働き方改革の一環として、長時間労働などを調整し、誰もが働きやすい環境づくりが求められる昨今。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、これまでの働き方を改めて見直す企業もあるようです。会社での残業にまつわるエピソードを、Twitterに投稿したジューシーフルーツ井上(@magro343)さん。職場の上司とのユーモアあふれるやりとりが話題となっているので、ご紹介します。張り切って残業を申し出たけれど…ある日、会社で上司に「残業まだできます!」と、張り切って申し出たという投稿者さん。すると、『残業』という言葉を聞いた上司たちは、口々にこういいました。※写真はイメージ残業という忌まわしい習わしは、ワシらの代で終わらせねばならん…。この子らは、新しい時代を生きる子らなのだから…。その姿たるや、まるで映画やゲームなどに出てくる、呪われた国の王族を彷彿とさせたそうです。上司にうながされるように、投稿者さんは、残業をすることなく退社しました。私が「残業まだいけます!!!」って元気に言っても、上司らが「忌まわしい習わしはワシらの代で終わらせねばならん……この子らは新しい時代を生きる子らなのだから……」って呪われた国の王族みたいなテンションになってしまって先に帰される— ジューシーフルーツ井上 (@magro343) April 7, 2022 部下の働き方をコントロールしつつも、ユーモアの心も忘れない上司たち。この投稿に対して、多くの人から、さまざまなコメントが集まりました。・最高の上司!・勤務先を教えてほしい…この会社に就職するわ。・私もそのパターンで、部下を先に帰しています!上司も部下も関係なく、あらゆる立場の人が、自分にとって無理のない働き方ができるようになるとよいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年04月26日大人気サレ妻シリーズ、今回はサレ妻まゆ(@sarezuma_mayuuuu)さんの投稿をご紹介!「夫が妊娠させた相手は部下でした」第1話です。結婚して3年。仲良かったはずの夫婦があの日から変わってしまいました。幸せいっぱいの4人家族にいったい何が…!?夫が妊娠させた相手は部下でした出典:instagramしかし…出典:instagram不審な点が…出典:instagram仲のいい夫婦だったはずなのに、夫に何やら不審な点が…。夫の怪しい行動の理由を探るべく、携帯を見ようとしますが…!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@sarezuma_mayuuuu)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年03月29日■前回のあらすじ祐司にフラれて落ち込む小百合。しかし彼女が友人に聞いたのは、自分が社内の複数の男性と関係をもったことが噂になっているという事実。反省した小百合は、まずは仕事で名誉挽回しようと思うのでした。 >>1話目を見る 【真由 side story】祐司の部下、高橋さんから送られてきた告白のようなメッセージを見てしまい、あやしいと思っていたので怒りを爆発させてしまいました。ですが、祐司の真剣な謝罪を信じることにしました。しばらくすると、今回の祐司の浮気未遂は、若い女の子からのアプローチがあったことが原因ですが、そもそも私たちの関係にも問題があったのかも…と思うようになりました。子どもが産まれて余裕がなくイライラしていた私、子どもが産まれる前と変わらなかった祐司、そして私もその違和感をどう伝えたらいいのかわからず、不機嫌な態度でしか表せなかったことで、溝が生まれ、祐司に隙もできていたのだと思います。嫌な思いもしましたが、私たちの絆は今回のことでより深まったと思っています。※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年02月16日■前回のあらすじ出張先で飲み過ぎてしまった祐司。目を覚ますと、部下の高橋とタクシーでふたりきりで…。 >>1話目を見る 出張中に飲みすぎて、気付いたら高橋と2人でタクシーに乗っていた俺。危ないところで真由からの着信。間一髪で理性を取り戻したのだが…。真由から嫌味なメッセージが届いていたが、どう返すのがいいか考えているうちに面倒になってそのまま寝てしまった。そのことが原因なのか…出張から帰ってきた俺を真由は明らかに不機嫌な態度で迎えた。その日の真由はいつにも増して機嫌が悪く、会話ができるような空気ではなかった。こっちもどうしていいかわからず、電話に出なかったくらいでここまで怒る真由にもイライラしはじめ、会話のないまま翌日会社に向かったのだが…。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年02月12日■前回のあらすじ子どもが産まれてから変わってしまった妻の真由。部下の高橋に癒されるなぁと思いつつも、大切なのはもちろん家族なので…。 >>1話目を見る そんなある日、高橋を含むメンバーでの出張があった。仕事を終えた後、久しぶりに飲み過ぎてしまい、気づいた時には…。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年02月11日■前回のあらすじ真由の自立したところが好きだった祐司。ところが、出産してからというもの怒ってばかり。今日も帰りが遅いことを責める真由を、祐司はついめんどうだなと思ってしまい…。 >>1話目を見る 俺の性格や仕事を尊重してくれて、思いやり深かった真由。しかし子どもが産まれてからの真由は変わってしまった…。素直で可愛い部下の高橋に癒されるな〜と思ってしまったが…。高橋と仕事以外で付き合おうとか真由と離婚とか…そんなことはこれっぽっちも思っていなかった。次回に続く(全25話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2022年02月10日権力や優位な立場を利用して、部下や同僚に対する嫌がらせ行為を指す『パワーハラスメント(以下、パワハラ)』。上下関係を利用したパワハラは近年問題視されており、各企業はあらゆるパワハラ防止対策を講じています。そんな上司のパワハラ行為を、すべて前向きにとらえたら…漫画家のコハラモトシ(@kohara_motoshi)さんが投稿した創作漫画をご紹介します。『パワハラをポジティブに受けとるヤツ5』パワハラをポジティブに受けとるヤツ 5 pic.twitter.com/2CAnMCuOsD — コハラモトシ@「パズあに」コラボ中! (@kohara_motoshi) February 8, 2022 「お前の代わりなんていくらでもいる」「明日から会社にこなくていい」など、パワハラに該当する言葉をかける上司。しかし、男性は上司の言葉をすべてポジティブにとらえ、落ち込むどころかどこか誇らしげなのです…!男性の強靭なメンタルに、「こうなりたい」「人生が楽しくなりそう」「ポジティブにとらえられるのは素敵」などの声が続出しました。万が一パワハラ行為を受けた場合は、企業の専用窓口を利用したり、周囲に助けを求めたりすることが大切です。パワハラ行為をする人が悪なのは明らかですが、他人の心ない言葉で自分を追い詰めないためにも、ポジティブに変換するとよいかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年02月09日■前回のあらすじ自分のせいで、会社でうつ病になった人が出たと告白する夫・健也。息子だけでなく、部下に対しても厳しくしていたことが発覚し…。 >>1話目を見る 半年前、夫は課長に昇進しました。もちろん喜んでいましたが、元々真面目な性格の夫はプレッシャーも大きかったようです。 夫は「どうすればいいのかわからない」と言います。こんな事態になった原因が、どこにあるかわかっていないようでした。夫は昔から自力で努力して、そして会社でも認められるように頑張ってきたのだとあらためて感じました。しかし今のままでは、幸太は自分自身を「ダメな人」と思い込んでしまい、何事にもチャレンジしない人になってしまいます。そして会社でもすでにチームの人たちに精神的被害が出ていて、今後さらに仕事上でも支障をきたすことが考えられます。このままでは絶対ダメだ! そう思った私は…。次回に続く(全5話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・緑山緑子/イラスト・ ちゃんこ
