KDDIは15日、Androidタブレット「Xperia Z2 Tablet SOT21」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、「auシェアリンク」機能をサポートする。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となり、時計デザインやホーム画面など各種UIが変更されるほか、スマートフォンに届いた通知をタブレット上で受け取れる「auシェアリンク」に対応する。アップデートは、ホーム画面から「ツール」「更新センター」「本体ソフト」「ダウンロード」と進み、案内に従って操作することで行える。更新時間はWi-Fi、4G(LTE/WiMAX 2+)接続時で約40分、3G接続時で約80分。更新後のビルド番号は、「23.1.G.2.151」。「メインメニュー」「設定」「端末情報」と進むことで確認できる。
2015年12月16日サイボウズは12月15日、「サイボウズLive TIMELINE」のAndroid版を提供開始した。同サービスはGoogleplayにて提供される。また、「サイボウズLive TIMELINE」iOS版およびAndroid版は、グッドパッチと共同開発したことが発表された。グッドパッチとの共同開発の背景としては、「ビジネスパーソンのための無料グループウェア」から「チームを生み出すグループウェア」となった「サイボウズLive」の新コンセプト実現のために、話したい相手とすぐにやり取りができるUI/UXの優れたグループチャットにすべく、さまざまな企業のアプリやウェブサービスのUIデザインを手がけるグッドパッチにアプリUIの設計およびデザインを依頼したとしている。グッドパッチは、家計簿アプリ「MoneyForward」、2015年度グッドデザイン賞を受賞した新築・分譲マンション選びの新サービス「TALKIE(トーキー)」などのUIデザインを手がけているとのこと。今後「サイボウズLive」は、新コンセプトに対する評価をヒアリングするため、ユーザー会の開催を全国各地で予定している。
2015年12月15日Facebookは12月9日、セキュリティチェックアップ機能をAndroidアプリでも利用できるようになったと発表した。デスクトップ向けに7月より提供している「セキュリティチェックアップ」ツールは、しばらくFacebookをにアクセスしていないブラウザや端末からFacebookをログアウトしたり、もし第三者が未知のパソコンや携帯からアカウントにアクセスした時に通知を受け取れるログインアラート機能をオンにしたり、パスワードを保護するための設定を簡単にできる。デスクトップ向けの提供では、「利用中のFacebookアカウントの安全性を簡単に高めることができる」と世界中で好評価を得られたことから、Androidアプリでも提供することになったという。Facebook利用者は、ネットのセキュリティに関するニュースに日々触れているため、「Facebookアカウントの安全性を高めるためにどのような設定が提供されているか、分かりやすく説明することが重要である」と考え、機能の開発にいたったという。セキュリティチェックアップ機能は、Android版Facebookアプリの「ヘルプセンター」か、デスクトップから専用ページへアクセスすることで利用できる。
2015年12月10日米Microsoftは9日(現地時間)、Windows 10のパーソナルデジタルアシスタント機能「Cortana」を、iOSおよびAndroid向けに正式公開した。提供先は米国、中国で、App StoreもしくはGoogle Playからダウンロードできる。同社は5月、「Cortana」をスマートフォン向けアプリとして提供すると発表済み。Android版のベータ公開などを経て、今回、iOSとAndroid版が正式公開された。天気や株価など通常の検索機能のほか、主な機能として、端末のロケーションと連携したリマインド機能や、不在着信の履歴を自分が使うPCに同期させるといった機能を備える。また、PCとスマートフォンの両方で、スケジュールや重要な情報を確認できるようになる。一方で、設定やアプリの切り替え、「Hey Cortana」の呼びかけによる起動といった動作は、現状のiOS/Androidの「Cortana」ではできない。ただし、Cyanogenとのパートナーシップにより、AndroidをカスタマイズしたCyanogen OS上では「Hey Cortana」の呼びかけによる起動が可能という。「Cortana」アプリは9日から米国、中国で提供開始。対応OSはiOS 8以降、Android 4.1.2以降。
2015年12月10日米Googleは12月7日(現地時間)、Android用「Chrome」にセーフブラウジングの標準提供を拡大したことを発表した。セーフブラウジングは、マルウエアやフィッシングなどユーザーに害を及ぼす疑いのあるサイトにアクセスしようとした際に警告を表示するサービスだ。モバイル版Chromeでもデータ圧縮機能を有効にした場合に利用できたが、その存在を知るユーザーは少なかった。バージョン8.1からGoogle Play Servicesにセーフブラウジングが組み込まれており、バージョン46以上のAndroid版Chromeが同サービスを利用する初のアプリになった。デフォルトでオンになり、オン/オフの状態はChromeの[設定]の[プライバシー]→[セーフブラウジング]で確認できる。
2015年12月08日米GoogleがAndroid 6.x Marshmallowのアップデート「Android 6.0.1」をリリースした。Nexusデバイスのファイルを配信する開発者向けサイトから、Nexus 6P/5X/6/5、Nexus Player、Nexus 9/7(2013)のファクトリーイメージを入手できる。Android 6.0.1は、Unicode 8.0の約200個の絵文字を新たにサポートする。今年10月にiOSがiOS 9.1でUnicode 7.0および8.0の絵文字に完全対応しており、iOSユーザーとのメッセージのやり取りでAndroidが未対応の絵文字では空白が表示されていた。絵文字のほかは、タブレットUIで画面下部のバーのデザインが変更された。「戻る」「ホーム」ボタンが左端に、「マルチタスク」ボタンが右端に配置され、横向きでアクセスしやすくなった。またAndroid 6.0で省かれた「Do Not Disturb」の設定の「Until next time」が復活した。
