KDDIは、同社が販売するAndroidスマートフォン「GALAXY S5 SCL23」に対し、Android 5.0へのアップデートを提供開始した。アップデートは、Wi-Fi接続時で約30分かかるとしている。Android 5.0へのアップデートには、画面デザイン、背景のテーマ色の変更や、ロックスクリーン上の通知が、アイコンからポップアップになるなど、様々な新機能が含まれている。アップデートは、ホーム画面の「アプリ」から「設定」、「端末情報」、「ソフトウェア更新」、「今すぐ更新」とタップしていくことで可能。所要時間は、Wi-Fi/LTE接続時が約30分、3G接続時が約40分。更新後のベースバンドバージョンは「SCL23KDU1COE7」となる。アップデート中は、110番、119番、118番への電話も含め、全ての機能が利用できなくなる。また、アップデート後Android 4.4へ戻すことはできない。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月09日米Appleは、Androidデバイス利用者向けに、iOSへのスムーズな移行を可能にする「Move to iOS」アプリを提供する。提供時期については明らかにされていないが、iOS 9のプレビューサイトに概要が掲載されており、iOS 9がリリースされる今秋になるとみられる。Move to iOSアプリを利用することで、Androidデバイスで利用していた連絡先、メッセージの履歴、写真、動画、ウェブサイトのブックマーク、メールアカウント、カレンダー、壁紙、DRMフリーの楽曲と書籍をワイヤレスで容易にiOSデバイスに移すことができる。Androidデバイスで利用していたTwitterやFacebookといった無料アプリの移行もサポートされる。有料アプリについては、iTunesのウィッシュリストに追加される。
2015年06月09日Google Japanは8日、 Android 5.0 Lollipop搭載デバイスやAndroid Wear、Android TVを体験できるイベント「祭 with Android」を東京・港区の六本木ヒルズで開催すると告知した。期間は2015年6月16日~2015年6月21日まで。開催時間は6月16日~19日が15時~21時、6月20日・21日が12時~22時。「祭 with Android」では、Android搭載のスマートフォン2台をバチのよう振り太鼓を叩くように遊ぶリズムゲーム「Android Taico」や、Android 5.0 Lollipop搭載のスマートフォンで操作するクレーンゲーム、Android 5.0 Lollipopを搭載端末を体験できる「Android Cafe」などが展開される。「Android Taico」のゲームミュージックは、音楽プロデューサーのヒャダイン氏が担当。また、クレーンゲームではオリジナルグッズが獲得できるほか、公式サイトで案内されている「祭 PASS」を提示したユーザーには、フード屋台でたこ焼き・ラムネ・わたあめが無料でプレゼントされるといった特典を用意する。このほか、ウェアラブル向けプラットフォーム「Android Wear」の使いこなし方を紹介するワークショップも、6月20日、21日の2日間限定で開催。時間は両日とも14:00~、17:00~の1日2回となる。詳細は公式サイトに詳しい。
2015年06月08日ソフトバンクは5日、発売中のAndroidスマートフォン「Xperia Z3」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)について、Android 5.0へのアップデートを予定していると発表した。そのほかのAndroidスマートフォンについては未定としている。Android 5.0は、ユーザーインターフェースに「Material Design」を採用したAndroid OS。「Android Smart Lock」などのセキュリティ機能や、ロック解除の動作を簡略化する「スマートロック」、省電力機能、新しくなった通知機能などが含まれている。アップデートの開始時期、方法、利用できる機能などの詳細は、提供の準備が整い次第アナウンスする。なお、同社は「AQUOS CRYSTAL」や「AQUOS Xx 304SH」(ともにシャープ製)など、そのほかのAndroidスマートフォンへのAndroid 5.0アップデートについて未定としている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月08日システナは6月5日、Androidアプリケーションの開発者向けにAndroidの脆弱性を診断するWebサービス「RiskFinder」を開始したと発表した。RiskFinderは、ファイルアクセス制限の不備による脆弱性やSSLサーバ証明書の検証不備による悪意のある第三者による盗聴、通信データの改ざんなど、さまざまな脆弱性の有無を診断できるWebサービス。総務省の「スマートフォンプライバシーイニシアチブ」に準拠しており、またIPA(情報処理推進機構)、JSSEC(日本スマートフォンセキュリティ協会)から発行されている「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」の準拠脆弱性に加え、マルウェアと間違えられやすい項目・品質に関する項目も検出する。診断結果は、Web上ですぐに提供されるため、開発したアプリのテストフェーズで利用する、納品されたアプリの検収作業の中で利用するなど、さまざまな場面で利用できる。また同社は、診断結果をもとにした開発サポートや脆弱性対策などのコンサルティングサービスも提供するという。
2015年06月05日NTTドコモは、発売中のAndroidスマートフォンおよびタブレット15機種に対し、Android 5.0へのアップデートを予定していると発表した。開始時期や方法については、同社ホームページで順次アナウンスする。Android 5.0は、ユーザーインターフェースに「Material Design」を採用したAndroid OS。「Android Smart Lock」などのセキュリティ機能や、ロック解除の動作を簡略化する「スマートロック」、省電力機能、新しくなった通知機能などが含まれている。アップデートの対象となる製品は以下の通り。スマートフォンGALAXY S4 SC-04EGALAXY Note 3 SC-01FGALAXY J SC-02FGALAXY S5 SC-04FGALAXY Note Edge SC-01GGALAXY S5 ACTIVE SC-02GXperia Z2 SO-03FXperia Z3 SO-01GXperia Z3 Compact SO-02GARROWS NX F-05FARROWS NX F-02GAQUOS ZETA SH-04FAQUOS ZETA SH-01GタブレットGALAXY Tab S 8.4 SC-02GXperia Z2 Tablet SO-05F「Xperia Z1 SO-01F」や「Xperia Z SO-02E」などが含まれていないが、同社は対象外となった機種について、「ハードウェアの制限などにより実施しない」と説明している。