南米アマゾンの熱帯雨林で猛威を振るっている大火災は、収束の兆しすら見せていない。「地球の肺」とも呼ばれる森林地帯が広範囲に渡って焼失しており、地球全体の環境に甚大な悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。熱心な環境保護活動家として知られる俳優のレオナルド・ディカプリオ(44)は先月、故スティーヴ・ジョブズの妻で実業家のローレン・パウエル・ジョブズ(55)、富豪の投資家ブライアン・シェス(43)と共に「アマゾン森林基金」」を設立。SNSなどで募金を呼びかけていたが、ディカプリオ自身がこの基金を通じて500万ドル(約5億2,600万円)を寄付するとInstagramで発表した。アマゾンでは、毎年のように地元住民による焼き畑などを原因とする火災が起きている。ブラジル政府によると、今年は2018年の同時期に比べて火災発生件数が84%増加しているという。
2019年08月26日『ロケットマン』ではエルトン・ジョンを演じ、素晴らしい歌声を披露しているタロン・エジャトンを主演に、レオナルド・ディカプリオを製作に迎えた『フッド:ザ・ビギニング』が10月18日に公開。この度、本作の最新予告編と本ポスタービジュアルが解禁となった。これまでケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど錚々たるハリウッド俳優が演じてきたロビン・フッド。これまで描かれてきたストーリーとは異なり、伝説のヒーロー、ロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの顔を持ったヒーローが敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿が時代を超えてスタイリッシュに描かれ、タロンがエルトン・ジョンの次は伝説のヒーロー、ロビン・フッドを熱演する。今回解禁となった本予告では、表の顔は領主、裏の顔は盗賊というロビン・フッドが、その生き方に苦悩しながらも、かつての領民たちのために、そして愛する女性のために悪に立ち向かっていく姿が描かれている。何と言ってもロビン・フッドといえば、弓矢の名手。本作ではこれまでのロビン・フッド像とは異なる、非常にアクロバティックで斬新な弓の使い方が多く見られる。建物から飛び降りながら敵を矢で射ぬき、また空中を回転しながら矢を連射するシーンを、タロンはスタントなしで挑んだそう。本作撮影にあたって、タロンは現代最強の弓使いと評されネットでも話題のラーズ・アンデルセンから指導を受けた。そのトレーニングの結果、このアクロバティックな弓使いを習得したタロンはまさしく現代のロビン・フッドとなった。また、自身が一躍有名になった『キングスマン』シリーズのスパイガジェットを駆使するアクションとはひと味違う、正統派の肉体アクションを披露しており、タロンの新たな魅力を存分に味わえる作品といえそうだ。併せて解禁された本ポスタービジュアルでは、ロビン・フッドを演じるタロンと、ロビンを史上最速の弓の“早打ち”の達人に鍛え上げ、信頼と友情で結ばれるジョンを演じるジェイミー・フォックスの姿が収められており、「反逆者か、ヒーローか。」という印象的なキャッチコピーが添えられている。弓を引くロビンの背後に、彼を守るかのように武器を力強く構えるジョンのビジュアルからは、2人の強い絆を感じさせ、このバディの活躍をスクリーンで観るのが待ち遠しくなるビジュアルとなっている。『フッド:ザ・ビギニング』は10月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月26日レオナルド・ディカプリオとクエンティン・タランティーノ監督の“タラレオ”コンビの来日を目前に控えた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』から、レオが“親友”ブラッド・ピットの肩で涙する本編映像が公開された。映像とともに到着したのは、長年ハリウッドのトップスターとして君臨し続けるレオとブラッドが、お互いについて語った貴重なコメント。2人はブレイクの時期がほぼ同じ。互いに切磋琢磨してきて、本作が満を持しての初共演となる。共演はとても楽しかったようで、ブラッドは「ものすごく楽に演じられたし、本当によく笑ったよ!2人とも同じような時期にこの世界に入ったし、共通の知人も大勢いるんだ」と初共演についてコメント。また、レオは、2人が演じたピークを過ぎたTV俳優リックと彼のスタントマン兼運転手のクリフとの関係性について、「僕らは業界で生きているアウトサイダーで、なんとか成功しようと日々努力しているんだ。この街で年を重ねてきた自分に関連する役柄だったし、ブラッドと共演できたこともあって、彼らがどんな男たちかということや、業界内で泳ぎ、生き抜くために暗黙のうちに互いを頼りにしていることを、初日からすんなり理解できたんだ」と、自身とブラッドとの関係性と映画の役柄を重ね合わせ、名バディぶりをアピールした。そして、レオ演じるリックとブラッド演じるクリフの関係性が最も伝わるのが、リックが俳優としてのキャリアに苦悩し、クリフの肩におでこをぶつけて涙するシーン。アル・パチーノ演じるシュワーズに言われた言葉に傷つき、駐車場で泣き出してしまう情緒不安定なリックをクリフが優しくなだめ支えるシーンは、2人が親友であると同時に、実際の彼ら同様に、お互いを信頼しきっていることがわかる一幕となっている。何より、世界中から注目され続けるトップスターであるレオが「落ちぶれた現実にブチ当たった」と泣き出し、ブラピを困らせる、というシチュエーションだけでもかなりユーモラス。いよいよ週明け8月26日(月)にはレオ&タランティーノ監督来日が迫っており、ますます本作に期待が高まる映像となっている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月22日クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、今月末に日本でも公開。その前に、タランティーノ監督と主演のレオナルド・ディカプリオが来日することが分かった。2013年公開の『ジャンゴ 繋がれざる者』では叶わかなった、タランティーノ監督×レオナルドのコンビ揃っての初来日が今回実現!今回の来日は、レオナルドは映画のプロモーションでは自身に念願のオスカーをもたらした『レヴェナント: 蘇えりし者』の2016年3月以来、3年5か月ぶり11度目。タランティーノ監督は2013年2月の『ジャンゴ』以来、6年半ぶりの来日。本作は、カンヌでのお披露目からスタートし、各地でプロモーションツアーに回ってきたタランティーノ監督。「ツアーの最後は日本で締めたい!」という監督たっての希望で、思い入れの強い作品のツアー最後の地に、ここ日本が選ばれた。「映画史だけでなく、音楽やテレビを含めこれだけの総合的な知識を持った人物は世界でも数少ないと思う。まるでコンピューターのデータベースにアクセスしてるみたいだ」とタランティーノ監督の豊富な知識量を明かすレオナルドは、「この映画はある意味、自分たちのいるこの業界に対するラブ・ストーリーを描いてるんだと思う。この映画は監督の映画業界に対するラブレターでもあるし、敬愛する人たちへの感謝を表したものなんだと思う」と言い、「監督にしてみたら原点回帰なのかな。他にどう言っていいのか分からないけど、幸運にも僕らが仕事をさせてもらってるこの業界に対するラブレターなんだと思う」と本作について明かしている。なお、2人は8月26日(月)に都内某所で行われる記者会見やジャパン・プレミアに参加する予定となっている。そして、この来日決定に合わせて、レオナルド演じる落ち目のTV俳優リックが、映画出演を前にセリフの練習に勤しむシーンを切り取った本編最新映像も到着した。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月15日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット、豪華スターが共演するクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』から、シャロン・テートに扮したマーゴット・ロビーが登場する本編映像と場面写真が到着した。人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)の友情と絆、そしてハリウッド黄金時代の光と闇に迫った本作は、すでに全米で公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績となっていた『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新し、4035万ドルの大ヒット。タランティーノ史上最大のオープニング成績を飾った。今回到着した映像は、本作に登場し、ストーリーの軸ともいえるマーゴット・ロビーが演じる実在の女優シャロンの登場シーン。シャロンは1960年代にテレビの小シリーズに出演し、その後、『吸血鬼』(’67)で共演したことが縁でロマン・ポランスキー監督と結婚。しかしその翌年の1969年8月9日に、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者たちによって、妊娠8か月の身重の身でたまたま自宅に訪れていた友人と共に、ロサンゼルスの自宅で殺害され、犯罪史上未曽有の猟奇的殺人事件として全米を震撼させた。そんなシャロン殺害事件を引き起こしたのは、チャールズ・マンソンと“マンソン・ファミリー”。マンソンは自らをキリストの復活、悪魔とも称し、社会からドロップアウトした若者たちを意のままに操り、本作でもファミリーたちがスパーン映画牧場でマンソンとともに暮らす様が不気味に描かれる。本作では、この“シャロン・テート殺人事件”を軸に展開。到着した映像では、マンソン・ファミリーたちに殺害される前の幸せの絶頂にいる時のシャロンの姿が映し出される。自身が出演する『サイレンサー第4弾/破壊部隊』(’68)を鑑賞しようと、映画館のチケット売り場に現れたシャロン。通常の客と同様にチケットを購入しようとするも、「もし私が映画にでていたら?」と受付嬢に茶目っ気たっぷりに問いかけ、「映画に出ているの。シャロン・テートよ」と説明。そして劇場の支配人に迎え入れられる――というシーン。本編では、自身が出演した作品で笑い声をあげる観客を観て喜んだり、流行ファッションに身を包み、男性誌「プレイボーイ」の創設者ヒュー・ヘフナーの豪邸でのパーティに夫ポランスキーと共に繰り出したりしている。そんな等身大の女性としても描かれるマーゴット演じるシャロン・テートにもぜひ注目してみて。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月09日ロンドンで開催されたクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のプレミアで、レナ・ダナムの“行動”が批判の的になってしまった。プレミアにはタランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、それにレナらキャストが参加。キャストが横並びになったとき、レナとブラピの間にはディカプリオらがいて距離があったが、レナはタイミングを見計らってツカツカとブラピに歩み寄った。ハグをしたかと思うと、ブラピの唇めがけてキス。ブラピはとっさの機転でレナに頬を向けたため、唇の左半分のみが奪われる形となったが、ツイッター上では「お願いだからブラピにセクハラするのは止めて」「レナがブラピにキスしたことを、勇気があると褒めちぎったり、うらやましがったりする人がいる。でも、もし男性が女性にこういうことをしたら #MeToo問題だと騒がれるでしょ?」とレナの行動が「不適切」であると非難の声が上がっている。レナとブラピは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の撮影中にかなり親しくなったようで、5月にはブラピがレナの誕生日パーティーに出席するほどだった。