7月の参院選で当選した新人議員らが続々と初登院した8月3日召集の臨時国会。NHK党の“ガーシー”こと東谷義和議員(50)が欠席し物議を醸したいっぽう、一目置かれた議員が。それは、れいわ新選組の山本太郎代表(47)だ。山本氏は今年4月に衆院議員を辞職し、参院選に出馬する意向を表明。7月の参院選では東京選挙区から立候補し、定員6名のなかに滑り込んだ。同日の午前8時に国会正門が開くと、同じく同党から初当選した水道橋博士議員(59)と姿を現した山本氏。報道陣に囲まれ、「政治と旧統一教会の関係をどう思われますか?」と問われると、こう言明したのだ。「はっきり言えば、ここ(旧統一教会)と距離を置かない政治なんてあり得ないわけです」続けて、「これだけの多くの被害者を生み出して、逆に言えば、この国に生きる人々から搾り取ったお金、かすめとったお金、だまして奪い取ったお金を、韓国側にも流されているわけですよね。こういうことはあり得ないと思います」とコメント。そして、「旧統一教会と呼ばれるものとの関わりをいまだに切れないと言われているような政治家には退場していただくしかないと思っています」と強く批判したのだった。安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、政治家と旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の親密な関係が取り沙汰されている。旧統一教会は、昭和の末から霊感商法や多額な献金被害が社会問題とされてきた。「関わりのある議員が最も多いのは自民党です。例を挙げると、安倍元首相の実弟である岸信夫防衛相(63)は、旧統一教会の関係者から選挙で支援を受けていました。末松信介文部科学相(66)は、教団関係者が’20年から’21年にかけて政治資金パーティー券を購入したことを明らかに。石破茂元幹事長(65)も3日放送のテレビ番組で、’17年に教団関連企業の元社長から献金10万円を受け取ったと明かしました。教団との関わりは、与党だけでなく野党にも及んでいます。大阪維新の会では所属議員ら16名が教団関連団体のイベントに出席したという調査結果を発表。立憲民主党も、議員8名が教団関連団体の会合に祝電を送るなど接点を持っていたと明らかにしました」(全国紙記者)次々と明かされる旧統一教会と政治家たちの関わりを一刀両断した山本代表に、ネット上では《全くその通り》《よくぞ言ってくれた》と賛同の声が相次いでいる。さらには、山本代表の“アンチ”からも支持を得ているのだ。《自分は山本太郎の政策方針は支持しないけど「統一教会との関係切れない政治家は退場を」これはその通りだろう》《山本君は嫌いだけど、統一教会と関係のあった議員の辞職には賛成です》《山本太郎は好きじゃないけど、正論だと思う》「山本代表は政治家に転身して以降、しばしば言動が物議を醸してきました。’15年には安倍元首相の問責決議案採決の際に、喪服姿で参院本会議に出席。数珠を持ち、手を合わせるなどの仕草をして厳重注意されました。昨年も、自民党の麻生太郎副総裁(81)が“不況の原因を作った”として、『万死に値する』と発言。ネット上で、『言い過ぎだ』などと批判の声が上がりました。過激な言動から“アンチ”も多い山本代表ですが、旧統一教会と政治家の癒着を追求する姿勢には期待が寄せられているのでしょう」(前出・全国紙記者)初日から熱弁を振るった山本代表だが、これを皮切りに“れいわ旋風”を巻き起こすことができるだろうか。
2022年08月05日8月3日召集の臨時国会を欠席したNHK党の“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。同日の臨時国会が初登院となるはずだったが、姿を現さなかったため物議を醸している。「滞在先のドバイからオンラインで選挙活動を行ったガーシー氏ですが、当選直後から帰国しない意向を示していました。帰国しない理由について、同党の立花孝志党首は“ガーシーが警察から詐欺容疑などで不当逮捕されることを恐れている”などと説明していました」(全国紙記者)臨時国会の召集日が近づくにつれて、帰国しない見込みが濃厚となったガーシー氏。立花党首は7月29日の記者会見で、ガーシー氏の海外渡航届と臨時国会の欠席届を提出したことを明らかにした。しかしながら、参院議院運営委員会の理事会は2日、全会一致でガーシー氏の海外渡航届を承認しないことを決定。報道によると、ガーシー氏は渡航理由として「政治経済事情調査」と挙げたとのこと。しかし、理事会からは「届けに帰国日が記載されていない」「納得がいく理由がない」と、説明不足を指摘されたという。この決定を受けて、ガーシー氏は臨時国会を欠席した同日にInstagramを更新。理事会による決定に対して、こう息巻いたのだ。《お前らに参議院議員にしてもらった訳でもないのに偉そーにすなオレの議員としての存続を決めれるのは、票を入れてくれた支持者だけや居眠りこいてるジジイやゴルフや飲み過ぎで議会欠席してるジジイ、パパ活不倫してる奴らに言われる筋合いはない》さらに、《ジタバタせんとオレの攻撃を待っとけ、な?政界に嵐を吹き込んだるから。当選された皆様初登院おめでとうございます!いつかオレが初登院したあかつきには、クラッカー鳴らす用意しとってくださいw》とも“挑発”したのだ。強気な姿勢を緩めることのないガーシー氏だが、当選直後に行った“暴露”が波紋を広げている。ガーシー氏は7月27日に、人気YouTuber「東海オンエア」のてつやが、女性YouTuberのきりたんぽにキスする動画をInstagramのストーリーズ機能で公開。だが、そのことによって、きりたんぽがYouTuber活動を休止する事態に追い込まれたのだ。「きりたんぽさんは8月2日にYouTubeチャンネルを更新し、キス動画について『4年以上前のものになります』と釈明した上で謝罪しました。ですが、動画の影響で殺害予告や誹謗中傷が寄せられていることも告白。精神的に参ってしまい、突発性難聴を発症したことを明かしたのです」(芸能関係者)■“めくる側”から“めくられる側”に変わる風向きYouTuberのキス動画を公開した際も、《YouTuberたちへオレにあまりかまうなかまわなければ攻撃されないわかるよな??》と威圧的なメッセージを添えていたガーシー氏。“暴露系YouTuber”として世に出た時と変わらぬ振る舞いを続けているが、政治家になったことで風向きに思わぬ変化が生じているという。「“芸能界と繋がりがある”と自負するガーシーさんは、『死なばもろとも』と捨て身の覚悟で多くの芸能人の私生活を晒してきました。その姿が、“芸能界の闇を暴くダークヒーロー”的存在として支持を得ていたのです。しかし、7月の参院選で初当選し、いまや公人の立場。今回のYouTuberのキス動画のように、法にも触れていない一個人の私生活を政治家が暴露することに公益性は見出せません。さらに、政治家であるガーシーさんの行動が女性YouTuberを精神的に追い詰めたことに対して、“民間人への個人攻撃”などと批判が殺到しています。『めくるからな』が口癖のガーシーさんは、“政界もめくる”と意気込んでいました。しかし、自らが波紋を呼ぶ行動を起こしているため、今後はガーシーさんが“めくられる”側になるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)“めくる側”だったガーシー氏だが、これからは“めくられる側”に。この“誤算”を挽回できることができるのか。
2022年08月04日7月の参院選でNHK党の比例代表から出馬し、初当選を果たした“ガーシー”こと東谷義和議員(50)。これまで“暴露”によって支持を集めてきた東谷議員だが、議員となったことで今までとは違う舵取りを迫られそうだ。今年2月に開設したYouTubeチャンネルで、次々と著名人の私生活を暴露してきた東谷議員。公職に就いても“ガーシー砲”は止まらなかった。7月27日、人気YouTuberである『東海オンエア』のてつやが、女性YouTuberのきりたんぽにキスする動画をInstagramのストーリーで公開したのだ。「東谷議員の公開した動画には、カラオケ店で周囲から『キス!キス!キス!』と促されるてつやさんの姿が。その後、てつやさんはきりたんぽさんを抱き寄せてキスしていました」(スポーツ紙記者)チャンネル登録者数133万人を誇る人気YouTuberのきりたんぽ。8月2日、自身のYouTubeチャンネルで動画について釈明する事態となった。彼女はキス動画について「あれは4年以上前のものになります」といい、さらに東谷議員について「2年くらい前にお友達に誘われていった飲み会にいらっしゃって、そこで初めてお会いしました」「東谷さんとお会いしたのは、その一回だけです。何か私が失礼なことをして、怒らせてしまっているのであれば、お詫びいたします。申し訳ありません」と謝罪。さらに動画の影響で「殺害予告もきていて、場所とか時間とか、どういう風にとか、そういうリアルなのもあって凄い怖いんですね……」といい、「その中に、尻軽くそ女、くそくそビッチ、くそビッチというコメントも届いている」と誹謗中傷に悩まされていることも告白。精神的に参ってしまった彼女は突発性難聴を発症したといい、当面の間はYouTubeを休止すると発表した。4年前のキス動画で、殺害予告や誹謗中傷の被害者となったきりたんぽ。ネットでは《きりたんぽ4年前の動画で謝罪とかせんでいいやろ》《ただただ可哀想。4年前は違うでしょ それで活動休止、突発性難聴発病って、、、》と同情の声が相次いでいる。そのいっぽう、政治家の立場でありながら4年前の動画を“暴露”した東谷議員にはその資質を問う声がこう相次いでいる。《4年前のことをしかも1度しか会ったことないのにプライベート動画暴露公開して更には活動休止にまで追い込む事態にさせた国会議員…》《何にも悪いことしてないのにこんな目に遭わせる元凶が国家議員って…》《4年前にキスした動画を出すことが国を良くする告発なんですかね》《国会議員になって影響力が増した分、暴露する種類も変えていかなきゃね。その力を正しく使ってほしい》《ガーシーよ、これじゃあ弱いもんいじめやで。》
2022年08月03日7月10日に投開票が行われた参院選で、当選を果たした自民党の生稲晃子議員(54)。東京選挙区から出馬した生稲議員は、61万9792票を獲得。定数6のなか、5位に滑り込んだ。そんな彼女だが、28日配信の『SmartFLASH』では運転手付きの黒塗りクラウンで都庁玄関に到着する様子が報じられた。新人なのにすっかり“センセイ”待遇な姿に、疑問視する声も上がっていた。「議員には、月129万4000円が給与として支給されます。6月と12月には約314万円のボーナスもあるので、合わせて年に約2180万円が支払われます。それに加えて、文書通信交通滞在費として月に100万円が。国会がある東京と選挙区を行き来するために、新幹線のグリーン車に乗れるJR無料パスも支給されます」(全国紙記者)生稲議員といえば、当選するまでに数々の波乱を呼んできた。「選挙期間中に複数のテレビ局が実施した候補者向けアンケートで“ほぼ回答ゼロ”だったとして、批判が殺到。後に”不備”を謝罪しTwitterで改めて回答していました。また『富裕層への課税強化』に関して毎日新聞で『反対』と答えたものの、朝日新聞には『どちらかと言えば賛成』と矛盾した回答に。あまりに“ブレブレ”な様子に、ネットでは呆れる声が相次いでいました」(前出・全国紙記者)また当選直後にも、一波乱が。「『池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)で、各局のインタビューをすべて拒否していたと伝えられたのです。さらに番組では、陣営関係者による匿名コメントとして“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”とも明かしていました。すると生稲氏の選挙対策事務所スタッフが翌日、池上彰さん(71)とテレビ東京のプロデューサー宛に「事実と異なる」とする抗議文を送付する事態に。あくまで当日の時間が読めなかったことが原因だとして、マスコミ対応責任者である自民党の川松真一朗東京都議もTwitterで《8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた》と反論。しかしSNSでは《普通は答えるもんだよ》との声が上がるなど、火に油を注ぐ事態となりました」(前出・全国紙記者)本誌が7月13日から14日に実施した「参院選に当選した、期待できないタレント議員ランキング」では、2位となった生稲議員。回答者からは、政治家としての資質に疑問を抱く声が目立っていた。果たして、生稲センセイは議員としての活動を通じて評価を挽回することができるだろうか?
