前回の記事でもお伝えしたように、我々は、保護者として子どものためにベストな選択をしようと考えています。その裏返しに、子どもの将来に対し、保護者としてよりよい選択をしているのか、と不安になったり、焦ったりします。競技面では、幼児期からスポーツクラブに入ったり、習い事としてスポーツを始めるスタイルも親の悩みの種になります。かつてはデイリースポーツ紙で日本のプロ野球を担当し、現在は米国在住で米国のプロから子どものスポーツまでカバーしている谷口輝世子さんがお伝えする、スポーツをする子の保護者としてのあり方。後編では親のストレスを軽減するアドバイスを送ります。子どものスポーツで目に見えないストレスを抱えている保護者の皆さんはぜひこれを読んで気持ちを軽くしてください。(構成・文:谷口輝世子)子どものスポーツでの成功は親の育児の成果、という考えが保護者に重圧を与える<<前編:なんとなく感じる不安、焦り......。子どものスポーツで保護者にかかる重圧とストレスの原因とは■もし、幼い子どもがスポーツを始めたいと言ったら、どうしたらよいのか北米では年齢に応じたスポーツの育成の目安としてLTAD(Long Term Athlete development)というガイドラインがあります。6歳ごろまでは第一段階のActive Startという言葉で説明されており、毎日の生活のなかで体を動かすことを推奨しています。子どもたちが体を動かして遊ぶことを楽しめる環境で、チャレンジしたいと思えるもの、しかし、競技的ではないゲームのようなものがよいとされています。子どもが怖さや不安を感じるような環境は避けたほうがよいようです。9歳ごろまでは、楽しみながらいろいろな動きを身につけられるようにするのがよいとされています。保護者はこういったガイドラインを参考にして、子どもが楽しめるスポーツ環境を探すことはできます。ただし、そういった環境づくりはクラブの運営者、経営者にも担ってもらわなければならず、保護者の自己責任だけではどうにもなりません。たとえ、保育園や幼稚園の友達がスポーツクラブに入ったからと焦って入会する必要はないでしょう。子どもが、それぞれに身体を動かすことを楽しく感じられることが生活のなかにあればよいのではないでしょうか。また、子どもがスポーツを始めると、どうしても他の子どもと比べてしまい、遅れているのではと焦ったり、ものすごく才能があると期待することもあります。しかし、12歳ごろまでは子どもが将来、どんな選手かを予測するのは困難だと言われています。それに体の成長スピードもひとりひとり違います。保護者は、子どもがスポーツ活動に何を望んでいるか、親として何を望んでいるかを言語化したりして、できるだけ広く、長期的にとらえる工夫を。試合や競技結果に過度に一喜一憂しないように、親である自分の視線を変えることは自分でやってみることができます。一方で、チームやスクールの運営者、指導者は、参加しているどの子どもにも成長するチャンスを与えてほしいと強く願います。これらは保護者だけでなく、指導者講習やスポーツ界全体のテーマとして取り組んでもらいたいものです。■子どものスポーツでの成功は、親の子育ての成果なのか前編の記事で紹介した英国の研究者カミラ・ナイトは、スポーツする親をどのようにサポートするかというテーマで講演をしたときに、次のようなスライドを見せました。「子どもの成功、成功できないことは、あなたがどのような親かを示すものではない」この文言のポスターをスポーツ会場に掲示することで、親のストレス軽減に役立ててもらおうというものです。私も実際にスポーツ会場で目にしたことがあります。これは子どもが競技や試合で成功すること、もしくは、うまくいかないことは、親がどのような子育てをしているかを示すものではない、というメッセージです。子どものスポーツの成功は、親の子育てと無関係でしょうか?いやいや、多かれ少なかれ親の子育てとは関係があるのでは、と皆さんが感じるのは当然です。保護者が食事を用意し、スポーツの費用を負担し......。親がそういったことを全くしなければ、子どもはスポーツでの成功どころか、スポーツ活動にさえ参加できないからです。しかし、「子どもの競技成績がふるわないのは、親の子育てが悪いからだ」ということは科学的に証明できていません。親が適切に子育てをしても、ただ、子どもの体の成長が遅いタイプなのかもしれませんし、「他の子どもに比べると」運動が苦手なだけかもしれません。子どものスポーツでの成功は、親の子育ての成果を示すものだ、という考え方は、保護者に親としてもっと頑張らなければいけない、という重圧になり得ます。そして、悪魔のささやきをしてくるかもしれません。「子どもがスポーツで成功することは、よい親であることを周囲に示すことができる」と。でも、それは親である自分に恥をかかせないように、子どもを頑張らせることにつながり、親のエゴのために子に成功してほしいと願うことにつながります。子どもが試合でミスをした後にベンチに下げられて悔しい気持ちになる方もいるかと思います。私もそういう経験があります。また、わが子が良いパフォーマンスをすればチームメイトの保護者に対して鼻が高い気分になったり。親の中に人より優位に立ちたいという気持ちがあり、子どものスポーツを通じて達成しようとしているのです。あるいは親である自分の満たされない何かを子どものスポーツを通じて得ようとする、仕事や家族関係のストレスを抱えていて子どものスポーツに依存していることも。子どもにイライラしているのではなく、自分自身にイライラしているのです。親として得意な気分になりたい、承認されたい感情は消えることはないかもしれませんが、わが子にスポーツを楽しんでもらいたいなら、時には親である自分自身の心の中を覗いてみることも必要かもしれません。子どもが安心して毎日を生きるには、親やそれに代わる大人の関わりが不可欠です。しかし、「親が頑張らないと良い選手に育たない」と頑なになると、その弊害もあります。だからこそのポスターの文言なのです。■レギュラー・補欠。出場時間の問題これは日本だけでなく、子どものスポーツの盛んな国では、同じような問題を抱えていると思います。米国でも同じです。日本の保護者は内に抱え込んで悩む人が多いかもしれませんが、米国人は自己主張する人も多いです。米国の学校運動部では、保護者と指導者の話し合いのルールを定めています。これは、日本でも、応用できるのではないか、と私は考えています。米国の中学や高校の運動部でよく使われている話し合いのルールは、・話し合いに適切な時間を決めておく。・保護者は、出場時間、ポジション、戦術、他の子どもについての質問はできない。・出場時間をもっと得たいと思うときは子ども本人がコーチに質問をする。・保護者はどのようにしたら子どものパフォーマンスが向上するのか、コーチに聞くことはできる。などです。コーチはシーズンや年度はじめに活動理念と方針を示し、保護者、子どもである選手と話し合いのルールを決めておきます。事前に決めてあることによって、保護者の側は「こんなことを聞いてもよいのか、でも、言っておきたい」という悩みやストレスを少しは軽減できます。コーチ側もそれは同じでしょう。これも保護者だけでどうにかできることではなく、指導者、子ども、保護者がいっしょになって対話ルールを作る必要があると思います。さらに具体的な内容、そのほかのストレスを抱え込まないヒントなどは、拙著の『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか』(谷口輝世子著、生活書院)をご参考にしていただけると幸いです。<<前編:なんとなく感じる不安、焦り......。子どものスポーツで保護者にかかる重圧とストレスの原因とは
2020年09月18日アメリカ・ロサンゼルスを拠点に動物の保護活動をしている団体『ホープ・フォー・ポーズ(Hope For Paws)』に若い男性から、「病気の野良犬を見つけたので助けてほしい」という電話がありました。人通りの少ない橋の上にいたその犬は見るからに健康状態が悪く、立ち上がることもできないほど弱っていたといいます。『ホープ・フォー・ポーズ』のエルダッドさんとリサさんが急いで現場に向かうと、そこにいたのはガリガリに痩せ細り、体中がダニにまみれたオスのピットブルでした。2人はすぐに犬を車に乗せて動物病院へ直行。その途中で犬に『デニス』という名前をつけてあげます。病院に到着後、医師と看護師たちはデニスの体からダニを取り除き、体をきれいに洗ってあげます。デニスはひどい貧血状態で、緊急な輸血が必要でした。そこでリサさんの愛犬『ローラ』の血を採り、デニスに輸血することにしました。それから5日間、神経内科医、循環器専門医、内科医のスペシャリストたちがデニスの診察をして、あらゆる手を尽くしました。しかしデニスにはもうそれらの治療に耐える体力は残っていませんでした。そしてデニスは保護されてからわずか5日後に、『ホープ・フォー・ポーズ』のスタッフや医師たちに見守られながら静かに息を引き取ったのです。※血が流れるシーンがあります。この動画には2万件以上のコメントが寄せられています。・デニスが最後に愛情を受けながら旅立ててよかった。・彼のために最後まで力を尽くしてくれた人たちにありがとうといいたい。・デニスが元気に回復していく姿が見たかった。涙が止まらない。エルダッドさんは動画の説明でこうつづっています。すべての保護動物が幸せな結末を迎えるわけではありません!そして時に、別れはあまりにも早く訪れます。デニスはどこかで長い間放置され、誰も彼のために声をあげる人はいなかったのです。もし助けを必要としている動物を見たら、どうか声をあげてください。行動してください。デニス、安らかに眠っておくれ。人間がきみをこんな目に遭わせてごめんよ。Hope For Paws - Official Rescue Channelーより引用(和訳)デニスがなぜ野良犬になったのかは分かりませんが、彼の健康状態からするとかなり長い間路上で生活していたと思われます。もし、もっと早く誰かが動物保護施設に連絡していれば、デニスはきっと助かったはずです。たった5日間でも優しくなでられ、愛情を注がれながら過ごすことができたデニスが、最後は幸せだったことを願わずにいられません。世界にはデニスと同じように家族のいない動物がたくさんいて、最後まで誰からも愛されることなく一生を終える子たちもいます。もし飼育放棄されたり、虐待されている犬や猫を見かけたら、どうか素通りせずに地元の動物保護施設に連絡をしてください。その1本の電話によって尊い命が救われるかもしれないのです。[文・構成/grape編集部]
