パナソニックサイクルテックは11月19日、幼児2人の同乗が可能な電動アシスト自転車「ギュット・ミニ・DX」の新モデルを発表した。発売は2015年1月上旬で、希望小売価格は140,000円(税別)。ギュット・ミニ・DXはフロントにチャイルドシート(ギュットプレミアムシート)を装備した電動アシスト自転車。オプションのチャイルドシートをリアに取り付けることで、幼児の2人同時乗車も可能だ。20型の小径ホイールを採用しており、フロント、リアともに幼児を乗降させやすいのが特徴のひとつとなっている。ギュット・ミニ・DXでは2014年モデルより、ギュットプレミアムシートに巻き取り式のシートベルトを装備。シートベルトの肩に当たる部分には、クッション材を使用した「まめぴたパッド」が採用されている。2015年モデルでは、まめぴたパッドを約40%大型化するとともに、パッドの裏側に凹凸を付けている。これは、同乗させる子どもの快適性と安全性をより高めるための変更。子どもへの負担を減らすとともに、パッドのずれを防ぐ構造となっている。同日発表となった「ビビ・DX」と同様に、「マルチセンサーモーター」と「タフパワーアシスト制御」を採用。これまでの「トルクセンサー」「スピードセンサー」に「回転センサー」を加えることで、より高精度に走行状態を検知し、最適なアシストを行う。子どもを同乗させてのスタート時など負荷の高い状況でもパワフルなアシスト効果が得られるようになった。走行距離は、パワーモードで約40km、オートマチックモードで約50km、ロングモードで約63km。オートマチックモードでの走行距離は約6%伸びている。バッテリーは、容量25.2V/13.2Ahのリチウムイオンバッテリーで、充電時間は約4.5時間。全長は1,815mmで、全幅は570mm。車重は33.3kgだ。カラーはピュアマットブラック、アクティブホワイト、フレッシュグリーン、マットディープグリーン、ハッピーピンク、エアリーピンク、ビターブラウン、ファインブルーの8色が用意されている。
2014年11月19日自転車をモチーフとしたアパレルや雑貨を扱うオンラインショップ「velove(ヴェラブ)」はこのほど、MacBookのトップカバーの上をプロレーサーたちが駆け巡るデコレーションシール「DECOSKIN For Macbook」に、新しいデザインを追加した。○PCをクールに守るデザイン同商品はMacbook Pro(13インチのみ)及びMacBook Airの天板用の保護するデコレーションシール。「アートを持ち歩く」をコンセプトに作られ、小さな傷や汚れから本体を守り、肌に馴染む質感に仕上げている。シートの接着面にほこりや油分などの汚れがなければ、剥がしても粘着力が失われない。また、本体に糊が残ることもないので何度でも貼り直しが可能。0.1mm以下の薄い素材のため操作性が失われることなく、本製品を装着したままケースやカバーを装着することもできる。デザイン写真は、日本で一番多くの国の自転車ロードレースを撮影しているフォトグラファー・田中苑子さんの写真に加え、今回新たにフォトグラファー・綾野真氏の写真を採用。田中さんデザインはWilderness(荒野)、の綾野氏デザインは、Townscape(町並み)、Col du Lautaret(ロータレ峠)、Durance(デュランス)となっている。veloveではこのほか、iPhone6仕様の携帯ケースや陶器(食器、マグカップなど)・アパレル(Tシャツ、ミュゼット、ベビーアイテムなど)などを発表する予定。velove DECOSKIN素材: 米国エイブリィ社製メディアシートカラー: Durance(デュランス)、Col du Lautaret(ロータレ峠)、Townscape(町並み)、Wilderness(荒野)サイズ: MacBook Air 11-inch、MacBook 13-inch価格: 税抜2,800円(11インチ)、税抜3,500円(13インチ)
2014年11月04日ニューヨーク発の自転車の祭典「バイシクル フィルム フェスティバル(bicycle Film Festival、以下BFF)」が、11月1・2日に東京・青山にて開催される。東京での開催は3年ぶり。世界中から数百もの応募があった中から厳選されたプログラムを始め、日本での未発表作品を加えたベストヒットのプログラムを用意。青山学院・アスタジオ等で上映する。青山国際連合大学前広場のファーマーズマーケットでは、自転車関連グッズの販売や各種ワークショップを実施予定。1日の21時より「バイクス ロック パーティー(Bikes Rock Party)」も開催され、大人から子供まで楽しめるイベントが目白押しだ。チケットは1プログラムあたり前売り1,000円、当日1,100円でPeatixにて販売中。全プログラム共通のパスも2,800円で用意。BFFは2001年にニューヨークで誕生した、自転車にまつわる映像作品を集めたイベント。メキシコシティーやブエノスアイレスを始めとする中南米の都市や、イスタンブール、ケープタウンでも開催されている。プロアマ問わず数百の映像作品が集結し、BFFでしか観られないバラエティーに富んだプログラムがそろう。
2014年10月24日神戸電鉄と北条鉄道では、全長13.6kmのサイクリングロード「播磨中央自転車道」の全線開通に合わせて、11月1日にサイクルトレインを運行する。当日は、自転車道と観光施設等を巡るサイクリングイベントも実施する。○道中にはおもてなしポイントもサイクルトレインの運行ルートは、神戸電鉄が西鈴蘭台駅~粟生駅(乗降駅: 西鈴蘭台、押部谷、三木、粟生)、北条鉄道が北条町駅~粟生駅(乗降駅: 北条町、粟生)。なお、神戸電鉄でのサイクルトレインは今回が初めてとなる。サイクリングは粟生駅(サイクルトレイン利用者)、または加西市役所駐車場(自家用車利用者等)を起点として、自転車道沿線に設置する飲み物の提供やスタンプラリーを行う。コース中には5つのおもてなしポイントが設置あり、参加者は自分のペースで自由にめぐることができる。また、スタンプラリー参加者には、抽選で北播磨の特産品をプレゼントする。定員は先着順でサイクルトレイン神戸電鉄粟生線コースが40人、サイクルトレイン北条鉄道コースが20人、加西市役所に直接集合が150人の合計210名。参加費は大人が1,000円、小学生以下が500円で、参加賞も用意している。申し込み方法など詳細はホームページを参照。
2014年10月23日ビーズは、同社の自転車ブランド「DOPPELGANGER」(ドッペルギャンガー)より、サイクリストの使用を最大限に考慮したという腕時計「DGW02S」シリーズを発売した。ブラック×オレンジの「DGW02S-DP BLACKPACK」、ブラックの「DGW02S-BK DARK HOUR」、ホワイトの「DGW02S-WH FROST」という3モデルを用意し、税別価格はいずれも14,400円。セイコーエプソン製のムーブメント(Cal.VX9N)を採用しており、通常は3時方向に位置することが多いりゅうずを、9時方向に移動させている。自転車のハンドルを持つ手の甲に、りゅうずが当たるストレスを発生させない配慮だ(一般的に、腕時計は左手首に装着する人が多く、りゅうずが3時側にあったほうが操作しやすい)。ケース素材はステンレスで、自転車で走行中も確認しやすい5mmのビッグフェイスを採用。バンドは、肌に馴染みやすく汗に強いシリコン素材だ。日常生活用強化防水(5気圧)を備え、重量は120g。ラインナップの3モデルは単なる色違いにとどまらず、カラーの魅力を最大限に引き出すように、着色方法から文字盤のフォントまで考慮したトータルデザイニングに注力したという。
