JRグループの駅で最も標高の高い駅は小海線の野辺山駅。私鉄にこの高さを超える駅はない……と思ったら、あった。標高は2,450mで、野辺山駅の1,345mより1,000m以上も高い。ところがこの駅、鉄道事業法で定められた駅で、現在も営業しているというのに、やって来る乗り物はバスばかり。廃線でも建設途中でもなく、初めからレールがなかった。今後もレールが敷かれることはなさそうだ。鉄道の駅だけどバスしかこない。なんとも不思議な日本一高い駅の名前は室堂駅。富山県中新川郡立山町にある。立山黒部アルペンルートの経路のひとつで、駅の裏手から立山連峰を望める。開業は1971(昭和46)年。当時はバスターミナルだった。それが1996年に鉄道の駅となった。しつこいけれど、鉄道の駅になってもレールが設置されたことはなく、当時もいまもバスしか走っていない。どうしてこの駅が鉄道事業法で「鉄道駅」とみなされているのだろう。その理由は、バスが通常のバスではなく、トロリーバスだからである。運営会社は立山黒部貫光。室堂駅で案内される路線名は「立山トンネルトロリーバス」。室堂駅と大観峰駅を結んでいる。この3.7kmの路線は、法規上は鉄道路線となっている。鉄道事業法における鉄道事業の定義は「他人の需要に応じ、鉄道による旅客又は貨物の運送を行う事業(第2条)」となっている。条文の中の「鉄道」は、専用の軌道という意味。一般道路ではなく、自社専用の走行路を持っていれば、鉄のレールだろうとコンクリートだろうと、法的には鉄道と解釈される。この法律上の鉄道については、鉄道事業法施行規則の第4条で説明されている。鉄のレールで走る「普通鉄道」のほか、モノレールの「懸垂式鉄道」「跨座式鉄道」、新交通システムの「案内軌条式鉄道」、ケーブルカーの「鋼索鉄道」、リニモや中央新幹線のような「浮上式鉄道」、そして、トロリーバスの「無軌条電車」と、「これら以外の鉄道」となっている。室堂駅が開業した1971年は、立山トンネルを普通のバスが走っていた。しかし環境保全のために1996年にトロリーバスに転換された。立山トンネルトロリーバスは、専用のトンネル内で、バスに電力を供給する設備を備え、身内や自社の社員ではなく、よそからやってきた観光客を運ぶ。だから鉄道事業である。電気で動くパスは「電車」というわけだ。実際にこのバスに乗ると、運転席の後ろの電光掲示板に「レールはありませんが電車の仲間です」と説明が表示される。要するに、「専用の線路設備があり、他人のために人や物を運ぶから鉄道ですよ」というわけだ。似たような業態にロープウェイがあるけれど、こちらは鉄道事業法でも扱うものの、「索道」として、鉄道とは別の分類となっている。ただしロープウェイの乗り場も「駅」という。索道を含めると、日本で一番高い駅は中央アルプス観光が運行する駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅となる。こちらは標高2,611.5mで、室堂駅より161m高い。でも前述のように、こちらは「鉄道駅」とはならない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月24日東京駅地下1階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」と、エキナカレストラン施設「GRANSTA DINING(グランスタ ダイニング)」および「セントラルストリート」は、限定商品を多数取りそろえる東京駅の「年末年始フェア」を、12月26日~2013年1月6日に実施する。同フェアではこだわりのおせち料理も販売。「加賀料理 金茶寮」で販売するのは「おせち料理 玉手箱(1万5,750円)」。伝統的な祝いさかなや金沢ならではの美味を、2段重ねの透明の重箱に盛り付けた。予約期間11月20日~12月20日、店頭販売・予約渡しは12月31日のみ。同商品はGRANSTA限定になっている。駅弁専門店「ニッポンの駅弁」では、被災地から勇気と感謝の気持ちを込めて仕上げた「宮城復興おせち(2,000円)」を販売。宮城県内で製造された食材を使っている。金沢の和菓子屋「和菓子 村上」では、加賀藩主前田家の家紋「剣梅鉢」をかたどった金沢に古くからある祝菓子「福梅6個入り(945円)」を販売する。また、「宗家 源吉兆庵」では、えと菓子「絵馬福招来(1,260円)」を販売。上部にえとの巳(み)を描いた、新年にふさわしいお菓子となっている。てぬぐい専門店「まめぐい」では、ひし形へび模様の「菱へび紋」(420円)や、あめやあられなどを包むとへびの形になる「お包み 巳」(420円)などを販売。和菓子の専門店「銀座 甘楽」では、「えと桃山」(1個200円)と「えと繭衣」(1個180円)を販売する。えびせんべいの「桂新堂」では、「年賀状えびせんべい」(11枚入り1,050円)を販売する。蒲鉾専門店「美味一膳」では「蒲鉾詰合せ」(2,850円)を、東京駅舎が描かれたパッケージに入れて販売。焼菓子「DOLCE FELICE(ドルチェ フェリーチェ)」では、丸の内駅舎の象徴的なれんが(ブリック)の形をしたお菓子「ブリックガトー(駅舎限定パッケージ)」(1,000円)を販売する。いずれもGRANSTA限定。年末年始の特別営業時間は、12月29日~31日は7時~22時、1月1日~3日は8時~20時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日高校の時の話です。部活の全国大会に出場するため、京都の田舎から東京にやって来ました。東京駅を降り立った瞬間、駅のデカさ、そして人の多さにも圧倒され、「東京はトンでもないところだ!」なんて思ったものです。さて、そんな東京に来てみて驚いた事を地方から上京した人に聞いてみました。みなさんはどんな事に驚いたのでしょうか?●1つ隣の駅が見える!最初に東京で住んだ家の最寄り駅のホームから1つ隣の駅のホームが見えてびっくりした。地元では隣の駅なんか山を越えないとないのでちょっと信じられなかった。(28歳/男性/兵庫県出身)田舎だと駅と駅の距離が離れてて当たり前ですもんね(笑)。見えるくらい近い場所に駅があること自体衝撃です。●タクシーがいっぱい!そこらへんにタクシーが走っていて驚いた。地元ではタクシーなんてほとんど走っていなくて、乗る場合は電話して呼ばないといけないので……。(31歳/男性/京都府出身)これは本当に「あるある」ですね。夜でもタクシーがいっぱい走っていますし、田舎とはまったく違いますよね。●歩行者天国ってなに!?上京したてのころ、友人から新宿の歩行者天国に連れて行ってもらって、あまりの人の多さと、道路を通行止めにして歩行者用にするという発想に驚いた。そもそも田舎ではあり得ないことなので……。(28歳/男性/岐阜県出身)そもそも田舎はそこまで人もいませんし、基本が歩行者天国ですし(笑)。●芸能人が本当にいる!昔 仕事で外回りしているときに、某俳優さんを見かけました。