2022年01月17日部下や後輩が仕事で失敗をした時、「怒らないから、どうしてそうなったのかを教えて」と経緯を聞き出そうとしていませんか。こんな聞き方では、相手によっては、ますます委縮してしまうかもしれません。では、どんな風に声をかけたらいいのでしょうか。恋バナみたいなテンションでつるせ(@tsuruse852)さんは、年下の相手がミスをした時、このように声をかけているといいます。※写真はイメージ「何したの?気になるじゃん。教えてよ。誰にもいわないから」まるで恋バナのノリ…!「誰が好きなの?」「好きな人教えてよ」といった恋愛トークをしているかのようなテンションで、相手に警戒心を解いてもらっているのだとか。ただし、この方法を実践するなら、話の最後まで恋バナモードを維持することが鉄則。どんなに悲惨な失敗談を耳にしても、決して怒り狂ってはいけませんよ!年下相手がミスしたとき「怒らないから教えて」だと絶対言ったら結局キレてくるやつじゃんって思われて逆に隠されそうだから「何したの?気になるじゃん。教えてよ。誰にもいわないから」という恋バナみたいなテンションでいつも聞き出してる。エグいミス言われても恋バナモード続行でなんとか乗り切る— つるせ (@tsuruse852) December 22, 2021 恋バナで盛り上がるのは恋愛成就の報告でしょう。仕事のトークでは、部下や後輩の成功談で喜び合いたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月27日人は誰しも、失敗するもの。そう頭では分かっていても、自分の行いや他人からの評価、言動に、落ち込むことはありますよね。Twitterユーザーの、もず(@mo_x_2)さんが描いたのは、仕事でミスをし、クライアント先に怒られた女性のお話。気持ちがなかなか切り替えられず、1人デスクで落ち込んでいました。落ち込んでいる私への上司の対応が想像の斜め上だった話(2/2)終わりです。コンテスト参加中なので、よかったらいいねRTお願いします〜。 #スタンバイで仕事が見つかった pic.twitter.com/tj1D22923b — もず✒︎週末漫画家 (@mo_x_2) November 30, 2021 「落ち込んでてもしょうがない」という、周囲の声に心が荒む女性。そんな女性に、部長は甘い缶コーヒーをおごってくれた…だけでなく、デスクを埋め尽くすほどの甘いお菓子をプレゼントしたのです!「人間って、甘いもので囲まれていたら、落ち込んでいられないのよ」そう優しく話す部下に反論しようとした女性でしたが…自然と甘いものに目がいき、完敗。部長と甘いお菓子を食べながら、気持ちを落ち着けたのでした。仕事のミスが頭から離れなくなる人は、少なくないはず。そんな時は、甘いものを食べたり誰かと話したりして、気持ちを切り替えるのがいいのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月02日会社の人と複数人で知らない土地を訪れた際、終業後一緒に飲みに行ったり、ご飯を食べたりすることはありますよね。しかし、せっかく知らない土地を訪れたなら、「自由に行動したい」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。『出張の夜』まるいがんも(@kenihare)さんがTwitterに投稿した創作漫画をご紹介します。作品に登場するのは、出張で地方を訪れた上司と、部下の2人です。終業後、上司は部下を飲みに誘いました。しかし、1人の部下が…。出張の夜 pic.twitter.com/k4b58Y71fl — まるいがんも (@kenihare) November 25, 2021 「知らない街を夜に散歩するのが好き」という曖昧な理由で、部下は上司の誘いを断ります。それを聞いたもう1人の男性も流れで断ると、上司は笑顔のまま納得。そのまま3人は解散し、別行動をすることになったのです。まさかのラストに、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。・解散を快諾してくれる上司、最高!・完全に同意。・自分の気持ちを伝えるのって大切なことだな。部下たちがすんなりと飲みの誘いを断れたのは、上司が日頃からコミュニケーションを取り、本音を伝えやすい環境を作っていたからかもしれません。夜の世界へ消えていく3人が、出張先の夜をどう過ごしたのかは、本人たちのみぞ知るところなのでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年11月26日漫画家の、あららぎ菜名(@Araragi_Nana_23)さんがTwitterに投稿した、創作漫画をご紹介します。架空の未来を描いた物語に登場するのは、上司とその部下です。メンタルが崩れ、ベッドから起き上がることができなくなった部下は、電話で上司に欠勤の連絡を入れました。『メンタル代行人』「メンタル代行人」(2/2) #仕事探しはスタンバイ #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/yJAfvWie9r — あららぎ菜名/漫画家@書籍発売中! (@Araragi_Nana_23) July 23, 2021 『メンタル代行人』と呼ばれる女性は、部下の今の状況を超能力でコピーし、上司に伝えたのです。部下の不調を身をもって体験した上司。この時初めて、部下が精神的に追い込まれていたことに気付けたのでしょう。部下の体調を気遣った上司は、「栄養のあるものを買って渡してほしい」と女性にお金を渡し、謝罪の意思を示したのでした。作品には、さまざまな感想が寄せられています。・口下手なだけだったんだろうな。理解のある上司でよかった。・ジーンとした。心の状態をうまく伝えられる未来がきてほしい。・こういう職業があったらいいなあ。外傷と違い、心の傷は目に見えないもの。何気なく発した言葉は、時として相手の心を深く傷付けたり、追い込んだりする場合があります。他人を思いやる言動の大切さに、改めて気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月29日ホラー漫画家の洋介犬(@yohsuken)さんが書いた、仕事にまつわる漫画に、反響が上がりました。部下は上司の指導でノウハウを学んだり、成長したりします。しかし、指導が間違った方法だと、部下は学ぶ機会を損失したり、ストレスを抱えたりしてしまいますよね。洋介犬さんの描いた漫画は、あくまでたとえ話ですが、このような経験をした人や、同様の光景を見たことがある人はいるのではないでしょうか。