日本に住んでいると、世界に多く存在する「難民」について考えることは少ないかもしれない。しかし、だからといって問題を知らなかったことにしていいのだろうか。そんな難民問題について知る良い機会になるのが、来月末から東京をはじめとする日本各地で開かれる、難民を題材にした映画のみを上映する映画祭だ。12回目を迎える今年のテーマは、「観なかったことにできない映画祭」。これはまさに日本国内の難民問題への関心の低さに対する危機感からつけられたものだと考えられる。※動画が見られない方はこちら9月30日から開催される「国連UNHCR 難民映画祭2017」で上映される作品には、フィクションもあればスマートフォンで撮影した最前線のものまでさまざま。どれも難民が置かれた過酷な状況や行き場のない怒り、絶望、そしてそのなかで見出す希望などが描かれており、注目すべき作品ばかりだ。ここでは、そのいくつかをピックアップして紹介する。『シリアに生まれて』
2017年08月14日2006年より毎年開催されている「国連 UNHCR 難民映画祭」が、9月30日(土)の東京・スパイラルホールでの上映を皮切りに、過去最大規模の全国6都市(東京・札幌・名古屋・大阪・福岡・広島)にて開催される。「国連 UNHCR 難民映画祭」は、国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、およびUNHCRの日本における公式支援窓口である特定非営利活動法人国連UNHCR協会が主催し、難民問題啓発を目的に、世界中から集めた難民問題の現状をリアルに感じることのできるドラマやドキュメンタリー映画を日本各地で上映するイベントだ。難民問題は、現在グローバルイシューとして日に日に深刻度を増しており、日本でも連日ニュースで目にする問題だ。しかし、日本にいながらにして難民問題のリアルな現実に触れたり、その状況を実感することはなかなか難しい。本映画祭では世界の各地でいままさに起きている難民の物語を日本にいる人々に紹介することで、難民について知るきっかけのひとつとなることを目的としている。今回の映画祭の目玉作品の1つ『シリアに生まれて』は、シリアを逃れ難民となり新しい人生を生きようとする、7人の子どもたちに密着した日本初上映のドキュメンタリー作品で、4Kカメラで撮影された美しい映像が見どころだ。2011年以来、シリア危機によって故郷を後にした数百万人もの人々、その多くは子どもだ。子どもたちが歩む苛酷な道のりについて、本作をきっかけに思いを巡らせてみてはいかがだろうか。入場は無料。本日8月1日(火)より申込み開始で、抽選となる。申し込みは、「国連 UNHCR 難民映画祭」の公式ホームページより受付中。(text:cinemacafe.net)
2017年08月01日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「難民と日本」です。日本ができる難民支援は大きい。問題は資金不足。世界中で紛争や迫害により家を追われた人の数は、2016年末で6560万人。この数は過去最多で、前年から30万人増えています。そのうち難民の数は2250万人。急増しているのは内戦の続くシリアと南スーダンです。難民の50%は子どもで、半数の子どもたちが学校に行けなくなっています。そこで、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2018年9月の国連総会までに、難民問題解決を各国政府に要求する、500万人の署名を集める運動、「#難民とともに」キャンペーンを開始。「すべての難民の子どもたちが教育を受けられること」「難民の家族が身の安全を確保できること」「仕事や新しい技術を学ぶ機会を通して、社会に貢献できる環境を整えること」を訴えようとしています。署名は日本でも集めていますが、まだ4017名(6月30日時点)しか集まっていません。UNHCRがこのような運動をはじめたのも、トランプ現象やヨーロッパ各国での右派勢力台頭など、よそ者を排斥する流れが強くなっているからなんですね。現在500万人以上といわれるシリア難民のうち、トルコは300万人以上を受け入れ、街の空きアパートを開放したり、難民のための大学を作ったり。ただ、言語も文化も違うため、トルコ人とシリア人の間で不協和音が起こることもあります。そこで活躍するのが日本人です。NGO「難民を助ける会」は、トルコにコミュニティセンターを作り、シリア難民の子どもの言語教育をサポート。また、貧困で学校に行けないトルコ人の子どもたちにもセンターを開放しています。他国の支援団体もありますが、紛争を引き起こした根本原因は、欧米諸国が勝手に線引きしたことによる民族分断。ですから、日本のように中立な立場から支援することが、とても有効なんですね。ヨルダンでは、8万人が暮らすザータリ難民キャンプで、NPO「国境なき子どもたち」が、トラウマを抱えた子どもたちの心のケアをサポートしています。誇るべき日本のNGO、NPOですが、国の支援金が引き下げられてしまい、資金難に。十分な支援が難しくなっているのが現状なんです。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年8月2日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年07月27日日本に住んでいて「難民」に関するニュースを聞くことがどのくらいあるだろうか?日本での難民の状況よりも、シリアの内戦などの影響でヨーロッパに避難してきた人々についての報道のほうが多いかもしれない。2016年に日本で難民の申請をした10,901人のうち、たった28人(わずか0.6%)しか「難民」と認定されておらず、その数は同じG7(主要7カ国)の国のなかでも圧倒的に少ない。ちなみに、G7で日本の次に受け入れた人数の少ないイタリアでは3573人(申請人数に対して5%)、一方最も多いドイツでは138,666人(申請人数に対して59%)を同年に受け入れている。(参照元:難民支援協会)日本の状況については、政府が難民の受け入れに積極的な姿勢をとっていないことが原因かもしれないが、あなたもなんとなく事実を知っていながらも身近に感じられず、問題を政府や専門機関に任せきりになってしまっていないだろうか。そんな人々にも簡単に参加できるツイッターのキャンペーンが2016年の「世界難民の日」に合わせて大きく動き出し、現在も続けられている。
2017年07月25日Lawand Othman|ラワン・オスマンDJ、作曲家、ピアニストaka. DJ Turkman Souljah。イラク出身。これまで世界50ヶ国を渡り歩き、3000回以上のコンサートに出演。デンマークDJチャンピオンシップ3度優勝、スカンジナビアDJチャンピオンシップ5度優勝、世界大会出場経験もあり。ピアニストとして4つのバンドに所属。去年、数千人に4人しか合格しないデンマーク最高ランクの音楽学校に合格。教師として教鞭も執る。オーケストラとDJを共演させた第一人者でもあり、オーケストラのシンフォニーも手がける。※動画が見られない方はこちら難民としてデンマークへ「音楽が僕を救ってくれた。」―デンマークに来て20年以上経っていますが、今はどうですか?今もデンマーク軍がイラクをはじめとする中東地域を空爆したり、イラクからの難民の受け入れを拒否したり、イスラム教徒に対してメディアが攻撃的な態度をとることもあります。それでも、僕がデンマークに来たことに比べて、多様性に対して寛容になってきていると思いますね。―自由かつ寛容な社会が発展すると僕は信じているんですが、この国の音楽業界では何が起こっているんですか? たとえばSpotifyを開くと、デンマークのトップチャートはアメリカとそこまで変わらないですし、デンマーク人のアーティストが英語で歌うことも多いですよね。そうですね。フランスのように「高聴取率の時間帯には、最低40%の音楽がフランスのものじゃなければならない」と規制をかける国もあるんですが、デンマークでそんなことはまずあり得ない。もちろんデンマーク出身の有名なアーティストはたくさんいるんですけど、デンマークの独自の音楽文化ってあまりないんですよね。でもそれって逆に言うと、海外の音楽を取り込むのがとてもうまいってことでもあって。僕も子供の頃からMTVとかを見て、英語の曲を口ずさんでいましたし。それは音楽だけじゃなくて、映画やアートにだって言えることですね。―ものすごくデンマークらしい姿勢ですね。ラワンさんはすでにデンマーク国籍を取得していますが、ある側面では異邦人としてこの国で何を感じますか?