5月19日、磯野貴理子(55)はレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で離婚を発表した。共演者の松居直美(51)は顔を手で覆い号泣。森尾由美(52)も目に涙を浮かべた。「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……」磯野は目に涙を浮かべながらも、明るく気丈に語っていた。そんな彼女の姿は、視聴者の胸を打った。ネット上では《涙が止まらない》《子どもを望まれたら何も言えないよ》などの声が続出。「子どもが欲しい」というTさんには《最初からわかっていたはずなのに》といった批判もあった。磯野は09年、7歳年下の元マネージャー・Sさんと離婚。そして12年、24歳年下の男性・Tさんと再婚した。当時、磯野は48歳だった。夫婦問題カウンセラーの高橋知子さんはこう話す。「たしかに『子どもが欲しくなった』という理由で離婚するケースが最近、特に増えています。30代だと4割ほど該当するのではないでしょうか。『子どもがいなくてもいい』と言って結婚しても、まわりは子どもを授かっていく。そうしたなかでどちらかの気持ちが変わり、夫婦間のズレが生じることも少なくないようです。ところが今回のような“もともと妊娠が期待できない年齢”で結婚したのに『やっぱり欲しい』となるケースはまれです。磯野さんはつらかったでしょう。どうしようもないことですから……」前出の番組で、磯野はTさんについて「むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」と語っていた。別れてもTさんへの配慮を続ける磯野。前出の夫婦問題カウンセラーの高橋知子さんはこう語る。「最近の55歳は若いですし、再婚も可能です。磯野さんも新たな恋を楽しんでほしいですね」感謝を忘れない磯野にはきっと、明るい未来が待っているはずだ。
2019年05月28日「それはもう、仕方のないことだと思います。むしろ、よく今まで一緒におってくれたなと……」と語るのは、離婚を発表した磯野貴理子(55)の実母だ。12年、48歳のときに24歳年下の男性・Tさんと再婚した磯野。14年に脳梗塞を発症したが、Tさんが献身的に支えてくれたという。「Tくんはね、いい人なんです。脳梗塞になったときも救急車を呼んでくれたり、食事の世話などもしてくれていましたから。貴理子も、いつも感謝していました」実母は自らを納得させるかのように、「仕方ない」という言葉を繰り返した。だがその裏には、娘への思いも垣間見えた――。■5月19日、磯野はレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で離婚を発表した。目に涙を浮かべながらも、明るく気丈にこう語っていた。「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……(中略)むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」本誌は両親の思いを聞くべく、三重県にある磯野の実家を訪ねた。だが実母は冒頭のように、Tさんへの感謝を語るばかりだった。「Tくんのためには、(離婚の決断が)早くてよかったんです」そう話す実母。磯野の離婚はこれで2度目だった。1度目は、7歳年下の元マネージャー・Sさんと09年に離婚。母はかつて、本誌に磯野についてこう語っている。「あの子もSさんも子どもを欲しがっていました。親戚や知り合いに子どもができたのを『いいなあ、いいなあ』って。病院へ治療にも行っていましたし……」そんななかでTさんと再婚。Tさんと子どもがいない人生を歩んでいくはずだった。だからこそ、実父も複雑な思いのようだ。本誌にこう語る。「子どもがほしいということを最初にわかっていたなら、結婚しなければよかったと思いますし……。どんな話でこうなったのかはよくわかりません。でも仕方ないことです。日がたつにつれて、考えに変化が出てきたのでしょう……」実は実父も脳梗塞で倒れたという。離婚発表を前にした、今年1月のことだった。「リハビリもかねて、2カ月ほど入院しまして。3月末にようやく退院しました。おかげさまで、今ではよくなりました。貴理子も脳梗塞になりましたけど、Tさんに助けてもらいました。命の恩人なんです。その後もいろいろ世話をしてもらいました。だからあの子も、感謝の思いのほうが大きいのでしょうね」最後までTさんへの感謝を語る実父。しかし、最後にこうポツリと本音も漏らしていた。「貴理子は離婚の原因を言っていました。最初の離婚も今回も、原因の100%が貴理子にあったわけではないですから……」