2020年08月31日さまざまな事情から、保健所にたどり着く犬や猫。突然の環境の変化や、見知らぬ人間相手におびえる子も少なくありません。倉敷市保健所のボランティアチーム、TeamKAR(@lharmonie2424)は、元野犬の子犬『ふうかちゃん』の動画をTwitterに投稿しました。保健所で、不安でいっぱいな顔をしていたふうかちゃん。温かな家庭に引き取られ、愛情をたっぷり浴びると…2週間の変化をご覧ください! #倉敷市保健所 から野犬仔犬ふうかちゃんを迎えてくださったご家族の二週間の物語をパパさんが素敵なムービーにしてくださいました帰るお家のない野犬から家族に迎えられ可愛い家庭犬に変わっていく様子に胸が熱くなります。 #teamKAR pic.twitter.com/Sa3irRC3FV — 倉敷市保健所ボランティアTeamKAR (@lharmonie2424) August 24, 2020 こちらの動画は、ふうかちゃんを家族に迎えた一家の父親が撮影したもの。最初、恐るおそる遊んでいたふうかちゃんが、ラストで弾むように駆けている姿が印象的です。緊張のほどけた表情からは、家族への信頼が感じられますね。【ネットの声】・表情がどんどん柔らかく、素直になっていき、胸がいっぱいになりました。・保健所、ボランティア、ご家族のみなさん、ありがとうございます!・動画から、ふうかちゃんへの愛が伝わってくる。涙が出ました。今も保健所にいる多くの犬や猫が、新たな家族を必要としていることでしょう。どの子も素敵な家族と出会い、幸せな一生を送ることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年08月28日例年に比べ、暑さの厳しい2020年の夏。体験したことのないような暑さに、熱中症にかかってしまう人が増えています。また、あまりの暑さに体調を崩してしまうのは人間だけではありません。帰宅途中、倒れている犬を見かけて…?やっしー(@yassy1919)さんは、車で帰宅途中、道端で倒れている犬と不安そうな飼い主を見かけました。やっしーさんは心配になり、車を停め「大丈夫ですか?」と声をかけたそうです。犬は息が荒く、目を閉じたまま。犬の様子を見てすぐに「熱中症だ!」と思った、やっしーさんは、すぐに近くの理髪店でバケツいっぱいの水をもらってきました。そして、水を犬の全身にかけてあげると、5分後に犬が歩き出したのです!帰り途中に道端で倒れてる犬がいて、車停めて飼い主に大丈夫ですか?って聞いたら、散歩中に動かなくなったって。車降りて見たら、息は荒くて、目は閉じたまま。すぐ熱中症て思ったから、近くの床屋からバケツ水もらってぶっかけてあげたら、5分で歩き出した✨犬だって熱中症なるんやで飼い主さん!— やっしー (@yassy1919) August 24, 2020 やっしーさんの行動には、多くの人から称賛の声が寄せられました。・素晴らしい行動力です!やっしーさんがその場に居合わせてくれて本当によかった!・わざわざ車から降りて、さらに近くのお店に水をもらいにいってあげて…本当に尊敬すべき行動力です。・夏の犬の散歩は本当に気を付けないと。熱いアスファルトで肉球を火傷してしまうこともあるらしい。その後、飼い主さん家族が迎えに来て、犬を車に乗せて帰っていったそうです。ペットが熱中症にかかってしまったら…?症状と応急処置日本気象協会によると、犬や猫が熱中症にかかるとこのような症状が現れるそうです。【初期症状】・パンティングしている(ハアハアと激しく呼吸をする様子)・よだれが大量に出ている・歯肉や舌、結膜などが充血、うっ血している・頻脈を起こしている(心拍数が増加している状態)【重篤化した場合】・虚脱状態になる(ぐったりとしていて意識がない)・下痢・嘔吐、ふるえを起こす・意識が消失する・けいれん発作が起こる・ARDSになる(肺が炎症を起こし呼吸が困難になる病気)日本気象協会ーより引用もし、犬や猫が熱中症にかかってしまった場合の対処法については…。【すぐにやること】1.常温の水をかける2.水で濡らしたタオルなどで包む3.涼しい場所で風を送る熱中症に対する治療の遅延は死に至る危険性が高まるため、熱中症が疑われたら早急に治療をすることが大切です(症状の出現から90分以内)。上記の応急処置を施し、直ちに動物病院を受診してください。【冷やす場所】・脇の下(前足の付け根の内側)・頭部喉側から首(頸動脈)・そけい部(後ろ足の付け根の内側)日本気象協会ーより引用また、応急処置の際、早く体温を下げようとして冷水や氷、アイスバッグを用いて急激に冷却すると、逆効果となるため注意が必要なのだそうです。犬や猫が熱中症にかからないようにするために…そもそも、犬や猫が熱中症にかからないように、飼い主は気を付けなければなりません。犬や猫の熱中症対策として、日本気象協会は下記のことに気を付けるよう呼びかけています。(1)屋内・風通しを良くしておく。・ペットが自由に居場所を選択できるようにしておく。・暑い時期の室内温度は26℃以下にする。・直接日光が当たらないようにする。※冷房機器を使用する際は、直接冷風が当たらないようにも気をつける。(2)屋外・こまめな給水を心がける。・時には体表に水道水をかけ流す。・風を送り気化熱を利用して、簡易的な体幹冷却法を取り入れる。・直接日光が当たらないようにする。※体幹冷却法…頚部(喉から首にかけて)から体幹(胸そして内腿を含めたお腹全域)に水道水をかけたり、水分を多く含んだタオルをかけて団扇であおぐなど。(3)車内・外気温が25℃を超えるような環境下では閉め切った車の中に残すことは避ける。・活動的な犬や興奮しやすい犬の場合には、さらに低い気温の場合でも熱中症のリスクに注意する。日本気象協会ーより引用また、犬は散歩中に熱中症にかかった事例が多いのだそうです。夏の暑い期間、犬の散歩は、日中を避け早朝や日没後にいくようにしましょう。まだまだ暑さが続く夏。ペットの体調にも十分気を付けてあげたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月26日2018年10月、アメリカ・オクラホマ州で動物保護活動家が虐待されている1匹の犬を見つけました。犬は約2年間も屋外で鎖につながれた状態で、水や食事をまともに与えられていなかったのです。そのため骨が浮き出るほど痩せ細り、皮膚病で毛は抜け落ち、いくつもの健康問題を抱えていたといいます。そのオス犬はハスキーの雑種でしたが、発見された時は犬種が分からないほど変わり果てた外見でした。Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019Posted by Pet Angels Rescue on Monday, January 14, 2019飼い主がいるにもかかわらず、なぜこのような状態になっていたのか…それはあまりにも残酷な理由でした。海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主の男性はこの犬が子犬の時に、妻へのプレゼントとして手に入れたのだそうです。しかしその少し後に妻から離婚をいい渡されてしまいます。元妻に対していい感情を持っていない男性は、彼女への仕返しのつもりで、この犬を虐待していたのです。愛される喜びを知った犬が、驚異的な回復をみせる犬は動物保護団体『ペット・エンジェルズ・レスキュー』によって保護され、『フィン』と名付けられました。まるで骨と皮だけのような体だったフィンですが、保護された直後からスタッフが驚くほどの心身の強さを見せたのだそう。こんなひどい仕打ちを受けても、彼にはまだまだ生きようとする力が残っていたのです。それからはフィンの皮膚病の治療や寄生虫の駆除、極度の栄養不足を改善するため、施設のスタッフが懸命に世話をしました。すると予想以上の速さでフィンの体調はよくなっていったのです。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Pet Angels Rescue(@petangelsrescue)がシェアした投稿 - 2018年12月月4日午前10時05分PSTその後もフィンは順調に体重を増やし、元気な体を取り戻していきました。また体だけでなく心に受けたトラウマも、優しいスタッフたちから愛情を注がれているうちに徐々に癒されていったそうです。そしてわずか3か月後には、フィンは生まれ変わったような美しいハスキーになっていました。 この投稿をInstagramで見る Pet Angels Rescue(@petangelsrescue)がシェアした投稿 - 2019年 1月月14日午後4時19分PST保護された時は183しかなかった体重はその倍の363まで増えて、すっかり健康な体型に。フィンの体と心が十分に回復したと判断したスタッフは、里親の募集をスタートします。 この投稿をInstagramで見る Pet Angels Rescue(@petangelsrescue)がシェアした投稿 - 2019年 2月月5日午後7時27分PSTそして保護されてから4か月後、フィンの里親が決定!新しい家族はフィンがまだ回復中で里親の募集をしていない時期から、彼に会いに来ていたのだそうです。よほどフィンのことが気に入ったのでしょう。2年間近く虐待されても、決して生きることと愛されることをあきらめなかったフィン。これからは今までつらい思いをした分も、優しい家族と一緒に幸せな毎日を過ごしていってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月17日片野ゆかの『北里大学獣医学部犬部!』を原案とした映画『犬部!』が、林遣都主演で2021年7月22日(木・祝)に公開される。“犬バカ”たちの奮闘を描く、笑いあり涙ありの感動ストーリー映画『犬部!』は、青森県北里大学に実在した動物愛護サークル「犬部」をモデルにした、命を繋ぐ物語。「犬部」を設立した獣医学部の主人公が、仲間たちと共に動物を守ろうと奮闘した過去”と、“獣医師となって一人で新たな問題に立ち向かう現代”という2つの時代構成で描く。信念を曲げずに突き進む“犬バカ”主人公と、「犬部」のメンバーたちの熱い想いと奮闘を、笑いあり涙ありで届ける。「犬部」を設立した主人公に林遣都、親友役に中川大志花井颯太(林遣都)「犬のためなら死ねる」というほどの“犬バカ”で、「犬部」を設立する主人公・花井颯太(はないそうた)。獣医学部の大学生で変わり者。動物愛護をライフワークとしており、保護動物と一緒に暮らしている。多くの動物を救うため、愛護活動サークル『犬部』を設立する。演じるのは、NHK連続テレビ小説「スカーレット」や、リモート撮影でギャラクシー月間賞を受賞した「世界は3で出来ている」での1人3役が話題となった林遣都だ。映画『私をくいとめて』に出演し、今後は『恋する寄生虫』の公開も控える、乗りに乗っている。柴崎涼介(中川大志)犬部メンバー柴崎涼介(しばさきりょうすけ)。颯太の親友で犬部の設立に協力する。颯太に負けず劣らずの“犬バカ”。卒業後は動物愛護センター職員という道を選ぶ。演じるのは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で国民的人気を獲得した中川大志。『砕け散るところを見せてあげる』で石井杏奈とのダブル主演を務めた中川大志。佐備川よしみ(大原櫻子)颯太の心意気を慕う”猫好き”。研究者の道へ進む。演じるのはアーティストとしてはもちろん、映画・ドラマ・舞台で女優としても活躍する大原櫻子。秋田智彦(浅香航大)教授の手伝いで実習用の動物を世話する。卒業後は、父の動物病院で獣医師として働く。演じるのは映画『滑走路』やドラマ「君と世界が終わる日に」など話題作に出演してきた浅香航大。その他、田中麗奈や酒向芳、螢雪次朗、岩松了といったベテラン俳優も集結し、映画『犬部!』を盛り上げる。『花戦さ』で第41回日本アカデミー賞・優秀作品賞を受賞した篠原哲雄が監督メガホンをとるのは、『花戦さ』で第41回日本アカデミー賞・優秀作品賞を受賞、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』『影踏み』なども手掛けてきた篠原哲雄。脚本は『犬に名前をつける日』の監督・脚本・プロデューサーや、CX「ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側」NHK BSプレミアム「家族になろうよ 犬と猫と私たちの未来」の総合演出を手がけ、映像業界で最も犬猫保護事情に詳しいといわれる山田あかねが担当する。主題歌は、Novelbright書き下ろし「ライフスコール」主題歌は、Novelbrightが『犬部!』のために書き下ろした新曲「ライフスコール」。動物を愛し、動物達の為に戦う優しい心と葛藤をイメージして制作したという楽曲は、幾多の苦難もひたむきに乗り越えようとする「犬部」を後押しするようなメロディーとなっている。なお、Novelbrightが映画主題歌を務めるのは今回が初となる。映画『犬部!』ストーリー青森県十和田市に、一人の変わり者がいた。それは花井颯太(林遣都)22歳、獣医学部の大学生。子どもの頃から動物愛護がライフワークで、1人暮らしのアパートには保護動物がたくさん。周りからは変人扱いされるが、目の前の命を救いたいという思いで保護活動を続けていた。ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、動物を守りたいという一心で、愛護活動をサークルにすることを思いつき『犬部』を設立。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。卒業後、それぞれの道へ進んだ犬部のメンバーたち。彼らは獣医師として、研究者として、動物愛護センター所長として厳しい現実と対峙しながら、信念を曲げず奮闘していく。『犬部』から16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕される。その報道をうけて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった。作品詳細『犬部!』公開時期:2021年7月22日(木・祝)出演:林遣都、中川大志、大原櫻子、浅香航大、田辺桃子、安藤玉恵、しゅはまはるみ、坂東龍汰、田中麗奈、酒向芳、螢雪次朗、岩松了監督:篠原哲雄脚本:山田あかね原案:片野ゆか「北里大学獣医学部犬部!」(ポプラ社刊)主題歌:「ライフスコール」Novelbright(UNIVERSAL SIGMA / ZEST)配給:KADOKAWA