「この国いいな」って一番思うのが、タブーが一切ないこと。どんな意見を持っていようと、自由に発言できるし、それを受け入れて話し合える素地がある。「こんなこと言ったらひかれちゃうかも」と他人の目を気にすることなく、何でも思ったことを言えるんですよね。ちょうど最近面白いニュースがあって。デンマークでは、獣姦禁止法案が今年4月に可決されて、7月から執行されるんです。「動物とセックスする」ことは、ヨーロッパの多くの国は違法なので、そういうことをしたい人はわざわざデンマークまで来ていたんですよ。「アニマル・セックス・ツーリズム」といって。「動物とセックスする」なんてイラクなら口が避けても言えませんよ(笑)。きっと日本でもそうでしょう。そもそも今まで違法じゃなかったこともすごいんですけど、ここではそんなことまでまじめに話し合えるんですよ。しかもごく当たり前にね。DJとオーケストラ、異分野の融合がもたらす化学反応※動画が見られない方はこちら―タブーがないと言えば、ラワンさんはDJとしてオーケストラと共演していますよね。僕はYouTubeで見てビックリしたんですが(笑)、あれはどういうことなんですか?ある時、モーツァルトのレコードを見つけて、スクラッチし始めたら、それを見て面白がってくれたある人がいて。「今度一緒にやってみないか?」って誘ってくれたんですよ。で、やってみたところ、これがもう最高で! それから口コミでどんどん広がって、デンマークで最も有名なロイヤルオーケストラとも共演するまでに至りました。最近はオーケストラにDJが共演することは増えてきましたが、僕が始めたのは10年前。当初はそんなことをやる人は僕以外に誰もいませんでしたね。―イノベーターというか、先駆的な存在なんですね。そもそも、クラシック音楽とDJはまったく別ものなんですよ。クラシック音楽はアコースティックな楽器を使うから、再現がとても難しい。でもDJは電気で動く音源を使うので、何度だって再生できる。こんなに異なる世界が混じり合った時、どう転ぶかは2通りだけ。反発し合って何も生まれないか、お互いが化学反応を起こして想像を超える素晴らしいものになるか。
2017年07月03日米・トランプ大統領が国内への難民や移民の受け入れを制限する大統領令を出したこと(現在は差し止められている)に対し、反対する企業らが難民のサポートに乗り出している。部屋を貸し出す・借りることを通したコミュニティ作りをポリシーに掲げる企業Airbnb(エアビーアンドビー)が無料で難民を受け入れることを発表し、また大手コーヒーチェーンのスターバックスは1万人の難民を雇用する方針を打ち出した。これらの素晴らしそうなアイデアは実際はどのようなもので、果たしてどんな意味を持つのだろうか。(Photo by Farfahinne)大統領令を受けた“難民に優しくする風潮”トランプ氏が大統領に就任してから、難民やイスラム教徒の多い7カ国からの難民や移民のアメリカ入国を制限するなど強行な姿勢が目立つ。それに反発する国民も多く、空港や街中でデモが多数起きている。また、この情勢に伴い、「企業が難民を助けようという風潮」がアメリカにあると言っても過言ではない。そんな時勢のなかでトランプの政策に反対しないとバッシングされると恐れる企業も存在するかもしれない。(Photo by Eleanor W.)難民や移民の受け入れない大統領令に対するストライキがニューヨークのJFK空港で加熱していたとき、すべてのタクシーがストライキするなか配車サービスのUber(ウーバー)だけが参加せず、さらにUber取締役が「反対意見を述べるのは自由」という真摯さに欠ける発言をしたことから#DeleteUber(ウーバーのアプリを削除せよ)のハッシュタグがSNSで盛んに使われたのだ。(参照元:GIZMODO)たったの一言が、企業のイメージをダウンさせ、ビジネスに大きな影響を与えるのだと物語っている。熊本地震等で部屋の提供経験のあるAirbnb誰もがどんな場所に行っても歓迎されるようなコミュニティ作りを目指し、日本でも利用者の増えてきている空き部屋貸し出しサービスのAirbnbは、無料で難民や移民に空き部屋を提供することを発表した。直近では#weaccept(私たちは受け入れる)をモットーに、多様性を重んじて「どんな人でも受け入れる」というメッセージを込めたコマーシャルを作り、アメリカ国民の視聴率50%近くを誇るアメリカンフットボールリーグの優勝決定戦「スーパーボウル」に合わせて放映するなど寛容な姿勢をアメリカ中にアピールしている。(参照元:NFL Japan.com)※動画が見られない方はこちら今までにAirbnbは熊本地震で自宅に住めなくなってしまった人を無料で空き部屋に泊めるサポートを行なった。このような「緊急災害支援プログラム」は2012年にアメリカ東海岸を襲ったハリケーン・サンディによる災害が起きたあと、ニューヨークに住む1000人のホストが無料で部屋に泊めたり食事を提供したりしたことをきっかけに始められたという。(参照元:Airbnb)(Photo by nomao saeki)個人の所有する「空き部屋」を無料で貸してもいい人やシェルターを探すボランティアを募集するなど、活用されていない資産(この場合は部屋やスキル)を有効に活用するという、シェアリングエコノミービジネスの長所を生かした実行性の高いサポート方法だと考えられる。(参照元:総務省)また、この仕組みがあれば問題に対して何かしたいけれど手段のわからない人も行動に移しやすいかもしれない。この緊急災害支援プログラムの実施の背景には、「排他的でないコミュニティ作り」を目指すというAirbnbの企業ポリシーがある。人を助けるだけではなく、「コミュニティ」を拡大させることができ、ビジネスを発展させるうえでも効果的なプログラムではないだろうか。難民を10,000人雇用すると発表したスターバックス日本国内にも多数の店舗を構える大手コーヒーチェーンのスターバックスは、難民や移民の入国を拒否する大統領令を受け、「現在ビジネスを展開している世界75カ国で1万人の難民を雇う」と発表した。だがアメリカも国内で失業者の問題を抱えており、アメリカ国民ではなく難民を雇うというやり方に賛成できない人々が#BoycottStarbucksのハッシュタグを使い、スターバックスの不買運動を行っている。このようなアメリカ人による反発は予想できるので企業のイメージアップを目的としていたというよりは、大手チェーンとして何らかの社会的な役割を果たさなければならないと考えたのかもしれない。以前はスターバックスで「2013年から5年以内に1万人の退役軍人を雇用すること」を掲げ、現在までに8,800人の退役軍人がスターバックスで働き始めているという。(参照元:Reuters)アメリカでは退役軍人がそれ以外の人と比べてホームレス状態に陥りやすい。また自殺率は男性では2倍、女性では3倍もそれ以外の人よりも高く、軍人時代の経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っている人もいる。(参照元:Newsweek)(Photo by Steve Garfield)トランプ大統領による難民や移民の入国禁止は、司法省や連邦控訴裁判所の働きかけにより、現在は解除されている。そこでスターバックスは難民の雇用よりも先に、国内の退役軍人の雇用問題に取り組むようだ。(参照元:Reuters)国際的な問題よりも先に国内の問題に取り組むことで「国民に寄り添っている」と認識されればアメリカ国内で生き残っていきやすいであろう。しかしながらトランプ大統領は連邦控訴裁判所らの判断に対して全面的に戦う姿勢でおり、今後彼が難民をどう扱うかはわからない。企業の発表することがすべてではないトランプ大統領の大統領令を受け、難民問題に対して真剣でないとバッシングされたUber、難民や移民に無料で部屋を貸し出そうとするAirbnbと、難民を雇用しようとするスターバックスの事例を見てきた。ここで重要なのは企業の発表する「表向きの情報」だけに耳を傾けるのではなく、その背景や今までの取り組みを包括的に見ることで、本当にそれを実施できるのか、それによってどんな影響が起きるのかを考えることだ。もし「イメージアップのために難民を助ける」ような偽善であったとしても、実際の取り組みが苦しんでいる人を助けられるのなら、何もしないより遥かにいいのかもしれない。それぞれの企業が持つ「企業の社会的責任」で、行政には対応できない細かな需要に迅速な対応をしてほしい。—————Text by Shiori KirigayaーBe inspired!