各製品のアップデート開始時期、方法、利用可能な機能などの詳細は、提供準備が整い次第、製品アップデートページでアナウンスする。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月04日KDDIは4日、発売中のAndroidスマートフォン8機種、タブレット2機種に対し、Android 5.0へのアップデートを予定していると発表した。開始時期や方法については、auホームページにて順次アナウンスする。Android 5.0は、ユーザーインターフェースに「Material Design」を採用したAndroid OS。「Android Smart Lock」などのセキュリティ機能や、ロック解除の動作を簡略化する「スマートロック」、省電力機能、新しくなった通知機能などが含まれている。アップデートの対象となる製品は以下の通り。スマートフォンGALAXY Note 3 SCL 22GALAXY S5 SCL23GALAXY Note Edge SCL24Xperia ZL2 SOL25Xperia Z3 SOL26isai FL LGL24isai VL LGV31AQUOS SERIE SHL25タブレットGALAXY Tab S SCT21Xperia Z2 Tablet SOT21各製品のアップデート開始時期、方法、利用可能な機能などの詳細は、提供準備が整い次第、製品アップデート情報一覧ページにてアナウンスする。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年06月04日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「Googleクラウドプリント」って何ですか?』という質問に答えます。***「Googleクラウドプリント」は、クラウドを介してパソコン/スマートフォンとプリンターを結ぶサービスです。わかりやすくいえば、"場所を選ばず文書や写真を所定のプリンターに出力"するための機能であり、一種の仮想プリンターです。利用にはGoogleアカウントが必要ですが、家族や友人を登録したGoogleグループを用意すれば、複数のメンバーでプリンターを共有することも可能です。Android端末にかぎらず、iPhoneやiPad、WindowsやMacなどのパソコンから利用できますが、Googleクラウドプリントに対応したアプリが必要です。WEBブラウザの「Google Chrome」はそのひとつで、表示しているWEBページを実在のプリンターのようにGoogleクラウドプリントへ出力できます。対応アプリからGoogleクラウドプリントへ出力されたデータは、いちどクラウド領域(Googleドライブ)へ送信されます。そこから、あらかじめセットアップしておいた実在のプリンターへ印刷イメージが送信され、紙にプリントされるという流れです。Googleクラウドプリントに対応したプリンターは、EPSONやCanon、HPといった大手プリンターメーカーから多数発売されています。直接インターネットに接続できる製品であれば、パソコンの設定は必要なく、説明書などに記された方法に従いプリンターをGoogleクラウドプリントに登録する程度で準備は完了です。直接インターネットに接続できない製品も、Google Chromeに設定をくわえれば利用できるようになります。アプリで印刷を実行したとき実物のプリンターがオフライン状態でも、問題はありません。印刷イメージはGoogleドライブに一時保存されているので、次にオンライン状態になったときに印刷を開始できます。文書をPDF化してAndroid端末に転送する機能も用意されているので、必ずしも紙に印刷しなければならないわけではありません。使い方次第では、プリンターの利用価値が高まるサービスといえるでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月30日米Googleは28日(現地時間)、開発者イベント「Google I/O 2015」にて、次期Android「Android M」のDeveloper Previewを発表した。「Android M」のDeveloper Previewでは、下記の6つのポイントが発表された。App PermissionsWeb ExperienceApp LinksMobile PaymentsFingerprint SupportPower&Charging具体的には、アプリのパーミッションが整理され、マイクやカメラ、カレンダーなど、アプリごとにアクセスできる機能を細かくカスタマイズできるようになる。また、新しいWebブラウザ体験として、セキュリティ性を高め使い勝手を改善したChromeカスタムタブを発表した。モバイル決済サービス「Android Pay」はマクドナルドやサブウェイなど、全米700以上の小売店で利用できる。また、指紋認証もサポート。ロック解除やWebでの買い物などに利用できる。このほか、USB Type-Cをサポートし、ケーブル接続時に、充電や給電、データ通信を行うかなど、接続後の挙動を選択できるようになった。電源管理システムも改善し、端末のバッテリ駆動時間を延伸。例えばNexus 9のスタンバイモード時のバッテリ駆動時間はLollipopから2倍となった。「Android M」のDeveloper Previewは、現地時間28日より、Nexus 5、Nexus 6、Nexus 9、Nexus Player向けにリリースされる。