2014年10月22日Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2015 S/Sの「関連イベント」のひとつとして、10月19日に自転車イベント「Tweed Run TOKYO 2014(ツイードラントーキョー 2014)」が開催される。○世界各地で行われているツイードのイベント「The Tweed Run」はツイードの国、イギリス・ロンドンで2009年から始まったイベント。ツイードをおしゃれに着こなして、街を自転車で楽しく走ることが目的で、現在はロンドンの他、NY、フィレンツェ(PITTI UOMO内)、ビクトリア(カナダ)、シドニーなど、世界各国で独自に開催されている。また、Tweed Run Tokyoでは自転車の安全走行を広めるとともに、街を走ることの楽しさも発信していく。ロンドンの「The TWEED RUN」のコンセプトにのっとり、ドレスコードはツイード。自転車に乗ることをファッションのひとつのシーンとして打ち出すことを狙っている。○ツイードランマルシェも開催Tweed Run Tokyoはシェアードテラス外苑いちょう並木を会場に、オープニングセレモニーやベストドレッサーの授賞式を行うほか、外苑いちょう並木を起点としたツーリングも実施。また、自転車パーツやツイードアイテムの販売などを行うブースを設置し、ライドとは違う形でツイードファッションや本国ツイードランロンドンの雰囲気を味わえるツイードランマルシェを実施する。今年のノベルティにはクリエイティブディレクターの沼田真親氏のデザインによるオリジナルポンチョが制作されるほか、丸の内ハウスでのアフターパーティーも開催。Tweed Run Tokyoはすでに参加を締め切っているが、マルシェは誰でも楽しむことができる。○名古屋開催のエントリーは10/10までまた、10月25日には名古屋で「Tweed Run NAGOYA 2014」を実施。名古屋テレビ塔をスタートし、名古屋PARCOでゴールとなるツーリングを予定している。開催時間は9:30~16:30の予定で、荒天の場合は自転車の走行は中止し、別の企画を実施する。参加人数は150人(予定)。参加費の5,000円には、イベントオリジナルのツイード製腕章、パンツストラップ、スポークカード/当日のティーパーティー(軽食付き)などを含んでいる。参加資格は20歳以上で、日常的に自転車に乗っている人(街走りに慣れているレベル)、違法改造していない自転車で参加することなど。なお、当日のドレスコードとして、ジャケット、パンツ、ベスト、ハットなど、ツイード素材のアイテムの着用が求められる。エントリーの締め切りは10月10日18:00で、ホームページ記載のメールアドレス宛てに送信すれはエントリーができる。※写真は全て「Tweed Run TOKYO 2013」のもの
2014年10月08日ビーズは同社自転車ブランドDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)より、花粉や微小粒子を99%カットするフィルターを採用した自転車用マスク「ダストシールドマスク」と、交換用の「ダストシールドマスク専用交換フィルター」を発売する。○逆止弁バルブ付きで呼吸もしやすい同商品は花粉はもちろん、微小粒子状物質(PM2.5)や大気中の浮遊物質、車やバイクの排気ガスなどからサイクリストを守る自転車用マスク。花粉捕集効率99%、0.1マイクロメートルの粒子を99%以上(※)カットするフィルターを採用した。呼吸が苦しくならないよう、逆止弁バルブを左右に付けている。素材には伸縮性のあるネオプレーン素材を採用。鼻部分にはアルミ製ノーズクリップを用いた。装着部分はズレないよう、幅広のベルクロテープを採用している。サイズはM(顔周り45~48cm)とL(54~58cm)の2種類を用意した。価格は2,000円(税別)。別売の交換フィルターを使用すれば、高い微小粒子カット効果を維持できる。フィルターは5枚入りで1,400円(税別)。※日本衛生剤工業連合会全国マスク工業会規定試験方法およびPFE(微小粒子捕集効率)試験(ASTM F 2299)による。フィルター性能の数値であって、マスク本体の性能を示すものではない
2014年09月30日ミヤタサイクルは8月4日に、永久保証付きの国産実用自転車「PREMIUM MIYATA -125ANNIVERSARY MODEL(プレミアム ミヤタ125アニバーサリーモデル)」を125台限定で発売した。○「使い捨て」ではなく「一生乗れる」自転車同社は明治23年(1890)に日本で初めての安全型自転車を製造して以来、乗りやすさと丈夫さにこだわり、長く使える自転車を作り続けてきた。日本の軽快車は「シティサイクル」「ママチャリ」と呼ばれ、多くの人々の日常に役立ってきたが、大量生産大量消費の波に飲まれ、「使い捨て」の存在となりつつある。そこで、「使い捨てられてしまう道具ではなく、一生乗れる自転車を」というテーマのもと、同製品を開発した。骨格となるフルステンレスフレームと前ホークに「永久保証」(※)を付帯。フレームなどのコアとなるパーツは同社のオリジナルを、ハンドルやリム、タイヤ、スポーク、ペダルなどの部品は、国内一流メーカーの部品を使用した。一代限りではなく、「親から子へ」「子から孫へ」と長いスパンで使い続けれられる実用自転車となっている。注文を受けてから、1台1台職人がハンドメイドで作り上げる完全受注生産であることも特長のひとつ。ユーザーの好みを反映させられるように、サドル、ペダル、スタンド、グリップなどはカスタマイズすることができる。同社の伝統工芸の技とノウハウを生かし、独自の厳しい基準をクリアしたものだけを販売する。価格はスタンダードタイプが15万8,000円(税込)。購入者には、シリアルナンバー、名前、車体番号を刻印した「オーナーズカード」を贈呈する。また、「一澤信三郎帆布」と同社が共同開発した、オリジナルトートバッグを装備した「PREMIUM MIYATA 125ANNIVERSARY 一澤信三郎帆布モデル」も、18万円(税込)で販売する。同製品の詳細は、特設ウェブサイトで案内している。※同社は定期点検整備を行うことを推奨している。実施記録が確認できない場合は保証の対象外となる
2014年08月07日ビーズはこのほど、同社自転車ブランド「DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)」より、折りたたみ式ローラースタンド「コンパクトローラースタンド ライト DTM127-BR」を発売した。○シティサイクルを含むさまざまな自転車が「エアロバイク」に変身性別・世代を問わず常に関心の高いダイエットやエクササイズだが、効率よく体脂肪を燃焼させるには有酸素運動がよいとされており、中でも自転車やエアロバイクは膝や足に負担がかかりにくく、無理なく続けられる運動として注目を集めている。しかしながら、「夜間に自転車で出かけるのは危険、かといってジムに行くほどお金を掛けたくない」「集合住宅に住んでいるためエアロバイクを家に置くには大きすぎる」「仮に飽きてしまった時にエアロバイクは邪魔になる」など、様々な要素が懸念され、結果面倒くさくなって諦めるというケースも散見される。同商品は、現代の治安や経済、住宅事情を総合的に考慮し、手持ちの自転車を「エアロバイク」へと変身させる自転車スタンド。名前の通りコンパクトに折りたたみ可能となっている。幅15cmの省スペース設計で、使用しない時も場所を取らない。フロアに傷をつけにくいラバーパッドは、振動・騒音を低減する役割も果たすという。コンパクトでありながら、適応するタイヤサイズは18~29インチと幅広く、スポーツバイクだけでなく、いわゆる「ママチャリ」と呼ばれるシティサイクルにも対応する。またその小さなボディに無段階負荷調節機能も装備しており、トレーニングメニューに合わせた負荷の調整が可能となっている。サイズは、展開時:W600×H410×D410mm、収納時:W600×H430×D150mm。希望小売価格は、2万4,500円(税別)。
