きょうご紹介するのは、『第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法』(佐藤 洋一著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)。聞きなれない言葉ですが、「第二言語習得論(Second Language Acquisition)」とは、効果的な外国語学習方法を科学的に探究している分野。中学・高校で英語を学んだものの、習得するには至らないまま大人になった人が、最短距離で成果を上げるために必要なことを示したものなのだそうです。■大人の頭で学びなおす手順英語学習については一般的に、「早く学べば学ぶほど効果的」というようなイメージがありますよね。しかし、大人の頭で学びなおすことによって、短期間で英語力をアップさせることができるというのです。そんな方法が本当にあるのかと疑いたくもなりますが、具体的には次のような手順を踏むのだとか。(1)文法のコアを、自然順序仮説に沿って学習する・・・2ヶ月(2)十分な量の英語をインプットする・・・2ヶ月(3)受信型の英語」から「発信型の英語」へ切り替える・・・2週間(4)「発信型の英語」から「相互理解のための英語」へ切り替える・・・1ヶ月(5)自分の英語をモニタリングする方法を身に付ける・・・2週間(6)学習方法をカスタマイズし、学習を継続する最初のステップは、英文法のコアを押さえること。その際、「論理的な思考が得意な大人の頭がどのように文法知識を習得していくかについての理論」に基づいた順序で学習していくことが重要なのだといいます。次のステップは、インプットを蓄積すること。現在の自分よりも少しレベルの高い英語を、おもにリスニングを通して大量に取り込んでいく作業。そんな方法からもイメージできるとおり、「質より量」がポイントになるそうです。次いで必要となるのは、理解するだけの「受信型の英語」から「発信型の英語」へのモード切り替え。この作業には、短い英作文やスピーチが役に立つといいます。さらに行うのは、一方通行な「発信型の英語」から、双方向の「相互理解のための英語」への切り替え。ちなみに英会話学校で会話練習をはじめるタイミングとしては、ここがベスト。基礎が固まらないうちから英会話学校に通うのは、避けるべきだそうです。なお英会話を練習する際には、ネイティブのように自然な話し方を意識する必要はまったくないといいます。むしろ心がけるべきは、文法のコアを意識しながら、ゆっくりでもいいので、整った文を発話するように心がけること。自分の話す英語を常にモニタリングすることにより、倍以上の学習効率があると著者は断言しています。そして最後は、自分の学習方法を自分の手でカスタマイズしていく作業。自分が興味を持っている教材を用いることがポイントだとか。■決め手はモードの切り替えこのメソッドをひととおり終えたときが、英語学習の第二のスタート地点。以後は学習方法をカスタマイズしながら、継続的に学んでいくことが大切なのだそうです。なお、「英語をやりなおす」という点も重要。何故なら第二言語習得論においては、新たな言語を習得するためには相当量のインプットが必要だから。私たちは中学・高校の授業だけでも800時間程度英語に触れてきているので、そのインプットを活かさない手はないというわけです。いわば、大人の頭で文法を学び直す、過去のインプットを活かす、そのうえで学習に関するさまざまなモードの切り替えを行うことが言語習得の必勝手順だということ。■成功した人の3つの共通点著者によれば、英語のやりなおし学習に成功した人の共通点は、大きく以下の3つ。(1)やみくもに勉強するのではなく、筋道を立て、体系立てて学習を進めている(2)自分自身の学習段階を理解し、次になにを学ぶべきかを把握している(3)学習に関するさまざまな外的要素を自分でコントロールしているビジネスのための英語学習に成功する人は、「語彙や文法をひたすら暗記する」という受験英語のマインドセットを捨て、「自分のいいたいことを伝えるために必要な量の語彙と文法をおぼえ、繰り返し使う」という割り切りができているのだそうです。そして「次にやるべきこと」がわかっているからこそ、目の前の課題に手当たり次第に取り組み、壁に突き当たってしまうということもなくなるわけです。さらに、「なにをすべきか」がわかっている人は、学習時間の捻出など、学習に関するさまざまな外的要因をうまくコントロールできるようになるのだとか。*ざっとご紹介しただけでも、第二言語習得論に基づく英語学習法のオリジナリティがわかるはず。英語力がなかなかつかずに悩んできた人にとっては、本書が突破口になるかもしれません。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※佐藤洋一(2016)『第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016年06月08日自宅で子どもに英語を学ばせたい。でも、家庭用の英語教育教材は高額なものが多いし、本当に英語が身につくか心配。そんな声をよく聞きます。そこで、バイリンガル育児コンサルタントの山田日弓さんに、家庭でできる効果的な英語学習法について伺いました。英語絵本の読み聞かせは効果絶大!「日本にいながら子どもが英語を覚えるためには、『絵本なくしては不可能』というくらい絵本は大切です。