イーサン・コーエン監督最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』より本編映像が解禁された。兄ジョエルと“コーエン兄弟”として数々の作品を手掛けてきたイーサン・コーエンが、劇映画としては初となる単独監督を務める本作。ガールフレンドと破局したことを嘆く自由奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)が、日々の生活に行き詰まりを感じ、気分転換に行き当たりばったりのドライブ旅行に出かけることになるというストーリー。この度解禁されたのは、マット・デイモンの登場シーンを収めた本編映像。コーエン兄弟が名作西部劇『勇気ある追跡』をリメイクした『トゥルー・グリット』や、脚本を手掛けた『サバービコン 仮面を被った街』など、これまでイーサン監督と度々タッグを組んできた盟友マット・デイモン。本作で彼が演じるのは、アメリカ縦断ドライブ中のジェイミーとマリアンがフロリダ州で出会うゲイリー・チャネル上院議員だ。解禁された本編映像は、チャネル上院議員が謎のスーツケースをなんとしてでも取り戻そうと、2人と直接取引を行う場面で、映画終盤で物語が大きく動く重要シーンとなっている。果たして、スーツケースの中身は何なのか。家族の大切さを宣伝文句に、フロリダを牛耳るチャネル議員のとんでもない過去が次第に明らかとなる…。スーツケースを巡る攻防には、コールマン・ドミンゴ、ペドロ・パスカル、ビル・キャンプら名立たる俳優陣が登場。イーサン監督は、俳優たちが自分たちのおかしなキャラクターに完全になりきろうとしたことが、このコメディーを成功させたと称賛する。「マット、ペドロ、コールマン、ビル。彼らは皆、良い意味で本当に才能ある道化師です。それは役に全力でなりきり、真剣に取り組むことで成し得るのです」といい、真面目になりすぎないように真面目に取り組んだとも明かしている。『ドライブアウェイ・ドールズ』は6月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ドライブアウェイ・ドールズ 2024年6月7日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開©2023 Focus Features. LLC.
2024年05月18日ゼンデイヤ主演、ルカ・グァダニーノ監督最新作『チャレンジャーズ』が6月7日(金)より公開。テニスの世界を舞台に、2人の男性を同時に愛するテニス界の元スター選手と、彼女の虜になった親友同士の若きテニスプレイヤーの10年以上に渡る愛の物語を描く本作について、監督やキャストたちが語った。日本に先駆け、4月26日から北米3,477劇場で公開されると、オープニング3日間で1,501万1,061ドル(※)を記録し、初登場第1位を獲得。公開に向けて行われたプロモーションでは、ゼンデイヤがテニスモチーフの衣装で度々登場し、「テニスコア」と呼ばれるファッショントレンドを巻き起こしている(※数字はBox Office Mojo調べ)ゼンデイヤ演じる天才的なテニスプレイヤー、タシ・ダンカンを愛し追い求めた2人の男性のうち、パトリック・ズワイグを演じるのは、人気ドラマシリーズ「ザ・クラウン」で若き日のチャールズ皇太子を演じ、第73回ブライムタイム・エミー賞で主演男優賞獲得。さらに2年連続で英国アカデミー賞にもノミネートされ、第78回ゴールデン・グローブ賞ではドラマ部門主演男優賞を受賞しているジョシュ・オコナー。そして、アカデミー賞で複数の賞を受賞したスティーヴン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』にリフ役で出演し、2023年の英国アカデミー賞にノミネートされるなど今後の活躍が期待されるマイク・フェイストが演じるアート・ドナルドソン。物語のはじまりは、ダブルスを組む親友同士の2人が大学に進学するか、プロに転向するか悩んでいた18歳の夏、タシの圧倒的なテニスプレイに魅了されたのをきっかけに、恋のライバルとなる。そんな2人について監督のグァダニーノは「彼らの目標はテニスで互いの上に立つこと。そしてタシに選ばれること。その野心は、友情関係が崩壊し、互いの本音がむき出しになった状況では、壊滅的な結果を生むことになる」と示唆する。パトリック・ズワイグを演じるジョシュ・オコナージョシュ演じるパトリックについて、監督は「彼はナルシシズムを全面に押し出したような人物。自分をコントロールするのが下手だけど、同時に人を引きつける魅力をもっている。チャーミングで魅力的な人の周りには特別な空間が生まれ、みんな近くにいたいと思う」とパトリックの持つ魅力を明かす。演じたジョシュ自身は「彼は何においても特別扱いされるような人間なんだ。自分でも傲慢だと自覚しているけど、実は自分を守るための自衛の結果なのでは?と、監督と共にキャラクターを掘り下げていった」と、パトリックという魅惑的な人物像を監督とチューニングして作り上げたことを明かしている。一方、アートを演じたマイクは、「もしかすると彼はテニスから心が離れてしまっているのではないかということ。誰もが1度は“大人になったら何になりたいか”と考えると思うんだ。子供の頃から目標が明確にあっても、現実を目の当たりにするたびに少しずつ進む道を調整していく。若者たちが自分たちの道を信じて進んでいく姿が描かれている。しかし大人になるにつれて人生の様々なことに直面し、『残りの人生をどう生きていこうか?』と考える様になる」と話す。アート・ドナルドソンを演じるマイク・フェイストティーンエイジャーから大人になり、世界で活躍するトッププレイヤーになっていくキャラクターが持つ内面、成長とともに訪れる変化について、明かしている。監督は「マイクの強みの一つは舞台出身だということ。彼はスクリーンでもブロードウェイでも、踊って、ドラムを叩き、歌える体力と技術がある。そしてそれは、考えるより先に動いてしまうアート・ドナルドソンにとっては大事な要素なんだ。彼は行動したいと強く思うけど、同時に、完璧に自分をコントロールできる自己抑制力も強い。矛盾した人物像。その矛盾をマイクは美しく演じてくれた」と、大絶賛している。続けて「ジョシュの演技を通じてパトリックというキャラクターがユーモアと、幻滅をもたらすのに対し、マイクの演技を通し、アートというキャラクターはある種の兄弟愛、苦悩、そして脆さを表現している」と、対称的なキャラクターを描き本作に深みをもたらしていることが分かる。「そしてこの2人を掴んで離さないのがパワフルなタシだ。彼女が間に入ることでなんとか3人はまだ繋がっている。3人は欲望という言葉で括られた境界すら超えていく」と、パトリックとアートという2人の欲望の中心が常にタシであること、どちらかを選ばないといけない、といったありふれた三角関係ではないことを語っている。併せて解禁された場面写真は、タシと口付けを交わそうとする、パトリックとアートの場面写真。キャンドルが灯るムーディーな雰囲気のなか、タシの頬にそっと手を添え真っすぐに見つめるセクシーなパトリックの姿と、身体を寄せ合い顎を引き寄せるタシを優しく見つめるアートの姿。そして2人を愛したタシの異なる視線にも注目だ。『チャレンジャーズ』は6月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:チャレンジャーズ 2024年6月7日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.© 2024 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.
2024年05月18日グルーファミリーと破天荒なミニオンたちが大活躍するノンストップ・エンターテインメント『怪盗グルーのミニオン超変身』のポスタービジュアルが公開された。今回のポスターは、日本限定のスペシャルな書き下ろし。グルー夫妻のもとに誕生したグルーJr.をおんぶしてクールにキメるグルーと、新たに登場するミニオンたちが大集結した。スーパーパワーでそれぞれ特殊能力を持つ“超変身”したメガミニオン。グルー親子と共にセンターを飾るのは、カラダが岩のように超強固で貫禄たっぷりに佇むメガジェリー、隣にはレーザービームを地面に向かって放ち、何でも焼き付くす超発射パワーのメガメル、グルー背後には重いものなら何でもおまかせのパワーの持ち主、超怪力のメガデイブ、スーパーマンさながらのマント姿の超高速飛行パワーのメガガス。その周りを、グルーファミリーを敵から安全に守ることをミッションに、日夜訓練に励む反悪党同盟のスーツに身を包んだスタイリッシュな出で立ちのエージェントミニオンが囲んでいる。『怪盗グルーのミニオン超変身』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月18日カンヌ国際映画祭グランプリ受賞の話題作『関心領域』よりオルタナティブポスターと特別映像が解禁された。A24製作、ジョナサン・グレイザー監督の最新作となる本作は、イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、アウシュビッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描く。この度解禁されたのは、本作のオルタナティブポスター。アウシュビッツ収容所の隣に屋敷を構え暮らす収容所の所長ルドルフ・ヘスとその家族が緑生い茂る広い庭で悠々と過ごす様子と、本来収容所が写っているはずの壁の向こうが漆黒に塗りつぶされているポスタービジュアルに加えて、新たなポスター2点が完成した。1点は、花が咲く庭園で優雅に過ごしているような人間のシルエットを描いたもの。塗りつぶされた背景の奥にはうっすらと壁が見え、壁の向こうにはまるで何もないかのように暮らす劇中の家族たちを思わせる。もう1点は花のイラストを描いたもの。ヘスの妻ヘートヴィヒはガーデニングに熱心で、劇中にはアウシュビッツ収容所の隣にある屋敷に咲く花が多数登場する。さらに併せて、ジョナサン・グレイザー監督の尋常じゃないこだわりが明かされるメイキング映像も解禁。“アウシュビッツの隣で暮らす家族の物語”という設定、そしてアカデミー賞にノミネートされた音響が注目を集める本作だが、静かな予告映像に惹かれたという声も多く聞かれる。ジャミロクワイ「Virtual Insanity」のミュージックビデオをはじめ、印象的な映像で世間の注目を集めてきた稀代の映像作家ジョナサン・グレイザー監督が、並々ならぬこだわりを持って撮影を敢行した本作の舞台裏が映し出されている。本作はジョナサン・グレイザー監督が原作と出合ってから実に10年もの歳月をかけて作り上げた作品。構想を練っている段階で、実在したアウシュビッツ収容所の所長である主人公ルドルフ・ヘスの暮らしを綿密にリサーチしていた監督は、家の様子をリアルに再現。さらに環境や演技にもリアルを追求し、通常の映画撮影では必須である照明を使用せず、そして演者にカメラを意識させないようカメラマンを排除し、別室でモニターを確認しながらの撮影スタイルとなった。妻のヘートヴィヒ役を演じたザンドラ・ヒュラーは「過去の出来事と一人で向き合ってる感覚だった。あの家には言葉では表せない何かがあった」と独特な撮影方法が与えた感覚をふり返る。ジョナサン・グレイザー監督ジョナサン・グレイザー監督はそこまで突き詰めてリアルを求めた理由を「この話を現在進行形で伝えるためには、できる限り真実に近づくことが大切だった。観客には、彼らに自分の姿を重ねて見てもらいたい。彼らが望むものは私たちと変わらない。彼らに自分を投影することがこの作品の狙いでもあった」と明かしている。『関心領域』は5月24日(金)より新宿ピカデリー、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:関心領域 2024年5月24日より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.