「東京はホントに芸能人がいるんだな……」なんてよくわからない感想を抱いたのを覚えています。(34歳/男性/佐賀県出身)田舎だとまず遭遇することがないですからね。東京ならではです。●芸能人にだれも反応しない!街で芸能人を見かけてもチラッと見るだけでだれも声をかけたり握手を求めたりしないことに驚いた。うちの地元だと絶対にもみくちゃになる。(29歳/男性/大阪府)大阪ならそうでしょうね(笑)。●思ったよりも木が多い東京はビルだらけのコンクリートジャングル、というイメージでしたが、実際には都心部でも木々が多く、想像してたよりもずっと緑が多くて驚きました。(29歳/男性/宮城県出身)案外都心部でも公園とか多いですもんね。●天丼が甘すぎる!東京を訪れた際、天丼の名店に行ったのですが、天ぷらがタレに一度つけられてベタベタだったのと、タレの甘さに驚きました。東京の友人いわく、「これが江戸の味」だそうですが、地元の天丼とは全然違ったのでびっくりしました。(29歳/女性/兵庫県出身)確かにタレは甘い気がしますね。●区役所がデカすぎる!とにかく区役所がデカい。地元の市役所はほんとにこぢんまりしているのでそのギャップに驚きました。(26歳/男性/和歌山県出身)文京区役所なんて展望台や区民ホールがありますよね。人口が多い分、規模も大きくなるんでしょうけど、初めて訪れると驚きますよね。●駅がデカすぎる!東京、新宿、渋谷……とにかく駅が大きくて参りました……。地下もあっちこっちに出口があるし、似たような名前の駅も多いし……。上京したてのころは何度も迷子になりました。(27歳/女性/岐阜県出身)これはすごくわかります!出口も多いですし、新宿駅では何度も迷いましたね。●エスカレーターの立ち位置が逆!話には聞いていたが、本当にエスカレーターの立ち止まる側と歩く人側が真逆でびっくりした。一瞬なんの冗談なのか焦った(笑)。(25歳/女性/大阪府出身)東京では右側を空けますが、大阪では左側を空けますね。どちら側に乗るかで東京に慣れていないかがわかってしまうわなです(笑)。●本当に「星」が見えにくい都会は星空がない、と聞いて「そんなバカな(笑)」なんて思っていましたが、実際に東京の都心部で夜空を見上げたらホントに星が見えにくくて驚きました。田舎だとうっすら星雲みたいなのが見えるレベルなので本当に驚いた。(31歳/男性/福井県出身)東京都心でもうっすらとは見えるんですけど、やっぱり田舎とは比べ物にならないですね。田舎から出てきた人間としては、どれも「わかるわかる……」となってしまうものばかりでした(笑)。特に「星が見えない」というのは、東京の都心部に来てみないとわかりませんよね。田舎なら星が見えて当然なので、びっくりします。同じ様に地方から東京に出てきたみなさんの「東京に来て驚いたこと」はなんですか?(貫井康徳@dcp)
2012年11月18日福島県いわき市の「見せます!いわき情報局 見せる課」では、11月20日に東京の有楽町駅前広場にて、「復興支援感謝いわきのサンマ豊漁祭」を開催する。同市の「いわき見える化プロジェクト “見せます!いわき”」は、2011年10月に農作物を対象に開始。2年目を迎えた今年は対象範囲を水産物や観光まで広げ、各種放射性物質の測定データを提供するとともに、復興へ向けた取り組みについても積極的にPRを行ってきた。このほど開催する「復興支援感謝いわきのサンマ豊漁祭」は、日頃の復興支援に対する感謝と「見せます!いわき」施策の告知、いわき市の水産物に対する風評被害払拭を願って行うもの。2012年に発足した「見せます!いわき情報局 見せる課」としては、都内で初めて行う主催イベントとなる。イベント当日は、いわき市小名浜港(おなはまこう)で水揚げされたばかりの旬のサンマを直送。焼き魚とつみれ汁に仕立てて街頭で無料サンプリングを行う。ステージイベントには、いわき市とゆかりの深い東京海洋大学客員准教授さかなクンと、南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんも登場する。イベントは11月20日の12時~17時30分まで、有楽町駅前広場(イトシア前)で開催。12時からステージイベント開始、12時45分から、いわきのサンマ塩焼き・つみれ汁の無料サンプリング。以降、17時30分までの間に、ステージイベント2回、無料サンプリングを2回を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月16日JR東日本グループの鉄道会館は、同社が運営する、東京駅地下1階のエキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅八重洲南口のパシフィックセンチュリープレイス丸の内グラントウキョウサウスタワーの「GranAge(グランアージュ)」で、クリスマスイルミネーションを開催する。「グランスタ」で行われるのは、「日常の中にある高揚感」をテーマにしたクリスマス装飾”GRANSTA Christmas 2012~TREASURE X’mas~”。駅の利用者に、東京駅ですてきなクリスマスを過ごしてもらいたいというメッセージを込めているという。装飾では、「リング」や「ネックレス」などを模した巨大モニュメントを施設内の各所に展示。待ち合わせの名所「銀の鈴広場」には、サンタクロースが出現したような演出のトリックアートを展開する。開催期間は11月16日から12月25日まで。一方、八重洲南口のPCPビルを中心に実施されるのは、「Starlight Christmas2012~燦々(さんさん)と星降る夜のクリスマス~」と題したイルミネーションイベント。PCPビル1階のエントランスには、メインカラーであるパープル、シャンパンゴールドに光るイルミネーションとオーナメントを使用したツリーが登場。また、同ビルの敷地内にある「憩いの屋外の公開空地」(オープンスペース)には、ツリーと連動させる、雪の結晶をモチーフにしたLEDイルミネーションが登場する。開催期間は11月18日から12月25日(点灯時間は16時30分から23時)。なお、公開空地のイルミネーションは、2013年2月28日までの開催しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日森永製菓は東京駅一番街内にある東京おかしランド「森永のおかしなおかし屋さん」で、11月16日から期間限定のスペシャル ウィークを開始する。同ショップは、2012年4月に森永製菓のアンテナショップとしてオープン。2012年10月末現在、東京駅店の来場者数は累計10万人を超えた。このほど開始するスペシャルウィークは、第一弾・第二弾に分けて展開する。第一弾「おかしなおもしろウィーク」は、11月16日~11月26日まで開催。東京駅ならではのお土産の新製品や、クリスマスシーズンや年末年始のスペシャルギフトの新製品が登場する。