アイストリームは8日、利用料金の一部がNPO団体などの社会貢献活動に還元されるSIMサービス「ファンダム支援SIM」の予約受付を開始した。データ通信専用SIMとSMS機能が付いたSIMの2モデルが用意されている。「ファンダム支援SIM」は、収益の一部をNPO団体などの社会貢献活動に還元することを目的としたSIMサービス。ユーザーは、アイストリームが運営する非営利団体向けファンドレイジングサイト「ファンダムビレッジ」内から支援したいNPO団体を選択できる。寄付金額は、支援ユーザー数と、支援ユーザーの総利用料金に応じて分配される。NPO団体の公募は順次行っていくという。1契約につき、最大19枚のSIMカードを購入でき、家族やグループ間などでデータをシェアできる。利用料金は、月末までに使ったデータ量によって決定し、データ通信SIMの場合、月間200MBまでであれば月額税別(以下同)398円、1GBまでが598円、2GBまでが750円、3GBまでが850円、4GBまでが1,000円、5GBまでが1,270円、6GBまでが1,650円、7GBまでが2,040円、7GBを超える場合は100MBあたり150円の従量料金となる。SMS付きSIMの場合はそれぞれ120円が加算される。複数人で利用した場合には、料金計算を全員の使用量の平均値で行う。そのため、余ったデータ量の受け渡しなどは必要ない。データ量の上限や料金の上限を設定することも可能となっている。なお、最低利用期間は設けられていない。ネットワークはNTTドコモのLTE・3G網を利用。通信速度は、受信時最大150Mbps/送信時最大50Mbps。SIMサイズは標準・micro・nanoの3種類。
2015年07月08日NTTドコモは、過去にSIMロック解除をしたことのあるユーザーに対し、7月13日より解除の条件を緩和する。これにより、2015年5月1日以降に発売された機種でも、一部のユーザーは購入日当日に解除できる。これまでは、SIMロック解除の実績に関わらず、2015年5月1日以降に発売された機種であれば、購入日から6カ月が経過しなければSIMロック解除できなかった。7月13日からは、SIMロック解除実績のあるユーザーならば、前回の解除から6カ月以上が経過していることを条件として、2015年5月1日以降に発売された機種も購入日当日から解除が可能となる。なお、4月30日までに発売された対象機種については、SIMロック解除の実績の有無に関わらず、購入日からSIMロック解除が行える。こうした、SIMロック解除の条件変更の理由について、ドコモは「お客様から、海外渡航をする際に現地のSIMを使いたいので条件を緩和してほしい、という要望を数十件ほどいただいた。今回の変更はそうした要望に応えるため」と説明している。なお、KDDIは2015年5月1日以降に発売された機種について、購入から180日以上が経過していればSIMロック解除に応じるが、それ以前に発売された機種は、SIMロック解除の対象機種ではないため、変更などの予定はないとしている。ソフトバンクでは、2015年5月1日以降に発売された機種について、購入から181日目以降にSIMロック解除に対応する。同社では、KDDIとは違い、2015年5月1日以前に発売された一部の機種で、SIMロック解除に応じているが、条件について変更する予定はないという。
2015年07月07日NECおよびNECプラットフォームズは30日、ドコモのLTE-Advancedに対応した、SIMロックフリーのモバイルルータ「Aterm MR04LN」を発表した。同日から受注を開始し、7月16日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は27,000円弱(税別)。LTE-Advancedは、複数の帯域をまとめて大容量の通信を行えるキャリアアグリゲーション技術などにより、LTEをさらに高度化したドコモの新しい通信方式。LTE-Advancedを使用したドコモの通信サービス「PREMIUM 4G」では、受信最大225Mbps、送信最大50Mbpsの通信が行える。なお、「PREMIUM 4G」の最大受信速度は2015年内に300Mbpsを予定しており、Aterm MR04LNの最大受信速度も300Mbpsとなっている。本体はSIMロックフリーで、microSIM対応のデュアルSIMスロットを搭載し、必要に応じてSIMカードを切り替えて使用可能。対応バンドは、LTEが2100MHz/1700MHz/1500MHz/800MHz、3Gが2100MHz/800MHz/850MHz、GPRSが1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz。また、表面には2.4型の液晶を備え、通信状態のステータスやSIMカードの状態、時刻などが確認できるほか、接続設定などをタッチ/スライド操作で行える。半角英数、記号の入力も可能。このほか、通信機能では2ストリームのIEEE802.11ac(最大867Mbps)や、Bluetoothテザリング機能も有する。主な仕様は、対応LTEがLTE-Advanced、対応無線LAN規格がIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth規格が4.0。駆動時間は無線LAN通信時で約12時間、Bluetooth通信時で約24時間、休止状態で約250時間、バッテリ容量が2,300mAhなど。最大接続台数は16台。本体サイズはW63×D111×H11mm、重量は約111g。製品には、充電池パックやACアダプタ、USBケーブルなどが付属する。オプションとして、Gigabit対応有線LANポートを備えた専用クレードルも同時提供する。クレードルの価格はオープン、店頭予想価格は3,000円前後(税別)。
2015年06月30日ファーウェイ・ジャパンは17日、8型のSIMロックフリータブレット「MediaPad M2 8.0」を発表した。8月上旬より発売し、価格は税別39,800円。厚さわずか約7.8mmのタブレット。フレームの90%以上を削りだしの金属で覆ったメタルボディを採用する。画面サイズは8型で、解像度は1,920×1,200ドット。64bitオクタコアCPUの搭載でレスポンスの良い快適な操作感を提供する。バッテリ容量も4,800mAhと多く、長時間の使用に力を発揮する。サウンドチューニングは米harmanが担当。くわえて「クラリファイ」テクノロジーを導入することで、圧縮で失った音楽データを復元しCDクオリティの音を出力する。ほかにも独自技術「Smart PAシステム」で厚みのある重低音を出力し、ステージで演奏されたようなサウンドを楽しめる「スーパーワイドサウンド 2.0」など、音響面に力を入れた技術を集約させている。下り150MbpsのLTE通信に対応し、本体にマイクロSIMスロットを搭載。対応通信方式は、GSMが850 / 900 / 1800 / 1900MHz、UMTSがBand 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19、LTE-FDDがBand 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 19 / 26、LTE -TDDがBand 40 / 41となっている。主な仕様は、CPUがHisilicon Kirin 930(2GHz×4、1.5GHz×4)、メモリが2GB、ストレージが16GB、ディスプレイが8型で解像度は1,920×1,200ドット(WUXGA)。OSはAndroid 5.1。インタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、800万画素メインカメラ、200万画素インカメラ、microSDメモリーカードスロット(最大128GB)など。測位方式はGPS / AGPS / Glonass / Beidou、センサ類は環境光 / 近接 / 加速度 / 電子コンパス / Hallなどを内蔵。本体サイズはW124×D7.8×H214.8mm、重量は約330g。
2015年06月18日マウスコンピューターは2日、新ブランド「MADOSMA」から登場するWindows Phone 8.1 Update搭載の5型SIMフリースマートフォン「MADOSMA Q501」について、6月2日から予約を開始する。6月18日に発売し、価格はオープン。MADOSMA Q501は、日本国内用のSIMフリー端末。6月2日0時01分から、各量販店が予約販売を順次開始する。また同日午前10時からマウスコンピューターの楽天市場店、電話通販、さらに同日午前11時からマウスコンピューターダイレクトショップにて予約を開始。製品は、背面がホワイトの個人用モデルと、背面がブラックの法人用モデルを用意する。Band 1(2,100MHz)、Band 3(1,800MHz)、Band 19(800MHz)の3バンドによるLTEネットワークに対応。1.2GHz駆動のクアッドコアCPUを搭載しており、本体の重量も約125gと軽量なので、Windowsプラットフォームを手軽に持ち運べる。本体はmicroSDメモリーカードスロットを搭載し、16GBのmicroSDメモリーカードと専用液晶保護シートが付属。そのほか主な仕様は、CPUがクアッドコアのMSM8916(1.20GHz)、メモリが1GB、ストレージが8GB、ディスプレイが約5インチのIPS液晶で、解像度が1,280×720ドット。OSはWindows Phone 8.1 Update。MicroSIMスロットを備え、上記の対応LTEネットワーク(バンド)のほか、3GネットワークとしてBAND 1(2,100MHz)、8(900MHz)、19(800MHz、Band 6を含む)をサポートする。無線LANはIEEE802.11b/g/nに準拠し、Bluetooth 4.0にも対応。センサー類およびインタフェース類は、GPS/A-GPS、近接、光、加速度、電子コンパス、背面800万画素・正面200万画素のカメラなど。バッテリ容量は2,300mAh(取り外し可能)で、連続通話時間は約9時間、充電時間は3時間。本体サイズはW142.8×D8.4×H70.4mm、重量は約125g。
