10月7日、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」が開幕した。テクニクスブースでは、9月30日に正式発表されたCDステレオシステム「OTTAVA SC-C500」やハイレゾ対応ヘッドホン「EAH-T700」のほか、正式発表前のGrandシリーズから2製品を参考出品。新生テクニクスのラインナップ拡充をアピールしていた。レコードプレーヤー「SL-1200」など、オーディオファンの琴線に触れる銘機をリリースしてきたテクニクス。ブースはやはり40代から60代の男性を中心ににぎわいを見せていたが、ハイレゾ対応ヘッドホン「EAH-T700」を手に取る若いファンの姿も印象的だった。9月30日に正式発表されたSC-C500は、ハイレゾ音源をネットワーク再生できるセンターユニットと、コンパクトスピーカーを組み合わせたCDステレオシステム。発売は2016年1月22日で、希望小売価格は税別200,000円。PCM 192kHz/24bitとDSD 5.6MHzの再生が可能だ。上部には、ガラス製のスライド式カバーで蓋をしたCDプレーヤーを設置している。また、ミドルクラスの新シリーズ「Grand」から、国内未発表の「SU-G30」「ST-G30」を参考出品。「SU-G30」はアンプ内蔵ネットワークプレーヤーで、テクニクスのハイエンドパワーアンプ「SE-R1」と同一のフルデジタルアンプを搭載している。本体にUSBポートを備え、PCやUSBメモリの音源を再生できる。「ST-G30」は、CDリッピング機能を持つミュージックサーバー。本体にSSDを内蔵し、音楽データを保存できる。DLNAに準拠するほか、SU-G30とUSB経由で接続可能。SU-G30とST-G30、いずれも日本での正式発表が待たれるところだ。○定員制の試聴ルームでハイレゾ試聴ブースにはカーテンで区切られた簡易試聴スペースと、本格的な試聴ルームを設営。試聴ルームでは、CDステレオシステム「SC-C500」と「SU-G30」を使用したハイレゾ音源の試聴が可能だ。試聴時間は15分~20分程度で、各回定員制となっている。
2015年10月07日台湾MSIは17日、NVIDIA GeForce GTX 960搭載グラフィックスカード「GTX 960 GAMING 4G FFTZ」および「GTX 960 GAMING 2G FFTZ」を発表した。18日に発売し、店頭予想価格は前者が税別34,490円前後、後者が税別31,660円前後。どちらのモデルもMSIが実施するPC版「FINAL FANTASY 零式 HD」ゲームコードプレゼントキャンペーンの対象製品となる。「GTX 960 GAMING 4G FFTZ」と「GTX 960 GAMING 2G FFTZ」は、どちらもすでに販売中のグラフィックスカード「GTX 960 GAMING 4G」と「GTX 960 GAMING 2G」をベースとした特別モデル。現行モデルとスペックは同一だが、製品パッケージが「FINAL FANTASY 零式 HD」となるほか、購入後にMSIのWebサイトからユーザー登録を行うと、PC版「FINAL FANTASY 零式 HD」のゲームクーポンがプレゼントされる。プレゼントキャンペーンの対象期間は2015年12月31日までだが、製品の在庫がなくなり次第終了する。また、通常版の「GTX 960 GAMING 4G」「GTX 960 GAMING 2G」も併売するが、こちらはキャンペーンの対象とならない。「GTX 960 GAMING 4G FFTZ」の主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、ベースクロックが1,241MHz、ブーストクロックが1,304MHz(いずれもOCモード時)、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×3。TDPは120W、補助電源は8ピン×1。本体サイズはW267×D139×H40mm、重量は833g。「GTX 960 GAMING 2G FFTZ」では、上記からグラフィックスメモリがGDDR5 2GBとなる。本体サイズはW267×D139×H38mm、重量は812g。
2015年09月17日CFD販売は15日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデルとして、GeForce GTX 950を搭載したオーバークロック仕様の「GV-N950XTREME-2GD」を発表した。9月中旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別26,980円前後。オーバークロックに適したGPUを選別して採用したグラフィックスカード。動作クロックをリファレンススペックのベース:1,024MHz、ブースト:1,188MHzから、ベース:1,203MHz、ブースト:1,405MHzへと大幅に引き上げた。GIGABYTE独自の品質基準である「Ultra Durable VGA」に対応し、グレードの高いチョークコイルやコンデンサを使用することで安定性を向上させたほか、通気性コーディングにより湿気やほこり、腐食から基板を保護する。また、基板の背面には金属製のバックプレートを備える。冷却には「WINDFORCE 2X」クーラーを搭載。ダイレクトタッチの銅製ヒートパイプや気流の乱れを抑えたファンを採用し、冷却性能を高めた。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1,203MHz、ブーストクロックが1,405MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリスピードは7,000MHz、補助電源は8ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort 1.2×3。
2015年09月16日ドイツ・ベルリンで開催された家電関連展示会「IFA 2015」のソニーブースには、平井一夫社長肝いりのプロジェクト「Life Space UX」の紹介コーナーも。持ち歩けるコンパクトなプロジェクターやライト型スピーカーなどが展示されていた。「ポータブル超短焦点プロジェクター」は、10cm角程度のコンパクトなきょう体で、壁際ギリギリに設置しても約20インチ程度の画面サイズを映し出せる。最大で50インチクラスの投写が可能だ。昨年のIFAでプロトタイプとして紹介されていたものが、いよいよ製品化が近づいたことになる。同社からすでに発売されている「4K超短焦点プロジェクター」と同様に壁に近接させても投写でき、しかもバッテリーを内蔵。屋外でも使用できる。家を模した展示ブースでは、天井から吊るして設置・投写して寝そべりながら映像を観たり、デスクの上に置いて天板に投写したり、といったデモが行われていた。また、「家族へのメモ用に冷蔵庫に付箋を貼る」といったイメージのデモもあった。投写した付箋風のメモ画面は、スマートフォン側から編集でき、スマートフォンのメモに手書きしたものがそのまま付箋上に反映される。もう一つが円筒形の「シンフォニックライトスピーカー」。柔らかい光で周囲を照らすことに加え、底部にスピーカーを内蔵しており、周囲360度に対して音が鳴る仕組みになっている。テーブルの中心に置いて照明とスピーカーを同時に兼ねるという利用スタイルが提案されていた。いずれも、発売は来年春の予定だ。
2015年09月13日台湾MSIは11日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したオーバークロック仕様のグラフィックスカード「GTX 980Ti LIGHTNING」を発売した。店頭予想価格は税別116,500円前後。動作周波数をリファレンススペックの1,000MHz(ブースト:1,126MHz)から、1,203MHz(1,204MHz)に引き上げたモデル。専用設計の10層基板と12+3フェーズの電源回路を備える。MSI独自の品質基準「ミリタリークラス 4」に準拠したコンポートネントを採用し、耐久性と安定性を高めたほか、米国軍用規格MIL-STD-810Gに対応する。冷却には、3連の90mmファンと8mm径のヒートパイプ「SuperPipe」を採用した独自クーラー「TriFrozr」を搭載し、最大700Wまでサポートする。GPUやメモリ、PLLの電圧を測定する「V-Check ポイント」、温度を測定する「Triple Temp Monitor」、各コンポーネントにかかる電圧を上げる「Triple Overvoltage」といったオーバークロック向け機能に加えて、液体窒素を使った極冷向けBIOSを搭載する。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアクロックが1,203MHz、ブーストクロックが1,304MHz、メモリクロックが7,096MHz、メモリタイプはGDDR5で容量は6GB、メモリインタフェースは384ビット。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。出力端子はHDMI×1、DL-DVI-I×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2、6ピン×1。本体サイズは約W330×D140×H53mm。
