映画『累-かさね-』が、2018年9月7日(金)に全国の劇場で公開される。“美醜をめぐる人間の業”をテーマにしたコミックを実写化原作は、11巻発売時点で累計発行部数180万部突破、イブニング新人賞出身の新しき才能・松浦だるまによる同名の人気コミック。“美醜をめぐる人間の業”という究極の命題を描き出した同作は、息もつかせない展開にファンが急増。成功を手にしたように思えた矢先、彼女たちの意思と反して、転がるように堕ちていく人間模様に注目が集まっている。ストーリー幼い頃より自分の醜い容姿に劣等感を抱いてきた女・累。今は亡き伝説の女優・淵透世を母に持ち、母親ゆずりの天才的な演技力を持ちながらも、母とは似ても似つかない容姿に周囲からも孤立して生きてきた。そんな彼女に母が唯一遺した1本の口紅。それは、キスした相手の<顔>を奪い取ることができる不思議な力を秘めていたー。ある日、累の前に、母を知る一人の男・元舞台演出家の羽生田が現れる。累は羽生田の紹介で、圧倒的な“美”を持つ女・ニナと出会う。二ナはその美しい容姿に恵まれながらも、ある秘密を抱え、舞台女優として花開かずにいた。母ゆずりの“天才的な演技力”を持つ累と“恵まれた美しさ”を持つニナ。運命に導かれるように出会い、“美貌”と“才能”という、お互いの欲望が一致した二人は、口紅の力を使って顔を入れ替える決断をする。累の“演技力”とニナの“美しさ”。どちらも兼ね備えた“完璧な女優”丹沢ニナは、一躍脚光を浴び始め、二人の欲求は満たされていく。しかし、累とニナ、二人がともに恋に落ちた新進気鋭の演出家・烏合が手掛ける大作舞台への主演が決まり、それぞれの欲望と嫉妬心が抑えられなくなっていく―。主演に土屋太鳳×芳根京子本作の映像化にあたり、口紅の力で“キス”をした相手と<顔が入れ替わる>という設定を踏まえ、土屋&芳根は、1人2役(累&ニナ)=2人1役に挑戦。初共演の二人が、累&ニナという二人の人物をそれぞれ演じ分ける。淵 累伝説の女優と呼ばれた淵透世の娘。天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを感じて生きており、その見た目故に舞台に立てない劣等感を抱えている。芳根京子は、自らの顔が醜いと恨み続ける累と、累の顔をしたニナに挑戦。2016年の「べっぴんさん」でヒロインに抜擢された彼女が、累の容貌に近づくべく、その愛らしい顔立ちからは想像もつかない強烈な特殊メイクを施すという。丹沢ニナ美貌を持つにも関わらず、演技に伸び悩む舞台女優。口紅の秘密を知り、累の絶対的な演技力を手に入れ、名声を得ようと画策。累と入れ替わることを受け入れる。土屋太鳳が演じるのは、この丹沢ニナと、ニナの顔をした累(かさね)。NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインを務めて一躍脚光を浴びた彼女が、イメージを覆す新たなヒロインへと変貌を遂げる。関ジャニ∞横山、浅野忠信など豪華キャストが集結ニナと累の二人に愛され、二人の対立を生むきっかけとなる新進気鋭の演出家・烏合零太を演じるのは、関ジャニ∞のメンバーとしてマルチな活躍を見せ、映画『破門ふたりのヤクビョーガミ』では主演も務めた横山裕。累の母で、その美貌と演技力から「伝説の女優」の名をほしいままにしていた淵透世を、宝塚歌劇団の娘役トップスターで一時代を築き、退団後も舞台・映画で活躍、映画『ママレード・ボーイ』にも出演する檀れいが務める。また、淵透世の過去と口紅の秘密を知る元演出家で、累とニナに顔の交換を提案して2人の人生を大きく変えていく羽生田釿互を、『沈黙―サイレンスー』にも出演している実力派俳優、浅野忠信が演じる。「ストロベリーナイト」シリーズの佐藤祐市が監督映画化にあたり、メガホンを取るのは、映画『キサラギ』、「ストロベリーナイト」シリーズなど、細やかな人間描写を得意とする佐藤祐市。脚本は、ドラマ「僕のヤバイ妻」や「ストロベリーナイト」、映画『LIARGAME The final stage』などを手がけてきた黒岩勉が務める。主題歌はAimer「Black Bird」主題歌は、Aimer(エメ)が書き下ろした楽曲「Black Bird」。主人公の心の叫びを儚くも力強く表現した、映画の世界観にぴったりの楽曲となっている。作品情報映画『累-かさね-』公開時期:2018年9月7日(金)主演:土屋太鳳、芳根京子、横山 裕、筒井真理子、生田智子、村井國夫、檀 れい、浅野忠信監督:佐藤祐市脚本:黒岩勉原作:「累-かさね-」(講談社「イブニング」連載中)©松浦だるま/講談社
2017年08月07日満島ひかりが奄美大島を舞台に、4年ぶりの単独主演を務めた『海辺の生と死』。このほど、クライマックスの重要シーンの撮影後に監督と素直な気持ちを語らう、満島さんのメイキング映像がシネマカフェに到着した。傑作「死の棘」を世に放った小説家・島尾敏雄と、その妻・島尾ミホ。後年、互いに小説家である2人がそれぞれ執筆した鮮烈な出会いと恋の物語を原作に、奄美大島・加計呂麻島でのロケーションを敢行し、完全映画化を果たしたのが本作。島尾ミホをモデルにしたヒロイン・大平トエを演じるのは、TV、映画、舞台のみならず、最近、歌手活動も行う実力派・満島さん。さらに、トエの恋人で若き日の島尾敏雄がモデルの朔(さく)中尉を演じるのは、NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」でのヒロインの夫役も記憶に新しい永山絢斗。監督・脚本は、『かぞくのくに』(’12)など数多くの作品のプロデューサーとして活躍後、2015年『アレノ』に続き、監督2作目となる越川道夫。原作に記された、奄美の野生の景観と豊かな時間の流れを映画に取り込み、自然と神と人々が共存する島の異次元的な空気感を見事に表現した。このたび届いた映像は、クライマックスの海辺での重要な場面の撮影を終え、自分の素直な気持ちを越川監督に伝える、満島さんのすがすがしい表情が印象的なメイキング映像。本シーンは、物語終盤。日ごとに敵襲が激しくなり、沖縄は陥落、広島に新型の原子爆弾が落とされた後、ついに朔中尉(永山さん)の特攻艇が出撃する日がやってくる。トエ(満島さん)が最後にひと目、彼に会うため、逢瀬を重ねた海辺に駆けつけ、朔への思いを全身でぶつけるという重要な場面。海辺での一連のシーンをワンカットで撮影したため、7テイクも重ねる大変な現場だったという。撮影最終日に行われた、このシーンを終えて、越川監督が「トエの疾走感は出たと思う。全体を通して」と話すと、満島さんも楽しげに同意しつつ自らの心持ちを語り、「(東京に)帰って見てみたら、“あれ?”意外とそんなことない。あれは島の魔法だった、とかね」とも。夜明けまでかかった撮影を終え、きらきら光る海辺で交わされた言葉に、撮影の雰囲気や満島さんと越川監督の信頼関係が垣間見られる貴重なメイキング映像となっている。『海辺の生と死』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海辺の生と死 2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
2017年08月06日「1年越しのオファーが実り、ディーンさんの連ドラ初主演が決まりました。制作側の期待度も高く、打ち合わせ段階から相当力が入っているそうです」(芸能関係者) 15年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で“五代様”を演じてブレイクし、現在公開中の主演映画『結婚』も大好評のディーン・フジオカ(36)。主演が決まったドラマは日本テレビ系列で、10月スタートになるという。 「ディーンさんといえば、4月からの情報番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系)の出演など、本業の俳優業以外のジャンルでも活躍の幅を広げています。打ち合わせでは国際経験豊富な意見を出し、企画も提案しているそうです」(前出・芸能関係者) そのあまりの多才ぶりに、各局からオファーが殺到。 「彼は16年に単発ドラマ『喧噪の街、静かな海』(NHK)で主演を務めたものの、連ドラはまだです。水面下で激しい争奪戦が繰り広げられていました」(テレビ局関係者) そんな引っ張りだこのおディーンさまを射止めた日本テレビが用意したのは、“最強の日曜夜枠”だった。 「今回ディーンさんが出演するのは、日曜22時半からの枠です。“日テレの日曜夜”といえば『ザ!鉄腕!DASH!』から始まり、『世界の果てまでイッテQ』『行列のできる法律相談所』と、高視聴率のバラエティー番組が目白押し。その勢いを借りることができる“最強ドラマ枠”と言われています」(前出・テレビ局関係者) さらに、おディーンさまの相手役にも“最強の女優”が起用されるという。 「ヒロインは、武井咲さん(23)。彼女は、現在主演を務めるドラマ『黒革の手帳』(テレビ朝日系)でも高評価を得ています」(前出・芸能関係者) 豪華すぎるW主演に期待が膨らむが、気になるドラマのストーリは……。 「まだ脚本も決まっていない状態ですが、大筋は“ラブ・サスペンス”で決定です。武井さんはお嬢様役、ディーンさんは海外から来たハーフの刑事役で、2人が恋仲になる展開が考えられています。名家と庶民の格差から交際を猛反対されるも、最後には結ばれてハッピーエンド。そんな『ロミオとジュリエット』さながらのラブストーリーと、緻密な構成のサスペンスを組み合わせた作品になると聞いています」(前出・芸能関係者) “イケメン刑事役”のおディーンさまに、ファン悶絶は間違いなし!?