2019年05月28日「急なんだけどさ、私、離婚することになって。離婚するのよ!」5月19日、磯野貴理子(55)は『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)でこう離婚を発表した。「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……」磯野は目に涙を浮かべながらも、明るく気丈に語っていた。「むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」笑いながら24歳年下のTさんに感謝の思いを伝える姿は、視聴者の胸を打った。ネット上では《涙が止まらない》《子どもを望まれたら何も言えないよ》などの声が続出。「子どもが欲しい」というTさんには《最初からわかっていたはずなのに》といった批判もあった。磯野は09年、7歳年下の元マネージャー・Sさんと離婚。そして12年、24歳年下の男性・Tさんと再婚した。当時、磯野は48歳。2人で“子どものいない人生”を歩んでいくはずだった。だが今回、2人は袂を分かつこととなってしまった。Tさんの知人は言う。「Tさんはどんどん派手になっていきました。爽やかなイメージからワイルドな印象へと変わり、女性客からもモテていました。お店を深夜に閉めた後には、よく六本木にある有名サパークラブに出かけていました。有名人やキャバクラ嬢も出入りするお店で、一晩で数十万円以上使っていたことも。『貴理子さんのお金でお店をやっているのに大丈夫かな』と心配の声も上がっていました」本誌はTさんに話を聞くべく、彼が都内で経営するバーへと向かった。このバーは磯野が開店のために出資したお店。ちょうネクタイに白いワイシャツでビシッと決めたTさんが立っていた。しかし話を聞こうとすると「取材はお断りしているので……」と一言。そして「僕も、疲れているんです」と言葉少なに答えた。その後、日付も変わった深夜1時30分ごろにTさんが店から出てきた。その足で向かったのは磯野の住むマンションだった。『はやく起きた朝は…』の収録時点で磯野はTさんが「まだ家にいる」と語り、離婚届の提出は「これから」と語っていた。だが放送後、すでに離婚届は提出したと報じられていた。それでも、いまだに同居は続いていたのだった――。
2019年05月28日タレントの磯野貴理子さん(55)がレギュラーを務めている番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で、12年から結婚していた24歳年下の夫と離婚したことを発表。その理由に、世間がザワついています。「夫に『自分の子どもが欲しくなった』と言われたから」と離婚した原因を語った貴理子さん。同じくレギュラーの松居直美さん(51)は、それを聞いて号泣。ストレートすぎる言い分と悲しい現実に、世間でも賛否両論が巻き起こっています。結婚時の貴理子さんは48歳。彼女もこういった未来は予想していたのかもしれません。とはいえ面と向かって「子どもが欲しいから」と伝えるのは、やはり酷なもの。離婚発表後には、貴理子さんを応援するような発言が多数よせられていました。しかし、本当の離婚理由は当人にしかわかりません。大きな反響を呼んだ離婚発表でしたが、私たちはここから何を受け止めればいいのでしょう。■離婚告白で露呈した全女性が抱える悩みと男性の思い込み今回の離婚報告後に、まず反応を見せたのが世の女性たちです。タレントのLiLiCoさん(48)は「『自分の子どもがほしい』っていう理由……」と出演番組で絶句し、涙しました。SNSでも多くの女性たちが、彼女の心に想いを寄せていました。筆者も今回ニュースを聞いて正直なところ、不安感と悲しさを強く抱きました。『子どもができないと結婚継続は難しい』これはある意味、“究極の切り札”をチラつかされたようなものです。自分も同じようになるかもしれない……という不安もさることながら、「女は子どもを産めないとダメなのか……」と定期的に話題となる“女と子ども論”を思い出し、居心地の悪さを覚えてしまったのです。それと同時に、男性のなかに『結婚=子どもを持つこと』という価値観が強くあることを再認識しました。だからこそこの問題は本質的には双方どちらも悪くないし、仕方ないことですし、多くの人の心に刺さる話題となったのではないでしょうか。■磯野貴理子さんの未来が、より良い未来でありますように個人的に言われたら逆ギレしてしまいそうな離婚理由ですが、他人がアリナシを言うことではないのも分かっています。だからこそ、お茶の間をいつも明るくしてくれる貴理子さんにはもっと幸せになってほしい。子どもがいなくても、結婚していなくても。筆者は現在、30代中盤です。だからこそ、「そういった素敵な女性が一人でもいると、年齢を重ねる楽しさと安心感が増すなあ」と勝手に思ったりもするのです。