英語に限らず、日本語が上手な方も、幼児期にたくさんの本を読んでいますよね」たしかにそうですね。1日に何冊くらい読むのがいいのでしょうか。「できれば1日5~10冊、読んであげられるといいですね。『そんなにたくさんはムリだわ』という方は、1日1冊でもいいので、心を込めて読んであげてください。毎日、枕もとに5冊くらいの英語絵本をおいて、そのうちの1冊を読んであげる。余裕があればもう1冊。という感じで毎日の習慣にするといいですよ」子どもと一緒に英語絵本を楽しむことで、ママの英語力もアップできそうです。英語絵本を選ぶポイントは「初めのうちは、子どもが好きな絵や興味を持つしかけがある絵本がいいですね。英語の発音に自信のない方は、CDなどの音声付き絵本を利用されるのがいいと思います。ママが読まなくても、ネイティブの音声を聞かせてあげられます。図書館で、英語絵本やCD付き英語絵本を借りるのもいいでしょう。ただし、英語を学びはじめた頃は、同じ絵本を何度もくり返し読むことで英語力が身についていきます。気に入った本は購入して手元に置き、くり返し読んであげてください」オンラインの英語絵本がスゴイ「さらにおすすめなのが、オンラインの英語絵本です。iPadやスマートフォンなどで、絵を見ながらネイティブの音声を聞くことができます。場所をとらないので、絵本が増えて保管場所に困ることもなく、CDを入れ替える面倒がないのも嬉しいです。たとえば「 Raz-Kids 」は、アメリカの小学校でも利用されているオンライン絵本です。ネイティブの音声による絵本の読み聞かせ・内容理解クイズ・音読(録音)があります。その3つを行うと次のレベルに進めるしくみになっていて、楽しく英語のレベルアップが図れます。子どもが興味を持つしかけがたくさんある、非常にすぐれた教材です。年間の利用料が数千~2万円ほどかかりますが(※コースによります)、レベルに合わせた絵本が数百~1,000冊以上収録されているので、絵本とCDを購入することを考えたらお得ですよ。無料サンプルもありますので、ぜひ試してみてください」英語絵本を読み聞かせるポイントは「絵本に書かれた文字を読むだけではなく、お子さんと会話をしながら読み進めてください。絵やストーリーについて親子で話しながら、絵本を楽しみましょう。このとき、日本語で話しかけても大丈夫ですよ」 前回 、英語を覚えるにはインタラクティブ(相互的)であることが重要だと伺いました。ママとコミュニケーションをとることで、英語が身につきやすくなり、さらに英語を学習すること自体が楽しくなっていきそうですね。今回取材に協力してくださったのは山田 日弓(やまだ ひゆみ)さんソレイユインターナショナルスクール学長。東大法学部卒。米国デューク大学ロースクール修士。米国コロンビア大学プロフェッショナルフェロー。外資系企業(GE)などを経て現職に。自身の経験や、バイリンガル研究の成果を元に、バイリンガル育児コンサルタントとして活躍中。■0歳からのバイリンガル育成スクール Soleilis(ソレイユインターナショナルスクール) ■ブログ「 年収3000万円以上の子供を育てる方法 」
2016年03月29日カシオ計算機は24日、英語の学習にフォーカスしたデジタル学習ツール「EX-word RISE」(エクスワードライズ)を発表した。4月15日から発売し、価格はオープン。上位モデルの「XDR-A20」は本体カラーがブラックとレッドの2色で、推定市場価格は42,000円前後(税別)。下位モデルの「XDR-A10」は本体カラーがホワイトの1色で、推定市場価格は32,000円前後(税別)。EX-word RISEは、カシオが手がけてきた電子辞書「EX-word」(エクスワード)の発売20周年を機に開発したという英会話学習ツール。主に、英会話スキルを向上させたい社会人をターゲットにしている。本体にはスライド式キーボードとチルト対応の5.0型タッチ液晶モニターを採用し、たとえば電車での移動中はスマートフォンやタブレットのように利用可能。デスク上で使うときは、小型ノートパソコン風のスタイルにも変形させられる。英語の学習を続ける工夫として「English Training Gym」機能を導入した。ボキャブラリー、リスニング、スピーキングの学習進捗状況を確認でき、各コンテンツの進捗状況をグラフで可視化。自身のレベルに適したコンテンツを提示する機能もあり、効率的な学習をサポートする。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、使用時間は約6時間。液晶モニターの解像度は528×320ドットで、クイックパレット付きのタッチエリアは5.3型(横117.0×縦66.1mm)となる。インタフェースはUSB-AC電源アダプタ端子、ヘッドホン端子。本体サイズはW155.0×D92.0×H15.3mm(キーボード収納時)、重量は約260g。収録コンテンツは以下の通り。