀梨さんは、「初めての恋愛映画ですが、あまり意識し過ぎることなく、この世界観にどっぷりとはまりたいと思います」と意気込みを述べ、土屋さんも「歌子として生きる心に、全力で集中しようと思います」とコメントを寄せている。監督には『余命1ヶ月の花嫁』『ストロボ・エッジ』『オオカミ少女と黒王子』などを手掛け、女の子の心をつかむ繊細な映画作りに定評のあるヒットメーカー・廣木隆一。亀梨さんと土屋さんの演技にも興味があると語る監督は、「少女コミックは映画の一つのジャンルとして確立されたように思う。観客の心に響く作品にしたいと思います」と想いを表し、原作者・三次氏は、2人のキャスティングに「夢でも見ているような気分」と喜びを語った。さらに本作は、亀梨さんと土屋さんそれぞれの制服姿も見どころのひとつ。土屋さんの初々しい女子高生姿に加えて、亀梨さんは女性なら誰でも見とれてしまう、精悍な警察官姿を披露するところにも注目だ。「大切な人を守りたい」というストレートなメッセージと、ドキドキが止まらないエンターテインメント性あふれるストーリー展開で、最高にハッピーでピュアな感動ラブストーリーがここに誕生する。『PとJK』は2017年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月07日映画『四月は君の嘘』が2016年9月10日(土)に公開される。新川直司による同名漫画を実写化。原作は、2011年5月から2015年3月にかけて月刊少年マガジン(講談社)で連載され、全11巻で累計発行部数400万部突破、第37回講談社漫画賞を受賞した人気作品だ。2014年から放送されたアニメも「SUGOI JAPAN Award2016」でアニメ部門一位を獲得するなど、各界から高い評価を受けている。本作のヒロインで自由奔放な個性派ヴァイオリニスト・宮園かをり役を演じるのは、『海街diary』で脚光を浴び、『ちはやふる-上の句・下の句-』などに出演している広瀬すず。そして、そんなかをりに惹かれていく元天才ピアニスト・有馬公生役を、NHK連続テレビ小説「まれ」や映画『orange-オレンジ-』、『オオカミ少女と黒王子』など話題作への出演が続く山﨑賢人が務める。他にも、公生に恋心を抱く幼馴染・澤部椿役にE-girlsの石井杏奈、かをりが恋をする公生の幼馴染・渡亮太役に中川大志、公生の母・有馬早希役に檀れい、瀬戸紘子役に板谷由夏が決定している。原作コミック1巻の表紙を忠実に再現したビジュアルも公開され、期待が高まる。また本作の主題歌が、いきものがかり「ラストシーン」に決定。こちらも劇場で楽しみたい。【作品情報】『四月は君の嘘』公開日:2016年9月10日(土)出演:広瀬すず、山﨑賢人、石井杏奈、中川大志、板谷由夏ほか©2016フジテレビジョン 講談社 東宝 ©新川直司/講談社
2016年05月01日"虫ドル"ことタレントのカブトムシゆかり(27)が、このほど行われたdTV特番『プレゼンチャンピオン~テラフォーマーズ編~』(配信中)の収録に臨んだ。カブトムシや虫に造詣が深いことでも知られるカブトムシゆかり。人型に進化した"あの生物"をテーマに描かれた漫画『テラフォーマーズ』も当然チェック済みで、実写化にも注目していたという。今月24日から配信中の同番組は、29日公開の映画『テラフォーマーズ』とその前日譚が描かれるdTVオリジナル『テラフォーマーズ / 新たなる希望』(4月24日より配信)の魅力をプレゼンするというもの。カブトムシゆかりは、そのプレゼンターに抜てきされた。収録後、カブトムシゆかりが取材に応じ、番組の感想、原作の魅力、映像化についての本音を語った。○虫界がざわついた実写化テレビの最前線で活躍されている方々の前でうまくプレゼンできるか、不安でした。映画に対しての気持ちをきちんと伝えられるか、収録前はいっぱいいっぱいで(笑)。女性目線と虫好きからの目線でプレゼンさせていただいたんですが、いろいろな見方があるということを知ることができました。アクション、恋愛、友情、家族愛。どのキャストさんに着眼するかで、思い入れが変わってきます。原作を読みながら作品を見て、いろいろ考察するのもきっと楽しいと思います。ツイッターで虫好きの方々をフォローしているんですが、『テラフォーマーズ』が「このマンガがすごい!」(13年)を受賞した時にその人たちの間で「昆虫をベースにしているらしい!」と話題になっていました。ネット上では「最強の虫」論争がずっと続いていて、パラポネラ(「最強の蟻」といわれるサシハリアリ)はその常連。そういう虫も取り上げられているので、「このマンガ熱い!」と盛り上がったんです。虫界がざわつきました。ちなみに、私はオオスズメバチが最強だと思っています。攻撃力と防御力、どちらも兼ね備えていることが「最強」を語る上で重要で。残念ですが、カブトムシは動きが遅い(笑)。リオックという肉食系の巨大コオロギを最強とする意見もあるんですが、やっぱり空を自由に飛べるのは大きな武器なのでオオスズメバチ最強説になってしまう。でも、個人的にはカブトムシであってほしいです(笑)。○愛する虫との向き合い方日頃フィーチャーされることの少ない昆虫の、知られざる生態に注目しているところが原作の魅力です。多くの人が名前を知らないような虫にも自分の身を守る能力がたくさんあります。それを人間サイズに置き換えたらどれだけの威力になるのか? 私がよく行く昆虫館にも原作者さんがよく来ていたと館長さんがおっしゃっていて、そうやってあらゆる方面からリサーチなさっているので、虫好きをうなずかせる知識、そして納得するキャスティングの虫が登場するんだと思います。