【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情546】人間関係の構築には必要不可欠な“会話”。「また会いたい」と思われる人って、往々にして会話が上手です。そう、気になる人とまた会いたい、そして、他の女性に差をつけたいなら、会話術を磨くに越したことはありません。では、どういう会話をすれば、次につながるのでしょう?■ありきたりな質問は避ける恋愛において「見た目はそこまでタイプじゃなかったけど、会話で惹かれた」というのはちっとも不思議ではありません。どんなに美人でも会話がつまらなかったら、多くの男子は(よほど惚れ込んでいない限り)また会いたいとは思わないんです。では、つまらない会話とはどういうものか……ざっくり説明すると、よく出会いの場で聞きがちな「好きな食べ物は?」「休日の過ごし方は?」「お仕事は何をされているんですか?」といった質問。もちろん、気になるから知りたいですよね?でも、こういう類の質問って、どの男性も既にたくさんの女性から聞かれているはずです。恋活・婚活の場で出会ったのなら、なおさら。聞かれた彼は嫌な顔をせず答えてくれるでしょうけど、内心「またか……」と思っているかも。この手の質問って何度か会ったら、あるいはLINEをしていれば、自然と会話にのぼる可能性が高いので、わざわざ初デートで聞かなくてもいいかと。正直、初デートが一番大事ですからね?ここで相手のテンションを上げられなかったら、2回目に誘われることはないし、あなたから誘っても「忙しい」とか言われて流されたりするでしょう。■楽しく想像できる会話を心がける初デートは「休日の過ごし方は?」「お仕事は何をされているんですか?」などの現実的な会話より、ちょっと非日常感を強めにした話のほうがいいと思います。筆者も、プライベートで誰かと初めて会うときは、非日常かつ、楽しく想像できるような会話を心がけています。例えば、以前、マッチングアプリで知り合った男性と食事したのですが、プロフに「趣味は海外旅行」と書いてあったので、初デートのときは旅行にまつわる質問をたくさんしました。「今まで行った中で、一番思い出に残ってる国は?」と聞いたら「えー超悩む!でもポルトガルかな?」と楽しそうにスマホの写真を見せつつ、話してくれましたよ。また「次、行くならどこの国?」と聞いたら「行きたい所はたくさんあるんだよね。チュニジアとかかな?」とチュニジアの魅力を語ってくれたり。少なくとも海外旅行って日常ではないし、想像するのにもってこいの題材なんですよね。会話に困ったら、とりあえず海外(国内)旅行の話を振ってみるのもアリです。■彼のテンションが上がる会話を心がけるあと、車が好きな人に「もし今『お金を気にしなくていいから、好きな車を1台買っていいよ』と言われたら何を買う?」と聞いたら「何かなぁ?何でもいいんでしょ!? だったら……アストンマーチンかな?」と。「女の子に車を語るのもアレだよね」と遠慮しつつも、アストンマーチンが好きな理由をたくさん教えてくれました。結局、人って自分の好きなこと、かつ楽しいことを想像しつつ話すと、テンション上がるんです。ありきたりな質問をするより、彼の好きなことについて話題を広げ、いろいろイメージしてもらったほうが会話が盛り上がるし、「また会いたい」という気持ちになりやすいんですよね。■他の女性に差をつけて初デートのときは、緊張して何を話せばいいかわからなくなりがち。もし、彼の好きなことを知っているなら(知らなくても何に興味があるか質問して)、それについて掘り下げ、想像しながら答えられるような質問をしてみてはいかがでしょう?日常の話、現実的な話題は、そのうちでいいですよ。まあ、もし好きな食べ物が「トルコ料理」とかだったら、そこから、いろいろ広がりそうではありますが。まずは初デートで、彼のテンションが上がる会話をして、他の女性に差をつけてくださいね。
2020年07月10日「コロナによる外出自粛を機に、これまでよりも、夫婦でいっしょに過ごす時間が増え、ケンカをする頻度も増えていると聞きます。それを劇的に改善する方法は、いっしょに映画を見ることです」こう話すのは、映画好きで知られる心理研究科の御瀧政子さん。えっ、いっしょに映画を見るだけで夫婦仲が改善するんですか?「映画というのは、そのほかの総合芸術に比べても、作る時間、人材、資金が膨大にかかっています。それが2時間前後に集約されて、しかもDVDソフトなら、繰り返し見ることができる。単に画面に向かっているようで、じつは目、耳、肌感覚など、人の五感を通して、大きなエネルギーに包まれているんです。夫婦で、それを共有することで、お互いに対する思いが確実に変化するんですよ」ひとくちに不仲と言っても、その原因はさまざま。そこで、今回は不仲の原因を分類。年間百本以上の映画を見ているという御瀧さんが、それぞれの不仲の原因を改善するのにマッチする映画ベスト3を厳選。■「セックスレスに悩む夫婦」向け【1位】『31年目の夫婦げんか』(2013年/デヴィッド・フランケル監督)「最高の結婚をしたとしても、荒んでしまう時期はあるもの。長いときをともに無事歩んできたと自負がある夫は結婚生活に問題はない、一方妻はもう一度『結婚を取り戻したい』と思ってカウンセリングを受ける。絆が一度失われてしまうと、求め方がわからなくなり、結婚生活の救済に奮闘する夫婦の姿に胸が熱くなります」(御瀧さん・以下同)【2位】『きいろいゾウ』(2013年/廣木隆一監督)「それぞれ心に大きな秘密を抱えた夫婦が、静かに日々を大切に生きている姿を描いています。痛みを抱えている心は、決して立ち入らないで、そっとしておくこと。五感を駆使して、ふれ合いや心から寄り添うことが必要になります。時がくれば自分で決着をつけられる。だからあせらなくてもいいんだということがわかる物語です」【3位】『グッバイ・ゴダール!』(2017年/ミシェル・アザナヴィシウス監督)「20歳の妻は夫の才能を信じているが、35歳を超えた芸術家はマヌケ、というコンプレックスを抱えた不器用な夫。世の中が大きく動く時代に、ポジションに迷い、嫌われるのをわかっていながら、自分や主張を変えられない。あなたを大切に思ってくれている人は才能以外に、あなた自身を尊敬してくれているはず。そのことを気づかせてくれます」夫婦のスキンシップに関しては、欧米と日本では大きく違う。「映画でも洋画では、年齢を問わずに肌をふれ合い、夫婦の愛の営みが自然に描かれているのが、日本の夫婦には気恥ずかしいかも。でも、夫婦の営みが仲むつまじさを深めるのは世界共通です。『31年目の夫婦げんか』では、夫婦関係を取り戻したい妻がカウンセリングを受けるシーンを自分のこととして受け止められたら、きっとあなたの背中を押してくれるはず」」■「会話がなくなった夫婦」向け【1位】『砂漠でサーモン・フィッシング』(2012年/ラッセ・ハルストレム監督)「砂漠でサケを養殖し釣りを楽しむプロジェクトを依頼された主人公。そんな不可能だと思える課題を、あきらめずに、抱えている問題点(課題)を明らかにし、解決しようとする過程で、翻弄されるカップル。どんなに冷めかけた絶望的な状況でも、相手の立場に共感し、自分の気持ちに正直になって話し合えば、目標に近づけることを教えてくれます」【2位】『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年/白石和彌監督)「“好きな人が笑顔でいてくれるなら、それでいい”と思い、一緒に行動している男。8年前に別れた男を忘れられずに生きている女。自分が選んだ道でよかったか、答えは最後の最後までわからない。でも人は精いっぱいやれることをやっていくしかない。それはいつか必ず相手に通じると信じるひたむきな心にうたれます」【3位】『her/世界でひとつの彼女』(2014年/スパイク・ジョーンズ監督)「24時間いつでも呼べば応え、しかも自分の想像を超える答えを得ることもできる頼れるAI(人格を持つ最新の人工知能型OS)がやがて恋愛対象に。『あなたの心の中にある恐怖を私の力で消してあげたい。そしたらもうあなたは深い孤独を感じなくなる』と語るAIとの別れがやってきて−−。人とのつながりをもう一度信じてみようという心持ちになる映画です」ずっと顔を突き合わせていると、黙っているほうが楽なこともあるのは事実。「でも言葉によるコミュニケーションがないと、血の通った夫婦関係は復活しません。『砂漠でサーモン・フィッシング』は、主人公が砂漠でサケ釣りをする事業を依頼され、翻弄されるカップルを描いていますが、破綻しかけた仲を回復するのは会話の力です」しかし、いきなりいっしょに映画を見ることはかなりハードルが高いと思う人もいるだろう。「おすすめは、まず自分一人で『よさそう』と思った映画をチェック。そして本当にこれはいいと思ったら、少し強引にでもご主人を誘って二人で見るといいでしょう」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月25日追いかけるより、追いかけられる恋がしたいなら「賢い会話」は必須スキルです。「賢い会話」にするポイントは「すべてを語らないこと」です。恋する気持ちが大きくなっているときこそ、注意したいことをご紹介します。好きな人の前でなにを話して、なにを控えるべきかを改めておさえておきましょう。■ 恋愛経験は少しずついままでどんな恋をしてきて、どんな経験をしてきたのか。好きな人と「恋バナ」をするなら、すべての恋愛経験を語らないことが大切です。恋愛関係を語りすぎてしまうと「ああ、こういう恋をする子なんだな」と思われ「じゃあ、こうしておけばいいのか」と、安易な決めつけをされてしまうことも……。そうなると、質の良い恋愛プロセスを踏めなくなりにくいです。「こう言ったら、どう反応してくれるかな……」とドキドキさせる。コレを狙って、ある程度の恋愛経験は言わないでおくのが正解です。■ 人間関係は必要な人だけどんな人と知り合いで、友達はどんな子なのか。これを語りすぎてしまうと、周りの人間から「ああ、こういう子なんだな」と判断されてしまうことも……。恋をすると、好奇心と不安が入り混じってドキドキ。相手の男性も同じで、不安を解消しようと、ついつい得た情報から、決めつけをしまいがちでず。彼があなたについて知っていくと同時に、少しずつ友達を紹介していくのがおすすめです。■ 価値観は「そのとき」に言う自分がどう考えて、何を大切にしているのか。そうした「考え方」や「価値観」も、一気に語りすぎてしまうと、「こうしてればこの子はOK」と思われてしまうかもしれません。相手の警戒心を解き、親しくなるためには、そうした会話もある程度必要ですが、追いかけられたいならば、伝える情報量をコントロールしましょう。考え方や価値観が試される、自然に話題になる「そのとき」まで黙っておくのが◎「そのとき」に、初めて意見を交わせば、彼と一緒に考える時間が作れるので、ふたりの信頼関係が築きやすくなるでしょう。■ 恋愛の進め方は時間とともにどういう恋をしたいか。あるいは、どういう展開が理想的か。こうした話題も、追いかけられたいならば一気に話さず、少しずつ伝えるのがベスト。恋の展開について、理想を話しすぎてしまうと、男性が自分で考えるというプロセスを飛び越えて、その通り行動してしまう可能性があります。あなたのことが好きならなおさらです。自分で考えるきっかけを奪ってしまうと、後々、あなたの気持ちを考えて配慮する、という言動ができなくなる可能性も高いので要注意!恋が進む中で、「あ、私○○してくれたほうが嬉しいかも!」と、ちょっとずつ理想を伝えれば、なぜあなたがそう思うのかまで考えてくれるはず。きっと、あたなを幸せにするために、追いかけ続けてくれるでしょう。■ おわりに恋愛中は、幸せを掴もうとしたり、不安を解消しようとするあまり、ついついたくさん話しすぎてしまうことも。ときには、時間が必要なことも覚えておいてください。少しずつ話すことで、追いかけられる、いい恋愛にできますよ。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年06月10日新型コロナウイルスの流行により日本、いえ世界全体が外出自粛となっている今、家族全員が朝から晩までずっと家で過ごすことも多いでしょう。外部とのコミュニケーションが限られているため、1日のうち口をきいたのが家族だけということも。しかし、夫にいろいろ話しかけてみるけれど、話が弾まない、生返事ばかりということはありませんか? 「そういえば、最近は夫とゆっくり話すこともなくなっていたな…」「いざ夫とゆっくり話せるとなっても、何を話せばいいかわからない」など、夫と1対1で話す習慣がなかったことにがく然とする人もいるでしょう。付き合っていた頃はいろいろ話していたはずなのに、どうして夫と話せなくなったのでしょうか? また、夫も話しかけてこなくなったのでしょうか? 今回は、会話がない夫婦となってしまう理由と、その対処法についてご紹介しましょう。■夫婦で会話がなくなる理由は?結婚生活が長くなってくると、だんだんパートナーの考えていること、やることは大体わかってくるので、あえて聞いたり伝えたりといった会話はなくなってきますよね。それはある意味、お互い分かり合えて、信頼しているからというのがあると思います。一方で、新しい発見もなくなって「この人は、良くも悪くもこういう考えをしてる人」と、慣れとあきらめを感じている部分もあるでしょう。それは妻だけではなく、夫も同様です。■夫が話さなくなる理由、妻が話さなくなる理由夫が会話をしなくなる理由の一つに、仕事モードから家庭モードへの気持ちの切り替えがうまくできないというのがあります。特に、忙しい時期は、家に帰っても仕事モードが抜けず無口になってしまうのでしょう。仕事モードが抜けきっていないのに、妻から子どもやママ友、近所の話をされても、頭に入ってこないから生返事になる、話を聞く態度も取れないという夫が多いのです。一方、女性は男性よりも話し好きな人が多い傾向にあります。そのため、子どもが小さい時は、普段の話し相手が夫だけという場合もあるので、帰宅した夫をつかまえていろいろ話したいと思います。しかし前述のように、話しかけても夫がうわの空で話が続かなかったり、話している途中なのに席を立つなどが続くと、妻も「私の話には興味がないんだな」と感じ、だんだん話しかけなくなっていくようです。必ずしも、「夫婦の会話がない=夫婦関係がダメ」とは限りません。会話がないことが心地良いと感じる夫婦もいます。しかし、相手に興味がなくなって会話をしなくなっているとしたら、話は別です。相手も自分も変化し成長しますよね。でも、「この人はこういう人、夫婦関係もこんなもの」と決めつけて、あきらめてしまったり考えなくなったりするのは、悪い方向に向かっていると言えます。「興味がないから会話がない」夫婦というのは、黄色信号です。嫌いあっているわけではないけれど、一緒にいる意味を感じられない場合、子どもが巣立った後に離婚の危機が訪れる夫婦も少なくありません…。■「嫌いではないけれど興味がない」そんな夫婦の特徴は?会話がなくても大丈夫な夫婦と、会話がないことで危ない夫婦。その違いは「相手のことを考える時間があるかどうか」です。例えば、一緒にいる時は「ちょっと具合が悪そうだな」「今日の夕ごはん、何が食べたいかな」と想像したり、夫が外出中なら「今、何しているのかな」「今日は、何時に帰ってくるだろう」など、相手のことを思い出し、気にかけている時間や回数が1日どれくらいあるかが見分けるポイントだと思います。1日中、全然夫のことを考えることがなかった、その存在を全く意識していなかったとしたら要注意。1日が2日、3日…気づいたら1週間たっていたとなると、夫はただの同居人。そばにいても考えないとしたら最悪、夫を動く置物のように見ているのではないでしょうか。この「相手への無関心」が夫婦危機となるのは、妻だけでなく夫にも言えることです。特に、お互いが忙しい共働き夫婦の場合は、経済的にそれぞれ自立していることもあって、「嫌いではないけれど一緒にいる意味がない、離婚しましょう」となりがちです。■夫婦の会話を取り戻す3つの対処法夫婦に会話がないことに危機感をもっている妻はどうすればいいのでしょうか?まずは、夫に対して1日1分でもいいので意識的に関心を向ける習慣を身につけましょう。そして、あきらめずに話しかけてみてください。話の内容選びも重要です。過去に起こったことではなく、2人で歩むであろう未来の話をするのがおすすめです。例えば「次の休みはどうする?」「家はいつ頃購入したいよね」「子どもには、こんな進路を歩ませたいね」など、未来に関する話は夫自身にも関わってくることなので、関心がなくても答えてくれるでしょう。未来の話を通して、「子どもに対してこういう考えを持っていたのね」「以前は仕事が忙しくてそれどころではないという感じだったけど、家の購入も考えられるようになったのかな」など、夫の変化にも気づき、新しい発見もあるのではないでしょうか。そういった未来の話を、1週間に1回でもいいから話すようにしてみましょう。前述しましたが、会話がなくてもお互いが心地良いのなら問題ありません。しかし、「会話がない=相手に興味がない」という夫婦には、浮気の隙も生じがちです。一緒にいる意味がない、何を考えているかわからない、寂しい、将来どうするつもりだろうと不安を感じているのなら、妻から話しかけてみてはいかがでしょうか。それでも夫の反応がイマイチだとしたら、話しかけるシチュエーションを変えてみるのもいいでしょう。帰宅した時に話しかけても生返事なら、出勤前の朝に話しかけてみる。平日は疲れているようだったら、週末のリラックスしている時を狙って話しかけるなど、いつもと違うシチュエーションで声をかけてみるのです。■夫婦の会話がない、夫は妻ほど気にしていない夫婦の会話がないことに対して、夫は妻ほど気にしていない傾向にあります。そのため、夫婦の会話がないことが悩みというご相談は、たいてい女性から寄せられます。男性は「話さなくてもわかってるだろう。だから、わざわざ話す必要はない」と考える人が多いように感じます。そのため、結婚生活が長くなればなるほど、以前はわりと話すタイプだったのに、だんだん会話がなくなっていったというケースがほとんどでしょう。しかし、会話がないことによって、夫婦関係も冷えていくものです。気づいた時にはもう手遅れということもあるので、早い段階でそういった不安は摘み取った方がいいのです。先にご紹介した3つの対処法を試しても、話の最中でもスマホの操作をやめない、話の切れ目でもないのに席を立つ、トイレに行くなどする夫は、もしかしたら別の理由があるのかもしれません。具体的には、妻以外に興味を持っている存在がいるなどですが、そういう夫の変化にも話しかけることで気づけますよね。そのためにも、まずは夫に話しかけてみましょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2020年06月07日実際に子どもが出来るまでは、子育てに対してなぜか【優雅な良いイメージ】しかありませんでした。しかし実際に子育てを始めると持っていたイメージとは全くかけ離れていて(笑)想像を接する過酷さに、肉体的にも精神的にもボロボロでした。 夫は子どもが大好きで、産後の私を気遣ってとても協力的でした。しかし完母なこともあって、授乳、寝かしつけなどは全て私の役割。当然と言えば当然なのですが、子どもが出来てから【生活リズムの全てが一変した私】と違い、普段通り仕事へ行き、普段通り食事を食べ、普段通り眠る夫。私と違い、【生活リズムが変わらない夫】に対して、一方的に、無性にイライラするようになってしまいました。まさに、産後あるある(笑) とても敏感でなかなか寝ないタイプだった長男。寝かしつけの邪魔にならないように、夫は別室へ。これも私と子どもへの配慮なのです。が、頭では分かっているのに、別室からテレビの音と夫の笑い声が聞こえる度にイライラが止まらない。夫は夫なりに、私のことを気遣ってくれるし協力もしてくれる。しかし、私が一方的にイライラを募らせてしまっている状態でした。このままじゃいけない!!いつもは子どもを寝かしつけた後、私も一緒に寝てしまっていたんですが、寝落ちてしまわない限り、少しの時間でもいいから起きるようにしました。つまり、自ら意識して【夫婦だけの時間】を持つようにしたのです。 夜間にも頻回授乳していたので、当然そんなにゆっくりは出来ずに部屋を出た瞬間、即泣き声で呼び戻されるなんてことは頻繁にありました。しかしほんのわずかな時間でも【夫婦だけの時間】を持つことによって、私自身の意識もかなり変わってきました。些細な事ではありましたが、それまでは産後のホルモンバランスの乱れもあってか【夫は敵!】くらいの勢いでイライラを募らせていたのが、このわずかな夫婦だけの時間のおかげで不思議と心が安定し、別室で夫がテレビを見ていてもイライラすることが少なくなりました。(やっぱりその日によってコンディションが異なるので、イライラが完全になくなったわけではなかった 笑)初めての子育てが始まると、そのことでいっぱいいっぱいになり、夫婦の時間を取ることがかなり難しくなるのですが、ほんの少しでも時間を持つことは心の安定のためにも必要なのだなと思いました。
