現地時間7月26日・27日、小室圭さんは3度目のニューヨーク州司法試験に挑戦する。“三度目の正直”という言葉もあるが、油断できない状況だという。ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんによれば、「過去の再受験者の合格率は、平均すると20%台です。小室さんは法律事務所でロークラークとして働きながら準備を進めていたそうですが、本来であれば、直前の2カ月間は試験勉強に集中する必要があり、それは3度目の挑戦でも同じです。3度目も不合格となると、一般的には、勤務先の法律事務所から解雇されてしまうリスクも高まります。するとアメリカに滞在するためのビザステータスも危うくなってしまうのです。精神的にはかなり追い詰められているはずですが……」そんな夫の“正念場”を目前にして、眞子さんがひそかに訪れた場所があるという。NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。「安倍晋三元首相の訃報を受けて、アメリカの各地に弔問記帳所が設けられました。在ニューヨーク日本国総領事館も18階のギャラリー・スペースに元首相の写真を飾って、7月11日と12日に記帳を受け付けていました。眞子さんが訪問したのは11日。一般受付け時間外だったと聞いています」総領事の森美樹夫氏は秋篠宮さまの信頼が厚い人物であり、森氏の就任以前から、総領事館は小室夫妻の支援体制を敷いていた。眞子さんが総領事館を訪れること自体は不思議ではないが、なぜ彼女は一般受付け時間外とはいえ、現地のマスコミの注目も集まっている弔問記帳所を、あえて訪れたのだろうか。■婚約内定発表後に安倍元首相がお祝いコメントを皇室ジャーナリストは次のように語る。「眞子さんが成年皇族になったのは’11年。それから降嫁するまでの10年間のうち、8年近くは、安倍氏が首相を務めていたのです。たとえば’14年5月に眞子さんは皇族の代表として千鳥ケ淵戦没者墓苑で行われた慰霊のための拝礼式に臨席していますが、安倍元首相とは席が隣同士でした。ほかにも国賓をむかえての晩餐会、天皇陛下の60歳の誕生日を祝う『宴会の儀』といった宮中行事など、眞子さんと安倍元首相が同席する機会は、一般の人々が想像するより多かったのです」さらに、このジャーナリストは眞子さんの安倍元首相へのシンパシーは、彼女の母国への複雑な思いが強めているのではないかと考えているという。「眞子さんが小室さんと結婚にいたる経緯のなかで、もっとも晴れがましい時期といえば、’17年9月の婚約内定発表のころでした。発表を受け、安倍氏は首相として、『誠におめでとうございます。国民の気持ちが明るくなる本当にうれしいニュースです。国民の皆様と共に、心からお祝い申し上げます』と、祝福コメントを発表しています。それから3カ月後に、小室家の金銭トラブルが報じられ、お祝いムードが消えてしまったのですが……。眞子さんは昨年10月の結婚会見で、『事実に基づかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に感謝しております』と、厳しい表情で語りました。 眞子さんは、安倍元首相のことを数少ない“応援してくださった方々”の一人と考えていたのでしょう」安倍元首相は皇位継承問題については、男系男子維持を主張する保守派政治家の代表格だった。宮内庁関係者は次のように語る。「保守派の人々にとって大切なのは男子皇族で、いずれは降嫁してしまう内親王の将来設計には比較的おおらかです。ですから小室夫妻をバッシングする報道や風潮に対して、眉をひそめていた保守派の政治家も多かったのです。さらにいえば、安倍元首相は女性宮家創設には反対し続けていました。もし女性宮家が実現していたら、眞子さんは結婚しても皇室に残らざるをえず、現在の自由な生活はありえなかったでしょう。結果的にではありますが、安倍元首相は眞子さんの“恩人”となっていたのです」“味方だった安倍さん”の急逝は眞子さんにとっても誤算だったに違いない。はたして夫・小室圭さんは司法試験合格で、消沈する妻を元気づけることができるか。
2022年07月26日6月23日、5本の指を絡ませた恋人つなぎで、ニューヨークのミッドタウンを歩く小室眞子さんと圭さん夫妻を本誌はキャッチした。この日の眞子さんは愛用のモスグリーンのロングスカートに黒いトップス&カーディガンの定番スタイル。小室さんはサックスブルーのシャツに黒いスーツ姿だった。共に髪を後ろで結んだ2人は地元で有名なベーカリーで好みのパンを選んだ後、眞子さんは御用達の高級スーパーでお買い物、圭さんは職場に向かったようだ。7月下旬には圭さんの3度目の司法試験があるのだが、この日のラブラブな姿からは、緊張感よりも、あるがままで過ごす余裕が感じられた。
2022年07月09日ニューヨークでも有名店として知られる「サリバン・ストリート・ベーカリー」。小室圭さん、眞子さん夫妻の自宅マンションから10分ほどの距離にあり、最近は頻繁に通っているという。6月下旬にも香ばしいパンの焼けるにおいが漂う店内から出てくる2人の姿が目撃された。小室さんがほほ笑みながら右手を差し出すと、眞子さんがしっかりと指を絡ませる。お互いの愛情を確かめあった後、小室さんは職場である法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)」へ出勤していった。眞子さんが家族や国民の反対を押し切ってまで手に入れた夢の生活だが、周辺からは必ずしも祝福の声ばかりが聞こえてくるわけではないという。NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。「夫妻を知る日系人たちは、『小室さんからは緊張感が感じられない。3度目の司法試験だが、今度こそ合格できるのか?』と、言っています。7月下旬の試験まで、あと1カ月を切りましたからね。前回2月に受けたときは、その直前には、夫妻の姿はまったく目撃されていませんでした。小室さんはおそらく、出勤日数も減らし、部屋にこもって試験対策に励んでいたのでしょう。当日も悲痛な表情をした小室さんが目撃されています」小室さんが余裕を見せているのは、前回の試験で合格に肉薄できたからだという。「日本で勤務していた法律事務所の奥野善彦弁護士には、『(合格には)5点足りなかった』と、報告したそうです」(皇室担当記者)“あと5点”なら安心ということのようだ。しかし前出のジャーナリストによれば、「3回目だからといって、決してハードルが低いわけではないのです。再受験者の合格率は20%ほどといわれています。それが最近は、夫妻でデートをする姿が、よく目撃されるようになっており、小室さんの同僚たちも、『ケイには受験者としての自覚はあるのか?』と、危ぶんでいるそうです」現時点ではLSは小室さんの“日本のプリンセスの夫”という肩書に期待しているという。NYの弁護士事務所関係者は次のように語る。「LSは4月にウェブサイトに長文のレポートを掲載しており、その執筆者の1人として小室圭さんの名前も記載されました。これはロークラーク(法務助手)としては破格の待遇です。こうした“特別扱い”を面白く思っていない同僚もいるのです。彼の服装も、批判や揶揄の理由の1つになっていると聞いています」■小室さんの服装に違和感を覚える人もアメリカの弁護士のファッションについてニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんはこう語る。「NYのある東海岸は、伝統を重んじる地域なので、高級スーツを着用している人も多い印象です。高級コンドミニアムのドアマンも靴はピカピカです。ファッションというよりは、プロフェッショナルに見える服装を重要視しているわけです。弁護士もオフィスでの書類仕事だけのときはノーネクタイで、わりとカジュアルですが、公判の日やクライアントに会うときは、高級スーツにネクタイを締めます」だが小室さんは、服装にそれほど気を使っているようには見えない。ベーカリーで目撃された日も、まだ出勤前だというのにスーツの上着には目立つ汚れがついていたのだ。また履きつぶした感もある革靴もピカピカにはほど遠く……。「小室さんは、企業向けの業務を担当するようになりたいと事務所で表明しているそうです。ゆくゆくは大企業の幹部ともミーティングすることになります。しかし同僚たちから見れば、まだ顧客と会う機会も少ない“弁護士の卵”としても品格に欠けるのではないか、ということなのでしょう。特に小室さんは初対面の人物には“日本のプリンセスの夫”と、紹介されています。相手もカジュアルすぎる小室さんの姿に、違和感を覚えることもあると思います」(前出・弁護士事務所関係者)自由と愛を求めて、アメリカにやってきた小室夫妻。だが、その新天地でも“自覚と品格”の問題と縁を切るのは難しいようだ。
2022年07月07日まぶしい日差しが降り注ぐマンハッタン。6月中旬に自宅から足取りも軽く“出勤”していたのは小室眞子さんだった。NY在住の日本人ジャーナリストはこう語る。「最近の眞子さんは、NY市内の美術館や図書館を巡り、研究に余念がないそうです」夫・小室圭さんは7月下旬に3度目の司法試験に挑戦する。“三度目の正直”を果たせなかった場合、小室夫妻が経済的事情から帰国を余儀なくされるのではないかという見方もある。だが前出のジャーナリストによれば、「資金の出どころははっきりしませんが、小室さんも知人には『当面、お金のことは心配ありません』と、語っているそうです。確かに眞子さんも、ファッションこそ、アイテムをうまく着まわして、あまりお金をかけないようにしているようですが、最近では割高なオーガニック食材なども並ぶ、あまり庶民的とはいえないスーパーで買い物をしています」円安が進んでいることもあり、そのスーパーでは卵がワンパック1000円以上、ベーコンがワンパック約2000円などと、食品の値段も日本の庶民の感覚では高額になっている。ちなみに眞子さんを目撃した日に肩にかけており、研究資料などが入っていたと思われるエコバッグは「Amish Market」という店のもので、彼女の最近のお気に入り。日本でいえば成城石井といった高級スーパーなのだという。さらに最近の眞子さんにはNY生活へのモチベーションをこれまで以上に高めるような出来事もあったのだという。NYの美術界関係者はこう語る。「眞子さんが所蔵美術品に関する解説文を執筆するなど、コネクションを築いているメトロポリタン美術館(THE MET、以下MET)では現在、特別展『Kimono Style』が開催中です。着物が世界中に与え続けている影響を検証するというテーマで、着物や浮世絵、工芸品などを展示しているのです」眞子さんは一般公開前に、一点一点を丁寧に見て回ったという。「昨年11月にアメリカに移住して初めての、METでの日本関連の展覧会ということで当初から興味深かったのでしょう。会場ではキュレーターを務めている女性と話し込んでいる姿が目撃されているそうです。この着物展には眞子さんは関与していませんが、得るものは大きかったようです。いちばんはアメリカ人の日本の美術品や工芸品に対する関心の高さを体感できたことでしょう。『私もMETで日本美術のすばらしさを伝えられるような展覧会を開きたい』と、珍しく感情を高ぶらせた様子で、美術関係の知人たちに語っていたと聞きました」■展覧会の開催によりMETから報酬をでは眞子さんが展示品を集めるとすれば、実際にはどのような手段があるのだろうか。皇室ジャーナリストは次のように語る。「まずは皇室に代々受け継がれた美術品が多数収蔵されている、三の丸尚蔵館から借り出すことでしょう。元内親王が『皇室由来の美術品を海外に紹介したい』ということであれば、大義名分としては十分だと思います。昨年9月末には伊藤若冲の代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』などが国宝に指定されています。また今後も収蔵品が次々に国宝指定されていく予定です。しかし国宝たちは、まずは日本の地方美術館に貸し出されることになっていますので、即座に借りるわけにはいかないのが眞子さんにとってのネックとなります」そこで浮上するもう一つの手段が、“人間国宝”たちの作品を集めることだという。「眞子さんが総裁を務めていた日本工芸会は、重要無形文化財保持者らを中心にして組織されています。工芸会や朝日新聞社などが毎年主催する『日本伝統工芸展』には、彼らの陶器や漆器なども出品されています。そうした名品をMETで展示するわけです。6月14日に妹の佳子さまが、眞子さんの後任として日本工芸会の総裁に就任されました。新旧総裁が2人で尽力するとなれば、NYでの『JAPAN工芸展』も、より実現しやすくなるでしょうね」2つの手段はともに、元皇族という立場を利用することになるわけだが、前出のジャーナリストによれば、「もちろん展覧会を手がけるとなれば、METからの報酬も支払われることになります。眞子さんが“自分で展覧会を開きたい”と言っていたということは、“皇室を自分の仕事に利用している”という批判も甘んじて受ける覚悟を決めているということだと思います。小室さんの司法試験の結果に一喜一憂するような生活から脱し、自分で未来を切り開いていくつもりなのでしょう」NYを歩く眞子さんの吹っ切れたような表情には、“もう自分の夢や望みを隠さないで生きる”という決意も秘められているのだろう。
2022年07月01日「TM NETWORKの活動を再開させたことで、小室さんのもとにはさまざまなオファーが舞い込んでいます。新曲『How Crash?』は今春に放送されたNHK Eテレのトーク番組『令和ネット論』の主題歌として起用されていました。小室さんはいま、基本的にメディア出演にはかなり積極的です。テレビ局から歌番組出演のオファーもあり、前向きに検討しているのですが、globe活動再開のオファーだけは首を縦に振らないようなんです」(音楽関係者)昨年10月、小室哲哉(63)は活動再開の際、こうコメントしている。《僕は僕なりの創作をしたい。いろいろな過ちがあっても、まだやれると背中を押してくれる友がいる。待っていてくれるファンがいる。これからの自分に残された時間にできること全てで、音楽で少しでも光を灯せたら》globeといえば、誰もが知る95年にデビューした小室自ら出演する3人組音楽ユニット。小室の元妻であるKEIKO(49)がボーカル、マーク・パンサー(52)がラップを担当し、4thシングル『DEPARTURES』は200万枚以上の大ヒット。1stアルバム『globe』は総売上455万枚となり、小室哲哉の楽曲のなかで最大のセールスを記録しているが、18年1月、小室の“引退”により活動休止中だ。前出の音楽関係者は言う。「マーク・パンサーさんは『引退を発表した小室さんから耳元で“灯火は消すなよ”と言われた』と嬉しそうに話していました。マーク・パンサーさんと千秋さんが出演してglobeの曲を歌うYouTube動画には、くも膜下出血で療養していたKEIKOさんが『うれしい』とコメントを残していたことがファンの間でも話題になっていました。だいぶKEIKOさんの体調も復活していると聞いています。それだけに、globe再結成は、相当話題になると思うのですが…」だが、小室の知人はこう語る。「ある人が最近も小室さんに“『globe』も復活させないのですか?”と聞いたら『各方面からそういうお話をいただいているのですが、彼女とは昨年2月に離婚していますし、いまは直接関わりたくないんです。だからglobe復活だけはお断りしています』と頑なだったそうです」とはいえ、小室は2013年、元恋人の華原朋美(47)と『FNS歌謡祭』で15年ぶりに共演して視聴率18.8%を記録したこともある。KEIKOとも“奇跡の共演”があれば、令和の音楽史上最大の復活劇になりそうだが――。