知識を詰め込み過ぎると試験勉強みたいになってしまうので、"フィールド"を重視するのが私流の虫勉強法。昆虫を採集する森に出て、そこで出会った虫だと自然に覚えることができます。図鑑などの知識だけだと、そこには思い出がないのですぐに忘れてしまいます。とにかくたくさんの昆虫に出会い、それぞれと思い出を作ることを大切にしています。○続編に期待すること初めて実写化を聞いた時、原作での虫の機敏な動きをどうやって再現するのか気になりました。アニメ化でもギリギリできるのかどうか。そのくらい困難なことだと思っていましたが、映像を観た時にその迫力に圧倒されました。虫のサイズだから成立していたバトルがこんなことに! サバクトビバッタの山下(智久)さんのバトルシーンは必見です。映画は火星に行った初日からスタートします。原作はそれから先にどんどん進んでいて、もっといろいろな虫が出てくるので、勝手に続編への期待が膨らんでいます(笑)。原作に登場していない虫を考えるのが楽しいんですけど、結構いっぱい出てるんですよね(笑)。私もバグズ手術を受けたいんですが、生存確率30%に漏れてしまった人たちの行く末などが描かれていて、やっぱりリスクが高いことなんだなと。原作はキャラクターが死ぬまでに生い立ちがかなり描かれるんですが、映画はすぐに火星の話からはじまります。だからこそまずは映画を見て、次にdTV、そしてもう1回映画を見てほしい。それぞれのセリフや関係性が、dTVを見るとより理解できます。そういった意味でも、原作ファンの方々はdTVもチェックしておいた方がいいと思います。
2016年04月27日ハリウッドで実写化される映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』が2017年4月7日(金)より世界で順次上映予定。ハリウッド版実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』を紹介あらすじ・ストーリー近未来、脳以外は全身義体の世界最強の少佐(スカーレット・ヨハンソン)は唯一無二の存在。悲惨な事故から命を助けられ、世界を脅かすサイバーテロリストを阻止するために完璧な戦士として生まれ変わった。テロ犯罪は脳をハッキングし操作するという驚異的レベルに到達し、少佐を中心に上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課はサイバーテロ組織と対峙する。しかし、捜査を進めていくと、少佐は自分の記憶が操作されていたことに気づく。自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと。―本当の自分とは??犯人を突き止め、世界は守れるのか?他に犠牲者を出さないためにも少佐は手段を選ばない。少佐を演じたスカーレット・ヨハンソンは、脳が組み込まれた全身義体という人間とかけ離れた存在を演じることは簡単ではなかったようで「少佐の自己発見の物語でもあります。今まで経験したことのないものです」と説明。さらに、「彼女(少佐)のアイデンティティの探求や、自分の出自をめぐる真実を知りたいという欲求について、ルパート(監督)と私は会話を重ねてきました。このキャラクターは、自分に与えられた人生と、自分で選び取る人生の両方があると考えるようになります。それがこの映画に参加したいと思った本当の理由。この映画には新しい感覚があると思います」と語る。予告動画初公開となるシーン満載の予告動画では、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐が敵らしき人物に渾身の一撃を食らわせる姿や、シリーズファンにはおなじみの多脚戦車による激しい銃撃シーン。そして「奴らは命を救ったんじゃない。奪ったんだ。」と言い放つクゼと思われる人物により、少佐の顔のパーツが外される衝撃的なシーンも。待望のSFアクション大作に期待が高まる。見事な映像技術で再現された少佐の光学迷彩シーン見どころの一つとして忘れられないのは、VFXのレベルの高さ。それが顕著に現れたのは、やはり光学迷彩シーンのアクションだろう。攻殻機動隊シリーズが描く近未来の世界観を象徴する名シーンなので、ぜひ劇場で確かめたい。キャスト・スタッフ主人公の少佐=草薙素子を『アベンジャーズ』や『LUCY/ ルーシー』のスカーレット・ヨハンソンが演じる。黒髪で原作風の髪型になったスカーレット・ヨハンソン。米経済誌フォーブスが発表した「2016年最も稼いだ俳優ランキング」で堂々首位となり、名実ともに世界トップのハリウッドスターだ。少佐の上司である荒巻大輔役はビートたけし、少佐の片腕ともいえるバトー役はピロウ・アスベックが演じる。さらに、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」において、同作品の中で重要な役割を担うクゼ役にはミュージシャンとしても活躍するマイケル・ピット、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役は、『ショコラ』で知られるフランス女優ジュリエット・ビノシュが演じる。監督のルパート・サンダースは『ゴースト・イン・ザ・シェル』について次のように話した。「作品を観るときっと感情的になると思います。アクション満載でクレイジーで極端な近未来を描いているのですが、中心となるのは”自分が誰であるのか?”を探そうとする旅。主人公は人間の脳が組み込まれたアンドロイド。