中顔面を短縮すると美人に見えやすいとされています。難しいテクニックを使わなくても、普段のメイクに「ちょい足し」をするだけで、ポイントを押さえた中顔面短縮メイクができますよ。時短美容家の並木まきが、大人世代の小顔メイクに使えるテクニックを3つお話します。1:鼻の下に濃い色でシェーディングを入れる並木まき鼻の下に濃いブラウンカラーでシェーディングを入れると、鼻の先が引き締まり、鼻から上が持ち上がったような視覚効果が期待できます。顔の中央にあたる鼻まわりのなかでも、鼻下部分が短く見えると、顔のパーツが全体的に上がったような印象が狙えますよ。時間をかけずに中顔面短縮を叶えたいなら、小さめのブラシの先にブラウン系カラーをとり、鼻の下に軽く馴染ませるだけでOK。たったこれだけでも雰囲気はガラリと変わるはずです。2:上唇のサイドに口角を上げる隠しライン並木まき中顔面短縮メイクではオーバーリップが定番です。しかし大人世代の場合、いきなり口紅をオーバー気味に塗ると、アンバランスな仕上がりになることもありますよね。そこで使いたいテクニックが、リップライナーを使った隠しライン。上唇のサイド部分、ちょうど「口角」のあたりに、唇がふっくらとした見た目になるようにラインを描きます。こうすることで、人中と呼ばれる鼻の下の余白が狭くなり、顔の重心がキュッと中央に寄っているように見えて、中顔面の短縮効果が期待できます。また、大人世代は唇が貧相だと老け見えを招きやすいですが、口角をふっくらと仕上げると若見えにもつながりますよ。3:唇の下にもシェーディング並木まき唇の下にもシェーディングを入れて唇を立体的に仕上げるのも、中顔面を短く見せるテクニックの一つ。大人世代にとっては、若々しい印象を演出しやすいのも嬉しいポイントです。やり方は、鼻の下にシェーディングを入れたときと同じサイズのブラシを使って、下唇の下の中央あたりに軽く影を入れるだけでOK。唇の印象に厚みが出て、下がり気味だった重心が中央に寄っているように見えやすくなります。オーバーリップが苦手な人も、このテクニックなら自然なふっくら感をプラスできますよ。さいごにアラフォー以上の大人世代は、わざとらしい中顔面短縮メイクをすると痛々しく見えないか心配ですよね。自然に見えるちょい足しテクニックなら、普段のメイクを簡単に格上げできて習慣にもしやすいはず。よろしければ試してみてくださいね。©japolia/Adobe Stock文/並木まき
2024年03月25日「アイメイクをしてもなんだかパッとしない」「アイシャドウがくすんで見える気がする」こうしたお悩みがある方は、アイメイクそのものでなく、土台となるベースに問題があるかもしれません。今回は、クマやくすみで暗く見えがちな目元を明るく整える「アイメイクのベースづくり」について、40代のコスメマニアである筆者がご紹介します。使いやすいのは、明るめベージュのやわらかコンシーラーコンシーラーを一つ用意するなら、さまざまなお悩みに対応しやすい明るいベージュ系がおすすめです。肌よりワントーン明るい色は、ハイライト効果で肌を明るく見せつつ、クマやくすみ、たるみをカモフラージュする効果が期待できますよ。クマにコンシーラーを使う場合は、やわらかいテクスチャーを選びましょう。固いコンシーラーはカバー力に優れているものの乾燥やひび割れを起こしやすいため、点状の狭い範囲への使用が適しています。クマや頬全体に使うのであれば、やわらかくみずみずしいテクスチャーのコンシーラーにすると、乾燥やひび割れが起こりにくいでしょう。©古賀令奈今回使用したのは、『POLA』の「B.A 3D コンシーラー」01 ブライトアップベージュ。塗った瞬間に光で影を飛ばし、弾むようなハリ感を演出できるとのこと。クマだけでなく、くぼみやたるみなどの影もカバーできる優れものです。同ブランドで人気のアイクリームと共通の美容成分(※1)が配合されており、ケア効果の面でも魅力的なアイテムです。※1 保湿成分【商品情報】POLA「B.A 3D コンシーラー」01 ブライトアップベージュ価格:¥6,930内容量:12gクマが一番濃い部分にのせる©古賀令奈コンシーラーを塗るときは、クマが一番濃い場所におきましょう。コンシーラーを最初においた場所がもっとも濃くつくので、カバー力も高くなります。そこから頬の高い位置全体になじませていくと、クマをカバーしながら明るい肌印象になるでしょう。カバー力が物足りない場合は、少量を気になる部分だけに薄く重ねてみてください。広範囲に塗りすぎると厚ぼったくなったり、メイク崩れを起こしやすくなったりします。できるだけ最小限にとどめるように気をつけましょう。少量でもクマをピンポイントでしっかりカバーしたことで、より明るい印象になりました。シワのある部分はできるだけ避ける©古賀令奈コンシーラーを塗るときに気をつけたいのが、シワの部分を避けること。目の下や目尻などシワのある場所にコンシーラーを塗ると、ひび割れてシワがくっきりと目立つ原因になります。下まぶたや目尻のシミが気になる場合は、点状に塗って広げないのがコツ。塗り広げなければシワの目立ちも最小限に抑えられます。仕上げにフェイスパウダーを薄く重ねる©古賀令奈コンシーラーを重ねたままメイクを終えると、汗や皮脂、マスクの摩擦などでメイク崩れが起こりやすくなります。仕上げにフェイスパウダーを重ね、メイクのもちを高めましょう。しかし、フェイスパウダーをパフでしっかり塗ると、粉が多くつきすぎて乾燥の原因になることが。とくに冬場は水分が不足しやすいので、軽めに仕上げたいところです。ブラシにパウダーを含ませ、余分な粉を手の甲に落としてからブラシでなでるように塗布してみてください。ふんわりと薄づきになり、肌のうるおいを守りやすくなりますよ。©古賀令奈今回使用したのは、『コスメデコルテ』の「ルース パウダー」01 crystal translucent。微細なパウダーが粉っぽさを感じさせることなく肌に溶け込むようになじみ、明るいツヤ肌に仕立ててくれます。肌のうるおいが一日中続くようなみずみずしいツヤ感で、日中の乾燥が気にならない実力派アイテムです。【商品情報】コスメデコルテ「ルース パウダー」01 crystal translucent価格:¥6,050内容量:20gベースを整えてクマや色ムラのない明るい目元に今回ご紹介したメイクをすると、クマをカバーして明るい目元が目指せます。ベースをしっかり整えておけば、さまざまなアイメイクが映えるようになりますよ。クマやくすみで目元が暗く見える方は、ぜひ試してみてくださいね。【参考】『POLA』『コスメデコルテ』公式サイト筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年01月22日年齢を重ねるほど、メイクでなんとかしたい部分が増えるもの。しかし、頑張れば頑張るほど理想のメイクと遠ざかってしまう方も多いのではないでしょうか。垢抜けた印象を目指すなら、抜きどころを意識してみてください。今回は、アラサー以上の大人世代におすすめのひき算メイクをご紹介します。やめたメイク1:アイシャドウの強めグラデーションアイシャドウの定番といえば数色入ったアイシャドウパレット。複数の色や質感を重ねることで、目元を強調したり立体感を出したりできます。目元が華やかになるものの、垢抜けメイクを目指す場合は要注意。大人の目元は素の状態でも目元のくすみで陰影がついている状態のため、グラデーションをしっかりつけるとやりすぎた印象になりかねません。垢抜けるならシンプルに単色アイシャドウを使うのも一つの手。まぶた全体に塗った後に、目のキワが濃くなるように重ねてぼかすと、単色でも自然なグラデーションが生まれます。単色塗りアイメイクで使用したのは、『コスメデコルテ』の「アイグロウジェム スキンシャドウ」18G burgundy gleam。繊細なパールが配合されたガーネットブラウンで、薄く塗れば目周り全体に使っても濃くならず、さりげない陰影と血色感をプラスできますよ。【商品情報】コスメデコルテ「アイグロウジェム スキンシャドウ」18G burgundy gleam価格:¥2,970やめたメイク2:アイラインアイメイクにアイラインは不可欠という方も多いかもしれませんが、近年のナチュラルメイクではあえて抜くのもおすすめです。アイラインを引くと目元は強調されるものの、垢抜けメイクとしては逆効果になりやすいでしょう。ダークな色で目を縁取ることで、抜け感が損なわれてしまうためです。目周りの存在感は、マスカラに頼るほうがバランスをとりやすいです。まつ毛をしっかりカールさせて長くすっきりとしたまつ毛にしてみてください。アイラインなしでもくっきり感が出て、垢抜けた印象も叶います。やめたメイク3:主張の強いリップマスクを外すようになり、リップへの意欲が高まっている方も多いでしょう。鮮やかな高発色リップや輝きの強いリップが恋しくなるかもしれませんが、主張の強いリップはフォーマル感が出やすいもの。垢抜けメイクではおすすめしません。抜け感を狙うなら、ナチュラルなリップがおすすめです。くすみがかった色やソフトマットな質感を選ぶと、こなれた雰囲気を出しつつ存在感は控えめに仕上がります。垢抜けメイクで使用したのは、『オペラ』の「シアーマットリップスティック」。唇そのものが色づいたような透け感のある発色で、マットでありながら自然な質感を実現してくれます。筆者が愛用している04ブラウンは、ピンクニュアンスのやさしいブラウンです。【商品情報】オペラ「シアーマットリップスティック」04ブラウン価格:¥1,980引き算メイクでこなれた大人の表情にメイクを過剰にすればするほど、抜け感は失われていきます。あえて抜くポイントをつくることで、垢抜けた表情に近づきやすくなるでしょう。今回ご紹介した引き算メイクで、大人の余裕を醸し出してみてはいかがでしょうか。【参考】『コスメデコルテ』『オペラ』公式サイト筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2023年09月25日「ナチュラルメイクが好きだけど、目は大きく見せたい」。相反する願望に感じられるかもしれませんが、テクニック次第で叶えることができます。今回は30代以降の方におすすめしたい、上品に目を大きく見せるメイクテクニックをご紹介します。コーラルピンクのアイシャドウでやわらかグラデ上まぶたはコーラルピンクのアイシャドウで血色感を与えつつ、自然なグラデーションをつくります。今回使用するのは、『アディクション』の「ザ アイシャドウ パレット」003 マリッジ バウ。下記の塗り方で塗っていきます。1.Bをアイホール全体に入れる2.Cを二重幅より少し上まで入れる3.Dを目のキワに入れる4.Aをまぶた中央に重ねる血色感のあるやさしいグラデーションが簡単に生まれますよ。【商品情報】アディクション「ザ アイシャドウ パレット」003 マリッジ バウ価格:¥6,820隠しラインで自然にくっきりアイラインが目立つとナチュラル感が薄れてしまうので、極力目立たせないことが大切です。目尻から1/2程度までに点を打つように隠しラインを入れましょう。まつ毛のキワを少しずつ埋めていくようなイメージで入れると、自然にくっきりと見せることができます。今回使用したのは、『ケイト』の「レアフィットジェルペンシルN」BR-2 ビターブラウン。ブラウンのアイラインをひっそりと忍ばせて、おだやかな目元を少しだけ引き締めます。【商品情報】ケイト「レアフィットジェルペンシルN」BR-2 ビターブラウン価格:¥1,210下まぶたには涙袋コンシーラーと血色アイライナーが活躍下まぶたはアイシャドウを使わず、涙袋コンシーラーと血色アイライナーでメイクします。コンシーラーで涙袋をぷっくりと見せ、その下にさらに血色アイライナーを潜ませることで、ナチュラルなのに目元の存在感がグンと高まりますよ。パールアイシャドウを入れるとシワが目立ってしまう方にもおすすめのテクニックです。今回使用したのは、どちらも『キャンメイク』。「アイバッグコンシーラー」01 イエローベージュと「3wayスリムアイルージュライナー」01 ピュアレッドです。すっきりとした仕上がりなのに目元はしっかりと強調させることができました。【商品情報】キャンメイク「アイバッグコンシーラー」01 イエローベージュ価格:¥715キャンメイク「3wayスリムアイルージュライナー」01 ピュアレッド価格:¥770マスカラは黒のロングタイプで一度塗り仕上げはマスカラです。まつ毛をカールさせたら、黒のロングタイプのマスカラを根元から毛先に向かって一度塗りしてください。ブラックなら一度塗りでもしっかりと目を際立てる効果がありますし、一度塗りにすることでナチュラルさも保てます。おすすめは、『ファシオ』の「ウルトラWPマスカラ(ロング)」です。濃く長いまつ毛に仕上げるマスカラで、薄くつけるだけでも目元がくっきり見えますよ。【商品情報】ファシオ「ウルトラWPマスカラ(ロング)」01 ブラック価格:¥1,32030代の目元を引き立てるナチュラル血色メイク血色をメインにすることでやさしく温かみのある印象になります。また、下まぶたにパールアイシャドウを使わないことでシワが目立たず落ち着きのある涙袋メイクが叶いますよ。上品な仕上がりで30代以降の方もチャレンジしやすいので、ぜひ試してみてくださいね。【参考】『アディクション』『ケイト』『キャンメイク』『ファシオ』公式サイト筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2023年08月13日海やプール、テーマパークや夏フェスなど夏は楽しいイベントがいっぱいです。