XDR-A10「ジーニアス英和辞典」「デイビッド・セインのデイリースピーキング(日常会話・トラブル編 / 買い物・レストラン・接客編 / オフィス・海外出張・留学編 / 日本紹介・異文化理解編)」「キクタン【Entry】2000」「改訂版キクタン【Basic】4000」「改訂版 キクタン【Advanced】6000」「改訂版 キクタン【Super】12000」「NHKラジオ(ラジオ英会話 / 入門ビジネス英語 / 実践ビジネス英語 / 基礎英語1 / 2 / 3)」「TOEICテスト新公式問題集vol1~4」など40コンテンツXDR-A20「リーダーズ英和辞典 第3版」「ジーニアス英和辞典」「オックスフォード現代英英辞典」「デイビッド・セインのデイリースピーキング(日常会話・トラブル編 / 買い物・レストラン・接客編 / オフィス・海外出張・留学編 / 日本紹介・異文化理解編)」「キクタン【Entry】2000」「改訂版キクタン【Basic】4000」「改訂版 キクタン【Advanced】6000」「改訂版 キクタン【Super】12000」「NHKラジオ(ラジオ英会話 / 入門ビジネス英語 / 実践ビジネス英語 / 基礎英語1 / 2 / 3)」「TOEICテスト新公式問題集vol1~4」「全セクション対応 TOEFLTESTはじめての徹底攻略!―TOEF iBT対応―」「ひとり歩きの会話集 英語」「デジタル大辞泉(第二版対応版)」「明鏡国語辞典 第二版」など120コンテンツ
2016年03月24日中高生向けライブ学習サービス「スマホ学習塾アオイゼミ」を運営する葵は25日、KDDI Open Innovation Fund、マイナビ、電通デジタル・ホールディングス、日本政策金融公庫などから総額2.8億円の資金調達を実施したと発表した。今回の資金調達により葵では、更なる経営体制の強化を図るとともに、拡大を続ける受講生徒数に対応する新しいライブ配信システムや、受講生ひとりひとりにあった最適な学習コンテンツのレコメンド機能などの学習システムを拡充していくという。加えて、「auスマートパス」、「マイナビ進学」との連携も進めていく。資金調達先は以下の通り。KDDI Open Innovation Fundマイナビ電通デジタル・ホールディングスSMBCベンチャーキャピタル日本アジア投資三生キャピタル日本政策金融公庫
2015年11月25日ffab0は9月2日、初心者のためのプログラミング学習アプリ「Pocket Programming」のAndroid版を、Google Play上で配信開始したことを発表した。同アプリは、一問一答形式の問題を解くことで基礎知識が身につく、1日10問・全4週間の学習プログラムとなっており、チュートリアルなどで「プログラミングとは何なのか」を学び、その知識を実践で使える力にするための学習ツールという位置付けとなる。動画を見る、チュートリアルを真似するといった受動的な学習スタイルとは異なった能動的な学習スタイルを提供することに加え、独自のアルゴリズムで学習者の苦手分野を分析し、その改善方法の提案までをサポートするという。プログラミングを学習する際にはパソコン必須のケースが多いが、同アプリを使うことで、スマホだけでプログラミングを勉強できる。推奨端末はAndroid4.0以降(一部非推奨端末あり)、価格は300円/ダウンロードとなる。同社は、10月にグローバル版Pocket Programmingをリリースする準備を進めているとしている。
2015年09月03日リンクスインターナショナルは8月10日、SFドラマ「スタートレック」に登場する「フェイザー銃」型の学習リモコン「The Original Series Phaser replica universal remote control」を発表した。発売は8月12日。推定市場価格は税別19,800円前後だ。アメリカのSFドラマ「スタートレック」(オリジナルシリーズ)に登場するエネルギー兵器「フェイザー銃」を模した学習リモコン。素材にニッケルやメッキダイカストなどを使用し、本体やパッケージ、マニュアル、付属する金属スタンドまで、スタートレックの世界観を忠実に再現した。学習リモコンとして使用できる「コントロールモード」、操作の練習ができる「プラクティスモード」、スタートレックの効果音を再生して楽しめる「エフエックスモード」を搭載。コントロールモードでは、押す / 引く / 上下左右に振る / 左右に傾けるなど9通りの動作に赤外線信号を割り当て可能だ。記録領域は4カ所用意されており、それぞれに9種類の信号を記録することで最大36種類の信号を保存しておける。エフエックスモードでは、動作に合わせてスタートレックの効果音を再生可能だ。効果音は10種類収録されている。本体にはリチウムポリマー電池を内蔵。USBポートなどから充電可能で、充電時間は約2時間。自立させるための金属製プレートスタンドも付属する。本体サイズはW200×D45×H160mm、重量は約400g。
2015年08月10日リンクスインターナショナルは7日、英国のTVドラマ「ドクターフー」に登場するソニックスクリュードライバー形の学習リモコン「The Wand Company 10TH Doctor Who Sonic Screwdriver universal remote control」を発表した。8月8日から発売し、推定市場価格(税別)は19,800円前後。英国の人気SFドラマ「ドクターフー」(10代目)に登場するソニックスクリュードライバー形の学習リモコン。外観は劇中に登場したものを忠実に再現。素材には軽量な航空機用アルミニウムを使用して質感を高め、ディテールも細部まで細かく作り込まれている。TVなどのリモコン信号(赤外線)を記録する学習リモコンとして機能し、振る、回す、叩くといった動作に対して赤外線信号を割り当て可能。記録領域は3カ所用意されており、それぞれに13種類の信号を記録できる。電源オンやモードの切り替えなどを音声(英語)で知らせる機能を搭載。モードは4種類で、動作の練習ができる「プラクティスモード」、学習リモコンとして使える「コントロールモード」、効果音がないコントロールが可能な「クワイエットコントロールモード」、劇中の多彩な効果音が楽しめる「エフエックスモード」などを備える。本体にはリチウムポリマーバッテリーを内蔵。USB経由で充電し、充電時間は約2時間だ。本体サイズはW155×D20×H20mm、重量は約50g。金属製スタンドが付属する。