「もっとやれる!」の正義 pic.twitter.com/SnlQzJEwAH — 洋介犬 (@yohsuken) March 4, 2021 「もっとやれる」「自分で考えろ」と部下に声をかける上司。特に具体的な指導もなく、ただ大きな声で鼓舞するだけです。部下は「毎回これをやらされるの…」と疲れ果ててしまいました。これでは本当の指導とはいえないでしょう。投稿には、同様の経験をした人からコメントが寄せられていました。・今の会社がまさにこれです。本当に嫌になる。・実際にこの指導をやられて、心が折れそう。・分かる。具体的なアドバイスをしてほしい。部下を成長させるのは上司の役目ともいえます。適切なアドバイスをすることも仕事の1つです。ただ力強い言葉をかけるだけでなく、成長につながるようなアドバイスをしてもらいたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月05日自らの地位を利用し、部下に対していやがらせをしたり、暴言や暴力などで苦痛を与えたりする、パワーハラスメント(以下、パワハラ)。コハラモトシ(@kohara_motoshi)さんは、そんなパワハラ行為を『ポジティブに受け取る人』を創作漫画にし、Twitterに投稿しました。『パワハラをポジティブに受け取るヤツ』パワハラをポジティブに受けとるヤツ pic.twitter.com/u9UCStuffx — コハラモトシ@アニワル無料販売中! (@kohara_motoshi) February 26, 2021 書類をばらまいたり、デスクを蹴ったりしながら暴言を吐く上司。しかし、部下はその言葉を、とてもポジティブに解釈したのです!突然態度が大きくなる部下に、クスッとしてしまいますね。作品には、「声を出して笑った」「鋼のメンタル!」「こんな強気に出てみたい」などの声が上がっています。このようなパワハラ上司がいないことが一番ですが、部下のように他人の言葉をポジティブに受け取れば、前向きな考え方ができる…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月28日厳しく指導してくれる上司や先輩の存在はありがたいものですが、怖さゆえにあまり関わりたくないと思う人もいるでしょう。漫画家のザビエラー(@zabieraaaaaaa)さんも、以前勤めていた会社に厳しい上司がいて、大嫌いだったそうです。ザビエラーさんは大嫌いだった上司にまつわる『人間って死なねぇわ』という漫画をTwitterに投稿しました。『人間って死なねぇわ』② pic.twitter.com/PONP8DhlJp — ザビエラー@イブニング連載中 (@zabieraaaaaaa) July 16, 2020 やっぱ人間って誰かの中で生き続けるんだなー。ザビエラーさんは投稿に「程よく厳しい人というのは貴重だわ」とつづっています。夢の中でもザビエラーさんに厳しい言葉をかける上司。その言葉にはザビエラーさんを励ます気持ちがにじんでいるようでした。【ネットの声】・誰かの心の中にいる限り、生きている。素敵な考え方だ。・あの世から応援してくれてるのかもしれないなぁ。・すごく泣いた。涙が止まらない…。後になって上司の厳しさがありがたいものだったと気付いたザビエラーさん。上司はこれからもザビエラーさんの心の中で生き続け、たまに夢に出てきては叱咤激励してくれるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月20日漫画家の一二三(@hifumix_0123)さんがTwitterに、『人と仕事をするのは大変だという話』という漫画を投稿し、多くの人の共感を得ました。一二三さんは数名のアシスタントに指示を出していくうちに、気付いたことがあるそうです。(2/2) pic.twitter.com/MbZgDIZ41x — 一二三@四十七大戦8巻発売中 (@hifumix_0123) June 6, 2020 指示が上手く伝わらない原因は何かと考えているうちに、一二三さんは、認知のバランスは人によって個人差があるらしいということに気が付きました。指示を出す側として納得できた人もいれば、指示を受ける側で思い当たる節がある人もいることでしょう。投稿には、「この漫画を参考にしたい」という声がたくさん寄せられています。・僕も一気に情報を与えられるとパニックになります。自分がどうすればきちんと理解できるか、いろいろと試してみます。・ただ頭ごなしに怒鳴らず、ちゃんと原因を考えてくれるなんて…。こんな上司に憧れます。・真面目で一生懸命なのに、仕事ができない人はこういうことが原因なのかも。・「細かく指示を出さなきゃいけないのは、相手の理解力が不足しているからだ」と決めてかかる人にこの漫画を読んでほしい。「仕事上でのミスが多いな」と悩んでいる人は、この漫画を参考にしながら、上司や部下と話し合ってみてもいいかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月12日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。今回は、自分が部下を持ったときの話。僕は部下とどうつきあったか、ということをお伝えします。職場に同僚、後輩、先輩、上司に当たる4人以上がいれば、どうしても軋轢は生まれるものだ。職場の人間関係が平穏なのに越したことはないけれど、どんな場所にも、多少なりとも「気にさわる人」はいるのが現実。だから、前提として、「人間関係にまったく問題のない天国は無い」と思ったほうがいい。極端に言うと、イヤな同僚・後輩・先輩・上司か、もしくはバカな同僚・後輩・先輩・上司、もしくはその組み合わせしかいない、ということだってある。もちろん、それは自分の見方次第という面もあるけれど…。僕もさまざまな部下と接した経験があります。特に困るのは、自己主張するくせに仕事をしないタイプ、協調性がない一匹狼、仕事が終わっていないのに終業時間になったらサッサと席を立つ自己中心的なタイプといったところだろう。要は、チームワークで業績を上げるという会社の目的を理解せず、タイムカードを押したんだから給料をもらって当然という考えの持ち主だ。女性の部下はちょっと違うけれど、男の部下が考え違いをしているときは、僕はとにかくストレートに話したね。対立したときは、仕事で勝負するか、酒で勝負か、あとは素手で対決か…というように身体ごとぶつかる。 でも、そうすると、相手の本音が聞き出せ、それからは最高の名コンビになれることが多かったな。上司としての自分は、前にも話したことがあるけれど、信念を曲げないことを心がけた。それが部下の信頼を得るのだから。誰だって、言うことがコロコロ変わり、自分の保身第一で一貫性のない人間にはついていかないからね。また、部下が誰かとぶつかったとき、部下を悪者にせず、守るのが上司だ。最終的には、部下が謝罪しなければならないこともあるだろうが、最初から「おまえが悪いんだろう」と疑ってはダメだね。こうあげていくと、部下や後輩との関係は、人間関係の基本ができていれば大丈夫ということがわかるだろう。職場の人間関係をうまくつくれる人は、ある意味、恋愛上手でもあることは間違いない。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年10月20日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。