2015年05月29日ディー・エヌ・エー(DeNA)は5月28日、同社の子会社であるDeNAロケーションズが、iPhone/iPadならびにAndroid端末向けに無料のカーナビゲーションアプリ「ナビロー」を開発し、同日より提供を開始したことを発表した。同アプリは、LOC&ALLを提供するKIMGISAと提携し、技術提供を受ける形で開発されたもので、「コンセプトはカーナビ同等以上をスマホで無料で」(DeNAロケーションズの代表取締役社長である津島越朗氏)としている。基本機能としては、交通状況に応じて5分~15分の頻度で最適なルートを再探索し、その時々の最速ルートを案内することが可能なほか、サーバへの負荷を軽減する独自技術「ビーラインテクノロジー」により、アプリ利用中のデータ通信量も抑制することを可能としている。「VICSによるリアルタイム渋滞情報と組み合わせることで、早く着く、という価値を提供することを目指している」(同)とする。また、ビーラインテクノロジーは、混んでいるときに頻繁にデータ通信を行うことで、交通情報を的確に得て、それが結果的に早く着くということの補強になるとのことで、第3者機関によって他社の類似アプリと比較してもらったところ、トータルのデータ通信量は約1/10で済んだという。さらに、オービスなどの取り締まり情報を自動的に音声アナウンスする機能や、拡張機能として運転中の映像や音声を記録する「ドライブレコーダー(ドラレコ)」機能やスマートフォンの画面上に映る前方道路上にルート案内を重ねて表示する「ARモード」も提供されるほか、自動車を降りた後、より詳細に目的地へと案内する「歩行者ナビ」や電車などの「乗換案内」も機能として提供される。加えて、2015年夏には特殊機能として、ナビに不可欠なルート案内などの音声を様々なパターンに変更できる「ナビ声」も実装される予定で、各地の方言や著名人などによるデータの提供も予定されているという。こうしたアプリの機能を活用するユーザインタフェースにも配慮が施されており、「ハニカムUI」と呼ぶ六角形のUIが複数並べられる形で、現在地を中心に、方向や距離に応じて、目的地などがヘクスマップ上に配置されるといったイメージとなっている。この情報は、フォルダごとに分けて管理することができ、そのフォルダ情報に名前を付けて、ネット上に公開することも可能といったソーシャル的な使い方も可能だ。なお、すでにAndroid向けの提供が開始されているほか、iOS向けも近日中に提供が開始される予定。基本的な利用の場合、ユーザー登録不要なほか、無料で利用可能。同社では、将来的にはO2O広告や音声データ配信などの有料ビジネスで収益を上げたいとしており、1年間で500万ダウンロードを目指したいとしている。
2015年05月28日米Twitterは26日(現地時間)、ライブ動画配信サービス「Periscope」のAndroidアプリの提供を開始した。PeriscopeユーザーはTwitterアカウントでログインし、スマートフォンを使って公開またはプライベートのライブ動画配信を簡単に開始できる。視聴者は気に入った動画で画面をタップしてハートを散らしたり、配信者にコメントを送れる。また視聴者同士で会話することも可能。3月末にiOS版をリリースした時には、提供開始から10日間で100万ユーザー突破を達成した。Android版の動作要件はAndroid 4.4 (KitKat)以上。マテリアルデザインに従ったデザインになっており、プッシュ通知が充実している。たとえば、Twitterでフォローしている人が初めてPeriscope配信を行った時(First Time Broadcasts)、Periscopeでフォローしているが他の誰かの配信をシェアした時(Followed User Shares Broadcast)などに通知を受け取るように設定できる。また視聴を中断した時に、Android版では通知エリアに表示される「Resume notification」からワンタップで視聴を再開できる。
2015年05月27日数多くの候補から自分好みのものを選択できるAndroidデバイス。高度なカスタマイズが可能なことも魅力であり強みです。しかし、その反面、わかりにくさを指摘されることもあります。ここではそんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「NFC」って必要ですか?』という質問に答えます。***スマートフォンの使い方にもよるでしょうが、NFCは"あるほうが便利"な機能のひとつです。読み取り時はともかく、待機時の電力消費量はごくわずかですから、バッテリーのもちにはほとんど影響しません。iPhoneも6/6 plusにはNFCが搭載されていますが、現在は電子決済機能「Apple Pay」専用ですから、NFCでいろいろなことができるのはAndroid端末ならではの強みといえるでしょう。NFCは、日本の電子マネー規格に多く採用されている「FeliCa」と互換性があります。決済機能については非互換のため、チャージや支払いには使えませんが、電子マネー/ICカードの残額や使用履歴を閲覧することは可能です。読み取り用アプリがインストールされていれば、カードを所定の位置にタッチするだけでアプリが自動起動され、使用履歴などの情報をスピーディーに確認できます。Bluetooth機器とのペアリングにも役立ちます。Bluetoothスピーカー/ヘッドホンを利用するときは、最初にペアリングが必要ですが、NFC対応機器であれば所定の位置にAndroid端末をかざすするだけでペアリングできます。使い終わったあとも同様に、機器にAndroid端末をかざせばペアリングを解除できます。端末間通信機能(P2P)にも役立ちます。大容量データを送受信するときには、ペアリングと認証までの手続きをNFCで行い、より高速なWi-Fi/Bluetoothに処理を引き継いで実際のデータ転送を行う「ハンドオーバー」と呼ばれる機能です。Android Beamは、この機能によりスムーズでスピーディーなファイル転送を実現しています。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月25日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『Android端末でApple Watchを使える?』という質問に答えます。***Apple Watchは、Bluetoothを利用してiPhoneと通信します。Bluetoothの規格のなかでも、電力消費量がとても少ない「Bluetooth Low Energy(BLE)」で通信するため、バッテリーのもちに悪影響を及ぼさないことがポイントです。結論から言うと、Android端末とApple WatchはBluetoothのペアリングを行うことはできません。機器の検出を開始すると、Apple Watchの検出には成功しますが、ペアリングには失敗します。これは、Apple WatchとiPhoneのペアリングに専用アプリを使うことからもわかるように、一般的なBluetoothデバイスとは異なる規格/手順でペアリングを行うためと推測できます。Apple WatchはBluetooth対応デバイスですが、利用可能な「プロファイル」はパソコンやスマートフォンほど豊富ではなく、一部に限られます。Apple Watchは直接Bluetoothスピーカーとペアリングできますから、Hi-Fiオーディオ用プロファイル「A2DP」に対応していることは確実ですが、その他のプロファイルについては不明です。もっとも、Bluetooth Low Energy(BLE)となれば話は変わってきます。