2014年04月28日パナソニックサイクルテックは4月23日、電動アシスト自転車「ギュット・ミニ・DX」の限定モデルとして、アパレルブランド「maarook(マルーク)」とコラボレーションした「BE-2ENMD036」を発表した。発売は5月下旬で、希望小売価格は140,000円(税別)。「ギュット・ミニ」シリーズは20型の小径ホイールを採用し、幼児2人同乗に対応する電動アシスト自転車。小径ホイールによる低重心設計で、乗せ降ろし時や子供を同乗させた際も高い安定性を実現。デザイン性の高さや豊富なカラーバリエーションも特徴となっている。maarookは、子供服とおとな服を手がける神戸発信のブランド。BE-2ENMD036は、maarookの世界観を表現したドット&ボーダーデザインをベースにしたオリジナルデザインを採用。ピンク×ソーダ・ブラック×ホワイト・ネイビー×ライムの3色が用意される。各色500台ずつ、計1,500台の限定モデルだ。3色とも、限定の着せ替えシートカバーを付属。これは、オプションの「後ろチャイルドシート」に装着できるもので、オプションシートを装着してもデザインを統一することができる。全長は1,815mmで、全幅は570mm。車体質量は33.3kg。バッテリー容量は25.2V-13.2Ahで、急速充電器を使用した際の充電時間は約4.5時間。フル充電時の走行距離は、パワーモードで約39km、オートマチックモードで約47km、ロングモードで約63kmとなっている。
2014年04月23日春の新生活シーズンが間もなく到来! 自転車販売業界では3~4月を“春需”と呼んでいて、この時期の販売台数が年間のおよそ4割も占めているといいます。この記事を読んでいる女性の中にも、生活環境が変わったことで必要になったり、乗り続けていた自転車の買い替えを検討している、という人もいるかもしれませんね。ですが、いざ選ぶ段階になると、見落としがちなのが安全性。「かわいいデザインがいい」「軽い自転車がほしい」「ブレーキは静かなタイプで」など、デザイン性や使い勝手、耐久性ばかりに注目しているユーザーが多い現実に、自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんは、「安全性を重視しないと、思わぬ事故につながることもあります」と警鐘を鳴らします。では、一定ラインの安全性を持つ自転車を選ぶポイントは? 遠藤さんは「購入方法から気を配ってほしいです」と注意を促します。「ネット通販や雑貨屋などで購入した場合、運搬コスト削減のため運搬時はペダルが外されています。既にメンテナンスが必要な状態で届くということなので、できれば自転車安全整備士や自転車技士がいるショップで買うことをオススメします。自宅近辺のショップで買えば、タイヤに空気を入れる等のメンテナンス面でも安心です」加えて、「安全基準マーク」が付いている商品を選ぶことも重要なポイント。「安全基準マーク」には、以下の5種類があります。●BAAマーク……消費者の安全を第一に、業界自主基準である「自転車安全基準」を制定し、更に環境負荷物質使用削減も取り入れ、安全・安心だけではなく環境にも配慮した製品を目指す。●SBAAマーク……安全・安心で快適なスポーツ用自転車を目標に、ヨーロッパのEN規格をベースに安全基準を制定。●SGマーク……自転車やヘルメットなど、各種消費生活用製品の安全性を認証。対人賠償責任保険付きで、自転車の有効期限の目安は購入日から5年間。●JISマーク……一定のレギュレーションに沿った作りをした認証マーク●TSマーク……自転車安全整備士により、点検・整備を受けたことを示すマーク。青色と赤色2種類あり、傷害保険と賠償責任保険付き。記者は、自転車の安全利用促進委員会が開催した「自転車検査 体験見学会」に参加。BAAマークを交付する際、行われている検査内容を見学してきましたが、一例を挙げると、ボディーの疲労試験は20時間かけて10万回も揺さぶるという念の入れぶり! BAAマーク付きの自転車は安全! という現実を目の当たりにしました。自転車を快適に乗りこなせるかどうかは、乗る人のマナー次第ともいえそうです。「自転車ならさほど大きな事故にはつながらない」と油断は大敵。2013年夏には、子供が歩行者を転倒させた自転車事故に対し、その母親に9,500万円もの損害賠償を命じられた判例があります。自転車の安全利用促進委員会が20~50代の主婦に行った「自転車に乗っているときの事故の(または事故になりそうになった)原因は何ですか?」というアンケートでは、前方不注意など71.7%が乗る側の責任であったこともわかっています。ルールとマナーの順守は徹底しなければならない現実が浮き彫りとなったのです。事故を起こさないためには、メンテナンスも大切。前出の遠藤さんによれば、「日々、習慣づけてほしいのは、タイヤの空気圧とブレーキのかかり具合、サドルの固定状態の3つ。タイヤに空気を入れる、虫ゴムのチェック・交換、注油、パンク修理やタイヤ交換は、自分でできなければ自転車専門店に持って行きましょう」とのことです。みなさんも、安全とメンテナンスを意識して、快適な自転車ライフを送って下さいね!・自転車の安全利用促進委員会 公式サイト
2014年03月26日パナソニックグループのパナソニック サイクルテックは、幼児2人同乗対応電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ」とベビーカー「AirBuggy(エアバギー)」のコラボレーションモデルを発売する。○コンセプトは「ママになっても"カッコイイ"」パナソニックの子乗せ電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ」は、「ママになっても"カッコイイ"」をコンセプトに、フレームからカラーリングまでスタイリッシュなデザインにこだわったモデル。低重心の小径タイプであるため、安定ある走行が可能となり、子供の乗せおろしも楽に行える。このほど、ベビーカー「AirBuggy(エアバギー)」とコラボしたモデル「GYUTTO ANNYS for AirBuggy」が誕生。エアバギーで培った、最高基準の安全性と乗り心地をそのまま実現した電動アシスト自転車で、カラーは、エアバギーセレクトのこだわりの3色(チェリーレッド/キャメル/プラチナアーモンド)を展開する。価格は14万4,720円(2014年4月1日からの税込み価格)。同モデルは、3月20日より赤坂アークヒルズ(東京都港区)に90日間限定でオープンする「AirBuggy "BUILD&BIKE" 90 DAYS STORE」で、店舗限定発売する。
2014年02月17日NTTタウンページは24日、「自転車店の都道府県分布と自転車購入代年間支出額」に関する調査の結果を発表した。同調査は、2008年・2010年・2012年・2013年の各4月時点で、タウンページデータベースの業種分類「自転車店」に登録されている件数を集計し算出したもの。「2012年の1世帯あたり自転車購入支出金額」は、全国平均で2,475円。全国トップの「浜松市」では、全国平均の約2.3倍にあたる5,727円だった。2位以下は「津市」が4,669円、「東京都区部」が4,558円となり、全体の傾向として、東京近隣、名古屋近隣など、大都市圏周辺での支出額が多かった。タウンページデータベースに登録されている業種分類「自転車店」の件数は、2004年の16,237件から2013年の11,518件まで約29%減少した。人口10万人あたりの自転車店件数を都道府県別に見ると、1位は「山形県」で、人口10万人当たりの自転車店件数が19.70件。2位以下は「新潟県」(15.94件)、「福井県」(15.77件)、「秋田県」(15.15件)、「福島県」(13.86件)となった。山形県の1位は2004年以来不動。一方、登録件数が少ないのは「沖縄県」(2.27件)、「長崎県」(4.90件)、「神奈川県」(5.08件)だった。調査の詳細は「タウンページデータベース」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月27日最近は通勤手段として奨励する会社もあるほど、自転車は私たちの生活にとって不可欠な乗り物です。でも一方で、自転車のルール違反、マナー違反から来るトラブルも深刻。それに日本の道は狭くて障害物や死角がいっぱいあり、自分はちゃんと乗っているつもりでも、いつトラブルにあうかわかりません。