2015年09月11日CFD販売は4日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデルとして、NVIDIA GeForce GTX 750 Tiを搭載した「GV-N75TOC-1GI」を発表した。9月上旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別15,980円前後。動作クロックを引き上げたオーバークロック仕様のグラフィックスカード。ベースクロックを1,020MHz→1,033MHzに、ブーストクロックを1,085MHz→1,111MHzへと引き上げている。冷却には100mmの大型ファンを採用する。また、GIGABYTE独自基準のUltra Durable 2に準拠する。耐久性固体コンデンサやフェライトコアチョークといったコンポーネントにより、省電力と低発熱を実現するという。主な仕様は、ベースクロックが1,033MHz、ブーストクロックが1,111MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 1GB、メモリクロック5,400MHz、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI×2。本体サイズはW185×D135×H43mm。
2015年09月04日ASUSTeK Computerは26日、NVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 950」を搭載したグラフィックスカード「STRIX-GTX950-DC2OC-2GD5-GAMING」を発表した。27日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税込み28,000円前後。ゲーミングブランド「STRIX」シリーズのグラフィックスカード。ヒートパイプをGPUに密着させて冷却するGPUクーラー「DirectCU II」と、大型の放熱フィンに風を送るデュアルファン構成で効率的な冷却を可能とする。ファンブレードの先端部分には、曲げを加えることにより、従来よりも低い回転数で高い風圧を実現する。また、GPUの温度が低いときには自動的にファンの動作を止める準ファンレス仕様となっている。このほか、搭載するコンデンサやコイルといったコンポーネントには、ASUSが独自にカスタマイズした「Super Alloy Power II」を採用する。コイル鳴きを抑えたチョークコイルや、高耐久コンデンサ、対応電圧を30%拡大したMOSFETを使用し、カードの安定性や耐久性を高めた。主な仕様は、CUDAコア数が768基、コアクロックが1,140MHz、ブーストクロックが1,329MHz、メモリクロックが6,610MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI 2.0×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.2×1。補助電源は6ピン×1。本体サイズは約W221×D125×H41mm。オーバークロック向けのツール「GPU Tweak II」や、ゲーム動画の配信/ハードウェアモニタリングソフト「XSplit Gamecaster」(14日間のプレミアムライセンス付き)を同梱する。
2015年08月26日台湾MSIは21日、NVIDIAのデスクトップ向け最新GPU「GeForce GTX 950」を搭載したグラフィックスカード「GTX 950 GAMING 2G」と「GTX 950 2GD5 OC」を発表した。「GTX 950 GAMING 2G」は22日に発売し、店頭予想価格は税別24,700円。「GTX 950 2GD5 OC」は9月1日に発売し、店頭予想価格は税別23,060円。GeForce GTX 950は、第2世代Maxwellアーキテクチャをベースとしたミドルレンジのデスクトップ向けGPU。DirectX 12をサポートするほか、フルHD環境で4K相当の解像度を実現する「Dynamic Super Resolution(DSR)」や、高品質ながら低負荷のアンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、ディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。○GTX 950 GAMING 2G「GTX 950 GAMING 2G」は、独自クーラー「Twin Frozr V」を搭載。2基の100mmファンとヒートパイプをS字とU字に配置した「SuperSU」設計により、前世代のクーラーよりも熱伝導効率を向上。GPU温度が低いときにはファンの回転を止めるHybrid Frozrに対応する。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1,127MHz、ブーストクロックが1,317MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,650MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3。なお、「GTX 950 GAMING 2G」はMSIが実施するプレゼントキャンペーンの対象製品で、2015年8月22日から12月31日までの間に「GTX 950 GAMING 2G」を購入し、ユーザー登録を行うと、PC版「FINAL FANTASY 零式 HD」のゲームクーポンがプレゼントされる。○GTX 950 2GD5 OC「GTX 950 2GD5 OC」は、シングルファン仕様の独自クーラーを搭載したオーバークロックモデル。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1,076MHz、ブーストクロックが1,253MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1。
2015年08月21日玄人志向は20日、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したグラフィックスカード「GF-GTX950-E2GB/OC/DF」「GF-GTX950-E2GB/OC」を発売した。店頭予想価格は、「GF-GTX950-E2GB/OC/DF」税別23,980円前後、「GF-GTX950-E2GB/OC」が税別21,980円前後。いずれもGPUの動作クロックを引き上げたオーバークロックモデル。リファレンススペックではベースクロックが1024MHz、ブーストクロックが1188MHzのところ、「GF-GTX950-E2GB/OC/DF」ではベースクロックを1203MHz、ブーストクロックを1405MHzへ、「GF-GTX950-E2GB/OC」ではベースクロックを1114MHz、ブーストクロックを1304MHzへとそれぞれ引き上げている。「GF-GTX950-E2GB/OC/DF」の主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1203MHz、ブーストクロックが1405MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,730MHz、補助電源は6ピン×1。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDVI-I×1、DVI-D×1、HDMI×1、DisplayPort×1。「GF-GTX950-E2GB/OC」の主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1114MHz、ブーストクロックが1304MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDVI-I×1、HDMI×1、DisplayPort×3。