BLEの通信は「セントラル(中央装置)」と「ペリフェラル(周辺装置)」という2つの役割に分かれ、スマートウォッチには後者の役割が期待されます。BLEはペアリング不要ですから、BLE対応Android端末側にセントラルとしての機能(アプリ)を持たせれば、ペリフェラルとして動作するApple Watchの情報を集めることは可能と考えられます。Apple Watchに搭載されている各種センサーの情報にはアクセスできないにせよ、存在の有無を検出する用途(iBeacon)には使えるようになるかもしれません。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月24日Instagramは5月19日、「Layout from Instagram」アプリのAndroid版と新しい編集ツール「ストラクチャ」を発表した。今回のアップデートにより、Androidユーザーも写真のコラージュを手軽に楽しむことが可能になった。また、「ストラクチャ」機能を使用することで細部にまでこだわった高度な編集も簡単に施すことができる。「Layout from Instagram」はタイマー付きの連写式セルフィー撮影機能「写真ブース」を搭載したアプリ。この機能により、最大9枚までの写真を向きやサイズを調整しながら、コラージュ写真を作成できる。このアプリはスポーツや音楽業界の利用者にも人気があり、Instagram上には、多くのクリエイティブなコラージュ写真がシェアされている。また、このアプリの編集ツールに新しく「ストラクチャ」が追加された。この機能は数日以内にiOS版アプリでも提供される予定。従来のLUX・調整・明るさ・コントラスト・暖かさ・彩度・色・フェード・ハイライト・影・ビネット・チルトシフト・シャープと合わせて、計14種類の豊富な編集ツールによって、高度な編集を手軽に施せる。Instagramは、2014年12月時点で月間アクティブ利用者数が3億人を突破した。現在1日の平均アクティブ利用者数は2億人で、1日の平均利用時間は21分間を記録。日本でも利用者が過去1年で2倍以上に増加した(2015年3月時点)。
2015年05月21日Opera Softwareは19日、Android向けブラウザアプリ「Opera Mini」をアップデートし、新機能としてナイトモードなどを追加した。最新バージョンはv9.0。ナイトモードは、夜などの周囲が暗い時に、画面の輝度を下げて目の負担を軽減させるモード。ナイトモードを有効にすると輝度を下げた画面表示になる。輝度はスライダーで調節ができる。また、ブルーライトから目の負担を和らげるモードも追加された。PCなどの他のデバイスで開いているOperaのタブとスピードダイヤルを同期する機能も改善された。
2015年05月21日iOSとAndroidを両開発する場合に、iOSデザインを先行して考えてから、それをベースにしてAndroidに落とし込むというパターンがよくあります。その際、デザインコストを抑えるため、「iOS版のデザインを考えたので、Android版はそれと同じようにしてください」というように、半ば投げやりなまま開発がスタートするケースもあると思います。しかし、iOSのデザインをそのまま踏襲するということは、Androidの標準にないものはすべて独自で実装しなければならないため、必然的に開発コストが大きくなってしまうということになります。さらに、無理やりほかのプラットフォームのデザインを持ち込んだことで、Androidのデザインガイドラインから大きく外れてしまった場合は、普段使い慣れないものをユーザーに押し付けることになってしまい、最終的にはユーザーへの負担を増やす結果になってしまいます。本記事では、そういった問題が少なくなるように、Android開発において筆者が普段気をつけている点を前編・後編に分けて紹介していきます。○気をつける点 その1:標準コンポーネントを使うAndroid開発においては、「ダイアログをカスタマイズしたい」など、アプリごとにいろいろなこだわりがあると思います。もちろんカスタマイズするだけの時間と工数をかけられるのならば、それもアリでしょう。ただ、時間もお金も潤沢にある、という場合はなかなかないものです。開発コストを抑えるための第一歩は、当たり前のことですが、Androidで標準的に用意されているコンポーネントを使用していくことです。その際、デザインが降りてきたときに事前に確認すべきポイントをいくつか紹介します。スイッチなどのコンポーネントiOS版の標準スイッチは以下の図のようになっていて、設定画面などに使われることが多いです。スイッチ機能を独自で実装するとなるとかなり大変なので、この辺りはAndroid標準で実装するようにして、無駄な工数を削減していくとよいでしょう(下記例はHoloテーマの場合)。また、AppCompat v21から、Lolipopより前のデバイスでも使用できるマテリアルデザインのコンポーネントが追加されたので、今後はこちらが主流になってくると思います。ユーザーへ選択を求めるときたとえば、送られてきたメールに対するアクションを、返信・転送から選んだり、シェアする先を、メール・Twitter・Facebookから選んだりなど、複数のアクションが紐づく場合、iOSではアクションシートで対応することがよくあります。Androidで複数のアクションを選ぶ場合は、コンテキストメニューやオプションメニュー、ポップアップメニューなどが標準で用意されているので、まずはそちらでデザインを組めるかどうかを検討するほうがよいでしょう。○気をつける点 その2:Intentを使うAndroidの特徴的な機能としてIntentがあります。よく使うものとしては、カメラ・ギャラリー・ブラウザ・メールなどが挙げられるでしょうか。できるだけほかのアプリでできることはほかのアプリに任せることで、アプリ自体がシンプルになります。アプリがシンプルになると、メイン機能を伝えやすくなり、コストも削減できるというメリットがあります。今回は、これまでの筆者の経験をふまえて、Intentに関して注意しておいたほうがよさそうな例を紹介します。ブラウザかWebViewか利用規約やプライバシーポリシーなどは、変更などに迅速に対応できるように、アプリ内の埋め込みではなく外部リンクになっていることがよくあります。アプリ埋め込み型だと、規約の変更があった場合、アプリをアップデートする必要があったり、古い規約を参照されたりなどの問題があるからです。そんなときによく迷うのが、WebViewで表示するのか、ブラウザにIntentを投げるのかというところだと思います。筆者の場合、仕様が決まっていないときはブラウザにIntentを投げる方法を採用しています。その理由は、ブラウザには下記の機能があるからです。