2015年08月07日NTT東日本は、タブレットや電子黒板等を用いた授業等において活用できる学習支援アプリケーションをクラウド型で提供する学習支援クラウドサービス「おまかせ教室」を4月27日より提供開始すると発表した。現在、全国の自治体では、小中学校全校に児童生徒1人1台のタブレット導入が進められている。「おまかせ教室」は、これをサポートするもの。本サービスでは、小中学校のタブレット・電子黒板等を用いた授業において既に利用されている学習支援アプリケーションをクラウド型で提供する。また、小中学校のタブレットの活用が効果的とされる、「一斉学習」・「協働学習」・「個別学習」という3つの学習場面において利用できるアプリケーションを網羅している。「おまかせ教室 テックキャンバス」では、先生と児童生徒のタブレット間において授業補助教材等の一斉配布や児童生徒の閲覧・回答等状況の一覧表示等が可能となる。「おまかせ教室 コラボノート」では、児童生徒同士のグループ討論や協働作業を円滑に実施できるよう、複数人による画面の同時編集等が可能。そして、「おまかせ教室ラインズeライブラリ」では、小中学校の国語、算数/数学、理科、社会、英語の5教科、約6万問のドリル教材や百科事典等「確かな学力の向上」に役立つデジタル教材が利用可能となる。利用料金は個別見積もり。学校毎の児童生徒数等により料金が変動するという。
2015年03月16日●新しいことを学習するにはコツがあるこの時期、ビジネスに必要なことを学習し始める人が多いはず。新たなテーマにチャレンジして成功するにはコツがある。●まずテーマの優先順位をつける新入社員にとってはすべてが新しいテーマ。先輩社員にとってもいろいろ「学習せねば!」というテーマが出てくる。当然、優先順位が必要。優先順位をつけるには、まず自分の将来像を描いて、それにプラスになりそうなものに集中するのが得策。語学学習など時間がかかりそうなものは、少しずつ慣れていくことが必要。●ビジネステーマをどう学習するか?優先順位をつけたら、次は「どう学習するか?」を考える。ビジネステーマと、語学テーマでは学習方法が異なる。ビジネステーマの学習法としてお薦めは、「初歩から学ぶ」こと。いろいろな分野で優れた方々は、まず「初歩から学ぶ」ということを実践している。例えば、初めてマーケティングの学習をしたいと思った時に、いきなり欧米の専門家の書いた分厚い本を1ページ目から開くのは疑問。当然、書いてあることは何も分からないし、ストレスもたまる。それよりも、雑誌からマーケティングに関連することを切り抜いたり、超がつく程の入門書をまず読む。200ページ程度がお薦め。図がたくさんあるものがお薦め。漫画版でもOK。このレベルのものは1冊読めばよい。次の段階として、難易度の中程度と思われるものにチャレンジする。200~300ページ程度で、できれば比較的読みやすいものを探す。このレベルのものは、2冊程度読み比べしてみるとよい。自分に合っているものを先に読む。できればマーカーを使って、2度~3度くりかえして読みたい。マーカーの色も1回目は黄色で、2回目はオレンジというように色を変える。見出しラベルをはって検索しやすくするなどの工夫も重要。ちなみに、通信教育やeラーニングも同じようなレベルにある場合が多い。そしていよいよ、専門性の高い本へと進む。専門性が高い本は辞書代わりに置いておいたり、拾い読みでもOK。必要に応じて広さと深さをもたせる。資格取得を目指す場合は、学校へ通うことをお薦めする。講師が疑問に答えてくれるし、仲間ができてはげみにもなる。●語学学習は、逆の方法で英語、特にTOEIC対策を例にとって説明してみよう。英文法など学生時代にみっちりやってきた日本人にとってTOEIC受験の壁になるのはリスニング。これは簡単なものから始める必要はない。とにかくナチュラル・スピード(自然な速さ)の英語を多く聞くこと。なぜならば、ナチュラル・スピードと、教材用に遅く録音されたものでは「発音」そのものが異なるから。遅く話されたものを100回聴いても、速いものは理解できません。速いものを聴き続けるには、自分の好きなコンテンツを選ぶこと。例えば、ドラマが好きな人は欧米のドラマを録画して、英語で聞きながら内容を楽しむ。字幕があってもOK。意味はよく分からなくともOK。同じものでも、とっかえひっかえでもOK。時々聞こえてくる程度からスタートして、とにかくナチュラル・スピードの英語に触れる時間を多くする。目安として、週に20時間程度は聞きたい。3カ月続けると250~300時間くらいになる。そのころにはだいぶ聞き取れるようになってくる。この機会に、何か新しいテーマの学習を始めませんか?(文:深山敏郎/(株)ミヤマコンサルティンググループ/コミュニケーションズ・スペシャリスト)●著者プロフィールコミュニケーション改善の請負人として、高級ホテル、外食チェーン、外車ディーラー、IT企業など、20年で延べ4万人あまりを直接指導。夢は、英国でシェイクスピア芝居を英語で上演すること。お問い合わせ先:info@miyamacg.com執筆協力:石井公一(いしいきみかず中小企業診断士)