2017年02月15日ハンドクリーム難民は多い2016年10月19日、株式会社ポーラは来年1月10日に「ポーラ ザ ハンドクリーム」を発売することを発表した。このハンドクリームは創業88周年を記念して開発されたもの。実は同社初の化粧品は創業者が自身の妻のために作り上げたクリームなのだ。これからの季節、手荒れに悩む人はかなり多い。特に女性は炊事や洗濯など水に触れる機会が多く、手が濡れることと手が乾燥することを繰り返すうちに皮脂膜が薄くなり手荒れを起こすケースが多い。しかし、なかなか自分に合ったハンドクリームに出会うことができずハンドクリーム難民となる人はかなりの数に上る。1つで2役そんなハンドクリーム難民に試してみて欲しいのが、同社が新発売するハンドクリーム。保湿成分だけでなく美容成分もふんだんに配合し、手荒れからの解放と手肌のアンチエイジングケアを同時に叶える。手肌はエイジングサインが出やすいと言われているが、手荒れに悩む人はエイジングケアよりもまず手荒れを改善したいと考える人が多いだろう。しかし、自分にぴったりのハンドクリームに出会うことができなければエイジングケアができる日はやってこない。この商品がぴったり合えば1つで2つのケアができてしまうのだ。ハンドクリーム難民はポーラへ急げ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ポーラプレスリリース
2016年10月20日アンジェリーナ・ジョリーが20日(現地時間)、ワシントンDCのアメリカ国務省を訪問、ケリー国務長官と記者会見した。6月20日は国連が定める「世界難民の日」。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使を務めるアンジェリーナは、現在起きている難民の危機的状況について、ケリー国務長官と語り合った。グレーのスーツで会見に臨んだアンジェリーナは「6,500万人もの人々が紛争によって、退去を余儀なくさせられています。私たちは戦争が起きている世界と直面し、無視したり、背を向けたりすることはできません。そんな行動は世間知らずで無責任、そして危険です」と報道陣に語りかけた。アンジェリーナは「私たちが直面している選択肢は、とてもはっきりしています。このまま、難民と不安が増えていくのを静観するのか、ほかの国々と力を合わせて新たなアプローチを見つけるのか、です。支援や再定住だけではなく、問題の解決と安定、帰還についてのアプローチです」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月22日女優のアンジェリーナ・ジョリー(40)は、毎日のように難民たちのため尽力しているのだという。15年前に国連の親善大使に任命され、現在は国連難民高等弁務事務所の特使であるアンジェリーナは、さまざまな会議やディベートに出席するだけでなく、その裏でもさまざまな活動を行っているようだ。アンジェリーナは「ほとんど毎日のある部分で、国際的な問題に尽力しているの。同僚とニュース、その要因、どのように言及される必要があるか、今携わっている問題の今後について話したり、現地訪問やスピーチの準備なんかでね」「興味深く、私とは反対の視点を持っている人たちに会おうと試みるのよ。そうすることで、私は学べるからね」と話す。また、夫ブラッド・ピットとの間に6人の子供を持つアンジェリーナは、子供たちが難民に関わる仕事をしている自身に興味を持ってくれていることに誇りを持っており、長男のマドックス君(14)の出身国カンボジアのポル・ポト派の政権下を描いたアンジェリーナの監督作『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー』の制作には、マドックス君も参加してくれたようだ。アンジェリーナは、英版ハロー!誌に「マドックスがこの映画を作るきっかけになったの。マドックスは脚本から編集まですべての過程に彼は携わったのよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月05日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「難民」です。* **今年はシリア難民のニュースが連日報道されましたね。難民とは、人種や宗教、政治的な理由などで迫害されて母国の保護を受けられない人。正当な理由により母国では命の危険があり、やむを得ず国を離れなければいけない人をさします。たとえば、自然災害や紛争によって国を追われるケース、独裁国で民主化運動を行い自国に居られなくなるケース、同性愛禁止国の同性愛者など様々なケースがあります。内部告発サイト「ウィキリークス」を立ち上げたジュリアン・アサンジは、命の危険にさらされて他国に亡命しました。そんな亡命者も難民に含まれます。国連が定めた「難民条約」により、難民は保護され基本的人権を守られる権利があります。人道的な立場からも、いきなり自国へ追い返したり拒絶することは禁止されているんですね。シリアでは2011年に紛争が起こり、国民2200万人の半数以上が難民になってしまいました。多くはヨーロッパに向かい、ドイツが積極的に受け入れをしていたのですが、あまりの数の多さに制限をかけなければいけなくなってしまいました。では日本の難民受け入れは?というと、’70~’80年代にアジアの難民を多く受け入れていたこともあるんですが、現在は残念ながら積極的とは言えません。実は日本の難民認定の審査はとても厳しくて、審査が終了するまで5年以上かかることもあるんです。昨年、難民認定申請をした5000人のうち、認定が下りたのは11人のみ。公式に難民と認められるかどうかで待遇に雲泥の差が出てしまうんですね。難民と認められれば住居の支援が受けられ、日本語を教えてもらい、職を探してもらえます。難民パスポートで海外に出ることも可能。ところが、審査待機中の人はパスポートがないので国外に出られないし、アパートの入居も家主に断られることが多い。言葉の問題もあって職を得るのは困難で、生活は苦しく、宙ぶらりんな状態に。元国連難民弁務官の緒方貞子さんは「難民受け入れは積極的平和主義の一部」とおっしゃっています。ユニセフや赤十字、難民支援のNPOに寄付をするなど、私たちにもできる援助をしたいですね。◇ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年12月16日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年12月14日一年をふり返ってみると、日本でも難民に関するニュースが衝撃と共に大きく伝えられることがたびたびあった。そんな中、今年も難民支援として数百万ユーロの支援金を募るために、「イケア(IKEA)」の「難民キャンプに明かりを届けよう」という取り組みが、40か国以上で開催中だ。11月29日~12月19日まで、イケアストアですべての照明製品1つにつき1ユーロが、IKEA Foundationを通して国連の難民支援機関である「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」に寄付される。