2015年12月08日Androidの生みの親として知られる元GoogleのAndy Rubin氏が、再び携帯電話ビジネスに戻ってくるという噂が持ち上がっている。Androidプラットフォームを開発し、かつては買収前のDangerでユニークな端末の開発も行っていたRubin氏だが、次のビジネスは再び携帯端末の世界になるとみられる。同件はThe InformationでAmir Efrati氏が関係者の話として報じている。それによれば、Rubin氏は最近になりAndroid携帯ビジネスへの復帰をほのめかしており、実際に新会社設立に向けた人員確保に乗り出しているという。同氏は2013年にGoogle内部の事業部改編の中でAndroidビジネスを離れ、ロボティクス分野担当となっていた。その後、2014年秋に同社を離れ、翌2015年春に自身の新事業であるPlayground Globalを立ち上げた。Playgroundはハードウェア開発会社支援のいわゆるベンチャーキャピタル(VC)であり、今回噂になっているAndroid携帯の新会社もまたPlaygroundの出資機構を使うようだ。なお、立ち上げ時は4800万ドルの資金を扱うといった断片的な情報しかなかったPlaygroundだが、準備期間を経て半年以上が経過したことで、少しずつ規模が大きくなっているようだ。アップデートされたLinkedInのプロフィールによれば、現在本社はロスアルトスからパロアルトへと移っており、会社の従業員規模も51~200人となっている。The Informationによれば、資金規模も3億ドルまで増加しており、比較的近いうちに何らかの情報アップデートが行われることになるかもしれない。そのときを楽しみにしておこう。
2015年12月04日Net Applicationsから2015年11月のモバイルOSシェアが発表された。2015年11月はAndroidとWindows Phoneがシェアを伸ばし、iOSはシェアを減らした。iOSのシェア減少は、iPhoneやiPadの新製品の出荷がある程度落ち着いてきた結果と見られる。Androidのシェア増加とiOSのシェア減少という傾向が長期にわたって続いている。バージョン別に見ると、iOSではiPhoneおよびiPadの双方でシェアを減らしている。Androidでは変化は少ないものの、徐々により新しいバージョンへのシェアのシフトが確認できる。Android端末は全体の上ではシェアの増加が続いているが、個々のバージョンへの分断化も進んでおり、複数のバージョンが混在する状況になっている。
2015年12月03日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『Android Wearの登場でスマホは変わるの?』という質問に答えます。***Android Wearは、Androidスマートフォンと同じAndroid OSをベースとしたウェアラブル端末/スマートウォッチの規格です。OSの仕様や対象ハードウェアのスペック、操作性や外観といったユーザインターフェイスの部分は異なるものの、OSとしての基本機能は共通しています。開発環境が共通なため、アプリ開発のノウハウを生かせることがメリットとされています。共通項が多いとはいえ、両者の用途やデザインは大きく異なりますから、Androidスマートフォンと直接の競合関係になるとは考えられません。心拍センサーやジャイロセンサーなどを搭載し、より体に近い位置にあることを生かした機能でAndroidスマートフォンを補完することが、当面の役割になることでしょう。しかし、Android Wear端末の普及が進めば、Androidスマートフォンが変化する可能性はあります。2016年に発表予定のBluetooth Smartの新規格は、バッテリー消費量を増やさずに通信速度が2倍/通信範囲が4倍になることが明らかにされていますから、Androidスマートフォンとの連携は一層密になることでしょう。そうなれば、Android Wear端末の母艦としての機能充実が図られるはずです。セルラー通信が可能になれば、Android Wear端末の存在感は格段にアップします。初のセルラー通信対応Android Wear端末「LG Watch Urbane 2nd Edition」は、残念ながら発売後間もなく販売中止/キャンセルとなり、日本では姿を見ることができませんでしたが、自律的な通話とデータ通信が可能な端末が登場すれば、スマートフォン市場を蚕食する可能性があります。デザイン性の高さにも注目です。スマートフォンは、どうしても板状にならざるをえませんが、腕時計であればデザインの自由度は高まります。実際、TAG HeuerやFossilといった腕時計メーカーがAndroid Wear市場に参入していますから、"人前で見せる"機能はAndroid Wear端末側に担わせる時代が来るのかもしれません。
2015年12月02日ブラザー販売は1日、Web会議システム「OmniJoin」の新サービスとして、Android端末からWeb会議に参加できる無料アプリの提供を発表した。「OmniJoin」は、2012年9月からサービス開始されているWeb会議システム。インターネット環境があれば、初期費用不要で使用できる。かつてはPCのみ対応だったが、2013年11月にはiOS端末をサポートしており、今回の発表によってAndroid端末でも利用できるようになった。Android用の専用アプリを用い、Google Playを通じて無料で提供される。Android用アプリがサポートする通信回線はWi-Fi / 3G / 4G / LTEで、対応OSはAndroid 4.4~5.1.1だ。なお、Android端末からWeb会議に参加する場合は、一部の機能は使用できないとしている。