しかし、どれもメイク崩れが悩みの種。汗や皮脂、水などでメイクが崩れないか心配ですよね。今回は、レジャーシーンでおすすめの、落ちにくさと直しやすさを両立したナチュラルメイクをご紹介します。ベースで崩さない対策を徹底仕込みメイク崩れの原因の多くは、ベースにあります。レジャーシーンでは、崩れ防止アイテムとテクニックを活用し、徹底的に対策しておきましょう。1.汗や皮脂に強い化粧下地を全顔 or Tゾーンに化粧下地は、皮脂やテカリに強く、崩れ防止効果のあるアイテムを使いましょう。テカリ・ベタつきを防ぎながら、サラサラ肌をキープできます。乾燥しやすい方はTゾーンのみに使うとよいでしょう。2.気になる部分を中心にコンシーラーを塗布ベースアイテムの数には要注意。アイテム数を増やせば増やすほど、崩れやすくなると感じています。全顔にも使えるなめらかなコンシーラーを頬の高い部分やシミを中心にのせ、全体に薄くのばすのがおすすめ。最小限のアイテムでしっかりカバーできますよ。3.スポンジに水を含ませてのばすコンシーラーを塗るときは、水を含ませたスポンジでのばしてみてください。フィット感が高まり、メイク持ちがよくなります。スポンジはよく絞って、水気をしっかりと切ってから使いましょう。4.崩れ防止系パウダーでサラサラに仕上げる夏のアウトドアシーンでは、肌表面をパウダーでサラサラに仕上げておくことが大切です。眉が消えたり、パンダ目になりやすい方は、肌表面の油分が多い可能性があります。目周りや眉にもパウダーを丁寧に塗っておくと、アイブロウやアイメイクも長持ちしやすくなるでしょう。今回筆者が使用したアイテムはこちらです。【商品情報】コーセー「メイク キープ プライマー」(画像左)価格:¥1,320ディオール「ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー」1.5N(画像中央)価格:¥5,390コーセー「メイク キープ パウダー」(画像右)価格:¥1,320眉はペンシルと眉マスカラで、落ちにくさと直しやすさを両立夏は、汗でいつの間にか眉尻がなくなっていることも。眉が消えると顔の印象は激変するもの。落ちにくさだけでなく、直しやすさも意識しておきましょう。落ちにくさと直しやすさを両立できるのが、ペンシルと眉マスカラの組み合わせです。線だけでなく面も描きやすいペンシルなら、パウダーなしでも簡単かつナチュラルに描けるでしょう。仕上げに、眉マスカラを塗っておくと、抜け感と持ちもアップします。落ちたときは、ペンシルでさっと眉尻を描き足せばOK。崩れ対策も簡単に叶います。今回は『ダイソー』のペンシルと、『デイジードール』のアイブロウマスカラを使用しました。【商品情報】ダイソー「GENE TOKYO ツートンカラー アイブロウペンシル」02(画像上)価格:¥110デイジードール「ブロウ マスカラ」BR-01(画像下)価格:¥1,430アイシャドウとチークはマルチ使いできるアイテムで対応レジャーシーンでは最小限のアイテムですぐに直せるように、マルチ使いできるアイテムが便利です。アイシャドウとチークが一体になったコンパクトなものなら、1アイテムでポイントメイクが完結します。筆者が愛用しているのは、『アイムミミ』のアイシャドウパレットです。アイメイクでは、下まぶたにダークカラーを使うのは控えたほうがベターでしょう。汗や皮脂で崩れたときに、パンダ目になりやすいからです。上まぶたも締め色は極力控えめにしておくと、崩れても目立ちにくいですよ。【商品情報】アイムミミ「マルチキューブ」03ベイクドジンジャー価格:¥1,870汗・皮脂に強いマスカラでメイク感を発揮アイシャドウは比較的汗や皮脂に弱いですが、にじみに強いウォータープルーフのマスカラなら長持ちしやすいです。目力はマスカラに任せると、一日中キレイな状態をキープしながらしっかり映えるメイクを叶えられます。筆者のお気に入りは、『ファシオ』のマスカラです。マスカラは、まつ毛の根本から毛先に向かって放射状に塗りましょう。今回はマスカラを主役にするので、二度塗りで存在感をしっかりと出しました。【商品情報】ファシオ「ウルトラWPマスカラ(ロング)」01ブラック価格:¥1,320長持ちして直しやすいナチュラルメイクで夏を満喫!レジャーシーンでもキレイをキープするためには、ベースメイクでの工夫とポイントメイクの直しやすさが重要です。今回ご紹介したコツをおさえて、思いっきり夏を満喫しましょう。筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2023年08月10日今年も徐々に梅雨入りした地域が増え始め、雨が続いてジメジメする日が増えてきました。肌寒いくらいの雨の日はあまり気になりませんが、気温が高い雨の日はメイク崩れが心配ですよね。汗や湿気でドロドロ崩れるのは避けたいところ。そこで今回は、ジメジメする日に筆者が工夫しているメイクの特徴をご紹介します。ピタッと密着して夕方まで崩れない! スキンケアもできるCCクリームフェヴリナ「CCクリーム」汗をかくと崩れやすいベースメイクを崩れにくくするには、より密着力の高いアイテムを使うことが大切。筆者はメイクするついでにスキンケアもできる、『フェヴリナ』の「CCクリーム」を使っています。こちらは1本で化粧下地・日焼け止め・コントロールカラー・コンシーラー・ファンデーションの役割をしてくれる優れもの。とはいっても「いかにもカバーしています」といった感じはなく、ナチュラルなカバー力なので日常使いにぴったりです。チューブから出したときはちょっと色が濃く感じ、普段オークル10くらいを使用している筆者は「暗いかな?」と思いましたが、なじませると薄くなり合わせやすいと感じました。パール粒ひとつくらいで顔全体に伸ばせるので長持ちしますよ。乾燥を防ぐ「ヒアルロン酸 Na」などの成分が配合されており、お肌がゆらぎやすい梅雨時期の良き相棒になってくれます。【商品情報】フェヴリナ「CCクリーム」内容量:30g価格:¥5,830ドロドロパンダ目を防ぐにはベースがポイント! ベース付きのアイシャドウパレットオーブ「ブラシひと塗りシャドウN」汗で滲みやすいアイシャドウやアイライナーは、アイシャドウベースを仕込むとしっかり肌にフィットして、夕方まで崩れにくくなります。そこでおすすめしたいのが、アイシャドウベースもパレットについている『オーブ』の「ブラシひと塗りシャドウN」です。一番上のクリーム部分がベースとして活躍します。これをまぶた全体に広げてからアイシャドウを使うと、密着力が格段に上がりますよ。1つでアイメイクが完成するうえに、アイシャドウを落ちにくくしてくれる、まさに1品2役のパレットです。筆者は「ブラシひと塗りシャドウN」ではないアイシャドウを使うときにも、一番上のクリーム部分をベースとして使っていますよ。【商品情報】オーブ「ブラシひと塗りシャドウN」11 ブラウン系価格:¥4,070ジメジメする時期に欠かせない! 毎年購入している万能パウダースノービューティー「ホワイトニングスキンケアパウダー」最後は『スノービューティー』の「ホワイトニングスキンケアパウダー」です。こちらは毎年デザインが変わるので、コレクションしている方も多いアイテム。ちなみに画像のアイテムは2021年に発売されたものですが、レフィル付きを購入したため使い切っておらず、2022年のものはまだ使わずにストックしています。こちらがなぜ梅雨時期に欠かせないのかというと、顔全体にポンポンするだけでベースメイク、アイメイク、さらにはリップメイクまで落ちにくくなるんです!手の甲につけると全くといっていいほど色がつきませんが、サラサラとした“素肌が綺麗な感じ”になりますよ。また、ジメジメしていてなんとなく顔全体に不快感があるときは、ティッシュで余分な皮脂をオフし、ポンポンとつけるとサラッとして気持ちがいいです。前髪の生え際につけると、汗で髪がベタッとくっつくのも防いでくれます。【商品情報】スノービューティー「ホワイトニングスキンケアパウダー P(レフィル付き)」※2021年発売価格:¥11,000※筆者購入時(レフィル付きセット)梅雨のジメジメ時のメイク崩れもへっちゃら! 便利アイテムを取り入れてみて梅雨のジメジメしている時期のメイクは崩れやすいイメージがありますが、便利なアイテムを取り入れると、崩れとは無縁の状態が目指せます!よかったら参考にしてみてくださいね。【参考】『フェヴリナ』公式サイト『オーブ』公式サイト『スノービューティー』公式サイト文/皆川みほ
2023年06月09日近年はマスクが習慣化していたため、素顔を見られることに抵抗を感じる方も増えているのではないでしょうか。そんなときは、顔を小さく見せながら明るい表情に仕上がる小顔メイクを取り入れてみては?今回は美容ライターの筆者が、すぐできる「ナチュラル小顔メイク」をご紹介します。ツヤと血色感でつくる「ナチュラル小顔メイク」小顔メイクといえば、シェーディング。ですが今回のメイクでは、シェーディングに頼る前に、まずはチークを意識することをおすすめします。チークを頬に入れることで顔に立体感が生まれたり、余白を減らしたりする効果が期待できるでしょう。おすすめはクリームタイプ。自然なツヤ感をプラスできるうえ、そのツヤが肌にハリ感を演出してくれるので、さりげなく引き締まった印象を与えられますよ。セザンヌ「フェイスグロウカラー」今回使用するのは、『セザンヌ』の「フェイスグロウカラー 01 アプリコットグロウ」。右側のチークを頬骨に沿わせるようにおき、フェイスラインに向かって幅広くぼかしていきましょう。血色とともにオイルをまとったような、うるみツヤをプラスできます。【商品情報】セザンヌ「フェイスグロウカラー」01 アプリコットグロウ価格:¥660セザンヌ「パールグロウニュアンサー」ハイライトは、より自然な立体感と小顔効果を狙って、血色カラーのニュアンサーを使ってみましょう。ニュアンサーはチークとしても、ハイライトとしても使える便利なアイテムです。今回は薄く入れて、ハイライトとして使用します。ニュアンサーを入れる箇所は頬の高い部分。チークを塗った部分の上部をはみ出すくらいの高さから入れ、頬骨の下部あたりまで重ねます。次に鼻根から鼻筋の中間あたりまで入れ、最後に鼻の頂点においてみてください。これでさりげない立体感がプラスされます。ニュアンサーもチークと同じ『セザンヌ』のアイテムをチョイス。色と質感の相性がよく、重ねることでじんわりとした血色感とツヤが宿ります。【商品情報】セザンヌ「パールグロウニュアンサー」N1 コーラルシャワー価格:¥660デイジードール「パウダー ブラッシュ」最後に、シェーディング。今回は明るさを大切にしたいので、陰影となるシェーディングは控えめでOK。ブラシにシェードカラーをとり、ぐるっと顔の周りを一周させるように入れてください。より引き締め感を狙いたい方は、眉頭と小鼻にも軽く入れたら完成です。使用したのは、『デイジードール』の「パウダー ブラッシュ BR-01 モカブラウン」。しっとりとした粉質で肌に溶け込むようになじむシェードカラーです。粉っぽくならないので、ツヤ肌メイク時のシェーディングとして重宝しますよ。【商品情報】デイジードール「パウダー ブラッシュ」BR-01 モカブラウン価格:¥1,430いきいき小顔メイクにチャレンジ!最後に、小顔メイクをする前と後を比べてみましょう。Beforeはベースメイクのみでのっぺりとした印象ですが、Afterはフレッシュな肌ツヤがあり、キュッと引き締まった印象になったと感じます。シェーディングを効かせすぎた小顔メイクは、顔が暗くなってしまいがちです。マスクを外したときに明るい表情になりたい方は、今回のメイク方法をぜひ試してみてくださいね。【参考】『セザンヌ』公式サイト『デイジードール』公式サイト文/古賀令奈