2020年04月01日どうもあかりです。ふたりの人間関係の深さというのは、そのふたりの間の会話を聞いていればわかります。みなさんだって、ファミレスやカフェで隣に座った男女の会話を聞くでもなく聞いていれば、「このふたりは、きっともうカップルだろう」「男の方が女を好きだけど、女の方は見極め期間って感じかな?」とか、その人間関係のステータスについて、かなり具体的な予測を立てることができると思うんです。他人に対してこれができて、自分と彼氏の関係に対してできないわけがありません。必要なのは「着眼点」この記事では、彼との愛情の深さを測る「会話チェックリスト」をザクザクとご紹介していきますので、ぜひ、「私と彼って、いまどういう関係?ちゃんとイイ感じに関係深められてるの?」などと思ったときに活用してみてくださいな。では、いきましょう。■日常会話編毎回のデートで日常的に行われる数々の何気ない会話。そんな、他愛もない、さりげない会話だからこそふたりの関係性の"濃さ"はにじみ出るものかもしれません。では、濃密なふたりの会話にはどんな特徴があるのでしょうか。さっそく、チェックリストを確認していきましょう。■話が「深い」関係性が深いカップルは、必ずといっていいほど日常会話の内容も「深い」です。この「深い」というのは、小難しいとか、哲学的だとか、結婚とか将来の話をしているとか、そういう意味での深さじゃなくて、「会話の前提事実がたくさんある」ということです。「前提事実」っていうのは、登場人物とか、話題の対象とかについて、お互いが共通認識として持っている事情ということね。要するに、ふたり以外の人がその会話に耳をそばだてても、「なんの話をしてるんだろう・・・・・・」って全然理解ができない。誰の話をしてるのか、そもそもなんの話をしてるのか。逆に、テレビや天気の話などは、あまり前提事実がないので、誰が聞いてもわかる「浅い」日常会話です。愛情の深いカップルの日常生活が自然と深くなるのは、同じテーマで会話をする回数が多いからです。彼氏の仕事の話や彼女の友達のA子ちゃんの話でも、「はじめて」と「10回目」では、全然深さが違ってくるでしょう?■笑顔が多いとってもシンプルですが、会話をしている最中のふたりの笑顔の多さもすごく重要です。会話中の笑顔の多さは、一番わかりやすい「会話の楽しさ」のバロメータです。内容がどんなものであれ、ふたりが笑顔で会話をできていればそれだけでいい。お話ししているとき、彼は楽しそうな表情をしてくれているか。そして、お話ししているとき、自分は楽しそうな表情をしているか。この2つをぜひチェックしてみてください。■ふたりにとっての「話す」の価値たとえばデートで、「ただふたりで話すだけ」の時間があるふたりは、かなり仲が良いと思います。「ただふたりで話すだけ」のことが、ふたりにとってどれくらいの価値のあることなのか。これを彼とのデートを振り返りながら考えてみてください。例えば、あまり仲がよろしくないカップルのデートでは、「会話する時間」があんまり用意されていなかったりするものです。映画とか、ショッピングとか、そういう「話さなくてもいい時間」ばかりで、カフェやレストランで「会話する時間」があんまりない。これは、ふたりにとっての「話す」の価値があまり高くないということ。つまり、ふたりにとって「話す」ことがあんまり楽しくない活動だということを意味しているのです。また、「話していると時間があっという間に経ってしまう」というのも、ふたりにとって「話す」の価値が高いことのサイン。あなたと彼にとって、「話す」は大切ですか?■ケンカ編日常会話ではありませんが、間違いなく、ケンカも「会話」の一種です。そのため、関係性が深いカップルとそうでないカップルとでは、ケンカにもいくつかの点で違いが生まれてきます。■「自分の言いたいことを言う」より「相手の言いたいことを聞く」カップルにとってのケンカは、自分の言い分で相手を言い負かすものとは全く違うものです。むしろ、相手の言い分を聞きながら、それと自分の考えとの妥協点を見つけて、うまい具合に着地点(中間地点)を見つけるためのものです。彼とのふたりのケンカを振り返ってみてください。あなたか彼が、一方的に相手に対して「これが嫌なの」「こういうふうにしてもらえないと無理」「そんなことしちゃダメだよ。なんでダメって?ダメに決まってるじゃん」みたいに言いまくり、相手が防戦一方になってしまっている。これではダメです。「私(俺)はこう思う。でも、あなたがそう思ってるんだったら、それは尊重するよ。ふたりの価値観が違う以上仕方がないし、それはどっちが正しいとかいう問題じゃないから、お互いに譲り合って、今度からはこういうふうにしない?」というふうに、自分の言い分を言いつつも、相手の言い分を十分に聞き、尊重し、ふたりがそれなりに納得できる妥協点を見出せるケンカ。これが、「仲が悪くなるため」じゃなく「仲が良くなるため」にケンカをすることができているカップルの特徴です。■「関係のない話」や「悪口」がないケンカには、必ずその原因となった出来事やテーマがあるはずです。「相手がしたことは浮気か」とか「お互いの連絡に対してどれくらいちゃんと返信しなくちゃいけないか」とかね。仲が良いカップルのケンカを見ていると、このメインテーマに沿って、常に話し合いが続いていきます。「関係のない話」をしないのです。逆に、ケンカを通じて関係が悪化する一方のカップルは、油断するとすぐに「関係のない話」をしてしまいます。「相手がしたことは浮気か」について話をしていたはずなのに、いつの間にか「そもそもデートに誘ってくれる回数が少ない」とか、関係ないけどとりあえずいままでムカつくと思っていたことや、「いつか言ってやりたい!」と内心抱えていた不満をぶつけている。この時点で、目的が問題解決から相手を傷つけることに変わってしまっているんです。同じように、悪口を言うのもやはり仲のよくないカップルのケンカの特徴です。当たり前ですが、「悪口」が正当化される場面はありません。悪口を言うことで仲がよくなることなんてありえないし、問題解決がしやすくなるなんてこともありえません。お互いに相手のことが嫌いになる可能性が上がるだけです。ぜひ、彼とのケンカを振り返ってみてください。■LINE編忘れてはいけません。LINEだって、文字を通じた立派な会話です。あんまり他のカップルのLINEのトーク履歴を目にする機会はないかもしれませんが、私は幸い職業柄その機会に恵まれておりますので、愛情が深いカップル、そうじゃないカップルのLINEの違いを、ご紹介してみようと思います。■「話題を作ってる感」がないラブラブなカップルのLINEを見せてもらうと、とにかく「話題を作ってる感」が全くないことに気がつきます。「てか、〇〇君て〇〇好き~?」「ねえねえ、今度はいつ会えそう?次のデートはどこ行こっか」みたいなのって、送ってる側の一生懸命さというか、「なんとかラリーを終わらせたくない」という書き手の想いがどうしようもなくにじみ出ていますよね。もちろん、こういうのを送るのが悪いなんていう意味じゃありません。付き合いたての頃とかは、こういうやりとりがあっても仕方がないでしょう。関係性が深まってくると、ポンポンと自然に話題が浮かんできて、どちらかが特別意識をしなくてもスムーズに会話が進んでいくようになる。これは、LINE上での会話でも、対面での会話でも変わりませんね。「話すことがあればLINEしてるけど、別に話すことがないのなら、無理にLINEする必要ないよね」と肩の力が抜けていくのも、重要です。■「?」があんまりない先ほど紹介をした「話題を作ってる感」と似ています。が、こちらのほうがパッと見で判断しやすいかもしれませんね。ふたりの最近のLINEを見返してみて、「?」がたくさんあるか。昔から「好きな人と連絡を続けるには、『?』を必ずつけましょう」みたいによく言いますが、まさに「?」というのは、「なんでもいいからとにかく話を続けたい」ときについ使ってしまいがちなものなんです。実際、一番仲がいい親友とのLINEを見返してみてほしいのですが・・・・・・どうでしょう。全然「?」がなくないですか?お互いに言いたいことを言いっぱなしで、それで延々とトークが続いていく。彼とそういう関係になれていたら、いいですね。■エッチ編「あれ?」と思ったでしょうか。しかし、屁理屈でもなんでもなく、エッチだってカップルにとっては超重要な「会話」のひとつです。あなたと彼は、エッチという会話を通じて、ちゃんと愛を交換し合うことができていますか?■「お互いに」してる?会話と同じように、エッチだって"双方向"でなくちゃいけません。彼があなたに一方的に何かをし続けているだけ。あるいは、あなたが彼に一方的に何かをし続けているだけ。このどちらも、一方が他方に対して一方的に延々と話し続けているだけの会話と何も変わらないのです。いいエッチでは、必ず、片方が相手に何かをしてあげれば(気持ちよくしてあげれば)、今度は相手が何かをし返してあげる、という流れがあるはずです。こうやって代わりばんこに相手のことを気持ちよくしてあげることを通じて、お互いに「好き」を伝え合っているのでしょう。テクニックとか、耐久力とか体力とか、そういう"スポーツ"的な面はどうでもいいのです。「お互いに」の要素があるかどうかを、ぜひチェックしてみてくださいね。■「相手の反応」が一番大事会話でも、必ず「相手の反応」を重視するはずです。自分の話しで相手がつまらなそうにしていたら、いくら自分が話したい話題であっても、いいところで切り上げる。逆に相手が楽しそうにしていたら、尺を長めにとってたっぷりと話して、笑わせてあげる。少なくとも、ラブラブで、一緒にテーブルを挟んで話しているだけで楽しいと感じられるカップルの会話は、そうなっているはずです。エッチでも、これはとても重要なこと。たまにこういう男性がいます。前戯も、挿入も、なにからなにまで「マイペース」で、相手の反応どうこうよりも、「すぐ挿れたいから前戯は短めで」「彼女がちょっとキツそうだけど、自分がイクところまでしたい」みたいな、自分本位のエッチをする人が。きちんと彼女の反応を見ている彼氏は、彼女の様子を見ながら、そしてときに「挿れていい?」「痛くない?」と直接聞いて確かめながら、エッチを進めていくものです。もちろん、彼氏彼女を逆にしても、同じことがいえます。「自分の気持ちよさ」はもちろん大事だけど、それ以上に、「相手の反応」を重視しているか。次に彼とエッチをするときには、こういう視点で見てみましょう。以上、ザーッと9個、紹介してきました。「9個中何個当てはまればOK」という基準はなく、むしろ「多ければ多いほどいい」ということになるでしょう。ひとつでも当てはまらないものがあったら、今後はそうなっていけるように頑張ってみましょう。ちなみに私は、9個中5個。まだまだですね・・・・・・。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年02月05日一般的に、平日の夫婦の会話量はどのくらいなのでしょう。「夫婦のコミュニケーション」に関するアンケート調査によると、「10分~30分未満」が27.3%と一番多いそうです。そして……驚かないでくださいね、次に多かった答えは「10分未満」が26.7%ですって!皆さんのご家庭では、今日、どんなことを話しましたか?■参照コラム記事はこちら↓夫婦の会話から子どもは〇〇〇を学ぶ。賢い子に育てるための“会話術”
2020年01月19日みなさんの中には、「夫婦の会話よりも親子の会話こそが重要!」と考えている人も多いのではないでしょうか。たしかに親子の会話は、子どもの内面的な成長に強い影響を及ぼします。しかし、それと同じくらい、もしくはそれ以上に子どもの心に影響するのが『夫婦の会話』なのです。親子の会話以上に夫婦の会話が大切な理由子どもに話しかけるとき、みなさんは「親として」「大人として」ふさわしい言葉を選ぶように心がけているはずです。子どもに使ってほしくない言葉は使わず、模範的な話し方になるように気をつけている人も多いのではないでしょうか。しかし、夫婦で会話をしているときはどうでしょう?心を許している相手だからこそ、リラックスして“素”が出てしまいますよね。その様子を側で見ている子どもは、会話の内容を聞いていないようで、じつはしっかり耳に入っています。そして、無意識のうちに、両親の会話から多くのことを学び、子ども自身の人間関係に反映させているのです。『賢い子を育てる夫婦の会話』(あさ出版)の著者である天野ひかりさんは、親が子に言い聞かせる言葉以上に“夫婦の会話”が大切な理由を次のように説明しています。ます、直接話しかけられる言葉よりも、誰かが間接的に自分のことについて話している言葉のほうが心に響くということが理由としてあげられるそう。たとえば、友人から直接「その洋服オシャレだね」と言われた場合、嬉しいとは思いつつも「お世辞かな?」と感じることもあります。一方、「友だちの○○さんが、あなたのこといつもオシャレでセンスがいいねって褒めてたよ」と間接的に聞くほうが、より心に響くと思いませんか?このことから、天野さんは「親から直接言い聞かされた言葉以上に、親同士や親と誰かが話している言葉のほうが、子どもの心に響く」といいます。さらに、間接的な会話によって、思考力が鍛えられる効果も期待できるそう。両親の会話を客観的に聞くことで、「こんな言い方は相手を不機嫌にさせるんだ」「こういうふうに言うと相手は喜んでくれるんだ」と、知らず知らずのうちにコミュニケーションの方法を学んでいきます。つまり、第三者同士の会話を聞くことで、「これってどういうことなんだろう」と自分で考えるようになるのです。『夫婦の会話』には、私たちが考えている以上に子どもの能力を伸ばす要素が含まれていそうですね。平日は30分未満!?夫婦の会話時間は減少傾向にでは実際に、みなさんは普段どれくらい夫婦で会話していますか?ソフトブレーン・フィールド社による「夫婦のコミュニケーション」に関するアンケート調査では、平日の夫婦の会話時間は「10分~30分未満」が27.3%と一番多く、ついで「10分未満」が26.7%という結果に。なんと半数以上の夫婦が、平日に会話する時間が30分にも満たないということがわかりました。共働きで夫婦ともに忙しく、朝家を出る時間も帰宅する時間もバラバラというパターンも多いため、顔を合わせて話をする時間がないのもうなずけます。ちなみに、同調査では「会話の内容」についてもアンケートをとっており、1位は「子どものこと」で77.8%、2位は「食事や食べ物のこと」で56.4%、3位は「休日の予定」で53.9%という結果が出ました。夫婦の会話時間の短さや会話の内容について、「なんだ、どこの家庭も同じなのね」と安心した方も多いのではないでしょうか。たしかに子どもが生まれてからは、夫婦の共通の話題は、子どものことや日々の食事、休日の予定に関することばかりになりますよね。でもそれだけでは会話が続かないのも事実です。夫婦の会話から子どもが学ぶことは無限大両親の会話が少ないことで、子どもにはどのような影響があるのでしょうか。結婚生活が長くなるにつれ、「言わなくてもわかるだろう」と思い込んで、パートナーへの配慮が欠けてしまうのはよくあることです。しかし、両親の会話が減った結果、子どもは「お父さんとお母さん、ケンカしてるのかな……」「仲が悪いのかな……」と不安を感じてしまうかもしれません。「ごはん、まだ?」では思いやりの気持ちは学べない脳科学者の茂木健一郎先生は、「夫婦が意識的にお互いを思いやる会話をすることが大事」だと述べています。たとえば、お父さんがお母さんに「ごはん、まだ?」とだけ言うよりも、「そろそろごはんにしない?なにか手伝おうか?」と相手への気遣いを見せることで、子どもは「相手を思いやる」ということを学ぶのです。思いやりや感謝の気持ちは、家族間ではつい疎かになりがちです。しかし、茂木先生は「これからの時代は特に『自分の考えや気持ちをきちんと言葉にできなければ、相手に伝わらない』ことを教える必要がある」と指摘します。家庭の中に、思いやりや感謝の気持ちを表す言葉があふれていれば、きっと子どもも他者に対して思いやりの気持ちをもって接するようになるでしょう。「今日の子どもの良いニュース」で親も子も前向きに!教育・受験指導専門家の西村創氏は、「成績が良い子どもの両親は、たいてい仲が良い」と述べています。そして「夫婦の仲はコミュニケーションの量に比例する」ことも指摘しています。西村氏によると、話題が子どものことばかりになってしまうなら、その内容を見直してみるといいそう。「多くの家庭では、子どものマイナスな部分にばかり目を向けて、夫婦の会話でもそうなりがち」だとし、まずは、今日一日の「子どもの良いニュース」を夫婦の会話の軸にすることをすすめています。それは子どもの成長にも良い影響を及ぼします。