2017年08月06日8月5日(土)今夜放送される「SWITCHインタビュー達人達(たち)」に、音楽アーティストとして活躍する三浦大知と、オリンピックメダリストで現在はプロ体操選手の内村航平が登場。お互い身体を使って表現する“達人”である両者が「身体論」を語り合う。同番組は異なる分野で活躍する2人の“達人”によるクロスインタビュー形式の対談番組。番組の前半と後半でゲストとインタビュアーが“スイッチ”し、それぞれの「仕事の極意」を語り合うことで発見し合う独自のスタイルが話題を呼んでいる。1987年に沖縄で生まれ、1997年に「Folder」のメインボーカルとしてデビューした三浦さん。幼いながらも確かな歌声とリズム感は当時大きな反響をよび、変声期を境にいったんボーカリストとしての活動を休止。ダンスや楽器の腕を磨いて2005年にソロデビューすると、より成長を遂げた歌唱力とダンスで多くの人々を魅了。2012年には日本武道館、2013年には横浜アリーナ単独公演を成功させ、海外でも高く評価を受ける世界水準のアーティストへと成長を遂げた。今年は国立代々木競技場第一体育館単独公演を催し、8月1日には新曲「U」の配信もスタートした三浦さんはまさに“身体”を使った表現者。そんな三浦さんが今回対談を熱望したのが、やはり“身体”を使った表現である体操の世界で世界を制した内村さんだった。2008年の北京、2012年のロンドン、2016年のリオデジャネイロと3度にわたりオリンピック出場を果たし、個人総合2連覇、3つの金メダル、4つの銀メダルを獲得した内村さんは、世界体操競技選手権でも個人総合で世界最多6連覇。計19個のメダルを獲得。NHK杯個人総合で9連覇中、全日本選手権個人総合で10連覇中とその“身体”で国内だけでなく世界を圧倒してきた。単に勝つだけでなく“美しい体操”で勝つことを信念としてきたという内村さん、実は試合前に三浦さんの楽曲を聴いていたといい、三浦さんのパフォーマンスに興味があるという。そこで番組の前半では日本人初のプロとなった内村さんの練習場に三浦さんが、後半では三浦さんの活動の原点だというライブハウスを内村さんがそれぞれ訪問。どう身体で人を魅了するのか?常に質の高いステージや演技を披露するための努力についてなど、お互いの「身体論」を語り尽くす。「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は8月5日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2017年08月05日女優の土屋太鳳と芳根京子が、映画『累-かさね-』(2018年公開)でW主演を務めることが4日、わかった。同作は松浦だるまによる人気コミックを実写化。天才的な演技力を持ちながらも、醜い容貌にコンプレックスを抱いて行きてきた淵累(芳根)と、美貌に恵まれながらも女優として花開かずにいた舞台女優・丹沢ニナ(土屋)が、キスすると顔が入れ替わる不思議な口紅を使うことで、運命が変わっていく。NHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインを演じた土屋と、『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根が、キスを引き金に顔が入れ替わるという難役に挑戦。土屋は通常のニナ&顔がニナになった累、芳根は通常の累&顔が累になったニナと、両方を演じることになる。また、芳根は累に近づくため、特殊メイクを施すという。土屋は芳根について「芳根さんの瞳は近くで拝見すればするほど本当にキラキラと美しくて、多くの人に愛され守られているかたなのだなと実感します」と印象を語る。芳根と入れ替わることにドキドキしながらも「とても光栄ですし、すごく楽しみでもあります」と心境を明かし、「今はまだ稽古という場と役という人格を通してしか時間を御一緒していないので、これからたくさんの感情を共有させていただき、ひとつになっていけたらと願ってます」と希望を表した。一方、芳根は「小柄でほんわかしているのに、ものすごくパワーの溢れる方で、とても心強いです」と土屋の印象を語る。「『頑張ろうね』と優しく手を握ってくださって嬉しかったです」と明かし、「沢山頼ってしまうと思いますが、支え合いながら累とニナを創りあげれるよう私も頑張ります」と意気込んだ。原作の松浦はもともと、口紅を塗った土屋の広告を見て「この方に演じてもらえたら……!」と思っていたという。また、芳根についても「芳根京子さんになら女の激情・悲哀・葛藤をきっと表現していただける」と期待を寄せた。○土屋太鳳コメント演技というものは、実は普段の生活の中で、どんな人も繰り返していると思うのです。理想と現実を埋める方法だったり、思いを伝える手段だったり。でもそれが本当の自分を隠すためのものならば、しあわせに決して辿り着けない闇の魔法のようでもあります。『累-かさね-』が描くのは、その闇に手を伸ばす禁断の世界。そこに何があるのか、監督はじめスタッフの方々、キャストの方々と一緒に思いきり堕ち、確かめたいと思います。そして女優として、『累-かさね-』の闇に酔いしれたいと思います。○芳根京子コメント『累-かさね-』の世界観に入るのが楽しみでもあり、撮影期間、自分はどうなってしまうのだろうと恐怖感もあります。二役を演じるのは初めての経験なので、想像するだけでも大変なものだと思いますが、土屋さんとご一緒にお芝居出来る喜びを噛み締めながら、累とニナを丁寧に創り上げていきたいです。メイク・衣装など沢山の力をお借りしながら、今までとは違う姿をお見せできるよう、そして自分自身も新たな自分を見つけられるよう、全力でぶつかっていきたいと思います。爆発します!(C)2018映画「累」製作委員会(C)松浦だるま/講談社
2017年08月04日渋谷駅エリア新施設「渋谷スクランブルスクエア」の第I期となる東棟が2019年11月1日(金)に開業。東京急行電鉄株式会社らが推進する「渋谷再開発プロジェクト」。その一環として誕生する、大型複合施設「渋谷スクランブルスクエア」の東棟は、渋谷エリア最高となる高さ約230メートル、地上47階建となる。高層部にはハイグレードオフィス、地下2階から地上14階までは大規模商業施設を備え、日本最大級の屋上展望空間も誕生する。ショップ&レストラン地下2階から地上14階には、大規模商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」がオープン。日本初上陸7店、渋谷エリア初出店47店、新業態33店を含む全212店が集結する。"買い場"、"過ごす場"、"集いの場"の3つの遊び場を提案し訪れる人を"VIVA"な気持ちにさせる「アソビバ(ASOVIVA)」をコンセプトに、フード、ファッション、ライフスタイル雑貨や、カフェ・レストランといったテナントを用意。また、3階、7階、12階には展示会や体験型イベントなどを展開するイベントスペースが設置される。地下2階~1階:初上陸スイーツやミシュラン獲得ベーカリーなど食物販地下2階から1階は食物販がメイン。地下2階には、ミシュランで5度星を獲得したシェフによるベーカリー「ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー」をはじめ、パリヤ、ブートニアサンドイッチ、マンマ サンティーナ、メゾン・イチなどが軒を連ねる。また、1階にはエシレ・パティスリー オ ブール、フィリップ・コンティチーニ、ル・ショコラ・アラン・デュカスなど人気店が集う「トウキュウ フードショー エッジ」がオープンする。アニバーサリーからブランドリニューアルする「アトリエアニバーサリー(Atelier Anniversary)」が、渋谷スクランブルスクエア 1階に出店。“大人も楽しめるデコレーションスイーツ”をテーマにした、上品な味わいのデコレーションスイーツを展開する。「キャラメルりんごのティーケーキ」や、クッキーなどの焼き菓子がおすすめだ。地下1階には、老舗スーパーマーケット紀ノ国屋の新業態「グルマン マーケット キノクニヤ」が登場。1階には、森永製菓のコンセプトショップ「タイチロウ モリナガ」や資生堂パーラーなどが集結するエキナカ商業施設「エキュート」の新業態「エキュート エディション」による旬のスイーツ専門フロアを設ける。地下2階には、パリヤの新業態「パリヤ バーベキュー&ナムル」、日本初上陸の台湾発創作料理店「参和院」、代官山発のベーカリー「メゾン・イチ」などが出店。バラエティ豊かなテイクアウトフードが揃う。>>関連記事「渋谷スクランブルスクエア」注目スイーツ&レストラン、エシレの専門店や伊藤園のカフェも2階:ナイキ国内初コンセプトストア「ナイキ ライブ」ほかファッションのフロア2階には、ナイキ(NIKE)の新たなコンセプトストア「ナイキ ライブ(NIKE LIVE)」が、アメリカ国外初オープン。店内では、ナイキのデジタルを活用したパーソナルなサービスを提供。アプリを通じて、スキャンによる商品情報の取得、メンバー特典、店舗受け取りや取り置きなどが可能だ。そのほか、同フロアには、コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO)やボンジュールレコード(bonjour records)、イソップ(Aēsop)が出店している。建物外には人気カフェ「パンとエスプレッソと」の系列店「なんとかプレッソ2」もオープンする。3階:ハイファッション3階には、ハイブランドが集結しており、バレンシアガ(BALENCIAGA)、ジバンシィ(Givenchy)、サカイ(sacai)、サンローラン(Saint Laurent)、ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)などが出店。ティファニー(Tiffany & Co.)は、原宿・キャットストリートにオープンし話題を集めているコンセプトショップの第2弾としてオープンする。ディオール(DIOR)は「ディオール バックステージ ストゥーディオ」として、同フロア唯一のコスメ提案店舗に。ファッションショーのバックステージを想わせる臨場感溢れる店内で、メイクアップレッスンを受けられる。4階:エンポリオ アルマーニの世界初コンセプトショップなど4階も見どころたっぷりのファッションフロア。そのなかで最も注目したいのが、エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)世界初となるコンセプトショップだ。シーズンごとに異なるテーマで、がらりと内装とラインナップが変わる店舗となっており、何度来てもまるで違う店舗にきたかのような体験ができる。また、同フロアには、オールドイングランド オム(OLD ENGLAND HOMME)、アクアスキュータム ホワイトレーベル(Aquascutum WHITE LABEL)、タトラス(TATRAS)が渋谷エリア初店舗を構える。ティータイムにもってこいのカフェ コヴァ ミラノも忘れずに。5階:東急百貨店による「+Q(プラスク)」ほか女性に嬉しいレザーグッズが充実5階の東急百貨店が運営する「+Q(プラスク)」では、日本初上陸となるヴィーコレクティヴ(VeeCollective)やZYX(ジックス)をはじめ、ファッション雑貨をセレクト。また、ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)、コーチ(COACH)、フルラ(FURLA)、マイケル・コース(MICHAEL KORS)といったハンドバッグ&革小物を取り扱うブランドが充実している。マリメッコでは、バッグをメインとし、インテリア雑貨やファッションウェアも取り扱う。6階:楽しく“美”を叶えるコスメフロア渋谷エリア最大級のコスメフロアは6階に。シャネル(CHANEL)、ランコム(Lancôme)、クレ・ド・ポー ボーテ(clé de peau Beauté)、アディクション(ADDICTION)、ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)など美容器具合わせて35ブランドを揃えている。その中でトム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY) 、アンプリチュード(Amplitude)、イトリン(ITRIM)、トゥー フェイスド(Too Faced)は渋谷エリア初の出店となる。7~9階:ファッション雑貨&セレクトショップ7~9階は、有名セレクトショップがメインとなり軒を連ねるファッションフロアだ。まず、7階にはフロア最大面積を誇るトゥモローランド(TOMORROWLAND)、渋谷エリア初となるユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)とパブリック トウキョウ(PUBLIC TOKYO)が誕生。トゥモローランドでは、メンズ・ウィメンズともにザ・リラクス(THE RERACS)の別注コートを販売する。また、8階のユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は、ウィメンズ&メンズのドレスからカジュアルまで様々なレーベルを揃える複合店として展開。店内は、スニーカー バーやランジェリーサロンなど、ジャンルごとに分類されている。10階・11階・14階:NHKの体験スペースやTSUTAYA新業態10階フロアには、「東急ハンズ」とともに伊藤園の新業態カフェ「オチャ ルーム アシタ イトウエン」も登場。飲食・物販・イベントを通じて、お茶の新たな楽しみ方を幅広く提案していく。11階には、革鞄・革小物を扱う土屋鞄製造所(TSUCHIYA KABAN)、生活雑貨の中川政七商店などが軒を連ねる中、シェアラウンジを設け、スターバックス(Starbucks)も内包する新業態の「ツタヤ ブックストア(TSUTAYA BOOKSTORE)」も登場する。そして14階には、体感型デジタルコンテンツやラジオ公開収録などを通じてNHKを体験できるスペース「NHKプラスクロスSHIBUYA」を設けた。NHKエンタープライズによる「チコちゃんに叱られる」のチコちゃんがエスカレーター横で来店者を迎えている。12階~13階:初上陸スペイン料理や人気店の新業態12階から13階の全17店が並ぶレストランフロア「フーディーズ スクランブル」には、日本初上陸となるマドリードで人気のスペイン料理「ホセ・ルイス」をはじめ、自社醸造のクラフトビールを提供する埼玉県・飯能発、都内初出店のアラビア・地中海料理「カールヴァーン・トウキョウ」などが出店。もつ鍋「蟻月」の新業態や渋谷エリア初出店となる「つるとんたん」、米国ニューヨークタイムズ紙「世界の人気レストラン10店」の1つに選ばれた点心料理店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」など、人気店も揃う。渋谷最高峰約230mの展望施設 「渋谷スカイ」14階・45階・46階・屋上には、展望施設 「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」が誕生。渋谷最高峰の地上約230メートルから、スクランブル交差点や、富士山、東京スカイツリーなどを360°一望できるパノラマビューを実現し、空と一体になったかのような解放感・浮遊感を提供する。また、雨でも楽しめる屋内展望施設も兼ね備える。