2015年06月02日DMMはMVNOサービス「DMM mobile」の7GBプランの値下げを28日に実施した。7GBのデータSIMプランは月額2,040円から同1,880円に、通話SIMプランは同2,740円から同2,580円に値下げした。7GBプランの価格変更により、DMM mobile全14プランにおいて業界最安値での展開になるという。他社が同等のプランでDMM mobileよりも安値で提供する場合、一時的なキャンペーン価格と原価を下回る場合を除いて、さらに安い値段での提供を目指すとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月28日昨年、さまざまなMVNOから発売され、格安スマホで一躍人気となったASUS製のSIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 5」。その後継機となる「ZenFone 2」が発売された。5.5インチのフルHDディスプレイや1,300万画素カメラを搭載するなど、さらに高性能となったZenFone 2は、早くも注目の端末となっている。携帯各社から発売される最新スマートフォンと比べても見劣りしないハイスペックなZenFone 2の情報を知り、「これならキャリアのスマートフォンから乗り換えてもいいかも……」と考えている人もいると思う。そこで本稿では、hi-hoのMVNOサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」を例に、ZenFone 2をMVNOでお得に購入する方法について見ていきたい。○さらに高性能になったSIMフリースマートフォン「ZenFone 2」まずは、「ZenFone 2」の特徴とスペックについて、おさらいしておこう。ZenFone 2は、ASUS JAPANが提供するSIMフリーAndroidスマートフォン。5.5インチのフルHD(1,920×1,080ドット)液晶を搭載し、OSにはAndroid 5.0(Lollipop)を採用。プロセッサにIntel Atom Z3560(1.83GHz)を搭載した通常版1機種のほか、Atom Z3580(2.33GHz)を搭載した上位版2機種がラインナップされている。前機種にあたる「ZenFone 5」は、低価格ながら十分なスペックを備えたSIMフリースマートフォンとして人気となったが、ZenFone 2ではワンランク上のスペックを実現したのが特徴だ。ディスプレイは5インチから5.5インチへと大画面になり、解像度もHDからフルHDへとアップグレード。カメラ機能も進化し、背面のメインカメラは1,300万画素とデジカメ並みとなったほか、前面のインカメラも500万画素の広角となり"自撮り"もきれいに撮影できるようになった。さらに、前述のIntel製プロセッサ搭載により、パフォーマンスも向上している。デザイン面では、画面両端のベゼルが約3.3mmと狭くなり、ボディに対する画面占有率は72%を実現。5.5インチの大画面ながらコンパクトなボディに仕上がった。また、背面にヘアライン加工が施されたことで質感も向上し、一般的な"格安スマホ"とは一線を画す高級感のあるデザインも特徴のひとつ。このほか、NFCを搭載したほか、急速充電にも対応するなど、ZenFone 2はキャリアのスマートフォンにも見劣りしない、魅力的でハイスペックな端末になっている。○スペック相応の価格になった「ZenFone 2」をお得に購入するには?ワンランク上のスペックになったZenFone 2だが、その分、価格も上がっている。前機種のZenFone 5は、16GBストレージモデルが3万円以下で購入可能だったのに対し、ZenFone 2は通常版の32GBストレージ/2GBメモリのモデルで実売価格が35,800円(税別)。税込では38,664円と4万円弱になってしまう。それでもSIMフリーのiPhone 6などと比べれば半分以下の価格だが、これから"格安スマホ"を始めようと考えている人などにとっては、端末を一括払いで購入するのは、ややハードルが高いと言えるだろう。そこでおすすめなのが、格安SIMサービスを提供するMVNOで、SIMカードとセットでZenFone 2を購入する方法だ。端末代の分割支払いが可能なMVNOであれば、初期費用を抑えてZenFone 2を入手できるうえ、キャリアのスマートフォンから乗り換えることで、月々の料金も格安に抑えることができる。MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用すれば、キャリアで使っている090/080/070番号をそのまま引き継いで移行することも可能だ。たとえば、インターネットプロバイダとしてもよく知られているhi-hoのMVNOサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」では、ZenFone 2とSIMカードのセットコース「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with ZenFone 2」を6月1日より提供予定だ。hi-ho LTE typeDシリーズは、NTTドコモのLTE・3G網に対応したMVNO方式の通信サービス。hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with ZenFone 2では、月間3GBの通信容量がバンドルチャージされ、チャージがあるときは下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの高速通信を利用できる。チャージを使い切ったときの通信速度は最大200kbpsとなる。同セットコースの月額料金は、データ通信と音声通話に対応した音声SIMの場合、月額2,950円(以下、金額は税別)。3年目以降は音声SIM単体の料金である月額1,633円で利用することが可能だ。なお、音声通話は従量制となり、通話発信するごとに20円/30秒の通話料がかかる。キャリアのスマートフォンとの運用コストを簡単に比較してみると、主要3社の新料金プランでは、音声通話が定額で使い放題となるものの、最低料金となる月間2GBのプランで月額6,500円と高額だ。通話料を考慮したとしても、hi-hoのZenFone 2セットコースの料金がかなり割安になると言える。また、hi-ho以外の他のMVNOでもZenFone 2のセットコースを提供しているため、各社の料金の違いをチェックしてみよう。本稿では、hi-hoのほか、楽天モバイル、NifMo、DMM mobileの音声SIMとZenFone 2のセットコースを比較してみた。各社とも通信容量が月間3GB(または月間3.1GB)となるプランを比較したが、端末代金の分割支払金を含めた24カ月の月額料金が最安なのは、hi-hoの月額2,950円だ。また、端末代金の実質負担額や2年間の運用コストを比べてみても、いずれもhi-hoが最安になっている。ZenFone 2をMVNOでお得に購入して、運用コストも抑えたいのであれば、hi-hoのセットコースがベストな選択肢と言えそうだ。***今年のSIMフリースマートフォンの本命機種とも言える「ZenFone 2」。そのZenFone 2をお得に購入するなら、端末代金の実質負担額や2年間の運用コストが最安になるhi-hoのセットコースがおすすめだ。なお、5月27日より東京ビッグサイトで開催されるワイヤレスジャパンでは、IIJブースのhi-hoコーナーでZenFone 2の実機が展示されるとのことだ。ワイヤレスジャパンを訪れた際は、ぜひZenFone 2を触って、使い心地や操作感などをチェックしてみてはいかがだろうか。
2015年05月27日日本でもスマートフォンや携帯電話のSIMロック解除が義務化され、2015年5月1日より原則として通信事業者はSIMロック解除に応じなくてはならなくなった。これまではドコモが販売するスマートフォン全機種を手数料を取りロック解除していたが、その動きがauやソフトバンクにも広がる格好だ。だが蓋を開けてみれば各事業者のロック解除は「購入後180日以降」と、現在即時解除に応じるドコモですらサービス内容は後退している。SIMロック解除が実施されると、例えばドコモで買ったスマートフォンをソフトバンクで使うことが可能になる。また海外へ旅行へ行った際も現地のプリペイドSIMを入れて使うことができるなど、様々なメリットがある。とはいえ普段日本でスマートフォンを使っている多くの消費者には、そのメリットはあまり感じられないものだろう。だが日本のSIMロック解除は日本国内だけの話題にはなっていないのだ。日本を囲むアジア周辺国が日本のSIMロック解除の動向に注目しているのだ。なぜならSIMロックを解除した日本のスマートフォンは、海外で現地のSIMを入れて使うことができる。しかも最近はXperiaやGalaxyなど、日本と海外でほぼ同じ製品が販売されているため、日本の製品を海外へ持って行っても海外の消費者は違和感なく受け入れ購入するのである。SIMロック解除された携帯電話はもう10年以上前から日本と韓国を除く世界中で販売されている。この両国は通信方式が独自だったりSIMなし端末が販売されていたため、世界のいわば「裏の世界」とは繋がっていなかったのだ。だがアジアやヨーロッパでは輸入品を扱う携帯電話店が多数存在し、他国販売のSIMロック解除端末を買って使う消費者も多い。もちろん自国で販売される正規販売端末は価格が割高だが、正規のサポートが受けられ修理対応も万全だ。これに対して輸入品だと自国の言語が入っていなかったり、故障しても修理が受けられない。そのためきちんとしたものを買いたい人は正規品、安ければいいと考える人は輸入品、のように消費者側も販売されている製品を理解して購入している。では現状はどうなのだろうか? SIMロック解除可能なドコモのスマートフォンはすでにアジア各国で売られており、日本限定モデルが高値で取引されるなど人気製品になることもある。またXperiaの新機種は日本での販売が早いこともあり、現地での正規販売に先駆けて輸入品が入ってくることもあるのだ。では輸入販売店の仕入れルートはどうなっているのかというと、日本側に輸出を取り扱う業者がいてそこから各国に流通しているケースが多い。その日本の業者の仕入れルートは秋葉原などの買い取り店からの仕入れがメジャーだが、代理店から入手しているという話もある。だがいずれにせよ、日本のスマートフォンのSIMロック解除の義務付けは、今後日本で販売されるスマートフォンのほとんどを海外でそのまま利用できるものにしてしまうのだ。日本で商品価値のなくなったスマートフォンでも、海外へ持っていけば現地で再販できる可能性も生まれるのである。ではなぜ日本が注目されているのだろうか。たとえば香港やシンガポールでは事業者が販売するスマートフォンにSIMロックはない。しかも無料販売もされている。ところがこれらの国では事業者が販売端末の転売被害にあわないような対策を打っているのだ。香港では端末無料購入の際は2年契約が必要で、違約金は端末の定価プラス契約残期間の全基本料金が必要だ。1ヶ月後に解約した場合でも、23か月分の基本料金と端末の定価が請求される。また最近ではスマートフォンは無料だが、最初に定価を払い基本料金の割引で返金する方法もとられている。一方日本では、時たま「一括無料」のような激安販売が行われることもある。しかも違約金は一定額なことが多い。そのため違約金を払っても定価の半額以下で新品スマートフォンを買えるケースもある。それをSIMロック解除し、海外では現地定価の7-8割程度で販売しても十分ペイできるわけだ。さてこのような仕入れ側の事情はさておいても、日本の端末は年々注目度が高まっている。なぜなら最近は日本でしか販売されないスマートフォンが増えているからだ。例えばauが販売するLGのisaiは香港の若い女性に人気だ。また日本ならではのキャラクターとコラボしたスマートフォンも高値で売られることがある。日本のスマートフォンのSIMロック解除が可能になることで、日本販売端末が海外へ流れる動きは今後加速するだろう。そうなれば日本の通信事業者は今の無料販売などを見直し、消費者にとっては今までよりも不利益を感じる状況になってしまうかもしれない。とはいえ今の状況が実は歪みのあるものであることを考えると、まっとうな販売方法へ是正してくれるものになる、と考えるべきかもしれない。一方で日本限定販売のスマートフォンが海外に流出することはメリットも生み出しそうだ。例えば富士通のドコモ向け2015年夏モデル「Arrows NX(F-04G)」は世界初の虹彩認証機能を搭載、この機能を欲しがる海外ユーザーも多いはずだ。SIMロック解除は日本メーカー製品の非正規な海外流出を生み出すが、口コミで人気が広がれば日本メーカーの海外への正規進出を促すものになるかもしれない。