そこであらためて自転車の交通事故の状況と、事故への備えについて、日本損害保険協会の大坪護さんに聞いてみました。■歩道は走ってもいい?ダメ?――交通事故全体のうち、自転車乗用中の事故件数の割合は2007年で20.5%と微増し、2008年と2009年で21.2%とピークに、以降はやや下がる傾向にあります。「増加した2008年には道路交通法の改正があったため、それをきっかけに自転車事故に対して注目が高まり、認知件数が増加したとも考えられます。その意味では、認知されていない事故が潜在的にもっと存在する可能性があります」――一既に数字だけではわからないと言えないそうですが、自転車事故に注意しなければならないことには変わりなし。具体的にはどんな事故が多かったのでしょうか?「急に進路変更したときの安全不確認等による事故が多いようです。次いで、一時不停止、信号無視。また、路上駐車の車の影から飛び出すなど、路駐の多い道路も危険です。さらに自転車を運転していて十分に注意しなくてはいけないのが、歩道上で歩行者に接触する事故。お年寄りのバッグに自転車のハンドルがからまって引き倒してしまい、お年寄りが重傷を負ってしまったという事故もありました。ちなみに歩道上の事故は100%自転車側の過失となる可能性が高いんですよ」――でも、2008年の法改正で自転車は歩道を走ってよくなったのでは?だとしたら五分五分とまではいかなくても、全責任が自転車ということは……。「車道と同じように『走っていい』わけではありません。あくまで原則は、車道を走らなければならないのです。車道を走っては危ない場合など、歩道を通行することも認められる場合がありますが、そうした場合でも歩道を徐行しなければなりません。場合によっては自転車を降りる必要もあります。ですから、万一、歩道上で歩行者との間で事故が起きたら、その責任は自転車側が負うことが基本となります」■通勤での事故、会社の責任は?――歩道は歩行者が優先ということなんですね。ところで、事故を起こすとどうなっちゃうのでしょうか?「刑事と民事で責任が問われますが、民事の場合は損害賠償責任となります。自転車の事故を軽く見てはいけません。相手に与えてしまった損害は、自動車の事故でも自転車の事故でも変わりませんから。被害者の治療費だけではなく、慰謝料や逸失利益など損害賠償責任を負うことになります。例えば、女子高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行し、前方を歩行中の看護師(50代)の女性と衝突し、看護師に重大な障害(歩行困難)が残るという事故があったのですが、その賠償額は5,000万円でした」。――ご、5,000万円なんて払えません……。「そのためには、個人賠償責任保険をおすすめします。これは単体の保険ではなく、傷害保険や火災保険、自動車保険の特約として契約することができるものです。自動車事故以外のさまざまな対人事故、物損事故が補償の対象なので、自転車を利用される方は、加入を考えてもいいかとは思います」――ところでもし、通勤途中に事故を起こした場合は、当然、被害者への損害賠償は会社が負担してくれるんですよね?「これは難しいところです。明らかに業務中の事故であれば、会社に責任を問うことも可能ですが、ご自身の意思で自転車通勤するのであれば、自己責任になるものと注意したほうがいいでしょう」経費削減ができて、エコで健康的な自転車。でも、相手にケガをさせたり、自分が死んでしまっては、全然エコではなくなっちゃいます。ルールを守る、いざというときの備えをしておく、の2刀流で理想の自転車ライフを目指しましょう!大坪護一般社団法人日本損害保険協会業務企画部自動車・海上グループ・グループリーダー(OFFICE-SANGA 平野智美)
2013年02月13日自転車は車道を走らなければならないが、自転車専用レーンの普及はまだまだで、スピードを出す自動車との並走での事故も多い。安全のためにはヘルメットをかぶることが望ましいが、かごつきのいわゆるママチャリでの普段着での使用に、無骨な白ヘルメットや流線型のスポーツサイクル用のものは気恥ずかしい……。そんな女心をついて注目を集めているのが、カポルだ。カポルは、一見すると帽子のように見えるヘルメットだ。ヘルメットの上に帽子をかぶせ、一見するとヘルメットをかぶっているように見えないようになっている。発売元である日本パレード(東京都北区)は、マーチングバンドなど、パレード用の衣装やグッズ、ステージ衣装を製造・販売を行う会社。そんな会社がなぜ自転車用のヘルメットを?日本パレードでカポルの営業を担当する内藤正直さんに聞いた。「直接のきっかけは東京都のシルバー人材センター」の上部団体である公益財団法人東京しごと財団よりのご要望でした」高齢者の自転車での死亡事故の増加、そしてその原因の7割近くを頭部損傷だという。シルバー人材センターでも、仕事先への往復での自転車を利用する会員(シルバー人材)の死亡事故も発生したため、しごと財団では事故の防止策を検討していた。万一の事故の際、頭部を守るのにもっとも有効なのはヘルメットだ。最近は子供用やスポーツサイクルでの使用など、利用者層は広まっているが、自転車用ヘルメットといえば競技用のカラフルでスポーティーなものがほとんど。シルバー世代にとっては、それを着用するには抵抗感を感じる人が多かったという。公益財団法人東京しごと財団では「頭部の安全が守れて、しかもシルバー会員によろこんで着用してもらえるようなデザイン性に富んだヘルメットはないか」とリサーチを開始。しかし既製品では条件に合うものに出会えなかった。そこで、今度は新規に開発することも視野に入れ、ヘルメットと帽子とを同時に企画開発できるメーカーを探すことに。日本パレードを紹介され、要望を実現するための話し合いがはじまった。それが2009年のことだった。「日本パレードは自転車業界からは遠い存在でした。しかし、もともとマーチンバンド用コスチュームとしてのヘルメット成形と、帽子縫製のどちらにも長年培ったノウハウがあることから、財団とシルバー人材の要望を反映したヘルメットを共同で開発することとなり、3年の開発期間を経て製品化。10月末より販売を開始しました」(内藤さん)11月2日から3日間幕張メッセで開催された「サイクルモードインターナショナル」でも、20代~30代のタウンサイクル愛用者や自転車通勤者から好評で、「こんなヘルメットが欲しかった」「スーツに合うヘルメットを探していた」などの声があったという。カポルは、ヘルメットと帽子のセットで、4種・8型。帽子の素材も秋冬向けのニット素材のものから、つばがついた春夏向けのものまでそろう。価格は7560円と7980円。帽子のデザインは社内デザイナーと外部の帽子デザイナーが行った。帽子のデザインだけでなく、ヘルメットのデザインにもこだわった。輸入ヘルメットの前後方向に大きく、左右方向に小さいという内径を見直し、日本人の頭部の形に合わせた。ヘルメットの後頭部下部分には、夜間走行の安全性を高める反射板がつけるなど、工夫もされている。「カポルは単なる帽子と自転車用ヘルメットが合体したハイブリッド製品というとらえ方だけでなく、安全と安心をお届けするという側面も大いにあるかと思います。カポルを通じて、自転車乗車中の安全と安心への意識が高まり、死亡事故が減少するための一助になればと願っています」(内藤さん)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月08日スポーツ自転車に乗ることは趣味の1つとして一般的になりました。自転車でする散歩「ポタリング」もはやっています。自転車で出掛けるのは気持ちいいですからね。スポーツ自転車を持っている人はどのくらいいるかを聞いてみました。調査期間:2012/9/27~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■あなたはスポーツ自転車を所有していますか?はい91人(9.1%)いいえ909人(90.9%)スポーツ自転車を持っているのは約9%。趣味として認知され、ユーザーが広がっているのがわかりますね。