2015年12月01日●まずはプリインストールOSのAndroidでQualcomm Snapdragonを積むシングルボードコンピュータ「Dragon Board」。日本でも11月末に出荷開始の予定だが、先日開催された「IoT Technology 2015」を取材した折、Dragon Board 410cをいち早く借りることに成功した。早速、プリインストールのAndroid 5.0(Lollipop)を使い、その実像に迫ってみたい。○DragonBoardでなにができるかDragon Board 410c(以下、Dragon Board)には、容量8GBのSanDisk製eMMCがオンボードで搭載されている。工場出荷時点ではAndroid 5.0(Lollipop)がプリインストールされており、電源を投入すればAndroid端末として動作する。GMS認証を取得していないため、Google PlayやGmail、Google Mapsなどのアプリはバンドルされないものの、Android端末で豊富な実績を持つQualcommのSoC「Snapdragon 410」、GPU「Adreno 306」を直接試せる環境であり、Androidアプリのプロトタイプをテストする環境として重宝されそうだ。拡張性は3基のUSB 2.0ポート(A端子×2、micro B端子×1)と、2種類の拡張スロットにより確保。USBポートはキーボード/マウスに使えることはもちろん、ドライバを用意すれば各種USB機器も利用できる。実利用を重視したためかUSBポートは1列に並べられ、ケースに収めてもかなり薄いものに仕上がりそう。電源はACアダプタなので、Raspberry Piのようにモバイルバッテリーを電源として使うことはできないものの、タフさと長時間の安定稼働という点ではDragon Boardが有利だ。スマートフォン水準の通信環境を、ボード1枚で利用できる点も大きい。Ethernetは非対応だが、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n、2.4GHz)とBluetooth 4.1をオンボードで搭載し、貴重なUSBポートを消費せず通信とBluetooth周辺機器を賄うことができる。最大13メガピクセル対応のイメージシグナルプロセッサも搭載されているので、監視カメラにも応用可能だ。Android以外のOSを利用してもいい。microSDスロット×1基を、裏面のディップスイッチを切り替えることで起動ディスクとして使用できるうえ、eMMCにOSを書き込むことも可能だ(プリインストールのAndroidを置き換える)。本稿執筆時点では、AndroidのほかにLinux(Ubuntu 15.04)、Windows 10 IoT Coreがサポートされており、いずれもeMMCをブートディスクとしてシステムを運用できる。プリインストールのLollipopにはメールアプリのほか、静止画/動画/音楽再生アプリ、Webブラウザ(Firefox)も収録されているので、デスクトップPCとして使うこともじゅうぶん可能。アプリパッケージ(APK)を追加し、自力で環境整備してもいいだろう。動画ではH.264/H.265、音声ではPCM/AAC+/MP3/WMAのハードウェアデコードに対応しているため、小型AV端末などのホビー用途も期待できる。●最初に用意するものは?Dragon Boardは、まさにボードのみの状態で販売される。ホビー用途としても普及しているRaspberry Piと比較すると、現在のところケースなどアクセサリ類の選択肢はかなり少ないため、ある程度の覚悟と準備のうえで導入に踏み切るほうがいい。プリインストールのAndroid Lollipopを動作させるために最低限必要なアクセサリは、給電用のACアダプタ(6.5V~18V/2A)、ディスプレイ接続用のHDMIケーブル、そしてケース代わりの「高ナット」とネジだ。インプットデバイスとしてUSBキーボードとマウスも必須となる。高ナットとネジは、ボードを宙に浮かせるためのもの。Dragon Boardの面積は名刺サイズでRaspberry Piとほぼ同じ、市販のRaspberry Pi用ケースに収めることは可能だが、端子の位置がことごとく異なるため流用は難しい。かといってチップ類があるため直置きは不可、手ごろなケースが発売されるまでは高ナットで浮かせて凌ぐしかない。とはいえ、それだけそろえば準備は万端。あとはAC電源を接続すれば、Snapdragonのアニメーションが表示されたあと、eMMCにプリインストールのAndroid Lollipopがブートを開始する。動作は安定しており、SoC(Snapdragon)やeMMCを覆うステンレスプレート上部の温度も室温~32度前後で推移した。高負荷の処理を長時間続ける用途でもないかぎり、特別な熱対策は必要なさそうだ。むしろ気になるのはLED。ブート時にはUSER LEDが、ブート後はWi-Fi(オレンジ)とBluetooth(青)が点灯する。特にBluetoothの青は目に焼きつくほどで、これがデスクトップで光り続けるのは厳しい。やはり常用するならケースは必須だろう。●音楽や動画の再生を試す。ベンチマークも。○Dragon Boardで「素のLollipop」を使うDragon Boardにプリインストールされているのは、GMS認証のない"素のLollipop"だ。スマートフォン/タブレット向けのOSという事情を考慮すると、本稿で使いやすさを論じても意味がない。そこで、ホビー用途としてのDragon Boardの素性はどうか、という1点に絞ってチェックしてみた。まずは音楽再生。ハードウェアデコード可能なコーデックとしては、PCMとAAC+(HE-AAC/HE-AAC v2)、MP3、WMAなどが挙げられており、一通りのオーディオ再生が可能なようだ。試しに付属の再生アプリ「音楽」でMP3 256kbps(VBR)を再生してみたところ、HDMI経由でテレビのスピーカーから出力された。ただし、OSレベルでサポートされないFLACやALACといったロスレスコーデック、およびハイレゾ品質の音源は再生できないため、こうした音楽の再生には別途アプリが必要だ。