2015年08月21日アスクは20日、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したZOTAC製グラフィックスカード3モデルの取り扱い開始を発表した。20日より順次発売する。店頭予想価格は税別22,950円前後から。GeForce GTX 950は第2世代MaxwellアーキテクチャをベースしたGPUで、ディスプレイ同期技術である「G-SYNC」をはじめ、フルHDディスプレイ上でも4K相当の精密度を実現する「Dynamic Super Resolution(DSR)」、画質を落とさず負荷の少ないアンチエイリアス技術「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」をサポートする。○ZOTAC GeForce GTX 950 AMP EditionZOTAC GeForce GTX 950 AMP Editionは、新設計の「IceStorm」クーラーを搭載したオーバークロックモデル。GPUの動作クロックをリファレンススペックのベース:1024MHz、ブースト:1188MHzから、ベース:1204MHz、ブースト:1405MHzへと大幅に引き上げたほか、メモリクロックも6600MHzから7020MHzとオーバークロックしている。2基の90mmファンと銅製ヒートパイプ、大型のヒートシンクを組み合わせた「IceStorm」クーラーを採用する。また、振動を軽減するファンカバーとバックプレートに加え、アイドル時と低負荷時にファンの動作を止める「FREEZE」テクノロジーに対応し、静音性も備える。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1203MHz、ブーストクロックが1405MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは7,720MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。8月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別26,880円前後。○ZOTAC GeForce GTX 950 Twin FanZOTAC GeForce GTX 950 Twin FanもGPUの動作クロックとメモリクロックを引き上げたオーバークロックモデル。動作クロックはベース:1102MHz、ブースト:1279MHz、メモリクロックは6804MHzまで引き上げている。2基の80mmファンと銅製ヒートパイプによる熱伝導を行うヒートシンクを組み合わせたオリジナルクーラーを搭載したモデル。アイドル時と低負荷時にファンの動作を止める「FREEZE」テクノロジーに対応する。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1102MHz、ブーストクロックが1279MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,804MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。8月下旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別24,700円前後。○ZOTAC GeForce GTX 950 Single FanZOTAC GeForce GTX 950 Single Fanは、全長約173mmのショート基板を採用したモデル。小型PCへの搭載にも対応したコンパクトサイズながら、動作クロックをリファレンススペックから引き上げたオーバークロックモデルとなる。冷却機構として「FREEZE」テクノロジーに対応したシングルファン設計のクーラーを採用する。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1089MHz、ブーストクロックが1266MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、DL-DVI-D×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。20日に発売し、店頭予想価格は税別22,950円前後。
2015年08月21日ドスパラは20日、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したPalit製グラフィックカード「Palit NE5X950S1041-2063F」を発売した。店頭予想価格は税込み24,980円前後。「GeForce GTX 950」は第2世代MaxwellアーキテクチャをベースとしたGPU。Direct X12のサポートに加え、アンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、高画質化技術の「Dynamic Super Resolution(DSR)」などに対応する。「Palit NE5X950S1041-2063F」は、GPUの動作クロックをリファレンスのベース:1024MHz、ブースト:1188MHzから、ベース:1064MHz、ブースト:1241MHzへと引き上げたオーバークロックモデル。オリジナルの冷却クーラー「StormX Dual」を搭載し、2連のターボブレードファンにより、高い冷却性能を備えたほか、GPUの温度が60度以下になると、ファンの動作を停止させ、ノイズを抑える0-dBテクノロジーを搭載する。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1064MHz、ブーストクロックが1,241MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1。
2015年08月21日CFD販売は20日、GIGABYTE製グラフィックスカードの新モデル「GV-N950WF2OC-2GD」「GV-N950OC-2GD」を発売した。店頭予想価格は「GV-N950WF2OC-2GD」が税別24,980円前後、「GV-N950OC-2GD」が税別22,980円前後。いずれもNVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したグラフィックスカード。「GeForce GTX 950」は第2世代MaxwellアーキテクチャをベースとしたGPUで、2015年1月に発表した「GeForce GTX 960」と同じ"GM206"コアを採用する。Direct X12をサポートするほか、ディスプレイ表示技術「G-SYNC」や高品質ながら低負荷のアンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、使っているディスプレイよりも高解像度でゲーム画面をレンダリングし、細部のディテールを向上させる「Dynamic Super Resolution(DSR)」といった技術に対応する。○「GV-N950WF2OC-2GD」「GV-N950WF2OC-2GD」は、2連の80mmファンを搭載したオリジナルクーラー「WINDFORCE 2X」を採用したモデル。動作クロックをリファレンスのベース:1024MHz、ブースト:1188MHzから、ベース:1102MHz、ブースト:1279MHzへと引き上げたオーバークロック仕様となっている。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1102MHz、ブーストクロックが1,279MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1。○「GV-N950OC-2GD」「GV-N950OC-2GD」は全長17cmのショート基板を採用したコンパクトモデル。Mini-ITXマザーボードを搭載した小型PCに好適という。こちらも動作クロックをベース:1064MHz、ブースト:1241MHzへと引き上げている。冷却にはシングルファン搭載の空冷クーラーを採用する。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1064MHz、ブーストクロックが1,241MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,610MHz、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×1。
2015年08月21日エルザジャパンは22日、NVIDIAの最新ミドルレンジGPU「GeForce GTX 950」を搭載したグラフィックスカード「ELSA GeForce GTX 950 2GB S.A.C」を発表した。9月5日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税込み28,980円前後。「NVIDIA GeForce GTX 950」は、第2世代Maxwellアーキテクチャをベースとしたミドルレンジのデスクトップ向けGPU。DirectX 12をサポートするほか、フルHD環境で4K相当の解像度を実現する「Dynamic Super Resolution(DSR)」や、高品質ながら低負荷のアンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、ディスプレイ表示技術「G-SYNC」に対応する。独自のクーラー「S.A.C静音ファン」を搭載。アイドル時や低負荷時など、GPUの温度が低い場合にはファンを停止させるセミファンレス仕様で、静音でシステムを動作させることができる。主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1026MHz、ブーストクロックが1,190MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリクロックは6,600MHz、補助電源は6ピン×1、TDPは90W。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力コネクタはDL-DVI-I×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×3。