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年05月26日磯野貴理子(55)が5月19日放送の「はやく起きた朝は…」(フジテレビ系)に出演し、離婚を発表。その発言内容が波紋を呼んでいる。09年に1度目の離婚を経験した磯野は、12年9月に24歳年下の一般男性・Aさんと再婚していた。番組で離婚を報告した磯野はAさんとの年の差について触れ、「覚悟はしていた。向こうから言い出した」と明かした。また離婚の理由についてTさんに訊ねたところ「自分の子どもが欲しい」といわれたという。磯野は「そらそうだと思って。『そうだよね。分かった』って」と話しながらも、その目は涙で潤んでいた。磯野といえば14年10月、脳梗塞で緊急入院。Aさんが異変に気づいたため、大事には至らずに済んだという。当時、磯野の父は「こうやって命を助けてもらって、そのあともお世話してもらってるわけですから。そりゃあ(再婚して)良かったんと思います」と感謝の思いを語っている。そして磯野もまた、そんなAさんのために変わろうとしていた。「2人の年齢差を気にして、若さをキープするための努力も続けていました。近年は『夫婦の時間を大切にしたい』と言って、仕事もセーブしていたこともありました」(テレビ局関係者)15年5月、当のAさん自身が本誌で磯野についてこう語っている。「毎日ボトル半分は開けていたウィスキーも、いまはピタリとやめて一滴も口にしていません。“たまには飲みたくならないか”と聞いたら、『全然。だってもっと仕事も続けたいし、あなたとずっと一緒に暮らしていきたいから』って(笑)」だがその願いはかなわなかった。今月15日「梅沢富美男のズバッと聞きます!」(フジテレビ系)に出演した際、リハビリに励んだ当時を回想。「やっぱり今でも左手のほうに力が入りにくかったり、少しは残ってます」と後遺症について明かしたばかりだった。そんななかで“心の支え”をなくした彼女に、Twitterでは心配の声が上がっている。《別れた旦那さんて、脳梗塞の時にいち早く気づいて病院連れてってくれたんだよね。すっごい年下だけどすっごい愛されてるんだなぁって思った記憶が……》《脳梗塞の初期症状を旦那がすぐに見つけたことによって今の磯野貴理子がいることと年齢の差はどうしても埋まらないこととなど考えると泣くことしかできないな》《磯野貴理子さんにはしあわせになってもらいたい》
2019年05月20日磯野貴理子(55)が24歳年下のバーテンダー夫・A氏と離婚したことを、一部スポーツ紙が報じた。磯野は03年12月に「かしまし娘」正司照枝(86)の長男で自身のマネジャーだった男性と結婚したが、09年に離婚した。その後、A氏との交際がスタート。12年8月5日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)でA氏がプロポーズし、翌月再婚した。記事によると何度も度も話し合いを重ね、双方が納得した上での離婚だったという。「結婚前から元夫と共同でバーを経営していましたが、Aさんはあまり商売が上手ではありませんでした。そのため貴理子さんはよく店で飲んでは、足りない分の売り上げを補填していました。14年10月に脳梗塞を発症。その際はA氏が献身的に貴理子さんを支えていましたが、以後は貴理子さんの酒量が減ったこともあって店に行く回数も減っていたそうです」(テレビ局関係者)磯野は19日放送のフジテレビ系レギュラー番組「はやく起きた朝は…」で離婚に至った詳細について説明した。離婚を切り出したのは元夫だったという。磯野は「理由聞きたいじゃない。待ってたら『自分の子供が欲しいんだ』って言われて。『そうだよね、うんうんうん、分かった分かった』って。『自然なことだよ、当たり前じゃないの』って言って、別々の道を歩くことになって、そういう報告です」と話した。「バー経営への資金提供からはじまって、子づくりの話まで……。結局、貴理子さんはAさんの“わがまま”を受け入れ続けてきました。20歳以上と年下の夫に、最後まで強く言えなかったようです」(前出・テレビ局関係者)ネット上では磯野に対して《笑いながら話す貴理子さんに涙が止まらない》など、同情の声が飛び交っていた。