音声出力はHDMIのほか、Bluetooth(A2DP)を利用できる。前述したとおり、ボード上のLEDが煌々と光り続ける難点はあるものの、ワイヤレスということもあり気軽に楽しめる。楽曲はmicroSDカードに保存しておけるので(Androidの制約かUSB Aポートに接続したUSBストレージは認識されない)、リモコンを用意できれば音楽再生専用機としての道も拓けそうだ。静止画/動画の再生にも利用できる。ハードウェアデコードできるコーデックはH.264(最大1080p@30fps)とH.265(720p)で、H.264でエンコードされたフルHD(1080p/30fps)のムービーが滑らかに再生できることを確認している。microSDカードを利用できるため、デジタルカメラやアクションカムコーダで撮影した静止画/動画のビューアとして使えそうだ。ところで、Dragon Boardの40ピン拡張コネクタは、DACとの通信に使うI2S(Inter-IC Sound)に対応している。現状のAndroid OSでは難しそうだが、対応ソフトやノウハウが蓄積されているLinuxを導入すれば、オーディオファン垂涎の「I2S出力対応オーディオトランスポータ」としての活用が視野に入ってくる。Raspberry Piでは、USB-DACやI2Sを利用してオーディオ機器にへの出力を楽しむユーザが増えているが、アクセサリ市場次第では今後、Dargon Boardでも同様の使い方が広がるかもしれない。処理能力だが、定番JavaScriptベンチマーク「Sun Spider 1.0.2」をFirefoxで実行したところ、トータルで1248.4msというスコアが得られた。OSやJavaScriptエンジンの違いを無視すれば、性能的にはXperia Z Ultra(Firefox 42.0で測定したところ962.4ms)を若干下回るレベルと考えていい。最新/最速のAndroid端末というわけではないが、どの程度のパフォーマンスかを想像する助けにはなるだろう。
2015年11月30日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『スマホにUSBキーボードを接続できる?』という質問に答えます。***結論からいうと、一定の条件を満たしていれば、Android端末でUSBキーボードを利用することは可能です。Bluetoothキーボードでは時折発生する通信の切断がなく、電池の手配やバッテリー残量など電源に関する心配が不要なため、文章作成を重視するユーザにとっては有効な選択肢となります。PCで使い慣れたキーボードをAndroidでも、というニーズにも応えられます。USBキーボードを接続する場合は、「MicoroBオス」を「Aメス」に変換するアダプタが必要です。数百円程度で販売されていますから、導入コストが問題になることはないでしょう。端末によってはUSBキーボードの利用を制限していることもありますが、多くの端末はこの方法で接続できます。ただし、USBキーボードを使う間は充電用の端子を塞ぐことになるうえ、わずかとはいえバッテリーを消費しますから、Android端末側のバッテリー残量には注意しましょう。Android 4.1以降の端末であれば、USBキーボードは変換アダプタ経由で接続するだけで認識されます。あとは「設定」から「言語と文字入力」画面で適切なキーボードの種類とキーボードレイアウトを設定すれば、文字入力に対応したアプリでキーボードとして利用できます。キーボードによっては、「日本語106/109キーボードレイアウト」などGoogle Playで公開されているキーマップを利用すべきかもしれません。USBキーボードを利用しはじめると、画面を半分近く占拠するソフトウェアキーボードが目障りに感じはじめるかもしれません。その場合は、ソフトウェアキーボードを非表示にするIMEアプリを導入しましょう。ATOKの場合、設定画面にある「ハードキーボードを優先」をチェックしておくと、USBキーボードが接続されたときソフトウェアキーボードが自動的に非表示となるため、おススメです。
2015年11月25日NTTドコモは25日、Androidスマートフォン「ARROWS NX F-02G」(富士通製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、ホーム画面のUIデザインが変更されるほか、ロック画面にアプリの最新通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となり、通知やランチャーなど各種UIが変更されるほか、設定メニュー内の検索なども可能となる。また、富士通独自のホームアプリ「NX!ホーム」を使用中にショートカット作成アプリによるショートカットが正しく動作しない事象の改善も含まれている。アップデートは、「設定」「端末情報」「Androidバージョンアップ」と進み、案内に従って操作することで行える。更新時間はWi-Fi、Xi/FOMA接続時で約52分。更新後のビルド番号は、「V08R23A」。
2015年11月25日KDDIは24日、Androidスマートフォン「Xperia Z3 SOL26」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。アップデートすることで、設定画面や連絡先アプリのデザインが変更する。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となり、クイック設定や電話、連絡先アプリのユーザーインターフェースが変更される。そのほか、アプリ「音声レコーダー」、「スポットリスト」が追加されるなどの変更点も含まれている。アップデートは、ホーム画面から「ツール」「更新センター」「Xperia本体ソフト更新」「ダウンロード」と進み、案内に従って操作することで可能。更新時間はWi-Fi、4G(LTE/WiMAX 2+)接続時で約35分、3G接続時で約80分。更新後のビルド番号は、「23.1.G.2.155」。「メインメニュー」「設定」「端末情報」と進むことで確認できる。
