格闘家の朝倉未来、YouTuberのヒカル、ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの花村想太が27日、都内で行われた新番組『Nontitle~この1000万あなたならどう使う?~』制作発表会に出席した。同番組は、1000人以上の参加希望者から選ばれた事業立ち上げを目指す男女6人の若者が、ひとつ屋根の下、3カ月間の共同生活をしながら事業を作り出す様子を追うリアリティーショー。28日19時より公式チャンネルで配信される(全12話)。共同生活を振り返るスタジオではタレントの坂下千里子を迎え、3人でトークを展開。最終話では、メンバーがつくりあげた事業に投資を行うか否かを朝倉未来とヒカルが判断する“Demo Day”を実施する。番組主題歌は、ヒカル&花村想太(Da-iCE)によるユニット・UPSTARTの楽曲に朝倉未来が参加した「ミライヘ feat. 朝倉未来」に決定した。花村は、楽曲のポイントについて「夢を追いかけるとき前向きなことだけじゃないと思うので、悩みや葛藤、寂しさをメロディーラインで表しつつも、しっかりと希望が見えるように、サビの後半に向けて抜けていくような感覚で、メロディーが広がっていく感じを意識しました」と説明。「いろんな気持ちになれる楽曲。1人で戦っていくのか、仲間と一緒に戦っていくのか、分けて聴くことができる」とも話した。ヒカルも「すごくいいなと思いました。番組は覚悟を決めた子たちが多くて、未来にかけている子たちが集まっているので、番組に合っていていいなと思いました」と仕上がりに満足している様子。フィーチャリングボーカルとして参加した朝倉は「今の時代っていろんなことに挑戦できるいい時代だなと思っていて、歌も本業の方とはレベルが違うと思いますが、こういう形で参加させていただいて光栄です」と語った。
2022年04月27日Da-iCEの冠番組『Da-iCE music Lab』4月13日放送回にダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが登場することが決定した。番組では「NO忖度 NOおふざけ」というコンセプトのもと「オーディション」をテーマに語る。またBE:FIRSTのプレデビュー曲「Shining One」を、Da-iCEのパフォーマー工藤大輝、岩岡徹、和田颯とBE:FIRSTのメンバー全員で披露。BE:FIRSTの結成のきっかけになった『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』には工藤が特別ゲストとして出演しており、デビュー前からBE:FIRSTに注目していたファンにとってはかなりエモーショナルな演出となった。なお同番組は番組開始以来、視聴率同時間帯トップを幾度も取るなど人気番組として成長。過去にはJO1、BLUE ENCOUNT、内澤崇仁(androp)、三浦大知、木村昴、SKY-HIなど、現代の音楽シーンを代表するアーティストが出演している。『Da-iCE music Lab』告知動画<番組情報>Da-iCE music Lab放送:日本テレビ 毎週水曜日 24:59~25:29配信:Hulu、TVer、日テレTADA(毎話日本テレビOA後配信開始)番組公式サイト:<ライブ情報>Da-iCE TWO MAN LIVE TOUR 2022 -REVERSi-※終了分は割愛4月29日(金・祝) 大阪・フェスティバルホールOPEN17:00 / START 18:00ゲスト:MY FIRST STORY5月1日(日) 新潟・新潟テルサOPEN17:00 / START18:00ゲスト:CHEMISTRY5月4日(水・祝) 群馬・高崎芸術劇場OPEN17:00 / START18:00ゲスト:FOMARE5月7日(土) 宮城・仙台サンプラザOPEN17:00 / START18:00ゲスト:私立恵比寿中学5月8日(日) 宮城・仙台サンプラザOPEN17:00 / START18:00ゲスト:C&K5月21日(土) 兵庫・神戸文化ホール 大ホールOPEN17:00 / START18:00ゲスト:フレデリック5月22日(日) 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホールOPEN17:00 / START18:00ゲスト:内田雄馬【チケット情報】全席指定:7,700円(税込)購入リンク: ARENA TOUR 2022 -REVERSi-7月23日(土) 大阪・大阪城ホールOPEN16:00 / START17:007月24日(日) 大阪・大阪城ホールOPEN14:00 / START15:008月11日(木・祝) 愛知・日本ガイシホールOPEN16:00 / START17:008月13日(土) 福岡・福岡国際センターOPEN16:00 / START17:008月14日(日) 福岡・福岡国際センターOPEN14:00 / START15:008月20日(土) 神奈川・ぴあアリーナMMOPEN16:00 / START17:008月21日(日) 神奈川・ぴあアリーナMMOPEN14:00 / START15:00【チケット情報】・一般指定席(ラミネートパス付き):10,800円(税込)・一般指定席(グッズなし):8,800円(税込)※3歳以上有料。3歳未満のお子様はひざ上鑑賞の場合のみ入場無料。(ただし、お席が必要な場合は有料となります。)<リリース情報>Da-iCE コンセプトEP『REVERSi』Now On Sale配信リンク:購入リンク:関連リンクHP:::::
2022年04月13日Da-iCEが、写真集『+REVERSi』(読み:プラスリバーシ)を6月6日に発売することが決定した。2021年にストリーミング累計2億再生を突破した「CITRUS」で、『第63回 輝く!日本レコード大賞』の大賞を受賞したDa-iCE。写真家・笠井爾示氏がカメラマンを務めた本作は、“表裏”といった意味合いを持つタイトルにちなみ、「冷と熱」「黒と赤」「柔と硬」「光と影」「海と街」など、沖縄の地を舞台にさまざまな“表裏”のシチュエーションで撮影された。それぞれソロで見せるクールな表情やメンバー同士のわきあいあいとした表情などが240ページにわたって収められており、結成11年目に突入した5人の“いま”が堪能できる1冊となっている。<書籍情報>Da-iCE 写真集『+REVERSi』2022年6月6日(月) 発売価格:4,950円(税込)仕様:A4変型 / ソフトカバー / オールカラー / 240頁予定※通常版はメンバーごとのビジュアルカード1枚をランダムで封入【特典情報】■HMV&BOOKS online限定・発売記念“対面イベント”※各回200名様×5回(抽選)■HMV&BOOKS online限定・オンラインお話し会※90秒のトーク(抽選)■楽天ブックス:特別限定カバー(集合カット)■セブンネットショッピング:生写真1枚つき(集合カット)Da-iCE オフィシャルサイト:
2022年04月08日女性たちの実体験から着想を得たエモーショナルラブストーリーで、ABEMAプレミアムランキング上位の人気シリーズ第3弾「私が獣になった夜~好きになっちゃいけない~」が3月24日(木)より配信開始。キャスト陣からコメントが到着した。「私が獣になった夜」は、女性が本能のまま、獣のように男性を求めた夜を描いた禁断のエモーショナルラブストーリー。リアルな男女関係と複雑な女性の心を描き、数ある「ABEMAプレミアム」作品のなかで毎シリーズTOP10にランクイン、さらに「ABEMA」オリジナルドラマランキングでもTOP3の常連(※)で、20代30代の女性を中心に大きな話題を集めている(※自社調べ、2022年1月1日~3月22日の視聴データより算出)。本シリーズでは「女だって、本能のまま求めたい夜がある」をメインテーマに、前作は「友達以上、恋人未満」や「身体だけ求められるけど、好き」など、不意に起こった出来事から相手を異性として意識してしまう瞬間を女性の目線で描いた。今作は「過去好きだった男性」「不倫関係を求めてくる男性」といった相手に対し、女性がリビドー(性的欲求)を刺激され、変化していく気持ちを表現。実際の女性の体験談から着想を得たリアルな物語を、4部作のオムニバス形式で放送。なお、本作の主題歌には、シンガーソングライター・eillの「いけないbaby」が決定している。好きになってはいけない相手とは…今回の第1話では、結婚して2年、夫婦生活がうまくいっていない主人公が登場。過去に好意を寄せられていたバイト先の後輩と気晴らしのつもりで再会するも「2番目でもいいから、自分を好きになってほしい」と不倫関係を迫られる…。禁断の状況の中、“大人になった後輩男性”に心を揺さぶられ葛藤する姿が見どころ。第2話では、良き同僚関係から恋愛関係に発展していく男女の心の機微を描く。常にあざとく、お調子者で本心が読めないアルバイト先の同僚に翻弄される主人公。あるとき、アルバイト先でのトラブルがきっかけで読めなかった同僚の本心が見え始め…?第3話では、田舎から上京した真面目で控えめな女性が主人公が登場。アパートの隣人男性の部屋から毎回違う女性が頻繁に出入りするのを目撃するも、その男性は全身刺青だらけのいかにも“危険”な男性。しかし、そんな厳つい男性とひょんな出来事をきっかけに次第に心を通わせていくことに。そして第4話では、マリッジブルーの主人公がかつて好きだった男性に惹かれてしまう、複雑な女心を描く。結婚式の準備に非協力的なパートナーとの口論に疲れ果てた主人公は、行きつけのバーの店主に「実は昔好きだった」と思わず打ち明ける。結婚式直前、吐き出す愚痴をいつも優しく受け止めてくれるバーの店主は、いきなり店を閉め、主人公を連れ出し…?各話異なる、“好きなってはいけない”関係性の中で揺れ動く女心が見どころとなる。各話主演には、「AKB48」メンバーの篠崎彩奈やABEMAオリジナル恋愛番組「恋愛ドラマな恋がしたい~KISS or kiss~」に出演していた久保乃々花らが決定。また、“絶対好きになってはいけない”男性役を演じたのは、今後の活躍を期待される俳優勢。第1話の後輩役を演じたのは、「男子高生ミスターコン2016」でグランプリ受賞後、現在は様々なテレビドラマ出演や「ZIP!」(日本テレビ)のキテルネ!コーナーでリポーターを務める俳優の本田響矢。第2話の同僚役を演じたのは、「男子高生ミスターコン2018」グランプリ受賞後、ドラマやミュージカルに多数出演、現在は「THE TIME,」(TBS)の火曜レギュラーも務める俳優の新原泰佑。第3話の危険な隣人男性役を演じたのは、ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ)ほか、舞台「NARUTO(主演)や舞台「東京リベンジャーズ」に出演するなど舞台俳優としても活躍する中尾暢樹。第4話のバーの店主役を演じたのは、昨年楽曲「CITRUS」で第63回日本レコード大賞を受賞したダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」のメンバーで、「サレタガワのブルー」(MBS)にも出演し、俳優としての活躍の場も広げるアーティストの岩岡徹。注目の若手俳優陣からコメント到着(一部メンバー)<本田響矢(第1話出演)>木原航役を演じさせていただきました。初めてのベッドシーンで緊張すると思っていたのですが、緊張は全く無く撮影に挑むことができました。3年越しに会ってストーリーが進んでいくのですが、その間に航はどう変わっていたのか、途中で主題歌が流れるところでの航の思い。ベッドシーンでは、綺麗に美しく魅力的に作ることを意識したので、そういったところに注目して観ていただけると嬉しいです。好きになっちゃいけない、がテーマの中で送る4つのストーリーを是非楽しんでください。<久保乃々花(第2話主演)>「私が獣になった夜」に過去2回出演させていただいていて、今回はヒロイン役、さらに初めてのベッドシーンということで緊張しましたが、現場の皆さんがとても温かく、自然体で演じることができました。私が演じさせていただきました穂乃花の自分と似ている不器用なところや微妙な心の揺らぎを表現できるように努めました。“好きになっちゃいけない”と人を信じることに躊躇する穂乃花の姿を皆さんの経験と重ね合わせながら共感していただけると嬉しいです。<新原泰佑(第2話出演)>今回、韓国人の同僚シウ“という役を演じさせていただきました。日本人ではない役に挑戦させて頂き、自分としても新しいことだらけの作品だったので最初は不安でしたが、監督をはじめお相手の穂乃花役の久保さんなどと沢山話し合いをさせて頂きとても素敵な作品になったと思います。あざとさMAXそしてどこか本心が読めない、そんなシウに翻弄される穂乃花、2人の関係をキュンキュンしながら楽しんでいただけたら嬉しいです。<篠崎彩奈(第3話主演)>地味な女子 典子役を演じさせていただきました。初めての映像作品、初めての主演、初めてのことばかりで、私にとってこの作品は大きな挑戦でした。撮影中はずっと緊張していましたが、周りの方々のおかげでとても楽しく撮影を終えることができました。地味な典子が好きになっちゃいけないと思いつつも段々と竜之介に心を開き、恋に落ちていく。その瞬間を逃さず見ていただけたらと思います。この映像作品で自分の殻を破りたいと思いましたし、新たな一面をみていただくことに対して緊張もありますが、作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。<中尾暢樹(第3話出演)>今回僕が演じました竜之介は、全身にタトゥーがはいっていたり、髭をはやしていたりと、とてもワイルドな見た目をした彫り師の役。これまでにない役柄でしたが、男からみてもカッコいい男を演じることができたと思います。数日間の短い撮影だったのですが、嬉しい再会があるなどチームにも恵まれ、いい雰囲気の中で撮影に臨むことができました。確かに見た目は厳ついけど、その人のこだわりや歴史を知ってもらうことでどんどん好きになってもらえる、そんな人間味を感じてくださったら嬉しいです。<岩岡徹(第4話出演)>今回、バー店主である拓海役を演じさせて頂きました。撮影はあっという間でした。過去に好意を持たれていたことに加え、相手が恋人と上手くいっていないという相談を受ける中で、2人の関係性の変化がテンポ良く進んでいくため、非常に観やすくなっていると思います。一時の感情のコントロールは恋愛に限らず、色々な場面で人生において大切なことだと、拓海役を演じる中で改めて実感しました。ぜひ観てください。「私が獣になった夜~好きになっちゃいけない~」はより第1話と第2話配信中、第3話と第4話は各話毎週木曜日の18時~「ABEMAプレミアム」(※)で配信(全4話)。なお、第1話「大人になった男との夜、逃げられない私」は、一部無料で視聴できる。(※)「ABEMAプレミアム」は、月額960円で「ABEMA」をより一層楽しめるABEMAのプレミアムなプラン。(text:cinemacafe.net)