第二弾は、12月12日に「ダースの日」を迎えることにあわせ、11月27日~12月12日に開催。2012年は「12」が3つ並ぶ100年に1度の特別な日として、「ダースの日」記念スペシャル商品を発売する。ダースブランドのエクステンション品8品を発売予定。第一弾・第二弾の期間を通し、360度飛び出す絵本「パティシエキョロちゃんのおかしなおしろ(2,800円)」、「パティシエキョロちゃんのブッシュドノエル(3,200円)」、ミラーケース「メガマリーミラー(680円)」、メモケース「メガチョイスメモケース(760円)」などを販売する。また、期間中の土日祝日は、「森永のおかしなおかし屋さん」限定のキャラクター‘パティシエキョロちゃん’が登場。さらに同ショップ開業以来人気の「ハイチュウ」であめ細工をつくる、「ハイチュウパフォーマンス」も見ることができる。「森永のおかしなおかし屋さん」東京駅店は、9時から21時まで営業。定休日はなし。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日あおぞら銀行は29日、個人の顧客向けとして6年ぶりとなる新店舗を、東急電鉄自由が丘駅より徒歩3分の場所に開設すると発表した。新店舗は愛称を「フィナンシャルオアシス自由が丘」とし、同行の新しい店舗デザインコンセプト「都会のオアシス」を採用している。新店舗では、同行が注力している資産運用コンサルティングサービスを落ち着いた雰囲気のなかで提供するという。洗練された外観は自由が丘の街並みに相応しく、ガラス張りで明るく、清潔感のあるデザインとなっている。店舗内には落ち着いて相談できるコンサルティングブース、応接のほか、様々なイベント・セミナーに対応できるユニークな多目的スペースを備えており、来店した顧客には「フィナンシャルオアシス」という新しい銀行の形を体験してもらえる。なお「フィナンシャルオアシス自由が丘」(東京都世田谷区奥沢5-28-1)は渋谷支店の出張所となっている。これまで渋谷支店にて取引していた顧客は、渋谷と自由が丘のどちらの店舗においても、従前同様の取引が可能。あおぞら銀行は今後も顧客に様々な金融サービスを提供し、より多くの顧客に満足してもらえるよう努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日JR東日本盛岡支社は16日、気仙沼駅、盛駅、釜石駅、宮古駅のリニューアルを発表した。4駅とも工事を開始しており、12月上旬の完成をめざしているとのこと。東日本大震災で被災した三陸海岸沿岸部の活性化に貢献すべく、地域の拠点となる4駅がリニューアルされることに。デザインコンセプトは、「清らかな海、やさしい風の香り、美しい地形を感じる特徴をもった『親しまれる駅』 ~交流を生み出し、賑わいの場として、親しまれる駅~」(JR東日本盛岡支社)で、三陸海岸の特徴を取り入れたデザインとなる。リニューアルにあたり、気仙沼駅は「漁港のまち」、盛駅は「海岸のまち」、釜石駅は「鉄のまち」、宮古駅は「浜のまち」をそれぞれイメージしたという。気仙沼駅の駅舎は、三陸海岸の「岩」をイメージしたデザインに。岩を模したアプローチゲートを、駅舎の入口上部の庇(ひさし)で表現する。釜石駅では駅舎全体に「鉄」をイメージしたルーバーを配置し、宮古駅の駅舎は浄土ヶ浜をイメージした「砂浜」を表現したデザインに。現在は不通となっている大船渡線盛駅も、今回のリニューアルで駅舎にルーバー状の庇が配置され、待合室の窓や入口で碁石海岸の穴通し磯を表現するとのこと。なお、気仙沼駅に関しては一部列車の発着番線変更も発表されており、12月1日より新たに列車4本が1番線(駅舎側)発着に。一ノ関方面の大船渡線の列車21本(下り11本、上り10本)のうち、19本が駅舎側のホームを使用することになり、跨線橋の使用が少なくなることから乗換えなどの利便性が向上する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月21日マークスは10月16日~28日までの期間、東京駅エキナカGRANSTA(グランスタ)に、「EDITO 365(エディト・トロワ・シス・サンク)」のポップアップショップをオープンする。同ショップは手帳をはじめとした、ステーショナリー&ファッション雑貨などを取りそろえた「スタイリッシュ×エレガント」な期間限定ショップ。第21回 日本文具大賞 デザイン部門にてグランプリを受賞した2013年版手帳「EDIT(エディット)」、「EDITO 365」直営店舗限定のオリジナル・ブランド「手帳」&「バッグ」を販売する。さらに、パリのサロン・ド・テ「LADUREE(ラデュレ)」のステーショナリーなども取り扱う。また、手帳を購入した人には、先着で「エラスティック・ベルト」をプレゼントする。同ショップの営業時間は8時~22時(日曜日は~21時)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日東京駅丸の内駅舎保存・復原工事は2007年5月よりスタート。戦災などで消失していたドーム屋根や3階部分が復原され、1914年創建当初の姿がよみがえる東京駅。この10月1日の開業にあわせて、東京駅エキナカに新エリア『Central Street(セントラルストリート)』がグランドオープンする。『セントラルストリート』は東京駅の1階、丸の内と八重洲をつなぐまさにメインストリートに位置する新施設。8月9日に先行開業した『駅弁屋 祭』、『KIOSK+i』に続いて、『Sweets Bouquet(スウィーツブーケ)銘菓紀行』、『Select Market(セレクトマーケット)東京百貨』の2区画が10月1日7時よりオープンする。9月18日、都内で発表会が開かれ、新エリアで発売される商品やアイテムがお披露目された。発表会では、『セントラルストリート』に出店するショップのスタッフがイチ押しの商品を手に持って登場。東京駅の利用者数は1日平均約220万人、『セントラルストリート』の1日あたりの流動数は約20万人。『セントラルストリート』のコンセプトは「Link Japan」。「人」と「人」、「地方」と「地方」、「日本」と「海外」を繋ぐ「ご縁」の結び目でありたいという気持ちを込めたもの。■『スウィーツブーケ 銘菓紀行』『スウィーツブーケ 銘菓紀行』には12の店舗が展開。注目商品は、カステラや和洋菓子の『文明堂』から発売される『工房直送 手焼きどら』。職人によってひとつひとつ手で焼き上げられたどら焼きが、出来上がり3時間以内に新宿の工房から直送便で届けられるという東京駅限定商品。『大粒小豆(¥189)』、『わらび餅(¥189)』、季節限定『栗(¥189)』の3種類のラインナップ。創作和菓子の『宗家 源 吉兆庵(そうけ みなもと きっちょうあん)』の『粋甘粛(すいかんしゅく)』(1個、¥525¥)は、まるごとひとつを使用した干柿の中に白あんが入った季節感を意識した果実菓子。