2022年06月22日無地の黒Tシャツ、裾をまくったバギージーンズに淡いグリーンのスニーカー。6月上旬、眞子さんが、小室圭さんと並んでマンハッタンの街を歩いていた。小室さんはスーツ姿でビジネスバッグを携えている。法律事務所での法務助手としての仕事と、司法試験に向けた勉強で多忙な夫と、つかの間のデートといったところだろうか。小室さんと別れた眞子さんは自宅マンション近くの有名ベーカリーやスーパーに立ち寄っていたが、異変がはっきりと見て取れた。以前にはなかった白髪が幾筋も見られたのだ――。「最近眞子さんは白髪が増えてしまったせいか、髪を少し茶色に染めていました。ストレスを感じることが増えたのでしょうか……」(ニューヨーク在住の日本人)昨年11月に日本を離れ、NYでの新生活を始めた小室夫妻。“ビザの問題で”“皇室の慶事に合わせて”などと帰国時期をめぐる報道が相次いでいるが、警察庁関係者はため息交じりにこう話す。「眞子さんが“将来の天皇の姉”である以上、もし帰国する場合には、万が一のことが起きてしまうのは絶対に避けなければなりません。とはいえ警視庁などから警備に当たる人員が割かれ、費用もかけることになれば、現場に大きな負担がかかります。本音としては、帰国は歓迎できるものではありませんね」日本の皇室と縁が深い英国王室でも、帰国をめぐって騒動が起きている。6月上旬に、エリザベス女王の即位70周年を記念する行事が相次いで開かれたが、王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃の警備体制が問題になったのだ。英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんはこう語る。「ヘンリー王子夫妻は、3月に女王の夫であるフィリップ殿下の追悼式を政府に警備を拒否されたことを理由に欠席し、英国中から批判を集めました。そうした経緯から、今回の帰国時には“税金で警備されている”などという批判を避けるために、女王が自身の警衛官と、防弾仕様の車を出迎えに向かわせました」■“将来の天皇”の教育環境のために…エリザベス女王が孫のヘンリー王子夫妻に見せた配慮に似ているのが、秋篠宮ご夫妻によるNY総領事への“支援依頼”だろう。「2月からNY総領事となった森美樹夫氏は、秋篠宮さまと旧知の間柄。着任前にご夫妻と面会し、“小室さん夫妻への支援を頼まれたのでは”と臆測を呼びました。その場でどのようなやり取りがあったかは明らかにされていません。しかし、総領事館は小室さん夫妻の生活一般の相談を受けるなど、実際にそれなりの支援に動いています」(皇室ジャーナリスト)それは、秋篠宮ご夫妻の肉親としての愛情の表れである一方で、「当分の間は帰国を認めない」という眞子さんへの非情な通告でもあった――。「小室さん夫妻が帰国すれば、世間の注目が集まることは避けられず、また秋篠宮家への批判の声が高まる可能性もあります。秋篠宮ご夫妻は何よりも“将来の天皇”である悠仁さまが、静かな環境で勉学に集中できることを願われています。ご夫妻の当面の目標は、悠仁さまを東大に入学させて、最高の教育環境で学ばせることです。特に紀子さまは、悠仁さまが高校に進学するまで『特別扱いでは』という批判が起こるほど、教育環境に強くこだわられ、望まれたとおりに実現されてきました。それだけに、早くても悠仁さまが大学を卒業し、本格的にご公務に専念されるようになる7年後までは、紀子さまが眞子さんの帰国をお許しになることはないでしょう」(宮内庁関係者)“悠仁さまファースト”を貫く紀子さまにとって、自分の意志を貫いて皇室を離れた長女よりも、“将来の天皇”を優先されるのは当然のことなのだという。「紀子さまは、秋篠宮さまと悠仁さまという皇位継承者を擁される皇嗣家を支えるという責任感がお強い方です。また眞子さんも、米国での生活を軌道に乗せて、結婚は正しい選択だったと日本国民に認められるようになるまでは帰国しないという覚悟を決めています」(前出・宮内庁関係者)小室さんは7月にニューヨーク州司法試験への3度目の挑戦を控え、眞子さん自身はメトロポリタン美術館への就職が囁かれている。だが現状は、夢見たNYセレブ生活にはほど遠く、眞子さんの不安は尽きない。「ニューヨークは、世界有数の物価が高い都市です。眞子さんの資産の多くは円建てでしょうから、急激に進んでいる円安ドル高のために、確実に目減りしているはずです。眞子さんが目撃されたスーパーでは、現時点の為替レートで、12個入りの卵1パックが日本円にすると1000円前後もします。夫婦のどちらかが高収入の仕事に就かなければ、生活は苦しくなってくるはずです」(現地ジャーナリスト)小室さんの前ではいつもほほ笑みながらも、不安な胸の内が白髪として表れてしまったのか――。7年後、晴れやかな気持ちで“凱旋”することを胸に、眞子さんはNYの摩天楼を見上げる。
2022年06月15日6月14日、秋篠宮家の次女・佳子さまが公益社団法人日本工芸会の総裁に就任された。日本工芸会の総裁は、姉の眞子さんが’16年から務めていた。眞子さんは小室圭さんと結婚会見を開いた昨年10月26日をもって、日本工芸会の総裁及び日本テニス協会の名誉総裁を退任した。小室さんとの結婚を機に眞子さんが皇籍を離脱したことに伴い、佳子さまは日本テニス協会の名誉総裁を引き継がれたが、日本工芸会の総裁は眞子さんの退任後は空席となっていた。今回、佳子さまが就任された経緯について、皇室担当記者が言う。「’17年に眞子さんが日本工芸会から作品や技術の説明を受けた際、佳子さまも同席されていました。そのような縁もあり、同会は宮内庁を通じて佳子さまに総裁就任のお願いをしたようです。佳子さまが団体の総裁となられるのは、今回が初めてです。就任に伴って、毎年9月に行われる日本伝統工芸展での総裁賞の選定や、授賞式に出席されることとなります。佳子さまも伝統工芸に関心がおありのようで、今後の活動に期待が寄せられています」佳子さまが眞子さんから引き継がれた公務はこれだけではない。佳子さまは昨年11月、前回まで眞子さんが出席してきた「第4回 みどりの『わ』交流のつどい」にオンラインで参加され、こうビデオメッセージを寄せられた。「みどりは多様な生き物のすみかであるとともに、地球温暖化や自然災害の防止に寄与しています。また、日々の暮らしに潤いを与えてくれる大事な存在です」佳子さまはこの日、眞子さんが前回の表彰式で着用していた洋服をお召しになられていた。「第1回目から出席してきた眞子さんの話を参考に、佳子さまはお言葉を考えられたそうです。ご公務での活躍が目立つ佳子さまですが、昨年5月からは『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員として働かれています。社会人となられた佳子さまが眞子さんの公務を次々と引き継がれるお姿には、“姉の思いを受け継ぐ”という思いものあるのではないでしょうか。眞子さんは大学卒業に際して、公務について《声をかけて下さる方々に少しでも良かったと思って頂けるよう、可能な限り力を尽くすことが出来ればと思っております》と述べていました。その言葉の通り、卒業後は博物館に週3日勤務しながら公務にも励んでいました。そのような真摯な眞子さんの姿勢に、佳子さまは影響を受けられたのかもしれません」(前出・皇室担当記者)小室夫妻の結婚当日の朝、宮廷の玄関先で眞子さんを笑顔でハグされた佳子さま。さらに、《姉は、これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在です。一緒に楽しい時間を過ごせましたし、姉がいてくれたおかげで救われた気持ちになったことが多くありました》とのコメントも発表されていた。愛する姉の意志を受け継ぎ、佳子さまは皇族としての責務を全うされようとしている。
2022年06月15日「小室圭さんがニューヨーク州の司法試験で2度目の不合格になってから、“小室夫妻はいったん日本に帰国するべきではないか”という論調の記事も散見されます。確かにNYは物価も上がっており、小室圭さんの法務助手としての収入では、赤字になってしまいます。また治安も良化しているとは言えません」(皇室担当記者)在ニューヨーク日本国総領事館は、5月23日に治安状況について注意喚起を促している。《在留邦人に対する暴力事件の報告が増えていますので、安全対策に御留意ください》だが外務省関係者はこう語る。「総領事館からの情報によれば、眞子さんに帰国の意思はなく、石にかじりついてでもNYでの生活を維持する意向とのことです。小室さんとの結婚には反対意見も多かったため、ご家族や国民への不信感も持っているようですが、一方で“アメリカで美術館の学芸員としてキャリアを積みたい”という気持ちも強いようです」今年4月にはメトロポリタン美術館(TheMET、以下MET)運営のウェブサイトで、美術品の解説文を眞子さんが執筆していたことが判明して話題となった。NY在住の日本人ジャーナリストによれば、「解説文が書かれたのは2月ですが、眞子さんが移住する前の昨年10月には、すでにMETへの就職情報が流れていました。日本にいるころからMETへのコンタクトを試みていたのは間違いないと思います。一部のMET関係者によれば、“眞子さんの学芸員就任は既定路線”とのことですが、彼女に“追い風”も吹いているそうです」実は、その追い風は母国・日本から吹いているという。宮内庁関係者が解説してくれた。「菅義偉前首相は、官房長官時代から、“皇室財産の観光資源化”政策を推し進めていました。皇居・東御苑にある三の丸尚蔵館の収蔵品を国宝に指定することも、その一環なのです」三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれてきた絵画や書、工芸品などを管理するために建設された博物館施設だ。菅前首相はインタビューで次のように語っている。《視察に行って驚きましたが、江戸中期の画家、伊藤若冲(じゃくちゅう)の作品だけで31点あります。「蒙古襲来絵詞」など、教科書に載っている作品もたくさんあります。(中略)文化庁の宮田亮平長官に見てもらうと、約9800点の収蔵品のうち、2500点ほどは国宝級だというのです》(『北國・富山新聞』’21年1月1日朝刊)■米国への貸し出しが成立すれば、眞子さんの評価に前出の宮内庁関係者によれば、「三の丸尚蔵館の収蔵品は、以前は文化財保護法に基づく文化財指定の対象外とされてきたのです。しかし、そうした“特別扱い”をやめ、国宝や重要文化財として指定し、地方美術館に貸し出したりすることで、観光客を集めようということになったわけです。実は一部の宮内庁職員は国宝よりも“皇室所蔵の至宝”という扱いのほうが格上と考えており、『皇室の宝が、国宝に“格下げ”されて、客寄せに利用されてしまうのか』と、嘆いたりもしています。しかし、より多くの人が鑑賞することができるというメリットがあるのも事実です」政府の方針により、昨年9月末に国宝指定されたのは、『蒙古襲来絵詞』、狩野永徳の『唐獅子図屛風(からじしずびょうぶ)』、伊藤若冲の代表作『動植綵絵(どうしょうくさいえ)』などの5件。「この動きは加速しており、今年度から文化庁が数人の調査官を三の丸尚蔵館に派遣し、国宝や重要文化財にするべき品を調査しているのです。少なく見積もっても数百の国宝が新たに生まれることになります」(前出・宮内庁関係者)なぜ、こうした政府の施策が眞子さんの追い風になるのか?前出・皇室担当記者は次のように語る。「とりあえず“地方美術館への貸し出し”が主目的とされていますが、皇室至宝の国宝化については海外の美術館も注目しています。また、三の丸尚蔵館の今後についての有識者懇談会では、“国内外への収蔵品とその公開についての広報の拡充”は、重要な検討課題と位置付けられていました。つまり今後は、日本文化をアピールするために海外の美術館へ貸し出しするケースも増えていくということでしょう」また前出の日本人ジャーナリストも、「もちろんMETも、日本政府の“皇室の宝貸与”解禁の動きは認識しています。眞子さんが“自分なら有利な条件で借りることもできる”と、自ら示唆した可能性もありますね」実際にMETから借用の要請があった場合はどうなるのだろうか。前出の宮内庁関係者は、「宮内庁としても、眞子さんと強いつながりを持つMETからの要請は最優先とせざるをえないと思われます。また貸し出しが成立すれば、眞子さんの実績となるでしょう」生活環境が悪化するNYで、微笑をたたえ続ける眞子さん。“ご先祖の至宝が、自分の将来を守ってくれる”、そんな希望も抱いているのだろうか。
2022年06月03日「少なくとも今現在は、法律事務所『ローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)』に、小室圭さんの“居場所”がある、ということなのだと思います」そう語るのは、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんだ。同州の司法試験に2度落ちてしまった小室圭さん。アメリカの法律事務所は競争も厳しく、これまでは小室さんも司法試験を早期に合格することを見込まれて就職できたのではないかという見方が大半だった。「ですから2度目の司法試験失敗で、LSを解雇されるのではないかとも言われていました。だからこそ日本のテレビ局も、今回のLSの発表について相次いで報じたのでしょう」(NY在住の日本人ジャーナリスト)LSは4月28日、ウェブサイトに《Client Alert(顧客向けのお知らせ)》として、長文のレポートを掲載している。前出のリッキー徳永さんによれば、「金融・投資関連のセクションからの発表で、おそらくLSには投資家や投資業務関係者のような顧客も多いのではないでしょうか。文章の内容は、アメリカのSEC(証券取引委員会)が新たに発表した投資リスクなどに関するガイドラインについて、LSとして解説を加えたものです。このレポートが注目されているのは、3人の執筆者のなかに、小室圭さんの名前も含まれているからです。彼はロークラーク(法務助手)という立場ですから、レポートの作成には、あくまでもアシスタント的な立場で参加したものと思われますが、LS内でそれなりに評価されているのは間違いないでしょう」実は現在、LSのウェブサイトは日本からはアクセスできないようになっている。前出の日本人ジャーナリストが続ける。「小室さんがこの事務所に就職したことが明らかになってから、日本からのアクセスが集中していました。彼のメールアドレスや電話番号なども記載されており、マスコミからの取材ばかりではなく、彼に興味を持つ日本の一般人からの問い合わせも多かったのでしょう。LSは彼の一挙手一投足が話題になることも知っています。それでも不合格が報じられた2週間後に掲載したレポートに、あえて彼の名前を記載しているわけです。つまり『うちの事務所は、今後も小室圭さんを雇用し続けます』という意思表明でしょう。小室さんの存在を迷惑がるどころか、LSが小室さんに対して大きな期待を抱いていることも伝わってきます」レポートの執筆者は、小室さんのほかにスコット・H・モス氏とデビッド・L・ゴレット氏となっている。■ほかの執筆者は法律事務所の役員「モス氏もゴレット氏も、LSのパートナー弁護士、つまり役員なのです。プロフィールによればモス氏は証券取引に関する著書もあり、大学の非常勤講師なども務めているそうです。またゴレット氏も多くの実績を持つだけではなく、アメリカの法曹界で高い評価を受けている人物とのことです。LSにはロークラークは6人いるようです。ウェブサイトのインフォメーションなどにも彼らの名前は記載されていますが、少なくとも最近の署名原稿で、執筆者として名を連ねているロークラークは、小室さん1人だけ。破格の好待遇です。LSは小室さんに“事務所の顔”になることを期待しているのだと思います。いまだ資格を持たない小室さんですが、弁護士として輝かしいデビューを果たしたに等しいといえるでしょう」(前出・日本人ジャーナリスト)最近、メトロポリタン美術館が運営するウェブサイトに眞子さんが解説文を執筆していたことも判明し、話題を呼んだ。「クレジットには眞子さんの名前のほかに翻訳者として、メトロポリタン美術館で日本美術のキュレーターを務めているジョン・T・カーペンター氏の名前もありました。今回の小室さんのレポートも、その世界の実力者とセットでクレジットに名前が記載されているという点で、眞子さんのケースと似ていますね」(邦字新聞記者)それにしても天皇陛下の姪である眞子さんならともかく、その配偶者である小室さんは“法律事務所の顔”としてふさわしいのだろうか。その点について、NYの弁護士事務所関係者はこう語る。「法律事務所にとっては、どれだけ優良な顧客をつかんでいるかがステータスになります。LSはNYでは中堅の事務所ですが、今後、小室さんが獲得してくれる顧客を期待しているのでしょう。NYにはヨーロッパや中東の王族が多数滞在しており、日本で想像する以上に“王族への憧れ”が強いのです。日本の天皇の“義理の甥”という立場であれば、多くの人々が接近してくるのは間違いありません。NYにはそれこそ星の数ほど法律事務所がありますが、LSは『小室圭さんが勤めている法律事務所』として一躍有名になりました。今後も彼の知名度は期待され続けるでしょう」小室さんとしては知名度ばかりではなく、実力にも期待してほしいところだろうが、7月の司法試験で真価を証明できるか。