2015年05月25日MMD研究所が21日に公開した、「2015年5月格安スマホ利用者の満足度調査」結果によると、格安スマートフォンユーザーの約6割が、利用しているMVNOサービスに「満足している」と回答した。また、サービス別で最も満足度が高かったのは「IIJ mio」だった。同調査は、事前調査により利用者の多かった5社のMVNOサービスのSIM利用者、各250人ずつ、計1,250人を対象に行われた。対象となったMVNOサービスは、「OCN モバイル ONE」(NTTコミュニケーションズ)、「IIJ mio」(インターネットイニシアティブ)、「BIGLOBE LTE/3G」(ビッグローブ)、「楽天モバイル」(フュージョン・コミュニケーションズ)、「b-Mobile」(日本通信)となっている。各サービス利用者に、自信が利用している格安スマートフォンの満足度を聞くと、全体で61.2%の利用者が「満足」(やや満足を含む)と回答した。サービス別の満足度では、「IIJ mio」が70.8%で最も高く、次いで「OCN モバイル ONE」が65.2%、「BIGLOBE LTE/3G」が62.0%、「b-mobile」が54.8%、「楽天モバイル」が53.2%という結果になった。格安スマートフォン利用者が、購入時に重視した点、今後重視する点についても調査。購入時に重視した点で最も多かったのは「月額料金の安さ」で76.4%が回答した。2番目は「通信速度の早さ」で34.2%の利用者が回答した。今後重視する点については、購入時と同様に「月額料金の安さ」と73.0%の利用者が回答し、最も多かった。続いて、月額の利用料金について質問すると、「1,000円以上2,000円未満」と回答した利用者が29.5%で最も多く、次いで「1,000円未満」が19.7%、「2,000円以上3,000円未満」が16.0%だった。これらの回答を平均した月額利用料金は2,961円だったという。また、1カ月の平均データ通信量について聞くと「2GB未満」が24.7%で最も多かった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月22日●SIMロック解除によるメリットとデメリットとは5月よりキャリアによるSIMロック解除が原則義務化された。これに伴って、NTTドコモとKDDI、ソフトバンクの大手キャリアはSIMロック解除に関するルールをそれぞれ公表しており、SIMロック解除ににわかに注目が集まっている。とはいえ、「そもそもSIMロックって何?」「SIMロック解除によって何が変わるの?」などと疑問に思っている人も多いだろう。本稿では、SIMロック解除についてあらためて解説するとともに、そのメリットとデメリットを紹介していく。また、キャリア以外の選択肢として最近人気となっているMVNOサービスとあわせ、SIMロック解除の義務化によって、今後スマートフォン市場で何が起こるのかを考察してみたい。○そもそも"SIMロック"って何?まずは、そもそも"SIMロック"とは何かについて解説していこう。NTTドコモやKDDI、ソフトバンクといった主要キャリアが販売するスマートフォンや携帯電話では、SIMロックという制限がかけられている。スマートフォンなどでは、SIMカードと呼ばれる小型のICカードを装着することでデータ通信や通話を行えるが、一般的にキャリアが販売する端末の場合、そのキャリアのSIMカードしか利用できず、他社のSIMカードは利用不可となる。これがSIMロックだ。たとえば、ドコモのSIMカードをKDDIやソフトバンクのスマートフォンに装着しても認識されず、データ通信や通話はできない。そのため、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)などで他のキャリアに乗り換えた場合、SIMロックがかかっている限り、以前のキャリアで使っていたスマートフォンは利用できず、移行先のキャリアで新たに端末を購入する必要が生じる。実際には、MNPのキャンペーンによって端末代金や月額料金が割引されることも多いが、SIMロックは"2年縛り"などの契約期間の制限とあわせて、キャリア間の柔軟な乗り換えを阻害する要因になっていたと言えるだろう。○SIMロック解除によるメリットSIMロック解除とは、このSIMロックをユーザーが自身の希望に応じて解除できるというものだ。これまでもNTTドコモが同社のAndroidスマートフォンでSIMロック解除に応じていたほか、ソフトバンクでもごく一部のAndroidスマートフォンでSIMロック解除が可能であった。しかし、総務省が昨年12月に発表し、5月より適用されたSIMロック解除に関する新ガイドラインでは、キャリアが販売するすべての端末で原則としてSIMロック解除に応じるように改められた。また、SIMロック解除の手続きについては、ユーザーがインターネットや電話を使って簡単に解除手続きができるようにし、なおかつ無料で解除が行えるものとした。4月22日にNTTドコモとKDDI、ソフトバンクがそれぞれ公表したSIMロック解除に関するルールは、同ガイドラインに沿ったものとなっており、5月1日以降に発売される機種について、購入日から180日経過後にSIMロック解除の手続きを受付けるとしている。また、3社ともWebサイトから申し込むことで無料でSIMロック解除が可能となっている。このように各キャリアでSIMロック解除が可能になるメリットとしては、まず以前のキャリアで使っていたスマートフォンなどを、乗り換え先のキャリアでそのまま利用できることが挙げられる。現在利用中のキャリアのサービスや料金に不満がある場合に、端末を変えることなく、キャリアのみ乗り換えることが可能になるわけだ。ただし、後述するように端末がサポートする通信方式や周波数帯によっては、乗り換え先のキャリアで利用できない可能性があることに注意が必要だ。また、SIMロック解除のもう一つのメリットは、スマートフォンの海外利用が可能になることだ。SIMロックを解除した端末であれば、海外旅行先などで現地の安価なSIMカードを購入し、端末に装着して使うことができる。割高なローミングサービスを利用したり、海外用の端末をレンタルしたりする必要がないため、旅行や出張で海外によく出かける人にとっては、大きなメリットと言えるだろう。○SIMロック解除によるデメリット一方、SIMロック解除が原則義務化されることにはデメリットもある。もっとも懸念されているのは、端末代金が高騰することだ。たとえばiPhoneなどが実質0円から購入可能となっているように、キャリアは端末代金の一部を肩代わりして、ユーザーの端末購入のハードルを下げる代わりに、月々の料金から回収するというビジネスモデルを採用している。このビジネスモデルは長期利用を前提としており、キャリアにとっては、端末代金を肩代わりしたユーザーが、早期に他キャリアへ移行してしまっては端末代金を回収できず損失となる。SIMロック解除によってビジネスモデルが成り立たなくなるのであれば、キャリアによる端末代金の肩代わりがなくなり、ユーザーの端末代金の負担額が増加する可能性があるわけだ。また、SIMロックを解除した端末だからと言って、必ずしも他のキャリアで利用できるわけではなく、それによるトラブルや混乱が起きることも懸念される。各キャリアのネットワークの通信方式や周波数帯は同一ではなく、端末がサポートする周波数帯も各キャリアごとに異なるため、SIMロックを解除して他キャリアに乗り換えても、移行先のキャリアで使えない可能性がある。そのため、SIMロック解除がスタートしても、解除した端末を用いた他キャリアへの乗り換えが増えるかと言えば、実際にはそうはならないかもしれない。●SIMロック解除でMVNOへの移行が加速する?○SIMロック解除でMVNOへの移行が加速する?それでは、いわゆる"格安SIM"と呼ばれるMVNOサービスへの移行についてはどうだろうか。キャリアよりも低料金で利用できるMVNOサービスだが、その大半はドコモのXi・FOMA網に対応した通信サービスとなっている。実は、ドコモのXi・FOMA網に対応したMVNOのSIMカードの場合、ドコモ端末であれば、SIMロックを解除することなく利用することが可能だ。そのため、ドコモのスマートフォンを利用しているユーザーにとっては、SIMロック解除義務化の前後で変わりなく、様々なMVNOサービスから好みのものを選んで、低料金のMVNOサービスへ移行することができる。一方、KDDIやソフトバンクのユーザーの場合、SIMロック解除によって、自身の端末でドコモのXi・FOMA網に対応したMVNOサービスへの移行が可能になるため、低料金でスマートフォンを利用する選択肢がかなり広がると言える。ただし、前述したような通信方式や周波数帯の問題は残るため、端末がサポートする周波数帯などをよく確認する必要があるだろう。これらのことから、SIMロック解除でMVNOサービスへの移行がしやすくなるのは、直接的にはKDDIとソフトバンクのごく一部のユーザーに限られそうだ。しかし、SIMロック解除によって、キャリアのスマートフォンの端末代金が高騰すれば、高額な端末代金を嫌うユーザーのMVNOサービスへの移行を後押しする要因になるかもしれない。MVNO各社では、格安SIMとSIMフリースマートフォンをセットで提供するスマホセットプランを提供しており、安価で魅力的なSIMフリースマートフォンも続々と登場している。