今回は、僕なりの、上司や部下に対するポリシーについて話します。極端な方法なので、君の参考にはならないかもしれないけれど…まあ、聞いてください。占い師になる前、僕は100人超の規模の会社に長年勤め、さまざまな上司と巡り合ったし、いろいろな後輩や部下と一緒に仕事をした。いい経験、いい思い出がたくさんあるよ。自分でも、人間関係についてはうまくやれていたほうだと思う。「うまくやっていた」といっても、「平穏無事に」という意味じゃない。むしろ、僕は上司や部下と、よくぶつかってきたほうだ。それは、もちろん、仕事上で理由があってのこと。誰かがおかしなことをすれば、僕はそれを黙って見過ごせなかった。白黒をはっきりつけたいほうだから、相手が上司であっても「それは違うでしょう?」と正面切って言ったんだ。現場では、そのときそのときで力を持つ人間が変わるから、それまでのやり方が否定されることもある。どんな職場でも、「話が違う」と納得できないことは起こるもの。けれど、たいていの人間は「長いものにはまかれろ」とばかりに、上に逆らわず、不満に思いながら言われるままになってしまう。そんな中、誰も言わないなら自分が言わなくちゃならないと、生来の正義感から、僕は「なぜなんだ?」と声をあげた。それで納得できる答えが得られれば、それでいいよね。仲間にも話してやれるから、それだけでも声をあげた甲斐はある。 時には、ある意味、パフォーマンスとして、あえて嫌われ者の上司に向かっていくこともあった。そういう役を引き受ければ、ほかの大勢の仲間との結束も固まるし、自分の味方も増えるからだ。そんな僕は、面倒くさい部下だったとも言える。でも、優秀な上司ほど、僕を引き立ててくれたね。ダメな上司は、「うるさいやつだ」と逃げ回るばかりだったけれど…。ただ反抗したわけではないと気づくかどうか、自分の思いをくみ取ってくれるかどうかで、上司の力量がわかるよ。そして、信頼できる上司には誠意を尽くしていくといいね。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年10月06日こんにちは、栗原達也です。今回は「気の合わない部下との接し方」について話をします。「気の合わない部下がいるんです。どうつきあったらいいですか」…そういう相談を受けることがある。誰とでも仲良く、楽しくやっていけたら、どんなにいいだろうと思うよね。一日の大半、人生の長い時間を過ごす職場環境において、そこは人づきあいのトラブルがない場所であってほしいものだ。実際は、人にはそれぞれ事情があるし、なにか悩みごとを抱えていたり、体調が悪かったりということが影響して、人間だからね、うまくいかない日だって当然ある。誤解したり、ケンカしたり、人間関係っていうのはたくさんのドラマにあふれているものだ。だからといって、気が合わないという理由で避け続けるわけにもいかないよね。それはいずれ職場の雰囲気を悪くしたり、仕事がうまく回らなくなったりと、大きな問題に発展する可能性を秘めている。なんとかしようと思うのは当たり前のことだ。どんな困難にも解決策は必ずあるもの。僕はさっきのような悩みを打ち明けられたとき、次のようにアドバイスしているんだ。 たとえば、気の合う部下に対する態度について考えてみよう。自然と励ましたり、「頼りにしているよ」と声をかけたり、なにかしてもらったら感謝の気持ちも素直に出てくるだろう。おたがいにわかりあえているという安心感と信頼がそこにはあるから、その関係性をよりいいものにする振る舞いがスッと出てくるんだよね。でも、そうでない場合は、同じような態度ではないだろう。できるだけ事務的に済まそう、波風を立てないように、あまり関わらないようにしようと遠ざけてしまう。それでは、やはりいつまで経っても、関係性は改善しないし、避けているぶん、なにか見落としてしまったり、連絡ミスなどがあったりして、業務そのものにも支障が出てくる可能性もある。では、どうすればいいかというと、気の合う部下と同じように接することだ。つまり、平等にすることが大事。苦手な部下ほど意識的に話しかけよう。「こいつ、イヤだな」と思った時点で、もう不公平さが生まれてしまっているものだから。うまくやっていけている部下と同じように声をかけて、「よろしくね」「ちょっと確認してもいいかな?」などと仕事を媒介としたコミュニケーションをするんだ。そうすればそのうちおたがいのいいところ、仕事に対するスタイルなどがわかりあい、認めあえるだろう。誰だってストレスは抱えたくないもの。ちょっとした気づかいで、環境が変わるってことはよくあることだし、カンタンにできることだよ。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年06月30日こんにちは。「新宿の母二代目、栗原達也(くりはらたつや)」です。今回は、 前回 に続き、“部下をもったとき”、とくに、信頼される上司になるということについて話そうと思う。7、8年くらい前、私が勤めていたときのことだ。ある日、お客さんに無理難題を言われた。あまりに理不尽で、常識も、どんな言葉も通じず、応対した人間ばかりか会社全体を悪しざまに言うので、私は制服を脱いで、「なんだ、このやろう」と向かっていくところまでいってしまった。制服を脱いだのは、もう会社を辞める覚悟だったからだ。どこでもそうだろうけれど、当時の職場が、とくにイメージを大事にする、何事もお客様が最優先の会社だったから、当然、クビにされても仕方のない状態で、おふくろにも、「辞めることになるかもしれない」と打ち明けていたほどだ。結局そのときは、社内や、さらに上の会社に自分を買ってくれる人がいて、「栗原が辞めたら困る」とか、「自分がおまえだったら、同じことをする」と言ってくれたこともあって、首はつながったのだけど…。言いたいのは、私がケンカっぱやいということじゃない。そのトラブルが起こったときの、さまざまな人間模様だ。私を信頼してくれて、擁護してくれた人たちのいつもと変わらない姿勢に温かさも感じたが、同時に、態度をコロコロと変えて、失望させられた人間もいる。失望した理由は、一貫性のなさだ。 はじめは「白」と言っていたものを、相手を見たり情勢が変わると「黒」と言ってみたりということ。上司や先輩が言うことを変えてしまうと、ついてきた人間は、一気に相手への信頼をなくしてしまうということなんだ。おたがいに育ててきた信頼をなくしては、仕事はとても寂しく、厳しいものとなってしまう。だから、部下や後輩に対しては、今日「白」と言ったなら、明日も「白」。色が変わっちゃダメなんです。これは、トラブル処理のときだけに限らず、日ごろから、心に置いておかなくてはならないこと。上の者が自分の保身のために説明もなく、一貫性をなくすというのは、最悪だ。もちろん、さまざまな事情で違うことを言わなくちゃならないときもあると思う。そのときは、なぜ変えなくてはならないのか、あるいは、変わることが最善の方法なんだということを、腹を割って話さなくてはいけない。もし、あなたが先輩や上司で、年下の仕事仲間のことを思うなら、自分も楽しく仕事していきたいなら、一貫性をなくさないよう気をつけることをおすすめしたい。次回も、いろいろな相談から、そして私の体験から感じたことについて話したいな。ぜひ、読んでください。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年05月19日こんにちは。「新宿の母二代目、栗原達也(くりはらたつや)」です。今回と次回は、“部下をもったとき”についてお話します。