2022年05月13日「私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」昨年10月26日に、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚会見に臨んだ小室圭さん。眞子さんの発言の後、小室さんは開口一番に眞子さんへの気持ちをストレートに語った。眞子さんも、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と強い意思を述べていた。そんな小室夫妻が新しい門出を迎えてから、半年が経った。NYでの新婚生活は波乱の幕開けだった。小室さんは米・ニューヨークの法律事務所で法務助手として働きながら、昨年7月に同州の司法試験を受験。その結果が結婚会見から3日後の10月29日に発表され、合格者一覧には小室さんの名前がなかったのだ。合否発表の直前には、ニューヨークの弁護士会が学生を対象に募集した論文コンペで優勝したことも報じられた小室さん。当時、NHKによると、小室さんはかつて勤務していた弁護士事務所の所長である奥野善彦弁護士に、電話で不合格だったことを報告。4カ月後の試験に再挑戦する意向を伝えたと報じられた。奥野氏は眞子さんとも話したといい、小室さんの勉学を支える意思を示していたという。本誌は小室さんが渡米する直前、小室さんの代理人・上芝直史弁護士を取材。小室さんの再受験について、上芝氏は次のように話していた。「渡米後は来年2月に行われるニューヨーク州の司法試験での合格を目指し頑張るしかありません。仕事をしながらの勉強で大変だとは思いますが、前回合格しなかったのは学力の問題ではないので、体調を万全に整えて臨むことになると思います」■「学力の問題ではない」も合格点まで5点足りずそれからほどなくして、昨年11月14日に羽田空港からニューヨークへと旅立った小室夫妻。仲睦まじくニューヨークの街並みを歩く2人の姿は、海外メディアにもキャッチされた。一方で、小室さんは法律事務所で勤務する傍ら、2度目の司法試験に向けて準備を進めてきた。仕事と勉強の両立はハードだったのだろうか、今年2月下旬に司法試験会場で目撃された小室さんは、髪はボサボサ、肌は不健康そうで、体もふっくらしていた。ところが、4月14日に発表された司法試験の合格者一覧には、またもや小室さんの名前はなかった――。小室さんは1度目の受験時と同じように、奥野氏に電話で不合格を報告したとNHKは報じている。合格点まであと5点足りなかったといい、今年7月に3度目の受験に挑む意思を伝えたという。一方で、現在務めている法律事務所での勤務状況について、小室さんは「夜遅くまで働いています」とも明かしていたという。合否発表から5日後の4月19日には、出勤のため法律事務所に向かう姿が目撃された小室さん。試験から2カ月が経ち、髪の毛はきちんとセットされ、体もスリムに。そんな小室さんは撮影で身構えるカメラマンを横目で捉えると、笑みを浮かべる姿もキャッチされている。小室さんは結婚会見で、「これからも出来る限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたい」とも語っていた。愛妻のために、“3度目の正直”を目指す。
2022年05月07日「また来ているのか」、小室圭さんは内心でそう思っていたのかもしれない。現地時間の4月14日に2度目の司法試験不合格が明らかになった後、NYのヘルズキッチンにある小室夫妻の自宅マンション前には、入れ代わり立ち代わりカメラマンが現れていた。合否発表から5日後の4月19日、法律事務所に出勤するために自宅から現れた小室さんは、撮影で身構えるカメラマンを目の端で捉えると、なぜか笑いをこらえられない様子だった。2月下旬に司法試験会場で目撃された小室さんは、髪はボサボサ、肌は不健康そうで、体もふっくらしていた。それが2カ月たって、髪はきちんとセットされ、体もかなりスリムになっていたのだ。だがNY在住の日本人ジャーナリストは、激変は体つきばかりではないと語る。「よほど手応えがなかったのでしょうか。司法試験当日の写真では、自信なさげにうつむき、人目を避けているように見えました。しかし4月19日の笑顔を見る限り、彼が自信を取り戻しているのは間違いないでしょうね。彼にとっては不本意だったかもしれませんが、彼の名前が合格者一覧になかったことをNHKが真っ先に報じています。また合否発表の直後には、カメラマンたちが自宅に殺到していました。試験の準備のために一時期は外出を控えていたようですが、報道やマスコミの反応により、自分が“日本のプリンセスを射止めた有名人”であることを再認識したのかもしれません」実際、小室さんの連続不合格が報じられたのは、日本やアメリカばかりではない。香港在住のジャーナリスト・初田宗久さんはこう語る。「中国国内のネットニュース『網易』では《小室圭の給料では家賃も払えないので、眞子さんが働いて養わなければならない》といった意味のタイトルの記事などが報じられました。もっとも、“眞子さんとの交際以前には財閥の娘と付き合っていた”“圭さんの母親も連れてNY生活を送っている”など事実誤認も多かったです。ニュースに対するコメントは《眞子さんは愛情のために結婚したが、誰もがここまでできるわけではない》というものから《小室氏が3回目の試験を失敗するのを見たい》といったものまで、応援と批判が入り交じっているのは、日本と変わらないですね」■被服費ゼロ円?眞子さんは倹約コーディネートを国境を超えて多くの人々の関心を集めているのが、“小室夫妻は、今後もNYでの生活を継続することができるのか”ということだ。警察庁関係者によれば、「小室夫妻が5月に帰国するのではないかという情報も一部で流れているようです。理由としては“ビザが切れるから”ということのようですが、4月22日時点では、まだ警備要請を受けてはいません」2月の試験の不合格による当面の問題とされているのが、アメリカ滞在のためのビザ問題だ。ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは次のように語る。「まず、小室夫妻がビザ切れのために日本に帰国する可能性はあまりないと考えています。アメリカ再入国のためにまた審査が必要となるので、リスクが生じるからです。小室さんは学生ビザの延長であるOPTにより滞在している可能性が高く、すでに勤務先の法律事務所が就労ビザであるH-1Bを申請していると思います。無作為による抽選もありますが、それが外れてしまった場合も、いくつか選択肢があります。小室さんが、J-1ビザ(インターン研修生として有給または無給で職務研修を行うために必要なビザ)などのトレーニングビザを取得する。または逆に眞子さんがJ-1ビザなどを取得し、その配偶者として小室さんが就労許可を取る、などです。さらにどちらかが学校に入学して学生ビザを取るという手段もありますし、アメリカに滞在し続けることは可能だと思います」だが生活資金の問題もある。現在の収入は、小室さんが法務助手の仕事で得ている年収600万円ほどといわれている。自宅マンションの家賃は月40万円で、収入のほとんどが家賃に消えてしまう。それだけに小室夫妻はかなりの倹約生活を送っているようだ。「4月15日の眞子さんの外出姿を見て驚きました。黒いニット・デニムパンツ・バレエシューズ、腕にヘアゴムというコーディネートでしたが、昨年11月に仮住まいの東京都内のホテルから外出したときと、ほぼ全く同じだったからです。何年も前から愛用していたコートを着て、ケネディ氏宅を訪問したこともありました。現地の日本総領事館は、おすすめのアパレルショップなどの情報も提供しているそうですが、そこでも買い物をしていないようです。意識的に“被服費ゼロ円生活”を送っているのでしょう」(皇室ジャーナリスト)■小室夫妻は新しいNY総領事に全面的な信頼をビザに収入の問題、眞子さんの小室さんの実力への不信……、多くの媒体が小室夫妻の“NY生活継続の危機”を報じている。だがNYのある日系人によれば、小室夫妻は現在の状況について、こう漏らしているというのだ。「NYに来て本当によかったです。私たちは、いまがいちばん幸せです」意外に思える発言だが、この日系人が続ける。「圭さんも眞子さんも、一時期は将来への不安を感じ、夫婦間がギクシャクしていたのです。しかし、ここにきてかなりふっきれた様子です。その理由ですが、まず眞子さんに関しては、憧れのメトロポリタン美術館への就職が現実的になっていること。そして圭さんは、あと5点取れば司法試験に合格していたということが、自信を回復するきっかけになったのです。おそらく自分が考えていたよりも高得点だったのでしょう。眞子さんは研修、圭さんは試験勉強と、やるべきことが明確になったことで、2人のテンションは上がっています」だが目標が明確になったとはいえ、当面の問題が解消されるわけではない。前出の日本人ジャーナリストは、「小室夫妻は日本総領事館からの支援に全面的な信頼を置いているようです。特に新しくNY総領事に就任した森美樹夫氏は秋篠宮さまの信任も厚い人物ですからね」リッキー徳永さんによれば、「就労ビザの取得のためには、就職しているという事実と就職先の協力が欠かせない」という。「ビザ取得に関しては米国移民局の管轄ですので、総領事館の力が及ぶところではありませんが、就職先の紹介などに便宜をはかることができるのは間違いありませんし、収入問題もクリアできます」(前出・日本人ジャーナリスト)小室さんがカメラマンの前で思わず見せた笑顔。それは日本総領事館や日本政府の非公式的な保障がある限り、“NYでのセレブ生活は一生安泰”という自信に裏打ちされたものだったのだ。
2022年04月27日「2回目の司法試験を受けた後の小室さんの顔は青ざめていました。報じられた写真では試験で手応えを感じているようには見えませんでしたが、心配が現実のものになってしまいましたね……」そう語るのは、NY在住の日本人ジャーナリスト。日本時間の4月15日未明、ニューヨーク州司法試験委員会が、今年2月の司法試験の合格者を公式サイトに掲載したが、そこに小室圭さんの名前はなかった。アメリカ留学などを支援してきた奥野善彦弁護士には、小室さん本人から“不合格”の報告があったと報じられている。NHKによれば、それは次のような内容だったという。「(司法試験は)残念ながら落ちました。合格点に5点足りず、とても無念です。次は7月に挑戦します。しっかりと頑張ります」今後も弁護士資格を得るための挑戦を続けると、恩人に表明した小室さん。だが回数を重ねれば合格の確率が上がるというわけではなく、精神科医の香山リカさんもこんな懸念をもらす。「NYの司法試験と同列に扱うことはできないかもしれませんが、日本の医師国家試験の場合、不合格が続くと、どんどん合格から遠のいてしまうと言われています。失敗したことを思い出してしまい、次の試験でも実力を出し切れなくなってしまうのです。小室さんも今後、プレッシャーと闘っていくことになるでしょう」立て続けの不合格が、小室さんが法務助手として働く法律事務所での立場を危ういものにしていることは想像に難くない。ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんはこう語る。「昨年2月の試験と比べても、今年2月の試験は合格率が下がりました。小室さんのような再受験者の合格率はわずか30%でした。おそらく小室さんは、司法試験に合格するという見込みで採用されていると思われます。一般的にいえば、2回失敗したにもかかわらず、解雇されることなく、3回目のチャンスを与えられる可能性は25%といったところでしょうか。ただ小室さんは元内親王の夫であり、法律事務所としても雇用にはそれなりの計算があったと思います。ですから解雇されずにすむかもしれません。しかし今後、事務所のなかで小室さんが気まずい思いをすることは避けられないでしょうね」現在、小室さんは学生ビザの延長であるOPTプログラムを利用している可能性が高いという。リッキーさんは、すでに小室さんは就労ビザの申請をしているのではないかと考えているという。■「弁護士になることにこだわっていない」という関係者もだが、小室さんがこのまま司法試験に落ち続ければ、いつ法律事務所が解雇の決断をしないとも限らない。そのとき小室さんは収入とビザを失うことになる。そんな危機も予想してのことだろうか。眞子さんは昨年から、自分で活路を開くための布石を打ち続けていた。本誌はすでに昨年10月、眞子さんがメトロポリタン美術館(The MET、以下MET)への就職を目指していると報じていたが、具体的な動きとして明らかになったのは今年4月に入ってからだ。「眞子さんがMET運営のWEBサイトで同館が所蔵している日本の美術品の解説文を執筆していることが明らかになりました。さらに『ジャパンタイムズ』や『People』が、その勤務実態について報じています。すでにMETでの仕事をしているものの、現在はインターンの立場で“無給”とのことです。ただ眞子さんの元内親王としての人脈もMETはあてにしているようで、正規の学芸員に就任することも時間の問題でしょう」(前出・日本人ジャーナリスト)METの学芸員の年収は1,500万円ほどだという。また眞子さんは日本工芸会の総裁を務めていた。そうした経歴からアーティスト・ビザと呼ばれている「O-1ビザ」を取得できる可能性も高いというのだ。小室さんが司法試験に合格できずとも、眞子さんが収入とビザの2つの問題を解決することもできる。だが、それが現実となったとき、小室さんとの夫婦関係に何らかの影響はないのだろうか。夫婦問題研究家の岡野あつこさんは次のように語る。「ご両親や世間の反対を振り切って結婚したほど、眞子さんにとって小室さんは“理想の男性”だったのです。その眞子さんを幻滅させないため、小室さんに必要なことは、つらい状況にあっても眞子さんを尊重し、大切にし続けることだと思います。報道によれば眞子さんは、すでに美術館で働いているようです。今後、正規の職員となれば、小室さんより高い収入を得る可能性もあるでしょうし、『私がNYでの生活を支える』という気持ちになるかもしれません。しかし、そこで問題になるのは夫のプライドです。嫉妬や劣等感から妻を応援できず、夫婦間でトラブルになってしまうケースも多いのです」自分の夢か妻の成功か?そんな選択を迫られたとき、小室さんはどうするのだろうか。前出の日本人ジャーナリストによれば、「小室さんと面識がある日系ビジネスマンがこう言っていたことがあります。『彼の最大の目的はNYでの生活を続けることで、弁護士になることではないのではないか』と。小室さんと話したとき、弁護士としての将来のビジョンが明確に伝わってこなかったことから、そう感じたそうです」■眞子さんが稼ぎ、小室さんが家事を担当するという未来も確かにこの証言を補足する事実もある。「’19年5月ごろ、金銭トラブルを担当していた代理人弁護士の『(小室さんが)弁護士になるとは言っていません』という発言が話題になったことがありました。後に代理人弁護士はこの発言の真意について、『一般論として、弁護士資格を取得した後にはニューヨークで弁護士として働くだけではなく、企業の法務担当や、自身で起業するなど、さまざまな選択肢があるということを説明した』と語っています」(皇室ジャーナリスト)前出の日本人ジャーナリストは、小室さんが主夫に専従して、眞子さんが働いて収入を得るという役割分担も十分にありうると考えているという。「小室さんはフォーダム大学在学中に、カレーを作ったり、うどんをこねたりなど、自炊をしていたそうです。しかし眞子さんが食材を買っていた、料理を作っていたなどの話は聞いたことがありません。眞子さんはあまり家事が得意ではないのかもしれません」’18年に眞子さんが鳥取県を公務で訪れた際、地元の高校生との会話で料理の話題になったとき、「私は卵焼きは一回も成功したことがないんです」と、話しているのだ。さらにこのジャーナリストには“気にかけている情報”があるという。「眞子さんがまったく姿を見せなくなったこともあり、現地では一時、妊娠の噂まで流れていました。そんななか『デイリー・メール』が合否発表翌日の彼女の姿を撮影したのです。ゆったりしたジーンズに、ヒールのない靴を履いていましたが、今後は試験の合否や就職以外に、眞子さんの妊娠なども注目されていくと思います」小室さんが金銭トラブルについて長文の文書を公表した際、“将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続ける”という箇所も注目された。「“将来の私の家族”とは、眞子さんと将来生まれてくる子供のことを指していたと思われます。数年前から、眞子さんと小室さんの間では、アメリカでの生活設計について話し合われていて、そのなかには育児のことも含まれていたのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)2度の司法試験不合格のため、NY生活計画の変更を余儀なくされている小室夫妻。小室さんが主夫専従となり、やがて“育メン”に徹する……、そんな未来も遠くないのかもしれない。