SIMフリースマートフォンとは、最初からSIMロックがかかっていないスマートフォンのことで、海外でも利用できるのはもちろん、他のMVNOサービスやキャリアに乗り換えても使い続けることが可能だ。たとえば、U-NEXTのMVNOサービス「U-mobile」では、5機種のSIMフリースマートフォンとのセットプランを提供している。ASUS製の5インチAndroidスマートフォン「ZenFone 5」の場合、高速データ通信が使い放題となる「LTE使い放題2プラン」(1年契約)とのセットプランでは、端末代金の分割支払金を含む24カ月の月額料金は3,830円(以下、金額は税抜)。25カ月以降は、音声SIMカード単体の月額料金2,730円で利用することが可能だ。なお、端末は一括購入も可能で、価格は26,400円となる。キャリアの新料金プランでは、通信容量が月間2GBの最低料金のプランでも、月額6,500円となるため、U-mobileがいかにリーズナブルか分かるだろう。ZenFone 5をはじめとする人気のSIMフリースマートフォンでは、キャリアが販売するハイスペック端末と比較しても、通常利用する上では性能差はさほど感じられない。「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールは使えないものの、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSはもちろん快適に利用できる。また、U-mobileでは5月16日よりZenFone 5の次世代機にあたる「ZenFone 2」の取り扱いを開始しており、こちらについては4GBメモリ+eMMC 32GBを搭載と、非常に高い性能とコストパフォーマンスを有している。SIMロック解除でキャリアのスマートフォンが高騰すれば、これらのSIMフリースマートフォンがますます注目を集めることになりそうだ。***キャリアによるSIMロック解除の義務化のメリットやデメリットについて見てきた。ハイスペックな端末を実質0円などで提供し、長期契約による月々の料金で回収するというキャリアのビジネスモデルはSIMロック解除によって崩れつつあり、スマートフォン市場は転換点に差し掛かっていると言える。主要キャリアが昨年、相次いで提供した新料金プランは各社横並びとなり、キャリア間の競争は停滞している。しかし、SIMロック解除がスタートしても、キャリアがユーザーにとって魅力的な料金プランを用意できないようであれば、U-mobileをはじめとするMVNOサービスが最良の選択肢となるかもしれない。
2015年05月21日ファーウェイ・ジャパンは20日、背面に2つのレンズを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「honor6 Plus」を6月中旬より発売すると発表した。楽天市場内の公式オンラインストア「Vモール」にて購入でき、端末価格は税別45,800円。「honor6 Plus」は、5.5インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。同社初のデュアルSIMモデルとなる。機能面では背面に2つの800万画素カメラレンズを搭載しており、写真の撮影後、焦点や絞りを変更できるほか、レンズの視差による約0.1秒の高速ピント調整などを実現している。また、2つのレンズの解像処理により、1,300万画素のシングルレンズを超える高画質写真の生成が可能だという。デザイン面では、ベゼル幅2.8mmという狭額縁設計により画面占有率78.2%を実現したほか、背面には星屑模様を浮かび上がらせる6層構造を採用している。ボディは流線型デザインで、5.5インチというサイズながら持ちやすいように配慮されている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.4。CPUは、Hisilicon Kirin 925(オクタコア、1.8GHz+1.3GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(128GB)。ディスプレイ解像度は1,080×1,920ピクセル。サイズ/重量は、幅約75.7mm×高さ約150mm×厚さ約7.5mm/約165g。バッテリー容量は3,600mAh。背面には800万画素×2、前面には800万画素のカメラを内蔵する。SIMカードの規格は、microSIMとnanoSIM。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ゴールドの3色。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B7)、TDD-LTE(B38/B39/B40/B41)、UMTS(B1/B6/B8/B19)、TD-SDCMA(B34/B39)、GSM(900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、Bluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fi、NFCなどに対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月20日ソフトバンクが19日に開催した2015年夏モデル新商品・新サービス発表会で、SIMロック解除の方針について聞かれた同社の宮内謙代表取締役社長は「優良なお客さんばかりなら、即時解除をしても良い気がする」と購入後180日は解除できないことに対し、所感を述べた。ソフトバンクではSIMロック解除の方針について、NTTドコモ、KDDI(au)と同様に「購入後180日が経過した端末」を対象としている。質疑応答で、SIMロック解除が経営に与える影響について聞かれた宮内氏は「あまり大きな影響があるとは考えていない」と回答。その理由については「海外においてSIMを入れ換えるような使い方をする人には便利だが、国内でSIMロック解除を利用したい人はどの程度いるのか。あまりいないのではないか」と話した。その後の囲み取材で、再びSIMロック解除について聞かれた宮内氏は「本当に優良なお客さんばかりなら180日という制限をかけずに、即時解除しても良いような気もする」と回答。しかし実際には、そういうわけにもいかないようだ。同氏は次のように続ける。「例えば一括0円で購入できるようなキャンペーンをやった場合、業者のような人が来て大量に購入し、中国などで転売してしまうことも考えられる」。SIMロックが解除されたiPhoneなら、海外で流通するSIMでも利用できる。その結果、転売目的の業者が増えるのではないかという懸念だ。また、一括0円のような施策についても言及。「優良なお客さんにとっては嬉しい施策だが、転売を目的にした悪い人たちにとっては違う。悲しいけど、キャンペーンを悪用した儲け方について書かれた本まで出版されるような世界がある。5台買ったらいくら儲かる、などの情報がネットでも飛び交っている。iPhone 6の発売日に、転売目的の外国人がアップルストアにズラ~っと並んで、問題にもなった」とコメントした。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月19日MVNO各社では、この春より相次いで料金改定や新プランを発表しており、格安SIMサービスの選択肢はますます広がっている。hi-hoでは、同社が提供する格安SIMサービス「hi-ho LTE typeDシリーズ」において、月額770円の新コース「hi-ho LTE typeD エントリー」の提供を開始した。同コースは月間2GBのバンドルチャージが付与され、月額770円(税込832円)というリーズナブルな価格で利用できるのが魅力。これから格安SIMを始めようと思っている人にも最適なコースと言える。本稿では、hi-ho LTE typeD エントリーについて詳しく紹介するとともに、他社サービスとの比較を行ってみたい。○hi-ho LTE typeDシリーズに新コースが登場まずは、hi-ho LTE typeDシリーズの概要を改めておさらいしておこう。hi-ho LTE typeDシリーズは、インターネットプロバイダとしてもよく知られるhi-hoが、MVNO方式で提供する通信サービス。NTTドコモのLTEサービス「Xi」・3Gサービス「FOMA」に対応し、全国の人口カバー率100%の幅広いエリアで通信を行えるとしている。同サービスでは、コースごとに高速通信が可能なバンドルチャージが付与され、チャージ適用時の通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbps。チャージ非適用時の通信速度は最大200kbpsとなる。SIMカード単体コースでは、バンドルチャージの容量とSIMカードの枚数に応じて、「ミニマムスタート」「アソート」「ファミリーシェア」といったコースが用意されている。料金プランは、バンドルチャージが月間3GBのミニマムスタートが月額933円(以下、金額は税抜)、月間3GBを最大3枚のSIMカードで利用できるアソートが月額1,409円、月間10GBを最大3枚のSIMカードで利用できるファミリーシェアが月額2,838円。また、ミニマムスタートの1年分の料金を一括で支払うことで割引される「ミニマムスタート 1年パック割」は年間10,000円となっている。また同サービスでは、データ通信専用のSIMカードのほか、データ通信に加えて090/080/070番号の音声通話を利用できる音声通話対応SIM、データ通信とSMSが利用できるSMS機能対応SIMの提供も行っている。さらに、SIMフリーのスマートフォンまたはタブレットとSIMカードをセットにした端末セットコースも提供している。このhi-ho LTE typeDシリーズで5月1日より提供開始された新コースが、月額770円で月間2GBのバンドルチャージが付与される「エントリー」だ。ミニマムスタートよりも割安な料金プランとなり、月額料金は税込でも832円で、月々の通信料を900円以下に抑えることができる。また、バンドルチャージは月間2GBで、高速通信をそれほど利用しない人や、格安SIMサービスを初めて使う人などに最適なコースとなっている。○hi-ho LTE typeD エントリーを他社プランと比較ここで、hi-ho LTE typeD エントリーを他社の格安SIMサービスとの違いをチェックしていきたい。本稿では、ケイ・オプティコムが提供する「mineo」、IIJの「IIJmio」、OCNの「OCN モバイル ONE」の各サービスで通信容量が月間2~3GBのプランとの比較を行った。各社の格安SIMサービスでは、まずmineoが唯一、KDDIのau 4G LTEに対応した通信サービスとなり、その他はドコモのXi・FOMAに対応した通信サービスとなっている。