2015年08月21日米NVIDIAは20日(現地時間)、デスクトップ向けGPUの新モデル「GeForce GTX 950」を発表した。第2世代"Maxwell"アーキテクチャをベースとしたミドルレンジモデルで、MOBA(Multiplayer online battle arena)向けに最適化が図られている。米国における参考価格は159ドル。GeForce GTX 950は、第2世代"Maxwell"アーキテクチャベースのGPUで、製造プロセスは28nm。GPUコアには、2015年1月に発表した「GeForce GTX 960」と同じ"GM206"コアを採用する。GeForce GTX 960と比較して、CUDAコア数が1024基→768基と減ったほか、ベースクロックが1126MHz→1024MHzと引き下げられている。一方でブースト時のクロックは1178MHz→1188MHzとわずかに上回っている。DirectX 12のFeature Level 12_1に対応し、上位モデルと同様に「Volume Tiled Resources」や「Conservative Raster」が利用できるほか、高品質ながら低負荷のアンチエイリアス処理「Multi Frame sampled Anti-Aliasing(MFAA)」、「グローバル・イルミネーション」の負荷を軽減する「VXGI」(VoXel Gloval Illmination)、ディスプレイ表示技術「G-SYNC」をサポートする。(DirectX 12のFeature Levelについてはこちらを参照してほしい)主な仕様は、CUDAコアが768基、ベースクロックが1024MHz、ブーストクロックが1,188MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリスピードは6,600MHz、TDPは90W、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×3。○MOBA向けに処理を最適化GeForce GTX 950では、DOTA2やLeague of Legendsといったいわゆる"MOBA"(Multiplayer online battle arena)系のゲームに対する最適化が図られている。NVIDIAではMOBA系のゲームについて解析を行い、レンダリングの高速化と最適化によって、ボタンをクリックしてからゲーム画面に反映されるまでのレイテンシを短縮したという。DOTA2を例にすると、レンダリングの高速化に加えて、DirectXにおけるパイプライン処理を1段減らすことで、Kepler世代の「GeForce GTX 650」では80msだった応答性を45msまで削減できたとしている。最適化されたゲームはGeForce Experienceから起動できる。また、今回の最適化はGeForce GTX 950をターゲットとしたものだが、今後ほかのモデルでも提供する予定だという。既存製品とのスペック比較は以下の通り。
2015年08月20日台湾MSIは30日、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載したオーバークロック仕様のグラフィックスカード「GTX 960 4GD5T OC」を発表した。8月1日から発売する。店頭予想価格(税別)は35,620円前後。ベースクロックは1,178Hz(最大ブーストクロックは1,241MHz)で動作する。冷却性能を高めるARMOR 2Xサーマルデザインを採用し、プロペラ・ブレード・テクノロジと合わせてエアフローを20%増加するとともに、ノイズも低減。ヒートシンクだけでなくヒートパイプにも風を当てることで、冷却効果を高めた。電源まわりにも高品質コンポーネントを採用し、安定した電源供給と電力効率を両立させている。主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、コアクロックが1,178MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 4GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI(2.0)×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン。本体サイズはW273×D130×H37mm、重量は593g。
2015年07月30日7月31日公開のアニメーション映画『ミニオンズ』の主人公・ケビン、スチュアート、ボブの3人と一緒に写真が撮影できる特設のフォトブースが、東京・原宿のエンターテイメントフードコート「JOL原宿」に登場した。『ミニオンズ』は、映画『怪盗グルー』シリーズに登場するミニオンたちを主人公にした新作で、長年ボスを見つけては失ってきたミニオンが「怪盗グルー」に出会うまでの冒険を描く。ミニオンたちの誕生の秘密や、悪党のボスの仲間にならないと生きがいをなくしてしまうなどの生態の秘密も暴かれる。8月3日までの限定オープンとなるフォトブースでは写真撮影のほか、ウェブ上でTwitterアカウントのフォロワー数や過去のツイートなどのデータを解析し、オリジナルの"ボススコア"を診断、ランキング化して行う「ボスとりゲーム」も開催。参加すると、映画オリジナルのステッカーがもらえる。
2015年07月30日ASUSTeK Computerは24日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したグラフィックスカード「STRIX-GTX980TI-DC3OC-6GD5-GAMING」を日本向けに販売すると発表した。25日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税込み120,000円前後。ASUSのゲーミングブランド「STRIX」の製品で、GPUの動作クロックを定格の1,000MHz(ブースト時:1,075MHz)から1,190MHz(ブースト時:1,291MHz)へ、メモリクロックを7,000MHzから7,200MHzと大きく引き上げている。ヒートパイプをGPUに密着させたトリプルファン構成の「DirectCU III」クーラーを搭載する。10mm径、8mm径、6mm径のヒートパイプを組み合わせ、効率的な冷却を可能とするほか、3連の「ウイングブレードゼロノイズファン」により静音性を高めた。ASUSによると、リファレンス設計のクーラーと比較して、最大30%冷却性能が高く、3倍静かに動作するとしている。また、低負荷時などGPUの温度が低いときにファンの動作を停止し、ノイズの発生を抑制する。内部のコンポーネントには、ASUS独自のカスタム部品「Super Alloy Power II」を採用する。コイル鳴きを抑えたチョークコイルや耐用年数を2.5倍に向上した高耐久コンデンサ、応電圧を30%拡大したMOSFETなどにより、安定性を高める。このほか、基板のたわみなどによって起こるGPUの破損を防ぐ補強部品「STRIX GPU-Fortifier」や、基板そのもののたわみを抑えるアルミニウム製のバックプレートや強化フレームを搭載する。主な仕様は、コアクロックが1,190MHz、ブーストクロックが1,291MHz、メモリクロックが7,200MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。
2015年07月24日米AMDは20日(現地時間)、同社のデスクトップ向け最新APU「A8-7670K」を発表した。30日に発売し、希望小売価格は税別13,880円。「A8-7670K」は"Godavari"世代のAPUで、4つのGPUコアに6つのGPUコアを統合する。7月29日に提供が開始するWindows 10に対応。ハードウェアベースのアクセラレーション機能により、スムーズな動画再生が可能なほか、HTML5およびWebGL向けのグラフィックスアクセラレーションで、新ブラウザ「Microsoft Edge」のパフォーマンスを向上させるとしている。また、低解像度でゲームをプレイする際に画質を向上させる「Virtual Super Resolution」やDirectX 12、Vulkan、MantleといったAPIのサポートに加え、なめらかな画面表示を実現する「AMD FreeSync」といった機能を搭載する。主な仕様は、CPUコアが4、動作周波数はベースクロックが3.6GHz、ブーストクロックが3.9GHz、L2キャッシュが4MB、統合GPUがRadeon R7 Graphics、GPUコア数が8、GPUクロックが757MHz。既存モデルとの比較は以下の通り。