サイバーパンクの世界観を描きつつも、主人公の内面を描いています」「非常に原作に強さがあるし、マンガ、アニメを実写化するのは難しい。それでも実写化にあたって、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、色彩にも拘りました。違和感のない世界観に仕上げたつもりです」ホンダの大型二輪車「NM4」も劇中に登場ホンダ(Honda)のNM4は「近未来」と「COOL」をテーマとして開発され、2014年4月に発売された。今回、NM4のコンセプトとそのスタイリングが『ゴースト・イン・ザ・シェル』の世界観に合致したことで、車両提供が実現。ホンダは車両の他に、車両の新たなデザインスケッチについても提供。映画制作スタッフがスケッチをもとに撮影車両として製作し、主人公が乗車するヒーローバイクとして使用された。なお、劇中に登場するNM4をベースとした車両は「第33回大阪モーターサイクルショー2017」(3月18日(土)~20日(月・祝))、「第44回東京モーターサイクルショー」(3月24日(金)~26日(日))での展示を予定している。日本限定オリジナルポスタービジュアル公安9課のメンバーがズラリと顔を揃え、サイバーパンクの世界観が炸裂している「日本限定オリジナルポスタービジュアル」が公開された。サイバーパンクの代名詞とも言うべきオリジナルの世界観を見事に踏襲した近未来のビル群を背に、スカーレット・ヨハンソン演じる少佐、ビートたけし演じる少佐の上司である荒巻、ピルー・アスベック演じるバトーの他、人気キャラクターのトグサ、サイトーら公安9課のメンバーが集結し、それぞれが見据える先に強大な敵の存在を感じさせる視線が印象的なデザインに仕上がっている。作品情報『ゴースト・イン・ザ・シェル』公開時期:2017年4月7日(金)原作: 士郎正宗「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」原題:GHOST IN THE SHELL監督:ルパート・サンダース出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン、ジュリエット・ビノシュ(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.
2016年04月19日ギネス記録を持つ世界的人気ゲームを実写化したファンタジー映画『ウォークラフト』の日本公開日が7月1日に決定し、このほどポスタービジュアルが公開された。原案は、人気ゲーム『ウォークラフト』。3部作の世界的大ヒットを受け新たに製作されたMMORPG版(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)『ワールド・オブ・ウォークラフト』は、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定された。その人気ゲームを映画化した本作では、剣と魔法の世界"アゼロス"を舞台に、人間、ドワーフ、エルフなど多くの種族が、国や一族、愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語を描く。ゲームの世界観をスクリーンで再現するため、『ジュラシック・ワールド』(15年)でユニバーサル・スタジオとタッグを組んだレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15年)のVFX効果を生み出したILM(インダストリアル・ライト&マジック)が特殊効果に参加している。メガホンを取るのは、故デビット・ボウイさんの息子であり『月に囚われた男』(10年)などで高い評価を得た、ダンカン・ジョーンズ監督。本作については「『アバター』であると同時に『ロード・オブ・ザ・リング』のような物語でもある」と表現している。ポスタービジュアルは、本作の壮大な展開や、種族の存亡をかけた壮絶な戦いを予感させるデザイン。不撓(ふとう)不屈の精神を持ち、慈悲深さを示す青色のヒューマン、そして高貴さや勇敢さを示す赤色のオークをイメージした二色に分かれている。また、ヒューマンの騎士・ローサ―、オークの戦士・デュロタンをはじめ、魔法使いや守護者、物語の鍵を握るヒューマンとオークの混血種など、さまざまな種族が勢ぞろいしている。(C)Universal Pictures
2016年04月04日2016年4月1日(金)より放送開始となるTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』。その第1話放送を目前に控える今回は、先行場面カットやキャスト陣からのメッセージを紹介しよう。○TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』第1話あらすじ&先行場面カット■第1話「空条承太郎! 東方仗助に会う」1999年、4月―。東方と言う姓の人物を探して日本のS市杜王町にやってきた空条承太郎は、駅前で不良に囲まれた一人の少年に遭遇する。亀を傷つける不良に対して、怒りもせず、頭を下げて謝るその少年の姿に不快感を抱く承太郎だったが、次の瞬間、衝撃の言葉を耳にする。その少年の名前は、東方仗助。彼こそ承太郎が探していた人物だった―。(脚本:小林靖子、絵コンテ:津田尚克、演出:高村雄太、作画監督:西位輝実)○放送目前! キャスト陣からのメッセージを紹介■小野友樹 (東方仗助役)――ご自身のキャラクターの印象を教えてください。また、どのようにキャラクターを演じていきたいですか仗助は、飄々としているように見えて、思慮深さと思いやりのあるキャラクターだと感じています。