2020年08月17日こうやって少しずつ変わっていけばいいね。そんなひと言とともに、マーティ(@martystdsvm)さんがTwitterに投稿した画像に、12万件を超える『いいね』が寄せられています。変わりつつあるペットショップのあり方画像は、埼玉県与野市にあるホームセンター『島忠 ホームズ与野店』で撮影されたもの。ペット用品のほかに、ペットそのものの販売も行っていた同店舗に、ある告知文が掲示されていました。島忠では地域のお客様にペットとの素敵な時間をお過ごしいただくためペットショップを通じて動物との出会いの場を提供してきました。しかし、私たちが暮らす地域には、さまざまな理由で家族と一緒に暮らすことができない『保護動物』たちが存在します。彼らは毎日保健所や動物保護団体のシェルターで新しい家族が迎えに来てくれることを待ち望んでいます。そんな彼らの新しい家族探しの場所として、これからはこの場所を新しい出会いの場として提供します。彼らの未来が悲しいものではなく、明るい明日を見せてあげるために『保護動物たちを迎える』選択肢を提供いたします。こうやって少しずつ変わっていけばいいね。 pic.twitter.com/s4zqD6URY9 — マーティ (@martystdsvm) August 13, 2020 動物たちの保護活動に積極的な島忠では、他店舗でも同様に、保護動物たちの譲渡会を行ってきました。「この子たちは売り物ではありません」ホームセンターに犬猫が集められた理由悲しいことに、人間の勝手な都合で捨てられてしまう動物たちは後を絶ちません。保護動物たちとの出会いの場に変えた島忠の取り組みは注目を集め、多くの称賛の声が寄せられています。・殺処分される動物がゼロになるのは簡単ではないと思う。ペットを飼いたいと思った時、まずは保護団体に行くことが当たり前になってほしい。・素晴らしい動きだね。・こういうペットショップが増えていくことを強く希望します。現状、日本ではペットの販売は禁止されていません。また、世の中にはちゃんと責任をもって、動物たちの繁殖活動を行うブリーダーが存在します。そもそも、悪いのは命を預かることを軽んじて、捨てたり満足な飼育を放棄したりする一部の人たちです。しかし、ペットを飼いたいと思った時、『保護動物たちを迎える』という選択肢を、1人でも多くの人が持つこと…その選択肢があるだけで、失われるべきではない命が救われるのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年08月15日2020年7月31日、アメリカ・カリフォルニア州のリバーサイド郡で大規模な山火事『アップルファイア』が発生しました。火事は発生から8日後も燃え続けていて、消防隊員による懸命な消火活動が行われています。その『アップルファイア』の火災現場で、消防隊員が1匹の迷い犬を発見しました。隊員たちは疲れ切ったように見えるその犬を保護して、水と、自分が食べるつもりだったサンドイッチをあげたそうです。 この投稿をInstagramで見る Orange County Firefighters(@ocfirefighters)がシェアした投稿 - 2020年 8月月3日午前8時44分PDT映像を見るとすぐ近くで火の手が上がっているのが確認できます。犬はきっと怖かったことでしょう。この後、犬は隊員に抱きかかえられて山を下り、動物保護施設に預けられました。そして無事に飼い主と再会することができました!海外メディア『NBC Los Angeles』によると、この犬はバックという名前で、山火事が発生中に野生のコヨーテを追いかけて行ったまま、帰ってこなかったのだそう。コヨーテは集団で犬を襲うことがあるため、飼い主のグレッグさんは「バックは死んでしまったかもしれない」と心配していたといいます。グレッグさんとバックの再会の瞬間がこちらです。大規模な山火事が起きると、逃げ遅れたペットや野生動物が犠牲になることは珍しくありません。おそらくバックはコヨーテを追いかけているうちに道に迷って、家に戻れなくなってしまったのでしょう。広大な火災現場でバックが偶然、消防隊員に出会えたことは幸運だったといえます。またバックを見つけて保護した隊員たちには称賛と感謝の声が多く寄せられています。コヨーテの危険や火の手を逃れたバックが、無事にグレッグさんのもとに帰れて本当によかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月12日優しい飼い主さんと暮らす2匹の犬、8歳のローマンと6歳のスパンキー。2匹は初めて会った瞬間からすぐに仲よくなり、今では本物の兄弟のようにいつも一緒に過ごしています。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2014年 5月月11日午後12時53分PDT海外メディア『Bored Panda』によると、飼い主さんはある日、ローマンの耳が腫れているのに気が付いたのだそう。動物病院で診てもらったところ、耳に血腫ができていて手術が必要だということが分かったのです。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2019年12月月27日午前7時29分PST手術が2週間先まで予約できなかったため、その間に耳の腫れが悪化してしまい、ローマンはだんだんと元気がなくなってきたのだとか。またスパンキーはそんなローマンを見て、とても心配するようになったのだそう。そして手術の5日前、ローマンの体調を心配した飼い主さんは室内に監視カメラを付けて、自分が不在の間も犬たちの様子を確認することにします。すると…カメラに信じられない光景が映っていたのです。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2020年 6月月28日午前6時32分PDTカーペットの上に横になっているローマン。するとスパンキーがベッドを引きずって彼のそばに持ってきてあげたのです。それから2匹はぴったりと寄り添って眠っていました。感動した飼い主さんの姉妹が動画をSNSに投稿するとたちまち拡散され、多くのコメントが寄せられています。・なんて優しい子。涙が出たわ。・彼らはこの星でもっとも賢くて愛情深い生き物だ。・兄弟愛だね。普段から2匹は遊ぶ時も眠る時もいつでもそばにいるのだそう。きっとスパンキーはローマンの具合がよくないことに気付き、少しでも助けてあげたいと思っているのでしょう。 この投稿をInstagramで見る @roman_spankyがシェアした投稿 - 2017年 2月月5日午後5時43分PST『Bored Panda』によるとローマンの耳の手術は無事に終わり、術後の経過も良好だとのこと。今では耳の不快感がなくなり、すっかり元気を取り戻したそうです。よかったですね。ローマンの手術の後も、スパンキーはずっと彼のそばに寄り添っていたといいます。体が健康でない時は心も弱くなってしまうものです。そんな時に優しい弟犬のサポートは、ローマンにたくさんの癒しとエネルギーを与えてくれたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月13日Instagramで98万人ものフォロワーをもつ人気のゴールデンレトリバー、キコとワトソン。愛らしい2匹の写真や動画に多くの人たちが癒されています。いつも仲よしの2匹ですが、ある日、ワトソンがキコのおやつを食べてしまったのです。それを見た飼い主さんはワトソンに向かってこういいます。ワトソン、あなたはキコのおやつを食べちゃったのよね。こういう時、私たちは何ていうの?wat.kiーより引用(和訳)するとワトソンはキコに近づいて…。 この投稿をInstagramで見る Watson & Kiko(@wat.ki)がシェアした投稿 - 2020年 6月月22日午後12時43分PDTごめんね。キコにハグをして申し訳なさそうな表情を見せるワトソン。飼い主さんは「そうね。こういう時は『ごめんなさい』っていうのよね。あなたはいい子ね」とほめてあげました。この動画を見た人たちからはたくさんのコメントが寄せられています。・かわいすぎて手に負えない!・ハートがとろけそう。・うちの犬にもこれを教えたいわ。心から謝ってくれたワトソンをキコもちゃんと許してあげたようです。 この投稿をInstagramで見る Watson & Kiko(@wat.ki)がシェアした投稿 - 2020年 6月月29日午前9時35分PDTワトソンはつい食欲に勝てずにキコのおやつまで食べてしまったのでしょう。でもこんなふうにちゃんと謝罪をする姿を見たら、思わず抱きしめてあげたくなりそうですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月06日アメリカ・カリフォルニア州に住むトム・マッカラムさんは、保護動物たちを一時的に世話をする『フォスター』をしています。2020年3月、彼のもとに地元の動物保護シェルターから「4匹の犬を預かってほしい」と連絡が来ました。4匹は母犬と生まれたばかりの3匹の子犬で、ハイキングをしていた人が見つけてシェルターに連れてきたのだそう。ところがその8日後、新型コロナウイルス感染症の対策のため州全域で外出禁止令が出され、シェルターも通常の運営ができなくなってしまったのです。事情を知ったトムさんは4匹のフォスターを引き受けることにします。母犬は見るからに栄養不良で疲れ切っていて、トムさんのことを信頼していない様子。子犬たちはまだ生後11日ほどで、目も見えていない状態でした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Thom McCallum(@thomohawk)がシェアした投稿 - 2020年 3月月20日午前11時08分PDT この投稿をInstagramで見る Thom McCallum(@thomohawk)がシェアした投稿 - 2020年 3月月20日午後8時52分PDT母犬の名前はルビー。トムさんはルビーと仲よくなるために毎日優しく彼女に話しかけますが、なかなか心を開いてくれません。しかし何度無視されても、彼はめげずに根気よくルビーに愛情を与え続けます。一方でジャックス、カービー、ティトと名付けられた3匹の子犬たちはすくすくと成長していきました。 この投稿をInstagramで見る Thom McCallum(@thomohawk)がシェアした投稿 - 2020年 3月月29日午後2時19分PDT この投稿をInstagramで見る Thom McCallum(@thomohawk)がシェアした投稿 - 2020年 4月月16日午前9時44分PDTトムさんが4匹を預かってから約2か月後、3匹の子犬たちがそれぞれの里親のもとに引き取られる日がやってきます。