2015年11月24日NTTドコモは19日、Androidスマートフォン「AQUOS ZETA SH-01G」と「AQUOS ZETA SH-04F」(いずれもシャープ製)に向けてAndroid 5.0へのOSバージョンアップを開始した。OSアップデートにより、インカメラ利用時にも人物の顔を検出できるようになるほか、ロック画面にアプリの最新通知が表示されるようになる。アップデート後は、OSのバージョンがAndroid 4.4から5.0となり、カメラUIが刷新され、インカメラでも人物の顔を検出可能になる。通知のUIも変更。着信通知がポップアップになるほか、ロック画面を解除しなくても、最新の通知を確認できる。そのほか、設定メニュー内の検索機能、日本語入力ソフトウェア「S-Shoin」に対応する。アップデートには、不具合修正も含まれており、Android標準メールアプリで、添付されたデータが取得できない事象が改善される。アップデートは、「設定」「端末情報」「Androidバージョンアップ」と進み、案内に従って操作することで可能。更新時間はWi-Fi、Xi/FOMA接続時で約57分。更新後のビルド番号は、「AQUOS ZETA SH-01G」が「02.00.02」「AQUOS ZETA SH-04F」が「02.00.01」。
2015年11月19日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『日本で「Android Auto」を使えますか?』という質問に答えます。***結論からいうと、2015年10月現在の日本では「Android Auto」を使うことはかなり困難です。3月にアメリカとイギリス、オーストラリアの3カ国で同名アプリの公開がスタートされましたが、日本のGoogle Playでは未公開です。しかも、対応システムもAndroid 5.0 Lollipop以降に制限されています。自動車標準装備のシステムでの対応も、日本向けには時間がかかりそうです。2014年6月の発表以降、多くの自動車メーカーが対応を表明しているものの、実際に販売が開始された車種はHYUNDAI Sonataのみです。HYUNDAIは事実上日本市場から撤退(メンテナンスのみ)しているため、入手性の問題もあります。このように日本での利用はかなり困難な状況ですが、本邦自動車メーカーではホンダ、マツダ、三菱自動車、日産、スバル、スズキの5社がサポートを表明しており、いずれは対応車種が発売されることでしょう。本邦の車載システムメーカーでは、すでにパイオニアが対応製品(AVH-4100NEX)を海外で発売しています。アルパインやクラリオン、JVC KENWOOD、富士通テンなど車載インフォテインメントシステムを手がける複数のメーカーがOpen Automotive Alliance(OAA)に参加しており、近く対応機を発売することが見込まれます。この記事では具体的な企業名を挙げることを控えますが、7月に某海外自動車メーカーが出したプレスリリース(日本語)ではAndroid Autoについて言及されており、そこには「2015 秋より」と時期が具体的に示されています。Googleが出した文書ではありませんが、自動車メーカーや車載インフォテインメントシステムメーカー側の準備も必要な機能である以上、一定の信ぴょう性はありそうです。
2015年11月19日テックウインドは11日、QNAP製の「Turbo NAS」シリーズとして、Android端末としてもNASとしても使用できる2モデルを発売した。内蔵HDDが2TB×1台の「TAS-168」と、2TB×2台の「TS-268」を用意。価格はオープンで、店頭予想価格は「TAS-168」が42,800円前後、「TS-268」が57,800円前後。○TAS-168QNAP独自のNAS用OS「QTS」に加えて、Android OSも搭載したデュアルOS仕様のNAS。ストレージであるNASとしての一面と、保存したデータの再生などが可能なAndroid端末としての一面を持つ。ドライブ構成は2TB×1台。出荷時にシステムのセットアップは完了しているので、あとはHDMIケーブルでディスプレイやテレビと接続して、Androidの初期設定を行えばすぐに使える。Android側からは「QFile」や「Qvideo」といったQNAPの独自アプリを使用して、NASのデータ領域にアクセス可能。映像と音声のハードウェアデコード機能を持ち、本体のHDMIポートからのH.265コンテンツ出力にも対応している。一般的なAndroid端末と同じように、Google Playからアプリのダウンロードも可能だ。NASとしての機能は、これまでのQNAP NAS製品とほぼ同等。独自OS「QTS 4.2」を搭載し、プラットフォームを問わないファイル共有や、「myQNAPcloudサービス」によるリモートアクセス機能などが使える。そのほか、デバイス間でデータを同期する「Qsync」、クラウドサービスへのバックアップ機能などを搭載。ストレージ領域はAndroid側と共有されているため、AndroidでダウンロードしたコンテンツをQTSで管理することもできる。転送速度は連続読み込みで約100MB/s。リモコンが付属し、Android OSのリモコン操作に対応する。主な仕様は、CPUがARM(1.1GHz)、メモリがDDR3 2GB。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×1基、USB 2.0×4基、HDMI×1基。対応OSはWindows XP以降、Windows Server 2003以降、Mac OS X以降。○TAS-268「TAS-268」は、2TB HDD×2基を内蔵するモデル。RAID 1に対応している以外、基本仕様や機能はTAS-168とほぼ共通。