普段の雰囲気と、スイッチが入った時のギャップを大事に演じていければと思います。――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか和気藹々としつつ、いざ収録が始まるとみんなジョジョモード! 和やかさと熱量の共存する、楽しい現場です。――仲間であるキャストのみなさまへひとことお願いします(梶裕貴へ)同じゆーき同士、よろしくね…!(高木渉へ)「おのゆー」と呼んでくれて嬉しいです! では僕も「わたるー」と…いえ…変わらず「渉さん」と呼ばせて頂きます…!(小野大輔へ)同じ小野同士、よろしくお願い致します…!――放送を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いしますいよいよ第4部の幕開けです。スタッフさんの熱意、現場の雰囲気から察するに…グレートなアニメですよ…こいつはァッ!!!■梶裕貴 (広瀬康一役)――ご自身のキャラクターの印象を教えてください。また、どのようにキャラクターを演じていきたいですか物語を通して、誰よりも成長するキャラクターだと感じています。序盤はコミカルな表現やリアクションを大切に、中盤以降は熱さや男らしさも意識してお芝居していきたいと考えています。――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか穏やかな雰囲気でありつつ、お芝居をしている時の集中力と熱さは凄まじいものがあると思います。億泰役の高木渉さんがいらしてからは、また一段とユニークに、そして気の引き締まった現場になったと感じています。――仲間であるキャストのみなさまへひとことお願いします(小野友樹へ)座長! 小野くんの真面目さと熱さに毎週引っ張ってもらっています! 今後も魂の込もった「ドラララッ!」楽しみにしてます!(高木渉へ)渉さんが収録にいらしてから、現場がより素敵な空気感になりました! 渉さんのお芝居を間近で聴ける共演者特権を最大限に生かして、楽しみながら勉強させていただきます!(小野大輔へ)いつもお世話になっています! 小野さんが現場にいてくださる安心感、安定感を改めて感じています! 小野さんのジョジョ愛には毎週感動させられています! 今後ともよろしくお願いします!――放送を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いしますキャスト・スタッフ共に、大きな作品愛と熱量を持って製作に取り組んでおります。その想いが視聴者の皆さんにも伝わったら嬉しいです。杜王町という限られた空間で展開する独特な世界観の第4部、ぜひ毎週欠かさずご覧ください。よろしくお願いします!■高木渉 (虹村億泰役)――ご自身のキャラクターの印象を教えてください。また、どのようにキャラクターを演じていきたいですか一見強面で近寄り難いアブナイ奴に見えますが、内面の優しさと義理人情に厚い男っぷりが魅力的です。僕も億泰と同じく考えるのが苦手なので(笑)、感情の赴くままに演じていきたいと思っています。――アフレコ現場の雰囲気はいかがですかアツイです! まだ始まったばかりで今は虹村兄弟のシーンを録っているのですが、男と男のぶつかり合いに汗が吹き出すほどの熱演で上着は着てられないですね(笑)。この熱さとスピード感と物語の面白さがそのまま皆さんに届いたら良いなぁ~と思っています。――仲間であるキャストのみなさまへひとことお願いします(小野友樹へ)靴下を脱いで裸足になりながらドラララ~って叫んでいる真っ直ぐな小野くんを見て、アニメ版ジョジョ第4部への仗助としての意気込みを感じます。付いていきますよ!(梶裕貴へ)梶くんの綺麗で澄んだ声が羨ましい(笑)。自分の芝居に対する意識の高さも感じるし、これから一緒にジョジョを盛り上げていくのが楽しみ!(小野大輔へ)小野くんがスタジオに居てくれるだけで安心感があるんです。仗助(友樹)にも色々とアドバイスしていると聞いています。これからも共に戦い、そしてずっと見守ってね!――放送を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いします第1部から第3部までのジョジョを引き継ぎ、舞台を日本に移していよいよ第4部のスタートです! スタジオも熱いです! このアニメ版ジョジョの奇妙な世界を皆さんに思う存分楽しんで頂きたいと思っております。これからも応援をよろしくお願い致します!■小野大輔 (空条承太郎役)――ご自身のキャラクターの印象を教えてください。また、どのようにキャラクターを演じていきたいですかよりクールで、より優しく、より知的で、変わらずに熱く、そして圧倒的に強い。承太郎として、ジョジョの黄金の魂を受け継ぎ、伝えていきたいです。――アフレコ現場の雰囲気はいかがですか第1話からもうすでにジョジョらしさが満載のアフレコ現場になってます。良い意味で「やかましいッ!」です(笑)――仲間であるキャストのみなさまへひとことお願いします(小野友樹へ)同じ名字の君が、同じジョジョの血統を継ぐことは奇妙な運命だと感じている。この熱い血、しっかり受け継いでくれよ!(梶裕貴へ)君がいてくれて良かったと、もうすでに思っているよ。若い時から知っているけど、本当に頼りになる後輩。この先もよろしくな!(高木渉へ)アフレコ中よく「バカですね~」と言ってしまいますが、もちろん誉め言葉です。渉さんのバカ芝居が大好きです!――放送を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いします舞台は変われど、その根底にあるのは変わらない人間賛歌。頼もしい仲間たちと共にこの町を、大切な人を守るために。第4部、行くぞッ!TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』は、2016年4月1日(金)よりTOKYO MXで放送されるのを皮切りに、毎日放送、東北放送、BS11、アニマックスにて放送開始予定。放送スケジュールなどの詳細はアニメ公式サイトにて。(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