2015年07月22日エムエスアイコンピュータジャパンは18日、NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード「GTX 980Ti GAMING 6G」を発表した。6月20日より発売する。店頭予想価格は税別98,390円前後。NVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカード。冷却用に2基の10cmファンからなるGPUクーラー「Twin Frozr V」を搭載する。8mm径のヒートパイプ「スーパーパイプ」と6mm径ヒートパイプを組み合わせて、それらをS字とU字に配置した「SuperSU」アーキテクチャにより熱伝導効率を向上。ヒートパイプ類は大型の銅製ベースに直接ハンダ付けされており、GPUの熱を素早くヒートシンクに移動させる。また、ヒートシンクには特製ディフレクタが付いているので、ファンからの気流がヒートパイプ近くを通り冷却効率を高める。ファンノイズの低減のためフィンも新たに設計され、従来クーラー「Twin Frozr 4」と比較して約5%ノイズを減らしている。また、低負荷時でGPU温度が低いときは、ファンの動作を止めるなど静音性を高める機能も盛り込まれている。MSI独自のOCソフト「AFTERBURNER 4.1.0」が付属。この最新バージョンでは64bitに対応し、オーバークロックの設定やハードウェアモニタ機能などを備える。録画機能「Predator」や、ストレステストツール「Kombustor」も利用可能。主な仕様は、CUDAコア数が2,816基、コアブーストクロックが1,279MHz、メモリクロックが7,100MHz、メモリは384bit接続のGDDR5 6GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I-DL×1、DisplayPort×3。補助電源は8ピン×2。本体サイズはW269×D140×H40mm、重量は1,068g。
2015年06月19日Apacerブースでは、不思議なSSDがデモされていた。NFC対応をうたう内蔵用SSDで、NFCを認証用として活用し、セキュリティを向上させるという。ATXケースのHDD/SSDベイに搭載してしまうとタッチすることができなくなってしまうが、デモ機はその点を考慮したのかIntel NUCに接続していた。NUCのカバーは取り付けていなかったが、2.5インチドライブ搭載NUCは、天板の直下にベイを設けていたはずなので、天板1枚の厚みであればタッチ可能ということだろう。また、Apacerブースで多く見つけたのがデュアルインターフェースのSSDだ。「AS730」は、外観的にもバックライトを搭載し、イルミネーション機能を持つ点でユニークだが、さらにSATA3とUSB 3.1 Type-Cのデュアルインターフェース仕様となっている。転送速度はリードが最大520MB/sec、ライトが最大450MB/sec。容量ラインナップは120GBと240GB。「AS720」は、AS730のバックライトなしバージョンと見られ、転送速度や容量ラインナップは同じ。こうしたデュアルインターフェースのSSDは、例えばモバイルPCの内蔵SSDをアップグレードする際、SATA→USB変換アダプタ不要でクローン作業をできるほか、「Windows-To-Go」をサポートしているので普段使っているWindows環境を持ち運ぶことも可能になる。USB付きSSDが過去に無かったわけではないが、USB 3.x世代となると転送速度も十分であり、かなり実用性が向上することから、もしかしたら今後同様の製品が続々と登場するかもしれない。PCI Express接続のSSDとしては、製品名が不明だがM.2形状のものと、拡張カード型の「Z511 PCIE SSD」が展示されていた。M.2形状のものは、PCI Express Gen3対応で、リードが最大2500MB/sec、ライトが最大1200MB/secだという。容量は最大2TB、ECC対応もうたうことから、エンタープライズ向けだろう。もう一方のZ511は、ゲーマー向けと見られる。PCI Express Gen2 x2接続で、リードは最大830MB/sec、ライトは790MB/secとなるが、M16自動小銃を模したカバーが装着されており、インパクトは抜群だ。容量ラインナップは256GB/512GB/1TBとなる。DDR4メモリでは、ApacerもDDR4-3400をうたうモジュール「BLADE」を展示していた。先のZ511同様、ミリタリーテイストのヒートシンクが特徴的だ。モジュールにはLEDも仕込まれており、通電時にはこれが発光すると言う。LED発光するゲーマー向けメモリモジュールは既にいくつか製品化されており、ちょっとしたトレンドになりつつあるようだ。
2015年06月09日XYZprintingは、COMPUTEX TAIPEI 2015の同社ブースで、日本未発表の3-in-1仕様の3Dプリンタや、年内に日本投入を検討しているフードプリンタ、卓上式・ハンディ式の3Dスキャナなどを展示。また、室内でレタスなど野菜を栽培できるキットも参考出展していた。いずれも日本での展開や価格は未定だという。○da Vinci Jr. 3in1「da Vinci Jr. 3in1」は、スキャナ・3Dプリント・レーザーカット(刻印)機能が付いた3-in-1の3Dプリンタ。約5万円の入門用モデル「ダヴィンチ 1.0 Jr」をベースに、3Dスキャナを搭載し、別途レーザー刻印用ヘッドが付け替えられるモデルとなる。3D造形は熱溶融積層(FFF)方式で、積層ピッチは0.1~0.4mm。造形サイズは15×15×15cm。本体サイズは42×43×38cmで、重量は12kg。○da Vinci 1.0A Professional「da Vinci 1.0A Professional」は、既存モデル「ダヴィンチ 1.0A」をベースに、レーザーカット(刻印)機能やWi-Fiを搭載した製品。「ダヴィンチ 1.0A」がパーソナル向け(個人向け)の位置付けであるのに対し、本モデルは業務やプロシューマー用途を想定する。3D造形は熱溶融積層(FFF)方式で、積層ピッチは0.1~0.4mm。造形サイズは20×20×20cm。本体サイズは46.8×55.8×51cmで、重量は26kg。○卓上スキャナ「XYZ Desktop Scanner」机上に置いて使える卓上型のスキャナ製品。2Mピクセルのカメラと2基のレーザーで対象物をスキャンする。スキャン対象物のサイズは最大12×12cm/最小3×3cm、スキャン対象物の重量は最大3kgまで対応する。本体サイズは277×205×60mm、本体重量は1.5kg。○ハンディスキャナ「XYZ Handheld Scanner」対象物を囲うように動かすことで対象物のスキャンが行える、ハンディタイプの軽量3Dスキャナ。同社が展開しているスキャナ内蔵3Dプリンタ「da Vinci AiO」からスキャナ部分を独立させた雰囲気の製品で、従ってPCで使う場合のインタフェースも同社製3Dプリンタの操作画面と近いUIとなっている。スキャン範囲の最大サイズは2×2×2m、最小サイズは0.1×0.1×0.1m。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズは41×157×61mmで、重量は約43.3g。対応OSはWindows 8.1のみ。○Veggie Cube水と光の管理で、レタスなど植物を育てられるキューブ型の小型プランタ。インタフェース本体前面に付いており、ボタン類の隣にスピーカーも用意。USBポートも備え、USB内の音楽再生および音量調節にも対応する。国内市場への投入も「検討している」とのこと。○XYZ 3D Food Printer2014年のCOMPUTEXや2015年のCESで話題となった、食用素材が生成できるフードプリンタが、製品版に近い状態で登場。クッキーなどの生成や、チョコレートなど食べ物を使った細かな文字の描画などが行える。造形サイズは150×200×150mm、生成スピードは150mm/s。本体サイズは471×480×610mmで、重量は約19.6kg。海外価格は1,799ドルで、年内の国内投入も(業務用途として)検討するとのこと。○3djet Printer業務用として、0.006mmの極小造形が行えるインクジェット式3Dプリンタ。最大造形サイズは148×106×120mmで、対応マテリアルはフォトポリマーレジン。本体サイズは655×635×500mm、重量は70kgと大型。インタフェースはUSB 2.0のほか、100BASE-T対応のLANポートも備える。