また、レナは撮影中にブラピと「イチャついた」と、ジョークなのか本気なのか分からないコメントもSNSに残している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月05日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが初共演し、2人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫ったクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。この度、すでに公開されているアメリカで「レオがキュート!」と観客の心を鷲掴みにしている、俳優リック・ダルトンの場面写真をシネマカフェが独占入手した。本作の舞台は1969年のロサンゼルス。ディカプリオが演じる落ち目の俳優リックは、50年代から60年代にかけて主演したTVシリーズで人気を博しながらも、キャリアは下降し仕事が激減。何かと自信を失いがちで、自身のスタントマンを担当するクリフ・ブース(ブラッド・ピット)にいつも支えられている。劇中では、キャリアが下降していることをアル・パチーノが演じる実在したプロデューサーであるマービン・シュワーツから指摘され、イタリアでマカロニ・ウェスタンに出るように勧められると“自分のキャリアはおしまい”だと人前で涙を流し、撮影中では台詞がうまく言えずに取り乱した挙句にやっぱり泣き出したりと、スターらしい羽振りの良い格好に似合わない小心者で泣き虫という一面を披露。アメリカでは「レオがキュート!」と、母性本能をくすぐられた観客のハートを鷲づかみにしているらしい。結局、リックは再び俳優としてハリウッドに返り咲くためにイタリアへと向かう決意をする、果たして、華々しい栄光を取り戻すことができるのか?その結末は劇場で確かめてみてほしい。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年08月04日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターの初共演に、マーゴット・ロビーらが参加するクエンティン・タランティーノ監督の9作目『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。7月26日(金)全米で公開され、タランティーノ作品最高のオープニング成績を収めたことが分かった。5月の第72回カンヌ映画祭でワールドプレミアとなった本作は、全米公開までの2か月間、その全貌はヴェールに包まれていたが、先週ついに全米公開、多くのタランティーノファン、映画ファンが劇場に詰めかけた。すると、これまでタランティーノ作品最高オープニング成績となっていた2009年8月23日公開の『イングロリアス・バスターズ』の3807万ドルを更新、4035万ドルのオープニング成績でタランティーノ作品歴代No.1の大ヒット!本作でプロデューサーをつとめる、『ハリー・ポッター』魔法シリーズや『ゼロ・グラビティ』でもお馴染みのデヴィッド・ハイマンが「クエンティン作品の中でも極めてユニークかつ最も感情がこもった作品」というだけあって、タランティーノ自身が実際に育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを描くべく、5年の歳月を費やして脚本執筆。常日頃から「映画を10作撮ったら監督を引退する」と公言し、本作はタランティーノの「最後から2番目の監督作」とされていたが、本作完成後のキャンペーン中には「この作品で最後にする」とタランティーノ自身の口から発せられるほど、彼の映画人生を賭けた渾身の作品となっている。また、本作はこの夏公開されるスタジオ作品の中で唯一のオリジナル脚本作品であり、シリーズ大作やリメイクがメインストリームである現在のハリウッドに対し、監督、脚本、製作を一手にこなすフィルムメイカー=タランティーノが一矢報いる形のヒットとなっている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は今後ヨーロッパ、アジアなど世界各国で公開され、日本では8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年07月29日ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のL.A.プレミアが開催され、ハリウッドの輝ける最後の瞬間を描いた作品に相応しく、映画の聖地にレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、タランティーノ監督が一挙に集結した。会場となったハリウッドを象徴する名所、L.A.のチャイニーズ・シアターでは60年代のハリウッドの映画館や看板を再現。華やかで、映画への愛が溢れるプレミアとなり、タランティーノ監督を筆頭に超豪華キャスト陣が集結し、映画の聖地ハリウッドで本作のお披露目を迎える心境を激白。また、併せて30秒予告も解禁された。タランティーノ監督「この10年で最高のキャスティング」執筆に5年の歳月を費やした本作についてタランティーノ監督は「すごく楽しめる映画だと思うよ。観客が僕の映画を好きでいてくれるとしたら、その理由の一つは、僕が観客のために映画を作るからだと思うよ。観客のリアクションを引き出すように作った大がかりなアクションに浸れる」と語り、「僕の作品を観に来たら、ただ目の前を通り過ぎてゆく映像を見るようなことにはならない。双方向の映画体験ができる。僕にとってはそれが映画館での最高の夜の過ごし方だ」と自信をみせるとともに、自らが考える最高の映画体験を提供することを保証。また、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという今世紀最大の2大スターの初共演が実現したことについて「ラッキーだった。この時代で一番とは言わないまでも、この10年で最高のキャスティングだ。彼ら二人がそれぞれのキャラクターに乗り気になってくれていなかったら、うまく行っていなかった。よく聞かれるんだ。あの二人が念頭にあったのかってね。もちろんあったよ。でもこんなに幸運に恵まれるかどうかなんて、わかっていなかった」と、奇跡のキャスティングが叶ったことを満面の笑みを浮かべながら喜んだ。「僕らが演じているのは、コインの表と裏のような男たち」その奇跡のキャスティングの一人、人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトンを演じたディカプリオは「僕らが演じているのは、一枚のコインの表と裏のような男たちなんだ。(ピット演じる)ブースは僕のスタントダブルなんだけど、二人はすごくユニークな関係を築いていて、そのおかげで二人ともなんとか生き抜いてきた。そうしたたくさんの異なるピースが、クエンティン・タランティーノの素晴らしい頭脳によって一つにまとめられているんだ」と、リックを支える付き人にして、スタントマンかつ親友でもあるクリフ・ブースとの特別な関係性に触れた。一方、ブースを演じたピットは「(ディカプリオとは)フィットしたんだ。大抵そういうものなんだよ。ぴったりはまったように感じた。そして二人とも納得できたから走り始めた。それ以降ずっと最高(の関係)だったよ」と、ディカプリオとの初共演についてコメント。さらに両者はタランティーノ監督について、「クエンティンはリアリティを持たせるのがうまいんだ。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』というタイトルになっているように、彼の作品にはおとぎ話のような側面があるにも関わらずね」(ディカプリオ)、「会話は、タランティーノの会話に限るね」(ピット)と、タランティーノ映画が持つ独自のリアリズムや特徴的な会話劇について言及し、その手腕を称えた。映画史を塗り替える“事件”に巻き込まれるマーゴットは「パーフェクト」タランティーノ監督が「マーゴットがイエスと言ってくれなかったら、あるいはマーゴットのお母さんがマーゴットのお父さんに出会っていなかったら、一体どうしていたのか見当もつかないよ。彼女はパーフェクトだったから、彼女以外の人があの役を演じることなんて想像もできない」と絶賛を贈るのは、本作の重要な鍵を握るシャロン・テートを演じたマーゴット・ロビーだ。「これだけのアンサンブルが一つの映画のために揃ったのは見たことがないわ。クエンティンのような監督だからこそ実現することよ。本読みのときのことは忘れないわ。周りを見回すと、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、数えたらきりがないくらい。素晴らしい人たちばかり。確かにとんでもなくすごいキャストだったわ。(撮影は)ワイルドで楽しくてクールな経験だった。ええ、本当に楽しい経験だったわ」と、タランティーノ監督だからこそ実現した超豪華キャスティングの一員として参加した撮影を興奮を隠せない様子でふり返っていた。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年8月30日より全国にて公開予定
2019年07月24日渋谷区・恵比寿ガーデンプレイスでは、7月13日(土)から施設内のセンター広場にて都会で楽しむピクニックイベント「YEBISU GARDEN PICNIC」を開催。映画の上映やトークショーなどが行われる。メインコンテンツ「PICNIC CINEMA」は、“下を向いていたら、虹を見つけることはできない”をテーマに、7月26日(金)から5週間に渡り計15本の映画を野外上映!(※毎週金曜、土曜、日曜開催)初日は、マーク・ウェブ監督とクリス・エヴァンスがタッグを組んだ『gifted/ギフテッド』を上映。ほかにも、ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマン主演の『最高の人生の見つけ方』や、『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマン監督とレオナルド・ディカプリオの再タッグで贈る『華麗なるギャツビー』、『グラン・ブルー』、『フォレスト・ガンプ』『グランド・ブダペスト・ホテル』などがラインアップ。また、野外シネマの上映に先駆け7月21日(日)には、トークショー「PICNIC CINEMA TALK」を開催。本イベントのプロデュースを手掛けるキノ・イグルー有坂塁がモデル・はなと、開放感あふれるセンター広場でシネマトークを繰り広げる。そのほか、8月には人工芝を敷いた開放的な広場でヨガを楽しむ「PICNIC YOGA」を朝と夜に開催。7月13日(土)からは植物好きによる国内最大コミュニティ「GreenSnap」のユーザーによる展示・販売イベント。さらに、都会のピクニックを盛り上げるイベント限定ドリンク&フードも提供。フルーツのスカッシュやアイスなどが楽しめる。なお、より詳しいイベントの内容や日程などはぜひ公式サイトで確認してほしい。「YEBISU GARDEN PICNIC」は7月13日(土)~8月25日(日)恵比寿ガーデンプレイス センター広場にて開催。(cinemacafe.net)