えびせんべいの老舗『桂新堂(けいしんどう)』の「東京ご縁結び(5枚入り)」(¥500)は、「セントラルストリート」のコンセプト「ご縁」にからめて、5 円玉をモチーフにした東京駅限定のえびせんべいを発売する。ほか、バウムクーヘンで有名な『ユーハイム』のエキナカブランド『ボビーユーハイム』の『レンガロール』(¥1,260)、焼き菓子専門店『YOKU MOKU(ヨックモック)』の、駅舎デザインの箱に電車型のクッキーが入った『TOKYOターミナルクッキー』(¥997)など、各ショップの商品やアイテムには、東京駅の“赤レンガ駅舎”や電車をモチーフとしたデザインが採用されているものも。■「セレクトマーケット 東京百貨」「セレクトマーケット 東京百貨」には、「食」と「旅」に必要なアイテムを選りすぐったセレクトショップが揃っている。本格ベーカリーをはじめ、お弁当、お酒、コスメやドラッグ、雑貨など。出張にも便利なアイテムもラインナップ。ほか、先行開業している『駅弁屋 祭』は、オリジナル・期間限定商品も含めて、全国各地の150種類以上の駅弁を取り揃える駅弁専門店。店内の「ライブキッチン」では駅弁をその場で調理、「できたて」のお弁当を食べることができるのが魅力。同じく先行開業している『KIOSK+i』は、外国人のお客用のサービス向上を意識した店舗。ネーミングの「i」は「international」から。基本アイテムに加え、英字新聞や輸入菓子、お土産用の鉄道グッズなど約600アイテムが用意されている。東京駅丸の内駅舎と、『スウィーツブーケ 銘菓紀行』、『セレクトマーケット 東京百貨』の2区画は10月1日よりグランドオープンする。問い合わせ先:JR東日本グループ(株)鉄道会館 公式サイト Central Street(セントラルストリート)所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅改札内1階 中央通路営業時間:『スウィーツブーケ 銘菓紀行』 7時~21時30分『セレクトマーケット 東京百貨』 7時~22時30分『駅弁屋 祭』 5時30分~23時『KIOSK+i』 6時50分〜23時30分(dskiwt)
2012年09月30日東京都千代田区のJR東京駅丸の内口駅舎の復元、保存工事が終了し、約100年前の東京駅の開業当初の姿を取り戻した。6月から駅の1階部分など順次開業がしていたが、10月1日にグランドオープン(全面開業)となる。JR東京駅丸の内口駅舎は大正3年(西暦1914年)に完成。当時から繁華街であった京橋側に作らず、皇居に面した丸の内口につくるなど、駅機能としての実用面のみならず、象徴的な意味もあった建築物だ。平成9年に関東の駅百選、平成15年には国指定の重要文化財に指定された。駅舎の設計は明治、大正と日本の建築界をリードしてきた辰野金吾だ。辰野金吾はこのほか、日本銀行本店や旧岩手銀行本店本館、大阪市中央公会堂、旧第一銀行神戸支店、旧大阪教育生命保険などを設計。赤レンガに白のラインをほどこした建築様式に特徴がある。辰野金吾はジョサイア・コンドルに学んだことでも知られる。ジョサイア・コンドルは明治10年から来日し、三島由紀夫の戯曲や芥川龍之介の小説で知られる鹿鳴館や、上野の旧岩崎邸庭園洋館、北区にある旧古河庭園などを設計したほか、日本の建築家を育成した。丸の内口駅舎は太平洋戦争終戦直前の昭和20年5月、東京大空襲により焼夷弾が着弾、多くの建造物が破壊された。終戦後に規模を縮小して修理され、屋根の小屋組みは5年くらい持てば良いという考えで応急処置的に修復された。その後60年以上にわたり本格修理できないままとなっていたが、平成11年に本来の姿に復元することが決まった。平成19年に復元工事を開始。現存している駅舎の外壁など、可能な限り保存、活用して外観を創建当時の姿に再現しつつ、機能を拡大。さらに巨大地震に備える工事がなされた。平成23年には屋根材に使用予定だった宮城県産の天然スレートの一部が東日本大震災の津波で被害を受けるなどの障壁を乗り越えてのグランドオープンだ。10月3日には駅舎内の東京ステーションホテルも開業する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日今年6月に東京駅地下1階エキナカ商業施設『GRANSTA(グランスタ)』の丸の内側に誕生した「丸の内坂エリア」。「Daily Happiness!」をコンセプトに全13ショップが軒を連ね、「生活を彩る雑貨菓子」「毎日食べたいスイーツ」「食卓を充実させるアイテム」「選んで楽しむ毎日の食事」の4つのゾーンに分かれている。毎日利用するユーザーを意識したラインナップとなっていて、オープンからの利用者数は37万人を超える人気のエリアだ。そんな「丸の内坂エリア」の6月のオープンから8月末までの期間で、最も人気があった商品の売上ベスト5が発表された(鉄道会館調べ)。■『グランスタ』丸の内坂エリアの商品売上ベスト5発表第1位は、神戸のワッフル・ケーキ専門店『R.L(エール・エル)』の毎月おすすめの生ワッフルが入った『おすすめ10個セット』(¥1,100)。『エール・エル』の商品では、スティック状に焼き上げたグランスタ限定の『スティックワッフル』も注目の商品。第2位は、あのカンロ飴のカンロがプロデュースしたコンフィズリー(砂糖菓子)ショップ『ヒトツブカンロ』のプレッツェル型のグミ『グミッツェル』(1個、¥120)。見た目のみならず、外側がパリパリしていて食感も楽しめる。味は6種類。1個単位で買えるのもうれしい。第3位は、軽井沢に本店を構える創業1933年の老舗ベーカリー『ブランジェ浅野屋』の『クロックムッシュ』(¥473)。食感はモチモチしていて、朝食としても人気があるという。第4位は、「サロン・ド・ショコラ パリ」で4ツ星に輝いたメリーチョコレートが手がけるチョコレート専門店『マルシェ・ド・ショコラ』の『チョコレートコレクション』(1個、¥400)。可愛いパッケージデザインも人気。第5位は、高級さつまいもの「鳴門金時」を使ったお菓子の専門店『鳴門金時本舗 栗尾商店』の『角 和三盆』(¥630)。蒸した鳴門金時を秘伝の糖蜜に漬け込み、一口サイズにカット。こちらはグランスタ限定で登場。■9月24日(月)〜10月14日(日)まで「東京駅丸の内駅舎保存・復原記念フェア」が開催2007年から行われていた東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事がいよいよ完成し、10月1日にグランドオープンを迎える。この完成を記念して、『グランスタ』をはじめ、東京駅エキナカ商業施設の『グランスタ ダイニング』『エキュート東京』『京葉ストリート』共同で、「東京駅丸の内駅舎保存・復原記念フェア」を開催。東京駅の“赤レンガ駅舎”をモチーフとしたここでしか買えない限定商品などが登場する。紀ノ国屋の食のセレクトショップ『KINOKUNIYA entrée(キノクニヤ アントレ)』からは、3000個限定発売の『赤レンガクッキーBOX』(¥1,000)が登場。レンガをイメージしたプレーン、ココア、ストロベリー3種のクッキーを詰め合わせたもの。ベルギー生まれの高級チョコレート専門店『ピエール マルコリーニ』からは、人気のビスキュイのギフトBOXに駅舎の柄をプリントした限定デザインの『マルコリーニパウンドケーキセレクション』(¥2,100)がお目見え。また、いなり寿司専門店『豆狸(まめだ)』の『豆狸カリー』(¥189)、ホットドッグ専門店『東京ドッグ』の『岩手県産十文字鶏の唐揚げドッグ』(¥390)など見た目も楽しませてくれるフードにも注目だ。「東京駅丸の内駅舎保存・復原記念フェア」の開催期間は9月24日(月)から10月14日(日)まで。グランスタ 公式サイト 営業時間:8時~22時(一部ショップは7時より営業。日・祝日は21時まで)(dskiwt)