デジタルテクノロジーを演出に用いた体験型空間も特徴の1つ。クリエイティブ集団・ライゾマティクスの“ライゾマティクスデザイン” 部門を演出プランナーに起用し、展望施設を空間装置と捉え、入口から出口までを一貫した体験ストーリーで演出する。なお「渋谷スカイ」は、ライゾマティクスが演出を担当したプロジェクトの中で過去最大規模の施設となる。46階には、トランジットジェネラルオフィスがプロデュースする景色を一望できるカフェ&バー「パラダイス ラウンジ」がオープン。トム・ディクソン(Tom Dixon)とデザインイノベーションチームが手掛けた内装や家具・照明を組み合わせたモダンなラウンジでは、ホットドックやポテトなどを東京風にアレンジしたメニューを味わえる。また、同フロアには、スーベニアショップもオープンする。その他、15階にはイベントスペースなどを備える産業交流施設「渋谷キューズ(SHIBUYA QWS)」を設置。なお、第Ⅱ期中央棟・西棟の完成は、2027年度を予定している。【概要】「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」開業:第Ⅰ期(東棟)2019年11月1日(金)、第Ⅱ期(中央棟・西棟)2027年度住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12(渋谷駅直結・直上)用途:事務所、店舗、展望施設、駐車場など延床面積:第Ⅰ期(東棟)約181,000㎡、第Ⅱ期(中央棟・西棟)約96,000㎡階数:第Ⅰ期(東棟)地47階 地下7階、第Ⅱ期(中央棟)地上10階 地下2階、(西棟)地上13階 地下5階高さ:第Ⅰ期(東棟)約230m、第Ⅱ期(中央棟)約61m、(西棟)約76m【渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン】フロア:地下2階~14階店舗数:212店(物販125店、食物販57店、飲食28店、サービス2店)営業時間:・物販・サービス(地下2階~11階、14階) 10:00~21:00・レストランフロア「フーディーズ スクランブル」(12階、13階)12階 11:00~23:00/13階 11:00~24:00※一部店舗については、営業時間が異なる。<店舗一覧>■B2F:フード・「トウキュウ フードショー エッジ」アール・エフ・ワン(仮称)、オーパ、カンナムデリ、崎陽軒、クレマモーレ ピュウ、青山フラワーマーケット デリスタイル、からあげ家 奥州いわい、キムラミルク、金粂、ココチリ、コロモア、謝謝チャイニーズキッチン、つかだ、つばめグリル DELI、日本橋 天丼 天むす 金子半之助、寝かせ玄米と日本のいいもの いろは(仮称)、ピースカフェ ハワイ、ポムの樹 どんぶり たまご屋、参和院、渋谷カツ Qメンチ、築地魚弁、ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー、華彩 HANAIRO、パリヤ、ブートニアサンドイッチ、マンマ サンティーナ、メゾン・イチ、レ ヴィアンド パー ターブルオギノ、アースカフェ■B1F:フード・「グルマン マーケット キノクニヤ」■1F:フード・ゴンチャ・「トウキュウ フードショー エッジ」エシレ・パティスリー オ ブール、フィリップ・コンティチーニ、ル・ショコラ・アラン・デュカス、チョコガカリ、モリ ヨシダ、アップル&ローゼス、アン ヴデット、ナガラタタン(仮称)、ナウオンチーズ、ペシェ・ミニヨン -レダ-、アトリエ アニバーサリー、グマイナー、デメル、プレスバターサンド、メルズ キャラメルワークス、・「エキュート エディション」銀座甘楽、治一郎、タイチロウ モリナガ、船橋屋こよみ、フランセ、ベーカリー サンチノ、丸山珈琲、コネリ、資生堂パーラー、バター バトラー、フラクタス、ベイユヴェール、堀内果実園、ルコント■2F:ファッション青山フラワーマーケット、コンバース トウキョウ、ナージー、パティエラ、ボンジュールレコード、なんとかプレッソ2、イソップ、 シープ アイヴァン、ナイキ、プラスエスピービーエス、クリスプ・サラダワークス■3F:ファッションレッド ヴァレンティノ、サカイ、ジバンシィ、ステラ マッカートニー、ティファニー@渋谷スクランブルスクエア、ブルガリ、ケンゾー、サンローラン、ジミー チュウ、ディオール バックステージ ストゥーディオ、バレンシアガ■4F:ファッションアクアスキュータム ホワイトレーベル 、ヴァジック、オールドイングランドオム、スタージュエリー、タトラス、ボス ストア、アンテプリマ、エンポリオ アルマーニ 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BOOKSTORE、貴和製作所、中川政七商店■12F:レストランカールヴァーン・トウキョウ、串の坊、すし 松栄、半笑、もへじ、グーオ バイ ギンザ アスター、しゃぶしゃぶ つかだ、テッパンヤキ テン、ビステッカ・アラゴスタ、蟻月、お好み たまちゃん、立呑み天ぷら喜久や、鼎泰豐、ホセ・ルイス、つるとんたん ウドン ヌードル ブラッスリー、パスタハウス エーダブリュキッチン フィリア、ラ コキーナ セルベセリア■14F:ライフスタイルグッズNHKプラスクロスSHIBUYA、グッドデザインストアトウキョウ バイ ノハラ、マークスタイル トーキョー、鳩居堂、兵左衛門、神楽坂 茶寮■17F:ローソンプラストークス、ファイブクロスティーズコーヒー■45F・46F:シブヤスカイスーベニアショップ■46F:パラダイス ラウンジ【渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)】フロア:14階(チケットカウンター)、45階・46階(屋内展望施設・スーベニアショップ・カフェ)、屋上(屋上展望空間)高さ:地上約230m入場料:事前予約 大人(18歳以上) 1,800円、中・高校生 1,400円、小学生 900円、幼児(3~5歳) 500円当日券 大人(18歳以上) 2,000円、中・高校生 1,600円、小学生 1,000円、幼児(3~5歳) 600円営業時間:9:00~23:00(最終入場22:00)入場チケット予約:9月1日(日)10:00~、オフィシャルウェブサイト(にて11月1日(金)~30日(土)分の入場予約を先着順で受付。※チケットは9~22時の間、20分ごとの日時指定券。※12月1日(日)以降は、14階チケットカウンターにて当日券の販売を行う。※事前予約の際は「Webket」の事前会員登録が必要。
2017年08月04日4日、俳優の高橋一生(36)がNHK総合の情報番組「あさイチ」に出演。角膜炎のためサングラスをかけての出演となり、放送終了後にはYahoo!検索ワードで1位に「高橋一生」2位に「角膜炎」がランクインし話題になっている。 この日、高橋はサングラス姿で登場。「角膜炎になってしまい、お見苦しい姿を見せないように」とその理由を説明した。 番組では、’14年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で共演し、高校時代の同級生である岡田准一(36)からのコメントが紹介され、「高校の同級生で、よくキスされていました。軍師官兵衛のクランクアップでキスされた時、久しぶりにやられたなと思いました」と暴露。 高橋は「基本、岡田准一さんとはマウストゥマウスです」と仲の良さを明らかにした。 これに対しファンは「角膜炎心配だけど、サングラス姿見れて良かったとか思ってしまう」「高橋一生と岡田准一仲良しすぎ!!!可愛い」「高橋さんのサングラス姿最高」「本日の朝イチは永久保存だわ」などの反応をみせている。
2017年08月04日NHK連続テレビ小説「まれ」でヒロインを務めた土屋太鳳と、同じく「べっぴんさん」でヒロインを務めた芳根京子が、“美醜”をテーマにした人気コミック「累-かさね-」の実写映画化にW主演。キスを引き金にして“顔”が入れ替わる、衝撃の設定に挑むことになった。伝説の女優を母に持つ淵 累(ふち かさね)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを抱いて生きてきた。一方、舞台女優・丹沢(たんざわ)ニナは、美貌に恵まれながらも女優として花開かずにいた。そんな2人が、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれて出会ったとき、運命の歯車が動き出す――。原作は、現在11巻が発売され、累計発行部数180万部突破、イブニング新人賞出身の新しき才能・松浦だるまが放つ衝撃作(講談社「イブニング」連載中)。美醜をめぐる人間の業という究極の命題を描き出し、その息もつかせない展開にファンが急増。それぞれが入れ替わり、成功を手にしたように思えた矢先、彼女たちの意思と反して、転がるように堕ちていく人間模様に注目が集まっている。脚本を担当するのは、ドラマ「僕のヤバイ妻」や映画『LIAR GAME The final stage』など手掛ける脚本家・黒岩勉。監督は、映画『キサラギ』や「ストロベリーナイト」シリーズなどで細やかな人間描写を得意とする監督・佐藤祐市。そして主演は、朝ドラ女優の土屋さんと芳根さん。初共演の2人が、口紅の力で “キス”をした相手と“顔が入れ替わる”という設定を踏まえ、それぞれが1人2役で累(かさね)&ニナを演じ分ける“2人1役” に挑む!土屋さんが演じるのは、演技の才能に悩む舞台女優・丹沢ニナと、ニナの顔をした累(かさね)。「まれ」のヒロインで脚光を浴び、公開待機作に『トリガール!』『8年越しの花嫁』、『となりの怪物くん』など主演作が続く超売れっ子が、溌剌としたキャラを封印し、新たなヒロインへと変貌を遂げる。また、芳根さんは、伝説の女優と呼ばれた淵透世の娘で自らの顔が醜いと恨み続ける累(かさね)と、累の顔をしたニナに挑戦。2016年の「べっぴんさん」でヒロインに抜擢され、『心が叫びたがってるんだ。』でも熱演を見せる彼女が、その愛らしい顔立ちからは想像もつかない累の容貌に近づくべく強烈な特殊メイクを施すという。まさに、若手屈指の清純派女優2人が、イメージを覆す人生をかけた大舞台に挑んでいく。本当の自分を隠すための演技とは、「しあわせに決して辿り着けない闇の魔法のよう」と土屋さん。「『累-かさね-』が描くのは、その闇に手を伸ばす禁断の世界。そこに何があるのか、監督はじめスタッフの方々、キャストの方々と一緒に思いきり堕ち、確かめたいと思います。そして女優として、『累-かさね-』の闇に酔いしれたいと思います」と自らを奮い立たせるかのようにコメント。初共演の芳根さんについて、「芳根さんの瞳は近くで拝見すればするほど本当にキラキラと美しくて、多くの人に愛され守られているかたなのだなと実感します。そんな芳根さんと演技とはいえ入れ替わってよいのだろうかとドキドキしていますが、同時にとても光栄ですし、すごく楽しみでもあります」と語る。一方、芳根さんは、「撮影期間、自分はどうなってしまうのだろうと恐怖感もあります。2役を演じるのは初めての経験なので、想像するだけでも大変なものだと思いますが、土屋さんとご一緒にお芝居出来る喜びを噛み締めながら、累とニナを丁寧に創り上げていきたいです」と同様に、期待を込めてコメント。「いままでとは違う姿をお見せできるよう、そして自分自身も新たな自分を見つけられるよう、全力でぶつかっていきたいと思います。爆発します!」と意気込み十分。土屋さんについては、「小柄でほんわかしているのに、ものすごくパワーのあふれる方で、とても心強いです。『頑張ろうね』と優しく手を握ってくださって嬉しかったです。たくさん頼ってしまうと思いますが、支え合いながら累とニナを創りあげれるよう私も頑張ります」と明かしている。また、原作の松浦さんは、まず土屋さんについて、「電車内の広告の中、口紅を塗った土屋太鳳さんの写真に目が釘付けになりました。それまでは健康的なイメージが強かったのですが、口紅を纏った顔立ちに得も言われぬ妖艶な美しさが窺えて、『この方に演じてもらえたら…!』と思っていました」と言う。「清純な可愛らしさもミステリアスな美しさも同時に兼ね備えた土屋さんは、まさしく『ニナ/累』の両面を映し出せる女優さんだと思います」。芳根さんについては、「こんなに可愛らしく爽やかな印象の女優さんなのに、その印象から程遠い“醜い”女の役をよく引き受けてくださった…と思うとともに、芳根京子さんなら『淵累』という女の激情・悲哀・葛藤をきっと表現していただける、という確信が私の中にあります」と語り、「芳根さんの心と身体で具現化される瞬間を、虚構が真実になる瞬間を目撃したいです」と期待を込めている。そして、「2人と初めてお会いしたとき、とにかくエネルギーを強く感じました」と明かすのは佐藤監督。「きっとお2人はいまが役者としても人としても伸び盛りで、何でも吸収出来るしそれを直ぐに表現したい、何にでも挑戦したい。その思いがあふれている、そう感じました。とても可愛らしいお2人が、どんな醜い争いの芝居をするのか?どんなエゴイスティックな心を晒すのか?どんな化学反応が起こるのか?監督として、楽しみながら立ち向かって行きたいと思っています」とコメントを寄せている。『累-かさね-』は2018年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月04日NHK総合で平日の朝に放送されている「あさイチ」の8月4日(金)放送回に、俳優の高橋一生がゲスト出演。角膜炎のためサングラスをかけての出演となった高橋さんは、高校時代からの親友・岡田准一との“友情秘話”や多彩な趣味などについてトークした。「あさイチ」はNHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務める朝の情報番組。番組冒頭で高橋さんは「角膜炎になってしまい、お見苦しい姿を見せないように」とサングラス姿での出演となった理由を説明、視聴者に陳謝。井ノ原さんも「芸能人ぶってるわけじゃないんです(笑)」とフォローしてスタジオの笑いを誘った。そんな“レア”ともいえる高橋さんのサングラス姿にネット上では「角膜炎にならなければサングラス高橋一生を見れなかったのです。嗚呼」「角膜炎でもカッコいい」などのコメントが相次ぎ、番組開始からタイムラインには高橋さんに関する投稿が溢れていた。番組では2014年に放送された大河ドラマ「軍師官兵衛」で共演した岡田さんからの「変人な部分は隠されてると思いますが…イノッチは優しいのでそんな部分を出しても大丈夫」というメッセージを紹介。さらにメッセージで岡田さんが「高校時代にはよくキスされた。“マウストゥマウス”だった」と“衝撃告白”すると、井ノ原さんも「高校時代からよく一生君の話は聞いていた」とコメント。そんな岡田さんからのメッセージに対し高橋さんは、高校1年生の終わりに突然「泊まりに行っていい?」と言われ、一緒に期末試験の勉強をしたことがきっかけで「急接近」したと岡田さんとの“なれそめ”について明かした。そんな2人の“友情”ぶりには視聴者から「呼吸止まりそう。」「朝から瀕死」などたくさんの反応が寄せられ、、特に「マウストゥマウス」というワードには「かつて高橋一生と岡田准一が「よくキスをしていた」世界がこの世にあった……だと……?」「キスしてる程の仲良しな親友って聞いて引くどころかときめく」など2人の“キス”を想像した“悶絶ツイート”も数多く投稿されていた。また番組ではTBS系「カルテット」の映像や98年にまだ10代だった高橋さんが「嵐」相葉雅紀らと共演した「少年たち」の映像なども流され、高橋さんが自身の“演技論”について語ると「『作品に帰依』という言葉選びに驚いた。演じるために生まれてきた人だ。」「高橋一生さんの考え方、素敵だな」という反応も。さらに「刺し子」が趣味であることが紹介されると「一生くん、女子力高過ぎ…」「人間力が高過ぎて色々諦めがつく」などその多才ぶりを賞賛するツイートも多数投稿されていた。(笠緒)