2022年07月31日キンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺浩基、以下 キンコーズ)は、国立国会図書館が今年3月に公開した、同館所蔵の日本画、浮世絵、伝統模様などをデジタル化し収録した「NDLイメージバンク」に掲載された画像をプリントできるサービス*を、2022年8月1日から、キンコーズ・新宿南口店で開始します。NDLイメージバンクのコンテンツをプリントしたTシャツ(出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」タイトル:日本橋雪晴 )貴重な文化財を身近な衣類や日用品にプリント「NDLイメージバンク」に掲載されている画像はすべて著作権保護期間を満了しており、グッズ作成などに利用することが可能です。そこで、キンコーズ・新宿南口店では「NDLイメージバンク」のコンテンツを閲覧、ダウンロードできる専用PCを店内に用意し、Tシャツやトートバッグといった衣類をはじめ、コースターなどの日用品に直接プリントできるサービス*を開始することにしました。四季の行事や風物を描いた江戸の浮世絵や、日本が誇る美しい風景画、大正ロマンを象徴する美人画などの貴重な文化財を、身近な衣類や日用品などにプリントし、作品を新たな方法で楽しむことができます。国立国会図書館「NDLイメージバンク」 *当サービスは、国立国会図書館との共同事業および協力を受けたサービスではありません。キンコーズが提供するオンデマンドプリント体験キンコーズ・新宿南口店では、Tシャツやトートバッグといった衣類をはじめ、コースターなどの日用品に直接プリントできるサービスを4月に開始しました。セルフサービスとスタッフに委託する方法を選ぶことができ、セルスサービスの場合、プリント作業が約3分程で済む点や、自分で持ち込んだ衣類にもプリントできる自由度から、開始して3か月ですでに約1,000名が利用しています。オンデマンドプリントならではの、その場でTシャツができあがる感動をより多くの方々に体験して欲しいとの想いから、自前のコンテンツを持たなくてもオンデマンドプリント体験ができる今回のサービスを提供することにしました。今後も、アーティストコラボレーションなどの取組みを加速し、更にコンテンツ拡張を進めていきます。セルフ衣類プリントコーナー写真左:(出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」タイトル:源氏五節句之内 七月七夕祭 )NDLイメージバンクのコンテンツをプリントしたTシャツ 写真右上:(出典:国立国会図書館「NDLイメージバンク」タイトル:百鬼夜行絵巻 )NDLイメージバンクのコンテンツをプリントしたトートバック(S)参考価格<セルフサービス>白いTシャツを持ち込んでプリント…1,100円/枚<フルサービス(スタッフに作業を委託)>白いTシャツを持ち込んでプリント…1,320円/枚(Tシャツを購入の場合は、別途550円)即日受け取り!持ち込みできるTシャツプリントはキンコーズ・新宿南口店 : お客様からのお問い合わせ先キンコーズ・新宿南口店東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス内 サザンタワー3F キンコーズ・ジャパン株式会社 会社概要当社は、お客様のライフとビジネスに寄り添い、サステイナブルな社会を実現するオンデマンドソリューションサービスのサプライヤーとして様々なお客様からパートナーと認識されることを目指しています。有人接客型プリントサービスのキンコーズ及びコワーキングスペースのツクル・ワークといった店舗運営事業をはじめ、顧客の業務改善を支援するプラットフォームソリューションの開発・運用支援を行うデジタルソリューション事業、屋内外の装飾・展示会の出展向け大型インクジェット出力・加工・施工から、ショッピングモールでの販促支援室の運営、セールスプロモーションにおける企画立案・デザインなどのマーケティングサービス事業と多岐にわたるサービスを展開しています。会社名: キンコーズ・ジャパン株式会社所在地: 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング27階代表者: 代表取締役社長渡辺浩基設立: 1991年12月24日資本金: 100,000千円従業員数: 762名(2022年4月1日現在)URL : 報道関係お問い合わせ先キンコーズ・ジャパン株式会社広報・サステナビリティ推進室E-mail: koho@kinkos.co.jp ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月27日「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」こう書かれた冊子を国会議員が参加する会合で配布したのは「神道政治連盟国会議員懇談会」。このことが6月29日、一般社団法人fairの代表理事・松岡宗嗣氏がYahoo!に寄稿した記事によって報じられたことで、連日、“差別的”と大きな批判を浴びている。松岡氏の寄稿記事によると、冊子には他にもこんな主張があったという。「(同性愛などは)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」神道政治連盟とは、全国各地の神社が参加する宗教法人・神社本庁の関係団体。そして、“懇談会”とは神政連の理念に賛同する国会議員によって構成されている。262名もの国会議員が会員として名を連ねているが、そのほとんどが自民党の議員だ。そこで、本誌はは神道政治連盟の懇談会に参加している複数の自民党議員に「冊子が配布された会合に参加していたか」「冊子で書かれた主張に対する見解」「冊子の内容が批判を浴びていることへの見解」といった質問状を送付。先だって公開した記事では、石破茂議員(65)が会合に参加していないとした上で、「一般論として、LGBTQに対する差別や偏見を助長するような言論を公的な団体が流布していると捉えられるようなことは厳に慎むべきである」とコメントしたことを紹介。現職の大臣である牧島かれんデジタル相(45)からも「同性愛者であることは依存症でも、治療すべきものでもないと考えています」という見解があった。いっぽう、“ノーコメント”の議員も。例えば河野太郎議員(59)は「その会合には出席していません。この冊子を見たことも読んだこともありませんので、内容についてはコメントしようがありません」と回答。『新潮45』‘18年8月号に“LGBTは生産性がない”といった主張が綴られた寄稿をし、大きな批判を浴びた杉田水脈議員(55)は「日程の都合で会合には出席しておらず、当該論文の全文を読んでいないのでコメントは差し控える」といい、稲田朋美議員(63)からも「不回答とさせてだきたくお願いいたします」とのコメントがあった。また甘利明議員(72)や岸田文雄首相(64)からは期日までに回答を得られなかった。懇談会の会合で配布された冊子は波紋を呼び、「差別だ」と怒りの声が相次いでいる。いっぽう岸田首相は’21年に行われた自民党総裁選で“聞く力”をアピールしていたがーー。その声は聞こえるだろうか?
2022年07月05日「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合で配布された冊子に“LGBTに対する差別的な文章”がつづられていると6月29日に報じられた。「神道政治連盟とは、全国各地の神社が参加する宗教法人・神社本庁の関係団体。そして、その国会議員懇談会とは神政連の理念に賛同する国会議員によって構成されています。懇談会には262名もの国会議員が会員として名を連ねていますが、その大多数が自民党の議員です」(全国紙記者)一般社団法人fairの代表理事・松岡宗嗣氏がYahoo!に寄稿した記事によると、冊子にはこうあったという。「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」「(同性愛などは)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」注目が集まったのは、内容だけではない。実はこの冊子、キリスト教教育学を専門とする弘前学院大学・楊尚眞教授の講演録だという。そのためTwitterには、こんな声が上がっている。《この講演を行った楊尚眞氏はキリスト教学者のようだ。なぜ「神道」の政治団体でこうした言説が採用されているかという点に疑問を感じる》《神道系がキリスト教系の教授の講演録を配るとか何が何やら…》《なんで神道の団体がキリスト教の思想を推すのかなと思った》そこで本誌は神道政治連盟に楊氏が講師を務めるにいたった経緯について問い合わせると、担当者はこう答えた。「楊氏はキリスト教の方です。いっぽう、大学教授でもあります。性的少数者の問題をずっと研究されている方ですので、キリスト教徒というよりも講師としてお話をしていただきました」さらに担当者は、会合の趣旨をこう明かした。「いま性的少数者の話題がたくさん上がっていますよね。海外ではトランス女性(男性として生を受けた、性自認が女性であるトランスジェンダーのこと)と呼ばれる方々がスポーツをして、いい記録をとって、『普通の女性が不公平じゃないか』という声も上がっています。問題が起こっているならば、理解を深める必要があります。そこで会合を開きました」担当者は「一部の報道では、楊氏のことを差別的だといいます。ただ楊氏は講演に際して『私には差別の意図はございません』とハッキリおっしゃっています。講演録の方にも、そういう風にきちんと書いております」という。さらに「私たちも差別的な目的で会合を開いたわけではありません。あくまで理解を深めるためです」とも述べる。では神道政治連盟や楊氏にとって、差別の定義とはどんなものだろうか?そう尋ねると、担当者はこう答えた。「私たちも何が差別なのか、わからないところがあります。『差別は許されない』という法律があります。しかし何が差別で、何が差別でないのか。それを理解していないと、本人として差別のつもりのないことですら、差別として捉えられるかもしれない。“何が差別なのか”を明らかにすることで、トラブルに巻き込まれることもなくなるのかなと思います」差別の定義はわからないものの、「差別ではない」という神道政治連盟。懇談会の議員らは、同じように冊子を受け止めたのだろうか。
2022年07月03日18歳の女子大生に飲酒させたと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員(40)。雲隠れを続ける吉川議員だが6月30日、いわゆる“議員ボーナス”である期末手当として約290万円が支給された。ネットでは、怒りの声が後を絶たない。吉川議員は『週刊ポスト』によると、18歳の女子大生と高級焼肉店でともに飲酒し、その後4万円を渡した上で、高級ホテルで夜を過ごしたという。そして今月10日、所属していた自民党を離党したのだ。「しかし離党後は、国会に一度も姿を現しておらず、会見で釈明するつもりもない様子。そのため国会が閉会した15日の夜、岸田文雄首相(64)は『一刻も早く、国民への説明責任を果たすべきだと考えます。説明責任を果たせないなら、議員としての進退に直結する問題になる』と苦言を呈していました」(全国紙記者)16日、本誌が衆議院に「吉川議員にはいくらボーナスが支給されるのか」と取材をしたところ、広報課は「議員手当の金額は時期や受け取る人によって変動します。そして吉川議員の場合、辞職しないのならば、6月30日に286万1358円の手当を受け取ることとなっています」と回答していた。ついに30日となり、吉川議員は説明責任を果たすことも辞職することもなかったため、彼の手元には“夏のボーナス”として286万円が舞い込むことに――。もちろん、この286万円は税金から捻出されたものだ。そのためネットでは「税金の無駄遣い」と非難が殺到している。《議員に居座る吉川にボーナス、元は庶民が納めた税金》《この人は政治家になって何をしたんだろうか、、、税金の無駄と思うのは俺だけかな》《仕事しないでボーナスっすか、恥ずかしくないのかね? 税金の無駄だよね》《仕事もしないで雲隠れ、金だけ貰ってトンズラかます、これが自民のクオリティ!税金万引き政党です》説明もなく、ボーナスを受給する吉川議員。国民の“血税”をいったい何だと思っているのだろうかーー。