2013年03月24日100万視聴を超える語学学習チャンネルを運営するイーコミュニケーションは、「英語学習者のSNS関連サイト利用実態」に関する調査を実施。調査は11月5日~7日にかけて、20代~60代の男女624人を対象に行った。同調査はポータルサイトgoo会員を対象に、英語学習無関心層(274人)、英語学習興味あり層(350人)、英語学習積極層(70人)に分けて行った。まず、「SNS関連サイトを利用していますか?」と尋ねたところ、英語学習積極層は74.3%が利用していると回答。興味あり層は64.9%、無関心層は53.6%にとどまり、SNS関連サイト利用率は英語学習の関心度が高いほど多いようだ。特に女性はその傾向が顕著なようで、女性の英語学習積極層のSNS関連サイト利用率は84.8%だった。次に、英語学習積極層に、普段よく利用するSNS関連サイトについて聞いたところ、1位はFacebook(57.1%)、2位はYouTube(40.0%)、3位はTwitter(35.7%)だった。英語学習積極層の半数はFacebookを利用していることが明らかとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日■成果が見えにくい学習に指標を作ろう!英語学習の一番の問題点は、成果が見えにくいところだ。どれだけ勉強をし、努力をしてもすぐには結果が出にくい。試験などに置き換えると、年にたった数回の機会しかそのチャンスは訪れない。昇進や受験などの試験に至っては、年に一度で、そのすべてが決まってしまう。就職試験では、その人の人生そのものを左右してしまうほど。通常、ビジネスの世界では、ROI率(return on investment:投資利益率)として、投資に対してどれだけの利益があったのかが重用視されている。これを、語学に例えると「ROT率」に適用できると思う(returnon time:時間利益率)。つまり、投資した時間に対しての利益だ。英語学校や英会話に投資する金額と共に、そのために費やした時間。移動やそのための準備の時間。膨大な時間をかけて学習しているが、利益のあまり見えない時間となっていることが、学習のモチベーションをもさげている。しかも、モチベーションは一番最初が高く120%以上はある(笑)。そこからモチベーションは上がることなく右肩下がりの一方だ。そこで、そのモチベーションをどうやって持続させるかが今回の課題だ。年に一度しかない試験からは、自分の「利益」はなかなか見えてこない。これでいくら「頑張ろう!」と思ってもがんばりようがない。しかも、この「利益」は金銭的な利益でなく、英語によって人生の機会が得られるという「過程=process」にすぎない。本当の目標はもっと、遠くにある。しかも「過程=process」は目標にしにくく、目標にしにくいものは、モチベーションを持続しにくい。そこで、「KPI=key performance indicator」という「重要業績評価指標」というプロセスをモニタリングするための指標を用いてみたい。簡単に言うと、「努力の見える化」だ。いま、自分がどこの位置にいるのかが、日々わかれば、進化が喜びとなるからだ。昨日よりも今日、今日よりも明日、明日よりも明後日と…人間は上達しなければモチベーションを維持できない。だから、自分の学習パフォーマンスをKPI化(見える化)しなければならない。■英語の学習はギターの練習と似ている。最初にギターを始めようと思った動機はなんだろうか?純粋にギターがうまくなりたいだけの人は実は少ない。ギターを弾けるあの人のようになれれば。きっと、おいしい事があるというヨコシマな発想がほとんどでは?特に男性の場合は…(笑)。それでギターを買うには色々調べる。よくわかっている人に付き合ってもらってお店にいく。ケースも買って購入した日は、愛おしくてベッドにまで抱えこんで寝てしまうほどだ。英語教材や学校探しも、それによく似ている。練習しはじめると、すぐに指が痛くなるけれども、ゼロから一になる瞬間、人間の習熟度の進化の加速度ほど激しいものはない。チューニングを覚え、コードを3つばかり覚えるとすでに曲を弾いている。弾けない人が弾ける人に変わった瞬間だ。これは快感だ!英会話でもゼロから一になる瞬間は、とても楽しい。話せた!わかった!通じる!この感覚はいくつになっても嬉しいものだ。文化のまったく違う外国人とのコミュニケーションは学習ではなく、エンタテインメントでもある。他の言語も、まったくダメな人から見れば、ロシア語や中国語やインドネシア語で挨拶できるだけでもゼロから一の進化は雲泥の差である。日本では義務教育から大学を合わせて10年は英語を学んでいるが、会話に関してはゼロという人が残念ながら非常に多い。しゃべる機会がないからゼロのままである。まずは、ゼロを一にすることが大事だ。ギターも「F」というコードが押えられると次のフェーズへ向かう。英語も「単語」で喋るのではなく「アクセント」で喋ることによってようやく次のフェーズだ。問題はそこからだ。今まで、毎日、進化していた自分の習熟度がある日、突然スピードダウンするのだ。むしろ、練習してもうまくならず、もしかするとヘタになっているような気さえする。英語も同じような状態になる…。