2019年07月09日『キングスマン』シリーズで一躍人気俳優となったタロン・エガートンが主演し、レオナルド・ディカプリオを製作に迎えた映画『フッド:ザ・ビギニング』(原題:ROBIN HOOD)が、10月より日本公開されることが決定。特報映像も到着した。何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリーは、十字軍に召集されて戦地へ。4年後、激戦を生き抜き帰国するも、知らない間に戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民も恋人も追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョンの導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官と教会内部に入り込む一方、裏では頭巾(フッド)でその顔を隠し、領民らから搾取した金を盗んでは還元するのと同時に、教会が抱える秘密に迫っていく。頭巾の男はやがて<フッド>と呼ばれ民心を集めるが、脅威を感じた教会は<フッド>を捕えるために非情な先鋭舞台を送り込む…。これまで、ケヴィン・コスナーやラッセル・クロウなど、名ハリウッド俳優が主演し実写映画化されてきた“ロビン・フッド”だが、本作で描かれるロビン・フッドは、これまで描かれてきたストーリーとは異なり、“伝説のヒーロー”ロビン・フッドがいかにして生まれたのか、前日譚を描いていく。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの顔を持ったヒーローが、敵も味方も鮮やかに大胆に欺く姿を時代を超えてスタイリッシュに仕上げた。主演のタロンがロビン・ロクスリーを演じるほか、十字軍に従事していた際には敵対していたが、長官や教会の秘密に迫るためバディを組むジョン役を、『Ray/レイ』『ジャンゴ 繋がれざる者』『ベイビー・ドライバー』のジェイミー・フォックスが演じている。日本公開決定と合わせて到着した特報映像では、表の顔は領主として生きるロビンが、“裏の顔”盗賊ロビン・フッドを「頭巾でブス隠し」とディスる場面や、弓矢の名手であるフッドが的を見ずに背中越しに命中させるなど弓を使ったアクロバティックなシーンも登場している。賞金をかけ、敵も味方も欺き魅了するロビンの姿は、既成概念を鮮やかに裏切るまさに新しいヒーロー!そんなニューヒーローが誕生する本作の公開は、もう少し待っていて。『フッド:ザ・ビギニング』は10月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年06月17日『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で故ジェームズ・ステイシーを演じたティモシー・オリファントが、「The Rich Eisen Show」(原題)に出演。同作での撮影現場における、独特なルールを明かした。「クエンティン・タランティーノ監督の撮影現場は、ぼくがいままで経験したものとはまったく違った。スマホを持ち込んじゃいけないんだ。決して。クビにだってなる。スマホを出してしまったら家に追い返されちゃうんだよ」という厳しい「NOスマホ」ルールがあったと語った。スマホのチェックや電話はセット外に設けられた小さなブース内のみで可能だったそうだ。司会のリッチ・アイゼンは、その厳格なルールの理由は「撮影に集中するため?それとも、シーンのリークを防ぐため?」とティモシーに尋ねると、「クリエイティブな環境作りのためなんだと思うよ。この作品は、ここにいるみんなで作っているんだっていうことを自覚するための」と返答。結果として、このルールは「タランティーノ監督がスタッフと俳優たちに与えてくれた、最高の贈り物の一つになった」という。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、カート・ラッセル、ダコタ・ファニング、故ルーク・ペリーなど豪華キャストが出演していることも話題になっている作品。彼らみんなが、スマホを使いたいときはブースに移動していたことを想像すると、ちょっとおもしろい。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年06月11日現在開催中の第72回カンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品されたクエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。現地時間5月21日にワールドプレミアとして本作が世界初お披露目され、同時に秘密のベールに包まれていたストーリーが垣間見える最新予告編が公開された。『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノ監督作初出演したレオナルド・ディカプリオと、『イングロリアス・バスターズ』で同監督作初主演を果たしたブラッド・ピットの2大スターが共演することで注目を集めている本作。今回到着した予告編では、ハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしている落ち目の俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が、シュワルツ(アル・パチーノ)とバーで会うシーンからスタート。映画の撮影中、演技がうまくいかなくて一人トレーラーの中で毒づくリックの姿や、鍛え上げられたブラッドの肉体美、リックとクリフとの友情も垣間見え、さらにシャロン・テートを演じるマーゴット・ロビーの姿も確認することができる。そして最後には、「この街では何もかもが一瞬で変わってしまう」という、ハリウッドの光と影を暗示しているかのようなリックの意味深なセリフも収録されている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年05月22日「どうせ私なんて…」こんな言葉で自分に呪いをかけていませんか?自分をダメだなんて決めつけないで!あなたにも、映画の中のヒロインのような輝く魅力が眠っているんです。この連載では、様々な映画のヒロインをピックアップし、「ダーリン完全マニュアル」を監修するフォーチュン・ナビゲーター阿雅佐が、12星座別の「ヒロイン度」を分析します。さらに、あなたを映画のヒロインのように輝かせるセルフプロデュースのポイントも伝授します!■第22回ジュリエット『ロミオ&ジュリエット』『ロミオ&ジュリエット』監督:バズ・ラーマン出演:レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ公開:1996年今回のヒロインは、これまで何度も映画化されてきた名作、シェイクスピアによる恋愛悲劇『ロミオとジュリエット』のジュリエットです。◎気になるストーリーは?原作の舞台は14世紀のイタリアの都市ヴェローナ。敵対する2つの名家、モンタギュー家の一人息子・ロミオとキャピュレット家の一人娘・ジュリエットが出会い、禁断の恋へと突き進んでいきます。結婚の約束を交わした二人を両家の抗争が引き裂き、運命は悲劇の結末へ……バズ・ラーマン監督の映画では、時代設定を現代に、両家の争いをマフィア同士の抗争に置き換えています。◎ジュリエットってどんな女性?・禁断の恋とわかっていても、突き進む情熱と純粋さを持つ・恐れや慎重さより、勢いとエネルギーが勝る・スピーディな決断力と行動力がある・恋のために命を懸けるまっすぐな潔さがあるたとえ家族に反対されるとわかっていても、情熱のまま突き進むジュリエット。ロミオもそんな彼女に強く惹かれたのでしょう。ジュリエットのような魅力があなたにも眠っている!? 12星座別に紐解いていきます。■牡羊座ジュリエット度95%牡羊座の情熱とスピード感は12星座中トップクラス。短期間で答えを出すジュリエットのような恋は、まさに牡羊座のデフォルトと言えるかも。ジュリエットとの違いは、恋以外に生きる目的を見出す可能性。とはいえ目覚めたときに息絶えた恋人の姿を見つけたら、思わず後を追ってしまうかも。【セルフプロデュースのポイント】今しかできないことにフォーカスする■牡牛座ジュリエット度30%牡牛座は堅実で穏やかな関係を好むタイプ。若い時期にめくるめく恋をしたとしても、命を懸けるスペクタクルからは一線を画すでしょう。安定志向の牡牛座にとって、恋のゴールはあくまでも結婚であり生活。死を選ぶような絶体絶命の関係からは、本能的に距離を保ちそう。【セルフプロデュースのポイント】それでも貫きたい思いについて考える■双子座ジュリエット度70%双子座はゲームのように恋を楽しむタイプ。適度な刺激やリズミカルなやりとりを好むため、情熱や本能で恋にのめり込むことは少ないでしょう。だけど人生の中で一度だけ、“堕ちていく恋”に身を投じる傾向が。相手の言動に触発されやすいため、恋人と同じ道を選んでしまう可能性も。【セルフプロデュースのポイント】自分はどうしたいのかイメージする■蟹座ジュリエット度55%蟹座は一途で情緒豊かなタイプ。若い時期の恋ならなおのこと、めくるめく思いを止められないでしょう。一方で、蟹座は恋より家族を優先しやすい傾向が。親を悲しませる恋になるなら、たとえどんなに深く愛していてもでも、どんなに辛く苦しくても、彼を諦めてしまうかもしれません。【セルフプロデュースのポイント】自分が本当に欲しいものはなんなのか考える■獅子座ジュリエット度80%恋はもちろん、人生そのものをドラマティックに生き抜こうとするのが獅子座。ジュリエットの境遇に陥ったら、まるで主演女優のようにほとばしる情熱を傾けるでしょう。意外と堅実で慎重なところがあるため、結末に死を選ぶかどうかは微妙。獅子座にとって、将来成功するという誘惑は何物にも代えがたいからです。【セルフプロデュースのポイント】人生のステージについて計画する■乙女座ジュリエット度15%乙女座は慎重で繊細なタイプ。運命の恋に憧れる気持ちはありますが、万が一ジュリエットのような環境に置かれたら、自分からブレーキをかけてしまいそう。家同士の問題や親との確執、根深い対立の歴史など、乗り越えなければいけない問題があまりに大きくて「現実的ではない」と考えるのです。【セルフプロデュースのポイント】自分のイメージする幸せを具体的に考える■天秤座ジュリエット度10%天秤座はスマートで軽やかなタイプ。ヘビーなドラマティックラブより、爽やかなグループ交際を選ぶ人です。天秤座にとってジュリエットの恋はあくまでも物語の中のお話。命を懸けたギリギリの恋に人生を捧げるつもりも覚悟もありません。恋も結婚も、なるべく平和的な解決法を探るでしょう。【セルフプロデュースのポイント】一世一代の恋についてイメージしてみる■蠍座ジュリエット度75%普段はどんなにのんびり屋でも、「いざという時は本気を出す」が蠍座のキーワード。ジュリエットの立場に置かれれば、全力で恋を貫こうとするでしょう。洞察力が鋭いので、目の前に恋人の亡骸があったとしても状況をまず冷静に分析。反射的に自らも死を選ぶことはしなさそう。【セルフプロデュースのポイント】純粋であることを隠さない■射手座ジュリエット度85%射手座は思い立ったら即行動するタイプ。10代の頃、ジュリエットのようにどんどん恋が加速していった経験があるのでは。熟考する前に動くタチなので、彼の亡骸を見て、即座に後を追ったジュリエットと同じく、咄嗟に極端な傾向をする傾向が。これには注意が必要かもしれませんね。【セルフプロデュースのポイント】愛のエネルギーを大切にする■山羊座ジュリエット度5%山羊座は冷静で現実的なタイプ。たとえ心が動いても、親同士に深い因縁のある相手なら、本気になる前に気持ちをセーブするでしょう。恋はもちろん大切だけど、それ以上に伝統や歴史、家族の思いへ敬意を払っているからです。それでも好きになってしまったら、時間をかけて理解してもらうべく我慢の道を選びそう。【セルフプロデュースのポイント】恋する喜びを肯定する■水瓶座ジュリエット度40%水瓶座は合理的でリベラルなタイプ。稀に恋にのめり込む人もいますが、大多数はクールでさらっとした関係を好みます。ジュリエットのような恋はまずないし、万が一同じ立場になったとしても、盲目的に突き進むことはしないでしょう。家同士の確執を和らげる他の方法を探そうとするケースも。【セルフプロデュースのポイント】それでも落ちてしまう、恋とはなんなのか考えてみる■魚座ジュリエット度90%魚座は陶酔的な恋に惹かれるタイプ。ジュリエットと同じ環境にあれば、たちまち恋の淵へ身を投じてしまうでしょう。魚座の特徴は、決断力や行動力に長けての挑戦ではなく、純粋に情熱とエネルギーが優っての恋だということ。短剣で胸を突くことはしないまでも、彼への恋に殉じようとする可能性が。【セルフプロデュースのポイント】ほとばしる情熱を信じるジュリエットのように情熱的な恋に身を投じたいと思ったら、まずは「セルフプロデュースのポイント」を試してみて!隠れたあなたの魅力を輝かせてみましょう☆■監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多数の著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。■阿雅佐著『おそ松さん占い』TVアニメ『おそ松さん』公式ファンブック「われら松野家6兄弟!」を発行したPASH!編集部より、『おそ松さん』の占い本を発売♪阿雅佐の完全書下ろしによる本格占い本です。メインの占い以外にも、『おそ松さん』式心理テストや行動心理学コラムなども充実。早くも話題沸騰中!