2017年08月04日俳優の竹内涼真(24)が8月1日放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に出演。番組内で披露した歌ネタ芸人とのコラボレーションに注目が集まっている。 「カラオケバーに行って、初対面の人とでもみんなでワァーッとするのが好き」と語るほど歌が好きという竹内。番組内ではそんな竹内にパーマ大佐(23)が「フィーチャリングしませんか?」と提案。話題のネタ「森のくまさん」の替え歌をともに歌い上げた。 さらに、人気急上昇中の芸人・もりせいじゅ(23)、GO!皆川(35)、ヘンダーソンともコラボレーション。芸人たちに負けず劣らずの振り切れた動きを見せ、短い打ち合わせでも「ハモれるところがあったら入ります」とアドリブで合わせる器用さも披露した。 ネット上では「好感度爆上がりした」「彼はNGないんだな笑」とそのバラエティ力の高さに関心の声があがっている。 そして、阿佐ヶ谷姉妹とは久保田利伸(55)の「LA・LA・LALOVE SONG」をアカペラでコラボし、美声ぶりにスタジオからも歓声があがった。ネット上では「歌うますぎて意味わかんないんですけど!!!」「カッコイイだけじゃない!歌もうまいし面白い!」と悶絶するファンが続出した。 朝ドラ『ひよっこ』(NHK)や『過保護のカホコ』(日本テレビ系)にも出演し、ブレーク中の竹内。7月30日に行われた写真集発売記念握手会には1500人の定員に1万3000人の応募が殺到した。今後はその飾らない性格でバラエティにも活躍の場を広げそうだ。
2017年08月03日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「一帯一路」です。「一帯一路(One Belt,One Road)」とは、中国が目指す経済と外交圏構想のこと。今年5月に初の一帯一路サミットが開催されました。アメリカに次いで、GDP第2位となった中国。いまや中国の経済発展は、世界にとっても有益なこと。ただ、中国は陸地に囲まれ、領海がほとんどありません。ですから、一帯=中国から中央アジアを経由してヨーロッパまでの「シルクロード経済ベルト」と、一路=中国沿岸部から東南アジア、アフリカまでを網羅する「21世紀海上シルクロード」を実現させ、交易を活発にしようと主張しているのです。僕は今年初めて北京を訪れ、その発展ぶりに驚きました。天安門広場に自転車で行き交う人民服の人々なんて光景は皆無。ポルシェやアウディといった高級外国車が走り、三里屯(サンリトン)という日本の青山のような若者に人気の街では、ユニクロやスターバックス、アップルストアなどが立ち並び、おしゃれな装いの世界中の人たちであふれていました。IT化も進んでいて、街中はなんでもスマホのQRコードで決済可能。現金決済は減少しているそうです。2015年に中国政府が掲げたスローガンは“大衆創業・万衆創新”。みんなで起業し、イノベーションを起こして儲けよう、というもの。共産主義国とは思えませんが、そのくらい本気で経済発展に本腰を入れてきています。日本やアメリカは、中国と北朝鮮が隣接しているため、緊張関係にありますが、ヨーロッパ諸国は中国とは貿易相手としてとても良好な関係を築いています。また、中国は早い段階からアフリカ進出を行い、電信・通信網や港湾などインフラ開発をする代わりに資源の採掘権を得るなどしてきました。一帯一路の関係国は約70か国。アメリカを除く大国のほぼすべてがこの経済圏に入っています。中国と距離を置いている日本ですが、6月に安倍総理は「条件が合えば、一帯一路構想に協力する」とコメント、態度を翻しました。アメリカ次第では、拒絶していたAIIB(中国主導で作られたアジアインフラ投資銀行)にも加盟するかもしれません。いずれにせよ、日本の舵取りが重要になってきています。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年8月9日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年08月03日健太郎、山田裕貴ら若手注目俳優を迎え、人気お笑い芸人「バッドボーイズ」佐田正樹の半生を綴った実録自伝の実写化に挑む『デメキン』。このほど、主題歌がロックバンド「LEGO BIG MORL(レゴ・ビッグ・モール)」の書き下ろし曲「一秒のあいだ」に決定し、特報映像とポスタービジュアルも解禁となった。ギョロとした二重まぶただったことで幼少期からデメキンと呼ばれ、いじめられていた佐田正樹(健太郎)は、ある日、“強くならなきゃ”と覚悟を決めて拳を握った。やがて、かつてのいじめっ子集団を返り討ちにするほど腕っぷしが強くなり、喧嘩では敵なしの存在となっていく。赤髪リーゼントがトレードマーク、小学校からの親友・厚成(山田裕貴)と喧嘩やバイクに明け暮れる日々を過ごす。中学卒業後、正樹は高校へ進学し、厚成はラーメン屋で働き始める。環境は変われど人は変わらず、年上の不良に目をつけられてはひたすら喧嘩ざんまいの日々を過ごしていた。ある日、バイク事故で死んだ憧れの暴走族の総長・真木(柳俊太郎)のことを思い返していた厚成は、正樹に福岡一のチームを作ろうと持ちかける。2人はチーム「亜鳳」を結成するが、次々と血気盛んな敵が待ち受けていて…。9月23日スタートのNHK土曜時代ドラマ「アシガール」や10月28日公開の映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』などに出演する、ネクストブレイク筆頭の逸材・健太郎さんが主人公・正樹を演じ、映画『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズや『闇金ドックス6&7』『亜人』など話題作への出演が続く若手実力派の山田さんと共演する本作。このたび、健太郎さんの闘争心が剥き出しになった特報映像が解禁。彼が演じる正樹の殺気みなぎる表情、大乱闘シーンや福岡一のチームを作る覚悟を誓う様子をおさめており、ロックバンド「LEGO BIG MORL」が本作のために書き下ろした新曲「一秒のあいだ」が、よりいっそう疾走感を盛り上げる。併せて到着したポスタービジュアルは、真っ赤な髪に鋭い目つきでこちらを睨みつける健太郎さんの姿が強烈な印象を残す仕上がりとなっている。今回の楽曲制作に寄せ、「LEGO BIG MORL」からは「ヤンキー怖い。でも作品を観せていただいた後、歌詞を書き下ろさせていただくその瞬間。僕らがやっているバンドとは族だなと気付いた。同じ志を持った仲間と傷つけ合いながら突っ走る。男なら誰もが憧れるものがこの映画にはある。しかし懐かしむわけではない。これはいまを描いた映画だ。これはいまを描いた歌だ。いまを生きるからこそ。その刹那の瞬間に命をかける姿は美しい」とコメントが到着。また、メガホンをとった山口義高監督は「激しい風を感じて息遣いが荒くなった。そして走りたくなった。この楽曲の風は、佐田さんの原作で吹いていた風と同じだ。そして健太郎が映画『デメキン』の現場で巻き起こした風とも同じだ。けれども、窓の外に広がる街は平和で、安全で、のほほんで、刺激フリーで退屈だ。ここには風がある。『レゴ・ビッグ・モール』の風がある。皆さんの胸の中で吹き荒れる瞬間を待っている。僕はその日を待ち焦がれている」と、絶賛を贈っている。佐田さんの自伝的小説・コミックを実写化した“本物”青春アクションであり、佐田さんと親交の深い芸人「水玉れっぷう隊」ケンと「野性爆弾」くっきーの友情出演も注目の本作。まずは、その迫力をこちらの映像から感じてみて。映画『デメキン』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月03日(写真:アフロ) いよいよ3年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。期待のアスリートが目白押しで、3年たったら、今は一般的に無名な選手たちでも、メキメキ実力をつけ、連続メダルを狙う有名選手たちとの大混戦が期待できそう。今からチェックして、五輪予選・本戦を巡る熱いドラマを楽しもう! 「日本人初の100m9秒台はいつだ、という話題ばかりですが、男子短距離の実力は格段に上がっています。とくに400mリレーでのメダル獲得の公算は高いでしょう」 こう語るのは、元100m日本記録保持者の不破弘樹さん。メダルの鍵を握るのはサニブラウン(18)と桐生祥秀(21)の2人だという。 「走りにムダがあり、スピードのキープ力が不足しているサニブラウン選手は、期待値が高いのがポイント。10秒0台を連発する桐生選手は安定感が抜群。10秒の壁はどちらかが破る可能性があり、その後、続々と9秒台スプリンターが誕生することも。強豪チームで五輪を戦えます」(不破さん) 女子マラソンの安藤友香(23)も注目したい選手だ。 「初マラソンの日本記録を塗り替えたばかりの安藤選手は怖いもの知らずの勢いが特徴。両手を振らない“忍者走法”で、今夏の世界選手権で活躍できたら、東京五輪まで突っ走る能力を秘めています」(不破さん) そして、体操王国・ニッポン。東京五輪で、もっとも高い位置に日の丸を掲げるのは、もはや至上命題かもしれない。 「ロンドン五輪、リオ五輪と個人総合で2連覇している絶対王者、内村航平選手(28)は、3年後の大舞台にしっかり照準を合わせてくるでしょう。年齢的にはピークが過ぎているとはいえ、リオ五輪後には体操界初となるプロに転向。意識を変えて、練習に取り組んでいます」 そう話すのは、『日刊スポーツ』で毎週水曜日掲載の「東京五輪特集面」(一部地区を除く)を担当している田口潤記者。内村の背中を追う白井健三(20)も金メダルは射程圏内。 「2度の世界王者になった床、リオ五輪では銅メダルをとった跳馬の2種目のスペシャリストだった白井選手は、東京五輪を見据え、苦手なつり輪に積極的に取り組むなど、個人総合の強化に励んできました。今年5月に行われたNHK杯では、個人総合で内村をギリギリまで追い詰めるところまで来ています」(田口記者) さらに注目すべき選手が谷川航(21)だという。 「白井と同い年で“白井世代”のひとりと言われてきたイケメンの谷川選手が一歩抜け出しました。内村選手も舌を巻くほど着地が美しく、24歳でむかえる東京五輪は『自分たちが引っぱる』という自負もあります」(田口記者) 体操王国に新しい“着地王子”が誕生したようだ。
2017年08月03日「『ひよっこ』は先日、僕が演じた島谷純一郎と恋人のみね子ちゃん(有村架純)とのお別れのシーンが放送されました。8時間近く撮影したのですが、そのバーのシーンで、リハーサルなしで本番を回すという撮影を初めて経験して。感情が高ぶるシーンなどはよくそういう撮り方をするそうで、僕自身、涙が込み上げる瞬間が何度かありました」 そう話すのは、7月24日放送分でNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』から姿を消した島谷を演じた、竹内涼真(24)。つらい思いをしたのは、主人公・みね子だけじゃなく、2人のお付き合いを見守っていた私たち視聴者も同じ!今、いちばん旬な俳優・竹内涼真に話を聞いた。 「『ひよっこ』撮了から3日ほどは、心にポッカリ穴が開いたような状態で。でも、それはそれだけこの役に打ち込めたということだと満足しています」(竹内・以下同) マーベル・コミックのヒーローが大好きだという竹内。 「僕、もともとヒーロー役に憧れて芸能界に入って。いつかマーベル・コミックのヒーローを演じるのが夢。マーベルのヒーローのフィギュアが勢ぞろいするショップには、プライベートで何回も行っています。見ているだけでうれしい。でも女のコって、あんまり理解してくれないんですよね(笑)。だから、『この作品を見て』と強要することはしたくなくて。女のコが関心を示して、『何を見たらいい?』って聞いてくれたら教えます」 そんな彼のおすすめのマーベル作品は? 「おすすめは、『マイティ・ソー』と『アメージング・スパイダーマン』。どちらも恋愛をメインに物語が展開し、女性の登場人物の心情を描いているので入りやすい作品だと思います」 竹内は理想のデートをこう語る。 「理想のデートを考えるなら、静かで空気のキレイなところに出かけて、おいしいものを食べてお酒を飲んだり、温泉に入ったり。ゆっくり過ごせたらいいなあ」 現在放送中のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系・水曜22時~)では、主人公・カホコが通う大学の同級生・麦野初を好演中だ。 「『カホコで演じる麦野初は、島谷くんとは正反対。僕自身は2人の中間くらいの性格ですね(笑)』