2022年04月19日4月15日、小室圭さんが再受験した米・ニューヨーク州の司法試験の結果が、不合格だったとわかった。NHKの報道によると、小室さんが日本でパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所の奧野善彦弁護士は、15日午前に小室さんから電話で試験結果を聞いたという。小室さんは合格点まであと5点足りなかったといい、今年7月に再々受験する意気込みを語ったと報じられている。小室さんが眞子さんと結婚後、渡米したのは昨年11月中旬。当初は眞子さんと笑いながら、仲睦まじく歩く姿がキャッチされていた。ところが、司法試験を再受験した今年2月22日、23日(現地時間)、試験会場に訪れた小室さんの姿は“激変”していたという。「圭さんはNYの弁護士事務所で法務助手として働きながら、試験に向けて準備をしてきました。ですが仕事と勉強の両立はハードだったのか、試験会場に訪れた圭さんの表情はあまりにも暗く、髪の毛もボサボサ。そのような姿に、周囲からは“試験がうまくいかなかったのではないか”と心配の声が上がっていました」(NY在住ジャーナリスト)次の司法試験まで、残すところ約3カ月。米国生活を続けるにあたって、最も気がかりなのは経済面だろう。小室さんと眞子さんが暮らす高級マンションの家賃は、月50万円前後とも報じられている。「法務助手である小室さんの現在の年収は600万円前後だといい、司法試験に合格し弁護士になれば2,000万円前後の年収が見込めると言われています。小室さんは弁護士になることを前提に、現在勤務している弁護士事務所に雇用されています。ですが、2度目も試験に落ちてしまったことで、雇用が断ち切られてしまう可能性もあるかもしれません」(皇室担当記者)1度目の試験結果が不合格だとわかった昨年10月末、小室さんは今回と同じように奥野弁護士に電話で報告。その際、眞子さんも奥野弁護士と電話で話し、「夫を支えていきます」と伝えたという。そんな眞子さんはすでに仕事を始めているようで、世界三大美術館のメトロポリタン美術館で勤務していると複数の海外メディアが報じている。「同館が所蔵する美術品の解説文を、眞子さんが執筆していたのです。現在はアシスタント・キュレーターとして働いているようで、インターン扱いの眞子さんに給料は支払われていないと聞いています。圭さんが解雇されてしまうと、収入がゼロになることもありえます。正式雇用されれば、圭さんを経済的に支えることもできるのでしょうが……。一方でビザの問題もあります。圭さんは学生ビザの延長である『OPTプログラム』を利用しているそうで、眞子さんはその配偶者ビザと見受けられます。そうであれば、今年5月にはビザが切れてしまうのです」(前出・NY在住ジャーナリスト)昨年10月の結婚会見では、「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました」と語っていた眞子さん。果たして、小室さんは愛妻の望みを叶えることができるだろうか。
2022年04月16日4月15日に、2度目の司法試験挑戦も不合格だったことが明らかになった小室圭さん。「再度不合格となりますと、小室さんは、いま就職している法律事務所に残ることは難しいといわれています。また学生ビザの延長であるOPTプログラムを利用しているとすれば、今年5月にはビザが切れてしまいます」(皇室ジャーナリスト)渡米から5カ月で正念場を迎えている小室夫妻。だが、この危機を打開するために、すでに眞子さんが動き始めていたというのだ。「眞子さんがメトロポリタン美術館(以下MET)運営のウェブサイトで、同館が所蔵する美術品の解説文を執筆していたことが判明したのです」(前出・皇室ジャーナリスト)眞子さんが執筆したのは沖縄の芸術家・山田真山の絵画に関する文章で、最後に《Mako Komuro, adapted by John T. Carpenter, February 3, 2022》というクレジットも明記されている。METといえば、古今東西の美術品など収蔵品300万点を誇る、全米一、世界でも最大級の美と知の殿堂だ。眞子さんの解説文を翻訳したジョン・T・カーペンター氏は、METで日本美術のキュレーター(収集や展示に従事する専門家)を務めている人物。「METは現時点では、眞子さんは“常駐スタッフではない”と回答しているそうですが、眞子さんのMET就職が既定路線であることは間違いないでしょう」(NY在住の日本人ジャーナリスト)本誌は半年前の昨年10月に、NYの邦字新聞記者による次のような証言を報じていた。「実はMETの関係者からも“眞子さまのご就職が内定しているのでは”という話を聞いています。眞子さまは学芸員としてMETの日本ギャラリーを担当されるそうです。ちなみに学芸員の年収は約1,500万円ほどです」さらに眞子さんは昨年12月に、この証言を裏付けるような行動をとっている。METに大きな影響力を持つ、元駐日大使のキャロライン・ケネディ氏宅を訪れたのだ。■METが期待する元内親王の人脈「もともとケネディ家とMETの関係は深く、’01年にはキャロラインの母であるジャクリーン・ケネディの衣装やアクセサリーを展示した特別展も開催されました。キャロライン自身もかつてMETに勤務していました。また『METガラ』は、世界中が注目するファッションの祭典として有名ですが、’17年の開催ではキャロラインが名誉幹事を務めたのです。彼女が駐日大使を務めている間に、宮中晩餐会などで眞子さんと同席する機会があり、交流が生まれたそうです。眞子さんは国際基督教大学在学中に学芸員の資格を取得し、エディンバラ大学では美術史を学んでいます。MET勤務経験のあるキャロラインとは話も弾んだことでしょう。彼女と旧知の間柄であることが、眞子さんのMET就職に有利に働いている可能性は高いと思われます」(前出・邦字新聞記者)眞子さんの解説文が掲載されたのは2月だが、ケネディ氏宅訪問のこのころからすでに執筆を始めていたのだろうか。「一方の小室さんの姿は、2月下旬に2日連続で、英紙『デイリー・メール』にキャッチされました。両日とも同じ服装で、おなかもふっくらしていました。そんな不摂生な生活ぶりからは、眞子さんからの手厚いサポートを受けているという印象は受けませんでした。振り返ってみると、眞子さんは眞子さんで、小室さんに頼らず、NYでの生活を今後も続けていくために、自身の就職の準備で忙しかったのだと思います。たとえ小室さんが弁護士になれなくても『私が養えばいい』ということなのでしょう」(前出・日本人ジャーナリスト)眞子さんが東京大学総合研究博物館に勤めていたのは5年ほど。週3日ほどの勤務で、経験豊富ではないが、東大の研究者との交流もあり、MET側も眞子さんを雇用するメリットは大きいという。日本人ジャーナリストが続ける。「世界三大美術館の1つであるMETですが、日本美術コーナーの展示品は、美術館の規模の割には充実しているとは言い難いです。しかし元内親王が勤務しているとなれば、皇居にある博物館・三の丸尚蔵館の美術品を借り出すことができる可能性も高まります。また眞子さんは日本工芸会の総裁も務めました。日本工芸会は重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝らで組織されています。彼らの作品の購入や借り出しもしやすくなるのではと、METは期待しているようです」METに正式雇用されれば、ビザや収入の問題も解消できるが、実は眞子さんにとって“好都合なこと”ばかりではないという。「METには、ケネディ一族など、世界中のセレブが集うコミュニティがあります。眞子さんにも、そのコミュニティのパーティや会合などに出席することが求められることになります。華やかな社交界ですが、一般人としての自由な生活を求め続けた眞子さんにとっては、セレブとして生きることは、不本意かもしれません」(前出・日本人ジャーナリスト)“束縛されず、自由に暮らす”という夢のために日本を脱出した眞子さん。だが夢の実現は簡単ではないようだ。
2022年04月16日厳しかった冬が去り、ニューヨークも最高気温が20度を超える日も増えてきている。だが現地のメディア関係者によれば、「小室眞子さん・圭さんの目撃談は激減しています。移住した当初は、2人でデートをする姿も頻繁に目撃されていたのですが……。2月下旬に小室さんが司法試験会場を訪れた姿は英紙『デイリー・メール』が報じました。試験を終えた小室さんには時間もできたはずですが、夫妻に新生活を楽しむ余裕がなくなっているのでしょうか」新居が早々に地元メディアに知られてしまったり、自宅付近で発砲事件があったりと、順風満帆とは言い難い小室夫妻のNY生活。それでも4月下旬の司法試験合格発表で“サクラサク”となれば、先行きの見通しもよくなるはずだが、実は新たな危機が生じているという。NYの日系人ネットワークに詳しいジャーナリストはこう語る。「小室さんの司法試験再挑戦の結果については下馬評では“五分五分”となっています。しかし、その結果にかかわらず、『小室夫妻にはもう期待しない』という日系人たちが急増しているのです」いま小室夫妻の周辺で何が起こっているのだろうかーー。■小室夫妻に期待していたNYの日系人たちもともと結婚後の海外生活を望んでいたのは眞子さんだった。昨年10月の結婚会見では、次のように語っている。「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして海外に拠点を作ってほしいと、私がお願いしました」その言葉どおり、小室さんは勉強の傍らで、人脈づくりにも励んでいたのだ。本誌は’20年1月にNY在住の帽子デザイナーの証言も得ている。セレブの帽子も手掛けている彼女の経歴を知った小室さんは、「それでは今度、アトリエにお伺いしてもよろしいですか」そう積極的にアプローチしてきたという。現地・邦字新聞の記者は語る。「小室さんの努力と、“内親王の恋人”という立場もあり、小室さんはNYの日系人会に食い込むことに成功していました。いわば“小室さん後援会”ともいえるネットワークも結成され、その中心人物の1人が弁護士のゲーリー森脇氏だったのです。中堅法律事務所の幹部弁護士で、小室さんは森脇氏の事務所でインターンをしていました。日米交流に長年の貢献があったとして’19年に旭日小綬章を受章しました。現在、小室さんが勤務している法律事務所ローウェンスタイン・サンドラーも森脇氏が紹介したそうです」小室夫妻の米国移住の際も、後援者たちは尽力した。「まずNYでの新居を探したのが、後援者である不動産会社関係者でした。また昨年9月に小室さんが帰国した際にも、現地の旅行会社が飛行機やホテルの手配をしていますが、そのトップも後援者です」なぜ彼らは小室さんの支援を買って出たのか。NY在住の日系人はこう語る。「アメリカには王室がありませんから、日本在住の人たちが想像するよりも、ロイヤルファミリーへのあこがれが強いのです。また日系人会は、新年会や敬老会など、季節ごとにパーティを催しています。そこに元プリンセスやそのご主人が参加してくれれば、パーティ自体も盛況になるでしょうし、日系人の結束力も高まるのではないかと期待していました」■離反のきっかけとなった眞子さんのケネディ家訪問ところが小室夫妻は彼らにとって“期待外れ”だったという。「会合への参加を打診しても返信がないのです。それどころか、おもだった後援者たちが少人数での朝食会に誘っても、ずっと顔を見せません。“皇室ブランドを利用されないように”と、くぎを刺されているのかもしれません。それにしても、新居探しなどを協力した人たちなどに対しては、グリーティングカードの1枚ぐらい出してもよいのではないかと思うのですが……。『自分たちは尽くしてもらって当然、と考えているのでは』といった不信感を漏らす人もいます」(前出・NY在住の日系人)“総スカン状態”になってしまったきっかけは、昨年12月の眞子さんの報道だったという。「23日にキャロライン・ケネディ宅のあるマンションを訪問する姿を『デイリー・メール』がキャッチしています。おそらくクリスマス会に招待されたのでしょう。それまでは『引っ越してきたばかりでお忙しいのでは』と、擁護していた人たちも、『私たちは相手にもされていないのか……』と、気持ちが冷めてしまいました」(前出・NY在住の日系人)次第に暖かくなるNYで、小室夫妻が“孤立の寒さ”にさらされなければよいが。
2022年03月31日「小室圭さんの司法試験再挑戦時の様子が、彼を知る日系人たちの間に波紋を広げています」そう語るのは、NY在住の日本人ジャーナリスト。現地時間の2月22日と23日に、小室圭さんはニューヨーク州の司法試験会場を訪れた。その姿は英紙『デイリー・メール』なども報じたが、激変ぶりに、彼を支援している日系人たちも驚いているというのだ。日本人ジャーナリストが続ける。「“表情が暗すぎる。試験がうまくいかなかったのではないか”というのが、いちばん多い感想です。小室さんと眞子さんが渡米したのは11月中旬ですが、2人で外出する姿が頻繁に目撃されていました。当時から『きちんと試験勉強をしているのか』と、心配の声が上がっていたからです。また試験再挑戦の日、小室さんの髪はボサボサで、またおなか回りも膨らんでいました。その姿に、『とても新婚の夫には見えない。小室夫妻の関係はうまくいっていないのではないか』と、言う者も少なからずいます」そんな小室さんの姿について、夫婦問題研究家の岡野あつこさんはこう語る。「表情や体つきから、小室さんがとても疲れており、ストレスを抱えていることが伝わってきます。小室さんと眞子さんは結婚して4カ月、また渡米して新しい生活を始めてから3カ月ほどです。しかし小室さんの表情からは新婚生活の幸せではなく、悲愴感しか感じませんでした」■4つの誤算で、眞子さんの小室さんへの評価も低下かまた皇室の装いに詳しいファッション評論家の石原裕子さんは、「小室さんはデニムシャツの上のボタンを2つ開けて、胸毛もチラリと見せています。セクシーさを強調したいのだと思います。しかし2日間とも同じ服を着ていたのには驚きました。マスコミが取材に来ることも予測できていたでしょうし、せめてシャツくらいは清潔なものに着替えてもよかったのではないでしょうか。眞子さんの夫に対する心遣いは、残念ながらあまり感じられません」前出の日本人ジャーナリストは、眞子さんにとってもNYに来てからの3カ月は“誤算だらけ”であり、新生活に幻滅している可能性がある、と語る。「第1の誤算は、渡米早々に海外メディアに自宅を突き止められてしまったこと。報道をもとに、一般の人々にも夫妻の生活するマンションの住所が知られてしまい、“観光地化”してしまいました。第2の誤算は海外メディアが取材するだけではなく、NYの市民も眞子さんの姿を撮影し、SNSに上げてしまっていること。眞子さんが望んでいたのは、一般人として自由に外出したり買い物をしたりすることでした。しかし、それもままならない状況です」第3の誤算は、NYの治安の悪化。特にアジア系に対するヘイトクライムが増えているのだ。小室夫妻の住むマンションも、一歩外に出ると安全とは言い難い。「2月10日には自宅のすぐ近くで銃撃事件も発生しています。そして第4の誤算は、小室さん自身に対する評価が落ちてきていることです。前述のように、支援者たちからも小室さんの司法試験合格を危ぶむ声が増えており、さらに日本政府からはNYを退去して、別の州で弁護士資格を取得することを提案されたとも聞いています。眞子さんの夫に対する評価も、低下せざるをえないでしょう」■専門家が語る、小室夫妻の結婚がはらんでいた“危険”そもそもこの結婚は、“ある危険”をはらんでいたと岡野さんは指摘する。「私がいままで扱ってきた相談事例でも、離婚にいたった夫婦の一定数が『もともと親に反対されて結婚した』と語っています。親や周囲の反対が“意地や執着”を生み出し、それが “負のエネルギー源”となって強引に結婚にいたるケースは多いのです。しかしそうした場合、結婚後に『こんなはずではなかった』という違和感が生じ、意地や執着が燃え尽きてしまうこともあります。ですが少なくともいまは眞子さんも『小室さんが試験に受かれば幸せになれるはず』と、信じていると思います。小室さんが合格し、さらに自分の実力を誇るばかりではなく、眞子さんに感謝の気持ちを示すことができれば、当面は離婚を回避することができるのではないでしょうか」だが試験の結果も望んだとおりにはならなかった場合、眞子さんの今後はどうなるのだろうか。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんによれば、「1947年に制定された『皇族の身分を離れた者及び皇族となった者の戸籍に関する法律』では、結婚によって皇族の身分を離れた者が離婚した場合も想定されており、新しい戸籍を編製すると定められています。その新しい戸籍は一般国民の戸籍であり、皇族に戻ることはできませんので、皇族のための国有財産である“ご実家”にも戻ることはできません」また眞子さんがアメリカ生活を続ける場合のビザの問題について、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは次のように語った。「眞子さんは小室さんの配偶者ビザで入国している可能性が高いです。一般的には離婚などで配偶者資格を失うと、配偶者ビザも使えなくなります。また、配偶者ビザ以外の何かしらのビザで再度アメリカに入国しようとする場合、難易度が上がってしまうのです。それよりもアメリカに滞在したまま、認可された学校に入学し、配偶者ビザから学生ビザにステータスを切り替えるほうが確実です。学生でいる間に仕事を探し、就労ビザを取得し、さらにグリーンカードを目指すのが最良だと思われます」小室さんの司法試験の合否は4月下旬に判明する。はたして眞子さんは新生活への幻滅から立ち直ることができるのだろうか――。