この、「子どもの良いニュースを伝える」というのは、夫婦間のコミュニケーションを円滑にすること以外にも、大きなプラスがあります。日常では、子どものいたらないところに目がいきがちです。でも、夫に報告するために「我が子の今日のいいところ」を何かひとつでも見つけておこうという意識があると、子どもの良いところを見ようという前向きな視点になります。そしてそのような前向きに見守られている子どもは、いいところが伸びやすくなります。(引用元:All About|夫婦仲を良くして子どもの成績を上げる方法)親から良いところを見てもらうことで、子どもの自己肯定感も高まっていくので、ぜひ取り入れていきましょう。夫婦ゲンカを見た子どもの脳はどうなる?子どもの前で夫婦ゲンカをするのは良くないとわかっていても、つい感情的になって言い合いになることもありますよね。脳科学者の西剛志先生によると、夫婦ゲンカによる子どもへの影響は深刻なものだそう。子どもの前で両親がしょっちゅうケンカしていたら、たとえ子ども自身はケンカをしていなくても、心は常に誰かとケンカをしているときと同じ影響を受けるといいます。その結果、将来的に人間関係の問題を起こしやすくなる傾向があるのだそうです。それは、脳にある「ミラーニューロン」という神経細胞の働きが関係しています。ミラーニューロンとは、目の前の人間の行動を見て、自分も同じ行動を取っているかのように反応する働きのこと。笑顔の人を見ると嬉しい気持ちになったり、ケガをしている人を見ると「痛そう」と思ったりするのは、このミラーニューロンが作用しているからです。たとえ子どもの前で夫婦ゲンカをしてしまっても、仲直りするところまできっちり見せてあげれば問題はありません。前出の天野ひかりさんは、「ケンカを見たことがないと、子どもは正しいケンカの仕方がわからないまま成長します。すると、自分の意見を通そうとして感情的に相手を非難したり、意見を押しつける一方的な行いをしたりするのです」と述べています。正しいケンカの仕方とは、感情をぶつけ合ったとしても、相手の言い分を受け入れる努力をし、お互いに歩み寄って答えを出そうとすること。お父さんとお母さんがケンカをしているのは、お互いに分かり合いたいと思っているから。自分の気持ちを正直に相手に伝えるのはいいことで、たとえ反発し合ったとしても、相手を受け入れたり歩み寄ったりすることでより良い関係に発展することができるーー。夫婦ゲンカを仲直りの段階まで見せることで、子どもはそのことに気づかされます。実践!ありがちな夫婦のマイナス会話をプラスに変える最後に、普段無意識にしてしまっている夫婦の会話のNG例をご紹介。ちょっと気をつけるだけで、夫婦の会話は劇的に変わりますよ。「あなたは○○!」と相手を攻撃しない■NG会話妻「○○が△△でね」夫「(上の空)ふ~ん」妻「ちょっと、ちゃんと聞いてるの!?」夫「……聞いてるよ」妻「あなたっていつもそう!」どちらか一方が話しているのに、もう一方は上の空……。子どものことなど深刻な相談事であっても、これではケンカになって話が進みません。■OK会話妻「○○が△△でね」夫「(上の空)ふ~ん」妻「私はあなたに相談に乗ってほしいと思って話してるのに、真剣に聞いてくれないと悲しくなっちゃうな」東京医科大学付属女性生涯健康センターの小菅二三恵さんによると、相手を攻撃するのではなく、“自分が相手の態度をどう思ったか”を伝えるのが大事とのこと。その様子を見た子どもも、「私」を主語にした言い方をするようになり、お友だちとのトラブルでも、相手を責めずに自分の気持ちを伝えられるようになるといいます。夫婦の意見の相違は、子どもが多様な価値観を学ぶチャンス!■NG会話妻「私は○○したいんだけど」夫「△△のほうがよくない?」妻「えー、△△なんてちっともいいと思わない!」夫「……もういいよ。勝手にすれば」意見がぶつかり合ったとき、どちらも自分の意見を曲げないどころか、相手の意見を否定してしまうのはよくありませんね。■OK会話妻「私は○○したいんだけど」夫「△△のほうがよくない?」妻「なるほどね、あなたは△△がいいと思ってるんだね。じゃあお互いの意見を取り入れて、●●っていう手もあるね」夫「そうだね、それならできそうだね」どちらか一方の意見に強引に従わせるのは、夫婦だからといって許されることではありません。前出の天野ひかりさんによると、夫婦の会話を聞くことによって、子どもは「多様な価値観を受け入れる力」を育むことができるそう。お父さんとお母さんは別々の人間であり、それぞれ異なる価値観を持ち、ぶつかり合ったり尊重し合ったりしながら一緒に暮らしている、ということが理解できれば、成長してからも多様な人間関係に対応できようになります。***大人になってから必要とされる「社会的な能力」のなかで、最も重要なのは“コミュニケーション能力”です。子どもは、家族との関わり合いによって「人との付き合い方」の基礎を学んでいきます。お子さんの将来のためにも、良い影響を与えられるように、夫婦の会話にも注意を払っていきましょう。(参考)マイナビニュース|夫婦の会話時間、平日は“30分未満”が5割超ーその内容は?PHPのびのび子育て 2019年12月号,PHP研究所.All About|夫婦仲を良くして子どもの成績を上げる方法Study Hacker こどもまなび☆ラボ|子どもを自立できる人間に育てるーー脳科学者が考える「理想の子育て」天野ひかり 著・汐見稔幸 監修(2019),『賢い子を育てる夫婦の会話』,あさ出版.NIKKEI STYLE|「言い方」を少し変えるだけで夫婦関係は改善
2020年01月04日子どもは、親の言うことはもちろんですが、「夫婦」の会話もよく聞いています。パパとママがけんかをしていたら、誰よりも悲しい気持ちになるし、楽しそうに会話をしていたら、それだけで安心するもの。子どもの心の成長にも大きく影響を与える夫婦の会話。ちょっとした「言い換え」のテクニックで、もっと成長させてみませんか?『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)著者の天野ひかりさんに、夫婦の会話を成長させるテクニックをうかがいました。お話をうかがったのは…「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表天野ひかり(あまの・ひかり)さんNHK「すくすく子育て」元キャスター、現在はフリーアナウンサーとして活躍中。自身の結婚、出産、育児と仕事の両立を経験したことで子育ての重要性を認識。 「NPO法人親子コミュニケーションラボ」 を立ち上げ、子どもの自己肯定感を育むための、親子のコミュニケーションを力をのばす講座や講演を全国で行う。ベストセラー『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)著者。天野ひかり公式サイト ■「夫や子どもは今日一日どう過ごしてた?」想像力が家族を育てる――前回までで、日常の夫婦の会話が子どもにも影響を与えるということがよくわかりました。天野ひかりさん(以下、天野さん):夫婦の会話は、家族をプロデュースします。この会話がいい方向に向かうには、なにより「お互いを認める」ことが大切ですよね。それがないと、口論や堂々巡りにおちいってしまいがちです。――とはいえ、相手を認めるということは、とくに夫婦だとなかなか難しいのが現状ですよね。天野さん:わかります(笑)。でも、これは「そうではなくて、私の言うとおりにしなさい」「お前の意見は聞いていない」…こんなことを言われ、親や先生や上司の言うことを素直に聞いて育ってきた背景があるのです。これが、今の子どもの親世代なんですよね。でも、これからは、自分で考えて行動できる子に育てることが求められる時代。誰かを認めることに慣れていない私たち親世代も、協力し合って、認めて、子どもを育むことが大切になるでしょう。そこで、家庭での夫婦の会話が、大きなポイントになるんですね。――うう、なんだかハードルが高そうです。天野さん:大丈夫ですよ! まずは、「相手の立場に立って物事を見る」ことを意識してみましょう。これは、もうトレーニングと思いましょう。つい、自分のことだけに目がいってしまいがちですが、今日一日、相手はなにをしていたか、どんな時間を過ごしていたかなど、相手の「見えない部分」に思いをはせるのです。たとえば、仕事や子どもの学校のことなど、外でものすごく忙しい一日を送って家に帰り、「やっとソファに座れる~!」とほっと一息ついたときに、帰宅した夫が「ごはんは?」なんて言ってきたらムッとしますよね。夫や子どもも、同じことなのです。顔を見るなり「また手伝ってくれない」とか「宿題はやったの?」と言う前に、ちょっとひと呼吸置いて、相手の見えない部分を思いやってみましょう。夫は外で一日忙しい思いをして働き、子どもは学校で勉強を頑張ってきたのですよね。こうしてみると、相手の悪いところばかり目についていたのが、いい面や大変だった面もきちんと見えてきます。ここが見えると、相手のすべてを含めて認められるようになってくるのです。■イラッとくる物言いから脱却! スムーズな言い足し術・言い換え術――相手を認める、相手の立場に立って物事を考えてみるということは、なんとなく自分を抑えるようで「損してる?」と思ってしまうのですが……。天野さん:とんでもない。相手を認められる力がつくと、夫や子どもにいい影響を与えるだけでなく、自分のコミュニケーション力を格段に上げることができるんです。自分にもいい効果があるんですよ!まずは、修行と思って、日々「相手の立場に立つ」ことを意識してみましょう。すると、今までの夫に対する言葉かけも自然と変わってくるでしょう。たとえば…夫「買い物してきたよ」妻「ああ、そこに置いておいて」→「重かったでしょ、ありがとうね」妻「脱いだら洗濯機にいれておいてよ」→「脱いだものを洗濯機に入れておいてくれたら、明日着ていくのに間に合うよ!」夫「ああ、疲れた」妻「私だって今日一日、会議続きでへとへとだよ!」→「今日は一日、蒸し暑かったしね。私も会議続きで疲れちゃったの。ご飯はデリバリーにしてもいい?」夫「ああ、大変だったね。そうしよう」上記のように自然と変わってくるわけです。――ほんのひと言、相手のことを考えた言葉を加えるだけで、グンとやわらかくなりますね。いつもなら「その言い方はなんだよ!」「だって…!」と堂々巡りになっていたかもしれません。天野さん:そうなんです。私がこの本でお伝えしたかったことに「夫婦の会話の大切さ」ともうひとつ、「お互いを認めること」があるのです。すべてを含めて相手を認めることができれば、会話は必ず変わってくるんです。「早く起きてよ!」といった指示や「いい加減ゲームやめて!」という禁止のことばも、「昨夜は遅かったから眠いよね。でも、もう起きる時間だよ」「明日は早いんでしょ? もうゲームはやめたら?」と、一方通行からコミュニケーションに変わります。子どもは、パパとママの会話を聞くことで、コミュニケーションの方法を知らない間に学んでいきます。「こういう言い方をするとけんかにならないんだな」「この言い方は相手を不機嫌にさせるんだな」と、ことばの選択や会話の流れを考えられるようになるんですね。――夫婦が互いを認めて、話し合ったりゆずり合う会話は、学びが大きいのですね。天野さん:また、これからの時代は、多様性が求められます。日常、何気ない話題から、環境問題やLGBTといった議論をするようなことまで、夫婦の間でも価値観に違いを感じることはあるものです。でも、この会話が子どもに影響を与えていくんですね。さまざまな考え方があって、それを尊重して受け止めることができることは、これからの時代にとても大切な力となるでしょう。子ども自身の価値基準を広げ「こんな意見もあれば、こういうこともある」と、多様なものの見方ができるようになりますよ。夫婦の会話は、子どもをどんどん育てます!参考図書: 『賢い子を育てる 夫婦の会話』 (あさ出版)天野ひかり 著/汐見稔幸 監修夫婦の会話は、子どもの成長に大きく影響を受けている! 「夫婦の会話」で磨かれる子どもの「5つの力」と「夫婦の会話」の心得とコツについて、わかりやすく解説した一冊。
2019年06月24日夫婦の会話は、子どもの成長に大きく影響を与えるもの。さらには、家庭そのものを左右するもの。でも、夫か妻のどちらか一方だけが「今日から変わるぞ!」とひとりで意気込んでも空回りしがちです。どうしたらいいのでしょう?『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)著者の天野ひかりさんに、夫婦のコミュニケーションをもっとらくにするヒントを教えていただきました。お話をうかがったのは…「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表天野ひかり(あまの・ひかり)さんNHK「すくすく子育て」元キャスター、現在はフリーアナウンサーとして活躍中。自身の結婚、出産、育児と仕事の両立を経験したことで子育ての重要性を認識。 「NPO法人親子コミュニケーションラボ」 を立ち上げ、子どもの自己肯定感を育むための、親子のコミュニケーションを力をのばす講座や講演を全国で行う。ベストセラー『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)著者。天野ひかり公式サイト ■「夫婦の会話がない」という悩み、実は思い込み?――忙しい夫が夜遅く帰ってきて、せいぜい言葉を交わすのは5分程度…。そんなふうに感じている人は多い様子です。天野ひかりさん(以下、天野さん):「夫婦の会話がない」と悩んでいる方は確かに多いですね。でも、本当にそうでしょうか? よくうかがってみると、なぜか子どもに関することは“夫婦の会話”ではない、と思い込んでいる方も多いのです。たとえば、「夫婦で話すことといえば、子どものことくらいです」という方がかなりいらっしゃいますが、いえいえ、子どもの話題も立派に夫婦の会話なんですよ。「今日、こんなことが学校であったんだって」「へえ、頑張ってるね」…これも立派に夫婦の会話。恋人時代のような甘い内容だけが夫婦の会話とは限りません。夫婦になって子どもができたら、会話が変わるのは当然なのです。――なるほど…。子どものことなら、けっこう話しているかもしれません。天野さん:「夫婦で共通の話題がない」「夫婦の会話が盛り上がらない」といった言葉もよく耳にしますが、なにもきちんとした“お題”がなくてもいいのです。日本人は律儀なところがあるので、会話には「目的」や「お題」があってしかるべき、と思いがちです。でも、「今日は蒸し暑かったね~」「明日はちょっと涼しくなるみたいだよ」…こんな、何気ない言葉のやりとりも会話。なにか話さなくては、話題を提供しなくてはと意気込む必要はないのです。――意気込まずに、夫婦の会話を変えるヒントって、あるのでしょうか。天野さん:まず、あらためて「家族になっていこう」という意識を再確認しましょう。「こうしてほしい」という要求や不満ばかりを相手に押しつけるのではなく、「もっと家族になりたい」という気持ちを相手に対してもてれば、会話が弾もうが盛り下がろうが、どちらでもいいかなと私は思っているくらいです。たとえば、2人でなにかを食べながら「このアイス、すごくおいしいね」といった「共有」もすてきですよね。肩に力をいれず、自然に会話を楽しめばいいのです。お互いの根底に「家族」という意識があれば、さり気ない会話でも気持ちに深みが増すものなのです。■口を開けばけんかばかり…夫婦で楽しく話す3つのヒント――でも、会話のつもりがいつのまにか口論に…。そんなつもりはないのに、なぜかいつもけんかになってしまう。こんなケースも多々あります。天野さん:お母さん向けの講座でお話をうかがうと、「夫は私の話を聞いてくれない」「夫は文句しか言わないから、話すのがイヤなんです」「何度言っても手伝ってくれないから、あきらめました」といった声が本当にたくさんあがるんです。対して、お父さん向けの講座では「家に帰ると、妻は文句ばかりで、ついこちらも頭にきてしまう」「手伝うとダメ出しされるからやる気が出ない」という意見が多数あります。でも、よーく双方の話を聞いてみると、この不満の底には、夫婦お互いの「もっと自分のことをかまってほしい、もっと頼ってほしい」という気持ちが隠れているんですね。この点をうまく出せると、夫婦の会話のとげとげしさもグンと減るのです。つい「相手はわかっていて当然」という前提で話を切り出しがちですが、まず、この常識を自分の中から捨てることから始めましょう。これをふまえて、次の3つのヒントを実践してみましょう。夫婦の会話が少しずつ、変わってきますよ!ヒント1:主語を「YOU」から「I」に変換する天野さん:会話を増やすことより、自分の理想とする家族像を思い出してみましょう。あなたは、どんな家庭が理想でしょうか。平日はお互いに助け合って家事をこなし、休日はのんびり、二人で散歩…? もしそうなら、これを言葉にして話してみましょう。かんたんに話せるコツは、主語を「I」にしてみることです。「あなたは、ゴロゴロ寝てばっかりだよね!」ではなく、「私は、いっしょに散歩に行きたいんだけどな」という具合です。ついけんかになってしまうのは、ひと言めが、つい“相手への要望”で始まってしまうから。これは、裏を返すと相手への非難につながりますよね。YOU(あなた)を主語にして話し始めると、相手を責めたり、勝手に相手を「○○な人」と決めつけてしまいがち。当然、相手もいい気持ちがしないので、要望も伝わりにくくなるのです。日常から主語を「I」にするよう意識していれば、子どもも「自分の気持ちを素直に人に伝えられる」ようになります。ヒント2:大変なときは頼る天野さん:忙しいときは、ひとりで抱え込まずに「手伝ってほしい」と素直に頼るのが正解。我慢したり、あきらめていては、自分の不満も募る一方です。ただし、気をつけたいのは「私だって忙しいんだから、お皿くらい洗ってよ」という主張や要求だけの一方通行になってしまうこと。これではなんの進展も見られません。そこで「今日は早く出なくてはいけないから、これをひとりで全部こなすのは、つらい。手伝ってほしい」と自分の大変さを話して「頼る」ことができるといいですね。相手に「いっしょに協力して乗り越えよう」と思えるようにすることです。こんな夫婦の会話を見ていれば、子どもも「困ったときは人を頼っていい、人に話していいんだ」と実感することができますよ。ヒント3:相手が「言われたい言葉」を会話に盛り込む天野さん:私が5万人を超える親子と接して、たくさんの夫婦から聞いた「うれしかった言葉」「言われたい言葉」。中でも、夫が妻から言われてうれしい言葉をピックアップしました。これを会話に取り入れてみましょう。●「今日もお疲れさま」なんと、夫が妻に言われたい言葉のナンバーワンです。しかし、これは妻だって同じですよね。夫も大変だったけれど、私だって大変だった。でも、自分が言えてないのに、相手にだけ求めていませんか? こちらから声をかければ、相手も同様に返しやすいものです。夫婦はお互い様。「自分の要求は相手の要求と同じ」だということを思い出してみましょう。●「毎日ありがとう」「私は言われないのに、自分だけ言うのはしゃくにさわる!」という妻の意見もあります。でも、妻のこのひと言で、夫の仕事のパフォーマンスが格段に上がるという研究結果も出ているんですよ!●「やっぱり頼りになるね」妻にこそ、いちばん認めてほしいと夫は思っているのではないでしょうか。「後片づけありがとう。やっぱり頼りになるね」など、“あなただから”いう特別感を日ごろから伝えてみましょう。これはうれしいし、頑張りがいもあるものです。そして、このような言葉を普通に交わしている家庭で育つ子どもは、きっと誰に対しても「素直に感謝を伝えられる」ようになるでしょう。ほんのひと言を変えるだけで、夫婦の会話がステップアップ。それが夫婦だけではなく、そばで聞いている子どもにもいい効果を与えます。最終回は、夫婦の会話で陥りがちな「堂々巡り」から脱出するテクニックをうかがいます!参考図書: 『賢い子を育てる 夫婦の会話』 (あさ出版)天野ひかり 著/汐見稔幸 監修夫婦の会話は、子どもの成長に大きく影響を受けている! 「夫婦の会話」で磨かれる子どもの「5つの力」と「夫婦の会話」の心得とコツについて、わかりやすく解説した一冊。