2017年08月03日2015年9月より放送された連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を演じ、大ブレイクした俳優のディーン・フジオカが、NHKが放送する音楽番組「SONGS」に登場。8月10日(木)の放送は「ディーン・フジオカ スペシャル」と題して、ディーンさんの生まれ故郷・福島でのライブに密着した模様を放送することが決定した。ディーンさんは2005年の香港での俳優デビューを起点に、ワールドワイドに映画やドラマでの活躍。日本では連続テレビ小説「あさが来た」を始め、「ダメな私に恋してください」「IQ246~華麗なる事件簿~」や、映画では主演作『結婚』、『鋼の錬金術師』『坂道のアポロン』など続々と公開作も控えている人気俳優。今年はいよいよ本格的に日本での音楽活動も開始し、7月には新曲を発表。そんな中行ったのが、ディーンさんが生まれた福島県須賀川市でのスペシャルライブ。今回番組では、ライブの舞台裏に加え、俳優・ミュージシャンとして多忙な日々を送るディーンさんの活動に密着している。今回のライブでディーンさんは、自身が手掛けた楽曲「Priceless」と「DoReMi」に、地元の小中学生が合唱として参加してもらうよう呼びかけた。「Priceless」はディーンさんが東日本大震災の直後、生まれ故郷・福島に思いを馳せて作曲した楽曲で、一方「DoReMi」は福島はもとより全世界の未来を担う子どもたちに未来を明るく変えていく力を与えたいと願った楽曲だ。そして、実際に子どもたちと共演したステージ上では、ディーンさんの目に涙が。そこにはディーンさんが俳優、そしてミュージシャンとして、海外での経験を積んできた中で培った熱い思いが込められていた…。一体、その思いとは?SONGS「ディーン・フジオカ スペシャル」は8月10日(木)22時50分~NHK総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年08月02日テレビ朝日にて10月からスタートする、黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を描く「帯ドラマ劇場」の第2弾「トットちゃん!」。先日発表された松下奈緒と山本耕史らに続き、このほど15歳以降の黒柳さんを清野菜名が演じることが決定!清野さんは本作が全国ネット連続ドラマ初主演となる。昭和4年、東洋音楽学校で声楽を学んでいた門山朝(松下さん)は、帝都交響楽団が主催する“第九演奏会”の合唱員募集のチラシを見て、友人たちと共に応募。楽団のコンサートマスターを務めるバイオリニスト・黒柳守綱(山本さん)と運命的な出会いを果たす。ところが、第九演奏会の前夜、北海道で医院を開業する父・門山周通(佐藤B作)が突然、上京。朝を連れ戻して見合いをさせるという。叔父・井上宏(高田純次)、えつ(八木亜希子)夫妻のとりなしで、なんとか帰郷を1日延ばし、演奏会に参加することだけは許してもらう。だが第九演奏会が終わった後、朝は家に戻らず、守綱に連れられるようにして、彼の住むアパート“乃木坂上倶楽部”へ。守綱から一緒に暮らそうとプロポーズされるが…!?黒柳さんとその家族の軌跡を描く本ドラマでは、戦後最大のベストセラーであり、これまで映像化されていなかった「窓ぎわのトットちゃん」の時代からもエピソードを抜粋し、テレビ女優・一期生として活躍したNHK時代や、初めて明かされる“国境を越えた恋”まで、黒柳さんの怒涛の半生に迫っていく。そんな本作で今回、黒柳さんの幼少期を演じる子役・豊嶋花からバトンを引き継ぎ、“トットちゃん”として物語をひたむきに駆け抜けるのが、2007年にモデルとして芸能活動をスタートさせ、2014年公開の『TOKYO TRIBE』でヒロインに抜擢、『東京無国籍少女』で映画初主演を務めた清野さん。現在放送中の帯ドラマ劇場第1弾「やすらぎの郷」でも、主人公・菊村栄(石坂浩二)がかつて思いを寄せた女優の孫・榊原アザミ役で登場しており、その透明感とさわやかな演技がプロデューサー陣の目に留まっての抜擢となった。清野さんが、若かりし頃の黒柳さんが実際に使用していた衣装を身に着けて「徹子の部屋」収録スタジオに現れると、黒柳さんは「スタジオに入っていらしたとき、“私だ!”と思いました。本当にビックリしました」と仰天!「このお話をいただいたときは信じられない気持ちでいっぱいで、一体何が起きたのだろうと思いました」と心境を明かした清野さんに、黒柳さんは「私の人生は一貫してずっとラッキーでした。ぜひ、そんな明るさを視聴者の皆さんにふりまいて差し上げてください!」とエールを送り、握手。また「でも皆さんが思っているより、私は早口じゃないのよ。言葉遣いに気をつけて演じていただけたらうれしいわ」と“注文”をし、緊張気味の清野さんを和ませる場面も。実在の人物を演じるのは初めてだと話す清野さんは、黒柳さんの激励を受け「トットちゃんは皆さんに幸せや笑顔を届ける存在だと思いますので、視聴者の方々に毎日ハッピーな気持ちになっていただけるよう、一生懸命頑張ります」と意気込みを口にした。また、国際的なピアニストで、徹子の国境を越えた恋の相手である祐介・カールケルナーを城田優が演じることも明らかに。徹子と親交のあった人気脚本家・向田邦子役に山田真歩、徹子の大親友だった国民的俳優・渥美清役に山崎樹範。そのほか新納慎也、中村メイコ、宮川一朗太、いしのようこらベテラン陣が顔を揃える。黒柳さんも太鼓判を押す、清野さん演じる“トットちゃん”に期待が膨らむ。「トットちゃん!」は10月より毎週月~金曜日12時30分~テレビ朝日にて放送予定。再放送は毎週月~金曜日7時40分~BS朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年08月02日ドラマ『僕たちがやりました』でヒロインを演じる永野芽都さん。好きな人の前で素直になれない蓮子の女心を演じた心境をうかがいました。今どきの平凡な男子高校生たちが、ひょんなことから多数の死者を出す爆発事件の容疑者に。ドラマ『僕たちがやりました』は、そこから始まる逃亡生活の中で、彼らが罪の意識に苛まれながらも自分の生きる道を探していく異色の青春サスペンスだ。「最初に原作の漫画を読んだんです。読む前はまさか泣ける話だとは思っていなかったんですけど、ある日突然、一番近くにいたはずのトビオがいなくなっちゃったら、本当につらいだろうなって。蓮子の気持ちになって、思わず泣いてしまいました」永野芽都さんが演じるのは、窪田正孝さん演じる主人公・増渕トビオの幼なじみ・蒼川蓮子。「蓮子は周りの女の子たちより、少し先を行っているような雰囲気の女の子。チャラチャラしているように見えるけど、実はすごくピュアでトビオを一途に思い続けているんです。でもトビオの前ではなかなか素直になれなくて、大人ぶってツンツンしてしまう。そこがすごくかわいいなって。演じるときも、蓮子のそんな女心を大切にして、女友達といるときとトビオの前とでは、態度に差がつくように気をつけました」永野さん自身も、そんな蓮子の女心は痛いほどよくわかるそうで…?「私も好きな人ができると、わざと冷たくしたり、興味がないフリをしちゃうタイプ(笑)。だから撮影中も“わかるよ蓮子!そうだよね、そうだよね~!”って心の中で思いながら演じていました(笑)」窪田さんとは4年ぶりの再共演。「すごく久しぶりにお会いしたんですけど、相変わらず優しいお兄ちゃんという印象。私はもちろん、ドラマの中で窪田さんの遊び仲間を演じている間宮祥太朗さん、今野浩喜さん、葉山奨之さんも、みんな窪田さんについていってる感じがします。この4人組のやり取りが本当に面白くて。本読みの段階であんなに笑ったのは初めてです!4人の会話はアドリブも多いみたいなので、そういう話を聞くと、男のコってなんだか楽しそうだな~って羨ましく思ったりもしました(笑)」公式ブログでは自作の川柳を公開している永野さん。最後にドラマの意気込みを詠んでいただくことに!「え~どうしよう!超普通なんですけど『夏からの僕やり見てね頑張るよ』でどうでしょう!?というわけでぜひ見てください!(笑)」ながの・めい1999年9月24日生まれ、東京都出身。来年4 月スタートのNHK連続テレビ小説『半分、青い。』のヒロインに決定したほか、出演映画『ミックス。』も今秋公開予定。ある日トビオ(窪田正孝)たちは、ヤンキー高校の不良に仲間をボコボコにされ、イタズラ心から復讐を企てる。しかしそれが、思わぬ大事件に発展してしまい…。関西テレビ・フジテレビ系にて毎週火曜21:00~放送中。※『anan』2017年8月9日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年08月01日先日、NHK 「あさイチ」 で「発達障害の子育て」についての特集が放送された。番組に出演した古山さん一家は、小6の長女と小3の長男が共に発達障害と診断されている。元気にあいさつしてリポーターを出迎える2人の姿は、障害があるとは思えないほどだが、3日間生活に密着しているうちに、「あれ?」と思うことが見えてくる。古山家のお母さんは、子どもとのコミュニケーションに、言葉ではなく筆談でそっと気持ちを伝えたり、タイマーを使って時間をわかりやすく提示するなど、随所に工夫を凝らしていた。また、お母さんは「長女の子育てに悩んだ末、4歳の時に1人で決めて1人で病院に行った」「旦那は診断を受け入れられず、障害者のレッテルを張ったのは私なのか? と悩んだ」とのこと。それから6年、今も整理できない気持ちを抱えながら、夫婦で手探りの子育てが続いているという。じつは筆者にも、8歳になる娘(定型発達)と4歳の息子(自閉症スペクトラム)がいる。決して感情的にならず、子どもの気持ちを受け止めて待つという古山家のお母さんの姿は、とても学ぶところが多かった。■子どもが発達障害と診断。その時、夫は……?しかし、今回の番組を見ていて私が一番気になったのは、子どもでもお母さんでもない。それは、お父さんの存在だ。当事者として出てくるのはほとんどがお母さんで、お母さんの話を通してからも、お父さんの存在があまり見えてこなかったのが気にかかった。個人的には「夫婦や家庭内の葛藤をもっと掘り下げて聞きたい!」と感じた。今回は放送時間の都合上、残念ながら「お父さんの存在」にはあまりフォーカスされていなかったようだ。次回以降のNHK「あさイチ」特集を含む、 NHK「発達障害」プロジェクト で、このテーマが深堀りされることを期待したい。「お父さんの存在」という問題。じつはこれ、療育ママの間では、よく聞く話である。「夫が子どもの障害を認めてくれない」「旦那が『就学先は絶対普通級』と言っている」「旦那が、幼稚園での発表会の様子を見てショックを受けちゃった…」などなど。他に、義理両親や自分の両親から理解してもらえないという話も時々聞く。「義理母に、あなたがちゃんと躾ければなおると言われた」「母親に、『あなたは甘やかしすぎ。このままじゃわがままな子になる』と注意された」などなど。こういう発言にはイラッとくるけれど、百歩譲って、祖父母世代に発達障害の理解は難しいのかもしれない。自分たちが子育てしていた頃には、きっと聞いたことのない話だろう。でも、同居していたらちょっとキツイ問題だけど、別々に住んでいるならうまくわかすこともできるし、子育てにそれほど強い影響もないはずだ。だが、夫の場合はそうはいかない。夫がきちんと向き合ってくれなければ、お母さんのストレスは2倍、いや数倍にも膨れ上がる。日々の小さなことまでフォローする必要はないと思うが、「ここぞ!」という時には、真剣に向き合ってほしい。意見が衝突することもあるかもしれないが、いざという時に一緒に本気で問題に取り組んでくれる同士(夫)がいると感じられれば、それは、お母さんにとって何よりも大きな心の支えになるはずだ。 ■他の子と比べすぎるお母さんと、比べすぎないお父さんまた、一般的に、子育てはお母さんが主役になることが多いので、同世代の友達と関わることも増えるが、お父さんは集団でのわが子の姿を見る機会がほとんどない。なので、年相応の発達状態を把握しにくく、「男の子なんてこんなもんじゃない?」とか「俺も子どもの頃そうだったよ」などと問題を見逃しがちな面がある。でも、これって悪い面もある反面、意外と良い面もあると思うのだ。わが家の場合は、私が他の子と比べてばかりいて、「普通」であることに縛られ、ふさぎ込んでしまっていた時期があった。だが、夫は、他の子と比べることは一切しなかった。「他の子と同じである必要はまったくない」、「比べることには何の意味もない。もし比べるなら、『他の子と』じゃなく『過去の息子と』」「『普通』の定義って何?」と、落ち込んでいる私を容赦なく詰めて(励まして?)くれたものだ。そんな夫に、「あなたは他の子のことを全然知らないからそんなに呑気なの!」と噛みついたこともあった。だが、文句を言いつつも、わが子のことだけをしっかり考えるという夫のブレない姿勢は、どこかで、とても心強い支えになっていたのだ。また、夫と私では子どもについての見方も全然違ったので、多面的に話し合えることもありがたいことだった。お父さんというポジションは、お母さんより、子育てを冷静かつ客観的に見られる位置にいると思う。お父さんには、ぜひそういう強みも活かしてほしいのだ。■「わがまま」と障害の線引きは?最後に、番組を見ていて、もう一つ気になったことがある。「わがまま」と障害の線引きは? ということだ。番組に出演した古山家のお父さんも、「どこまでが発達障害の特性なのか個性なのか切り分けが難しい」と葛藤していたし、スタジオの出演者たちもそのことについては判断つかないようだった。このことは、私も、よく健常児のママから聞かれるのだが、私も答えがわからずに困っている。専門家の井上雅彦さんも、「(線引きは)厳密には難しい」と言っていたので、かなり悩ましいテーマなのだろう。ただ、重要なのは、障害との線引きにこだわることではなく、「どう工夫すれば(生きにくさを感じている)子どもたちの努力が報われるか?周りがどう対応するか?ということの方に目を向けるべき」(井上雅彦さんコメント)とのこと。そう、私たちの目的は、子どもをカテゴリ分けしたり、レッテルを張ることではない。困っている子どもたちが、いかに生きやすくなるかを考えぬくことなのだ。まちとこ出版社N【発達障害についての記事一覧】▼大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界(全4回)▼「うちの子、発達障害かも!?」と思ったら(全9回)
2017年08月01日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』もいよいよ後半戦。有村架純さん演じる谷田部みね子もすっかり東京の暮らしになれたようですね。さまざまな困難にも見舞われつつも、たくさんの出会いによって生き生きと過ごす姿が印象的です。その仲間のなかには、隠れたイケメンたちも多数登場! これも朝のお楽しみのひとつです。■朝ドラにイケメン戦隊ヒーローが集結!今回の朝ドラには、かつて戦隊ヒーローとして活躍していたイケメンたちも多数登場しています。「どこかで見たことがある」と感じたママもいるかもしれませんね。▼磯村勇斗(前田秀俊役)…『仮面ライダーゴースト』みね子が働く「すずふり亭」の見習いコック。帽子をかぶっているのでわかりにくいかもしれませんが、端正な顔立ちできりっとした目つきが印象的なイケメンです。彼はかつて、『仮面ライダーゴースト』のアラン(仮面ライダーネクロム)として活躍していました。やさしそうな前田と対照的な、金メッシュのビジュアルは同一人物とは思えないほど! でも、かっこいいことには変わりありません。▼竹内涼真(島谷純一郎役)…『仮面ライダードライブ』みね子が暮らす「あかね荘」の住人で、製薬会社の御曹司。その役柄通りの好青年ぶりに好感が持てますが、彼も仮面ライダー出身俳優なのです。『仮面ライダードライブ』では、主演の泊進ノ介を務めました。身長が185cmとすらっとした体型で、モデルとしても活躍。メナード「薬用ビューネ」のCMでは、女性を応援する“ビューネくん”として登場しています。▼竜星涼(綿引正義)…『獣雷戦隊キョウリュウジャー』東京編の初期、失踪したみね子の父・実を探す警官役として登場。みね子といい感じの雰囲気になったものの、家庭の事情で茨城へ帰郷。もう見られないかと思われましたが、実の近況を伝えるために再度登場しました。今後もまた登場するかもしれませんね。彼は『獣雷戦隊キョウリュウジャー』の主演、桐生ダイゴ(キョウリュウレッド)を演じていました。■元ジャニーズや二世俳優も登場している!登場回数は少なくても、脇で光るイケメンにもご注目!▼浅香航大(坪内祐二役)…元・ジャニーズ漫画家志望のあかね荘の住人。メガネをかけた知性派イケメンは、じつは元ジャニーズなのです。退所後はドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』や映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などの話題作に出演しています。朝ドラファンには、『マッサン』で堤真一さんの息子を演じたといったほうがわかりやすいでしょうか。鴨井英一郎という、父との確執を抱えた役を見事に演じていました。▼古館佑太郎(柏木ヤスハル役)…二世俳優あかね坂商店街の和菓子屋の息子。きりっとしたまなざしが印象的ですが、彼は名字からもわかる通り、古舘伊知郎さんの息子なのです。俳優だけでなく、ミュージシャンとしても活躍中。お父さんとは別の道を歩んでいますが、ドラマでもそんなシーンが登場するのでしょうか?今回は若手俳優を紹介しましたが、ベテラン勢も要チェック! すずふり亭の料理長、牧野省吾役の佐々木蔵之介さん、みね子の父、実役の沢村一樹さんなど、大人の魅力あふれるイケメンも見逃せません。記憶をなくしてしまった父、実はこれからどうなるのでしょう?! ドラマもいよいよ佳境に。たくさんのイケメンが登場する朝ドラから目が離せませんね。