2022年03月24日最新アルバム『REVERSi』をリリースしたDa-iCE。ここではメンバーの大野雄大さんと工藤大輝さんが、今感じるエンタメや暮らしの最先端について語ってくれました。大野雄大喉を酷使しないように家では小声で話しています(笑)。緑×赤系など、メンバーそれぞれ対極の色を取り入れた鮮やかな衣装は、『REVERSi』というEPのタイトルにちなんでのこと。「これまでいろんな衣装を着てきたので、やっていないスタイルを探すのが難しいくらいなんですよね。今後、新たに挑戦するとしたら…デニムに白Tシャツとか!イメージは尾崎豊さん。デニムに白Tシャツってしっかり体を作っていないとカッコよく着られないし、結局一番おしゃれなのではと。何周か回って、今の時代、また新鮮な気がします」プライベートでは、オフの日に釣りに行き、自分で魚をさばくなど、とにかく料理好きの大野雄大さん。自慢の調理家電を聞くと…。「低温調理器です。これでローストビーフとか鶏むね肉のソテーを作ると、おいしくて食べる手が止まらなくなるほど。耐熱性の袋に材料と調味料を入れて、あとは時間になるまで待つだけという手軽さもいいんです」また、お酒を飲むのもリフレッシュ法のひとつで、休みの前夜に思う存分飲み、目覚まし時計をかけずに寝るのが至福の過ごし方。「ただ、お酒を飲む時に、喋りすぎたり、歌いすぎたりしないように気をつけています。喉は消耗品なので、酷使は禁物。家ではほとんど喋りません。後輩が家に来て、ちょっと遠くで名前を呼ばれても、小さい声でしか返しませんから(笑)。とはいえ、あまり喉を甘やかして、それに慣れてしまってもよくないので、適度にケアするようにしています」そんな大野さん、家では怖がりの一面も?「ドアとか引き出しをきっちり閉めておきたいタイプなんです。ちょこっとだけ開いていると夜中に何か出てきそうで怖いじゃないですか(笑)。あと、例えば冬場とかエアコンをつけても部屋が暖まりにくいし、電気代ももったいない。いろんな意味で嫌ですね」将来、理想とする暮らしについては、都内と田舎の両方を行き来したいとのこと。「子どもの頃、自然が身近な環境に住んでいて、遊ぶ時にも木登りとか、自然を使ったゲームとか、創意工夫をしていたんです。都会の便利な生活もいいんですけど、自分の子どもにはそういう楽しさも感じてほしい。田舎暮らしは、思考回路が広がると思います」おおの・ゆうだい1989年4月1日生まれ、愛知県出身。ボーカル。アプリ「cookpadLive」で料理コンテンツ「マッスル大漁飯」を配信中。“釣り遊び”を紹介する番組『J LAND』(BS釣りビジョン)ではMCを担当。2019年からソロ活動も開始。工藤大輝音楽的トレンドをDa-iCEに落とし込んだ楽曲で勝負したい。引っ越したばかりという工藤大輝さん。その日はなんと…。「レコ大のリハ日。どんどんいい物件が埋まっていくので、思い切ってリハーサル時間の前に引っ越したんです。大変でしたけど、やってやれないことはないなと(笑)」家具は長く使える北欧家具で統一。大好きな洋服も1着買ったら1着手放し、物を極力持たないミニマリスト的な暮らしを送る。「部屋に来た人には『生活感がない』って言われますが、あまり物を置かないほうが、毎日すがすがしく過ごせます。掃除も好きです。掃除機のカップにホコリが溜まっていくのを見るのが楽しいんですよね。部屋で最先端ぽいのは、スマホでコントロールできる照明ですね。部屋で映画を観る時は暖かい光にして、制作部屋はイケイケな青色でテンションを上げて、といった感じで、気分やシチュエーションによって変えています」休日は、買い物に行く店も細かく決め、一日のスケジュールをきっちり組むタイプ。「そうしないとダラダラしてしまうので。曲作りもそう。締め切りがないと永遠に完成しない可能性があるので(笑)、今日は朝から3時までやるぞとか、今月は4曲作るぞとか、自分で決めてます。もちろん、Netflixでアニメを見るだけの日もありますよ。今は、子どもの頃に観た’90年代の映画を観直していて、フォントとか曲の入れ方とか、制作のアイデアになる発見がたくさん見つかります」楽曲制作を手掛ける工藤さんにとって、音楽のトレンドチェックは欠かせない作業。「少し前まで’90年代だったトレンドが、Y2Kに移っています。2000年代は、高校生の頃にたくさん聴いていた音楽。ついに僕が得意な時代が来ました(笑)。音楽的トレンドをJ‐POPに消化してDa-iCEとしてアウトプットする時は、いかにメインボーカル二人を立たせられるかを意識しています。『CITRUS』を経た今は、より歌謡曲の方向性が強まっていく気がしてます。その方向で認知を広げつつ、イメージを裏切るような曲も作りたい。正直、ダンスが上手いグループはたくさんいるので、そこではなく、楽曲の振り幅で勝負を仕掛けていきたいんです」くどう・たいき1987年6月28日生まれ、北海道出身。リーダー&パフォーマー。Da-iCEや他アーティストへの楽曲提供多数。『TALK ABOUT』(TBSラジオ)のパーソナリティを担当。クリエイティブディレクターを務めるオリジナルアパレルブランド『ITEM』を昨年スタートさせた。ダイス5人組男性アーティスト。昨年、「THE FIRST TAKE」の出演が話題となり、前年にリリースした『CITRUS』が再注目を集め大ヒット。同曲で第63回 輝く! 日本レコード大賞を受賞。現在、リード曲の「DOSE」ほか、タイアップ曲4曲を含む最新アルバム『REVERSi』が好評発売中。2月から初の地上波冠番組となる音楽バラエティ『Da-iCE music Lab』(日テレ系)もスタートさせた。※『anan』2022年3月23日号より。写真・森山将人(TRIVAL)取材、文・小泉咲子保手濱奈美望月リサ(by anan編集部)
2022年03月22日音楽とパフォーマンスを愛する気持ちがほとばしるDa-iCEが、最新アルバム『REVERSi』をリリース。彼らが今感じるエンタメや暮らしの最先端とは?花村想太さん、岩岡徹さん、和田颯さんにお話を伺いました。花村想太オフの日も、音楽制作に時間を費やすことが多いです。Da-iCEのみならず、バンドプロジェクトやYouTuberのヒカルさんとの音楽ユニットなど、精力的な活動ぶりに音楽への強い熱意と愛情を感じる花村想太さん。おうち時間も、その多くを音楽制作に充てているそう。「パソコンやマイクなどの機材を置いている部屋があって、そこは完全に制作のためだけの仕事部屋。寝室も寝るためだけの場所で、それ以外の時間はリビングにいます。憩いの場所で、音楽の編集も、音楽を聴くのも、制作の参考になるような動画を見たりするのもそこ。なので、リビングでの居場所にはこだわっています。いることの多いダイニングテーブルは円卓の結構いいやつを厳選しましたし、ソファは疲れた時に寝転べるようリクライニングのものを置いてます」無為に過ごす時間が苦手だとも。「不安になっちゃうんで、オフの日もなるべく動いていたいタイプ。音楽制作以外の時間は、ダンスレッスンに行ったり、インプットのために費やすことが多いです」そんな花村さんが注目する“最先端”は?「5Gのライブに興味があります。例えばドームとかアリーナって、音の反響がありすぎて、ステージ上のパフォーマンスと聞こえる音が若干ずれたりしてしまう。5Gの技術を活かしてもっと一体感のあるライブにしたり、家にいながら生配信でももっと立体的にライブを楽しめたりできたらいいですよね。もうひとつは今の僕らには難しいけれど、最新のCGを駆使して、まるで自分たちがヒーローになったような演出をしてみたいです」取材中、「こんなMVが作りたい」といくつも映像を紹介してくれた。今の幅広い活動も、この豊富な見識があってこそだ。「もともと好きなのと、勉強のためというのもあります。でも(工藤)大輝くんほど詳しくないんで、教えてもらうことのほうが多いですよ」昨年の「CITRUS」の大ヒットやレコード大賞など、Da-iCEへの注目度がぐっと増したが、「何かを狙ってやるんじゃなく、今まで通り、自分たちがやりたい音楽や見せたい世界を突き詰めていきたい」と話す。「今まで培ってきた応用力やスキルを駆使して、大人な部分を出していきたいです」はなむら・そうた1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。ボーカル。Da-iCE楽曲の作詞・作曲も行うほか、自身のソロバンドプロジェクト「Natural Lag」、YouTuberヒカルとの音楽ユニット「UPSTART」としても積極的に活動中。今年秋には、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』への出演も。岩岡徹感情表現が難しい分、バラードは踊りがいがある。今後、Da-iCEとしてトライしたい音楽のジャンルやライブの演出などは「無限にある」と意欲的に話す岩岡徹さん。「例えば、曲調でいったらバラードです。『CITRUS』もバラード寄りではありますが、もっと直球の“Da-iCEのバラードといえばこれだよね”と言われるような代表曲を作りたい。もともと僕がそういう曲調の音楽を聴くのが好きっていうこともあるんですけど、実はバラードって、楽しい曲以上にダンスで感情を表現しがいがあるんです。喜怒哀楽の中でも“楽”は、笑顔で踊っていると、観ている人にも楽しい気持ちが伝わりますよね。でもバラードに含まれる“哀”は、人に伝えるのがすごく難しい。だからこそ、パフォーマンスにも、より神経を使うんです。そこが、僕の追求したいところです」音楽に限らず、最近のエンタメに触れて感じるのは世界の壁がなくなっていること。「配信系の映像作品が顕著で、日本の監督や役者さんが作ったものが、世界に同時に届けられるわけですよね。海外に拠点を移さなくても、日本にいながら海外進出ができる。というより、いい作品を作っていれば、自然とほかの国の人から見つけてもらえる時代です。僕たちも以前はCDにイングリッシュバージョンを入れていましたが、今は字幕も出るので、無理に英語を使うより、自分たちの言葉で伝えることを重視しています。結果的にSNSで海外の方からもメッセージをいただけて、届いていると思うと本当に嬉しいです」そんな岩岡さんが最近感銘を受けたエンタメは、Netflixオリジナルの『浅草キッド』。また、暮らしを整える秘訣は、温活と銭湯を楽しむことなのだそう。「3年くらい前から朝は白湯を飲むなど、なるべく腸を冷やさないように心がけています。夜は腹巻きをして寝ていますから(笑)。もともとお腹や手先が冷えがちだったんですが、温活を始めてからはそれが改善されて目覚めも良くなり、健康効果を実感しています。銭湯は、体を温める意味もありますが、単純に湯船に浸かるとすごくリラックスできるんです。炭酸とかシルク風呂とか、家とは違うお湯を楽しめるのも銭湯の魅力です」いわおか・とおる1987年6月6日生まれ、千葉県出身。パフォーマー。フレグランスブランド『GRANDiario(グランディアリオ)』をプロデュース。ドラマ、映画などへの出演に加えて、2021年12月、1stソロ写真集『both』が発売。和田颯僕の場合、振り付けは家のベッドで作っています。部屋のインテリアに対して、さほどこだわりがないという和田颯さん。「床の色が甘めの木目だから、それに合わせて家具を白や淡い色みで揃えている…くらい。今の家に住んで1年ちょいになるんですが、寝室に照明が付いてなくて、買おう買おうと思いながら、いまだに暗いままですし(笑)」洋服好きでクローゼットは服で溢れているが、部屋に置いているのはソファとベッド、テーブル、テレビくらい。「片付けが苦手なので、物を増やさないようにしている」とのこと。ほかにあるのは、猫用ゲージにキャットタワー…と、ほぼ愛猫たちのためのもの。「自慢の家電は、悩んで悩んで思い切って買った自動の猫用トイレ。使うとすぐに掃除してくれるからニオイも抑えられて、本当に便利。今は、砂が減ったら自動で足してくれるワンランク上のものが欲しくなっています」家での過ごし方も、基本的に猫中心。「それ以外は寝ていることが多いです。振り付けを作る時も、僕の場合、スタジオではなく、家でベッドに寝転がってこうやって(スマホを両手で挟んで頭の上に)音楽を聴きながら。頭の中で大体作ったら、立って踊ってタイミングを確認したりして」長いダンス歴を誇り、ソロダンスプロジェクトとしても作品を発表している和田さん。今は最新のエンターテインメントより、2000年代のダンスが気になっているとか。「クリス・ブラウンとか、ジャスティン・ティンバーレイクとか、めちゃめちゃカッコいいんです。自分が踊って昇華できるのかわからないけれど、今あえて取り入れるのも面白いかもしれない。ボーカルは声で魅せられますが、ダンスでそれをするのが僕の目指すところ。ぶっちゃけ、振り付けを見せるのは誰でもできると思います。そうじゃなく、僕は“ダンスしてます”っていうのを見せたいし、そういうパフォーマンスをしたいです」ダンスボーカルグループとして、もっといろいろなジャンルの楽曲に挑戦したい、とも。「オールドスクールとかロック、ポップ、ハウス…勝負曲では難しいかもしれないけれど、今のDa-iCEならちょっと遊びを入れて幅を広げるのも楽しいかもしれませんね」わだ・はやて1994年2月3日生まれ、群馬県出身。パフォーマー。グループ内で一番長いダンス歴を活かし、ソロダンスプロジェクト・Wagic Hour Worksのほか、近年は俳優としても活躍。今年2月にはアパレルブランド『how』を始動。ダイス5人組男性アーティスト。昨年、「THE FIRST TAKE」の出演が話題となり、前年にリリースした『CITRUS』が再注目を集め大ヒット。同曲で第63回 輝く! 日本レコード大賞を受賞。現在、リード曲の「DOSE」ほか、タイアップ曲4曲を含む最新アルバム『REVERSi』が好評発売中。2月から初の地上波冠番組となる音楽バラエティ『Da-iCE music Lab』(日テレ系)もスタートさせた。※『anan』2022年3月23日号より。写真・森山将人(TRIVAL)取材、文・小泉咲子保手濱奈美望月リサ(by anan編集部)
2022年03月22日5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCE(ダイス)が21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたファッションイベント「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)に出演した。4オクターブを誇るツインボーカルとハイレベルなダンスが魅力のDa-iCE(大野雄大、花村想太、工藤大輝、岩岡徹、和田颯)。「DOSE」からスタートし、「第63回日本レコード大賞」を受賞した楽曲「CITRUS」を披露。最後はボーカルの花村が「今日は声が出せなかった分、全員でクラップして楽しみませんか?クラップ!」と観客にリクエストし、「Kartell」で会場を揺らした。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。新型コロナウイルスの影響で2020年2月の第30回から4回連続で無観客開催となっていたが、今回2年半ぶりに有観客開催となった。(C)マイナビ TOKYO GIRLS COLLECTION 2022 SPRING/SUMMER
2022年03月21日●「認めていただけるようにこれから頑張っていきたい」昨年末、結成10周年イヤーに「日本レコード大賞」を受賞した5人組男性アーティスト・Da-iCE。4オクターブを誇るツインボーカルとハイレベルなダンスが魅力で、数々のドラマや映画の楽曲も担当してきた実力派が、ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』の日本版エンドソングアーティストに抜てきされた。劇中に登場する5人組人気ボーイズ・グループ「4★TOWN」の日本版声優も務めた5人にインタビューし、ディズニー&ピクサー作品に参加した心境や楽曲の魅力、そして、「日本レコード大賞」受賞後の変化などを聞いた。3月11日よりディズニープラスにて独占配信される『私ときどきレッサーパンダ』は、ときどきレッサーパンダになってしまう女の子の物語。Da-iCEが歌う「どんな君も」は、劇中にも登場する楽曲「Nobody Like U」のカバーで、本当の自分らしさに悩み、葛藤する主人公・メイに寄り添い、“どんな君でも君だよ 本当の自分を隠さないで”と背中を押す楽曲になっている。――ディズニー&ピクサー作品の日本版エンドソングアーティストに決定したときの心境をお聞かせください。和田颯:まさかディズニー&ピクサーさんの話が自分たちに来ると思っていなかったのでびっくりしました。自分たちでいいのか不安もありましたが、うれしい気持ちが大きかったです。花村想太:周りの友達もディズニー&ピクサー作品が大好きな人がたくさんいるので、その人たちに自慢できちゃうじゃん! って思うくらいうれしかったです。――ディズニー&ピクサーが実力を認めた人しか選ばれない大役だと思いますが、そういった意味で自信になりましたか?花村:「認められたな」というより、「僕たちで大丈夫かな」のほうが大きかったです。今まで名だたる方たちがやられているので、これから先しっかりDa-iCEという名前を皆さんに知っていただいて、ディズニー&ピクサー作品のアーティストにふさわしいなと皆さんに認めていただけるようにこれから頑張っていきたいと思います。――楽曲「どんな君も」の魅力をどのように感じていますか。大野雄大:サビの「どんな君でも君だよ」というところが、親の言うことを聞いていたお利口さんから、自分が好きなもののために鎖を外すときの心境をわかりやすく表現されていて、自分とも重ね合わせましたし、同じような関係の親子や、進路に悩んでいる方の背中を押すような、そんな力をくれる楽曲だと思います。岩岡徹:ストーリーの中でオリジナルの曲がたくさんかかっているので、エンディングで僕らの曲を聴いていただくときには口ずさめるというか、僕自身、楽曲が馴染んできている感覚があったので、映画と一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。――完成した作品をご覧になって、自分たちの楽曲が流れたときの心境を教えてください。工藤大輝:エンディングで僕らのバージョンが流れたときに「本当にやったんだ」という実感が、最後の最後にズシッと来ました。――レコーディングの感想や意識したことを教えてください。大野:フェイクを譜面通りになぞる作業を初めてしまして、こんなに難しいんだなと思いました。フェイクは歌い手の方の癖というか、自分の好きなラインがあるので、ズレずにやるのはものすごく難しい作業で苦戦しました。その分、すごく勉強になりました。――今後の自分たちの楽曲にも生かせるところはありそうですか?大野:いろいろなデモを聴いて楽曲を決めるときに、デモの英語はかっこいいけど、これを日本語に落としたときどうなるかなという悩みがけっこう前からあって、これならうまく表現できるかもしれないというバロメーターは少し上がったかなと思います。――花村さんはいかがですか?花村:Aメロは息の量が多く、且つブレスと最後に吐く音がしっかり原曲で入っていたので、それを再現するために、普段の自分より大きめのブレスと大きめの吐き方と、スタッカート部分もより洋楽チックに切ることを意識しました。また、発音も洋楽っぽく聴こえるように、子音を多めにして母音を減らして歌ったので、1番のAメロは聴きやすいと思います。●5人組グループの声優も担当「いろんな奇跡を感じます」――劇中に登場する5人組人気ボーイズ・グループ「4★TOWN」の日本版声優も務められましたが、その感想もお聞かせください。