2019年06月23日“会話でモテる”ためのレッスン。すぐに実践できて、印象アップ間違いなしの4項目で、会話術をブラッシュアップ!『news every.』キャスターの小西美穂さんが教えてくれました。Lesson1:人を励ます「マイナスの同調」を覚えよう!何気なく発しているフレーズも、言い方を変えるだけで、相手を思いやる優しさがアップ!「環境が変わって大変そうな人、見るからに元気のない人に、『大丈夫?』『元気でやってる?』と前向きに問いかけると、自分では励ましのつもりでも、その人は『大丈夫』『元気』としか答えにくくなってしまいます。本当に大変な人は『大変じゃない』と否定するのも辛いので、こちらの問いかけ自体を、否定形にしてあげましょう。“マイナスの同調”は、自分に寄り添ってくれてると感じられ、心の扉を開く力があります」下のフレーズをマイナスの同調の声掛けに言い換えてみましょう。A. どう?慣れた?B. 順調?大丈夫?C. 元気でやってる?【答え】A. どう?まだ慣れないよね?B. 忙しくて大変なんじゃない?C. そろそろ疲れが出てきたんじゃない?Lesson2:リスペクトしつつ指摘する魔法の言葉「もったいない」。後輩にアドバイスしたり、失敗した人に声を掛ける難しい場面。相手を不機嫌にさせないように、小西さんが多用するのは、「もったいない」というワード。「コミュニケーションは相手へのリスペクトが源泉です。注意や指摘をするときも、『こうすべき』とストレートに言うのではなく、『こういういいところがあるのに、もったいない』と組み立てると、注意したいところだけが惜しいというニュアンスに変わり、相手への敬意も込められます。言われた人も素直に注意や指摘を受け入れられる、魔法の言葉です!」Before:さん、さっきのプレゼン、ちょっと早口になっちゃってましたね。でも、良かったですよ。面白かったです!After:さん、さっきのプレゼン良かったですよ。面白かったです!でも、もったいないなぁ。ちょっと早口になっていたでしょう。Lesson3:相手を救う神対応の言葉「私もよ」。失敗してしまい、この場から消えてしまいたい…。そんなピンチな人を救う言葉が「私もよ」。「スカートのチャックが開いてて、友達から『開いてるよ』と指摘されると恥ずかしさでいっぱいになりますよね。もし『私もよくやっちゃう』と付け足されたらどうでしょう。『私だけじゃない』と思えてほっとしませんか。さりげないひと言なのに、一気に神対応になります。この言葉はビジネスでも使えます。メールの誤送信を指摘するとき『私もよくやるので気をつけます』とフォローする。それが、“デキる”人の気遣いです」例:メールの誤送信を指摘するとき「様宛てのメールが届きましたが、お間違いではないでしょうか?こちらで削除しておきますので、どうぞご安心ください。私もうっかりしちゃうことがあるので、気をつけます!」Lesson4:自分がいちばんきれいに見える「あご」の位置を見つける。美しい第一印象は、“モテ”にとって重要な要素。「見え方が、柔らかくなったり、横柄に見えたり、大きく変わるパーツが、あご。私も、人の話に夢中になるとついやってしまうんですが、あごが上がってしまうと偉そうに見えてしまいますし、引きすぎると今度は、二重あごという悲劇に襲われます(笑)。目指したいのは、あごから首、肩、鎖骨のラインにかけて水が流れるような女性らしいライン。カラダが覚え、意識せずともそのラインを再現できるようになるまで、繰り返し鏡を見てチェックしましょう」NG:上がりすぎると横柄に見える。NG:引きすぎると二重あごになる。こにし・みほ日本テレビ解説委員・キャスター。現在、夕方の報道番組『news every.』でニュースをわかりやすく解説中。著書に『3秒で心をつかみ10分で信頼させる聞き方・話し方』『小西美穂の七転び八起き』。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2019年06月22日どんなに小さくても、子どもは親同士の会話をいちばんよく聞いています。そして、いちばん影響を受けます。これをパパとママが自覚すると、「夫婦の会話」は自然といい方向に変わってくるのでは? そして、子どもの成長にもいい効果が表れるのでは…?『賢い子を育てる 夫婦の会話』(あさ出版)の著者であり、「NPO法人親子コミュニケーションラボ」を立ち上げ、親子のコミュニケーション力をのばす講座や講演を全国で開く天野ひかりさんにお話をうかがいました。お話をうかがったのは…「NPO法人親子コミュニケーションラボ」代表天野ひかり(あまの・ひかり)さんNHK「すくすく子育て」元キャスター、現在はフリーアナウンサーとして活躍中。自身の結婚、出産、育児と仕事の両立を経験したことで子育ての重要性を認識。 「NPO法人親子コミュニケーションラボ」 を立ち上げ、子どもの自己肯定感を育むための、親子のコミュニケーションを力をのばす講座や講演を全国で行う。ベストセラー『子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ』(サンクチュアリ出版)著者。天野ひかり公式サイト ■手のかかる子ども、夫婦の会話が原因だった?――世の中には、「親が子どもにかける言葉」による、子どもへの影響について書かれた本はたくさんあります。では、日常の「夫婦の会話」は、どんなふうに子どもを変えるのでしょう?天野ひかりさん(以下、天野さん):私は、講座などを通してこれまでに5万人を超える親子と接してきました。印象的なエピソードは数えきれないほどあるのですが、まずこんなお話をしましょう。以前、私の教室に通ってくださっていたあるママのお話です。そこのお宅のお子さんは、大人の言うことをちっとも聞かないだだっ子で、ママは日々手を焼いていました。そんなわけで、仕事から帰ってきた夫に、毎日のように「今日はこんな悪いことをした、言うことを聞かなかった」ととうとうと話していたのだそうです。それは、パパに話すことで、子どもに自分が悪い子であることを自覚してほしいという気持ち、パパには自分がいかに大変かをわかってほしいという気持ちもあったそうです。でも、子どもの態度は一向に改善しませんでした。そこで、このママはある日一大決心をしたのです。「子どものいい面を見よう」と。――それまで「この子ったら、超だだっ子!」と思っていたものを、「よし、この子のいい面を見つけよう」と切り替えるのは、なかなか至難の技ですよね。天野さん:そうですよね。つい「言うことをきかない」ことばかりに目がいってしまいますが、ちょっと視点を変えてみると、できていることや成長していることも必ずあるものです。そのママは、そこに気がついたんですね。「私が変わってみよう」と。その夜から、夫婦の会話が変わりました。毎日、夫には「今日は片づけを自分からできたのよ」という具合に、子どものいい面を伝えるようにしたのです。すると、夫も子どもに対して「おっ、がんばったね」「えらいなあ」とうれしい声がけができるようになりますよね。パパからしてみれば、毎日、妻から子どもの悪い面ばかり聞かされていたら、正直うんざりすることもあるはず。でも、自分の子どものいい面やできたことを聞けば、子どもへの気持ちはもちろん、頑張っている妻への感謝が自然と口に出始めたそうです。「ありがとう」と。そこからです。あんなに言うことをきかなかった子どもが、どんどん変わって、いろいろなことを自分からやるようになったそうです。「それまで、子どもは“叱られる人”になっていたんですね。でも、今はのびのびとして、その様子が愛おしく感じられるんです」とママはうれしそうに話してくれました。■夫婦けんかは見せてもいい? 仲直りで「議論」を学ぶ――自分のことについて話している夫婦の会話を、子どもが聞いていたのですね。天野さん:直接言われるよりも、誰かが自分に関することを話している言葉のほうが、ずっと心に残りますよね。子どもだって同じなのです。まして、いちばん大切なパパとママが自分のいいところを話し合ってくれていたら…。それは子どもにとって、大きな励みに、支えになるのです。このご家庭には、さらなるうれしい変化があったといいます。子どものことはもちろん、日常のささいなことでも、夫婦の会話がグンと増え盛り上がるようになったと…。――たしかに、夫婦の会話が弾んでいると、そばで聞いている子どもも安心するのでしょうね。天野さん:子どもが出合う最初の“社会”が家庭です。夫婦の会話を育み、大切にすることで、子どもはもちろん、家庭そのものも成長するんですね。こんなふうに夫婦のやりとりを聞いて、子どもは自己肯定感を育むことができるんです。――では、子どもの前で夫婦げんかなんて、もってのほかですね。天野さん:いえいえ、子どもの前での夫婦の口論もときにはあっていいと思います。ただしきちんと「仲直り」するところまで見せてあげましょう。子どもは、そこから「議論」を学ぶことができるからです。勃発した口論に「どう決着をつけるか」を見せることで、「ああ、こんなふうに仲直りすればいいのか」と、子どもは解決の方法を知るのです。でも、子どもが寝たあとに夫婦だけで仲直りをして、翌朝はケロッとしていると、子どもは「あんなに言い争っていたのに、いつ、どうやって仲直りしたんだろう?」とモヤモヤしてしまいますね。すると、自分にはわからない世界に対して不信感を抱いてしまいます。ですから、夫婦げんかをしたら、ちゃんと話し合って解決に導き、仲直りをする決着まで見せてあげましょう。「言葉のやりとり」を聞かせることも大切なのです。子どもは、「聞いて」学びます。夫婦のような対等な立場同士の議論を見て、結論を出す過程を聞かせてあげましょう。こうすることで、いつか子どもが議論をしなくてはいけない場面がきたときに、暴力ではなく、言葉できちんと解決する術やコミュニケーションの術を学ぶことができるでしょう。――毎日、なにげなく交わしている夫婦の会話ですが、実はそれが子どもに与える影響がどんなに大きいかを実感するお話ですね。天野さん:今は、共働きの家庭も増えて、パパもママも日々をこなすだけでいっぱいいっぱい、というケースも多いでしょう。自分のこと、子どものことだけで精いっぱいで、夫婦はお互いへの不満も募りがちです。でも、それぞれによくお話を聞くと、夫婦として「なんとかしたい」「助け合いたい」という思いは皆さんもっているんですよね。この思いをもっと出すことができれば、夫婦のコミュニケーションももっとラクになり、子どもを伸ばすことにもつながるのです。もっと、夫婦の会話を増やして充実させたい。そう思っているパパやママは多いはず。まして、子どもの成長につながるのならなおのことです。第2回では、夫婦の会話が変わる、3つの心得をうかがいます!参考図書: 『賢い子を育てる 夫婦の会話』 (あさ出版)天野ひかり 著/汐見稔幸 監修夫婦の会話は、子どもの成長に大きく影響を受けている! 「夫婦の会話」で磨かれる子どもの「5つの力」と「夫婦の会話」の心得とコツについて、わかりやすく解説した一冊。
2019年06月22日結婚後、気付いたらケンカばかり、もしくはまったく会話をしなくなった……という夫婦が稀にいます。振り返ると、何かしらの原因が見付かる場合も。あれさえなければ……と思ったときにはもう遅い。そこで、“夫婦関係が破綻のキッカケになったLINE”というテーマで話を聞いたので、お役立てください。文・塚田牧夫「どうせ遺産目当てだろう」「夫は元バンドマンで三十歳のときに辞めて就職しました。でも、長く続かず転職を繰り返しています。というのも、彼の実家はお金持ちで、親が何かと援助をしてくるのです。そんなクセが染みついてしまって、いっこうに直らないんです。あるとき、昼間に彼からLINEがきました。嫌な予感……と思った通り、“仕事辞めるわ”とのこと。私が“ちゃんと話し合おう”って返すと、“俺の勝手だろう”ときました。“夫婦の意味ないじゃん”って送ったら、なんで結婚したんだ……みたいな話になりました。そして、“どうせ遺産目当てだろう”と言ってきた。本気ではないんでしょう。けど、そこで張り詰めていた心の糸が、プツッと切れた感じがしました」アオイ(仮名)/34歳「子どもできなきゃ結婚した意味ない」「妊活に取り組み始めて二年目。辛いという話は聞いていましたが、精神的にかなりキツく、限界に近付いていました。でも、夫が子どもを欲しがるので頑張っていたんです。あるとき、体外受精の結果を聞きに行った帰りです。ダメだった旨を伝えようと、夫にLINEしたんですね。そこで、“ちょっと休みたい”と告げました。優しい言葉をかけてくれるのかと思いきや、“子どもができなきゃ結婚した意味ないじゃん”と言ってきました。残酷すぎる……。私はその場に崩れ落ちました」ケイ(仮名)/36歳「アボカドは入れるな」「夫とは、食の趣味がまったく合いませんでした。私は薄味が好きなのに対し、夫は濃い味じゃないと食べた気がしないと言う。そんなある朝。夫は野菜嫌いですが、健康のために一応少しサラダを出しているんですね。いつも嫌そうに食べていますが、その日はいつも以上に不機嫌でした。そして、ごちそうさまも、いってきますも言わず、家を出ていきました。そして、しばらくしてLINEがきました。“アボカドは入れるな”とありました。そう、夫がアボカド嫌いなことは知っていたのですが、誤って入れてしまったのです。にしても、直接言えばいいでしょう……。こうやって、夫婦関係って終わっていくんだなって思いました」サユリ(仮名)/37歳“夫婦関係が破綻のキッカケになったLINE”をご紹介しました。深く考えず、こういった内容のメッセージを送ってしまうと大変なことになる場合も……。夫婦だからといって遠慮なしに何でも伝えるのではなく、多少の気は使うべきでしょう。© Sergey Mironov / shutterstock© Flamingo Images / shutterstock© Elenadesign / shutterstock
2019年03月13日「今日は旦那さんがうちで息子の世話をしてくれています。子育てに関してはわからないことだらけですけど、2人で話し合って決めるようにしています。だから最近は夫婦の会話が増えましたよ。笑ってる時間も増えたな」そう語るのは、7年の交際を実らせ、’18年の正月に俳優の岡田義徳(41)と結婚した田畑智子(38)。10月には男児の母になり、幸せの絶頂の春を迎える。現在は舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(3月5~26日/東京・紀伊國屋ホール。4月25日まで高知、福岡、京都、愛知、長崎でも公演)の稽古中。物語は、自由気ままに生き突然死んでいった母親を核にしながら、3人の娘たちそれぞれが生きていく姿を描く。田畑が演じるのは、母のようにはなるまいと将来を思う長女。恋をするたびに結婚に踏み切れないでいる。「娘としてだけでなく母としての気持ちもわかるようになりましたから、3年前の初演時とは違う解釈ができるかもしれませんね。実生活で子どもが生まれた当初は、不安だらけで毎日のようにひとり泣いていました。こんなちっちゃい生まれたての子を、私、どうしよう……って途方に暮れて、心配で心配で。母親になるって大きな変化を受け入れることなんですね。あのときも旦那さんにずいぶん助けてもらいましたよ。親子一緒に成長しながら、子どもに親にしてもらってる感じ」(田畑・以下同)京都・祇園の老舗料亭に次女として生まれた彼女。両親ともに忙しく立ち働く姿を見て育ったそうだ。「お仕事の邪魔をしないように気遣う子でした。言いたいことを胸にためてしまうところがあって。私が母親になったら、子どもとは何でも話せる友達みたいな関係がいいなと思っていました」18歳で東京へ。同じころ、姉も自立。娘たちを心配している姿をあまり見せなかった母親だが……。「私たちが親元を離れるときはその母が泣いたんですよね、心配しすぎて。母が初めて激しい気持ちをあらわにしたあの瞬間が、母娘の会話が増えたきっかけです」神聖なモスクやバザールの喧騒……本作の舞台はトルコのイスタンブール。3姉妹は放浪の末、その地に母の面影を見る。「私の場合はこのごろ、外見も内面も実家の母に似てきて。芯が通っていて男の人を立てるお母さんの強さをもっと見習いたいな」本作からは、異国に迷い込んだ旅の絵日記のページを繰るような気持ちも味わってほしいと言う。「人生を一歩進むための背中を押すような力になればうれしいです」