URLを表示する戻る、進む、更新などのアクションまずURLの表示についてですが、URLと証明書を表示することで、ユーザー側で正規のリンクかどうかをある程度判断することができます。続いて「戻る・進む・更新」などのアクションについてです。シンプルな1ページの画面であればよいのですが、「実は規約画面にお問い合わせフォームがあったから、戻るボタンが欲しい」とか「メールを起動したい」などといった要望が後から出てくるというケースは本当によくあります。基本的な機能がそろっているブラウザに飛ばしていれば、後から出てきた要望にもある程度対応してくれているので便利です。なので、仕様が決まっていないときなどは、ひとまずブラウザで対処するほうがよいと思います。最終的に「やっぱりアプリ内に表示したい」となった場合でも、その段階になれば大体仕様が決まっていると思うので、曖昧なまま実装するよりは、楽に実装できるのではないでしょうか。シェア機能メールやTwitter、Facebookなどでユーザーにシェアしてもらえるように、シェア機能などをつけることがよくあります。基本的にはIntentのアクションに ACTION_SEND を設定してtextを送る、という方法が一番簡単です。ただ、端末に多くのアプリをインストールしているユーザーでは、大量の選択肢が出ることがあるので、メール・LINE・Twitterなどのアイコンを配置して、事前にある程度選択肢を狭めておきたいという要望が多くありました。そのなかでちょっとしたハマりポイントがあったので、ここで紹介したいと思います。まずは、SMS(メッセージ)やメールでのシェアですが、これはIntentの規格が決まっているので、対応するアプリに暗黙的インテントを投げるだけで特に問題なく実装できます。続いて、LINEなどのメッセージ系アプリにシェアを行う場合ですが、これは特に規格がないので、明示的インテントでパッケージ名を指定することで、ひとまず対応ができると思います。最後に問題になったのはTwitterでした。Twitterは特に規格が決まっていないのでLINEと同様に公式アプリのパッケージ名で明示的インテントを投げる想定でしたが、ここが問題でした。なぜなら、Twitterにはさらにサードパーティー製のクライアントアプリも存在しているからです。Twitter公式アプリの代わりにクライアントアプリを使用しているユーザーも多くいるので、公式アプリに限定してしまうと、クライアントアプリのユーザーを弾くことになります。もともと見積もりや企画段階では、シェア機能についてはほとんどコストをかけない予定だったのに、最終的にはSDKを導入しアプリ内からツイートできるように実装することになり予想外のコストがかかってしまった、ということになりかねないので、このあたりは注意しておきたいところです。いかがでしたでしょうか。iOSとAndroidの両開発におけるコスト削減方法として前編では、各プラットフォームの標準コンポーネントの理解を深め、Intentの注意点を紹介させていただきました。後半では、レイアウト構成の注意点や、スタイルの利用などを重点的に解説していきたいと思います。
2015年05月21日米Microsoftは19日(米国時間)、AndroidスマートフォンをサポートするOfficeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)のプレビュー版をリリースした。Google+のMicrosoft Office for Androidコミュニティに参加してテスター登録することで、誰でもを試用できる。Microsoftは今年1月に10.1インチ以下のAndroidタブレット向けにOfficeアプリの提供を開始した。Officeの文書やスプレッドシート、プレゼンテーションがPCと同じように表示され、タッチ操作に最適化されたユーザーインターフェイスで閲覧、作成、編集、共有を行える。同様のOffice体験をスマートフォンにも広げたのが最新のプレビュー版だ。スマートフォンでも閲覧、作成、編集、共有といった基本機能の利用が可能。サブスクリプション型のOfficeサービス「Office 365」を契約すると各アプリの全機能を利用できるようになる。プレビュー版のシステム要件は、Android 4.4 (KitKat)以上と1GB以上のRAM。Android端末にすでにOfficeアプリをインストールしている場合、テスターになると自動的にプレビュー版への更新が配信される。
2015年05月20日McAfee Labsは5月14日、同社ブログで、Google Playストアでホストされていた不審なAndroidのゲームアプリ「Kunt u Vang de tovenaar(オランダ語で"魔法使いを捕まえて")」について、不審な点を発見したとして、その詳細を発表した。1つ目の不審なポイントは、Google Play上のタイトルや説明ではオランダ語が使用されていたにもかかわらず、アプリケーション内の設定ファイルに記載されたURLにはベトナムのドメインが使用されている点だ。実際のWebサイトはベトナム向けのAndroidアプリマーケットで、Gmail、Angry BirdsやFacebookといった有名なアプリやよく知られているタイトルのアプリがホストされていた。2つ目の不審なポイントは、このゲームアプリがデバイス管理者権限を利用している点だ。一般的にデバイス管理者権限は、リモートロック、リモートワイプ、パスワードポリシーの変更といった、特にデバイスを紛失した時に利用するユーザのデバイスや情報を守るための強い権限だが、一方で、ランサムウェアや他のマルウェアはこのデバイス管理者権限を悪用して、感染したデバイスをロックし、金銭をだまし取ろうとする事例が報告されている。このアプリでは、APKTrackerクラスによって、デバイス管理者権限のオン・オフ状態がこのベトナムのアプリマーケットに通知されていた。また、このアプリに実装されたデバイス管理者権限のポリシーによると、アプリケーションデータを暗号化するために、ストレージの暗号化を要求する可能性があることがわかっている。ゲームアプリが、このデバイス管理者権限を利用するのは一般的ではなく、このアプリの現在の実装では、特に端末に害を及ぼすようなコードは見受けられなかったが、この権限は悪意ある動作に対しても有利に働いてしまうため、今後のアプリアップデートによって悪意あるものに変更される可能性は否定できないという。