2019年05月14日レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの豪華スターが共演することで話題の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の日本公開日が8月30日(金)に決定。併せて日本版ポスタービジュアルと場面写真が到着した。クエンティン・タランティーノの9作目の長編監督作となる最新作は、1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を、タランティーノ製作・脚本・監督で描く。本作で特に注目なのが、出演する豪華スターたち。『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノ監督作初出演となったレオナルドと、『イングロリアス・バスターズ』で同監督作初主演を果たしたブラッドの2大スターが初顔合わせを果たし、レオナルドがハリウッドで俳優として再び栄光を取り戻そうとしているちょっと落ち目のTV俳優リック・ダルトン、ブラッドが長年彼のスタントマンを務めているクリフ・ブースを演じる。そのほか、アル・パチーノ、ブルース・ダーン、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、カート・ラッセル、マーゴット・ロビー。先日急逝した「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリーも本作に出演しており、映画作品としては遺作となっている。公開日が入った日本版ポスタービジュアルと併せて到着した場面写真には、武器片手に躍動感あふれるレオナルドと、リラックスした格好のブラッドがそれぞれ写し出されている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年04月24日レオナルド・ディカプリオがフォックス・サーチライト・ピクチャーズ製作、ギレルモ・デル・トロ監督最新作となる『Nightmare Alley』(原題)の主演として、出演交渉に入っているという。「Variety」誌などが報じた。デル・トロ監督は『シェイプ・オブ・ウォーター』でプロデューサーを共に務めたJ・マイルズ・デイルと今作も一緒に製作し、キム・モーガンと脚本も執筆する。作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名小説を原作とした『Nightmare Alley』は、1947年にも映画化されたことがある。日本では『悪魔の往く町』のタイトルでDVD販売中だ。『悪魔の往く町』はある町の見世物小屋で働くことになった野心的な詐欺師のスタンが、読心術師のジーナとその夫でアルコール依存症のピートと組み、一儲けしようとたくらむ物語。デル・トロ版はより原作に近い話になるとのこと。ディカプリオが出演するとすれば、スタンを演じるとみられる。ディカプリオは念願のアカデミー主演男優賞受賞を果たした『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)以来スクリーンに姿を見せていなかったが、7月26日にアメリカで公開となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で4年ぶりに復帰する。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定
2019年04月24日クエンティン・タランティーノ監督の最新作で、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオら豪華キャストが出演する『Once Upon A Time In Hollywood』(原題)のポスターが話題になっている。同映画のツイッターアカウントはまず18日(現地時間)ブラピ&ディカプリオバージョンのポスターを公開。「楽しみ」「ありがとう」など期待や感謝の声が寄せられたが、19日に公開したマーゴット・ロビーバージョンのポスターは不評のよう。その理由はいつものマーゴットの面影が全くない、加工されすぎた顔にあった。今作でロマン・ポランスキーの元妻で、妊娠中に殺害されたシャロン・テートを演じているマーゴット。1月に「Vanity Fair」誌が独占で公開したスチール写真のマーゴットと、今回のポスターの女性が同じ服装であることから「マーゴットなのだろう」と予想がつくが、「加工しすぎ」と批判を受けている。「誰がこのポスターにOKを出したのか知らないけど、とにかく止めるべきだよ。タランティーノ監督の映画だよ?高校のフォトショップの授業の課題じゃないんだよ?」という苦言、「ヒラリー・ダフの新シングル、よさそうだね」という皮肉、「2001年あたりのニコロデオンの映画みたい」と子ども向けチャンネルの映画ポスターに例えたコメントなどが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年03月20日フェリシティ・ジョーンズが来日し、『ビリーブ 未来への大逆転』について語ったのは昨年11月下旬のこと。偶然にも、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開を前にエディ・レッドメインが日本にいるころだった。フェリシティとエディと言えば?もちろん、『博士と彼女のセオリー』。「エディも日本にいるんですってね。私たち、またすぐに会うの。追加撮影があるから」と明かすフェリシティは、新作映画『ジ・エアロノーツ(原題)』でもエディと共演している。最新作の役どころは“人の権利”のため闘う女性近々の主演作に話を戻そう。「伝えるべきことがたくさん詰まった作品であり、役どころ。比喩的な意味だけじゃなく、本当に台詞が膨大だったの(笑)。でも、素晴らしい脚本の中で、意志が強く聡明な女性を演じられる機会を逃す選択肢はなかった」という『ビリーブ未来への大逆転』は、ルース・ギンズバーグの若き日を描いた物語。米最高裁判事として、女性たちのスーパーヒーローとして語られる存在だが、法の正義を信じるには困難な時代を彼女は生きてきた。そんな中、ルースは“男女平等”を訴える。「ルースは人の権利のために闘ってきた女性。彼女が言いたいのは、性別でむやみに人を縛りつけるのは不健全だということ。素晴らしいのは、闘いを女性の権利に限定していないところね。劇中の彼女は、母親を介護する独身男性が所得控除を受けられないことに着目する。いわゆる男らしい役割を男性が担わなくても白い目で見られることがないよう、そして女性が男性と同じように働けるよう、広い視野での闘いを繰り広げたの」。共通点は「強い心」と「家族」の存在そんなルースとフェリシティに通ずるのは、「強い心を持っているところ」。頭脳明晰なルースは女性ゆえに否定されながらも、ハーバードのロースクールを首席で卒業し、やがて世紀の訴訟へ。「私の場合、女性だからという理由で否定されたわけではないけど」と前置きしながら、「強い心」を最大限に発揮した自身の過去をフェリシティは明かす。「拒否されたと感じたのは大学受験のときかな。自分の失敗でもあるけど。ケンブリッジを受験して、不合格だったの。すごく悔しかった。だから、1年後にオックスフォードを受験したときは、死ぬか入学するかの気持ちで臨んだわ(笑)。1年前とは比べものにならないほどの決意だったし、あの経験が私を強くしたと思う」。「乗り切れたのは、家族のおかげ。父と母は私が子どものころに離婚しているけど、どちらともすごく仲がいいの。だから、家族も2倍で。いまもそう。仕事を終えて家に帰った私に、父や母が自信を与えてくれる」とも語るフェリシティ。一方、ルースの隣には、彼女を支える夫の存在が。自身も弁護士であり、妻と同じように家事も育児もこなす夫マーティを、アーミー・ハマーが演じている。「あんなにも素敵な夫がいたら、ずっと家にいたくなるわよね。その気持ち、私にはよくわかる(笑)」と、昨年6月に結婚したばかりのフェリシティは共演者アーミーへの称賛半分、新婚の夫を想ってのおのろけ半分(?)で笑うが、彼女は正しい。マーティは素敵だ。「監督のミミ・レダーとアーミーと私の3人でルースに会ったとき、ルースはアーミーから目を離せないでいたわ(笑)。彼は本当に性格がよくて、温かい人。だからこそ、マーティにぴったりだと思う。それに、マーティはルースを支えているだけじゃない。彼は彼で、意思を持って行動しているの。私が『博士と彼女のセオリー』で演じたジェーン・ホーキングもそうだった。宇宙物理学に変化をもたらそうとしたホーキング博士、法律を変えようとしたルースと同じくらい、ジェーンもマーティも様々なことを成し遂げている」。人が見たい作品、自分が表現したい作品を選ぶ『博士と彼女のセオリー』ではアカデミー賞主演女優賞にノミネート。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は自身最大のヒット作となり、『ビリーブ未来への大逆転』を通してメッセージを語る。フェリシティ・ジョーンズの近年のフィルモグラフィーは、30代女優にとって理想的なものと言えるのではないか。「エンターテインメント性とクオリティの高さを求めていて、それが叶っている感覚もある」と自らも言い切る。「作品を選ぶときは、“プロデューサー脳”と“役者脳”を稼働させるの。プロデューサー脳では、質がよく、人が見たがるものを見極める。一方、役者脳では、参加することでどんな体験ができるかを考える。理想としては、その2つが一致する作品がいいのだけど。でも、アーティスト…という言葉を使うのはすごく恥ずかしいけど、プロデューサー脳が求めるものとアーティストとしての自分が表現したいことが一致しないことは残念ながらある。悩ましい。ときには役者脳を優先してしまうこともある」。プロデューサー脳と役者脳がもたらすものが見えてきたところで、もう1つだけ知りたい。フェリシティ・ジョーンズの“観客脳”はどんな作品を求めている?こう訊くと、「まいったわ(笑)。なんて難しい質問なの!」とチャーミングに頭を抱えてみせる。「そうね…。なんてこと、本当に難しい(笑)。真っ先に浮かんだのは『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』。ウェス・アンダーソンが大好きなの。ソフィア・コッポラもね。作品自体はもちろん、作品を放つ彼女のエネルギーも好き。あとは、大学時代に勉強して影響を受けたジャン=リュック・ゴダールと、ノア・バームバックと…。両親のことがあるから、特に『イカとクジラ』には感情移入した。そして、外せないのは『タイタニック』と『ロミオ&ジュリエット』。10代の私は、この2本でレオナルド・ディカプリオに恋したの」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:ビリーブ未来への大逆転 2019年3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2019年03月18日「どうせ私なんて…」こんな言葉で自分に呪いをかけていませんか?自分をダメだなんて決めつけないで!あなたにも、映画の中のヒロインのような輝く魅力が眠っているんです。この連載では、様々な映画のヒロインをピックアップし、「ダーリン完全マニュアル」を監修するフォーチュン・ナビゲーター阿雅佐が、12星座別の「ヒロイン度」を分析します。さらに、あなたを映画のヒロインのように輝かせるセルフプロデュースのポイントも伝授します!■第20回デイジー『華麗なるギャッツビー』『華麗なるギャッツビー』監督:バズ・ラーマン出演:レオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン公開:2012年今回のヒロインは、作家F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」を実写化した映画『華麗なるギャッツビー』のデイジーです。狂騒の20年代アメリカを舞台に繰り広げられるラブ・ストーリー。◎気になるストーリーは?ニューヨーク郊外、ロングアイランドにある大邸宅で、享楽的な生活を送る謎の大富豪ギャッツビー。毎晩のように盛大なパーティーを開催し続けるギャッツビーには、かつての恋人デイジーと再会し彼女の愛を取り戻すという目的がありました。軍人として戦場へ行ったギャッツビーと別れ、大金持ちのトムと結婚したデイジー。