2022年06月30日連日、“パパ活疑惑”で厳しい批判を浴びている元自民党の吉川赳衆議院議員(40)。第一報を報じた「週刊ポスト」によると、吉川議員は18歳の女子大生と高級焼肉店でともに飲酒。その後、4万円を渡した上で、高級ホテルで夜を過ごしたという。この醜聞が明るみになると、世間はもちろん、政界からも批判が殺到。10日に所属していた自民党を離党したものの、未だ公に説明の場を設けようとしない吉川議員に対して、岸田文雄首相は15日夜の会見で「一刻も早く、国民への説明責任を果たすべきだと考えます。説明責任を果たせないなら、議員としての進退に直結する問題になる」と厳しい姿勢を見せていた。依然として説明せず、雲隠れ中の吉川議員。15日に国会は閉会したが、そこにも姿を現さなかった。しかし、このまま議員を続けることで“恩恵”まで受けるという。それは夏のボーナスだ。「次の選挙で当選する可能性は極めて低くなってはいますが、議員である限り歳費は当然受給できます。毎月100万円支給されている文通費はもちろん、議員ボーナスも同様です。夏のボーナスは7月1日に支給されますから、どんなに批判を浴びようがその時まで議員を辞職しなければ受け取ることができるでしょう。不祥事を起こした後にボーナスを受け取った場合、返納することがほとんどですが……」(全国紙の政治部記者)もし議員辞職しないのならば、吉川議員にいくらボーナスが支給されるのだろうか?そこで本誌は、衆議院に具体的な数字を尋ねた。すると、広報課はこう答えた。「議員手当の金額は時期や受け取る人によって変動します。そして吉川議員の場合、辞職しないのならば、6月30日に286万1358円の手当を受け取ることとなっています」SNS上では、不祥事を起こしていながらも高額なボーナスの受給資格を持つ吉川議員への厳しい声が相次いだ。《ふざけるな我々国民の税金からパパ活吉川に!?ボーナスふざけるな辞退し議員辞職しろ》《税金で買春していた吉川赳。このボーナスだって、国民の血税ですよ!》《辞職せずに居座れば税金から数百万ボーナスもらえる河井夫妻方式だからな、吉川赳》《ボーナス貰うのおかしくね?ウチらの税金がパパ活に回るんかァ 泣いちゃうね、、、》果たして、説明しないままボーナス286万円を受け取るのだろうか。
2022年06月16日18歳の女子大生と高級焼き肉店で一緒に飲酒し、4万円の“お小遣い”を渡して、高級ホテルでともに過ごしていたことを『週刊ポスト』に報じられた吉川赳衆議院議員(40)。“パパ活”と未成年への飲酒疑惑によって、6月10日に離党届を提出したが、国会を欠席するなど、公の場での説明はまったくなされていない。「吉川氏は衆院に対して、欠席の理由は『私用のため』と届け出ています。しかも、6月14日時点では、『辞職圧力は受けていない』『議員辞職するつもりはない』と周囲に話しているそうです。前日の参院決算委員会で、岸田文雄首相が『離党したといえども国民に何も説明していない』と発言し、今夏の参院選の陣頭指揮を執る世耕弘成参院幹事長にいたっては『さっさと党は出て行ったが、比例復活議員なので自民党の議席だ。議員辞職を求めたい』と強く求めています。安倍派の議員からは、『安倍(晋三元首相)さんならさっさと辞職させる』という声も上がっていて、吉川氏が所属する岸田派の求心力低下にもつながりかねない局面になってきました。この期に及んで議員の立場にしがみ続ける吉川氏に、党内から上がる批判は日に日に強まっています」(全国紙政治部記者)辞職しないという吉川氏の姿勢には、SNS上でも強い批判の声が溢れている。《国民を愚弄する雲隠れ戦術か!即刻辞職するべき》《当選所属政党を離党したら、議員辞職する様に法改正すべきだ》《離党後、ほとぼりが冷めた頃にまた復党させるつもりなの》《この問題をズルズルと引きずったら野党は大喜びでしょう》参院選は目前に迫っており、全国各地では選挙本番に向けた準備に追われている。その真っ最中に吉川氏のスキャンダルが報じられただけあって、全国各地では自民党の関係者たちが対応に追われているようだ。「各地で支持者や地域の方に『早く辞めさせるべき』『なぜ党は強い対応を取れないのか』という声がどんどん寄せられていて、党本部にもその声が続々と寄せられています。せっかく内閣支持率が比較的高い状態で選挙戦に入れると安堵していたのに、逆風で本番を迎えるなんてたまったものじゃありません」(自民党関係者)吉川氏の地元・静岡県連内部からも、辞職を望む声が上がり始めている。「吉川さんは自民党の議席を持ったまま離党してしまいました。昨年の衆院選での比例東海ブロックの名簿には、30代の若い候補者が複数いました。吉川さんが議席にしがみつき続ける限り、若くして政治を志した人の芽を摘むことになるわけです。筋としては、議員辞職して道を開けるべきなんです」(自民党静岡県連関係者)明日6月15日に会期末を迎えるという今年の通常国会。その後のさらなる厳しい展開を予想する人も……。「吉川氏の疑惑が報じられたのはまさに会期末直前でしたから、『このまま逃げ切ってほとぼりが冷めるのを待つ気だろう』という声をよく聞きます。しかし、『国会が閉じれば警察も動くのでは』と話す党関係者も複数います。今後も吉川氏をめぐって、自民党は対応に追われることでしょう」(自民党担当記者)“雲隠れ”中の吉川氏自身の口から、疑惑についての説明や進退について語られる日は来るのか――。
2022年06月14日「狙いとしてはいろいろあるが、最も大きなものは、議会の機能不全を正すこと、これに尽きる」こう語ったのは、広島県安芸高田市の石丸伸二市長(39)。これは、5月31日放送の『ABEMA Prime』(Abema TV)で語ったもの。今、石丸市長が全国的に注目を集めている。「石丸市長は安芸高田市の出身で06年に京都大学経済学部を卒業後、三菱UFJ銀行に入行し、アナリストとしてニューヨークでも活躍しました。20年7月に安芸高田市の前市長が河井克行元衆議院議員から現金60万円を受け取っていたことの責任を取り辞職したことで、出馬を決断し、銀行を退職。そして8月に行われた市長選で対立候補との一騎打ち制し、見事当選。就任早々にTwitterで《議会中、居眠りする議員が1名》と投稿し、話題に。昨年1月には転職サイトで全国から副市長を公募する異例の取り組みを行いましたが、市議会で財政難などを理由に否決され成立はしませんでした。その後も、性的マイノリティのカップルが婚姻と同等の扱いを受けられるパートナーシップ宣誓制度を導入するなど、先進的な政策を次々と進めています」(地方紙記者)そんな“政治の見える化”を掲げる石丸市長には、どうしても実現したい肝いりの政策が。市議会の議員定数半減だ。「5月24日の会見で、石丸市長は現在16の安芸高田市の議員定数を8に半減する条例改正案の構想を明らかにしました。そして、『質問しない。居眠りする。説明責任を果たさない』と市議会を批判し、『そんな議員は要らないという声をたくさん聞く』とも語っていました」(前出・地方紙記者)“定数半減”という大鉈を振るう石丸市長だが、実現へのハードルはかなり高いようだ。「安芸高田市議会の宍戸邦夫議長は『半減すれば、市民の声が反映されなくなる』と猛反発しているといいます。石丸市長は10日の定例会で条例案を提案する意向のようですが、議会の大多数は反対する構えだといい、成立はかなり難しいでしょう」(前出・地方紙記者)議長のように定数削減に反対する声もあるいっぽう、石丸市長の改革を応援する声も。《人口27,000人で16の定数も必要ないと思います。市長が提案する半数の8に削減するべきだと思います。これは、この市だけでなく全国規模で行うべきだと思います》《がんばってください!!》また、安芸高田市での動きを受けて、中継でもたびたび居眠り姿が報じられる国会議員に対しては厳しい声が。《国会議員にも言いたい言葉ですね。実際居眠りやヤジ飛ばすだけで年間数千万も使われるんだから要らないよね》《国会議員も同じです 解雇したいです》《居眠り議員要らない!!よく言った!!国会議員も同じだ!!》石丸市長は冒頭に続けてこう語っている。「議員定数を減らすだけで議会の機能不全が正せるとは思ってはいないし、急ぐ必要もないと思う。ただ、議会がやったことをそっくりそのまま反転させてみた時に、認められるのだろうかという問題提起をしたい」全国が注目する石丸市長の改革。果たして、実現するのかーー。
2022年06月04日5月26日、NHK総合で衆議院予算委員会が中継された。3月28日以来、じつに2カ月ぶりの国会中継だった。《#国会中継をしてください》ツイッターでは、こんなタグとともに、国会のテレビ中継を求める声が高まっていた。これほどまで、中継の間隔が空いたのは、2015年9月16日から11月9日まで放送がなかったとき以来のことだった。会期中、さまざまな委員会などが行われている国会だが、いったいどういう基準で放送するものと、しないものが決まるのだろうか。「基本的にテレビ中継されるのは、予算を決める予算委員会や代表質問、テーマを絞って議論する集中審議などとする慣例があります。特に、総理が出席する“総理入り”と呼ばれる委員会には、中継が入ることが多いです」そう説明するのは、NHKの元報道カメラマンで、国会対策副委員長も経験した立憲民主党の前衆議院議員・岡島一正さんだ。予算審議など以外でも、重要な審議などは、国会が要望するか、NHKが要望して国会が認めれば、中継が実現することもある。国会が要望する場合、与野党の合意が前提で、そのハードルは高いと岡島さんは言う。「国民の関心が高くテレビ中継すべき委員会でも、議論をオープンにすれば反発を招きそうな内容については、与党としてはなるべく国民に知られないうちに進めたい。野党側が、『これは国民に知ってほしい』と与党側に交渉を求めても、テーブルにつくことすら拒否されることも少なくありません」一方、近年のNHKは慣例から外れた中継の要請を国会にすることもなく、予算委員会や集中審議がない期間は、国会中継の空白が生まれることになる。■「政府与党は審議を拒んでいる」テレビ中継がなかった期間、国会で重要な審議が行われていなかったわけではない。むしろ、日本国のこれまでのあり方を一変させるような議論が進んでいたのだ。日本共産党所属の参議院議員の山添拓さんはこう語る。「ウクライナ侵略に乗じて危機感をあおり、戦争できる体制を整えようという動きが加速しています。憲法審査会では、9条改正や、すべての権力を政府に集中させる緊急事態条項、さらには敵基地攻撃能力の保有や核共有の話まで出てきて、軍事には軍事で対抗するんだ、という政治の役割を放棄するような議論に終始しています。