現代人に多い“今どき”アイダメージをピックアップ。その原因や対策を専門家に教えてもらいました。ここでは“近視”“白内障”“結膜炎”に注目します!【近視】ピントが合わず遠くがぼやける。狭い空間での仕事や作業アウトドア活動の減少モノを見る時、眼球の水晶体の厚さが調節され、ピントが網膜に合った時によく見えると感じる。近くのものを見る時はピントが合うが、遠くのものは合わずにぼやけて見えるのが近視。「本来透明な水晶体が、加齢に伴って濁って屈折率が変わることも、近視の進行に関係します。そのようにして衰える以外にも、狭い空間で作業したり、外出が少ないと若い人にもリスクがあるそう。近視が強いとメガネやコンタクトレンズを使うこととなり、使っていない人と比べると、ドライアイになるリスクは約5倍も増えます」(眼科医・綾木雅彦さん)近年、太陽の光に含まれるバイオレットライトが近視の進行を抑えられることがわかってきたそう。「コロナ禍で外出を控え太陽を浴びる機会が減ったことで、近視が増えたという報告が世界中から届いています」予防METHOD1【20‐20‐20法】遠くを見てガチガチの毛様体筋をほぐす!近くを見続けると目のピントを調節する筋肉の毛様体筋が緊張して張り詰めた状態に。やがて、近くにピントを合わせていたほうがラクになり、近視が進行してしまう。「その前に、毛様体筋の緊張を解消するのが“20‐20‐20法”。デスクワークで近くを20分見たら、20秒、20フィート(約6m)以上遠くを見ましょう。20分に1回が難しけば、1時間に1回でも大丈夫です」予防METHOD2【アウトドア活動】1日30分の日光浴で近視をストップ!近視抑制のカギを握るバイオレットライト。太陽光に含まれているので、積極的に外で浴びたい。「ティータイムやランチはテラス席を選ぶ、通勤などで歩く時間を増やすなど、1日30分は屋外で活動して、バイオレットライトを取り込むようにしましょう。曇っていても夕方でも太陽から降り注いでいますが、室内だと窓で遮られてしまうので、外に出ることがポイントです」【白内障】水晶体が濁り、視力の低下へ。運動量の低下紫外線を過剰に浴びる白内障とは、水晶体が白く濁り、視力が低下する病気。「水晶体はタンパク質の塊で、卵を加熱すると白身が白くなっていくように、水晶体も20歳を過ぎると透明の状態から濁っていきます。タンパク質を変性させる紫外線を、サングラスなどでカットしましょう。また最近、脳機能を高める分泌性タンパク質として注目されているBDNF(脳由来神経栄養因子)は、目の神経を保護する働きも。有酸素運動によって増えますので、軽い散歩程度でも、運動を習慣にしましょう」予防METHOD【節食】空腹を感じることが、目の健康にも良い!?白内障など、加齢が原因の目の病気は少なくない。「目のためにもアンチエイジングを。臓器が衰えるスピードを遅くするサーチュイン遺伝子は、空腹時に活性化されます。週1回のプチ断食や、腹七分目の食生活を心掛けましょう」予防ITEM美容面でも効果がある、注目成分をサプリで!ブドウなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロール。“ハリ・潤サポート”成分をサプリで摂取。レスベラトロール PRO 31粒(1日1粒目安)¥3,000(わかさ生活 TEL:0120・132・061)【結膜炎】細菌やウイルスが目の腫れや充血に。マスク生活による整容意識の低下コロナ禍後の接触増加白目の表面を覆っている結膜は、目に異物が入ってくるのを防ぐ役割があるが、目を開けている間は常に外にさらされており、ウイルスや細菌によって炎症しやすい。「ウイルス性結膜炎は、コロナ禍の外出自粛やマスク着用が緩和され、人と人の接触が戻った途端、驚異的に増えました。結膜炎を引き起こすアデノウイルスは感染力が強くあらゆる場所にいますので、細菌を触った手で目をこすれば自分がかかり、他の人と接触すれば感染が広がりますので、みなが清潔第一を心掛けることが大事です」予防METHOD【横洗顔】左右に指を動かしてまぶたのキワまで洗顔。ウイルスや汚れを目の中に入れないためには、まぶたのキワをよく洗うこと。