2023年04月20日4月は新たな出会いの季節。初対面の方とご挨拶するときには、できれば良い印象を持ってもらいたいもの。そこで今回は、簡単にできて好感度も高い「オフィスメイクのコツ」をご紹介します。パウダーファンデで手早く上品セミマット肌にオフィスメイクでは、肌にも適度なフォーマル感をもたせたいもの。ツヤ肌は健康的で人気ですが、ややカジュアルな印象を与えてしまうことも。ほんのりツヤ感が漂うセミマット仕上げがおすすめです。簡単にセミマット肌をつくるコツは、パウダーファンデーションを使うこと。化粧下地とパウダーファンデーションを塗ることで、手早くきちんと感のある肌に仕上がります。筆者の場合は、最初に『KATE』の「プロテクションエキスパート(トーンアップラスティング)」で肌を整えます。SPF50+・PA++++でUVカット力はツヤ感は控えめながらも、ブルーの下地が透明感を高めてくれて、レフ板を当てられているときのような明るい肌印象を叶えてくれますよ。化粧下地のあとに、パウダーファンデーションを重ねましょう。筆者が愛用している『CHANEL』の「ル ブラン ブライトニング コンパクト」は、パウダーファンデでもマットになり過ぎず、しっとりと上品なツヤ感を漂わせることができます。【商品情報】KATE「プロテクションエキスパート(トーンアップラスティング)」価格:¥1,540(筆者購入時)CHANEL「ル ブラン ブライトニング コンパクト」価格:¥10,230ほんのりコーラルアイシャドウで親近感アップお仕事シーンで派手なカラーメイクは難しいですが、上品であたたかみのあるコーラル系なら使いやすいでしょう。ブラウンやベージュよりもやわらかい印象を与え、親近感のある目元を演出できます。使用するのは『セザンヌ』の「ベージュトーンアイシャドウ 04 ミモザベージュ」。オフィスシーンでは左上のラメを使わず、残りの3色でメイクするのが無難かもしれません。メイク方法は以下のとおりです。1.アイホール全体にBを入れる2.アイホールの半分くらいまでCを入れる3.上まぶたのキワにDを入れる4.BとCを混ぜて下まぶたの目頭から目尻にかけて入れる下まぶたにはBとCを混ぜて入れることで、肌に溶け込むようなニュアンスカラーで目元を自然に囲むことができます。【商品情報】セザンヌ「ベージュトーンアイシャドウ」04 ミモザベージュ価格:¥748目元と同系色の眉で落ち着きと抜け感を両立抜け感を手軽に出したいときは、眉メイクにひと工夫を。眉に少し明るさと色みを持たせると、顔全体が垢抜けた印象に仕上がります。眉マスカラでバッチリ明るくカラーリングするとやりすぎ感が出やすいので、パウダータイプで発色のいいものを使うのがおすすめです。眉に使うのは、『セザンヌ』の「ノーズ&アイブロウパウダー 05 コーラルブラウン」。アイシャドウにもコーラル系を使っているため、同系色でまとめることで落ち着きを持たせながら抜け感も叶えられます。AとBを混ぜて眉全体に塗り、Cを眉山から眉尻に向かって細く描けばOK。手間をかけずに1アイテムで眉メイクが完成しました。【商品情報】セザンヌ「ノーズ&アイブロウパウダー」05 コーラルブラウン価格:¥638口元もコーラルリップで統一感&可愛らしさをプラスマスクを外すシーンも増えていくことを考えて、リップもきちんと塗っておきたいところ。筆者のお気に入りは、ベタつかずリップクリーム感覚で使える『CHANEL』の「シャネル ルージュ ココ ボーム」です。「916 フラーティ コーラル」は、春らしいフレッシュなコーラルカラー。明るくかわいらしい色ながら幅広い世代が使いやすく、ツヤ感も控えめなためオフィスでも浮きません。【商品情報】CHANEL「シャネル ルージュ ココ ボーム」916 フラーティ コーラル価格:¥4,950好感度たっぷりのコーラルメイクで新しい環境へ明るくやさしい印象を与えるコーラルメイクは、新たな出会いの多い時期にぴったりです。オフィスでも対応できる落ち着き感と垢抜け感をバランスよく取り入れられるので、ぜひ試してみてくださいね。【参考】『KATE』公式サイト『セザンヌ』公式サイト『CHANEL』公式サイト文/古賀令奈
2023年04月03日「いつものメイクが野暮ったく感じる」という方は、アイメイクの変えどきかもしれません。垢抜けた印象を目指すなら、トレンドを盛り込んだナチュラルメイクを意識することが大切です。そこで今回は、少しの変化でグンと垢抜けるアイメイクテクをご紹介します。色の境目が目立つときはブラシで全体をぼかすアイシャドウを塗るときに意識したいのが、色をなじませること。チップや指でサッと塗ったままにすると、色の境目がくっきりと目立ちやすくなります。目を開けているときはあまり気にならないかもしれませんが、目を閉じたときに悪目立ちすることも。特に、濃い色や高発色のアイシャドウを締め色に使うと目立ちやすくなるでしょう。色の境目が目立つときは、アイシャドウを塗り終えた後にブラシで全体をぼかしてみてください。たったひと手間で色と色の境目をぼかせるだけでなく、まぶたに溶け込むような自然な陰影が生まれます。使用したアイシャドウは、『デイジードール』の「アイカラー パレット BR-04」。温かみのあるブラウン系で、抜け感を高めつつ春らしい目元が楽しめます。今回はイエローを除いた3色を使用。上段左のハイライトカラーをまぶた全体に、上段右のピンクベージュをアイホールに、下段左のレッドブラウンを目のキワにON。ベーシックなメイクに仕上げました。【商品情報】デイジードール「アイカラー パレット BR-04」価格:¥1,430下まぶたはハイライトカラーとミディアムカラーを混ぜるだけ下まぶたの定番の塗り方といえば、目頭側にハイライト、目尻側に締め色を入れる方法。光と影のコントラストをつける方法のひとつではありますが、アイシャドウの色によってはアンバランスな仕上がりになることも。そこでおすすめしたいのが、ハイライトカラーとミディアムカラーを混ぜて下まぶた全体に入れる方法。自然と肌なじみのいい色に整い、多くのアイシャドウで実践しやすいですよ。ニュアンスカラーが目元の印象を高めてくれるほか、上まぶたのメイクとの調和もとれます。今回のメイクでは、先ほどの『デイジードール』のアイシャドウを使い、上段の2色を混ぜています。目頭から目尻にかけて入れるだけで、簡単に洗練された目元になりますよ。リキッドアイライナーは目尻にちょこっと目力アップに大活躍のリキッドアイライナー。くっきりとした目元を演出できるものの、全体に太く入れると、目を閉じたときにアイラインがくっきりと主張しているような印象に。目力はしっかりと出せても、垢抜け感は損なわれやすくなります。リキッドアイライナーは、目尻の長さを2mm程度足すイメージで細く入れてみてください。目を閉じたときも自然な印象をキープしながら、さりげなく目元をくっきりと見せることができます。使用したのは『デジャヴュ』の「ラスティンファインショート筆リキッド ミディアムブラウン」。筆丈5mmのショート筆なので、極細ラインをブレずに簡単にひくことができます。ラインキープ剤によって一日中キレイなラインが持続しやすいのもポイントです。【商品情報】デジャヴュ「ラスティンファインショート筆リキッド ミディアムブラウン」価格:¥1,430「なじませ」を意識することで垢抜けた目元に垢抜けた目元を目指すなら、盛ること以上になじませることが重要です。まぶたに溶け込むようにナチュラルに仕上げることで、今っぽい目元が作れるでしょう。今回ご紹介したテクニックはどれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。【参考】『デイジードール』公式サイト『デジャヴュ』公式サイト文/古賀令奈
2023年02月25日気温も上がり、外出する機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。そこで気になるのが、メイク崩れ。ただでさえ汗や皮脂でファンデが崩れやすいのに、マスクによる摩擦や湿気、蒸れでメイクが台無しになりそう……。そんなお悩みをお持ちの方に、今回は美容ライターの筆者が「ファンデ崩れを防ぐ朝のメイクポイント」を4つご紹介します。朝のひと手間で、メイク崩れが気にならなくなるのでチェックしてみて!1.朝の洗顔は丁寧に行う忙しい朝は水だけで洗顔をさっと済ませてしまう人も多いのでは?肌質にもよりますが、夜寝ている間にも皮脂は分泌されるため、朝も洗顔料でしっかりと洗うことをおすすめします。皮脂とメイクが混ざって崩れやすくなるのを防ぐためにも、余分な皮脂をしっかり落としてからスキンケアを行いましょう。2.メイクよりもスキンケアに手間をかける夏は汗をかきやすいので肌がしっとりしているような気がしがちですが、紫外線やエアコンの風などにより、実は意外と乾燥しています。肌は乾くと皮脂が分泌されて肌を潤そうとするため、メイクが崩れやすくなるのです。でも、メイク前のスキンケアを丁寧に行うことで、皮脂が出づらい状態を作ることが可能になります。化粧水、乳液、クリームなどで肌を整え、メイク前には余分な油分を取り除くためにティッシュで軽く押さえるのも良いでしょう。3.肌を引き締めるアイテムの利用皮脂が出づらい状態を作るために、肌を引き締めるアイテムを導入するのもおすすめです。例えば、「収れん化粧水」は、毛穴を引き締める作用があるだけでなく、保湿もしてくれるため、皮脂が気になる夏にぴったりのアイテム。また、ひんやりした感触でほてった肌を冷やしながら引き締めてくれる「冷感化粧水」も夏には大活躍するでしょう。そのほか、化粧水を冷蔵庫で冷やしたり、保冷剤を肌にあてながら肌を引き締めたりする方法もあります。ガーゼやハンカチに包んだ状態の保冷剤を肌にあてると肌の温度が下がって毛穴がキュッと引き締まり、メイクが崩れにくくなるはず。4.夏用コスメを使用するコスメを季節によって変えるのも、メイク崩れを防ぐコツだと言えます。ファンデーションは初夏用や秋冬用にわかれていることが多いですし、季節に合ったアイテムを使うことで、その時期特有の肌悩みを解決できることもあります。夏用ファンデーションは汗や皮脂に強いものや崩れにくいものが多くありますし、さらにテカリを抑える化粧下地や皮脂吸着パウダーを導入することで崩れにくくなります。夏用コスメを使用して、この夏はべたつきやテカリの気にならない、サラサラな肌をキープしましょう。ちょっとした工夫の積み重ねで崩れにくいメイクに丁寧なスキンケアと夏用アイテムの併用で、今よりもっと崩れにくいメイクが実現できるはずです。もしくは、手持ちのアイテムを冷蔵庫で冷やしたり、保冷剤を使ったりするだけでも崩れにくくなると思うので、ぜひ試してみてくださいね。©Syda Productions/shutterstock©jazz3311/shutterstock©Orawan Pattarawimonchai/shutterstock©Tinatin/shutterstock美容ライター・国際中医薬膳師/坂本雅代
2022年05月24日せっかくメイクをするのなら、よりキレイな自分を引き出したいはず。しかも、それが時短で叶えば嬉しいですよね。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、時間をかけずにできる眉メイクのテクニックを紹介します。今回は「マスクメイクに立体感を出す眉ハイライト」についてご紹介します。時短で詐欺メイク #2 マスクメイクに立体感を!簡単にできる眉ハイライトマスクをすることが当たり前になって久しい今、メイクをしても「のっぺりした印象になってしまう」と悩む人もいるでしょう。顔の半分がマスクで覆われてしまうので、上部に立体感が欠けると、マスクをしていないときと比べて、影の薄い印象に見えやすくなってしまうことも。だからこそ、マスクメイクで注目したいのが「目のまわり」。アイシャドウやアイラインのほか、眉も印象を大きく左右するパーツです。目や眉に立体感や勢いを感じさせることができれば、それだけで華やぎを加えられます。でも、眉メイクは時間がかかるし、コツを習得するまで大変……と、苦手意識のある人もいるでしょう。でも、大丈夫!いつものメイクに“ほんの3秒”の手間を加えるだけで、眉まわりに立体感を出すことができるのです。目につきやすい眉に「立体感」をプラスして華やぎを眉メイクに苦手意識を抱いている人にこそ、試してほしいのが「3秒ハイライト」。いつもどおりに眉メイクをしたあと、仕上げに眉の「上下」に、肌よりも明るい色のハイライトを入れるだけで完成です。ハイライトとして使うコスメは、ハイライターでもコンシーラーでもどちらでもOK!ただ、しっかり立体感を出すには、多少ホワイトが強い色味のほうが、はっきりとしたコントラストを演出できます。明るめのパウダーまたはリキッドを、眉尻の上下になぞるように入れるだけ。今回は、わかりやすいようにホワイト系のパウダーアイシャドウを使いました。画像は眉の下部をなぞっていますが、上部も同じように入れていきましょう。ハイライトの幅は、その日のアイメイクのテイストによって自由に調整をしてみて。広めに入れると、より明るい印象に仕上がりますよ。パウダーを使う場合は、粉っぽさを消すために指やチップでしっかり馴染ませていきましょう。ハイライトを入れるか入れないかだけでも、眉の立体感はガラッと変わります。時短メイクで眉にハイライトを入れるなら、指先よりもアイシャドウチップなど細かい部分に塗りやすい道具を使うのがベスト!マスクメイクで顔の立体感がなくなってのっぺりして見える…と悩んでいた人は、ぜひ参考にしてくださいね。文/並木まき
2021年10月24日せっかくメイクをするのなら、より可愛くキレイな自分を引き出したいはず。しかも、それが時短で叶えば嬉しいですよね。そこで今回は、時短美容家の並木まきが、時間をかけずにできるアイメイクのテクニックをお話します。1回目の今回は「目を大きく見せる効果アリ!縦に描くインサイドライン」についてご紹介します。時短で詐欺メイク #1 目を大きく見せる効果抜群な「インサイド縦ライン」今はマスクをしている顔がスタンダードになりつつあるので、アイメイクに気合いが入るという女性も少なくないでしょう。そんなマスク顔をパッと華やかに、そして女性らしく演出するメイクの定番が「アイライン」。インパクトを出したいときには、まつ毛の生え際に描くインサイドラインを取り入れると、目ヂカラがアップするだけでなく、華やかな印象を出しやすくなりますよ。ところで、みなさんはインサイドラインを描くときに、どんなふうにラインを入れていますか?一般的には、まつ毛の生え際に極細のラインを「横」に描きますよね。しかし、この描き方だとインサイドラインに慣れていない人ほどヨレてしまったり、時間の経過とともにラインが滲んでしまったりといったことも起こりがち。そこで試してみてほしいのは、「縦」に無造作に入れるインサイドラインです。インサイドラインは「縦」に描くと、時短で目ヂカラアップ!画像は、左が一般的な「横」ライン。右が「縦」に入れたインサイドラインです。いかがでしょう?右のほうが、目がぱっちりと大きく見えるような気がしませんか。縦のインサイドラインは、まつ毛の根元を延長させるようなイメージで加えていくのがポイント。「縦」にペン先を動かしますが、イメージとしては「縦長の点」を加えるようなメイクです。等間隔に描く必要もないので、時間がないときにも簡単にラインを描くことができます。“5秒”あればできるので、写真撮影に備えてササッとメイク直しをするときなどに、この縦のインサイドラインを使うのもおすすめです。無造作に入ったラインが自然なぱっちりとした目元を作り出すとともに、時間がたって滲んでしまっても、横ラインのようにヨレにくいメリットもありますよ。インサイドラインを上手に取り入れれば、マスクメイクも華やかになるはず。ブラックやブラウンだけでなく、カーキやネイビーなどのダークめなカラーライナーで縦ラインを入れるのもおすすめです。ぜひその日の気分に合わせて「縦ライン」を楽しんでみてくださいね。文/並木まき