2019年03月04日妊娠・育児中は、体調不良やメンタル不調に加え、家事・育児で常にドタバタな日々。「私の気持ち、誰か聞いてよー」なんて、自分の想いを長文LINEで送ることもはばかれるし、何より相手に無駄な心配させてしまうのも、大人じゃない!でも夫への愚痴だって山ほどあるし、仲良しのママ友と話す本音は育児中の心の支えだったりもする…。思ったことを素直に、そして深く考えず、もっと気楽に伝えられたらいいのにな~なんて感じたりしませんか?そんなママたちにおすすめなのが、イラストレーター 「ちょっ子さん」の特製LINEスタンプ !ママの伝えたい想いをクスッと笑える脱力系のイラストで描く「育児疲れ!育子さん」シリーズは、夫への苛立ちやママ友同士の励まし合いもスタンプ一つで伝えられちゃう。■育児中にもってこいの「ちょっ子特製スタンプ」「育児疲れ!育子さん」シリーズには、なんと9種類のテーマ別にLINEスタンプが作られています。使いたいシーンのバリエーションがとにかく豊富だから、本音爆発の夫との会話からママ同士のそつのないコミュニケーションまで網羅する便利なアイテム。今回は「育児疲れ!育子さん」シリーズのなかから、LINEスタンプをいくつかピックアップしてご紹介します。▼新米ママの気持ちを代弁!「育児疲れ!育子さん」赤ちゃんの寝かしつけの苦労やママの睡眠不足問題、子どもの体調不良…。子育て中に待ち受ける数々の困難を乗り切る母の心の変化を描いたスタンプは、リアルタイムな育児の現状を発信するのにドンピシャなものばかり…。「育児が辛い〜」だけじゃ伝えきれないママが今目の当たりにしている現実をポチッと送信。シュールな笑いを添えて、なんだか育児ストレスもふっとびそう!▼円満に伝えたい…「育児疲れ!育子さん~夫への一言編~」育児中は、家事育児の分担などの問題も含め、夫への不満もたまりがちなとき…。なにかと夫婦喧嘩も増えるタイミングでもありますよね。しかし、腹のなかでは言いたいことが積もりに積もるのに、喧嘩になるのも面倒だからと、あえて一言を飲みんこんでしまうママたちも多いのでは?そんなときこそ、「育児疲れ!育子さん~夫への一言編~」で本音を送信して、ママのメンタルヘルスを維持!面と向かって伝えたら喧嘩になるそうな言葉も、コミカルなスタンプで送れば、伝わり方も断然変わる分、よき夫婦関係を保つのにも一役買ってくれますよ!▼子育ての同志よ!「育児疲れ!育子さん~ママ友編~」子育て期間中には、何かと助けられることの多いママ友の存在。ちょっと弱音を吐きたいときや、共感を伝えたいときなどなど、ママ友同志のコミュニケーションに欠かせないスタンプが盛りだくさんにそろっています。四六時中、何かと忙しいママたちにとっては、面倒な文面を考える手間を省いて、楽しげなスタンプで会話がスムーズに進むのが何より楽ちん!ゆるーいイラストとざっくばらんな表現が、ますますママとの絆を深めてくれそう!■パパ専用も!夫婦が「育児」でつながるLINEスタンプそして「ちょっ子特製スタンプ」には、夫専用スタンプもあるんです!育児に奮闘するパパの姿を描いたスタンプは、積極的に育児に協力する夫の想いが伝わってくるものばかり…。ちょっと言葉が足りず、喧嘩になってしまうときも、スタンプを上手く駆使すれば、夫婦のコミュニケーションはもっと円滑に進むはず!言葉にするのがちょっぴり苦手なパパには、「育児疲れ!育子の夫」スタンプでもっと自由に楽しく、育児を通してママとのコミュニケーションをぜひ楽しんでもらいたいです!■スタンプ作者「ちょっ子さん」がウーマンエキサイトで連載開始ゆる〜いイラストでママの言いたいことをズバッと表現してくれるLINEスタンプの作者「ちょっ子さん」。イラストレーターとして活躍しながら、現在小学生の息子さんを育てるママでもあります。自身の子育ての様子を描く育児日記では、ナイスなコメント力を持つ息子のきゃん太くんとちょっ子さんの鋭いツッコミの攻防戦が見どころ!そんなコミックライターとしても人気を集めるちょっ子さんが、ウーマンエキサイトで新連載 「ちょっ子さんちの育児あれこれ」 をスタートさせました。自身の育児体験を独特な笑いと的確な描写で描く作品は、同じく育児に奮闘中のママたちにとっては、面白さのみならず、新しい発見にも富んでいます!ぜひこの機会に、唯一無二のちょっ子ワールドに触れてみてください。ちょっ子さんイラストレーター。息子と夫との日常をつづった育児日記が人気急上昇中!子育て中のママ・パパ向けのLINEスタンプ「育児疲れ!育子さん」シリーズを絶賛発売中。●ブログ: ちょっ子さん ●Twitter: @chokko_san ●ウーマンエキサイトの連載: 「ちょっ子さんちの育児あれこれ」 ●LINEスタンプ: ちょっ子さんのLINEスタンプ
2019年01月29日英会話力を身に付けるのに不可欠なものは、何でしょうか。漠然と英会話ができるようになりたいといっても、ターゲットがはっきりしませんね。会話では、会話の流れを作り出し、その流れに乗り、そして流れを変えることが求められます。相手の主導権に任せて、一方的に話を聞くだけでは、対等の立場で会話を進めることができません。ここで重要なのは、積極的に会話の流れを調整する能力なのです。英語に自信がない人は、そんなの無理だと思うかもしれませんね。でも相手は、あなたの英語ではなく、あなた自身に関心があるのです。そこで、相手にきちんと向き合うには、英語力の有無にかかわらず、積極的に会話を調整していくことが求められます。これを英語教育の分野では「会話管理能力」や「コミュニケーションの方略」と呼びます。流れを調整する時はもちろん、英語を使って行うのですから、まずはそのための慣用表現を覚えることが肝要です。今回は、話題を調整するのに便利な慣用表現ネットワークをご紹介しましょう。1. 話題を導入する「ねえ、知ってる?」「こんなことがあったんだよ!」「ねえ、知ってる?」新しい話題について話し出す時、日本語ではこう口火を切りますね。話題を導入するという行為は、会話の流れを作る上で必要不可欠です。もちろん、英語でも同じことが言えるでしょう。・よい知らせがあるよ。I have some good news for you.・何があったか当ててごらんGuess what.・信じられないかもしれないけど……。You may not believe this, but ….・想像できないかもしれないけれど(こんなことがあったんだ)。You’ll never guess what happened.例えば「宝くじに当たったんだ!」と伝えたい時、いきなり話し出すよりも、「信じられないかもしれないけれど」という一言で始めたほうが自然ですね。また、まず相手の注意を喚起してから話題を導入することもよくみられます。・聞いて!Listen!・見て!Look!・えーと……。Well, ….・ねえ、……。You see…,・で、……。So …。日本語で言えば、「あのー」「ねえ」「えーと」「で」に近い感覚の表現ですね。2. ひらめきを伝える「いいこと思いついた!」何かをひらめいた時は、なんて伝えたらいいでしょうか。ねえ、いいアイディアを思いついたよ。Hey, I’ve got an idea.ちょっと思ったんだけど。I just thought of something.これってどう思う?What do you think of this idea?こう話し始めれば、聞き手もちゃんと耳を傾けてくれることでしょう。3. 提案する「こんなのどう?」相手に尋ねられ、それに対する自分の考えを話す時、日本語ではまず「こんなのどうかな?」と言いますね。英語でも同様のフレーズを使うと、会話がスムーズになります。・こうしたらいいんじゃないかな。I know what we can do.・じゃあ、こんなのどうでしょう。I’ll tell you what.・これはどうですか?how does this sound?しばらく考えてから、ある考えを話し出す前に使える、便利な表現です。4. 途中で脱線する「ところで」ある話題について話し出したら、しばらくはそれに関するやりとりが続くはずですね。しかし普段の会話では、話題の変更や脱線がしょっちゅう起こります。あるトピックについて徹底的に話し合うというよりも、むしろ思いつくままに話題を展開させていくのが日常会話というもの。もちろん、いきなり話題を変えてもルール違反ではありません。しかし、「話題を変更するよ」という言語によるシグナルを送ることができると、より親切ですね。・ああ、ところで……。Oh, by the way….・ちょっと話題は逸れるけど……。To get off the subject a moment, ….・それで思い出したことがある。That reminds me of something.好きな時に自然な形で話題を変えることができるようになりますよ。5. 元の話題に戻す「いずれにせよ」話題を変更した後に、元の話題に戻したい。そんなこともあるでしょう。・いずれにせよ……。Anyway ….・何を話していたんだっけ?Where was I?・冗談はさておき……。All jokes aside….・まじめな話……。Seriously, though,….話の軌道修正ができるようになると、自分から積極的に会話を進めやすくなること間違いなしです。6. 話題が変わるのを防ぐ「最後まで聞いて!」会話では普通、話題がどんどん変わっていくものですね。しかし、例えばミーティングのように、話題がコロコロ変わるのが望ましくない場面もあります。そんな時は、こう言えるといいですね。・話題から離れないようお願いね。Let’s not get off the subject.・もう少しこの話題について話してもいいですか?Would you mind staying with the subject?・最後まで聞いてください。Hear me out, please.自分が話している最中に他の人に割り込まれた時は、最後の表現が便利です。7. 話題を避ける「別のことを話そう」難しそうな話題になり、英語に自信がない時はどうするべきでしょうか。ある調査によれば、日本人学習者の場合、黙ったままで苦笑いをして、曖昧な反応をする人が少なくないようです。これでは相手は、無視されたと考えるかもしれません。暗黙の回避は、誤解の元です。話題を避けたい時は、その意図を明確に言葉で表現することが大切になります。・それについては話したくないな。I’d rather not talk about it.・その話題に入るのはやめよう。Let’s not go into that.・そのことは持ち出さないようにしよう。Let’s not bring that up.・何か別のことを話そう。Let’s talk about something else.会話の流れを自ら作り出し、上手に調整するために、このような表現を練習してみてください。続けていくと、英会話力の向上が実感できるはずです。
2018年12月28日ウーマンエキサイトのコミックライターさんが、夫婦喧嘩のエピソードや乗り越え方をつづった特集 「“夫婦喧嘩”してる? 夫と私のガチ喧嘩体験談」 で、“夫婦喧嘩”についてのアンケートを実施しました。どんな夫婦にも、考え方の相違など喧嘩につながる“問題”は存在するもの。だれだって喧嘩はしたくないと思いますが、我慢が積み重なったり、疲れが溜まっていたり、“相手にわかってほしい”という気持ちでいっぱいになったりすると、避けられない場合もあるはず…。みなさんの家庭では、夫婦喧嘩にどんな方法で対処しているのでしょうか。アンケート結果から、いまどきの夫婦喧嘩事情を探ります。■まさか!“喧嘩をしない夫婦”が意外に多い!?今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしますか?」という質問をしたところ、1番多かった回答が「ほとんどしない」34%、次に「たまにする」が31%、さらに「よくする」が18%、「全くない」が15%とつづきました。Q.夫婦喧嘩をしますか?ほとんどしない 34%たまにする 31%よくする 18%全くない 15%その他2%程度の差はありますが、「ほとんどしない」「全くない」を合わせると49%。「たまにする」「よくする」を合わせると49%。つまり、夫婦喧嘩を“する夫婦”と“しない夫婦”は、ちょうど半数に分かれる結果となったのです。筆者の周りでは、ママ友と話していると「旦那と喧嘩しちゃった…」なんて会話が多いので、“喧嘩をしない夫婦”がこんなに多いとは意外でした。■喧嘩しない派:“オトナ対応”夫婦今回のアンケートで「夫婦喧嘩をしない」と答えたのは約半数。夫婦といえど他人。相手にイライラしたり、相手の考え方ややり方に納得いかなかったりすることは当然あるはずです。喧嘩する夫婦から見たら、「なぜ喧嘩しないでやっていけるの?」と疑問に思うのではないでしょうか。まずは、喧嘩しない夫婦の“喧嘩しない理由”をご紹介します。喧嘩を売っても買ってもらえず。(大人の対応を受け、終了〜♪) 8年間、ほとんど喧嘩はありません。夫は短気でよくイラついていますが、独り言のように一人で怒るのみ、私はそんなときに「触らぬ神にたたりなし」を実践しているからです。夫に直してもらいたいところは、最小限を、彼の機嫌のいいときに冗談ぽく伝えるようにしています。高2から付き合って29で結婚。結婚前はたまに喧嘩してたけど、結婚後はお互い「これ以上言ったら喧嘩(険悪)になる」というラインがわかり、相手に対してあまり強く言わなくなりました。結婚して14年、本格的な喧嘩は1〜2回しかないと思いますどちらかが“大人の対応”をすることで、喧嘩が回避できるというのはあるかもしれませんね。怒っているまっただ中では冷静になれず、感情に任せてひどいことを言ってしまいがち。だからこそ、喧嘩になる前で止めることで、最悪の事態を避けようというわけです。場合によってはちゃんと話し合いができないことで不満が残る可能性もありますが、これも夫婦がうまくやっていく方法のひとつなのではないでしょうか。■喧嘩しない派:すぐれた監察眼夫婦喧嘩すると、お互いに嫌な気持ちになるもの。でも、自分が抱えている不満を相手に伝えないことには、解決できない夫婦の問題もあって…。“喧嘩をしない夫婦”は、どのようにして不満や想いを伝えているのでしょうか。彼らが実践している“喧嘩にしないコツ”をご紹介します。言いたいことは素直に言う。嫌みっぽく言わない。なにか思うことあっても、夜には言わない。昼間にする。ムカついたらまず、相手を良く観察する。本当の意味を探るため。「私を困らせたいの?」、「嫌がらせ?」、「言いたいことがうまく言えてない?」、「本当は相手が困ってる?」。観察すると落ち着いて考えられて、根本的原因を除くことができ、再発防止につながります。年月がたつにつれ、理解できてムカつくことが減りました。相手の態度ややり方を「気に入らなかった」とか「こうして欲しかった」と伝えるとき、オブラートに包むと伝わらないことが判明。あまり時間をあけず、端的に「このときのアレはこう思えたから、今後はこうして欲しい」と要望として訴えることにしたところ、喧嘩にならずすむようになりました。我慢してたことが、我慢しきれなくなったとき。お互いの意見が合わなくて納得いかなかったとき。直接言うと、感情的になって言いたいことも伝わらないので携帯で文章にして送ります。旦那はいいたいこと言わないので、「そっちは?」とこちらから聞きます。それで納得して終にしてます“言い方”に気をつけること、冷静になること、相手の気持ちも聞くこと…。小さな気遣いや心がけで、もしかして喧嘩は穏やかな“話し合い”になるのかもしれませんね。■喧嘩しない派:あきらめの仮面夫婦「喧嘩をしない」と聞くと「夫婦円満なんだなぁ」と想像する人が多いと思います。しかし、今回「喧嘩をしない」と答えた方からは、「相手にあきらめているから」「喧嘩する時間や体力がもったいないから」といったコメントも集まりました。期待は、すればするだけガッカリするので、期待することをやめました。何かをしてくれれば二度手間に。やらなくちゃいけないことが増えるだけ。疲れました。人(自分以外の生き物、家族も同様)を思いやること、想像力、危機感がなさすぎます。期待をしない。これが一番。以前はしていましたが、最近はしていません。でもけっして仲が良いからではありません。喧嘩にもならないほど仲が良くないということです。何かを言えば、すぐにヒートアップしてメチャメチャ言われ、私のメンタルは崩壊。もう相手が勝手に怒り出しても、嵐が去るのをひたすら待ちます。ストレスはたまりますが、反論して長引いたり、余計傷つくよりはマシという境地にたどり着きました。読んでいるだけで、胸が締め付けられます。良い方向に進むには、どうしたらいいのでしょうか…。喧嘩をするのは、「相手との関係を良くしたい」「相手に自分の気持ちをわかってほしい」という想いが根底にあるからなんだな、とあらためて気づかされるコメントです。■喧嘩する派:朝起きたら仲直り夫婦怒りや不満を相手にぶつけてスッキリしたけれど…、どうやって喧嘩を“終わり” にするか悩んだことはありませんか? 喧嘩をする夫婦は、どのようにして仲直りをしているのでしょうか。結婚した当初は、喧嘩した次の日もなんとなく気まずく、よくメールで「昨日はごめん。」とお互いに仲直りしていました。結婚して12年、いまでは寝て起きたら普通にしておけば、あとは時間が解決してくれるようになりました。喧嘩はイヤだけど、あのとき我慢するよりも、真っ向勝負したから今があるんだと思います。いまでは家事に育児、何でもやってくれるスーパーパパです。たいていどちらも空腹、睡眠不足状態でおきるものなので(判断力の低下、余裕がない)まずはご飯を食べたり仮眠とったりする。ほぼこれをやると喧嘩自体どうでもよくなる「自分が悪くなくても、謝る」という答えもあり、毎回どちらか一方だけが謝っているとしたら、ストレスがたまるかもしれません。意外に多かった「朝起きたら終わり」というコメント。過ごす年月が長くなるにつれ、ふたりならではの仲直り方法が生まれていくのかもしれませんね。■夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるコメントを読んでいて感じたのは、夫婦それぞれに喧嘩の仕方、気持ちの伝え方があるのだということ。喧嘩は良くないものと思われがちですが、プラスの面もあるのだと。殴り合い取っ組み合いの喧嘩をしました(笑)お互い頑固頭で譲れない性格で苦労してます。ですが、喧嘩を重ねることでお互いの距離の保ち方や接し方が少しずつわかってきた気がします。言いたいことは我慢しないで、ぶつかることも大事。どちらも我慢せずに思っていることを吐き出すようにしています。お互い自己主張が強くて謝るのが苦手なので、言いたいことを言って相手の考えを聞く。何に対して怒っているのかということを理解して、全部吐き出したところで終了しています。平行線で終わることが多いけれど、相手がどういう時やどういうことに立腹するのかということがわかれば次回から気を付けることができるように思います。どちらか一方だけが主張したり我慢したりすることがないように、それだけは気を付けています。大事なのはお互いが1つの家庭として過ごすために、ストレスや不満をためないことだと思います。自分だけがつらいと感じてしまっている場合、なかなか相手の気持ちまで考えられないかもしれません。でももしかしたら相手も、何か訴えたいことがあるのかも。喧嘩しないことが大切なのではなく、相手の声に耳を傾けて、もし喧嘩になってしまったとしても、自分の気持ちや相手の気持ちが少しでも伝われば、それはプラスとなるのかもしれません。もちろんできれば話し合いで解決できれば、ベストですが…。お互いの意見を交換することで、よりよい夫婦関係を作ることにつながるのではないでしょうか。Q. 夫婦喧嘩エピソードや、対処法、ご意見などをお聞かせください。回答数:242アンケート集計期間:2018/11/7~11/26