2016年04月01日女優・村川絵梨が、僧侶で作家・瀬戸内寂聴氏の小説を実写化する映画『花芯(かしん)』(8月6日公開)で主演を務めることが25日、発表された。瀬戸内氏が出家する前、まだ瀬戸内晴美として作家活動を行っていた1958年発表の同名原作は、新潮同人雑誌賞を受けるも、作中で子宮という言葉が頻出するなどその過激な内容から批評家からの強い反発を受けた。瀬戸内氏は「子宮作家」と批判を浴びたが、作中で描かれた、当時の世相に反逆するかのようなヒロインの生きざまや、女性の愛欲の在り方は、普遍性を持つとして今も女性読者を中心に高い評価を獲得している。本作でメガホンを取るのは、『blue』(02年)などの安藤尋監督。物語は、いいなずけと結婚して息子をもうけるも家族に愛情を持てない主人公の園子が、転勤となった夫について京都に移り住んだ下宿で、夫の上司と恋に落ちることから始まる。生まれて初めての恋に戸惑いつつ、欲望が抑えられなくなっていく園子の恋路を描く。村川が演じるのは、そんな赤裸々な女性・園子。恋心から、次第に肉体の"悦び"に目覚め、常識に背を向けつつも自身の子宮が命じるままに生きることを選んで生きていくという難役に挑む。さらに、園子を愛し献身的に尽くしながらも裏切られ嫉妬に苦しむ夫・雨宮役を林遣都が、雨宮の上司で園子とおうせを重ねる男・越智役を安藤政信が、園子夫婦が下宿するアアパートの大家・北林未亡人役を毬谷友子が、それぞれ務める。「園子という一人の女性の人生を演じきったことは、一つ大きな恋を経験したような感覚」と話す村川。「私自身も、彼女の人生観に触れて強くなった気がしています」とも口にしているように大きな達成感を得たようだ。林は、「奔放ではかなげな女性はこんなにも美しいものなのか。手を上げてしまいそうな程憎たらしいけれど、抱き締めずにはいられない」と劇中で描かれる独特の女性像を表現。その上で、「見つめ合うだけで簡単に心を奪い奪われていく女と男の姿をじっくりと見ていただけたら」と呼びかけている。林の恋敵となる安藤政信は、村川の「むき出しの表現に未来を感じた」とその演技に力強い称賛を送る。瀬戸内氏は、原作について「活字になるなり、子宮作家、エロ小説と、悪口雑言を受け、それに名もない作者、私が反抗したため、その後5年間、文学雑誌から干された小説である」と述懐。一方で、「私にとっては、この一作の不幸な運命のため、かえって60年にわたる小説家の生活がつづいたという大切な作品」と自身の方向性をも決定づけた重要な作品であると認めている。そして、「『花芯』は『子宮』という中国語である」と明かし、「主人公の全裸体の美しさ! 身体を張った捨て身の演技の迫力に感動!」と村川の姿勢に感激した。(C)2016「花芯」製作委員会
2016年03月25日三部けい原作の大人気ミステリーを、平川雄一朗監督が実写映画化した『僕だけがいない街』が完成、全国公開された。「このマンガがすごい!」へ3年連続ランクイン、「マンガ大賞」に3年連続ノミネートされ、そのファンも多い原作で、映像化をめぐっては権利争奪戦となったという最注目の一作だ。その本作で主人公とヒロインを演じる俳優が、意外にも(?)初共演となった藤原竜也と有村架純。ともに原作がある作品をヒットに導く人気・実力を兼ね備えた演技派が共演を経た感想、そして作品に込めた想いについて語った。己に降りかかる“事件”を止めないと、何度でも同じ時間を繰り返してしまう“リバイバル”という特殊な現象に巻き込まれる主人公・藤沼悟(藤原)が、18年前に起こった小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるため、奔走するミステリー。過去の事件がトラウマで心を閉ざしている悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨役を有村さんが演じる。大人気の原作、そしてキャラクターだけに、そのアプローチには細心の注意を払ったと藤原さんは述懐する。「マンガの場合は設定が飛躍していても成立するけれども、実写では成立しないことがあって、上手く着地しないと腑に落ちないことがあります。そこを埋めていく作業は中々大変ですね。今回僕の場合はリバイバルという現象に巻き込まれてしまうのですが、現場で撮影しながら、試行錯誤しました。役柄としては普通にしていればいいという解釈で、愛梨が手を差し伸べてくれるので、有村さんに引っ張ってもらって、得した感じでやっていましたね」。愛梨役の有村さんは、原作の設定では女子高生だった。役柄の本質を理解して演じる必要があったと、本人は言う。「キャラクターの根本は原作も映画も同じなので、一番大切なことは“悟さんにどれだけ好奇心を持てるか?”だと思いました。藤原さん演じる悟に、どれだけ興味を持てるかということを大切に演じていました。それと愛梨は人の心にすっと入り込める人だけれど、そうしようと思って演じると、ただただうっとうしい人になりそうだったので、その加減が難しかったです。