■「スポーツ自転車を所有している」と回答した方にお聞きします。スポーツ自転車の種類を教えてください。(複数回答可)ロードバイク30人(33.0%)クロスバイク46人(50.5%)マウンテンバイク15人(16.5%)一番多いのは「クロスバイク」です。詳しくない人のために説明します。「ロードバイク」は整地された道、つまり舗装された通常の道(ロード)を走るための形状をした自転車です。対して「マウンテンバイク」は、不整地つまり、山道や砂利道など、荒地や山岳地帯を走るための形状をした自転車です。「クロスバイク」は、マウンテンバイクを元に、それをよりライト感覚にロードで走れるようにした自転車なのです。■「スポーツ自転車を所有している」と回答した方にお聞きします。スポーツ自転車を使用する頻度を教えてください。毎日11人(12.1%)週に2~3回18人(19.8%)週に1回程度19人(20.9%)数週間に1回程度30人(33.0%)月に1回程度6人(6.6%)まったく乗らない7人(7.7%)使用頻度は結構分かれました。毎日使う、あるいは月に1回などの使用頻度の差は、どのような使い方をしているかによるのでしょう。■スポーツ自転車はどのような使い方をしていますか?休日に趣味として19人通勤・通学に使う18人使用方法を聞いたところ「日常使い」と「休日の日使い」に大きく分かれるようです。通勤、通学、買い物などに使っている「日常使い」の人たちと、週末などにポタリング、遠出などを楽しむ「休日の日使い」の人たちがいるわけです。●ロード:平日はローラーに乗る。休日はロングライド。MTB:通勤(兵庫県/男性/43歳)中には、このように複数台を平日、休日を問わず乗り分けている人もいます。鉄人ですね。みなさんもスポーツ自転車に乗ってみませんか? とても楽しいですよ!(高橋モータース@dcp)
2012年12月15日自転車の盗難が増えています。例えば東京都内では、平成22年から平成23年にかけて約1,000件の自転車の盗難件数が増えています(警視庁生活安全課集計)。また高価な自転車のはやりに伴って、盗難に遭った自転車の金額も増えています。自転車を盗まれた経験があるかを聞いてみました。調査期間:2012/9/27~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■あなたは今までに自転車を盗まれたことはありますか?はい261人(26.1%)いいえ739人(73.9%)なんと26%の人が自転車の盗難に遭っています。かく言う筆者も2回自転車を盗まれたことがあります。筆者のように、1人で何度も盗まれた人もいるでしょうから台数で言えばもっと被害が大きいはずです。自転車は「とても盗まれやすい」と言っていいのではないでしょうか。■鍵をかけていても盗まれる!「はい」と答えた方に盗難に遭った状況を聞きました。回答を紹介します。●自転車置き場に鍵をかけて置いておいたのに盗まれた。警察に届けたが戻ってこなかった。(東京都/男性/35歳)自転車置き場で鍵をかけていても盗まれる。警察もあてにならないのではどうしようもないですね。本当に腹立たしい。●姉に貸したら「盗まれた」と言って帰ってきた。(東京都/女性/25歳)まったくひどい話です。姉妹で困ったでしょう。●高校時代に新品の自転車で登校し、下校時、自転車のサドルのみ盗まれていた。(静岡県/女性/28歳)悪質な泥棒ですね! 何か特殊なサドルだったのでしょうか。●学生時代にアパートの玄関前にとめていたものが、朝になったらなくなってました。番号登録していたので半年後に戻ってきましたが、すでに新しい自転車を買っていたので置き場に困りました。(山口県/男性/40歳)盗難に遭った自転車が戻ってくるのは、残念ながらあまり多くないようです。登録番号の有用性に疑問を持ってしまいますね。●学校帰りに、校内に停めていた自転車を盗まれていた。後日、知らない先輩が普通に乗ってきていたので、先生に言ったらイジメや嫌がらせをされた。(京都府/男性/31歳)これなども「ちょっと借りるだけ」といった軽い意識で後輩の自転車を持ち出したのでしょう。それは泥棒だということを認識させないといけないですね。また自分が悪いことをしたのに、被害者にイヤがらせをするとは、「盗人たけだけしい」とはまさにこのことです。●駅前で鍵をかけていたが盗まれた。パチンコ屋の前でたまたま見つけて取り戻した。鍵の部分は壊されていた。(大阪府/男性/45歳)このように鍵を壊して持っていく悪質な盗難も多いようです。「自転車だから」と甘く見ているのでしょうか。立派な泥棒なんですが。●マンションの駐輪場に置いておいたらなくなっていました。当時は鍵が1つだけだったからでしょうか。(愛知県/女性/26歳)鍵を何個付けていても盗まれるみたいですよ。「鍵を3個付けていたのに盗まれた」という回答もありました。●4回くらい盗まれたけど、全部敷地内の駐輪場だったので気持ちが悪かった。(埼玉県/女性/30歳)このように複数回盗まれている人も珍しくありません。また自分の居住しているところで、というのが性質が悪いですね。■鍵は常にかけているのに!自転車はとても盗難にとても遭いやすいことがわかりました。では、盗難予防にきちんと鍵をかけているのでしょうか。「あなたは自転車の鍵はちゃんとかけますか?」を聞いてみました。常にかける889人(88.9%)鍵はかけない54人(5.4%)たまにかける57人(5.7%)なんと、ほぼ9割の人が常に鍵をかけています! それでも約3割の人が自転車の盗難に遭っているわけです。油断なく常に注意していないとならないことがわかります。これを読んでいるあなたは自転車を盗まれたことがありますか?(高橋モータース@dcp)
2012年12月08日自転車専門店のあさひは、12月7日より、イタリアのバイクブランド「VESPA」の自転車を全国のサイクルベースあさひにて発売する。今回発売されるのは、「VESPA KIDS」と「VESPA GIRLS」の2種類で、価格は19,800円から。1946年に登場したイタリアのバイク「VESPA」は、スクーターの代名詞として知られ、その独特のデザインから日本でも人気をよんだという。同社では今回、その「VESPA」の魅力をつめこんだ自転車を発売する。サイズは、「VESPA KIDS」が16インチと18インチ、「VESPA GIRLS」が22インチと24インチの各2種類。また、カラーは、「VESPA KIDS」がレッド、ブルー、イエロー、「VESPA GIRLS」がホワイト、ピンク、イエローの各3色を用意しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日自転車の規制が厳しくなっています。都内では、交差点にお巡りさんが立って、自転車に警笛を吹いている姿がしばしば見受けられます。この流れの中、「自転車にもナンバープレートを付けて管理しよう」といった提言がなされています。この自転車ナンバープレートをどう思うか聞いてみました。調査期間:2012/9/27~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■自転車のナンバープレートにあなたは賛成ですか、反対ですか?賛成459人45.9%反対541人54.1%賛成する人は約46%。反対がやや多いものの、賛成票がかなり健闘した結果となりました。賛成、反対、それぞれの理由を聞きましたので紹介します。■ナンバープレートに賛成の人の意見●放置自転車の減るだろうし、車両である以上は管理すべきだと思うので。(神奈川県/女性/33歳)放置自転車防止効果、危険運転防止効果が期待されて「ナンバープレート制」が提言されています。ですので、このように「放置自転車が減るのでは」とする意見が多かったです。●乱暴な運転をする人がいるから、管理ナンバーとして通報の時に必要だと感じる。(兵庫県/男性/26歳)危険運転が増えていると指摘する意見が多数ありました。実感として自転車の危ないドライバーが増加しているのでしょうか。●無謀な運転が多く、自分も当て逃げされてけがをした。立派な交通事故だと思う。