「縦方向にこするだけでは、十分とはいえません。目を閉じてまぶたの上を人差し指と中指で左右に10往復。まぶたのキワの汚れもスッキリ落ちます」予防ITEM抗炎症成分など9つの有効成分で眼病予防。抗炎症成分、角膜保護成分、調節機能改善成分を配合した薬液でまるごと洗い、瞳を清潔に。第3類医薬品。アイボンメディカル 500ml¥1,430(小林製薬お客様相談室 TEL:0120・5884・01)綾木雅彦さん日本眼科学会専門医。おおたけ眼科院長。今年3月まで慶應義塾大学医学部眼科学教室の特任准教授を務めた。ブルーライト研究の第一人者としても知られ、目を守る啓蒙活動に力を入れる。著書に『視力防衛生活』(サンマーク出版)など。※『anan』2023年11月8日号より。イラスト・KOUME取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年11月04日目が充血し、目やにや目のかゆみを伴う場合、まず疑われるのが結膜炎です。眼科の疾患の中では非常にポピュラーなものですが、ひと口に結膜炎といってもはやり目などのウイルス性結膜炎、細菌性結膜炎、アレルギー性結膜炎など様々な種類があり、原因によって対処法も異なります。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )では、専門医によるヘルスケアアドバイス疾患ナビを公開しています。8月2日に新着更新した「結膜炎」では、川島 素子先生に結膜炎の原因、症状、対処法や予防法について詳しくお伺いしました。高温多湿の夏は細菌が繁殖しやすいため、結膜炎やものもらいを引き起こしやすい時期です。さらに夏バテなどで免疫力が低下すると、感染を招きやすくなります。新着記事「結膜炎」を読んで、対処法や予防法を学びましょう。◆新着情報専門医によるヘルスケアアドバイス 疾患ナビ「結膜炎」 <目次>結膜炎について知る・結膜炎の原因・結膜炎の症状・結膜炎の対処法・結膜炎の予防法大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【監修者プロフィール】久喜かわしま眼科副院長川島 素子(かわしま・もとこ) 先生1998年慶應義塾大学医学部卒業。同大学医学部研修医、東京都済生会向島病院、慶應義塾大学医学部助手を経て2012年より久喜かわしま眼科勤務、18年より現職。日本眼科学会専門医。専門は、角膜、ドライアイ、および眼表面を中心とした前眼部疾患。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。【大正健康ナビ】結膜炎.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月02日こんにちは。9歳の双子と5歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。■おなかに赤いぷつぷつが!わが家の次女が4歳のときの話なのです。ある日、結膜炎になった次女を眼科に連れて行った後、40度の高熱をだしたことがありました。しかし、病院で検査してもアデノウイルスも溶連菌も陰性で、風邪と診断されました。解熱剤を処方してもらったものの、40度の熱は3日続き、嘔吐もし、食欲もなくゼリーのみを食べる毎日でした。3日後、熱は引いたのですが、頬とおなかにたくさんの赤いぷつぷつが!一瞬怯みましたが、ハッと思い出しました。もう娘は4歳でしたが、どう見ても症状が、赤ちゃんのときになるという「突発性発疹」そのものだったのです。小児科でも改めて診てもらい、お医者さんには「この湿疹の出方は突発だね」と無事お墨つきをもらいました。 ■4歳児らしい解熱後の不機嫌発疹は3日ほどで、顔からおなか、おなかから下半身へと移動し、消えていきましたが、一週間くらいグッタリとしていました。いつもはお昼寝をしないのに、午前中と午後にお昼寝しないと体がもたなかったみたいです。40度の熱が3日でていたから体力を消耗してしまっていたんですかね。そして、噂に聞いていた解熱後の不機嫌も4歳児らしい細やかさがありました。言葉が通じるだけに、指示が細かい!!