2015年06月08日COMPUTEX TAIPEI 2015のMicrosoftブースでは、米国時間7月29日にリリースされる「Windows 10」のテクニカルプレビューやWindows 10 Mobileを搭載したPC、スマートフォン新製品が所狭しと並べられていた。○VAIO Z Canvas会場でまず目についたのは、5月21日に発表された、12.3型(2,560×1,704ドット)の高スペックタブレットPC「VAIO Z Canvas」のWindows 10搭載版。仕様はVAIO OWNER MADEモデルのメモリ16GB・ストレージ512GB搭載と同じ様子で、CPUにはCore i7-4770HQ(3.2GHz)を搭載する。○MADOSMAマウスコンピューター発の5型Windows Phone「MADOSMA」も展示。現行の「MADOSMA Q501」ではWindows Phone 8.1 Updateを載せているが、会場ではWindows 10 Mobileのプレビュー版を搭載していた。「MADOSMA Q501」は日本時間6月2日から予約を開始したが、初回分は即日で完売したという。○Surface 3フルHD+(1,920 x 1,280ドット)液晶搭載の10.8型タブレット「Surface 3」は、Cherry Trail(開発コード名)世代のIntel Atom x7 Z8700を搭載するタブレットPC。展示機ではWindows 10 インサイダープレビュー版を搭載していた。Windows 8.1搭載の現行版は、日本では6月19日に発売する。○Lenovo ThinkPad Yoga 122月10日に国内発売した12.5型2-in-1 PC「Lenovo ThinkPad Yoga 12」のWindows 10搭載版。展示機のプロセッサはBroadwell-UことCore i3-5005U(2.0GHz) 、画面解像度は1,366×768ドットのHD。展示機ではストレージ256GB、メモリ4GBとなっていた。○TOUGHBOOK CF-RZ4日本では「Let’snote」シリーズとして発売している、10.1型の軽量モバイル。現行の店頭モデルとスペックは同等のようで、解像度が1,920×1,200ドットのWUXGAで、Core M-5Y10(0.8GHz)、128GB SSD、4GBメモリなどを搭載する。○東芝の2-in-1 PCMicrosoftのカンファレンスでも登場した、東芝の2-in-1 PCはショーケース入りの展示。スペック詳細は不明だが、薄くて軽い、4K搭載2-in-1デバイスとのこと。目視での本体部分(液晶部除く)の薄さは1.3mm程度だろうか。液晶部も薄く作られており、4Kパネル搭載とは思えない薄さではある。○Dell Venue 8 Pro 3000シリーズ2014年10月に米国で販売開始した8型のWindowsタブレット「Venue 8 Pro 3000」も、Windows 10搭載モデルを公開。展示機では販売時のスペックと変わりなく、Bay Trail-TことIntel Atom Z3740D(1.33GHz)を内蔵し、解像度が1,280×800ドット、ストレージが32GB、メモリが2GBなど。○Acer Aspire Z3-710ケース内にディスプレイされていた、Acerの23.8型一体型PC。背面に折り畳みできる2つの足(スタンド)を備え自立できる上、バッテリも内蔵する大画面タブレットともいえる製品だ(バッテリ駆動時間は約5時間)。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD。Core i7プロセッサ(型番は不明)、16GBメモリ、1TB HDDと、ハイスペックな印象。○Win-Wings YS-1このほか、会場で注目を集めていたのは、「作業スペースが手軽に拡大できる」と紹介された、ASILというメーカーのデュアルスクリーン15.6型PC。詳細なスペックは不明ながら、パステルピンクカラーの外装に、Core i7、16GBメモリ、512GB SSD、2Mピクセルカメラなどを搭載するとのこと。バッテリ駆動時間は約5時間。重量はさすがに重く、4.78㎏。
2015年06月07日各社から製品が登場し盛り上がるスティックPC。COMPUTEX TAIPEI 2015のASUSブースでは、早くも"Cherry Trail"(開発コード名)を搭載した新顔、「ASUS Pen Stick」のお披露目が始まっていた。発売日・価格ともに未定だが、Windows 10を搭載し今年中に200ドルを切る価格帯で販売したいという。Cherry Trailは、Bay Trailから製造プロセスを微細化(22nm→14nm)した新型Intel Atomで、省電力化とグラフィックス性能の向上がうたわれる。ASUS Pen Stickの製品コンセプトは現在市場に出回っているスティックPC同様で、超小型の本体からHDMI端子を直出しし、そのまま大画面テレビのHDMI端子に挿し込んで使用する。HDMI端子付のテレビさえあれば、どこでも手軽にフル機能のPCが使えるので便利だ。また製品名が示すように、"ペン"を意識した本体デザインも特徴。Cherry Trailのスペックは決まっておらず、メモリは2GB、ストレージは32GB SSD。インタフェースに通常サイズのUSB 2.0×2を備え、オーディオ出力ジャックも持つ。ほかMicroSDカードスロット、802.11b/g/n、Bluetooth 4.0、電源入力用のMicro-USB 2.0。本体サイズは12.1×3.2×1.4cm。ちなみに冷却機構はファンレス仕様。小型PCではASUS VivoMiniシリーズに、第6世代Intel Coreこと、"Skylake"(開発コード名)を採用した次期モデルの出展もあった。きょう体デザインは現行VivoMiniと同等。M.2 SSDと2.5型HDDのデュアルドライブ搭載ができ、冷却ノイズの発生しないファンレス仕様、802.11acなどへの対応もアピールしていた。発売日等は未定だが、価格は現行VivoMiniのレンジを想定し、Skylakeがリリースされる年内には製品化の見込みだ。
2015年06月06日COMPUTEX TAIPEI 2015のAcerブースではWindows 10搭載PCコーナーを展開。Microsoftのカンファレンスで公開された高解像度の13型2-in-1 PC「Aspire R 13」をはじめ、複数のWindows 10 PCが展示されていた。いずれの機種も、Windows 10のリリースに合わせ約2カ月後の発売を予定するが、日本での展開および価格は未定。Windows 10コーナーでひときわ目をひいたのが、Microsoftのカンファレンスで登場し、COMPUTEX TAIPEI 2015のMicrosoftブースでも展示されている「Aspire R 13」だ。2014年のIFAで初登場した液晶回転型2-in-1 PC「Aspire R 13」のWindows 10搭載版で、2-in-1機構は液晶外枠のフレームは固定され、内側の液晶のみがくるっと回転する仕組みとなる。プロセッサにはHaswell Refresh世代のIntel Core i7-4510U(2.00GHz)を採用し、画面は2,560×1,440ドットの高解像度。天板は透明感のあるガラス仕様だ。また、「Aspire V Nitro」シリーズの17型モデルのWindows 10搭載版も展示。Intel RealSense 3Dカメラを上部に搭載し、こちらはプロセッサにIntel Core i7-4710HQ(2.5GHz)を採用。解像度は1,920×1,080ドットのフルHDで、グラフィックスにはNVIDIAのGeForce GTX 860Mを内蔵する。5月にワールドワイドで発売したという4K出力・7.1chサラウンド対応ボックス型デスクトップPC「REVO ONE」もWindows 10搭載モデルを予定。長辺約20㎝、重量約1kgの小型ボックスながら、USB 3.0やUSB 2.0、HDMI、DisplayPortなど豊富な端子を備えている。ストレージは最大6TBまで搭載可能とのこと。このほか、正体不明の10~11型らしき2-in-1 PCも展示されていた。"事情があって起動できない"とのことで、ハードウェア不具合によるものかもしくは未発表パーツの採用によるものかは不明だが、今後の登場を期待したい。