2024年05月17日大島渚監督による日本語(吹替)版がリバイバル上映される『風が吹くとき』より日本版ポスタービジュアルと新たな場面写真が解禁された。1987年アヌシー国際アニメーション映画祭最優秀作品賞受賞の本作は、核戦争の脅威を描き、世界的なセンセーションを巻き起こしたイギリス製アニメーション。「スノーマン」や「さむがりやのサンタ」で知られる作家・イラストレーターのレイモンド・ブリッグズが、マンガのようなコマ割りスタイルで描いた同名の原作「風が吹くとき」(あすなろ書房刊)を、自らも長崎に住む親戚を原爆で亡くした日系アメリカ人のジミー・T・ムラカミ(『スノーマン』)が監督。また、本作では音楽プロデューサーを元「ピンク・フロイド」のロジャー・ウォーターズが手掛け、主題歌をデヴィッド・ボウイが歌っていることでも大きな話題を呼んだが、オリジナル・サウンドトラックも期間限定のお得な価格にて2024年3月より再発売されている(「ストラングラーズ」のヒュー・コーンウェル、ジェネシス、ポール・ハードキャッスル、スクイーズも参加した全15曲収録)。さらに『戦場のメリークリスマス』(1983)で生まれたボウイとの友情から、日本語(吹替)版を大島渚監督が担当。また、主人公の夫婦ジムとヒルダの声を森繁久彌と加藤治子が吹き替えたことでも大きな話題を呼んだ。解禁された場面写真は原作には描かれていないシーンもあるが、これはジミー・T・ムラカミ監督の演出によるもの。特に、妻ヒルダが見る白昼夢の描写は、原作では夫ジムの「良き妻」という印象が強かった彼女が、実は繊細で想像力が豊かな人物であることが描かれる。このエピソードによって、「人間性を奪う」戦争の本質が明確に感じられる。併せて解禁となった日本版ポスターは、ジムとヒルダ夫婦をメインに、背景に戦争の足音を感じさせる爆撃機と、戦争を伝えるラジオがシンプルにレイアウトされたもの。青と赤のツートーンの背景カラーは、劇中の場面からインスパイアされたもので、本作がもつ様々な2面性――ほのぼのとした作画にも関わらず核戦争の恐怖を伝えるというテーマとのギャップの大きさ、映画前半部で描かれる夫婦のありふれた幸せな日常と後半部で描かれる原爆の被害の恐ろしさ――を伝えるものとなっている。『風が吹くとき』は8月2日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:風が吹くとき 2024年8月2日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開© MCMLXXXVI
2024年05月17日現代オーストリア映画をメインに、世界的にも評価の高いオーストリア映画の魅力を紹介する特集上映「オーストリア映画週間 2024―Our Very Eye 揺るぎなき視線」が、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて開催される。ヨーロッパの中央に位置するオーストリア。“芸術の都”ウィーンを首都に抱くこの国は、クラシック音楽や絵画などの伝統的芸術の地として知られる一方、ミヒャエル・ハネケやウルリヒ・ザイドルに代表される、現代で最も果敢でアヴァンギャルドな映画作家や作品を脈々と生み出してきた歴史がある。そういった映画作家たちは人間の情けなさや醜悪な部分にも透徹した視線を向け、独自の世界を創造してきた。『我来たり、我見たり、我勝利せり』今回のオーストリア映画週間2024では、90年代以降の「オーストリア・ニューウェーブ」的状況の申し子ともいえるジェシカ・ハウスナー(『リトル・ジョー』『ルルドの泉で』)がミア・ワシコウスカを主演に据えて撮り上げたダークスリラー『クラブゼロ』。『クラブゼロ』ヴェロニカ・フランツ(『ロッジ 白い惨劇』『グッドナイト・マミー』)とゼヴリン・フィアラの共同監督によるオーストリアン・ホラー『デビルズ・バス』(仮)、ザイドル組の新人デュオによる『我来たり、我見たり、我勝利せり』など、現在の同国を代表する作家たちの最新作を上映。『デビルズ・バス』(仮)また世界中で高い評価を得るドキュメンタリー作家、ニコラウス・ゲイハルター(『人類遺産』『いのちの食べかた』)が世界中の大量ゴミ処理の現場を捉えた『無用物』や、ルート・ベッカーマンが移民の子どもたちが大部分を占める最前線の教育現場に3年間密着した『ウィーン10区、ファヴォリーテン』という、上質なドキュメンタリーも上映。『ウィーン10区、ファヴォリーテン』加えて要注目の若手作家ミレーナ・チェルノフスキーの作品『ベアトリックス』、そしてアヴァンギャルド映画の文脈からエドガー・ホーネットシュレーガー監督作『ミダースの蟻』など、全て日本初公開の7作品が集結。『ベアトリックス』上映作品の監督陣も来日し、上映時にトークショーやディスカッションも開催。来日ゲスト、関連イベントなどは後日発表される。「オーストリア映画週間 2024―Our Very Eye 揺るぎなき視線」は6月29日(土)~7月5日(金)、シアター・イメージフォーラムにて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年05月17日映画『マッドマックス:フュリオサ』の主人公フュリオサを、「北斗の拳」原哲夫が描き下ろしたイラストが公開された。累計発行部数1億部超を誇るアクション漫画の金字塔「北斗の拳」。作者の原さんは、かねてより『マッドマックス』シリーズの大ファンを公言しており、荒廃した世界、暴力で支配するバイカー集団、絶望の中でも生き抜く主人公の姿など、自身の作品にも多大な影響を受けていたという。今回公開されたイラストは、バズカットで左手が義手、右手には銃を構えるフュリオサの凛々しい姿が、原さん特有の劇画タッチでありながら繊細に、躍動感たっぷりに描かれている。また、新たなアニメーション化「北斗の拳FIST OF THE NORTH STAR」も話題の「北斗の拳」。ティザーキービジュアルもフュリオサのコラボイラストと通ずるように、ケンシロウが力強く立つ、たくましい姿が描かれている。本プロジェクトでは、武論尊と原さんが描いた「北斗の拳」の世界を、新たなスタッフ・キャストと最新の映像技術で原作の魅力を余すこと無く忠実に映像化。放送・配信プラットフォームやリリース時期などの詳細は、続報にて発信される予定だ。<原哲夫コメント>すべてが最高!冒頭から最後まで面白かった!私もジョージ・ミラー監督から多くの影響を受けたひとり。もう無いだろうと思っていたら、そんな創り方があるのか!?と、まだまだ新しい映像世界を見せてくれることに、本当に頭が下がる思い。本気で僕を弟子にして欲しいです!『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日(金)より全国にて公開、日本語同時上映。IMAX/4D/Dolby Cinema/ScreenX。Illustration:Tetsuo Hara(C) 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX? is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年05月16日MoMAK Films 2024「逃走者たち―1980年アメリカ映画特集」が、5月25日(土)、26日(日)に京都国立近代美術館にて開催されることが分かった。京都国立近代美術館では、国立映画アーカイブ(NFAJ)と協力し、NFAJ所蔵の映画コレクションの京都での継続的上映を目指したフィルム・プロジェクトを2007年度から開催している。2009年度から定期上映会「MoMAK Films」を開始し、NFAJが所蔵する約8万本におよぶ内外の名作映画の貴重なコレクションが京都でも鑑賞できるようになった。本年もNFAJが所蔵する膨大なコレクションを中心に、美術館と映画という視点で展覧会活動とも関連した様々なプログラムを予定している。上映されるのは、『エンパイア レコード』(1995)のアラン・モイルの長編第2作『タイムズ・スクエア』と、『フリービーとビーン大乱戦』(1974)などでも知られるリチャード・ラッシュ監督の代表作『スタントマン』。料金は1プログラム520円(オンラインチケット)で、それぞれ11時と14時に上映される。『タイムズ・スクエア』 Studiocanal/Tamasa Distribution■『タイムズ・スクエア』5月25日(土)11時、26日(日)14時上映精神病棟で偶然出会った2人の少女が病院を抜け出し、N.Y.で2人だけの生活を始める。ラジオ番組DJがこの事態に注目し番組で取り上げたことで、次第に街中を巻き込む騒動となっていく。音楽に生きる少女を主人公に、自分勝手な大人たちへの反抗を描くティーンムービー。ロキシー・ミュージックなど1970年代のバンドの音楽に彩られた音楽映画としても楽しめる。『スタントマン』 Mercury Films■『スタントマン』5月25日(土)14時、26日(日)11時上映警察に追われる身のキャメロンは、戦争映画の撮影現場に遭遇。監督イーライの目に留まり、スタントマンとして雇われる。映画作りのためには犠牲を厭わないイーライの過激な演出に応え、キャメロンはスタントマンとして成長していくが…。ピーター・オトゥール演じる監督の狂気、弾薬をふんだんに使った激しいアクション、幾度も繰り返される印象的な音楽など、一貫して異様なテンションが支配する怪作。「逃走者たち―1980年アメリカ映画特集」は5月25日(土)、26日(日)に京都国立近代美術館にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年05月15日イタリア映画祭2023でも注目を集めた話題作『幸せのイタリアーノ』より予告編と場面写真が解禁された。2019年に日本でも公開されたフランク・デュボスク監督『パリ、嘘つきな恋』(18)の舞台をイタリアに移し替えたリメイク作品となる本作。ハンサムで独身、スポーツマンで女たらしのジャンニ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)が、ヴァイオリニストで車いすテニスにも情熱を注ぐキアラ(ミリアム・レオーネ)との“嘘”からはじまる恋を描いた、ハートフルラブコメディだ。監督は、『ようこそ、大統領!』(13)『これが私の人生設計』(14)『環状線の猫のように』(17)など、社会問題を愛情をこめてユーモアたっぷりに描くヒット・メーカー、リッカルド・ミラーニが務めた。この度到着した日本版予告編では、主人公・ジャンニの素行の悪さを匂わせつつ、イタリア色たっぷりにポップでユーモアあふれるつくりになっている。新しいターゲット・アレッシアを手中に収めようと奮闘するジャンニの前に現れたのは、足に障がいを持ったアレッシアの姉・キアラ。思いがけない<真実の?>恋心は、いつものジャンニらしからぬもので…。予告編でのキアラの「あなたの希望は愛が長続きすることだけど、私の場合、始まること」というセリフ。彼女の内に秘めた恋愛観に、誰もがハッとさせられ心が揺さぶられる。後半2人の恋が盛り上がるシーンでは、「ザ・ローリング・ストーンズ」2005年のアルバム「ア・ビガー・バン」に収録されている“ストリーツ・オブ・ラブ”が印象的に使用されていたりと、流れる名曲の数々にも心が躍る。果たしてジャンニと、ヒロイン・キアラの恋の行方はいかに?併せて場面写真12点も解禁。キアラとジャンニがともに車いすに乗って仲睦まじい姿のツーショットもあるが、ジャンニの車いす姿は自身の欲望を満たすための手段。物語の見どころでもある“恋のかけひき”を漂わせる1シーン。そのほか、ジャンニとキアラの美しいキスシーンのショットや、ジャンニの兄と友人とで母の葬儀に参列する場面などが切り取られている。『幸せのイタリアーノ』は7月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:幸せのイタリアーノ 2024年7月26日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開©2020 WILDSIDE-VISION DISTRIBUTION