2022年03月10日決意の渡米から3カ月、小室圭さん・眞子さんは“運命の時”を迎えている。ニューヨーク州の司法試験が2月22日・23日に迫っているのだ。「一時は外出している様子が頻繁に撮影されていた小室夫妻ですが、最近は目撃談も絶えています。それだけ小室さんも再挑戦に向けて、本気で取り組んでいるということでしょう」(現地在住の日本人ジャーナリスト)小室さんが再び司法試験に落ちてしまった場合、想定していたライフプランの変更も余儀なくされる可能性が高いのだ。NY州弁護士のリッキー徳永さんによれば、「まずビザの問題に直面します。小室さんの滞在資格はまだ学生ビザである可能性が高く、その延長であるOPTプログラムを利用していると思われます。すると今年5月ごろにはビザが切れてしまうのです。司法試験に合格することができれば、高度な専門知識を要する職業を対象とする就労ビザであるH-1Bビザを申請することになるでしょう。しかし不合格で、いまの法務助手のままであれば、H-1Bビザの対象にならない可能性が高いのです。またいま働いている法律事務所に残ることもかなり厳しくなりそうです。つまり2月の試験の結果次第では、ビザも仕事も危うくなります。そのプレッシャーはかなりのものでしょうから、2月の試験のポイントは“平常心を保つことができるか”ということになります」法務助手としての年収は600万円ほどといわれている。現在、小室夫妻が住んでいるアパートの家賃は月40万円ほどであり、物価の高いNYの生活費も必要となれば、赤字となる計算だ。厳寒のNYで眞子さんが愛用しているモスグリーンのコートは2年前から着ているもの。12月にケネディ家を訪問した際にも、タクシーにも乗らず、ふだん使いのそのコートを着ており、倹約に努めているようだ。だが小室さんが法務助手の職を失うとなれば、そうした生活すら維持することも難しくなる。■小室さんが試験に再び落ちても、日本帰国はない秋篠宮家に近い関係者はこう語る。「会見での結婚に反対した人たちへの挑むようなご様子や、アメリカでの晴れ晴れとしたご表情を見る限り、小室さんの司法試験がうまくいかなくても、眞子さんが日本への帰国を選択することは絶対にないでしょう……」皇籍離脱の一時金も辞退した眞子さん。結婚後の“生活困窮”も一部で危惧されていたが、もしそれが現実となった場合、誰ならば救済することができるのか。皇室からの援助は原則的に不可能とされている。それは憲法第8条で《皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与(しよ)することは、国会の議決に基かなければならない》と規定されているからだという。だが、かつて宮内庁に勤めていた男性は本誌にこんな証言を。「天皇ご一家や上皇ご夫妻のための私的なご費用である『内廷費』は、宮内庁が管理する公金ではありませんが、内廷会計主管が管理し、内廷会計審議会で使い道が決められます。つまり天皇陛下や皇后陛下であっても自由に使えるわけではありません。しかし、皇室の方々は私的な資産もお持ちなのです」昭和天皇崩御から半年後。課税対象となった遺産は約18億7千万円と公表された。その大半は株などの有価証券や預金などの形で運用されてきた金融資産だった。男性が続ける。「皇族方のなかでも上皇后陛下はご自分の資産の運用を、ある損害保険会社に委託されていました。私がその話を伺ったのは30年以上前のことで、もともとはお輿入れの際にお持ちになっていたものと聞いています。ご成婚から今年で63年になります。委託されていた会社がリスクのほとんどない堅実な運用を続けていたとしても、当初に比べればかなり増えているのは間違いないところだと思います」損害保険会社による資産運用について、経済アナリストの森永卓郎さんはこう語る。「一般的に保険会社による資産運用は、株式や債券によって行われることが多いです。しかし損害保険会社に資産運用を委託するというケースはあまり聞いたことがありません。おそらく委託者と会社の間に、何らかの縁があってのものと思います」前述のように天皇陛下や皇族方が、財産を受け渡すためには国会の議決が必要となる。しかし、議決が必要ないケースもあるのだ。「その1つが“遺産の賜与”です。あくまでも可能性としてですが美智子さまが眞子さんへ“生前贈与”という形で贈与されるのであれば、法律上も問題がなく、公表されることはありません。眞子さんの結婚前日、美智子さまは眞子さんを見送る際に抱きしめられたそうです。ご家族から離れてアメリカで暮らす初孫のことを、案じていらっしゃるでしょうが……」(宮内庁関係者)眞子さんが、最愛のお祖母さまに頼らざるをえない状況が訪れないことを祈りたいが。
2022年02月17日「渡米直後はデートする様子などが頻繁に目撃されていた眞子さんと小室圭さんですが、年明け以降はめっきり見かけなくなりました。小室さんは2度目の弁護士試験受験に向けて、ようやく本腰を入れたのでしょう」そう語るのはニューヨーク在住のジャーナリスト。ニューヨーク州の弁護士試験が2月22日、23日に迫っている。現在、“法務助手”として法律事務所に雇われているという小室さんだが、昨年7月の受験ではまさかの不合格。小室さんも苦戦する試験とはどのようなものなのか。昨年7月のニューヨーク州弁護士試験を受験し、合格した村尾卓哉弁護士に話を聞いた。「一部では合格して当たり前という風潮もあったようですが、そんなことはありません。昨年7月試験の外国人受験生の合格率は31%。英語を母語としない受験生には高いハードルです。たとえば論文試験では、架空の州を舞台にして架空の法律や判例をもとに事案を分析するという問題が出され、90分で約20ページもの問題文を読み込み、英語で解答しなければなりません。私も時間が足りずに、かなり焦りました。見たことがない英単語も出てくるので、文章を読み込むだけでも英語のネイティブと比べて2倍は時間がかかります。択一試験は8科目、論文試験は択一試験の科目に7科目を加えた15科目の中から出題されるので、全部で15科目を勉強しておかなければなりません。決して簡単な試験ではありません」マンハッタンにある家賃約40万円のマンションで暮らす小室夫妻。日本と比べて物価が倍ともいわれるニューヨークで暮らし続けるには、小室さんが弁護士として高収入を確保する必要がある。今度こそ、是が非でも合格を勝ち取らなければならないが――。決して簡単に合格できるものではないというニューヨーク州の弁護士試験。ただ、小室さんは渡米後、学年で一人しか選ばれない奨学金を獲得したり、ニューヨーク州弁護士会が主催する学生論文コンペで優勝したりと、その優秀さを証明してきたはず。それなのに不合格となったのはなぜなのか。小室さんの代理人弁護士は昨年11月、小室さんの再受験について「仕事をしながらの勉強で大変だとは思いますが、前回合格しなかったのは学力の問題ではないので、体調を万全に整えて臨むことになると思います」と本誌にコメントしていた。“学力の問題ではない”ならば、いったいどのような問題が小室さんの合格を阻んだというのだろうか――。「昨年の小室さんは、元婚約者男性との金銭トラブル交渉や、結婚手続きや会見の準備など、試験勉強と並行してさまざまな課題に取り組んでいたのです。結婚会見では、自身に批判的なマスコミや世論に強気な姿勢を見せていた小室さんですが、精神的な疲労はかなり大きかったのかもしれません。眞子さんとのニューヨーク生活を続けるためには“2浪”は避けなければならず、前回以上のプレッシャーがかかるといっても過言ではありません。重圧をはねのけて実力を発揮する必要があるでしょう」(宮内庁関係者)
2022年02月11日小室圭さんは、今度こそ合格できるのか――。ニューヨーク州の弁護士試験が2月22日、23日に迫っている。現在、“法務助手”として法律事務所に務める小室さんは、昨年7月の受験では不合格だった。事務所側も弁護士になることを見越して小室さんを採用しており、ここで合格できなければ“クビ”を宣告される可能性も小さくない。弁護士になれば年収は2千万円を超えるといわれるが、そのためにはもう、失敗は許されないのだ。「実は、小室さんには心強い支援者がいる」と語るのは、ニューヨーク日本人会の関係者。「日系人の大物弁護士であるゲーリー森脇氏です。日米交流に長年の貢献があったとして’19年に旭日小綬章も受章したほど、各界に幅広い人脈を持っており、小室さんの就職先となった法律事務所も彼が紹介したと聞いています。コロナ禍ということもあり、リモートで小室さんからの試験対策の相談を受けているようです。高齢のゲーリーさんは“最後の大仕事”という意気込みで親身に勉強のサポートをしているのだといいます」さらに宮内庁関係者によれば、ここにきてまさかの援軍が現れたという。「なんと、秋篠宮さまが小室さんの全面支援に乗り出しているのです。1月27日、秋篠宮さまはニューヨーク総領事に就任した森美樹夫氏と面会しています。外務省で中東アフリカ局アフリカ部長などを歴任した森氏は、秋篠宮ご夫妻とは長年の親交があります。総領事クラスの人物が赴任前に秋篠宮さまに面会しに来るのは異例のこと。このタイミングでの接見は、秋篠宮さまから『ニューヨークにいる娘夫婦のことをよろしく』という要請があったとみて間違いないでしょう」前出のニューヨーク日本人会関係者も「新総領事は眞子さんとも面識があると聞いています。小室夫妻に何かあったときにも素早く対応できるよう、外務省が配慮したのでしょう」と語る。大物日系人弁護士に、新ニューヨーク総領事、そして“義父”の秋篠宮さま――。小室さんにとってまさに“最強応援団”といえる布陣だ。これまで秋篠宮さまといえば、小室さんへの不信感をあらわにしてきた。昨年11月の会見でも、小室さんのことを「娘の夫」と呼び、かたくなに名前を呼ばれなかったほど。なぜ、小室さんのサポートにかじを切ったのだろうか。「秋篠宮さまは、眞子さんと小室さんの結婚にずっと反対されてきました。ただ、結婚が成立してしまった以上は、眞子さんの新婚生活を応援するほかありません。眞子さんは皇籍離脱に伴って受け取るはずだった1億円超の一時金を辞退してしまい、ニューヨークでの仕事も決まっていないため、小室さんに高収入を稼いでもらう必要があるのです。また、小室さんが仮に弁護士になれなかった場合、皇室との縁に目をつけた日本企業が小室さんを雇おうとする可能性が大いにあります。秋篠宮さまとしてはそういった形で皇室が“利用”されることだけは避けなければなりません。それゆえ秋篠宮さまは、愛する眞子さんのため、そして皇室のためにも、小室さんの弁護士への道を全面的に支援することを決心されたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)万全の態勢で2度目の弁護士試験に臨む小室圭さん。眞子さん、そして秋篠宮さまの期待に応えて今度こそ合格を勝ち取ることはできるのか――。
2022年02月11日ニューヨークの高級住宅街をスマホの地図アプリを頼りにして歩いていたのは小室眞子さん。何度も番地を確かめると、超高級マンションの大きな門をくぐっていったーー。「イギリスの有名紙『デイリー・メール』が、現地12月23日の眞子さんの外出を報じています。訪問先は故ジョン・F・ケネディ大統領の長女のキャロライン・ケネディ氏(64)が住むマンションです。眞子さんはお土産が入っていたと思われる紙袋を持っていました。しかし3時間ほどしてマンションから出てきたときには、クリスマス柄の別な紙袋を持っていたのです。『デイリー・メール』は“ケネディ氏宅を訪問したかは不明”としていますが、アメリカでは“クリスマスは家族で過ごすもの”とみられています。時期や状況から考えてもケネディ一族のクリスマス会に出席したのは間違いないでしょう。アメリカには王族はいません。しかしケネディ大統領をはじめ、多くの政治家や実業家を輩出しているケネディ家は、一族の人々の悲劇的な人生もあいまって、注目され続けており、もっとも王族に近い存在感があります。’13年夏に公開されたキャロライン・ケネディ氏の個人資産は2億7千万ドル(約310億円)でした」(NY在住の日本人ジャーナリスト)キャロライン・ケネディ氏はオバマ政権時代の’13年から’17年まで、3年余り駐日大使を務めた。“アメリカ随一の名家”と“日本の元内親王”眞子さんの関係について、宮内庁関係者はこう語る。「キャロライン・ケネディ氏は親日家で、日本滞在中は、上皇ご夫妻や天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方と親しい交流をしていました。公式の場では、宮中晩さん会などで眞子さんとも同席しています。眞子さんがケネディ家を訪問したのは現地時間の12月23日とのことですが、日本で“12月23日”といえば、上皇陛下のお誕生日です。5年ほど前の’16年12月23日に開催されたお祝いの『茶会の儀』で、眞子さんはケネディ氏と夫でデザイナーのエドウィン・シュロスバーグ氏とは通訳を介さず、親しそうに英語で会話をしていたそうです」実は本誌はかつて秋篠宮家とケネディ家の“縁談”に関する情報をキャッチしていたこともある。’15年7月、あるベテラン保守系議員はこう語っていたのだ。「秋篠宮家の次女・佳子さまが、キャロライン・ケネディ駐日米大使の息子さんと“お見合い”をされたらしいのです」息子さんとは、ケネディ大統領の孫である、ジャック・シュロスバーグ氏(28)。この証言をもとに、宮内庁や外務省の関係者に取材を進めたところ、“佳子さまとジャックの同席は間違いない”という情報もあり、翌8月に記事で報じた。■眞子さんは内親王時代からのコートを着回す倹約生活を前出の宮内庁関係者が続ける。「皇族方がおしのびで各国の大使館を訪問されたり、逆に駐日大使が非公式に皇族方に面会することもよくあります。もともと秋篠宮家とケネディ家の交流があり、眞子さんとケネディ氏も個人的に親しくなったのだと思われます。それにしても私が気になったのは、ケネディ氏宅を訪れたときに眞子さんが着ていたモスグリーンのコートです」このコートは眞子さんのお気に入りらしく、昨年11月14日の渡米の際や、11月19日に日用雑貨などを扱う全米チェーン店で1人で買い物をしていた際にも着用していた。「モスグリーンのコートは、’19年12月に眞子さんが、妹の佳子さまとともに宮内庁新居浜鴨場で、駐日大使たちを接待したときにも着ていたものです。しかし2年後にNYでの買い物姿が報じられたときにはジーンズの上に羽織っており、いまでは“ふだん使い”のアウターになっているようです。そのようなふだん着で、タクシーも使わずに道に迷いながら、アメリカでも屈指のセレブであるケネディ氏の自宅を訪問したことには驚きました。眞子さんはもともと服装にはそれほどこだわらない性格なのでしょうが、一着のコートを使い回していることからも、現地ではかなりの倹約生活を送っていることも伝わってきます。やはり小室圭さんが司法試験に落ちてしまったことが、新婚生活に経済的な打撃を与えたのでしょうか……」(前出・宮内庁関係者)■2回目の試験も落ちればアメリカ生活がピンチに司法試験不合格が判明した直後、小室さんは当初住む予定だったマンションをあきらめ、家賃が半分ほどの物件を契約したという。だが眞子さんにとって誤算はそれだけではない。ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永さんは次のように語る。「2月に受ける2回目の試験では、学力以外にも、平常心を保てるかどうかがポイントになるかもしれません。小室さんが学生ビザの延長であるOPTでアメリカに滞在しているのであれば、今年の5月ごろにビザが切れてしまいます。