「部下」とは書きましたが、大きな組織で働いている男性だけを頭に置いているわけではなく、女性で部下をもって働いている人も、自分を含め数人という小さな会社で働いている人も、皆さんに聞いてほしいと思う。また、上司と部下という関係のみならず、先輩と後輩という関係にも応用できるはずですよ。部下に人間関係の相談をされたとき、人の陰口を聞かされたとき…これがユウウツだという人は多いね。相談してきたほうも、批判の対象となっているほうも、どちらも職場には必要な人間で、うまくやってほしいのに、いがみあっている。そのふたりだけの水面下のことなら、まだいいけれど、周囲にも影響して職場の雰囲気が悪くなることがある。雰囲気が悪いと、連絡が滞ったりして、仕事にも支障が出る、という具合。いがみあっているふたりには「勝手にしろ」と思うものの、仕事に影響するほどなら、上司や先輩としてはなんとかしなくちゃならないね。そのプレッシャーは胃を痛くするものだ。私は、男ばかり100人規模の部下をもって働いていたことがあって、相談されることはしょっちゅうだった。金や色恋の相談もあったけれど、やはり難問は人間関係。男同士でも「あいつが嫌いだ」「あいつのやり方が悪い」といった話はざらで、やっかいだったな。そんなときに心がけたのは、何より「平等」だ。相談をしてきた人間の話が先になるので、どうしても「そうか。では、あいつに私から注意しておこう」という返答になりがちだ。そして、先入観をもって、その相手に「●●がこう言っているけれど、そうなのか?」と問いただしてしまう。けれど、相手には相手の言い分があり、まったく逆の話を聞かされる。 こちらが先入観をもって聞いているだけに、反論はより強いものとなり、よけいこじれてしまうこともあるものだ。そんなときは、まず、どちらに対しても良い悪いを判断せず、両方の話を等分に聞くことが大事だろう。たいていは、自分の欠点を棚に上げ、相手の欠点をあざわらう「目くそ、鼻くそを笑う」状態で、「五十歩百歩」。つまり、少しばかりの違いはあっても、似たり寄ったり。だから、両方に同じように「気持ちはわかる。相手に改善を促そう。けれど、おまえにも改善の余地はある」と言うのが、一番ではないかと思うんだ。なかなか解決しない場合は、ふたりを呼び、自分も立ち会って、じかに言いたいことをぶつけ合わせるというのもいい。そのとばっちりが自分にくることもあるけれど、何もしないより数段ましだ。私も何回か、そうやってトラブルを解決した。理由もなく、おたがいに苦手意識を感じる相性というのも確かにある。そんな場合は打つ手がないが、おおむね、話し合って誤解が解けると対立ムードはしずまるものだ。もし、部下や後輩のふたりの間で気をもむようなことがあったら、このことを思い出してほしいな。 当たりすぎ! 完全鑑定16項目【あなたの人生、この先こうなる!】
2017年05月05日気苦労が多いと言われる管理職の仕事。ANGIE世代のみなさんの中には初めて部下を持つことになって、部下との接し方に戸惑っているという方も多いと思います。年の離れた部下ともなるとジェネレーションギャップもあり、なかなかスムーズに意思疎通ができないことも。部下とうまくやっているかどうかは、マネージメント能力やコミュニケーション能力があるかどうかという自分の評価にもつながります。部下とのコミュニケーションに悩んでいる方は、これからご紹介するいくつかのポイントに注意してみてください。頑張りをきちんと評価する自分が頑張っていることを、きちんと見てくれている上司がいるというのは嬉しいものです。仕事なんだからできて当たり前と思わずに、部下が仕事で成果を上げたときはきちんと評価して褒めるようにしましょう。どんな小さなことでも、「素早く対応してくれてありがとう。」、「助かったよ!」と感謝の気持ちを伝えるようにしてみてください。褒められて嬉しくない人はいませんから、ちょっと大げさかなと思うくらいで構いません。上司に評価されれば、仕事も楽しくなりやりがいも感じられるようになります。部下のモチベーションを上げるのも上司の仕事の一つです。気にかけているということを伝えるコミュニケーションの少ない職場ほど、離職率が高いと言われています。職場での会話が楽しいと、職場の雰囲気も良くなり仕事もスムーズに進みやすくなるものです。普段は自分から話しかけるのが苦手という方も、会話はなるべく上司から話しかけるようにしましょう。ほとんどの部下は、上司に対して遠慮しているものです。忙しいのではないか、話しかけたら迷惑なのではないか……。話しかけるとはいっても長々と世間話をする必要はないので、挨拶程度で十分です。「最近忙しそうだけど大丈夫?」、「何か困ってることはない?」など気軽に一言かけるだけでも、部下は気にかけてもらっていると感じられ、何かあったときに相談しやすい雰囲気が出来上がります。部下とのコミュニケーションのためにしておきたいことタスクとして時間を確保しておく月に一度は部下と一対一で面と向かって話をする時間を確保するようにしましょう。普段は上司に遠慮をしている人にとっては、聞きたいことや伝えたいことが話せる機会があるととても助かります。ランチや飲み会を有効に活用する仲の良い関係なら一緒にランチに行ったり、飲みに行くのも良いと思います。職場を出ると普段とは違った話題のコミュニケーションもとりやすくなります。個人的な興味や性格を知れば仕事に活かせることもあるかもしれません。しかし特に若い世代の部下は一人の時間やプライベートの時間を大切にする人も多いので、あくまで部下のプライベートを尊重するようにしましょう。仕事のゴールや予定を共有するできる限り仕事のゴールやプロセスを見える化して、部下と共有するようにしましょう。自分の仕事が何のためにどう役立つのか理解しているのと理解しないでいるのとでは、仕事へのモチベーションが全然違ってきます。部下とのコミュニケーションで仕事の効率もアップ部下とのコミュニケーションは、人間関係をスムーズにするためだけでなく、仕事をうまく回すためにも役立ちます。普段からコミュニケーションをとるように心がけていれば、仕事のトラブルや問題点にも早く気づき対応しやすくなります。部下の悩みや不満を早いうちにキャッチできれば職場の環境改善ができるので離職を防ぐこともできます。苦手意識がある人も、部下とのコミュニケーションを積極的にとるよう意識してみてください。
2016年10月25日職場のエースといわれていた人が、課長になったら部下をマネジメントしきれなくなり、結果を出せずモチベーションを落としていくというようなことはよくある話。『部下が絶対、目標達成する「任せ方」』(中尾ゆうすけ著、PHP研究所)の著者も、できるはずの人が力を生かし切れずに終わってしまう現実をいくつも目にしてきたのだそうです。でも、本来はできる人であるはずなのに、なぜそのようなことが起きるのでしょうか?この問いについて著者は、課長職に2つのタイプがあることの影響を指摘しています。まずは、部下をマネジメントし、組織の成果を最大化することで会社に貢献していく「マネージャー」タイプ。そしてもう一方は、管理職の権限を持ち、高い専門能力を発揮しながら実務を中心に活躍し、個人の成果を最大化していく「プレーヤー」タイプ。個人として活動していくのなら、プレーヤーで十分。しかし上に立って人を動かしていくのであれば、課長ひとりでがんばってもあまり意味がありません。部下に適切な業務を与え、目標を持たせ、「絶対部下に目標達成してもらう」ためのマネジメントを行うことが必要になるということ。それができるかできないかで、課長としての資質が問われるわけです。ただ、理屈でわかっていたとしても、現実的に人を使うこと、もっと具体的にいえば、部下になにかを頼むことはなかなか難しくもあります。