ギターの場合のスランプ脱出方法は、1人で練習するのではなく「バンド」を組むことだ。ギターの場合は、バンドという運命共同体が登場することによって、否が応でも練習日までに仕上げなければならないという「目標」が生まれる。また、自分の役割とバンドのアンサンブルを考えてプレイするようになる。CDとあわせてうまく弾ける人でもバンドとなると、人に合わせることができないという人が多い。バンドはそこを教えてくれる。さらに練習から本場のライブ舞台があるとその目標に合わせて努力できる。自分だけがうまくなることよりも、バンドとして良くなることの方が重要となる。英語の場合、バンドを組むという訳にはいかないが、一緒に学習している仲間か、むしろライバルがいたほうが望ましい。もちろん、英会話学校でマンツーマンという体制が理想である。しかし、時間や金銭的な負担も伴う。無理やり外国人のいる場所、英語が聞こえる場所を選んで、自分の環境を変えることであれば、今ではそんなに難しくない。インターネットがあるからだ。■英会話でバンドを組む感覚なのが、「スカイプ英会話」と「TED.com」ネットで「スカイプ英会話」で検索してみて欲しい。ありとあらゆるスカイプによる英会話教室がヒットする。英語が公用語であるフィリピン人の大学生たちが先生役を務めているケースが多いスカイプによる英会話教室だ。それはフィリピンの物価が安いから成立しているビジネスモデルでもある。月額5,000円で毎日や、1レッスン500円(20分程度)からというのがある。無料の体験レッスンも多いので、Skypeが使える環境にある人はぜひ一度はチャレンジしてみてほしい。最低、USBのヘッドセット(2,000円程度)くらいは必要だ。それがないとノイズとハウリングに苦しむこととなってしまう。目と手だけで無理やり覚えた学校英語よりも、耳と口で自然に覚えた英語のほうが忘れないし、身につくことだろう。ただ、ビジネス英語まで期待すると先生に学生が多いので、先生を選ぶ必要もあるだろう。むしろ、実際に習ってみて感じたのが、自分の中で1日に20分程度でも英語を話す時間を課すことのメリットだ。自分にアポイントを取ることがとても重要なモチベーションだと感じた。週に2~3回レッスンを受けようとすると、自分の中でも、夜の時間を英語のためにスケジュールするようになる。飲み会参加を極力減らしたり、もう一軒飲みにいくのを自分で律するようになった。スカイプ英会話によって、夜の遊びの早退で月謝も捻出でき、体も快調になる(笑)。フィリピン側は、ほとんどADSLなので、日本ほどの帯域がでていないので、いつもいい回線状況とも限らない。むしろ、そんなハプニングも合わせて、余裕を持って、自分の人生の中に「英語」の学習時間をスケジュールするクセのほうが大切だ。そして、スカイプ英会話でフィリピン先生のアジアン・イングリッシュの発音で理解できれば、同時にヒアリングのトレーニングとして、欧米ネイティブな「TED」の視聴をオススメしたい。1日1本、YouTubeの「TED」を視聴する時間をぜひ割いてほしい。どんなに長くてもTEDのコンテンツは20分以下だ。世界のありとあらゆる専門家が多岐に渡るテーマでプレゼンテーションを行なっている。しかも、最後には必ず、何かを起こそうというモチベーションや感動を与えてくれる。【1】最初に日本語翻訳バージョンの字幕を見る。【2】2度目は英語の字幕で…【3】3度目は字幕なしで…それでも60分以内だ。陳腐化しないユーモアとウィットに富んだプレゼンテーションが展開されているし、国際色も豊かだ。みんなが英語で意見を共有している。ビジネスの会議でもプレゼンテーションはとても重要だ。ストーリー化のスキルや話題の展開のユニークさの習得は、英語以上に為になる。特に話をする「間」にも注目してもらいたい英語はあくまでもツールであり、伝えるコンテクストを同時に鍛えるには「TED」は最高の教科書だと思う。さらに、TEDのコンテンツには、コメントを寄せるだけでなく、自分のページを持てることはあまり知られていない。自分が聞くだけでなく、自分の意見を述べ、今度は自分がTEDに与えることができる情報をアップロードできるようになっている。そこで興味あるビデオについての意見を世界を超えディスカッションできるのだ。そう、TEDのコンセプトは、「ideas worth spreading=広める価値のあるアイデア」だからだ。英語で世界中の人が、地球上で広める価値のあるアイデアを共有している。誰もがそこに参加できる。これはもう「バンド」と同じ概念ではないだろうか?※「TED」はNHKのEテレの「スーパープレゼンテーション」でも放送されている。■英語による人生力のアップTOEICテスト(国際コミュニケーション英語能力テスト)でさえ、年に9回(1・3・5・6・7・9・10・11・12月※地域にもよるが)も受験のチャンスがある。自分の英語能力を客観的に認めてもらういい機会だろう。入試や就職にも資格としても人気がある。ただ、受験テクニックやTOEIC対策だけで高得点を狙うという人も増えてきた。もちろんTOEICポイントが高いことはいいことだが、そこがゴールになってはいけない。あくまでもTOEICはプロセスであり、現在最良のKPI化のための測定ツールである。そのスキルを活かしてこそ価値が生まれる。まずは、現在の自分の英語力をKPI化するためにも受験をしてみるべきだと思う。恥ずかしながらボクのTOEICは400点くらいだったと思う。1985年あたりに受験した記憶が微かにある。