和田:初めてのことだらけで、目の前にモニターがあって映像が流れていて、それだけでもワクワクしましたし、普段では味わえないものを味わえて貴重な経験になりました。そして、やっぱり声優さんってすごいなと。とても難しかったので、声だけで表現するって本当にすごいことなんだなと感じました。――同じ5人組グループが登場するディズニー&ピクサー作品が誕生し、その声を演じ、エンドソングも担当。運命的な感じがしますよね。大野:同じ5人組で、しかもダンス&ボーカルグループ。本当に5人でよかったなって思います。工藤:あと、2000年代初頭が舞台という時代背景に助けられていますね。僕らはバックストリート・ボーイズさんやイン・シンクさんとかを見て育ってきたので。この時代背景じゃなかったら僕らではなかったと思うので、いろんな奇跡を感じます。花村:歌唱的にもすごく難しい楽曲だったので、ルーツ的にR&Bもしっかり2人で通ってきていたというのもラッキーだったなと思います。――ディズニー&ピクサー作品の日本版エンドソングアーティストという大役は、グループにとってどんな経験になりましたか?大野:第一に自慢になる!(笑)花村:プロフィール欄に太字で書きたいなと思います。「レコード大賞受賞」のあとにド~ンと!(笑)●「レコ大にふさわしいグループにならなきゃいけない」――最近の活動についても伺いたいのですが、なんといっても昨年末のレコード大賞受賞、おめでとうございます! 改めて受賞の喜びをお聞かせください。岩岡:最初は驚いて、ドッキリみたいな感覚が大きく、夢の世界に飛び込んでしまったような錯覚に陥りました。当時はあまり実感がなく、新年を迎えて落ち着いてから一番実感しました。そして、いろんな方から連絡をいただき、周りの方が喜んでくれたことがすごくうれしかったです。人生で一番反響がありました。いろんな方に〇〇孝行できたというか、友達孝行、親孝行、知り合い孝行、DJ KOO孝行……。DJ KOOさんも「おめでとう!」と言ってくださったので(笑)一同:DJ KOO孝行(爆笑)岩岡:DJ KOOさんはインディーズのときから応援してくださっていたので、そういった意味ではDJ KOOさんに捧げたいなと思います。一同:アハハ!工藤:僕が個人的にうれしかったのは、受賞して僕らがもう一度パフォーマンスするときに、DA PUMPさんなど諸先輩方がすごく盛り上がってくれて、アーティスト全体でお祭りをしているような感じがして、音楽をやっていてよかったなとすごく感動しました。――受賞したときにファンの方への感謝を伝えられていましたね。工藤:僕ら5人にファンの方を加えた6面でDa-iCEと言っているのですが、全員で獲った賞だと思っています。「CITRUS」という楽曲で獲れましたが、活動を続けられていたのはファンの方々のサポートのおかげなので、ファンと一緒に獲った賞だなと感じています。――レコード大賞を受賞され、心境の変化などありましたら教えてください。工藤:会社の心境は変わったのかなと思います(笑)。急にいろんなお仕事が増えました。ありがとうございます!岩岡:テレビにたくさん出られるようになりました!(笑)花村:確かにすごく世界は広がっているなと思います。今までの自分たちだったら絶対に出られないようなものに出られたり、街中で「おめでとうございます!」と言ってもらえたり、環境が変わった気がします。――環境の変化を感じて、ここからまた頑張るぞという気持ちに?花村:『私ときどきレッサーパンダ』と一緒で、日本レコード大賞にふさわしいグループにならなきゃいけないなと。これまでの受賞を見直しても、名だたる方々なので。大野:自分たちの名前を見たとき、ちょっときびいので。花村:何年か経ったときに「やっぱDa-iCEあのとき売れていたよね」と言ってもらえるようなグループになっていたいです。大野:よりケツを叩かれたような感じですね。――今後についてはどのように思い描いていますか?大野:今年はアリーナツアーも開催させていただくので、とにかくそのツアーを成功させたいです。その向こうに、ドームや、海外も含めてもっと大きいステージがあると思うので、目の前のことを一個一個成功させて、着実に一歩一歩、上り続けていくことが大事だと思っています。――今感じているグループの課題はありますか?工藤:レコード大賞を獲らせていただいて、皆さん「広まったね」と言ってくださるんですけど、最終目標はそこではなく、ライブに来てもらってメンバーのいろんなところを理解してもらうところだと思っています。興味を持ってくださった方たちが僕らのファンになってくれることを目標に頑張りたいです。●自分をさらけ出し合える関係性…心は「全裸です!(笑)」――ドラマや映画などさまざまな作品とのコラボも話題で、最近では『仮面ライダーリバイス』や『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』の主題歌などを担当されました。工藤:最近ありがたいお話が多いですね。僕らはパフォーマンスする側と作る側なので、お話をいただいたときに恥じないモノ作りをすることが一番大事かなと。『仮面ライダー』の主題歌も、想太がすごい熱量を持って曲を作り、映画を見たらぴったりでした。熱量とクリエイティブがちゃんと伴っていないとできないことなので、それを維持していきたいです。――これまでを振り返っても、『ONE PIECE』のオープニングテーマを担当されたり、数々の話題作とコラボされています。花村:『ONE PIECE』も1年半やらせていただいて、終わる頃に『仮面ライダー』が始まって、『オリエント』のオープニングテーマと『ユーチューバーに娘はやらん!』の主題歌もやらせていただいて、その中でこのレッサーパンダさんのお話をいただいて。一同:レッサーパンダさん(笑)花村:今年の終わりに解散するのかなっていうくらい、いいことが多すぎて、いきなり悪いことが起きないように祈っています。――『私ときどきレッサーパンダ』の主人公・メイは、母親に秘密にしている一面がある女の子ですが、Da-iCEの皆さんは、メンバー同士で本来の自分をさらけ出せていますか?大野:隠しまくりっす!岩岡:(大野を指さしながら)一番さらけ出しています(笑)。花村:徹くんは隠しているほうです。岩岡:隠してはない! この2人(大野と花村)が勝手に自分から自分のことを話すので、彼らからすると僕が隠しているように見えるんでしょうね。花村:僕は普段は人の話を聞いているんですけど、このグループのときは自分のことばかりしゃべっている気がします。大野:僕から聞くことも。ふいに尋問みたいに質問したりします。和田:聞かれますね(笑)岩岡:聞かれたら全部話しているよね。――自分をさらけ出し合える素敵な関係なんですね。岩岡:そうですね。解放しています。大野:(心は)全裸です!(笑)■Da-iCE(ダイス)4オクターブを誇るボーカルの大野雄大、花村想太と、パフォーマーの工藤大輝、岩岡徹、和田颯による5人組男性アーティスト。2011年に結成し、2014年にメジャーデビュー。2017年1月に日本武道館公演を開催し、2018年にデビュー5周年を記念した全国ツアーを開催。2019年に初のベストアルバム『Da-iCE BEST』をリリース。2020年1月に初の代々木第一体育館での公演を成功させる。日本テレビ系日曜ドラマ『極主夫道』の主題歌となった「CITRUS」でストリーミング累計総再生数2億回を突破すると、2021年の『第63回輝く! 日本レコード大賞』を受賞した。2022年4月にDa-iCE初のバックバンドを引っ提げた全国ホール対バンツアー、7月より4都市7公演を巡る全国アリーナツアーを開催予定。
2022年03月10日5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが、ディズニー&ピクサー最新作『私ときどきレッサーパンダ』の日本版エンドソングアーティストに決定したことが23日、発表された。さらに、劇中に登場する5人組人気ボーイズ・グループ「4★TOWN」の日本版声優も担当することが発表され、MVも併せて公開された。3月11日にディズニー公式動画配信サービス・Disney+(ディズニープラス)にて独占配信開始される本作は、“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”を描く物語。母親の前ではいつも“マジメで頑張り屋”のいい子だが、友達とハメを外して遊んだりする明るい自分を母親に秘密にしているティーンエイジャーのメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い、モフモフなレッサーパンダになってしまう。突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの秘密とは……。昨年末に発表された第63回レコード大賞の大賞を受賞し、勢いに乗るDa-iCE(工藤大輝、岩岡徹、大野雄大、花村想太、和田颯)。今回の抜てきに、和田は「ディズニー&ピクサー作品のエンドソングを自分達が担当できる日が来るとは思ってなかったので、『本当に僕たちでいいんですか?』って思いました」と心境を告白。大野は「幼稚園の頃、両親が迎えに来てくれるまでの間、よくディズニーの映画を観て待ってたんです。一番最初に歌ったのも『アラジン』の『AWhole New World』でした。そんなディズニー作品の楽曲を歌わせてもらうことになって、嬉しかったのと同時にびっくりしたのを覚えています」と喜びを語った。彼らが歌う日本版エンドソング「どんな君も」は、世界的人気を誇るアーティストのビリー・アイリッシュとその兄でプロデューサーのフィニアス・オコネルが手掛けた劇中にも登場する楽曲「Nobody Like U」のカバー。本当の自分らしさに悩み、葛藤する主人公メイに“どんな君でも君だよ 本当の自分を隠さないで”と、どんな自分でも、自分の一部であり、そのままでいいんだよと、背中を押してくれる楽曲になっている。楽曲を初めてきいた時のことを聞かれると工藤は「ビリー・アイリッシュさんの楽曲は普段からたくさん聴いているんです。今回は、映画のために制作された R&Bの楽曲。2000 年代初頭が舞台の映画で、僕たちは幼少期からバックストリート・ボーイズさんやイン・シンクさんなどを聴き、MVを見ては参考にしてきたので、その時代に寄せた楽曲をできるというのが、すごく嬉しいことだなと思いました」とコメント。さらにレコーディングの際のことを聞かれると、大野は「ここ10年で一番難しかったというくらい、難しかったです。自分たちの楽曲だとフェイクは自分たちで考えて歌うことが多いのですが、今回は譜面通りにフェイクをなぞって歌ったのが、初めての作業で、特に難しかったです」と苦労話を明かした。日本版声優としても参加することになったDa-iCEが担当するのは、主人公のメイとその友人たちが夢中になる絶大な人気を誇る5人組のボーイズ・グループ「4★TOWN」。声優への初挑戦について花村は「顔に合わせなきゃいけないとか、叫び声もひとつじゃなくて、2つ3つと色んなパターンをしなきゃいけないなど、すごくいい経験になりました」と語り、岩岡は「声のみで表現することは、本当に難しいことだったので、改めて声優さんの凄さを実感しました。アフレコブースに入ってお仕事させて頂いたのが、夢のようでした!」と話した。
2022年02月23日フィギュアスケートに人生を懸けてきた女性の夢と恋を描くロシア発のラブストーリー『ICE』が邦題『ICE ふたりのプログラム』として全国公開することが決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。大怪我を負い、夢破れたフィギュアスケート選手のナージャ。絶望に塞ぎ込む彼女の前に現れたのは、明るくて無鉄砲なアイスホッケー選手サーシャ。型破りな手法で懸命にリハビリを支えるサーシャのおかげで次第にナージャは笑顔を取り戻す。やがて、再びスケートができるまでに回復したナージャ。彼女の新たな夢と恋への挑戦が始まる…。本作は、2018年ロシアで『ブラックパンサー』『フィフティ・シェイズ・フリード』を抑えて2週連続1位を記録し、年間興収4位を記録した大ヒット作品。主演はロシアを代表する名女優クセニア・ラパポルトの娘アグラヤ・タラーソヴァ、共演はロシアの映画賞であるゴールデンイーグル賞を2度受賞を果たす実力派アレクサンドル・ペドロフ、続編の『ICE2』でゴールデンイーグル助演女優賞を受賞したマリヤ・アロノーヴァが務める。フィギュアスケート大国ロシアで製作された圧巻のスケートシーンとまばゆい映像美がラブストーリーを彩る注目作だ。この度解禁されたポスタービジュアルは、“恋が夢を輝かせる―”のコピーとともに、ペアのフィギュアスケート選手ナージャと青年サーシャが氷の上で見つめ合う姿が幻想的に表現されており、夢と恋に葛藤しながらもまっすぐに向き合うふたりの姿ともリンクする。現在開催中の2022年冬季北京オリンピックでも話題のフィギュアスケート。氷上で展開する心ときめくハートフルなラブストーリーに期待が高まる。『ICE ふたりのプログラム』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月18日9人組ダンス&ボーカルグループ・MISS MERCYが、3月2日に配信シングル「Cinderella」でデビューすることがわかった。2018年に始動したMISS MERCYは、「GIRLS NEW ERA(新時代の女の子たち)」をコンセプトに、芸能事務所スターダストプロモーションのファッション部門初の女性グループ。あらゆる分野で活躍することを目指し、約4年間の練習期間を経てデビューが決定した。グループ名はメンバーそれぞれの頭文字をとってつけられ、「人の苦しみを取り除き、愛情を注ぐ女性」という意味。メンバーには、映画『ヤクザと家族 The Family』で綾野剛演じる主人公の娘役を演じたRINA(小宮山莉渚)、「ポカリスエット」のCMに出演したYUKI(汐谷友希)、ファッション誌『bis』(光文社)や『ViVi』(講談社)で活躍するERIKA(滝澤エリカ)らが所属する。3月2日に配信されるデビューシングル「Cinderella」は、昨年「CITRUS」で「日本レコード大賞」を受賞したダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝が作詞作曲を手掛けた。MISS MERCYの振り付けやライブ演出のMASAO氏が、Da-iCEの演出を担当していることもあり今回の楽曲提供が実現した。コメントは以下の通り。■MISS MERCY リーダー・MOMOKA2018 年から約 4 年間の練習期間を経て、「MISS MERCY」として活動できる日を迎えることができて、とても嬉しいです! ここから私たちのスタートなので、楽しみな気持ちと不安が入り混じって少し複雑ですが、たくさんの方々に知っていただけるように、私たち9人で力を合わせて全力で駆け抜けます!! 韓国のアイドルグループ・少女時代さんのように、長く活動を続けて、一人でも多くの方の記憶に残る伝説のガールズグループになることが目標です!■Da-iCE・工藤大輝MISS MERCYの演出を手掛けるMASAOさんからの依頼があり、二つ返事でお受けさせて頂きました。メンバー全員ポテンシャルが高く、遠慮無しで楽曲制作に取り組ませて頂きました。目指したのは新しさと古さの掛け合わせです。今の時代、必要なのはシンデレラストーリーではなく着実に上がっていくプロセスを魅せていくことだと思っていて、メンバーの皆にはそういう道程を歩んでほしいという気持ちを込めてこの曲を作らせて頂きました。
2022年02月10日1971年の仮面ライダー誕生から、現在毎週日曜日9:00よりテレビ朝日系にて放送中の、仮面ライダー生誕50周年記念作品『仮面ライダーリバイス』にわたる、半世紀を股にかけた、仮面ライダー史を揺るがす全てを超越(BEYOND)した予測不能な物語、仮面ライダー50周年記念映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』が12月17日(金)に公開される。いよいよ公開まであと5日と迫る本作を、壮大に、上質に盛り上げる、Da-iCEによる映画主題歌 「Promise」の映画プロモーションビデオが公開となった。テレビシリーズ『仮面ライダーリバイス』の主題歌【liveDevil/Da-iCE feat.木村昴】に続き、Da-iCEが映画主題歌「Promise」を担当。本作のために特別に書き下ろしたという本楽曲が、仮面ライダー誕生の1971年、現代である2021年、さらに50年後の2071年という、100年間を股にかけた壮大な物語を、より上質に、そしてスペクタクルに仕上げる。歌詞に登場する「I wanna be your HERO」=“あなたのヒーローになりたい”、「距離も時さえも超えていく力」などの一節は、本作の100年を股にかけた戦い、そして仮面ライダーだけではなく、親子の関係、そして仲間の絆を彷彿とさせ、映画本編と共に楽しむことができる仕上がりとなっている。さらに作詞、作曲はボーカルの花村想太が携わり、主題歌発表の際には自身のSNSでその喜びを報告。「大大大好きな仮面ライダー」「最初の夢は仮面ライダー」と語る花村が描いた想いが表現された一曲となった。Da-iCEが手掛ける劇場版主題歌「Promise」は、映画公開初日の12月17日(金)に配信開始、そして12月22日(水)発売のCD「liveDevi」にも収録される。フルサイズ版は配信、CD「liveDevil」、そして映画館で『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』と共に堪能してほしい。『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』PV【主題歌情報】Da-iCE 「Promise」作詞:花村想太 / MEG.ME作曲:花村想太 / Louis(Natural Lag) / 福田智樹(Natural Lag) / MEG.ME編曲:CHOKKAKU★12月17日(金)より配信開始&12月22日(水)発売 CD「liveDevil」に収録歌詞サイト“Uta-Net”で「Promise」の歌詞を先行公開中!『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』12月17日(金)より公開