2018年12月13日「夫と最近まともに話してないかも...」少しでもそんなふうに思ったあなた。その理由は夫と会話する"距離"にあるかもしれません。いい夫婦の日(11月22日)に、代々木上原に夫婦が最適な距離で会話ができるレストラン『TABLE898』が期間限定でオープン(11月22日≪木≫〜12月2日≪日≫)。特別な時間を過ごすのにピッタリなレストランで、夫婦の距離を縮めて二人の時間をもっと豊かにすることをテーマに、マガジンハウスが「Rethink 夫婦の時間」プロジェクトの一環として展開中です。写真・角戸菜摘 文・武市彩花夫婦で会話するときの最適な距離は898mm!夫婦限定の新感覚レストランとは?「JT Rethink PROJECT」が、夫婦2人の距離を縮めるきっかけを作るために、心理学の観点から実証実験を行いました。二人にとってちょうど良い距離で会話をすることで不要なストレスを回避し良好な関係性の維持や向上に繋がるそう。ではその距離とは?実験の結果、夫婦が会話するときに最適な距離は「898mm」だということが判明。この結果を活用したレストランが『TABLE898』。テーブルは2人の距離を898mmに保てるように設置し、2人が心地よい時間を楽しめることにこだわっています。人気店舗を手がける丸山智博さん&パリの有名店舗のシェフ田中淳さん監修!左から、総合プロデュースをした丸山智博さん、日本たばこ産業の大平崇依さん、「Rethink 夫婦の時間」編集長の岸辺麻巳さん、『Restrant A.T』オーナーシェフの田中淳さん。2人が向き合い目を合わせて会話をすることで、料理をさらにおいしく楽しんでもらいたい。この思いのもと人気店舗を数々手がけているフランス料理人の丸山智博さんが総合プロデュースをしました。料理はパリで有名なモダンフレンチ『Restaurant A.T』のオーナーシェフを務める、田中淳さんによるフルコースを提供。店内はそれぞれの夫婦が主役となり夫婦で過ごす時間そのものが作品になるよう、”ギャラリー” をテーマにランプや食器など細部にまでこだわり抜かれていて洗練された空間となっています。食べるだけで会話が弾む!?夫婦の距離が縮まる完全予約制のフルコース夫婦だからこそ完成される2人で1つの料理をはじめ、夫婦のための1品1品に想いが込められたフルコースをいただけます。結び/アミューズ2人で歩む夫婦のカタチを、二皿で一つに見えるようなお皿で表現。菊芋で作ったシロップをアクセントに、干し草のオイルで味付けされた「鹿のタルタル」。夫婦の特別な夜を祝福するかのような華やかな花びらと、二人を結ぶ “赤い糸” をイメージしたビーツのチップスがお皿を繋ぎ、一つの作品となっている料理です。時の流れ/冷前菜薄緑から濃緑に徐々に移りゆく色彩のグラデーションが、時間をかけて夫婦の愛がより濃くなってゆく様を表現した料理。色鮮やかな緑のチップスの下には上質なサーモンのマリネが隠れていて、目の前で凍ったチーズやソースをかけてくれるサービスがあったりと、自然と会話が弾む一品です。絆/メイン(肉)夫婦の象徴とされている「鳩」。食べやすくクセのないフランス産の上質な肉質の鳩を、”実りの恋” の花言葉を持つ無花果の葉のオイルを香らせながら炭火でグリルし、不老長寿を願う縁起物を付け合わせに添えています。二つのモモ肉を赤い糸で結び、夫婦円満を表現しています。そのほか3品を含む計6品の料理を楽しむことができます。夫婦円満にちなんだ、2人でしか完成しないここでしか食べられないメニューを、デザイナーによってこだわって創られた「器」でいただけます。「JT Rethink PROJECT」ならでは。 「プルームテック」を自由に楽しめますテーブルの引き出しには、JTの電子タバコ「プルームテック」を特別に常備。お食事やお酒を楽しみながら、「プルームテック」をお試しできます。898mmの最適な距離で、美味しい料理と会話を楽しむ。夫婦限定、夫婦のためのレストランで、2人で特別な時間をぜひ過ごしてみてはいかがでしょうか?Information『TABLE89』営業期間:2018年11月22日(木)〜12月2日(日)住所:東京都渋谷区西原3-12-14時間:18:00〜20:00/20:45〜22:45 ※完全予約制金額:フルコース ¥7,000- (ドリンク別)予約番号:03-6327-226711月22日に夫婦をテーマにした新メディア「Rethink 夫婦の時間」がオープンマガジンハウスから新たに “夫婦” をテーマにしたメディアが立ち上がりました。夫婦の時間を豊かにできる、楽しくなる情報が順次公開されますのでぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
2018年11月22日夫婦関係に亀裂が入る理由の1つに、意思疎通の少なさが挙げられます。しかし夫婦仲に亀裂が入ってる夫婦でも、「メールでのやりとりはしっかりしている」と話をされる機会が多く、パピマミ編集部は不思議に思っていました。そこで世の中の夫婦は、どのようにやりとりをしているか調べてみると、これが原因なのでは?と思える問題を発見。その問題点について、パピマミ編集部がこれからご説明します。目次若い夫婦ほどやりとりの7割は「メール」夫婦でのメールのやり取りは、「帰宅報告」「お使い」「夕食の有無」がメイン夫婦のやりとりで離婚率を3分で測る方法まとめ若い夫婦ほどやりとりの7割は「メール」引用:博報堂生活総合研究所博報堂生活総合研究所で、20歳から60歳までの夫婦2000人を調査したところ、全体平均でメールのやりとりが7割、電話が8割という結果になりました。ただ、年代別で見てみると、20代の夫婦と、30代の妻 は、メールの利用が一番多いことがわかります。仕事環境によっては、電話をする時間すらない方もいらっしゃいますよね。自然にメールでのやりとりが増えてしまうのかもしれません。いつでも送ることができて、しかも記録にも残るのでメールはとても便利です。しかしその反面、意思疎通をはかるのやりとりの手段としては使い勝手が悪い と言えます。相手は喜んでるつもりでメッセージを送ったのに、相手には怒ってるように捉えられるような経験は、誰にもであるはずです。引用:博報堂生活総合研究所夫婦間でもメールの利用頻度のデータを見ると、毎日が4割、週に2〜3回が3割という結果になりました。やはり毎日メールする夫婦が多いようです。このデータでは、どの程度の量のやりとりをしているかまではわかりませんが、やり方を失敗している可能性もあります。とは言っても、毎日メールをしている割にうまく進んでいないのも確かです。関連記事:子育てにおける役割分担って?男性と女性の持つ違い知っていますか夫婦でのメールのやり取りは、「帰宅報告」「お使い」「夕食の有無」がメイン引用:博報堂生活総合研究所全体の夫婦でのメールのやり取りの内容は、帰宅時間や日常的なお願いが最も多いという結果に。つまり、たくさんのやりとりをしているようで、中身のある連絡はしていない ことになります。夫婦仲があまり良くないような夫婦は、やりとりをしているようで、深い会話はあまりしていないわけです。毎日メールでのやりとりをしているから、意思疎通はできていると思っている夫婦もいらっしゃるでしょう。しかしやりとりの内容を振り返ってみると、中身は空っぽなのです。メールはしているけど、中身のある会話は約1割!冒頭でお話しした「メールはしっかりしている」夫婦仲に亀裂が入ってる夫婦は、事務連絡の回数が多いだけという臆測が立てられます。それでもメールの頻度は多いわけですから、たくさん話しているという錯覚を覚えてしまい、意思の疎通がおろそかになるのではないでしょうか。小まめに連絡するのも大切ですが、どんな内容を話すかも、大切だということがわかります。関連記事:贈り物でラブラブ復活!? 夫婦仲を取り戻す「愛の伝え方」5つ夫婦のやりとりで離婚率を3分で測る方法最後に、夫婦のやりとりで離婚率を3分ではかる方法をご紹介します。やり方としては、相手と話す最初の3分間の会話の内容に注目してください。そこで、否定的、あるいは軽蔑を含む会話が含まれている と、問題ありです。90%近い確率で離婚する と言われています。なぜなら、人は、最初の3分の会話をずっと続けるくせがあるからです。他人の会話を観察すると分かりますが、最初に話した会話を堂々巡りしている方はたくさんいます。思い当たる節はありませんか?ぜひ、試してみてください。まとめニーチェが、「結婚とは長い対話である」という言葉を残しています。何よりも会話が大切であり、やりとりを重んじようという解釈もできると思いませんか?メールのやり取りも、ぜひ工夫してみてください。●ライター/パピマミ編集部
2018年09月06日「米国のジョン・グレイ博士の『必ず夫婦仲がよくなる』という講座に参加した日本人が『本当に仲よくなれた』というんです。その講座で行われているのが『1時間、夫婦で見つめ合いながら、一方的に妻が話す愚痴や不満を夫が聞き続ける』というものでした」そう話すのは、カップル成立率50%以上の婚活スペシャリストで夫婦関係アドバイザーとしても活躍する佐藤律子さん(異性間コミュニケーション協会代表理事)。ジョン・グレイ博士は男女研究の世界的権威。本当にこの方法で夫婦仲が改善されるのだろうか?これまで大手企業で定年退職を前にした社員夫婦向けに「退職後の過ごし方」の研修会の講師などをしている佐藤さんは次のように語る。「正直、いきなりこれを日本人夫婦がやろうとしても夫が聞く耳を持たないのが現実。ステップを踏んで、夫婦で協力して取り組むようにすれば、本当に夫婦仲は劇的によくなるはずです」そこで、夫の気持ちを「1時間、夫婦で見つめ合いながら、一方的に妻が話す愚痴や不満を夫が聞き続ける」夫婦仲改善メソッドまで持って行くためのステップを、佐藤さんに解説してもらった。【ステップ1】夫の言葉に「そうね、あなたの言うとおりね」と答えてみる「冷めかけた夫婦の多くの夫は家庭に安息を感じていません。つねに妻から『ちょっとあなた』と攻撃対象になっているケースがほとんど。もし妻の側から、今回のメソッドを成功させようと思ったら、まずそんな夫をあなたのほうに振り向かせなくてはいけません。それは実は簡単。いつも攻撃する場面で『そうね、あなたの言うとおりね』と言ってみて。一瞬、『おやっ』と夫の表情が和らぐこと請け合い。これを数日続け、妻が何か変わったと思わせたら、このメソッドの意味を話してみてください。もともと好き合っていっしょになった2人。ちょっと協力してやってみるか、となるはずです」(佐藤さん・以下同)【ステップ2】お互いのよいところを20個挙げて、褒める夫がその気になったら、いよいよ佐藤さんが実際にセミナーで実施して効果を上げている方法にチャレンジ。「最初は夫から妻へ。何を褒められても『それは違う』とか否定せず、すべて受け入れてください。夫が自分のこんなところを見ているのかという発見が必ずあります。頑張って20個を考え出そうとしている夫の姿に思わず胸キュンするケースも多いです」【ステップ3】これまでに褒められてうれしかったことを20個書き出す夫婦別々に小さいときに親や先生から褒められたことを思い出し、20個書き出す。それを交換し、お互いに自分が発見したことのように声に出して読み上げていく。「なかには3つくらいしか出てこない人もいるんですが、そんなときは夫婦で協力して、なるべく多く書き出してください。それを口に出して言ってあげることで、自分が相手に認められた気分に」3つのステップで相互理解がぐっと深まったら、「1時間、夫婦で見つめ合いながら、一方的に妻が話す愚痴や不満を夫が聞き続ける」夫婦仲改善メソッドにトライしてみよう!
2018年08月23日周りからは「仲良し夫婦」と思われているけれど、家のなかでは会話のない冷め切った関係。「仮面夫婦」を続けているという人はどのくらいいるのでしょうか。本当は、こんな関係から抜け出したい。冷え切った関係をどうにか良くしたいと願っているとしたら…。今回は、仮面夫婦から抜け出すために今日からできることを考えていきましょう。■仮面夫婦「あなたはどっちのタイプ?」2つの心理状態仮面夫婦となっている夫と妻の心理状態はどうなっているのでしょうか?仮面夫婦の場合、互いが互いを夫でも妻でもない「同居人」とみなしている場合が多く、大きく分けると次の2つに分けることができます。仮面夫婦タイプ1:妻、あるいは夫だけが冷めている過去に浮気をされた、育児を手伝ってくれなかったといった本人には見過ごすことのできない決定的な要因があって、どちらか一方だけが冷め切っている状態の夫婦。仮面夫婦タイプ2:夫婦2人とも冷めているまったく嫌いというわけではないけれど、いてもいなくても変わらない。互いの世界を持ちすぎているので一緒に行動することがない。この人じゃなくてもいいのでは? と思っているけれど、積極的に離婚する気もさらさらない状態の夫婦。■仮面夫婦「愛情を戻すことはできる?」冷め切った関係に愛情を取り戻すことはできるのでしょうか? 先に結論をお話すると「できます」。けれど、夫婦互いが避けている期間が長ければ長いほど、元に戻すのにも時間がかかると覚悟してください。例えば、3年間ずっと仮面夫婦を演じていたなら、愛情を取り戻すにも3年相当の時間がかかると思っていましょう。またタイプ1の「妻、あるいは夫だけが冷めている」ケースは、修復期間の長さに加えて、仮面夫婦の状態を引き起こす原因となった出来事を許せるかどうか? を考えることも大事になってくるでしょう。■仮面夫婦から抜け出すには? 妻、あるいは夫だけが冷めている場合では、どうやって愛情を取り戻せば良いのでしょうか。その方法について、前述したタイプ別に考えていきましょう。まずは、「妻、あるいは夫だけが冷めている場合」からご紹介します。仮面夫婦タイプ1:妻、あるいは夫だけが冷めている場合タイプ1の場合、仮面夫婦になったキッカケというものがあるはずです。冷え切った関係から抜け出すための一歩は「その時と今はまったく別の状態」と意識することです。例えば、子育てに対する不満がきっかけでぶつかりあってしまい、今は仮面夫婦になっているとします。関係を修復したいけれど、また前のように言い合いになってしまいそう…。そんな不安があるかもしれませんね。でも「その時の夫と、今の夫は違う」ととらえてみてください。ものすごくムカついたし相手の態度にも納得できなかったけれど「今、目の前にいる夫は、その時の夫ではない」と考えてみましょう。自分自身も当時は子育てにいっぱいいっぱいで余裕がなかったけれど、今も「その時とまったく同じ」というわけではないですよね。その話題に「今」ふれたとして、当時と同じような言い合いになるものでしょうか。過去の2人は過去の2人であって、今の2人ではありません。これからの未来に目を向け「今からもう1度新しい関係をつくる」ととらえてみる。そうすることで、新しい関係を築ける可能性が出てくるはずです。■仮面夫婦から抜け出すには? 夫婦2人とも冷めている場合続いて、「夫婦2人とも冷めている場合」を考えていきましょう。仮面夫婦タイプ2:夫婦2人とも冷めている場合嫌いではないけれど一緒にいる意味がないと感じ、仮面夫婦になっているタイプ2の場合は「相手の良いところを見つける努力」をしてみる方法が効果的です。この関係はいわゆるマンネリだけれども、面倒に感じない心地の良い関係ですよね。けれど面倒ではないということが「愛情がある」というわけではありません。愛情を取り戻すには過去にさかのぼってみる必要があります。例えば、おしゃべりが楽しくて、いつも一緒だった新婚時代(交際当初)を振り返ってみます。夫を好きになったきっかけや2人で楽しく過ごした日々など良かった時代を思い出してみましょう。これは「相手の良いところ」を再認識していく作業です。この作業を続けていると「ああ、こんなところが好きだったな」「こういうところが尊敬できると思った」など忘れていた感情がよみがえってきます。そうした感情の変化は、夫婦2人の間に変化をもたらしてくれるでしょう。ちなみに、夫だけが冷めている場合も同様です。昔通った場所やお店の名前を出して懐かしんでみたり、昔の写真を見えるところに置いておいたりして、夫にあの頃の2人を思い出してもらうと良いかもしれません。タイプ1は、過去ではなく未来を見る。タイプ2は、過去を振り返る。時間軸を変えて見つめなおす作業が、仮面夫婦から抜け出すきっかけとなってくれるでしょう。■仮面夫婦「離婚とならないために」今日からできる5つのこと仮面夫婦から抜け出すために、これから意識してやってみてほしいことをご紹介します。これらは片方だけが冷めている場合と夫婦2人とも冷めている場合、どちらのタイプにも共通しています。1.相手に笑顔を見せる冷めた夫婦に笑顔はありません。笑顔がないものに愛情やあたたかい気持ちを持つことはできないので、意識して笑顔で接するようにしましょう。2.会話する冷めた夫婦はあいさつ以外、会話がありません。まずはYes、Noで始まる簡単な会話から始めてみましょう。どちらかが動かないと何も始まりません。3.さりげなく気配りをする例えば、夫がお風呂に入った時、新しいタオルを用意してあげましょう。そうすることで相手をじわっとあたたかい気持ちにさせることができます。4.記念日をお祝いする今までは何もしてこなかった1日を、意味のある特別な1日にします。誕生日や結婚記念日をお祝いしましょう。5.どちらかの実家に一緒に行く相手のルーツを再認識し、両親の前で相手をほめてみましょう。両親に認められるのは気持ちが良いことです。また自分はこの一家の一員なんだという認識を強めることもできます。冷えた関係を変えたいと願うなら、ぜひご紹介したような行動を実践してみてください。今日やったからといって明日すぐに変わるものではないけれど、冷えた2人の空気に火起こしをして、少しずつあたためていく…。そんなイメージを持つと良いですね。まずは一歩を踏み出すことが大切だと思います。