2015年11月12日米Appleは11月10日(現地時間)、Google Playにて音楽配信サービス「Apple Music」のAndroid用アプリを公開した。アプリはベータ版で、バージョンは0.9.0、Android 4.3以上に対応となっている。Apple Musicは、3,000万曲以上を再生できる定額制音楽配信サービス。料金は個人プランで月額980円、最大6人がアカウントを共有できるファミリープランで月額1,480円となっている。利用開始後3カ月は無料トライアルが適用される。これまでApple Musicが対応していた環境は、iPhone、iPad、iTunesソフトなどだったがAndroid端末でも利用できるようになった。Android用「Apple Music」(バージョン0.9.0)では、「For You」「New」「Radio」「Connect」「My Music」などの主要機能を利用できるが、ミュージックビデオ機能には対応していない。また、ファミリープランの新規契約や個人プランからのアップグレードはサポートしておらず、iOSやMac用のアプリを利用する必要がある。
2015年11月11日Appleは11月10日、Android用「Apple Music」アプリのベータ版の提供を開始した。Google Playから入手できる。Apple Musicは、Appleが提供するサブスクリプション型の音楽サービスだ。Apple製品以外ではWindows PCで利用できたが、Apple製品以外のモバイルデバイスへのサービス提供はAndroidが初めて。すでにApple Musicを契約している場合は、サインインするだけですぐに利用できる。Androidアプリ版からサービスを新規契約し、3カ月の無料トライアルを開始することも可能。ベータ版(バージョン番号: 0.9.0)では、音楽ビデオが「まもなく登場」になっており、またファミリーメンバーシップの契約またはアップグレードを行えないが、「For You」「New」「Radio」「Connect」「My Music」といったApple Musicの主な機能は揃っている。
2015年11月11日米Googleは5日(現地時間)、Android用「YouTube」アプリの最新アップデートで、VR動画の再生をサポートしたと発表した。Android搭載のスマートフォンで利用でき、ダンボール型VRキット「Cardboard」と組み合わせて使用する。今回のアップデートでは、動画再生時に右下に表示されるCardboardアイコンをタップすることで、VR動画の再生が可能となった。VR動画の再生では、端末の向きに応じて360度方向で映像を視聴でき、奥行き感も適切に再現される。合わせて、通常の投稿動画も、再生時のメニュー内に新設されたCardboardアイコンをタップすることで、VR用表示が可能となった。「YouTube」アプリのアップデートではこのほか、[登録チャンネル]、[アカウント]情報をタブごとにまとめ、[ホーム]タブからアイコンのタップやスワイプ操作で手軽に遷移できる新デザインが適用されている。
2015年11月06日米Googleは2日(現地時間)、Chrome OSをAndroidに統合するという噂を否定する声明を公開した。今回の声明は、Wall Street Journalが現地時間29日に公開した記事に、AndroidにChrome OSを組み込む計画があると記載されたことを受けたもの。GoogleのChromeチームは、「Chrome OSを段階的に終了させる計画はない」と公式ブログで噂を否定した。同社は6年前のChrome OSリリース時、「より早く」「より簡単に」「よりセキュアに」とChrome OSを特徴付けたが、この特徴が特に米国の文教市場で受け入れられていると説明。今後もさまざまな形のChrome OSを再定義していき、2~3週間後にはAsusのChrome OS搭載スティック型PC「Chromebit」を85ドル(約10,300円)で提供。また、2016年にはChromebookの新モデルも予定するという。
2015年11月04日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『ワイヤレス充電って、今後なくなるの?』という質問に答えます。***ケーブルを使わず、特定の装置に載せるだけでスマートフォンなどの家電製品をチャージできる「ワイヤレス充電」。日本国内では2011年からワイヤレス充電規格「Qi(チー)」に対応したAndroid端末が登場しはじめました。2015年現在、数千カ所以上の飲食店やコンビニエンスストアにQi充電スポットが設置されるようになり、一定の利用者数と知名度を獲得しています。国内キャリアも、NTTドコモが「おくだけ充電」の愛称でQi対応Android端末を展開するなど対応を進めてきましたが、2014年に対応端末は発売されず、2015年はGalaxy S6とGalaxy S6 edgeのみでした。auも2015年のQi対応Android端末はGalaxy S6 edgeとTORQUE G02の2機種です。2013年頃と比較すると、減少傾向にあることは確かなようです。考えられる原因は3つあります。ひとつは、Qiに対応するためには端末側にレシーバーが必要なため、そのぶん端末の厚みが増してしまうことです。薄さは端末の重要なポイントですから、たとえ1mm程度であっても見逃せません。2つめは、出力にあります。ここ数年スマートフォンの電池容量は増加傾向にあり、3000mAhを超える端末も少なくありません。一方では高機能化により電力消費量が増えているため、急速充電機能は半ば必須となりました。ケーブル利用に比べ出力が小さいワイヤレス充電では、そのニーズを満たすことができません。3つめは、USB Type-Cの登場です。出力は最大で20V×5Aと、USB 2.0(5V×0.5A)やUSB 3.0(5V×0.9A)に比べ大出力となり、充電速度は大きく向上しました。さらに、端子を挿すときに上下の向きを気にする必要がないため、充電の手間も軽減されています。ワイヤレス充電が便利な機能であることは確かですが、市場のすう勢は充電にかかる手間の軽減よりもスピード重視にあるように見えます。ワイヤレス充電の大出力化と薄型化が進まないかぎり、現状を変えることは難しいかもしれません。