2015年05月15日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「キャッシュしたプロセス」って何ですか?』という質問に答えます。***Android OSにおいて「キャッシュしたプロセス」とは、かんたんにいうと「メモリーに一時保存されているプログラム(アプリ)」です。このしくみにより、アプリが再び起動されたときの処理を軽減し、すばやく処理を再開できるようにしています。アプリやウィジェット、各種サービスなどのプロセスは、Android OSがメモリ上に確保している専用領域に一時保存されます。するとシステム上は終了扱いとなり、「設定」→「アプリ」の「実行中」タブで確認できる実行中プロセス一覧に表示されなくなります。なぜプロセスをキャッシュするかですが、アクティブではない(最前面で利用されていない)アプリを休止状態にすることで、潤沢にあるとは言えないメモリに空き領域を確保します。プロセスがキャッシュされていれば、再び起動されたとき(最前面に表示されたとき)の処理をいちからやり直す必要がなくなるので、ユーザの体感速度低下を防ぐことができます。そしていよいよメモリの空き領域が厳しくなってくれば、Android OSはキャッシュしたプロセスを自動的に解放していきます。この時点でプロセス(アプリ)は完全に終了されたことになり、メモリ上に一時保存された情報は失われ、次回はキャッシュを使わずに起動されます。かんたんにいえば、前回の操作から相当時間が経過した(キャッシュされた)アプリは自動的に完全終了させられる、ということになります。キャッシュしたプロセスを一覧するには、「設定」→「アプリ」の「実行中」タブを表示中に右上に現れる「キャッシュしたプロセスを表示」をタップします。これで画面が切り替わり、実行中ではなくキャッシュしたプロセスが表示されます。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月07日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「Android WearがApple Watchより優れている点は?」という質問に答えます。***Appleが「Apple Watch」を発売しました。機能はもちろん、腕時計としての質感・高級感を強く意識した仕上がりで、話題性はじゅうぶん。発売開始はAndroid Wearが先行していますが、台数ベースでApple Watchが追いつく日は近いでしょう。相当数の予約が入っていますから、すでに抜かれている可能性もあります。話題を集めるApple Watchを尻目に、Android Wearも着々と進化を続けています。これまでもAndroid Wearに直接楽曲を取り込み再生する機能や、GPSのサポート(GPS搭載の端末が対象)といった新機能をアップデートのつど投入してきました。そして近々公開されるアップデートでは、「Wi-Fiのサポート」が予告されています。この機能は、Apple Watchに対するアドバンテージになりそうです。Anroid WearでWi-Fiがサポートされると、母艦である(ペアリングした)Android端末を介さず、Wi-Fiアクセスポイントへ接続できるようになります。Android Wearが自律的にインターネットに接続できるようになれば、活用の幅は大きく広がります。しかも、インターネット越しに母艦のAndroid端末と通信できるので、遠く離れた場所にあるAndroid端末から通知を受けることも可能です。スマートフォンを自宅に置き忘れた場合でも、Android Wearが手首にあれば、届いたメールに必要最低限の内容で返信することもできます。一方のApple Watchも、Wi-Fiで通信することは可能ですが、いまのところBluetoothからバトンタッチを受けて通信する役割で、自律的にWi-Fiアクセスポイントへ接続することはできません。ペアリングしたiPhoneが近くになければインターネットにはアクセスできず、用途は時計/タイマsーや身体情報測定ツール、ミュージックプレイヤー程度です。いずれはApple Watchでも対応するのかもしれませんが、「母艦を自宅に置き忘れたときでもなんとかなるのはAndroid Wear」という状況はしばらく続きそうです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月03日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『「Android TV」はスマートフォンのAndoridとどう違うの?』という質問に答えます。***2014年6月のGoogle I/Oで発表された「Android TV」。かんたんにいえば"Androidの一種"で、テレビやセットトップボックス(STB)向けに機能や構成を一部見直したに過ぎず、OSとしての基本構成はスマートフォンに搭載されているAndoridと変わりません。テレビと近い関係にあるGoogleの製品には他に「Chromecast」もありますが、Antroid TVとは似て非なるものです。Chromecastに搭載されているOSは「Chrome OS」で、Androidとは開発コンセプトが異なります。互換性も考慮されていないため、Androidアプリは動作しません。一方、Android TVはアプリストア「Google Play」がサポートされるなど、システム構成はスマートフォンと同様です。アプリを開発する場合、画面サイズや操作性はAndroid TVを考慮しなければなりませんが、互換性は確保されているため、スマートフォンとテレビ/STBの両方で変わらずに動作するアプリを開発することも可能です。ただし、リモコンでの操作が前提となるため、ホーム画面などユーザインターフェイスは多少異なります。どのようなアプリが提供されるかですが、テレビ/STB向けという性格上、動画/静止画の再生といった大画面を生かせるものが人気となりそうです。ゲームも動作しますが、作り込みやコントローラの操作性などの課題があり、ゲーム専用機と直接の競合関係には当面ならないと予想されます。Android TVとして提供されるAdnroidのバージョンは5.0(Lollipop)以降、テレビやSTBに組み込まれる形で公開されます。2015年1月時点では国内未発売ですが、SONYとSHARPがサポートする方針を明らかにしており、年内にもAndroid TV対応テレビが発売される見込みです。