仕事を任せるためには、部下に快く引き受けてもらえるようにうまく頼むことが重要。そのコツはたったひとつで、「部下の立場になって頼む」ということだと著者はいいます。なぜなら自分の都合で頼むのは、マネージャーではなくプレーヤーのやり方だから。具体的には、以下の9つのステップをしっかり押さえておくことが大切だとか。■1:部下の状況を確認する部下に仕事を受ける時間的・能力的余裕があるか?その状況を見極めることが大切だ。なぜなら無理にやらせると、かえって反発を生むことになってしまうから。しかし仕事に納期はつきものなので、優先順位をつけることで調整すべき。■2:仕事を任せたい意思を伝えるなにかを頼むとき、前置きが長いと部下をイライラさせてしまうもの。そこで単刀直入に、頼みたい旨を伝えるのがいいそうです。場合によっては「ノー」といわれる可能性もありますが、そんなときは納得いくまで話し合うことが大切。■3:あらかじめ覚悟を決めてもらう難易度が高いことや、手間がかかることなどは先にいうのが鉄則。あとから「こんなはずじゃなかった!」といわれないためにも、正直に伝えることが大切なのです。難易度が高すぎて不満が出ることもあるでしょうが、そんなときはOJTのチャンスだと思って指導するのがベスト。■4:なぜ任せたいかを伝える人は理由のないことにモチベーションを持てないものなので、「なぜ頼むのか?」「なぜ君なのか?」、部下が納得するように伝えるべき。それでも反発されるなら育成計画を示し、部下の成長のためだと理解させ、将来的なメリットを伝えるといいそうです。■5:具体的な内容を伝えるアウトプットイメージ、納期、注意事項などを、5W1Hを意識して伝えること。人はゴールと道筋が見えると、自ら歩みはじめることができるものだから。しかし細かく指示しすぎて、「指示待ち人間」を育てないように気をつける必要も。■6:仕事を進めるための問題点がないか確認する仕事の進め方からアウトプットまでをイメージさせ、支障がないか確認するということ。人はやれる見込みが立つと、自信を持って取り組むことができるからです。でも、問題点が想像できないことも考えられるので、そんなときは上司として中止すべきポイントを指導することが必要になるとか。■7:了解を得るやるか、やらないか、部下自身のやる気を確認するということ。人は、自分で決めたことには責任を持つようになるからだといいます。「ノー」といわれる可能性もありますが、そんなときは理由を十分に確認して問題を解決していくべきだそうです。■8:必要な支援を約束する困ったときや迷ったときは、いつでも相談に乗るという約束をする。困ったときの支援があると、安心して仕事に取り組めるからです。ただ、それがあまえにならないよう、注意をする必要はあるでしょう。■9:感謝を伝える仕事の成果が出たときだけではなく、頼むときにも「引き受けてくれてありがとう」と感謝の意を伝えることも大切。もちろん、成果が出たときにも感謝の気持ちを伝えることをお忘れなく。*こうして見てみると、上司は部下に対してずいぶん気を使う必要がありそうです。しかし、「絶対部下に目標を達成してもらう」ことが上司のミッションである以上、それもまた必要なのでしょう。このような考え方も含め、上に立つ人に役立つ情報満載。部下とのコミュニケーションで悩んでいる方には、ぜひ読んでみていただきたい内容だといえます。(文/書評家・印南敦史) 【参考】※中尾ゆうすけ(2016)『部下が絶対、目標達成する「任せ方」』PHP研究所
2016年03月21日職場でマネージャーやリーダーと呼ばれる立場になったとき、メンバーに対してどう接したらいいのだろう? と悩む人も多いものです。そんな時、役立つ知識を身に着けることができる資格を3つご紹介します。■日商簿記検定簿記の知識を身に着ければ、会社に入ってくるお金、社内外の活動に使われるお金の流れについて、理解を深めることができます。帳簿書類について、まず職場のリーダーが理解し、後輩・部下にお金の流れについて分かりやすく伝えることで、後輩・部下の「利益、経費」に関する意識を高めることができるでしょう。日商簿記検定は、簿記の能力を証明するための試験として人気が高いです。平成27年6月14日に行われた日商簿記検定2級試験の合格率は34.5%ですので、しっかりと対策を行って理解して試験に臨むことが求められます。■メンタルヘルス・マネジメント検定「なんだか部下の元気がない」、「真面目に仕事に取り組んできたメンバーなのに、最近は遅刻が多く、業務にも差し障りが出ている」という変化に気付いたとき、どうすればいいでしょうか?精神的な不調を感じながらも、誰にも相談できず悩んでいるメンバーもいるかもしれません。メンタルヘルス・マネジメント検定は、精神面に関する健康の知識を習得できる検定試験です。申込者数が9年間で3.8倍に増えており非常に注目を集めている試験と言えます。■キャリア・コンサルティング技能検定職場のリーダー、マネージャーとして実務経験をつみ重ね、メンバーの相談に乗ることに喜びや生きがいを感じるようになったなら、キャリア・コンサルティング技能検定に挑戦しましょう。キャリア・コンサルティングとは、社員の適性、能力、経験などに応じて、職業選択・能力開発を行うことができるよう、キャリアデザインの相談に乗ることです。たとえ、同じような能力・経験を備えている社員がいても、将来への希望は社員によって全く違う場合もあります。社員1人1人が将来の希望をはっきり口にだし、形にしていけるよう力を貸すための能力が、この検定をめざすことで身に付きます。リーダー、マネージャーという立場は1人では務まりません。ついてきてくれるメンバーがいて、リーダーが存在し得るのです。メンバーの心身の健康に気を配るとともに、将来についても一緒に考えることができるのが、よいリーダーだと言えるでしょう。今回は、よいリーダーとなるために役立つ3つの資格を紹介させていただきました。ぜひ参考にしてみてください。・ 日商簿記検定検定 公式サイト ・ キャリア・コンサルティング技能検定 公式サイト ・ メンタルヘルス・マネジメント検定 公式サイト
2015年11月25日先輩に仕事を教えてもらい、ついていくのがせいいっぱいだった新人時代から数年がたち、今では自分が先輩として、部下を育てる立場に。そうなったときに、新たな仕事のお悩みとして出てくるのが「部下への指導」方法。同性の部下とのつきあいかたはいうまでもないけれど、案外悩ましいのが男性部下への接し方、だったりしませんか?上昇志向があってプライドも高い、ある意味女性より気をつかうかもしれない男性部下と、スムーズに仕事を進めていくためのコツを3つのタイプ別にして、ソーシャルカラーズ代表で、今でも営業の第一線で活躍される岩崎圓(いわさき まどか)さんにうかがいました。■タイプ1 察するのが苦手。でもプライドは人一倍な男性部下一般的に、男性は遠まわしな表現に含まれた意図を察するのが苦手な人が多いよう。とはいえ、ストレートに言ってしまうとプライドを傷つけてしまうかもしれないし、そのさじ加減が難しいところ。そんなタイプの男性部下に注意やアドバイスをするときには、以下の流れを参考にしてみて。注意したいことを口にする3日くらい前から、いつもより少し多めにほめておく。注意するときは人前は避ける。注意をしたあとは必ず「でも、●●な部分はすごく評価しているの」と笑顔でほめてしめる。■タイプ2 上司は「目の上のたんこぶ」。ライバル心たっぷりな男性部下女性の社会進出推進が著しいからこそ、「企業のお飾り的に昇進できたんでしょ」と、最初から色眼鏡で女性上司を見ていたり、自分の昇進のじゃま、くらいに思っている男性部下だっているかも。