(東京都/女性/47歳)実際に当てられた人からの意見はほかにもありました。自転車の場合は、すぐに警察に届けても犯人を特定するのは難しいでしょうね。●盗難防止になりそう。似ている自転車があったりしてどれが自分のものかわからないときがあるので、ナンバーが付いていたらわかりやすそう。(東京都/女性/23歳)確かに! 大きな駐輪場で「あれ、自分のどこだろ?」なんてことありますからね。自分の自転車を見分けるのにナンバープレートは役立ちます。●自転車も法律上は軽車両なら、管理してある程度交通ルールを守らせないと危なくてしょうがない。(神奈川県/男性/28歳)今では大目に見られてきたところは確かにあるかも……。●自転車の運転に普段から憤りを感じているから、むしろもっと厳罰化をしてほしい。(三重県/女性/28歳)どうも自転車のマナーに怒ってる人が多いようで……。危険運転の自転車が特別に多い地域でもあるのでしょうか。●マナーが悪い人が多い。スマホを見ながら、操作しながら運転。信号無視。一時停止しないで道路へ飛び出す。(埼玉県/男性/30歳)具体的な危険運転です。読んでるだけでも危ないことがひしひしと伝わってきます。■ナンバープレートに反対の人の意見●面倒だし、自由に乗れなくなるような気がするから。(静岡県/男性/59歳)一番多かったのは、この「面倒!」というご意見。圧倒的多数でした。確かに、自転車は誰でも手軽に乗れるところが魅力ですのでね……。●面倒。ただそれくらい規制しなければいけないほどマナーが乱れているとは思う。(埼玉県/女性/27歳)一方で、マナーが乱れていることは認識されています。危険運転がなくなればそれでいいのですが……。●日本人の民度を向上させれば解決する単純な問題に税金をかける必要がないから。(東京都/男性/25歳)日本は「世界でも指折りの礼儀正しい人の国」ということになっているのですが……。●防犯登録している自転車がほとんどなのに、わざわざナンバープレートを導入する必要はないと思う。(秋田県/男性/28歳)このような反対意見も目立ちました。すでに防犯登録して、番号が割り振られているじゃないか、というわけです。●天下り先の確保のためですね。ナンバーより自転車道路の整備が先。駐輪場の整備が先。(千葉県/男性/27歳)どちらかというと「うがったご意見」になるでしょうか。ただ、取り締まるんだったら「駐輪場を十分に確保しろ!」というのは正論です。オートバイ、クルマでも同様のことが言えますね。●ださい。無意味。(東京都/女性/23歳)「ダサい」「カッコ悪い」という意見も多数でした。まあ、あんまりカッコいい外見にはなりませんわね。●乗り物の中で免許も要らず一番自由なものなのに、規制をかけるのは絶対に許せません。(兵庫県/男性/45歳)自転車の「自由度」は確かに大事です。体に一番近い乗り物と言ってもいいでしょう。規制されるのはイヤですよね。規制なしで、運転マナーも向上する良い方法があればいいのですが……。あなたは自転車のナンバープレートについてどう思いますか?(高橋モータース@dcp)
2012年12月03日自転車用品を製造するオージーケー技研は12月15日、自転車の子ども乗せに装着する「子供のせ用風防レインカバー」2種類を発売する。両商品は、自転車用チャイルドシートをまるごと覆い、子どもを風雨や寒さから守るレインカバー。天井部は芯材入りで型くずれしにくく、風抜き窓でムレを防止し、快適に乗車できるという。前座席用は上部カバーの全開きが可能。後ろ座席用も片面全開きで、乗せ降ろし性の向上に気を配った。また、後ろ座席用はズレ防止のゴムバンド付き。窓上部にはメッシュ入りの生地を採用し、ヘルメットの引っ掛かりストレスを軽減している。両製品ともコンパクトに持ち運べる専用袋が付属する。「ヘッドレスト付前幼児座席用風防レインカバー(RCF-001)」は、OGK製ヘッドレスト付前幼児座席付自転車に適応のモデル。「ヘッドレスト付後ろ子供のせ用風防レインカバー(RCR-001)」は、 OGK製ヘッドレスト付うしろ子供のせ用モデルとなる。価格は各オープン(参考価格6,980円)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日モーターマガジン社が運営する通販サイト「モーターマガジンWebショップ」ではこのほど、ハンチングスタイルの子ども用ヘルメット「solano(ソラノ)」を発売した。同商品は、子どもを自転車に乗せる際に頭部を守る、軽量でファッショナブルなハンチングスタイル・ヘルメット。工業用ヘルメットで実績を持つDICプラスチックの製品で、プロフェッショナル仕様の競技用ヘルメットと同じインモールド成型法を採用。軽さと丈夫さを両立させ、子どもの首への負担を減らしながら頭を保護するという。自転車用・SG規格製品安全基準にも合格している。バリエーションは、1歳~3歳児用の「XS」と3歳~6歳児用の「S」。カラーは「XS」がヘリンボーン、グレンチェック、ストライプ[ライムグリーン]、レーサーライン、ピンクドット。「S」がタータンレッド、グレンチェック、マリンストライプ、ピンクズーマー、レインドット。価格はともに4,935円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日約2,000台もの自転車が集まった、国内最大級のスポーツ自転車フェス「CYCLE MODE international2012」。通称「サイクルモード」は11月2日~4日、幕張メッセ(千葉県美浜区)で開催された。約3万4,000人が訪れたこのイベントで出合った、「今すぐ使ってみたい」アイテムを紹介しよう。会場内でひと際鮮やかブースだったのが、オンラインバイクショップ「マインビー」だ。ブースでは、2012年11月に始めたばかりのカスタムバイクを紹介していた。「十人十色に答えるバイクを作りたい」と展開を始めたのが、街乗りにぴったりなシングルスピード。ロゴも排除したシンプルな自転車は、なんと4億3,563万7,440通りものパターンから選べる。フレームやサドルのみならず、ハンドル、ホイール、タイヤ、チェーン、ワイヤーなど、各部位のカラーを自由にチョイスする。ネットでの注文もペイント感覚で楽しめ、発注からおよそ1週間で自宅に届く。フレーム素材はクロモリ(鉄を主成分とした合金)で価格は3万9,800円。世界で一台の自転車で、のんびり街を散策するのも楽しそうだ。オシャレに自転車を楽しむためには、バック選びも重要だ。上質な革製品などを扱うイギリスのBROOKS(ブルックス)から、「PICKWICK BACKPACK」を紹介したい。2013年モデルとしてリリースされたこのバックは、早くも欧州では大人気だそう。日本にも年末ごろ入荷する予定だ。防水性の優れたコットン素材で、大きく開かれた口からすっぽり荷物を収納できる。また、背中部分には携帯や鍵などの小物入れに最適なポケットをデザイン。背負ったままでも使え、外から目に付かないため、防犯対策にもなる。ブラックやベージュ、オレンジなど、服とも組み合わせやすい5色を展開。使えるカジュアルアイテムとして、自転車通勤をする人にもお勧め。加えて、スーツで通勤する人は袖汚れ防止のためのストラップ「TROUSER STRAP」はいかがだろうか。皮製のストラップは10色展開で、自然に巻きつくような加工がされている。ハンドルに取り付けて、走った距離や時間、速度などを表示するサイクルコンピューター。便利で重宝するアイテムなのだが、今まであまりデザイン性は重要視されていなかったように思われるアイテムだ。そこでお勧めなのが、キャットアイの「キャットアイ フィット」。同商品は2012年にグッドデザイン賞を受けている。カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色展開。ホイールに同色のスピードセンサーを取り付けて使うワイヤレスタイプで、鮮やかなカラーが自転車に彩りを添えてくれそうだ。ちなみに同商品は、自転車から取り外せば歩数計としても使える。お勧めというには手に届きにくいアイテムなのだが、乗っていると注目されそうなのが、SANO MAGICの「マホガニーバイク」だ。