2021年10月03日お家時間が増えた今、デートもお家…というカップルも少なくないかと思います。でも、毎回お家デートだと、どうしてもマンネリしがち。そこで、彼が思わずドキッとするようなメイクテクをご紹介します。いつもと違う雰囲気に、デートの展開も盛り上がるかも…!?ツヤ感も重要!思わず触れたくなる透明感メイク儚げな透明感はとても魅力的。しかし、うるおい不足でハリツヤが気になってくるアラサー世代は、ともすれば不健康に見えてしまいがちなメイクです。そこで味方につけたいのが、ピンク色の化粧下地です。血色感を与えながら、透明感も引き出してくれますよ。額、鼻、両まぶた、両頬、顎に点置きして、外側に向かって伸ばしましょう。化粧崩れが気になる方は、指ではなくスポンジを使うと密着度がアップします。この塗り方だと外側に向かって薄くなるので、自然な立体感も出ます。ファンデーションは、リキッドタイプやクッションファンデ、BBクリームがオススメ。パフに少量取り、上下左右といろんな方向から塗るように意識してみて。気になる毛穴をカバーできますよ。肌のアラはコンシーラーでカバーし、ファンデーションは少量で済ませましょう。ルースパウダーで押さえると、キメが整った肌に。最後に、ハイライトもプラス。Cゾーンと上唇の上、顎の凹んでいる部分に軽く塗るだけで、ツヤ感がアップ!ハッと見惚れるような、健康的で透明感のあるベースメイクを。湯上がり風で色っぽい…!大人の血色感メイク大流行した血色感メイク。塗っています感があると、今は古臭く見えがちなのと、もともと男性ウケがあまり良くなかった面を踏まえると、デート向けではないかも。今どきっぽいアラサー向けアレンジにアップデートして。お家デートでオススメなチークカラーは、赤みのあるベージュ。くすみがちな大人の肌を、さり気なく明るく見せてくれます。目の下に人差し指と中指を置いて、その下に塗ると自然。黒目の下を起点として、斜め上に楕円を描くように塗りましょう。ほんのり色づく程度が色っぽい。ブラシに残ったチークで、さらに血色感を。こめかみから下へ、垂直にラインを引いた位置まで、ささっと塗っていきます。ブラシはこめかみから耳へと、内側から外側に向かって動かしましょう。フェイスラインにも塗ることで、シェーディング効果が生まれて小顔見え!さらに、ほんのり赤みがあるため、ヘルシーな血色感もプラスできますよ。湯上がりのような色っぽさに。お家デートでメイクを変えてみるのもアリかも!いつもお家デートだとマンネリ化して、2人でダラダラ過ごしてしまうこともあるでしょう。もちろん、リラックスできるムードはとても大切です。たまには雰囲気を変えてみたいというときは、メイクを変えてみるのもオススメですよ。アイシャドウやアイブロウを変えるのは王道ですが、実はベースメイクもとても重要。大人の魅力を引き出せます。大人の透明感や血色感で、いつもと違うあなたに彼もドキッとするはず。ぜひ、ベースメイクやチークを工夫してみてくださいね。(C)fizkes/Getty Images(C)PeopleImages/Getty Images(C)fizkes/Getty Images文・西田彩花
2021年09月03日アイラインの引き方をちょっと変えるだけで、自然なぱっちりアイになります。逆に、アイラインがきちんと引けていないと、デカ目効果が出ないにとどまらず、ぼんやりボヤけた目元印象になりがちです。知っているようで知らない、アイラインの基本。基本を押さえれば簡単に応用できますよ。基本のアイラインの引き方は3つのポイントを押さえて基本のアイラインの引き方をマスターするだけで、イメージがグッと変わります。アラサーは、目元の輪郭がぼんやりし始める時期でもあるので、さり気なくフレームを強調すると良いでしょう。押さえるポイントは3つだけ!1.片手でまぶたを軽く持ち上げるようにしながら、まつ毛の隙間を埋めるよう、点を置くような感覚で細いラインを引いていきます。まつ毛の根元が太く見え、増毛したような錯覚効果も!2.ラインは目のカーブに沿って引くと、しっかりフレームが強調されます。デカ目&引き締め効果がありますよ。3.目頭部分までがっつりラインを引くと、パンダ目になりやすいうえ、ケバケバしい印象になってしまいがち。目頭側は4、5ミリ程度空けるようにして。奥二重や末広二重の方などは、まぶたがかぶさっている部分を空けるようにすると自然です。また、「ビューラーアイラインアイシャドウマスカラ」の順番にすると、キレイに仕上がります。アイラインを引いた後でビューラーを使うと、ビューラーにアイラインがついてしまい、ガタガタラインの原因になります。アイシャドウは、アイラインをボカすよう意識しながら塗ると、まぶたから浮きにくいですよ。意外と簡単で時間もかからないので、ぜひ試してみてくださいね。老け見えしてない?やりがちNGアイラインやってしまいがちなNG例がこちらです。目のキワに沿っておらず、まつ毛の隙間が余計に目立っています。これだとアイラインが浮いて見えてしまいますよね。下から見上げる角度になったとき、特にアラが目立ちます。また、ラインが太めになるほど、色ムラができやすくなります。ラインのガタつきも同様。不器用な人ほど、細ラインにしたほうがキレイな仕上がりに見えるのです。目のカーブに沿っていないのもNG。フレームが強調されないので、ボヤけた目元になってしまいます。目元が引き締まって見えないため、老け見えしてしまいがち。案外やってしまう人が多いNG例なので、チェックしてみて。応用も簡単!大人のキャットラインを楽しんで基本のアイラインをマスターすると、応用したラインも簡単にできるようになるのもメリット。今回は、キャットラインの引き方をご紹介します。強めのキャットラインは、アラサーが学生時代のときに流行しました。下手すると古臭く見えかねないので、控えめに描き足すのがポイントですよ。まずは、基本のアイラインを引きましょう。その後、まぶた中央あたりからラインを描き足していきます。目尻に向かって少しずつ太くするようなイメージです。キュッと跳ね上げると、ケバケバしい印象にもなります。目尻に小さな三角形を描くようにすると、目のフレームを強調しつつキャットラインを楽しめます。学生時代のキャットラインをアップデートしてみて。アイラインは、目元のメイクに欠かせないという方も少なくないはず。それだけに、基本を押さえておくことが大切ですよ。デカ目効果だけでなく、若見え効果もあるので、ぜひマスターしてみてくださいね。文・西田彩花
2021年08月24日マスクが必需品となっている今、例年とは違った夏に不安を覚えることもたくさんありますよね。美容の観点でいえば、メイク崩れも悩みの種としてよく挙がっています。マスクをしていても崩れにくいメイクテクニックをご紹介しますので、これからの時期の参考にしてみてください。ベースメイクがドロドロに崩れないためには…ただでさえファンデーションの崩れが気になる夏なのに、マスクをしていると悩みも増大。ベースメイクがドロドロに崩れてしまうと、マスクに付着してしまうというのも困りますよね。ベースメイクは極力薄づきに仕上げるのがオススメ。日焼け止めや化粧下地には、ピンクやブルーといった色つきのものがあります。コントロールカラーのような役割を果たしてくれるので、ファンデーションを薄塗りにしても、自然な血色感が出ますよ。パール入りの化粧下地も、透明感が出るのでオススメです。蒸し暑くて崩れが気になりそうな日は、日焼け止めや化粧下地プラス、フェイスパウダーで仕上げてみるのもひとつの方法。ファンデーションを塗らないぶん、汚く崩れるのを防げます。テカりを防止する部分用化粧下地もあります。ただ、顔全体にテカり防止機能のある化粧下地を塗ると乾燥してしまうという方は、部分用下地を使用してみて。Tゾーンに加え、マスクが触れる外枠部分に塗っておくと、崩れにくくなります。アイメイクが落ちてホラー!なんてことにならないためには…マスクをしていると、パンダ目になったときさらに困りますよね。目もとあたりしか見えないので、パンダ目が強調されてホラーに…。そんな事態を防ぐには、崩れにくいメイクをしておくのが得策。まず、アイシャドウベースを使うようにしてください。断然ヨレにくくなります。アイシャドウはラメ感控えめのほうが。ラメ落ちを防ぎましょう。カラーは淡いものを選ぶと、キツい印象になりにくいですよ。コーラルなどなじみ良い暖色系を使うと血色が良く見えます。腫れぼったく見えてしまうのが悩みの方は、透明感のあるブルーやラベンダーなどを使ってみて。顔全体も澄んだ印象になり、簡単キレイめメイクに。コーラルやラベンダーなど、ブラウン以外のアイシャドウを使うと、パッと華やかなイメージになります。マスクメイクの際は、目もとを強めにしないのがコツ。アイメイクが強いと、顔全体がキツく見えてしまうからです。アイシャドウで華やかさを添えたら、アイラインは控えめに。上まぶた目尻にスッと引くだけでも、ナチュラルな目力が出ますよ。引く部分が少ないので、パンダ目防止にも。マスカラはウォータープルーフのものを。ビューラーでしっかり上げておいたほうが、落ちにくいです。カールキープできるマスカラ下地を使うのがオススメですよ。それでも落ちやすいという方は、トップコートを塗るようにしてみて。マスクをしていてもキレイに見えるポイントは…マスクをしていても見える部分では、ベースメイクとアイメイクが特に気になります。ここはドロドロ落ちを防ぐよう工夫してみましょう。メイク後にフィックスミストを使用すると、乾燥やメイク崩れ防止に。また、マスクをしていると顔色が悪く見えたり、疲れて見えたりしてしまいがち。目の下の、マスクで隠れない部分にハイライトをサラッと塗っておくだけで、パッと顔色が良くなるのでオススメです。ツヤ感が出るので若見え効果もあります。マスクメイクで悩んでいた方は、参考にしてみてくださいね。©nemchinowa/Gettyimages©GlobalStock/Gettyimages©Igor Ploskin/Gettyimages©Elena González Hontoria / EyeEm/Gettyimages
2020年06月27日まだまだ暑い日が続いています。暑い日は、メイクでも不快さを感じてしまいがち。そんな日を乗り切るための、快適メイクテクをご紹介します。肌が息苦しい感じ…重たいベースメイクはこうしてみてファンデーションが苦手という声を聞くこともありますが、暑い時期は特にそういった悩みが増えるようです。ファンデーションが重たくて、なんだか肌が息苦しい感じ…。そういったときにオススメなのは、あえてノーファンデにする方法。UVカット機能付きの化粧下地で肌を整え、コンシーラーでクマやニキビ跡などをカバーします。最後にルースパウダーをふんわり乗せましょう。パール入りのものを使うと、肌の凹凸をカバーしやすいですよ。それでも汗をかいて不快だという方は、ルースパウダーの代わりにベビーパウダーを使ってみて。サラサラになって、化粧崩れもしにくくなります。ノーファンデは勇気がいる…という方は、ミネラルファンデを使ってみるのもひとつの方法。比較的軽い着け心地です。カバー力を上げたい日には、BBクリームを使用してみるのがオススメ。薄づきなのにカバー力が高いんです。上下のまつ毛が引っ付く…パンダ目のもとはこうして防ぐ瞬きのたび上下のまつ毛がくっついてしまうのも、不快なんですよね。梅雨〜夏にかけて特にそうした現象が起きやすくなります。それは、湿気や汗などが原因。湿気や汗によって上まつげのカールが落ちると、下まつげに絡みやすくなってしまうのです。しっかりまつ毛カールをキープできると、そうした不快さも防げます。ビューラーでまつ毛を上げた後、ホットカーラーでもう一度カールしてみて。それだけでも、随分カール力が上がります。また、フィルムタイプのマスカラを使ってみるのもオススメです。まつ毛がコーティングされるので、絡みにくくなります。マスカラの付け方にも注意。目力を出したいからといって、重ね塗りしすぎるとまつ毛同士が絡む原因に。マスカラ下地を利用すると、ボリューム感も出やすいです。また、まつ毛先端に付けすぎると、重みで下がってしまうことも。先細りになるよう意識して塗ってみてください。まつ毛が引っ付くのは不快ですし、パンダ目の原因にもなります。ちょっとだけ工夫して、快適キレイを目指してみて。アイシャドウの崩れ方が汚い…鏡を見てガッカリしないためにはもうひとつ、アイメイクの悩みとしてよく挙がるのが、アイシャドウの崩れです。朝丁寧にグラデーションを作ったはずなのに、汚い崩れ方をしてしまう……。不快感は少ないかもしれませんが、鏡を見てガッカリしてしまうことも。夏に崩れがちという方は、汗や皮脂などで崩れてしまっている可能性が高いです。アイシャドウの崩れは、密着度を高めてあげるのがコツ。まず、アイシャドウを塗る前に、まぶたの油分をティッシュオフしてください。このひと手間で、アイシャドウがヨレにくくなります。そして、アイシャドウを塗り終わったら、指で優しく押さえてなじませてみて。崩れにくさがアップしますよ!さらに密着度を高めたい方は、クリームタイプやジェルタイプのアイシャドウを使用してみてください。パウダータイプよりも密着度が高く、オススメです。メイクをしていて不快さを感じるのは避けたいところ。暑い日の対処法を取り入れて、快適に乗り切りましょう!©Cecile Lavabre/Gettyimages©Klaus Vedfelt/Gettyimages©Ada Summer/Gettyimages