2015年11月03日GoogleがChrome OSをAndroidに統合するという憶測について、同社のHiroshi Lockheimer氏 (SVP: Android, Chrome OS, Chromecast)が公式ブログで声明を公開し、Chrome OSの存続を言明した。これは10月29日にWall Street Journalが公開した「Alphabet’s Google to Fold Chrome Operating System Into Android」という記事が発端となって広がった噂である。記事は計画を知る人物から得た情報をまとめており、それによるとGoogleは約2年前にChrome OSとAndroidを組み合わせるプロジェクトをスタートさせた。将来的にはAndroidベースのOSをPC向けにも展開するようにChrome OSを統合する計画で、新しい単一のOSの開発版を来年に披露し、2017年にリリースするという。この報道によって、Chrome OSおよびChromebookの提供がいずれ終了になるという憶測が広がっていた。GoogleのLockheimer氏は、過去6年間で「高速」「シンプル」「安全」といったChrome OSの特長が広く知られるようになり、特に学校においてChromebookの採用が進み、米国では最もアクティベートされている教育向けデバイスになったと指摘。「Chrome OSを段階的に終了させる計画はない」と噂を否定した。新しいメディアプレイヤー、マテリアルデザインをベースとしたデザイン改良、パフォーマンスの改善など、今もChrome OSを向上させるアップデートの提供計画が進んでおり、また2016年にもたくさんのChromebookの新製品が登場するという。ただし、Lockheimer氏は声明の中で「2つのOSの最良な部分をまとめる取り組みを進めてきた」とも述べている。Androidに統合されてChrome OSが終了になるという噂は記事から一人歩きしたもので、Wall Street Journalは記事の中で以下のように報じていた。「Chrome OSは、他の企業がノートPCに採用できるようにオープンソースのOSとして存続し、Googleのエンジニアが引き続き開発に携わる。しかしながら、GoogleはノートPC向けOSとしてAndroidを拡張することに力を注ぐと情報筋の1人は述べた」GoogleがノートPC向けにAndroidを展開する可能性には、Lockheimer氏はコメントしていない。同社は9月に、これまでChrome OS搭載製品のみだったPixelシリーズに、Androidを搭載した10.2インチタブレット「Pixel C」を追加した。フルサイズキーボードのカバーが用意されており、基本的にタブレットだが、ノートPCとの2-in-1スタイルのように使用することもできる。
2015年11月03日ロジテックINAソリューションズは29日、AndroidスマートフォンやタブレットでDVDを再生できる外付ドライブ「LDR-PMH8U2P」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。10月29日に発売する。価格は税別6,980円。専用アプリ「Logitec DVD Player」をダウンロードすることで、Android端末に接続してDVDが再生できるDVDドライブ。PCレスで手軽に再生できるため、ベッドなど場所を選ばずにDVDを視聴するのに適するという。電源は、付属ケーブルを使用してUSBポートから供給。USBモバイルバッテリと接続すれば、コンセントのない場所でもDVDの再生を行える。レジューム再生に対応し、途中で再生を止めた場合でも、次回再生時に途中から視聴を続けられる。PCと接続すればライティング機能も使用可能。主なメディアの最大書き込み速度は、DVD-R(1層) / +R(1層)/ +RW /が8倍速、DVD-R DL(2層) / +R DL(2層) / DVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW138×D134×H19mm、重量は280g。対応OSはWindows XP(SP3) / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5以降、Android 4.2.2以降。
2015年10月29日カシオ計算機は29日、Android 4.4以上に対応した作曲アプリ「Chordana Composer for Android」を発表した。同日からGoogle Playで販売を開始しており、価格は500円(税込)。すでにiOS版の「Chordana Composer」をリリース済みだが、Android版が登場した。Androidスマートフォン/タブレットの内蔵マイクを利用し、短いメロディーを鼻歌で入力すると、イントロとエンディングも付いた伴奏入りのオリジナル曲を自動的に創作してくれる。画面上の鍵盤を使った入力も可能だが、音楽や楽器の知識がなくても作曲を楽しめるのが特徴だ。なお、画面デザインや操作性、機能などは、iOS版とまったく同じではない。自動作曲の際は、曲のジャンル(10種類)、曲調(3種類)が選べる。曲のジャンルは、ポップス1、ポップス2、ポップロック、ロック、ジャズ、ジャズバラード、ダンス系、クラシカル、ラテン(以上の9種類はiOS版と同じ)に加えて、今回のAndroid版では新たに「演歌」を搭載した。曲調の選択肢は、楽しげな、バラード調、ノリの良い、という3種類だ。また、小節単位のメロディー変化幅、メロディーの動きの大きさ、助奏(オブリガート)の有無なども指定できる。音楽の知識がある人向けに、自動作成した曲を五線譜で編集する機能を持たせた。作成した曲はMIDIデータに変換でき、このMIDIデータをメール添付などでPCへ送信し、MIDIデータに対応した音楽ソフトで扱うといった使い方も可能だ。