この寄付金は、「UNHCR」が難民キャンプに明かりと再生エネルギーを届け、そこで多くの家族がより安全に、より快適に暮らせるための活動を支援するもので、これまで計1,850万ユーロが難民キャンプに寄付されてきた。2014年度にスタートした「イケア」の「難民キャンプに明かりを届けよう」は、今年で最後になるが、これまでに数多くの成果を残してきた。その例を挙げると、「エチオピアとヨルダンの28万4,000人を超える難民と受け入れコミュニティーの人々は、5万6,000個以上のソーラーランタンの提供と720本以上の太陽電池式街灯の設置のおかげで、以前よりも夜間に安全に暮らせるようになった」「バングラデシュとチャド、エチオピアでは、3万7,000人以上の子どもたちが小学校へ入学し、学習を継続できるようになり、さらに、これらの国では740名以上の教師に対してトレーニングが行われた」「バングラデシュでは、22のバイオガスプラントが建設され、し尿の15%を処理して、調理用のグリーン燃料を生成している」などがある。「IKEA Foundation」は、2010年から「UNHCR」のパートナーとしてアジアやアフリカ、中東において、難民キャンプとその周辺コミュニティーで暮らす家族と子どもたちにシェルター(仮設住宅)や、さまざまなケア、教育を提供するための支援を行っている。今後も、子どもの生活の基本となる4つの分野(家と呼べる場所、健康な人生のスタート、質のよい教育、継続的な家族の収入)において大きな成果を達成するために、革新的なアプローチに力を注いでいく。島国である日本の人々にとっては、難民問題は差し迫った問題として捉えることがなかなか難しい分野であるかもしれないが、まずは正しい情報を得ることから、自分にもできることを見つけたり、次なるアクションへとつなげていけるはずだ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月09日日本でも、テレビなどで、欧州の難民危機が報道されるようになった。内戦状態で、米国とロシアが空爆を続けてきたシリアから400万人もの難民がトルコなど隣国に流入。しかも、国内に残る国民の半分は戦闘で住む家を失っている。その難民が、トルコ→ギリシャ→東欧諸国を経て、ドイツを目指し、「民族の大移動」中だ。海を渡る途中で溺死した少年の写真は、世界中にショックを与えた。メディアでも、様々なエピソードが書かれているが、9月25日の毎日新聞の「金言」というコラムに、編集委員氏が書いた話には、心を打たれた。パリ駐在中にインタビューした、アルメニア人の著名映画監督が、難民出身だったという話だ。トルコ内のアルメニア人弾圧で多くの犠牲者が出るに及び、4歳のとき、父が亡命を決意したという。「困窮からではなく、生命が脅かされての亡命だった」と語る。いまのシリアと同様だ。以下、抜粋。出国時、トルコ政府は身の回り品の携帯しか認めず、母はお金を小さな金塊に換え、一つひとつ布に巻いて服に縫いつけ、ボタンに見せた。これがフランスのマルセイユ港についた時の一家の全財産だった。「入国事務所での光景は今も鮮明に覚えている」と言った。一家の書類を精査する係官の持ったゴム印が宙で止まっている。それを不安げに見守る両親。印が押されると入国可。そうでないとトルコに戻される。「ゴム印が押されたとき、両親の安堵のため息が聞こえたと思った」とも。後に字が読めるようになって分かったが、印は「無国籍」とあった。引用終わり○スイスにおける「金塊」とは布に巻かれてボタンに見せた金塊。金は「無国籍通貨」といわれる。おカネなのだが、紙幣と異なり発行国がない。だから、発行国がギリシャみたいに破綻しても、価値は保たれる。その価値は国境を越え、世界的に認知されている。中東のエピソードだが、砂漠で水がなくなり、通りかかったキャラバンの商人に水を求めたところ、代金を金で払ってくれれば、売ると言ったという話だ。私はスイス銀行で長く勤務したが、スイスという国は、まさに難民の国だ。宗教迫害などで隣国を追われた多くの人たちが、着のみ着のまま、金貨だけを持ってスイスに逃げてきたという。チューリッヒでスイス銀行の同僚の家庭に夕食に招待されると、食後、おじいちゃんやおばあちゃんが、「これが、ご先祖がスイスに来たとき持っていた金貨だよ」と見せてくれることが、しばしばあった。今では「家宝」として、代々受け継がれ、もし万が一、家が傾くような「家庭内有事」が起こったときには、この金貨を換金して、当座を凌ぎなさい。それ以外に、この金貨を売り払うことはあいならぬ、という先祖の言い伝えがしっかり守られてきたという。こういうエピソードが、日本の数十年後まで考えると、決して他人事とはいえない。アジアの中の日本という厳然たる事実を、私もヒシヒシと噛みしめている。まずは、日本が国際協力の一環として、難民受け入れをすることになろう。そうなると、来日した難民から、今回紹介したようなエピソードがいろいろ流れてくると思う。○読者アンケートにご協力ください「25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座」では、より充実した記事作りのために、内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています!→アンケートに答える←○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年11月11日今、各メディアで頻繁に取り上げられる「難民」問題。最近では難民の子どもを蹴った女性カメラマンや、シリアの幼い男の子が浜辺にうちあげられたニュースも記憶に新しいところ。これらのニュースを目にするたびに心が傷みます。けれど島国である日本に住む私たちにとっては、なかなか身近に感じづらいのも、正直なところではないでしょうか。自らアクションを起こすのは難しくても、少しだけ関心を持つことなら誰にでもできそうです。その関心の入り口として、UNHCR(国連難民問題弁務官事務所)が催しているイベントをご紹介します。入場無料の映画祭で、肩の力を抜いて難民問題に触れてみよう今回で10回目を迎える「UNHCR難民映画祭」は、映画というメディアを通じて、世界中で移動を強いられた人々がいること、そしてその理解を深める目的で行われているイベントです。上映される映画は、ドキュメンタリーからドラマまで「故郷を奪われる過酷な状況のなか、それでも力強く生きていく人々」を描いた10作品。ほとんどが日本未上映です。その中のひとつを、少しだけご紹介します。「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~」スーダンの内戦で孤児となった、3人の子どもたち。難民キャンプで過ごし成長した3人に、あるときアメリカ定住の話が舞い込みます。3人が新天地アメリカで出会ったのが、職業紹介所に勤めるキャリー。最初はビジネスライクだったキャリーも、3人の純粋さに触れるたび、放っておけなくなります。そんなときに起きた事件。キャリーがとった思いがけない行動とは…? 『理解したい、けれど全部はきっと理解できないだろう。彼らにとってできることもわからない』そんなキャリーの気持ちに、思わずうなずいてしまう女性もいるかもしれません。このほかに、内戦が続くシリア、アレッポのありのままの日常を、編集を施さずに「主観ショット」でおさめたドキュメンタリー作品も。またセクシャルマイノリティゆえに、祖国を離れるか、それともとどまるかの選択を迫られるジャマイカの2人の物語など、今、現実に起きている問題と向き合える作品がそろっています。身構えずに「未上映の映画を楽しむ」くらいの心持ちで、ショッピングや散策がてら、足を運んでみてはいかがでしょう。【開催期間・会場】東京:2015年10月2日(金)、3日(土)、10日(土)、12日(月・祝) スパイラルホール・イタリア文化会館札幌:2015年10月24日(土)、25日(日) 札幌市時計台ホール・札幌プラザ2・5仙台:2015年10月31日(土)、11月1日(日) せんだいメディアテーク上映スケジュールなど、詳細は こちら をご覧ください。※いずれも入場無料。各会場では寄付をつのっています。・ 第10回 UNHCR難民映画祭