というわけで、4歳になっても突発性発疹になる可能性がある、というお話でした。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2023年02月20日環境省によると、2019年に殺処分された猫はおよそ3万700匹。それらは野良猫や、人間による多頭飼育崩壊や飼育放棄によって保健所に預けられた猫たちです。自治体や動物保護団体の努力によって少しずつ殺処分される数は減っていますが、いまだに多くの猫が命を落としています。そのため、「できればペットショップで買うのではなく、保護猫を飼ってほしい」という呼びかけが広まっているのです。片目がぐちゃぐちゃだった子猫が、見違えるほどの美猫に!2020年10月21日、捨てられていた1匹の子猫を保護した@neconecomirinさん。左目が結膜炎でぐちゃぐちゃになっていたオスの子猫を『がんも』と名付け、育てることにしました。動物用の点眼薬や抗生物質で目の治療をするだけでなく、動物病院で予防接種をし、食事の補助を行った飼い主さん。瞬膜(しゅんまく)が癒着しているほど目の状態が悪かったがんもくんは、その甲斐あって徐々に回復しました。保護してからおよそ1か月後、がんもくんがどのように成長したかご覧ください!こんなに可愛くなったんだが保護してから、1ヶ月が経過して、目が治りました☆がんもちゃん よかったママは一安心! pic.twitter.com/UJI8ebFqaD — LiSAッ子☺︎*☻猫にゃんず (@neconecomirin) November 20, 2020 ぐちゃぐちゃになっていた左目は丸く愛らしい形に!毛並みもよくなり、さらに愛らしく成長したのです。がんもくんは飼い主さんの介助がなくとも食事ができるようになり、元気に走り回ることができるほど回復したのだとか。飼い主さんが甲斐甲斐しく世話をし、がんもくんが小さい体で頑張ったからこそ、見違えるほど元気になれたのでしょう。愛と優しさがあふれる投稿は拡散され、ネットを通して多くの人の心を癒しました。・すごい回復力!優しい方に保護されて本当によかった…!・小さな命を救ってくださってありがとうございます!今後も幸せに暮らしてください。・なんて美猫ちゃん!1か月でこんなに変わるだなんて、すごい…。今後もがんもくんは飼い主さんの愛を受け、すくすくと成長していくことでしょう。つらい思いをしている猫たちが1匹でも救われる社会になるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月22日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 8歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。次男の感染から始まったアデノウィルスとの戦い、今回で最終話です。子どもたちの症状は治ったのに、私の目のかすみや眩しさなどは一向に治らず…、異常を感じたため眼科を受診してみることにしました。▼アデノウィルスとの戦い(1) ▼アデノウィルスとの戦い(2) ■眼科を受診、診断結果は…目に異変を感じて眼科を受診してみたところ「角膜炎」になっていました。角膜炎は黒目の部分に白い斑点ができ、かすんで見えたり眩しく感じる病気で、症状が出てから1ヶ月くらいで治療しないと完治しないと医師に言われました。(※医師によって判断は異なると思います)私たち家族が感染した「流行性角結膜炎(はやり目)」から、角膜炎になる人は多いそう。検査したところ、右目にたくさんの斑点ができていました。角膜炎自体はよくある病気らしいのですが、私の場合は斑点ができた場所が悪かったらしく、かすみの原因になっていたようです。この日は目薬をもらい、またなくなった頃に受診することに…。目薬を使い始めてから眩しさや疲れ目はなくなりましたが、かすみだけが治りませんでした。■目薬治療ができなくなる!?そろそろ発症して1ヶ月…、もしかして一生このままなんじゃ? と不安を感じました。そして目薬がなくなり再び眼科を受診。眼圧を測ると正常範囲内ではあったもののギリギリの数値…。