そういえば、英検も4級までしか持っていない。名誉挽回の為にも、今回は受験してみたいと思う。現在であれば2012年11月・12月にむけての申し込みに間にあうだろう。このコラムで何度も繰り返しているが、日本人が英語が話せないのは、機会がなかっただけである。話す必要性のないのに学習しろということのほうがおかしいとボクは思う。しかし、これからは確実に違う。話せるか話せないかは死活問題にまで発展すると思う。そこで、悲観的ではなく、楽観的に考えてみよう。英語が話せ、理解でき、世界の人と自由にコミュニケーションできている自分の姿を…。映画が字幕に頼らず、原語で理解できる。外資系会社でも問題なく、海外に渡航することも問題なく、国をまたいで仕事ができる。彼女、彼氏が外国人で、いずれ結婚し、子供はハーフ。子供は国籍を2つくらい持てる。その子どもはさらに外国人との子供を生む。もはやあまり国籍は意味をなさなくなる。人種や、差別や区別とかを最初から超越した社会がやってくる。インターネットでは、もはや国境はないにも等しい。存在しているのは、時差と言語の壁だけだ。時差があると「愛」は語れない。言語に壁があると「理解」できない。「宗教」や「人種」「国籍」の壁はリアルな世界では色濃く残るが、インターネットで会話している人が増えれば増えるほど、カルチャーがダイバーシティ(多様性)化すればするほど、あまりそれぞれの宗教や人種、国籍は重要でなくなってくる。その殆どが、本人の意思とは関係なく、生まれ授かった地を背負っているからだ。人類は、生まれ授かった地よりも、本来の自分が宿る場を求めて自由に動ける時代になってきているような気がしてボクはならない。そのためのパスポートが「英語」であると信じている。ではまた来週!文/Paul toshiaki kanda 神田敏晶■著書プロフィール神田敏晶 KandaNewsNettwork,Inc.代表取締役 ビデオジャーナリスト / ソーシャルメディアコンサルタント神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピューター雑誌の編集とDTP普及に携わる。その後、 マルチメディアコンテンツの企画制作・販売を経て、1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。ビデオカメラ一台で、世界のIT企業や展示会取材に東奔西走中。1999年に米国シリコンバレーに進出、SNSをテーマにしたBAR YouTubeをテーマにした飲食事業を手がけ、2007年参議院議員選挙東京選挙区無所属で出馬を経験。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日ロゼッタストーン・ジャパンは、法人向け語学学習ソリューション「Rosetta Stone TOTALe PRO(ロゼッタストーン トターレ プロ」を新たに導入。少人数から数千人規模まで、複数のユーザーの登録や学習進捗(しんちょく)などをオンラインで管理できる。同サービスは、既存製品「Rosetta Stone TOTALe」に、複数のユーザーを管理するための管理者向け機能「Rosetta Stone Manager」を搭載した、法人向けのオンライン語学学習ソリューション。また、管理者やユーザー向けのサポートを提供する「カスタマーサクセスサービス」を新たに組み込んでいる。「Rosetta Stone Manager」では、企業の人事担当や教育機関の教職員などの管理者が、ユーザーの登録から学習状況の確認まで、全ユーザーの管理を容易に行うことができる。管理者はユーザーまたはグループごとに学習進捗状況レポートを定期的に閲覧し、平均点やカリキュラムの進捗状況なども、グラフやチャートで随時把握することが可能。また、既存のプログラムを基に、個人のレベルや目標に合わせて独自のカリキュラムを作成しカスタマイズすることもできるという。さらに、24言語のラインアップの中から学習言語を選択できるため、ユーザーや言語の変更も管理者が自由に行える。例えば、英語終了後は中国語の学習に切り替えることも可能。海外赴任者の利用数を確保した上で、帰任後はユーザーを入れ替えて登録するなど、グローバルな人材育成に役立てることができる。対象言語は、英語(アメリカ)、英語(イギリス)、アイルランド語、アラビア語、イタリア語、オランダ語、韓国語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(ラテンアメリカ)、中国語(マンダリン)、ドイツ語、トルコ語、日本語、ヒンディー語、フィリピン語(タガログ語)、フランス語、ベトナム語、ヘブライ語、ペルシア語(ファルシ語)、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語の全24言語。同サービス導入にあたり、同社は管理者となる企業や学校などの担当者向けのサポート、ユーザーへの学習トレーニング、学習促進サポートなどを行う。継続的かつ充実したカスタマーサポートを提供していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日スカイプを使ったオンライン語学レッスンを提供しているイーコミュニケーションは、オンライン英会話サービス「E-com英語ネット」の申込者向けに行っている英語学習相談件数が、7月末で1万件に達したことを発表。