2019年08月26日少しでも痩せているように見せたい……これはよく聞く悩みですが、ダイエットの成功は残念ながら1日にしてならず。でも、簡単に見直せるもののひとつとして、メイクが挙げられます。実はメイクで太って見えてしまうことがあるのです。メイクを変えて、痩せ見えを目指しましょう!気になるクマも…コンシーラーの落とし穴【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 71コンシーラーは、美肌に見せる必需品。しかし、塗り方によってはパンと張った顔に見えてしまいます。コンシーラーをよく使う場所には、目もとがあるかと思います。下まぶたにあるくすみ、クマ、小ジワ……。カバーしたいアラがけっこうあるんですよね。しかし、下まぶたギリギリまでコンシーラーをバッチリ塗るのはNG。こうすると、肌全体に白塗りしたかのような印象に。のっぺりとして、顔に膨張感が出てしまうのです。また、目が小さく見えてしまうというデメリットも。下まぶたにコンシーラーを塗る際は、まつ毛のキワまでしっかり塗らないようにしましょう。キワのくすみなどが気になる場合は、軽くボカす程度にすると良いですよ。ナチュラルな仕上がりになるうえ、太見えも避けられます。立体感や透明感もアップ!眉頭、意識してる? アイブロウメイクの落とし穴アイブロウメイクはパパッと済ませているという声もよく聞きます。そのなかでも、特に意識が行きにくいのが眉頭。自眉を活かしている方も少なくないでしょう。もちろん、眉頭で自眉を活かすと自然な仕上がりになります。サッと描いても「描きました感」が出にくいというメリットもあります。しかし、眉頭の位置に気をつけないと、間延び感が出てしまうのです。眉頭が短めで、眉間が広いと、それが間延び感の原因になることも。気になる方は、目頭の真上よりも2、3ミリほど内側に眉頭が来るようにしてみましょう。こうすると、顔全体もスッキリシャープな印象に!ペンシルタイプで1本1本描くようにして、最後にスクリューブラシでボカすと、眉頭を足すメイクも失敗しにくいですよ。サラッと直塗りしてない…? リップメイクの落とし穴唇は、年齢を重ねるとしぼんでいきます。20代前半の頃はルージュ直塗りでも問題なかったかもしれません。しかし、薄くなった唇に直塗りをすると、色が乗るぶん薄さが目立ってしまいます。老け見えするのはもちろん、頬や顎などのスペースが広く見え、ちょっと太った印象を与えてしまうのです。直塗りは確かに楽なのですが、リップライナーを使うのがオススメ。唇の輪郭を1、2ミリ程度厚めに描いてみましょう。グロスを使用せずとも、ふっくらと若々しい唇に仕上がります。そして、頬の面積が狭く見えるので、顔全体もすっきり!オーバーラインに慣れていない方は、「上唇中央から左右の口角まで描く」「下唇中央から左右の口角まで描く」「上下の口角のラインをつなげる」「引いたラインの内側を塗る」という順番を覚えておいてください。美しいリップメイクに仕上がります。美しく痩せたいという願いがあっても、達成するのはなかなか大変です。まずは、知らず知らずのうちに太見えしてしまっていたメイクを見直してみましょう。簡単に痩せ見え効果が出るのでオススメです。©VladimirFLoyd/Gettyimages©Christopher Robbins/Gettyimages©lechatnoir/Gettyimages©Ivanko_Brnjakovi/Gettyimages
2019年03月26日やっぱり小顔には憧れるものです。今回は、顔が大きく見えてしまいやすいタイプを3つ挙げ、それぞれの小顔メイクテクをご紹介します。もちろんどれも魅力的なのですが、コンプレックスに思っている方はご参考に。イラスト・角侑子タイプ1:エラ張りさん【美容ライター直伝モテ美容&メイク】エラが張っているタイプの方は、頬から下が目立ってしまうことも。また、少しキツい印象を持たれると悩んでいる方も多いようです。小顔メイクポイント3つはこちら。1. ファンデーションを3色使いシェーディングでエラ部分を削っても、やっぱり気になる……。そんな方にオススメなのが、ファンデーションを3色使いするものです。ひとつは自分の肌に合った色、2つ目は自分の肌よりも暗めの色、3つ目は自分の肌よりも明るめの色です。自分に合ったファンデーションを顔全体に塗り終えたら、エラに暗めの色を塗りましょう。そして、明るめファンデーションをこめかみ部分に塗ってください。自然にエラを目立たなくできます。いきなりファンデーションを3色買うのが不安な方は、リキッドタイプのコンシーラーで試してみてください。2. シェーディングとハイライトをオン1の暗め・明るめファンデーションを塗った部分に、シェーディングとハイライトを重ねます。エラを削るのではなく、顔に奥行きを出してナチュラルにカバーできるテクニックです。3. 眉尻を長めに描く眉が外側にあると、そこに視線が行くのでエラが目立ちにくくなります。いつもより眉尻が長めになるようにしてみましょう。タイプ2:面長さん顔の横幅は狭いものの、縦幅が長いせいで顔が大きく見えてしまう……。面長さんにはこういった悩みもあるかと思います。年齢よりも老けて見られがちで、そうした部分にコンプレックスを持っている方もいらっしゃるでしょう。1. シェーディングとハイライトの入れ方を変えるまずはシェーディングとハイライト。シェーディングは、顔の上下に塗ります。顎の裏側まで塗ると、キュッと引き締まります。ハイライトは横長に入れてみましょう。塗る場所は、額と目周り、下唇の下です。2. チークを2色使いにチークを2つ使うと、頬に立体感が出て面長感が軽減されます。色は似合う色でかまいません。同系色にして、トーンと種類を変えます。暗めのクリームチークと明るめのパウダーチークを使ってみてください。まずはクリームチークを塗り、ブラシでボカします。その後でパウダーチークをオン。それぞれ横長に塗るのがポイントですよ。3. 下まぶたを強調する面長さんは頬の長さが目立ちがち。下まぶたにしっかりメイクを施すと、頬の印象が弱くなります。涙袋にハイライトを入れ、ロングタイプのマスカラで下まつ毛もしっかり伸ばして。タイプ3:求心顔さん全体的に、顔のパーツが中心に集まっている求心顔さん。顔の大きさ自体は小さくても、余白が多く見えて小顔感がなくなってしまいやすいタイプです。やはり、余白の面積を狭く見せるのが効果的。1. 濃いめチークで間延び感を軽減気になる頬の余白は、濃いめチークを使って解決しましょう。頬骨全体に、ブラウンベージュなど引き締まるカラーを塗ってみて。その後、レッド系など毛血色感のある色みを頬中心のみに重ね塗りします。2. 離れ目に見せる左右の目が離れて見えるようにすると、顔横側の余白が目立ちにくくなります。まず、目頭にハイライトをオン。さらに、オーバーラインさせて目尻のみマスカラを重ね塗りします。3. リップメイクは立体的に唇がぽってりとしていると、頬の間延び感に視線が行きにくくなります。唇全体よりも、上唇に重点を置いてグロスを塗ると効果的。顔が大きいと悩んでいる方は、こうしたメイクテクをぜひ取り入れてみてください。憧れの小顔も手に入るはず!
2019年03月21日左右対称の顔は美しいといわれていますが、なかなかそういった人はいないものです。今回は、左右で違うと目立ちやすい目もとにフォーカスしてみました。左右で目の大きさが違うという悩みは、よく聞きます。3タイプの目について解説していますので、自分に合ったメイクでうまくカバーしてみましょう。イラスト・王悠夏二重幅が左右で違う場合【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 67左右で二重幅が異なると、目の大きさの違いが際立ってしまいますよね。そんなお悩みをお持ちの方は、ブラウンアイライナーを上手に使ってみましょう。アイシャドウを塗るとき、基本にするのは二重幅が広いほうの目。そちらの目からアイシャドウを塗っていきます。アイホールにハイライト、二重幅に中間色を。二重幅が狭い方は、広い方に合わせた幅で中間色を塗りましょう。錯覚で目の大きさが左右同じように見えます。次に重要なのがアイライン。二重幅が狭い目には、ブラックのアイライナーを引いて。目のキワに細く引き、アイフレームを強調しましょう。二重幅が広い方の目には、ブラウンアイライナーを使用します。こちらも目のキワに細く。ブラウンだと優しげな印象になるので、左右非対称を整えてくれます。最後にブラックアイライナーでバランスを取ります。両目尻にのみブラックアイラインを足すのです。これで色の違いがわかりにくくなりますよ。二重&奥二重の場合次は、片ほうが二重でもう片ほうが狭い奥二重の方です。奥二重の目は、アイラインを引いてもつぶれて見えなくなってしまいます。工夫したいのはマスカラです。アイシャドウは二重幅が違う方と同じように塗ります。広い方の二重幅に合わせて中間色を塗ると、小さい目に厚みが出て大きく見えるのです。アイラインは両方ともブラックで。ただし、奥二重の方だけ3ミリほどオーバーラインさせましょう。奥二重でつぶれてしまうラインも、こうして目力をプラスするとケバケバしくならず自然です。最後のポイントはまつ毛メイク。二重の目にはブラウンマスカラを。これで主張が和らぎます。奥二重の目にはブラックマスカラを塗りましょう。こちらはしっかりと目力を出し、大きい目に近づけます。奥二重&一重の場合片ほうだけ一重だと、メイクをしたとき特に左右非対称が目立ってしまいがち。一重のほうだけキツく見えてしまうという悩みもあるかと思います。このタイプのかたは、上手に目の縦幅をそろえると良いでしょう。奥二重の幅にハイライトを乗せ、中間色をブラシでふんわり重ね塗りします。腫れぼったく見えがちな目もとを引き締めて見せるのです。一重の目も奥二重の幅に合わせます。次に、両方の目に、締め色の濃いブラウンを二重幅より若干狭めにチップで塗っていきましょう。目頭〜黒目上部分に塗り、目尻側には塗りません。濃いめブラウンがガッツリ乗っているとケバく見えてしまいがちなので、抜け感を出すのです。そして、両下まぶたの目尻1/3に締め色ブラウンを。チップでしっかり塗って目の縦幅を出します。さらに工夫したいのがアイライン。一重のほうだけタレ目ラインを引いてみましょう。下まぶたにかかるくらい大胆に引くのがコツです。これでキツい印象が軽減され、目の縦幅がさらにアップ。目の大きさが違うとお悩みの方も、メイクを工夫してコンプレックスカバーしてみてくださいね。
2019年02月17日花粉症だとメイクが崩れやすいですよね。なるべくメイクしたくない気持ちにもなりますが、メイクをしなければならない場面もあるかと思います。何回もメイク直しをするとピリピリしたりかゆくなったりすることもあるので、なるべく崩れないよう仕込んでおきたいもの。崩れやすい部位をメイクするコツです。粉ふき状態になってしまう…カサカサを防ぐコツは?せっかくベースメイクをしても、日中に乾燥して粉ふき状態になってしまうこともあります。この時期は、スキンケアも工夫してみて。いつもより保湿を重視してみます。例えば、化粧水前に導入液を使うとしっとり感もアップ。導入液も刺激になる方は、敏感肌用の化粧水を使ってコットンパックしてみましょう。その上からラップを貼って、3〜5分ほど。しっかりと密着させて、うるおいを与えましょう。特に乾燥が気になる部分には、保湿効果が高い美容液を塗ってみて。しっかり保湿をしておくと、粉ふき状態も防げます。ファンデーションが刺激に感じる…ベースメイクのコツは?ベースメイク自体を刺激に感じてしまうのも悩みのひとつ。まずオススメなのは、BBクリームを使ってみること。敏感肌用のものをセレクトしてみて。化粧下地、ファンデーション、フェイスパウダー……重ねるたびに刺激を感じてしまいかねません。ひとつのアイテムで済ませたほうが、摩擦なども少なくなります。指とスポンジを使うのもポイント。ブラシを使うと毛先でかゆみを感じてしまうこともあります。指で優しく伸ばし、清潔なスポンジでなじませましょう。余計な摩擦をかけないのも大切です。鼻をかみすぎて赤みが気になる場合は、みずみずしいテクスチャーのコンシーラーにグリーンのコントロールカラーを混ぜてみて。皮剥けと赤みをカバーしましょう。落ちやすいポイントメイク…朝メイクのコツは?ポイントメイクも落ちやすくて困りものです。あまり凝りすぎると刺激を感じてしまうことがあるので、薄めに仕上げるのがオススメですよ。まずはアイメイク。アイシャドウは密着度の高いクリームタイプを使ってみて。何色も重ねず、ワンカラーでこなれ感を。少量ずつ指の腹で叩き込むようにしてみましょう。アイラインを引きたい場合は、ジェルタイプで点を描くようにしてみて。まつ毛とまつ毛の隙間に点を描いていく要領です。こだわりたい場合は、先端をつぶした綿棒でラインを整えてみてください。アイラインを重ねて引かなくても、キレイに仕上がりやすいです。まつ毛はホットビューラーで上向きに。マスカラを塗らなくてもパッチリ感が出ます。チークはリキッドタイプがオススメ。クリームタイプよりも伸びが良いので、摩擦を防ぎやすいです。密着度も高くて崩れにくい。チークだけ濃いと浮いてしまいますし、ボカすのが大変なこともあります。ナチュラルな色合いのものをセレクトしたほうがベターです。リップメイクはティントタイプをセレクトしましょう。その上からリップコートを塗るとさらに落ちにくくなります。日中でも塗り直せる場合は、色付きリップクリームを使用するのもオススメですよ。ツライ花粉症の時期は、なるべくメイクしたくないという本音もあるかと思います。それでもメイクをしなければならない場面もあるんですよね。朝のスキンケアやメイクに工夫して、大変な時期を乗り切りましょう……!©puhhha/Gettyimages©Santje09/Gettyimages©Anetlanda/Gettyimages©SrdjanPav/Gettyimages