また、hi-ho LTE typeDシリーズとIIJmioでは、バンドルチャージ(バンドルクーポン)の容量を使って高速/低速通信を手動で切り替えられるのに対し、mineoとOCN モバイル ONEでは、月間の通信容量を使い切ると自動で速度制限が行われる方式となる。通信容量は、hi-ho LTE typeD エントリーのみ月間2GBとなるが、月額料金は770円で最安。月間3GBもの高速通信は必要とせず、なおかつ料金を安価に抑えたい人にとっては、hi-ho LTE typeD エントリーがベストの選択肢と言えそうだ。○hi-ho LTE typeD エントリーはどんな人におすすめか?それでは、hi-ho LTE typeD エントリーがどんな人におすすめのコースなのかを考えてみよう。最初に挙げられるのが、現在利用しているフィーチャーフォンを使い続けながら、とにかく低料金でスマートフォンを利用したいという"2台持ち"を検討している人だ。音声通話にはフィーチャーフォンを使い、スマートフォンはデータ通信専用の端末とすることで、エントリーコースであれば月額770円という低料金で運用できる。前述の通り、高速通信を利用するためのバンドルチャージは月間2GBであり、それほど高速通信を利用しない人であれば十分な量と言える。また、高速通信を多く使いたい月であれば、100MB/200円など、100MB単位で追加チャージを購入して、さらに高速通信を利用することもできる。もちろん、キャリアのスマートフォンからの乗り換えによって、hi-ho LTE typeD エントリーにスマートフォンを一本化することも可能だ。同サービスではMNP(携帯電話番号ポータビリティ)にも対応しているため、キャリアで使っている090/080/070番号をそのまま引き継いで利用できる。エントリーコースの音声通話SIMは月額1,470円。一方、キャリアの新料金プランでは、音声通話は定額になるものの、エントリーコースと同様の月間2GBのプランで月額6,500円と高額となる。音声通話をよほど頻繁に利用する人でない限り、20円/30秒という通話料を考慮してもエントリーコースのほうが割安であり、スマートフォンの利用料金をかなり節約できると言えるだろう。***hi-hoの格安SIMサービス、hi-ho LTE typeDシリーズの新コースとなる「エントリー」は、月間2GBで770円という通信容量と月額料金のバランスがほど良くとれたコースと言える。他社が提供する同程度のスペックのプランと比較してもリーズナブルであり、これからスマートフォンを始める人はもちろん、キャリアのスマホからの乗り換えを検討している人にもおすすめだ。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
2015年05月19日ソフトバンクモバイルは19日、5月29日以降に発売されるスマートフォンなどについて、購入後180日が経過した端末のSIMロック解除に対応すると発表した。SIMロック解除は、2014年12月に総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。NTTドコモ、KDDI(au)はすでに、対応方法について発表していたが、ソフトバンクはアナウンスしていなかった。ソフトバンクでは、これまで「BLADE Q+」など一部機種においてSIMロック解除に対応していたが、今後は5月29日に発売する「Galaxy S6 edge」以降のスマートフォン(携帯電話)、タブレット、モバイルWi-Fiルーターについても対応する。なお、NTTドコモ、KDDI(au)と同様に購入後180日が経過した端末が対象となるが、2014年4月までに発売されたSIMロック解除対象機種であれば購入日より解除できる。SIMロック解除の受付は解除ソフトバンク店頭のほか、インターネット(My SoftBank)から可能。店頭では事務手数料が3000円必要だが、インターネットからの受付であれば無料となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月19日U-NEXTは、同社が提供するSIMサービス「U-mobile」において、ASUS製のSIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセット販売を5月16日より開始した。U-mobileは、NTTドコモのLTEに対応した通信サービス。エリア内では下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速データ通信が利用できる。同サービスでは、データ通信専用の「U-mobile データ専用」、音声通話に対応した「U-mobile 通話プラス」というSIMカード単体のプラン、スマートフォンとSIMカードをセットにした「スマホセットプラン」を提供している。今回、スマホセットプランで取り扱う端末として、4GBメモリ+eMMC 32GBを搭載したZenFone 2(ASUS製)を新たにラインナップ。端末代金は一括払いまたは分割払いが選択可能。一括払いの場合は45,800円(以下、料金はすべて税抜)、分割払い(24回)の場合は1,909円。U-mobile データ専用とのセット販売月額料金(24カ月間)は、月間1GBプランが2,699円、5GBプランが3,389円、LTE 使い放題プランが4,389円、ダブルフィックスプランが1GB以下2,589円、1GB超2,809円。U-mobile 通話プラスとのセット販売月額料金(24カ月間)は、月間1GBプランが3,489円、5GBプランが3,889円、LTE 使い放題プランが4,889円、LTE 使い放題プラン2が4,639円、ダブルフィックスプランが1GB以下3,389円、1GB超3,689円。また、ZenFone 2の販売開始と5月より開始したSIMロック解除を受け、現在U-mobileでは「SIM ロック解除記念! キャッシュバックキャンペーン」と「販売開始記念! ZenFone 2 プレゼントキャンペーン」を実施している。詳細は以下の通り。「SIM ロック解除記念! キャッシュバックキャンペーン」・対象者:期間中に「通話プラスプラン」にMNPで申込み、7月末までに利用開始となったユーザー・特典:3,500円キャッシュバック(アンケート回答必須)・期間:5月15日~6月30日「販売開始記念! ZenFone 2 プレゼントキャンペーン」・対象者:期間中に「U-mobile」を新規に申込み、7月末までに利用開始となったユーザー・特典:「ZenFone 2」と「データ専用パッケージ(micro/SMSあり)」を抽選で10名様にプレゼント・期間:5月15日~6月30日
2015年05月18日ユニットコムは15日、ASUSTeK Computer製のSIMフリースマートフォン「ZenFone 2」(32GBモデル)と、格安SIM「IIJmio 音声機能付きSIM ミニマムスタートプラン」のセット販売を行うと発表した。価格(以下、すべて税込)はセットで月額3,528円。販売店舗は、全国のパソコン工房、グッドウィル、バイモア、ツートップ。24回に分けて支払いを行い、端末分割価格は1,800円(初回のみ2,097円)、SIMの月額利用料金が1,728円、合計3,528円/月で提供される。コースはデータ専用SIM、SMS機能付きデータ通信SIM、音声対応SIMから選択可能。SIMと端末を同時購入した場合、SIM設定を無料で行うサービスも実施する。端末単体の価格は38,664円。「ZenFone 2」は、日本国内で5月16日に発売されたSIMロックフリー / LTE対応のスマートフォン。5.5型の1,920×1,080ドットIPS液晶ディスプレイを備え、CPUはクアッドコアのIntel Atom Z3580(1.83GHz)を搭載する。メモリは2GB、ストレージは32GB eMMC。OSはAndroid 5.0。無線通信は、IEEE802.11ac/a/b/g/n無線LANとBluetooth 4.0に対応。背面に1,300万画素、前面に500万画素のカメラを搭載する。バッテリ容量は3,000mAh。対応SIMはマイクロSIM。本体サイズはW77.2×D3.9~10.9×H152.5mm、重量は約170g。
2015年05月16日ハイホーが運営するインターネットサービスプロバイダー hi-hoは5月14日、同社が提供する格安スマホサービス「hi-hoスマホ」の第3弾として、SIMフリースマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセットコース「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith ZenFone 2」を提供すると発表した。6月1日より提供を開始する。同セットコースでは、データ通信専用SIMは月額2,250円、データ通信および音声通話対応SIMは月額2,950円から利用可能。通信面では、毎月3GBの通信容量がバンドルされ、下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsでインターネットに接続できる。ただし3GBの容量を使い切ると、最大200kbpsでの通信となる。ZenFone 2は、ASUS JAPANが提供するLTE通信および音声通話に対応したスマートフォン。5.5インチのフルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイを搭載し、背面に1,300万画素、前面に500万画素のカメラを備える。CPUはIntel Atom Z3560プロセッサー(1.83GHz)、メモリストレージは2GB/32GB。OSはAndroid 5.0を採用し、Bluetooth 4.0、NFCをサポートする。寸法・重量は約152.5(H)×77.2(W)×約3.9~10.9mm(D)・約170g、バッテリー容量は3,000mAh。なお同セットコースで提供される音声通話対応SIMは、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入に対応しており、自身の携帯電話番号を変更することなく利用可能。またZenFone 2は、デュアルSIMスロットを採用するため、渡航先で購入したSIMカードを挿し込めば、海外でもデータ通信/音声通話が可能。