2015年04月28日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『アプリの「機器データ」って何ですか?』という質問に答えます。***Androidアプリは、アプリごとにさまざまなデータを保有します。アプリがインストールされた時点からあるデータはもちろん、その後アプリにより作成されたデータ、インターネットからダウンロードされたデータも含まれます。それらインストール後に加えられたデータは、「機器データ」または「キャッシュ」に分類されます。機器データは持続的なデータ、キャッシュは一時的に保管されるデータという意味合いですが、機器データのほうがより重要です。機器データにはアプリの設定情報や固有のデータが、キャッシュには動作を高速にすることを主目的としたさほど重要でないデータが保管されます。そのうち機器データは、そのアプリを使用する期間に応じて増える傾向があります。たとえば、電子ブックリーダアプリはスムーズな閲覧を実現するため、購読対象コンテンツをいちどダウンロードしたうえで表示しますが、著作権保護の都合上他のアプリから参照できるデータとしてSDカードに保管するわけにはいきません。その電子ブックリーダアプリだけが参照できるよう、機器データとして内蔵メモリに保存されます。アプリがどの程度機器データおよびキャッシュを持つかは、『設定』の「アプリ」からアプリ個別の設定画面を表示すれば確認できます。この画面から使用しているメモリサイズを確認できるほか、削除することも可能です。ただし、機器データの削除は慎重に行うべきです。キャッシュはアプリの処理をスムーズに行うための一時使用データであり、削除しても動作に影響しないことがほとんどですが、機器データには重要な設定情報や有償コンテンツが含まれることがあるため安易な削除は避けたほうが無難です。もっとも、ステージ情報がキャッシュとして保存される仕様のゲームアプリも存在するため、ケース・バイ・ケースです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月20日楽天は17日、Android端末向けのアプリストア「楽天アプリ市場」を6月下旬を目処にオープンすると発表した。「楽天アプリ市場」は、Android端末向けのアプリストア。無料・有料問わず、ゲームなどエンターテイメント性の高いものから、教育関連などの実用的なものまで幅広いジャンルのアプリを取扱うという。また、ストア内の支払いやアプリ内における課金には、楽天スーパーポイントが利用でき、支払い額に応じて同ポイントが貯まる。同社は、オープンに先駆けアプリ開発者向けのサイトを開設し、アプリ開発に関する情報提供を行っていく。「楽天アプリ市場」を利用するには、サービス開始時にオープン予定のサイトから、無料の専用アプリをダウンロードすることが必要となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月17日多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、「解像度はバラバラなのに、Androidアプリの画面デザインに統一性があるのはなぜ?」という質問に答えます。***ハードウェア仕様をある程度メーカーの裁量で決定できることは、Android端末の特徴であり強みです。表示装置の解像度もそのひとつで、かつては横480x縦800あたりが主流でしたが、横1080x縦1920(Nexus 5)や横1440×縦2560(LG G3)など、端末の高解像度化が急速に進行しています。一方では画素ピッチを狭くして高精細化を図る手法が増えたため、端末が異なると画像の大きさが変わって見えてしまう問題も現れました。解像度/画素密度を完全にメーカー任せにしてしまうとアプリの画面デザインを統一しにくくなるため、Android OSでは6種類の解像度を定義し、どの画面密度でも同じように表示できるピクセル単位「dp(density-independent pixels)」を用意しています。厳密に同じサイズとはなりませんが、このdpを用いてアプリの画面をデザインすれば、どの端末でもほぼ同じように表示できるのです。具体例で説明してみましょう。標準の解像度(mdpi)にあわせてデザインしたアイコンが縦横48ピクセルだとすると、hdpi(dp=×1.5)の端末向けには縦横72ピクセル、xhdpi(dp=×2)の端末向けには縦横96ピクセルのアイコンを用意することになります。xxhdpi向けにデザインしたアイコンが縦横48ピクセルだとすると、mdpi端末向けには3分の1の縦横16ピクセル、hdpi端末向けにはその1.5倍の縦横24ピクセルです。そのようなルールはアプリ開発者が心得ておけばいいことですが、dpに応じて複数の種類の画像を用意しなければならず、それが開発の負担になっていることも事実です。もし自分の端末で表示が崩れるアプリに遭遇した場合は、そっと報告してあげましょう。■Android端末の解像度(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月12日ハイスペックのスマートフォンを低価格で提供する戦略で成長している中国のOnePlusが、同社の端末向けにAndroidをカスタマイズしたモバイル用OS「OxygenOS」をリリースした。OnePlusは同社初のスマートフォン製品「OnePlus One」のOSに、Cyanogenが独自にAndroidをカスタマイズした「CyanogenMod」を搭載している。CyanogenがインドのMicromaxと提携し、OnePlusのインド進出が阻まれる形になったのをきっかけに、グローバル戦略を進めるOnePlusは独自にモバイルOSを提供する計画に踏み出していた。初のOxygenOSはAndroid 5.0.2をベースにしている。クイック設定のカスタマイズ、「ダブルタップでスリープ解除」「スクリーンに指で丸を描くとカメラアプリが起動」「スクリーンに指でVを描くとフラッシュライト機能」といったジェスチャーなど独自機能を備えているものの、機能やユーザーインターフェイスは全般的に純粋なAndroidに近い。共同設立者のCarl Pei氏によると、OxygenOSチームはバージョン1.0の開発で基本に戻り、「ギミックやムダな機能よりもパフォーマンスやバッテリー動作時間のようなものを重んじた」という。OxygenOSのリリースを通じてハードウエアとOSが連携するソリューションを提供できるようになったことで、今後は「OnePlusユーザーにとって価値のあるアップデートやサービス統合を素早く提供する」としている。昨年4月に発売されたOnePlus Oneは、ハイエンドのフラッグシップ端末と競争できるような高スペックでありながら、価格は16GBモデルが299ドル、64GBモデルが349ドルと普及帯端末と同レベルに抑えられた。ディスプレイは5.5インチ(1920×1080)、プロセッサはSnapdragon 801(2.5GHz、クアッドコア)。背面にソニーのExmor IMX 214センサを採用した13メガピクセルカメラ(f/2.0)、前面に5メガピクセルカメラを搭載。LTE (Bands: 1/3/4/7/17/38/40)をサポートする。中国市場においてOnePlusは高スペック・低価格路線でAndroid端末のトップメーカーの仲間入りを果たしたXiaomiを追う存在だが、同社の端末は米国や欧州でも購入可能になっており、スマートフォンの成熟市場における話題性ではXiaomiを上回る。