2024年05月15日誰もが知るディズニーのヴィランたちの“子ども”を主人公にしたミュージカル映画シリーズ待望の最新作『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』が、ディズニープラスにて7月12日(金)より独占配信決定。ティザービジュアルと予告編、キャラクターポスターが同時解禁となった。『ディセンダント』シリーズは、かつて一大現象を巻き起こした「ハイスクール・ミュージカル」シリーズ(ディズニープラスで配信中)で知られる名匠ケニー・オルテガが、“もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?”というアイディアに着想を得て製作したユニークな作品。『美女と野獣』のベルとビーストなどの善人が暮らすオラドン合衆国と、魔法のバリアで覆われヴィランズたちが閉じ込められたロスト島を舞台に、『眠れる森の美女』マレフィセントの娘マル(ダヴ・キャメロン)や『白雪姫』イーヴィル・クイーンの娘イヴィ(ソフィア・カーソン)などのヴィラン・キッズたちの葛藤や成長、友情・恋をポップなミュージカル音楽とともに描いた。“ヴィランズの子は悪なのか?”、悪名高きヴィランの子として育てられた子どもたちが、その生い立ちに悩みながらも、自分らしさを見つけていくというその物語は、斬新でありながら誰もが共感できる普遍性を併せ持ち、2015年に1作目が放送されるや世界中で大ヒットを記録。放送当時、全世界では3,200万人が視聴、初放送と同日に全米で発売されたサウンドトラックは、iTunesのサウンドトラックチャートで第1位を獲得、全アルバムチャートでも第2位を記録する大ヒット作となった。その反響を受け2017年と2019年には続編が製作。第3作目では、ロスト島とオラドン合衆国の人々が手を取りあい、ヴィランと善人が共存する道を示すまでに成長したヴィラン・キッズたち。その感動のフィナーレから5年、この度シリーズ第4弾として『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』が登場する。新たな主人公は、『ふしぎの国のアリス』ハートの女王の娘で破天荒なレッド(カイリー・キャントラル)と、『シンデレラ』の娘で完璧主義者のクロエ(マリア・ベイカー)。クロエハートの女王には、イギリスの人気歌手リタ・オラ。シンデレラ役には歌手のブランディが起用された。ブランディは、1997年に製作された映画『ロジャース&ハマースタイン:シンデレラ』でもシンデレラを演じている。ハートの女王またアースラの妹・ウリアナ(ダラ・レネー)の登場にも注目。本作では、ハートの女王がオラドン合衆国に対してクーデターを起こす。それに巻き込まれたレッドとクロエの2人は、協力して時をさかのぼり、運命を変えるために奔走することに。まるっきり正反対の2人は、力を合わせてこのピンチにどう立ち向かうのか――。ウリアナそして若き日のハートの女王/ブリジット(ルビー・ローズ・ターナー)、若き日のシンデレラ/エラ(モーガン・ダドリー)にも出会うことになる。エラ今回、主人公のレッド、クロエをはじめとした個性豊かな10名のキャラポスも同時解禁。それぞれのキャラクターイメージカラーを背景に個性豊かな表情を見せている。特に、本作の主人公であるレッドの挑戦的な笑みは印象的だ。4作目となる今作でも、ひとりひとりのキャラクターがどんな活躍を見せてくれるのか期待を抱かせてくれるキャラポスとなっている。レッドそしてティザー映像では、レッドとクロエの衝撃的な出会いが描かれる。真夜中、オラドン高校に忍び込んだレッドは、その名前にふさわしい真っ赤なスプレーで壁中を染め上げていく。まるで1作目を彷彿とさせる演出だ。そこへやってきたクロエに、自分が「新しいルームメイト」であることを明かす。終盤でレッドがスプレーでハートに囲った肖像画では、これまでの『ディセンダント』シリーズの主人公マルとそのパートナーのベンが登場している。『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』は7月12日(金)よりディズニープラスにて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年05月14日Apple Original Film『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でアカデミー賞にノミネートされたリリー・グラッドストーンが主演するApple Original Films『ファンシー・ダンス』から、本予告映像が解禁された。サンダンス映画祭で大絶賛された本作は、アメリカ最大の映画評論サイト「Rotten Tomatoes」で97%という驚異の高評価を獲得している(※5月10日時点)。“ファンシー・ダンス”とは、ネイティブアメリカンの間で最もポピュラーで愛されているダンスの1つ。パウワウと呼ばれる大規模な先住民族のお祭りで披露され、彼らの文化的シンボル、アイデンティティとして欠かせない誇りでもある。本作の舞台は、そんなパウワウの開催が近づくオクラホマ州のネイティブアメリカン、セネカ・カユーガ族の居留地。ジャックス(リリー・グラッドストーン)は、妹・タウイが行方不明になって以降、姪のロキ(イザベル・ディロイ・オルセン)と共に、裕福とは言えない生活を送っていた。家族と共に過ごす、そんな当たり前の様に訪れると思っていた、“幸福な時”が突如として奪われてしまったら…。本作は、そんな哀しみを抱えることとなった伯母と姪が、「母娘」としての絆を築いていく家族の物語。そこには、彼女たちのルーツでもある、ネイティブアメリカンの女性たちが抱える生きづらさや苦悩も鮮烈に描かれている。実際、ネイティブアメリカンの女性が暴力犯罪の被害者になる確率はほかの女性より約3倍高く、先住民族たちの失踪や殺人などの重大事件は捜査自体されないことが多いとも言われており、本作はそういったネイティブアメリカン達を取り巻く実態も丁寧に描かれている。解禁された予告映像では、パウワウで失踪したタウイとの再会を信じながら暮らすジャックスとロキが、哀しみを抱えながらも力強く生きていく姿が切り取られている。妹の捜索がしてもらえず、一緒に暮らしていたロキの親権が父・フランクに奪われるという、辛い境遇を強いられるジャックス。そんな状況にも負けない彼女は、ロキをフランクの元から連れ出し、2人でタウイの捜索を行うことを決意。しかし、その行動が誘拐事件として報道され、世間の注目を集めることに。タウイの行方を追いながらも、逆に警察や市民からも追われる立場となった彼女たちだったが、それでもタウイとの再会を信じて突き進む。様々な困難にぶつかりながら、本当の「母娘」のように深い絆を築いていく2人。果たして、彼女たちに待ち受ける“結末”とは――。観る者の心を静かな愛で満たす物語がうかがえる。Apple Original Films『ファンシー・ダンス』は6月28日(金)よりApple TV+にて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年05月13日『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルヴァケル監督の最新作『墓泥棒と失われた女神』より場面写真と、グレタ・ガーウィグ監督からのコメントが到着した。「ローマの地下は掘れば遺跡」と言われるように、ヨーロッパにおける古代文明の中心地で、かつては遺跡を許可なく発掘する墓泥棒が多発したという、イタリアならではの着想から生まれた本作。80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町を舞台に、遺跡発見という特殊能力を持っている考古学愛好家のアーサーが、美しい女神像を発見したことで騒動に巻き込まれていく様子が描かれる。この度、新たに解禁されたのは場面写真11点。主人公アーサーと個性豊かな墓泥棒たちがダウジングでお宝を探したり、お祭りを楽しむ様子をはじめ、墓泥棒たちが発見した世にも神秘的な女神像の姿が捉えらえている。しかし、続く写真では首がない女神像の姿も。稀少な価値を持つ女神像をめぐって美術商の女性と墓泥棒たちの間で巻き起こる騒動の様子も垣間見える。そして、アーサーの忘れられない恋人・べニアミーナの写真が意味深に飾られている様子も切り取られている。そして、監督作『バービー』が社会現象レベルの世界的大ヒットを記録し、第77回カンヌ国際映画祭の審査委員長を務めることでも話題のグレタ・ガーヴィグが、米タイム誌の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」でのトークイベントやインタビューなどで「いま夢中の映画監督」として度々アリーチェ・ロルヴァケル監督について話題にしている。新作についても「『墓泥棒と失われた女神』に陶酔して幸福感に包まれた。これは決して彼女にしか作れない映画だ」と賛辞を贈っている。そんなロルヴァケル監督は、カンヌ国際映画祭において長編2作目の『夏をゆく人々』(15)でグランプリ、『幸福なラザロ』(19)で脚本賞を受賞したことを契機に一躍世界的に注目を集め、まさに“カンヌの申し子”とも言える存在。その唯一無二の才能に惚れ込んだマーティン・スコセッシやアルフォンソ・キュアロンらが製作のバックアップに名乗りをあげている。また、ガーヴィグをはじめ、ソフィア・コッポラやケリー・ライカートなど一線で活躍する女性監督らが好きな映画監督として度々ロルヴァケルの名を挙げている。そんな、女性監督の潮流の中心人物になりつつある、ロルヴァケル監督の最新作。世界中の映画人から熱い視線を浴びている本作にますます期待が高まる。アリーチェ・ロルヴァケル監督▼グレタ・ガーウィグ監督 コメント私がいま夢中になっている監督はアリーチェ・ロルヴァケル。『墓泥棒と失われた女神』に陶酔して幸福感に包まれた。これは決して彼女にしか作れない映画だ。――グレタ・ガーウィグ(『バービー』)『墓泥棒と失われた女神』は7月19日(金)よりBunkamura ル・シネマ渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:墓泥棒と失われた女神 2024年7月19日よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2023 tempesta srl, Ad Vitam Production, Amka Films Productions, Arte France Cinéma
2024年05月13日ドイツ代表作品として本年度アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートを果たした『ありふれた教室』から、まるで“取り調べ”のような教師たちの追及が始まる本編映像が解禁となった。本作は、ある新任女性教師の視点で進行する物語。校内で発生した小さな事件が予想もつかない方向へと激しくうねり、わずか数日間で学校の秩序が崩壊してしまう異常な事態へと突き進んでいく…。この度解禁となった本編映像では、カーラ(レオニー・ベネシュ)のクラスの学級委員が同僚教師から半ば強引に“犯人捜し”に協力するよう促されるシーンが描かれている。少しでも手がかりがほしい教師たちは、「何か目についたことは?」「態度が不自然な子とか」と、戸惑う生徒をよそに質問を続ける。カーラからはそのやり方に疑問を抱く表情が伺えるが、同僚の犯人捜しはおさまらない。しまいには名簿を出し、強制ではないと言いながらも「気になる子がいたらうなずいてくれればいい」とペンで名前をさしていくのだった…。不穏な空気が漂うなか、学校における正義とは何か、考えさせられる内容だ。本作の着想となった具体的な出来事について、ドイツの新鋭イルケル・チャタク監督は、「学生時代、クラスメートの少年2人が、自由時間に体育の授業をしているクラスの生徒の上着やポケットから物を盗む出来事がありました。それはしばらくの間続きました。犯人を知らない人はいませんでしたが、誰も何も言いませんでした。チクリ屋にはなりたくなかったから。でもある日の出来事は、今でもはっきりと覚えています。私たちが物理の授業に出席していると、3人の教員が入ってき てこう言いました。『女子は廊下に出なさい。男子は全員、机の上に財布を出しなさい』と」とふり返る。イルケル・チャタク監督「私は、ヨハネス(・ドゥンカ ー/本作の共同脚本)と一緒に休暇を過ごしている時に、ふとその出来事を思い出したのです。そして彼に、実家の清掃係の女性が、盗みを働いてバレた事件について話しました。するとヨハネスは、数学教師として働いている彼の妹の話をしてくれたのです。彼女の学校では、職員室で物が盗まれる事件があったと。この会話をきっかけに学校時代の話になり、面白い物語になると思ったのです」と、実体験を織り交ぜた経緯を語った。さらに、どんなことに気にかけたのか特に焦点をあてたことについて、「この物語は制度、つまり社会の鏡についての作品です。それを表現するのに、学校は絶好の舞台なのです。なぜなら、私たちの社会の縮図であり、ひな型みたいなものだからです。国家元首、大臣、メディアなど、あらゆる人々が通る場所です。でも、『ありふれた教室』は、多種多様なトピックを扱っています。私にとって最も重要だったのは、真実を探し、真実を見つけること。あるいは、人が真実だと信じるようになる過程です。人が信じていることに対しても、疑問を投げかけています」と、何が大事であるのか、本作の核心に触れている。『ありふれた教室』は5月17日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ありふれた教室 2024年5月17日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© if… Productions/ZDF/arte MMXXII