2015年09月26日アンジェリーナ・ジョリーが、国連の定めた世界難民の日(6月20日)に合わせて、トルコの難民キャンプを訪問、娘のシャイロも同行した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使であるアンジェリーナは19日(現地時間)、9歳の娘・シャイロを連れてレバノンに降り立ち、アンジェリーナが昨年の訪問時に知り合った12歳の孤児の少女と対面した。シャイロは数年前から、母親が行なっている難民支援活動に関心を寄せていて、現場に同行したいと言い続けていたそうだ。シャイロから難民について質問攻めにされたアンジェリーナは、戦争や難民の厳しい現実について説明するのは大変なことだったとしながらも、訪問後にシャイロが「悲しい気持ちになったけど、行くことが出来てよかった。また訪ねたい」と話していたと「People.com」に語った。20日、母娘はトルコ南東部で隣国のシリアやイラクから避難してきた難民が生活しているキャンプを訪れた。UNHCRによると、トルコ国内にはシリアからの難民が177万人余りいると見られている。アンジェリーナは世界中で「6,000万人近い人々が難民になっています。地球上に暮らす人類の122人に1人が難民という計算になります。私たちの世界はかつてないほど豊かで健康的で、進歩しています。同時に、これほど多くの人々が難民になり、基本的な人権を奪われたこともありません」と語り、国際社会に向けて、さらなる支援を訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月22日あなたのお母さんは、ファッションへのこだわりがありますか? なんと40代、50代のバブル世代の女性の多くは、今やファッション難民と言える状況に陥っているのだとか。■アンチエイジングよりも実年齢で輝きたい! 株式会社DoCLASSEが40代~60代(ミドルエイジ)の女性523名に、ネットで「体型の悩みと洋服に関する意識調査」を行ったところ、とても興味深い結果が見えてきました。まず、若作りをするよりも、年相応で若々しく見られたいという女性が約8割いるということがわかりました。 ■ミドルエイジ世代は体型の変化に戸惑っている髪の質や量、お肌の衰えなど、加齢とともに女性には気になる変化が。なかでも、一番気になる変化として62%が「体型の変化」と回答しています。「自分が何歳のときに、体型の変化を感じましたか」という質問に対しては、なんと70%以上の人が40代~50代に体型の変化を感じているのだとか。 ■約85%がファッション難民に…そして今回の調査で特に注目してもらいたいのが、「自分の体型に合う服がないと思う」という回答。なんと約85%のバブル世代女性が服選びで困惑しているということがわかったのです。 バブル世代女性が、服選びで重要視しているのがデザイン性で、次いで価格や素材、着心地も大事にしたいと思っている様子。大人女性はデザインや価格、素材、着心地というすべてのポイントを追い求めているということですね。本調査を実施したDoCLASSEは、40代、50代がサイズを変えずにおしゃれを楽しめる婦人服の製造ブランド。コンセプトはズバリ「日本の40代、50代を元気に輝かせる」。上質な素材と顔色をきれいに映す色、大人世代のボディをきれいに見せる工夫が施されたトレンド感のあるデザインで、40代、50代女性を中心に好評だそうです。実年齢で輝くためには、自分に合ったおしゃれを見つけることが必要です。若づくりし過ぎず、かと言って老けて見られない、ちょうどいいカッコよさやキレイを追求しましょう。・DoCLASSE 公式サイト
2015年05月27日恋愛難民という言葉を知っていますか?恋愛が“できない”人たちの総称です。過去の苦い恋愛経験をきっかけにおちいる人が多いために、恋愛の良さも知っているけれど、どうしても一歩踏み出せない・・・というジレンマの中にいることに。ここ数年めっきり彼氏が出来ないんだよね・・・なんて人はもしかして恋愛難民なのかも?ということで今回はこの「恋愛難民」を抜け出す方法についてご紹介します!■1.ガチガチにこりかたまった恋愛への考えをリセットする「初デートで告白なんて、手が早い男性なんだ!・・・って考えてたなぁ。その瞬間にその男性のすべてが見えた気になってた。」(24才/IT)“普通”は初デートで告白なんてありえない、“普通”は男性から告白しなければダメなどの恋愛への決めつけ・・・また元カレの好きだったところを「求める男性の必須条件」としてあげたり、恋愛コラムを読み漁って得た知識のみで男性を見定めしたり・・・といった恋愛への考えをリセットしましょう。自分の感情・欲求・直観を一番に考えてみましょう!■2.コミュニケーションをさかんに「いつも同じ友達と過ごしてると楽じゃない?でも恋愛したいなら、自分から出会いを探しに行かなきゃなにも始まらないんだよね。」(26才/化粧品)1人の時間を謳歌しすぎると、無意識のうちに居心地のいい友人や家族だけと過ごすようになります。最初は快適に過ごしていても、もしそろそろ恋愛がしたい・・・!という思いが出始めたら、その時は自分が作り上げた人の輪から少し離れるいい機会。幅広いコミュニケーションを目指しましょう!■3.心の穴を埋めてくれる要素を持つ男性を探す「淡々と過ぎてくもの足りない毎日をすごしてた。でもそんな時とってもアクティブな今の彼に出会って、どんどん惹かれてったなぁ・・・私には刺激が足りなかったんだなって思う。」(25才/公務員)上記1で恋愛への考えがリセットできたら、「今一番きついキツイと感じるものは何か」考えましょう。一人の時間が寂しいなら、生活リズムが近く長く過ごせる男性が合うかも、と言った具合に、そのキツさを解消してくれる要素を持つ男性を理想にしましょう。それが今あなたが一番求めているものです。■4.良いと思った男性には絶対自分からアプローチする「結局友達と恋愛ができない~って騒いでた時って、男性に対して消極的なんだよね。いい感じになっても発展しないのは自分のせいでもある。自分からアプローチしなきゃ。」(23才/販売)多くの恋愛難民の女性にあてはまる共通点と言えば、その消極性。良い所で取り逃がしてばかりいては、後悔しか残りません!下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるという言葉がありますし、自分からガンガンアプローチをかけていきましょう。■おわりにいかがでしたか?ジレンマに苦しんでいる恋愛難民の方は、これらのステップを見てもう一度素敵な恋愛を目指してみてくださいね!(平井エリカ/ハウコレ)