ジャックスはトムさんの家から2、3マイル離れたところに、カービーはすぐ近所の家に、ティトはトムさんの隣人の家族の一員となりました。そして母犬のルビーは…。過去2年間、フォスターをしてきて、ついに失敗してしまった。トムさんの失敗…それはルビーを手放せなかったこと。ルビーに関しては、トムさん自身が里親になったのです。 この投稿をInstagramで見る Thom McCallum(@thomohawk)がシェアした投稿 - 2020年 6月月19日午後10時43分PDTトムさんはティトの飼い主さんと相談して、お互いの庭を隔てていたフェンスを開閉できるゲートに作り変えました。これでティトとルビーは毎日会うことできます。トムさんはルビーという家族ができましたが、これからも保護犬のフォスターを続けるということです。 この投稿をInstagramで見る Thom McCallum(@thomohawk)がシェアした投稿 - 2020年 6月月27日午後5時17分PDTフォスターの役割は何らかの事情ですぐには里親が募集できない保護動物を一時的に預かり、時期がきたら新しい家族に引き渡すことです。しかし大切に世話をした動物との別れは決して簡単ではなく、とてもつらい思いをすることもあるのだそう。それでもトムさんは「フォスターは人生を変えてくれる経験。俺のように預かった犬たちの1匹に激しく恋をしてしまうかもしれないけどね」と話しています。愛しすぎたためにルビーを手放せなかったトムさんですが、それも縁だったのでしょう。トムさんと4匹の犬たちのストーリーを短い映画のようにまとめた動画があります。とても素敵な映像なので興味がある人は見てみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月29日さまざまな映画に登場する動物たち。脇役として登場する彼らは、時に、物語上の事件や事故に巻き込まれ死んでしまいます。新しいタイプの映画告知が話題!「犬だけは無事です」ホラー映画やパニック映画が好きな人でも、登場する動物が死んでしまう映画は観たくないという人も多いのだとか。しかし、登場する動物が生き残れるかどうかは、だいたい本編を見終えるまで分からないものです。そんな人たちのために用意された、ホラー映画の特別映像が「とても親切だ」と話題になっています。➖➖➖➖➖➖➖➖ 愛犬家の皆様へ⚠️ ➖➖➖➖➖➖➖『 #アングスト /不安』公開前に犬の安否を確認したい方へ向けた《 犬 だ け は 無 事 》な特別映像を公開※一部犬のネタバレがあります #犬だけは無事 pic.twitter.com/uqlnD2LnKm — 映画『アングスト/不安』7/3よりシネマート新宿ほか全国順次公開! (@angst2020jp) June 16, 2020 犬だけは無事です。「犬だけは無事」という、なんとも不穏な宣伝文句。しかし、愛犬家のホラー好きからすればとてもありがたいネタバレです!投稿には、さまざまな声が寄せられました。・よかった…犬が死なないなら観れそうです。・『犬は無事です』は最高のネタバレ!よかった!・人間は殺すのに、犬はちゃんと車に乗せてあげてる。観てみようかな…。この映画は実際にオーストリアで起こった事件をもとにした、R-15指定のホラー映画です。1983年に公開されたのですが、あまりにも過激な内容のためオーストリアでは公開後1週間で打ち切りに。さらには各国で上映や発売が禁止されていました。しかし、ホラー映画界では長年評価され続け、ついに2020年7月、日本でもリバイバル上映が決まったのだとか。ちなみに、実際の事件では被害者家族に猫がいましたが、この映画に猫は出てきません。つまり、人間以外は死なないということ…。人間以外は…。特別映像のおかげで優しい雰囲気の映画のように感じますが、観る際には十分覚悟して観ることをおすすめします。[文・構成/grape編集部]
2020年06月18日メキシコに住むサイード・サラテさんは仕事の同僚と一緒に車で移動中、用水路に何かが浮かんでいるのに気が付きます。海外メディア『The Dodo』によると、その『何か』は動いていて、じっと見ていた彼はすぐに同僚に「車を停めて!」といいました。急いで車を降りて用水路に向かうサイードさんの視線の先にいたのは、水の中でもがいている犬。おそらく誤って落ちてしまったのでしょう。彼はためらうことなく土手に寝転んで、犬を救出します。すると犬は…。助けてくれてありがとう!まるでそういったかのように、尻尾をブンブン振ってサイードさんに抱きつく犬。全力で彼に感謝の気持ちを伝えているように見えます。幸い犬にケガはない様子でした。元気に歩き出した犬を見て、サイードさんも大喜び!またこの後、飼い主が見つかり、犬は無事に家族のもとに帰ることができたということです。Posted by Said Zarate on Tuesday, May 26, 2020Posted by Said Zarate on Tuesday, May 26, 2020動物は感情を隠したりしません。犬はサイードさんが助けてくれたことを本当に感謝していたのでしょう。心からの思いはたとえ言葉が通じなくてもこんなにもしっかりと伝わるものなのですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日一般的に『番犬』というと、体の大きな犬を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし不審者に立ち向かう勇敢な犬というのは体の大きさには関係ないようです。ある日の朝、リンダ・クヌースさんの自宅に強盗が侵入しました。その時、時刻は午前6時頃でリンダさんはトイレに行っていました。彼女は強盗が侵入したことに気付いていません。すると次の瞬間…!Some unwanted visitors this morning, just unlocked my three locks on my front door and didn’t notice that my screen door...Posted by Lynda Knuth on Tuesday, May 12, 2020愛犬のマーリーが猛スピードで強盗を追いかけて撃退!防犯カメラの映像を見ると、2人組の強盗はリンダさんの家の玄関の3つの鍵を素早く解錠し、家の中に入っていきます。ところが2人は侵入してわずか6秒後にはマーリーに吠えられて家を飛び出し、必死で逃げる姿が映っていました。強盗は家の前に止めてあった車に乗り込んで逃走したということです。幸いなことにマーリーがすぐに気付いて撃退したおかげで、強盗は何も盗む時間はなかったといいます。MARLEY MY LITTLE HERO OF THE DAY.Posted by Lynda Knuth on Tuesday, May 12, 2020MARLEY MY LITTLE HERO OF THE DAY.Posted by Lynda Knuth on Tuesday, May 12, 2020リンダさんはFacebookに「マーリーはヒーローよ」とつづり、この日の夜はご褒美として豪華なディナーを食べさせてあげたそうです。何も盗まなかったことはもちろんよかったですが、もし強盗が武器を持っていてリンダさんと家の中で鉢合わせていたらと思うとゾッとします。小さな体で勇敢に強盗を撃退したマーリーのお手柄でしたね![文・構成/grape編集部]
2020年06月03日2019年のクリスマスイヴの日、アメリカに住むローレン・バックリーさんはFacebookで「2匹の野良犬が保護された」という投稿を目にしました。2匹はオスとメスの兄妹で、特にメスの犬の健康状態が悪く、全身に疥癬(かいせん)というダニが原因の皮膚感染症を患っていたのです。疥癬は珍しい病気ではありませんが、そのメス犬は全身の皮膚から出血し、目も開けられないほどひどい状態で、ローレンさんいわく「エイリアンのようだった」といいます。Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020この犬を助けてあげなければそう思った彼女はすぐに犬が収容されているシェルターに連絡をして、犬を預かることに決めます。この日から『レイニー』と名付けられた犬に対する必死の看護が始まりました。Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020レイニーがくつろいだ後のソファは彼女の皮膚からの出血で血だらけになったのだとか。それでもローレンさんは彼女を毎日献身的に看護し、愛情を与え続けました。するとレイニーの状態は少しずつ、でも確実に快方に向かい始めます。ローレンさんが写真に記録し続けた、レイニーが変わっていく様子をご覧ください。保護してから10日後Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020保護してから約1か月後Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020保護してから約7週間後Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020保護してから約3か月後Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020そしてレイニーがローレンさんの家にやってきてから約4か月後、ついに健康な体を取り戻した彼女の姿がこちらです。Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 2020Posted by Lauren Buckley on Saturday, April 18, 20204か月前と同じ犬と思えないほど美しくかわいらしい姿になったレイニー。皮膚病が治っていくのと同時に、彼女の顔つきもどんどん穏やかになっていくのが分かります。これもすべて、彼女の命を諦めなかったローレンさんの献身的な看護のおかげですね。2020年4月18日、レイニーは新しい里親のもとに引き取られました。里親のケリーさんはローレンさんの友人なのだそうです。ローレンさんがFacebookに投稿したレイニーのストーリーは、彼女への称賛とレイニーの回復を祝福するコメントであふれています。ローレンさんが世話をすることにならなかったら、レイニーは収容されたシェルターで一生を終えていたかもしれません。レイニーの命を救ってくれたローレンさんに大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日挨拶や愛情表現としてハグをするのが習慣になっている欧米の国では、家族や親しい人と会った時には自然にハグをします。そしてハグで喜びを表現するのは人間だけではないようです。Twitterユーザーのリビー(@libpincher)さんは、父親から届いた写真を見て感動し、周囲にシェアしました。ロージーという名前の黒い犬を散歩させていた男性に、ロージーそっくりの白い犬を連れたカップルが近づいてきたのだそう。すると次の瞬間、2匹の犬たちはお互いを見てこんなリアクションをしたのです。pls look at what my dad sent me this morning I cannot even❣️ pic.twitter.com/QTy5J8uEwZ — (@libpincher) May 19, 2020 海外メディア『The Dodo』によると、白い犬の名前はモンティといって、2匹の飼い主は友人同士なのだそう。実はロージーとモンティは同じ母親から生まれた『きょうだい犬』だったのです!ロージーの飼い主さんいわく、一緒に生まれた6匹の子犬たちの中で、ロージーとモンティはとても仲よしでいつも寄り添っていたのだとか。