2017年08月01日ヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人が司会を務め、総勢50名を超えるガヤ芸人たちがスタジオに招いたゲストを笑いとともに掘り下げる「ウチのガヤがすみません」。その8月1日(火)今夜の放送回に俳優・竹内涼真と女優・川島海荷がゲストとして登場する。2013年にドラマ「車家の人々」で俳優デビューした竹内さん、翌年「仮面ライダードライブ」で仮面ライダードライブ・泊進ノ介役に抜擢されると、2015年には「下町ロケット」や「スミカスミレ~45歳若返った女~」など話題作に続けて出演しその認知度を高め、昨年夏放送の「時をかける少女」、秋から放送された「THE LAST COP」、映画『青空エール』への出演で一気にブレイク。今年に入ると菅田将暉、野村周平ら同年代の若手人気俳優と共演した映画『帝一の國』が大ヒット、連続テレビ小説「ひよっこ」への出演も果たすなどいま最も“旬”な俳優の1人となった。そして川島さんは映画『私の優しくない先輩』やドラマ「ブラッディ・マンデイ」「怪物くん」など女優として様々な作品に出演。情報番組「ZIP!」のMCやNHK大河ドラマ「花燃ゆ」への出演も果たし着実にそのキャリアを重ねている。今回はアウトドア芸人が最新キャンプグッズを紹介するほか、夏の定番ともいえる怪談芸人の怖い話に加えなんと“生き霊が見える芸人”がとんでもない実体験を告白。さらに「阿佐ヶ谷姉妹」とパーマ大佐、もりせいじゅなど歌ネタ芸人が竹内さんをフィーチャリング。川島さんには料理経験ゼロ芸人が心を込めたオムライスを作っておもてなし。果たしてその味やいかに。今夜も高密度な芸人たちのパフォーマンスに圧倒されること間違いなし。今回のゲストである竹内さんが出演中のドラマ「過保護のカホコ」は毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。高畑充希が超過保護に守られて生きてきた“究極の箱入り娘”のカホコを演じ、竹内さんはカホコに現実を見せつける画家志望の大学生役で出演。養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学した竹内さん演じる麦野初が見せつけた現実が、カホコに眠っていた本当の“力”を引き出していく痛快ホームドラマになっている。また川島さんは日本テレビ系で放送中のTVアニメ「ナナマルサンバツ」に声優として出演中。また4日(金)に横浜・赤レンガパークで行われる「ZIP!夏まつり2017」のMCも担当する。「ウチのガヤがすみません」は8月1日(火)23時59分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年08月01日バラエティ番組だけでなく、さまざまなジャンルで活躍するお笑い芸人の方々。現在放送中のドラマ『カンナさ〜ん!』では、渡辺直美さんが主演を務めており注目を集めていますね。コントなどをすることも多いだけに、演技力が培われるという部分もあるのかもしれません。そこで、パピマミ読者のみなさまに7月28日〜31日にかけて「演技が一番うまいと思うお笑い芸人は?」 というアンケートを実施し、195人の方々から回答を得ましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●第1位:原田泰造最も多くの票を獲得したのは『原田泰造』さんで、28%(55人)でした。『バラエティでは見せないような真剣な表情が素敵だと思います。大河でも他の大物俳優さんたちに全く負けていませんでしたよね』(40代女性/編集)『色気があって、どんな役でもこなせるというイメージ。シリアスな役もできるし、コメディもできる』(40代女性/主婦)お笑いトリオ『ネプチューン』でボケを担当する原田泰造さん。実はネプチューン結成前からエキストラとして活動していたこともあるということで、演技の経験は長いと言えるかもしれません。その後は数々の映画やドラマに出演し、NHKの大河ドラマにも出演するなど引っ張りだこ。舞台ではゴールデン・アロー賞・新人賞 を受賞したこともあり、その評価は折り紙付きです。人柄の良さが取り上げられることも多い原田さんですが、その繊細な一面が役者としての演技力につながっているのではないでしょうか。●第2位:塚地武雅2位にランクインしたのは『塚地武雅』さんで、12%(24人)でした。『良い人そうな役はもちろんだけど、悪役もうまい!つい目で追ってしまう俳優さんです』(30代女性/アパレル)『味のある演技というか、この人にしかできない演じ方をされるなと思います。コントのキャラクターも好きです』(30代男性/営業)コントでさまざまなキャラクターを演じることの多い塚地武雅さん。2006年に公開された映画『間宮兄弟』では数々の映画賞で新人賞を受賞 し、さらに朝ドラにも出演しています。『裸の大将』での山下清役が印象にあるという人も多いのではないでしょうか。しかし、本人は俳優という肩書きに申し訳なさも感じているとか。原田さんと同じく人柄の良さが語られることも多く、結婚相手として最適と言う声も少なくありません。●同率3位:宮迫博之、田中直樹同率で3位にランクインしたのは『宮迫博之』さんと『田中直樹』さんで、11%(21人)でした。『宮迫は普通にうまい。主役も脇役もどっちもいけるし、唯一俳優と言ってもいい芸人だと思う』(40代男性/不動産)『弱々しい役をやらせたら右に出る人はいないと思う。でも悲壮感がでないから、見ていて楽しいんですよね』(40代女性/パート)お笑い芸人として確固たる地位を築いている宮迫博之さん。元々は俳優を志していた ということで、多くのドラマや映画でその実力を遺憾なく発揮しています。人物描写に定評のある西川美和監督のデビュー作『蛇イチゴ』では主演に抜擢され、見事な演技力を披露していますね。また、田中直樹さんはドラマ『砂の塔』での演技力が高く評価されており、三谷幸喜監督の映画『みんなのいえ』では日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞。気弱な役を演じることが多い田中さんですが、狂気をはらんだような悪役を演じる姿も見てみたいものです。----------いかがでしたか?どことなくかげを感じる芸人さんが多く、さまざまな経験を積んでいることが演技に深みを出している のではないでしょうか。俳優としての活動を経験することで、本業のお笑いにも良い影響が出るという面もあるのかもしれません。みなさんの今後の活躍が楽しみですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】演技が一番うまいと思うお笑い芸人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年08月01日NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、うたのお兄さんを歴代最長の9年間務めた横山だいすけ。そんな彼の念願だったというミュージカル・コンサートツアー『だいすけお兄さんの世界迷作劇場 2017』が、7月25日兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールでスタート。卒業後初の記念すべきツアー公演、その終演直後に話を聞いた。「だいすけお兄さんの世界迷作劇場2017」チケット情報幼い頃からうたのお兄さんに憧れ、技術を磨くため国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業し劇団四季に入団。その後夢を叶えた“だいすけお兄さん”は、同番組を卒業した4月から活動の幅を広げ、人気が止まらない。ブログ読者は16万人以上。ドラマやバラエティ番組に出演し、8月公開の映画『くまのがっこう&ふうせんいぬティニー』では主題歌を担当する。冒頭で「みんなー!こんにちはー!」と登場すると、子どもも大人も「こんにちはー!」と最高の笑顔で返す。テレビで観ていただいすけお兄さんに、世代を超えて興奮しているのが伝わってくる。物語仕立ての第1部では、ある有名なキャラクターに扮し、歌やダンス、芝居とミュージカル俳優の一面を見せて大活躍。アクションシーンでは子どもたちから「がんばれー!」と掛け声も。「笑顔や掛け声を頂くとエネルギーが湧きます! “迷作劇場”というタイトルの通り、皆さんがよく知る名作にワクワクやドキドキ、面白さを加えたミュージカルになっているのですが、僕たちなりの味付けが皆さまに伝わっているのを感じて嬉しかったです」と明るく話す。演出は元劇団四季の仲間で、ミュージカル『魔女の宅急便』も手掛けた岸本功喜。子どもが大好きな童謡にオリジナル曲(歌詞/岸本功喜・作曲/小島良太)を組み合わせ、親子で自然に盛り上がれる構成になっている。ミュージカルのラストの曲『大人への一歩』は、キャストが横一列に並び観客に真っ直ぐ歌いかけ、その深いメッセージ性が心を打つ。「このオリジナル曲は育児で壁にぶつかる親御さんにも届くような温かい詞になっています。“一歩踏み出せば世界は無限に広がる”というような歌詞に僕自身もグッときます。観て下さる方の希望につながればと思います」。第2部のコンサートでは、人気の『ぼよよん行進曲』などが登場、観客も“ぼよよよ~ん”の歌詞に合わせて体を動かし楽しんでいた。「番組を卒業してから“子どもたちロス”でしたので、子どもたちの目を見ながら歌える環境がとても幸せです。これからもいろんな名作を僕たちの色に変えて届けていきたいです」と先々にまで思いを馳せ、爽やかな笑顔を見せた。8月6日(日)まで関西8か所で全17公演を実施。秋から全国ツアーも開催決定。取材・文:小野寺亜紀
2017年08月01日全20作品がそろった2017年の夏ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(夏ドラマ、男優主演が増えた理由は? 「定番と奇策」両極に迷い - 傾向をドラマ解説者・木村隆志が徹底分析)において、夏ドラマの主な傾向を[1]定番と奇策の両極に各局の迷い[2]主演ドラマが急増!クールな男たちの夏[3]社会風刺と業の深さの3つと分析。おすすめドラマとして、『僕たちがやりました』(フジテレビ系火曜21時)、『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系金曜23時15分)、『黒革の手帖』(テレビ朝日系木曜21時)、『下北沢ダイハード』(テレビ東京系金曜24時12分)、『ハロー張りネズミ』(TBS系金曜22時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』月曜21時~フジテレビ系出演者:山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香ほか寸評:7年ぶりの続編と脚本家の変更が不安視されたが問題なし。救命のスリリングさと患者を取り巻く人間ドラマがきっちり踏襲されていた。ステレオタイプなフェローの描写は気になるが、成長を見込んでのものであり許容範囲。今後はキャリアとプライベートをどう見せるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『僕たちがやりました』火曜21時~フジテレビ系出演者:窪田正孝、永野芽郁、新田真剣佑ほか寸評:まずエロと暴力で叩かれることを承知で挑んだスタッフの気合いが素晴らしい。二転三転する連ドラとしての奥行きはもちろん、今後の主演クラスをそろえた若手キャストのみずみずしい演技にも期待が集まる。学園モノなき今、高校生の物語を描くだけでも価値値は高い。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『カンナさーん!』火曜22時~TBS系出演者:渡辺直美、要潤、斉藤由貴ほか寸評:渡辺のカメラ映りは圧巻で演技派俳優を凌駕。ネット上の影響力も含め、文句なしの主演と言える。反面、シングルマザーの奮闘物語は昼ドラ『愛の劇場』シリーズを思わせる平たんさで、特筆すべき点はなし。ヒロインのポジティブ語録と子役のかわいさで引っ張りたい。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『刑事7人』水曜21時~テレビ朝日系出演者:東山紀之、高嶋政宏、北大路欣也ほか寸評:第3弾で視聴率は安定しているが、コンセプトなき脚本の不安定さは変わらず。前シリーズ同様7人を使いこなしていないのも気になる。シリアスで救いのない展開は前期の『CRISIS』を思わせるが、一貫性がないため消化不良に。視聴者のモヤモヤを解消できるか。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『過保護のカホコ』水曜22時~日本テレビ系出演者:高畑充希、黒木瞳、竹内涼真ほか寸評:遊川和彦らしい特異なキャラと社会への皮肉をベースにしているが、世界観はほのぼの。視聴者を“過保護あるある”で楽しませているほか、中盤以降に大きな展開でアッと言わせてくれそう。やはり高畑の演技は素晴らしいが、佐藤二朗のアドリブが見られないのは残念。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『わにとかげぎす』水曜23時56分~TBS系出演者:有田哲平、本田翼、光石研ほか寸評:孤独な中年の有田、感情の欠如した美女の本田、ヤバイ香りしかしないコムアイ……今期最もキャストがフィットしている作品かもしれない。人生が狂わされる主人公の行く末を無責任に楽しめるほか、セクシーショットも多く、深夜ドラマとしてのパッケージ性は十分。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『遺留捜査』木曜20時~テレビ朝日系出演者:上川隆也、栗山千明、段田安則ほか寸評:枠移動とともに、作品内の場所も人も変更。しかし、新鮮味はなく、むしろ味を薄めていくような展開に。20時台だからか、説明セリフが多く、ミステリーとしての楽しみは減った。残念ながら、まだ「斉藤由貴がいないから……」という視聴者の不満を解消できていない。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『黒革の手帖』木曜21時~テレビ朝日系出演者:武井咲、江口洋介、伊東四朗ほか寸評:「若すぎる」「貫録がない」なんて声をはね飛ばす武井の役作りは圧巻。1話で米倉涼子とは異なる悪女像を打ち出して、今後に期待を持たせた。江口と伊東、仲里依紗と高畑淳子、奥田瑛二と真矢ミキが対峙するシーンの見応えも十分。過去作を上回る可能性を見せている。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『セシルのもくろみ』木曜22時~フジテレビ系出演者:真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩ほか寸評:ネット全盛の時代に、ファッション誌を頂点とするストーリーのセレクトは疑問。