2024年05月13日A24製作、ジョナサン・グレイザー監督がアウシュビッツ収容所の隣で“幸せに暮らす”家族を描いた映画『関心領域』から、その見どころを解説した1分の特別映像が解禁された。第96回アカデミー賞では国際長編映画賞、音響賞の2部門受賞に輝いた本作。昨年のカンヌ映画祭でプレミア上映されてから1年の時を経て、いよいよ来週末に日本公開を迎える。日本公開が発表されてから常に注目を集めてきた本作だが、「怖い」「傑作」「難しい」「観なくてはならない映画」など、アカデミー賞発表前の特別上映などの機会ですでに映画を鑑賞した人があげる感想は様々。改めて、この話題作はどんな映画なのか、本作の見どころが1分で分かる特別映像が公開。鑑賞するうえで本作について知っておきたいポイントは2つ。1つ目は、物語の舞台がアウシュビッツ収容所の隣であること。2つ目は、そこで幸せに暮らす家族の姿を描いた物語であること。グレイザー監督は「観客には、彼らに自分の姿を重ねて見てもらいたい。彼らが望むものは私たちと変わらない」と語っている。さらに本作は“音”も抑えておきたいポイントのひとつ。今回の映像でも、壁の向こう側から聞こえてくるのは何者かの叫び声や地響きのような機械音で、壁のこちら側に響くのは赤ちゃんの泣き声という両極端な音の違いが明確になる。音は、壁の向こうの様子を観客に想像させる大事な要素となっている。さらに、各界の著名人からコメントも到着。宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)も音に注目しつつ、「生活の合間に漏れ聞こえる不穏な音の数々は、やがて私たちの耳を支配し、その平和の歪さを突きつける。楽園に漂う腐臭から目を背け淡々と暮らす家族に、今の自分たちを重ね、上映後なかなか立ち上がれなかった」とコメントを寄せる。「すぐ傍には高い塀と焼却炉の煙突。煙はここまで漂ってきたはずだ。その衝撃が映画になった。しかも時空を超えた。すごい映画だ。それしか言葉がない」と評するのは森達也(映画監督・作家)。小島秀夫(ゲームクリエイター)も「ジョナサン・グレイザーはまたトンデモない映画を時代に放った」と言い、「あなたの“関心領域”を試し、逆説的に“ホロコースト”の風化をいまに問う」と絶賛を寄せる。山崎まどか(コラムニスト)は「描かれていないものに観客が想像力の触手を伸ばそうとするとき、感傷も冷笑もしりぞけた先にある人間性が見えてくる。残酷さが人に与えるダメージも見えてくる」とコメントしている。『関心領域』は5月24日(金)より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:関心領域 2024年5月24日より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.
2024年05月13日アリ・アスター監督の大ヒット作『ミッドサマー』のリバイバル上映が決定した。『ヘレディタリー/継承』『ボーはおそれている』のアリ・アスター監督による、A24製作の本作は、家族を失ったダニー(フローレンス・ピュー)が、スウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れ、思いがけない体験をすることになるフェスティバル・スリラー。『ミッドサマー』リバイバル上映「夏至祭」は、一昨年、昨年と夏至の日限定で開催され、好評を博した人気企画。3年目の今年は上映期間を大幅拡大し、6月21日(夏至の日)からはじまる一週間の上映となる。なお、本企画は「Filmarks90s」「Filmarksレコメンド」に続くリバイバル上映ライン「Filmarksホラー」の第一弾。今後もFilmarkが選ぶ良質なホラー映画を続々リバイバル上映の予定だ。なお、本企画ではプレゼントキャンペーン、オリジナルの来場者特典の配布などの企画を実施予定している。『ミッドサマー』は6月21日(金)より全国にて1週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッドサマー 2020年2月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.
2024年05月13日全世界興行収入2億ドル超えの大ヒットラブコメ『恋するプリテンダー』。本作で金融マンのベンを演じたグレン・パウエルより、本作の見どころについて、そしてラブコメの名作『ベスト・フレンズ・ウェディング』に出演していたダーモット・マローニーとの共演、そしてロケ地のオーストラリアについて語った独占インタビュー&独占画像が到着した。真夏のリゾートウエディングで最悪の再会をしながらも、復縁を迫る元カレから逃げたいビー(シドニー・スウィーニー)と元カノの気を引いてヨリを戻したいベン(グレン・パウエル)はお互いの望みを叶えるために恋人のフリをするというまさかのフェイク・カップル契約を結ぶ。舞台がリゾートウエディングということもあり、水着で遊ぶシーンや、船上パーティーでの落水事故、そしてベッドシーンなど、ありとあらゆるシチュエーションで肉体美を披露するシーンが多かったグレン。「ラブコメなのでしばらくビールはお預けかなと思っていましたが、こんなに頻繁に裸になるとは思っていませんでした。自分のトレーラー(楽屋)にウエイトとレジスタンスバンドを置いてしょっちゅう汗だくで筋トレをしていました」とふり返る。本作は、ラブコメ界の巨匠ウィル・グラックが監督を務めているが、もう1人忘れてはならないラブコメ界の大御所がいる。それが日本でも大ヒットを記録した『ベスト・フレンズ・ウェディング』のダーモット・マローニーだ。キャスティングの細部にまで、監督とプロデューサーでもあるシドニー・スウィーニーなどスタッフのラブコメ愛が感じられるのが本作。ダーモットとの共演についてグレンは「ダーモットのことが大好きで何年も前からファンです。彼と一緒に『ベスト・フレンズ・ウェディング』をみたことは忘れられない思い出です」と語る。「私たちがキャストとしてこの作品を見た後、ダーモットがこう言いました『この仕事に真剣に取り組み、一瞬一瞬に真剣に向き合いましょう。ラブコメの素晴らしいところは、人々に愛を伝えることができることなのですから。それを軽んじてはいけません。映画の中で人々に愛を伝えられるのは最も美しいことです』と。彼自身と、彼のハートが本当に好きです」と、彼らのラブコメに対する真摯な気持ちが伺えるエピソードを披露した。そんな真摯なラブコメの大先輩の意思はグレンにもしっかり受け継がれており、「ロマコメに出演する時、ロマンティックな出来事が起きている間中、愛に関する考えが頭の中を渦巻きます。この作品は配信向けのラブコメではありません。2時間見て忘れてしまうようなラブコメではないのです。愛という普遍的な言語が息づく劇場用ラブコメであり、近年稀に見るスケールです。愛を求め、愛を応援するだけではなく、オペラハウスにヘリコプターで乗り付けたり、たくさんの動物や、たくさんのヌードが登場します」と見どころをアピールした。『恋するプリテンダー』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:恋するプリテンダー 2024年5月10日より全国にて公開
2024年05月12日6月5日(水)にデジタル販売、7月3日(水)にブルーレイ、DVDがリリースされる『デューン 砂の惑星PART2』より特典映像の一部が公開された。前作から映像、アクション、ストーリー全てがスケールアップした本作。ブルーレイ、DVDの初回仕様には64分にも及ぶ映像特典に加え、ビジュアルブックレット&キャラクターカードセットの封入特典付きだ。そして、アラキスの砂漠にサンドワームが映える初回限定生産のスチールブック仕様の発売も決定。「フレメンの世界を創る」「“砂の惑星”での撮影」「フェイド=ラウサを演じる」「衣装で作る世界観」ほか、製作の裏側に密着した貴重な映像特典をたっぷり収録。また、封入特典のブックレットは36ページにも及ぶ大ボリューム。キャラクターカードセットは全12種類の両面デザインとなっており、表面には本作に登場するキャラクター、裏面にはカードを並べると浮かび上がるサンドワームのイラストがデザインされている、ファン垂涎の仕様となっている。この度、特典映像に収録されている貴重なインタビューと撮影の裏側の一部が公開。主要キャストとスタッフがキャラクターへの思いや製作過程について語っており、さらに映画の世界を彩る衣装の制作秘話も明かされている。デジタル販売限定の特典映像「キャストが語る撮影の思い出」からはキャストとスタッフがポールとチャニについて語る映像が公開。主人公ポールを演じるティモシー・シャラメは、「ポールはもともと宿命に抗っている1人の若者だが、個人的な願望であるチャニとの愛をあきらめ責任を引き受ける。本当は普通の若者のように愛し合いたいはず」と役への理解を示す。そんな彼の葛藤と覚醒を見事に演じきったティモシーを「複雑な内面を人間らしく表現している。だからポールが葛藤する様子に皆共感を覚えるの」(製作:メアリー・ペアレント)、「ティモシーに再会し感動したよ。彼はカメラの前で実に力強く変身するんだ」(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)とスタッフも大絶賛。チャニ役のゼンデイヤは「チャニに主体性を持たせることが私にも監督にも重要だった。何が正しいか見極めようともがく人物」と語っている。チャニとの友情を見せるフレメンの一人、シシャクリを演じたスエイラ・ヤクーブは、そんなゼンデイヤとの撮影の日々を「演技している意識がお互いになかった。自然体でいられた」と笑顔を見せる。しかし、物語終盤では大きな決断を迫られるチャニ。ゼンデイヤはそんなチャニの葛藤を「ポールから学び、成長したいと思っているがそれがとても難しい。ポールを信頼し、愛したいと思う一方で彼が象徴するものを憎んでいるから」とも語る。映像では監督から「カット」の声がかかった後も「ちょっと待ってね」と昂る感情を抑えられないゼンデイヤの様子も見て取れる。そこに監督が歩み寄り、「見事だった。力強い演技で引き込まれたよ」と優しく声をかける様子も。デジタル販売、ブルーレイの特典映像として収録されている「フェイド=ラウサを演じる」からはフェイド役のオースティン・バトラーとヴィルヌーヴ監督のインタビュー映像が到着。そのサイコパスぶりで強烈な印象を残したフェイド=ラウサは、ヴィルヌーヴ曰く「剣の達人とミック・ジャガーの合体」。続けて「不思議な魅力をスクリーンにもたらしてくれた」と語る。オースティンは「フェイドの行動の訳を監督と話し合って演じ方をつかんだ。彼は幼いころから男爵と暮らしてきたから権力者はハルコンネン男爵なんだ。彼のいる残虐な世界では、愛ではなく恐怖で導く。彼が誰を尊敬し、手本にしたかは明らかだ」と役作りについて明かし、監督とオースティン、ハルコンネン男爵役ステラン・スカルスガルドがセット内で話し合う様子や、フェイドが咆哮する撮影シーンなど貴重な舞台裏も見ることができる。