2021年12月12日Da-iCEが、12月25日にオフィシャルファンクラブ「a-i」会員限定のクリスマスイベント『a-i Christmas Party 2021~379th HaPPY BiRTHDaY TO にゅーとん~』を東京・豊洲PITで開催することが決定した。11月7日に行われた『Da-iCE a-i contact tour 2021』東京・J:COMホール八王子公演のMC内で発表された本イベントは、昨年新型コロナウイルスの影響で中止となるまで毎年行われていたクリスマスイベントで、今回もこれまでと同様、歌やアトラクションなど様々な企画が予定されている。また11月30日までにファンクラブ「a-i」に入会している方を対象に、ファンクラブ限定楽曲「アイヲシル」が収録されたCDがプレゼントされることが発表された。「アイヲシル」はDa-iCEのリーダー工藤大輝が作曲、作詞は工藤大輝とボーカルの花村想太の両名が手がけており、メンバー5人全員で歌唱を担当している。さらに『a-i Christmas Party 2021~379th HaPPY BiRTHDaY TO にゅーとん~』で同曲が初披露されることが決定し、当日はファンクラブ会員から事前に声を募集し歌唱する1日限りの特別版となる。併せてYouTubeでは「アイヲシル」を一部聴くことができるティザー映像が公開された。クリスマスイベント&「アイヲシル」告知動画<イベント情報>『a-i Christmas Party 2021~379th HaPPY BiRTHDaY TO にゅーとん~』12月25日(土) 豊洲PIT開場 13:45 / 開演 14:30開場 16:45 / 開演 17:30【チケット情報】※共通のお土産付き(1) 特典付きスペシャルチケット:9,800円(税込)特典内容:・前方席10列以内を確約!・イベントオリジナル「ファーポーチ」のプレゼント※特典付きスペシャルチケットのお申込みは、ブロンズステータス(会員2年目)以上の会員様限定となります。(2) 全席指定:6,600円(税込)【チケット申込み受付期間】11月15日(月) 23:59まで※抽選受付のため、期間中にお申込みください。※開場・開演時間は変更になる可能性があります。※入場時、別途ドリンク代600円(3) 配信チケット昼・夜公演通し視聴チケット:4,800円(税込)昼公演視聴チケット:2,900円(税込)夜公演視聴チケット:2,900円(税込)※アーカイヴ / イベント限定待受け特典付<キャンペーン情報>a-i限定楽曲「アイヲシル」特製CDがもらえる!入会キャンペーンa-iのみなさんへ向けて、メンバー作詞&作曲・5人歌唱による特別な1曲を制作中。2022年1月上旬、Da-iCE結成10周年最後に特大の“アイ”を込めて、a-iのみなさん全員に【グリーティング仕様の紙ジャケット付き“「アイヲシル」特製CD”】をお届けします!【キャンペーン期間】11月30日(火) までDa-iCEオフィシャルファンクラブ「a-i」:
2021年11月08日Da-iCEが、ライブツアー『Da-iCE a-i contact tour 2021』最終日となる11月28日の千葉・舞浜アンフィシアター公演の模様をdTVにて独占配信することを発表した。昨年、新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となってしまったDa-iCEのファンミーティングツアーを9月11日群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアター公演を皮切りにリベンジ開催しているDa-iCE。より多くの人にライブを楽しんでもらいたいという思いから、既にSOLD OUTしているライブツアー最終公演をオンラインで生配信する。本ライブツアーは2部構成となっており、配信では【Live contact tour】と銘打ったメンバー自身がセットリスト・内容を考案した第1部のライブパフォーマンスを余すところなくお届けする。また、11月30日から12月6日までの間は見逃し配信にていつでも視聴が可能となっている。視聴チケットは、プレゼントキャンペーンに参加できる先行販売期間が10月20日から10月27日まで、一般販売期間が10月28日から12月6日までとなっている。■ライブ生配信特設サイト<配信情報>『Da-iCE a-i contact tour 2021』配信日:2021年11月28日(日)開場 13:30 / 開演 14:00【アーカイブ(見逃し)配信】2021年11月30日(火) 12:00~2021年12月6日(月) 23:59まで【視聴チケット】■先行販売チケット内容:生配信+見逃し配信視聴可+プレゼントキャンペーン参加可dTV会員限定価格:6,166円(税込)一般価格:6,666円(税込)販売期間:2021年10月20日(水) 19:00~2021年10月27日(水) 23:59まで■一般販売チケット内容:生配信+見逃し配信視聴可dTV会員限定価格:6,166円(税込)一般価格:6,666円(税込)販売期間:2021年10月28日(木) 24:00~2021年12月6日(月) 20:00まで※期間中は何度でもアーカイブ(見逃し)視聴が可能です。※プレゼントキャンペーンは先行販売期間中に視聴チケットを購入された方が抽選の対象となります。■dTVサービスサイト■dTVに関する情報まとめサイト 関連リンクOfficial HP YouTube Official Twitter Official Instagram Tik Tok
2021年10月20日Da-iCEが、自身初となる全国アリーナツアー『Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-』を6月19日愛知・日本ガイシホールにてスタートさせた。本ツアーは最新アルバム『SiX』を引っ提げ全国6都市16公演での開催を予定していたもので、緊急事態宣言発令のため約半年ツアースケジュール全体を順延し、愛知公演にて初日公演を迎えた。本公演では2020年1月の東京・代々木第一体育館公演以来約1年半振りとなる単独有観客公演として1日2公演で計8,000人を動員した。MCでは、大野雄大が「約1年半ぶりのライブにお越し頂いている皆さん、オンラインで生配信をご覧頂いている皆さん、本当にありがとうございます!」と、コロナ禍で延期となっていたツアーを無事にスタートできたことに感謝の気持ちを伝える一幕も。そして2回目公演のアンコールでは、新曲「Lights」が6月28日に配信リリースすることが発表され、YouTubeにはリリース告知映像、オフィシャルサイトではジャケット写真が公開された。「Lights」は光と闇、ネガとポジ、山と谷など相反する事柄を共に受け入れ、飛び越え、そして一つにしようとするメッセージが込められた歌詞と、それらの言葉に優しく息吹を吹き込むようなツインボーカルによって、聴いてくれる全ての人々へ勇気を与えられるようなナンバーで、スマホゲーム『AFKアリーナ』1周年記念アニメーションPVのテーマソングに起用されている。作詞は実際にゲームをプレイし世界観に触れた工藤大輝が担当。さらに同曲が6月27日より放送される日本テレビ系6月期スペシャルドラマ『嘘から始まる恋』の主題歌にも決定したことがライブ翌日の本日発表された。ドラマにはメンバーの岩岡徹が主人公・葛西莉子(本田翼)の元カレ・川村正史役として出演している。『Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-』愛知・日本ガイシホールより本ツアーは全日で1日2回公演が行われ、両公演でまったく違うセットリスト・衣装・演出を準備する形で全16公演が行われる。MCでも「1回目公演と2回目公演では内容がガラリと変わる」と語っていた通り、ライブを主体として活動してきた彼ららしくステージパフォーマンスですべての観客にしっかり応えるという強い決意が伺えるものとなっている。公演では、1回目・2回目公演ともに約20曲、2時間に及ぶステージを繰り広げ、代表曲であるロックバラード「CITRUS」をはじめ、現在も人気テレビアニメ『ONE PIECE』主題歌として幅広く親しまれている「DREAMIN’ ON」、そして前アルバム『FACE』から初披露となる楽曲も多数パフォーマンス。特に有観客公演で初披露となる「CITRUS」では、すでにYouTubeで公開されている同曲のMUSIC VIDEOの世界観をそのままステージで再現する等のスペシャルな演出を披露した。公演後のSNS上は、「やっぱり生LIVEっていい!」「歓声は出せなくても身体全身で音を感じられる幸せ!」という声や「めっちゃ楽しかったし!セトリがすごい!」というコメントで溢れ、大盛況でツアー初日を終えた。Da-iCEはこの後福岡、宮城、神奈川、北海道、ファイナルの兵庫公演を行う予定となっている。なお本ツアーは、NTTドコモが手掛けるアーティストライブ・舞台公演などの映像を生配信で楽しめるサービス「新体感ライブ CONNECT」でも生配信される。Da-iCE「Lights」リリース告知映像<ドラマ情報>『嘘から始まる恋』6月27日(日) 23:00~23:55出演:本田翼 / 町田啓太 / 山本舞香 / 神尾楓珠 / 岩岡徹(Da-iCE)番組公式サイト: /番組公式Twitter:番組公式Instagram:<ツアー情報>全国アリーナツアー『Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-』■6月19日(土)【愛知】日本ガイシホール1st 開場 13:00 / 開演 14:002nd 開場 17:00 / 開演 18:00キョードー東海:052-972-7466(月~土 10:00~19:00)■7月10日(土)【福岡】福岡国際センター1st 開場 13:00 / 開演 14:002nd 開場 17:00 / 開演 18:00キョードー西日本:0570-09-2424(平日11:00~17:00)■7月17日(土)【宮城】ゼビオアリーナ仙台1st 開場 13:00 / 開演 14:002nd 開場 17:00 / 開演 18:00GIP:0570-01-9999(24時間自動音声案内)■7月22日(木・祝)【神奈川】ぴあアリーナMM1st 開場 13:00 / 開演 14:002nd 開場 17:00 / 開演 18:00公演事務局:event@user-support.jp■7月23日(金・祝)【神奈川】ぴあアリーナMM1st 開場 12:00 / 開演 13:002nd 開場 16:00 / 開演 17:00公演事務局:event@user-support.jp■7月31日(土)【北海道】真駒内セキスイハイムアイスアリーナ1st 開場 13:00 / 開演 14:002nd 開場 17:00 / 開演 18:00ミュージックファン:011-799-1000(平日11:00~18:00)■8月7日(土)【兵庫】神戸ワールド記念ホール[振替公演]1st 開場 13:00 / 開演 14:002nd 開場 17:00 / 開演 18:00■8月8日(日)【兵庫】神戸ワールド記念ホール[追加公演]1st 開場 12:00 / 開演 13:002nd 開場 16:00 / 開演 17:00※会場変更にご注意ください。■オープニングアクト全公演とも、オープニングアクトとして開場時間中に『GENIC』がパフォーマンスいたします。■チケット料金一般指定席:12,800円(税込)(制御機能付きペンライト+オリジナルデザインマスク2種類付き)一般指定席:8,800円(税込)(グッズなし)※オリジナルデザインマスク2種類の内訳はグッズ付きチケット限定デザイン1枚と通常物販分のデザイン1枚となります。※ペンライトは2,500円、デザインマスク(1種)は1,800円にて通常物販でも販売予定となります。そのため今回のグッズ付きチケットは6,100円相当のグッズが付属となるため、通常よりも2,100円お得なチケットとなります。※飛沫感染防止の観点より、客席内で大声を発する事は控えるべき行動のため、お客様がライヴをより楽しんでいただけるよう、赤外線操作による制御機能付きペンライトとオリジナルデザインマスクがより多くのお客様の手に渡る事が出来るような券種を作成いたしました。※グッズの受け渡し方法は追って案内させていただきます。※3歳以上有料。3歳未満はひざ上鑑賞の場合のみ入場無料。(ただし、席が必要な場合は有料。)※本公演のチケットは全てスマートフォン専用アプリ「AnyPASS」(電子チケット)のみ。※各公演とも、オンライン有料生配信を予定。詳細は追って告知します。■「新体感ライブ CONNECT」(オンライン配信)視聴チケットはこちら:■一般公演チケットはこちら:ローソンチケット:チケット:イープラス:チケットぴあ:本公演における感染症対策他公演詳細はこちら:<リリース情報>■Da-iCE最新アルバム 『SiX』「CITRUS」Lyric VideoDa-iCE「CITRUS」Music VideoDa-iCE (大野雄大・花村想太) CITRUS / THE FIRST TAKEDa-iCE 関連リンクOfficial HP YouTube Official Twitter Official Instagram Tik Tok
2021年06月20日本田翼主演のスペシャルドラマ「嘘から始まる恋」で、恋の相手役に町田啓太、さらに山本舞香、神尾楓珠ら豪華キャストが集結。また、「Da-iCE」のパフォーマー・岩岡徹が元彼を演じることが決定した。1月に放送され、“キュン初めした”とSNSでも話題になった「アプリで恋する20の条件」に続き、主演・本田翼と恋愛映画の名手・新城毅彦監督が贈る本作。ちょっと訳ありな“嘘”を抱えた4人の男女が織りなす極上の、極上のラブコメディとなっている。本田 翼/葛西莉子莉子は青森出身。10年付き合い婚約していた元カレに嘘をつかれ失恋し上京する。嘘をつかれるのにトラウマがある。【コメント】今回の作品は、些細な嘘から大きな嘘まで色々な嘘がつまっている男女のホンネが描かれているラブコメディーです。ナンパの出会いから始まり、リモートで再会し恋愛にスイッチしていく様を個性豊かなキャラクターで描いています。私は嘘をつかれ、嘘に疲れ果てた(葛西)莉子という青森出身の少しおっとりした雰囲気の女性を演じさせて頂きます。夜11時から放送ということで、皆さんのお休み前の“笑い”のお供になれれば嬉しいです。笑いあり、胸キュンあり、そして心に刺さる感動あり。様々な感情をしっかり表現していきたいと思います。町田啓太/鴨下淳之介大手商社勤務。ルックスはいいが上から目線で口が悪い。ナルシシスト。【コメント】ラブコメディーということで、特有の可笑しみを役を通してどれだけ出していけるかなど、今回の撮影ではまた 新たな挑戦をさせて頂きます。(鴨下)淳之介は、僕自身は友達になれないかな(笑)というくらい、イラッとするキャラクター性ですが、 見て下さる皆さんにはイラっとしながらも笑って楽しんでもらえるように演じたいです。今まで演じさせていただいたキャラクターの中でも、より濃く、様子のおかしいキャラクターになるのではないでしょうか。共演者・スタッフの皆さんと一緒に楽しい作品を作り上げられればと思います。見て頂ける皆さんにはとにかく笑って見て頂きたいです。山本舞香/篠原友里莉子の従妹で東京在住。自称カリスマショップ店員。上京した莉子を部屋に住まわせる。【コメント】前回出演させて頂いた「アプリで恋する20の条件」に続き、今回もとてもリアリティー溢れる内容になっていてとても楽しみです。みんなで“オンライン人狼ゲーム”をやる演出も、すごくリアルでみなさんに共感して頂けると思います!本田翼さんと再び共演させて頂き、お話をしていても波長が合う感じで、今回は従姉妹の役柄なので二人のシーンも多くて掛け合いが楽しみです!(篠原)友里は強気な性格だけど、とても共感できる女の子で、可愛らしいところもあるので地上波と合わせてHuluオリジナルストーリーも見て頂きたいです。また、“カリスマショップ店員”ということで、可愛いファッションにもぜひ注目して頂きたいです。 皆さんも経験した事のある“嘘”が物語の中でどう展開していくか楽しみながら見て頂きたいです。神尾楓珠/泉晴彦ラブコメディーの作品はこれまで学生役が多かったのですが、今回初めて社会人を演じるので新鮮な感覚です!