微妙なさじ加減の違いで、全然イメージが変わってしまいそうだったので、その点は平川監督と常に話し合いをしながら進めました」。その点、「僕は、そこは深く考えすぎないようにしていて、瞬間的にぶった切って前に進むようにしています」と言う藤原さん。「特に原作モノなので瞬間的にどこかで遮断していかないと、先に進めない部分があります。周りの意見を全て受け入れようとすると、どうしても成立できなくなりますからね。人気原作ですから、ファンの方が沢山いらっしゃることを頭ではわかっていますが、全てをそのままやっていくことは僕は違うと思う。自分なりの解釈で演じることも重要だと思いながら撮影していますね」。そのふたり、意外にも(?)、初共演だ。有村さんは、「オン、オフの切り替えが、すばらしくて」と藤原さんの印象を明かす。「皆がその背中についていって、自然と引っ張ってくれる方です。場を和ましてくれて、一緒にいて楽しい方。ジェントルマンなんですよ(笑)」。一方、藤原さんは、有村さんのことを「耐える人」と評する。「有村さんには過酷なシーンがあるんです。雨に濡れたり、火事の中で煙を吸ったり、何度も階段上り下りして、すごいストレスが溜まっていたと思いますよ(笑)。でも、そこは女優さんなので愚痴ひとつ言わない。そういうことを一切表に出さす、ただただ耐える人。昨日も5時までドラマの撮影ですって!」と労をねぎらう。その努力が奏功して、試写会でも評判は上々。原作とはまた異なる、映画としての味わいを持った作品に仕上がった。藤原さんは言う。「監督が上手くまとめてくれて、原作にあるような小学校時代の温かみ、懐かしい感覚があります。自己投影じゃないけれど、そういう想いで完成した作品を受け止めました」。有村さんも、「何とも言えない気持ちになった」と完成作を自信を持って送り出す。「わたしたちは現代のパートだったので、小学生時代のシーンがどうなっているか楽しみでした。ふわっと包み込んでくれるような感覚にさせてくれたし、鈴木梨央さん、中川翼さんのすばらしいお芝居も印象的でした。きれいで、美しいものがたくさんある映画だなあって思ったので、多くの人に届いてほしい作品です」。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日2016年4月より放送開始となるTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のキービジュアル第2弾が公開された。キービジュアルをよく見ると、町の中には様々な人物が……! どんなキャラクターが登場するのか、どんなストーリーがこの杜王町の中で展開するのか、注目しておきたい。また、本作のPV第2弾が、東京・新宿、大阪・道頓堀、宮城・仙台の街頭ビジョンにて3月21日(祝・月)の正午12:00ごろに先行初公開される。上映回数は各ビジョン1回の予定。詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。【東京・新宿】アルタビジョン(新宿駅東口)【大阪・難波】トンボリステーション South&North(道頓堀)【宮城・仙台】スーパーライザ仙台(仙台駅東口)○TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』放送スケジュールTOKYO MX …… 2016年4月1日(金)24:30~毎日放送 …… 2016年4月2日(土)25:58~(通常放送時間は27:28~)東北放送 …… 2016年4月2日(土)26:18~BS11 …… 2016年4月3日(日)24:00~アニマックス …… 2016年4月8日(金)22:00~(リピート放送:4月8日(金)27:00~、4月10日(日)25:30~)※放送日時は変更となる場合がある。(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
2016年03月19日今回のお題は「もし自分の作品がTVアニメ化(ないし実写化)されるとしたら」だ。実にハードなテーマである。語る方も苦しいが、聞く方もキツい話になることが、開始前から予想できる。どの作家だって、一度くらいは自分の作品が映像化された時のことを夢想したことがあるだろうし、むしろそれを目標として描いていると言ってもいい。しかし、夢想はあくまで本人の頭の中のみで行うものであって、決して人に語っていいものではない。映像化が決まってもいないのに、「俺の漫画を実写化するなら、主演は『福山雅治』、アニメならヒロインの声は『大塚明夫』、これは譲れない」などと語るのは、ブスが「つきあうなら松潤だけど、結婚するなら翔くん、ニノはたまに遊ぶぐらいでいいかな(笑)」と言っているのに等しいし、そんな話を聞かされる方だって、まるで両親の初夜をノーカットで見せられたかのような苦々しい顔になってしまうことは容易に想像がつく。このコラムの読者は紳士淑女のため、それらの方が見たことがないであろう言葉は使えず、明言することはできないのだが、上記のような行為は、はっきり言って作家の自己満足行為、アルファベットで言うところのGである。もしくは「自家発電」「セルフサービス」「右手との親睦を深める会」「ワンマンライブ2016~明日もやるよ!~」等々、このままでは、いかに検閲に引っかからず表現するかに全力を尽くすことのみで今回のコラムが終わってしまうので、この辺にしておくが、とにかく人に見せるものではない、ということである。