数年後、莫大な富を得たギャッツビーに再会したデイジーは過去の愛情を思い起こしていくのですが……◎デイジーってどんな女性?・男性に愛されるため、「かわいいおバカさん」になりきる・社交的で華やかな存在感・「苦労してでも手に入れたい」と男に思わせる“高嶺の花”感・退屈と孤独が苦手で、強い男性に守ってもらいたいと思う。甘え上手。デイジーと再会し、彼女を自分のものにしたい一心で、貧乏青年から大富豪を目指したギャッツビー。そこまでの努力をしても手に入れたいと思わせるほど、男性の心を惹きつけるデイジーのような魅力があなたの中にも眠っている!? 12星座別に紐解きましょう。■牡羊座デイジー度40%牡羊座は凛として華やかなタイプ。高嶺の花感は十分にあるものの、男性を楽しませるためだけの花で収まるつもりは毛頭ありません。目的があるなら男性など蹴散らす勢いで自ら手に入れるし、男性に守ってもらうどころか自分が守ってあげるほう。誇り高い存在として輝く道を選びそう。【セルフプロデュースのポイント】いつもと違う顔を見せることを楽しんでみる■牡牛座デイジー度50%牡牛座は年齢にかかわらずどこか幼さを醸し出しているタイプ。狙ってそうしているわけではないものの、男性の庇護本能をそそるところがあります。男性には経済的なバックアップを求めるため、守ってもらえるなら願ってもないというのが本音。ただしかわいく甘えるのはちょっぴり苦手かも。【セルフプロデュースのポイント】素直に本音を見せることに慣れていく■双子座デイジー度90%双子座は変幻自在のイリュージョニスト。面白そうだと感じたら、「かわいいおバカさん」という役柄を楽しみながら演じます。サービス精神が旺盛なので、男性の期待に応えようとするあまり安売りしやすいのは唯一の難点。高嶺の花感を損なわないよう、出し惜しみしつつ駆け引きを。【セルフプロデュースのポイント】効率の良い作戦を練る■蟹座デイジー度35%蟹座は庶民的で親しみやすいタイプ。様々な人たちとスマートに社交を繰り広げることに価値を感じないばかりか、虚しさを覚えそう。ただし「実はシングルマザーで、子供を養うために男性の庇護が必要」といった理由があるなら話は別。徹底して難しい役柄にトライするでしょう。【セルフプロデュースのポイント】恋を楽しむという発想を持つ■獅子座デイジー度80%獅子座は華やかで人目を惹く魅力の持ち主。高嶺の花感はピカイチですが、「おバカさん」を演じることにはいささか抵抗がありそう。短期間なら遊び心で挑めないこともないけれど(そして上手に演じられるけど)、そのまま人生を全うすることは獅子座のプライドが許さないでしょう。【セルフプロデュースのポイント】自分の中の多様な感覚を愛してみる■乙女座デイジー度20%乙女座は知的で観察眼の鋭いタイプ。「女はちょっとバカなほうがいい」という男性の価値観には嫌気がさしているし、それを強いてくる男性をむしろ軽蔑してしまう傾向も。経済的に庇護してくれる男性はありがたいけれど、プライドを売ってまで何かを求めたりしないでしょう。【セルフプロデュースのポイント】愛される喜びについて考えてみる■天秤座デイジー度95%天秤座は社交上手でエレガント。センスがよくバランス感覚に長けているため、まさに現代のデイジーといえそう。相手を立てるテクニックを熟知しているので、男性にしてみたら「かわいいおバカさん」に見えることも。巧みに甘えて相手の懐に入り込み、安泰な人生を得られるのがベストだと考えるでしょう。【セルフプロデュースのポイント】人生の目的について考える■蠍座デイジー度70%蠍座は意志が強く底力のあるタイプ。目的を叶えるためなら、おバカさんにもなるし甘え上手な女も演じようとするでしょう。特にそういった覚悟がない場合は、男性のために自分を装うこと自体「かったるい」と感じそう。蠍座の人生は「全てか無か」。やるならとことんやるし、やらないなら1ミリも動きたくないのです。【セルフプロデュースのポイント】自分に行動を起こさせる男との出会いについてイメージしてみる■射手座デイジー度25%射手座はいつでも自然体。どんなに魅力的な男性とめぐり会ったとしても、相手のためにおバカさんを演じるのはまっぴら御免。ただし天然なところはあるので、それがある程度誤解を生む可能性も!? 男性に守られる籠の鳥の人生は最も苦手。自分から籠に飛び込むなんてことはしないでしょう。【セルフプロデュースのポイント】相手が自分に何を求めているのか、たまには考えてみる■山羊座デイジー度10%山羊座は自分に厳しく独立心の強いタイプ。男性に庇護されるためにおバカさんを演じるくらいなら、慎ましい等身大の人生を受け入れるでしょう。よほど事情があれば別だけど、安易に経済力のある男性に媚びようとする女性には嫌悪感を持つことも。不器用でも地に足の着いた暮らしを選びます。【セルフプロデュースのポイント】愛される女性である自分を受け入れる■水瓶座デイジー度45%水瓶座は人生に刺激と、ときめきを求めるタイプ。華やかな社交界に興味が湧けば、一時的におバカさんを演じることはあるでしょう。元来飽きっぽいため、その状態を長く続けることは不可能。もともと男性への依存心がないばかりか、人に甘えるという発想すらほぼ持ち合わせていないのです。【セルフプロデュースのポイント】まだ見ぬ自分の可能性を信じてみる■魚座デイジー度75%魚座は恋愛への依存心が最も深いタイプ。好きな人に愛されるため、おバカさんになることなどたやすいし、人からどう思われようが一切気になりません。魚座が何より怖いのは孤独。強い男性に守ってもらえる人生はまさに理想なのです。恋にすがりすぎて、女としての華を失わない注意は必要でしょう。【セルフプロデュースのポイント】相手を惹き寄せるため、敢えて冷たくするテクを会得する男性を強く惹きつける“高嶺の花”のような女性になるには、あなたのかわいらしさをうまく伝えること。まずは「セルフプロデュースのポイント」を試してみて!隠れたあなたの魅力を輝かせてみましょう☆監修者紹介阿雅佐-agatha-(あがさ)古今東西の占いと心理学を駆使し、迷える子羊たちをナビするフォーチュン・ナビゲーター。会った人が皆幸せになるという風評から、幸運配達人の異名を取る。交友関係は多岐に渡り、有名人の“駆け込み寺”としても知られる。NTV「スッキリ!!」、CX「新堂本兄弟」、TX「スカ☆J」他テレビ出演多数。多数の著書をはじめ、「PASH!」「anan」「JUNON」などの雑誌記事・Webコンテンツを執筆する恋占いのエキスパート。テレビ・ラジオなど幅広いメディアで活躍中。今までに鑑定した人数はのべ1万人に及ぶ。また、小説『魔女たちの占いゲーム』(イースト・プレス)、『モデル♡マジック』(学研教育出版)を上梓するなど、作家としても活動している。阿雅佐著『おそ松さん占い』TVアニメ『おそ松さん』公式ファンブック「われら松野家6兄弟!」を発行したPASH!編集部より、『おそ松さん』の占い本を発売♪阿雅佐の完全書下ろしによる本格占い本です。メインの占い以外にも、『おそ松さん』式心理テストや行動心理学コラムなども充実。早くも話題沸騰中!
2019年03月15日12月26日(水)深夜のフジテレビ「ミッドナイトアートシアター」では1997年に公開され映画史に残る金字塔を打ち立てた名作『タイタニック』を放送する。1912年に当時世界最大の客船であったタイタニック号が処女航海中に氷山に衝突、1500人を超える乗客が亡くなった海難事故を映画化した本作。史実をベースにしながらも身分の違う男女の悲恋にスポットを当てた切なくも感動的なラブストーリーとなっている。1912年4月10日、世紀の豪華客船タイタニック号が世界のVIPを乗せ処女航海に出港する。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックは船内で上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、身分の違いを乗り越え2人の恋は熱く燃え上がっていく。しかしアメリカを目指す旅の途中、タイタニック号の船首が氷山に接触、そこから浸水が始まっていく。沈みゆく豪華客船に乗った2000人を超える乗客、そしてジャックとローズの運命は…というストーリー。製作・脚本・監督を務めたのは、『ターミネーター』シリーズや『アバター』など数々の作品で知られるジェームズ・キャメロン。SFやファンタジー作品が多いキャメロン監督が初めて本格的なラブロマンスに挑んだことも話題となった。画家志望の青年・ジャックを演じるのは本作が出世作となりその後『ギャング・オブ・ニューヨーク』『華麗なるギャツビー』などの作品に出演、『レヴェナント: 蘇えりし者』では念願のアカデミー主演男優賞受賞に輝いたレオナルド・ディカプリオ。ローズには本作でアカデミー賞にノミネート、その後『愛を読むひと』でアカデミー主演女優賞受賞を受賞、『スティーブ・ジョブズ』などで知られるケイト・ウィンスレット。またセリーヌ・ディオンによる主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も当時世界的大ヒットを記録。タイタニック号の船頭で手を広げるローズをジャックが後ろから抱きしめ支えるシーンはいまでも映画史に残る名シーンとして、多くの人の心に刻まれている。ミッドナイトアートシアター『タイタニック』は12月26日(水)深夜25時55分~フジテレビで放送。(笠緒)■関連作品:タイタニック (2012) 2012年4月4日より先行上映・7日より109シネマズほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox
2018年12月26日スパークリングワインをご紹介します。スパークリングワインが食卓を飾る季節の到来!いよいよ年末。2018年が終わります。「平成最後の」と思ったりすると感慨深くなる、特別な年末ですね。みなさん、クリスマスパーティーや忘年会、新年会の計画はバッチリですか?このシーズンに食卓に華を添えるものといえば、シュワシュワと泡立つスパークリングワイン。いまどきはスーパーでも手軽に買えますが、その分、どれにしようか迷ってしまいますよね。そもそも「シャンパンとはどう違うの?」と思ったり……。シャンパンとスパークリングワインの違い「スパークリングワイン」は発泡性ワインの総称。そういう意味ではシャンパンも“スパークリング”にあたりますが、フランスの特定の地方で、瓶内2次発酵したもののみを「シャンパーニュ」と呼びます。それがスペインの限定産地のものになると「カバ」と呼ばれ、イタリアでは「フランチャコルタ」と呼ばれ……。つまり、ブドウの産地と製法によってスパークリングワインでも呼び名が違っていくのです。ちなみに、古い時代にはスパークリングワインは「クープ型」といわれる浅いグラスで飲まれていたのだとか。映画『華麗なるギャツビー』でレオナルド・ディカプリオが乾杯する名シーンがありますよね!あれです。でもクープ型では泡が立ち上りにくく、香りも逃げやすい。ということから好まれるグラスも変わっていきます。現在、主流なのは「フルート型」と呼ばれる細く長いグラス。泡が立ち上っていくさまが美しくて、気分も高まりますよね!晴れの日にはぴったり。クリスマスにはやっぱりフルート型のグラスで乾杯といきたいところです。ご家庭で楽しめるおすすめスパークリングワイン5選♪いわゆるシャンパーニュは値が張るので、ママ友や家族で催すカジュアルなパーティーでは手を出しにくいですよね。でも最近は、お手頃価格で満足度の高いスパークリングワインも豊富に揃っているんです!そこで、ちょっとした晴れの日“プチハレ”にぴったりのスパークリングワインをご紹介します♪まずはこちら、シックなボトルの《フロンテラプレミアムスパークリング》です。ロゼもあります♪チリでNo.1といわれるワイナリー〔コンチャ・イ・トロ〕のもので、店頭価格で1,000円ちょっとというリーズナブルさ。これ、食中酒にぴったりなんです!和洋中の料理とマッチして、がっつりお肉でもいけちゃう感じです。乾杯酒としての華やかさがありながら、これほど幅があるスパークリングワインって、パーティーでほんと重宝しますよね。《フロンテラプレミアムスパークリング》ですが、意外な食べ合わせも知りました。チョコレートとの相性が抜群!デザートタイムにもいけるワインなんですね。それも《Meltykiss(メルティーキッス)》の薄いタイプ、《くちどけマリアージュ》がおすすめ!スパークリングワインの酸味とチョコの甘みがマッチするって、意外ですね。