編集やライターなどの描写も粗く、リアリティは放棄されている。せめて『ファーストクラス』のような新奇性がほしかったが、真木のツイッターPRも含め、方向性を間違えている感が。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『脳にスマホが埋められた!』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:伊藤淳史、新川優愛、岸谷五朗ほか寸評:鈴木おさむの企画らしい「もしも」ベースの物語だが、脚本はしっかり。読売テレビ制作の同枠らしく、最後はほっこりさせてくれる。さえない男を演じる伊藤、不思議な存在感の新川と安藤なつなど、キャストもピッタリ。スマホがモチーフだけに10代にも見てほしい作品。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『警視庁ゼロ係 生活安全課なんでも相談室』金曜20時~ テレビ東京系出演者:小泉孝太郎、松下由樹、大杉漣ほか寸評:隠れファンの多い同作。小泉演じる超マイペースな主人公を筆頭に、周囲のキャラがバラエティ豊かで楽しい。第2弾も松下のツッコミと、安達祐実の皮肉が効いている。スタートを2週に分けた物語にしたのも、事件解決を見応えあるものにするためで、好感が持てた。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『ハロー張りネズミ』金曜22時~TBS系出演者:瑛太、深田恭子、森田剛ほか寸評:プライム帯の作品で、全話の脚本・演出を1人で手がけることはほぼないだけに、大根仁の意気込みは凄まじい。1シーン1カットに、試行錯誤と選択の跡が見えるが、脚本の重厚さは感じず。今後、超常現象や歴史ミステリーなどの変化球テーマがあるようなので楽しみ。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『あいの結婚相談所』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:山崎育三郎、高梨臨、鹿賀丈史ほか寸評:発声、歌、踊り、昆虫マニア……すべてが育三郎の一人舞台。「成婚率100%」という明快さもあわせて、夏らしくスカッとした仕上がりに。ミュージカルそのままの歌って踊るシーンは好き嫌いがあって当然だが、ネット上でバズるのは間違いなく、やったもの勝ち。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『下北沢ダイハード』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:古田新太、小池栄子ほか寸評:当企画を実現できた時点でテレビ東京の勝ち。そう言い切れるほど、斬新かつ画期的であり、週替わりの脚本家と俳優が他の回に負けじとしのぎを削っている。関和亮らが手がける映像もスタイリッシュで遊び心十分。懸念は小劇場にありがちな全裸ネタが多いことくらい。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『悦ちゃん』土曜18時5分~NHK出演者:ユースケ・サンタマリア、平尾菜々花ほか寸評:昭和初期が舞台でもユースケの役作りは変わらず。しかし難なくフィットしてしまうのが凄い。おかっぱ頭の悦ちゃんが愛らしく、タイプの異なる美女をそろえた女優陣も華を添えている。人情モノの上手い櫻井剛の脚本も巧みで、土曜夕方の作品として最適なさじ加減。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ウチの夫は仕事ができない』土曜22時~日本テレビ系出演者:錦戸亮、松岡茉優、佐藤隆太ほか寸評:テーマは面白いが、「仕事ができない」=「いい人すぎるから」に特化した筋書きは疑問。健気にサポートする妻が熱血ではなく、どこか能天気なところが現代らしさか。イモトアヤコ、壇蜜、江口のりこにふだんと異なる役を与えているが、今のところフィットしていない。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『居酒屋ふじ』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:永山絢斗、飯豊まりえ、大森南朋ほか寸評:演技から脚本、セット、音楽、鉄拳のイラストまで、丁寧に作り込まれていた大人のドラマ。余白と余韻に思いをはせられる人であれば、画面には映らない「おやじ」の存在も含め、楽しむことができる。大森のほか、本人役で登場するゲストもノリノリなのがほほ笑ましい。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ごめん、愛してる』日曜21時~TBS系出演者:長瀬智也、吉岡里帆、大竹しのぶほか寸評:存在感あふれる長瀬と大竹、伸び盛りの吉岡と坂口健太郎とキャストの魅力は十分。演出陣の技術も申し分ない。しかし、肝心の物語が「韓流純度100%」では見る人を限定してしまう。荒唐無稽な展開を好む人にはたまらないが、『日曜劇場』ファンとのかい離は否めない。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『警視庁いきもの係』日曜21時~フジテレビ系出演者:渡部篤郎、橋本環奈、浅野温子ほか寸評:『マルモのおきて』の成功を思い出したかのような「動物+アイドル」の癒し路線で、安心して家族で見られる作品に。渡部と橋本のかけ合いは脱力感であふれ、随所に映り込む動物たちとも調和。豆知識に加え、事件解決の手がかりにもなるなど、動物好きにはたまらない。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『愛してたって、秘密はある。』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:福士蒼汰、川口春奈、遠藤憲一ほか寸評:弁護士と検事、医者と看護師、刑事など、命と事件を取り巻く職業を集めて、「タイトな人間関係を描こう」という手法は、いかにも秋元康の企画らしい。主人公を見守るタイプのサスペンス作だが、1話から追い詰められていただけに、最後まで興味を引きつけられるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技84』など。
2017年08月01日俳優の竹内涼真が30日、都内で行われた写真集『1mm』(集英社/税抜2,200円)の発売記念イベント前に取材に応じた。現在、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』(毎週水曜 22:00~)に出演中の竹内。22日に発売された写真集は台湾で3泊4日の撮影が行われ、既に重版がかかっているという。発売記念イベントには、約13,000通の応募から選ばれた1,500人が集まった。ファンとのイベントが好きという竹内は、1,500人との握手にも「大丈夫ですよ!」と頼もしい様子。腱鞘炎にならないかという質問にも「なんないですよ! こんなおっきい子が腱鞘炎になってたら大変ですから。男の子ですから」と自信を見せた。また、ファンの顔も「わりと覚えてる」と明かし、「初対面の接し方と変わってくると思います。僕は基本的に楽しいので、僕の雰囲気にしてあげようかな」と楽しそうに構想を練った。街中でも気づかれる機会が増えたというが、朝ドラの設定から「慶應の……」と声をかけられることもあるという。竹内は「全然通ってないんですけどね。はいって言います」と笑顔に。映画、ドラマ、CM等と引っ張りだこだが「第一線で活躍できるラインに立ったくらい」と分析し、「これで満足したら終わりですからね」としっかりと答えた。またレポーターから「写真集を見せたい特別な女性はいますか?」と熱愛に関する質問を投げかけられると、「特、特別な女性ですか?」と驚いていた竹内。「たとえいたとしても、僕がここで『いる』って言うと思います?」と逆に疑問を投げかけるクレバーな対応を見せた。最後に竹内は、抽選に漏れてしまったファンに対して「僕はイベントが好きですし、これからどんどんイベントはやっていきます。なのでまた懲りずに、応募してください」とメッセージを贈った。
2017年07月30日彼と一緒にいるとイライラする。どっちつかずな態度に不満がつのる……。そんな経験ありませんか?実はそれは、「愛情ホルモン」の分泌が足りてないからかもしれません。先日放送されたNHKスペシャル「ニッポンの家族が非常事態!?第2集 妻が夫にキレる本当のワケ」では、夫婦のすれ違いを題材に、「オキシトシン」という愛情ホルモンの存在が明らかになりました。このホルモンをうまいこと活用すればラブラブなあの頃に戻り、しかもその関係を維持することができるやもしれません……。そもそも男性・女性ホルモンってなに?狩猟をして獲物をとり、競争を勝ち抜く勇ましさが必要とされた男性。一方、危険を察知し、自分や子どもを守る必要があった女性。昔から男女には生きやすくするための本能のようなものが宿っていたという説が一般的ですよね。そしてそこにはホルモンの働きが関係していたといわれています。人に愛情を感じるオキシトシンという女性ホルモンは子に愛情をそそぐため主に女性に、競争社会で勝ち抜くための意欲やチャレンジ精神を促すテストステロンという男性ホルモンは主に男性に多く分泌されると考えられてきました。でも社会で活躍する女性が増えた今、このホルモンの数値が男女で逆転する現象が起きているといいます。「男より男性ホルモンが多い女性」の活躍する時代!番組では海外の企業を相手にばりばり働く妻と、働きながら子どものお弁当をつくる家庭的な夫が紹介されていました。やさしく物腰やわらかな夫にかける妻の言葉は、なんとなくトゲトゲしい……。この夫婦のテストステロンの数値を調べたところ、妻のテストステロンは夫の数倍もあったことが判明!このような逆転現象が起きている男女は少なくないようです。女性が働く機会が増えたことで競争社会に勝つため、男性ホルモンの分泌が増えた可能性がありますが、テストステロンは共感力や相手を思いやる気持ちを低下させる働きがあるのが困ったところ。これのせいで、相手に対するやさしい気持ちを持ちにくくなっていることが考えられます。しかし現状、男性ホルモンの分泌をおさえるのは難しい。ならば「その人とずっと一緒にいたい」「この人を愛している」と感じさせる愛情ホルモン(オキシトシン)の分泌を、今よりもっと増やせばいいのではないでしょうか。結論!愛情ホルモンに頼り切ってみる!オキシトシンは「相手に愛情を感じさせる」ことが得意。ならばこの際、パートナーに対するネガティブな感情はこのホルモンにまるっと解消してもらおうではありませんか!オキシトシンを分泌させる具体的な行動は「体をお互いの方向に向け、見つめ合い、手をつないで話す」あるいは「時間制限などをつくり、2人で協力して料理をする」ことなんだそう。共通するのは「相手が自分と向き合っていると実感できる」「肯定的な気分でいられる」ことでしょうか。こうした行動により愛情ホルモンが分泌され、自然とイライラがおさまって、相手に深い愛情を感じられるそう。また、ホルモン分泌を促す行動を繰り返すとどんどん分泌しやすい体になるので、相手への思いやりと愛情の「継続」にもつながります。そんなことで……?と思うかもしれませんが、ちょっと気恥ずかしくても、やったことがなくてもこの機会に意識してやってみてはいかがでしょう。「なんでこの人といると、こんなにイライラするんだろう」そんなお悩みをお持ちのかたは、愛情ホルモンに解決をお任せしてみるのも、ひとつの方法かもしれませんね。参考:「ニッポンの家族が非常事態!?第2集 妻が夫にキレる本当のワケ」
2017年07月29日村上虹郎主演、早見あかり、田中哲司らが共演、テレビ東京系で好評放送中の“テレ東本気の新感覚ジャパニーズ・ホラー”ドラマ25「デッドストック~未知への挑戦~」に、各話ゲストとして注目の次世代俳優たちが出演することがわかった。本作は昨年行われたテレビ東京の新社屋移転を題材にした新感覚オリジナルホラードラマ。物語はテレ東の新人AD・常田大陸が2016年の社屋移転で発掘された大量の番組素材を整理する部署「未確認素材センター」に配属され、そこで先輩ディレクター・二階堂早織やプロデューサーの佐山暁と出会い、VTRを整理するなかで本来映ってはならない怪奇現象が記録されたテープを発見。その続きを取材し番組にしようと思い立った早織に圧されるがまま大陸も怪奇現象の取材に巻き込まれていく…というもの。昨年放送のドラマ「仰げば尊し」や『ディストラクション・ベイビーズ』、先日公開された『武曲 MUKOKU』などに出演し注目度急上昇中の村上さんが大陸に扮し、「スーパーサラリーマン左江内氏」や公開中の映画『銀魂』も大ヒット中の早見さんが早織を、「SPEC」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などの田中さんがプロデューサーの佐山をそれぞれ演じる。脚本に『クロユリ団地』の三宅隆太(兼監督)と加藤淳也というホラー作品のベテランを迎え、ホラーの枠を超えた“新たなジャンルの開発”を目指す本作に、今注目の若手俳優たちの出演が決まった。この度発表されたのは中村倫也、趣里、堀田茜、我妻三輪子の4名。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」や「下町ロケット」、「スーパーサラリーマン左江内氏」でのムロツヨシとの“バディ”ぶりも記憶に新しい中村さん。連続テレビ小説「とと姉ちゃん 」や先日まで放送された「リバース」での演技でも注目される趣里さん、雑誌「CanCam」のモデルとして知られ、「家政夫のミタゾノ」などで女優としての活動も活発化させている堀田さん、こちらも「とと姉ちゃん」や『ヒロイン失格』などで女優としての認知度を急上昇させている我妻さん。次世代のドラマ、映画界を担うであろうこの4人の若手俳優たちがどんな役柄で登場するのか。今後の放送をお楽しみに。7月28日(金)今夜放送の第2話では、夜のお寺の境内での人形供養を取材したテープを発見した大陸らが、映像に映っていた突如姿を消す人形がいまもお寺にあることを知り現場に向かうというストーリーが展開する。「デッドストック~未知への挑戦~」はテレビ東京系で毎週金曜深夜0時52分から放送中。(笠緒)