しかし、文字通りワンマンショーなものに観客を入れてもらえる上、原稿料をもらえるなんてまたとない僥倖な気もする。普通だったらこんな話、観客全員にクオカードぐらい配らなければ、暴動が起きる。○カレー沢薫が希望する「映像化」それで実際映像化のオファーが来た場合、何か希望があるかというと、特にはない。何せ木っ端作家なので、映像化してもらえるなら何でもありがたいのだ。もちろん生来のオタクなので、イケメン俳優や、女性人気のイケボ声優を使って欲しいぐらいのことは考えると思うが、製作側に「ヒロインは強い女なので曙を起用します」と言われれば「いいですね、そういう冒険はどんどんしてもらいたい」と鼻の下の産毛を撫でながら言うに決まっているのだ。このように私は、原作が私であるとしてくれるなら、なんでも構わないスタンスである。いっそのこと、アニメ版『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』のエンドクレジットに「原作:カレー沢薫」と入れてくれるだけでもいい。しかし、作家の中には作品が自分の手を離れて作られることを良しとしない人もいるようだ。確かに、作者が手を放した結果、大幅なストーリー改変、原作にはいないオリジナルキャラの投入などで原作とは似ても似つかぬものになってしまった漫画の映像化作品は決して珍しいものではない。つまりオレのカワイイあの娘(原作)が、映像化するやいなや、健康診断に必ず引っかかることで定評がある中間管理職のオッサンに描き換えられていた、というわけである。なぜ美少女が中間管理職になるかというと、「何十巻もある原作を1クールのアニメにまとめるのは無理だから、オリジナルストーリーにする必要があった」とか、ドラマだったら、「まずは俳優ありきで、それに原作の方を合わせて作っているから」等の理由があるようだ。アニメやドラマからその作品に入る人はそれでもいいだろうが、やはり原作ファンとしては、原作に忠実であればあるほど嬉しいものだろう。しかし、私はもし自分の作品が映像化されたら、あんまり原作に忠実にしてほしくないと思う。私は、自分の漫画の単行本などを、あまり見返すことがない。何故なら「自分が描いた通りの絵」が載っているからだ。たまに「もしかしたら、誰かが気を利かせて描きなおしてくれてるかもしれない」と思って見てみることもあるが、大体残酷にも自分が描いた通りで載っている。このように、私は自分の作品でありながら「他の人が描いてくれればもっとマシになる」と思うことが非常に多いのだ。実は私の作品がフラッシュアニメ化されたことはある。非常に出来が良く、作者として本当に嬉しく、感動さえしたのだが、唯一「寸分違わず、私が描いた通りの絵が再現されている」という欠点があった。なので、もし私の作品が映像化されたとしたら、「あんまり原作通りに作らないでくれ。むしろ原作(中間管理職)を美少女に変えてくれ」と言うつもりである。<作者プロフィール>カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)、Web連載漫画「ヤリへん」(2015年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。連載作品「やわらかい。課長起田総司」単行本は1~2巻まで発売中。10月15日にエッセイ「負ける技術」文庫版を発売した。「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」、次回は2016年3月1日(火)掲載予定です。
2016年02月23日TVアニメ化が発表される否や大きな話題を読んだ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の公式サイトが新ビジュアルでリニューアルされ、2016年4月よりTOKYO MX、毎日放送、東北放送、BS11、アニマックスにて放送開始となることが明らかとなった。○TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』登場キャラクター■東方仗助 (cv. 小野友樹)ぶどうヶ丘高校に通う高校1年生。ジョセフ・ジョースターの隠し子であり、承太郎の叔父に当たる。温厚な性格だが、自慢の髪型をけなされると激昂する一面も。生まれ育った杜王町を守るために立ち上がる■広瀬康一 (cv. 梶 裕貴)仗助の同級生。身体も小さく、どこか頼りない性格だったが、様々な戦いを通して成長していき、仗助たちから強く信頼されるようになる。身近な人を守ることに対しては非常に強い意志を持ち、仗助と共に戦う。■虹村億泰 (cv. 高木 渉)仗助の同級生。単純で直情的だが気のよい人物。自他共に認めるほどに頭が悪く、本人曰く「考え事をすると頭痛がする」らしい。情に厚く、仗助の仲間になってからは仗助や康一と無二のチームワークを発揮する。■岸辺露伴 (cv. 櫻井孝宏)杜王町に住む人気漫画家。非常に我儘で自己中心的な性格。漫画を描くことに関しては真剣で、リアリティの追求や新たなアイデアのためならば手段を選ばない。基本的に人間関係が苦手だが、仗助たちと知り合い、杜王町の謎を解くために行動を共にする。■空条承太郎 (cv. 小野大輔)仗助の甥にあたり、海洋生物研究の第一人者。冷静な判断力と強い正義感を持つ。祖父ジョセフの隠し子探しのため杜王町にやってくるが、杜王町を覆う不穏な空気を察知し、仗助たちと共に戦う。■クレイジー・ダイヤモンド仗助のスタンド。壊れたものに触れると元の形に「直す」能力をもつが、既に死んでしまった生命等は直せない。また、仗助自身の傷を癒すこともできない。