2019年05月19日タレント・磯野貴理子さん(52)の夫でバーを経営する高橋東吾さん(28)が、女性への暴力行為を巡って示談交渉していると、『女性セブン』2016年10月27日号が報じました。『女性セブン』によると、貴理子さんが脳梗塞で入院中、夫の東吾さんはテレビ局関係者との飲み会で訪れた歌舞伎町のバーにて、隣に座った女性を口説いていたところ、その女性の友人であるA子さんに「いいかげんにしなさいよ」と注意されて激昂。A子さんの顔面に殴りかかったということです。A子さんは全治6か月の重症を負ったものの、被害届は提出せず、示談金の交渉に入ったということでした。自分が闘病中に起こした夫の暴力沙汰について貴理子さんは心を痛めたということですが、退院後は、自身が出演する日本テレビ系の番組『行列のできる法律相談所』で共演している有名弁護士を夫につけたということです。また、女性への暴力行為や示談交渉について『女性セブン』が東吾さんに直撃取材したところ、うろたえながら「なんの話ですか」とシラをきっていたとのこと。この一連の報道についてネット上では、貴理子さんに対する同情の声と東吾さんに対する厳しい声が寄せられています。●ネット上では「とんでもないクズ旦那」「結婚も金目当てだった」と批判集中『貴理子は離婚したほうがいい。尽くしても数年後は小柳ルミ子状態になる』『女性に暴力振るう男なんて最悪』『最初から金目当てだったんでしょ』『貴理子さんかわいそう…別れた方がいいよ』『まさか磯野さんにも普段から暴力ふるってたのかな?』『女の顔面を殴るなんて、こわすぎる…こんな男嫌だ』『貴理子さんに暴力ふるったことはないの?心配』『全治6か月って…逮捕でいいと思う』『この旦那、最初は地味で好青年だったのに、調子に乗ってチャラくなったよね』『殴られた女性もきりこもかわいそう』『貴理子の入院で好感度上がったのに、一気に下がった』『典型的なヒモ男。どうせ金目当てだったんだろうから、早く離婚した方がいい』『貴理子、きれいなのに男を見る目がなさすぎ。結婚する男がみんなカス』『とんでもないクズ旦那』『一回り以上年上の女と結婚する男にロクな奴はいない』『貴理子は男見る目が全くない』など、ネット上では貴理子さんを心配する声が多数あがっていました。24歳も年下の男性と再婚し、幸せかと思われていた貴理子さんですが、今回の件で相当な苦労があったことが判明しました。夫が女性の顔面を殴り全治6か月ものケガを負わせたとなれば、離婚という選択をする女性が多いと思いますが、貴理子さんは今後、どう夫と向き合って行くのでしょうか……。【画像出典元リンク】・ソンミ オフィシャルブログ Powered by Ameba/(文/パピマミ編集部)
2016年10月14日「子どもを本好きにしたいけど、読み聞かせにあんまり興味を持ってくれない。どうしたらいいの?」そんな悩みを持つ未就学児ママも少なくないはず。子どもといってもひとりの人間。なにかを好きになってもらうのは、そう簡単なことではないですよね。そんな悩み解決へのヒントにしたいのが「読書のアニマシオン」。フランス生まれ、日本でも徐々に広がりつつある活動です。新刊『子どもの心に本をとどける30のアニマシオン』(岩辺泰吏&読書のアニマシオン研究会編著、かもがわ出版)を参考に、1歳から大人まで楽しめる「読書のアニマシオン」について見ていきましょう。■アニマシオンってどんな活動?数人の子どもたちと、なかが読めないようにバンドでとめた本が数冊。子どもたちはグループに分かれ、本のタイトルと表紙のイラストを頼りに「どんなお話かな?」と想像力を膨らませてにぎやかにストーリーを考えていきます。一生懸命考えたストーリーを発表したあと、「本当はどんなお話なのかな?」と、手にした本を開く子どもたち。こうした活動が「読書のアニマシオン」と呼ばれるものです。「アニマシオン」とは、「アニマ(anima)」=魂や心をいきいきと活性化させる活動。転じて、フランス生まれの「市民が主体的に取り組む生涯学習運動」を指します。その目的は、グループで行うゲームのような活動を通して生活を楽しみ、心にゆとりを持つこと。指導役を務める「アニメーター(アニメトゥール)」は、1970年以降、「社会・教育・スポーツ・文化の活性化にあたる専門職員」として、国家資格を持つ職業になるなど、フランスでは広く知られた活動です。アニメーターというとテレビアニメを描く仕事をイメージしますが、両者はまったく別もの。しかし一方で、著名な漫画家・手塚治虫は、アニメーションとは1枚の絵に命を吹き込むことであるという趣旨の言葉を遺しているそう。魂・心を根本とした活動、という共通点があるといえそうです。■遊びながら自分自身を見つける本をツールとして「人生を豊かに生きる」ことを学べる活動、「読書のアニマシオン」。学校や地域の図書館を主な舞台に、遊びの要素も取り入れ、未知の世界や信頼できる仲間、そしてときには「自分はこんなことに興味があったんだ」と、自分自身も発見することもできます。冒頭で紹介した「どの本、読もうかな?」