これ以上目薬を使い続けると今度は緑内障になる可能性もあると言われ、最後の目薬を処方されました。そして、2週間目薬をさし続けた結果…、治りませんでした。■私の目はどうなるの…?この眼科ではもうこれ以上目薬は処方してくれない…という事で別の眼科へ行ってみることにしました。別の眼科で再度検査をしたところ…、「眼圧もまだ正常範囲内だから治療は続けられるよ!」 と言われ、違う目薬を処方してもらえました。眼科医的には私の斑点はそんなにひどくないようで、やはり「できた場所が悪かったね」とのこと。ひどくなくてもPCやスマホの文字は二重になって見えるし、常に視界にはモヤがかかるしで、ストレスはものすごかったです…!そして処方された目薬を使い続け、定期的に眼科を受診。すると…、だんだんとかすんだ視界がクリアになってきました。そして発症から約3ヶ月後、ついに完治!!本当に良かったーーー…!!もしかして子どもも角膜炎になっているかもと不安に思ったのですが、子どもたちは大丈夫で安心しました。まさか子どもからの感染症でこんなに大変な目にあうとは…、夢にも思いませんでした。感染力も強く、登校禁止期間も長いのでみなさんもどうか気をつけてくださいね…!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。▼アデノウィルスとの戦い(1) ▼アデノウィルスとの戦い(2)
2019年11月21日もうすぐ保育園や幼稚園、小学校でプールが始まります。水遊びや水泳の授業が始まるこれからの時期、特に気をつけたい感染症の一つが、「流行性角結膜炎」です。「はやり目」と呼ばれることも多いこの感染症、赤ちゃんでもかかることがあり、白目が真っ赤に充血したり、目やにや涙が出たりします。今回は、流行性角結膜炎の症状や治療法など、具体的に見ていきましょう。■流行性角結膜炎「2018年は夏も冬も大流行!」そもそも、流行性角結膜炎とはどんな感染症なのでしょうか?結膜炎は、ウイルス性結膜炎と細菌性結膜炎に分かれます。そのうち、ウイルス性結膜炎には原因となるウイルスが4つあり、流行性角結膜炎、咽頭結膜炎(通称:プール熱)、急性出血性結膜炎、ヘルペス性結膜炎となります。その中で、流行性角結膜炎はアデノウイルスによって引き起こされる感染症で、一年を通してかかることがあります。角膜はいわゆる「黒目」をおおう透明な膜のことで、結膜は上下まぶたの裏側と白目の表面をおおう半透明の膜のこと。この両方がウイルスに感染し、伝染性の角膜炎と結膜炎が合併するのが、流行性角結膜炎です。現在の流行状況を見てみましょう。国立感染症研究所によると、2019年4月29日から5月5日までの全国3000の医療機関1定点あたりの報告数が、流行性角結膜炎では0.23人と低い数字になっています。ただし、昨年5月には感染者数が急増。過去10年間と比較してもっとも多かったときもあり、その後も断続的に冬ごろまで流行が続きました。これからプールや水遊びも始まり、夏に向けて再びはやりやすくなるため、注意が必要といえそうです。■流行性角結膜炎「症状、潜伏期間、感染経路」流行性角結膜炎の症状はどういうものなのでしょうか?【症状】結膜が充血し、目やにや涙が大量に出ます。目の痛みをともなうことがあります。まぶたがはれたり、異物感があることもあります。症状が強い場合、結膜の表面に白い炎症性の膜(偽膜)ができることも。特に乳幼児は症状が出やすいようです。また、最初は片目だけに症状が出ていても、数日中にもう片方の目に症状が現れることがあります。症状のピークは、発症してから約1週間で、徐々に回復していきます。炎症が強い場合は、角膜(黒目)の表面に小さな濁りが残るケースも。濁りが消えるまで数カ月かかることもあります。【潜伏期間】潜伏期間は2日から14日です。【感染経路】プールの水、手指、タオルなどを介した接触感染、くしゃみやせきなどのしぶきによる飛まつ感染となります。■流行性角結膜炎「予防方法、対処法、プール・水遊びは?」流行性角結膜炎を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか? また、実際に流行性角結膜炎にかかった場合の対応はどうすればいいのでしょうか?