2014年07月09日格差社会の死角にはまり堕ちていく若者たちを描いた映画『東京難民』が間もなく公開されるが、このほど主人公と同じ現役大学生を対象にした試写会が行われ、集まった学生の91パーセントがリアルな転落劇に「怖くなった」と回答した。その他の写真本作の主人公・時枝修(中村蒼)はどこにでもいる大学生。しかし親の資金援助がなくなったことがきっかけでネットカフェ難民となり、果てにはホームレスになってしまう。学生たちは、「自分も起こりえることだと感じた」「他人の話とは思えないほど、とてもリアルで現実的な映画だと思った」とコメント。中でも上京してきた学生からは「自分も石川から上京してきて、同じような境遇に陥ってもおかしくない状況なので観ていてゾッとした」「東京の大学に進学して一人暮らしという同じ境遇が他人事とは思えず、感情移入してしまった」という声が寄せられた。また、“もし主人公と同じ状況になったら、この東京で生きていく自信はあるか?”という質問には、93パーセントが「いいえ」と回答し、「この映画で東京の裏側を見たような気がした」「身分が無い人への風当たりがこんなに強いとは思っていなかった」「お金がなければ、人間はあんなにも無力なのかと怖くなった」、さらに「すでに明日が恐い」というコメントも出るほど衝撃を受けたようだ。しかし一方で、「当たり前のことが当たり前ではないと気付かされた」「主人公のようになる可能性がすぐ隣にあって、今の生活や居場所、家族の大切さや脆さに気づいた」「自分が現在、どれだけ頼って生きているかを実感した」など前向きな感想も見られた。若者が堕ちていく姿をリアルに描いた本作は、学生たちにとって恐怖を感じさせると同時に、身近にある幸せを振り返るきっかけになったようだ。『東京難民』2月22日(土)有楽町スバル座ほか全国ロードショー
2014年02月10日『ツレがうつになりまして。』『半落ち』の佐々部清監督の最新作『東京難民』が、来年2月に公開される。格差社会に生きる若者の“リアル”な姿を描く本作で、『潔く柔くきよくやわく』の爽やかイケメン・中村蒼が、ごく普通の大学生からホームレスに転落してしまうという衝撃の姿を演じていることが明らかとなった。主人公・時枝修(中村蒼)は、気楽な毎日を送るどこにでもいる大学生だった。だが突然、父が借金を抱え失踪。大学を除籍され、家賃の支払いもできず、アパートから強制的に追い出された修は、ネットカフェに泊まりながら日払いのバイトで生活費を稼ぐ日々。ある日、騙されて入ったホストクラブで高額の料金を突きつけられ、その店で働くものの、業界の裏側を知ってしまい、ついにはホームレスにまで転落してしまう…。主人公を演じる中村さんは、本作で大学生、ビラ配り、治験バイト、ネットカフェ難民、ホスト、日雇い労働、ホームレスと、7つの役どころに挑戦!悲壮感たっぷりのネット難民を演じたかと思えば、ホスト役のシーンではプロのホストから指導を受けたという“シャンパンコール”も見事に披露している。最終的にホームレスとして空き缶や雑誌を拾い歩くなど、変貌する姿を見事に演じ分けた。また、爽やかな年下系のイメージが強い中村さんが、生活は苦しくなりながらも、徐々にたくましい顔つきに変わっていく姿は見逃せない。加えて注目すべきは、豪華な若手俳優陣。『渾身KON-SHIN』で主演を務めた「劇団EXILE」の青柳翔は、闇社会に落ちていく先輩ホスト役、『桐島、部活やめるってよ』『黒執事』で人気急上昇中の「CanCam」専属モデル・山本美月は、ホストにハマってソープに売られる役を演じた。さらに、東宝シンデレラガール出身の大塚千弘も、中村さん演じるホストに貢ぐ看護師役として体当たりのラブシーンに挑戦している。格差社会の歪みの中でもがく、若者たちのリアルな姿を真正面から暴く衝撃作。中村さんの七変化の姿を観ながら、現代社会の闇の淵を覗いてみては?『東京難民』は2014年2月22日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて公開。(松雪範子(cinema名義))
2013年12月24日「彼氏がほしい! 」と言っているけど、なかなか彼氏ができないという方いませんか? 恋をしたいという思いと裏腹に、自分を恋愛から遠ざけてしまっている可能性があります。恋愛難民から脱出するためにも、タブーな言い訳は辞めることが先決。そんな恋愛難民がよく言う言い訳をピックアップしました。■1「出会いがないんだよね~」と開き直る仕事が忙しいと異性との出会いは確かに少なくなってしまうもの。しかし、彼氏がほしいというのであれば時間を作って、出会いの場へ出向くということが重要です。もちろん、出会う機会があっても相手を選り好みしすぎると、恋愛まで発展しない場合もありますし、友達として付き合う方が楽だと感じることもありますが、出会わなければ恋愛だってできません。「恋愛がしたい! 」「彼氏がほしい! 」「結婚したい! 」と強く思う気持ちがあれば、どうにかしてアクションを起こせるはず。そうでない人は、心の底から恋愛を求めていない証拠。■2「しょうがないよね」と諦める「私って美人な部類には入らないし…」「男性はスタイルの良い女性が好きだからね…」という否定的なことばかり考えているのは、恋愛難民の代表的な人。周囲を見てください。別に美人=モテるとは限りませんよね? もちろん美人であれば有利なことは多いですが。まずは自分の魅力を高めること。自分を磨くことで自信に繋り、男性から見ても魅力的に感じるポイントを演出すればいいのです。その努力を最初から怠るのはタブーですよ。「しょうがない」だけではなく、「まあいいか」や「しんどいなぁ」なんかもこの部類に入ります。まずはこういった口癖を辞めることからスタートを。■3「アプローチは男性からが当たり前」と決めつける男性から積極的にアタックしてくれたら、女性は嬉しいもの。しかし、最近は草食系男子が増えてきていることもあり、何もしないで男性が寄ってくるというのはありえません。たとえば、合コンでは「種まき」が重要。自分から気になる男性に、好きなレストランや趣味の話をすることで共通の話題を見つけ誘いやすくするといいでしょう。男性は受け身な人より、積極的で明るい人を好む傾向があるので、自分から会話を広げるテクニックを磨きましょう。■4「オシャレにも美容にもヌカリはない」と自意識過剰になっている美容への関心が高く、完璧を求めている女性は、男性からすると近寄りがたい存在になってしまいます。もちろん、女子力アップのために美容に力を入れることは良いことなのですが、完璧主義な女性は「男性からお金がかかる女」、「近寄りがたい」と思われることも。ちょっとくらい隙を見せる女性の方が男性からは好印象。学校にいた頃も、顔は普通レベルなのに男子から人気なモテる女子がいたはず。ちょっぴりドジなところを見せたほうが、男性は接近しやすいものです。あなたが普段している会話の中で、一つでも思い当たる節はありませんか?言い訳をすることで、恋愛難民になるだけでなく、自分の価値を下げてしまうことにもなるので、注意してくださいね!
