金城武が天才捜査官に扮したミステリー映画『捜査官X』が21日(土)から日本公開される前に、ピーター・チャン監督が来日し、インタビューに応じた。その他の写真『捜査官X』は、現場で得た数々の証拠と、医学や武術の知識を高速で処理し、脳内で事件当時の様子を再構築する“脳内捜査”を得意とする捜査官シュウ(金城)が、田舎の村で起こった不可解な事件に挑むアクション・ミステリー。『ラブソング』や『ウィンター・ソング』など数々のヒット作を手がけたチャン監督の新作は、デジタル技術を駆使した最新の映像表現と、伝統的な武侠活劇の要素が融合した作品だ。「企画の段階から、科学や医学、力学の要素を作品の“原動力”にしたいと思っていました。中国・香港の伝統的な映画はすでにたくさんありますから、私が撮る以上は何か斬新な表現がなければならないと思いました」。その一方で、本作ではアクションや武侠の要素も存分に描かれている。当代きってのアクション俳優ドニー・イェンが華麗なアクションを披露すれば、『片腕ドラゴン』シリーズのジミー・ウォング、『レディークンフー激闘拳』のクララ・ウェイら往年の名優たちも顔を揃える。「現在、アメリカで全盛期と同様のウェスタン映画を撮るのは無理でしょう。ジャンルとして終焉を迎えてしまったからです。しかし、中国・香港映画は様々なジャンルの映画が作られながらも、その根底にはいつも“アクション”と“武侠”の要素があり、伝統が受け継がれてきました。だからこそ、このような表現が可能になったのです」。さらにチャン監督は、作品に大きな謎を込めたようだ。「映画の中でシュウと(ドニー・イェン演じる)ジンシーが橋の上で語りあうシーンがあります。私はここが物語の核心だと思っています。私は世の中のすべての出来事は互いに関連しており、ある事件が起こったとき、そこにいた傍観者は実は事件の“共謀者”だったということがあると思っています。この世には善人と悪人がいるわけじゃない。すべては影響しあっているのです。“善”とは、そして“悪”とは一体、何なのでしょうか?」。謎解き、豪快なアクション、そして哲学的な問いかけが描かれる『捜査官X』。本作の上映時間は115分だが、上映後もじっくりと“脳内”で考え、想いをめぐらせることのできる作品に仕上がっているようだ。『捜査官X』4月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年04月18日金城武が独創的な捜査手法を駆使する捜査官に扮した奇想天外なミステリー『捜査官X』が21日(土)から日本公開される。本作には金城だけでなく、アジアのアクション映画ファンにはたまらない“伝説の名優”たちが顔をそろえている。その他の画像『捜査官X』は、現場で得た数々の証拠と、医学や武術の知識を高速で処理し、脳内で事件当時の様子を再構築する“脳内捜査”を得意とする捜査官シュウ(金城)が、田舎の村で起こった不可解な事件に挑むアクション・ミステリー。本作は金城扮する捜査官と、事件の容疑者である穏やかな職人ジンシー(ドニー・イェン)の息つまる駆け引きと、ふたりのドラマが大きな見どころだが、アジア映画ファンにとってたまらないポイントになっているのが、名優ジミー・ウォングの出演だ。ウォングは『片腕ドラゴン』、『片腕ドラゴン対空飛ぶギロチン』や『吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー』『新座頭市 破れ!唐人剣』など多くの作品に出演し人気を集めるも、近年は実業家として活動していた。本作はウォング13年ぶりの銀幕復帰作となる。ウォングのほかにも、『レディークンフー激闘拳』のクララ・ウェイも出演。ふたりとも劇中でドニー・イェンと華麗なバトルシーンを披露しており、本作は謎の深まるミステリー劇だけでなく、伝説の名優のアクションも堪能できる作品に仕上がっている。『捜査官X』4月21日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年04月11日ビー・エム・ダブリューは21日より、X3に新グレードとなる「X3 xDrive20i」を追加設定し、販売開始した。新開発のツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、ハイパワーながら燃料消費率14km / リットルを達成。価格も抑え、エントリーモデルと位置づけてX3のラインアップ拡充を図る。X3は従来のSUVとは一線を画すSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)として登場した新しいカテゴリーのモデルで、オフロードスタイルながらオンロードでも高いスポーツ性を発揮するのが特徴。昨年3月にフルモデルチェンジして現在は2代目となるモデルが販売されている。新たに登場した「X3 xDrive20i」は、2リットルの4気筒DOHC直噴ターボエンジンを搭載。従来のグレードが6気筒を搭載しているのに対して4気筒とすることで、経済性、環境性能を向上させたエントリーモデルとしている。ただし、最高出力は184PSと十分にパワフルで、8速ATとの組み合わせによりX3らしいスポーティさは失っていない。新開発のエンジンは直噴であるだけでなく、バルブリフト量を無段階に調整するバルブトロニック、バルブタイミングを調整するダブルVANOSなど最新技術を駆使。アイドリングストップなどの燃費対策も組み合わせ、10・15モード燃費は14km / リットル。2010年度燃費基準+25%および2005年排出ガス基準75%低減レベルを達成しており、エコカー補助金、減税対象車に。価格は541万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月22日