予防法や対処法、プール・水遊び、保育園や学校の登園(登校)基準も見ていきましょう。【予防方法】手洗いや、プール前後のシャワーがすすめられています。家族内感染、学校や保育園などでの集団感染を防ぐためにもタオルの共用は避けましょう。プール以外でも接触感染によって広がる可能性があるので、日頃から意識しておきましょう。【対処法】特効薬はないため、通常は炎症を抑え、細菌による二次感染を防ぐための目薬が処方されることが多いようです。また、目やにはハンカチではなく、使い捨てできるティッシュでふくのがいいでしょう。感染している子どもだけでなく、家族全員がこまめに手洗いをするのも大切です。【プール・水遊び】症状が完全になくなるまで控えましょう。【登校(登園)基準】医師が周囲への感染の恐れがないと判断するまで登校(登園)できません。感染力が強く、一度かかると手ごわい流行性角結膜炎。日ごろから手洗いはもちろん、家族であってもタオルは一人ずつ分けて使うように習慣づけておきたいですね。参考サイト: ・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」 ・日本眼科学会「ウイルス性結膜炎」 ・国立感染症研究所「感染症動向調査 週報」
2019年05月23日前回は、我が家の風邪対策について描きましたが、今回はいよいよ本題。実際に子どもたちが体験した“ある”感染症のエピソードについてご紹介します。■目が開かないと訴える娘…一体何が!?最近娘の目やにが多いなと思ってはいましたが、特に気にかけることなく過ごしているとある朝…大量の目やにが上下のまつげにからまっていたので、ぬるま湯で浸したタオルで目やにを優しくこすり取り、なんとか目が開くようになった娘。目やにがなくなればいつもと変わらぬ娘だったのですが、幼稚園に通園してもいいのかがわからず、ネットで検索してみました。眼科のサイトと症状を照らし合わせると、どうやら「結膜炎」のようなのですが、素人目では判断できず、その日は念のため休園し、眼科が開院すると同時に駆け込みました。先生に診てもらうと、娘の症状は「細菌性結膜炎」とのことでした。先生いわく、「結膜炎」には「ウイルス性結膜炎」「細菌性結膜炎」「アレルギー性結膜炎」といった種類に分かれ、感染力の高い「ウイルス性結膜炎」は登園不可ですが、それ以外は登園可能とのこと。ただ、園によって方針が異なるので、「一度園に確認してください」と告げられました。「細菌性結膜炎」の治療として、2種類の点眼薬を1日3回点眼。さらに、感染力は弱いものの感染する恐れがあるため、家族内でのタオルの共有や、過度な接触は避けるほうがよいと指導を受けました。そして、診察内容を園に報告し、その日は午後から通園しました。■やっぱり息子も…デジャブな光景姉弟の接触も最小限にし、これで治っていくかと思っていると…潜伏期間が2、3日あると先生がおっしゃっていたので、すでに息子にも感染していたようでした。いくら感染力が弱い細菌性結膜炎とはいえ、密に生活している家族内では感染してしまうんだなぁと思いました。また、抵抗力のない乳幼児は感染りやすいそうなので、ご注意くださいませ~!再度眼科を受診すると、息子も「細菌性結膜炎」とのことで、娘と同じ点眼薬を新たに2ついただき、目薬にはそれぞれの名前を書いてどちらのものかわかるようにしました。(点眼薬の共有は厳禁なため)そこから1週間ほど続く、目薬地獄が始まりました。■苦戦する子どもへの点眼…コツは!?大人になった私からすると、目薬は慣れたものですが、これまでほとんど目薬をさしたことのない子どもたちからすると、目に異物を入れる目薬はなかなかハードルの高いもののようでした。大人のように目を開いたまま点眼するのはどうしても怖くてできないということだったので、先輩ママさんがお医者さんに教わったというやり方「目を閉じた状態で目頭あたりに点眼し、その後、薄目をあけて目に入れる」を私もためしてみました。目薬の経験が2度目の娘はすぐ慣れたのですが、まったく初めての息子は毎回大暴れしていました。