2013年09月29日ロゼッタストーン・ジャパンは日本で暮らす難民に対し、同社製品「Rosetta Stone」(日本語版)提供による語学習得サポートを開始する。同事業は認定NPO法人の難民支援協会と協力し、社会貢献活動の一環として行うという。難民支援協会は日本に逃れてきた難民の法的・生活支援をはじめ、 難民保護を目的とした総合的な活動を行っている。日本には、世界各国から毎年1,000人以上の難民が逃れてきている。そんな日本在住の難民に対し、同協会は年間1万5,000件以上にのぼる相談に応じるなど、幅広く支援しているという。今回サポートに使用する外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone」(日本語版)は、30種類の言語に対応している。同社らは日本在住の難民に活用してもらうことで、日本語のコミュニケーションスキルを身につけ、より安心して生活するための支援活動を行う。活動の第一弾として、9月より、現在日本語習得を必要としているミャンマー出身の難民に、「Rosetta Stone」日本語版を提供する。サポートは製品の利用説明を含め全面的に行っていくとのこと。今後、必要な難民には随時提供していく予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月19日アンジェリーナ・ジョリーが今月16日(現地時間)、内戦状態が続くシリアから大量の難民が押し寄せているイラク北部のクルド自治区を、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使として訪問した。アンジェリーナはトルコ、レバノン、ヨルダンの難民キャンプを歴訪中で、11日(現地時間)にはヨルダンのシリア難民キャンプを訪問、シリアとの国境に近いザータリのキャンプで「ヨルダン、国境周辺国に感謝します。シリアで死の危機に直面する人々の命を救ってくれたからです。本当に素晴らしいことです。ここで暮らす人々(シリア難民)がいつか故郷に帰る日まで、国際社会の支援をお願いします」と訴えた。その後、イラクに赴いたアンジェリーナは、首都・バグダッドではゼバリ外務大臣と面会、シリア難民の置かれている状況について話し合った。外相によると、シリアからイラクへの難民は2万1,000人にもおよび、その多くがイラク西部のアンバル州、北部のドホーク州で生活しているという。また、シリア在住だった自国民3万1,000人が帰国しているそうだ。悪天候のためにバグダッドからの出発は1日遅れたが、アンジェリーナは自治区の首都・エルビルの空港に降り立つと、ドホーク州の難民キャンプに向かい、そこに暮らす人々と面会した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:Maleficent (原題)In the Land of Blood and Honey (原題)
2012年09月18日ファーストリテイリングは、このほどUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)から、世界の難民に衣類を届けたいという要請を受け、全国のユニクロ店頭にて着なくなったユニクロ、ジーユーの服を集めている。300万着を集め、世界各地の難民キャンプに届けるという。同社は、2011年2月にUNHCRとグローバルパートナーシップを結び、全商品リサイクル活動を中心に、世界の難民問題に取り組んでいる。今回の活動もUNHCRから要請を受けたもので、8月末をめどに300万着の服を集め、秋から冬にかけて、同社がケニア、エチオピア、南スーダン、ネパール、キルギス、世界各地のアフガン難民やソマリア難民のキャンプなどへ届ける。この300万着に向けての回収活動は、ユニクロの米国、韓国、香港、シンガポール、フランス、英国の全店でも実施する。集めている服は、着なくなったユニクロ・ジーユーの服。店頭では通年で服を集めているが、今、難民キャンプなどで必要なものは、寒い冬を乗り切るための防寒着(ヒートテック、フリース、ダウンなど)、夏服(気温の高いアフリカ地域で必要なTシャツ、ポロシャツなど)、子供服(子供たちの病気やけがを防ぐこともできるシャツ、ズボン)など。特に子供服は慢性的に不足しているという。同社によると寄付する服は、そのまま難民の人々に届けられるように「家庭で洗濯したものを持参してほしい」とのこと。服は全国のユニクロ・ジーユーの店頭で受け付ける。また、同時に6月から8月末まで国内のユニクロ・ジーユーでは、店頭での募金活動も実施。集まった募金は、UNHCRを通じて難民支援に役立てられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日アンジェリーナ・ジョリーが3日(現地時間)、スイスのジュネーヴで開かれた国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のナンセン難民賞授賞式にプレゼンターとして登場。ソマリアから密輸組織の船で渡ってくる難民の救援活動を行うイエメンの人道支援団体「Society for Humanitarian Solidarity(SHS)」に同賞を授賞した。登壇したアンジェリーナは「干ばつや飢饉、紛争が引き起こす絶望によって、何万人もの人々がアフリカから追い出されました」と語り、多くのソマリア難民が密航船で海を渡り、イエメン沿岸部にたどり着いている現状をふまえて、「残された道は海で死ぬか、非道な密輸組織に命を預けるしかないという状況に置かれた彼らが、どれほど絶望しているのか想像しなくてはなりません」と訴えた。SHSは1995年からイエメンの海岸線の約3分の1を24時間体制で監視し、たどり着いた難民たちの緊急支援と、劣悪な環境で道中に命を落としてしまった人々の埋葬作業も行う。今回は長年にわたる活動の功績を表彰し、スタッフ290名に賞が授与された。壇上で自身のUNHCR親善大使としての過去10年間の活動も評価されたアンジェリーナは「難民の方々のために活動するのは光栄です。これまでたくさんの難民のご家族にお会いして、一緒に時間を過ごしてきました。その方々にとても感謝しています。本当に多くを学びました。私はより良い人間、母親になるために必要な多くのことを教えられました。彼らは私に、決して折れることのない人間の精神の強さを示してくれたのです。今後10年、また活動を続けていきたいです」とスピーチした。(text:Yuki Tominaga)© TargetPress/AFLO
2011年10月05日アンジェリーナ・ジョリーが5日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使として、リビアとの国境にあるチュニジアの難民キャンプを訪問した。UNHCRによると、リビアのカダフィ大佐の圧政を逃れて2月中旬から約44万人が出国、エジプト、ニジェール、アルジェリア、チャド、スーダンなどで難民生活を送っている。アンジーは約21万7,000人を受け入れたチュニジア政府の寛大な対応を賛え、パートナーのブラッド・ピットと設立したジョリー・ピット基金から負傷者を運ぶための救急車購入費、帰国する難民177人分の渡航費などを負担した。チュニジアは昨年から今年にかけて民主化運動が高まりを見せ、1月に23年間続いたベン=アリー大統領の独裁政権が崩壊、その勢いはエジプトやリビアにも波及した。リビアでは政府と反政府勢力の内紛、3月末から始まった空爆などにより、いまも近隣諸国に逃れる人々が後を絶たない。(text:Yuki Tominaga)写真はアンジーが5日、チュニジアの難民キャンプを訪れたときの様子。© AFLO■関連作品:ツーリスト 2011年3月5日より日劇3ほか全国にて公開■関連記事:今度はヘイリー・スタインフェルドが、眠れる森の美女に!童話の実写化、続々と決定ジョニー&アンジーが顔を見合わせ爆笑!『ツーリスト』貴重なNG映像が到着アンジーのインタビュー動画到着!ブラピの感想にデップ家との交流も告白C・シーンが日本の津波被災者救済に寄付。T・クルーズらも寄付を呼びかける姿が『ツーリスト』監督インタビュージョニーの素を引き出し、アンジーで着せ替え遊び?