また、政府指定の企業や研究機関に指定基金から政府が資金提供して、軍事に役立つ開発をさせる“経済安全保障推進法”が可決されました。これにより、研究開発が軍事優先となる懸念があります」もちろん、山添さん含む多くの野党議員が、国会の場でこうした流れを厳しく批判してきた。しかし、テレビ中継がないと、その声は国民に届きづらくなってしまう。そもそも、与党側には国会での議論を避けようという動きがあるという。立憲民主党の国会対策委員長の馬淵澄夫議員は「政府与党が必要な審議を拒否し続けている」と主張する。「ロシアによるウクライナ侵略、物価高騰、遊覧船事故、中身のない補正予算案など、課題が山積しているにもかかわらず、野党の度重なる要求に応じず、政府与党は総理が出席して行われる集中審議の開催を拒否し続けてきました。もし応じていれば、(集中審議はテレビ中継されるという慣習があるため)2カ月にもわたり国会審議がテレビ中継されないということは起こらなかったと言えます」一方、与党側の言い分はどうなのか。自民党の国会対策委員長である高木毅議員にコメントを求めたが、期日までに回答がなかった。■政府への反対意見が伝えられる機会がない5月3日の憲法記念日に、NHKは世論調査の結果を発表した。「憲法を改正する必要があると思うか」という質問に対し、「必要があると思う」という結果が35%、「必要がないと思う」が19%という結果だった。さらに9条改正についても、「必要ある」が31%と、「必要ない」の30%を上回った。しかし、前出の山添さんは賛成派、反対派それぞれの意見が公平に届けられていないと考えている。「岸田首相や国務大臣などが話す番組や報道はたくさんあるのに、それに対する反対意見や対案が紹介される機会が少ないと思います。国会中継もそうですし、テレビで与野党の政治家の討論する機会も少ない。NHKでは、5月1日の憲法についての討論会を最後に行われていません」さらに、元自衛隊レンジャー部隊で防衛問題に詳しい井筒高雄さんはこう指摘する。「岸田首相は防衛費をGDP比1%から、倍の2%へ引き上げるとぶちあげましたが、財源はどうするのか。国会での議論を国民にしっかり見てもらったうえで、参院選で審判を仰ぐべきです」NHKはここ6年、“慣例”としている「予算委員会」や「代表質問」などしか中継せず、中継の回数も2016年以前より減らしている。たとえば、2016年は109回の国会中継が行われ、うち23回が「TPP特別委員会質疑」だった。一方、2021年の中継は74回。すべて予算会議や代表質問などの“慣例”の放送だった。国会中継を求める声をどう考えているのか。本誌の質問に対し、NHK広報局はこう答えた。「国会中継は、視聴者の皆様から充実を求める要望がある一方で、ニュースや生活情報、大相撲等の放送を求める幅広い要望が寄せられています。総合的に判断し、国会中継の放送を実施しています」「NHK倫理・行動憲章」は、〈NHKは、公共放送として自主自律を堅持し、健全な民主主義の発展と文化の向上に役立つ、豊かで良い放送を行うことを使命としています〉という一文で始まる。民主主義の根幹である国会の情報を正しく伝えることと、「生活情報、大相撲等の放送」は比べるべきものなのだろうか。また地上デジタル放送になって多チャンネル放送が可能になっているなか、他番組を理由に放送を限定することは理解されない“言い訳”だろう。メディアに詳しい作家の本間龍さんは、こう分析する。「NHKの予算は、放送法第70条で国会の承認を得ると定められています。つまり予算を国会に握られているので、政権与党に気を使わざるをえない」また、NHK元記者の大和大介さんも、こう推論する。「いま、NHKのトップにいる前田晃伸会長は、政権寄りの人物。彼に忖度する人ばかりで周囲を固めていると聞きます。現場もあえて国会中継を増やして、危ない橋は渡りたくない、と考えているのではないか」国会での審議を国民から隠したい政府与党、政府ににらまれてまで中継したくないNHK。両者の“共犯関係”が、憲法改正の流れを加速させようとしている。
2022年06月02日《三角関数よりも金融経済を学ぶべきではないか》5月17日、Twitterにこう投稿したのは日本維新の会・藤巻健太議員(38)だ。藤巻議員は、さらにこう続けている。《三角関数は人類の叡智であり、私達の生活の基盤を支えているものです。しかし特定の職業に就く方々に必要とされる専門知識の範疇ではないでしょうか?全国津々浦々の高校生に教える知識としては、三角関数よりも金融経済の基礎の方が優先度が高いと考えます》三角関数を専門的な知識とし、金融経済・金融リテラシーは“人生を生きる上での知識”だという藤巻議員。《車の安全な運転の仕方を知ることは大事だが、車の構造は知らなくていい》との例も挙げている。しかし、三角関数の価値に疑問を唱えて金融教育の重要さを説いたこの発言には批判が殺到。《何かを上げる時に関係ない何かを下げる言い方をすると議論が分かれるからやめればいいのに。三角関数も金融教育も大事ですよね、ではダメなのか?》《数学好きー、な人間からすると藤巻健太衆議院議員の三角関数より金融経済学ぶべきというは意味不明。金融に使われてるの数学ですよ?なんせ、金融工学っていう分野があるくらいです》“三角関数発言”で舌禍を招いた藤巻氏だが、父親は元参議院議員の藤巻健史氏(71)。そして叔父の藤巻幸大氏(享年54)や大叔父の柳川覚治氏(享年78)も元参議院議員という、いわば政治家一家だ。そして藤巻議員は’03年に慶應義塾大学経済学部に入学し、卒業後はみずほ銀行に入行。’13年に父・健史氏の公設秘書になったことがきっかけで、政治家を志すようになったという。さらに、今年4月に行われた政治家の資産報告で、藤巻議員は4億2897万円もの資産を所持していることが判明。新人議員では1位の資産額であり、全議員のなかでも4位に食い込んでいる。『朝日新聞』によると「銀行員のときの蓄えや親族からの相続をもとに不動産を購入し、運用している」と説明したという。そうした恵まれた環境に身を置いてきた藤巻議員が「三角関数より金融教育を」と提言したことに対して、ネットではため息交じりの声が上がっている。《資産が4億あるのね、そりゃ三角関数より投資や市場の方が大事そう》《初めから資産が4億円あれば三角関数どころか数学なんてまともに学ばなくても生きることに何の支障もなさそう》《多くの人が自分の力で生きていく経済力を得るためには学問がおそらく唯一の武器なんだよ。その機会を奪わないでくれよな》
2022年05月23日元参議院議員による“グリーン車タダ乗り詐欺”を発端に、国民の怒りが再燃している議員特権の問題。そこには以前と変わらず、数々の不正がはびこっているようだーー。「公私の区別をしないで、JR無料パスを悪用している議員はいくらでもいると思いますよ。極端な話、愛人とお忍びで温泉旅行に行くときに使ったってわからない。もしバレても“視察で行った”と言い続ければ、うやむやになる。過去にも京都や熱海に遊びに行った議員が、そう言ってごまかしていましたね」こう語るのは、現職のベテラン国会議員A氏だ。5月8日、現職の国会議員に成りすまし、新幹線のグリーン券をだまし取ったなどとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで元参議院議員の山下八洲夫容疑者(79)が逮捕された。事件発覚後、国会議員に支給される鉄道乗車証(通称・JR無料パス)が、再び国民の注目を集めることに。これは、新幹線のグリーン車や寝台特急の個室を含むJR全線がタダで乗り放題という夢のような“議員様パス”だ。山下容疑者が悪用したJR無料パスは、落選した12年前にすでに失効しているが、落選後も継続して使っていたという。なぜ、これまで発覚しなかったのか。「顔写真もなく、赤く“国会”と書かれたパスを有人改札でサッと見せればOKなんです。駅員さんも国会議員だと思うから、名前や有効期限をいちいち『確認させてください』とは言いにくい。だから10年以上もバレなかったのでしょう」(前出・A議員)過去にも現職議員が公務外で使用した疑惑がたびたび問題視され“不正の温床”とも言われてきたJR無料パス。それでも廃止されることなく現在に至っている。A議員によると、現職議員には1年に1回、パスが支給される。山下容疑者のように選挙で落選した元議員は国会からパスの返却を求められるそうだが、返却しなくても、特に罰則規定はないという。この管理のずさんさが、不正がはびこる原因にもなっている。今回の事件をきっかけに、“議員特権”に対する国民の怒りが再燃している。その1つが、議員たちが暮らす“億ション”並みの豪華な議員宿舎だ。東京・赤坂の一等地にある3LDKの衆議院議員宿舎(家賃約12万5,000円)と、紀尾井町にある参議院議員宿舎(家賃約15万8,000円)は、いずれも周辺相場の4分の1ほどと破格で住むことができる。中堅の国会議員B氏が、宿舎で目撃したあきれた実態をこっそり明かしてくれた。「入口には警察官が立ち、宿舎内には警備員が巡回、もちろん監視カメラもあります。そんな中でも、深夜にクラブの女性と一緒に帰ってくる議員もいるんです。名前は言えませんが(笑)。別の日の深夜には、正面玄関から顔を隠して出ていく怪しい女性も見かけました。顔やたたずまいを見るだけで、だいたい議員の家族か秘書かはわかります。きっとラブホ代わりに使っている議員もいるんでしょうね……」部屋のカードキーさえあれば、誰でも家族のように簡単に宿舎に入れるのだ。セキュリティはかなり緩いと言えるだろう。■文通費は6年間で7,200万円そして議員特権と言えば、昨年から大きな問題となっている「文書通信交通滞在費」(通称・文通費)。“第二の給料”とも呼ばれる、月額100万円の活動費だ。別のベテラン国会議員C氏は次のように語る。「実際のところ、文通費の月額100万円は“非課税の給料”です。参議院議員の場合は解散がないので歳費と手当とは別に6年間で7,200万円が確実にもらえることに。だから大した活動もしていない議員や、1期で辞めるつもりの議員にとっては、文通費はかなりうれしい特権のはず」経費を削減し、文通費もできるだけ使わない。別口座に全額プールして貯金をしている議員がいてもけっして不思議ではないという。「国民から“おいしすぎる特権だ”と言われても返す言葉もありません。都心でマンションが買えるようなお金をもらっているわけですからね」(C議員)前出のB議員は、文通費に関して、公私の使い分けをしていないことを正直に白状する。「毎月、同じ口座に歳費(給料・103万5,200円)と文通費が振り込まれます。合算された203万5,200円を収入として考えるので、文通費から何にいくら使ったかなど、いちいち把握はしていないのが実情です。基本的に同じ財布から出るお金なので、公私の使い分けをしている議員は少ないでしょう。領収書も必要ないですから」10日、立法府をつかさどる三権の長・細田博之衆議院議長は、国会議員の歳費について「議長でも100万円しかもらっていない」「1人あたり月給で100万円未満であるような手取りの議員を多少増やしたって罰は当たらない」と発言し、猛批判を浴びている。やはり、国会議員を長く務めていると、金銭感覚がマヒしてしまうと言わざるをえない。国民を代表して、民意を行政や財政に反映させるーー。それが国会議員の本分であるからこそ、私たちの血税が数々の議員特権に投入されているはずだ。【厚遇されすぎな「国会議員特権」一覧】〈歳費・手当〉歳費(給料):月額103万5,200円手当(ボーナス):年額637万円(2回に分けて支給)〈活動費〉文書通信交通滞在費:月額100万円(領収書の添付不要、非公開、非課税)立法事務費:月額65万円(所属会派に支給)交通費:グリーン車含むJR全線無料パス、往復航空券(月3回)など議員会館:永田町の事務所(約100平方メートル)が無料議員宿舎:港区赤坂の3LDKに約12万5,000円で入居可など〈その他〉公設秘書の給与:約2,500万円(3人まで雇うことができる)議員の先生方に、職務を全うしているという自負があるのなら、それぞれの使い道を堂々と詳らかにできるのではないだろうか。