(泉晴彦は)典型的な軽い役ですが、僕個人としては好きなキャラクターなので、見てる皆さんにもただの軽い奴ではなく、愛されるキャラクターになるように演じたいと思います。4人の関係性や人狼ゲームのシーンも、すごくエンターテイメント性がある作品だと思うので、楽しんで見て頂けたら嬉しいです。主題歌は「Da-iCE」の新曲「Lights」さらに、今回、莉子(本田さん)の元彼・正史役に、「Da-iCE」のパフォーマーであり、主演舞台「ちるらん 新撰組鎮魂歌」など俳優としても活動する岩岡さんの出演が決定。10年付き合った莉子に“嘘”をつき婚約破棄をしてしまう役柄で、正史と破局した莉子は青森から東京へ上京。新たな恋が始まるきっかけとなるーー。また、主題歌がメンバー・工藤大輝が作詞を手掛けた「Lights」に決定。さらに挿入歌として「Love Song」も起用される。「Lights」について工藤さんは、「光と闇、ネガとポジなど相反する事柄を共に受け入れて、それらを一つにしようというメッセージを込めて作詞しました」とコメント。それらの言葉に優しく息吹を吹き込むようなツインボーカルによって、勇気を与えていくような楽曲となっている。岩岡さんは、「主題歌、挿入歌として携わることができ光栄に思います。物語のスピード感や感情、そして観てくださる皆さんに楽曲たちが寄り添えたら何より」と語り、「数年ぶりに新城監督のもと、お芝居させて頂ける喜びと同時に、初めての津軽弁という不安が入り混じっておりましたが、楽しく撮影させて頂きました」と新城監督との再タッグを振り返った。なお、本作の地上波放送直後から、Huluオリジナルストーリーとして、地上波では描かれなかった“隠された嘘”や“恋のその後”を盛り込んだ「嘘つき達のホンネ編」を配信予定。ストーリー10年付き合った彼氏に嘘をつかれ婚約破棄をされた葛西莉子(本田翼)は、 自分を幸せにしてくれる人を見つけるために、青森から東京へとやって来る。 カリスマショップ店員の従姉妹、篠原友里(山本舞香)宅へ転がり込み、 出会いのために銀座のナンパスポットに連れてきてもらい、ナンパの指南を仰ぐ。二人に言い寄ってきたのは、子犬系男子・泉晴彦(神尾楓珠)だった。「すみません、3分だけいいですか? 僕の先輩が声をかけてこいってうるさくて......」 言葉巧みに近づいてきた晴彦に連れられて行くと、 そこにいたのが、大手商社勤務で自らを都会の男と語る・鴨下淳之介(町田啓太)だった。しばらくして、すっかり飲み過ぎてしまった莉子は、津軽弁でクダを巻き、別れた元カレの愚痴を淳之介にぶつけていた。友里と晴彦が姿を消したことに気づいた淳之介は、「ハズレ押し付けやがって、あいつ......」「はぁ!? 誰がハズレよ」。友里も翌朝、晴彦が実はフリーターで、大手商社の後輩と嘘をついたことを知る。「あんたみたいな空っぽな人に構ってる時間はないの!」ナンパで最悪の出会いをしてしまった二人は、新しい出会いを求め「オンライン人狼ゲーム」に参加する。しかし、そこに現れたのは、またしても、淳之介と晴彦だった......。スペシャルドラマ 「嘘から始まる恋」は6月20日(日)23時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年06月20日歌手のきゃりーぱみゅぱみゅとヒップホップグループ・スチャダラパーのBoseが番組MCを務めるオリジナル番組『dTV Presents KPPとBose みんなの放課後』(毎月第1、3火曜日17:00~18:30)の初回生配信が15日に行われ、ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝と岩岡徹、次世代ガールズユニオン・FAKYのLil’ FangとTakiが登場した。今年でデビュー10周年を迎えたDa-iCE。8月に同じく10周年を迎えるきゃりーが「10年振り返ってみていかがでしたか?」と質問すると、「一瞬でしたね。10年で、アリーナでライブを行えるのは感慨深いです」と話した。また、ゲストが一番大事にしているモノを紹介する「私のたからもの」のコーナーでは、工藤が「おうち時間が増えたので家具をしっかりしていこうと思いまして」と、オシャレな照明を紹介。「べらぼうに暗いんですけどね」と笑いを誘い、「値段は?」というBoseの質問には「良いマイクぐらいです」と例えた。続いて、15日にデビュー4周年を迎えたFAKYのLil’ FangとTakiが登場する。実はスチャダラパーと小沢健二のコラボレーション楽曲「今夜はブギー・バック」をカバーしているというFAKY。Lil’ Fangが「歌うときのコツやポイントがあればお伺いしたいです!」と相談すると、Boseは「小沢健二さんに聞いてもらわないと」と言いつつも、「バカみたいに元気よくやればいいんじゃないかな」とアドバイス。この回答に、Lil’ FangとTakiは大興奮だった。オリジナルの心理テストでゲストの素顔を掘り下げる「放課後ココロジー」のコーナーでは、「恋の相手に求めるもの」が深層心理として明らかになるテストを実施した。「ハッピーな気分になれる恋がしたい人」と診断されたTakiは納得がいかない様子で、「ノーコメントで!」と笑顔で一言。「誠実に長く付き合える恋がしたい人」と診断されたLil’ Fangは「ずっと彼氏が欲しいと言い続けているので当たっていると思います」としみじみ。二人の対照的なコメントにスタジオは笑いで包まれた。なお、番組は生配信翌日より、dTVサイト/dTV公式YouTubeにてアーカイブ配信されている。■きゃりーぱみゅぱみゅコメントあっという間に終わってしまいました。安定のBoseさんの回しで安心できたので、MCというよりは自分もすっかり楽しんでしまいました。生放送なので時間を気にしながら進めていくことが難しかったですが、同じアーティストとしてステージに立つことや、喜びや苦しみなど共感しつつも引き出せるよう心掛けました。MIYASHITAPARKで生配信しているのでコロナ禍があけたら学生の方や仕事帰りの方など遊びに来てほしいです。放課後にぶらっと立ち寄って楽しんでもらえるような番組にしていきたいです。■Boseコメント今の渋谷から生で配信する自由さが気持ちよかったです。ゲストの皆さんの元気さや、それに対するきゃりーちゃんの反応も新鮮で楽しかったです。今後は、さらにゆったりと、放課後っぽい空気にして行けたらいいですね。
2021年06月16日深みのある豊かな低音から抜けのいいクリアな高音まで、4オクターブの音域を駆使。5人組の男性アーティスト「Da-iCE」のボーカリストとして活躍する花村想太さんが、初めてミュージカルに挑戦したのが昨年のミュージカル『RENT』。音により紡ぎ出される世界をとらえ、役に入り込み表現する。「従兄が子供の頃からずっとミュージカルをやっていて、幼い頃は観ていたんですけれど、歌手になると決めてからは触れる機会がなかったんです。でも、ストレートのお芝居で初舞台を踏んでから、自分としては歌やダンスがあるミュージカルに挑戦してみたいなという気持ちになり、そんななか‘17年に観に行った『RENT』にすごく感動して。あんな作品に出たいと思っていた時に、‘20年の『RENT』のオーディションがあることを知り、結果、出演させていただけることが決まったのは嬉しかったです」演じたのは、ストーリーテラー的役割を担うマーク。歌やダンスはもちろんながら、軽やかで情感溢れる花村マークは鮮烈な印象を残した。しかし、稽古当初は演出家の思い描くマーク像と違うと言われていたのだとか。「僕自身、お芝居の経験が少なくて音楽と脚本から感じたものを自分なりに消化するしか方法がわからなかったんです。僕のマークは、八方美人で表向きは陽気だけれど裏に抱えているものがあって、ふとした瞬間に素が出て真顔になってしまう人。稽古するうちに、演出家にも『僕にとって初めてのマークだけれど、魅力的だからそのままでいいよ』って言ってもらえました」公演中、「全身全霊でマークをやれていた」と振り返る。仲間のひとりであるエンジェルの葬儀の場面では、舞台上でリアルな悲しみの涙を流していたほど、役に入り込んで演じていた。「あのシーンは何回やってもしんどかったです。エンジェル役のおふたりが苦しんでいる姿や、悲しげなコリンズの表情を目の当たりにすると、なんでこんな世の中なんだって気持ちになって、毎回自然と込み上げてくるものがありました。初めての感覚でしたね」そんなふうに言うものだから憑依型なのかと思いきや、一転、短編集のような構成で綴られるミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』では、場面ごとに表情や発声を変え、作品世界を体現してみせた。「それまでは、役を僕なりに解釈して思うがままにやる…演技というより、しゃべっているとか歌っているに近い感覚でした。でも、この作品ではそうはいかない。子供らしい感情の切り替えの早さに、僕自身がついていけていなかったんですよね。それで普段はしないトーンや発声で、自分ではない人を“演じて”いました」驚くべきことに、なんと花村さんはセリフも“音”でとらえているらしい。「たとえば、日本語の自然な抑揚ってありますよね。でも、たまにお芝居のなかで、普段の日本語とは違う半音上がりの音階で話されているセリフを聞くとめちゃくちゃ気になってしまう。あとは、声の置き場所が違うのも違和感で…。手元のピーナッツバターサンドイッチのことを歌っているのに、遠くに向かう声で歌ったら変じゃないですか。『~チャーリー・ブラウン』で共演したアッキー(中川晃教)さんは本当にそこがテクニシャンで、1曲の中で、ここの歌詞は自分に向けて囁くように歌って、ここは相手に聴かせるとか、目まぐるしく声のポジションを変えられる。歌の立体感の出し方が群を抜いているんですよね。それを間近で聴けたのはすごく勉強になりました」歌う時、その曲の持つリズムや音階などから得たイメージを感覚的にとらえていると話す。しかし、その感覚で歌ったものを後から聴き直し、「ロジカルに分析するのが好き」なのだとも。「イライラしている時とか、気分が落ち込んだ時は、必ず歌を録音するようにしています。それを聴くと、気分が落ちている時に歌う明るい歌はこう聞こえるんだとわかる。その時の声色や音を自分の引き出しにストックしていくことで、表現の幅が広がるんじゃないかなと思って。たぶん僕が一番僕の歌を聴いている気がします(笑)」音楽の話になった途端、楽しくて仕方がないという表情でイキイキと話し始める。本当に音楽が好きなのだ。「自分の中ではミュージカルだから、Da-iCEだからって分けている部分はないです。楽曲に合った発声方法と歌い方を選んでいるという意味では、そんなに差はありません。逆に言えば、Da-iCEの歌も一曲一曲がお芝居に近くて、怒っている曲を歌うと、自分が別人みたいに怒っちゃいます」それがあのエモーショナルな歌を生むのだ。そんな花村さんに敢えて、いま思う演技の面白さについて聞いた。「じつは全然わかってなくて(笑)。僕にとっては歌っている時も踊っている時も感覚は一緒で、とにかく楽しいとか悲しいとか幸せだとかしかないんです。お芝居しなきゃって思ってるわけじゃなく、自分の中にある高揚感とか幸福感をステージの上で表現してる感じで、それが本当に楽しいです」はなむら・そうた1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。6月より全6都市16公演に及ぶアリーナツアー「Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-」を開催。全公演「新体感ライブ CONNECT」にて配信決定。今年1月にYouTuberのヒカルと2人組ユニット・UPSTARTを結成。自身が結成したバンド「Natural Lag」のボーカルとしても活動中。アウター¥29,700パーカ¥35,200シャツ¥31,900(以上SHINYAKOZUKA/MATT.)INFO@THE-MATT.COMその他はスタイリスト私物※『anan』2021年6月2日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・塚本隆文ヘア&メイク・宮川 幸(P-cott)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月30日元NMB48の渡辺美優紀が16日、自身のツイッターを更新。ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの花村想太との同棲交際が文春オンラインで報じられたことを受け、コメントを発表した。渡辺は「いつも応援して下さる皆様へ」との書き出しで、「この度はプライベートな報道でご心配、ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした」と謝罪。そして「その件につきましてたくさんのご教示いただき、また、たくさんの励ましのお言葉を頂き、ありがとうございました」と続け、「まだまだ未熟者ですが、今後も精進して参りますので温かく見守っていただけたら幸いです」とメッセージを送った。渡辺は今年5月に、所属事務所のroundcellを退所。個人事務所とともにファンクラブを設立している。
2021年05月17日Da-iCEのボーカル大野雄大と花村想太が歌う『Love Song』の映像が4月14日22時、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開される。今年結成10周年を迎えたDa-iCEのふたりは、前回の「THE FIRST TAKE」でも、ストリーミング再生回数が累計2800万回を突破した日本テレビ系ドラマ『極主夫道』主題歌『CITRUS』を披露。アカペラで始まる緊張感溢れたパフォーマンスが話題となり、公開から10日あまりで200万回を超える再生回数を記録した。今回の『Love Song』の動画には、楽曲を提供したandrop・内澤崇仁がギター&コーラスで参加。「THE FIRST TAKE」ならではのコラボレーションとなっている。これにはメンバーも「内澤さんにギター演奏とコーラスをお願いさせていただいて、またまた贅沢で貴重な時間を経験させていただきました!!」(大野雄大)、「オリジナルとはまた違う内澤さんの奏でるギターが、しっかり緊張感をプラスしてくださいました!聴いてくださる方が愛のある素敵な数分間をご堪能いただけます様に」(花村想太)と感激のコメント。内澤も「緊張感のある空間でしたが一緒に演奏させて頂けることも、一緒に曲を届けられることも嬉しかったです。観て聴いてくださる方の心がLove Songで溢れますように」とした。大野雄大(Da-iCE)・コメント今回はandrop内澤さんにギター演奏とコーラスをお願いさせていただいて、またまた贅沢で貴重な時間を経験させていただきました!!CITRUSとはまた違った温かい世界観を、このご時世だからこそより感じていただけたら幸いです。花村想太(Da-iCE)・コメント今回はandropの内澤さんとご一緒させていただきました。CITRUSの時よりもほんの少しリラックスして歌えるかと思いきや、オリジナルとはまた違う内澤さんの奏でるギターが、しっかり緊張感をプラスしてくださいました!聴いてくださる方が愛のある素敵な数分間をご堪能いただけます様に。内澤崇仁(androp)・コメント緊張感のある空間でしたが一緒に演奏させて頂けることも、一緒に曲を届けられることも嬉しかったです。今のような世の中になってしまい、心に寄り添える音楽を届けたいという想いで臨んだ楽曲です。完成した時より季節は変わり暖かくなってきましたが、曲への想いは全く変わっていません。観て聴いてくださる方の心がLove Songで溢れますように!■配信情報Da-iCE (大野雄大・花村想太) - Love Song feat. 内澤崇仁 (androp) / THE FIRST TAKE