モンティに里親が決まってから約10か月間、2匹は一度も会っていなかったのですが、この日に偶然再会した瞬間、すぐにお互いのことが分かったのでしょう。2匹は喜びのあまり飛びついて、こんなに幸せそうにハグをしたといいます。この写真には93万件を超える「いいね」がつき、18万回以上リツイートされています。この再会をきっかけに2匹の飼い主はこれからも連絡を取り合うことを約束。新型コロナウイルス感染症の対策のための規制が解除されたら、一緒に散歩に行く予定だということです。早くこの状況が収束して、ロージーとモンティが一緒に遊べる日がやってくるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日子犬を保護しました。北海道に住むMARCY(@marcy_com)さんが投稿したツイートが、意外な結末を生み、話題を呼んでいます。仕事で樺戸郡月形町の国道を車で走っていた投稿者さんは、前方の路側帯に丸くて黒い物体を発見。通りすぎる際に横目で見ると、その物体は動いているように見えたといいます。気になった投稿者さんは路肩に停車して、その物体に近づいてみることに。軍手をはめた状態でその物体を抱きかかえると、それは子犬だったのです。彼はしばらくの間、近くに子犬の親がいないかどうか探しましたが見つかりませんでした。この場所に放置したら車にひかれてしまうだろう。そう思った投稿者さんは子犬を保護することに決めます。彼は子犬を車に乗せて職場に戻り、仕事を終えるとその足で動物病院へ直行。診察の結果、子犬は生後1か月くらいのメスで、少し脱水症状を起こしているものの健康状態に大きな問題はないことが分かりました。投稿者さんの家では猫を飼っているため、とりあえずこの日は子犬を実家に預けることにしました。「子犬を保護しました」から予想外の反響が起こる「もしかして飼い主が見つかるかもしれない」と思った投稿者さんは、Twitterに子犬の写真を投稿し、情報の拡散を呼びかけることにします。【拡散希望】本日14:30頃、月形町の国道275号の路側帯にいた子犬を保護しました。セブンイレブンを札幌方向に向かって少し進んだあたりです。(信号手前)病院に連れていったところ・生後1~2ヶ月・女の子とのこと心当たりのある飼い主の方がいらっしゃいましたら連絡お願いします #保護犬 pic.twitter.com/vp1mkakIO3 — MARCY (@marcy_com) 2020年5月1日 この投稿は拡散され、投稿者さんの元にはたくさんの返信が寄せられました。そしてその多くが「犬じゃなくてキツネではないか?」という声だったのです。投稿者さんは獣医師からキツネといわれなかったことで、初めのうちは犬と信じて疑わなかったといいます。しかし、ご飯を食べて元気になった子犬が鳴き声を上げた時、彼の中に「キツネの可能性があるかも…」という思いが出てきたのだとか。そして翌朝、投稿者さんは再び子犬を連れて病院へ。そこで再度診てもらった結果、犬ではなくキツネだということが判明したのです。野生動物であるキツネをペットとして飼うことはできません。「今すぐ野生に返したところで生きていけないだろう」と思った彼の頭に、道内にあるキツネ専門の動物園『北きつね牧場』が浮かびます。わらをもすがる思いで北きつね牧場に電話をかけて事情を説明すると、子ギツネを快く引き取ってくれることになりました。こうして翌日、子ギツネは無事に北きつね牧場に到着。投稿者さんは子ギツネを『ルナ』と命名し、また会いに来る約束をして帰宅の途につきました。子狐ちゃんを北きつね牧場さんへ引き渡し完了いたしました。月形町で保護したので「ルナ」と命名させていただきました。帰る頃には同じ年頃の子狐ちゃんと一緒になって寝ておりました。この度はご協力いただきありがとうございました機会がありましたらルナに会いに行っていただけると幸いです pic.twitter.com/vgl9iNDlvx — MARCY (@marcy_com) 2020年5月3日 この予想外のハッピーエンドに、たくさんの喜びのコメントが寄せられています。・かわいいキツネちゃんが、北キツネ牧場に引き取られてほんとによかった。・子犬でも子ギツネでもあなたの優しさに変わりありませんね。新型コロナウイルス感染症が収まったら、行きたい観光地がまた1つ増えました!・ワンコじゃなくても小さな命。むやみに失われるよりは保護されたほうがいい。なお検査の結果、キツネなどが感染する寄生虫のエキノコックスにルナは感染していなかったそうです。投稿者さんがルナを見つけた場所は交通量の多い国道だといいます。もし彼が保護しなかったら、ルナは車にひかれていたかもしれません。犬であろうとキツネであろうと、1つの命を守ろうとした投稿者さんの優しさに、多くの人が笑顔になりました。ルナの写真も!『北きつね牧場』の写真集が発売決定ルナも登場する予定のキタキツネ写真集『なまらめんこい!北きつね牧場-こぎつねごっこ(狐狐狐狐)編』が、ウェブサイトにて現在予約受付中です。裏表紙には愛らしいルナの写真が掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね。キタキツネ写真集『なまらめんこい!北きつね牧場-こぎつねごっこ(狐狐狐狐)編』[文・構成/grape編集部]
2020年05月22日言葉は交わせなくても、飼い主にとってペットはかけがえのない存在です。また、ペットにとっても、家族は愛すべき存在なのかもしれません。YouTubeに公開された、ある一家のやり取りが「ほほ笑ましい」と反響を呼んでいます。ベッドを占領するハスキー犬ある日、幼い子供を連れて寝室へやってきた男性。そこには、まるで自分の場所かのようにベッドを陣取る愛犬がいて…。男性がベッドから出るようにうながしますが、愛犬は聞く耳を持ちません。隣で子供が眠ると、親のような眼差しで見守り、時には顔をなめてあやします。最終的には、子供の肩をトントンするかのように前脚を置いて、自身も眠ってしまった愛犬。親子のような1人と1匹の姿に、心が癒されます。こんな優しいベビーシッターがいてくれたら、安心ですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月21日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)感染拡大の影響により、多くのイベントが中止となっており、その影響は犬や猫の保護団体にまで及んでいます。保護した犬猫の譲渡会やイベントは、人が多く集まる『密集』状態になるため、中止に。譲渡費用や寄付金の減少などで、日々の保護活動の継続・運営維持が困難となる団体もあるといいます。フリーアナウンサーで、自らも動物の保護活動に参加している滝川クリステルさんは、この現状を受け、自らのInstagramを通じてある発表をしました。 View this post on Instagram A post shared by 滝川クリステル (@christeltakigawa) on May 18, 2020 at 7:27pm PDTこの度、クリステル・ヴィ・アンサンブル財団で決定しました支援をご報告させていただきます。当財団は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大により、経済的に影響を受ける犬猫の保護団体(対象:各自治体における譲渡登録団体(非営利)、第二種動物取扱業(「譲渡し」業))に対して、1団体あたり20万円(支援金総額は2000万円のため、100団体様までのご支援)を運営維持のための支援として行うことを決定いたしました。 譲渡会やイベント中止に伴う譲渡費用や寄付金の減少等により日々の保護活動の継続・運営維持が困難となり、犬猫のアニマルウェルフェアにも影響が出ることが懸念されます。このような状況を踏まえ、当財団では全国の犬猫の保護団体(対象:各自治体における譲渡登録団体(非営利)、第二種動物取扱業(「譲渡し」業))の皆様から運営維持にかかる費用に対する支援金の申込みを2020年5月18日(月)から5月31日(日)まで受け付けることにいたしました。christeltakigawaーより引用滝川さんは、2011年の東日本大震災で被災し保護されたラブラドールレトリバーを引き取っています。Instagramには、元保護犬の『アリス』との写真が数多く投稿され、過去にはCMでも共演しているほど。 View this post on Instagram 妊婦の私を慮って!?^_^ 代わりに打ち合わせに出ているつもりのアリス笑 #頼りになる相棒#元保護犬 A post shared by 滝川クリステル (@christeltakigawa) on Sep 17, 2019 at 6:04am PDT悲しいことに、世の中には、人間の都合で捨てられる動物たちが後を絶ちません。運よく保護されたとしても、すぐには引き取り手が見つからず、いまも多くの犬や猫が新たな家族を待ち続けています。しかし、今回のコロナウイルスの影響により、その機会が失われているだけでなく、団体そのものの存続すら危うい状態に。滝川さんのように発信力がある人が伝えたことで、多くの人に保護団体の現状を理解してもらうきっかけになったはずです。投稿には、多くの感謝の声も寄せられています。【ネットの声】・クリステルさん、いつも動物のためにありがとうございます!・かわいい犬や猫ため、支援がいっぱい届くといいですね。私も検討してみます。・素敵な活動、感謝いたします。ありがとうございます。滝川さんの支援をきっかけに、新たな家族を待つ犬や猫の環境に注目が集まること、そして1匹でも多くの命が救われることが望まれます。そして私たちもまた、自分たちにできることから一つずつ、支援の輪を広げていきたいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月20日女子のタイプを動物になぞらえて「犬系」や「猫系」などと表現することもありますよね。犬っぽい雰囲気がある「犬系女子」から、かわいすぎるLINEが届くと、思わずきゅんとする男子も少なくないよう。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなかわいいLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:喜怒哀楽がコロコロ変わって…「僕の彼女は、付き合ってから気づいたんですが、まるで子犬みたいな女子でした。無邪気なところがかわいいんですけど、LINEでもその無邪気さが出ているんです。喜怒哀楽をストレートに出すので、さっきまで笑顔の絵文字を送っていたと思いきや、いきなり拗ねたりして、ホントに犬みたい!カップルのLINEって、慣れてくると単調になりがちですが、彼女が無邪気に感情表現してくれるので、交際1年を過ぎてもまったくLINEに飽きてないです」(34歳男性/音楽関係)犬系女子は、喜怒哀楽を出しやすいと言われています。無邪気にテンションが変わる様子にキュンキュンする男子も!素直に感情を表現する女子を「かわいい」と思う男子も多いので、ぜひ狙ってみて!2:人懐っこい様子で…「今、いい雰囲気になっている女子は、出会って間もないのに、人懐っこいLINEを送ってくれるんです。いわゆる犬系女子って感じですね。彼女とは合コンで知り合ったんですけど、『軽く見られたくない』という理由で、ガードを固くする人も多いと思うんですよ。だけど、その子は最初のLINEから人懐っこくて『もっと話したかったー!』とか『またご飯いこー!』とか、ノリがいいんです。今では、その子とのLINEが楽しみになっています」(32歳男性/医療系)女性に警戒されていると分かるLINEを見て、寂しい気持ちになる男性は多いようです。それだけに、犬系女子の人懐っこさを感じるLINEには、ほっこりしやすいかもしれませんね。3:どうでもいいクイズを…「元カノは、喜怒哀楽が激しくて寂しがりや。典型的な犬系女子でしたね。僕にかまってほしくなると、LINEでクイズを送ってきて、僕の気を引こうとするんです。『今日のランチは何を食べたでしょう?』とか『私は、もうお風呂に入ったでしょうか?それとも、まだ入ってないでしょうか?』など、どうでもいい内容だったんですけど、そういうLINEに癒されてましたね。結局、僕の仕事が忙しくて振られちゃったんですけど……。LINEがかわいかったなぁと、今でもたまに思い出します」(35歳男性/マスコミ)かまってほしがりな犬系女子のLINEに、キュンキュンしてしまう男性も多いようです。しつこくならない程度に送ってみてもいいかも!以上、“犬系女子が送る胸キュンLINE”をご紹介しました。彼女たちのLINEには、モテに必要なヒントがたくさん隠れていましたね。普段とはちょっと異なるキャラでモテを狙ってみたいときは、ぜひトライしてみて!©Luis Alvarez/gettyimages©metamorworks/gettyimages