上昇志向が強くて、ライバル心むきだしな部下と上手につきあっていくには…ふだんは上司風をふかさず、同僚のような立場で接し、相談をしたり頼ってみる。ほめるときは人前で。もしくは他の人に「●●さんのおかげで、いいプレゼンができた!」と話し、第三者経由で本人の耳に入るようにほめる。「自分にとって頼れる存在」であることを、常にアピール。けれど上司として言うべきことは、臆さず堂々と言う。■タイプ3 目を離すと手を抜く、おさぼり体質な男性部下すごく仕事熱心、というわけではなく、ちょっと目を離すと手を抜きがちな男性部下。本人の意識を変えるのは難しくても、せめて業務は滞らずに進めたいなら以下を心がけてみて。締め切りを守れない、途中報告を怠るなど明らかに業務に支障がでている部分は、3日に1度の割合できっちり指導。このとき必ず相手に「逃げ場」をつくってあげるようにする。ランチや飲みに誘い、「期待しているからこそ言うのだけれど、手抜きをしているところ実はちゃんと見ているよ」と伝える。他の部下と態度は変えない。けれど、仕事の仕方によって評価にある程度の差がでてしまうことは伝える。■やっぱり「すてきな上司」と思われたい! 女性上司が心得ておきたい4つのこと女性上司というだけで、実際はそんなことなくても「バリキャリ=ちょっとキツそう」というイメージが先行してしまいやすいのも仕方がないこと。だからこそ、日頃から女性上司が心得ておきたいポイントを教えていただきました。人前では絶対に叱らず、最初と最後は笑いやジョークで締めくくる部下を信頼している、頼りたいと思っているということを、きちんと口に出して伝える注意や指導をする際には、相手の「逃げ場」を確保。すべて言いくるめるのはNGほめるときには、大勢の前で少し大げさくらいにほめるのが吉部下のタイプはさまざま。だからマネージメント方法も十人十色ではあるけれど、ポイントを抑えて心のある対応をすれば「すてきな上司」にまた一歩近づけるかもしれません。
2015年10月23日キャリアを積み、上司というポジションに就く人も増えてくる私たち世代の女性。部下たちを上手に育てたいけれど、中には仕事を何度教えても覚えない、ケアレスミスが多い、ひとつの仕事に時間がかかる…など、一筋縄ではいかない部下も、いませんか?仕事の上で困ったことを繰り返してしまうのは、もしかすると、大人のADHD(注意欠陥他動性障がい)と呼ばれる、“脳のクセ”によるものかもしれません。本人にもどうしようもなく、もどかしい思いをしているADHDタイプの人々。その傾向があるかもしれない部下と上手に仕事を進めるためにはどうしたらよいのか、考えてみます。そもそも、「ADHD」って何? うっかりミス、遅刻、締め切りに間に合わない!時々なら誰にでもあることですが、ADHDタイプの人々は、これらの状況が“いつも”続いているのです。ADHDとは? 大人のADHDといっても、大人になってから初めて出現するものではありません。不注意、多動性、衝動性という3 つの症状に、子どものころからずっと悩まされており、多くの人は自分なりの工夫や対策を考えて努力していますが、それにもかかわらず、状況が改善せず大人になり、うまく生活することができず困っているのです。その原因は? ADHDの症状には、自分の注意や行動をコントロールする脳の働き(実行機能)のかたよりが関係していると考えられていますが、詳しい原因はまだわかっていません。出典: 大人のためのADHD.co.jp 上記のサイトには、具体的な症状や、職場の対応のヒントも掲載されています。うっかりミスも忘れっぽいのも、本人の性格のせいではなくて“脳のクセ”。決してやる気がないわけではなく本人も困っているということを、周囲はまず、理解することが大切です。ルールが多い社会生活ではちょっぴり不便なことがあるADHDタイプの人々ですが、興味があることには集中力を発揮し、とてつもない才能を開花させることも。いわゆる天才肌に多く、アインシュタインがADHDだったという説もあります。そうはいっても、仕事においてはルーティン業務もあれば、興味の薄いことをしなくてはならないこともあります。もしも部下にADHDの傾向がありそうなら、特性を理解しつつ、上手にフォローしていくことが大切です。具体的な工夫のヒントがこちら。・口頭での支持出しはNG。「●日までに、●●を提出」など都度メモを残し、本人の目につくところに貼っておく。・共有のスケジュール表で部下の予定を把握。やるべきことをできるだけ細かく記入し、早め早めに進捗を確認する。・スケジュールはぎゅうぎゅうに詰め込まず、本人が「振り返り」できる時間をつくる。・どうにも不得意そうなことは、いっそ頼まない。少々困ったさんな部下でも、ご縁あって一緒に働く仲間です。お互いにストレスは少なめに、でも業務はスムースに進められるよう、上司の手腕を存分に発揮してください。
2015年08月08日部下を叱るのは大切なことですが、とても難しいことでもあります。でも、『部下がついてくる人、離れていく人の叱り方』(齋藤直美著、あさ出版)は、部下を叱ることについて悩んでいる人を救ってくれるかもしれません。著者は、外食チェーン本部の人材育成部署で約8,000人の教育・研修を担当した実績を持つ人物。現在もさまざまな業界のリーダー教育に携わっているといいますが、そうして培われたノウハウが、ここでは明らかにされているのです。第3章「伝え方・言葉編すぐに実践できる“差”がつく叱り方とは」から、叱り方についてのポイントをひとつ引き出してみましょう。■ 「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」まず意識すべきは、メッセージには「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」があり、部下が離れていく人は「YOUメッセージ」のクセを出しがちだということ。つまり、話の主題が「YOU(あなた)」になっており、知らずのうちに相手を責めているということ。例を見てみましょう。(1)「こんなふうになるなんて、いったいなにをしていたんだ!!」(2)「何度いったらわかるんだ!?」(3)「そんなこともわからないのか!」相手を責めている印象があるとは思わないでしょうか?(1)は、「あなたが悪い・あなたのせいだ」「なんとかしろよ!」(2)は、「あなたはダメな人・理解できない人」「何度もいわせるな」(3)は、「あなたはわからない人・できない人」「自分で考えろ!」というニュアンスが伝わってくるはず。相手を責めたいと思うと、主語がYOUメッセージになりやすいのだそうです。■YOUからIに変えると責める印象がなくなるでは同じ内容を、YOUからI(私)に変えてみましょう。(1)「この状況を見て、(私は)とてもびっくりしたんだ」(2)「大切なことだから、しっかり理解してほしいと(私は)思っているんだ」(3)「(私は)とても期待しているんだ。だからこそ自分で考えてほしいと(私は)思っている。このように主語をIにするだけで、責めている印象はなくなります。■要注意な相手を責めるようなIメッセージただし、「相手を責めるIメッセージ」もあるのでご用心。相手を責めないように努めても、心のなかに相手を責めたい気持ちがあると、そうなってしまいがちだということ。(1)「ちゃんとやってくれないと(私が)大変になるじゃないか」(2)「遅刻するなんて、社会人失格だと私は思うよ」(3)「こんなミスをして……、私がなんとかしなきゃいけないな」どれもIメッセージですが、なんとなく相手を責めている印象があります。「あなたに~されると(あなたが~してくれないと)、私は~と思う(~になる)といういい方なので、「相手に問題がある」というメッセージになってしまうわけです。この点は注意したいところです。*このように実例が豊富なので、とてもわかりやすい内容。読んでみれば、部下との接し方がきっと変わります。(文/印南敦史)【参考】※齋藤直美(2015)『部下がついてくる人、離れていく人の叱り方』あさ出版