2021年04月14日昨年は『CITRUS』も話題となり、待望の全国アリーナツアーを控え、波に乗っている5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEが、3月31日(LINEMUSICは27日に先行配信)に新曲『Bubble Love』を配信リリースした。本作はリスナーから寄せられた実際のエピソードを元に制作されたという。今年で結成10周年を迎える彼らへのロングインタビューをお届けする。最近“胸キュン”したことをメンバーが大公開!――まずは、Da-iCE×LINE MUSICのタッグによる「みんなで作るドラマ主題歌キャンペーン」 で、リスナーから寄せられたエピソードをもとに作られた新曲『Bubble Love』の制作過程を教えて下さい。花村:僕とLINE MUSIC JK部 やavexの若手社員の男性と、ZOOM会議をやらせていただいて、そこでリスナーの皆さんから集まったエピソードや、参加者の方が過去に経験した恋愛の話をヒアリングして、それを参考に歌詞を書かせていただきました。一番影響を受けた言葉は、“すごく優しくしてくれるのに、この人はなんで自分のことを幸せにはしてくれないんだろう”っていう。――それは「刺さる」フレーズですね。花村:僕も「めっちゃいいこと言ったね!」みたいになりました(笑)。それに、バブル……泡やシャボン玉って、見てる分にはキレイだけど、触れた瞬間に消えてなくなってしまう、手に残るのはただの水滴やぬるっとした感触だったりするじゃないですか。「キレイだけど儚いもの」を歌詞に落とし込みました。それにシャボン玉って、追いかければ追いかけるほど飛んでいくじゃないですか。そういう意味も含めて、泡みたいな恋をイメージした曲になりました。――「みんなで作るドラマ主題歌キャンペーン」のハッシュタグは、「#私の胸キュンがドラマに!」でした。皆さんは最近胸キュンしたことはありますか?和田:胸キュンしたこと……。それこそ『Bubble Love』が主題歌になるドラマ『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』の撮影があったんです。それで、男の子二人で手を握り合うシーンを撮ったんです。「あ、これで皆キュンってしちゃうんだな~」って思いました。――『Bubble Love』の頭文字はBLですしね。花村:原作や台本を読んで、この作品の世界も歌詞に落とし込んでいます。最近はBLドラマが流行っているんですよね?――たしかに、日本だけでなく海外発のボーイズラブドラマも話題作は多いですね。シリアスな内容からラブコメまで様々なドラマがありますが、『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』はコミカルな要素が強い作品です。和田:今回のドラマは「BL」のフラグを回避してる話ですからね。岩岡:どういうこと?和田:BL漫画の中のキャラの一人が主人公なんだけど、「あ、これ漫画の中の話だ」って気づいちゃうの。それで、なんとかBLにならないように、めっちゃリサーチして、「これが来たってことはこうなっちゃうからこれを避けなきゃ!」ってBLフラグを回避してく話なんですよ。花村:RPGみたいだね。岩岡:おもろい設定だね。女性の服装に胸キュン♡――和田さんの出演されるドラマ版も楽しみですね。工藤さんは最近胸キュンエピソードはありますか?工藤:僕のすごく懇意にしてる女性スタッフが、普段は常にスーツなんですけど、今年の春からすごく女性らしい服装に変わったんですよ。見たときにめちゃめちゃ可愛いなって思って、服装一つで印象ってこんなに変わるんだなと。それは「キュン」だったな。和田:ギャップっすね。花村:僕、『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』というミュージカルに出演するんです。チャーリー・ブラウン役で。そしたらファンの方がチャーリー・ブラウンとCONVERSEのコラボモデルのスニーカーを会社に送ってくれたんです。それはすごく嬉しかったです。工藤:たしかそのコラボ、3年前とかじゃない?花村:そうそう、わざわざ取り寄せてくださったみたいで……。大野:お前はなんでも知ってんな!花村:彼は『ピーナッツ』が本当に大好きなんですよ。工藤:だから本当にショックなんですよ!――ショックとは?工藤:この方(花村)がチャーリー・ブラウンを演じるとなると、ちょっと『ピーナッツ』が好きって言いにくくなるじゃないですか!非常に困るんですよ!花村:チャーリー・ブラウンがドーンとのってる服も持ってたよね。あれ僕を着てるってことになるんですよ。和田:「あ、想太くん着てるんですね!」って(笑)。花村:「メンバー愛がすごい人に」なるんですよ(笑)。工藤:スヌーピーミュージアムもずっと行きたかったのに、この方(花村)がすでに取材で行っちゃってて、すごくショックです……(遠い目)。――残念。胸キュンから悲しい話になっちゃいましたね。魂を込めて歌った「THE FIRST TAKE」の舞台裏――LINEの画面を活かしたリリックビデオも素敵でした。花村:オシャレですよね。もともとLINEの画面を使うという話があって、例えば、大輝くんが「こう展開したらいいんじゃないか」みたいに、メンバー皆でプラスアルファで意見出してって感じですね。工藤:「LINE風」な、LINEを模したリリックビデオとかあるじゃないですか、でもこれLINE公式なので、胸張ってまんまLINEですって言えるんで、そこの強みはすごいですね。――大野さんと花村さんの出演した「THE FIRST TAKE」も公開されたばかりですが、収録はいかがでしたか?大野:めちゃくちゃ緊張しましたよ。花村:魂が抜けましたね。大野:心臓によくない現場でしたね。――納得いくFIRST TAKEが撮れましたか?大野:そうですね、魂込めて歌えたんじゃないかなと。花村:『CITRUS』は(キーの)高いところがたくさんある曲なんですけど、とくに高いサビの部分を冒頭に入れた構成になっているんです。普段よりも神経が過敏になったというか。自分の高いパートを歌い終わったときに、「無作為に伸びてる雑草も〜♪」っていうところがあるんですけど、そこは本ッ当に気持ちよ~く歌わせていただきました(笑)。――構成をあえて変えたのはなぜですか?大野:せっかくの機会ですし、キー感のある部分を頭に持ってきた方が、より印象に残るというか、みんなの興味をひきやすいんじゃないかなと。花村:この曲のサビがCMの影響で印象に残ってらっしゃる方がすごく多かったみたいなので、そこから始まったほうがインパクトがあるんじゃないかと。――ちなみに他のアーティストの「THE FIRST TAKE」はご覧になっていますか?花村:いっぱい見てますね。とくにSKY-HI先輩とたなか(ぼくのりりっくのぼうよみ)さんの『何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ』はすごいなと思いました。あとはやっぱり岡崎体育さんは面白かったですね。工藤:岡崎体育さんとグループ魂さんに関しては別枠感ありました(笑)。和田:YUIさんもよかったですね。2曲目の『CHE.R.RY』はずっと口笛でなかなか始まらないし、ギターの方も口笛終わると思って曲に入ろうとしたらまだ続いてるので「やられた~」って言ってて(笑)。――最後にYUIさんは「混乱した『CHE.R.RY』」とコメントしてましたね(笑)。花村:あんなに揃ってると色々な方がいるよね。語り切れないほどある……10周年の思い出――初の全国アリーナツアー「Da-iCE ARENA TOUR 2021 -SiX-」も、緊急事態宣言のため延期になっていましたが、ようやく振替公演も決定しました。花村:そうですね、ようやくですね。工藤:焦らされたね~。大野:難しいですよね、僕達はもちろん音楽という作品を一生懸命届けさせてもらいますけど、まだお客さんも怖い部分はあると思いますし。挑戦に近いというか。本来以上の気持ちでいかないと。工藤:1年半ぶりくらいの有観客ライブになるので、心配もありますね。たとえば、「ライブ体力」みたいなのがあるんですよ。実際の体力っていうかパフォーマンスの配分とかも含めて、どうライブしてたかっていう感覚があって。――ライブの間隔があいてしまうと、それがつかみにくくなると。工藤:僕らも20分、30分やって、2時間のワンマンまで到達してるんですけど、それがいきなり「ワンマンライブをやってください」となると結構やばい気がするので、そこはきちんと準備したいと思います。――そして今年、Da-iCEは10周年を迎えます。花村:早かったですね。10年前は二十歳だったんですけど、今や現場でも年下の人ばかりで、なんかそういう時期なんだなぁ、自分がもうそういう世代なんだと思うと、ちょっとドキドキしますね。――10周年を迎えての実感や思い出などはありますか?和田:僕、Da-iCE結成当初は高校生だったんです。地元の高校に通っていて、学校終わりに電車でライブに向かっていたんですね。今はなくなっちゃったんですけど渋谷VUENOSっていうライブハウスへ。そしたら電車が遅延してまして……(苦笑)。「間に合わねぇぞ!」と、マネージャーに電話して出番を遅らせてもらったのを覚えています。大野:俺もたしか大雪で家から出られないのに、皆に信じてもらえなかったことがあったな~。工藤:都内がそんなに降ってなかったからね(笑)。大野:神奈川に住んでいたんですけど、ドアが開けられないくらい雪が積もっていて。証拠写真撮りまくって「ほらほら!」って。工藤:「いやぁ嘘つけよ、同じ関東だぞ?」 って、写真見たらもうどこの北国だよっていう……。大野:玄関前40センチ積もってたからね!――そんなトラブルや笑い話を乗り越え、これから10周年を迎えたわけですが。今後はどんなグループになっていきたいですか?花村:今はとにかく、今まで通りの自分たち、今まで通りの環境でライブがしたいですね。そうすると、きっとビジョンが見えてくると思うんです。今のところは本当にやれることが限られすぎているのでて、自分たち自身もふわっとしていっちゃうというか。なので、とにかく今は感覚を取り戻したいな。工藤:去年と今年は緊張の質が違うものを色々体験したから、それはそれで今後に生きるかも知れないですね。――質が違うというのは?工藤:オンラインライブはまずカメラありきだから、「ここの画角に収まらなきゃいけない」とか「立ち位置ミスっちゃいけないとか」、(有観客の)ライブとは別の緊張感があるんです。逆にそれはこれまでそんなにたくさんやってこなかったことだから、大事な経験のひとつではあるんですけどね。また生のライブの方の緊張感、感覚を取り戻さなきゃいけないのは(花村の)言う通りですね。大野:どんな存在になりたいかといえば、ひとりでも多くの人にDa-iCEっていうグループを知ってもらいたいですし、音楽を聴いてもらいたいです。その上で、ライブっていうのが僕たちの核になっているところなので、とにかくそこが早く元通りになることを祈りつつ常に前を向いて活動をしていきたいです。昨年はライブこそできなかったものの、色々なタイアップだったりドラマだったりのと周囲の皆さんの協力もあって、僕たちのことを知らない方がDa-iCEという存在を知る機会が例年より多かったと思うので、今後もその調子で輪を広めていきたいですね。そうすればもっと沢山の方から愛されるグループになるんじゃないかな。動画コメントも到着! ぴあのアプリをダウンロードすると、メンバーのわちゃわちゃトーク動画が見られます。ダウンロードは こちら(dpia-app://contentAll?contentId=2901761a-4a77-49d1-9388-dc3e4ab7e90c&contentTypeId=2) から撮影/須田卓馬、取材・文/藤谷千明
2021年04月13日3月30日~4月11日に東京・日比谷シアタークリエで上演される舞台『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』の囲み取材&公開ゲネプロが29日、同所で行われ、花村想太、岡宮来夢、宮澤佐江、林愛夏、植原卓也、中川晃教が出席した。1950年の連載開始から70年の時を超えて世界中で読み継がれているチャールズ・M・シュルツによるコミック『ピーナッツ』。それを元に生まれたミュージカルは、1967年にオフ・ブロードウェイで初めて上演され、1999年にはブロードウェイにも進出した。日本では2017年にバラエティ豊かなキャスト陣で上演。待望の再演となる今回はチャーリー・ブラウンに5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEのメンバー花村想太、ライナス役は2.5次元ミュージカル界で最も旬な岡宮来夢、ルーシー役にはAKB48卒業後数々の舞台に出演している宮澤佐江、サリー役にはミュージカル界での活躍が目覚ましい林愛夏、シュローダー役を植原卓也が務め、前回の公演で観客を魅了した中川晃教が今回もスヌーピー役で登場する。公演初日を前日に控えたこの日は、関係者や報道陣を招いての公開稽古が行われ、その前に報道陣向けの囲み取材を実施。チャーリー・ブラウン役の花村が「前回の舞台で完走することが出来なかったので、今回は必ず完走したいです」と新型コロナウイルス感染で公演が中止になった昨年11月公演の主演ミュージカル『RENT』にも触れながら、「皆さんにハッピーを届けられるように開演できることが当たり前じゃないということを胸に刻みながら命がけでやっていけたらと思っています」と決意新たに。新型コロナウイルス感染拡大で昨年4月に出演していたミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2が公演中止となった宮澤も「個人的には1年ぶりのミュージカルで色んな意味で緊張もしています。スタッフの方々と明日の初日に向けて準備している段階で感慨深いものがあって色んなものを噛み締めて今日までやってきました」と笑顔を見せ、「何よりも私たち6人がそれぞれのキャラクターを愛してなりきり、嘘なく素直にルーシーとして生きる日々を楽しめたらなと思っています」と前向きに語った。幸せは誰にもでもどこにでもあるというメッセージを込めた本作。それにちなみ、「日常生活の中での幸せは?」という質問に花村は「僕は納豆が大好きなんです。納豆の宣伝大使になったこともあるんですよ。だから納豆を食べている時です」と答え、宮澤は「愛犬と戯れている時間が一番幸せです。今日は黒い服を着てきたんですが、愛犬の毛だらけでした。その毛一本一本でさえも愛おしいし、全てを引っくるめて愛おしいですね」と明かした。また、前回同様に今回もスヌーピーを演じる中川は「このカンパニーの日々が幸せです。稽古場から幸せという実感がありますね」とチームワークの良さを感じている様子だった。
2021年03月30日人気キャラクター・スヌーピーでおなじみの漫画『PEANUS』(チャールズ・M・シュルツ著)を原作としたミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』が2021年3月30日(火)からシアタークリエで開幕する。初日まで3週間と迫った3月9日、チャーリー・ブラウン役の花村想太(Da-iCE)、スヌーピー役の中川晃教ら出演者が、東京・南町田グランベリーパーク内にあるスヌーピーミュージアムで行われた取材会に出席した。2017年に引き続きスヌーピーを演じる中川は「“犬”として舞台上で見えた景色が今でも焼きついている。物語の中で大活躍するスヌーピーを役者として、人間として、全身全霊で体現したい」と意気込む。また、ミュージカル出演が本作で2作目となる花村は「毎日ワクワクしながら過ごしている。小さな幸せにも大きな幸せにも気づける作品。このご時世で恐縮ですが、劇場に足を運んでくだされば」と話していた。3月11日で東日本大震災から10年となることや、このコロナ禍で感じたエンターテイメントのあり方について報道陣から問われると、中川は、自身が仙台市出身で、父の故郷が宮城県気仙沼市だということを明かした上で、「この経験においては、あっという間だったという言葉がどうしても出てこない。復興という言葉の通り、明るい未来を信じて、でもどこかで現実も見つめながら。なんとか一歩一歩向かっている」と語った。「未来に向かって、歌い続けていきたい。頑張り続けていきたい」と思いを新たにした。一方の花村は、幼少期に阪神淡路大震災で被災し、10年前の東日本大震災も経験。「両方を経験している若い世代として、その恐ろしさや当時の大変さを下の世代に伝えていくことは大切だなと思う。当時はデビュー前で、何もすることができなかったらこそ、今このエンターテイメントでたくさんの方に希望を与えられるような存在になれていたら」と話していた。花村のコメントを受けて、中川は「僕たちは『世を幸せにする』という共通の使命を持っているんですね」と語りかけていた。そのほかの出演者は岡宮来夢、宮澤佐江、林愛夏、植原卓也、大和悠河(声の出演)。東京公演は4月11日(日)まで。大阪公演は4月15日(木)〜18日(日)、サンケイホールブリーゼ。愛知公演は4月20日(火)、日本特殊陶業市民会館ビレッジホール。長野公演は4月23日(金)、長野市芸術館メインホール。チケット発売中。チケットぴあでは東京公演の2021/3/11(木) 10:00よりポストカード(メインビジュアル)付チケットを販売中。取材・文・撮影:五月女菜穂