2019年02月15日夕方になると化粧崩れが酷い……そういったお悩みの声をよく聞きます。暖房が効いた部屋でデスクワークをしていると、冬でも崩れてしまう方が多いよう。仕事後に予定が入っているとき、お直しする時間が少ないと慌ててしまいがち。朝メイクする時点で、崩れにくくしておいたほうが得策です。毛穴落ちも防ぐ! ベースメイクのポイント【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 64夏のようにファンデーションがドロドロになってしまうということはあまりないかもしれませんが、毛穴落ちしてしまうという悩みは冬でも挙がります。乾燥が酷いと毛穴が開いてしまう場合があるので、メイク前にしっかりと保湿することが大切です。そして、毛穴が目立ちにくくなる化粧下地を使いましょう。特に毛穴が気になる小鼻などは、クルクルと指の腹で塗り込むようにしてみてください。そのうえから、フェイスパウダーを塗りましょう。パフでポンポンと埋め込むようにするのがコツ。また、コンシーラーが落ちやすいという声も聞きます。シミやニキビ跡は、できるだけ長くカバーしたいですよね。この場合も、フェイスパウダーを上手に使いましょう。コンシーラーを塗った後、アイシャドウチップにフェイスパウダーを取ってください。そして、ピンポイントでコンシーラーを塗った部分に重ねましょう。顔全体に乗せるよりも、長持ちしやすくなります。マスカラやチークは重ね塗りしてみてアイメイクで多いお悩みは、パンダ目になってしまうもの。マスカラが落ちてしまうと目の下も真っ黒になってしまいます。まず、ビューラーでしっかりとまつ毛を上げること。まぶたにまつ毛が擦れるのを防ぎましょう。そして、フィルムタイプのマスカラをサラッと塗ってから、ウォータープルーフマスカラでコーティングしてください。まつ毛が下がりやすいかたは、マスカラを塗った後にホットビューラーで仕上げるのがオススメです。また、チークが落ちてしまうと顔色が悪く見えがち。クリームタイプのチークを仕込んで、その上からパウダーチークを重ねてみましょう。ただし、濃い色同士を重ねるとケバケバしくなってしまうので、クリームチークはシアーなカラーをセレクトすると良いですよ。落ちやすいリップメイクは塗り方が大事!最後にリップメイクです。飲食をしていると、汚い落ち方をしてしまいがち。気づかないうちに落ちてしまい、鏡を見てびっくりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。リップメイクは、塗り方でだいぶ落ちにくくなります。ブラシでルージュを塗った後、ティッシュで軽く口もとを押さえてみて。その後、もう一度ルージュをブラシ塗り。ティッシュオフとブラシ塗りを2、3回繰り返すことで、落ちにくさがアップします。ルージュを落ちにくくするリップコートを使えば、手間が少ないです。ルージュの質感をあまり変えたくない場合は、上記のティッシュオフ方法を試してみてください。落ちにくいメイクを仕込んでいると、仕事後のデートまで時間があまりなくても慌てません。汚いメイク崩れに悩んでいる方は、この方法で乗り切りましょう!©gilaxia/Gettyimages©cyano66/Gettyimages©vosmanius/Gettyimages©svetikd/Gettyimages
2019年01月13日乾燥が厳しい季節。唇や肌がカサカサ……と悩んでいる方も少なくないでしょう。毎日のスキンケアはもちろん大事なのですが、急に大切な予定が入ると、スキンケアでは間に合わないときもありますよね。そんなときはメイクを味方につけてみて。デートにも、ぜひ!まずは時短スペシャルケアを取り入れてみて【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 59メイクの前に化粧水などをつけますよね。その保湿の過程はとても大切なのですが、忙しい朝は疎かになってしまいがちです。まずは、メイクの前段階の部分から。朝のスキンケアの際に、シートパックを取り入れてみましょう。シートパックは、貼ったまま時間を置かなくてはならないですが、それを利用して時短ケアに。シートパックをしたまま、お弁当の準備や出かける支度をちょこっとするなどすれば時間が無駄になりません。貼りすぎると逆に乾燥してしまうので、ワンタッチ式のタイマーがあると便利。さらに、シートパックをしながらリップバームを塗りましょう。夜用のケアと思われがちですが、実は朝にも使えるんです。詳しくは後述します。さらに時短したいのであれば、伸びが良いリップオイルを使いましょう。リップバームよりもサッと塗れますよ。カサカサ肌のメイク方法!プラスαでうるおい感をメイクスキンケアが終わったら、ベースメイク。プラスαでうるおい肌をメイクしましょう。オススメなのは、美容オイルを混ぜる方法。化粧下地を塗った後、美容オイルを混ぜたリキッドファンデーションを塗ってみてください。オイルでしっとりなじみが良くなります。より乾燥が気になる方は、クリームファンデーションにオイルを混ぜてみてください。粉系はカサカサ感を助長してしまうので、避けたほうが良いでしょう。チークやアイシャドウなども、クリームタイプを選べばカサカサ肌をカバーしやすいです。仕上げのフェイスパウダーは、保湿力があるものを使ってみて。パフでつけるよりもブラシで乗せるほうが、乾燥が目立ちにくいですよ。気になりやすいカサカサ唇はこうしてカバー!肌よりも乾燥が気になりやすい、唇。皮剥けしていると、ルージュもうまく乗りませんよね。ここで、スキンケア時に塗ったリップバームやリップオイルが活躍してくれます。これら単品だと、うるおい感はアップするものの、血色感は出せませんよね。スキンケア時にこってり系のリップケアアイテムを塗っていると、メイク時にはある程度なじんでいます。そこにルージュを重ねるのです。ルージュをブラシに取って、リップバームの上から重ね塗りしていきましょう。グロスのようなぷるるん質感になるのです。しかも、本物のグロスよりも控えめな仕上がりなので、ギラつきません。日中も保湿できるので嬉しい。ルージュ単品だと目立っていた皮剥けも、あまり気にならなくなります。程よいツヤ感と血色感で、乾燥を感じさせないリップメイクを。カサカサが気になる時期ですが、デートやイベントのシーズンでもあります。モテる女性はうるおいに満ちています! スキンケアが間に合わないときなどに、ぜひ試してみてください。©Deagreez/Gettyimages©Synergee/Gettyimages©lekcej/Gettyimages©svetikd/Gettyimages
2018年12月14日アラサーになってもガーリー系統が好きだという方、いらっしゃるかと思います。ただ、「キレイめ」より「カワイイ」を意識すると、痛々しい印象になってしまいがちです。男性視点でも、正直厳しいという意見を聞きます。そこで、年相応のキュートメイクのポイントをご紹介します。手軽なガーリーさはアイブロウメイクで【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 57ガーリーさといえば、まん丸な目やポッと色づいたチークをイメージされるかもしれません。しかし、そういったパーツ強調メイクは、無理している感が出がちなのです。逆におばさんっぽく見られてしまう可能性も!オススメしたいのは、アイブロウメイクを変えてみるもの。眉が変わるだけで印象がガラリと変わりますが、目もとなどを強調するよりも、ナチュラルに若々しく見えるのです。眉は若干太めを意識して。なだらかなアーチ眉にすると、フレッシュでキュートな印象に。眉の長さを短めにすると、キュートさアップ!ただし、濃いめの色合いにすると悪目立ちしてしまいます。ライトブラウンのアイブロウペンシルで描いてください。パウダータイプを使うよりもキッチリ感が出るので、大人のキュートメイクにぴったりなのです。さらに、ライトブラウンの眉マスカラで仕上げてみて。適度な眉の存在感になるので、さり気ないかわいさに変身できます♪アイシャドウのミディアムカラーとマスカラを活用キュートメイクで力を入れがちなのがアイメイクとチーク。しかし、アラサーになると年相応でなくなってしまいます。アイカラーは無難なブラウン系をセレクト。ミディアムカラーのみ、黒目上部分が高くなるように塗りましょう。締め色やアイラインで黒目上を強調すると、やり過ぎ感が出てしまいます。アイラインはまつ毛の隙間を埋めるようにして極細ラインに。肝は、マスカラの重ね塗りです。上まつ毛全体に塗った後、中央部分のみサラッと重ねましょう。ボリュームタイプだとケバケバしくなってしまうので、ロングタイプがオススメ。下まつ毛にはしっかりとマスカラを塗り、目の縦幅を出して。チークとリップは塗り方がポイントチークを丸く入れるとかわいい印象ですが、アラサーだとやはり痛々しい仕上がりに。ひと昔前に流行った分、古臭い印象も与えてしまいかねません。チークはリキッドタイプを頬骨に沿って塗り広げます。このとき、しっかりとボカすのがポイントです。濃くなり過ぎてしまう場合は、まず手の甲にリキッドを塗り、指で少しずつ取りながら頬に乗せていくと良いでしょう。リキッドチークは透け感があるので、スッキリとしたかわいさが出ます。リップは抜け感を出すのがポイント。ルージュを指の腹でポンポンと乗せ、ラフに仕上げます。唇中央から外側へ向かって広げるようにすると、じんわりとした血色感が出ますよ。また、透明グロスを唇中央にのみ重ね塗りすると、やり過ぎ感のないガーリーさが出ます。よりナチュラルに仕上げたいかたは、グロスを塗った後、唇でティッシュを噛んでみてください。程よく馴染みます。チーク、リップともに、カラーに悩んだらダスティピンクがオススメですよ。大人の可愛さを出しましょう。ガーリーさが好きであっても、20代前半の頃と同じノリでパーツ強調しないようにしましょう。無理している感が出てしまうと、男性陣のウケも良くありません。ポイントを押さえて、大人でも楽しめるキュートメイクにシフトしてくださいね。©Evgeniy Skripnichenko/Gettyimages©gpointstudio/Gettyimages©CoffeeAndMilk/Gettyimages©gilaxia/Gettyimages