2011年04月06日難民キャンプでの図書館活動を支援アイエヌジー生命保険は、日本の大手NGOである社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)が実施するミャンマー(ビルマ)難民キャンプでの図書館活動を支援します。2007年から4年連続でSVA主催の「絵本を届ける運動」に参画している経緯から、タイにあるミャンマー(ビルマ)少数民族の難民キャンプでの図書館再建を支援し、社員ボランティアを派遣するなどの計画を進めています。支援対象は、図書館の再建、現地の言葉での童話絵本や紙芝居の出版などに加え、図書館の継続的な運営のための支援などを含みます。アイエヌジー生命保険では、今年も全体の8割近い社員が絵本作成ボランティアに参加し、絵本作成冊数は、2007年から今年(2010年11月末時点)まで過去4回分をあわせると4,000冊を超えます。
2010年12月25日国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務めるアンジェリーナ・ジョリーが6月20日(日)の「世界難民の日(World Refugee Day)」を前に、難民の保護と支援への関心を喚起する公共広告に出演している。アンジーがUNHCRと共同で制作した30秒の映像には、紛争に巻き込まれた世界中の難民の姿が映し出され、そこでアンジーが「故郷があること、心が安らぐ居場所があることを、ほとんどの人々が当たり前だと思っています。でも、紛争などで国を追われた人々にはもうそれがありません。二度と帰れない人たちも大勢います」と語り、「世界難民の日に思い出してほしいのです。世界中の何百万人という人が故郷を追われていることを。忘れられてしまわないことが、彼らの帰還への唯一の希望なのです」と難民問題への関心を呼びかけた。この広告は、YouTube上のUNHCRのチャンネルで視聴できる。(text:Yuki Tominaga)UNHCRチャンネル(YouTube)© Splash/AFLO■関連作品:ソルト 2010年7月31日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:アンジー来日決定!『ソルト』ポスター画像&最新予告編が解禁!ブランジェリーナが家族や友人とビーチ・パーティブランジェリーナ、小規模の結婚式を計画中?家族サービスに慈善活動…、大忙しだったブランジェリーナのイースター休暇ブランジェリーナ、サラエボを電撃訪問 ボスニア紛争後に難民生活を続ける家族と面会
2010年06月17日アンジェリーナ・ジョリーが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として2日、パートナーのブラッド・ピットと実子の双子を連れてシリアのイラク難民を訪問した。アンジーとブラピは先週金曜、シリアの首都・ダマスカスで生活しているイラク難民の2家族を訪問し、彼らの話に耳を傾けた。数万ものイラク難民はシリアや周辺諸国から帰国したが、それ以上の難民がまだ帰国が叶わずにいる状態だという。「多くのイラク難民が、イラクでの経験からひどいトラウマを抱えていて、祖国に戻れずにいます。選挙を控え、セキュリティの問題や基本的なサービスの欠如による不安定さも問題です」とUNHCRの発表した声明で語るアンジェリーナは「彼ら(イラク難民)はこれからも国際社会からの援助を必要としています」と訴えた。アンジーはシリアのバッシャール・アル=アサド大統領と夫人にも面会、イラク難民の現状や彼らの健康や教育の問題について話し合った。1歳2か月になった双子のヴィヴィアン・マーシュリーンちゃんとノックス・レオンくんと過ごす時間ももちろん大切にしていて、ヨルダンのアンマンでは子供たちを連れてアイスクリーム・ショップへも立ち寄った。「Just Jared.com」によると、アンジーが選んだフレーバーはマンゴー、ブラピはクロカン(ピーカンとキャラメルとバニラ)だったとか。最近は別行動も増えているブランジェリーナだが、国際貢献をしつつ家族の絆も深めるという離れワザを見せてくれた。(text:Yuki Tominaga)写真は、12日、ソマリアとケニアの国境沿いにある難民キャンプに訪れた際のアンジェリーナ。© Reuters/AFLO■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:恋したい“大人”な俳優は誰?MTVオリジナルiTunesダウンロードカードを10名様プレゼントブラピ、「トム・クルーズ主演作を批判していない」ブラピの新作プレミアで、ブランジェリーナが久々にツーショット披露!アンジーの誕生日プレゼントをお買い上げ?ブラピがスイスの現代アート展に出没【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ
2009年10月05日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが設立した慈善団体「ジョリー・ピット基金」が、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によるパキスタンの難民救済支援のため100万ドルを寄付したことが明らかになった。同機関によると、パキスタンでは今年に入ってから、北西部で政府軍とタリバンの抗争が激化し、200万人もの人々が住む家をなくしている状態で、過去10年間で人道的に最も厳しい危機を迎えているという。アンジーは2001年にUNHCR親善大使に任命されて以来、3度パキスタンを訪問しており、2005年にはブラピも一緒に同地を訪れている。アンジーは18日、ワシントンDCで開かれた世界難民の日のイベントにも出席、各地で出会った難民たちの窮状について声をつまらせながら語り、「彼らは私がいままで出会った中で最も素晴らしい人々です」とスピーチを行った。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ベンジャミン・バトン数奇な人生 2009年2月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 Paramount Pictures Corporation and Warner Bros. チェンジリング 2009年2月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、遂に結婚?キャメロンは笑顔の復帰ブランジェリーナ、今度はインドから養子を迎える?思わぬ機会に同席が実現、ブランジェリーナと元妻ジェニファー・アニストン【第81回アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ブラック編〜アカデミー賞有力『ベンジャミン・バトン』脚本家の動画コメントが到着!
2009年06月19日