しみる目薬にもだえつつも、大きな目と口をあいて頑張る息子を見ているのはちょっとつらかったです。でも、数日続けると、いつの間にか目やにはすっかりなくなりました。1週間がすぎるころ、眼科に行くと、なんと治っているとの診断を受けました。抵抗力がまだまだ弱い子どもたちは日々いろんな病気にかかります。はじめての病気にはびくびくしてしまいますが、ひとつひとつ乗り越えていくと、なんだか親子ともに強くなったように感じます。1度なると勝手がわかる分、焦らなくなりますからね。これからもいろんな病気にかかるのでしょうが、一歩一歩クリアしていこうと思います。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年12月07日こんにちは、ライターのゆめちちです!今回は娘が結膜炎になってしまった時のお話 を書いていこうと思います。目やにが多いのは鼻水の影響?ある日突然、娘の目やにの量がいつもより多いことに気づきました。そもそも目やにとは、目の老廃物やほこりやごみが混ざったものらしいです。花粉症やアレルギー、コンタクトの影響などによって増えることもあるそうです。鼻水が出ている時は目やにも出やすい、と聞いたことがありました。本来鼻に流すため鼻水が逆流して、目やにの原因になるからだそうです。ちょうど鼻水がひどかったので鼻水の影響かと思い、気づいたら拭き取る程度であまり気にせず。むしろこの時は、目やによりも、鼻水のほうが心配でした!目が開かないほどの目やに次の日の朝起きると、びっくり!!!その目やにが乾いて固まって、目が開けられなくなっていました。すべて拭き取っても、目は赤くなったまま…もしかして結膜炎? とソワソワしてしまいました。結膜炎とは、眼球と瞼をつないでいる結膜に炎症が起こり、充血すること。アレルギー性結膜炎、細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、と結膜炎にもいろいろ種類があり、それぞれ対処も違うそうです。結膜炎のウイルス性とウイルス性ではないもの保育所にお休みの電話をすると、アデノウイルス が流行っているのでアデノウイルスの結膜炎かもしれない、と言われ眼科へ行くことに。ウイルス性のものは感染力が非常に強いらしく心配しましたが、ウイルス性の検査をしたところ陰性で、細菌性結膜炎でした。細菌性結膜炎は、3つの中でも1番よく見かけるものらしく、大体1週間以内に治ることがほとんどだそうで、安心しました。目薬をさそうとすると、全力で逃げようとする娘(笑)足で挟んで動かないようにし頑張ってさしましたが、1日に4回ささないといけないので大変で…。目薬をさす時は下瞼だけを引っ張ってそこにさすとさしやすい、と聞いたので頑張りましたがなかなか難しく、正直ちゃんと目に入っているか分からず心配でした…。なんとか頑張って目薬をさし続けた結果、3日ほどで治りました!目やにや充血がなくなり次第、目薬を中止していいようです。目やにがいつもより多いと、もしかすると結膜炎かもしれません!結膜炎にも感染力の強いものもあります。結膜炎のほかにも目にはたくさんの病気があり、怖いです。なので目に異常を少しでも感じたら、ひどくなる前に眼科へ行くことをおすすめします。●ライター/ゆめちち
2018年07月10日食べ物やダニ、動物のフケなどでなんらかのアレルギーを起こす人が増えています。花粉やハウスダストが目の結膜につくことで炎症を起こすアレルギー性結膜炎という病気があります。ここでは、アレルギー性結膜炎の原因や症状について見てみましょう。アレルギー性結膜炎とはアレルギー反応を引き起こす原因となる物質のことをアレルゲンと呼んでいますが、そのアレルゲンが目の表面に付着し、結膜炎を起こしてしまう病気のことをアレルギー性結膜炎と呼んでいます。結膜は白目の全面とまぶたの裏をおおっている粘膜で、目が開いている間は外気にさらされているため、アレルゲンが付着しやすくなっています。そのため、目はアレルギー反応が起きやすいといわれています。よく知られているスギ花粉症のように、ある特定の季節に起きる季節性アレルギー性結膜炎と、一年中症状が出る通年性アレルギー性結膜炎という2つの種類に分けられます。