2012年09月27日セブン銀行は24日、東京駅丸の内北口に開設される訪日の顧客向けのサービス提供施設「JR EAST Travel Service Center」外貨両替所内でATMサービスの提供を10月1日から開始すると発表した。これにより、海外から日本を訪れた顧客が持っているキャッシュカードやクレジットカードで「日本円」を引き出しできるほか、日本の顧客もより便利にATMを利用できる。セブン銀行では、今後も顧客のニーズに合った様々な場所にATMを設置し、より多くの顧客が便利にATMを利用してもらえるよう努めていくとしている。サービス開始日10月1日サービス時間7時30分から22時00分※原則、年中無休東京駅設置場所東京駅丸の内北口「JR EAST Travel Service Center」外貨両替所内設置台数2台利用可能カード(1)海外で発行されたVISA(PLUSを含む)、MasterCard(MaestroとCirrusを含む)、American Express、Diners Club、JCB、中国銀聯、Discoverのカード。(2)銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、JFマリンバンク、商工組合中央金庫、証券会社、生命保険会社、クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社、事業者金融会社など580社以上のカード【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日東京駅丸の内駅舎保存・復原工事の完成を祝い、22~23日に最新鋭の映像スペクタクルショー「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」を開催する。21日にはリハーサルの模様が報道公開された。同イベントはJR東日本が主催し、企画・制作はNHKエンタープライズが手がける。今年のロンドンオリンピック開会式でも多用され、話題となった「プロジェクションマッピング」(建物の形状に合わせた映像をプロジェクターで投影し、特殊な視覚効果を生む映像表現技術)を用い、大正時代の創建当時の姿に蘇った東京駅丸の内駅舎をスクリーンに、壮大なスケールの高精細フルCG映像が繰り広げられる。スクリーンの幅120m、高さ30m、46台の超高輝度プロジェクターを使用するなど、国内史上最大規模の事例になるという。21日のリハーサルは2回にわたって実施された。映像のテーマは「時空を超えた旅」で、「夜のとばりが下りる頃、真っ暗な駅舎に少しずつ明かりが灯り、行きかう人々の息づかいと汽笛の音が聞こえてくる。蒸気とともに登場するSL、徐々に組み上がる建物、和風のモチーフで彩るモダンなレリーフ、華やかな未来を予感させる花火……」(NHKエンタープライズ)という内容。東京駅や鉄道の歴史と未来をめぐる幻想的な光景が展開される。途中、丸の内中央口の大時計が設置されていた場所を、スピーカーのボリュームコントロールやスイッチとして使う場面も。蒸気機関車のほかに通勤電車のつり革やSuicaが登場するシーンもあり、電車の発車メロディを上映中の音楽に取り入れるなど、鉄道ファンも楽しめる内容となっている。約10分間の上映が終わると、会場から大きな拍手が起きた。「TOKYO STATION VISION」は9月22~23日に東京駅丸の内駅舎広場で開催(小雨決行、荒天の場合は中止)。両日とも上映開始は20時、20時20分、20時40分を予定しており、入場料は無料。ただし会場付近は混雑が予想されており、混雑時には入場規制や入れ替えなどを行う場合があるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月22日セブン銀行は18日、東京メトロ線の6路線9駅に16日よりセブン銀行ATMを順次設置していると発表した。セブン銀行ATMの東京メトロ線への設置は、副都心線6駅への設置に続き2回目となる。同行はこれからも顧客のニーズに合った場所にATMを設置し、より多くの顧客が便利にATMを利用できるように努めていくとしている。サービス時間5時から24時。ただし、各駅の営業時間外は利用不可(取扱い金融機関によって利用できるサービス内容、ATM利用時間・手数料が異なる)利用可能カード銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンク、JFマリンバンク、商工組合中央金庫、証券会社、生命保険会社、クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社、事業者金融会社など580社以上のカード海外で発行されたVISA(PLUSを含む)、MasterCard(MaestroとCirrusを含む)、American Express、Diners Club、JCB、中国銀聯、Discoverのカード【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日H&M(へネス アンド マウリッツ)は2012年9月14日(金)に、東京駅直結ビルに大型駅隣接店舗「H&M TOKYO STATION」をオープンする。H&M TOKYO STATIONは、レディース、メンズ、アクセサリーで従来よりトレンド性のあるラインに加え、オフィスやアフター5にもぴったりのアイテムからベーシックアイテムまで幅広く用意した。さらに時間に制限のある旅行客、出張客までもが楽しむことのできるショッピングスポットを提案する。大型駅直結ビルへの出店は初となり、約700㎡の1フロア構成という小規模店舗も、当ブランドには稀な展開となった。そのため、限られたスペースを最大限に活かし大型駅を利用する多様な顧客層のニーズに応えたコレクションを考案している。同ブランドの他店と比べて特徴的なのは、メンズアイテムの店舗面積に閉める割合である。