2017年07月28日世界中のネコたちをネコ目線で撮り続ける、動物写真家・岩合光昭の人気番組がスクリーンに登場する『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』。このほど、映画・ドラマ・CMとオールジャンルに活躍し、2017年上半期大ブレイクを果たした若手女優・吉岡里帆の優しい声の語りが入った本予告編が完成した。「ナショナルジオグラフィック誌」の表紙を2度も飾るなど、世界的動物写真家として知られる岩合さんが世界中のネコをネコの目線で撮影し、岩合さん自ら語りかける様子と共に紹介するNHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」。本作は、その初の劇場版となり、番組ファンのあいだで人気の「津軽の四季」より、“コトラとその家族”の現在の姿を新たに撮影、さらに岩合さんお気に入りの世界6か国のネコたちの生きる姿を選りすぐりの未公開シーンと共に再編集してお届けする。先日は、愛猫家としても知られる最旬女優・吉岡さんの本編ナレーション決定が発表され、話題を呼んだばかり。そして、岩合さんが“コトラ家族”と再会を果たした津軽での追撮も無事に終了し、ついに本予告編が完成した。40年以上、ライフワークとして身近なネコを撮り続けている岩合さんによる、“ネコ目線"で撮影された世のネコ好きを魅了し続けて止まない映像は今回も健在。また、ナレーション担当決定の際、「私自身こよなく猫を愛している1人です」と本作への想いを寄せた吉岡さんの優しく、温かなナレーションによる珠玉のコラボレーションは、究極の癒しと微笑みをもたらす映像にぴったり。予告編の中でも、「岩合光昭さんにしか撮ることのできない ネコたちのありのままの愛らしさに幸せが込み上げました」と語っており、本編への期待をさらに高めている。『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』は10月21日(土)より全国のユナイテッド・シネマほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日若手俳優の中でも注目度上昇中の俳優・中川大志と女優の織田梨沙が、「リーボック」のカジュアルライン“Reebok CLASSIC”の「ZOKU RUNNER(ゾク ランナー)」の秋冬モデルの発売記念映像に出演。このほど、2人が暴走族に扮して音楽を奏でる本映像のメイキング写真が公開され、撮影の裏側が明らかとなった。「リーボック」の歴史を彩った名作ランニングシューズのヘリテージを受け継いだ「ZOKU RUNNER(ゾク ランナー)」は、日本の人、文化、ファッションからインスピレーションを受け、日本語の「続(to be continued)」 と「族(TRIBE)」の意味から名付けられた。そのストーリーからのインスピレーションをもとに、本作「ZOKU THE MOVIE」では、日本特有の「暴走(RUNNING) 族(TRIBE)」をテーマに、この作品のためだけにオリジナルにデザインされた特攻服を着用した中川大志さんが指揮者、織田梨沙さんをはじめとした出演者たちが演奏者となり、和太鼓や鮮やかにカスタマイズされたバイクのコール音を鳴らしながら、夜をイメージしたネオンをバックに音楽を奏でている。本映像に登場する中川さんは、1998年生まれの19歳。NHK大河ドラマ「真田丸」にて豊臣秀頼役を演じ国宝級イケメンと注目を浴びてから、今年4月に公開した主演映画『ReLIFE リライフ』では劇中でラップを披露し話題を集め、公開中の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』では、ウィル・ターナーの息子ヘンリー役の吹き替えを好演。さらに来年公開予定の『坂道のアポロン』にも出演が決定するなど、容姿・実力ともに今後も大注目の若手実力派俳優だ。本作のコンセプトやセットなどの世界観について中川さんは、「男臭いバイク、和太鼓、独創的な照明が不思議な空気感だと感じましたが、衣装を着て一気に気持ちが入りました。この世界観の中に“ZOKU RUNNER”が入ることによって、化学反応が起きて、本当にかっこいい作品だと思います。撮影中は、男としてテンションが上がってしまいました!」とコメントしている。そして中川さんとともに出演しているのが、1995年生まれの21歳の織田さん。昨年、映画『秘密 THE TOP SECRET』でスクリーンデビューを飾り、今年放送されたNHK大河ファンタジー「精霊の守り人 悲しき破壊神」ではセナ役を演じ、11月から放送予定の同ドラマ最終章にも出演する。現在、サムスン電子ジャパン「GalaxyS8」のCMにも出演中で、来月8月4日(金)公開予定の『STAR SAND-星砂物語-』では主演を務めるなど、いま大注目の女優だ。本作の見どころを織田さんは「日本のかっこいいカルチャーが全て集まったと言えるくらい、素敵な作品になっているので是非見てください!」と本作に対する自信を見せるコメントをしている。監督は気鋭の若手映像作家・柿本ケンサクが務め、話題の4人組バンド「DATS」がこの「ZOKU THE MOVIE」のために制作したオリジナル曲を映像に使用、また「DATS」は作品内にも出演している。そして映像中に登場するオリジナルの特攻服は、ファッションデザインユニット・THE モンゴリアンチョップスがデザイン、制作を担当している。「Reebok CLASSIC ZOKU RUNNER」はリーボック オンラインショップ、リーボック クラシックストア、リーボック フィットハブほか全国のリーボック取扱店にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月28日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「難民と日本」です。日本ができる難民支援は大きい。問題は資金不足。世界中で紛争や迫害により家を追われた人の数は、2016年末で6560万人。この数は過去最多で、前年から30万人増えています。そのうち難民の数は2250万人。急増しているのは内戦の続くシリアと南スーダンです。難民の50%は子どもで、半数の子どもたちが学校に行けなくなっています。そこで、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2018年9月の国連総会までに、難民問題解決を各国政府に要求する、500万人の署名を集める運動、「#難民とともに」キャンペーンを開始。「すべての難民の子どもたちが教育を受けられること」「難民の家族が身の安全を確保できること」「仕事や新しい技術を学ぶ機会を通して、社会に貢献できる環境を整えること」を訴えようとしています。署名は日本でも集めていますが、まだ4017名(6月30日時点)しか集まっていません。UNHCRがこのような運動をはじめたのも、トランプ現象やヨーロッパ各国での右派勢力台頭など、よそ者を排斥する流れが強くなっているからなんですね。現在500万人以上といわれるシリア難民のうち、トルコは300万人以上を受け入れ、街の空きアパートを開放したり、難民のための大学を作ったり。ただ、言語も文化も違うため、トルコ人とシリア人の間で不協和音が起こることもあります。そこで活躍するのが日本人です。NGO「難民を助ける会」は、トルコにコミュニティセンターを作り、シリア難民の子どもの言語教育をサポート。また、貧困で学校に行けないトルコ人の子どもたちにもセンターを開放しています。他国の支援団体もありますが、紛争を引き起こした根本原因は、欧米諸国が勝手に線引きしたことによる民族分断。ですから、日本のように中立な立場から支援することが、とても有効なんですね。ヨルダンでは、8万人が暮らすザータリ難民キャンプで、NPO「国境なき子どもたち」が、トラウマを抱えた子どもたちの心のケアをサポートしています。誇るべき日本のNGO、NPOですが、国の支援金が引き下げられてしまい、資金難に。十分な支援が難しくなっているのが現状なんです。堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2017年8月2日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2017年07月27日●土砂降りにあって、CMのように海に飛び込んだ2007年の俳優デビュー以来、様々な作品で活躍を見せる俳優・永山絢斗。どこか文学的な佇まいで存在感を発揮している。NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』では、繊細で几帳面なヒロインの夫を演じ、幅広い層に支持された。そんな永山が出演する最新映画『海辺の生と死』(7月29日公開)は、映画化もされた島尾敏雄の私小説『死の棘』に、その妻・島尾ミホの小説『海辺の生と死』、俊雄の短編『島の果て』などの内容を織り交ぜて描かれた作品。第二次世界大戦中の奄美群島・カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)に駐屯してきた海軍特攻艇の朔中尉(永山)と、国民学校教員の大平トエ(満島ひかり)が出会い、愛を育んでいく。『死の棘』では、夫の浮気をきっかけに究極に追い詰められている夫婦の姿が描かれたが、同作では2人の出会いとも言える島の青春と恋が、奄美という場所で繰り広げられる。実在の人物をモデルに、やがて追い詰められることがわかっている恋人たちを、永山はどのような気持ちで演じたのだろうか。○予定より早く坊主に――原作や台本を読んでの最初の印象はいかがでしたか?台本を先に読んで、その後、島尾ミホさんが書かれた『海辺の生と死』を読み返しました。台本もすごく文学的に書かれていて、気持ちの良いような悪いような……せつない恋愛の話だと思いました。今まで見たり演じたりしたことのある戦争映画とは違っているとも思いました。台本には、歌や、細かい自然への描写なんかも書いてありましたけど、そこは想像しかできないので、奄美という島に行ってしまうのが早いのではないかと思って、予定よりも早く坊主にして奄美に入りました。――やっぱり行くと違いましたか?違いましたね。石垣や西表など南の島には行ったことはありますが、どの場所ともどこか色が違うなと思いました。「なんだろうこの島は」と思って、初日か2日目に、島尾敏雄顕彰会の方とスタッフさんと、加計呂麻島の実際の学校にいって、その後、ひとりで帰ろうとフェリー乗り場で待ってたんです。そしたら急に土砂降りになって、かと思ったらまたぱっかーんと晴れて。それを見て何を思ったか、服を脱いで防波堤を走って、海に飛び込みたくなってしまったんですよ。なんかCMみたいだなとは思いながら(笑)。実際に飛び込んだら、海から陸に上がるまでにけっこう距離があって怖くなって。結局、びしょびしょでフェリーを待ち、その後バスに乗ってホテルまで戻りました。それが、奄美での始まりだったんです。――その後はどんな風に過ごしたんですか?島を探索しましたね。加計呂麻島には、島尾敏雄さんとミホさんのお墓があって、そこをよく掃除しに行ったりしました。あとは、島の古本屋で島尾敏雄さんの本の初版を持ってるのに欲しくなって買ったり、詩集を買って海辺で読んだり。――実際に生きていた人を演じるわけですけど、そういう小説や詩集を読んだことは、演じる上で生かされましたか?景色とか虫とかブランコだったり、かわいらしい言葉遊びだったりが書いてある一方で、ものすごく破滅的な怖い部分もあって、そういう言葉選びをする人なのだということは考えたりはしていました。図書館の中に、島尾敏雄記念室があって、そこに畳と実際に書いていた机が置いてあったので、「演じさせていただきます」という気持ちで見たりしていました。でも、プレッシャーはなかったです。実は、初めて実在する人物を演じるので、いままでとはちょっと違う感覚でした。●どんどん顔が変わっていった、満島ひかり○「なんという顔をするんだ」と思いながら――島尾ミホさんをモデルにしたトエさんの人となりを、どう感じられました?最初お話いただいたときに、『死の棘』の、あんな激しい2人のお話をやるのかって思ったんですけど、詳しく聞いたら、2人が出会ったところから戦争が終わるところの、キラキラした部分の話だということで。もし続編があるなら、そういうことも考えて演じると思いますが、今回は『死の棘』のような世界がその後に待っていることは、あまり意識せずに演じました。それに、この作品を撮り終えるまでは『死の棘』を観返さないようにしようと思いました。――撮影中で覚えていることはありますか?現場でやってたことに真実味があって、それをカメラで撮られてただけという感覚はあります。僕が演じる朔が外に出て煙草を吸っていて、トエさん(満島)が少しずつ精神的に追い込まれ、僕を押さえつけるシーンがあるんですけど、そこはこの映画の中に描かれる、唯一の『死の棘』であり、「『死の棘』の始まりを描くシーンだから」と監督から言われて、みんな興奮しながら撮影してましたね。それと、僕の目を通してみた画が本当に素敵だったなと思っていて。トエさんはなんという顔をするんだと思いながら見てました。トエさんの涙が僕の顔に落ちてくるくらい、真に迫っていて。ほかにも、島の夕暮れのシーンで、日が暮れるのを待っていたときにも、スタッフさんが、機材や荷物を、演じる僕らの目に入らないようにそっとどかしてくださったり。そういうことをしているうちに、だんだん演じる僕らもスタッフさんたちも島の空気になじんできて。○島に許されているという感覚――いつもはなぜか撮影をしようと思っても、いろんなことが起こって撮影ができない場所でも、すんなり撮影ができたりということもあったそうですよね。なにか急にトラブルが起こったら、「今は撮らないほうがいいのかもね」と言って、ちょっと待ってみたりしていました。そんな風にしていたら、ほかの撮影の時には毎回、何かが起こって撮影ができなかった家での撮影もできて、島の人から「あそこで撮影できたってすごいね」と言われたり。今の時期は絶対出てこないという夜光虫が光っていたり、不思議なことがいっぱいありましたね。――それは、島に許されたみたいな感じなんですかね?許されたかどうかはわかんないですけど、でもちゃんと島尾敏雄さんとミホさんという2人のことを撮っていいんだよ、と言われてる感じがしました。2人だけでなく、島が主役になった作品だと思います。島の子供たちを始め、地元の方々にも出ていただいて、島がちゃんと映っている作品になっていると思います。――今まで、永山さんは満島さんとの共演は何度かありましたが、満島さんは、奄美にルーツもあるということで、この作品では何か違う部分がありましたか?初日に奄美に入って、ホテルのロビーでスタッフさんたちとしゃべってたときに、満島さんもやって来たんですけど、島にいる鳥の鳴き声の話なんかをしていました。満島さんは、製作のスタッフさんと一緒に島をまわって、いろんなことを聞いていたんですね。そのときに、今まで共演してたときとは顔が違うなと思いました。撮影に入ってからもどんどん顔が変わっていって。僕自身の顔もポスターのビジュアルを今見てみると、ぜんぜん違っているなと思いますからね。――この作品は、演技をする上で何かターニングポイントになったのかと思いますが。すごくいい経験をさせてもらったなという感じがあります。なにか、演技をするときに大事にしないといけないものがわかった現場だったなというか。――それって、何だと思われますか?これはもう感情的なもので、たぶん口で説明しても伝わらないものなんだろうなという感じなんです。――私も聞いておいてなんですが、そういう答えでよかったと思いました。みんなに足りないものはこれだよとか、これがあったらいいですよというものでもない感じですからね。人からしたらくだらないことかもしれないし、何も響かないかもしれないけど、俺がそこで感じたことだからって。そういうの、みんなにもあるんじゃないかと。それがたまたま、このタイミングで、僕にはあったという。この作品に対しても、こうだから観てくださいってはっきりとは言えないんですけど、見てもらったら、何かが残っていく作品にはなってるんじゃないかと思います。<著者プロフィール>西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。(C)2017 島尾ミホ / 島尾敏雄 / 株式会社ユマニテ
2017年07月26日