また、春季カタルと呼ばれる子供に多く見られる結膜炎や、巨大乳頭結膜炎というソフトコンタクトレンズを使用している人に見られる結膜炎もアレルギー性結膜炎の一種です。アレルギー性結膜炎の原因人間の身体には、体内に侵入しようとする異物を排除する仕組みがあります。これは免疫力と呼ばれる働きですが、この免疫力が過剰に働いてしまうとアレルギー反応を起こしてしまいます。本来ならば、花粉などはあまり有害な異物ではないのですが、免疫力が過剰に働いてしまうとアレルギー反応を起こしてしまいます。主なアレルゲンとして季節性アレルギー性結膜炎では、スギ花粉(1〜5月)、ヒノキ花粉(3〜5月)、イネ科の植物(4〜10月)などがあげられます。通年性アレルギー性結膜炎では、ハウスダストやダニ動物の毛フケコンタクトレンズの汚れなどがアレルギーの原因となります。アレルギー性結膜炎の症状外部からアレルゲンが侵入してくると、目のかゆみや充血、ゴロゴロとした異物感などの症状が出てきます。涙のようなサラサラとしている水のような目やにが出ることもあります。まぶたの裏の結膜に粒上のブツブツしたものができることもあります。かゆみの症状は強く出ることもあり、目だけでなく、まぶたやまぶたのふちなどがかゆくなり、かけばかくほどかゆくなってしまうという悪循環が起こります。春季カタルなど重症になってくると目に痛みが出る、角膜が濁ってものが見えにくくなるなどの症状が出ることがあります。視力低下を引き起こすこともあるので注意が必要です。アレルギー性結膜炎の治療法通常は、薬物療法を中心とした治療が行われます。日常生活に支障をきたさないようにかゆみの症状を抑えることを中心とした治療です。抗アレルギー性点眼薬が使われることが多く、メディエーター遊離抑制薬、ヒスタミンH1受容体拮抗薬といったものが主なものです。重症の春季カタルには、ステロイド点眼薬を使うこともあります。季節性アレルギー性結膜炎の場合には、症状が出やすい時期をあらかじめ予測できることが多いので、症状が出る前の時期の花粉が飛散する約2週間前から初期療法という考え方で抗アレルギー点眼薬を使って治療を始めることがあります。この治療法を行うと花粉がもっとも飛散している時期の症状が軽くなるのでおすすめです。毎年、花粉症で悩んでいる方は、症状が出る前に眼科を受診されるとよいでしょう。抗アレルギー点眼薬は副作用が少ない薬といわれています。点眼薬は、使用している途中でやめないようにしてください。眼科医の指示にきちんと従って使用しましょう。生活習慣での注意点アレルギー性疾患の対策は、できるだけアレルゲンとなる物質に接触しないことが重要です。花粉が飛散している時期には、ゴーグル型の眼鏡を使用する花粉防止用にマスクを着用する帽子をかぶるなどの対策をとるようにしてください。外出先から帰宅したときは、衣類や髪についた花粉をしっかりと落とすようにしてください。手洗いうがい洗顔をして花粉を落とすようにします。花粉が飛びやすいと考えられる際には、外出をできるだけ避ける、洗濯物を外に干さないようにすることも大切です。通年性アレルギー性結膜炎の場合は、掃除機を使ってこまめにハウスダストやダニを取り除く、濡れ雑巾を使ってほこりがたまっているところを拭き掃除することも効果があります。ダニの繁殖を抑えるために畳やじゅうたんをフローリングに変える、寝具をこまめに干すことも効果があるといわれています。室内での動物の飼育は避けた方がよいでしょう。監修:大利昌久
2017年11月12日国立感染症研究所は10月13日、9月28~10月4日の期間中の感染症発生動向調査を公開。同調査により、流行性角結膜炎(はやり目)の患者が前週に比べ、全国で約1.3倍に増加していることが判明した。流行性角結膜炎は、「アデノウイルス」に接触して感染することによって発症する。同ウイルスの感染者が目を手でこするなどして、その手でドアノブやパソコンのキーボード、紙幣などに触れると感染が広がっていきやすいという。主な症状として「目の充血」「大量の目やに」「目のゴロゴロ感」などがある。ウイルスの潜伏期間は7~14日とされており、突如として充血や大量の目やにに悩まされてもいつ・どこで感染したかわかりにくい特徴を持つ。