2015年08月02日睡眠不足は、仕事の能率やモチベーションの低下を招きます。そのため上司は、部下が不眠に悩んでいないかを見ておきたいところ。とはいえ、何を見ればいいかわからない方もいますよね。ここでは、部下の不眠をサポートする方法をご紹介します。一緒に気持ちよく働くためにも、そのポイントをしっかりおさえておきましょう!部下が不眠かも……そのサインは?一緒に働いている仲間が「なんとなくやる気がないな」と感じるのはどんな瞬間でしょうか?眠そうにしているとき、返事が曖昧なとき、仕事がなかなか終わらないときなど、さまざまありますよね。ただ、単に仕事にやる気がない人と不眠の人とを見分けるのは難しいもの。近年は、成人の5人に1人は不眠の症状を持っていると言われる時代です。一人ひとり観察していても、その変化にはなかなか気付けないかもしれません。それでは、どうすればいいのでしょうか?大事なのは、その症状が1日だけなのか長期的に続いているのかを見てあげること。仕事中にボーっとしている人が、数日経っても同じ状況だった場合には、不眠の可能性が考えられるのです。不眠に悩んでいたらどうすればいい?部下の中に不眠と思われる人がいたら、どうすればいいのでしょうか?まずは、そのことに気付いて声をかけてあげられるかがポイントです。「最近どう?」といった簡単な言葉でもいいので、声かけをしてあげましょう。ただ、不眠で悩む方の中には、責任感が強く真面目な方も少なくありません。そうした方に、さらに責任を負わせるようなことを言っては逆効果ですので、注意しましょう。不眠といった精神的な症状を理解するために、メンタルヘルスの基礎知識を学べるセミナーへ参加するのもひとつ。場合によっては、クリニックへ依頼して社内でメンタルヘルスチェックを受けるなど、会社全体でカバーすることも必要かもしれません。上司は、部下をサポートしてあげること!不眠は、仕事の非効率化を招くだけでなく、うつ病を発症してしまうなどの危険性も秘めています。不眠がうつ病を招き、さらにその症状が不眠を加速させる、という悪循環になってしまうことも……。そうならないためにも、早めの対策が必要です。とはいえ、上司はカウンセラーではありませんから、すべての悩みを解決するのは難しいですよね。それでも、声をかけて話を聞いてあげるといったちょっとしたサポートが、不眠解消の一歩につながることもあります。上司は、部下の様子をできるだけ見るように心がけ、不眠の症状が出ていないかをチェックし、できる限りのフォローをしてあげましょう。Photo by kev-shine
2015年05月18日部下の仕事ができなくてイライラ……自分は残業が多くて寝不足に。部下のパフォーマンスが下がっている原因は、もしかするとあなた自身の寝不足かもしれません。でも、どうして上司の睡眠時間が、部下の出来不出来を左右するのでしょうか。上司の睡眠時間が部下の出来不出来を左右する!?部下のストレスが溜まったりパフォーマンスが落ちたりする理由は、上司が怒りっぽい性格だからという意見は少なくありません。そこで、職場の生産効率が落ちていると感じたら、部下よりも上司に目を向けてみましょう。部下の仕事の出来を改善するには、上司の睡眠習慣を改善することが、大きくして関与しているといいます。アメリカのChristopher M. Barnes氏らは、上司には前日の睡眠と自制心について、部下にはリーダーの行動と自分の仕事について、それぞれ尋ねるという研究をしました。その結果、上司が寝不足だと、職場の土気が下がってしまうのではないかという調査結果が出たんです。寝不足は論理力と自制心の原因十分に睡眠が取れている上司は、精神的にストレスが少ない状態なので、部下に対して必要以上に怒りません。叱ることはしても、それは感情的なものではなく、あくまでも部下を思っての行動。叱られる側としても、上司の意図を汲み取ることができると思います。しかし、寝不足でイライラしている上司は、論理力や自制心が低下しがちな状態。ついカッとなって、普段なら我慢できることでも、怒ってしまうことがあるかもしれません。部下は、仕事が捗らない原因が自分にあったとしても、感情的に怒る上司を見て、やる気をなくしてしまうでしょう。チームの作業能率改善はあなたの睡眠で変わる!自身が管理しているチームで、なかなか作業能率が上がらないと感じていませんか?また、部下ができなかった仕事を、一人でフォローしたりしていませんか?実は、その原因があなた自身の寝不足にあるとしたら、すぐに睡眠習慣を見直したくなるのではないでしょうか。先の研究結果を受け、同氏は、「部下のモチベーションを落とさない方法は、上司がぐっすり眠ることだ」としています。仕事が多いと残業時間が増え、ぐっすり眠れないかもしれませんが、チームの作業能率を上げるには、キリのよいところで切り上げ、明日に備えることがポイント。今日から睡眠を見直し、バリバリ活躍するチームを目指しましょう。
2015年05月13日職場でのファッションにより、部下からの評価が下がってしまうという事実が、次世代リーダーのキャリア形成を支援するサイト「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」が実施したアンケートで判明しました。対象となったのは、上司側として20~50代で年収600万円以上の課長以上の役職につく正社員男性418人・女性102人と、部下側として20~50代で年収600万円未満の正社員・契約社員・派遣社員の男性258人・女性258人。まず、上司を評価する際に、服装を重視しているかという問いでは、なんと4割もの部下の方々が、とても重視している・やや重視していると回答しています。職場でも、能力などの中身だけでなく、外見も大切だということがわかりますね。とくに女性は、上司の服装がシワシワ、ヨレヨレだったときや、服が汚れているとき、同じ服装を続けて着ているときにガッカリしていることがわかりました。さらに、男女別に細かく見ていくと、男性部下は女性上司が「派手すぎる服を着ているとき」のほうが「服が汚れているとき」よりもガッカリするという結果に。また女性部下は、女性上司が「露出の多い服を着ているとき」に「服が汚れているとき」と同じくらいガッカリするなど、女性上司に対して厳しい目を向けていることもわかりました。女性の筆者としては怖いものです。一方で、上司のみなさんに仕事での服装に迷うことがあるかを聞いたところ、とてもあてはまる・ややあてはまると回答した男性は22.7%だったのに対し、女性は49.0%となりました。スーツという決まった服装がないだけに、女性上司のほうが迷うことが多いようです。部下が上司の服装に求めているのは、「清潔感がある」「年相応な感じがする」「落ち着いた雰囲気がある」とのこと。迷うことが多い上司のみなさま、ぜひ参考にされてみては。実際の能力などではなく、服装で評価されてしまうのは残念なことです。上司と部下という間柄でなくても、服装のために社内でマイナスの評価をされることのないよう、改めてオフィスでの身なりについて考えたいものです。・CAREER CARVER 公式サイト
2015年03月09日