もし2回目の試験も不合格だった場合、いま働いている法律事務所に残るのはかなり厳しくなるでしょう。またビザの問題でいえば、合格すれば高度な専門知識を必要とする職業が対象のH-1Bビザを申請することになるでしょう。しかし合格できなかった場合、法務助手という立場に残れたとしても、H-1Bビザの対象にならない可能性も高いのです。つまり2月の試験の結果次第では仕事もビザも危うくなるために、そのプレッシャーはかなりのものになっていると思われます。しかし不合格でもアメリカに残る方法もあるにはあります。いまの法律事務所での仕事をあきらめて別の企業の法務部門などに就職する、あるいは再び大学に入学して、学生ビザで滞在しながら司法試験を目指し続ける、などです。アメリカでは大学の専攻内容と仕事が異なる場合、ビザがおりづらいことがネックとなります」■眞子さんの“就職先”にもケネディ家の強い影響力が先行きが不透明な小室夫妻の未来と、眞子さんのケネディ家訪問は無関係ではないと語るのは、NY在住の邦字新聞記者だ。「実は支援しているNYの有力日系人たちも、小室さんの再就職先を探していると聞いています。彼らも小室さんが、眞子さんと頻繁にデートをしている様子を見て、司法試験合格を危ぶんでいるようなのです。また私は昨年10月ごろにメトロポリタン美術館(以下、MET)関係者から“眞子さまのご就職が内定しているのでは”という話を聞いていました。学芸員として日本ギャラリーを担当する、という内容でした。『デイリー・メール』が報じたキャロライン・ケネディ氏宅への訪問は、単なる表敬訪問以上の意味を持っていると思われます。ケネディ家とMETの関係は深く、’01年にはキャロラインの母であるジャクリーン・ケネディの衣装やアクセサリーを展示した特別展も開催されています。キャロライン自身もかつてMETに勤務しており、いまも大きな影響力を持っているのです」多くの著名人が出席し、世界中が注目するファッションの祭典・METガラ。’17年の開催ではケネディ氏が名誉幹事を務めた。邦字新聞記者が続ける。「証言のように眞子さんのMETへの就職が実現するのであれば、キャロラインと旧知の間柄だったということが有利に働いた可能性も高いでしょう。さらに言えば、眞子さんとケネディ家に交流があることが報道されたことに、小室さんの支援者たちも喜んでいます。キャロラインが直接仕事を紹介するかはともかく、ケネディ家と縁があること自体が小室さんの“再就職先”を探すうえでのプラス材料になるからです。眞子さんが瀬戸際にいる夫のために内親王時代の人脈を使って“ケネディ一族にすがった”と見ている日系人もいます」決意の渡米から2カ月、ようやく手に入れたアメリカでの生活を守るため、眞子さんの闘いが始まっている。
2022年01月07日’18年に延期が発表されて以降、なかなか進展しなかった眞子さんの結婚問題。しかし、国民の納得を得られぬままに儀式のない結婚へと突き進んだ。そんな、急展開の’21年を振り返るーー題して、小室眞子さん&圭さん「騒然の結婚劇」ハイライト10。【4月8日】論文級!4万字で金銭トラブル説明圭さんの母親と元婚約者の金銭トラブルについて、28枚の文書で経緯を説明。国民に受け入れられず、2日後に解決金の支払いを提案する事態に。【9月27日】帰国時のロン毛姿に賛否両論帰国した小室さんの浪人侍風ロン毛に多くの人が驚いた。ニューヨーカーらしいとの声も聞かれたが、入籍当日の髪形が注目された。【10月19日】洋装で“けじめ”の宮中ご参拝十二単で参拝する「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」も行われず、皇居・宮中三殿には洋装で庭上から私的に参拝。結婚を神前で奉告した。【10月23日】誕生日に意味深写真を公開30歳の誕生日写真には、歌会始で詠んだ烏瓜が写っていた。「よき便り」との花言葉から、結婚への気持ちを表していると言われた。【10月26日】まるでアナ雪!感動の姉妹ハグ結婚当日、秋篠宮ご夫妻と佳子さまが眞子さんをお見送り。佳子さまとのハグに「リアル・アナ雪」とネットで感動の声が上がった。【10月26日】質疑応答なし、結婚会見婚姻届の提出後に行った結婚会見。直前になり質疑応答をやめ、回答の一部を読み上げただけで残りは文書回答となった。国民全体が納得し祝福する状況には最後まで至らなかった。【11月6日】愛する祖父とのお別れ結婚直前、体調が急変した紀子さまの父・川嶋辰彦さんが11月4日に他界。家族葬が営まれた。【11月12日】金銭トラブルを解決!母・佳代さんに代わり、元婚約者男性と面会。金銭トラブルの解決金を支払う形で合意した。【11月14日】渡米時はダース・ベイダーTシャツ羽田空港から発つ際、小室圭さんのニットからダース・ベイダーがひょっこり。着ていたTシャツはネット上で高額転売された。【11月25日】誕生日会見で苦言を…圭さんを「娘の夫」「夫の方」と呼ばれた秋篠宮さま。結婚会見の形式についても苦言を呈された。膠着状態から一転、2021年は怒濤の展開だった。
2021年12月30日2021年10月、ご結婚される眞子さんを、佳子さまが抱きしめる姿が“まるでアナ雪”と感動を集めた。今回は、パーソナルカラーや骨格タイプの診断を行う株式会社カラークチュールの高橋利予先生(高ははしごだか)に、そんなお2人の骨格を分析してもらった。「眞子さんは一般的にはウェーブタイプと呼ばれる骨格。私はスイートソフトタイプと呼んでいますが、女性らしいフェミニンな服装がよくお似合いになります。小室圭さんとの結婚会見でお召しだったミントグリーンのワンピースは、眞子さんにとって大正解のファッションです」両肩のあたりからデザインされた、パイピングコードと呼ばれる縁取り。これがいちばんのポイントだとか。「丸みのあるポケットになだらかにつながるようにデザインされたパイピングコードが素敵です。スイートソフトタイプの眞子さまにぴったりの柔らかな雰囲気ですね。さらに、タックが入ったスカートは程よいふんわり感。“ソフトフィット”のラインが会見の場に相応しいきちんと感も演出された着こなしです」また、とくに意識するべきは“首元”だそう。「眞子さんの30歳のお誕生日に公開されたお写真ではボルドーのVネックを着てらっしゃいますが、スイートソフトタイプの方は深いVネックは苦手。首元の開きすぎには要注意です。鎖骨が見えるくらいのゆったりしたVネックやUネックのほうがお似合いになるので、結婚会見のときのワンピースの襟ぐりはベストです」妹の佳子さまも、眞子さんと同じスイートソフトタイプだという。「眞子さんも佳子さまも秋篠宮さまと同じ骨格タイプです。紀子さまはストレートタイプですが、それは悠仁さまに受け継がれているようですね」高橋先生は、2019年に公務で鳥取を訪れた際の佳子さまのファッションを絶賛!「スイートソフトタイプの方はロング丈のジャケットは苦手。その点、佳子さまのこのファッションは腰丈なのでお似合いですね。さらに、ノーカラージャケットもベストチョイス。眞子さん同様、襟ぐりは鎖骨が少し見えるぐらいのものがおすすめです」ただし、丈の長いスカートは要注意。「眞子さんは丈の長いスカートもお似合いですが、佳子さまは膝丈ぐらいまでのスカートがよいでしょう。パーソナルイメージによって同じスタイルでも少し変わってきます。眞子さん以上に“フェミニン系”がお似合いになるので、形もタイトよりフレア。素材でいえばレースなどもとてもお似合いだと思います。レースならタイトでもよろしいでしょう」お2人とも、ご自分に似合うファッションをしっかり分かっていらっしゃるようだ。【監修】
2021年12月29日小室圭さん(30)と結婚され、ニューヨークにて新生活を始めた小室眞子さん(30)と、ご結婚に伴い赤坂御用地をご出発される眞子さんとのハグが感動を集めた佳子さま(26)。《まるでアナ雪みたい!》とも称されたご姉妹の“顔相”を、日本で唯一、相貌心理学の教授資格を持つ佐藤ブゾン貴子先生が分析。11月29日には『あなたの顔には99%の理由がある』、12月23日には『ビジネスは顔が9割』と、2冊続けて新刊が発売された。相貌心理学とは、顔の輪郭やパーツ、肉付きなどからパーソナリティーを分析するものだ。「眞子さんは横顔が特徴的ですね。額は真っ直ぐですが、これは何事も熟考に熟考を重ねる“慎重さ”を表しています。たとえ失敗したとしても、その失敗さえも想定済み。すぐに次の方法をとるように事前にしっかり考えているということです。宇宙旅行で話題の前澤友作さんの横顔も同じタイプです」さらに眞子さんは、“外交欲求”が強いのだという。「眞子さんは輪郭がしっかりされているので、体力が豊富で活動的。自分の世界をどんどん広げていきたい、と願う方です」皇族として初めて国際基督教大学(ICU)にご入学された“パイオニア”的存在でもある眞子さん。“外交欲求”はそんなところにも表れているのかもしれない。続いて眞子さんの妹・佳子さまを分析。“慎重さ”が眞子さんとの共通点だとか。「行動を起こすまでにしっかり時間をかける方です。危険な橋を渡ることはありません」佳子さまといえばぱっちりとした大きな瞳が特徴的だが、相貌心理学においてもこの瞳がポイントだとブゾン先生は解説する。「大きな瞳は、目から入る情報にとても敏感ということを表しています。“どうしたら自分が綺麗に見えるか”をよくわかっていらっしゃいます」皇室のなかでも、とくに美意識が高い佳子さま。また、キュッと細い顎に比べて目から上の部分が印象的だという。「顔の上部は“思考ゾーン”といいますが、佳子さまはこの思考ゾーンが大きいため、しっかりとした理想を持っていらっしゃる。ご自身に対しても高い理想を求める方で、思い描く通りの自分でいたいと強く思う傾向をお持ちです」そして、今後気になるのは佳子さまのご結婚相手。佳子さまにはどんなお相手が合うのだろうか。「視覚からの影響を受けやすいというのは、言い換えれば目移りしやすいということ。常に新鮮な情報を求めます。ですから、佳子さまの強い知識欲、高い美意識を満たしてくれる方がいいのではないでしょうか」とても似てらっしゃるように見えるご姉妹だが、相貌心理学で分析すると、共通点はあるもののまったく違う結果となった。
2021年12月28日秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんの結婚から1カ月あまり……。ニューヨークで暮らす小室夫妻の動向は、イギリスのタブロイド紙『デイリー・メール』などで報じられている。近所の雑貨チェーン店で買い物をする様子が写真とともに取り上げられるなど、眞子さんもすっかり“一市民”になったようだ。渡米直前には、小室さんが母・佳代さんの元婚約者と面会し、金銭トラブルがついに終結。小室家から金銭トラブルの解決金として409万3千円を受け取ったX氏の近況も気になるところだ。X氏の知人はこう語る。「たしかに解決金は受け取りましたが、以前とまったく変わらない生活だと思います。年末になり仕事が忙しいと話していました。お母さんが住んでいる実家の水回りが心配なので、解決金はその修繕に使いたいと、以前話していたことがありました」いまも仕事を続けているX氏だが、すでに70代。高齢の母親の生活を心配する日々だという。一方、本誌は12月中旬、早朝から着飾ってタクシーに乗り込む佳代さんを目撃。春には洋菓子店での仕事中にケガを負ったそうで、店側と労災をめぐるトラブルにもなっていたが、もう松葉杖はついていなかった。「ようやく約400万円を取り戻したX氏ですが、金銭トラブルが報じられてから解決まで、4年弱の月日を費やしました。佳代さんだけでなくXさんにも、どうか自分自身の幸せを見つけてもらいたいですね」(前出・皇室担当記者)市井の中年男女のいざこざが国民的関心事にまで大きくなり、皇室をも揺るがした。喧騒が去り、当事者たちは静かに、それぞれの人生を再び歩み始めたようだ。
2021年12月24日「あ、あそこじゃない!?小室圭さんと眞子さんが住んでいるところって!」現地で生活する日本人カップルだろうか。30代とおぼしき女性がタワーマンションを指さした。さらにその後、SNSにでも掲載するつもりなのか、マンションの前で笑顔で記念撮影をする日本人女性たちの姿も……。小室圭さんと眞子さんがニューヨークでの新婚移住生活を始めてから1カ月ほどが経過した12月12日の昼ごろの情景だ。夫妻の住むマンションは、すっかり地元の観光名所になってしまっていた。現地在住の邦字新聞記者はこう語る。「小室夫妻が住む、マンハッタンのヘルズキッチン地区には、ハドソン・ヤード(ショッピングモールなどもある複合施設)があります。ハドソン・ヤードへ行くついでに夫妻のマンションに立ち寄る人々も増えているのです。イギリスの大衆紙『デイリー・メール』が夫妻の住居をかなり詳細に報じ、その後、日本人や日系人を中心に、ネットで住所情報が拡散しています。眞子さんは自由に外出や買い物ができる生活を求めて、海外移住を決断したそうですが、ここまで有名になってしまうと、外出しづらくなってしまいますね……」しかし、この邦字新聞記者の心配は杞憂だったのかもしれない。小室夫妻が2人そろって自宅から現れたのは、この日の夕方だった。「(2人を)目撃したのは、ヘルズキッチンの自宅マンションから出てきたところです。(現地時間)12日16時ごろで、肩を並べて歩いていきました」(現地のカメラマン)当日はかなり冷え込んでいたというが、眞子さんもNYの冬の寒さに早くも順応しているのか、コートも着ず、グレーのニットだけという軽装。本誌は眞子さんがモスグリーンのコートを着ている姿も目撃している。この色はかなりお気に入りのようだ。この日は、眞子さんのスカートがモスグリーン、小室さんはニットがモスグリーンと“ペアルック”だった。夫妻の現地生活について前出の邦字新聞記者が続ける。「NY新居の最有力候補だった物件は、同じマンハッタンでも家賃80万円でした。しかし、その家賃が報じられたことと、小室さんの司法試験不合格が重なり、家賃40万円のワンベッドルームの物件に急きょ変更することになったと聞いています。アメリカにやってきた王族夫妻といえばヘンリー王子とメーガン妃です。そのイメージが強かったためか、私たちも小室夫妻の質素な生活ぶりには驚いています。いつも徒歩で移動しているようですし、着ているものもカジュアルなものばかり。WEBサイトでは眞子さんが購入したハンガーが注目されたこともありました。スリムで、クローゼットスペースを有効活用しやすい品だったからだそうです。小室さんが弁護士資格を得て、収入が上がるまでは、“倹約生活”を送っていくということなのでしょうか」■目撃されたNYラーメン店を取材すると……12月15日には東京スポーツも夫妻の“NY倹約生活”を1面で報じている。11月中旬の渡米直後に、日本の有名チェーン「一風堂」のNY店でラーメンをすすっていたという目撃談だ。確かにヘルズキッチンにある「IPPUDO」は夫妻のマンションから歩いて数分ほどの場所にある。NY在住の日本人ジャーナリストに取材を依頼した――。店は昔ながらのアパートメントビルの半地下にあった。店内にはバーもあり、飲みながらラーメンを待っている人々で混雑していた。平日だというのに席はすべて埋まっていて38分待ち。かなりの人気店のようだ。さっそくフロアマネージャーに、小室夫妻の来店情報について取材してみると……。「私も毎日この店に来ているわけではありませんし、残念ですが、勤務していた時間帯には(小室夫妻は)いらしていないのではないかと思います。しかし、日本のロイヤルファミリーが来てくださるのであれば、事前にご連絡いただければ敬意を表しておもてなしいたします」有名人もよく訪れるというが、当人からの要請がないかぎりは“特別扱い”しないのがNY流だという。日本発祥のチェーン店だが、前菜もオーダーすることができ、ラーメン店というよりは“ラーメンレストラン”というイメージ。日本人観光客はほとんどおらず、小室夫妻が人目を気にする必要もなさそうだ。ラーメンの値段は20ドル前後。ベジタリアン向けなのか“トーフチャーシュー”というトッピングもあった。チップも入れれば1人30ドル、約3,400円は日本の感覚では決して安くはないかもしれないが、故国を遠く離れた眞子さんにとって、“息抜き”にはもってこいの店なのではないだろうか。■新居の周囲ではヘイトクライムが3.5倍に「小室夫妻は何年も前からNY移住を計画していたそうです。しかし自宅の住所が知れ渡ってしまって観光地化してしまったこと、また『デイリー・メール』や『ピープル』などの有名海外メディアまで、その動向を記事にしていることは夫妻にとって誤算だったのではないでしょうか。さらに言えば、地域の犯罪件数の急増も計算違いだったと思います。小室夫妻のマンションはセキュリティはしっかりしていますが、一歩外に出ると安全とは言い難い状況です。特にアジア系に対してのヘイトクライム(人種や民族などを理由とした暴行など)は増えています。12月8日付の新聞でも54歳日本人女性看護師が地下鉄で黒人に襲われて入院した事件が大きく取り上げられていました」(前出・邦字新聞記者)ニューヨーク市警の資料によれば、この1年間(’20年12月から’21年12月まで)で発生したヘイトクライムはニューヨーク市全体で479件。前年が248件だったのに対し、倍近くになっている。小室夫妻が住む地域を管轄している分署内でも4件から14件と、3.5倍になっているのだ。また、この地域では殺人などは横ばいだが、軽犯罪や軽窃盗罪も急上昇している。夫妻のマンションから道を挟んだ向かい側では、ホームレスが店の前で寝ていたり、日だまりに暇そうな男性らが集まって、通行人たちに剣呑な視線を送っていた。「ヘイトクライム急増の理由の1つは、コロナ禍による経済悪化や人心荒廃だと思われます。『デイリー・メール』が道に迷う眞子さんの姿を報じていますが、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくない状況で、とても心配しています」(前出・邦字新聞記者)小室夫妻が移住生活の誤算を修正するためにはどうすればよいのだろうか。「まだ新居に入って1カ月ですが、新しい部屋を見つけるしかないと思います。もっと治安のよい地域でセキュリティも万全な物件に転居するためには、小室さんが弁護士になるか、眞子さんも働くかという収入アップが必要となりますが……」(前出・邦字新聞記者)希望の移住先で遭遇した“安全をお金で買わなければならない現実”に、元内親王は何を思うのか。