また、同じくデジタル販売とブルーレイの特典映像として収録の「衣装で作る世界観」では、衣装のジャクリーン・ウェストが「ジエディ・プライムもアラキスも1作目で観た世界をはるかに超えて拡大していた。だから衣装の数もジャンルも増やす必要があった」と制作時の苦労を語る。映像ではヴィルヌーヴ監督が「前作と同じではだめだ。ガラッと変えるんだ」という指示を出す場面も。しかしそんな中でも一つずつ丁寧に作り上げていったというジャクリーン。実際にその衣装を身に着けて役を演じたキャスト陣は、「1作目の世界観をさらに膨らませた。彼女は細部にこだわる」(ティモシー・シャラメ)、「ジャクリーンは仕事を愛している。衣装を着ているのを見るとジャクリーンの顔もキャラクターも輝くんだ」(スティルガ―役:ハビエル・バルデム)とジャクリーンの仕事ぶりを絶賛。そして最後にゼンデイヤは「現場では見事な衣装に着替える。見た目が変われば仕事の半分が終わる。あとはチャコブサ語(フレメンの人々が使う言語)をしゃべるだけ」と茶目っ気たっぷりに語っている。『デューン 砂の惑星PART2』は6月5日(水)よりデジタル販売、7月3日(水)よりデジタルレンタル、4K ULTRA HD、ブルーレイ、DVD発売、ブルーレイ、DVDレンタル開始。発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)2024 Warner Bros. Entertainment Inc. and Legendary. All rights reserved.製作年:2023年 製作国:アメリカ(シネマカフェ編集部)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月15日より全国にて公開© 2024 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved IMAX®is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年05月12日「美しい彼」シリーズの酒井麻衣が監督・脚本、伊藤万理華が主演を務める映画『チャチャ』が10月11日(金)より全国公開されることが決定した。本作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの『わたし達はおとな』『よだかの片想い』『そばかす』に続く第4弾公開作品。前3作の反響を受け、本作は公開規模を拡大し、新たなステージへと進化する。本作は、ドラマ「美しい彼」シリーズ、『劇場版 美しい彼 ~eternal~』が大ヒットを記録、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』『恋を知らない僕たちは』でピュアなラブストーリーに挑戦し、いま最も注目を集めている気鋭のクリエイター・酒井麻衣の完全オリジナルストーリー。さらに『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允が脚本執筆に協力し、“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーに自由で気ままな主人公・チャチャの恋と成長を描いた物語。ラブストーリーでありつつ、コメディやサイコ、スリラー等々と様々な要素が詰め込まれており、酒井監督の好きなモノが凝縮された、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような唯一無二の作品に仕上がっている。酒井監督は「本能と欲望のままに見たい感情と物語をスタッフ・キャスト、みんなで表現しました」とコメント。「たくさんの人に色々なアイディアを貰い…1人の自由奔放で野良猫のような、人から憧れられているようであり鼻について嫌われているような、孤独と手を繋いでいる女の子に焦点をあてました」と明かす。「伊藤万理華さんがチャチャになってくださったことにより、私はチャチャという女の子が狂おしい程に愛しく、大好きになりました。不思議で切なく、どこか可笑しい世界に是非とも迷い込んでくださいませ」と作品への想いを語った。また、写真家・市橋織江が『恋は雨上がりのように』以来、久々に映画撮影を担当し、透明感と共に色鮮やかな描写を奥行きを持って巧みに織り交ぜる酒井監督ならではの世界観に彩りを添える。今回解禁されたティザービジュアルも市橋さんの撮りおろし写真が使用されている。主演を務めるのは、『サマーフィルムにのって』『女優は泣かない』など、実力派俳優として映画、ドラマ、舞台など幅広いフィールドで唯一無二の存在感を発揮している伊藤万理華。クリープハイプの新曲「喉仏」のMVでは無表情でライブを見守る観客役を、現在OA中のドラマ「パーセント」では「障害のある俳優を起用する」という局の方針に悩みながらも向き合う若手プロデューサー役でNHKドラマ初主演に挑むなどさらなる注目を集めている。今回、酒井監督と初タッグを組んだ伊藤さんは「酒井さんの頭の中にこんな世界があったなんて…そんな世界に寄り添うには?と硬い頭で悩んだ時、柔らかくなるまでずっと傍にいてくださいました。気づかぬ内に自分の奥底に棲みついていたチャチャを引っ張り出してもらったような感覚です」と撮影をふり返ってコメント。「終わる頃には彼女に会いたくなる、そんな作品になりました。愛くるしく切ない絵本のようなチャチャの世界をぜひ覗きに来てください」とメッセージを寄せた。伊藤万理華併せて解禁されたティザービジュアルでは、伊藤さん演じる主人公・チャチャの姿が収められている。自由奔放な振る舞いで周囲から反感を買うこともあるが、自分は“野良猫”と一緒だと考え、仕事も恋も気の向くままに突っ走っていくチャチャを表現。個性的なスタイリングも相まって、チャチャの魅力が溢れたビジュアルとなった。チャチャの恋の相手など共演者や予告編、メインビジュアルなど今後解禁される続報にも注目だ。【コメント全文】監督・脚本:酒井麻衣本能と欲望のままに見たい感情と物語をスタッフ・キャスト、みんなで表現しました。ある日「女の子を主人公で、酒井さんの好きなように物語をつくってほしい。何かわからないけど面白い!という映画がみたい」とプロデューサーからお話がありました。そこから、たくさんの人に色々なアイディアを貰い…1人の自由奔放で野良猫のような、人から憧れられているようであり鼻について嫌われているような、孤独と手を繋いでいる女の子に焦点をあてました。「あの子っていいよね」「あの子って恵まれてるよね」「あの子って悩みなさそうだよね」「あの子ってずるいよね」「あの子って私は嫌いかも」そんなみんながちょっと気にする「あの子」がどんな私生活を送って、何に恋をして何に傷ついているのか、どんな世界をみているのか興味がわきました。そんな『あの子』、チャチャを伊藤万理華さんが、とても豊かに地上から5センチ浮いたままダンスするような不思議な表現力で魅了してくださいました。伊藤万理華さんがチャチャになってくださったことにより、私はチャチャという女の子が狂おしい程に愛しく、大好きになりました。他にも今後、素敵な俳優の皆様が発表されると思います。新情報も是非ともお楽しみにです。そんな不思議で切なく、どこか可笑しい世界に是非とも迷い込んでくださいませ。主演:伊藤万理華酒井さんが過去作り出してきた美しい映像表現に、私自身は一見遠く感じていたのですが、チャチャという人物で繋がることができました。“チャチャ”には聞き馴染みがずっとあって、このお話が来た時、なにが引き合っているんだろう…?と大変驚いた記憶があります。酒井さんの頭の中にこんな世界があったなんて・・・そんな世界に寄り添うには?と硬い頭で悩んだ時、柔らかくなるまでずっと傍にいてくださいました。気づかぬ内に自分の奥底に棲みついていたチャチャを引っ張り出してもらったような感覚です。終わる頃には彼女に会いたくなる、そんな作品になりました。愛くるしく切ない絵本のようなチャチャの世界をぜひ覗きに来てください。『チャチャ』は10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月12日イギリスNo.1のヒットを記録した話題作『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』より本編映像と場面写真が解禁された。世界36か国で刊行され、英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネート、日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位に輝いたレイチェル・ジョイスの小説「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」(亀井よし子訳/講談社文庫)を、ジム・ブロードベント主演で映画化した本作。主人公・ハロルドを演じるジム・ブロードベントのほか、夫の行動によって自身も変化していく妻のモーリーン役に、大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」で広く知られ、大英帝国勲章を受章したペネロープ・ウィルトン、さらに、ハロルドを旅へと導く余命わずかのクイーニーには、『めぐりあう時間たち』のリンダ・バセットと、イギリスを代表する名優たちが集結している。そんな中、唯一の若手俳優といっても過言ではないキャストの中に、いま最も注目を集める英国俳優・アール・ケイヴが出演している。アールは、世界中で熱狂的な人気を博すミュージシャン、ニック・ケイヴの息子であり、俳優業の傍ら、「セリーヌ(CELINE)」などハイブランドのモデルも務める才能豊かな注目株だ。17歳の時に出演したNetflixのTVシリーズ「このサイテーな世界の終わり」(17~19)で高く評価されて以降、俳優として着実にキャリアを積んでおり、『バグノルド家の夏休み』(19)、ラッセル・クロウ、ニコラス・ホルトらと共演した『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』(19)、TVシリーズ「アレックス・ライダー」(20~)、シャーリーズ・セロン、ミシェル・ヨー共演の『スクール・フォー・グッド・アンド・イービル』(22)など出演が続いている。そんな彼が本作で演じるのは、ジム・ブロードベント演じるハロルドの一人息子・デイヴィッド役。まだ23歳という若さでありながら、アカデミー賞受賞俳優の大御所・ジムと堂々と対峙している。解禁された本編映像では、ダークグレーのロングコートを見事に着こなし、颯爽と姿を現す美しい登場シーンが映し出される。「セリーヌ」ほか世界のハイブランドのモデルを務めるのも頷けるさすがの存在感を放ち、ジムに負けずとも劣らない威風堂々とした雰囲気さえ感じられる。しかし、映像内で相対するハロルドとデイヴィッドには何か隠された秘密があるのか、どこか気まずそうな空気を携えており、驚いた表情で互いに見つめ合うだけ。ハロルドはそんなデイヴィッドに対し、「すまなかった…」と一言謝罪の気持ちを口にする。2人の間に一体何があったのか、想像を掻き立てられる本編シーンとなっている。共演したジムはアールについて「これからを担う、素晴らしい才能を持った俳優です。一緒に撮影していて楽しかったし、演技がパーフェクト」と絶賛。さらに、「今回とても難しい役を演じていましたが、そこに信憑性がすごく感じられるんです。非常にクレバーな役者さんです」とアールが本作で魅せる繊細な演技にも言及し、若き才能へ惜しみのない賛辞を贈っている。実はアールは、本作への出演をオーディションで勝ち取ったそう。原作者でもあり、脚本家でもあるレイチェル・ジョイスは「彼の瞳が想像していたデイヴィッドそのもので、デイヴィッド役には絶対にアールしかいない!と思っていました。それに何より、彼はデイヴィッドとして、ハロルドへ向けた手紙を書いてくれていたんです。その内容が素晴らしく、それだけでキャラクーを理解していることは一目瞭然でしたし、撮影現場でもジムやペネロピーとも意見をぶつけ合いながらデイヴィッドを命あるキャラクターへと昇華させてくました」とアールがデイヴィッド役を射止めた秘話を明かしている。併せて解禁となった場面写真では、ネクタイにブレザー姿で車中の窓から外を眺める姿や、胸に灰皿を置いて一服する様子、さらにはギターを前に丸坊主にしたインパクトある姿も明らかに。劇中、重要な役どころを担ったアール演じるデイヴィッドは、物語に一体どんな展開をもたらすのか、注目したい。『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』は6月7日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ハロルド・フライのまさかの旅立ち 2024年6月7日より全国にて公開© Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022