2020年05月15日マレーシアに住むライオネルさんという男性が食料品を買いに出かけた時のことです。買い物を終えて店を出た彼は、小さな犬が目の前の車道を走り回っているのを目にします。そばを走っている車やオートバイは犬に向かってクラクションを鳴らしていたのだとか。その様子を見たライオネルさんは、犬が車に轢かれそうになるたびに冷や冷やしていました。彼は急いで車に乗り込んで犬を追いかけ、犬に近づいたところで道路の端に停車して車から降りました。その時、車道の真ん中にいた犬はライオネルさんに気付いて彼のほうに歩いてきます。ライオネルさんは下手に近付いて犬が再び車道へ飛び出すことを恐れて、その場でじっとしていました。それから約10分間見つめ合った後、ついに犬が彼のほうに歩み寄ってきたのです。Note on her rubber band collarPosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020Note on her rubber band collarPosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020犬の首輪には手紙が付いていました。ライオネルさんは「飼い主の連絡先が書いてありますように」と思いながら手紙を読むことにします。しかしそこに書かれていたのは彼の願いとは逆の内容でした。The notePosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020The notePosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020こんにちは!私の名前はシギーです。私はあなたが出会った犬の中でもっとも愛情にあふれて思いやりのある犬よ!私の飼い主はもう私の世話ができなくなったので、ここに私を置いていきました。私も彼もそのことをとても残念に思っています。お願いです、私をあなたの家に連れて帰ってください。お願いです、私をあなたの家族の一員にしてください。お願いです、私を愛してください。私は今年で5歳になるゴールデンドゥードルです。避妊手術はしていません。私はとてもいい子です。誰かに噛みついたことは一度もありません!私はいい番犬になります。1日中玄関に座って、誰かが来たらあなたにやめろといわれるまで吠え続けます。もし私がよく知っている人なら、芸もできます!あなたが私を受け入れてくれることを願います。Lionel Keith Vytialingamーより引用(和訳)I knew she was gonna be okPosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020I knew she was gonna be okPosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020手紙を読んだライオネルさんはいろいろな感情が込み上げて、思わず泣き出してしまったのだそう。そして彼はシギーを車に乗せて家に連れて帰りました。Cautious for about an hour upon reaching homePosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020Cautious for about an hour upon reaching homePosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020Safe part 2Posted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020Safe part 2Posted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020ライオネルさんの家に着いた後、シギーはまだ彼のことを警戒していました。しかし1時間もすると心を開いてくれて、彼に近付いてきたといいます。ライオネルさんはシギーに食事をあげて、お風呂で体を洗ってあげて、彼女のために居心地のいいベッドを作ってあげました。翌朝には、シギーはすっかりリラックスした様子を見せたそうです。She thinks i really need a new car lolPosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020She thinks i really need a new car lolPosted by Lionel Keith Vytialingam on Monday, March 30, 2020ライオネルさんは次の日、シギーに里親が決まったことを報告。新型コロナウイルス感染症対策のための活動制限令が終わったら、彼の兄弟が引き取ることになりました。それまでは彼がシギーの世話をするということです。ライオネルさんはFacebookにこうつづっています。これからペットを飼おうと思っている人、またすでに飼っている人に思い出してもらいたい。・最後まで責任をもつ覚悟が出来ていないなら、飼わないで。・その責任があなたの気まぐれや都合によって左右されないという覚悟でないなら、飼わないで。・もしあなたが最善を尽くす覚悟ができていて、それでも世話ができない事情ができた場合は、どうかどうかどうかペットを道路に放棄しないで。助けを求めてくれ。インターネットを使うとか、友達に電話するとか、声をあげてくれ。Lionel Keith Vytialingamーより引用(和訳)Posted by Lionel Keith Vytialingam on Saturday, April 4, 2020Posted by Lionel Keith Vytialingam on Saturday, April 4, 2020Posted by Lionel Keith Vytialingam on Wednesday, April 15, 2020Posted by Lionel Keith Vytialingam on Wednesday, April 15, 2020ライオネルさんの投稿には「悲しくなった」「助けてくれてありがとう」など1千件以上のコメントが寄せられています。シギーの首に付いていた手紙は同情を誘いますが、飼い主が彼女を捨てたという行為は許されることではありません。もしライオネルさんに保護されなかったら、交通量の多い道路でシギーはどうなっていたか分からないでしょう。命ある動物を家族に迎えると決めたら、最後の瞬間まで責任を持って世話をする…ペットを飼うすべての人が心がけるべきことですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月15日2020年4月、アメリカ・アラバマ州の動物保護シェルターで働くデジレー・ミラクル・ワイルダーさんは、Facebookに1匹の保護犬の動画を投稿しました。映っているのはデジレーさんの手を必死でつかもうとするオス犬、『スペック』。掃除を終えてその場を離れようとした彼女にスペックは「行かないで。僕の手を握って」というようにすがりついているのです。Posted by Desiray Miracle-Wilder on Thursday, April 2, 2020スペックは2018年10月からずっと、このシェルターで家族との出会いを待ち続けていたのだそう。そして2020年4月についに里親が決まりかけたのですが、新型コロナウイルス感染症の影響で話はなくなってしまったのです。ATTENTION: Everyone who has added me on Facebook due to Specks video please add the Bullock County Humane Society so I...Posted by Desiray Miracle-Wilder on Sunday, April 5, 2020それからスペックはアラバマ州からニューヨーク州まで移動し、新しい家族となったダニエルさんや先住犬と初対面。いまではスペックが手を握って欲しい時にはいつでも、ダニエルさんが彼の手をしっかり握ってくれています。Posted by Bullock County Humane Society on Sunday, March 22, 2020Posted by Danielle Filbeck on Sunday, April 19, 2020Posted by Danielle Filbeck on Sunday, April 19, 2020ついにスペックに家族ができたことが施設のFacebookなどに投稿されると、「本当によかった」という祝福のコメントがたくさん寄せられました。なぜこんなに人懐っこくて愛らしい犬に長い間里親が決まらなかったのかが不思議ですが、海外メディア『The Dodo』によると彼の顔に傷跡があるのだそう。恐らくそれが理由なのではないかということです。1年半も待ち続けてやっと自分の家族ができたスペック。これからはダニエルさんからたっぷりの愛情をもらって幸せに暮らしていけることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月13日世界では新型コロナウイルス感染症の防止対策として外出自粛を余儀なくされている国が多くあります。そんな中、飼い主さんと一緒に外出自粛生活を満喫している1匹の犬がいました。ジャーマン・シェパードのアニヤは飼い主さんと遊ぶのが大好き。犬の遊びといえばボールを取ってきたり、飼い主さんにじゃれついたりというイメージがありますが、アニヤの遊びはそれらとは一線を画すものです。アニヤが飼い主さんと遊んでいる様子がこちら! この投稿をInstagramで見る ANYA(@anyathegsd)がシェアした投稿 - 2020年 3月月31日午後1時05分PDTなんとアニヤはジェンガができるのです!順番を守りながら、上手にジェンガを抜いていくアニヤ。なんという賢い犬なのでしょうか!これだけではありません。アニヤは『〇×(まるばつ)ゲーム』やトランプ遊びもできます。 この投稿をInstagramで見る ANYA(@anyathegsd)がシェアした投稿 - 2020年 4月月11日午後12時58分PDT この投稿をInstagramで見る ANYA(@anyathegsd)がシェアした投稿 - 2020年 4月月22日午前6時01分PDTアニヤは遊び相手になってくれるだけではありません。家の中で誰かがくしゃみをすると、ティッシュを持ってきてくれます! この投稿をInstagramで見る ANYA(@anyathegsd)がシェアした投稿 - 2020年 3月月10日午前6時10分PDTさらにアニヤは冷蔵庫から冷たいビールも取ってきてくれるのです。