自転車は、江戸時代から八代続く佐野造船所の佐野末四郎さんによる完全ハンドメイド。学生時代からのバイク乗りである佐野さんは、フレームやハンドル、サドルそしてホイールにまでマホガニーを用いたバイクを2008年より作成している。「初めて作った時には『こんな自転車、強度は大丈夫なのか?』と随分バッシングされました。ですが、金属にも負けない強度を持っていますし、最新モデルは7kg台という軽量化(普通のいわゆる“ママチャリ”は大体20kg)を実現しました。1台200万円でも、ほとんどもうけはありません」(佐野さん)。年に作るのはロードバイク3台に小径車1台。ライトやボトルフォルダーもマホガニー、そしてワイヤーの先には造船所らしく、いかりをデザインしたマホガニーのキャップまで付いている。「人気なのはロードバイクですが、僕のこだわりが随時に生きているのは小径車ですね」と佐野さん。2013年のサイクルモードは、東京会場(幕張メッセ)は11月2日~4日、大阪会場(インテックス大阪)は11月9日~10日に開催する予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日自転車専門店を展開するあさひは、自社企画において初となるハイブリッド電動アシスト自転車「enersys(エナシス)」シリーズの第1弾「enersys Airpur(エナシスエルピュール)」を開発。8月11日から全国の「サイクルベースあさひ」で販売を開始する。価格は79,800円。同製品は、通勤・通学・買い物・サイクリングなど日常のさまざまなシーンで”より身近”に”より快適”に同製品を体感してもらいたいという思いから、「シンプル」かつ「耐久性」を重視した同社独自の仕様で開発している。メインとなるモーター電動ユニットは、カメラ用シャッターの世界NO.1メーカーで精密小型モーターでも高い実績を有する日本電産コパルとの共同開発で、高出力・高耐久を実現。パワフルでスムーズなアシスト走行を可能にしたという。また、モーターは前輪軸に搭載。ペダルをこいで後輪を駆動させる”人の力”と、モーターの回転で前輪を駆動させる”電気の力”の両輪駆動型で、バッテリー部分は、長寿命の「NEC製高性能ラミネート型リチウムイオン電池」を採用している。走行時のアシストモードは「強」「標準」の2つ。ハンドル左側に配置されたスイッチパネルで、走行時もバッテリー残量の確認ができるとのこと。本体カラーはレッド、ホワイト、ブラウン、ブラックの4種類。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日8月1日、都内にてベリーグッドによるスポーツ自転車製造への新規参入と、新製品を発表する説明会が行われた。同社は都内を中心としてスポーツ自転車の総合店舗「サイクルパラダイス」を7店舗運営している。8月1日から自社製品「VERY GOOD」4モデル43種類の販売を、同店舗ならびに自社WEBサイトで開始。ユーザーからの注目が集まっており、試験的に店頭に並んでいた新製品の中には、すでに売り切れになるモデルがあるという。同社は、ロード・ピスト・クロス・マウンテン・BMX等の販売、修理、カスタム、メンテナンス、リサイクル、買い取りを行う、スポーツ自転車専門の総合店舗だったが、4年の歳月を費やして自社製品の開発に成功。新たにスポーツ自転車製造への参入を果たし、国内ではまれな製造兼小売業者となった。自転車産業振興協会によると、スポーツ自転車の2011年の国内メーカー出荷台数は、約9万4千台と5年前の2.7倍に急増。スポーツ自転車販売台数の8割が、軽快車からの乗り換えによるものであり、同社の店頭販売時調査でも、半数以上が「普段着で自転車に乗る」という調査結果が出ているという。この結果から、スポーツ自転車ユーザーの大半が「スポーツ使用」ではなく「生活の移動手段」として選択するという意識やライフスタイルの変化が起きていることがうかがえる。同店では、こうしたユーザーを「ファンユーザー」とし、価格と品質の面でニーズに応えることを目標としてきた。同店創業のきっかけは、代表取締役の金寛郎氏が趣味でスポーツ自転車に乗っていたことだという。スポーツバイクのロードレーサーに乗っていた金氏は、まずパンク修理から覚えたいと自転車屋へと行ったところ、タイヤのサイズを聞かれたがわからず、結局チューブも買えない状態で帰るしかないという経験をした。お金を出して物を買いに行って、どうしてこんな不愉快な思いをするのかと、当初は憤りを感じていたが、次第に自転車屋ではこれが当たり前だということが分かるようになったそうだ。「当時は本当にそんな感じだったんです。似たようなケースも何回かあって、自分たちだったらもっといい自転車屋さんが作れるのではないかと、自分たちが受けたいサービスをする自転車屋さんをつくろうということでできたお店です。どんなお客さまも邪険にしない、専門用語でお客さまに恥をかかせない、お客さまのご予算を否定しない、一生懸命ご希望に添える方法を提案して、お客さまの楽しみ方を共有すると。それでより楽しめるようお手伝いをするというような、気持ちのいい自転車屋さんを作りたいなという所がスタートです」と語った。同店の中期的な使命は、「好きな洋服を選ぶように、マニアもライトユーザーも同じように楽しめる商品とサービスのスタンダードを作る」こと、自転車を選ぶときに「価格の壁」によってデザインと品質を妥協しなければならないという現状を変えることである。いわゆる”ママチャリ”と呼ばれるタウンサイクルから、スポーツ自転車へと買い替えようとするユーザーを阻むのが、この価格の壁だ。現状のメーカーから発売されている商品は、6万~8万円の値段が通常であり、そこからカスタマイズすると、全体では10万~15万円、上は際限がなく、1台で100万を超えるものもあるという。今回立ち上げた自転車のブランドは、4年前に同店を立ち上げたときからずっとイメージしてきたもので、39,800円という価格を実現させた。これを可能にしたのが、自社製品の製造・販売によってコストパフォーマンスを高めたことだ。8月1日発売モデルは、パーツ構成はレース仕様のロードレーサーそのままに、ハンドル操作に力を加えやすいフラットハンドルを採用した「FLAT BAR ROAD」、無駄をそぎ落として軽量化したマウンテンバイクの「MTB」、キュートでソリッドなルックスとレーシーな走行性を実現させた「MINI VELO」、レース仕様の満足なスペックとスマートなルックスの「ROAD RACER」の4モデル。「高品質と低価格の両立は難しくない」と金氏は力強く語っている。8月中旬からは、アウトドア等のファッションブランドとのコラボ製品2モデル3種の販売開始を決定しており、さらに新車種やオプションを年4回、新しい色を年6回のペースで順次投入していく。●FLAT BAR ROAD(39,800円) サイズ:XS、S、M、L 色:黒・白・ピンク・青・赤 本体重量:約10kg フレーム・フォーク:chromoly ホイールサイズ:700cc 変速:8speed ●MTB(39,800円) サイズ:M、L 色:黒・赤 本体重量:約12kg フレーム・フォーク:chromoly ホイールサイズ:26inch 変速:8speed ●MINI VELO(39,800円) サイズ:XS、S、M、L 色:アイボリー・青・赤 本体重量:約10kg フレーム・フォーク:chromoly ホイールサイズ:20inch 変速:8speed ●ROAD RACER(49,800円) サイズ:XS、S、M、L 色:黒・白・赤 本体重量:約10kg フレーム・フォーク:chromoly ホイールサイズ:700cc 変速:16speed 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日サーベイリサーチセンターは6月29日~7月4日にかけて、自転車の安全利用について調査を実施した。対象となったのは東京圏と大阪圏に住む16歳以上の自転車利用者で、1,023件の有効回答が寄せられた。