2024年05月11日ニコラス・ガリツィンとテイラー・ザハール・ペレスが演じる、英国王子とアメリカ大統領の息子の恋の行方を描いたロマンティック・コメディ『赤と白とロイヤルブルー』の待望の続編が製作中であることが発表された。本作は、ニューヨーク・タイムズのベストセラー小説を原作に映像化。前作に続き、ニコラスが英国ヘンリー王子、テイラーが米国大統領の息子アレックスとして主演を務める。なお続編のタイトルや配信開始日はまだ未定となっている。今発表は、5月9日(現地時間)にロサンゼルスで開催されたファンイベントの最後に行われ、主演のニコラス、テイラー、大統領役のユマ・サーマンら主要キャストや製作陣も出席し、集まったファンらを大いに沸かせた。また同時に初公開された続編のティザー・ポスターは、前作でもヘンリーとアレックスの印象的なシーンのアイテムだったケーキにイギリス国旗とアメリカ国旗が立ち、“2”のろうそくに炎が灯って「続編見たい?」というコピーまで添えられたもの。期待の高まるティザーとなっている。『赤と白とロイヤルブルー』続編はPrime Videoにて独占配信予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日『トップガン マーヴェリック』『恋するプリテンダー』のグレン・パウエルが主演、『ジュラシック・ワールド』の製作陣が贈る映画『ツイスターズ』から場面写真が解禁となった。オクラホマ州で地球が生んだ、最強モンスター巨大竜巻〈ツイスターズ〉が群れをなして発生。気象学の天才、竜巻チェイサーら、知識も性格もバラバラな寄せ集めチームが無謀ともいえる危険な“竜巻破壊計画”で立ち向っていく――。竜巻チェイサー・タイラーを演じるのが、青年期のブラッド・ピットの躍進を彷彿とさせ、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のグレン・パウエルだ。本作『ツイスターズ』でグレンが演じるタイラー・オーウェンズは、竜巻を追いかけ衝撃的な映像を届ける命知らずの竜巻チェイサー兼人気映像クリエイター。解禁となった場面写真では、サングラスをつけカウボーイハットをかぶったタイラーのカリスマ的存在感が溢れ出ている。また、いまにも強風で飛ばされそうな仲間を必死に掴む頼もしい姿が映し出された緊張感あふれる場面も解禁となり、劇中での活躍に期待が高まるばかり。映画『ダークナイト ライジング』『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』、宇宙飛行士を演じた『ドリーム』や、ドラマ「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」といった話題作に出演し、その度に人々の記憶に鮮烈なインパクトを与え続けてきた。そして、トム・クルーズ主演の世界的大ヒット作『トップガン マーヴェリック』の不遜なパイロット“ハングマン”役で大人気に。トム演じるマーヴェリックから飛行の指導と訓練を受け、ド迫力の空中戦で<戦闘機>との戦いに挑んだ。実際にパイロット免許も取得するほどの努力と役者魂を見せたグレンは、同作の続編でトムと再タッグを組むことも発表されている。グレン・パウエル Photo by Vivien Killilea/Getty Images for Paramount Picturesその煌めきはそのままに、ハングマンとは全く異なる役柄で世界中を魅了しているのが、全世界興収300億円超えで令和のラブコメ史上No.1の大ヒットを記録、アメリカで社会現象を巻き起こした映画『恋するプリテンダー』が公開中。あることをきっかけにフェイク・カップルを完璧に装おうとするベン役で、意地とプライドをかけたコミカルな<恋>との戦いに挑んでおり、その人気をさらに強固なものにしている。さらに、脚本も手掛けた主演アクションコメディ映画『Hit Man/ヒットマン』の配信も控えている。そしてこの夏、戦いを挑むのは直径2000m×時速500kmにも及ぶ群れをなして異常発生する史上最大級の最強モンスター巨大竜巻<ツイスターズ>。役の幅広さ、観るものを魅了する圧倒的スター性、演技力、身体能力、そして知性…向かうところ敵なしの活躍を魅せる“グレパ”ことグレン・パウエルから目が離せない。また、本作には彼以外にも、ハリウッドを牽引する新世代俳優たちが勢揃い。グレン演じるタイラーとともに巨大竜巻に挑むチームに気象学の天才ケイトを、『ザリガニの鳴くところ』の繊細な演技で大ブレイクしたデイジー・エドガー=ジョーンズが熱演。ケイトが信頼を寄せる学生時代からの友人ハビ役を『トランスフォーマー/ビースト覚醒』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』などハリウッド超大作のオファーが引きも切らないアンソニー・ラモスが演じるほか、ブライドン・ペレア(『NOPE/ノープ』)、来年、新スーパーマンを演じるデヴィッド・コレンスウェット(『Superman』)などの新世代俳優たちの共演に世界中が注目している。キャストのみならず、『ジュラシック・ワールド』製作陣、『レヴェナント:蘇えりし者』の脚本、映画『ミナリ』でアメリカ・アカデミー賞6部門のノミネートに輝いたリー・アイザック・チョン監督がタッグを組み、“恐竜”をも超える最強モンスター巨大竜巻をかつてない壮大なスケールで描く。『ツイスターズ』は8月1日(木)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2022年5月27日より全国にて公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.恋するプリテンダー 2024年5月10日より全国にて公開ツイスターズ 2024年8月1日より全国にて公開© 2024 UNIVERSAL STUDIOS,WARNER BROS.ENT.& AMBLIN ENTERTAINMENT,INC.
2024年05月10日「マッドマックス」サーガ最強の戦士フュリオサの“怒りの原点”を、ハリウッド最旬の俳優アニャ・テイラー=ジョイと、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースの共演で描くサーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』。この度、超ド迫力のファイナル予告が解禁となった。先日行われたオーストラリアプレミアも大盛況となった本作。今回解禁となった予告映像では、フュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)の宿敵であるはずのディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)が、足を引きずりながら車を追いかけるシーンから始まる。ディメンタス将軍率いる数えきれないほどの謎のバイク集団、大迫力のドリフトなど、圧巻のカーアクションが展開される中、彼を追い詰めるのが、顔に真っ黒なグリースを塗りライフルを構えるフュリオサだ。さらに、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の爆走カーチェイスシーンが“逆再生”で盛り込まれる壮大な演出となっており、本作で描かれるフュリオサの物語が『怒りのデス・ロード』に繋がるものであることをより強く感じさせる。また本作では、前作でも話題となった圧倒的スケールで描かれるカーアクションがさらにパワーアップ。予告映像の後半には、禍々しい黒いグライダーで空を飛ぶ敵との空中戦、前作でも登場した超大型トレーラーのウォー・タンクの後部に設置した秘密兵器、火炎放射器による爆炎攻撃など、息もつかせぬ怒涛のアクションが凝縮。撮影期間78日、毎日200人のスタントマンを動員した15分間に渡る壮絶なアクションが描かれることも明らかになっている本作だが、カーアクションシーンの数々にもさらに期待が高まる!加えて注目なのは、覚悟を決めたフュリオサの眼力。復讐を誓った仇に肉薄する彼女の表情は、まさに“怒りの戦士”。その爆誕の瞬間と、人生を賭けた壮絶なフュリオサの復讐の行方にも注目となっている。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』© Warner Bros. Entertainment Inc.併せて、新たな場面写真も初解禁。フュリオサが車から飛び出す姿は、戦いに向かうまさに“怒りの戦士”そのもの。そして彼女がその手に持つ銃は、前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にてマックスがフュリオサから奪った銃に酷似。最新作ではこの銃もフュリオサの物語に深いつながりがあるのか、期待が高まる1枚となっている。なお、5月31日(金)公開日より、3週連続で入場者プレゼント「日本限定!スペシャルアート・ステッカー」全3種配布が決定。日本限定!スペシャルアート・ステッカー第1弾本入場者プレゼント3種のビジュアルは全て、全世界で日本でのみプレゼント配布が許可されたアートを使用した、超貴重な限定ビジュアル。5月31日(金)の公開1週目から配布される第1弾のステッカーのビジュアルは、ディメンタス将軍が大手を広げて乗り込んでいる巨大なモンスターカーが火を噴き、その前に“バズカット”“義手”“銃”で戦闘準備万端のフュリオサが構える、まさに本作を象徴するような構図が印象的なデザイン。さらに本ステッカーの裏面のQRコードを読み込むことで、各ステッカーのビジュアルのスマホ用壁紙がダウンロードが可能。公開2週目、3週目で配布されるステッカーのビジュアルにも期待だ(※全国の上映劇場(一部除く)にて配布※それぞれ先着数量限定、なくなり次第配布終了)。そしてテレビ東京「午後のロードショー」6月3日(月)13時40分~ほか、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の地上波放送も決定している。『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日(金)より全国にて公開(日本語吹替版/IMAX/4D/Dolby Cinema/ScreenX)。© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITEDマッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年05月10日ペドロ・アルモドバル監督作『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』が7月12日(金)より公開されることが決定。ポスターと予告編が解禁された。舞台は1910年。若き日に共に雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。メキシコ出身のシルバはしっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主だ。一方アメリカ出身のジェイクは厳格な性格の持ち主で、冷淡で不可解、シルバとは正反対だった。出会ってから25年が経つ2人は酒を酌み交わし、再会を祝い愛し合うが、翌朝ジェイクは豹変する。彼はシルバがここへ来た、本来の目的を探ろうとしていた…。