2018年11月30日免許証やパスポート、マイナンバーカードや社員証……。顔写真入りの証明書をお持ちの方は多いかと思います。頻繁に写真を撮るわけではありませんが、1度撮ったらそのまま数年間使うということも少なくありません。その場でパッと撮る証明写真は写りが悪くなりがち。それを数年使うのは、正直嫌かも……。そんな方のために、証明写真美人を目指せるメイクテクをご紹介します。ベースメイクは光でメリハリをつけましょうのっぺりとしがちな証明写真。だからといって、立体感のあるメイクをしようとすると、失敗しがちです。気をつけたいのが、シェーディング。普段は掘り深く仕上げるのに便利なのですが、証明写真だと暗く沈んで写ってしまいがちなのです。ちょっと怖い人になりがちなので注意して。だからといって立体感を意識しないままだと、のっぺり感が強調されてしまいます。そこでオススメしたいのが、ハイライトのみでメリハリをつける方法。ベースメイクをひと通り仕上げたら、普段より若干多めにハイライトをオン。Tゾーン、頬の上、顎部分です。その後フェイスパウダーをふんわりと乗せて。テカりに見えず、適度な立体感になります。顔色も明るくなるので、怖い人になりにくいですよ。ポイントメイクは明るめカラーをセレクトポイントメイクは、基本的に明るめの色を使いましょう。特に力を入れたいのが、リップメイク。口もとが明るいと、顔全体もパッと明るく見えるのです。ビビットカラーを使える環境でない場合、写真を撮る前に、リップメイクだけお直ししても良いかも。ただし、自分に合う色みを使用するのがポイントです。イエローベースさんは朱赤系、ブルーベースさんはローズ系がオススメ。日本人の肌色なら、コーラル系が無難。ビビットな朱赤やローズに抵抗があるかたは、コーラル系を使ってみて。ルージュを塗った後、透明グロスを重ね塗りすると、立体感が出ます。チークも明るめのほうが映えますが、しっかりボカすのがポイントです。証明写真だと、特にチークだけ浮いて写ってしまいます。アイシャドウはコーラル〜ブラウンがオススメ。掘り深くしようとブラウンアイシャドウのみで仕上げると、沈んで怖くなりがち。目もとのカラーは強くさせすぎないほうが良いです。アイラインとマスカラで目のフレームラインを強調すると、自然に目力がアップ。最後に、アイブロウ。アイブロウは濃くしないほうが、写りが良くなりやすいです。濃いめ眉は、野暮ったい印象になってしまいがちなのです。眉マスカラでワントーン明るく仕上げましょう。メイク以外で気をつけられる点はココ!メイクのほかにも、写りを良くできるポイントがあります。まず、可能であれば服はホワイトや生成りを選びましょう。レフ板代わりになるので、顔全体がパッと明るく見えますよ。次に、前髪。前髪が長めで、撮る直前に直された経験はありませんか? 証明写真なので、目もとはしっかりと写らなければいけません。目もとが見える髪型でセットしておきましょう。最後に、笑顔。流れ作業で撮るタイプだと、無表情で怖い人になってしまいがちですよね。「あっ」と思った瞬間には撮影終了……ということもあります。そこで、このときだけは撮る直前から微笑みを絶やさないようにしてみて。撮る瞬間に意識すると、遅れてしまいがちなのです。口角が上がっているとだいぶ雰囲気が変わります。写真を撮る場に入ったら、口角を意識してみましょう。顔写真入りの証明写真は大切。だけど、普段よりも写真写りが悪くて困っているかたも多いでしょう。長年使うものも多いので、写りが悪いと提示するたびに恥ずかしく感じますよね。一瞬で撮ったものを長く使うので、撮影する日はちょっと気合いを入れてみると良いかも。©Deagreez/Gettyimages©Persians/Gettyimages©Martin Dimitrov/Gettyimages
2018年11月24日忙しい朝、しっかりメイクに時間をかけられない……そういった方も多いのではないでしょうか。そこで、まるで手間をかけたかのようなモテ美肌を作れる、時短メイク術をご紹介します。イラスト・王悠夏時短ベースメイクにおすすめなのはBBクリーム!【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 54化粧下地を塗って、ファンデーションを塗って、コンシーラーを使って、フェイスパウダーで仕上げる。こうした工程のかたは多くいらっしゃるかと思います。しかし、多くのアイテムを使うぶん、時間がかかってしまいがちですよね。そこでオススメしたいのが、BBクリーム。日焼け止め・化粧下地・コンシーラー・ファンデーションがこれひとつで済むからです。CCクリームなども発売されていますが、BBクリームのほうがカバー力高め。肌のアラをしっかりと隠してくれるため、オススメなのです。ただし、カバー力高めなぶん、何も考えずに塗ると厚塗りになってしまう可能性があります。また、雑に塗るとムラが目立ってしまうことも。こうしたNGベースメイクにならないよう、ぜひ簡単時短テクを覚えてみて。キーワードは「らせん」! グルグルと塗るのがコツですまず、BBクリームを指の腹に出してなじませます。両手の人差し指、中指、薬指の3本です。手のひらで塗るよりも手間をかけたような美しい仕上がりに! 量の目安は大体パール1粒ほどです。アイテムによって異なるので、説明書きの目安量に従ってください。基本的には、これに量を足さずに仕上げます。そして、顎から眉辺りまでらせんを描くようにしてザックリと塗りましょう。全体に塗れたら、目周りをぐるりと塗っていきます。目頭から始め、まぶたと眉の上を通り、目尻からこめかみまで円を描くようにしてください。次に、額の中央から外側に向かって額全体に塗っていきましょう。このときも、らせんを描くようにするのがコツです。その次に、鼻筋と小鼻を塗ります。ここではらせんを意識しません。そして、顎から耳下に向かって塗っていきます。この部分ではらせんを描くようにしてください。最後に、顔の外側部分をボカしていきましょう。顔よりふた回り小さくした範囲から、外側に向かってスッと伸ばします。これだけで、のっぺり感を避けられます!立体感がありながらもしっかりカバー! 時短でもモテ肌は目指せる顔全体に塗った後でもう一度塗り直すのがポイントです。らせんを描くようにすると、サッと塗ってもムラになりにくいというメリットがあります。さらに、のっぺりとした厚塗り感もありません。美しい肌はモテメイクの基本です。忙しいからといってないがしろにしていたベースメイク、見直してみませんか?©Yulia-Images/Gettyimages©nortonrsx/Gettyimages
2018年10月13日日本人にありがちなコンプレックスといえば「地味顔」であること。彫り深い「ハーフ顔」ももちろんキレイですし、憧れるのもわかります。しかし、いわゆる「純日本人」な顔立ちって、品のある美人になりやすいんですよ。「地味顔」で悩んでいるかた、ぜひ自分の良さを活かしたメイクをしてみませんか?マスカラを重視すると美人まつ毛に! アイメイクのコツ【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 42目が小さいと悩みがちなのが、純和顔さんの特徴。一重まぶただったり奥二重まぶただったり、切れ長アイな人もいます。全体的にあっさりとした「塩顔」な印象で、化粧映えしにくいと思い込んでいるかたもいらっしゃるようです。しかし、メイクによっては持ち前の良さを活かした仕上がりになります。アイメイクにおいてはアイシャドウの塗り方やアイラインの引き方の悩みをよく聞きますが、意外と大切なのがマスカラです。アイシャドウやアイラインはナチュラルに仕上げ、マスカラ重視でメイクしてみましょう。アイメイクの最初にビューラーを当てます。アイシャドウやアイラインの後だと、それらがビューラーでヨレてしまいがちだからです。なかなかまつ毛が上がらないというかたは、まずビューラーで軽くまつ毛を挟んだまま斜め下に向かって軽く引っ張ってみて。その上で、まつ毛の根もとではなく中央〜毛先を数回カールアップさせてみましょう。こうすると、上がりにくいまつ毛もしっかりカールアップして見えますよ。ビューラーの後でアイシャドウ・アイラインでナチュラルメイクを施したら、まつ毛メイクに入ります。マスカラ下地を塗り、ボリュームタイプのマスカラを塗っていきましょう。上まつ毛ではブラシを左右にジグザグと動かしながら塗ると、マスカラ液がしっかりとつきます。下まつ毛にはマスカラブラシを縦に当て、細かい毛にもマスカラ液を絡ませて。下まつ毛全体にマスカラ液が付いたらマスカラブラシを横にして、根もとから毛先に向かって塗っていきましょう。これでボリューム感のあるまつ毛のできあがりです。下まつ毛のマスカラ液が乾いたら、ピンセットでまつ毛を数本挟んでみてください。等間隔で太い束を作る感覚です。束たばまつ毛で、さらに印象を強めます。アイシャドウやアイラインがナチュラルなぶん、美まつ毛が目立ちます。これが美人アイメイクの肝です。リップメイクに力を入れるとセクシー♡ 和顔ならではの色気を顔のパーツのなかでも最も力を入れたいのがリップです。全体のパーツが小ぶりなぶn、ぷっくりとしたリップをメイクすればセクシー度がアップ。アイメイクがナチュラルなので、嫌みなく仕上がりますよ。まず、ツヤ系のルージュを塗っていきます。なじみが良いコーラルピンクなどがオススメ。唇が薄めの人は、若干オーバーラインぎみに輪郭を取っても良いでしょう。その上からグロスを重ねます。グロスカラーは青みがかったピンクをセレクト。唇中央にのみ重ね、上下の唇を合わせることでなじませます。コーラルピンクと青みピンクの合わせ技で立体感を強調。濡れたような質感がセクシーです。ポッと幸せチーク♡ 周りも笑顔になれるようなメイクテクはんなりとした和顔さんは、ハッピーオーラを醸し出すようなチークメイクがオススメ。パーツが小ぶりで頬の範囲が広めなので、若干広めにチークを入れてみましょう。甘めに攻めたいならピンク系、ヘルシーに仕上げたいならオレンジ系をチョイス。ブラシにチークを取ったら、頬の高い位置に楕円を描くようにして塗りましょう。涙袋の下から小鼻の横まで、縦幅を広めにするのがポイントです。顔が大きく見えてしまうので、横幅は広く入れすぎないように注意して。黒目内側から目尻までの幅が目安です。チーク中央から外側に向かって薄くグラデーションになるよう、ブラシでボカしてください。こうすると、ポッとハッピーオーラなチークに。周囲にも幸せを振りまけそう。和顔さんだからこそできるチークメイク、ぜひチャレンジしてみて。地味顔コンプレックスも諦めないで! あなただから似合う美人メイクがあります地味顔をコンプレックスに感じているかたのなかには、ハーフメイクにチャレンジしている人もいるのでは。もちろんそうしたメイクで彫り深く見せるのも、ひとつの方法です。しかし、純日本人な顔立ちだからこそ似合うメイクもあるのです。コンプレックスを活かしながら美人メイクができれば、自信にもつながるかと思います。上品な美人は男性ウケも良し。コンプレックスをカバーした濃いメイクではなく、顔立ちを活かした上品メイクで攻めるのも良いでしょう。地味顔で悩んでいた人は、ぜひ試してみてくださいね。©RyanKing999/Gettyimages©gyro/Gettyimages©Milatas/Gettyimages©helenaak/Gettyimages
2018年07月13日小顔は憧れの的。小顔メイクと聞いて思いつくのは、シェーディングやハイライトを駆使したメイク方法ではないでしょうか? しかし、”錯覚” を利用して簡単に小顔に見せることも可能なのです。普段のメイクをちょこっとだけ変えてみましょう♡小顔に見せたいなら、眉の描き方は断然コレ!【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 40なんとなく仕上げてしまいがちなアイブロウメイク。しかし、眉は小顔に見せるための重要なパーツなのです。注意したいのは3点。太さと長さ、眉山の位置です。眉の太さは太めにするのが正解。太眉だと、眉と目の間が狭く見えます。日本人はここが広めであることが多いのですが、顔が間延びして見える原因に。下側の眉を描き足して太めの眉にすると、スペースが狭く見えて小顔に見えるのです。デカ目にも見えるという嬉しい効果もあります。太眉が苦手という方は、アイブロウマスカラで存在感を弱めるのがオススメ。長さは、眉頭を眉間近くから描き始め、眉尻を若干短めにすると良いですよ。目頭よりも少しだけ中央寄りに眉頭があると、求心的でシャープな印象になります。さらに、眉尻を短くすることで、顔の横幅を狭く見せてくれるのです。また、眉山をしっかりと作るのもコツ。アーチ眉は優しげなイメージですが、ふっくらとした丸顔に見えてしまいがち。スッキリと見せたいのであれば、いつもより高めの位置に眉山を作ってみましょう。膨張色をうまく使って…色みを変えるだけのテクニックピンクやレッドなどは、アイカラーとして使うと目が腫れぼったく見えがちですよね。腫れぼったいまぶたに見えるメイクは好まれないため、ピンク系アイシャドウを使いこなせないという悩みをよく聞きます。しかし、こうした膨張色も、上手に使うと小顔メイクに応用できるのです。取り入れやすいのはリップメイク。ほんのりと色づくピンクグロスを塗ると、ぷっくりとした唇に見えます。こうすると、リップパーツが大きく見えるので、顔の余白が狭く見えて小顔に。グロスが苦手だというかたは、シアーなピンクルージュをブラシ塗りするのがオススメです。素の唇より1、2ミリ程度厚めに描くと、立体唇をメイクできますよ。ふっくら唇は女性らしさが出るので一石二鳥!アイシャドウを塗る位置を少しだけ変えてみて最後にご紹介したいのはアイメイク。いつも使用しているブラウン系アイシャドウで構いません。塗り方を少し変えてみましょう。眉と目の間が広いと間延びして見えると前述しましたが、アイメイクを工夫して解決することもできます。アイパレットに入っている中間色は、二重幅に入れるかたが多いかと思います。このカラーを少し広めに入れてみましょう。そうすると、眉と目の位置が狭まって見えて間延び感をカバーできるのです。アイシャドウブラシでしっかりとボカすとナチュラルな仕上がりになりますよ。また、下まぶたのマスカラもしっかりと塗りましょう。囲み目に抵抗がないかたは、下まぶたにもふんわりとアイシャドウを入れてみて。目の縦幅が強調されるので、頬の縦ラインが狭く見えるのです。小顔に憧れているけれど、シェーディングやハイライトを使いこなすのは難しい……そんなかたは、パーツメイクを工夫して”錯覚”による小顔を作ってみましょう。明日からでも試せる簡単テクニックなので、ぜひ試してみてください。©Erstudiostok/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages©gpointstudio/Gettyimages©PeopleImages/Gettyimages