9月28~10月4日(第40週)の期間中の全国の患者報告数は749人。定点医療機関当たりの患者数は1.09で、前週の第39週(9月21~9月27日)の数値(0.84)に比べて約3割増加している。都道府県ごとの数値は宮崎県(8.33)が最多となっており、以下熊本県(7.56)、鳥取県(6.0)、福岡県(3.15)、長崎県(2.75)と続く。東京都は1.18で、前週の第39週(0.64)に比べて2倍近いものの、第37週(1.08)、第38週(1.11)と比較すれば同程度の数値となっている。第40週だけを見ると、都内では中央区(7.0)、葛飾区(6.0)、荒川区(3.0)などが定点医療機関当たり報告数が多い。アデノウイルス対策としては手洗いやうがいでの予防が肝心で、「トイレを使用したら手を洗う」などの習慣づけが必要となってくる。全国的な拡大傾向を受けて、Twitter上では「ヤバい、はやり目の可能性がある」「過去に2度痛い目に遭ったから『はやり目』怖い」などの不安な声が多数見られている(コメントはすべて原文)。※写真と本文は関係ありません
2015年10月14日ここ最近、コンタクトをすると目が充血し、夜中には起きてしまうほど目が乾くのを感じるようになってしまいました。結膜炎かと思い、眼科に行ってみるとドライアイが原因とのことでした。今まで目の乾きを特に気にしたこともなく、まさか自分がドライアイになるとは…。ドライアイは、思っていた以上につらく、当分コンタクトレンズはお休みで、しばらくはメガネの日々になります。もっと早く対処しておけば、と後悔です。とはいえ、症状が出なければ、目の乾きくらい、と見過ごしてしまっている方も多いと思います。しかし、自覚はなくてもドライアイ患者は、はなんと推定800万人以上いるといわれています。こうなると、もう人ごとではありません。最近、「目が疲れる」「目が乾燥する気がする」という方、10秒以上目を開けていられない方は、ドライアイの可能性が大です。また、以下のような生活をしている人もドライアイ予備軍である可能性が高いので要注意です。・デスクワークが多い人パソコンを長時間使ったり細かい文字を扱ったりする人、携帯電話・ゲーム・テレビなど画面を長時間見ている人は要注意です。・コンタクトをしている人特にソフトコンタクトレンズを利用されている方は注意です。ソフトコンタクトレンズは目の表面の水分を常に吸い取ってしまっているのです。・車の運転をすることが多い人目の前を凝視し、車内のエアコンの風も直接浴びやすいので、目が乾きやすくなります。・空調の効いた部屋にいる人冷暖房がずっとついているオフィスや部屋にいると、肌だけではありません、目も乾燥し、涙が常に蒸発している状態になります。目は美容面から見ても、とても大事なパーツです。充血していたら目力も下がりますし、乾燥や乾きは小ジワやクスミの原因にもなります。そこで、乾いたと思ったら直ちに「目薬1滴」を習慣にしましょう。ドライアイに悩んだ私がオススメするのが、こちらの目薬です。点眼を続けることで、目の乾きと疲れが緩和するだけでなく、澄んだ白目を維持することができます。右:ロート リセ コンタクトa 735円/ロート製薬(第二類医薬品)左:ロート 養潤水924円/ロート製薬(第三類医薬品)「ロート リセ コンタクトa」は、すべてのコンタクトレンズに対応している優れものです。涙の成分「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」を0.5%配合で、瞳に潤いを与えてくれます。同時に、目の疲れも緩和してくれて、ピンクのルックスも可愛いので、人前でさしても恥ずかしくありません! 「ロート 養潤水」は特にパソコンで長時間作業する人にオススメです。パソコンやコンタクトレンズにより負担をかけた角膜の細胞を修復する効果があります。新陳代謝を促進し、疲れた目を回復してくれます。スーッとした使用感で、名前のとおりさした瞬間から潤うのを実感できます。夜、おやすみ前に使用もできるので、乾燥しがちな睡眠中も安心です。
2013年02月16日