2018年07月31日夫婦生活も長く続いてくるとマンネリからか会話が減ってきたり、休日も別々に行動するなどなんとなく距離ができたりしますよね。そんなときは、夫婦共通の趣味を見つけてみるのはいかがでしょうか?会話や一緒に行動する時間が増えて、2人の距離がまた近くなるかもしれません。共通の趣味ランキングマイナビが行なった調査によると、夫婦の共通の趣味ランキングは以下の結果になっています。1位「食べ歩き」17.5%2位「旅行」17.1%3位「映画・ドラマ鑑賞」13.7%4位「その他」11.4%5位「ドライブ」10.4%男女の能力差や道具を揃えなくてはいけないスポーツといった項目ではなく、気軽に準備もなく行うことのできる食べ歩き、旅行などがランクイン。やはり構えることなく自然体で楽しめないと長続きしにくいので、こういった点も参考にしたいですね。 夫婦で共通の趣味を始めるメリット夫婦で共通の趣味をもつメリットにはどういったことがあるのでしょうか?以下のようなことが考えられます。会話が増える共通の趣味を持ち、2人で取り組むことで一緒にいる時間が増えます。休日を合わせたり、計画を一緒に立てたり、感想を言い合ってみたり……。共通の話題で盛り上がれるので、会話も増えるはずです。もっと仲良くなれるどちらかの趣味に乗じるのではなく、共通の趣味を0から作ることでより夫婦仲が良くなることもあるようです。同マイナビの調査によると夫婦仲がうまくいっていない夫婦の約8割が共通の趣味を持っていないという回答。共通の趣味の大事さがわかりますね。 始めやすい趣味は?自分は共通の趣味を持ちたいと思っていても、パートナーが乗り気ではないこともありますよね。そんな場合に始めやすい趣味を考えてみました。食べ歩き簡単に始められる趣味の代表が食べ歩きではないでしょうか。テレビや雑誌などで頻繁に特集が組まれるため、ネタに困ることもないでしょう。お互いに感想を言い合ってみたり、家でレシピを再現してみたりするのもいいですね。ご当地メニューを食べるために旅行に行ってみるのも楽しいですよ。ドライブ車を持っているならドライブもすぐに始められます。結婚前に2人で行った思い出の場所を巡ったり、一緒に聴いた音楽を流してみたり、楽しかった思い出が蘇ってきて会話も弾むはずです。ゲーム昔は男性が好むことが多いイメージでしたが、最近では女性も趣味としてあげることの多いゲーム。ボードゲームのようなものからアクション、スポーツなど一緒に楽しめるものも沢山あります。携帯ゲームも内容が豊富ですし、改めて機材を揃える必要もないので、手軽に始めやすいですよ。映画・ドラマ映画館に行くとなると時間を合わせて……といった手間がかかるかもしれませんが、レンタルや配信で見られるようになった映画はインドアの趣味にはもってこいです。単体作品もいいですが、ドラマなどの連続物は長く見られるので会話も弾みそうですね。ゴルフ道具を揃える必要があるため最初のハードルは高いですが、年を重ねても長く楽しむことができるのがゴルフのメリットです。芝生や木々に囲まれたコースに行くだけでも清々しい気分になれますし、18ホールを終わってみると結構接戦だったりと、スコア的にも盛り上がります。ウォーキング道具を揃えるハードルも低く、近所でできるウォーキング。出勤前でも夕食後でも好きなときにでき、会話も楽しめるのが良いところです。ただ気軽にいつでもできるので、継続するには意識が必要です。健康のためではなく趣味と割り切り、気が向いたときだけなど義務感にとらわれないほうが続けやすいかもしれません。釣り海・川・池などいろんなフィールドで楽しめる釣り。海釣りなら船に乗って沖に出ることも可能ですし、川や渓流釣りならキャンプやBBQも一緒にできるなど合わせ技で楽しめます。ただ、釣りはそれぞれのフィールドで使う道具が違ってくるので、こだわりすぎると高額な道具が欲しくなる可能性も。その辺りはほどほどにしたほうが良いでしょう。 まとめ2人で楽しみながら時間を共有できるのが趣味のいいところです。計画を立てたり感想を言い合ったり、普段の生活からちょっと距離を置いた話題で会話ができるのも気分転換に最適。ただし、道具やスコアのことで喧嘩の原因になってしまっては元も子もないので、気軽に楽しんでくださいね。 参考:マイナビ 夫婦で共通の趣味をもつメリットcancam 仲のいい夫婦の共通の趣味
2018年07月18日「最近、夫・妻とほとんど話していない気がする……これって大丈夫なの?」結婚して長く夫婦で生活を送っているうちに、会話が減っていることに気づいて、なんとなく不安になったことはありませんか?会話が減ると、「すれ違ってしまうのではないか」「会話がない=不仲?」など、ネガティブなイメージを抱いてしまいがち。しかしそれは、本当にいけないことなのでしょうか。今回は、夫婦の会話の少なさが問題になるのか、会話の少ない原因や会話を増やす方法についてお伝えします。会話がない=離婚の危機?とくに夫婦仲が悪いわけではないのに、会話が少なくなっているとなると、不安をおぼえるかたもいるでしょう。実際、会話の少なさは離婚の原因になるのでしょうか。総務省の2012年度の調査によると、男女ともに離婚理由としてもっとも多かったのは「性格が合わない」。次いで、男性側の理由としては「異性関係」「精神的虐待」「家族・親族との折り合いの悪さ」が、女性側の理由としては「暴力」「生活費を渡さない」「精神的虐待」となっています。「会話の少なさ」が直接的な原因になっている項目は、少なくとも上位にはないようです。1位の性格の合わなさは、性格が合わないから会話が少ないということも考えられますが、必ずしも会話の少なさとイコールになるとは言えないのではないでしょうか。なぜなら、「少ない」はあくまで主観だからです。もともと無口な人もよく喋る人もいます。そんな2人が夫婦であれば、会話の頻度についてお互いの認識が違っていることもあるでしょう。平日の夫婦の平均会話時間は30分未満では、一般的な夫婦の会話時間はどのくらいなのでしょうか。ソフトブレーン・フィールド株式会社が2014年に行った夫婦のコミュニケーションに関するアンケートによると、平日の夫婦の平均会話時間は10分未満が26.7%、10分~30分未満が27.3%と、30分未満が半数を超えています。一方、休日の会話時間でもっとも回答数が多かったのは1~3時間未満の30.8%です。共働き夫婦が増える中、平日はなかなか会話時間が取れないという夫婦が多いようですね。会話の少なさは大きな問題なのか同アンケート調査の結果、「夫婦の会話時間を増やしたいか」という問いに対して、もっとも多かったのは「今のままでちょうどいい」で、67.1%を占めています。案外、みんな「こんなものなんじゃないの?」と感じているようですね。もし、会話が少なくともお互い気にならないのであれば、無理して増やす必要はないのかもしれません。重要なのは、夫婦の両方、あるいはどちらかが会話がないことにもやもやしているかどうかだと思います。例えば夫婦どちらかが「会話が少なくて寂しい」と感じていたり、会話が少ないことで夫婦コミュニケーションの齟齬や不足があったり。そうしたことが起こっているなら、何らかの対策をしたほうが良いでしょう。 会話が少ない原因とは?では次に、会話の少なさが問題だと感じている夫婦の「会話が減る原因」とはなんなのか、考えてみましょう。仕事や家事で疲れている平日に平均会話時間が減ることから、やはり多いのは「疲れ」ではないでしょうか。そもそも共働きの場合、平日は夜にしかゆっくり話せないことも多いですよね。それに加え仕事や家事、育児に終われ、日々の生活を送ることで手いっぱいになってしまい、会話をする気力も体力もない夫婦もいるでしょう。話題の中心が違う子どもが産まれると、夫婦それぞれの立場の違いが顕著になります。妻が専業主婦や育休中の場合、妻の話は子どものことが中心になるのに対し、夫は仕事の辛さで頭がいっぱいになっているなど、話題に食い違いが生じてしまいがち。お互いの立場の違いに思いが至れないと、話がうまく噛み合わず、結果として会話量の減少につながる可能性があります。話すネタが無いお互いに仕事や子ども、家事のことなど、同じサイクルでの生活を送っていると、新しく話すネタがなかなか生まれなくなるもの。実際には日常の些細なことでも会話のきっかけにはできますが、会話が得意ではない人にとっては「特に話すことがない」となってしまうかもしれません。会話がつまらない本人に面と向かって伝えにくい理由ではありますが、相手の話が「つまらない」と感じてしまう人もいるのではないでしょうか。たとえば、会話内容が愚痴ばかりになってしまっていては、聞いている側が面白いと感じるのはなかなか難しいですよね。 夫婦の会話を増やす5つの工夫もし、夫婦の会話が少ないことに問題を感じている場合、少しでも会話を増やしたいときには、どうしたら良いのでしょうか。会話時間を増やす工夫を5つ、考えてみました。一緒にいる時間を増やす会話をするためには一緒にいることがやはり大切。戸建て住宅など、個室がある夫婦の場合、部屋に片方がこもってしまうと、どうしても話はできなくなりますよね。意識して一緒にいる時間を増やすことは、会話時間を増やす第一歩ではないでしょうか。夫婦で課題意識をするパートナーは、あなたが「会話が減っている」「会話を増やしたい」と悩んでいることをきちんと認識していますか? 口数が少ないパートナーの場合、相手が特に少ないと思っていない可能性もあります。まずは会話を増やしたいという気持ちを共有し、ひとりの問題からふたりの問題にしていきましょう。相手に興味をもつ長年夫婦でいると、相手のことをすべてわかっているように思えることもあるでしょう。しかし、会話の基本は「相手への興味」から。「今」パートナーが興味を持っていること、「最近」面白いと思ったことを知っていますか?こうした小さなところから、会話のきっかけをつかんでみてはいかがでしょうか。ただひたすら話を聞く夫婦がそれぞれ「話したい」わけではない場合もありますよね。もし自分自身が話すのが苦手なのであれば、相手の話を聞くところから始めてみるのもひとつの方法です。「話を聞いてくれた」と思ってもらえることが、相手の満足感につながるものですよ。こちらから声をかける先ほどご紹介したソフトブレーン・フィールド株式会社のアンケート調査では、夫婦間でよく話している内容は、「子ども」「食事や食べもののこと」「休日の予定」なんだそう。「今日のお昼何食べたの?」「今度あそこに新しいお店ができるんだって。食べに行ってみようよ」など、ちょっとしたことが会話の種になるのではないでしょうか。 夫婦に適したコミュニケーションを夫婦円満の秘訣は、会話だけではありません。もちろん、会話があるほうがお互いのことを知れるため、すれ違いの防止にはなるでしょうが、夫婦それぞれにとって「ちょうどいい会話量」もあると思います。また、現代では直接話すことだけが「会話」ではありません。電話はもちろん、メールやLINEなどのメッセージアプリを使用してコミュニケーションを取ることも、立派な会話です。特にLINEなどのアプリは、スタンプで簡単にリアクションがとれるので、メールは面倒だと思う人にもおすすめ。こうしたメッセージアプリなども使いながら、お互いに不満が溜まらない程度のコミュニケーションを意識していきたいものですね。 参考:日本の夫婦の離婚率|離婚原因からみる今後の対策方法まとめ:離婚弁護士ナビ~夫婦のコミュニケーションについての主婦の意識調査~
2018年07月06日夫婦生活を続けていくうちに、「最近夫婦の会話をしていない」「お互いのことに無関心かも」なんて思ったことはありませんか?夫婦の生活スタイルが合わなかったり、ちょっとしたケンカをひきずってあまりしゃべらなくなっていたり。一緒の家に住んでいるのにどこか他人のようによそよそしい……。それはもしかしたら、「仮面夫婦」に近づいているのかもしれません。仮面夫婦とは、親戚や他人・子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際には関係が冷え切っている夫婦のことです。ただしその定義はあいまいなので、「仮面夫婦かも?」と気付いた頃には修復が難しくなっていることも。そこで「仮面夫婦度チェックリスト」を作ってみました。10個の項目をあげるので、当てはまる項目の数を数えてみてくださいね。結果は最後にご紹介します。 仮面夫婦度チェックリスト1. 夜の夫婦生活がもう1年以上無い特別な事情もなく1年以上もの長い期間、夜の夫婦生活をしておらずセックスレス。しなくても平気。むしろ触れ合いたくない。2. 他に気になる異性が居るパートナー以上に魅力的に見える異性がいる。パートナーとその異性どちらを優先させるかを考えたら、「その異性」と答えるほど。3. 「離婚したらどうなるか」とシミュレーションすることが月に1回以上ある離婚した先の幸せ、離婚の手続きやデメリットなどを考えて、実際にどのような生活になるかシミュレーションしたり、インターネットなどでつい離婚について調べてしまうなど。4. 会話は必要最低限のみ会話は仕事や地域や子どものことなど連絡事項だけ。それすら会って話さずLINEやメールで淡々と伝えることも。一緒にテレビを見て笑ったり、世間話をして楽しんだり、愚痴を言ったりしない。5. 親戚・友人・他人の前では、仲良く振る舞う夫婦ふたりきりのときよりも、第三者がいるほうが夫婦の会話がはずむ。もしくは、親戚・友人・他人の前でだけ「仲良しですよ」と振る舞う。夫婦ふたりきりに戻ったら、火が消えたように会話をしなくなる。6. 相手に興味がない相手がいつどこで何をしていようが興味がない。相手の一挙手一投足に関心がないので、相手の怪我や病気にもあまり気がつかないし、心配もしない。7. 相手が悪いと思っている会話が少なくなったり、嫌なことがあった原因は、すべて相手にあると思っている。8. あまり会わないように生活時間や帰宅時間をずらす相手と顔を合わせたくないため、朝起きる時間や家を出る時間・会社から帰る時間や寝る時間などを調節する。9. 利害関係で相手と一緒にいる相手と一緒にいたい、相手がいるから頑張れるという気持ちではなく、「子どものため」「お金のため」「住む場所のため」「世間体」などの利害関係が一致するため一緒にいる。それらがすべて相手がいなくても成り立つようになったら、すぐにでも離れたい。10. 相手に期待していない相手のことを重視していないので、相手や家庭生活に一切期待していない。仕事や友人・他の気になる異性のことなどが癒しであり、自分の生活の中心。 結果説明仮面夫婦のポイントを10個挙げましたが、いくつ当てはまりましたか?結果はこちら。0個は「ラブラブ新婚カップル」ひとつも当てはまらないのは、夫婦生活が非常にうまくいっているという証拠。新婚カップルのようにラブラブだと胸を張って言えるでしょう。このまま末永くお幸せに。1〜3個は「普通の夫婦だけどちょっと注意」当てはまるのが3個以下の場合は、ちょっと夫婦関係がぎくしゃくし始めているかもしれません。ただ、一時的なことなら普通の夫婦によくあることでもあるので、注意してみてください。4〜6個は「仮面夫婦気味」ちょっと家庭内で息苦しい思いをしていませんか?このままだと修復が難しくなってしまうので、少しずつでも相手に歩み寄っていく努力ができると良いですね。7個以上は「仮面夫婦」離婚を視野に入れつつも、時期が来るまでは一緒にいると考えているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。そうではない場合、修復するのに時間がかかりそうです。まずは自分からこころを開くようにしてみて、挨拶などできるコミュニケーションから始めていけると良いですね。 仮面夫婦は、一度なってしまえば修復が難しくなってしまいます。そのため、「ちょっと最近コミュニケーション不足かも」や「相手のことをないがしろにしていたかも」と思ったら、積極的に相手と関わるようにしてみてくださいね。また、仮面夫婦となってしまったきっかけは人それぞれだと思います。そのとき、「相手が悪い」と思ったままでは、いつまでたっても以前のような関係に戻れません。勇気のいることですが、いったん相手を責めることはやめて、少しずつ歩み寄るようにしてみると良いのではないでしょうか。仮面夫婦の心配がなかったかたは、このままの関係がずっと続くように、今まで通り夫婦のコミュニケーションを行ってくださいね。ちょっと雲行きが怪しくなってきたら、またこちらのチェックリストを試してみてください。
2018年04月07日人と人とのコミュニケーションの基本とも言える「会話」。会話は夫婦にとっても大切なことですよね。頭ではそれくらいわかっているはずなのに、なんだか思い通りにいかないことってありませんか?夫婦の会話が仕事のことばかり…とあるネット掲示板に投稿されたのは、そんな「夫婦の会話」の悩み。年齢や子どもの有無、結婚して何年経つのかなど、詳しくわからないことが多いのですが、この投稿主は夫婦の会話が仕事の話ばかりになってしまうことに悩んでいるようです。そこで、「みなさんの夫婦の会話を教えてください」と、世の夫婦はどういった会話をしているのか、知りたい様子。「献立」「テレビ」「今日の出来事」…話のネタはたくさん!この投稿には、様々な意見が寄せられています。それも、「仕事のことばかり」という投稿主とは裏腹に、どの夫婦も本当にたわいのない話ばかり。たとえば、テレビ番組。ニュースの内容についての議論や料理番組を見て「作れそう?」と想像してみる、ペットの様子を見て「かわいいね」など、どんな内容でも話題につなげているようです。また、「その日にあった出来事」を話題にする夫婦も多いよう。その日一番笑ったこと、怒ったこと、悲しかったことなど、日々の出来事を共有するだけでも話は盛り上がりますよね。子どもがいるなら、仕事で普段見ることができない子どもの昼間の様子を教えるというだけでも、夫婦の会話にもなり、夫の安心にもつながるはず。ただ、なかには「最低限必要なことしか話さない」という人も…。なんでも、年々会話が減っていると実感しているのだとか。このように様々な意見があるものの、多くの人は、「相手の気持ちを考えるべき」という立場のよう。仕事の話は、その多くが愚痴になってしまいがち。それを聞かされる相手の気持ちも考えたほうがいいとのアドバイスが散見されます。気心の知れた夫婦だからと言って、上手に会話ができるとは限らない。それはそうかもしれません。ただ、毎日仕事の話ばかりされては、さすがにイヤになってしまいますよね…。あなたは、夫婦でどんな会話をしていますか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月28日お酒が入るといつもより会話が自慢っぽくなってしまうことってありますよね。ですがちょっとした会話で嫌われてしまうことも……そこでウザがられてしまう会話についてリサーチしました。文・三谷真美【みんなの恋テク】ウザがられる会話とは?「私、有名人と知り合いだよ」「『有名人の知り合いがいる私ってすごいでしょ?』みたいな自慢をする女の人が苦手です。まるで友だちのように話してるけど、よく聞いたら大人数の飲みの場にいただけで、たいして会話もしていなかったり。自慢げに知り合いぶらないでほしいです」(29歳・会社経営)「港区女子とかモデル志望の女の子に多い『どこどこの社長と飲んだことあるー』とかのアピールってなんなんですかね。『だから何?』としか思わないし、チャラい」(31歳・その他)有名人と関わる機会があまりないからこそ、少しでも会えたら自慢したくなりますよね。「街で見かけた」とか「職場に芸能人が来た」なら問題ないですが、あたかも知り合いっぽく話す女性は嫌われるもよう。芸能人だけでなく、有名企業の社長さんと飲んだ話はチャラく思われるだけなので、わざわざ話さないほうがよさそうです。「その会社の人知ってる」「飲み会で、僕が働いている会社名を言うと『専務ってあの人だよね』とか『どこの部署の誰を知ってる』とか。会社が大きいのでだいたい知らないし、たとえ知っていても、どうでもよくないですか? すごく仲がいいわけでもなく、ただ一度飲んだだけの人のことを話題にする女性の神経がわからない。これから僕も言われると思うと嫌ですね」(34歳・広告代理店)「同じ会社の人を知っている」というどうでもいい報告は、大手企業に勤めていると言われることが多いそうです。ですが、社内にはたくさんの人がいるからほとんどの場合がわからないそう。たとえ共通の知り合いだったとしても「それで?」ってなってしまうので、大親友や家族くらいの関係性でないなら言わないようにしましょう。相手が楽しめる会話を意識してお酒を飲むとつい自分の話ばかりをしてしまいますが、相手も一緒に楽しめる内容かを考えて。相手の好きなことや詳しいことに質問して広げていくと盛り上がりますが、自慢話やどうでもよすぎる話はウザがられるので気をつけましょう。(C)Arbobogg Imagery/Gettyimages(C)monkeybusinessimages/Gettyimages