2022年05月19日現職の国会議員になりすまし、東海道新幹線のグリーン券をだまし取ったなどとして、5月8日に詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕された元参院議員の山下八洲夫容疑者(79)。報道によると、山下容疑者は4月27日に、偽造した国会議員用の申込書をJR東京駅の駅員に提出。現職の自民党員の名前を使用し、東海道新幹線のグリーン券2枚をだまし取ったという。調べに対して山下容疑者は、「議員時代のことが忘れられなかった」「今回が初めてではない」などと供述したと報じられている。山下容疑者は2010年の参院選で、岐阜県選挙区から立候補するも落選。その後、立憲民主党岐阜県総支部連合会の常任顧問に就いていた。立憲民主党の泉健太代表(47)は9日午前にTwitterを更新し、《現在詳細は不明ですが、事実ならば決して許される行為ではありません。皆様に深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を確認し、厳正に対処してまいります》とツイートし謝罪。その後、同日午後に同党岐阜県連が、山下容疑者の解任と一般党員の身分を除籍したことを発表した。「議員時代のことが忘れられなかった」と供述したという山下容疑者に、ネット上では批判の声が上がっている。《国会議員時代に甘い汁を散々吸ってきたのが忘れられないだと??国会議員を変に優遇し過ぎるから、こういう奴が出てくる》《まさか他人の名前、しかも他の議員の名前を勝手に名乗って詐取行為を繰り返していたとは…ちょっと酷いですよこれは》《10年以上も前に落選しているにも関わらず「鉄道乗車証」を落選した議員が保有したままであった事も問題。運用ルールも甘いと思う。また「鉄道乗車証」は必要なのかな?と思う。こういうズルをしているのを見ていると現役議員に関しても疑いの目を向けてしまう》新幹線に無料に乗れるなどといった“議員特権”を巡っては、これまで「文書通信交通滞在費(文通費)」の存在も問題視されてきた。「国会議員は毎月の報酬とは別に、月100万円の文通費が支給されてきました。この経費は非課税で、かつ領収書や使途の報告など不要なため、“第2の給与”と皮肉られていました。『公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため』との名目が掲げられてきましたが、私設秘書の人件費や選挙活動などに充てられていたりと、長年問題視する声は多く上がっていました。さらに、2021年の衆院選では投開票日が10月31日だったため、初当選した新人議員の在職日数が1日しかないのに満額支給されたのです。これが世論の猛反発を呼び、与野党で法改正が進められることになりました。4月15日に、日割り支給にする改正案が可決。同月24日投開票の参院石川選挙区補欠選挙の当選者から適用されました。名称も『調査研究広報滞在費』に改め、使途の範囲も拡大されることになりました。しかし、『使途の明確化や公開』『未使用分の国庫返納』については盛り込まれず、6月15日の会期末まで議論がなされる見通しですが、現状では与野党が合意する目途はまったく立っていません」(全国紙政治部記者)問題が残るも依然として適用される“議員特権”に、「廃止すべき」と厳しい声が相次いでいる。《国会議員に、特権や特例があるのがおかしい。廃止すべきだ》《国会議員は優遇されすぎ。それなりのお給料をもらっているんだから、グリーン車代金などは自腹でどうぞ》《やはり、国会議員の諸費については透明性を持たせる必要がありますよ》10年以上経っても元議員が忘れられないほどでは、政治家たちが“特権”を簡単に手放すとは思えないがーー。
2022年05月10日5月2日、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(52)が『めざまし8』(フジテレビ系)に出演した。知床の海中で発見された観光船の引き上げ費用についてコメントしたが、その内容に“無責任”と批判が集まっている。番組では、水深120メートルの海底で発見された観光船「KAZU 1」をどのようにして引き上げるかについて特集。引き上げについて国交省は「事故を起こした運行会社が主導していくべき」と見解を示した。しかし、運行会社側が多額の費用をまかなえず、引き上げをしないという判断を下す可能性があると番組で指摘されていた。これについて橋下氏は、「一番気にくわないのは、国交省が、運行会社が主導して進めていくべきと。国交省は全く自分たちの責任を感じていないのか」「国会議員もお金出しなさいよ」と、国の責任を厳しく追及した。さらに観光船の安全対策についても「行政の責任」があるとし、「これからの対策をどうするか考える重要な証拠資料なので、国交省が引き上げるべき」と、国交省が引き上げの責任を負うべきだと繰り返し主張した。すでに政界を引退しているにもかかわらず、国交省や国会議員にまで引き上げの費用を負担すべきだと繰り返した橋下氏の発言に、インターネット上ではこれらの発言が“的外れ”だと批判の声があがっている。《民間会社の不手際に国会議員が身銭切れって支離滅裂だろ!?》《この人って自分の懐が傷むようなことは言わないね》《橋下さん。無責任なことばかり言ってないで、たまには、あんたが金だしてみてよ》さらに、《橋下さん最近ズレズレだけど大丈夫か?》《橋下さん、最近は非論理的ないちゃもんコメントばかりだけどどうしたんだ?》と、橋下氏の最近の様子を引き合いに出すコメントも……。橋下氏といえば、ロシアのウクライナ侵攻に関する持論でも物議を醸したばかり。「橋下さんは3月21日に自身のTwitterで、《一番悪いのはプーチン。しかしゼレンスキー大統領のこの戦争指導も最悪だ》と、ロシアへの降伏を拒否するウクライナの対応を批判していました。その前にもテレビ番組で、ウクライナ出身の政治学者であるグレンコ・アンドリー氏に対して“ウクライナ人の退避”を提案し、“ウクライナは降伏すべき”という持論を展開していました。しかし同月24日に、ゼレンスキー大統領が国会でリモート演説を行った直後には、《ウクライナ兵の決死の戦闘に敬意。終結するまでロシア軍を叩き潰すしかない》と、今度はウクライナを称賛。まるで“手のひら返し”の主張にも、批判が集まっていました」(全国紙政治部記者)発言に“的外れ”と指摘が相次ぐ橋下氏。コメンテーターとして冷静な判断力を持ってもらいたいものだが……。
2022年05月02日4月11日、衆議院議員の資産が公開された。今回の対象は昨年10月の衆議院選挙で当選した465名が、選挙当日の時点で所有していた資産だ。議員が資産を発表するのは、’92年に成立した国会議員資産公開法に基づいて行われている。今年はちょうど、制定30年目となる。「国会議員資産公開法が成立した当時、リクルート事件や佐川急便事件といった政治家と特定企業の癒着、いわゆる“政治とカネ問題”で政治不信が高まっていました。そのため条文には、『議員の資産の状況等を国民の不断の監視と批判の下におくこと』が目的とあります」(全国紙記者)いっぽう今回、各メディアによると「資産ゼロ」と報告した議員は77名。そのなかには国民民主党の玉木雄一郎代表(52)やれいわ新選組の山本太郎代表(47)の名前もあったという。そのため、ネットではこんな声が上がっている。《いつも思うけど資産「ゼロ」って何?》《資産ゼロとかあり得ないよね》《資産ゼロの人どうやって飯食ってるんだ?》「資産ゼロ」とはどういうことだろうか?そこで本誌は、法を専門とする神戸学院大学の上脇博之教授に、その意味を聞いた。「資産公開では議員の所有している定期預金や土地、建物などで金額表示できる資産が公開されます。ただ預金は、普通預金や当座預金は除外なんです。それに大臣以外の議員は、議員本人だけが対象に。配偶者や子供といった家族に報告義務はありません。ですから、相当なお金を持っていても普通預金として預けていたり、家族名義のものだったりすると“資産ゼロ”となるんです」上脇教授は「資産ゼロと言いながらも、相当な資産を持っている可能性がある。意図的に工作することもできる」といい、国会議員資産公開法の形骸化を指摘する。「この法には罰則がありませんから、不正が発覚しても訂正して終わり。さらに議員の自己申告に頼りきりで、“実際に全ての資産なのか”をチェックする機関もありません。また報告するのは当選した時や資産に変動があった時ですから、議員の資産について報道される機会も少ない。この法が成立したのは、政治家と特定の業者が癒着していたことがキッカケです。行政のあり方が歪められる可能性も十分あったにもかかわらず、現状では法が正常に機能しているとは言い難い。政治家が正常に資産を形成していったのかを知る、国民の権利が妨げられています」■課題は山積み…地方のほうが先進的なケースもそんな資産公開に関して、「地方では政治倫理審査会が政治家の資産をチェックしています。実は地方のほうが先進的なんです」と明かす上脇教授。福岡県築城町(現・築上町)で政治倫理審査会の会長を務めていたという自身の経験を振り返り、こう語る。「築城町では町議会議員だけでなく、町長などの町三役、さらに彼らの家族も資産公開させていました。また資産公開は毎年、行われていました。変動があってもなくても報告する義務があるので、当然メディアで報道される機会も増えます。そして審査会が資産をチェックして、『去年の資産からどうしてこれほど増えたんですか』などと質問するんです。現金も対象になっていて、“資産公開は大変重要なこと”という認識が政治家にも審査会にも共有されていました」上脇教授は「地方にできて、なぜ国ではできないのか」と疑問視。そして、こう提案する。「国会議員本人だけでなく家族も報告させたり、普通預金も公開したりと今以上に対象を広げる必要があると思います。そして毎年公開させて、チェックする機関を作る。何より、違反があったときの罰則ももうけるべきです。現状では告発もできませんから。また公開された議員の資産は議員会館にまで行かないと知ることができません。国民が簡単にチェックできるよう、ネットで公開するなどの対策が必要だと感じています」現状では“議員の資産の状況等を国民の不断の監視と批判の下におく”目的が果たされているとは到底思えないのだが……。