2021年03月11日●難易度の高い楽曲に挑戦「また首を絞めたなと…(笑)」4オクターブのツインボーカルとキレのあるダンスが武器の5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCE。今年結成10周年を迎えた彼らが、2020年8月26日より、TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌「DREAMIN’ ON」を皮切りに、日本テレビ系日曜ドラマ『極主夫道』の主題歌「CITRUS」など、6カ月連続でのリリースを敢行。その最後を締めくくったのが、集大成となるオリジナルアルバム『SiX』だ。Da-iCEの5人を直撃し、アルバムやライブ、冠バラエティ『Da-iCEのヂカン』(dTVにて配信)への思いの丈を聞いた。――まずは6カ月連続リリースという怒涛の半年間を振り返ってみていかがでしたか?大野雄大:目まぐるしかったです。工藤大輝:コロナ禍でライブはなくなってしまったのですが、その分、たくさん楽曲を制作できたので、僕ら的には活動することができて大変ありがたかったです。花村想太:前回のアルバムでもそうでしたが、全員が作詞か作曲かどちらかを手掛けているので、しっかりと自分たちの魅力や個性を楽曲のなかに入れることができたんじゃないかなと。そこは成長できたかなと思っています。――今回、“五感で感じるエンターテインメント”をコンセプトに半年間、リリースされてきましたが、何かアーティストとしての気づきはありましたか?花村:改めて五感について考えることが本当に多かったので、いつにも増して自分自身がより五感を感じていたんじゃないかなと。大野:確かにちょっと意識は変わったというか、アンテナは立てていたなと。工藤:でも、五感が何かをいまだに把握していないメンバーもいます(苦笑)――アルバム『SiX』の魅力について聞かせてください。工藤:今までのアルバムに比べると、少し大人っぽい曲もたくさん入っているので、幅広い世代の方々に届けばいいかなと。ダンス&ボーカルグループの曲は若い方向きというイメージが先行している気がしますが、今回はそうじゃない曲もたくさん入っています。――『ONE PIECE』の主題歌「DREAMIN’ ON」や『極主夫道』の主題歌「CITRUS」は、反響が大きかったのでは?大野:1発目のリリースが「DREAMIN’ ON」で、やはり『ONE PIECE』は幅広い年齢層の方に愛されているアニメなので、この曲でDa-iCEというグループを知っていただいた方も多かったようです。また、ドラマがきっかけで僕たちの曲を聴くようになったとSNSでメッセージをくださった方もいました。そういう意味では、すごく幅を広げられたアルバムになったかなと。――ボーカルの方から見たアルバムのおすすめポイントとは?大野:今回のアルバムで、また首を絞めたなと感じています(笑)。女性シンガーでもパワフルに出される方が少ないキーを用いた曲もありましたし、『CITRUS』もめちゃくちゃ高いキーで歌っているので、ライブで安心して臨めない感じです(笑)。でも、それくらいドキドキハラハラしながらパフォーマンスをするほうが、逆にいい緊張感が持てるのかなと、ポジティブには捉えています。花村:いろんなジャンルの歌を歌わせていただいたので、楽曲ごとに声色が違います。シックな曲やおしゃれでアップテンポな曲の時では歌い方も空気感も違うので、そこを聴いてほしいです。――パフォーマーの方からのおすすめポイントとは?岩岡徹:残念なことに1月からのツアーは延期になりましたが、年末のカウントダウンライブなども含め、リハーサルはけっこう重ねてきました。いろんな楽曲の振り付けにチャレンジした年末年始だったので、アルバム『SiX』をはじめ、今後みなさんにツアーで披露できることが楽しみです。和田颯:『SiX』の振り付けはめちゃくちゃ難しかったので、そのぶん自分たちはやりがいを感じましたし、いろんなジャンルの曲に挑戦し、幅が広がったと思うので、僕もみなさんに早く見てもらいたいです。工藤:アルバム『SiX』は、いわゆるダンス&ボーカルものに偏見があった方にも、入り口がわかりやすく提示されているような曲が多いので、とても入りやすい点がポイントかなと思います。――dTVオリジナル番組『Da-iCEのヂカン』も配信。 “教授”となるゲストから様々な教養を学ぶという番組ですが、やってみていかがですか?大野:毎回いろんな知識が身についています。例えば便利グッズとか、自分で調べてもなかなか気づかないものを紹介するので、見ていて僕たちも欲しくなります。アウトプットする知識として、面白みが増えていくかなと。和田:マジックが楽しかったです。みんなにもわかりやすく説明してくれるので、1回見たらみんなが「おお!」となりますよ。岩岡:教授の方が毎回豪華なので、僕らも楽しみに収録させてもらっています。バラエティ番組は僕たちも不慣れな部分がありますが、そこは准教授(スピードワゴン・小沢一敬)が上手くまとめてくださっているので、ぜひ楽しんでほしいです。工藤:楽屋でのノリがそのまま出ている感じですし、最後にスタジオライブも披露できるので、ありがたいです。花村:僕たちのことを知らなくても、内容自体が充実していて、自分自身も成長できるし、新しいことを仕入れられる番組だと思うので、ぜひ見てほしいです。●仲の良さと若さの秘訣は「童心を忘れないこと」――今年で結成10周年となりましたが、いかがでしたか?花村:ちょうどみんなでリハーサルをしていた日だったので、急遽インスタライブをしてお祝いしました。岩岡:ケーキを食べました。工藤:本来はツアー中の仙台で、みんなで「イエーイ!」と弾ける予定でしたが、繰り越しにして、ぜひ来年やりたいなと思います。――10年という節目で、何か心境の変化はありましたか?工藤:特になくて。歳だけは重ねたかなと(笑)和田:歳だけを考えるとヤバくて、改めて数えてみてびっくりします。――工藤さん、岩岡さんが33歳、一番年下の和田さんも27歳になりましたが、みなさん変わりなく若々しいです。何か秘訣はありますか?工藤:童心を忘れないことでしょうか。みんなではしゃいでいる時は、本当に中学生みたいなので。大野:気持ちだけはいつでもおかあさんのおっぱいを吸っている感じです。花村:それってただただ退化してるだけ(笑)工藤:そうそう、そこまで戻る必要はないでしょ。小学生くらいかな(笑)岩岡:週イチでみんなで砂遊びをしています(笑)――仲の良さが伝わりますが、グループのなかで設けているルールなどはありますか?大野:グループ内での恋愛は禁止です(笑)工藤:外なら全然大丈夫ですが、中で手を出してはだめ。グループの解散理由は、そういうことで上手くいかなくなったケースが多いので。花村:まあ、ないからこそ笑って言えるんですが(笑)――キャリアでターニングポイントとなったのはいつのどの瞬間ですか?大野:AAAさんのオープニングアクトとして出演させていただいたことです。――AAAさんの全国ツアー「AAA TOUR 2012-777- TRIPLE SEVEN」ですね。大野:その時は、Twitterのフォロワー数や僕たちのライブを観にきてくださる方の人数が目に見えて変わりました。花村・工藤:僕たちもやっぱりそこですね。――コロナ禍なので、10周年の記念ライブの一部はオンラインに転向されました。やってみてどんなことを感じましたか?工藤:やっぱり実際に対面でやるライブが一番いいなとは感じました。そこはアーティスト然として、あるべき姿なので。ただ、ライブが中止になった時に何もしないのではなく、オンラインライブなど新しい試みをやってみたいという気持ちは常にあるので、2021年もまたそういう姿勢でやっていければと。――今後の目標も聞かせてください。工藤:アリーナツアーをやることは昔からの目標ですが、それよりも目の前にあるやるべきことを1つずつやっていくという姿勢を崩さないことが大事かなと。10周年だからこれをやろうぜというのではなく、その積み重ねでドームに手が届けばいいかなと。でもまずは、ライブができるような環境に戻ってほしいです。大野:コロナ禍では、きっとどのアーティストさんも同じような想いを抱えているのではないかと。だから、心のなかでは常にスタンバイをして、「用意ドン!」となった時に、出遅れないよう準備だけはしておきたいです。花村:僕もそうです。先々を考えることよりも、とにかく今はライブがしたい。みんなが現実を見て、しっかりと夢を語れるような世の中にちゃんと戻ってほしいなと思います。■Da-iCE(ダイス)ボーカルの大野雄大、花村想太と、パフォーマーの工藤大輝、岩岡徹、和田颯による5人組ダンス&ボーカルグループ。2011年に結成され、2014年にメジャーデビュー。2017年1月に日本武道館公演を開催し、2019年にベストアルバム『Da-iCE BEST』をリリース。2020年1月にはアリーナ公演となる代々木第一体育館2DAYSで2万人を動員。同年8月からは、音楽で五感を体感する作品を6カ月連続でリリースし、その集大成としてオリジナルアルバム『SiX』を、2021年1月20日にリリースした。
2021年03月09日1月20日に6枚目のオリジナルアルバム『SiX』が発売となったDa-iCE。昨年8月から“五感”をテーマにしたシングルを5作連続でリリース。その集大成となるのが、このアルバムだ。制作過程などについて聞いてみたいと座談会の席に5人に集まってもらったものの、テーブルの上のお菓子が気になるようで…。全員が楽曲制作に携わった渾身の一枚。――よかったらみなさん、食べながらお話を聞かせてください。工藤大輝:わ!フィナンシェ!和田颯:いただきまーす。岩岡徹:マロングラッセもあるんですか、やばっ。大野雄大:……グラッセ?花村想太:(目を輝かせて)おせんべい!おせんべいもあるー!大野:待って。おせんべいにそんなびっくりするって、お前300年前から来たの?一同:(爆笑)――そろそろ本題に(笑)。今作は13曲中11曲でメンバーが作詞や作曲に携わっていて、5人ボーカル曲も2曲入っているなど、Da-iCEの濃度が濃いアルバムだと思いますが。花村:そうですね。去年、レーベルがエイベックスに変わったんですが、その時からセルフプロデュースがテーマになっていて。1年かけていろんな曲を自分たちで作詞、作曲させていただいた経験が、このアルバムに生かされていると思います。――セルフプロデュースは、プレッシャーというより、やりがいのほうが大きいですか?工藤:どちらかというと、楽しい、という感覚です。それにバンドさんとかだと、自分たちで曲を書かれるのが普通じゃないですか。それとほぼ一緒だと思うんですよね。もちろん曲を提供していただけるのもすごくありがたいんですけど、それは提供してくださる方が素晴らしいということで。そこを自分たちでできたらよりよいかなっていうふうには思っています。岩岡:いま自分たちがこうしたいという方向を決めるんじゃなくて、一歩一歩進んでいくうちに気づいたらDa-iCEっぽくなっていた、という感じだと思うんです。その色を自分たちで濃くしていくのが一番かも。花村:今回、全員が楽曲制作に携われたらいいよねっていう話は、最初から軸としてあったんです。それが自然体でできたのもよかったと思います。メンバーが書いた詞を自分で歌えたら素敵。和田:僕は、想太くんと徹くんの3人で「Time is Life」の作詞をしましたが、こういう形で少しでも自分たちのアルバムに携わることができたのは、すごくうれしかったです。――どういった経緯から3人で書くことに?岩岡:想太が、「徹くん、颯、一緒に書こうや」と言ったところから始まりまして。和田:一言一句正解ですね(笑)。最初に徹くんが1番を書いてくれて、そのストーリーを受けて僕が2番を書いたんです。韻を踏むとかはうまくできないので、あとは想太くんがよくしてくれるっていう気持ちで想太くんにお願いしました。岩岡:僕が1番を颯に送ったら、その日の夜中には2番をあげてくれたよね。朝方には想太が細かいところを直してくれて。花村:僕は、二人が書いた歌詞に韻を足すとか、1番と2番のつながりをより濃く見せるために歌詞を対比させるとか、もとの内容はまったく変えず、言葉遊びをしただけなので。今までは「自分一人で書かなきゃ」と気を張っていた部分もあったけど、メンバーと一緒に書くとこんなに楽しく、幸せな気持ちになれるなんて。もっと前からこうしていればよかったな~。――そんな「Time is Life」と「Melody」は5人で歌う曲ですね。花村:「Time is Life」は、徹くんと颯が歌詞を書いているので、自分の言葉で歌えたらすごく素敵やんって思って5人で歌うことを提案させてもらいました。「Melody」は、大輝くんがもともと5人用に書いてくれた曲です。5人で歌う曲がアルバムに2曲以上入ったのは、これが初めて。工藤:そういう意味で、結束力の強さが表れているアルバムともいえると思います。花村:インディーズのセルフカバーも含めて“5人曲”が増えてきたので、ファンクラブツアーとかで5人の曲しか歌わへんセクションがあっても楽しそう。大野:そしたら座ったままでも歌えるから、僕がまたじん帯やっても大丈夫だね。花村:あはははは。雄大くんは以前、足を痛めて、ライブの間ひとりで椅子に座っていたことがあるんですよ。岩岡:誰も踊らずにみんなで座っていたら、ただのボーカルグループになっちゃう(笑)。――大野さんが作詞した「Special One」についても、お聞きしたいのですが。大野:この曲のデモを聴いた時から、歌詞を書きたいって思っていたんです。おしゃれでかっこよくて、洋楽っぽくて。でも日本語を乗せづらい曲でもあったから、言葉の意味以上に、韻の踏み方とか鼻歌で歌って気持ちいい言葉選びを意識しました。「めっちゃ」を「Meccha」とあえてローマ字で表記しているんですけど、「めっちゃ」って音が気持ちいいんですよね~。和田:雄大くん、普段から「めっちゃ」って言っているイメージすごいある(笑)。――一方、andropの内澤崇仁さんや、BLUE ENCOUNTの田邊駿一さんとコラボしている曲もありますが。工藤:お二人の曲は前から好きで、Da-iCEに合うと思っていたんです。それにダンス&ボーカルグループがやらなそうなジャンルの方々とコラボすることで、今までとは違うリスナーの方に興味を持ってもらえる可能性が広がるという狙いもあって。たとえばOfficial髭男dismさんに書いていただいた曲(「FAKE MEFAKE ME OUT」)がそうなんですけど、フェスでパフォーマンスした時に「ヒゲダンの曲だったんだ。聴くわ」となってくれた人が多かったんです。そういう攻撃力が高めのコラボは、入れたいと思っていました。アリーナツアーは内容が違う2部構成。――そんなアルバムを引っ提げて、6都市19公演のアリーナツアーが始まりますね(※)。※新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演延期。大野:コロナ禍の情勢と向き合いつつ、無事に走り抜けられることが一番の目標です。ただ、今は会場に行きたいという方もいれば、ちょっと怖いという方もいると思います。そんな方にはオンラインも用意していますし、とにかく観た人を一人残らず後悔させないために、今回は1日につき内容がまったく違う2部制にしているんです。花村:同じことを1日2回やるより、変えたほうが僕らもファンのみなさんもうれしいんじゃないかと思ったんですけど…。リハーサルが大変だっていうのを忘れていました。和田:恐ろしい…(笑)。花村:そういえば今回、全部英語のタイトル…なんですね。工藤:どうした、どうした。花村:今までは日本語のタイトルが1曲は入っていたから、珍しいって思って。大野:「Special One」が、ひらがなだと思うけど。工藤:いやいやいや。花村:じゃあ、「Meccha」をひらがなにしてください(笑)。――ではそろそろお時間ですので…ありがとうございました!大野:ところでこの素晴らしい食べ物はなんですか?工藤:マロングラッセ。岩岡:栗の砂糖漬けみたいな。花村:雄大くん、それ食べてる時、にやにやしてましたよ。和田:どういう感情で食べているんだろうって思ってた(笑)。大野:(満面の笑みで)なんかこれ……宝石みたいですね!一同:あははははは。ダイス2011年に結成した、ダンス&ボーカルグループ。大野さんと花村さんによる4オクターブのツインボーカルと、5人の息の合ったキレキレのパフォーマンスに定評あり。6都市で1日2部制のアリーナツアーを開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演延期に。※『anan』2021年2月3日号より。写真・松田 拓取材、文・保手濱奈美望月リサ小泉咲子(by anan編集部)