調査は東京圏(東京23区)と大阪圏(大阪市、門真市、池田市)に住む、月に数回以上自転車を利用する16歳以上の男女を対象に実施した。まず、自転車利用の一番の目的について尋ねると、買い物が63%、通勤・通学合わせて29%という結果になった。使用する自転車について質問すると、79%がママチャリ・シティーサイクルと回答。スポーツ車は11%、電動アシスト付自転車は8%だった。続いて自転車の購入時期について尋ねたところ、50%が4年以上前に購入したと回答。自転車を選ぶときのポイントについて質問すると、1位となった回答は「価格(71%)」で、2位が「自転車のサイズ(54%)」、3位が「利用目的に適した機能(53%)」だった。また、定期点検について尋ねたところ50%が「ほとんどしたことはない」、18%が「一度もしたことはない」と回答。約7割が点検整備をせずに自転車に乗っていることが明らかとなった。「自分は安全運転ができていると思うか」という質問では、できていると回答した人は32%、それなりにできていると回答した人は59%で、合わせると約9割が自分は安全運転をしていると考えているようだ。一方、周りの自転車利用者の危険だと思う行為について尋ねると「走行中の携帯電話(70%)」「信号無視(66%)」「複数台での横並び走行(59%)」が上位に並んだ。その他、無灯火走行や走行中のヘッドフォン利用、自転車の車道走行なども挙げられた。続いて自転車の安全対策について質問。「自転車の安全講習を受けたことがあるか」と質問したところ、「受けたことがある」はわずか19%。「自転車保険に加入しているか」という質問でも、加入していると回答した人は19%で、自転車運転の安全対策が図られているとは言い難い状況となっている。また、「自転車免許制度を知っているか」と質問したところ、「制度そのものを知らない」と回答した人は51%。「自転車免許を保有しているか」という質問では「所持している」と回答した人は10%だった。自転車免許制度の必要性について尋ねると、「必要だと思う(51%)」「必要だと思わない(49%)」がそれぞれ約半数。必要だと思わない理由としては「周りも取得しないと意味がない」「取得しなくても自分自身は自転車走行のルールは理解できている」などの意見が多かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日JAFは、幼児を2人乗せて運転する際の適合自転車と一般の自転車の安全性を比較するテストを実施し、その結果をホームページに公開した。自転車の荷台等に幼児を2人乗せることは法規違反だが、2009年7月の改正により、フレームやブレーキを強化した「幼児2人同乗基準適合車」は、2人乗せが可能となった。しかしながら、規則を知らない、適合自転車が高価などの理由から、依然として一般的な自転車に幼児を2人乗せて走行している人が多く見られる状況だ。テストは、それぞれの自転車に3歳児(15kg)と6歳児(20kg)を想定したダミー人形を乗せ、女性モニターに走行してもらうことで安全性を検証。「ブレーキ時の制動距離」、「走行時のふらつき」、「スタンド駐車時の安定性」の3つの面で比較し、全てにおいて適合自転車の安全性の高さが確認された。テスト結果の動画はJAFのホームページ、JAFチャンネルで公開している。JAFでは、幼児を2人乗せて走行する際には、法規に則って安全性の認められた適合自転車を使用するとともに、適合自転車といえども決して過信せず、車重が増える分、より慎重に運転するよう呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日日本自動車連盟(以下JAF)は、幼児を2人乗せて運転する際の適合自転車と一般の自転車の安全性を比較するテストを実施。その結果をホームページに公開した。現在、自転車の荷台などに幼児を2人乗せることは法規違反となっているが、平成21年7月の改正により、フレームやブレーキを強化した「幼児2人同乗基準適合車」は、2人乗せが可能となっている。しかし、「規則を知らない」「適合自転車が高価」などの理由で、依然として一般的な自転車に幼児を2人乗せて走行している人は多い。そこでJAFは、安全性を検証する走行テストを行った。テストはそれぞれの自転車に3歳児(15㎏)と6歳児(20㎏)を想定したダミー人形を乗せ、女性モニターが走行。その結果、適合自転車は「ブレーキ時の制動距離」、「走行時のふらつき」、「スタンド駐車時の安定性」の3点全てにおいて安全性の高さが確認された。テスト画像は「JAFチャンネル」で公開している。JAFでは幼児を2人乗せて走行する際には、法規にのっとって安全性の認められた適合自転車を使用するとともに、適合自転車でも過信せず、車重が増える分、より慎重に運転するよう呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日世界中からさまざまな商品を輸入するエバーグリーンは、同社の直営通販サイト「上海問屋」において、自転車を2台ディスプレーすることが可能なスタンドを7月13日から同店限定で販売する。同製品は、自転車をガレージや室内に飾るためのスタンド。お気に入りの自転車を飾るインテリアとしての利用のほか、盗難防止にもつながるとのこと。また、宙に浮かせておくことで、自転車のメンテナンスも楽になるという。地面に立てておく台座の付いたAタイプと、天井と床にネジ(別売り)留めしてしっかり固定するBタイプの2種類がある。Aタイプは全長150~235cm、Bタイプは全長195~340cmとなる。いずれも、自転車は2台あわせて20kgまでディスプレーが可能だ。価格はAタイプ、Bタイプともに12,999円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日日本自転車競技連盟とJKAは8月12日~17日にかけて、自転車トラック競技の女子選手人材発掘を目的とした夏合宿「GIRL’S SUMMER CAMP2012」を実施。参加者を広く一般からも募集している。「GIRL’S SUMMER CAMP」は自転車業界初の試みとして一昨年、昨年と2年連続で開催。参加者を一般から公募することにより、これまで自転車競技を経験したことのない他競技の有望選手をはじめ、幅広い層からロンドン五輪代表やGIRL’S KEIRINの選手へとつながる新たな才能発掘の場として、非常に効果がある合宿と高い評価を得たという。同合宿は8月12日~17日にかけて、日本競輪学校・日本サイクルスポーツセンターにて行う。応募資格は、日本国籍を持つ中学生以上の健康な女性で、自転車競技の経験は不問。参加費は一般1万円、大学生6,000円、高校生5,000円、中学生3,000円。GIRL’S SUMMER CAMP2012のホームページよりエントリー用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、郵送で応募。応募締め切りは7月23日(事務局必着)。参加者の発表は7月26日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日埼玉西武ライオンズは、「埼玉西武ライオンズオリジナル自転車」のジュニア自転車の受注販売を「ライオンズストアオンライン」限定で開始した。同自転車は車体にライオンズのキャラクター「レオ」やライオンズのマーク・ロゴがデザインされたオリジナルジュニア用自転車。7月4日から8月5日までライオンズストアオンラインで注文を受付け、10月上旬に順次配送となる。販売はオンラインストアのみの限定で、完全受注生産になる。「埼玉西武ライオンズオリジナル自転車」はハイテンスチール製(リムはアルミ合金)。サイズは16インチ(長さ115×幅70×高さ49cm、サドル47~58cm、折り畳み時89×46×60cm)。適応身長は110cm~。カラーはブルー。前カゴ・補助輪付。価格は2万1,000円 (税込み・送料込)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日