2018年07月05日「目力を強く見せるメイク」そんなメイクテクばかりが特集され、目力は強ければ強いほど魅力的かのように扱われていますが、決してそんなことはありません。もともと目力のある人は、適度な抜けを作って。「目力がある」=「目が大きい」ではない!「目力」が欲しいときは「目の開き」をつくる「目力がある」ことと「目が大きい」ということは、まったくの別物です。「目力」とは”目の開き”によるものです。ですから、目が大きいのに目力がない人もいれば、目が小さいのに目力がある人もいるということを覚えておきましょう。目力が強いと相手にインパクトを与えることができるので、記憶に残りやすくなります。芸能人でいうと、柴咲コウさんや武井咲さん、米倉涼子さんなどが「目力の強い女優」で良く名前があがる方々です。皆さん、目自体が大きいというよりも、眼光が鋭く印象に残る目元の持ち主ですよね。つまり、「目力のある目」を目指したいときは、目を大きく見せるためのメイクをするのではなく、目がしっかり開いて見えるよう、・根元からまつ毛をカールさせる・まぶたの筋肉を鍛えることが大切なのです。「強すぎる目力」は”モテない”?!目力の強い女性は魅力的に見える一方で、強い・怖い・キツイ等の印象を与えてしまうことがあるため、モテる女性というよりは、近寄りがたい女性と思われてしまうこともあるかも?!モテ度を考えるならば、ふわっとした癒し系な雰囲気を持った女性のほうが優位かもしれません。目力が強くて近寄りがたい美人の代表と言えば、栗山千明さんと黒木メイサさん。お二人とも同性から見るとため息が出るほど美しく魅力的ですが、その美しさと強い目元は、男性からしたら高嶺の花そのもの。では、相手の印象に残る魅力的な目もとでありながらも、男性からも好まれる、適度な目力はどんな風にメイクをしたら良いのでしょうか?もともとの目の開きがしっかりしている目力タイプの方は、ちょっとメイクをしただけでも一気にキツイ印象になってしまうこともあるので、メイクにがほど良く抜けを設けましょう。お手本は「北川景子」さんと「菜々緒」さん!メイクで”適度な抜け”を作ろう!①「アイブロウ」の色は髪より”薄く”する北川景子さんは明るめのカラーリング、菜々緒さんはダークトーンのヘアをそれぞれしていますが、2人とも髪色よりも眉の色が明るいという共通点があります。通常、眉毛の色は髪色と合わせるのが一般的で、眉の色や太さがしっかりしていると目の印象が強くなると言われていますが、もともと目力のある2人がそれをしてしまうとかえって強くなりすぎてしまうのです。ですから、2人ともあえて眉の色を明るく仕上げることで、適度にそのパワーを和らげています。こうすることで、ハッキリとした目の力強さにやや女性らしさが加わり、女性としての可愛らしさが増しているのがわかります。②「アイライン」の色は”ブラウン”や”バーガンディ”を選ぶアイラインをしっかりと引いている印象のある2人ですが、北川景子さんは目のキワ以外はブラウン。そして菜々緒さんは全体的にブラウンブラックのアイライナーを使用しています。このように、あえてブラックよりもやや、やわらかなブラウン系の色にすることで、抜けを作っているのです。もしカラーアイライナーを使用したい場合には、ネイビーよりもバーガンディを選んであげることで、ブラウンを選んだときと同じく抜けが生まれます。③「まつ毛」はしっかり”カール”させて、ここは強調「目力を和らげたいから」と、目もとのメイクを全部が全部引き算をすれば良いわけではありません。持ち前の目力を活かすメイクも取り入れてあげないと個性まで殺してしまいかねないのでそれでは良くないです。目の開きをつぶしてしまわないよう、まつ毛はしっかり上向きカールが鉄則です。そうしてあげることで、クッ開いた目力がさらに強調され、目の魅力を倍増させてくれます。他の部分でしっかり引き算をしているからこそ、このようにメイクをしてもキツくなりすぎることなく決まります。”抜け感のある目力”は男女ともに好かれる!強すぎる目力は怖い。そしてふにゃっとした女性は男性にはウケるけれども女性から憧れられるかと言えばそういうわけでもない。ですが、自分の意思をしっかりと持った自立した眼差しの中に、ちょうど良い抜け感による優しさを秘めた女性は、男性からも女性からも好かれます。もし、目力が強すぎて「近寄りがたい」なんて言われてしまい悩んでいる方は、このようなメイクの方法を取り入れてみて。きっとあなたの魅力を活かした形で印象を和らげてくれるはず。また、「目力が欲しい」と思ってメイクをしている方も、ただ強めようとするのではなく、”抜け”を設けることを意識するのがオススメです。
2017年06月15日メイクでいろんな自分を楽しみましょう!新たな自分に出会うメイクは試していますか?オススメの”ナチュラル”דフレッシュ”な印象を作る”メイクテクをご紹介します。”ナチュラル”דフレッシュ”な印象を作る①ブラウンライナーで目もとにナチュラルな影女性らしい、やさしげな目元にしてくれる「ブラウンライナー」。目のキワにブラウンライナーを施したら、目尻は少し延長気味に引いてみましょう。この時、跳ね上げラインにすれば、可愛い小悪魔系の目元に。下降するようなラインにすれば、たれ目風の優しい目元になります。セザンヌ/ジェルアイライナー540円(税込)出典:@cosmeより高密着、よれない、にじまない。描き心地なめらかな2in1ジェルアイライナーです。肌あたりがやさしく、繊細な目元にするっと描けて、ぼかしやすいやわらかい芯を採用。高密着で、水・汗・涙・こすれに強く、しっかりキープ。するっとラインではっきり目もと。ぼかして深みアイカラー。1本で目元印象自由自在。ウォータープルーフ処方です。ルナソル/シェイプデザイニングリクイドアイライナー2,700円(税込)出典:@cosmeより目尻のラインが描きやすいオリジナル形状のフェルトチップで、肌にぴたっと密着するアイライナー。くっきりとした美しいラインが長時間持続します。汗や皮脂に強く、お湯できれいに落とすことができますよ。”ナチュラル”דフレッシュ”な印象を作る②ジェルタイプのチークで大人可愛いにパウダータイプのチークでもなく、クリームタイプのチークでもない“ジェルタイプ”のチークを使用しましょう。頬骨に沿って塗布しましょう。内側に入れすぎてしまうと、幼くなりすぎてしまいますので、黒目よりも外側に塗るのがオススメ。スウィーツ スウィーツ/ベルベットスフレチーク972円(税込)出典:@cosmeより約80%が水分配合のウォータージェル状チーク。肌への密着性が高いので、落ちにくく、ムラにもなりにくい処方です。ハチミツ、キイチゴエキスを配合しました。専用クレンジング不要です。ゲラン/ラ プティット ローブ ノワール リップチーク4,428円(税込)出典:@cosmeよりスウィートな香りとフレーバーが楽しめるティンテッド ジェルのリップチーク。チークとリップの両方に使用でき、フレッシュでナチュラルな印象を簡単に短時間で叶えます。pHに反応して色が変化し、自分だけのオリジナルカラーに。塗り方次第で自由自在な演出が可能だそうですよ。”ナチュラル”דフレッシュ”な印象を作る③唇にコーラルオレンジグロスをプラス温かみのある血色感、そしてツヤ感のある女性らしい唇に仕上げましょう。そのためには、「コーラルオレンジグロス」を使用するといいでしょう。ケイト/カラーエナメルグロス486円(税込)出典:@cosmeより艶やかで発色のよいうるおい膜が唇に密着し、立体感のある口元に仕上げるリップグロス。乾燥から唇を守るうるおい&トリートメント成分として、アーモンド油、ホホバ種子油、オリーブ果実油を配合。唇にフィットするのにべたつきにくい使用感ですよ。キッカ/メスメリック ウェットリップオイル3,456円(税込)出典:@cosmeより自然に濡れた唇の、みずみずしい美しさ・艶めきをオイルで再現した“水紅”です。グロスよりも薄膜の艶感と、ほんのりにじみ出るような色づきで、フレッシュにうるんだ唇に。適量がとれる0.3mmの短毛チップが、ナチュラルな濡れた仕上がりを実現。美容液から発想したとろけるオイルが心地よく伸び、唇を乾燥から守ってくれることでしょう。その時の“旬”を取り入れたメイクは試していますか?知らなかった新しい自分に出会えると、メイクをより一層楽しめます!いろんな自分を演出しましょう!
2017年05月22日出会いのあるイベントでは、他の女性よりも“存在感”のある女でいたいもの。今回は、そういう時にやってほしい「美人フェイス」になるメイクテクをご紹介。「出会いの春」に向けて!出会いの春が近づいてきました!いろんな新たな出会いのイベントに、行くことも増えてきますよね?そんな時って「いい人に出会いたい!」と、気合も入りますよね。そんな時こそ、存在感のある女性になるべく“美人フェイス”になるメイクテクを覚えておきましょう!美人フェイス①キレイな”骨格ライン”キレイな骨格は、横から見た時の“美人度”がアップします。やっぱり出会いのあるイベントでは、様々な角度で見られるもの。どんな角度から見られても、自信のあるあなたでいるために、美しい骨格を演出させましょう。“ハイライト”を使用して、美しい陰影をコントロールしましょう。THREE/シマリング グロー デュオ4,860円(税込)出典:@cosmeよりファンデーションでは作れない、リアルな素肌をつくることができる、THREEだけのオリジナルアイテムです。本来あるべきツヤと血色を、ファンデーションで整えた肌に溶け込ませることによって、イキイキとした生の肌感を実現することができるのです。また、ツヤと血色が溶け込んだ肌はスキントーンを、より一層クリアに見せると同時に、つるんとハリのある仕上がりに。肌なじみのよいクリーミィなテクスチャーで指でのばすとさらりとパウダー状に変化。ファンデーションの上から重ねてもよれることなく、自然にカラーが馴染みますよ。ルナソル/グロウイングデイスティック3,240円(税込)出典:@cosmeより「ベースメイクにオイルのようなツヤを出したい。」そんな願いをかなえるために生まれたのが、スティックタイプのハイライトです。こだわったのはパールの光感ではない、うるおったようなみずみずしいツヤ感を顔に実現させること。透明なツヤを頬の高いところにオンすることで、顔立ちに美しい立体感を実現させることができるのです。しっとりとした感触で肌にフィットし、絶妙なバランスで配合された軽やかなオイルとつややかなオイルがべたつくことなく、みずみずしいツヤをキープします。オリーブオイル、アボカドオイル、シアバターなどの保湿成分を配合しています。美人フェイス②”パッチリ目”になる長いまつげどの角度から見ても、パッチリとした目の女性は、思わず惹きつけられてしまうものです。だからこそ、長いまつげを、マスカラで実現させましょう!クリニーク/ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ3,780円(税込)出典:@cosmeよりクリニーク独自のラッシュ パワー ポリマー コンプレックス処方によって、まつげに保護フィルムを形成することができます。これが、皮脂、汗、涙、水などへの耐性が強く、にじむことなくつけたての仕上がりが長時間持続してくれます。日本人の目のために設計されたブラシと、ベントナイト(粘土)がまつげに長さとボリュームを与え、生まれつき長くカールしているかのような自然な仕上がりに。また、ぬるま湯で簡単に落とせるのも魅力的。ヒロインメイク/ロング&カールマスカラ スーパーWP1,080円(税込)出典:@cosmeより更なる耐久性を実現した、ロング美まつ毛耐久マスカラです。瞬間ロック成分と形状記憶ポリマーを配合しているので、塗った瞬間にさっと乾いてカールを強力固定、くるんと上向きカールを1日中、持続します。ウォータープルーフ+オイルプルーフのW耐久処方で、1日中にじみや繊維落ちを防ぎます。美人フェイス③”好感度アップ”なチークそして、やはり血色感のいい頰であること。美人を演出するのはもちろん、“女らしさ”を演出してくれます。クリニーク/チーク ポップ3,240円(税込)出典:@cosmeより鮮やかに咲きほこるガーベラをかたどったチークです。リキッド状からゆっくりと空気のように軽やかなパウダーへ仕上げる独自製法を採用しており、その使用感が病みつきに。しっとりシルキーなテクスチャーで、とけこむように肌と一体化し、なめらかにフィット。粉っぽくならず、肌に自然な色ツヤを与えてくれます。スック/ピュア カラー ブラッシュ5,940円(税込)出典:@cosmeよりグラデーションが織りなす、高純度の発色と冴え渡たるツヤ。自在に頬を染め上げて、明るさと立体感を演出することができるでしょう。また、大人の表情を明るくモダンに彩ってくれます。肌を覆い隠す「白顔料」や「パール」を減らしており、透度の高い粉体や細かい粒子を採用することで高発色なチークに。純度の高い発色を纏うことで、健康的な血色感を引き出します。出会いが多い春。やはり、他の女性よりも目立っておきたいものですよね。イベントごとでは、気分を変えるためにもいつもと違ったメイクをしてみてはいかがですか?“美人フェイス”に仕上げておけば、自分に自信を持った振る舞いができるものです。ぜひ、ステキな出会いを見つけてくださいね。
2017年03月04日今の時代だから気になる! 美容医療にできること
初めてのデリケートゾーンケア
やせにくいママのための「脳科学ダイエット」ってなに?