2015年10月29日大日本印刷(以下、DNP)はこのたび、100%子会社となるDNPハイパーテックが、インテル Atomプロセッサーを搭載したAndroid端末(以下、インテル Android)に対応する「CrackProof for Android (インテル Atom版)」を開発し、11月1日より提供を開始すると発表した。「CrackProof for Android」とは、DNPハイパーテックが開発・提供するモバイルゲームやモバイルバンキング等のアプリの不正改ざんを防止するクラッキング対策ソフト。有料サービスの課金をさせない「課金システムはずし」や不正コピー、ゲームで本来とは異なる動作をさせる「チート」など、横行するクラッキング被害からAndroidアプリを保護するだけでなく、アプリの動作速度を低下させないとして、金融機関や家電メーカ、ゲームメーカーなどに採用されている。今回、インテル Android向けアプリへ対応したことにより、アプリ本来のパフォーマンスを損なわず、クラッキング対策となるセキュリティの確保を実現したという。価格は、1アプリにつき年間利用料200万円(税別)~となる。DNPハイパーテックは今後、同製品を国内外のAndroidコンテンツ配信企業向けにクラウドサービスとして提供し、2016年度で2億円の売上を目指す。
2015年10月19日米YouTubeは15日(米国時間)、Android向けゲーム実況アプリ「YouTube Gaming」をアップデートした。これにより、Android端末からゲームプレイの実況配信や録画が可能になる。Android版「YouTube Gaming」の最新バージョンでは、「Mobile Capture」機能が追加され、アプリ上でゲームプレイの実況配信できるようになった。また、端末のインカメラでユーザーの顔を入れた動画の作成にも対応。そのほか、任意の実況者を金銭的に支援する「Sponsorships」機能も追加された。毎月一定額を寄付すると、実況者とのチャットに参加できるなどの特典を受けられる。「YouTube Gaming」は、ゲームやゲームコミュニティに特化したサービス。25,000以上のゲームタイトルの専用ページが設けてあり、それぞれのページから関連する動画やライブストリーミング、ゲームパブリッシャー、YouTubeクリエイターのチャンネルにアクセス可能。チャンネル登録をすれば、ライブストリーミング配信が始まる際に通知を受け取れる。アプリは、米国と英国のみの提供だが、Webサイトからであれば、日本国内でも利用できる。
2015年10月17日BLUEDOTは15日、店頭予想価格が税込7,980円の7型Androidタブレット「BNT-71W」を発表した。発売日は11月13日。15日から予約販売を受け付ける。「手軽に使える」という従来機のコンセプトを進化させ、Android 5.1およびクアッドコアプロセッサを採用した新モデル。搭載する7型液晶は解像度が1,024×600ドットで、広視野角のIPS方式を採用する。主な仕様は、CPUがARM Cortex-A7(1.3GHz、クアッドコア)、メモリが1GB、ストレージが8GB、通信機能がIEEE802.11b/g/nとBluetooth、カメラ機能が前面30万画素、バッテリ駆動時間が約5時間半(Wi-Fiオフ、液晶輝度50%で動画再生時)など。インタフェースとして、microSDカードスロット、microUSB、ミニHDMI端子を装備する。本体サイズはW192×H116×D10mm、重量は約295g。
2015年10月16日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhone対応リモコン付きイヤホン、Androidで使える?」という質問に答えます。***たくさんのリモコン付きのイヤホンが販売されています。手もとで音量調整や曲送り/戻しができるため、通勤電車など混雑した場所で操作したいユーザには歓迎されています。iPhone対応をうたう場合、「Made for iPhone」ロゴ取得のためのコストが反映されているのか、リモコンなしモデルに比べ若干割高になりますが、種類は豊富です。iPhone(iOS)用リモコン付きイヤホンが使えればなあ、と考えるAndroidユーザも多いのではないでしょうか。しかし、iOS用リモコンは一部のボタンがAndroid端末では動作しません。中央に曲再生/停止ボタン、その上下に音量調整ボタンという3ボタン構成がもっともポピュラーなデザインですが、Android端末で使えるのは中央ボタンに限られます。曲再生/停止と着信時の通話/終話、マイク内蔵型の場合ハンズフリー通話といった機能は利用できますが、特に利用頻度が高い音量調整はボタン式リモコンで行うことはできないのです。このようにAndroid端末では機能制限があるiOS用リモコンですが、アプリを使うという手があります。たとえば、ソニーモバイルは「SmartKey」、Philipsは「Philips Headset」というアプリを配布し、ボタンのダブルタップ/トリプルタップに機能を割り当てることで、音量調整できない問題への対処を可能にしています。ただし、最近では動作機種を切り替え可能なタイプのリモコンも登場しています。AKGのカナル型イヤホン「N20U」を例にすると、背面スイッチでAndroid用とiOS用を切り替えることができます。まったく変わらず動作しますから、AndroidとiPhone/iPadを併用しているユーザには安心でしょう。
2015年10月16日ソフトバンクは14日、Y!mobileブランドで販売するAndroidスマートフォン「Nexus 6」向けに、Android 6.0(Marshmallow)へのOSバージョンアップとなる最新ソフトウェアの配信を開始した。ソフトウェアは、Android 5.1.1(ビルド番号LMY48T)を利用しているNexus 6が対象となり、自動で配信される。なお、アップデート中は、110番や119番などを含む携帯電話の各機能を利用できない。また、更新後に以前のAndroidバージョンへ戻すことは不可能。更新後のビルド番号は「MRA58K」。Android 6.0では、音楽やメッセージアプリ利用中にホームボタンを長押しすると、再生している楽曲、メッセージ内容に関連するアプリへのリンクが表示される「Now on tap」機能を新たに搭載。また、バックグラウンドで動作中のアクティビティを抑制する省電力モード「Doze」が導入されている。
2015年10月15日