2015年06月05日COMPUTEX TAIPEI 2015のIGGABYTEブースで見つけたグラフィックスカードおよび、ゲーミングブランド「AORUS」新製品をレポートしよう。6月1日に発表されたNVIDIAの新GPU、GeForce GTX 980 Tiについては、すでにリファレンスデザインに準拠した製品GIGABYTE「GV-N98TD5-6GD-B」が販売を開始しており、こちらが展示されていたが、これに続く製品として、オリジナルクーラーを搭載する「GV-N98TG1 GAMING-6GD」が展示、そして同日発表された。GV-N98TG1 GAMING-6GDは、GIGABYTEお馴染みの「WINDFORCE 3X」クーラーを搭載するモデルだ。今回のWINDFORCE 3Xは、カバーの一部がシルバーとなり、見た目も新鮮な印象を受ける。冷却性能については、TDP 600W対応をうたう「WINDFORCE 600W」とされる。補助電源コネクタは8+8ピンに強化されている。○水冷版3-wayカードの最新版はGTX 980を採用また、もうひとつの目玉が2014年に引き続き展示されていた、3-wayの水冷グラフィックスカード「WATER FORCE」だ。PCケースのトップにラジエータユニットを引き回すデザインなどは従来と変わらない。ただし、GPUはGeForce GTX 980へと進化していた。グラフィックスカードの製品名としては「GV-N980X3WA-4GD」。定格クロックが1228MHz、ブーストクロックが1329MHzだが、OCモードではこれが1253MHz/1354MHzとされている。機能面では、ラジエータユニット用ボックスの前面に搭載されたディスプレイとコントローラから、現在のファン回転数やポンプ回転数などを監視、ターゲットとなるGPU温度を設定することができ、優れた冷却性能を発揮しつつも空冷のリファレンスクーラーよりも13.1dB静かな動作音を実現するいう。ウォーターブロック部は、GPUに単に水冷ヘッドを付けただけの簡易な設計ではなく、MOSFETやグラフィックスメモリの熱をヒートパイプやヒートシンクで水冷ヘットに引き込み、グラフィックスカード上の全ての熱源を冷却することをアピールしている。○「AORUS」ブランドのゲーミングノートPCが日本にも登場?ゲーミングブランドのAORUSからは、新型ノートPCおよび、キーボード「THUNDER K3」をレポートしよう。AORUSのノートPCは、17型のX7、15.6型のX5、13.3型のX3がラインナップされている。17型の新製品「X7 PRO-SYNC」は、最新スペックへと引き上げたモデルとなる。目玉となるのはNVIDIA G-SYNCへの対応と、GPUがGeForce GTX 970MのSLIへと変わった点だ。モバイル向けの高性能GPUを2基搭載することで3Dパフォーマンスを高め、かつG-SYNCによってテアリングのない快適な表示が楽しめる。X7シリーズの特徴として、17型の大画面でありながら、0.9インチ(およそ2.29mm)とスリムで、スタイリッシュ。ハイエンドスペックだけに重さは3kgあるが、持ち運びに苦労しない。ストレージもmSATA SSDを3基、2.5インチHDDを1基搭載できるなど豊富(RAIDにも対応する)。キーボードも、ゲーミング向けの仕様としてマクロ機能をサポートしている。このX7については、現地担当によると日本市場での販売も検討されているとのこと。そして日本市場向けモデルでは第5世代Core iプロセッサを搭載したモデルになるだろうとのことだ。15.6型モデル「X5」は、COMPUTEX合わせでアナウンスがあった。こちらはX7の下位モデルとなる、GPUにGeForce GTX 965MをSLI構成で搭載し、シングルのGeForce GTX 980Mを超える3Dパフォーマンスが可能とうたう。参考として示された3DMark 11のスコアはP12000だった。また、フレームレートが60fpsにわずかに足らない場合でも、G-SYNC対応パネルによってスムーズな描画が得られることをアピールしている。パネルのスペックは、IPS方式、解像度が2880×1620ドット。また、メモリが4スロットで最大32GB、DDR3-1866モードが利用可能、X7同様にストレージはRAID対応とされる。CPUには第5世代Core iプロセッサ(Broadwell)を採用する。厚みはX7と同様2.29mm、一方で重量は2.5kgとなる。ゲーミングキーボードのTHUNDER K3は、テンキーレスのコンパクトサイズ。キーはCherry MXの赤軸メカニカルキースイッチを採用している。ゲーミング向け機能として、とくにラフに扱った際でもケーブルの断線が起きないよう、頑丈な接続部、スリーブ付きの太めのケーブルを採用しているのがユニークだ。LANパーティ参加用など、抜き差しの激しい用途を想定しているが、キーボードの断線は普段でも聞く話(テーブルから落とした際など)なので、意外と普段用として堅牢さを求めるニーズにマッチするかもしれない。そのほか、アンチゴースト機能、ボリュームやバックライトを調節するスクロールホイール、ノンスリップ仕様のキーキャップなどを備えている。
2015年06月04日米NVIDIAは1日、デスクトップ向け新GPU「GeForce GTX 980 Ti」を発表した。最上位モデル「GeForce GTX TITAN X」と「GeForce GTX 980」の間に位置付けられるモデルで、価格は649ドル。"Maxwell"(開発コード名)アーキテクチャをベースとした新GPUコア「GM200」を搭載。製造プロセスは28nm。32基のCUDAコアからなるSM(Streaming Multiprocessor)が、GeForce GTX TITAN Xの24基から22基に削減したほか、グラフィックスメモリを12GBから6GBとしている。主な仕様は、CUDAコアが2,816基、ベースクロックが1,000MHz、ブーストクロックが1,075MHz、メモリが384bit接続のGDDR5 6GB、メモリクロックが7,010MHz、TDPは250W、補助電源は8ピン×1、6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3。既存モデルとのスペック比較は以下の通り。なお、マイナビニュースでは大原雄介氏によるレビューも合わせて掲載しているので、ご参照いただきたい。
2015年06月01日米AMDは28日(現地時間)、デスクトップ向けAPUの新モデル「A10-7870K」を発売した。北米での価格は137ドル、日本国内の希望小売価格は税別17,480円。「A10-7870K」は、既存の"Kaveri"(開発コード名)世代のアーキテクチャをベースとしたAPU。対応ソケットは従来と同様のSocketFM2+。従来の最上位モデル「A10-7850K」と比較して、CPUとGPUの動作クロックが向上している。4コアのCPUに加えて、GPUとしてGCNベースのRadeon R7 Graphicsを統合する。GPUのコア数は8。AMDによるとWindows 10に向けた設計を採用し、DirectX 12やVulkan、MantleといったAPIをサポートする。このほか、ディスプレイ表示技術「FreeSYNC」や映像の品質を改善する「VIRTUAL SUPER RESOLUTION」、UVD(Unified Video Decoder)やVCE(Video Coding Engine)といった動画再生向けの機能も備える。主な仕様は、CPUコアが4、動作周波数はベースクロックが3.9GHz、ブーストクロックが4.1GHz、L2キャッシュが4MB、統合GPUがRadeon R7 Graphics、GPUコア数が8、GPUクロックが866MHz、対応メモリがDDR3-2133(AMPを利用した場合、2400MHz動作に対応する)。既存モデルとの比較は以下の通り。
2015年05月28日会社員だからこそトク! という制度があるのを知っていますか? サラリーマンは社会保険料も年金も、税金も天引きされてソンな感じがする、といった不満も聞こえますが、逆に、サラリーマンだからこそ使える公的制度もあるのです。これは隠れた収入ともいえ、知らなかったでは、それこそ本当にソンをしてしまいます。代表的なものをご紹介しましょう。○会社員だからこそ使える公的制度って何?会社員が使える制度には、会社独自のものと、公の機関によるものがあり、次のようなものが挙げられます。会社独自の制度社内預金財形貯蓄制度確定拠出年金制度健康保険の制度健康保険組合など病気、ケガ入院での高額療養制度+付加金出産手当金+付加金傷病手当金雇用保険の制度失業給付金それぞれ、簡単に説明していきましょう。○非課税などの税制優遇や、提携割引などを使いこなすまず、会社の制度では社内預金を筆頭に、財形貯蓄制度、最近では確定拠出年金制度を導入する企業も増えてきました。いずれも社員の資産形成をバックアップするもので、財形貯蓄のうち住宅財形、年金財形は、元本550万円(貯蓄型)までの利子は非課税という特典があります。確定拠出年金制度は、国の年金を補完するものとして導入されたもので、掛け金は企業が負担し、運用商品は従業員が選択するというものです。また、従業員が掛け金を上乗せできる(マッチング拠出)場合は、その分が給与から天引きされますが、掛け金に税金はかからないので、実質的な所得控除となります。サラリーマンの住宅取得や老後資金づくりのための優遇制度ですから、勤務先で導入していれば、優先的に利用すべきものです。次に、健康保険制度の特典ですが、これは勤務先独自の健康保険組合なのか、業界団体で加入する健康保険組合なのかでも、少し変わってきますが、いずれの場合も、注目すべきなのは、保養所などの福利厚生施設です。提携しているホテルやアミューズメントパーク、スポーツジムなど利用しない手はありません。利用枠が決まっていたり、利用したい期間が集中したりして、予約が取りづらいということはありますが、健康保険料は、こうした福利厚生にも使われているので、使っただけトク! と言えます。健康保険の本来の役割である、病気、ケガでの治療に関しては、自己負担額3割というのが基本になります。