2021年12月21日小室圭さんの結婚以来、しばらく静けさを取り戻していた住宅街が再び喧騒に包まれた。神奈川県横浜市内にある小室さんの実家マンションの前には、神奈川県警関係者や工事関係者ら20人ほどが集結。’17年9月に小室さんと眞子さんの婚約内定が公表されて以来、ずっと設置されていたポリスボックスの撤去工事が始まったのだ。ボックスの運び出し、引かれていた電話線などの回収、基礎として敷かれていたコンクリートの粉砕、開いた穴へ砂利を入れてアスファルトで舗装……などと、工事に4時間も費やしていた。「小室圭さんは当分、帰国する予定もないそうで、小室さんの実家の警備はもう必要がないという神奈川県警の判断のようです」(地元の新聞記者)撤去は11月25日午前中。工事音が近辺の住民をざわつかせていたちょうどそのころ、宮内庁関係者をざわつかせていたのが秋篠宮さまの記者会見だった。「この春に娘の夫がかなり長い文書を出したわけですね。それは確かに説明はしたということにはなるかと思うんですが、あれを読んでどれぐらいの人が理解できるか」秋篠宮さまの口調は硬く、婿である小室さんをあくまでも“夫”と呼ばれていたことからも、小室家への怒りが収まっていないことが如実に伝わってきたという。宮内庁関係者が嘆息する。「眞子さんの結婚行事を行わなかった理由を、小室家の金銭トラブルが解決していなかったこと、小室さんが発表した文書が国民の理解を得られるものではなかったこと、などと説明されました。これまで皇族が公の場において“名指し”で国民を批判をすることはありませんでした。いわば秋篠宮さまは禁忌を侵されたのです。それだけ怒りが大きかったのだと思いますが、小室さんの母・佳代さんも日本に“いづらくなった”ことになります」この事態を予測していたかどうかはさておき、小室佳代さんのアメリカ移住は、かなり具体的に計画が進められていたという。NY在住の邦字新聞記者が次のように語る。「9月ごろに私が日系の不動産会社関係者から聞いた情報は、小室さんと眞子さんはNYのマンハッタン地区でマンションを探しているというものでした。その不動産会社関係者は、“母親はNYの郊外に住むようだ”とも言っていました。有力な日系人にも話を聞いたのですが、“NYの郊外”とは、隣州のニュージャージー州とのことでした。小室夫妻とほぼ同時期に、アメリカに渡航することも検討されていたそうです」また佳代さんの海外志向について皇室担当記者は、「もともとアメリカ行きを切望していたのは佳代さん本人だったと聞いています。けっして経済的には余裕があったわけではないのに、小室さんをインターナショナルスクールに進学させたことからも、その海外志向の強さが伝わってきます。長年勤めていた洋菓子店とトラブルになったと報じられていますが、それも日本での生活に見切りをつけているからとも考えられますね」■取得の可能性が高いのは学生ビザ実際に移住となれば必要となるビザについて、ニューヨーク州弁護士の寺井眞美さんに聞いた。「もっとも可能性が高いのは、F1ビザ(学生ビザ)や、親族や友人の訪問などを理由としたB2ビザでしょう。特にF1ビザは、語学学校入学などでも取得でき、学生であり続ける限りは半永久的に滞在することも可能です。B2ビザは、不法就労を防ぐために財政基盤を持っていることなども条件になりますが、小室さんがサポートする旨を申請すれば、取得可能と思われます。長期的にみれば、小室さんが今後、グリーンカード(永住権)、その5年後に米国籍と段階的に取得していけば、家族である佳代さんもグリーンカードを持つことができる可能性も高まります」だが、その佳代さんの“憧れのセレブ移住計画”は頓挫してしまっているという。前出の邦字新聞記者が続ける。「やはり小室さんの司法試験不合格の影響が大きいそうです。もともと小室さんはツーベッドルームの物件を探していました。それは郊外で暮らす佳代さんが泊まりに来られるようにという配慮もあったからだそうです。最有力候補だった物件は家賃80万円でした。しかし、その家賃が報じられたことと、また司法試験失敗が重なり、家賃40万円のワンベッドルームの物件に急きょ変更することになったと聞きました。小室夫妻の新居を調査していた現地の領事館内でも、『法律事務所の法務助手の給与では高額の家賃を払い続けていくことができないのではないか』という声が上がっていたのです。現状では小室さんとしても、佳代さんのアメリカ移住までは、時間的にも経済的にもサポートできないでしょう。佳代さんの渡米は小室さんが司法試験に合格するまでは“お預け”となったそうです」結果的に“切り捨てられて”しまっている状況の佳代さん。愛息と眞子さんの楽しげな新婚生活報道にどのような思いを抱いているのかーー。
2021年12月10日「11月30日の56歳の誕生日に先立ち、11月25日に秋篠宮さまが記者会見に臨まれました」(宮内庁関係者)すでに小室眞子さんはアメリカでの新生活を始めているものの、やはり会見では記者たちの質問も“長女・眞子さんの結婚”に関わるものが多く、秋篠宮さまも厳しい表情を見せられていた。前出の宮内庁関係者が続ける。「秋篠宮さまは、眞子さんのことで、上皇ご夫妻や天皇皇后両陛下にまでご迷惑をかけてしまったことに忸怩たる思いを抱かれていたそうです。また納采の儀など、結婚にあたっての行事を行わなかったことを“私の判断”としながらも、皇室の行事が軽いものだという印象を国民に与えてしまったことも後悔されているようでした」結婚問題を巡り、眞子さんとは深い溝ができてしまったとされる秋篠宮さまだが、そのことも後悔されているのか、会見では眞子さんをかばうような言葉も語られていたことが印象的だったという。「たとえば《皇族でいる間、公的なものと私的なものとの場合には、常に公的なものを優先してきている》などと、眞子さんは決して“私優先”ではなかったと強調されたのです。秋篠宮さまとしては、小室さんとの結婚への批判のために、眞子さんの皇族としての功績までもなかったものとされ、さらに眞子さんの人格への攻撃にまでエスカレートしていったことが耐え難かったのではないでしょうか」その一方で、“婿”である小室圭さんへの冷淡な態度は隠そうとなさらなかった。「質問のなかには3年ぶりに帰国した小室さんと対面したときの印象をお伺いするものもありました。しかし秋篠宮さまは、対面の時間が20分ぐらいだったことを理由に、《印象に残ることというのは特に私にはありませんでした》と、突き放すような言い方をされたのです。また10月26日の結婚会見では記者との質疑応答は前日、突然に中止になったわけですが、秋篠宮さまとしては、少なくとも小室さんは自分の口で経緯をきちんと説明すべきだった、というお考えを持たれているようです」小室さんを名前ではなく“夫”と呼ばれていたことからも、今回の騒動の元凶は小室圭さんであると考えていらっしゃることが強く伝わってきたという。「小室さんに関する言及はできるだけ避けていらっしゃった秋篠宮さまですが、今回は婿に対する“恨み節”を止めることができなかったという印象です。これまでにない、はっきりとした表現も多かったのは、眞子さんの結婚騒動に、ご自身の会見で終止符を打ちたいという強いお気持ちもあったのでしょう」最後まで自分をかばってくれた父・秋篠宮さまのお姿を、眞子さんはどのように受け止めたのだろうか。
2021年11月30日モスグリーンの厚手のコートを羽織り、長い黒髪をポニーテールにした小室眞子さんをニューヨークのタイムズスクエア付近で目撃したのは現地時間の11月24日16時過ぎだった。小室圭さんとアメリカでの新婚生活を始めてから10日ほど。まだ街には不慣れな様子で、手にしたスマホの地図アプリで道順を確認しながら歩いていた。「イギリスの大衆紙『デイリー・メール』も電子版で眞子さんの1人での外出を報じています。11月19日に日用雑貨などを扱うチェーン店で、バスタオルや50本入りのハンガーなどを買っていたそうですが、帰り道で迷い、何度か通行人に道を尋ねていたそうです」(皇室担当記者)本誌が目撃した日、眞子さんが入っていったのは、ミッドタウン地区にあるビル。このビルには小室さんがロークラーク(法務助手)として働いている法律事務所のオフィスも入っている。眞子さんは一度ビルを通り過ぎてしまっていた。初めての“夫の職場訪問”だったようだ。再びビルから姿を現したときには、小室さんと2人になっており、人ごみのなかを楽しそうに歩いていった。小室さんはスーツ姿、眞子さんも『デイリー・メール』で報じられたときより、ややフォーマルな印象を受けた。ディナーをゆっくり楽しんだのか、2人が自宅マンションに帰宅したのは深夜のことだった――。小室夫妻が新居に選んだのは、ヘルズキッチン地区にあるマンション。NY在住の日本人ジャーナリストが夫妻の新生活について解説してくれた。「マンションは川側の部屋であればハドソン川を一望できます。最新のマシンを備えたフィットネスセンターや、屋上スカイデッキなどもあります。夫妻が住んでいるのは1ベッドルーム+1バスルームというタイプで、日本でいえば1LDK。地価が並外れて高いマンハッタン島の中心部にありますから、いちばん家賃が安い部屋を選んでも、50平米ほどで月40万円ぐらいですね」デートの際には1万円のアウターを着ていたという眞子さん。夫妻は外出の際にも、日本とは異なりタクシーは使わず、もっぱら徒歩だが、特に“倹約”に熱心というわけでもないようだ。「マンハッタンに十数店舗あるチェーンのスーパーに夫妻が入っていくのを見ました。価格は総じて高いのですが、高級スーパーというわけでもありません。たとえば、ほかの店なら4ドルで買える品物が6ドルで売っているという感じです。値段に頓着しない高所得者層を狙った店ですので、地元の人間もあまり利用していません。NYに来たばかりで、あまり物価などもわからないのかもしれませんが……」(現地在住の日本人)■警備は要請せず。安全より自由を選んだ小室夫妻『デイリー・メール』でも驚きをまじえて報じられていたのは、小室夫妻の外出にSPがついていなかったこと。前出の日本人ジャーナリストが続ける。「私も確認したのですが、自宅マンション付近も、特にNY市警が重点的に巡回している様子はありませんでした。在ニューヨーク日本国総領事館には、皇族のご訪問があるときの担当者もいます。その担当者らが小室夫妻のこともフォローしていくことになります。夫妻の渡航の数カ月前から、セキュリティのチェックや安全なレストランやスーパー、美容院などのリスト化などを行っていたと聞いています。それにもかかわらず、小室夫妻に特別な警備が敷かれていないのは、夫妻からの要請がないからということになります。夫妻はあくまでも誰の目も気にすることもない、“自由な生活”を選択したのです」結婚前は“法律事務所の仕事は激務であり、小室さんと眞子さんはすれ違いの日々が続くのではないか”という意見もあった。しかし小室さんは、毎日出勤しているわけではないという。「『デイリー・メール』によれば、眞子さんが1人で買い物に行ったのは平日ですが、小室さんは自宅で彼女を出迎えています。おそらく出勤する日と、テレワークの日が半々ぐらいなのではないでしょうか」(前出・日本人ジャーナリスト)NY州弁護士のリッキー徳永さんはこう語る。「法務助手としては、おもに判例のリサーチや文書の作成など、弁護士の資格がなくてもできる業務に携わっていると思われます。それらの業務ならテレワークでも可能でしょう」■5日間で夫婦デートは少なくとも3回本誌が目撃した24日にも、小室さんは法律事務所を16時半ごろには退所して、眞子さんとのデートに出かけていた。心配されていた小室夫妻の“すれ違い”は避けられそうだが、いっぽうでNY在住の日本人たちからは小室さんの試験勉強について危惧する声も上がっているという。邦字新聞に勤めている記者は次のように語る。「『デイリー・メール』は11月20日に小室さんと眞子さんが公園に出かける様子も報じていますし、ほかにも夫妻の目撃談は耳にしています。NYになじもうとしてくれているのは、地元の人間としてもうれしいことではあります。しかし法曹関係者などからも、“小室さんは、いったいいつ試験勉強をしているのだろうか?”という声が上がっているのです。確かに私の知人も司法試験に臨みましたが、数カ月前からは外出も控えて、必死に試験勉強をしていました。小室さんは2月に司法試験に再チャレンジするそうですが、緊迫感は伝わってきません。弁護士になることを放棄してしまったのでしょうか……」実は『デイリー・メール』が報じた公園デートをした20日の夜も、夫妻が自宅からディナーに出かける姿を本誌は目撃している。20日から24日までの5日間で、少なくとも3回は夫婦でゆっくり外出していたことになる。新婚でもあり、妻との時間を大切にする小室さんの姿は、本来は称賛すべきもののはずだが……。「法律事務所は、小室さんが弁護士になれるという前提で採用したでしょう。2回目の司法試験も不合格だった場合、かなり厳しい立場に置かれてしまうと思います」(前出・リッキー徳永さん)それにもかかわらず、なぜ小室さんは“お気楽”に見える日々を送っているのだろうか。前出の邦字新聞記者は首をひねる。「小室さんは2度目の試験に合格するという強い自信を持っているのでしょうか。それとも、眞子さんはすでにメトロポリタン美術館に内定しているという情報も流れていますが、その収入を見込んでいるのか。もしくは、法律事務所とはある程度の長期雇用契約を結んでいて、その期間中に有力日系人などの伝手を頼って、新たな仕事を探すつもりなのか……。謎が残りますね」眞子さんがNYで見せている明るい笑顔が消えることがないよう祈りたい――。