2022年04月20日米テキサス州の選挙区選出で、共和党に所属するヴァン・テイラー下院議員(49)が、再選を狙う選挙戦から突如身を引いた。NBC 5 DFWなどが報じている。テイラー氏は、保守系ニュースメディア「National File」が報じた「ISISの花嫁」と呼ばれた女性との不倫を認め、その責任を取る形で選挙戦から撤退することになった。事の発端は、かつてイスラム過激派組織ISISの構成員と結婚していたタニア・ジョヤ氏(38)という女性が、テイラー氏との不倫をNational Fileに告発したことだった。夫が戦死し、シリアから帰国した彼女は、元ISIS構成員に対する社会復帰プログラムを通じてテイラー氏と出会ったという。連絡先を交換した2人は、間もなく性的なメッセージのやり取りをするようになり、肉体関係に発展するまでにそう時間はかからなかった。関係が終わりを迎える頃、ジョヤ氏はテイラー氏に、複数の支払いの肩代わりを依頼した。テイラー氏は不倫について黙っていることを条件に、5,000ドル(約58万円)を彼女に渡したという。テイラー氏の公式サイトを開くと、まず飛び込んでくるのは妻アンと手をつないで歩く動画だ。キャッチフレーズは、「ファミリーマン。ビジネスマン。合衆国海兵隊員」。イラク戦争への従軍を終えた後に結婚し、3人の娘に恵まれたテイラー氏は、“家族を愛する元軍人”というイメージを前面に押し出して政治活動をスタートさせていた。しかし今回、テロリストの元妻と不倫していたという事実が明るみに出たために、そのイメージは粉々に打ち砕かれた。The Dallas Morning Newsによると、テイラー氏は3月2日に支持者に対して次のようなメールを送り、来たる11月の中間選挙へ向けた選挙戦からの撤退を表明したという。「本日、私は下院再選のための選挙戦をここで中断することを表明致します。約1年前、私は恐ろしい過ちを犯し、この世で最も愛する人々をひどく傷つけ、苦痛を与えてしまいました。私は不倫をしたのです。それは間違いでした。人生において最大の失敗でした。特に、私の軽率な行動によって苦痛を与えてしまった、妻のアンと3人の娘たちに謝罪させてください」
2022年03月03日12月6日、岸田文雄首相(64)が、現在住んでいる東京都・赤坂の衆院議員宿舎から、11日にも首相公邸に引っ越すことが明らかになった。首相が公邸に入居するのは、民主党政権の野田佳彦首相以来、およそ9年ぶりとなる。「安倍晋三元首相は都内の自宅から、菅義偉前首相は、議員宿舎から首相官邸に通勤していました。野党は長らくこの通勤スタイルを『緊急時に対応できない』と批判し続けてきました」(全国紙政治部デスク)岸田首相が就任したばかりの10月7日午後、千葉県北西部を震源とする最大震度5強の地震が発生。真夜中の揺れに、首都圏の住民は恐れおののいたが――。「このとき、首相は発生から11分後に自身のツイッターで政府の速報を引用し、国民に呼びかけました。この直後に官邸に入ったのは、発生から35分後。ただ、菅前首相と比べると『官邸入りが15分遅い』と報じられたりもしました。菅前首相は官房長官時代から危機管理にあたっていた経験があったからか、緊急時の動きが非常にスピーディーでした。官房長官時代に、走って危機管理室に向かう菅氏を、若い番記者が追いかけてもまったく追いつけなかったという逸話もあるくらいで、首相になってからも健康管理や緊急時対応に気を配っていました。かたや岸田首相は、衆院選の公示日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、遊説で東京を離れていて、しかも松野博一官房長官も遊説に出かけていたということが『危機管理対応に隙があったのでは』と批判を浴びました。そうしたこともあったために、岸田首相は公邸への引っ越しを考えていたそうで、“危機管理対応を重視している”という姿勢を改めてアピールする狙いがあるのでしょう」(官邸担当記者)現在の公邸は2005年に改修を施されている。もともと、1929年に首相官邸として建設された建物だったが、この改修で茶室や和室のダイニングなど外国からの賓客をもてなす部屋が新たに作られ、燃料電池による発電・熱供給システムなどの設備が導入された。しかし、この公邸には“幽霊が出る”として、永田町でまことしやかに囁かれてきた。「森喜朗さんが総理だったとき、『寝入りばなに足音がして目が覚めて、寝室のドアを開けたら音が遠ざかっていった』という体験をしたそうです。あと、鳩山由紀夫さんの奥さんの幸さんは、実際に『幽霊を見た』とか……。“公邸の幽霊”については、ずいぶん昔から話題にこと欠きません。小泉純一郎さんは『幽霊に出会ったことはない、一度会ってみたかったけど』なんて冗談を飛ばしていましたし、入居しなかった安倍さんは、『幽霊が出るから嫌なんです、一緒に住んでくださいよ』と会食相手に話していたそうです。2013年に、野党が『幽霊が出るとの噂があるが事実か。安倍首相が公邸に引っ越さないのはそのためか』と政府に対して質問主意書を出し、安倍政権は幽霊の噂について、閣議決定をしたうえで『承知していない』と回答しました。その後の記者会見で、官房長官だった菅さんは“幽霊の気配を感じたことはあるか”と問われて、『言われてみればそうかな……』と笑っていました。かつては『五・一五事件』や『二・二六事件』の現場として、血が流れたこともある古い建物で、銃撃を受けた痕も残っていたほどです。不気味さを感じてしまうのは無理もないのかもしれません」(自民党ベテラン秘書)だが、そんな“いわくつき”の公邸にわざわざ岸田首相が入居するのには、危機管理上望ましいということのほかにも理由があるというのだ。■そもそも議員宿舎に入居資格がなかった“疑惑”が11月29日、岸田内閣閣僚の保有資産が公開された。首相の資産は2億868万円だったが、その内訳を巡って、波紋が広がった。「岸田首相は、東京都渋谷区、静岡県伊東市、広島市内に土地や建物を合わせて1億7595万円に上る不動産を所有し、定期預金は1千万円と申告しています。妻の裕子さんは、広島県三次市の不動産2273万円と乗用車1台となっています。一部のメディアから問題視されているのは、渋谷区のマンションの存在です。東京23区内に自宅がある場合、議員宿舎に入居できないと議院運営委員会が定められているためです。規則違反を追及されないように公邸への引っ越しを進めたのではないか、という指摘もあるのです」(与党担当記者)この渋谷区内のマンションは、首相が外相を務めていた2013年5月にも問題視されていた。岸田首相が保有している物件は、原宿駅からほど近い閑静な住宅地の6階建てマンションの一室。その広さは、約92平方メートルもある。「2013年5月27日付の『読売新聞』夕刊で、『23区に住居なら都心宿舎ダメ24議員入居規制骨抜き』と報じられています。読売の取材に、岸田事務所は『相続した共有不動産で母親が住んでいる。赤坂の議員宿舎には所定の手続きを経て入居している』と回答しています。議運が定めている『入居基準』には、『都内住居に家族が住んでいて議員本人が住めない』といった理由で、議員宿舎への入居が認められるケースがあります。ただ、議員たちが都心の一等地に、3LDKで月額10万円台という相場よりも低い家賃で住めることは、昔から“好待遇すぎる”と指摘する声は根強いものがあります。しかも、『日刊ゲンダイ』は11月26日に、岸田首相の母親は昨年5月に亡くなっていて、現在『母親が住んでいる』という理由は通じないと報じています。同紙の取材に岸田事務所は、『入居許可を得て居住しています』と回答しただけでした」(前出・全国紙政治部デスク)ウェブ上にも、こうした“疑惑”に首を傾げる声が上がっていた。《都内に億ションをお持ちと、報道されていましたからね。遅かったけど》《本来なら岸田総理は赤坂議員宿舎には入居資格はなかったはず。野党からの追求を交わす狙いかな》ある自民党関係者もこう話す。「一部では“分譲価格は1億円以上”と報じられています。タイミングが悪いことに、いま月額100万円の文書通信交通滞在費についての法改正が議論されている最中です。総理は公邸に引っ越してしまうとはいえ、“億ション”を所有しながら“特権”を甘受していたという批判は免れません。説明責任を果たさなければ、来年の参院選にも悪影響が出かねません」新居で引っ越しの荷解きをしながら、岸田首相は旧居について説明を求められるのか――。
2021年12月10日11月12日、立憲民主党は所属国会議員の集まる両院議員総会を開催。枝野幸男代表の辞任が正式に決定した。9日に行われた立憲民主党の常任幹事会では枝野氏が自らの力不足を謝罪したうえで、衆院選を総括。「多くの仲間が議席を得られず、現有議席を減らす大変残念な結果となった」と述べ、「政治は結果だ。この結果は全力を尽くしただけに、私自身の力不足そのものだ」と発言した。4年間にわたって立憲民主党を率いてきた枝野氏の辞意表明は、波紋を呼んだ。だがもう1つ話題となっていたのが、枝野氏の激変ぶりだ。報道を受け、SNS上ではこんな心配の声が上がっていた。《10年間とは思えない老けぶり。生気がない。目が死んでる。お疲れ様でした》《枝野寝ろってワードが上がってくるくらい、やっぱみんなおもってたんだね。疲れてるように見える》《枝野さんというよりほかのメンバーがひどすぎたから負けたんじゃないの。苦労が多かったんだろうな。老けこむ理由も納得できる》12日の総会で立憲民主党は、後任を決める代表選を「19日告示、30日投開票」の日程で行うと決定。枝野氏は「新代表の下、政権獲得に向け一致結束してもらいたい」と述べたという。22年の夏の衆院選に向け、野党第1党に新たな風が吹くのか。注目が集まる。
2021年11月13日《臨時国会の開催については、国会が決めることでして、内閣には何の権限もございません。但し、閉会中の今も、毎週、委員会は開催しており、今週も、(水)(木)に内閣委員会が開かれます!》こうツイートしたのは赤羽一嘉国土交通大臣(63)だ。赤羽大臣は8月16日、「臨時国会を閣内に呼びかけてください」とのツイートを引用し冒頭のように投稿した。赤羽大臣は「臨時国会を開くことに、内閣の権限はない」というが、果たしてそうだろうか?日本国憲法第53条にはこう規定されている。「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない」そのためネットでは憲法を“無視”するかのような投稿に《憲法53条に規定されている通り、国会の召集権限は、内閣にあります》《日本国憲法第53条はどっかいきました???》《憲法53条読んで、スガさんにも教えてあげて》との指摘が相次ぐことに。さらに《プロとして仕事してお金もらってるんちゃうの?》《ちゃんと勉強してから、大臣になりなさい》《あんた現役の閣僚だろ?それでも国会議員か?》《流石に政治のことくらいわかっててくれよ》と呆れる声が上がっている。■大幅に注釈を追加!雑すぎる憲法解釈も明らかにその後、赤羽大臣はTwitterに《私のツイートでお騒がせし、スミマセン》と絵文字付きで投稿。そして、こう続けた。《私の申上げたかったことは、「内閣は、臨時国会の召集を決定することができる」のは憲法53条にある通りですが、実際は、臨時国会の開催時期やその期間などについては、与野党の国対委員長間で話し合いが行われ、実施されてきたのが慣例でしたということです》当初のツイートに、かなり大幅な注釈を加えた赤羽大臣。そのためリプライ欄には《なんではじめにそう言わなかったのかな?》《恥ずかしい言い訳》《言葉足らずとかいう問題じゃないぞ》との声が。さらに赤羽大臣は「内閣は、臨時国会の召集を決定することが“できる”」とつづっているが、憲法を見返すと「内閣は、その召集を決定しなければならない」とある。また参議院の公式サイトでも「どちらかの議院の総議員の4分の1以上から要求があったとき、内閣は、臨時会を召集しなければなりません」と断定されている。そのため《4分の1以上の要求があれば「できる」ではなくて「しなければならない」です》《もう少し誠実に憲法の条文に当たってください》《文言をご吟味ください》と“解釈が雑すぎる”との指摘もされている。新型コロナの重症者数が過去最多を更新し続ける昨今。国会開催を望む声が多数上がっているが、それでも開催されないのは、「権限はない」という認識が内閣にあるからなのだろうか?