冬の寒い日、お部屋でぽかぽかと暖まりながら、マリアージュを楽しんでみてください♡印象的なオレンジのラベルの《サンライズスパークリング》は、酒販店やスーパーのワインコーナーで見かけたことがある方も多いかもしれませんね。こちらもチリのワイナリー、〔コンチャ・イ・トロ〕社のもの。柑橘系の豊かなフルーツ香とイーストやミネラルのニュアンスが特徴です。フレッシュで、とてもバランスがとれた爽やかな口当たりなので、飲む人を選びません。今、クールキーパー付きの限定ボトルが発売中なので、見つけた人はラッキー!大勢が集まるホムパで大活躍してくれますよ。辛口がお好きな方におすすめしたいのは《コドーニュバルセロナ1872》です。カラフルなボトルデザインは、スペイン王室御用達の名門ワイナリー〔コドーニュ〕社のワイナリー敷地内に所在する歴史的建造物を描いたもの。スペインの陽気が伝わってくるようですね!グラスに注いだときのクリーミーな泡にご注目を。オレンジやパイナップルのような黄色い果実を思わせる豊かな香り、カバの伝統品種由来の豊かな果実味とシャルドネ由来のシャープな酸味とのバランスに優れています。ワイン好きの大人の集いに、あれこれとおつまみを揃えてスペインのバル気分で飲んでみてください♪ラベルとネーミングにピンときた方はワイン通。チリのワインブランド《カッシェロ・デル・ディアブロ》は、〔コンチャ・イ・トロ〕社が造るワインのおいしさから盗み飲みされることが絶えなかったため、創立者のドン・メルチョー氏が「この蔵には悪魔が棲んでいる」と噂を流してワインを守ったという伝説があるのです。《デビルズ・ブリュット》は淡い黄金色をした、辛口のスパークリングワイン。魚介類の前菜、和食でもお寿司なんかにも合うんですよ。冬の休暇中、パートナーとロマンチックな夜を過ごすお供にしてみたいです。シャトー・メルシャン日本のあわ新鶴シャルドネ近頃は日本ワインのクオリティの高さも注目を集めています。こちらは福島県会津美里町新鶴地区産のシャルドネを使ったスパークリングワインです。口に含むと、まず焼いたパンのようなイースト香にびっくり!でもそれが、レモンのような柑橘系のさわやかな香りとしっかり調和がとれていて、バランスのよい旨味と酸味が口中に広がります。こちらも魚料理、和食とのマリアージュが最高!今年の年末年始は、趣向を凝らして日本ワインだけで宴を開いても楽しそうです。平成最後の年越しを泡でシュワシュワ盛り上がりましょいろいろなことがあった一年。「年忘れ」ということで水に流して、おいしいスパークリングワインとごちそうで、友達や家族と素敵な時間を過ごしましょう。いまどきは1,000円台〜数千円で買えるスパークリングワインが豊富なので、お好きな味を見つけてみてくださいね。
2018年12月13日「あの子、かわいいのに全然彼氏ができないなぁ」という子、あなたのまわりにいませんか?一体なぜなのだろうか……と不思議ですよね。今回は男性たちに、「かわいいけど、ちょっとなぁ……と思うのはどんな女性?」と意見を聞いてみました。文・塚田牧夫1:メンクイすぎる女「好みのタイプが、ジャニーズとかレオナルド・ディカプリオとか明らかなイケメンで、しかもけっこうハマっている子の場合、“俺じゃ無理だろうな”と諦めちゃいます。たとえ、押しまくって付き合えたとしても、“相手の好みのタイプではない”と思うと不安だし」(タク/26歳/化粧品メーカー広報)かわいいけれど、そのレベルをさらに超えてメンクイな女性っていますよね。雑魚モテしないためには有効かもしれませんが、身の丈を知らないとうまくマッチングできないかも。2:赤裸々すぎる女「エッチしちゃった話とか赤裸々にする子は、ちょっとかわいくても“俺はいいや”と及び腰になりますね。なんか、他の男に遊ばれた女とは付き合いたくないし……。自分では、遊んでやったつもりなのかもしれないけど。それに、あまり性に奔放だと、性病なんかもちょっと疑いますね。遊び人じゃなくても、彼氏とエッチなことした話とか、そういう話を聞いちゃった子とはあまり付き合いたくないです」(タイキ/24歳/メディア営業)仲が良いグループでは男女関係なく、自分の状況を赤裸々に話してしまう女性っていますよね。“話が面白い人”“盛り上げ役”として重宝されるかもしれませんが、そのグループ内では、“女”として見られなくなっちゃっているかも。グループだけでそういうキャラにするつもりでも、どこで誰と繋がっているかはわからないので、注意が必要ですよ。3:自分の話をしなさすぎる女「すごくイイ女でも、一緒に話したとき、自分の話をまったくしてくれないと、誘うきっかけがつくれないし、そもそも誘う気がおきない。“普段、休日は何をしているんですか?”なんて聞いても、答えてくれないと拒絶された気持ちになるから。拒絶しているのかもしれないけど。もしかしたら、ただ恥ずかしいだけかもしれないけど、あまりにも私生活が謎すぎると誘えない。ミステリアスなイイ女っていうのは、実際にいたら全然モテないと思う」(カズ/28歳/Webライター)かわいいのに、男性から「無理」と思われてしまう女性の特徴を3つご紹介しました。せっかくかわいいのに、男性ウケが悪いなんて、宝のもちぐされですよね。もし、周りに「あ、あの子、このタイプだなぁ……」と思う人がいたら、さりげなーく、教えてあげてください。©sakkmesterke / Shutterstock©BLACKDAY / Shutterstock©Refat / Shutterstock※2017年1月27日作成
2018年12月10日ニューエラ(NEW ERA)は、ジャン=ミシェル・バスキアをフィーチャーしたヘッドウェアを、2018年11月13日(火)より発売する。ジャン=ミシェル・バスキアは、アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターとしても名高いデヴィッド・ボウイのコレクションに名を連ねるなど、20世紀の美術史において重要なアーティストの1人。近年では、その作品をレオナルド・ディカプリオが購入したことや、日本の実業家が123億円で落札したことが話題となり、さらに2018年12月には彼にスポットを当てたドキュメンタリー映画の公開も予定。27歳で若くしてこの世を去った天才は、今再びスポットライトを浴びている。今回は、そんな彼の代表作である王冠を模したアート〈King Pleasure〉など、様々なアートワークを用いてニューエラのキャップ全9型を提案。ブランドの代表モデルである「9FIFTY」をはじめ、「9FORTY」、「Runner」そしてニット帽の「Beanie」をベースに採用した。【詳細】ニューエラ×ジャン=ミシェル・バスキア 新作ヘッドウェア発売日:2018年11月13日(火)価格:9FIFTY 全4種 各5,300円+税9FORTY 3,800円+税9FORTY 3,800円+税Beanie 全3種 各3,600円+税【問い合わせ先】ニューエラTEL:03-5773-6733
2018年11月15日日曜日(現地時間)に44歳の誕生日を迎えたレオナルド・ディカプリオが、先週末に少し早めの誕生日パーティーをロサンゼルスの会員制クラブ「スプリング・プレイス」で開催した。そこに集まったのは、Aリスト級のセレブばかり。「People」誌によれば、ビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は最初の方に到着し、2人のヒットソングがプレイされている中、ダンスフロアの近くに座っていたという。ジェニファー・アニストンは2人の女友達を引き連れて現れ、のちに夫のブラッド・ファルチャックと来ていたグウィネス・パルトロウと“鉢合わせ”。ジェニファーとグウィネスといえば、どちらにもブラッド・ピットと交際していた過去があるが、気まずそうな雰囲気は全くなかったそうだ。ブラッドとディカプリオは、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『Once Upon a Time in Hollywood』(原題)で共演しているが、ブラッドはこのパーティーに出席していなかったもよう。そのほか、パーティーにはロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ケイト・ベッキンセール、リタ・オラ、FKAツイッグス、ジョナ・ヒルなど500人が招かれたといわれている。メインイベントの後はその中から50人がディカプリオとのディナーを楽しんだそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年11月12日『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を獲得し、演技派俳優としてのポジションを確立しているマシュー・マコノヒーが、過去に『タイタニック』のジャック役のオーディションを受けていたことを明らかにした。「The Hollywood Reporter」誌のポッドキャスト「Awards Chatter」で語っている。「オーディションに行ったんだ。あの役が欲しかった。(ローズ役の)ケイト・ウィンスレットとのオーディションで、すごくうまくいったよ。自信満々で帰ったくらい。でも役はもらえなかった。オファーが来なかったんだ」とふり返っている。その後、レオナルド・ディカプリオがジャック役を手にし、大ブレイクしたのは言うまでもない。このオーディションの件は、昨年ケイトもスティーヴン・コルベアのトーク番組で語っていた。「公の場で言ったことはなかったんだけど、マシューとオーディションを受けたのよ。素晴らしい経験だったわ。でも、“ジャックとローズ、レオとケイト”みたいな関係は生まれなかったの」と。『タイタニック』以降、レオとケイトは親友関係を築き、たまにツーショットを披露してはファンを喜ばせている。(Hiromi Kaku)
2018年11月07日レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が、デヴィッド・グランのベストセラー小説「Killers of the Flower Moon」(原題)を映画化するにあたり、再びタッグを組むことになった。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)、『アビエイター』(2004)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター アイランド』(2010)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)と、コンスタントに仕事を共にしてきた2人。今回挑むのはノンフィクション小説で、舞台は1920年代のアメリカ・オクラホマ州。地下資源が豊富にある土地で暮らすインディアンのオセージ族が次々と殺害され、FBIの前身だったBOIが捜査に乗り出すという物語だ。「The Wrap」によれば、スコセッシ監督は「この本を読んだとき、すぐに人々や撮影現場、演じている姿が見えてきたんだ。これは、映画にしなきゃと思ったよ。エリック・ロスと働けるのはうれしいね。レオナルド・ディカプリオと再び組めるのも。解決しきっていないアメリカの物語をスクリーン上で描くのが楽しみだ」と語っているという。製作は2016年に「Killers of the Flower Moon」の映画化権を獲得した「Imperative Entertainment」社。スコセッシ監督もプロデューサーを兼任する。脚本は『アリー/スター誕生』(共同脚本)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロス。(Hiromi Kaku)