2021年11月30日今年の10月26日。30歳となり、結婚会見に臨んだ眞子さんは、報道陣とカメラを前にして話し続けた。笑顔は少なく、終始硬い表情のままだった。「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います」祝福に包まれた婚約内定会見からわずか3カ月後の17年末、週刊誌報道で婚約者・小室圭さんの母親・佳代さんに関する金銭トラブルが明るみに。以降、結婚延期や小室さんの突然の渡米など、3年10カ月もの波乱の歳月を経た末に、眞子さんは悲願ともなっていたご結婚の日を迎えた。嫁ぐ日の朝、住み慣れた赤坂御用地の宮邸の玄関前。優しい色のバラのブーケを手にした眞子さんと、送り出すご家族が向き合う。「お健やかに」秋篠宮さまが声をかけ、「体に気をつけて」「お元気で」瞳を潤ませた紀子さまとの挨拶を済ませ、最後には佳子さまが姉に駆け寄りハグをして、眞子さまは家族との別れを終えた。こうして、ご誕生から長きにわたり、当時の「天皇家の初孫」として多くの国民から愛されてきた「眞子さま」は、皇室を離れ、民間人の「小室眞子さん」となった。■“お祖母さま”との別れは1時間以上にも。友人が漏らした言葉に上皇后さまは呟いた「長女との話し合いですね。それについては、結婚のことについては話をする機会はありません」19年11月、秋篠宮さまは誕生日会見で、こう述べられた。宮内庁による結婚延期の発表から、まもなく2年。同じ家に住みながら、こと結婚に関しては、父娘の関係がずっと平行線のままであることを認めるご発言だった。「このころ眞子さんは食卓を両親と共にすることすら嫌がり、紀子さまとも公務以外では口を利かず、日に日に亀裂が大きくなっていくような親子関係を前に、秋篠宮さまの酒量も増えたという報道もありました」(皇室担当記者)翌20年11月8日、秋篠宮さまの立皇嗣の礼が行われ、皇位継承順位1位の皇嗣となられた。その5日後には、眞子さんが文書を発表。《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》これが、ご両親の心を動かしたのだろうか。同じ月に行われた秋篠宮さまの55歳の誕生日会見では、「結婚することを認めるということです」これまでとは一転、初めての容認発言があった。ただし、「長女の結婚について反対する人もいますし、(略)特に結婚と婚約は違いますから」など、かえって以前にも増し、複雑な胸中が伝わる内容となった。「上皇陛下は、上皇后さまとのご結婚にあたって『どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの』とおっしゃったといいます。一方、秋篠宮家では、眞子さまのご発言をはじめ、“公”より“私”を優先されているように見えてしまうのです」(前出・宮内庁関係者)そして今年2月19日、天皇陛下の記者会見では、秋篠宮家の婚儀についての言及があった。「眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」前出の皇室担当記者は、「この陛下のご発言は、眞子さまには、相当にショックな内容だったのではないでしょうか」しかし、その2カ月後、小室さんが28ページに及ぶいわゆる「小室文書」を発表するや、それを受ける形で、翌日には眞子さんが自身の気持ちを表明。「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」前回の「生きていくために必要な選択」発言から、さらに小室さんとの結婚に突き進む意思を明確にしたのだった。「眞子さんが頑固というのは、秋篠宮さま譲り。これは上皇陛下も同じで、3代続いてのことなのです。そもそも、眞子さんがICUに行ったことがその表れ。頑固ということより、いったん決めたら貫くという意志の強さです。さかのぼれば、秋篠宮さまご自身が、昭和天皇の喪中にもかかわらず、ご婚約内定の発表を行い世間を騒がせたというご経験をお持ちなのです。そもそも秋篠宮さまの自主性を重んじる教育も、上皇陛下と上皇后さまのご成婚から始まった『開かれた皇室』の議論を、ご自分なりに解釈なさった結果なのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)家族問題カウンセラーの山脇由貴子さんは、「秋篠宮さまは、自由な教育のあまり、子供へのブレーキが利かなかったのかもしれません。常々、“自由”“自主性”を表明していらっしゃるからこそ、それを否定しづらかったでしょうし、“娘に嫌われてしまう”という思いもよぎったかもしれません。親としての弱さが、結果的に娘の意思を尊重しすぎてしまった可能性はあります」天皇陛下のご学友も、本誌にこうコメントを寄せた。「結婚の自由は皇族であっても認められるべきです。しかし、このような国民の納得を得られない結婚となった背景には、子育てについても自由を重んじてきた秋篠宮家の教育があったのではないかと思います。結果論でしかありませんが、大学もICUではなく学習院大学にいらしていたら、一時金の辞退や伝統の儀式を一切行わない結婚にもなっていなかったと思います。陛下も残念に思われていることと思います」秋篠宮ご夫妻は、眞子さんの結婚会見後に文書を発表。そこにはこうあった。《皇室への影響も少なからずありました。ご迷惑をおかけした方々にまことに申し訳ない気持ちでおります》秋篠宮家に近い人物は言う。「ご長女のご結婚に際して、『申し訳ない』というお言葉を述べなければならなかった秋篠宮ご夫妻のご心情を思うと胸が痛みます」父親の「ありのままに」という30年前からの教えと、娘の希求した「自由」は、本来なら一つになるべきものだが、皇室という世界のなかで、残念なことに、親子の思いは引き裂かれてしまった。10月の結婚会見前の数日間、眞子さんには、立て続けに親しい人たちとの別れがあり、そこでもいくつかのドラマがあった。18日の秋篠宮ご夫妻に続き、22日は天皇皇后両陛下を、25日には上皇ご夫妻を訪問。「秋篠宮邸でのご挨拶は、思いの外、短いものでした。結婚の儀式を行わない異例の決断なども含め、秋篠宮さまは、表向きは、眞子さんとの別れを最小限にとどめるという姿勢を示したのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんも、「秋篠宮さまは、かなり厳格な対応を取られていると思います。皇嗣として、これからの象徴天皇制の在り方を意識して、今回の問題で累が及ばないようにしているのではないでしょうか。本来は親として祝福したいところを、“公”の立場を意識されていると思います」そして25日の東京・高輪の仙洞仮御所での、眞子さんと上皇ご夫妻とのお別れの日。上皇后さまの友人で絵本編集者の末盛千枝子さんは、このときの滞在時間を知り、安堵したと語る。「眞子さんにとっては、ご結婚のまさに前日という慌ただしさの最中のことだけに、1時間以上とは、十分に長い時間に思えるのです。そのなかで、上皇后さまとしても、皇室を出ていかれる眞子さんに対して、祖母としてお伝えしたいことは、きちんとおできになったのではないかと思いました」面会を終えた眞子さんが退出するとき、上皇ご夫妻は車寄せまで見送られた。そして、眞子さんが車に乗り込む直前、上皇后さまは無言で抱きしめられたという。今回の眞子さんの結婚に関し、一切お言葉を発せず、見守るというご姿勢を貫かれた上皇后さま。別の友人は、以前交わした会話を本誌に明かしてくれた。「眞子さまは、初恋だから、仕方ないですね」友人がふと漏らした言葉に、上皇后さまは、「そうね……」と、静かに呟かれたという。その、重く響いたというひと言には、今回の結婚と、やがて遠い地へ旅立つ初孫“眞子ちゃん”への万感の思いが込められていたのではないだろうか。■眞子さんが幸せになることが、その選択が間違っていなかったという唯一の証しとなる「今後は、私たち国民も、皇族に“私”があることを意識すべきだと思います。一方で、天皇制がある限り、“公”の部分も残り続けます。私たちにとって、象徴天皇制はどうあるべきなのかを改めて議論する必要があります」前出の河西さんの言うとおり、今回の騒動がわが国の皇室の在り方に与えた影響は計り知れない。この先に控える佳子さま、そして悠仁さま(15)のご結婚。きたる12月1日には、天皇家の愛子さまも20歳となり、5日に成年式が行われると発表になったばかりだ。「佳子さまは、眞子さんと同じスタイルを貫くでしょうし、悠仁さまのご結婚にも大きな影響があると思います。そもそも皇室に嫁ぎたいと思う女性が現れるのかと心配されるところです」(河西さん)結婚会見後の賛否の議論もおさまりかけた10月末、小室さんの司法試験の不合格が判明。その後、11月4日に亡くなった母方の祖父である学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さん(享年81)との別れも夫妻で済ませ、眞子さんは真新しいパスポートを持って小室さんと渡米。2月の小室さんの司法試験再チャレンジを、新妻として支えることになる。今回、証言やコメントをくれた人たちは、立場こそ違え、皆見守る気持ちは同じのはずだ。遠く離れたニューヨークでは困難もあるだろう。けれども、眞子さんが長年にわたり幸せであることが、ご両親、多くの人々を納得させ、その選択が間違っていなかったという唯一の証しとなる。愛を貫いた眞子さんの行く末に、自らが信じた「新しい生活」が待っていることを願いたい。
2021年11月28日「眞子」という名前には「ありのままに人生を歩んでほしい」というご両親の思いが込められていた。だが、長女はそれ以上の自由を望み、選んで、家を出ていった。父と娘の思いが引き裂かれたのは、その舞台が皇室という「特別な場所」だったからだ。仲むつまじく暮らしているように見えても、実はそれぞれの思いはバラバラで、いったん事が起これば、硝子のようにひびが入り、割れてしまうのだーー。「こわい〜」93年8月のことだ。秋篠宮さまご一家が、軽井沢を訪れたとき、紀子さまに抱っこされた1歳の小室眞子さんに、散歩中の大型犬が、突然、飛びかかるというハプニングが起きた。驚いてしがみつく眞子さんに、「お友達になりたいのね」紀子さまの母親らしい機転が利いたひと言で、傍らの秋篠宮さまもほほ笑み、一気に場が和む。このシーンは、その後も眞子さんの成長が報じられるたびに繰り返し私たち国民も目にすることとなり、動物好きで、いつも笑顔に包まれた秋篠宮さまご一家を象徴する場面のひとつとなった。——それから30年近くたった今年の10月26日。30歳となり、結婚会見に臨んだ眞子さんは、報道陣とカメラを前にして話し続けた。あの、幼い日に見せてくれた笑顔は少なく、終始硬い表情のままだった。「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います」祝福に包まれた婚約内定会見からわずか3カ月後の17年末、週刊誌報道で婚約者・小室圭さんの母親・佳代さんに関する金銭トラブルが明るみに。以降、結婚延期や小室さんの突然の渡米など、3年10カ月もの波乱の歳月を経た末に、眞子さんは悲願ともなっていたご結婚の日を迎えた。嫁ぐ日の朝、住み慣れた赤坂御用地の宮邸の玄関前。優しい色のバラのブーケを手にした眞子さんと、送り出すご家族が向き合う。「お健やかに」秋篠宮さまが声をかけ、「体に気をつけて」「お元気で」瞳を潤ませた紀子さまとの挨拶を済ませ、最後には佳子さま(26)が姉に駆け寄りハグをして、眞子さまは家族との別れを終えた。こうして、ご誕生から長きにわたり、当時の「天皇家の初孫」として多くの国民から愛されてきた「眞子さま」は、皇室を離れ、民間人の「小室眞子さん」となった。■息苦しい皇室での暮らしから抜け出したい。そんなとき眞子さまは小室さんと出会った「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」眞子さんの名前に込められた、ご両親の思いのとおり、秋篠宮家では、お子さまたちへの教育もまた、自然体だった。皇室ジャーナリストは、こう証言する。「ふだんからの挨拶や感謝などのしつけに加え、秋篠宮さまが何より大切になさったのが、お子さまたちの個性を尊重し、自主性を伸ばすという教育方針です。それが形になって現れたのが、大学進学。過去の皇室の慣例に従う学習院大学ではなく、眞子さんは、皇族として初めてICU(国際基督教大学)へと進学しました。秋篠宮さまとしても、その後の国際的な活躍もお考えになって後押しなさったのだと思います」やがて海外留学が実現するのが、大学3年の秋。イギリス・エディンバラ大学にて、9カ月にわたり、日本では味わえなかった解放感のなか、眞子さんはさまざまな初めての体験をする。学生寮での生活、スーパーでの買い物、親友との旅行……。本誌が当時入手した留学体験レポートには、こんな記述も。 《生まれて初めて単位を落とすという経験もした》 《肩の力を抜きつつも、色んな人に話しかけるのが大切なのだということが心からわかる経験だったと思う》皇室担当記者は語る。「この短期留学で、眞子さんは、初めて真の自由を実感したのではないでしょうか」在学中には成年となり、その記者会見で、眞子さんは結婚についてこう語っていた。「両親、特に父は、私の年のころには結婚を考えていたようですけれども、私はまだあまり結婚については考えたことはありません」これに対し、父親の秋篠宮さまは、2年後の誕生日会見で、眞子さん、佳子さまの結婚についての質問に、こうお答えになっていた。「娘ですので、近くにいてくれたらいいとは思いますけれども……」ICU卒業後には積極的に外国訪問を行うなど、眞子さんは皇族としての務めを果たしていく。「もともと“パパっ子”の眞子さんは、秋篠宮さまの教えに従い行動しながらも、同時に“自由に生きたい”との思いを強くしていったのでは。公務は真面目に、プライベートは自由にというのは、秋篠宮さま譲りの生活スタンスです。ときには、より活動的な性格の佳子さまと、お忍びでの買い物にも出かけたとも聞いています。息苦しい皇室での暮らしから早く抜け出したい、との思いを抱えていたのでしょう。そんなとき小室さんとの出会いがありました」(前出・皇室担当記者)ICUの同級生である小室さんからのプロポーズは、英国留学から帰国してわずか半年弱でのこと、共に22歳の若さだった。17年9月の婚約内定会見。眞子さんの発言は実に明快だった。「私の心は決まっておりましたので、プロポーズはその場でお受けしました」■祝福も批判も招いた結婚会見は、一人の人間として生きるための、皇室との「決別宣言」「私のことを思い静かに心配してくださった方々や事実に基づかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に、感謝しております」10月26日の結婚会見で、眞子さんと小室さんが述べた言葉に「誠意を感じられなかった」と語るのは、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。「眞子さんであれば秋篠宮ご夫妻、圭さんであれば母子家庭で自分を育ててくれた母、それぞれへの感謝の言葉が出ないところに、本当の意味で喜べない雰囲気があったのだろうと感じました。また、結婚を許してくれた天皇陛下への感謝の言葉がなかったのは、いくら皇室を離れるにしても不自然でした。自分たちに好意的な人には感謝を述べ、そうでない人は誹謗中傷する人という構図を作って、皇室や国民を二分させてしまった面もあったのではないかと思います」これに先立ち、結婚の発表と同時に明かされたのが、眞子さんが“複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)”と診断されていた事実であった。皇嗣職大夫は病名公表に際して、こう説明した。 「中学生のころから、身近な方々やご自身に対する誹謗中傷と感じられる情報を日常的に目になさり、精神的な負担を感じておられた」眞子さんが中学生だった時期は、ちょうど当時皇太子妃だった雅子さまが適応障害での療養を始められたころと重なる。しかし、精神科医の和田秀樹さんの見立ては、また違う。「私は、眞子さんは発表された複雑性PTSDではなく、雅子皇后と同じ、適応障害ではないかとみています。この症状は一般にいう“うつ”とは違い、自分が適応できないものに対してだけ具合が悪くなります」さらに、そこに、あるメッセージを読み取ったというのだ。「えてして真面目な人が適応障害になりやすい。たまたま皇室という環境に生まれ育ち、これまではいわば仮面をかぶってきたけれど、ここにきて『一人の人間としてこうしたい』という意思表示をできた。つまりは一般家庭でいえば、健全な“自立”や“親離れ”の一環だと思うのです。子供が自分の好きな人を見つけて親離れしていくことを、親も理解しなければいけない。その意味では、秋篠宮ご夫妻のほうが、まだ子離れできていらっしゃらないのかもしれません」眞子さんの自由を求める思いに常に寄り添ってきたのが、同じ環境で育った佳子さまだ。ICU卒業時の文書でも、《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》と回答され、眞子さんの結婚を後押ししているのだと、姉妹の絆の強さが改めて話題となった。作家の北原みのりさんも、結婚会見から、眞子さんのある覚悟を読み取ったと語る。「もう日本では暮らせない、という固い決意です。思春期に雅子妃の闘病を目撃したことよりも、私は、悠仁親王がお生まれになったことのほうが大きかったのではないかと思います。男児を産むことを求められ適応障害に苦しむ伯母ではなく、その求めに身を捧げようとする母の姿は、10代の娘にはどのように映ったのか。皇室に産まれた女性として、この国に関わって生きていくことに、早いうちから冷めていたのではないかと思えるのです。眞子さんにとって、自分らしく生きる唯一の選択肢が結婚だった。そこで結婚による皇室脱出計画を、小室さんに出会う前から練られていたように思えるのです」祝福と同時に批判も招いた結婚会見だったが、眞子さんにとっては、一人の女性、一人の人間として生きるための皇室との「決別宣言」だったのではないだろうかーー。
2021年11月28日