2021年08月17日4月27日、国会議員に付与される「特殊乗車券」の不適切使用を『文春オンライン』で報じられた国民民主党の山尾志桜里衆議院議員(46)。「特殊乗車券」とは、JR全線の乗車券や特急券、グリーン券などが無料になる“議員パス”。選挙区内の移動や公務の際に使用が認められており、国会議員の利用運賃は税金で賄われている。記事によると、山尾氏は4月3日に三鷹駅から吉祥寺駅まで議員パスで移動。吉祥寺でマッサージを受けた後、議員パスで恵比寿駅まで再び移動。ラーメン店や酒店に足を運んだと報じられている。その後タクシーで向かった先は、約4年前にW不倫が報じられた倉持麟太郎弁護士(38)の自宅だというのだ。報道を受けて山尾氏は、28日にTwitterで《議員パスの件について。公私の別を大切にしている自分として、その区別が曖昧にみえる行動をとるのはよくないと深く反省しています》と釈明。《今後このようなことがないように十分に気をつけてまいります。本当に申し訳ありませんでした》と陳謝した。続くツイートでは「今後の対応について」と題し、《東京で暮らし東京で働く環境で、議員パスを通じた公私の曖昧をなくすためには、東京都内の移動にパスを利用しないこととするのが、今私にできる最善の対応と考えています。改めてお詫びするとともに、仕事を通じた信頼回復に努めていきます》と改善策を提示している。「公私の別を大切にしている」と自負する山尾氏。Twitterで“あっさり謝罪”をしたものの、厳しい声が相次いでいる。《議員パスは、資産の多寡に関わらず、議員が議員活動をしやすい環境を整えることに意図があるはず。使わないことがベストなのではなく、「分別をしっかりする」ことが一番大切なはずです》《仰ってる意味がよくわからない。東京都内で公用ならパスを使われていいと思いますよ。そういう事ではないでしょう。今回も公用だったという主張なら、なんら問題ない話。それを何故主張しないのですか?曖昧にするから、疑われるのです。この文面だと、公私混同を認められると言う事ですか?》■2年前のGWは倉持氏と“無届ロサンゼルス旅行”山尾氏といえば、19年4月の国会会期中に無届で倉持氏とロサンゼルス旅行をしたこともあった。GW中だったが、国会議員が海外旅行をする際は、所属する院の議長に請暇願と渡航計画書を提出する規則がある。その後、議院運営委員会の理事会で了承を得なければならない。各紙によると山尾氏は当時、「不注意で提出することを失念した」と釈明。また旅行目的は「政治経済情勢の視察」と説明したという。結局、当時の議院運営委員長だった高市早苗議員(60)から厳重注意されるにとどまった。いっぽうで、山尾氏の旅行目的が「倉持氏の説明とは食い違う」といった指摘もあった。「19年5月3日放送の『モーニングCROSS』(TOKYO MX)で、元衆議院議員の宮崎謙介氏(40)が倉持氏と初共演した時の話です。宮崎氏が倉持氏に『アメリカ旅行はお仕事ですか?』と尋ねると、彼は『クラシック音楽が好きで、プライベートで行きました』と回答。山尾氏とはあきらかに異なる説明に、周囲も呆れ顔でした」(テレビ局関係者)かつて倉持氏との不倫報道に対して、神奈川新聞の取材に「むき出しの好奇心には屈しない」と語っていた山尾氏。問われているのは、国会議員としての資質ではないだろうか。
2021年04月29日3月26日、『FRIDAYデジタル』が今井絵理子参議院議員(37)の再婚について報じた。お相手は、17年7月に今井議員との“手つなぎ不倫疑惑”が報じられた橋本健元神戸市議(41)だという。『FRIDAYデジタル』は、「二人はすでに同棲しています。再婚するつもりでは?」という自民党秘書のコメントを掲載。取材に対し、今井議員は「良いお付き合いをさせていただいております」「息子の送迎などのお手伝いもしていただくこともあり、大変感謝しています」と話したという。不倫疑惑が報じられた当時は妻帯者だった橋本氏。だが、後に離婚。また政務活動費の不正受給も発覚し、議員辞職。さらに詐欺罪で有罪判決が下された。あれから3年と8ヵ月。苦境に立ちながらも、2人は着々と愛を育んできたようだ。しかしその間に、大切な支援者2名が今井議員のもとを去っている。1人目は彼女の恩人といわれる元秘書のAさんだ。「Aさんは今井さんが所属していた芸能事務所を辞め、秘書として彼女の政治活動を支えてきました。しかし橋本さんとの関係について、まったく知らされていなかったんです。Aさんは今井さんに身辺関係をしっかりするよう口酸っぱく注意していたそうで、“裏切られた”という思いが強かったといいます。そして『もう支えられない!』として、辞表を提出したそうです」(自民党関係者)■政務官の起用も再婚間近報道もブーイングの嵐そして2人目は、彼女を献身的にサポートし続けた恋人のBさんだった。「Bさんは沖縄から上京し、シングルマザーの彼女をサポートしていました。しかし16年7月に議員となった今井さんは、『朝から勉強会が』などと理由をつけて家へほとんど帰らなくなってしまったんです。それでも彼は今井さんの帰らない家で、聴覚障害のある彼女の長男の世話を頑張っていました」(知人)しかし次第に、今井議員は3週間に1回程度しか帰らないように。そして、2人の間で口げんかが増えていったという。「何度言っても態度を改めない今井さんに、Bさんは『もう無理だ』と嘆くように。そして突然、彼女の家を飛び出したそうです。今井さんと橋本さんの不倫疑惑が報じられた当時、Bさんは今井さんの長男が寂しがっていないか心配でたまらない様子でした」(前出・知人)当選一期目で不倫が報じられ、貴重な支援者を2人もなくした今井議員。昨年9月には、内閣府政務官に起用。その際に菅義偉首相(72)が「まさに適材適所の対応をした」とコメントしたものの、疑問視する声が上がっていた。さらに今回の報道にも、ネットでは《この人のこれまでの在職中の成果を出して下さい》《私生活の方でしか話題にならない印象》《彼女が議員でいることが国民にとって幸せといえるのかな》とブーイングの嵐だ。国民の声に、彼女はどう耳を傾けるのだろうか――。
2021年03月27日昨年、原則帽子の着用が禁止されている国会で、トレードマークのハコフグ帽をかぶったまま参考人として出席し、話題になったさかなクン。『品位や礼節を欠くものではない』として国会に認められたハコフグ帽の秘密を、YouTube『さかなクンちゃんねる - FISH BOY - Sakana-kun』で明かしています。1.ハコフグ帽の種類はいくつあるの?タレント活動以外にも東京海洋海洋大学名誉博士客員准教授など、様々な肩書をもつさかなクンは、全部でなんと10種類のハコフグ帽を使い分けているそうなのです。季節に合わせてメッシュタイプの風通しの良いものや、温かい素材のもの、よく見ると学帽の形をしたものなど、動画ではさかなクンのハコフグ帽を全種類公開しています。・ノーマルタイプ・夏用・ノーマルタイプ・冬用・学帽ちゃん・夏用・学帽ちゃん・冬用・水中用・ブラックくん・学帽ブラックくん・シルバーハコフグちゃん・ハコフグメット・ノーマルタイプ・夏用予備2.ハコフグ帽のお手入れの仕方は?さかなクンの皮膚の一部とされるハコフグ帽。そのお手入れの仕方は、なんと頭皮と同じだそうです。頭皮は水洗いのみ派のさかなクン。シャンプー派だったらハコフグ帽も一緒にシャンプーされていたのかもしれませんね。3.なぜハコフグ帽が誕生したの?TBS系列の『どうぶつ奇想天外!』に出演した際、視聴者に覚えてもらうため、何か印象に残る衣装を、と悩んでいたさかなクン。小学生のころ、寿司店で泳いでいたハコフグの健気な姿に心を打たれたことを思い出し、ハコフグ帽を作ることにしたのだそうです。明るくハイテンションなイメージのさかなクン。季節やTPOに合わせてハコフグ帽を使い分けていて、彼の真面目な人柄がうかがえますね。気になった方はぜひ他の動画もチェックしてみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年03月22日丸川珠代男女共同参画担当大臣(50)含む自民党の国会議員50名が埼玉県議会議員に対し、“選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書”を送っていたと2月24日に報じられた。朝日新聞デジタルによると、丸川大臣は「私個人の信念だ」と説明したという。そんな夫婦別姓に反対の立場を示した彼女だが、実は丸川は旧姓。08年6月に自民党の大塚拓議員(47)と結婚し、大塚珠代となっているのだ。2月24日にアップされた「インターネット版 官報」にも「丸川珠代(本名・大塚珠代)」と記されている。しかし結婚して以降、13年にもわたって丸川珠代という名前で政治活動を続けている。そのため、ネットでは彼女の言動を疑問視する声が相次いでいる。《ご本人は結婚して「大塚珠代」が本名なのに、夫婦別姓で「丸川珠代」を名乗り続けているという不思議》《旧姓で仕事してる大塚珠代さんなのにね》《自分は、別姓を使いながら、それに反対する二枚舌》民法750条で「夫婦の同氏(=同姓、同名字)」が規定されているため、結婚すると夫婦は同じ姓を名乗らなくてはならない。そして慣習的に、女性が姓を変えることとなっている。「姓を変更すると、名義変更による不利益をこうむることもあります。変更のために時間が削られるだけでなく、多額のお金が必要となることも。さらに長年使ってきた名前に愛着があり、『姓が変わることに抵抗が……』との声も聞こえてきます」(全国紙記者)■なぜ慣習として女性が変更することに?2月18日に放送されたドキュメンタリー番組「夫婦別姓 “結婚”できないふたりの取材日記」(NHK Eテレ)では、夫婦別姓を選択した事実婚夫婦が登場した。妻いわく、「結婚はしたいけど、あなたの姓にはなりたくない」とのこと。そこで彼らに意見を述べたのが、元衆議院議員の亀井静香氏(84)だった。「亀井氏は夫に対して『心から愛されてないんだよ、間違いない』などと発言しました。強制的な“夫婦同姓”は社会的な不利益を強いることであり、アイデンティティも脅かしています。『愛があるかないか』というのは関係ありません。また亀井氏は『国家の恩恵を受けたいなら、ルールに妥協しないと』『姓が一緒だ、別だと言うこともない。みんな天皇の子だから一緒』とも話していました。しかし『なぜ多くの場合、慣習として女性が変更することになっているのか』というのが問題の根本ではないでしょうか」(前出・全国紙記者)選択的夫婦別姓制度は「姓を変えたい人は変えればいい」というものだ。大塚姓でなく、丸川姓を選択している“政治家・丸川珠代”。男女共同参画担当大臣としてジェンダー平等の旗振り役でもあるが、その振る舞いはあらゆる矛盾を孕んでいるのではないだろうか。
2021年02月25日「昨年に続き、今年も天皇誕生日の一般参賀は中止となってしまいました。さらに、国会議員や外国大使を招いての祝賀行事も中止になりました。ここまで大幅に縮小となったのは、コロナ禍の国民生活を心配される天皇陛下ご自身のお気持ちを反映してのことでしょう」(皇室担当記者)2月23日、天皇陛下は61歳の誕生日を迎えられる。祝賀行事は縮小となるものの、静かにお祝いする雰囲気にはなりそうにないという――。「誕生日を前に、陛下は記者会見に臨まれます。記者からの質問は事前に宮内庁側に伝えられるのですが、その中に眞子さまの結婚についての質問も含まれているのです。天皇陛下ははたして、眞子さまと小室圭さんについてどのような発言をなさるのか、注目が集まっています」(前出・皇室担当記者)昨年11月に眞子さまが発表された文書では《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております》との記述があった。「もし会見で陛下が『お二人の気持ちを尊重します』といったお言葉を述べられれば、眞子さまと小室さんの結婚は完全に“お墨付き”を得たことになってしまいます。陛下には小室さんについていっさい言及しないでほしい――。秋篠宮さまはそう願っていらっしゃるでしょう」(前出・皇室担当記者)■陛下と秋篠宮さまに会見をめぐる因縁がしかし、陛下と秋篠宮さまは、会見をめぐって浅からぬ“因縁”がある。’04年5月、陛下は当時療養中だった雅子さまについて、次のように述べられた。「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」この年の7月、雅子さまは適応障害と診断されている。外交官としてのキャリアを生かした国際親善より、ただ“お世継ぎ”を産むことだけを求める声が強く、大きな精神的負担になったといわれている。雅子さまを守ろうとされた陛下の勇気ある発言だったが、その半年後、なんと秋篠宮さまは自身の誕生日会見で「記者会見という場で発言する前に、せめて陛下と内容について話をして、そのうえでの話であるべきではなかったか」と苦言を呈されたのだった。弟宮からまさかの、はしごを外すような発言……。雅子さまを取り巻く環境は大きく変わることはなく、回復は平成の終わりまで待たねばならなくなった。「しかし、天皇陛下はもう、当時の秋篠宮さまの発言を遺恨に思われてはいないでしょう。むしろ、あの“人格否定発言”の一件から、記者会見での一言がどれほど大きな影響を及ぼすかを実感されていらっしゃいます。眞子さまの結婚問題についても、できるだけ言及を避けられるのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)ついに天皇陛下まで巻き込むことになってしまった眞子さまの結婚問題。秋篠宮家の知人はため息交じりにこう話す。「普通の家庭なら、小室さんの母の佳代さんが、息子に結婚を辞退するように強く勧めることがあってもいいはずです。しかし、そういった動きはまったくありません。もちろんご本人同士の意思が大切ですが、眞子さまの結婚後を心配され、秋篠宮さまが結婚に難色を示されるのも無理はないことだと思います」弟宮・秋篠宮さまが訴える窮状に、天皇陛下はどのように応えられるのか――。「女性自身」2021年2月23日号 掲載