2018年10月25日ハリウッドスター御用達のニューヨークで人気のレストラン「セラフィーナ」東京・丸の内店とさいたま新都心店で、日本初上陸メニューを含む新メニューが登場。2018年10月19日(金)から発売される。「セラフィーナ」はニューヨーク12店舗を中心に、世界9カ国33店舗を展開するイタリアンレストラン。ニューヨーク店にはレディー・ガガやトム・クルーズ、レオナルド・ディカプリオ、マドンナ、U2ボノ、ヒュー・ジャックマン、ジジ・ハディッド、サラ・ジェシカ・パーカー、ジェシカ・ビールとジャスティン・ティンバーレイク夫妻などのスターが通うことで知られている。今回、新メニューとして、ニューヨークで人気の「Tボーンステーキ」が日本に初上陸する。500グラムのアメリカンサイズが魅力で、2人でシェアしてもボリューム感があるほど。香草とニンニク、オリーブオイルでマリネして寝かせたビーフを、ゲランド産天然塩と粗引きブラックペッパーで味をつけグリルした、香り高いステーキだ。その他、日本初上陸のメニューとして、生ウニをふんだんに使用したアーリオ・オーリオや、豚のほほ肉の塩漬けが香るペンネのカルボナーラなど4種のパスタも新たに提供される。さらに、日本限定の新作ピザ「ブッラータ」にも注目したい。マルゲリータの中央にフレッシュチーズの“チーズドーム”をトッピングした日本オリジナルピザは、見た目にもインパクトのある1品。食べる前にナイフを入れると、本場イタリア産のクリーミーなチーズが中からあふれ出る。チーズのまろやかな味わいと、トマトのフレッシュな酸味が調和。とろりとしたチーズの食感も楽しむことができる。【詳細】セラフィーナ ニューヨーク 新グランドメニュー発売日:2018年10月19日(金)場所:セラフィーナニューヨーク 丸の内店(東京都千代田区丸の内1-1-1)・さいたま新都心店(埼玉県さいたま市中央区新都心10けやきひろば3階)■日本初上陸メニュー例・ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(メイン) 4,800円・スパゲティーニ・アイ・リッチ・ディ・マーレ(パスタ) 2,600円・ペンネ・アッラ・カルボナーラ(パスタ) 1,900円・ブッカティーニ・アッラ・マトリチャーナ(パスタ) 1,900円・スパゲティーニ・カッチョ・エ・ぺぺ(パスタ) 1,500円・ブッラータ&プロシュート(ピザ) 2,600円■日本限定新作ピザ・ブッラータ(ピザ) 2,400円※価格は全て税込。
2018年10月22日ドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が、2018年12月22日(土)にYEBISU GARDEN CINEMAほか、全国で順次公開される。アーティスト・バスキアの秘密に迫るドキュメンタリー『バスキア、10代最後のとき』は、ストリート暮らしからアートシーンのスターとなった、ニューヨーク生まれのアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの秘密に迫るドキュメンタリー。バスキアは、アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターとしても名高いデヴィッド・ボウイのコレクションに名を連ねるなど、20世紀の美術史において重要なアーティスト。近年では、その作品をレオナルド・ディカプリオが購入したことや、日本の実業家が123億円で落札したことが話題となっている。ドラマティックな成功を掴んでから、27歳という早すぎる死を迎えたバスキア。『バスキア、10代最後のとき』では、彼が友人のアパートを転々としながらストリートに作品を残し続けていた、1978年から1981年頃にかけての時期にフォーカスし、天才アーティストが誕生するまでを描く。ジム・ジャームッシュなどが当時の世相やバスキアの姿を証言ヒップホップやパンクロック、ファッション、文学、アート、揺れ動く政治に人種問題など、目まぐるしく変化していた当時のムーブメントのリアルな実態を、アーティストのファブ・5・フレディ、『ワイルド・スタイル』の主演を務めたリー・キュノネス、映画監督のジム・ジャームッシュ、『プラダを着た悪魔』の衣装を担当したファッション・デザイナーのパトリシア・フィールドら、バスキアの友人が、カメラの前で語る。同時に、ありとあらゆるカルチャーを貪欲に吸収し、アーティストへと育っていくバスキアの姿についても言及する。世界初公開の秘蔵コレクションも世界初公開となる、秘蔵コレクションも劇中に登場。有名になる前のバスキアとともに暮らしていた、元ガールフレンドのアレクシス・アドラーが30年感保管してきた個人所蔵の作品だ。絵画だけでなく、部屋の冷蔵庫、壁、ドア、そして外のゴミまでがアート作品に変わる様子や、創作中のバスキアの写真も登場する。さらに、グラフィティ・ユニット“SAMO”として街の様々な場所に残した謎めいた詩、“マンメイド”と命名した洋服へのペインティング、映画監督のヴィンセント・ギャロらと組んだバンド「グレイ」など、文学やファッション、音楽など多岐にわたるジャンルの活動も紹介。コラージュからドローイングと、次々と手法を変え、ついにキャンバスへと至る、表現方法の変化を辿った貴重な映像も収録されている。詳細映画『バスキア、10代最後のとき』公開日:2018年12月22日(土) YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開出演:アレクシス・アドラー、ファブ・5・フレディ、リー・キュノネス、ジム・ジャームッシュ、パトリシア・フィールドほか原題:BOOM FOR REAL : THE LATE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT
2018年09月30日出演した大作や話題作が大ヒットし、世界中から愛されるスターたちにも駆け出しの時期はあった。特技を生かしたアルバイトや意外な前職など、無名時代の経歴は多種多彩だ。飛び込み競技イギリス代表選手だったジェイソン・ステイサム公開中の『MEG ザ・モンスター』で超巨大ザメと戦うレスキュー・ダイバーを演じているジェイソン・ステイサムは、実はかつて飛び込み競技のイギリス代表選手だった。オリンピック出場を目指したがかなわず、1992年に引退してモデルに転向した後、俳優デビュー。抜群の運動神経でアクション・スターとして花開いた。“ロック様”の愛称はいまでも健在!ドウェイン・ジョンソンザ・ロックのリングネームで90年代に人気プロレスラーになったのはドウェイン・ジョンソン。『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(01)などで俳優活動を始めた当初はリングネームを名乗っていた。アクションのみならず、コメディやファミリー作品など幅広く活躍して映画スターとしての地位を確立したのは、ボディビルダー出身のアーノルド・シュワルツェネッガーと並んでアスリート出身俳優の出世頭。2016年にはフォーブス誌の「世界で最も稼ぐ俳優」リストのトップに輝いた。いまやロイヤルファミリーの一員!メーガン・マークルイギリス王室のメーガン妃は駆け出し女優時代の2004年から2005年にかけて、ビバリーヒルズの文房具のショップで働きながら、顧客相手のカリグラフィー講座で講師を務めていた。美しい手書きの装飾文字の腕は確かで、ロビン・シックの結婚式の招待状を書いたことも。ニコール・キッドマン、母親の病気がきっかけで一時はセラピストにニコール・キッドマンは16歳で女優デビューしたが、翌年に母親が乳がんと診断されたために、一時休業し、マッサージを学んでセラピストとして働いていた。幸い、母親は快方に向かい、ニコールも女優業に復帰したが、「問題を解決しようとしたり、命を救うことの方が映画のキャリアよりずっと大切だと思う」と話している。ヒュー・ジャックマン、映画祭で教え子に遭遇!?ヒュー・ジャックマンは高校卒業後のギャップイヤーに渡英、現地の寄宿学校で体育の補助教員をしていた。近年、記者になった教え子と取材で再会。チューリッヒ映画祭のグリーン・カーペットでその記者が何食わぬ顔でインタビューを始めようとすると、カメラに向かって「ここにいる彼は教え子なんだ」と暴露。言うことを聞かない生徒たちに手こずった記憶などを語り、「君のことをだんだん思い出してきた!」などとからかい、赤面させていた。キレッキレのダンスは実体験から!チャニング・テイタムユニークな実体験を映画で演じて見せたのはチャニング・テイタム。主演映画『マジック・マイク』はストリッパーだった彼の実体験を基にスティーヴン・ソダーバーグ監督が映画化したもの。大学を中退し、将来何がしたいのかも分からないまま18歳で飛び込んだ世界は刺激的だったが、1年ほど続けた後に俳優を目指した。劇中で見せたキレッキレのダンスは役作りではなく、もともと身につけていたものだった。ブラッドリー・クーパー、ドアマン時代にあの俳優を案内!90年代後半、大学院生だったブラッドリー・クーパーは高級ホテルのドアマンのバイトをして、レオナルド・ディカプリオを部屋まで案内したことがある。ちょうど『タイタニック』が公開された頃で、同世代(レオが2歳上)なのに、あまりに住む世界が違うのを痛感させられたという。その後ブラッドリーも俳優としてブレイク、レオと親しい友人になったことが「いまでも信じられない」と話している。マイケル・ファスベンダー、俳優業と並行してバーを経営ブレイクする前の20代、俳優業と並行してバーを営んでいたのはマイケル・ファスベンダー。浮き沈みの激しい俳優の仕事がうまくいかなかった場合を考え、「大学にも通っていなくて、ものすごくアカデミックな人間でもない。でも、ケータリング産業のことは知っている」と考えて、カクテルの作り方やバー経営を真剣に学ぼうとしたそう。30歳になった頃から俳優の仕事が軌道に乗り、バーテンダー業からは手を引いた。バレリーナ出身が実は多い!女優にはバレリーナ出身のスターも多い。シャーリーズ・セロンやダイアン・クルーガーはバレエ学校に通ってダンサーを目指すも怪我で断念、恵まれた容姿からモデル、女優へと転身した。ダンスを学ぶうちに演技への興味が増し、女優に転向したのはペネロペ・クルス。しなやかな身のこなしは優雅なヒロイン役にはもちろん、アクション演技にも欠かせない資質だ。(text:Yuki Tominaga)
2018年09月27日ハリウッドの“イットボーイ”といわれるティモシー・シャラメは、『君の名前で僕を呼んで』で見せつけた類い稀なる演技力と美貌から“レオナルド・ディカプリオの再来”といわれた。そう、“あの頃”のディカプリオは確かに、眩しかった。いまでは、正真正銘に体を張った『レヴェナント:蘇えりし者』(’15)で念願のアカデミー賞を獲得、しばしば“最後の独身大物俳優”としてゴシップ欄を賑わせている。また、ブラッド・ピットとの豪華共演が実現したクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が8月30日(金)に公開。“ブラピ”の愛称で親しまれるブラッドも、若きころはその麗しさで絶大な人気を誇った(いえ、もちろんいまも)。今回は、彼らのように現在も第一線で活躍する人気セレブたちの若かりし“イットボーイ”のころをプレイバック。当時から超絶イケメンだった人もいれば、ルックスの変動が激しい人、むしろいまのほうが断然いい!という人まで、まさに十人十色となっている。レオナルド・ディカプリオ年々、風格が増します1974年11月11日、米カリフォルニア州生まれ、現在44歳のディカプリオ。『タイタニック』(’97)や『ロミオ&ジュリエット』(’96)で世界的スターへとのぼりつめた彼は、ローティーンのころからTV界で活躍、19歳のとき『ギルバート・グレイプ』(’93)でジョニー・デップの弟役を熱演して、アカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされる。ティモシーが比較されたのは、このころのディカプリオだ。だが、彼にとって『タイタニック』はいわば“呪い”となり、そのイメージを払拭すべく、マーティン・スコセッシをはじめとする名匠と好んでタッグを組むように。『アビエイター』『ブラッド・ダイヤモンド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で3度、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたが、いずれも受賞はならず…。苦楽をともにしたケイト・ウィンスレットとは長年の親友として知られ、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(’08)では夫婦役で再共演。ディカプリオが『レヴェナント』で悲願のオスカー像を手にした際には、ケイトと熱いハグを交わしたことも話題となった。現在ではプロデューサーとしても、環境活動家としても知られるディカプリオはベテランの風格だ。ブラッド・ピットセクシー美男が名プロデューサーに第72回カンヌ国際映画祭で初お披露目された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では、ディカプリオとの共演で注目を集めているブラッド。