承太郎のスタープラチナにも匹敵する強力なパワーとスピードを持つ。○オープニングテーマは新ユニット「THE DU」が担当2016年4月より放送開始となるTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』のオープニングテーマは、城田純・和田泰右・Jeityによる新ユニット「THE DU」(ザ ドゥ)が歌う「Crazy Noisy Bizarre Town」に決定。シングルは4月27日にリリースされる予定となっている。また、2016年3月26日(土)~27日(日)に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan2016」においては、『TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」放送直前ステージ』が27日9:20よりREDステージにて行われ、小野友樹(東方仗助役)、小野大輔(空条承太郎役)、櫻井孝宏(岸辺露伴役)の出演が予定されているので、こちらもチェックしておきたい。こちらの詳細は「AnimeJapan2016」公式サイトにて。(C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
2016年02月19日キワどすぎる世界感から実写化不可能と称された伝説の漫画「ディアスポリス-異邦警察-」を、4月よりドラマ化、夏に映画化されることが決定。また主演には、松田翔太、監督には「モスクワ国際映画祭」でグランプリを受賞した熊切和嘉らが務めることも明らかになった。東京にいる密入国外国人約15万人。悪い奴もいるが、難民認定を受けられず貧しい生活をしている者も大勢いる。そんな彼らが自分たちを守るために秘密組織「異邦都庁(通称:裏都庁)」を作り上げた。そこには金融庁の関与しない銀行、厚労省の認可しない病院、そして異邦警察「ディアスポリス」が存在した。そんな裏都庁で働くただ一人の警察官、久保塚早紀の活躍を描いた物語――。原作は、各種サブカルチャーに詳しく、ヤクザ・ヤンキーからマニア・オタクまでを含む、多彩な登場人物が繰り広げる物語を描く漫画家・すぎむらしんいちと、『20世紀少年』などの脚本を手掛けたリチャード・ウー(長崎尚志)脚本による同名コミック。原作のすぎむら氏は「このマンガはいま読み返しても面白い!だからいま映像化すればさらにもっと面白いに決まってます!」と喜びを語った。本作は、東京に密入国をしている外国人だけの秘密の自治社会があるというアンダーグランドな舞台設定と、その自治社会で弱き者を助ける裏警察官・久保塚早紀の個性的なキャラクターで人気を博し、「第14回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門審査委員会推薦作品にも選出されるなど、漫画ファンの間では傑作と呼び名も高い作品だ。今回4月から放送されるドラマと、夏公開予定の映画を通して主演を務めるのは、映画やドラマ、CMで強烈な存在感を放ち、日本を代表する俳優の一人、松田さん。コミカルな役からシリアスな役まで演じ切るその演技力で、複数の言語を操る国籍不明の裏の警察・久保塚早紀を好演する。原作が連載された当時からリアルタイムで購読し、もし映像化することがあれば自分が絶対にこの主人公を演じたいと熱望していた松田さんは、「このような作品に参加できて、心から嬉しく思います。この作品を通して4人の映画監督と一緒に撮影をしながら、色々なアイディアを頂ける僕にとっては本当に幸せな現場でした」と歓喜のコメント。また「このような企画は貴重だと僕もスタッフも全員思っていたのではないでしょうか。ヒロインが出てこない男だらけの現場で、現場ではつらいシーンもたくさんありましたが、みんなこの作品を楽しみながら撮影できたと思います」とも語った。映画版の監督には、『私の男』でモスクワ国際映画祭グランプリを受賞した熊切監督。監督は「テレビ版は軽妙に、映画版はハードに、めいっぱい走り抜けました。何よりスタッフたちの愛と、松田翔太くんはじめ、俳優たちの肉体が最大の武器でした」と今後発表されるキャストにも期待がかかるコメントを寄せた。そしてドラマ版の監督には、日本の映画界を担う4人の監督が集結。『パビリオン山椒魚』『パンドラの匣』の冨永昌敬監督、『ディストラクション・ベイビーズ』の公開も控える真利子哲也監督、『シャニダールの花』『凶悪』で助監督を務めた茂木克仁監督、そして映画についで熊切監督が務めている。真利子監督は「中心に立つ松田翔太は誰より気合いが入っていて、みんなでせめぎ合いながらも触発され、只事ならないものになったと思ってます」と語り、さらに茂木監督は「街中を松田翔太が時速40キロを越えて走る姿を目の当たりにしたとき、最高にクレイジーなドラマだと確信しました」と松田さんについて語る。また今回は、誰かが撮影現場でカメラを回す謎の映像も解禁され、本作の世界観が少し垣間見えるそんな特報映像となっている。「裏警察」を演じる松田翔太×今注目を浴びる映画監督陣による初タッグで、「映像化不可能」と言われた原作を描く本作。自身も原作の読者で、主演を10年間熱望し続けたという松田さんが、30歳という節目の年にいままでのキャリアを全てぶつけて挑んだ渾身作、この一大プロジェクトに大きな期待が膨らむ。ドラマ「ディアスポリス-異邦警察-」は4月よりTBSにて放送予定(全10話)。映画『ディアスポリス-異邦警察-』(仮)は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日