多くの同ブランド店舗がレディスに比べてメンズは4分の1ほどの店舗面積を用意しているにも関わらず、同店舗においてレディスとメンズは半分ずつの比率を占めている。メンズのビジネスルックを意識したYシャツやスーツ、ネクタイなどを多く取り揃えている理由として、H&M日本法人社長クリスティン・エドマン氏は、「日本人男性のファッション感度は高く、東京駅の利用客は男性が圧倒的に多い。お客様のニーズや周辺の環境に合わせた商品展開や、商品ディスプレイに取り組みたい。」とコメントした。メンズアイテムがビジネス用のフォーマルな商品展開が目立つ一方で、レディースアイテムはOL向きのオフィス用スタイルばかりではなく、華やかな柄のスキニーパンツや鮮やかな色使いのアイテムが目立つ。同日には、H&M岐阜モレラ店がオープンし、開店前の店舗には600人もの客が列を作った。さらに今年11月にはH&M仙台さくら野店、来春には大阪に最大面積を誇る店舗オープンを予定し、H&Mの勢いは増すばかりだ。今後は、路面店舗のみではなく郊外のショッピングセンターやエアポート、駅ビルへの新規店舗出店を視野に入れていることも明らかにした。ゴージャスなアクセサリーも豊富に揃うH&M日本法人社長のクリスティン・エドマンさん店舗名:H&M TOKYO STATIONオープン:2012年9月14日(金)住所:中央区八重洲2丁目1番1号ヤンマー東京ビルティングB1F店舗構成:1フロアアクセス:JR各駅「東京駅」八重洲中央口、八重洲南口、八重洲北口直結(東京駅八重洲地下中央口改札を出て直進)営業時間:10:00-20:00元の記事を読む
2012年09月14日JR東日本は22~23日、間もなく開業を迎える東京駅丸の内駅舎にて、保存・復原工事の完成記念イベントとして最新技術を用いた映像スペクタクルショー「TOKYO STATION VISION -トウキョウステーションビジョン-」を開催する。このイベントでは、建物の形状に合わせた映像をプロジェクターで投影することにより、特殊な視覚効果を生む映像表現技術「プロジェクションマッピング」を使用。創建当時の姿によみがえった駅舎をスクリーンに、幅120m、高さ30mの巨大なスケールで、「時空を超えた旅」をテーマにしたオリジナル映像を上映するという。超高輝度プロジェクター46台を使用し、蒸気とともに登場するSLや徐々に組み上がる建物、和風のモチーフで彩るモダンなレリーフ、さらには未来を予感させる華やかな光景などを高精細フルCG映像で描き出す。上映開始時刻は20時、20時20分、20時40分で、上映時間は各10分。入場無料で、丸の内駅舎前広場が観覧場所となるが、混雑時には入場規制や入れ替えを行う場合がある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日JR東日本はこのほど、山手線で導入を進めているホームドアの2014年度完成予定駅を発表した。すでに設置済みの恵比寿駅と目黒駅も含め、計18駅でホームドアが整備される。2014年度のホームドア完成が予定されるのは、御徒町駅、鶯谷駅、田端駅、有楽町駅、原宿駅、五反田駅、西日暮里駅の計7駅。具体的な完成日時については別途告知するという。同社はホームでの転落事故や列車との接触事故などの防止対策として、ホームドアの導入に取り組んでおり、2010年より恵比寿駅と目黒駅で使用開始した。本年度中に大崎駅と池袋駅でホームドアが完成する予定で、2013年度には大塚駅、巣鴨駅、駒込駅、新大久保駅、目白駅、高田馬場駅、田町駅にも設置される予定だ。残る未設置駅についても、現時点で大規模な改良が予定される新橋駅、渋谷駅、新宿駅、東京駅の4駅を除き、2017年度末の工事完成を見込んでいる。2015年度以降の完成予定駅については、「工事計画がまとまり次第、お知らせいたします」(JR東日本)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日東京急行電鉄は28日、「東横線渋谷駅開業85周年記念イベント」を開催する。現在の東横線渋谷駅は東京メトロ副都心線との相互直通運転開始にともない供用を終了する予定で、今月より「東横線渋谷駅メモリアル写真集プロジェクト」もスタートしている。28日のイベントは東横線渋谷駅構内で行われ、来年3月16日の相互直通運転開始に向けたカウントダウンモニュメントがお披露目される。モニュメントは正面口改札内に設置され、モチーフにはこのほど誕生した東急線のマスコットキャラクターを起用したという。鉄道写真家の中井精也氏が撮影した渋谷駅の写真や、過去の渋谷駅の写真などを使用したオリジナルデザイン台紙入り記念入場券も発売される。「東横線渋谷駅メモリアル写真集プロジェクト」は、同駅にまつわる思い出の写真やエピソードを募集し、中井氏のセレクトの下、同氏が撮影した写真と合わせてメモリアル写真集を制作するというもの。写真とエピソードの募集期間は10月31日まで(必着)となっており、作品が採用されるとメモリアル写真集と東急線オリジナルグッズがプレゼントされるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅に11日、新しい出入口・コンコースがオープンする。中野坂上交差点付近に加えて荻窪寄りにも出入口を設置し、利便性向上を図る。中野坂上駅は丸ノ内線の本線(池袋~荻窪間)と支線(中野坂上~方南町間)が分岐する駅で、都営大江戸線との乗換駅でもあり、東京メトロにおける昨年度の1日平均乗降人員は6万1,969人。既存の出入口は中野坂上交差点付近(丸ノ内線ホームの池袋寄り)にのみあり、平日朝ラッシュなど混雑が激しかった。新しい出入口は丸ノ内線ホームの荻窪寄りに設置。混雑緩和につながるだけでなく、東京メトロが火災対策として取り組む「ホームから地上までの二方向の避難経路」も確保され、より安全性の向上した駅となる。改札口とコンコースはホームより低層の地下3階に置かれる。ホーム階と改札階を結ぶエレベーターを2基設け、改札階と地上を結ぶエレベーターも1基設置して、エレベーターによるホームから地上までのルートを確保。出入口の階段に上り・下りのエスカレーターを計4基併設するなど、バリアフリーにも対応した。コンコースには多機能トイレも置かれる。東京メトロの駅では初めて、駅出入口と一体となった緑地スペースも設置。地下1階は緑地スペースからの明るい自然光が差し込むという。出入口と緑地スペースから外気を取り込み、コンコースにかけて自然の風で換気も行われる構造となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日東急ハンズは、9月14日、大丸東京店(東京都千代田区丸の内1-9-1)の増床部8・9・10階の3フロアに、「東急ハンズ東京店」を出店する。同店はJR東京駅直結の店舗で、通勤帰りや出張時に、東京の「今」・東急ハンズの「今」を短時間で把握できるフロア構成となる。