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルと映画製作に本格的に参入した初のメゾンであるイヴ・サンローランの子会社サンローラン・プロダクションズとがタッグを組み製作した本作は、アルモドバルにとって短編2作目となる。男性社会で生きるクイア保安官たちのせつない愛を濃密に描き、西部劇では見ることができなかった新たなジャンルを生み出した。主人公2人を演じるのは『ビフォア・サンセット』『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホークと、「マンダロリアン」「THE LAST OF US」と立て続けにヒット作に出演しているペドロ・パスカル。サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロが担当した色鮮やかな美しい衣装、そしてセットの隅々にまでアルモドバルの美意識を惜しみなく打ち出している。解禁されたポスターと予告編からもそのこだわりを随所に感じることができる。第76回カンヌ国際映画祭でもプレミア上映され大きな話題となった本作に注目が集まる。『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』は7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日シリーズ最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』より本予告が解禁された。世界が沈黙した日[DAY 1]を描く本作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を出さないことが不可能」な大都市・ニューヨーク。ルピタ・ニョンゴを主演に迎え、監督はニコラス・ケイジ主演の『PIG/ピッグ』(22)で注目を集めたマイケル・サルノスキが務める。この度解禁された予告編では、ニューヨークに“何か”が襲来し、日常が崩れ去る様子が切り取られている。穏やかなニューヨークの街を愛猫のフロドを抱えて歩くのは今作の主人公・サミラ(ルピタ・ニョンゴ)。すると突如として空から隕石が降り注ぎ、辺りは一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。そして、隕石と共に空から襲来した凶暴な“何か”は人々を無作為に蹂躙し始める。何の前触れもなく日常は破壊され、がれきの山となる街並み。逃げ惑う人々。軍用ヘリの目線からは無数の“何か”がビルを駆け上る姿が確認できる。サミラと猫は路地裏に身を隠し、同じく逃げ込んだエリック(ジョセフ・クイン)と共に荒廃したニューヨーク脱出を計画する。しかし、危機から逃げようとした矢先、無慈悲に爆破されてしまう橋。逃げ道を失くしたサミラたち。橋の破壊を目の当たりにした男(アレックス・ウルフ)のあっけに取られた表情が印象的だ。身を隠していたサミラは、シリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21)にも登場した男性(ジャイモン・フンスー)に声を出さないよう口を覆われる。近くに些細な音にも反応する“何か”が迫っているのか、ジャイモン演じる男の活躍にも期待したい。“何か”から逃がれて身を潜めていた場所で、突然作動してしまった機械を慌てて止めた老人は「ああ…」と諦めの嘆息を漏らし、サミラの目の前で[即]即死。「ここにいたら死ぬ」と言うエリックに「考えがある」と告げるサミラ。続く映像では水路を流される様子が映されているが、サミラたちの脱出作戦は成功するのか…。ニューヨークの、そして世界の終焉を予期して絶望し、声も出せない状況に自暴自棄寸前の人々。そんな中でも冷静に人差し指を口に当て「しーっ!」のポーズをするサミラが頼もしい。音を立てないよう静かに避難する群衆の中、「逃げて!」と力強く囁くサミラ。そこへ、無慈悲にも大量の“何か”が波のように押し寄せる。逃げ込んだビルのガラス扉を開けようとするエリック。しかし、打ち捨てられたアタッシュケースが引っかかって、なかなか開かない。ここで映像の音が消える…。やっと扉が開いたかと思ったら…バタン!と倒れるアタッシュケース。一瞬時が止まったかのような表情のエリックとサミラに、ガラス天井をぶち破り超至近距離に“何か”が迫る。果たして、サミラとエリックと猫のフロドは、この絶望を生き抜くことができるのか?シリーズを凌駕するスケールと恐怖、そして緊張感が漂う、手に汗握る本予告となっている。『クワイエット・プレイス:DAY 1』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:クワイエット・プレイス:DAY 1 2024年6月28日より全国にて公開© 2024 PARAMOUNT PICTURES
2024年05月09日Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」の公式YouTubeにて、フェデリコ・フェリーニ監督の『道』が5月10日(金)21時より2週間限定で無料公開される。本作は、ヴェネチア映画祭で銀獅子賞、米国のアカデミー賞で最優秀外国語映画賞に輝いたイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の永遠の名作。アンソニー・クイン(『ナバロン要塞』、『アラビアのロレンス』)演じる粗野な旅芸人ザンパノと、彼にたった1万リラで売り飛ばされた娘ジェルソミーナの2人が織り成すドラマを描いた。ジェルソミーナを演じるのは、フェリーニと結婚し、彼が亡くなるまで添い遂げ、そしてその半年後には自分も後を追うことになったジュリエッタ・マシーナ。2人の旅の模様を、ニーノ・ロータによる一度聴いたら忘れられない美しい音楽が彩る。本国での公開から70年が経ったいまでも色褪せない名作だ。さらに、今回のYouTube初無料公開を記念し、『道』の特別解説をnoteで無料公開中。本作の名作たる所以や鑑賞におけるポイントだけでなく、読めばきっとほかのフェリーニ作品も観たくなるような、充実した内容となっている。『道』は5月10日(金)21時~「シネフィルWOWOW プラス」の公式YouTubeにて2週間限定無料公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日イシャナ・ナイト・シャマラン脚本・監督、ダコタ・ファニング主演の『ザ・ウォッチャーズ』から、新たな場面写真2点と監督の演出風景を収めたメイキングカット1点が初解禁。衝撃の“覗き見”リアリティーホラーとされる本作の5つの見どころポイントが明かされた。M・ナイト・シャマランがプロデューサー、その娘イシャナ・ナイト・シャマランの長編初監督作品として2月に情報が初解禁されると、「絶対観たいやつ」「めっちゃおもろそう!」「シャマランの娘さんと聞いて、期待しかない!」と映画ファンを中心に話題沸騰となった本作。劇場で目撃すべき5つの“最恐ポイント”&作品の見どころが明らかにされた。最恐ポイント(1)足を踏み入れたら最後…地図にない森28歳の孤独なアーティストのミナは鳥籠に入った黄金色の鳥を届けるため指定の場所に向かうが、道中で不気味な森に迷い込んでしまう。そこには行方不明者捜索の貼り紙が…。迷い込んだのは、地図にはない森。スマホやラジオが突然壊れ、車も急停車してしまう。車外に出て助けを求めると、乗ってきた車が忽然と消え、地面からは不気味な音、木々の間を黒い鳥の群れが飛び交う。不安にかられているミナに「ドアが閉まるまであと5秒」という女性の声が届く。最恐ポイント(2)ガラス貼りの部屋には見知らぬ3人。彼らは何者かに“覗き見”されている!?逃げ込んだ先はガラス貼りの部屋。ミナの前には見知らぬ3人の男女がいた。混乱するミナに「奴らは待ってくれない」「奴らは毎晩来て、あちら側の窓から私たちを監視する」と告げる。彼らは毎晩訪れる“何か”に監視されているというが…。謎の存在に毎晩監視されることになるミナを演じるのは、『I am Sam アイ・アム・サム』で天才子役として一躍脚光を浴び、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『オーシャンズ8』ほか、現在Netflixシリーズ「リプリー」でも話題のダコタ・ファニング。さらに60代のグループのリーダー的存在マデリンを『Tarot』(原題)のオルウェン・フエレ、20代のシアラを『バーバリアン』のジョージナ・キャンベル、未熟で衝動的なグループ最年少19歳の少年ダニエルを人気短編シリーズ「世にもおぞましい物語」のオリバー・フィネガンが演じるほか、30代のシアラの夫役をイギリスのミュージカル俳優で『レ・ミゼラブル』のアリスター・ブラマーが務めている。最恐ポイント(3)1つでも破ったら殺される…禁断のルールミナが3人と閉じ込められ、何者かに監視されるガラス貼りの部屋には3つのルールが定められている。・“監視者”に背を向けてはいけない・決してドアを開けてはいけない・常に光の中にいろ禁断の3つのルール、その1つでも破ったら殺される運命が待ち受ける。最恐ポイント(4)謎が謎を呼ぶ展開!「ここにはどのぐらい?」部屋の秘密を尋ねるミナに「わからない」とシアラは素っ気ない返事で応じる。暗闇から迫る手、木に貼り付けられた人骨のオブジェ、地面に空いた大きな穴…そして森の中でミナは恨むような表情の自分自身の姿を目撃する。地図にない森で、誰が、何の目的で…?“監視者(ウォッチャーズ)”とは一体何者なのか、謎が謎を呼ぶ衝撃の展開が続き目が離せない。最恐ポイント(5)天才のDNAを受け継いだ監督これまで父のM・ナイト・シャマラン監督作『オールド』『ノック 終末の訪問者』などの製作にも参加したイシャナ・ナイト・シャマランが監督デビューを飾る。「IT/イット」「アナベル」「死霊館」シリーズなど多くの大ヒットホラー作品を生み出しているワーナーホラーとの最恐コラボが実現。初公開されたメイキングカットには、森の中で演出するイシャナと彼女の指示に注意深く耳を傾けるキャストたちの姿が収められている。『ザ・ウォッチャーズ』は6月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ザ・ウォッチャーズ 2024年6月21日より全国にて公開©2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年05月09日ジョン・クラシンスキー監督作『ブルー きみは大丈夫』より特別映像が解禁された。『クワイエット・プレイス』シリーズのジョン・クラシンスキーが監督を務める本作は、孤独な少女と子どもにしか見えない“空想の友達”の交流と冒険を描く物語。日本語吹替版の声優には、もふもふブルーの吹き替えを宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務めることが決定している。この度解禁されたのは、本作の脚本と監督を務めたジョン・クラシンスキー監督や、ライアン・レイノルズらキャスト陣が、もふもふブルー誕生までの道のりを語るインタビューやメイキングが収められた特別映像。シチュエーション・スリラーの傑作『クワイエット・プレイス』シリーズでの大ヒットの記憶が新しいクラシンスキー監督だが、実生活ではハリウッド俳優であり妻のエミリー・ブラントとの間に2人の幼い娘を持つ父親でもある。本作は、子どもたちが幼い頃に想像した素晴らしい世界を自分が観客として観ていたことから着想を得たそう。クラシンスキー監督は映像内で「約7年前から“空想の友達”の映画を作りたかった」と前作とは全く違ったジャンルの映画作りへの想いを抱いていたとのことで、パープルブルーで大きなもふもふ姿をしたブルーをめぐる物語が誕生したことを明かしている。クラシンスキー監督が描く“空想の友達”は、自身を生み出した子どもが大人になり、彼らを忘れてしまうことでその存在が消えてしまう運命にあるが、そんな中でブルーが出会ったのは、彼のような不思議な存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)。ライアン演じる、大人だけどブルーが見える、ビーの隣人カルの助けも借り、消えゆく“空想の友達”を助けようとする。本映像ではカラフルで個性豊かな“空想の友達”たちがのびのびと楽しそうに動き回る姿が収められている。