2015年05月14日4月22日発表された3種類の「gooのスマホ」。一番の注目はその価格だと思いますが、目の肥えたSIM通読者は「安くてもスペックの良い、高パフォーマンスなSIMフリースマホでないと意味がない! 」と考えているのではないでしょうか。そんな声にお応えし!?、スペックを確認すると共に注目ポイントを紹介したいと思います。○「使える」スペック!高いコストパフォーマンスまずは3機種の基本的なスペックから確認しましょう。g02とg03はデザインが同じなので、一見すると違いはROM容量だけかと思いきや、細かく見ていくと中身の違いが浮き彫りになります。g01とg02のRAM容量の小ささが気になりますが、今回搭載されているAndroid OS 5.0 Lollipop(ロリポップ)では心配ご無用。一部アプリの移動が可能なのです!!利用可能な最大サイズのmicroSDHC 32GBを装着すれば、アプリや写真・音楽、動画など沢山保存しておくことができます。ちなみに価格.comで同microSDカードの価格を調べたところ、メーカーを問わなければ1,000円程度から用意されています。本体以外の出費は手痛いかもしれませんが、これを買うことで安心して使えると思うと安い買い物ではないでしょうか。キャリア提供の端末と大きな違いは、プリインアプリの数を最低限に止めたこと。コンセプトとして「シンプル」を意識したから。「利便性のため」として、キャリアと同じようにプリインが多いと、自分の好きなアプリを沢山入れられないのは残念ですからね。これは嬉しい配慮と言えるのではないでしょうか。触ってみると、いずれもきびきびと動きます。特にg03では、カメラを使っているときに動きが滑らかに感じました。SIM通ならではのチェックポイントは、デュアルSIMについて。実際にSIMの2枚挿しが出来なかったので、細かい部分は分からないのですが、いずれの機種も設定メニュー内に「SIMカード」の項目があって、現在挿さっているSIMが分かるようになっています。g02とg03は2つのスロットの状態が一目でわかるようになっていましたが(アクティブな方は黒字に、SIMカードが挿さってない状態はグレーアウト)、g01ではスロットの状態ではなく、挿さっているSIMだけしか表示されないようでした。「ユーザの声を反映して出来上がった」というだけあって使ってみての評価は「値段以上の価値がある」という感想です。もちろん使っていくうちに不満に感じるポイントも出てくるかもしれません。しかし、そうした感想は胸に留めるのではなく、しっかりとgooへ伝えることで、今後企画されているg04やg05といった後継機に反映されていくかと思います。また、サポート体制も充実しているので、初めての人でも安心して使うことができることでしょう。「gooのスマホ」に限らず、各MVNO、メーカー共にサービス・サポートに注力してきています。そういった意味でも、今回発表されたg01、g02、g03が業界に投じた一石は大きいのではないかと考えます。■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2015年05月13日U-NEXTは5月12日、同社が提供するSIMサービス「U-mobile」の「MNPセンター」を順次拡大するとを発表した。MNPセンターでは、同サービスの音声通話プランへのMNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入手続きが即日で完了する。U-mobileは、NTTドコモのLTEに対応した通信サービス。エリア内では下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速データ通信が利用できる。データ通信専用のSIMのほか、音声通話に対応したSIMも用意されており、用途に応じて選択できる。同サービスはこれまで、音声通話プランの転入には、申し込みからSIMの到着まで最短でも3日以上必要となっており、その間は携帯端末を使用することができなかった。だが5月より順次、SIMの即日引渡しに対応するMNPセンターが、パートナー企業が運営する店舗に開設される。MNPセンター設置店舗は次の通り。U-NEXT ストア(直営店)、ヤマダ電機 LABI 1 本総本店池袋、ヤマダ電機 LABI 1 なんば、ヤマダ電機 LABI 渋谷、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba(5月下旬オープン予定)、フレッツショップ 関内店(5月下旬オープン予定)、フレッツショップ 上大岡店(順次オープン予定)、フレッツショップ 川越店(順次オープン予定)、フレッツショップ なんば店(順次オープン予定)、フレッツショップ 高槻店(順次オープン予定)、e-BoooM 吉祥寺店(5月下旬オープン予定)。なお、ヤマダ電機ではサービス名称が「YAMADA SIM powered by U-mobile」での提供となる。
2015年05月13日ソフトバンクが11日に開催した2015年3月期決算説明会で、記者団から寄せられたSIMロック解除の方針、直近の純増数、電力事業への参入、などについての質問に孫正義代表が回答した。○SIMロック解除による急変はないと予測総務省の指導のもと、5月から開始されたスマートフォンおよび携帯電話のSIMロック解除の義務化。NTTドコモとKDDIでは対応を発表済みだが、ソフトバンクではどのように対応していく予定なのだろうか。そうした質問に対して、孫氏は「2社とも、総務省の方針通りに行うと発表している。我々も、ガイドラインに従う予定でいる」と回答した。詳細については明らかにされていない。直近の契約者の純増数、SIMロック解除による影響などについて聞かれると「日本の国内市場は、ほとんどゼロサムゲーム。今後しばらくの間、急激な変動がやってくることはないと考えている」と回答した。国内における携帯電話の契約者数は、飽和状態に近付いている。このため、今後しばらくの間は”何か”をきっかけに契約者数が急変することはない、との見方だ。その上で、孫氏は「現在は、いまあるものをしっかりと、効率的にマネージメントする時期。ぴかぴかに磨いていくことが、いまやるべきことだと考えている。(3社が均衡している状況なので)一瞬たりとも、手を抜くわけにはいかない」と付け加えた。○電力事業はチャンスこのほか、電力事業への参入について聞かれると「世の中が平穏無事なときは、革新のチャンスはない。でも世の中の前提が大きく切り替わるときには、新しい切り口からビジネスチャンスが生まれる。これまで地域ごとに独占されていた電力供給が60数年ぶりに自由化され、競争状況に入る。これは決定的なパラダイムシフト。そこにソフトバンクのチャンスがある」(同氏)と回答。そして「一般家庭では、通信費と電気代を毎月支払っている。これは生活に欠かせない、2大インフラの固定費用。ソフトバンクでは、現在、4,000万人の利用者から通信費をいただいている。これを電気代とセットにすれば、ひとつの窓口で支払いが済むようになる」と説明。支払いのパッケージ化が、利用者の利便性向上につながると解説した。加えて、電力事業の将来性について「電気の分野では今後20~40年の間に、スマートグリッド、再生可能エネルギーなどの技術革新が生まれる可能性がある」と言及。「これらもソフトバンクにとってビジネスチャンスになり得る。したがって、電気事業への参入はとても挑戦し甲斐がある」と結論付けた。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月12日●総務省の新ガイドラインをおさらい今年は日本のスマホ界を、ひさびさにビッグウェーブが襲う。それが総務省の新ガイドラインによるSIMロック解除だ。これはスマホ販売業者に対して、2015年の5月1日以降に発売する機種を原則的にSIMフリーにするべきというもの。これにより、ユーザーは自由になるのか? スマホ市場は開放されるのか? を考えてみたい。○総務省のガイドラインをおさらいまずは総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」を振り返ろう。総務省が今回のガイドラインの目的としているのは、大雑把に言うと、次のような感じになる。海外に行ったときに現地の通信事業者のSIMを使えるようにするMNPで他の事業者に同番号で契約を移行した場合、今まで使っていた端末を使えるようにするまた、具体的な話として、原則的に販売するすべての端末をSIMフリーにSIMロック解除しないことが公正な競争や使用者の利便性を損なわない場合は、SIMフリーにしなくてもOKそして、手続きとして、可能な限り、ネットや電話からSIMフリー化の手続きが行える。しかも無料で事業者が購入から一定期間SIMロックフリーにしないことも、事業者判断で可能まず、これらの条項は、現実にはどう反映されているのだろうか?日本の2大キャリアの動きを見てみよう。●ドコモとauはどう対応する?○NTTドコモドコモではこれまでもほとんどの端末を購入後すぐにSIMロック解除することができたのだが、今回のガイドラインによって、逆に購入から180日後にSIMロック解除が可能になるなど、後退している。一方で手続きに関しては、従来は端末を持って店頭に行く必要があったのが、5月1日以降は電話でもネットでも店頭でも手続きできるようになり、ネットの場合、手続き料金は無料となる。しかし、180日待つ必要があるようになったため、逆にユーザーにとっての利便性が後退しているように見える。今までであれば、買った1週間後に海外旅行に行く場合でも、すぐにドコモショップ店頭でSIMロック解除をしてもらえたのが、5月1日以降の端末では180日待つ必要があるのだから。○KDDI(au)それではauはどうだろうか? ドコモと同じく対応端末を購入180日後にSIMロック解除できるようになった。そして、料金はドコモと同じように店頭で3,000円、ネットで無料になる。対応機種は、5月1日時点では「Galaxy S6 edge」だけのようだ。少なく感じるが、これはガイドラインにある、ユーザーの利害をさまたげないという理解で、こうなったのだろうか?●新たな戦いが始まる○新ガイドラインによりSIMフリースマホに市民権がこうしてキャリアの実際の対応を見ると、ドコモもauも総務省新ガイドラインの穴をついて、とりあえずSIMロック解除に対応しながら、最大限、消極的な姿勢をとっているように感じられる。まあ、商売人としては仕方のないところだろう。それでは新ガイドラインはスマホ界の動きに大した影響を与えないのだろうか? 僕はそうは思わない。この新ガイドラインは、キャリアにSIMフリー化を促すことが目的の1つであり、それが世間のSIMフリーに対するコンセンサスを変化させるに十分な力を持っていると考えられるからだ。つまりは、今回の新ガイドラインにより、スマホの標準的な姿がSIMフリーであることを明示したことになる。「SIMフリースマホ」というものがスマホの普通にあるべき姿だと世間に認識させたわけだ。新ガイドラインによって、SIMフリースマホというジャンルが完全に市民権を得たわけである。今後、キャリア以外のスマホ、つまりはSIMフリー市場がより活性化していく可能性が高いということだ。そして、この動きには、世界中のスマホメーカーも関心を持っているようだ。