各フロアは、これまでと違った視点で商品展開を行う「Check in Market」と題したコーナーを新設。また、30代~40代の働く男女をターゲットに、スタッフが厳選した旬のアイテムを集めるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日小田急電鉄と箱根登山鉄道は24日より、小田急線小田原駅と箱根登山線箱根湯本駅に「第3新東京市指定PASMOチャージ機」を設置する。このチャージ機は、人気アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の綾波レイと式波・アスカ・ラングレーを、PASMO・Suicaのチャージ機の周囲に大きく描いたもの。操作画面上にも碇シンジや渚カヲルなどの主要キャラクターが登場する。「第3新東京市」とはエヴァに登場する架空の都市で、箱根エリアに位置するとされる。なお、PASMOチャージ機の設置に先立ち、箱根湯本駅の駅舎1階にエヴァンゲリオンのオフィシャルショップ「えう゛ぁ屋」もオープンした。既存のエヴァ関連商品のほか、箱根に合わせたオフィシャル商品も販売する予定。営業時間は午前9時から午後6時。不定休。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日京王電鉄は8月19日、「調布駅付近連続立体交差事業」における地下線への切替え完了に合わせ、京王線のダイヤ改定を行う。これにともない、東京都交通局も都営新宿線でダイヤの一部変更を実施する。同事業で地下化されるのは京王線柴崎~西調布間(約2.8km)と相模原線調布~京王多摩川間(約0.9km)。地下線への切替えは8月18日終電後から翌19日午前10時頃に行われる。これにより、事業区間内の国領駅、布田駅、調布駅が地下ホームとなり、3駅ともホームドアが設置されることに。調布駅は下り線・上り線の2層構造となり、京王線下り線と相模原線上り線の平面交差が解消される。その結果、平面交差に起因する電車の遅れが解消され、相模原線上り電車の調布駅手前での信号待ちも大幅に減少する見込み。これを受けてダイヤが改定される。各駅の発車・到着時刻と電車の所要時間だけでなく、行先や途中駅での接続、通過待ち駅などにも変更が生じる予定。また、京王線と相互直通運転を行う都営新宿線でも、一部列車の時刻、種別、行先、両数が変更になるとのこと。京王線の新しいダイヤについては、京王ホームページおよび携帯電話サイト「京王ナビ」に掲載されるほか、8月1日からは京王電鉄の各駅で時刻表も配布される。なお、新たに使用開始する調布駅の地下ホームでは、列車接近メロディーに「ありがとう」(いきものがかり)を採用する。調布市が舞台となった朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』にちなんだもので、下り線と上り線で異なるメロディーが使われるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日たらみが運営する「たらみフルーツ工房」が、東京駅エキナカ施設「GRANSTA(グランスタ)」に期間限定で初登場する。長崎で作られるプレミアムゼリー「フレッシュフルーツの生ゼリー」を毎日空輸して販売するという。東京駅エキナカの「たらみフルーツ工房」は7月9日~22日まで開店。自社農園「たらみファーム」をはじめ、地元長崎や九州、沖縄を中心に生産者を訪ね、厳選した旬の国産フルーツを使用したフレッシュフルーツの生ゼリーやデザートなどを販売する。商品はたらみこだわりミックスの生ゼリー(525円)、沖縄産シークワーサーの炭酸ゼリー(400円)、熊本産アールスメロンの生ゼリー(525円)、沖縄産パインの生ゼリー(525円)など。オープン記念として、たらみフルーツ工房のチラシ(PDFファイルを印刷)を持参し、かつ商品を購入した全員にパウチ型ゼリー飲料「MOGFUL」のみかんまたはパインを1個プレゼントする。東京駅エキナカ施設GRANSTAの「たらみフルーツ工房」の営業時間は、月~土は8時~22時、日祝日は8時~21時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日東京駅とその周辺地域から構成される「東京ステーションシティ」が、この夏おすすめの東京駅のお土産情報を発表した。また、6月28日に東京駅エキナカ施設「グランスタ」に新エリアがオープン。7月6日からは「GRANSTA 東京駅弁まつり」も開催する。エキナカ商業空間「エキュート東京」ではおすすめのお菓子として、奈良 天平庵の「東の京」(5個入り800 円、10個入り1,500 円)、Hana SYUMPOO(ハナ シュンプウ)の「かすてらフレンチトースト」(キューブ462 円、6個入り1,365円)、ドゥー パティスリー ア トーキョウの「ケイクオフリュイ」(1,400 円)、空いろの「つき」 (単品230円)を紹介している。また雑貨としては、東京の名所がプリントされた遊 中川 日本市の「東京ふきん」(420円)、電車と新幹線柄のてぬぐい、濱文様 てぬぐい本の「東京トレイン」(840円)がおすすめとのこと。価格はいずれも税込み。また、八重洲南口改札内にある「京葉ストリート」では、 清閑院の「葛水ようかん・抹茶わらび餅詰め合わせ」(1箱2,152円)、柿の木坂 キャトルの「フルーツジュレ詰合せ」(1箱1,890円)、東京・目黒地蔵通り 御門屋の「揚まんじゅう15個入」(1箱1,650円)、八天堂の「とろけるくりーむパン ギフトセット」(1セット1,400 円)をおすすめしている。価格はいずれも税込み。東京駅地下1階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」の丸の内側に、新エリア(丸の内坂エリア)が開業。コンセプトは「Daily Happiness!」。エリア全体を一つのセレクトショップに見立て、ゾーンごとに4つのテーマが設定されバラエティー豊かな13ショップが展開。カンロのコンフィズリー(砂糖菓子)ショップ「ヒトツブカンロ」、ドーナツを中心にしたワンハンドフードを提供する「She Knows Bakery」などがオープンする。東京駅改札内地下1 階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅改札内1 階ノースコート内のエキナカレストラン施設「GRANSTA DINNING(グランスタ ダイニング)」は、7月16日の駅弁記念日にちなみ、夏の新作駅弁を販売する期間限定の「GRANSTA 東京駅弁まつり」を7月6日~7月22日まで開催する。塩麹や夏野菜などを使った丸の内OLに贈るヘルシー系の駅弁から、バリバリ働くビジネスパーソン向けの肉系ボリューム満点駅弁まで、豊富な駅弁ラインアップがそろうという。詳細はTokyo Station City 公式サイトでも公開している。