そんなイマジネーションにあふれた本作について、ライアンは「ピクサー映画の実写版を作るイメージでこの映画を制作した」と、その制作の過程を語る。ライアンもまた、プライベートではクラシンスキー監督同様に4児の子を持つ父親でもある。クラシンスキー監督はこの物語について「心に傷を抱えた少女ビーが困難に立ち向かう中で不思議な存在たちが見えるようになる物語だ」と説明し、ビーとブルーが出会うことで起こる奇跡についてを予感させるとともに「空想の友達は子供時代の夢や希望が詰まったタイムカプセルさ」と子ども時代からそばに寄り添ってくれる不思議な存在の魅力を伝える。本作の魅力はそれだけに留まらず、ケイリーは「楽しくて、心が温かくなる」、ライアンは「(“空想の友達”は)無条件にずっとそばにいてくれる友達だ」、そしてクラシンスキー監督は「美しく素敵な存在を大人にも信じてほしい」とそれぞれに語り、かつて子どもだった全ての人に向けてメッセージを贈った。さらに、クラシンスキー監督が“空想の友達”になってライアンを驚かしたり、和気あいあいと映画について話し合ったりする姿が収められている。メイキング映像には世界的人気アニメーション「怪盗グルー」シリーズのグルー役でお馴染みのスティーヴ・カレルがブルーに声を吹き込む貴重なアフレコの様子も。マット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェルをはじめとする豪華声優キャストが息を吹き込む“空想の友達”たちの活躍にも注目だ。『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルー きみは大丈夫 2024年6月14日より全国にて公開©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年05月09日ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアが豪華共演を果たした、『キャロル』のトッド・ヘインズ監督最新作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』から、当事者たちとそれを追う女優、それぞれの疑念と憶測が交錯する場面写真が解禁となった。本作は、全米にかつてないほどの衝撃を与えた、90年代に実際に起きた“メイ・ディセンバー事件”の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、プレミア上映され話題をさらった。23年前に起きた36歳の女性と13歳の少年の不倫騒動“メイ・ディセンバー事件”の映画化にあたり、女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルとなった当事者のグレイシー(ジュリアン・ムーア)とその夫・ジョー(チャールズ・メルトン)のもとを訪ね、役作りのためにふたりをリサーチすることから物語が動きだす。今回解禁となった場面写真は、仲睦まじく寄り添う現在のグレイシーとジョー、そんな2人を執拗に追うエリザベス、そしてグレイシーになりきるためにさらに深みに入ろうとジョーに近づくエリザベスの姿が切り取られる。それぞれの本心、思惑を思わず推察したくなる場面写真ばかり。事件から23年の月日が経ち、夫・ジョーの腕に抱かれる妻・グレイシーは果たして幸せなのか。後悔や後ろめたさといった“隠れた芽”は存在するのか。また、事件当時のグレイシーと同じ36歳になった“元少年”のジョーは、彼女との家族を持ち、いま何を想うのか。あのときの判断は、本当に正しかったのか…。少しずつ浮き彫りとなる真実と、それぞれの人物が秘めていた感情を前に、いつしか“演技のための取材”の範疇を超えていくエリザベス。彼女の瞳に当事者の2人はどう映るのか。グレイシーとジョーの中にある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく…。エリザベスの憶測と、当事者であるグレイシーとジョーの本心、そして新たな証言もあり、視点の数だけ見え方も変わる、3人の深層心理が交錯する場面写真となっている。『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:メイ・ディセンバー ゆれる真実 2024年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved.
2024年05月09日エリザベス・モス主演『Shirley シャーリイ』より本予告とポスタービジュアルが解禁された。サンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭、フロリダ映画批評家協会賞ほか世界中の映画祭で絶賛された本作は、ゴシック作家シャーリイ・ジャクスンの伝記をマーティン・スコセッシ製作総指揮で映画化した心理サスペンス。この度解禁された本予告は、「シャーリイ、執筆中の小説は?」「『あんたには関係ない』ってタイトルよ」と、思うように執筆活動が捗らないシャーリイの心中穏やかでない状況、そして世間とのシニカルな関係性を象徴するようなシーンから始まる。そんな中、大学教授である夫スタンリーの手はずにより、平凡な1人の女性・ローズがやってくる。初めは突然の来訪者を忌々しく思っていたシャーリイ。しかし、世間の多くが不気味がっている自身の短編小説「くじ」について、「引き込まれて鳥肌が立ったわ」と真っ直ぐな瞳で語るローズに次第に興味を抱き、2人の<奇妙な絆>が始まっていく…。「女学生失踪の話か 低俗だが書いてもいい」「狂気の淵に立つ夫人 これから何が起こるのか?」とスランプ中のシャーリイを煽るような態度で接するスタンリー。夫との溝が深まっていく一方、それに比例して親密さを増していくシャーリイとローズの関係はどういう結末を迎えるのか?創作するシャーリイの頭の中を垣間見るような美しく幻想的なカットも印象的だ。併せて解禁となったポスターは、鬱蒼とツタの生い茂る家の窓から外を見つめるシャーリイの姿を捉えたもの。その虚ろでありながら強い眼差しは、自分の頭に浮かんだ物語のビジョンを追いかけているのか、それともこれから家を訪れる無垢な生贄を見つめているのか…。遥か昔から棲み着いている幽霊のように窓辺に佇むシャーリイの姿、そして「魔女の毒であなたは目覚める」と添えられたコピーが見る者の想像を掻き立てる、不穏な予感に満ちたビジュアルとなっている。『Shirley シャーリイ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Shirley シャーリイ 2024年7月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 LAMF Shirley Inc. All Rights Reserved
2024年05月09日映画『マッドマックス:フュリオサ』に登場する、白塗りの武装集団ウォーボーイズのひと言声優を、タレントのMatt、お笑い芸人の「錦鯉」長谷川雅紀、「バイきんぐ」小峠英二の3人がそれぞれ務めることが発表された。白塗りスキンヘッド姿のウォーボーイズといえば、『マッドマックス』シリーズに登場し、鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーを崇拝、両腕を高く掲げながら指を交差させる“V8ポーズ”で世界中の映画ファンに知られるキャラクターたち。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』大ファンを公言する3人は並々ならぬ意気込みで、ひと言吹き替えに臨んだという。今回のたったひと言声優への挑戦についてMattさんは、「アフレコ自体初めての経験で、普段自分のことを“Matt、僕、自分”としか言ったことがなくて、初めて自分の口から“俺”って言ったのが新鮮でした」とコメント。「自分が言ったことがない言葉がたくさんあり、“俺”とか“いいかー!”とか、僕の中で解放された部分がありました」と、『マッドマックス』シリーズの世界観とはかけ離れた温厚な性格ながら、本作のテーマそのものMAD(“怒り”)を解放しながら熱演したことを明かした。そして、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀、「バイきんぐ」の小峠英二というスキンヘッド芸人の2人はそれぞれ、即席の“ウォーボーイズ風”白塗りメイクでアフレコ現場に意気揚々と登場。お互いライバルとして闘志を燃やしつつ、長谷川さん「(小峠は)普段から怒って歩いていますから。そこがちょっと、僕より上かも知れないですね。悔しいですけど。でも、好きなんでマッドマックスが。負けたくないです。ウォーボーイズは、俺のものだ!」と熱烈アピール。小峠さんは「スタイル的には僕のほうが合っているんじゃないですかね。でまぁ(長谷川さんは)根が優しいですからね。大分無理してると感じましたね」とお互い一歩も譲らない。また、長谷川さんは、「(前作を)観終わった一番の感想が“あっという間だったね!”でした。とにかくスピード感がたまらなくて。“面白い!面白い!”と言っていたので、本当にこのウォーボーイズのたったひと言声優が来たのが嬉しかったです」と喜びを語った。洋画吹き替え初挑戦となった長谷川さんだが、「バッチリでした。この格好だったからこそ湧き出てくるもの。“俺はウォーボーイズ”と言う気持ちで行けたので(白塗り)やって良かったです。ほとんど一発OKみたいなものでしたが、“君は、マッドマックスの申し子だ”という目をしていましたね、監督が。言ったわけではないですが」とその出来栄えには自信たっぷり。同じく白塗り姿で登場した小峠さんは「俺を見ろ!」というひと言の吹き替えとなったが、「“なんて日だ!”と同じくらいのパワーでやらせていただきました」と自身の決めセリフに通ずるシャウト系のセリフだったので自然と上手くできたと明かし、「まさか『マッドマックス』の本編に出れるなんて、“なんて日だ!”」と自身の名セリフとともに披露した。◆「アニャちゃんが凄く可愛い!」「ワクワクドキドキして欲しい!」「僕の好きなものが全部詰まっている!」最新作を熱烈PRまた、本作の宣伝部隊長となったMattさんは、「(主人公の)メイクが気になっているのでモノマネメイクでもしてみようかなと思っています。アニャちゃんが凄く可愛いなと思ったので、アイメイクとか、おでこの方もしっかり塗ってあるのが面白いですし、色々宣伝していきたいと思います」と、卓越した美的センスを持つMattさんだからこその宣伝方針をアピール。「映画を見た後にスッキリした気持ちになるのかな。見ている人も楽しんでもらえるといいなと思います」と新作への期待を寄せた。そして前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をファンの聖地としても知られる立川シネマシティで鑑賞したほどの作品ファンだという長谷川さんは、「やはりスピード感というのは期待したいと思います。(前作)『マッドマックス』の場合はそんなことを考えさせる暇がないくらいだった、という印象があります。それくらいワクワクドキドキして欲しいですね」と新作へコメント。同じく作品の大ファンの小峠さんは、「この唯一無二の感覚は素晴らしいですよね。ロックとかパンクとか曲を映像化しているような。疾走感とか。もう何も考えないじゃないですか。無茶苦茶じゃないですか。破滅的というか、破壊的と言うか。僕の好きなものが全部詰まっている気がします。嬉しいですね。観てみたいですね」と大絶賛し、作品に携われた喜びを語った。さらに、長谷川さん、小峠さんの白塗りスキンヘッド芸人2人を今後プロデュース予定のMattさんは、「少し肩幅が足りないのかな?でも顔とスキンヘッドの感じはいいですね。もう少し首とか、胸の辺りをちゃんとメイクしてあげたいですね。タトゥーみたいなのや、ただの白塗りじゃなくて、黒とか茶色でぼかした感じがあるともっとリアルな感じになりそうなので、やってあげたいです」と宣言していた。『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日(金)より全国にて公開(IMAX/4D/Dolby Cinema/ScreenX)。© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年05月08日