なんでも故ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが共演した『ブロークバック・マウンテン』でアン・リー監督以前にオファーされていたガス・ヴァン・サント監督は、ブラッドとディカプリオのコンビも想定していたという。1963年12月18日、米オクラホマ州生まれ。現在55歳のブラッドは、若い世代にはジェニファー・アニストンとアンジェリーナ・ジョリーの“元・夫”というイメージが先行するかもしれない。そんな彼が、「あの美しい俳優は誰?」と脚光を浴びたのが、「#MeToo」時代に必見の1作『テルマ&ルイーズ』(’91)。ジーナ・デイヴィスとスーザン・サランドンが出会う罪な青年を“代役”で演じた。その後、『リバー・ランズ・スルー・イット』(’92)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(’94)などでもその美男ぶりを発揮、世界的にヒットした『セブン』(’95)で人気を不動のものにする。『トロイ』(’04)では筋骨隆々な姿も見せる一方、幅広いキャラクターにも果敢に挑み、『12モンキーズ』(’95)でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネート、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』『マネーボール』では同・主演男優賞候補となる。彼の製作会社「プランBエンターテイメント」は『ムーンライト』『それでも夜は明ける』『ディパーテッド』など“アカデミー賞常連”として知られ、その作品選択眼や先見性は見事なもの。2019年4月、ようやくアンジーとの離婚が正式に成立したが、これから俳優としても、もうひと花咲かすことができるかも!?キアヌ・リーヴス“ぼっち”返上の完全復活!『マトリックス』(’99)の主演候補でもあったというブラッド。だが、見事その主演の座を射止め、一躍スターダムにのし上がったのはキアヌ・リーヴスだ。1964年、レバノン・ベイルート生まれ。9月2日で55歳になる。ハワイ、中国、英国などをルーツに持ち、“キアヌ”はハワイ語で「山々を渡る涼風」という意味があるとか。3歳で実父が家を出たため、各地を転々とし、主にカナダ・トロントで育った。『ビルとテッドの大冒険』(’89)で知られるようになると、親友の故リヴァー・フェニックスと共演した『マイ・プライベート・アイダホ』や後にリブートされた『ハートブルー』(いずれも’91)、そして『スピード』(’94)でブレイクを果たす。『JM』では北野武と共演、鈴鹿8耐バイクレースに参加したり、ラーメン好きを公言したりと、親日家としても知られる。『マトリックス』3部作はカルト的人気シリーズとなったが、その後のキャリアは浮き沈みが激しかったといえる。また、恋人だった女優ジェニファー・サイムが妊娠8か月で流産し、その後、自動車事故で他界するなど、私生活も悲劇続き。激太りや、ベンチでひとりサンドイッチを食べる“ぼっちキアヌ”などが報じられる中、2014年に『ジョン・ウィック』と出会い大復活!今年はシリーズ第3弾となる最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』が10月に待機するほか、『レプリカズ』『ブルー・ダイヤモンド』と公開作が目白押し。スタントマンのおもちゃデューク・カブーンの声を担当した『トイ・ストーリー4』も大好評となっている。なお、『ディアボロス/悪魔の扉』(’97)で夫婦役、『スウィート・ノベンバー』(’01)で恋人同士を演じたシャーリーズ・セロンとは仲がよく、一緒にトレーニングをするほど。当たり役に出会ったいまは、シュッとしたルックスを取り戻している。イーサン・ホーク映画に刻まれる美青年の変化人生の悲喜こもごもを長きにわたり“映画の中”で演じてきたのが、イーサン・ホーク。リチャード・リンクレイター監督、ジュリー・デルピー共演の『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(’95)から始まる3部作は18年のときをまたいで同じ役柄を演じ、2度目のアカデミー賞助演男優賞候補となった『6才のボクが、大人になるまで。』(’14)は12年もの間、同じキャストで1つの家族の物語を紡いだ。1970年11月6日、米テキサス州生まれの現在47歳。15歳のとき『エクスプロラーズ』で映画デビューするが、いったん学業に専念。1989年、故ロビン・ウィリアムズの生徒役を演じた『いまを生きる』で復帰すると、90年代の青春映画の金字塔『リアリティ・バイツ』(’94)、SFドラマの金字塔『ガタカ』(’97)などで大きく注目され、『トレーニング デイ』(’01)の新米刑事役でアカデミー賞初ノミネート。『ガタカ』で共演したユマ・サーマンと1998年に結婚し、2人の子どもをもうけるも2005年に離婚。2人の娘マヤ・サーマン・ホークはモデルや新進女優として活躍中だ。『ビフォア』シリーズでは脚本にも関わり、『リアリティ・バイツ』の挿入歌であるリサ・ローブの「Stay (I Missed You)」のMVを手掛け、『チェルシーホテル』(’01)では監督デビュー。自身の自伝的小説を原作にした『痛いほどきみが好きなのに』、ドキュメンタリー『シーモアさんと、大人のための人生入門』でも監督も務め、その多才ぶりで知られる。優柔不断な男を演じさせたら右に出るものはいないが、グッと渋さを増したいまは『マグニフィセント・セブン』などのアクションでも魅せる。また、巨匠ポール・シュレイダーが手がけた主演作『魂のゆくえ』(’18)では、惜しくもアカデミー賞ノミネートはならなかったものの高い評価を集め、全米各地の批評家協会賞ではラミ・マレックを上回る最多で男優賞を獲得している。ロバート・ダウニー・Jr“過去”あってのスーパーヒーロー彼がアイアンマン/トニー・スタークでなかったなら、「アベンジャーズ」の集大成を迎えたマーベル・シネマティック・ユニバースはこれほどまでの大成功は収めていなかっただろう。「アベンジャーズ」の中心人物アイアンマンであると同時に、クリス・エヴァンスらキャストたちの精神的支柱でもあるロバート・ダウニー・Jrは、54歳となった現在のほうが公私ともに充実した状態といえそうだ。1965年4月4日、米ニューヨーク生まれ。父は映画監督のロバート・ダウニー、母も女優。5歳のとき父の監督作品で映画デビューし、80年代は『レス・ザン・ゼロ』『ピックアップ・アーチスト』など青春スターとして活躍。喜劇王チャップリンになりきった『チャーリー』(’92)でアカデミー賞に初ノミネート、英国アカデミー賞を獲得する。その一方で、ドラッグ関連で度重なる逮捕。決定的だったのは、エミー賞受賞の人気ドラマ「アリー・myラブ」シーズン4が全米放送中の2001年で、リハビリ施設に収容され、番組も途中降板する事態に…。薬物とアルコール依存を克服した後は、『キスキス,バンバン-L.A.的殺人事件』(’05)、『ゾディアック』(’06)などに出演、捨て身で挑んだ(?)衝撃コメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』では再びアカデミー賞にノミネートされるまでになった。そんな彼が演じる欠点だらけのスーパーヒーローだからこそ、いっそう魅力的に映るもの。涙なしには観られない『アベンジャーズ/エンドゲーム』での熱演はもちろんのこと、映画プロデューサーの妻スーザンも製作に名を連ねる『シャーロック・ホームズ』シリーズの3作目も楽しみだ。イライジャ・ウッドアラフォーとなるも、あまり変わってない!?『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で世界的にブレイクしたイライジャ・ウッドもまた、子役から大成した1人。1981年1月28日生まれ、米アイオワ州出身。年齢不詳のキャラが似合う彼は、現在38歳。母親に連れられて出かけた国際モデル&タレント大会でスカウトされ、まずはTVCMなどで活躍。初めて名前をクレジットされた作品が『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、マーティン(マイケル・J・フォックス)が訪れる未来のカフェのビデオゲームで遊ぶ少年役だった。その後、『わが心のボルチモア』(’90)で主演を務め、『ホーム・アローン』でブレイクしたマコーレー・カルキンと共演した『危険な遊び』(’93)などでも注目を集めた。2001年、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公フロド・バギンズに抜擢。穏やかな性格のホビット族ながら強い意志で運命に立ち向かう姿はハマリ役となり、『二つの塔』『王の帰還』と演じ切り、前日譚となる『ホビットの冒険』(’01)にも参加。この『ロード・オブ・ザ・リング』のキャストたちは現在でも仲が良いことで知られ、しばしば“プチ同窓会”を開いてはファンたちを喜ばせている。近年は『グランドピアノ狙われた黒鍵』(’13)や『ブラック・ハッカー』(’14/製作総指揮)など、奇をてらったサスペンス・スリラーでも好演を見せるイライジャ。私立探偵ダーク(サミュエル・バーネット)に振り回される助手トッド役を演じ、奇想天外な人物ばかりが登場するNetflixの「私立探偵ダーク・ジェントリー」も、“結構好き”という人は多い。ニコラス・ケイジ主演の怪作ホラー『マンディ地獄のロード・ウォリアー』(’17)ではプロデューサーを務めている。ドウェイン・ジョンソン現在のほうが愛嬌たっぷり2018年、大ヒット作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』に『ランペイジ 巨獣大乱闘』『スカイスクレイパー』と、3本も主演作が公開されたロック様ことドウェイン・ジョンソン。先日、1億人以上のフォロワーがいるインスタグラムに“22歳、127キロ、髪の毛あり”の若きころの姿をアップし、話題を呼んだばかり。ほかにも父親としての素顔や自らのうつの告白など、リアルで人間味あふれる投稿は注目の的だ。1972年、米カリフォルニア州生まれ。5月3日に47歳になったロック様。マイアミ大学時代にアメフト選手として活躍するも、度重なるケガによってプロの道を断念。卒業後は米プロレス界で“ザ・ロック”として人気を博す。『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(’01)で演じたキャラクターを主人公にした『スコーピオン・キング』で映画初主演。いまや、「フォーブス」誌の「世界で最も稼ぐ男優」に名を連ねるトップアクション俳優となった。自身のルーツにリスペクトを込めた『モアナと伝説の海』(’16)や、アメフトの元スター選手がファイナンシャル・アドバイザーに転身するTVシリーズ「Ballers/ボウラーズ」(’15~)ほか、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(’11)からルーク・ホブス役で同シリーズに参戦すると、こちらも人気キャラとなり、ジェイソン・ステイサム演じる“犬猿の仲”デッカード・ショウとのスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』まで爆誕。8月2日(金)の公開を楽しみにしている人も多いだろう。今後、エミリー・ブラント共演『ジャングル・クルーズ』(原題)や、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』続編なども控えており、まだまだ彼の時代は続いていくことになりそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 2019年秋、全国にて公開予定トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019魂のゆくえ 2019年4月12日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reservedワイルド・スピード/スーパーコンボ 2019年8月2日より全国にて公開(C)Universal Picturesジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2018年08月30日