自己負担3割は、自営業者が加入する国民健康保険と変わりはありませんが、独自の給付を設けているところも少なくありません。たとえば、国の制度で「高額療養費制度」というものがあり、これはある一定額を超えた自己負担額は払い戻されるというもので、会社員でも自営業者でも仕組みはほぼ同じです。しかし、会社員の場合は、さらに多くの払い戻しを受けられることがあります。これも健保組合によって異なります。同じように、「出産手当金」に関しても、産休中の収入保障のために、標準報酬日額の3分の2×休んだ日数分、受け取ることができます。これに付加金を上乗せする健保組合もあります。自営業者でも給付される「出産育児一時金」は赤ちゃん1人につき42万円ですが、やはりこれも会社員の場合、健保組合によってはプラスアルファされるところが多いのです(妻が専業主婦でも、夫が会社員なら会社から支給される)。○意外と知られていない「傷病手当金」で病気治療に専念するもうひとつ、健康保険で保障されているのが、業務外での病気やケガで仕事につくことができなくなった場合の収入の保障です。意外と知られていませんが、これを「傷病手当金」といいます。仕事につけなくなってから3日間(待期)ののち、4日目以降も仕事につけなかった日数に対して、標準報酬日額の3分の2が支給されます。この間、給料が支払われていても、傷病手当金より少なければ、その差額が支払われます。最長で1年6カ月です。最近、特に問題化しているメンタル疾患。入院、手術で完治する病気とは異なり、闘病期間も人それぞれで長期化する傾向にあります。メンタル疾患になった場合、復職するめどが立たないからと、早々に離職を決意してしまう人も少なくありません。しかし、会社員の場合は、健康保険で「傷病手当金」という制度がもうけられています。仕事ができない、退職をしなければならない、収入がなくなるという不安を持つことなく、治療に専念することができます。また、万一、会社を辞めることになれば、雇用保険から失業給付を受けることができます。病気などで、すぐに求職活動ができないような場合は、延長申請すれば、求職を開始したときに「失業給付」を受けることが可能です。こうした制度は、知っているのと知らないのでは、大きな違い。勤務先の制度や自分が加入している公的な制度を把握しておくことは、会社員ならではの特典を十分に生かすために、必要なことです。(※写真画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>伊藤加奈子マネーエディター&ライター。法政大学卒。1987年リクルート(現リクルートホールディングス)入社。不動産・住宅系雑誌の編集を経て、マネー誌『あるじゃん』副編集長、『あるじゃんMOOK』編集長を歴任。2003年独立後、ライフスタイル誌の創刊、マネー誌の編集アドバイザーとして活動。2013年沖縄移住を機にWEBメディアを中心にマネー記事の執筆活動をメインに行う。2級FP技能士。
2015年05月11日25日、幕張メッセで開催中のニコニコ超会議2015「ニコニコ静画のお絵かきチャット」ブースに、人気イラストレーターの「おはぎ」氏が登場。ワコムの液晶ペンタブレットを使って、その場で美麗なイラストを描いてみせた。一般ユーザーも参加できる「超日めくりカレンダー」企画で用いられる。ニコニコ超会議2015の「ニコニコ静画のお絵かきチャット」ブースでは、「超日めくりカレンダーをつくろう」という企画を行っている。これは、ニコニコ静画の「お絵かきチャット」機能を活用して、日めくりカレンダーをユーザー皆で作成するという企画。ちなみに昨年のニコニコ超会議3でも同ブースで企画を展開しており「妄想絵日記」がテーマだった。この企画には一般ユーザーが参加できるほか、著名なイラストレーターや漫画家なども参加しており、中には実際にブースイベントに出演して、お絵かきを披露するクリエイターもいる。おはぎ氏もその一人だ。おはぎ氏は1993年生まれ、埼玉県出身。2010年より音楽担当ORYOとの2人組ユニット「FAULHEIT」のメンバーとしてイラスト、デザイン、動画制作を担当し、これまでに多数のアーティストやメジャーコンピレーションCD等のジャケット、MV制作、グッズデザイン等を手がけている。小林幸子「吉原ラメント」イメージイラストや、スマートフォン用ゲーム「ドラゴンスカイ」(スクウェア・エニックス)などが代表作として挙げられる。25日の14時、ニコニコ静画ブースに登場したおはぎ氏は、ワコムの液晶ペンタブレットで、イラストを作成。約1時間をかけて完成させた。「超日めくりカレンダーをつくろう」企画では、9月10日を担当。なぜこの日を選んだのかというMCからの質問には、「℃-uteが好きだから」とコメント。℃-ute(キュート)だから、9月10日というわけだ。おはぎ氏がイラストで描いた女性も、モデルは℃-uteの矢島舞美。「初めて見たときから、顔がどストライク。好きだなと思って見ているうちに、天然な性格とのギャップに心を射抜かれた」と℃-ute愛を赤裸々に語った。また、イラストでの衣装は、℃-uteの楽曲「Kiss me 愛してる」のMVで着用していたものだという。ニコニコ動画でも同楽曲の人気は高く、「踊ってみた」動画などが多数投稿されているほか、フリーの3DCG制作ツール「MikuMikuDance」用のモーションが配布されている。ちょうどこの日は、ニコニコ超会議の別のブースで℃-uteが出演するライブが行われるということで、おはぎ氏は「間に合えばいいですね(笑)」と冗談めかしてコメントしつつ、約1時間をかけてイラストを完成させた。また、おはぎ氏はイラストを描きながら、MCからの質問にも回答していった。絵を描くのはデジタルかアナログかという質問に対しては、「絵を描き始めたときからずっとPCで、紙に描くのも好きだったけど、趣味程度」とコメント。液晶ペンタブレットは、昨年の町会議に出演し、参加者の似顔絵を大量に描いて以来だったということで、「久しぶりという感覚」なのだという。仕事以外でも常にイラストを描いていて、℃-uteのファンイラストや、最近夢中になっているというブラウザゲーム「刀剣乱舞」に関するイラストが多い。ゲームは以前から好きで、MCから好きなタイトルについて聞かれると、「大神」とコメント。最近ではスマホゲームにハマっているのだとか。会場にはおはぎ氏とユニットを組むORYO氏も急きょ登場。昔は自分でイラストも描いていたというORYO氏だが、おはぎ氏に出会って「僕が描くのはよくないんじゃないかと思った」とコメントして会場を笑わせていた。完成したイラストは日めくりカレンダーの9月10日分として使用され、後日、ニコニコ静画内で実際のカレンダーとして掲載する予定とのことだ。なお、「ニコニコ静画のお絵かきチャット」の「超日めくりカレンダーをつくろう」では、27日も引き続き会場・ネットを横断した企画が行われる。27日に会場ステージに登場するのは「みならい女神 プルプルんシャルム」のキダニエルと、「ぱにぽに」の氷川へきる、「デリバリーシンデレラ」のNON。この3名に加え、ネット経由でその他にも多くの人気イラストレーター・漫画家が同企画に参加する。この「超日めくりカレンダーをつくろう」と、同時開催中の「超巨大デジタル壁画」は、会場の一般参加者はもちろん、ネット環境があればどこからも、特設ページにアクセスし参加できる。現地に行けない人も気軽に参加してみては?
2015年04月26日ワコムは、4月25日~26日に千葉県・幕張メッセで開催される巨大イベント「ニコニコ超会議2015」内のお絵描きブース「ニコニコ静画の超お絵かきチャット」に協賛。当日実施されるお絵描き企画に協力するほか、会場にて同社のペンタブレットや液晶ペンタブレットを多数展示する。「ニコニコ静画の超お絵かきチャット」では、会場からはもちろん、自宅からでも楽しめる2大企画「超巨大デジタル壁画」および「超日めくりカレンダー」を実施する。「超巨大デジタル壁画」では、前回の「ニコニコ超会議3」で好評だったデジタルキャンバスを再び開設。会場に用意されたペンタブレットはもちろん、インターネット経由での描き込みも可能で、参加者はそれぞれの場所から思い思いのイラストでキャンバスを埋めていくことができる。描かれた壁画はネット上で閲覧可能なほか、会場にある巨大スクリーンに映し出すことで、大迫力のデジタル壁画としても楽しめるとのこと。一方の「超日めくりカレンダー」企画では、ニコニコ静画のお絵描きチャットシステムを使ったカレンダー作りを実施。同企画は、前回好評だった『妄想絵日記』をアレンジしたもので、開催日以降の日付のカレンダーをデジタルで作っていく。当日は、一般ユーザーに加え、ゲスト作家の参加も予定。会場にて参加する作家は、永野ようすけ、おはぎ、雪子、絵津鼓、キダニエル、氷川へきる、NON(出演順)で、ネットから参加予定の作家は、アザミユウコ、上原さつき、王嶋環、大竹利朋、木村光博、小雨大豆、さくらえび ちま、サンカクヘッド、立樹まや、春原ロビンソン、フクシマハルカ、つだ こうた、関根光太郎、大沖、MATSUDA98(50音順)。なお、完成したカレンダーは後日、ニコニコ静画内で実際の日めくりカレンダーとして掲載される予定となっている。
2015年04月24日