2018年02月15日「仮面夫婦」ってご存知ですか? 仮面夫婦とは、他人や子どもの前では仲の良い夫婦として振る舞っていながらも、実際は関係が冷え切った夫婦のこと。そうした夫婦にならないためにはどうしたらよいのでしょうか。一緒に考えてみましょう。 1. 仮面夫婦ってどんな夫婦?その特徴仮面夫婦がどんな夫婦なのか、実際に想像するのは難しいですよね。特徴をいくつかご紹介します。お互いに無関心相手がいつどこで何をしようと興味がない、一緒に何かをしようと思わないなど、お互いに無関心な状態です。お互いに自分中心自分が欲しいもの、やりたいことを優先させ、夫婦に困ったことが起きても解決しようとしないで逃げてしまうといったことも特徴です。家でのコミュニケーションがないふたりきりのときの会話は必要最低限。スケジュールのことや子どものことなど、生活に必要な事務連絡のみ。世間話をしたり一緒にテレビを見て笑い合うなどはしません。スキンシップもしない会話をしないのだから、当然触れ合ったりなどしません。セックスレスになることも多いでしょう。他に相手がいることも仮面夫婦を続ける中で「癒し」を求めるために、不倫をしているかたも中にはいるようです。関心がないために相手の不倫に気づかない、気づいても放置・黙認していることもあるのだとか。周りの人からはわからない外では夫婦円満を「演じている」ので、気づかない人も多いでしょう。子どもや親族にも仮面をつけて接しているパターンが多いため、他人からは仮面夫婦だと見抜けません。ただし、子どもにはバレている可能性大です。 2. 仮面夫婦はどうして別れないの?気になるのは「なぜ別れないのか」ですよね。夫婦関係が破綻しているのに、夫婦円満を演じてまで夫婦生活を続けることが不思議です。世間体や子どものため、金銭的問題といった理由が多いと思いますが、今回は「心理的な面」から別れない理由を探ってみます。愛情が残っている?片方もしくは両方に、わずかでも愛情が残っているのかもしれません。まだ離婚までとはいかない関係を保ちたい、より良くしたいと思っていて、きっかけがつかめないままずるずる仮面夫婦を続けているパターンもありそうです。さらに、ふたりでいるときは会話もスキンシップもないので、「相手が何を考えているのかわからない」状態が続きます。仮面夫婦から第一歩を踏み込む勇気はないし、相手のことを知りたがっている自分を認めないように、より厚い仮面を被ってしまうのかも。割り切っている?「夫婦はこんなもの」と割り切って、同居人がいる感覚で生活をしているのかもしれません。離婚に至る大きなきっかけがない限りは、仮面夫婦として生きていくほうが楽な人も中にはいるでしょう。意地になっている?仮面夫婦になるきっかけが、「相手の不倫」「セックスレス」など相手に不満がある場合、意地になって形だけの夫婦生活を続けている可能性も考えられます。特に不倫の場合は、別れないことで相手に罰を与えているのかもしれません。 3. 仮面夫婦にならないためのコミュニケーション悲しくて恐ろしい仮面夫婦ですが、一度そうなってしまえば、解消するのにかなりの時間と根気がいりそうです。仮面夫婦にならないよう、予防を行ったほうが良いでしょう。仮面夫婦にならないためのコミュニケーション術や予防法をご紹介します。スキンシップをたっぷりと夫婦の会話の時間を大切にするのはもちろんですが、「スキンシップ」も非常に重要です。日ごろから手をつないだり、抱きしめたりキスをしたりすることで、セックスレス予防にもつながります。また、スキンシップをすることでさまざまな物質が分泌され、ストレス緩和や幸福感の高まりなどの効果があります。夫婦にとって良いこと尽くしなので、積極的に取り入れていきましょう。> いってらっしゃいのキスで事故に遭わない?驚くべき効果とは> 夫婦のキス事情!キスがもたらす夫婦円満へのカギ夫婦で「一緒に」する運動やゲームなど、夫婦で一緒になにかに取り組んでみるのもおすすめです。共通の趣味ができることで話題も増えますし、それをしている夫婦はしていない夫婦に比べて「仲が良い」というのも、データとして出ているんですよ。身近にあることから一緒に行ってみましょう。> ダイエット効果も上がる?夫婦で運動すると良い理由> 40代が一番危険?いつまでもラブラブ夫婦でいられる方法喧嘩をしたら仲直りお互いの気持ちをぶつけ合うのも大切なことですが、必ず仲直りをするようにしましょう。仲直りの方法は人それぞれかもしれませんが、なによりも「お互いが納得する」ことが大切です。喧嘩と仲直りのルールを作って、お互いにそれを守るようにしましょう。> 【保存版】夫婦喧嘩の仲直りをするための5つの方法> 仲直りのきっかけは?わが家の夫婦喧嘩マイルール 仮面夫婦になるきっかけはさまざまあるでしょう。でも、なってしまったら修復は大変ですし、子どもにも悪影響を与えてしまいます。なによりせっかく愛し合って結婚をしたのに、形だけになってしまうのは悲しいことですよね。仮面夫婦にならないためにも、コミュニケーションやスキンシップは積極的に行うようにしましょう。喧嘩をしても相手を傷つけない、仲直りをするなどのルールを設けてくださいね。ずっと夫婦円満が続くよう意識して行動することが大切です。 参考:「仮面夫婦」を10年続けた人の苦悩と活路なぜか離婚しない・・・仮面夫婦の意味と心理的特徴
2018年02月15日11月22日はいい夫婦の日。そこで、夫婦仲を良好に保つ方法について調査してみました。離婚の危機はある日突然やってくるのではなく、日常のほころびから亀裂が起きることのほうが多いようです。改めて夫や妻との関係について考えてみましょう。Q.夫婦仲を良好に保つ方法、どうしてる?1.毎日しっかりと会話をする 46.6%2.定期的にお出かけをする 11.2%3.共通の趣味を持つ 7.2%4.二人きりの時間を作る 14.1%5.その他 20.9%毎日しっかりと会話をするが46.6%ともっとも多い結果となりました。お出かけや共通の趣味を楽しむのもいいですが、やはりちりつもでも毎日できることを続けている夫婦が多いようです。■仲のいい夫婦は意識せずに会話をしている仲がいいと言われる夫婦は、特に会話をしようとか一緒に出かけようなどと考えずに自然と一緒に過ごしていることが多いようです。とくに意識せずに毎日会話できるのは、仲がいい証拠なのかもしれませんね。「会話は毎日あるし、子どもがいないときにふたりでランチや買い物に行くこともある。でも、夫婦仲を良好に保つためではなくて、楽しいからやっているだけです」(茨城県 40代女性)「夫婦仲は周りより良いと言われます。夫婦仲のいいふたりは、良好に保とうなんて意識してないもの」(山形県 40代女性)「特別何かするわけじゃなく、子どもが寝てからふたりでテレビを見て笑ったり、手を繋いで寝たりしています」(鳥取県 30代女性)■一定の距離を保つことで良好な関係でいる夫婦も仲良くなるだけでなく、一定の距離を保つことで良好な関係を築いている夫婦もいるようです。何十年も一緒にいるわけですから、ふたりが心地よいと感じる関係でいることを選ぶようにしましょう。「見返りを求めない。うちはこれですね」(三重県 30代女性)「深く詮索しすぎない、干渉しあわない。結構重要だと思います」(鳥取県 30代女性)「あまりお互いに干渉しすぎないこと」(千葉県 40代女性)「なるべく一緒にいないようにしています。接点がなければ喧嘩もしないし、イラつくこともありませんから…」(神奈川県 40代女性)■感謝の気持ちを言葉にすることがベストもっとも効果があるというコメントが多かったのが、感謝の気持ちを言葉にすること。「ありがとう」と言われて嫌な気持ちがする人はいませんから、今日からあなたもちょっとしたときに伝えてみるといいかもしれませんね。「家事に育児に奮闘しているとき、夫が唐突に作ってくれたコーヒーがびっくりするくらいおいしかった。それを素直に伝えてありがとうというと、それから毎回食後に作ってくれるようになり、洗濯や掃除なども手伝ってくれるようになりました。何年経っても、感謝の言葉や尊敬の気持ちを伝えることが大事なんだと改めて思い知りました」(千葉県 20代女性)「小さいことでも会話は大切ですね。あと私が思うのは感謝の言葉だと思います。夫婦といっても他人ですから、お互いに感謝の気持ちを持つことが大切かなって思います」(千葉県 40代女性)Q.夫婦仲を良好に保つ方法、どうしてる?アンケート回答数:8832件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年11月24日誰もが“幸せな結婚生活”を送りたいと願っているものです。今回ハウコレが行なったアンケート「Q:なりたい夫婦像ってある?」には93%もの女子が「ある」と答えました。果たしてみんなが「どんな夫婦になりたい」と思っているのか早速見てみましょう。■●なんでも話せる夫婦が理想!!・「毎日会話が絶えない夫婦がいいなぁ。思いは気持ちにしなきゃ伝わらないし・・・やっぱりコミュニケーションは大切でしょ!」(22歳/女性/医療・福祉)・「バカとかアホとか言い合えることかな」(年齢不詳/女性/その他)・「帰ってきて一日の出来事を自然と話し合える夫婦になりたい」(23歳/女性/美容)・「最近結婚した身ですが、お互いを一番大切にできて、話をしたりきちんと聞いたりする姿勢を崩さない夫婦になっていきたいです」(26歳/女性/食品)・「言いたい事はっきり言えて喧嘩しても寝たらすぐ仲良しなって安心できる夫婦がいい。」(15歳/女性/高校生)最近は立て続けに有名人の不倫に関する話題が浮上してますよね。夫婦の愛が冷めてしまったり、パートナーが浮気に走ってしまうのはさまざまな原因があるかもしれませんが、多くの場合は「スレ違い」ではないでしょうか。忙しさにかまけて相手の話しを聞くことに怠惰になってしまう、後回しになってしまう・・・・・・。二人のコミュニケーションが取れていれば、こういったトラブルに至ることはありません。愛情不足はイコール会話不足なのです。■●ウチの両親が理想!!・「両親みたいな互いの足りないところを補えてる夫婦に憧れます!」(19歳/女性/大学生)・「両親。ラブラブとかではないけど毎日笑いのある会話が20年経った今でもあるから。あとすごく家庭想い。とても楽しそうで理想」(18歳/女性/専門学校生)身近にこんな素敵なお手本がいるなんて羨ましいですね。このコメントをくれたお二人の女性のご両親は「私の理想はお父さんとお母さんなの」「将来、二人みたいになりたい」というのを知ったら、きっと喜んでくれることでしょう。結婚相手にどんな人を選ぶのか、お互いにどんな関係でいようとして、どんな風にコミュニケーションをとって、結婚生活を送っていくのか。ぜひとも、幸せなご両親に見習ってさらに幸せな家庭を築いてくださいね。幸せは連鎖しますよ~。■●これぞ究極の理想の夫婦・「おじいちゃんおばあちゃんになってもお互いが寄り添っていられる夫婦になりたい」(22歳/女性/高校生)・「行ってみたいところが見つかった時、友達よりも一緒に行きたいと思える。笑いの絶えない夫婦。会話のある夫婦。同じベットで寝る夫婦。一緒に居るだけで安心できて心が満たされる夫婦。歩み寄って話し合える夫婦。今のわたしたち夫婦に足りないものですが(笑)」(28歳/女性/主婦)・「楽しい時は一緒に楽しんで、辛い時は分けあう感じ」(21歳/女性/その他)・「介護を苦痛なくできる夫婦」(36歳/女性/その他)本当の“夫婦の良さ”というのはこんな「安心感」と「支え」ではないでしょうか。日々の暮らしの中で、いろんな場面で頼ったり頼られたり、自分が困ってるときに救われたり、相手が出来ないことを救ってあげたり・・・・・・。互いに何かあったとき、相手が患ったとき“手を貸せること”こそ夫婦なのです。楽しいことだけ分かち合うのは夫婦ではありません。介護をするのもいとわないことが、夫婦の証といえるでしょう。■【最後に・・・・・・神崎桃子から愛のメッセージ】結婚生活は特別ではなく“日常”です。どうしたって恋人同士のときと同じようにはいきません。日々の暮らしの中で、付き合い当初に抱いた恋心や新鮮な気持ちは徐々に損なわれます。しかし、そのかわり“生活を共にすること”で違う愛が育つのです。みなさんもよく耳にするかもしれませんが、パートナーを「空気のような存在」と指し示す人がいます。でもそれは立派に夫婦として成り立っているからです。「空気みたいに失うと大変」「あって当たり前で、生きるためにはなくてはならない存在」なのです。日頃一緒に暮らしているときは自覚がなくても、決して欠かせない存在になってゆくのが夫婦なのです。この以下の女性のコメントこそ結婚生活の日々の暮らしにおいてシンプルに一番必要なことではないでしょうか?・「いつまでもお互いに思いやりを忘れずに・・・また何年経っても毎日笑顔で食卓を囲むことは夢です」(20歳/女性/金属・鉄鋼)理想の夫婦は簡単になれるものではなく、毎日同じことを積み重ねることことでなれるのです。(神崎桃子/ライター)(ハウコレ編集部)(あかねぴ@akanepi0426/モデル)(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)
2017年10月02日どんなに大恋愛をしたカップルでも、一生を添い遂げようと頑張っていても、結婚をして家族になるとやってくるものがあります。それが、倦怠期です。新婚当初は「夫婦になっても、いつまでもラブラブでいようね」なんて甘い言葉を掛け合っていた二人も、気がつけば今日一日の会話が何分あったか? 目を合わせて会話したかな? なんて考えなければいけないほど……。結婚は日常を二人で過ごすことになるため、嫌でも倦怠期はやってきます。そう、どんなに仲の良い夫婦でも陥ってしまうものなのです。じゃあ、心配する必要もないから、倦怠期が過ぎるのを待てばいいの? と思うかもしれませんが、それは甘い話です!最も大切なことは、ふたりで乗り越えていくこと。それによって、今までの夫婦とはワンランクアップした関係を築くことができるようになります。夫婦が倦怠期になる原因そもそも倦怠期に陥ってしまう原因…。もちろん、十人十色。夫婦の数だけ原因はありますが、多くの夫婦は3つのことが減ってしまうために起こっています。その3つとは、どんなものがあるのでしょうか。■夫婦が倦怠期になる原因1:会話が減る夫婦と言っても、戸籍上の家族であって血のつながりのない他人同士。そのため、大切なことは会話(コミュニケーション)です。結婚当初は、他愛もない会話も楽しんでいたことと思います。しかし、ある程度時期が来ると「こう言っても、どうせまともに返してくれない」「喧嘩になるくらいなら、言わないでおいた方が楽だわ」「言ったところで「どっちでもいい」とか、考えてもくれないんだから」このように、相手の返事の予測変換ができてしまうため、会話をしなくても完結してしまうことが増えてきます。毎日生活しているからこそ、もめたくないということもあります。しかし、その「相手を分かっている」ことが倦怠期に突入させる原因になっているのです。■夫婦が倦怠期になる原因2:非日常が減る結婚と恋愛の大きな違いは、日常か非日常か、です。恋愛はもちろん非日常のため、デートはもちろんのこと、彼との会話や電話もワクワクする出来事になります。しかし、結婚して夫婦になったらどうでしょう。それぞれの日常の中に入り込んでしまうため、存在が当たり前になってしまいます。さて、ここで思い出してみてください。あなたは実家の家族といるときと、夫婦でいるとき……違いはありますか?家族のようにダラダラした姿も見せ、結婚前では考えられない言動もOKになっているのではないでしょうか。もちろん、これがダメと言うわけではありません。いつでもピリピリしていては、体が持たないですよね。ただ、その中に非日常がないことが倦怠期の原因になっています。■夫婦が倦怠期になる原因3:スキンシップが減るスキンシップは、夫婦にとって欠かせないものです。結婚当初は、当たり前のようにスキンシップがあったのに、出産してから産後クライシスになり……と言う夫婦も少なくありません。しかし、体を重ねるだけではなく、触れ合う行為は二人の関係を続けるうえで欠かせないものです。女性が大切な人に触れることを拒絶された場合、当然ショックを受けるかと思います。これは男性も同じこと。大切な妻とのスキンシップを拒まれれば、なかなかそれ以上のスキンシップを求めることができなくなります。倦怠期は流すのではなく乗り越える!倦怠期を放っておくと、最悪の場合離婚になるケースもあります。よく言う「夫婦のすれ違い」と言うものの多くは、この倦怠期からきていると言っても過言ではありません。そこで重要なことは、倦怠期かなーしょうがないかーと流してしまうのではなく、「今が関係を見直すいいチャンス」と考えることで、倦怠期も良い方向に進みます。では、その乗り越え方とはどんなものがあるのでしょうか。■倦怠期の乗り越え方1:「ありがとう」「ごめんね」は過剰なまでに伝える友人夫婦の倦怠期の相談を受けていたことがあります。彼女たちは、とにかく会話が事務的になっており、一緒にいる時間もとても少なかったのです。そこでコミュニケーションの第一歩として「ありがとう」「ごめんね」作戦を打ち出しました。難しいことはなくて、どんな些細なことでも「ありがとう」「ごめん」を伝えるというもの。すると、ふたりの関係が改善されていきました。ポイントは、会話を多くするのではなくコミュニケーションをしっかりとること。そしてコミュニケーションには、お互いの心の温度を感じあうことです。それができる魔法の言葉が「ありがとう」であり「ごめんね」なのです。■倦怠期の乗り越え方2:距離感を知る倦怠期になったときこそ、ふたりにとって心地よい距離感を見つけてみましょう。いつまでもベタベタし過ぎても、いい関係ではなくなってしまいます。だからこそ、手をつなぐ関係が良いのか寝るときも抱き合っていたいのか……二人にとっての良い距離感を見つけてみて。そのためにもスキンシップはできるだけとるようにしてください。とは言っても、いきなりは難しい場合、仕事服を着た彼の身だしなみを整えるとか、ケガした部分に絆創膏を貼るといった些細なところからで大丈夫です。ふたりが微笑み合えるポイントを見つけたらしめたものですよ!夫婦にとっての倦怠期は、ふたりの夫婦のカタチを作るために欠かせないものだと思っています。だからこそ、「そんな時期だから」と終わらせるのではなく、自分たちの夫婦像を見つけていってくださいね!
2017年08月04日