2012年06月29日東京駅エキナカ施設グランスタに、メリーチョコレートの新ブランド「マルシェ ド ショコラ」が6月28日(木)オープン。デイリーハピネスをテーマにしたオリジナルチョコレートを展開予定だ。カクテルガナッシュ 1箱¥650毎日寄りたくなるような豊富な種類&気軽な価格がうれしい、わくわくさせるようなスイーツがたくさん。中でも注目は、新発売の「ヴェリーヌ ド ショコラ」。フルーツのソースとチョコレートのテリーヌのコンビネーションが楽しめる2層タイプで、たまご型のカップが可愛らしく、さわやかな午後のティータイムやちょっとしたお土産にも最適だ。ヴェリーヌ ド ショコラ 1個¥350他にも、季節ごとに新しい味わいが楽しめる「ボンボンショコラ」や、カクテルをイメージした華やかな香りのガナッシュ「カクテルガナッシュ」、素材とチョコレートのマリアージュが絶妙な「チョコレートコレクション」など、グランスタ限定のオリジナルアイテムが勢ぞろい。ボンボンショコラ 1個¥210その名の通り、チョコレートを使ったスイーツがまるで市場のように賑やかに並ぶ「マルシェ ド ショコラ」で、シーンに合わせて様々なチョコレートを選んでみては。お問い合わせ:メリーチョコレートカムパニー tel.03-3763-0361
2012年06月27日幸福駅(北海道)の公式ホームページ「幸福駅発」は22日、観光PRのための新キャラクター「みゆき&めぐみ」を公開した。ブログ「みゆきの幸福日記」もスタートしている。39年前、NHKの番組『新日本紀行』で放送されたのをきっかけに、幸福駅(旧国鉄広尾線)は全国的にその名を知られるようになり、「愛国から幸福行き」のきっぷが爆発的に売れるなど、同じ広尾線の愛国駅とともに一大ブームを巻き起こした。その後、広尾線は廃線となったが、幸福駅と愛国駅は駅名の縁起の良さから観光地として存続し、現在も国内・国外を問わず多くの観光客が訪れる。「みゆき&めぐみ」は、来年でブーム40周年を迎えるにあたり、幸福駅と愛国駅のPRキャラクターとして制作されたもので、北海道出身・在住のイラストレーターであり原画家の「みけおう」さんがデザインした。ともに当地に住む「駅神様」という設定だ。「みゆき」は幸福駅周辺を担当する新米の駅神様で、慎重すぎる性格でおとなしく見られがち。しかし一度決めたらやり抜く芯の強さも持っている。得意の歌と癒しのチカラで、駅を訪れる人々を幸せに導く。一方、「めぐみ」は愛国駅周辺を担当する駅神様。社交的で活発な性格で、人と人を結びつけるのが大好きだが、たまに早とちりしてしまうことも。恋愛占いが得意で、人々に愛を広めていく。2人は「幸福駅発」や「みゆきの幸福日記」などを通じ、幸福駅と愛国駅のPRを行う。7月中旬より、幸福駅のお土産店にて公式グッズも発売予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日メリーチョコレートカムパニーは6月28日10時より、東京駅地下1階にあるエキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」に新設される丸の内坂エリアに、新ブランドのチョコレート専門店「Marche du chocolat(マルシェ ド ショコラ)」を常設店舗としてオープンする。同店舗では、エリアテーマである「デイリーハピネス」をイメージし、毎日寄りたくなるような豊富な種類、気軽な価格のオリジナルチョコレートを展開する。商品群は18種類を予定。自家需要を中心としたラインナップになる。中でも同社が推しているのが、「ヴェリーヌ ド ショコラ」(350円)。フルーツソースとチョコレートのテリーヌのコンビネーションが楽しめる2層タイプで、セミドライのフルーツをトッピング。ヴェリーヌとはヴェール(verre:グラス)とテリーヌ(terrine)を組み合わせた造語で、たまご型の透明なカップの中に、ムースやジュレを層にしている。ほかにも、季節ごとに新しい味わいが楽しめる「ボンボンショコラ」(210円)や、カクテルをイメージした華やかな香りの「カクテルガナッシュ」(1箱85g・650円)など、同施設限定のオリジナル商品が用意されている。営業時間は8時から22時まで(オープン初日は10時から、日祝は21時まで)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日7月16日の駅弁記念日にちなみ、東京駅のエキナカ施設にて、夏の新作駅弁などを販売する「GRANSTA東京駅弁まつり」が行われる。場所は東京駅地下1階「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅改札内1階ノースコートにある「GRANSTA DINING(グランスタ ダイニング)」の2施設。塩麹や夏野菜を使用したヘルシー系のものから、ボリューム満点でビジネスマンにうれしい”肉系”のものまで、多彩な駅弁がそろう。開催期間は7月6~22日の予定。一例として、国産米100%炊きたておこわを用いる「おこわ米八」では、鶏肉の塩麹漬け焼きにポテトとなすの黒酢和え、オリジナルの色彩鮮やかな寿しおこわと自慢の赤飯によるミニいなりを詰め合わせた「丸の内レディ美食弁当」を販売。和の食材にこだわる和惣菜ショップ「いとはん」では、自慢の割下で旨味を引き出した黒毛和牛の特製すき焼き重に、人気の惣菜を彩り豊かに詰め合わせた「いとはんのスペシャル御膳 九庭」を販売する。その他、各店ともそれぞれの店舗の特色を活かした新作駅弁を登場させる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日昭文社は11日、最新の東京駅エリアの情報を詰め込んだガイドブック『まっぷるマガジン 東京駅 丸の内・八重洲』を発売する。5年にわたる保存・復原工事を終え、10月にグランドオープンを迎える赤レンガの丸の内駅舎をはじめ、東京駅の使いこなし術と、再開発が進む丸の内エリアのおすすめスポットなどを掲載している。ここ数年、「東京ステーションシティ」と呼ばれる東京駅とその周辺の駅ビル群に大規模商業施設が次々と開業し、丸の内エリアには洗練された服飾雑貨店や飲食店が集まっているが、変化の早さと街自体の構造の複雑さゆえに、その全体を把握するのは困難とされてきた。『まっぷるマガジン 東京駅 丸の内・八重洲』では、駅構内を図解するマップや乗換えガイド、目的別ガイドなどを掲載して駅の徹底利用術を紹介。東京駅構内と丸の内・八重洲のおすすめスポットや人気施設を紹介し、東京駅を中心とした複合シティの魅力を存分に味わってもらうことを意図したという。『まっぷるマガジン 東京駅 丸の内・八重洲』はAB判104ページ。価格は840円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日