まさに至れり尽くせり! この投稿をInstagramで見る ANYA(@anyathegsd)がシェアした投稿 - 2020年 3月月15日午後12時59分PDT動画に対し、アニヤを絶賛するコメントがたくさん寄せられています。・アニヤは私よりジェンガがうまい!・この犬は天才だ。賢すぎる。・アニヤがだんだん人間に見えてきた。アニヤのInstagramにはほかにもゲームで遊んだり、洗濯や掃除を手伝ったりする動画が投稿されていて、彼女の賢さに驚かされます。こんなに素敵な犬がいたら、1人で家にこもっていても退屈するヒマなんてなさそうですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月06日カナダに住むアラナ・ロレインさんは時々、愛犬のレキシーを犬専用のデイケアに連れて行きます。『ドギー・デイケア』は犬たちがほかの犬と一緒に楽しく遊んだりできる施設です。海外メディア『The Dodo』によると、ある日レキシーを連れてデイケアを訪れたアラナさんは、黒いメス犬に目が留まったのだそう。ルビーという名前のその犬は、なぜかほかの犬を自分の手でなでていたのです。別の日にもまたルビーがほかの犬をなでているのを見たアラナさんは「かわいいな」と思い、その様子を撮影することにします。そしてルビーの『なでなで』を見かけるたびに撮影し、それを1本の動画に編集してTikTokに投稿したところ、多くの人たちに拡散したのです。@alanahlorraineruby always trying to make friends!! ##foryou ##fyp ##foryoupage ##dogsoftiktok ##tiktokdogs ##dogdaycare♬ You’ve Got a Friend In Me - Cavetownなでられてる犬たちはやや困惑している様子。でもどうやらルビーはこうして友達になろうとしているみたいです。動画にはたくさんのコメントが寄せられています。・ルビーはみんなを愛そうとしているのよ!・笑いが止まらない!天使のような犬だわ。・このビデオ、何回見ても飽きない。ルビーの飼い主も愛犬が有名になったことを大喜び!さっそくルビーのInstagramアカウントを作ったようです。ルビーになでられている犬たちの中に激しく抵抗する子はいない様子。みんなルビーが仲よくなりたがっているのが分かるのでしょう。愛情表現の仕方はそれぞれ違うもの。これからもルビーはこの方法でたくさんの友達を作っていってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月01日2019年10月、アメリカ・アリゾナ州で路上にいたメスのチワワがマリコパ郡の保健所に保護されました。その犬は健康状態が非常に悪かったため、安楽死リストに載せられてしまいます。しかしその犬を助けてあげたいと思った職員が、犬の動画を投稿し、協力を呼びかけます。すると、その投稿が地元の非営利動物保護団体『スカイ・サンクチュアリ・レスキュー』を運営するケイトリンさんとエリーさんの目に留まったのです。2人はその犬を引き取ることに決め、すぐに保健所に向かいました。まるでミイラのような外見のチワワケイトリンさんとエリーさんは初めて犬を見た時、想像していたよりずっとひどい健康状態に言葉を失いました。犬は皮膚病によって全身の毛が抜け落ち、口から歯が突き出し、目は濁っていました。皮膚にできたかさぶたの上からでも骨の形が分かるほど痩せていて、体は悪臭を放っていたといいます。Posted by Sky Sanctuary Rescue on Sunday, November 3, 2019Posted by Sky Sanctuary Rescue on Sunday, November 3, 2019ケイトリンさんたちはそのまま急いで犬を動物病院へ連れて行きました。病院へ向かう途中、2人は犬に『ブロンディ』という名前を付けてあげます。この名前には「いつか健康になって、ブロンドカラーの美しい毛をまとった犬になるように」という願いが込められていました。Posted by Sky Sanctuary Rescue on Wednesday, November 20, 2019診断の結果、ブロンディの皮膚の下にダニがいて、疥癬(かいせん)という皮膚病を患っていることが判明。また乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)と貧血症などいくつかの病気と、さらにアゴや背中、脚にも外科的な異常があることが分かりました。この日は医師から薬を処方されて、ケイトリンさんはブロンディを自宅に連れて帰り、お風呂に入れてゆっくりと休ませてあげました。Every time I look at Blondie, I am filled with very mixed emotions. I am trying to fight the rage and disappointment in...Posted by Sky Sanctuary Rescue on Tuesday, November 5, 2019体も心も少しずつ元気にブロンディが傷ついているのは体だけではありませんでした。彼女は人に対して極度に怯えて、当初、ケイトリンさんたちにもなかなか心を開かなかったといいます。2人は時間をかけてブロンディの信頼を得ようとしました。そんな思いが伝わったのか、彼女は保護されてから2日目にはケイトリンさんの手から直接食べ物を食べたのだとか。そして保護されてから約20日後、ブロンディは初めて尻尾を振ってくれたということです。Yesterday morning, Blondie and I went to our first appointment with Andrea Sobotka-Hanson. Andrea specializes in...Posted by Sky Sanctuary Rescue on Friday, November 22, 2019皮膚病の改善のためにケイトリンさんはブロンディをお風呂に入れて全身にココナッツオイルを塗るなど、献身的に看護し続けました。彼女の家の先住犬たちとも仲よくなったブロンディは心身ともに少しずつ、でも確実に元気になっているといいます。Blondie is getting all the love from her big sisters this morning ✨ Though she did give me quite the scare a few...Posted by Sky Sanctuary Rescue on Thursday, December 5, 2019そして2020年4月現在のブロンディがこちらです。Just another day in paradise This little dog never ceases to amaze me. It was another week of first for our beloved...Posted by Sky Sanctuary Rescue on Saturday, April 25, 2020So happy I could cry! I just heard from Dr. Lockwood from Dermatology for Animals. This little ones recent culture came...Posted by Sky Sanctuary Rescue on Monday, April 20, 2020穏やかな表情は保護された時と比べてまるで別の犬のよう。皮膚病も治ってきて再び毛も生えてきました。実はブロンディの毛の色はブロンドではなく茶色だったそうです。でも今でも彼女は『ブロンディ』という美しい名前で呼ばれています。ケイトリンさんたちのおかげで『愛される喜び』を知ったブロンディが、これからずっと幸せに過ごしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日海外の掲示板『Reddit』に投稿された動画が、多くの人を笑顔にしています。KattooKingさんは『マックス』という名前の保護犬のフォスターになりました。【フォスター】正式な飼い主が決まるまで一時的に世話をすること。マックスは自分の体を触られることをとても怖がっていたのだそう。ところが投稿者さんがマックスを引き取ってから3日目のことです。ソファに座る投稿者さんのそばにやってきたマックスが…。My foster dog, Max, is too scared to let me touch him but makes sure I’m taken care of. from r/aww投稿者さんの足に一生懸命に毛布をかけてあげようとするマックス。なんて優しい犬なのでしょう。この動画を見た人たちからはたくさんのコメントが寄せられています。・「毛布をかけて風邪ひかないように!」といっているのかな。・すごく興味深い行動だね!親切な犬だ。・こんなに優しい犬は初めて見たわ。また、コメント欄には「マックスの里親になりたい」という人たちからの問い合わせも寄せられています。投稿者さんによると、マックスは体を触らせてはくれますが、とても怖がるのだそうです。そのため、投稿者さんはマックスの信頼を得るために、焦らず少しずつ距離を縮めるようにしているといいます。そんな投稿者さんの愛情を感じたマックスはきっと、「自分の体を触られるのは怖くても、あなたのことは好きだ」ということを伝えたかったのでしょう。My foster schnauzer Max decided to check out my gnomes today. He meets some possible new families this weekend! from r/schnauzersなお2日後の投稿には「今週末にマックスは里親希望者と会う予定」と書かれていました。こんなに心優しい犬を家族として迎える人は幸せですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月13日専門家に質問!悩みをシェア!オンライン保護者会を実施子どもと親のみで家の中で過ごしていると、不安な気持ちになったり、不安定になっている子どもをどうサポートしていいか分からない…と感じている皆さまも多いと思います。先日LITALICO発達ナビがユーザー向けに行ったアンケートでも、子どもが不安定だという回答に続き、保護者自身もストレスを感じているという声が多くありました。Upload By 発達ナビニュース寄せられた声の中には、次のようなものもありました。「気持ちのバランスを崩し、特に寝付きが悪い。一日に何度も突然のハイテンションと突然の沈黙を繰り返したり、ADHDの困り事が急増。慣れたと思っていた社会性が必要な場への緊張感が増してしまい、自傷行為が目立つ」「課題を親が管理しなければならない。あれこれやれと言えばキレたりして物に当たる。本人もどう手をつけて良いか分からなくなっている」「兄・姉・妹トラブル。常に衝突をする。3人共に発達障害がありトラブルの連続」「暴れないかヒヤヒヤ。服薬させお腹を満たしあまり強く言わない」など、休校措置が続く中、家の中で精神的にもぎりぎりの状態で過ごしている様子が見受けられます。そこで、希望される保護者さま向けに、オンラインの保護者会を実施いたします。1回45~50分程度の開催です。臨床心理の専門家が皆さまのお悩みにこたえ、発達ナビ編集長・牟田がファシリテーターをつとめます。各回10~15名程度で行う予定です。オンライン保護者会は次のような流れで行います。なお、保護者会にはZOOMを使用いたしますので、ZOOMアプリのインストールが必要となります。1、オンライン保護者会希望フォームに入力参加希望の日程、質問したい内容、お名前、ご連絡のとれるメールアドレス等必要な情報をご入力いただきます。なお、ご質問いただいた内容について事前に専門家が確認をさせていただきます。