2021年02月11日1月31日投開票の埼玉県・戸田市議会議員選挙に「スーパークレイジー君」の名前で立候補し、初当選を果たした西本誠氏(34)。これまで金髪に特攻服というインパクトの強い容姿が印象的だったが、各メディアによると2月8日の初登庁では黒髪でスーツ姿に身を包んで本会議に臨んだという。そんななか注目を集めたのは、“名前の問題”だったようだ。「スーパークレイジー君」の通称で議員登録は認められたが、議会での呼び方に議論が巻き起こったという。「戸田市議会では通常、名前に『~議員』と付して呼ばれます。スーパークレイジー君をめぐっては、議員間でも議論が交わされました。『クレイジー君』や『スーパー君』など、通称を分割する案も。いっぽう西本氏は選挙活動で、本名をアピールすることはありませんでした。結局、『スーパークレイジー君議員』と呼ばれることに決まったようです」(スポーツ紙記者)Twitterでは《政治が親しみやすくなるとイイ》《ちゃんと仕事すればいいんじゃね?》と理解を示す声もあるいっぽう、《okなの……?》《駄目だな》など賛否両論のようだ。昨年7月の都知事選では、「百合子か、俺か」のキャッチフレーズで立候補したスーパークレイジー君。落選したものの、歌やダンスのパフォーマンスで多くの国民から関心が寄せられた。だが今回の選挙ではパフォーマンスは封印し、アピール方法を転換したという。「今回の選挙では、最終日を除いて歌やダンスは封印。ひた向きに政策を訴えていたのが印象的でした。得票数は912票で、定数26のうち25番目に滑り込みで当選。スーパークレイジー君の支持者は多くが小中学生で、彼らが両親や祖父母を投票所へ導いたといいます」(前出・スポーツ紙記者)そんなスーパークレイジー君だが、全身に入れ墨が入っていることや少年院に送致されたなどの過去をSNSで赤裸々に明かしている。だがそのような過去を包み隠さないのは、確固たる信念があるようだ。「当選後、SNS上でニセ垢による詐欺行為や家族の個人情報が流出するといった嫌がらせを受けたそうです。さらに誹謗中傷の声も後を絶たないとも。メディアの取材には『落ち込んだ』とも語っていましたが、今は吹っ切れているようです。スーパークレイジー君は、政治に関する知識や経験が十分にないことを自覚しています。ですが、『自分のような人物が議員になれば、政治に興味を持ってもらえるのでは』と語っています。今回の戸田市議会議員選挙の投票率は、38.88%。彼の当選は、選挙への関心の薄さをあぶりだしたともいえるでしょう」(社会部記者)そんな彼が最も力を入れているのは、「子どもが暮らしやすい環境づくり」だという。7日に投稿したツイートでは、《戸田市で24時間困った方や、子供がいつでも駆け込み寺に来れる事務所を出したいと思っております》と早くも呼びかけている。今後どのような実績を積み重ねていくのか、関心が高まっている。
2021年02月08日「事務所に秘書として入ったばかりのとき、菅さんから『いっしょにおすしを食べに行こう』と誘われたことがあったんです。私は『国会議員が行くおすし屋さんってすごいところなんだろうな』と期待していたのですが、連れていかれた先は回転ずし店でした(笑)。『ここ、早くていいんだよ』と言って、10分ほどで食べて店を出ていましたね」そう語るのは、横浜市会議員の遊佐大輔氏(39)だ。9月14日に実施が予定されている自民党総裁選挙。その候補者のなかで最も“ポスト安倍”に近いといわれているのが、菅義偉官房長官(71)だ。菅官房長官といえば、最近の政界では異色の存在。世襲やエリート官僚出身の議員だらけのなか、たたき上げで現在の地位にまで上り詰めた。「高校卒業後は段ボール工場で働いていましたが、一念発起して小此木彦三郎氏(享年63)の秘書になりました。横浜市会議員として政治家デビューしたのは、38歳。衆議院議員初当選は47歳という遅咲きでしたが、そこからメキメキと頭角を現し始めました。安倍政権では官房長官として歴代最長の任期を務め、昨年の新元号発表以降は“令和おじさん”という愛称で国民から親しまれるようになりました」(全国紙記者)そんな菅官房長官だが、夫人の真理子さんのスタンスもまた“異例”だった。政治家の妻といえば通常、積極的に人前に出て夫をサポートするタイプが多い。しかし真理子さんはほとんどと言っていいほど、表に出てこないのだ。「真理子夫人と菅さんの出会いは、小此木事務所。彼女はそこでときどきお手伝いをしていたそうです。職場恋愛のような形です。夫人は表に出ることがあまり好きではないのですが、当時の菅さんは政治家を志していませんでした。だから問題ないと考えていたようです。しかしその後、菅さんは出馬することになりました。その際、夫人に『政治のことは何もしなくていいから!』と頼み込んで説得したそうです」(永田町関係者)菅官房長官は『週刊文春WOMAN』’19年8月30日号で、政治家になると打ち明けた際の妻との会話をこう明かしていた。《だから選挙のときだけ手伝ってくれ、ほかは出さないからと。もう否応なしに》夫妻の関係について、真理子さんの参加していた婦人会の女性はこう語る。「菅さんは秘書と話すときと、奥さまと話すときとでは口調がまったく違います。奥さまには“ですます調”で実に丁寧な敬語で話すんですよ。最初は驚きましたが、奥さまがいるから自分は議員の仕事を全力で全うできるという気持ちの表れなのでしょう」「女性自身」2020年9月22日号 掲載
2020年09月09日<民主党はたった2日の選挙戦で、議員の投票だけで代表を選ぼうとしています。 民主党内で政策論争はほとんど見られず、候補者は民主党議員の顔色をうかがい、多数派工作に終始しています>2011年8月27日、当時与党だった民主党を厳しく批判していたのは菅義偉官房長官(71)だ。東日本大震災への対応をめぐって批判を受けていた菅直人首相(当時、73)が辞意を表明したことで、同年8月29日に予定されていた民主党代表選挙。“政治空白”を作らないため迅速な選挙の必要があることなどを理由に、投票権は国会議員に限定され、一般党員やサポーターの投票は認められなかった。当時野党議員だった菅長官は、そんな民主党の姿勢を自身のブログ「意志あれば道あり」で厳しく批判したのだ。<与党の代表を選ぶことは、日本の総理大臣を決めることであり、本来なら候補者が自らの考え、政策を広く国民にも示し、議論を深めるべきものです>与党の代表選のあり方をこう定義したうえで、自分が所属する自由民主党をこう誇った。<自民党が総裁を選ぶ際には、全国で遊説を行いって国民に広く考えを示し、政策論争を深めてきました。 谷垣総裁も、国会議員だけでなく党員・党友も投票して選ばれています>自民党総裁選挙に出馬するとみられている菅長官。彼を推す自民党の二階俊博幹事長(81)は“政治空白”を作らないことを理由に、総裁選で党員投票は実施しない意向だ。その背景には、過去に党員投票で高い得票率を誇ってきた石破茂元幹事長(63)の存在があるとみられている。ブログを書いたときと“志(こころざし)”が変わっていなければ、当然今回の総裁選でも菅長官は党員投票を求めるはずなのだが……。8月31日、定例会見で「このブログでの見解については現在も変わらないか?」と記者に問われた菅長官はこう答えた。「それぞれの政党で決めているルールに基づいて、行うべきであろうと思います」結局、立場によって“志”は変わってしまうということなのか。ふたたび、菅長官のブログから引用しよう。<総理を目指す候補者たちは、支持欲しさに党内で最大勢力を率いる小沢氏に次々と頭を下げ、政策論争を置き去りにして推薦人集めに奔走し、誰一人として国民に全く向き合おうとしていません>厳しく民主党を批判してから9年。いま菅長官がこのブログを読み直したとしたら、どう思うのだろうか。
2020年08月31日参議院議員の蓮舫氏(52)がフリージャーナリストで夫の村田信之氏(54)と「円満離婚した」と公表し、話題を呼びました。蓮舫氏といえば、事業仕分けでのキビキビとした姿が印象的。夫も“人生の仕分け”の対象になったんだなあ……としみじみ思っていましたが、改めて双方が「円満離婚」を強調するのはなぜなのでしょう。■離婚に円満なんてない!そもそも多くの離婚経験者に話を聞いてきた筆者は「離婚に円満なんてない」と思っている一人です。もちろん、離婚のケースは人それぞれ。いがみ合って裁判の末に離婚したというご夫婦もいれば、スルッと話し合いをしてスムーズに別れられたというご夫婦もいます。一般的に後者を円満離婚というようです。ただそもそも論として2人の関係がある程度良好なら、多少の不満があったとしても離婚を選ばない人が大多数でしょう。人間にとって日常を構成する家族との距離感が変わることや、生活リズムや生活圏が変わる離婚はそれだけで過剰なストレスが心身にかかります。それを分かっているから多くの人が離婚を避け、夫婦関係が終わっていても婚姻関係を継続させるのです。■そもそも最も合理的なのは「離婚しないこと」また円満離婚という言葉に違和感を覚える理由がもう1つあります。それは蓮舫氏のような「合理的」を突き詰め続けていた人が非合理的な離婚を選んで、正しさを主張するのがちょっとだけ“キャラ違い”に思えてならないのです。以前、相続などに詳しい税理士の方に教えていただいたことですが、本当に合理性を追求するなら「絶対離婚してはいけない」のだといいます。それは離婚によって夫婦で資産を折半することで、自分の資産が物理的に減ってしまうからだといいます(それもドライすぎる発想ですが)。また余談ですが以前、50代以降のシニア婚活の現場を取材した際も「60歳をすぎると初婚男性は資産が崩れていない(離婚による財産分与をした経歴がない)から、人気が高くなる傾向がある」という話を耳にしたことがあります。20代や30代の婚活と異なる価値観に驚いたのが思い出されます。こういった事情からも今まで合理性一辺倒だった蓮舫氏が突然「人生観の違い」というふわっとした言葉で円満離婚を主張するのに、個人的には疑問を投げかけたくなるのです。なんかそれ、別の理由があるんじゃないの?と。■離婚キッカケに庶民的になるチャンス今回の離婚によって、過去のバラエティ番組で蓮舫氏が家庭内における夫の順位について「ペット以下の存在」と発言したことが再び注目されています。ペット以下だから切り捨てたのか……といった意見が大多数ですが、いっぽうでその夫は26日のインタビューで「楽しい毎日でしたので、『別れましょう』と言われたときはショックでした」と語っています。憎み合っているわけではないことは十分わかるこの関係。でも憎み合っていないなら、わざわざ別れるメリットはどこにあったのかが気になるところです。蓮舫氏はこの件をさらに本音で語ることで、それこそ“庶民の共感”が得られるのかもしれませんが、まあそれは期待できないでしょう。よく自立心や独立心の強い女性は、離婚後はモテたり仕事で大きな成果を上げる傾向があると言われています。上昇志向の塊ともいわれる彼女がこの離婚を次のステップにどう変えるのか、気になるところです。(文:おおしまりえ)
2020年08月30日