2015年04月06日niconicoは30日、ニコニコ動画の音楽再生に特化したアプリ「NicoBox」のAndroid版をリリースした。価格は無料で、Google Playよりダウンロード可能。なお、iOS版は2015年1月に公開されている。「NicoBox」は、ニコニコ動画にアップされている動画の音声だけを再生できるアプリ。利用する際、会員登録は不要で、niconicoのアカウントを持っている場合は、マイリストをアプリに読み込むことができる。また、視聴している動画をFacebookやLINE、Twitterに投稿できる共有機能も搭載している。そのほか、バックグラウンドでの再生、曲名やアーティスト名など自由文での検索、動画ランキングの連続再生、プレイリストの再生、シャッフル/1曲リピート/リスト内全曲リピート再生といった機能に対応している。対応OSはAndroid 4.0.3以降。
2015年03月30日日本マクロソフトは3月27日、同社のセキュリティブログのエントリーに「iOS向けOutlookとAndroid向けOutlookのセキュリティ構成」を追加した。ブログでは、アプリ上で安全にメールをやり取りするためのセキュリティ技術を解説している。Outlookは、Microsoft Officeに付属するメールソフトとしてPCユーザーにとっては馴染みのあるメールソフトだ。iOS/Android用のアプリは1月下旬に公開され、他社OSを搭載するスマートフォンやタブレット端末にインストールして利用できるようになった。多くのメールアプリと同様に、Outlookもクラウドを活用しており、主にメールサーバーとのやり取りやデータのキャッシュなど、負担の多い作業の一部をクラウドが担っている。セキュリティのカギの1つが「OAuth認証」だ。メールを送受信する際は通常、利用者が自分のIDとパスワードを入力して認証作業をする必要がある。OAuthは、この認証作業を利用者に代わって自動で済ませてくれる。OutlookにもOAuthの技術が採用されているため、利用者が複数のメールアドレスを使っていても、認証することなくメールを送受信できる。OAuthを使用できないメールも、メールの認証作業を自動化している。その場合は、デバイスで生成した暗号キーを活用し、IDとパスワードを暗号化してからクラウド上の保存する仕組みを取る。暗号キーは端末側にあるため、外部の人間が暗号化を解除してメールを読み取ることはできない。利用者が3日間クラウドにアクセスしない状態が続くと、暗号化を解読できないようになる。もう1つが、アカウントの非アクティブ状態が継続すると、キャッシュされたメールボックスのコンテンツと暗号化されたパスワードをフラッシュすることだ。サービスは毎週、非アクティブ状態のアカウントをフラッシュする。フラッシュによって、「ユーザーの認証情報を少なくする」「パスワードが保存されている場合に暗号化する」「ユーザーがアプリを削除してアカウントが非アクティブ状態になると、数日後にサービスで保存されているキャッシュデータや暗号化されたパスワードがフラッシュされること」の3つを実現している。アプリ版のOutookは、App StoreとGoogle Playでダウンロードして利用できる。
2015年03月30日米Palo Alto Networksは3月24日(現地時間)、Androidの脆弱性を発見したとして、その詳細を公開した。発表時点で、この脆弱性はAndroidデバイスを所有するユーザーの49.5%に影響を及ぼすという。同社の研究者であるZhi Xu氏が発見したこの脆弱性は、Androidの 「パッケージインストーラー (PackageInstaller)」システムサービスの脆弱性を悪用し、攻撃者が乗っ取ったデバイスでユーザーに認識されずにすべての権限を取得することを可能にするという。その結果、「マルウェアの配布」、「デバイスの乗っ取り」、「ユーザーデータの不正な抜き取り」が行われるおそれがある。今回発見された脆弱性は、サードパーティの提供元からダウンロードしたAndroidアプリにのみ影響を及ぼし、Google Playからアクセスできるアプリには影響がないとのこと。同社はこうした事態を受け、Androidユーザー向けに、デバイスが安全かどうかを診断できるアプリケーションをGitHubとGoogle Playに公開した。同社は、この脆弱性に対する回避策として、「脆弱性のあるデバイスでは、ソフトウェアアプリケーションをGoogle Playからのみインストールすること」「Android 4.3_r0.9以降のバージョンを導入すること」「アプリにlogcatへのアクセス権限を与えないこと」「ユーザーにルート化(ユーザーの権限を変更してシステム操作をできるように改造すること)されたデバイスを社内ネットワークで使用させないこと」を挙げている。このように、脆弱性を常にウォッチしている同社だが、4月9日、Androidデバイスを取り巻く脅威、サイバーセキュリティマーケットの最新事情、同社の戦略やロードマップなどを解説するセミナーを開催する。興味のある方は参加されてはいかがだろう。
2015年03月25日フェンリルは25日、Android向けブラウザアプリ「Sleipnir Mobile for Android」の最新版3.4を公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。対応OSはAndroid 4.0.3以降。バージョン3.4では、フォームの自動入力機能を追加。ページ内のフォームに何を入力するか予め設定しておくことで、ページを開いた後フォームに自動入力できるようになった。ページのURLにはワイルドカードが使えるため、1つの設定で複数のページに対応できるほか、チェックボックスのオンオフも自動入力に対応する。
2015年03月25日Windows用人気DAWソフト「FL Studio」などを開発するImage-Line Softwareは、iOS/Android対応の音楽制作アプリ「Groove Machine Mobile」を発売した。価格は、iOS版が1,000円、Android版が1,219円。同アプリは、同社のVSTiプラグインソフト「Groove Machine」をベースとし開発された、iOS/Android搭載タブレット端末向けのモバイルバージョン。先行しリリースされている「FL Studio Groove」(Windows 8用)から継承したデュアルオシレーター仕様のシンセサイザーをはじめ、サンプルプレイヤー、ドラム&パーカッション、エフェクト、ミキサー、シーケンサー、オンスクリーンキーボードなどの豊富な機能を凝縮し、手軽に高品位なグルーブやリズムを作成、多彩なパフォーマンスが実現可能となっている。
2015年03月25日