2、ご参加いただける日程とZOOMミーティングのURLをメールでご連絡いたします。3、指定の日時になったら、アプリからミーティングにアクセスし、ご参加いただきます。他の保護者の皆さまも参加しているグループ形式のミーティングです。※ご希望多数の場合はすぐのご案内が難しい場合がございます。※開催日程は平日日中となります。※2020年3月16日~4月5日の間の開催予定となります。応募者多数の場合途中で締め切る場合があります。※ご利用方法はご参加者に事前にご案内予定です保護者アンケートで「心配ごと」1位は「子どもの学びの機会の喪失」先日実施した、発達ナビユーザーへのアンケート。その中で聞いた「心配なこと」の1位は、「子どもの学習機会が大きく減ること」でした。Upload By 発達ナビニュース発達ナビでは、放課後等デイや児童発達支援事業所などに向けて、研修・教材サービスの提供を行っています。すべて専門家監修の特別支援教材です。今回、このサービスの一部を急遽長時間開所に対応することとなった全国の事業所向けに開放することとなりました。そしてさらに、保護者の皆さま向けにも、その一部を無料でご利用いただけるようにします。ご利用いただけるのは次のカテゴリーの教材です。「3歳〜小学校低学年まで楽しめる難易度別の楽しい工作」「かず、ひらがなの楽しいプリント」「ソーシャルスキルサポートのアイテム」<参考>【無料提供】全国の児発・放デイ・学童を応援! 発達ナビの研修教材サービスを一部無料提供ご利用を希望される保護者の皆さまは、申し込みフォームへアクセスしてください。お申込みいただいた方専用のサイトから、必要な教材をダウンロードしてご使用いただくことができます。Upload By 発達ナビニュース施設向け研修教材サービスの一部無料開放についてはコチラ
2020年03月11日約2か月前の9月19日、わが家に子犬の家族が増えました。犬を飼うにあたり、"命を育てること"を子ども達と考え、約束事を決めました。犬を飼うことになった経緯東京にいたころから、ずっと動物を飼いたがっていた次女。「クリスマスには馬がほしい」と言っていたこともあるくらい、動物好き。さすがにサンタさんは馬を連れて来てはくれなかったですが(笑)。東京から地方に移住して、集合住宅から住環境が一戸建てになり、また子ども達も生活に慣れたところで、「犬を飼うという経験(命を育てる)をさせるなら、今しかないかもしれない」と思い、今年になってからペットの里親募集サイトなどをチェックし始めていました。「犬を飼うということ」家族で決めたこと「犬を飼う=命を育てる」。これは当たり前のことなのですが、子ども達は大人ほど深くは考えていません。これまで保護犬の話などはしてきましたが、本当に伝わっているのか定かではありませんでした。そんなときにタイミングよく、毎月購読している子どもの学習雑誌に、“犬”についての特集記事を見つけました。それを読み改めて話合いをして、犬を飼う上での約束事を決めることにしました。・犬もひとつの命、途中で育てることをやめることはできないこと・うんちやおしっこの世話、エサやりと散歩も毎日すること・かわいい赤ちゃんの時期は半年くらい。あっという間に成犬になること・犬の寿命は10~15年、自分たちが生きている間に犬の死を迎えるだろうこと・わが家はペットショップで犬を買うのではなく、保護犬をもらってくること・世話を人に押しつけず、みんなで世話をすること保健所に引き取りに里親募集サイトをチェックし続けていましたが、なかなか引き取るタイミングが合いません。このままだと、飼うタイミングを失ってしまうかもと思ったその日に、里親募集サイトにリンクされていた保健所の保護動物のページを見つけました。昨日保護されたばかりの、母犬と子犬の写真。「これはもう引き取りに行かないと」と、子ども達が帰宅してからすぐに保健所に向かうことにしました。電話をかけたときに、「どの子がいいですか? 決まっていますか?」と聞かれていたのですが、保健所に着いて犬に対面する前にも同じ事を聞かれました。「決めていません」と私。私の心の声は「決められません」でした。5匹いた子犬、その中から1匹に決めるという行為が、命の選択をするようでできなかったのです。保健所の保護施設は、想像していたよりもハードでした。4~5区画くらいに仕切られた部屋は、冷たいコンクリート張り。寒々しいこの部屋に連れてこられたら、きっとほとんどの動物が何かを察するだろうと思う空気感。ここで働く職員さんの仕事も、辛い仕事だなと思いました。保健所のサイトで見た母犬と子犬、毛が抜けやせ細った母犬と一瞬目が合い、ドキッとしました。柵を開くと子犬たちがこちらにヨチヨチ歩いてきます。その中から子ども達が子犬を選び、職員さんが連れ出してくれました。その際、母犬はまったく抵抗せず、こちらに背中を向け部屋の角っこに頭を押し込んでじっとしていました。こちらを振り返ろうともしなかった母犬の後姿に、私は胸が締めつけられ、涙が出そうになりました(実は帰りの車で母犬の姿を思い出して、泣きながら運転して家に帰りました…)。「しっかり育てるからね」と小さな声で伝え、その場を離れました。人間の身勝手さや命の重みを知るきっかけに野犬なので病気を持っているかもしれないこと、治療費などももちろん自己負担。もしかすると弱い子犬で死んでしまうかもしれないこと、返すことはできないこと、一生面倒をみることという約束をし、サインをして引き取りが完了。実は前日にもペットショップで犬を見ていた私たち。「犬がほしくて買ったけれど、育てられなくなって捨てられることがあるんだって」、「流行の犬は多く繁殖し、流行が終わってしまうと価値が下がるらしいよ」というリアルな話を子ども達にしながら、ペットを見て回りました。そのときに、大きくなるにつれ犬の値段が下がってしまうという「モノとしての扱いを受けている現実」、捨てられたら野犬になってしまうということ、そして野犬として捕まったら殺処分という厳しい現実も改めて話しました。犬を飼おうと決めてから知ることになった現実に、改めて私達人間の身勝手さや、命の重みを考えさせられた1か月間でした。2か月経った今シャンプーも大変な仕事案の定、わが家が譲り受けた犬は身体が弱く、ダニの媒介による貧血という状態でした。最初の1か月は週1ペースで動物病院に通うこととなったのですが、明るく優しい動物病院の先生の対応に、ものすごく勇気づけられました。子犬に毎日薬を飲ませ、時々注射を打って体調も回復。今では元気になり、すくすく育っています。子ども達は私が思っていたよりも真面目にお世話をしています。「お母さんになったら赤ちゃんのオムツを替えなきゃいけないんでしょ? うんちを触るのがイヤだな」と言っていたのが、子犬のうんちとおしっこもイヤがらずにお世話している姿に感心しています。一番犬を飼いたがっていた次女は、動物病院にも必ず同行。私ひとりで行けるところですが、そこもあえて一緒に行くように心がけています。そして彼女は犬が収容されていた、保健所の牢屋のような施設が今でも忘れられないと言います。以前、犬の殺処分についてテレビ番組で見たのを鮮明に覚えていて、「あの場所は動物にとっては地獄だよね」と次女。「保護された動物に新たな飼い主が見つかればそうはならないだろうし、ペットを捨てる人がいなければ悲しい思いをしなくてもすむはずなのにね」と、以前よりも状況が分かるようになったようです。引き取ってすぐの頃は私自身が、「あれだけ考えて決めたはずなのに本当に育てられるのか?」と不安になったこともありました。それから2か月余り、葛藤で頭が混乱していた私も、今は家族の一員になり安心してのびのびしている子犬を見ながら、育てる自信がついてきたところ。現在はしつけに四苦八苦。犬を育てるのも子育てと同様、難しさを実感しています。子ども達もペットを育てる一員として新たにペットを迎える際は、まず家族でしっかりと話し合うことが大切。子どもとペットショップに行ったり、本やサイトで調べたりして、事前にプラスとマイナス両方の情報を得て家族全員で共有することが重要です。そしてすべてを大人が進めてしまうのではなく、子ども達もペットを育てる一員として大人と同じような責任の意識を持たせることが必要だと思いました。わが家はペットを迎えてからも、子どもと一緒に病院に行ったり、エサやペットシーツなどを買いに行くようにしています。ペットはかわいいだけではない、日々のお世話と責任ついてまわるので、そこも子どもたちに感じてもらえるよう努めているところです。「元気になってよかったね」と声をかけるたびに、子犬を引き取ってきた日のこと、弱々しかった姿を思い出します。そこを思い出し、子どもたちと共有できているからこそ、お世話が面倒くさい日があっても、しつけが大変であっても、「しっかり育てなきゃいけない」「きちんとお世話をしなければいけない」と、家族全員がスタートに戻れるのかなと思います。動物を飼うことは、“命”を預かり、育てること。そこを忘れることなく、これからも子どもたちと一緒に育てていきたいと思います。<文・写真:ライター林未香>
2019年11月29日2週間ほど前、カナダのオンタリオ州チャタム・ケントの道路脇で動物保護団体「Pet and Wildlife Rescue」が一匹の野良犬を保護した。極寒の中で震える犬を抱き上げてみると、彼女はお腹の下に5匹の子猫をかくまっていたという。保護施設の新しい住民となったこの心優しい犬はセレニティと名付けられた。もちろん、彼女に命を救われた子猫も共に保護され、早々に里親のもとへ引き取られていった。セレニティにも里親を希望する家庭からの問い合わせが殺到しているようだ。「Pet and Wildlife Rescue」はFacebookで、希望者に向けたセレニティについての説明を、彼女の“自己紹介”という体裁で投稿している。「こんなにたくさんの人が、あんまりよく知らない私の里親の申し出をしてくれるなんてビックリ!私がかわいいというのは間違いないけれど、最適なお家を見つけられるように、私自身についてお話ししますね。私は言うまでもなく猫が好きなので、猫がいるお家に行くのは問題ありません。2歳くらいなので、幼児並みの元気があります。外で走り回るのが大好きです。でも、ちょっとはしゃぎすぎちゃうので、シェルターの人たちにマナーを教えてもらっています」コメント欄は、「なんてすばらしい犬!最高のお家が見つかりますように」など、セレニティの幸せを願う人々の言葉であふれている。セレニティは12月3日に避妊手術を受けた後、本格的な里親選定の手続きに入るという。
2019年11月28日秋田犬にフォーカスした写真展「秋田犬のおやこ 酒巻洋子写真展in秋田犬の里」が、2019年11月2日(土)から12月29日(日)まで、秋田・大館市観光交流施設にて開催される。秋田犬は、ピンと立った三角の耳に、くるんと丸まった尻尾が特徴の秋田県原産の日本犬。「忠犬ハチ公」のエピソードで知られているほか、プーチン大統領やフィギュアスケーターのザギトワ選手に贈られたことでも話題を集めた犬種だ。今回そんな秋田犬をフィルムに収めたのは、フランス在住の編集ライター&カメラマンの酒巻洋子。2018年に仏・ノルマンディー地方で生まれた秋田犬の子犬の姿をまとめた写真集「秋田犬のおやこ」の刊行を記念して、写真集内の26点を展示する。写真からこちらを見つめるのは、“もふもふ”な毛並みがキュートな4匹の子犬たち。あくびをしたり、きょとんとした表情をしてみたりと、自然体の愛くるしい表情を楽しむことができる。なお期間中は、同写真集に加え、2020年度版カレンダー「むくむくもふもふ秋田犬カレンダー2020」も販売される。【詳細】「秋田犬のおやこ 酒巻洋子写真展in秋田犬の里」期間:2019年11月2日(土)~12月29日(日)9:00~17:00場所:大館市観光交流施設「秋田犬の里」イベントコーナー住所:秋田県大館市御成町1丁目13番地1号料金:入場無料■関連情報・「秋田犬のおやこ」1,300円+税・「むくむくもふもふ 秋田犬 カレンダー 2020」1,000円+税
2019年11月02日