今年、5月から世界的に大きなシェアを持つ通信機器メーカーの「ZTE」が「gooスマホ」として日本国内のスマホ市場に本格的に参入してくるが、このタイミングで進出してきたのも決して偶然ではないだろう。同じく、ファーウェイなども世界中で展開するSIMフリースマホを日本市場にすばやく導入するようになってきた。そして、以前から日本市場でSIMフリースマホを積極的に販売しているASUSも、先日、新端末のZENFone2を日本国内向けに販売する発表会を行った。また、国内のさまざまな事業者もこの分野への進出を狙っている。たとえば、先日、発表会を行ったトーンモバイルの「TONE」などがそれである。トーンモバイルは、TSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブとフリービットが提携した会社で、その端末であるTONEは低価格で利用でき、しかもTポイントも貯まる。これから数年後、市場を振り返ったとき、あの新ガイドラインが新たなる戦いのスタートラインになったと判断されることになるだろう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月04日ユニットコムは30日、メモリカードやSIMカードを収納するケース「J843 WT-CP01-BK」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,383円。J843 WT-CP01-BKは、異なる大きさのメモリカードやSIMカードを貼り付けて、まとめて収納するケース。収納部に備えたグリップパッドは弱粘着でベタつかず、カード類を繰り返し着脱できる。対応するのはmicroSDカードやSIMカードなど(SDカードには対応しない)。製品には、ミニスリムカードアダプター(MicroSIMカード用、NanoSIMカード用)、マイクロSIMカードアダプター(NanoSIMカード用)、トレイイジェクトツールが付属。本体サイズはH52×W82×D7mmで、重量は20g。
2015年04月30日4月28日、NTTドコモの2014年度決算発表が行われたのは既報のとおりだが、発表会の質疑応答では5月にスタートするSIMロック解除についての質問が集中した。5月にスタートするSIMロック解除の義務化については、これまでドコモは総務省のガイドラインに従って取り組んできたが、年間11~12万件程度の利用があったという。利用者の多くは海外で、現地のSIMを使いたいという声であり、こうしたユーザーが今後どれだけ上積みがあるかは未知数だという。もともとMVNOについては大半がドコモ回線であり、SIMロック解除しなくとも使えたわけで、SIMロック解除が義務付けられてもユーザーの利用シーンは変わらないだろうという見方だ。一方で、一部のユーザーではあるが、端末を不正に入手してSIMロックを解除して転売するといった悪意のある行為があり、こうした不正を防止したいという観点から、5月からは6ヶ月のSIMロック解除できない期間を設けたという。こうした不正利用の数について具体的な数字は出てこなかったが、少なくともドコモが問題視する程度の規模になっていたことは予想される。しかし、新ルールのもとでは、機種変して半年以内は海外で使いたくともSIMロックが解除できないことになり、ユーザーが不利益を被ることになる。こうした指摘に対しては、対応を検討すると加藤社長が述べたが、半年ルール自体も社内で十分検討して導入されたはずだという厳しい指摘が飛ぶと、取締役常務執行役員兼経営企画部長の阿佐美弘恭氏が「社長の発言は『様子を見たい』という意味だ」と助け舟を出し、社内でも期間や料金等、十分検討した上での結論だと説明。その上で、お客様の声も聞きながら考えていくとした。SIMロック解除については、ドコモ側の説明とは裏腹に、料金や期間でauと足並みをそろえてきたあたりに、ユーザーの利便性を考えた議論が十分行われてきたとはにわかに信じがたいものを感じる。一部の転売ユーザーに問題があるのであれば、同一ユーザーが解除できる期間や回数を制限するなど(抜け道は色々とありそうではあるが)対策はほかにも取りようがあるわけで、結局のところはユーザーに自由を与えず、しかしとりあえず反応を見てみる、といった消極的な理由が第一にあるように思われる。一方で、SIMロックが解除されても、画期的にユーザーにとって有利な状況になり、解除するユーザーが爆発的に増えるといったこともないだろう。海外で利用したいといった正当な理由があるユーザーには、例えばデポジット制でロック解除する(一定期間が終わって手続きすれば再びロックをかける代わりに返金)などの回避策は提供できないのだろうか。一部の不正ユーザーに拘って真っ当なユーザーに負担をかけるのは、下策としか言いようがない。早期の「検討」を期待したい。
2015年04月29日いわゆる"格安スマホ"と呼ばれるMVNOサービスは、昨年、新規参入が相次いだことで一気に注目を集めた。しかし、格安スマホの認知度と実際の利用率には、まだまだ大きなギャップがあるようだ。MMD研究所の調査によれば、格安スマホの認知度は約9割だったものの、実際の利用率は約1割だったという。また、今後も格安スマホを購入する予定がない人が、その理由として最も多く挙げたのは「今の携帯会社が安心だから」であり、キャリアへの信頼感が格安スマホへの移行を抑制していることがうかがえる結果となった。一方、主要キャリアではソフトバンクモバイルが昨年、プリペイドサービスをリニューアルし、「シンプルスタイル」として新たにサービスを開始。最近では同サービス専用スマートフォンの新製品「BLADE Q+(ブレードキュープラス)」を4月24日に発売した。プリペイドサービスと格安スマホは、低料金で利用でき、使い方に応じてプランを選べるなど、共通する部分も多い。そこで本稿では、同調査について詳しく紹介するとともに、格安スマホに移行することなく、スマートフォンを低料金で利用できる「シンプルスタイル」のメリットについて考えてみたい。○格安スマホの認知度は約9割だが、実際の利用率は約1割MMD研究所が実施した「格安スマホに関する意識調査」では、16歳以上のスマートフォンもしくはフィーチャーフォンを所有する男女、1,670人を対象に、格安スマホの認知度や利用率、今後の購入予定などを調査。期間は3月13日から16日まで。同調査で、まず回答者全員に格安スマホを知っているかを聞いたところ、「知っており、詳しく説明ができる」が20.1%、「知っているが、あまり説明はできない」が38.0%、「知っているが、内容は知らない」が32.2%となり、合計で90.3%の人が格安スマホを認知していることが明らかになった。一方、実際に格安スマホを利用しているかを尋ねたところ、「利用している」が10.9%、「利用していない」が89.1%だった。格安スマホの認知度が約9割に上ったのに対し、実際の利用率はわずか約1割にとどまっていることがわかる。次に、現在格安スマホを利用している人に対象に、購入時に重視した点を複数回答で聞いた。すると、「月額料金の安さ」を重視したという回答が最も多く81.3%となったほか、「通信速度の速さ」が42.3%、「通話プランがあること」が28.0%だった。同様に、購入時に不安に思った点を尋ねたところ、「契約がわかりにくそう」が26.4%、「乗り換えがめんどくさそう」が24.2%、「サポートが良くなさそう」が21.4%などとなった。格安スマホのユーザーが料金の安さにメリットを感じている反面、契約や乗り換えの煩雑さや、サポートの少なさに不安を感じていたことがわかる。続いて、現在格安スマホを利用していない人に対し、利用意向を聞いたところ、「とても利用したいと思う」「やや利用したいと思う」が合計36.8%となった。一方で「あまり利用したいと思わない」「全く利用したいと思わない」という人の合計は30.1%だった。さらに、今後の格安スマホの購入予定を尋ねた質問では、2015年内の購入を考えている人の合計が11.9%、時期は未定だが購入を考えている人が23.2%となったほか、今のところ購入予定がないと答えた人は64.9%に上った。最後に、現在格安スマホを利用しておらず、今後も購入予定がない人に対して、購入したいと思わない理由について聞いた。すると、「今の携帯電話会社の方が安心だから」が最も多く56.8%となったほか、「今の端末と同様に使えるかわからないから」(25.2%)、「つながり安さへの不安」(22.9%)、「サポートへの不安」(22.6%)が続いた。格安スマホの購入予定のないユーザーが、キャリアに厚い信頼を寄せる一方、格安スマホのサポートには不安を感じていることが読み取れる。○ユーザーが信頼を寄せるキャリアのスマホを低料金で利用するには?同調査では、格安スマホの購入予定のないユーザーの過半数が、購入しない理由として「今の携帯会社が安心だから」を挙げており、同時に格安スマホのサポートなどに不安を感じていることが明らかになった。同調査からは、ユーザーが格安スマホの料金の安さを魅力的に感じている反面、サポートについてはキャリアを信頼しており、格安スマホを提供するMVNOのサポートには不安を感じていることがうかがえる。そこで、スマートフォンをなるべく安く利用するために選択肢となるのが、キャリアが提供する低料金のプランだろう。たとえば、ソフトバンクでは、使うときだけプリペイド方式でチャージして利用できる「シンプルスタイル」の提供を行っている。ソフトバンクのシンプルスタイルは、基本使用料が0円で、あらかじめチャージした金額から通話できるプリペイド方式の料金プラン。2年縛りなどの契約期間はなく、パケット定額サービスは2日・7日・30日プランから利用日数に応じて選択することができる。ドコモまたはauからMNPで乗り換えたユーザーの場合、パケット定額サービスの30日プランが3,980円(以下、金額はすべて税抜)で利用可能。さらに、MNP端末割により端末代金が最大10,000円割引されるほか、初回には通話料に使えるチャージ額が10,000円分、無料で付与される。そのシンプルスタイルの専用スマートフォンとして登場したのが、冒頭でも触れた「BLADE Q+」(ZTE製)だ。同機種は、2.5GHz帯のAXGPと2.1GHz/1.7GHz帯のFDD-LTEを合わせた「Hybrid 4G LTE」に対応し、幅広いエリアで高速通信を利用可能。端末代金は20,500円で、MNP端末割を適用することで割引後の価格は10,500円。さらに、通話料のチャージが10,000円分付与される。なお、通話料は8.58円/6秒。MVNOが提供する格安スマホの場合、一般的な音声対応プランでは最低でも1,200円程度の月額料金がかかる。しかし、シンプルスタイルでは、海外旅行に数週間出かける場合など、使わない期間は基本使用料0円で運用して、電話番号を維持できることがメリットと言える。また、パケット定額サービスでは、30日プラン以外にも2日プラン(900円)、7日プラン(2,700円)を選択でき、出張時などに数日間のみ利用するといった使い方ができることもシンプルスタイルの特長だ。さらに、シンプルスタイルでは、初回の通話料のチャージ額を使い切った後は、3,000円または5,000円単位で通話料をチャージするプリペイド方式のため、つい通話しすぎて料金が高額になってしまう心配もない。また、通話料は8.58円/6秒で、格安スマホの20円/30秒と比べると若干割高だが、6秒単位で課金されるため、中途半端な通話時間でも無駄がないこともメリットとなっている。スマートフォンを低料金で利用したいものの、格安スマホは少し不安という人にとって、ソフトバンクのシンプルスタイルは最適なプランと言える。これから初めてスマートフォンを持つ人、スマートフォンを欲しがる子供の無駄遣いを防ぎたい人などは、契約期間がなく、プリペイド方式で無駄遣いを防げる同プランを検討してみるとよいだろう。