や、本を読んで自分なりのタイトルを考える「新しいタイトルを考えよう」といった低学年から楽しめるものから、物語を途中まで読んで続きを想像する「きみたちが作家なら」、映画化された小説の一部を読み、グループごとに「どの場面を映像化するか」を発表したあとに実際の映画を見て感想を述べ合う「きょうはきみが映画監督」といった深い読みが必要なものまでさまざま。いずれも、仲間と楽しく想像力をはたらかせて楽しみます。■アニマシオンは1歳からOK!一方、字を読んだり書いたりすることができない未就学児も本に親しむことができるのも、読書のアニマシオンの魅力のひとつ。本書は、教員や司書らで活動する<読書のアニマシオン研究会>が、約20年にわたる活動の成果をまとめたもの。実際にアニマシオンに取り組む図書館職員らのレポートも数多く紹介されています。そのなかのひとつ、徳島市立図書館副館長の廣澤貴理子さんの体験レポートでは、1~3歳の未就学児を対象とした活動について書かれています。絵本をテキストに、声を出したりお母さんと子どものスキンシップを多用したりと、参加型で行われるのが、1~3歳児を対象としたアニマシオンの特徴。絵本に出てくる生き物の絵を描いたカードを配り、手持ちのカードがお話に登場したら子どもにカードをあげてもらったり、並べてもらったり。紙芝居『まんまるまんまたんたかたん』では、リズミカルなセリフを一緒に声に出して読みながら手をたたくなど、ストーリーが理解できない年齢でも、動きや絵を使ってわかりやすく楽しめるよう工夫されています。活動をすすめるアニメーターである廣澤さんは、「私は子どもたちの心に一粒の種をまく人でありたいと思います。小さな積み重ねは、かけがえのない財産になります。ひとりでも多くの子どもたちに本の楽しさを届けるためにいま、置かれているところで自分も楽しみながら続ける、これに尽きると思います」と語ります。*子どもたちが「本って楽しいな」「知らないことを知るって楽しいな」と思えるように、いろいろな仕掛けで本との出会いを演出する「読書のアニマシオン」。本書では、具体的な30のアイデアが紹介されています。図書館での取り組みはもちろん、児童館や数人のママが集まって手作りで挑戦することもできそう。本書を読書への扉を開くきっかけにしてみてはいかがでしょうか。(文/よりみちこ) 【参考】※岩辺泰吏&読書のアニマシオン研究会(2016)『子どもの心に本をとどける30のアニマシオン』かもがわ出版
2016年06月02日脳梗塞のため今年10月23日に東京都内の病院に緊急入院したタレントの磯野貴理子が、レギュラーを務めるトークバラエティ番組「はやく起きた朝は…」の12月28日(日)放送分で復帰後初にして約2か月ぶりにテレビ出演を果たすことが明らかとなった。共演の森尾由美、松居直美から「おかえり~」という祝福の言葉で迎えられた磯野さんは、「この場所があって良かった。ここに座ってることが信じられない」と脳梗塞で倒れたとは思えない元気な姿を見せた。収録を欠席した回の放送(2014年11月16日)の中で紹介した磯野さん直筆の手紙には「直美ちゃん、由美ちゃん、2人で(番組を)よろしくお願いします。ただし、真ん中の席は空けておいてくださいね」と書いていたが、その「真ん中の席」に帰ってくることができて、感慨もひとしおの様子。しかし、「病院のベッドでは、『はやく起きた朝は…』のOAを毎回見ることはできなかった」という。「え、なんで!? 毎回見てよ」と言う松居さんに、「見たいけど、見るのがつらかった」、「2人が明るい世界でいきいきと楽しそうにしゃべってるのを、ベッドで見ていて、眩しかった。私もまたあっち側に行けるのかなって…」と闘病生活で感じていた不安を吐露。さらに、「この番組あてにも視聴者のみなさんから励ましのお便りをいただいて、スタッフが届けてくれたお便りを病院のベッドの上で読みました。すごく(心に)染みました。励まされて、助けられた。すごく不安じゃない、この病気のこともよく分からないし。お手紙で“私の知り合いでも同じ病気になった人がいますよ! でも、もう治って、ちゃんと仕事にも復帰して今まで通り頑張ってます”っていうのをいただくと、ほっとするんです。“復帰できるんだ、また元に戻れるんだ”と思って」、「病院の先生も、『これからもっとどんどん良くなっていきますからね』って言ってくれて、本当に嬉しかった」と語り、20年続く同番組での復帰を心から喜んだ。その後の収録では、喜びを爆発させんばかりに喋り続け「なんか私ばっかりしゃべってない!?」「病気はしたけど、体的には前より健康になってる」「なんか、久しぶりだから、なんかすごい早口でしゃべっちゃった」と貴理子節も復活!といわんばりのトークを繰り広げていた。磯野貴理子が復帰する「はやく起きた朝は…」は、12月28日(日)6:30~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年12月25日