学習相談の結果から、オンライン英会話の受講目的の半分以上がビジネス英語に対しニーズを感じており、改善したい点として、スピーキング力や語彙(ごい)力を多く挙げていることがわかった。調査対象は10代から70代までの男女1万名。「オンライン英語サービスを受講した目的はなんですか?」という質問では、「仕事のため、またはその準備」が52.9%にのぼり、仕事で使う英語をきちんと学びたいというビジネス英語のニーズが多いことがわかった。そのほかの回答では、「試験対策」が22.6%、「日常的に語学を勉強する機会を持ちたい」が19.6%、「旅行に向けて」が1.2%となっている。また、「英語で強化したいポイント、学習上の悩みはなんですか?」という質問では、「スピーキング」が39.1%を占め、「語彙、表現・言い回し(17.4%)」、「発音(14.2%)」、「リスニング(12.5%)」「文法(6.7%)」「ライティング(3.8%)」と続いた。具体的な声としては、「読んだり、書いたりはある程度できるが、話せない(スピーキング問題)」、「いつも同じ表現ばかりで子どもっぽい英語になってしまう(語彙の問題)」、「相手によく聞き返されることがある(発音を主とした問題)」などがあがっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日英語学習ポータルSNSサイトの運営や英語学習コンテンツの配信を行う株式会社ベリーは、英語・英会話学習者のためのコミュニティーサイト「myBerry(マイベリー)」の運営を開始する。「myBerry(マイベリー)」は、「解決する・学習する・継続する」をテーマに英語・英会話学習者をサポート。英語学習・情報に特化したポータルとSNS機能を統合し、ワンストップで提供する。英語学習者にとっても利便性が高く、より充実した学習が可能になるという。“解決する”では、学習方法・資格・教材・スクールなど311種類のカテゴリにわかれた情報ページ「About English」と、英語に関する疑問を直接質問できるコーナー「Q&A」を設定。学習者が英語に関連した情報を得ることができ、学習する上の疑問解消に役立つ。“学習する”では、新たな気づきや知識が得られる学習コーナー「StudyLife」で、世界中から厳選した英語素材を配信する。“継続する”では、同じ目標や興味のあるトピックでつながるコミュニティー「Groups」と、学習内容を記録し進歩を確認できるブログ「EnglishLog」を設定。他のメンバーの学習方法を参考にしながら自身の学習方法を確立できる。同サイトでは、英語を勉強したくても勉強の方法が分からない人や、自分の勉強方法が正しいのか不安な人など、英語学習上の悩み解決や学ぶ楽しさの提案などを目指すという。TOEIC受験者のみならず、英語に興味があるすべての人に向けたサービスと言えそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日語学学習サービス「iKnow!」を運営するセレゴ・ジャパン株式会社は15日、インターネットを通した英語学習の取り組みの一環として、英語のスピーキング能力を鍛える英語学習サービス「iKnow! Live](を開始した。独自の系統的学習ロジックに基づいて開発されたオンライン語学学習サービス「iKnow!」をベースとし、これまでの学習内容を先生と生徒で共有しながら会話レッスンを進めていくため、事前の準備などが不要となる。無料通話ができるSkypeを使った英会話レッスン「iKnow! Live」では、ユーザー各自が「iKnow!」で学習を進めている英語をベースにした実践的な会話レッスンを展開する。特許を取得している同社独自の系統的学習ロジックと、英語を公用語とする約400人の現役大学生及び大学卒業生のフィリピン人インストラクターという最強のコラボレーションが売りだ。レッスンは1回25分×週3回で、朝10時から深夜1時までの間ならいつでも受講可能となっている。なお、利用料は月10,000円(iKnow!利用料1,000円+iKnow! Live利用料9,000円)で、6ヶ月プランは48,000円(1カ月あたり8,000円)。ただし、3月31日までに申し込んだ場合は最大で50%の割引もある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日株式会社がくげいは2月17日、小学生向け学習ソフト「ランドセル 新学習指導要領<第二版>」シリーズを発売した。新学習指導要領対応版で、価格は4,935円。完全なる「脱ゆとり教育」の初年度となる2012年度なだけに、保護者達の関心も高い。同製品は、1年間で学習する主要教科すべてを1本のソフトに収録。国語・算数・理科・生活はもちろん、音楽・英語・図工・体育・家庭など100項目以上が収められている。英語についての教材も手厚く、学年に応じた英語コーナーが収録されている。ネイティブの発音で単語や英会話を聞き、耳から英語の学習ができるのもソフト教材の特長だ。アニメーションや写真・動画などの多用により、子供の学習意欲を刺激する。画面上での学習だけでなく印刷用のプリント教材も豊富で、模擬試験も可能だ。OSはWindows 7、Vista、XP、2000、MacOSは10.4~10.7に対応。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月08日