2021年02月02日玉木宏が妻のため専業主夫となった伝説の極道役で主演、川口春奈、志尊淳らの共演でおくる「極主夫道」の6話が11月15日放送。玉木宏と玉城ティナのラップバトルに、主題歌を担当するDa-iCEのゲスト出演と今回も多くの視聴者が盛り上がった。「不死身の龍」の異名で恐れられた極道を辞め美久と結婚、今は主夫業に打ち込む龍(たつ)を玉木さんが演じ、龍とは対照的にルーズで家事が苦手、仕事はデザイナーをしている美久を川口さんが、龍に極道の世界に戻ってきてほしいと強く願っている元舎弟の雅を志尊さんが演じ、龍を取り巻く人々の姿を描く仁義なきヒューマン任侠コメディドラマ。雅が恋する大前ゆかりに玉城ティナ、美久の娘・向日葵に白鳥玉季。「天雀会」の姐御・江口雲雀に稲森いずみ、「天雀会」会長の菊次郎に竹中直人。MEGUMI、田中道子、古川雄大、安井順平らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はゆかりに恋した雅が家事を覚えようと龍に“主夫弟子入り”。雅の想いを知った美久は龍、雲雀、菊次郎らを巻き込んで雅の恋を成就させようとするが、向日葵はそんな大人たちに複雑な表情を見せる…というストーリーが展開した今回。料理教室に通った雅だが、パン生地をこねようとして勢いあまってレンジを壊してしまう。そこで龍が炊飯器を使ったパン作りを伝授する…視聴者からは「それめっちゃ待つの暇な奴」「炊飯器は便利」「え、ほんとにできるの?炊飯ジャーで」「パンってこんなに大変なんだ」などの声が。その後、美久の作戦でゆかりとのデートにこぎつけた雅はお化け屋敷に。菊次郎が扮する落ち武者が登場し、ゆかりが怖がったところで手をつなぐよう美久から指示されるのだが、現れたのはクセの強すぎる落ち武者で、しかも向日葵が刀をマジック用のものとすり替えたため、怖がらせることもできず…竹中さんの落ち武者ぶりに「会長スベったな」「Let Run!連呼からの落武者…喋るな落武者www」「秀吉の亡霊…!?」など爆笑の嵐が吹き荒れる。そしてラストではゆかりがラッパーだったことが明かされ、ゆかりと龍のフリースタイルラップバトルが繰り広げられることに。「え?フリースタイルするの??www」「玉木宏と玉城ティナのW玉ラップ最高でした」など視聴者から喝采の声が送られるとともに、ライブシーンには主題歌を担当するDa-iCEから大野雄大、岩岡徹も登場。こちらにも「2人ともひょっこりしてて可愛かった」「特別出演 嬉しい ありがとうございます」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2020年11月16日’96年の誕生以来、世界中に熱狂的ファンを獲得しているミュージカル『RENT』。映像作家の卵でストーリーテラーの役割も担うマーク役のDa-iCEの花村想太さんと、元ロックバンドのボーカルでHIV陽性者でもあるロジャー役の甲斐翔真さんは、今回が初参加となる。花村:マークって歴代、俳優さんが演じてきてる役。セリフ調の曲が多いからなのかもしれないけど。僕は完全に歌手だから、お芝居的に歌うのが難しくて、そこに苦戦してる。甲斐:想太さんのマークは、いい意味でこれまでのイメージを裏切るマークだと思うんです。Wキャストの(平間)壮一さんとも全然違うし。花村:ここまで違うふたりが同じ役っていうのはないかもしれないな。しかも、説明的なセリフや歌詞があまりない作品だから、まだ全部を整理しきれてないっていうか…。甲斐:わかります。ロジャーは、HIVとか恋人の死とかバンドの解散とか、いろんなものが一気に降りかかってきて、自分を見失っている人。そんななかで生きた証を残そうと曲を書こうとしているんだけど、すでに登場からその状態で、そこに至る経緯は説明されないんです。だから、自分のなかでちゃんとそこを掘り下げておかないと、観ている人には伝わらない気がして。どう表現するか、まだ探ってる最中なんだけど。花村:ふたりとも同じ状況なんだ(笑)。この間の稽古で久々に歌っているのを聴いたけど、だんだん扉が開いていってるのがわかったよ。なんていうのかな…こう歌わなきゃじゃなく、思いを伝えようっていう感じ。それって役と融合してきている証拠なんじゃないのかな。甲斐:壮一さんに「『RENT』は演じたら演出のアンディ(・セニョールJr.)に止められるから」って言われたんです。演技をしてるのが見たいんじゃなく演じているその人自身を見たいんだって。花村:僕もアンディに「マークっていうフィルターを通して花村想太が出てきていい」って言われて、その言葉で吹っ切れた。ただ、「何を伝えたいセリフなのかはちゃんと理解して口にするように」とも言われて。たぶん、歌の歌詞を伝えるというより、いま悲しいのか怒っているのか、嬉しいのか、それがちゃんと伝わるようにってことだと思うんだけど。そのために一個一個の歌詞の意味をわかってることが必要なのかなって。そこをちゃんと理解しつつ、魂を届けられるような歌を歌うことが、僕がマークをやる意味なのかも。甲斐:コロナ禍にあるいま、この作品をやる意味っていうのも大きいですよね。HIVも当時は未知の病だったわけで、いろんな意味で共感したり共有できる部分も多い気がする。花村:僕、この作品を初めて観たとき、物語を全部理解できたわけじゃないのに、泣けたし笑えたし感動したんだよね。そういう作品が持ってるパワーを伝えられたらいいな。甲斐:登場人物も命がけだから、こっちも同じ熱量で向き合いたいです。『RENT』とは…1996年にNYの小劇場で幕を開け、たった2か月でブロードウェイに進出。数々の賞を総なめにした伝説的ミュージカル。貧困やHIV、セクシュアルマイノリティなど、当時のNYの世相を反映させながら、今日をどう生きるかという強いメッセージ性を感じさせるドラマや、キャッチーで多彩な楽曲の魅力で、いまも世界中に多くのファンを持つ作品だ。『RENT』映像作家の卵・マーク(平間・花村)は、エイズで恋人を亡くした元ロックバンドのボーカル・ロジャー(甲斐・堂珍)と共にNYの下町に暮らしている。新たな出会いや再会があり、彼らの日常が動きだす。11月2日(月)~12月6日(日)日比谷・シアタークリエ愛知公演あり脚本・作詞・音楽/ジョナサン・ラーソン演出/マイケル・グライフ日本版リステージ/アンディ・セニョールJr.出演/花村想太・平間壮一(Wキャスト)、甲斐翔真・堂珍嘉邦(Wキャスト)、遥海・八木アリサ(Wキャスト)、加藤潤一・光永泰一朗(Wキャスト)、RIOSKE・上口耕平(Wキャスト)、鈴木瑛美子・フランク莉奈(Wキャスト)、宮本美季、SUNHEE・吉田広大(Wキャスト)、ICHI、コリ伽路、小熊綸、奈良木浚赫、吉田華奈、吉原シュート全席指定1万1800円、エンジェルシート5000円(共に税込み)東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777 Photo by Leslie Keeはなむら・そうた(写真・左)1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。Da-iCEのボーカルで、4オクターブの高音ボイスの持ち主。俳優としては、舞台『駆けはやぶさ ひと大和』や『PHANTOM WORDS』で主演を務めた。ニット¥36,000パンツ¥35,000靴¥12,000(以上PULP TEL:03・6773・1209)チェーンネックレス¥32,000(トゥエンティーエイティー/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ピアスは本人私物その他はスタイリスト私物かい・しょうま(写真・右)1997年11月14日生まれ。東京都出身。ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』で注目される。今年『デスノート THE MUSICAL』で主演、2021年にはミュージカル『マリー・アントワネット』に出演予定。すべてスタイリスト私物※『anan』2020年11月4日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中元伸明(花村さん)山本隆司(甲斐さん)ヘア&メイク・宮川 幸(P‐cott/花村さん)MIZUHO(Vitamins/甲斐さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年11月03日1996年にオフ・ブロードウェイで初演されて以降、世界各国で熱狂的ファンを多く持つ人気ミュージカル『RENT』の製作発表会見が10月8日、都内で開催された。シアタークリエでは2008年から上演を重ね、今回は3年ぶり6度目の上演。会見は花村想太、平間壮一、堂珍嘉邦、甲斐翔真、遥海、八木アリサら、20名のキャストが登壇。登壇者はマウスシールドを着用し、会見の模様はYouTubeで生配信されるなど、withコロナの時代らしい会見ながら、ピースフルで愛に溢れた内容で、しっかりと『RENT』の世界観を伝えた。作品は20世紀末のNYを舞台に、家賃(RENT)を滞納するような貧困やドラッグ、HIV、セクシャルマイノリティといった社会的痛みに直面した若者たちが、時にぶつかりながらも愛しあい、夢を追いかける物語。オーディションを勝ち抜いて出演を掴み取ったキャストたちは、RENT出演経験のある者から初舞台の者まで、キャリアの差はバラバラなれど、それぞれが口々に作品に対する愛を語る。ビデオ・アーティストのマークを演じるのは花村想太と平間壮一。普段Da-iCEのメンバーとして活躍する花村はこれが初ミュージカル、対して平間はマーク役初挑戦ながら別の役柄で過去2回本作に出演している。花村が「僕はこの作品を観てミュージカルのステージに立ちたいという夢を持ちました。その夢がいま叶おうとしていることが本当に幸せです」と感慨深げに語れば、平間は「人生の中で何か整理がつかないことがあったときに、この『RENT』という場所が、皆さんの気持ちを受け取れる場所でありたい」と笑顔で語る。またファンから寄せられた「ここが見どころというシーンは?」という質問に対しては、花村が「全部……ですね」と答えると、平間が「間違いない、全部です!」と重ねるなど、息の合ったところも見せた。ほかにも3度目のロジャー役となる堂珍嘉邦が、コロナ禍で演出のアンディ・セニョールJr.が来日できずリモートでの演出となっていることに触れ「経験しているキャストが補えるものがあればいいなと思って毎日みんなと話したりしています」と語り、初挑戦でロジャーに挑む甲斐翔真が「『RENT』は嘘が通用しない。本物にならないといけないということは、とても怖く辛いことですが、『RENT』はそういう苦しい思いをして作り上げられるものだと思う」と話すなど、経験の多寡は違えど、同じく熱い思いをもって稽古に臨んでいることを伺わせた。『RENT』は美しくも現代的サウンドに彩られた音楽にも人気が高い。会見の冒頭にはその劇中歌3曲の披露も。CMソングとして使用されたこともある劇中を代表するナンバー『Seasons of Love』ではキャスト20名が揃って愛を歌い上げ、2020年版『RENT』のサウンドを響かせた。東京公演は11月2日(月)から12月6日(日)にシアタークリエで上演される。チケットは10月10日(土)に発売。取材・文・撮影:平野祥恵
2020年10月09日今年で19回目を迎える国内最大級の音楽フェス「a-nation」。今年は新型コロナウイルスの影響で、初めてのオンライン開催となりました。毎年豪華アーティストの競演が見どころですが、今年は全5ステージ、総勢100組を超える出演者が集結。浜崎あゆみ、倖田來未など日本のアーティストのみならず、韓国や中国からもアーティストが参加し、海を超えたオンラインフェスが実現しました。取材・文 尹秀姫Da-iCE2011年からa-nationに参加しているDa-iCEは、今年が7回目の出演。無観客のステージといえどもきれいに揃ったダンスとツインボーカル大野・花村の美しいハーモニーは健在!花村さんが「初めてのオンラインなので緊張感を持ってやっていますが、みなさんはおうちからのほほんと観ていただいて(笑)」と挨拶すると、大野さんも「全国各地から観ていただいているので、僕たち的にはチャンス。前向きに考えたらオンラインはいい機会」とポジティブ。TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌「DREAMIN’ ON」では全員が拳を振り上げ、ライブを盛り上げました。Red Velvet今回が3回めのa-nation参加のRed Velvetは、まずは最近、韓国でリリースしたアイリーンとスルギのユニット曲「Monster」からスタート。続く「Pshycho」は、これが日本初披露。アイリーンもステージが終わって「この曲は今日が日本初披露でしたが、いかがでしたか?」と観客の反応を知りたがっていました。「夏の暑さを吹き飛ばす曲を準備しました!」というスルギの言葉どおり、最後はRed Velvetの夏の定番曲「Red Flavor」で元気いっぱいなステージを見せてくれました。EXO-SCEXOから誕生したセフンとチャニョルのユニット、「EXO-SC」は今回が初登場。とはいえEXOとしてはこれまで3回a-nationに出演しているだけに、違和感はゼロ。夏らしくトロピカルな背景をまとって、彼らのデビュー曲「What a life」からスタート。今回は各ステージごとに動画配信チャンネルがもうけられているためか、途中のMCで「チャンネル変えちゃだめです!」と観客を煽っていたのも印象的。ラストでは最新曲「1 Billion Views (Feat. MOON)」を披露し、最後まで彼ららしいチル曲でまとめあげたステージでした。SKY-HIバックバンドを従えたSKY-HIは緩急の効いたラップが印象的な「SKY`s The Limit」からスタート。独特の速射砲ラップだけでなくパフォーマンスとしてもハイクオリティなステージは、オンラインライブであることを忘れてしまいそうな圧倒的なナマ感。「後ろ向きになっちゃいけないってこともないけど、前向きになっちゃいけないということもない」という言葉通り、時には画面の向こうにむかって「ハンズアップ!」と煽る様子は、今までのステージそのもの。ラストは「Snatchaway」でライブを華々しく締めくくりました。SuperM昨年、彗星のごとくデビューした彼らは、韓国の大手事務所SMエンターテインメントの所属アーティストからエースが集って結成された、いわばアベンジャーズ・ユニット。まずはデビュー曲「Jopping」と「Super Car」でご挨拶。「今回のa-nationは全世界で観てくれているんですよね」(テミン)ということで、日本語、英語、中国語、タイ語など、各国の言語での挨拶を披露してくれました。ベクヒョン(EXO)からは「少し前に『100』という曲をリリースしましたが、これから『ホランイ(Tiger Inside)』がリリースされます。お楽しみに!」と宣伝も。テミンが「今年はオンライン開催になりましたが、いつもと変わらないエネルギーを楽しんでいただけたらうれしいです」と語っていた通り、カイがカメラに向かってウインクしたり、メンバー全員がのびのびとステージに立っていたのが印象的でした。SUPER JUNIOR今年でデビュー15周年を迎える、韓国が誇る長寿アイドル・SUPER JUNIORはこれが5回めのa-nation参加にして、Green Stageのヘッドライナーを務め上げました。そんな彼らの1曲めは、ファンとの絆が感じられる名曲「U」。続いて「2YA2YAO!」、「Super Clap」と、立て続けに新曲を披露。SUPER JUNIORといえばこれまでa-nationで笑いの伝説を築いてきましたが、今回は圧巻のパフォーマンスと仲のよさがうかがえるやりとりに終始。「毎年a-nationではみなさんと直接会えていたのですが、今年は会えなくて残念です。来年はきっと会いに行きます。来年まで待っててね!」(ドンヘ)と、来年への希望を語ってくれました。浜崎あゆみBlue Stageのヘッドライナーは、浜崎あゆみさん。今年で通算17回目のヘッドライナーとして、初めてのオンライン開催となったa-nationをまとめ上げました。小室哲哉さん作曲の新曲「Dreamed a Dream」を初披露したほか、「vogue」「Far away」「SEASONS」の“絶望三部作”を立て続けに歌ったステージは圧巻のひと言。そしてラストは定番の「July 1st」でa-nationを華々しく締めくくりました。
2020年09月07日ハイレベルなパフォーマンスが人気の5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCEが『anan』に初登場!ボーカルの大野雄大さんにその魅力やメンバーとの絆について語っていただきました。声が出ない時期を経て、今は、歌いたくて仕方ない!Da-iCEは、歌い方も踊り方も5人だけのスタイルがあって、誰一人似てないのが強みですね。ボーカルの想太と僕は、声質も表現のニュアンスも違いますし、二人の声が交わった時に、それぞれの声が立つんです。僕らにはそれぞれめちゃくちゃ声が出る“無双モード”があるんですが、その期間がカブらないのは、グループにとって強みなのか弱みなのか(笑)。今、無双モード中なのは僕。歌いたくて仕方がなくて、昨日も仕事終わりにカラオケのあるごはん屋さんに駆け込みました。30曲は歌ったんじゃないかなあ。瑛人さんの「香水」とか。僕、若作りしてますけど(笑)、31歳なので、カラオケでは履歴から若い人の流行りをチェックしつつ選曲してます。でも、5年前には何をしても声が出ない期間があって…。音程の低い曲を「このくらいなら大丈夫かな」って、自分の喉と慎重にコミュニケーションをとりながら歌ってました。あの頃は、ステージに立つことがすごく怖かったし、本来は僕が楽しませるべきファンの方々に心配かけてることも申し訳なくて…。その時期に支えてくれたのはメンバーです。想太は僕のパートをカバーしてくれて、他のメンバーも、ビビってた僕に「大丈夫」ってアイコンタクトを送ってくれてました。Da-iCEって、今まで、年末の賞にしてもランキングにしてもストレートな成功体験があまりないんです。だから、何かいいことがあっても、素直に受け止めていいのか、どこか疑いながら進んでいるというか。でも、「DREAMIN’ ON」は、“イケイケどんどん”な応援ソング。想太の真っすぐな言葉が前向きにさせてくれます。いつもはもっとキザな歌詞なんですけどね(笑)。今はコロナや九州の豪雨など、大変な状況が続いてますけど、その先には、絶対にいいことが待っているはず。いつか晴れた日に、みなさんと一緒に楽しめるように自分自身を高めて、力を蓄えておきます!1989年4月1日生まれ、愛知県出身。ハスキーでパワフルな声量が魅力のボーカル兼パフォーマー。“ムードメイキング”も担当。シャツ¥25,000(Kazuki Nagayama/STUDIO FABWORK)その他はスタイリスト私物ダイス2011年に結成、’14年にメジャーデビュー。高音ボイスが魅力のツインボーカルとパフォーマー3人による5人組ダンス&ボーカルグループ。フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』の主題歌にもなっているニューシングル『DREAMIN’ ON』が発売中。※『anan』2020年9月2日号より。写真・的場 亮スタイリスト・塚本隆文ヘア&メイク・宮川 幸望月 光取材、文・保手濱奈美瀬尾麻美小泉咲子撮影協力・STUDIO BASTILLE(by anan編集部)
2020年09月01日