2015年04月28日MMD研究所は、「2015年4月格安スマホ通信速度調査」を実施し、4月23日にその結果を発表した。同調査によると、格安スマホは昼になると通信速度が低下し、携帯キャリアの回線とダウンロードスピードに差がでることがわかった。同調査では、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクモバイルなど国内主要キャリアとMVNO(仮想移動体通信事業者)企業のサービスが提供する格安スマホ(計10社)を比較。2015年4月9日、10日、13日~15日の平日5日間に東京・恵比寿のMMD研究所事務所内において、10時~11時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯で計測し、通信速度に違いがでるか調べた。なお、通信速度は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用して計測。平日5日間、朝・昼・夕の時間帯で各5回計測し、最大・最少の値を除く3回の平均値を記録した。調査の結果は次の通り。まず午前の10時~11時の時間帯において、携帯キャリアの通信速度はドコモが18.0Mbps、auが24.1Mbps、ソフトバンクが30.0Mbpsだった。一方でドコモ回線を利用したMVNOではIIJmioが11.7Mbpsで最も速く、au回線のMVNOではmineo、UQmobileが共に10.0Mbpsだった。回線提供元の通信キャリアと格安スマホのダウンロードスピードを比較すると、IIJmioとドコモの通信速度差が最も少なく6.3Mbps。次いでb-mobileが7.8Mbpsだった。トラフィックが集中すると言われている昼の時間帯、12時~13時では、両者のダウンロード平均スピードに差が出た。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア平均が27.6Mbpsだったのに対し、MVNO 10社の平均は1.8Mbpsだった。UQ mobileとb-mobileを除いては1Mbpsを切るまでに速度が低下し、格安スマホにおいて朝、昼、夕でダウンロード平均スピードに差がでる結果となった。一方、通信キャリアは、朝、昼、夕でのダウンロード平均スピードに大きな差は見られなかった。夕方の時間帯、17時~18時は、MVNOによってダウンロード平均スピードに差が出た。最も速かった楽天モバイルおよびUQ mobileは10.3Mbpsで、最も遅かったぷららモバイルLTEの0.5Mbpsと比較すると、9.8Mbpsの差となった。一方で、アップロードスピードについては、MVNOと携帯キャリアに大きな差はなかった。
2015年04月23日ソフトバンクは22日19時時点で、5月1日より適用されるSIMロック解除に関するアナウンスをしていないが、同社ではどのように対応していくのか、広報部に話を聞いた。なお、NTTドコモとKDDIは22日に、SIMロック解除の手続き方法を発表している。ドコモやKDDIが発表したSIMロック解除への対応は、2014年12月に総務省が公開した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。同ガイドラインでは、事業者は原則として自らが販売した全ての端末について、SIMロック解除に応じることとしており、無料で解除することも明記されている。両社は、5月1日以降に発売された機種(23日に発売されるKDDIのGalaxy S6 edge SCV31も含む)において、購入日から180日経過後にSIMロック解除の手続きを受付けるとしている。また、どちらもウェブサイトから申し込むことで無料で解除できる。3キャリアとしてはソフトバンクのみ、対応について発表していない形だが、同社広報部に問い合わせると「基本的には、ガイドラインに沿った形で対応する。発表や詳細については現在社内で検討している」とのことだった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日KDDI、沖縄セルラーは5月以降、新たに発売するauスマートフォン、タブレットなどの端末に、原則としてSIMロック解除の機能を搭載する。購入日から180日経過した対象端末であれば、同社のウェブサイトなどからSIMロック解除の申込みが行える。SIMロックの解除はこれまでもNTTドコモを主体に対応していたが、限定的な動きにとどまっていた。しかし、総務省が昨年末に発表したSIMロック解除に関する新ガイドラインにより、携帯キャリアにSIMロック解除を求めたことで状況が変化、KDDIも新ガイドラインを踏まえた対応を行うことになる。同社では、5月以降の発売端末において、購入日から180日経過後に、SIMロックの解除を可能とする。例外として、4月23日発売開始予定の「Galaxy S6 edge SCV31」もSIMロック解除の対象端末となる。手数料は同社ウェブサイトからは無料、店頭のauショップでは、解除手数料として税別3,000円かかる。SIMロック解除により、KDDI以外のキャリアやMVNO提供料金プランを選べるようになる。利用者にとっては選べる自由が広がるメリットがある。ただし、SIMロック解除後の端末に他社のSIMカードを挿して利用する場合、利用可能サービスや機能が制限される場合がある。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日NTTドコモは22日、SIMロック解除の手続き方法を変更し、インターネットからの申し込みであれば無料でSIMロック解除を行うと発表した。対象となる機種は5月1日以降に発売される機種。なお、機種購入日から6カ月間は解除できない。SIMロック解除の手続き方法の変更は、2014年12月に総務省が発表した「SIMロック解除に関するガイドライン」が5月1日より適用されることに伴ったもの。同ガイドラインでは、事業者は原則として自らが販売した全ての端末について、SIMロック解除に応じることとしており、また無料で解除することも明記されている。ドコモでは、5月1日以降に発売される機種において、PCの「My docomo」上でSIMロック解除を無料で受付ける。ドコモショップ店頭、電話でも解除を受付けるが、事務手数料として税別3,000円が別途必要となる。4月30日までに発売される機種については、従来通りドコモショップ店頭のみで受付け、事務手数料が3,000円かかる。また、これまでは端末購入後すぐに、SIMロック解除の手続きをすることができたが、5月1日以降に発売される機種については、購入日から6カ月間の解除制限期間が設けられている。なお、「ドコモケータイ」「Xiデータ通信専用端末」などの一部機種は、ドコモショップ店頭のみでの受付となる。これらの機種については、事務手数料が無料となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日ユニットコムは17日、全国のパソコン工房、BUY MORE、グッドウィル、ツートップの店舗において、SIMフリーコーナーを拡大した。SIMフリーのスマートフォン、タブレットや安価なSIMなど、SIMに関連する商品を多数扱う。さらにパソコン工房のWebサイトでは「スプリングフェスタ」を開催中。BTO PCを最大20,000円引きで販売しているほか、PCパーツや周辺機器、デジタル雑貨を特別価格で提供している。期間は4月28日14時まで。
2015年04月21日フュージョン・コミュニケーションズは20日、同社が運営するMVNOサービス「楽天モバイル」において、ASUS製のSIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 2」とSIMカードのセット販売を行うと発表した。購入者には楽天スーパーポイントが付与される。23日より予約受付を開始し、端末の出荷は5月中旬を予定している。「ZenFone 2」は、5.5インチIPS液晶ディスプレイを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン。内蔵メモリが2GBモデルと世界初だという4GBモデルが用意されており、一括価格は2GBモデルが税込み(以下同)38,664円、4GBモデルが49,464円。楽天モバイルでは、24回の分割払いによる購入も可能で、その場合2GBモデルが月額1,611円、4GBモデルが月額2,061円。なお、分割払いの場合は楽天カードのみ利用できる。セットになるSIMカードは、楽天モバイルのものであれば全て選択可能。購入特典として、2GBモデルでは1000ポイント、4GBモデルでは2000ポイントの楽天スーパーポイントが付与される。また、「楽天でんわ」、「Viber」、「Rポイントカード」、「楽天ゲートウェイ」など楽天グループのアプリがプリインストールされている。「ZenFone 2」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUは内蔵メモリ4GBモデルがIntel Atom Z3580(2.3GHz、クアッドコア)、2GBモデルがIntel Atom Z3560(1.8GHz、クアッドコア)。ストレージはどちらも32GB。外部ストレージはmicroSDXC。サイズ/重量は、高さ約152.5mm×幅約77.2mm×奥行き約3.9mmから10.9mm/約170g。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は3,000mAh。SIMサイズはmicroSIM。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ゴールド、グレーの4色。通信面では、LTE、W-CDMA、GSM/EDGEをサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月21日